JPS584641B2 - 強化車輪 - Google Patents
強化車輪Info
- Publication number
- JPS584641B2 JPS584641B2 JP52102312A JP10231277A JPS584641B2 JP S584641 B2 JPS584641 B2 JP S584641B2 JP 52102312 A JP52102312 A JP 52102312A JP 10231277 A JP10231277 A JP 10231277A JP S584641 B2 JPS584641 B2 JP S584641B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wheel
- hat
- hub surface
- reinforced
- inner wheel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は車輪の構造に関し、高精度、高強度並びに加工
性の良好な車輪を得ることを目的とする。
性の良好な車輪を得ることを目的とする。
従来公知の金属性ホイールは、例えば第１図に示すよう
にフランジ２２を有するリム１とディスク３とを相互に
スポットウエルド４及びアークウエルド５を以て一体に
成形されているのが一般である。
にフランジ２２を有するリム１とディスク３とを相互に
スポットウエルド４及びアークウエルド５を以て一体に
成形されているのが一般である。
そして乗用自動車等に使用される低圧タイヤ用ホイール
にあってはリム１の板厚ｔ１ よりもディスク３の板厚
ｔ２を犬ならしめることが一般的である。
にあってはリム１の板厚ｔ１ よりもディスク３の板厚
ｔ２を犬ならしめることが一般的である。
ところがこの種ホイールにおいてはディスク３のハット
部付近に応力集中する結果当該部分に亀裂６を生ずるこ
とが多く、従って耐久性の面において問題があった。
部付近に応力集中する結果当該部分に亀裂６を生ずるこ
とが多く、従って耐久性の面において問題があった。
またこの種リム１の製造に際しては平板を円筒状に溶接
した後真円度を高める等の目的から特別のフオーミング
ローラーを以て整形し、或いはサイジングマシンによる
成形を必要とする等種々の専用特設設備を必要とした。
した後真円度を高める等の目的から特別のフオーミング
ローラーを以て整形し、或いはサイジングマシンによる
成形を必要とする等種々の専用特設設備を必要とした。
本発明はかかる点に鑑み、より理想的な製品を得ること
を企図したものであって、具体的には、一側フランゾ部
、ビードシート部、ウエル部、嵌合突起、ハット部、ハ
ブ面部をそれぞれ有するインナーホイールと、他側フラ
ンジ部、ビードシート部、ウエル部、及び上記インナー
ホイールの嵌合突起を嵌合させ゛る嵌合部、ハット部、
上記インナーホイールのハブ面部に重合させるハブ面部
をそれぞれ有するアウターホイールとからなり、上記イ
ンナーホイールとアウターホイールの組合せにおいて、
両者の各ハット部間には相互に離間する離間蔀を設けて
なることをもって基本的特徴とするものである。
を企図したものであって、具体的には、一側フランゾ部
、ビードシート部、ウエル部、嵌合突起、ハット部、ハ
ブ面部をそれぞれ有するインナーホイールと、他側フラ
ンジ部、ビードシート部、ウエル部、及び上記インナー
ホイールの嵌合突起を嵌合させ゛る嵌合部、ハット部、
上記インナーホイールのハブ面部に重合させるハブ面部
をそれぞれ有するアウターホイールとからなり、上記イ
ンナーホイールとアウターホイールの組合せにおいて、
両者の各ハット部間には相互に離間する離間蔀を設けて
なることをもって基本的特徴とするものである。
以下本発明の具体的内容を第２図及び第３図に示す具体
的実施例に基づいて説明すると、第２図において１１は
アウターホイールであって、フランヂ１２、タイヤビー
ドシ一ト部１３、ウエル部１４、嵌合部１５、ハット部
１６、ハブ立上り部２３と各々連続成形されている。
的実施例に基づいて説明すると、第２図において１１は
アウターホイールであって、フランヂ１２、タイヤビー
ドシ一ト部１３、ウエル部１４、嵌合部１５、ハット部
１６、ハブ立上り部２３と各々連続成形されている。
一方１８はインナーホイールであって、フランジ１９、
嵌合突起２０、ハット部２１、ハブ面部２２、ハブ立上
り部２３とこれも同じく各連続して前記アウターホイー
ル１１と共に平板の円形ブランクを深絞り加工して成形
されている。
嵌合突起２０、ハット部２１、ハブ面部２２、ハブ立上
り部２３とこれも同じく各連続して前記アウターホイー
ル１１と共に平板の円形ブランクを深絞り加工して成形
されている。
尚この場合スピニング加工であってもよい。
１７はボルト孔を示す。
この両者即ちアウターホイール１１とインナーホイール
１８との結合は前者の嵌合部１５内周面に後者の嵌合突
起２０を嵌合せしめ、且つ同時にボルト孔部１７及びハ
ブ立上り部２３を相互につき合わせ重合させた後、ウェ
ル部直下の接触部を周方向に溶接２４して一体化せしめ
ている。
１８との結合は前者の嵌合部１５内周面に後者の嵌合突
起２０を嵌合せしめ、且つ同時にボルト孔部１７及びハ
ブ立上り部２３を相互につき合わせ重合させた後、ウェ
ル部直下の接触部を周方向に溶接２４して一体化せしめ
ている。
２５は本発明の基本要素を構成する離間部であって、イ
ンナーホイール１８のハット部２１の面に対向して位置
するアウターホイール１１の外方に膨出するハット部１
６により確保され、前記ハット部２１との関係位置にお
いて断面略三角形を構成し得る結果その断面係数が著る
しく増大し、従って負荷重に対し、一方には引張力が、
他方には圧縮力が作用して高い剛性を確保することがで
きる。
ンナーホイール１８のハット部２１の面に対向して位置
するアウターホイール１１の外方に膨出するハット部１
６により確保され、前記ハット部２１との関係位置にお
いて断面略三角形を構成し得る結果その断面係数が著る
しく増大し、従って負荷重に対し、一方には引張力が、
他方には圧縮力が作用して高い剛性を確保することがで
きる。
また第３図は別の実施例を示すものであって、前記第２
図に示す実施例に示す構成においてこれを更に強化する
目的をもって、アウターホイール１１とインナーホイー
ル１８の重合するボルト孔゛１７近傍に車輪ハブとの取
付面を強化するためにスベーサ−２６を一体に介在せし
め、且つ離間部２５内に水や塵俟の侵入を防止する目的
のもとにこの場合軽量な発泡材２７を充填せしめてある
。
図に示す実施例に示す構成においてこれを更に強化する
目的をもって、アウターホイール１１とインナーホイー
ル１８の重合するボルト孔゛１７近傍に車輪ハブとの取
付面を強化するためにスベーサ−２６を一体に介在せし
め、且つ離間部２５内に水や塵俟の侵入を防止する目的
のもとにこの場合軽量な発泡材２７を充填せしめてある
。
本発明は既述の構成よりなるものであるために従来の如
くディスク部材を必要とせず、単にプレス成形或いはス
ピニングロール加工等簡易な方法によって真円形に成形
されたアウターホイールとインナーホイールとを相互に
その嵌合部において圧人心出しされ、且つ溶接されるた
め、ドロップセンター形リウ形状として真円間の完全な
車輪を得ることができ、しかもディスクに相当する部分
は周方向常に２枚構成となること、更に加えて離間部の
存在により著るしく強度が増大する等種々の有益なる効
果を奏し得るものである。
くディスク部材を必要とせず、単にプレス成形或いはス
ピニングロール加工等簡易な方法によって真円形に成形
されたアウターホイールとインナーホイールとを相互に
その嵌合部において圧人心出しされ、且つ溶接されるた
め、ドロップセンター形リウ形状として真円間の完全な
車輪を得ることができ、しかもディスクに相当する部分
は周方向常に２枚構成となること、更に加えて離間部の
存在により著るしく強度が増大する等種々の有益なる効
果を奏し得るものである。
第１図は従来公知のホイールの組立構造を示す部分断面
図、第２図は本発明の一実施例たるホイールの部分断面
図、第３図は本発明の別の実施例を示すホイールの部分
断面図をそれぞれ示す。 尚、図中同一又は相当部分には同一符号を付してこれを
説明する。
図、第２図は本発明の一実施例たるホイールの部分断面
図、第３図は本発明の別の実施例を示すホイールの部分
断面図をそれぞれ示す。 尚、図中同一又は相当部分には同一符号を付してこれを
説明する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 一側フランジ部、ビードシート部、ウエル部、嵌合
突起、ハット部、ハブ面部をそれぞれ有するインナーホ
イールと、他側フランジ部、ビードシート部、ウエル部
、及び上記インナーホイールの嵌合突起を嵌合させる嵌
合部、ハット部、上記インナーホイールのハブ面部に重
合させるハブ面部をそれぞれ有するアウターホイールと
からなり、上記インターホイールとアウターホイールの
組合せ時において、両者の各ハット部間には相互に離間
する離間部を設けてなることを特徴とする強化車輪。 ２ 特許請求の範囲第１項に記載のものにおいて、重合
されるインナーホイールとアウターホイールの各ハブ面
部間にはスペーサーを介在させてなることを、特徴とす
る強化車輪。 ３ 特許請求の範囲第１項に記載のものにおいて、イン
ターホイールとアウターホイールの組合せ時に両者の各
ハット部間に形成される離間部内には発泡材等の充填物
を適宜充填せしめた強化車輪。 。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52102312A JPS584641B2 (ja) | 1977-08-26 | 1977-08-26 | 強化車輪 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52102312A JPS584641B2 (ja) | 1977-08-26 | 1977-08-26 | 強化車輪 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5435901A JPS5435901A (en) | 1979-03-16 |
| JPS584641B2 true JPS584641B2 (ja) | 1983-01-27 |
Family
ID=14324070
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP52102312A Expired JPS584641B2 (ja) | 1977-08-26 | 1977-08-26 | 強化車輪 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS584641B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5120654A (ja) * | 1974-08-13 | 1976-02-19 | Oki Electric Ind Co Ltd | Nodogatazenikitsukakairo |
| JPS5854303U (ja) * | 1981-10-09 | 1983-04-13 | 光輪商事株式会社 | 自動車用アルミホイ−ル |
| JPH037004U (ja) * | 1989-06-09 | 1991-01-23 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4971901U (ja) * | 1972-10-04 | 1974-06-21 |
-
1977
- 1977-08-26 JP JP52102312A patent/JPS584641B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5435901A (en) | 1979-03-16 |
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