JPS5817217B2 - ガンチツソホウコウゾクケイジユウゴウタイノ セイゾウホウホウ - Google Patents

ガンチツソホウコウゾクケイジユウゴウタイノ セイゾウホウホウ

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JPS5817217B2
JPS5817217B2 JP5729274A JP5729274A JPS5817217B2 JP S5817217 B2 JPS5817217 B2 JP S5817217B2 JP 5729274 A JP5729274 A JP 5729274A JP 5729274 A JP5729274 A JP 5729274A JP S5817217 B2 JPS5817217 B2 JP S5817217B2
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polymer
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acid
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methylpyrrolidone
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森興
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  • Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)
  • Polyethers (AREA)
  • Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は分離膜等の用途に有用な優れた親水性を有し、
且つ耐熱性樹脂としても有用な新規な含窒素芳香族系重
合体の製造方法に関するものである。
本発明者等は、先にニトロ基を含有するポリアリーレン
エーテル及び/又はポリアリーレンイミン類の製造に成
功し、更にその重合体のニトロ基を還元する事によりア
ミン基をペンダントグループに有するポリアリーレンエ
ーテル及び/又はポリアリーレンイミン類が得られるこ
とを見出し、既に提案した。
ところが、かかる重合体は特異な親水性を示1分離透過
膜用として使用できる特徴を有するが、酸化に対して不
安定であることが判明した。
そこで本発明者等は、該重合体の優れた特性を損わない
ので、より安定な重合体を得るべく鋭意研究の結果、重
合体のペンダントグループに有するアミン基をカルボン
酸及び/又はスルホン酸の活性誘導体を用いてアミド化
すると、目的とする重合体が得られることを見出した。
更に適当な活性誘導体を選ぶことにより、耐熱性の硬化
性重合体として有用な重合体が得られることを見出し、
本発明に到達したものである。
すなわち、本発明は一般式 〔但し、式中Arは(2+p)価の芳香族基、Rは(2
+q)価の芳香族、X及びXは同−若しくは異なる 低級アルキン基)であり、pは1〜4の整数、qはO又
は1〜4の整数である。
〕で表わされるアミン基含有アリーレンエーテル及び/
又はアリーレンイミン繰返し単位を含有する重合体の該
アミン基を、カルボン酸及びスルホン酸の酸ハライド、
酸無水物よりなる群から選ばれる少なくとも一種の化合
物を用いて実質的にアミド基に転化せしめることを特徴
とする含窒素芳香族系重合体の製造方法である。
本発明において用いられる前記力1)で表わされるアミ
ノイミン及び/又はアミンエーテル繰返し単位を含有す
る重合体は、一般に対応するニトロイミン及び/又はニ
トロエーテル繰返し単位を含:・有する利合体今化学還
元剤を用いる方法又ニオ接触水添法で還元することによ
って容易に得る事が出来る。
さらに前記ニトロイミン及び/又はニトロエーテル繰返
し単位を有する重合体は、一般に下式の如く、対応する
ジハロゲン化物とアミノ基及び/又はヒドロキシル基を
2個有する化合物との脱ハロゲン化水素反応によって得
る事が出来る。
(但し、上式中Ar、R,X、X’、p及びqは前記義
と同じ、Yはハロゲン原子を表わす)ニトロ基の電子吸
引性によって芳香族核に直結したハロゲンは活性化され
、その結合している炭素原子は求核試薬の攻撃をうけや
すくなる。
しかしてニトロ基含有化合物を用いる前記式■の方法に
より容易に高重合体を形成することが出来る。
特にニトロ基及び/又は他の電子吸引性基が・・ロゲン
に対して、オルト及び/又はパラ位に位置する場合には
、その効果が太きい。
また、ニトロ基含有アリーレンイミン及び/又はアリー
レンエーテル繰返し単位を含有する重合体の製法として
は、上記の反応を利用して高分子重合体を形成せしめる
方法の他に、ニトロ基含有アリーレンイミン及び/又は
アリーレンエーテル結合を有する二官能性単量体、例え
ばジカルボン酸、ジオール、ジアミン等を用いて重合体
を生成せしめる方法をとる事も出来る。
ニトロ基の還元には、通常のニトロ基のアミノ基への還
元に用いる方法が適用出来る。
ただ、還元されるニトロ化合物が重合体である事を留意
して適当な還元条件を選ぶ事が必要である。
即ち、重合体を少なくとも部分的に溶解しうる溶媒の共
存下に反応を行うとか、不均一系でも還元が進行する強
力な還元剤を用いるとかの配慮が必要である。
本発明で用いられるアミン基含有重合体は前記式(1)
で表わされる繰返し単位の他に、主鎖に他の結合単位、
例えばスルホン、アミド(カルボンアミド、スルホンア
ミド、ホスホンアミド等)、エステル(カルボキシレー
ト、スルホネート、ホスホネート、カーボネート等)、
尿素、ウレタン、ヒドラジド、複素環結合(ベンツオキ
サゾール、ベンゾチアゾール、イミド、ヒダントインオ
キザゾール、オキサジアゾール、チアゾール、チアジア
ゾール等)等を共重合成分として含有していてもよい。
まだ、主鎖の構成においてC,H,N、 0、S等の他
、P、Si 、B等の異種原子を含有していてもよい。
本発明において、前記式■)で表わされるアミン基含有
アリーレンエーテル及び/又はアリーレンイミン繰返し
単位中のAr0例とし7ては、下記群の芳香族炭化水素
骨格(Ar’)を挙げることができる。
従ってAr としては下記群のものから(2+p)個の
水素原子が離脱して形、昨する。
上記のうち特にベンゼン核が好ましい。
更に上記Aビを2個以−ヒ結合した場合もArに包含さ
れる。
その例としては、(イ)−AビーAビー、(/→−Ar
’−Z −Ar’ − に)−AビーZ −Ar’−Z −Aビー、等をあげる
事が出来る。
上記のうち特に(イ)及び(ハ)が好適である。
なお、前言子→〜(へ)中2は炭素、酸素、硫黄、を含
む基であり、それは−5O2−2−CH2−1更にAr
はニトロ基以外にも、不活性の置換基を有していても差
支えない。
ニトロ基の数は原料の重合体の製造方法と本発明の反応
生成物の用途等を考慮して適当な数を選択すればよい。
とは水素原子又はメチル基、エチル基等の如き低級アル
キル基である。
特に水素原子、メチル基及びエチル基が好適である。
2つのR1が結合した形、即ち の形をとることもできる。
−R,−R1−としては、エチレン、トリメチレン等が
一般的である。
Rとしては、前記Arについて説明したものと同じ基が
用いられる(但しくq+2)価である)。
本発明において、前記力■)で表わされるアミノ基含有
アリーレンエーテル及び/又はアリーレンイミン繰返し
単位を含有する重合体の該アミン基に転化せしめる為に
用いられる化合物としては、カルボン酸及び/又はスル
ホン酸の酸無水物及び/又は酸ハライドが好適である。
前記酸無水物は環状無水物でも鎖状酸無水物のいずれで
も使用出来る。
更に鎖状酸無水物はカルボン酸同志、スルホン酸同志又
はカルボン酸とスルホン酸の混合型無水物のいずれでも
使用できる。
まだ前記酸ハライドとしては酸クロライドが好適である
前記酸ハライド及び酸無水物以外化合物としては、例え
ばカルボン酸、及び/又はスルホン酸のイミダゾリド、
電子吸引性置換基を有するフェノールによるフェニルエ
ステル等をあげる事が出来る。
前記化合物はかかる官能基を1個有するものに限定され
るものでなく、2個以上の官能基を有するものも包含す
る。
かかる化合物の好適な具体例としては、安息香酸クロラ
イド、テレフタル酸クロライド、フタル酸無水物、トリ
メリド酸無水物、トリメリド酸無水物、クロロホルミル
フタル酸無水物、無水酢酸、アセチルクロライド、安息
香酸無水物、ピリジンカルボン酸クロライド、ベンゼン
スルホン酸クロライド、トシルクロライド、メタンスル
ホン酸クロライド、メタンスルホン酸無水物、安息香酸
−メタンスルホン酸無水物、0−スルホ安息香酸無水物
、m−クロロホルミルベンゼンスルホン酸クロライド、
2,4−ジニトロフェニルアセテート、安息香酸イミダ
ゾリド等を挙げることができる。
これらは二種以上を同時に用いることも出来る。
前記化合物、すなわちアシル化剤はアミノ基含有重合体
のアミン基含量と原則的には等当量使用することが好ま
しいが、目的によってはそれよりも多く又は少なく使用
することが出来る。
本発明において前記式l)で表わされるアミノ基含有重
合体と前記アシル化剤との反応は、一般に、該重合体を
溶解、或は少なくともぼう潤しう′る不活性媒体の共存
下に行なうのが好ましい。
アシル化剤自□身が溶媒として働く場合も、好適に反応
を進行せしめる事が出来る。
かかる実質的に不活性な溶媒としては、N−メチルピロ
リドン、ジメチルアセトアミド、ヘキサメチルホスホル
アミド等の如きアミド系溶媒;ジメチルスルホキシド、
テトラメチレンスルホン等の如きスルホキシド、スルホ
ン系溶媒;テトラヒドロフラン、メチルエチルケトン、
シクロヘキサノン、アセトニトリル等をあげる事が出来
る。
アミン化剤として酸ハライド及び/又は酸無水物を用い
る場合、反応によってハロゲン化水素及び又は酸無水物
の一方の切片等の酸性物質が副生じ、これが未反応のア
ミン基と造塩して以後のスムースな反応の進行を妨げる
事がある。
従ってかかる場合、酸受容体を使用する事が好ましい。
かかる酸受容体としては、トリエチルアミン、N−メチ
ルモルホリン等の如き3級アミン;炭酸ソーダ、炭酸カ
リ、重炭酸ソーダ、炭酸カルシウム、苛性ソーダ、硝石
灰等の如きアルカリ金属、アルカリ土類金属の炭酸塩、
重炭酸塩、水酸化物等を使用する事が出来る。
なお、前述しだアミド系溶媒、及びスルホキシド系溶媒
は、それ自体がある程度の酸受容性を有しており、更に
酸受容体を加えなくとも反応をスムースに進行せしめる
事が出来る。
反応温度は一般に一50〜100°CX特に−30〜5
0°Cの範囲が好適であり、また反応時間は一般に0.
1〜5時間の範囲である。
なお、X又はX′か にある場合は、カルボンアミド化されたアミン基と ゾール環が形成される事になるので、反応条件を穏和に
して行なう必要がある。
まだ環状酸無水物をアシル化剤として用いた場合は、同
様に脱水閉環してイミド基が形成されることになるので
、常温付近で反応を行うことが好ましい。
アシル化剤として2官能性以上の活性誘導体を用いる場
合には、反応生成物の架橋が起り、ゲル化する可能性が
ある。
しかしてゲル化物を得る事を目的とする以外は、前記式
干で表わされるアミノ基含有重合体の状態で成型し、次
いで得られる成型品をぼう潤状態とし多官能アシル化剤
と反応せしめる方法、まだは低温で両者を混合し、成型
途中で反応を起させて硬化成型物を得る方法等をとる事
が好ましい。
本発明において、アシル化によるアミド基の形成は重合
体の赤外吸収スペクトル或はNMRスペクトルを測定す
る事によって追跡出来る。
かくして得られだアミド基含有重合体のうち鎖状のもの
は一般にN−メチルピロリドン、ジメチルスルホキシド
等に可溶であり、フィルム、繊維等に成型する事が出来
る。
本発明により得られる含窒素芳香族系重合体は特異な親
水性と優れた耐熱性を有し、その特有の親水性を利用す
ることによって逆浸透膜用等の如き分離膜用のポリマー
として利用することが出来る。
寸だ硬化型をも含めて耐熱性樹脂として広い用途に使用
することが出来る。
以下に実施例をあげて本発明を詳述する。
実施例は説明のだめであって、それに限定するものでは
ない。
尚、実施例中、重合体の固有粘度(n inh )は特
にことわらない限り、N−メチルピロリドン100m/
に重合体0.iの割合で溶解した溶液から30℃にて測
定したものである。
実施例 1 攪拌機、冷却管及び窒素導入管を備えた三ツロフラスコ
中で、無水炭酸ソーダ2.12g及び4゜4′−ジアミ
ノジフェニルエーテル2.0(lを乾燥ジメチルスルホ
キシド25m1に溶解させ、これに4.4’−シクロル
ー3,31−ジニトロジフェニルスルホン3.77j;
lを加えた。
次いで油溶上100°Cにて20時間加熱攪拌を続けて
反応させ、反応終了後粘稠な反応液を大過剰の水に加え
、橙赤色ポリマー4.759を得た。
このポリマーの固有粘度は0.73であり、N−メチル
ピロリドン、ジメチルスルホキシド、N、N−ジメチル
アセトアミド、ニトロベンゼン等に可溶であった。
上記により得られたポリマーをメタノール100m1と
水150m1の混合溶媒に懸濁させ、次いでハイドロサ
ル゛ファイト75gを添加し、75°Cにて1時間加熱
攪拌を続けた。
反応終了後、反応物を大量の水に加えて無機塩を除き、
口過洗浄して乾燥することにより灰白色のアミノ基を有
するポリマー4.、50 gを得だ。
N−メチルピロリドン溶液から得られた該ポリマーのフ
ィルムの赤外吸収スペクトルを第1図、に示しだ。
このポリマーの固有粘度は0.63であつ九以下この様
にして得られたアミノ基を有するポリエーテルイミンス
ルホンをPE15−NH2と略す。
PE15−NH22,00,9を20rrtlのN−メ
チルピロリドンに溶解させ、これに安息香酸クロリド1
.379を室温にて添加し、約2時間反応を続けた。
反応終了後大量の水に反応液を添加し、重合体を沈澱せ
しめ分離した。
得られた重合体をN−メチルピロリドンに溶解せしめ、
その溶液より流延して得られたフィルムの赤外吸収スペ
クトルを第2図に示した。
該スペクトルには、1660C1′rL、1530cE
’にアミド基の特性吸収が認められた。
また、得られた重合体の固有粘度は0.79であり、ジ
メチルスルホキシド、N、N−ジメチルアセトアミド等
の非プロトン性極性有機溶媒に可溶であり、まだこれら
の溶媒から丈夫なフィルムが流延乾燥する事により得ら
れた。
実施例 2 実施例1と同様にして得られたPE15−NH22,0
1をN−メチルピロリドン20m1に溶解させ、室温に
て激しく攪拌しながら塩化アセチル0.8iを加えた。
約1時間攪拌を続け、反応液を大過剰の水に加えて反応
を終了せしめた。
得られた重合体の固有粘度は0.80であり、実施例1
に示した様な各種非プロトン性極性有機溶媒に可溶であ
った。
該重合体のN−メチルピロリドン溶液より流延乾燥する
ことにより得られたフィルムの赤外吸収スペクトルには
、1660c/rL 、、1530CIrL にアミド
基に基ずく吸収が観察さf>た。
更に重水素置換ジメチルスルホキシド溶液のNMRスペ
クトルにも2.30ppm にメチルプロトンの吸収
が観察され、その積分値も計算値に一致した。
実施例 3 実施例1と同様にして得られたPE15−NH4I、5
1’をN−メチルピロリドン15m1に溶解させ、室温
にて激しく攪拌しながら無水酢酸0.69.9を加えた
2時間、室温にて攪拌をつづけ、次いで大量の水に反応
溶液を加えて重合体を得た。
得られた重合体のN−メチルピロリドン溶液から流延乾
燥したフィルムの赤外吸収スペクトルは、実施例2で得
られたフィルムのそれと完全に一致した。
この様にして得られた重合体の固有粘度は0.78であ
り、溶解性は実施例2で示しだ重合体のそれと捷つたく
同一であった。
実施例 4 実施例1と同様にして得られたPE15−NH22,0
0gをN−メチルピロリドン20rnlに溶解させ、室
温にてベンゼンスルホン酸クロリド1.76を加え約4
時間攪拌を続けた。
反応終了後大量の水に反応溶液を加え、重合体を回収し
た。
得られた重合体の赤外吸収スペクトルには1650(l
ltl、1130 にスルホンアミF基の特性吸収が認
められた。
該重合体の固有粘度は1.05であり、実施例1に示し
だ様な非プロトン性極性有機溶媒に可溶であった。
実施例 5 実施例1と同様にして得られだPE15−NH23,0
(L9をN−メチルピロリドン30m1に溶解させ、次
いで室温で激しく攪拌しながらメタンスルホン酸クロリ
ド213gを添加した。
室温で4時間攪拌をつづけた後、反応物を大量の水に加
え、重合体を得だ。
該重合体のN−メチルピロリドンから流延して得られた
フィルムの赤外吸収スペクトルは、実施例4の重合体の
それに良く類以しており、スルホンアミドの特性吸収帯
が観測された。
この重合体の固有粘度0,98であり、実施例4のそれ
にほぼ一致した。
実施例 6 ビスフェノールAと4,4′−ジクロル−3,3′−ジ
ニトロジフェニルスルホンから得られた下記構造式を有
するニトロ基を有するポリエーテルスルホン 2.81’を、メタノール75m1と水50m1の混合
溶媒に懸濁式せ、これに無水ハイドロサルファイド25
.13 gを約20分かけて添加し、添加後75°Cに
て約1時間加熱攪拌した。
攪拌とともに赤橙色重合体は、漸次淡黄色に変化する。
反応終了後、反応物を大過剰の水に加え、無機塩をのぞ
き口過し、充分に水洗した。
得られた重合体は淡黄色粉末であり、メタノール、アセ
トン、水−アセトン混合溶媒、N−メチルピロリドン、
ジメチルスルホキシド等に可溶であった。
該重合体の固有粘度は0.46であった。
寸だN−メチルピロリドン溶液から丈夫なフィルムが得
られた。
該フィルムの赤外吸収スペクトルを第3図aに示す。
(以下、上記重合体、即ちアミン基を有するポリエーテ
ルスルホンをPBEs−NH2と略す)。
PBES−NH22,40gをN−メチルピロリドン2
0m1に溶解させ、室温にて激く攪拌させながら安息香
酸クロリドi、 i o yを加オた。
室温にて約2時間攪拌した後、反応物を大過剰のメタノ
ールに加えて反応を終了させ、析出し7た重合体を回収
し、充分洗浄の後乾燥した。
得られた重合体の固有粘度は0.52であり、まだN−
メチルピロリドン溶液より得られたフィルムの赤外吸収
スペクトルを第3図中のbとして示す。
該スペクトルには164.Oc1* 、 1540
CrrLにアミド基に基ずく吸収が認められ、ペンツア
ミド基を核に置換したポリエーテルスルホンが得られた
事が認められた。
とのポリマーば、N−メチルピロリドン、ジメチルスル
ホキシド、N、 N’−ジメチルアセトアミド等の有機
溶媒に可溶であった。
実施例 7 実施例6と同様にして得られたPBES−NH22、4
,0gに無水酢酸1.10.@を実施例6と同様の要領
で加え、室温にて約3時間反応せしめた後、大過剰の水
に反応物を加え重合体を得た。
このものの固有粘度は0.56であり、またN−メチル
ピロリドン溶液より得られたうすいフィルムの赤外吸収
スペクトルにはアミド基の特性吸収が認められた。
実施例 8 実施例6と同様にして得られたPBES−NH22,4
09にフェニルスルホン酸クロ!J ト1.94 gを
加え、実施例6と同様に室温で攪拌を2時間続けだ。
反応終了後反応物を大量の水に加え重合体を沈澱せしめ
た。
得られた重合体の固有粘度0.60であり、N−メチル
ピロリドンより丈夫なフィルムを得る事が出来だ。
【図面の簡単な説明】
第1図はアミノ基含有ポリエーテルイミンの赤外吸収ス
ペクトル、第2図はアミド基含有ポリエーテルイミンの
赤外吸収スペクトルである。 第3図は赤外吸収スペクトルであり、aはアミン基含有
ポリエーテルスルホンの赤外吸収スペクトル及びCはア
ミド基含有ポリエーテルスルホンの赤外吸収スペクトル
を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 〔、世し、式中Arば(2+p )価の芳香族基。 Rば(2+q)価の芳香族基、X及びXは同は水素原子
    又は低級アルキル基)であり、pば1〜4の整数、qは
    0又は1〜4の整数である。 〕で表わされるアミノ基含有アリーレンエーテル及び/
    y、はアリーレンイミン繰返し単位を含有する重合体の
    該アミン基を、カルボン酸及びスルホン酸の号ハライド
    、酸無水物よりなる群から選ばれる少なくとも一種の化
    合物を用いて実質的にアミド基に転化せしめることを特
    徴とする含窒素芳香族系重合体の製造法。
JP5729274A 1974-02-21 1974-05-23 ガンチツソホウコウゾクケイジユウゴウタイノ セイゾウホウホウ Expired JPS5817217B2 (ja)

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JP5729274A Expired JPS5817217B2 (ja) 1974-02-21 1974-05-23 ガンチツソホウコウゾクケイジユウゴウタイノ セイゾウホウホウ

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JP (1) JPS5817217B2 (ja)

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JPS50149798A (ja) 1975-12-01

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