JPS5817216B2 - イミドキガンユウホウコウゾクケイジユウゴウタイ ノ セイゾウホウホウ - Google Patents
イミドキガンユウホウコウゾクケイジユウゴウタイ ノ セイゾウホウホウInfo
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- JPS5817216B2 JPS5817216B2 JP5562774A JP5562774A JPS5817216B2 JP S5817216 B2 JPS5817216 B2 JP S5817216B2 JP 5562774 A JP5562774 A JP 5562774A JP 5562774 A JP5562774 A JP 5562774A JP S5817216 B2 JPS5817216 B2 JP S5817216B2
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- Japan
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- group
- polymer
- groups
- anhydride
- imide
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- Expired
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- Polyethers (AREA)
- Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)
- Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は耐熱性樹脂又は分離膜として有用な新規なイミ
ド基含有芳香族系重合体の製造方法に関するものである
。
ド基含有芳香族系重合体の製造方法に関するものである
。
本発明者等は、先にニトロ基を含有するポリアリーレン
エーテル及び/又はポリアリーレンイミン類の製造に成
功し、更にかかる重合体中に含まれるニトロ基を還元す
る事により、アミン基をペンダントグループに含有する
ポリアリーレンエーテル及び/又はポリアリーレンイミ
ン類が得られることを見出しだ。
エーテル及び/又はポリアリーレンイミン類の製造に成
功し、更にかかる重合体中に含まれるニトロ基を還元す
る事により、アミン基をペンダントグループに含有する
ポリアリーレンエーテル及び/又はポリアリーレンイミ
ン類が得られることを見出しだ。
しかし、かかるアミン基含有重合体は、酸化に対して不
安定であり、より安定化された重合体に改質する必要が
ある。
安定であり、より安定化された重合体に改質する必要が
ある。
本発明者等は、かかるアミン基含有重合体のアミン基の
反応性を第11用して安定な且つ特異な性能を有する重
合体を得べく鋭意研究した結果、本発明に到達したもの
である。
反応性を第11用して安定な且つ特異な性能を有する重
合体を得べく鋭意研究した結果、本発明に到達したもの
である。
すなわち、本発明は下記一般式
〔但し、前記中Arは(2+J))価の芳香族基、Rば
(2+CI )価の芳香族、X及びX′は同−若しくは
異なる一〇−又は 1 −N−(但しR1は水素原子又は低級アルキル基)であ
り、pは1〜4の整数、qば0又は1〜4の整数を示す
。
(2+CI )価の芳香族、X及びX′は同−若しくは
異なる一〇−又は 1 −N−(但しR1は水素原子又は低級アルキル基)であ
り、pは1〜4の整数、qば0又は1〜4の整数を示す
。
〕で表わされるアミノ基含有アリーレンエーテル及び/
又はアリーレンイミン繰返し単位を含有する重合体の該
アミン基を、環状カルボン酸無水物基又は該無水物基に
容易に転化し得る基を有する化合物を用いて、実質的に
イミド基に転化せしめることを特徴とするイミド基含有
芳香族系重合体の製造方法である。
又はアリーレンイミン繰返し単位を含有する重合体の該
アミン基を、環状カルボン酸無水物基又は該無水物基に
容易に転化し得る基を有する化合物を用いて、実質的に
イミド基に転化せしめることを特徴とするイミド基含有
芳香族系重合体の製造方法である。
本発明において用いられる前記一般式CI)で表わされ
るアミノイミン及び/又はアミンエーテル繰返し単位を
有する重合体は、一般に対応するニトロイミン及び/又
はニトロエーテル繰返し単位を有する重合体を化学還元
剤による還元又は接触水添することによって得る事が出
来る。
るアミノイミン及び/又はアミンエーテル繰返し単位を
有する重合体は、一般に対応するニトロイミン及び/又
はニトロエーテル繰返し単位を有する重合体を化学還元
剤による還元又は接触水添することによって得る事が出
来る。
さらにかかるニトロイミン及び/又はニトロエi・−チ
ル繰返し単位を有する重合体は、一般に下式(TDに示
す如く、対応するジ・・ロゲン化物とアミノ基及び/又
はヒドロキシル基を2個有する化合物との脱ハロゲン化
水素反応によって得る事が出来る。
ル繰返し単位を有する重合体は、一般に下式(TDに示
す如く、対応するジ・・ロゲン化物とアミノ基及び/又
はヒドロキシル基を2個有する化合物との脱ハロゲン化
水素反応によって得る事が出来る。
〔世し、式中Ar、R,X、X’、p及びqU前記定義
と同じ、Yはハロゲ原子を示す。
と同じ、Yはハロゲ原子を示す。
〕ニトロ基の電子吸引性によって、芳香族核に直結した
ハロゲンは活性化され、その結合している炭酸原子は求
核試薬の攻撃をうけやすくなり、容易に高重合体を得る
事が出来るようになる。
ハロゲンは活性化され、その結合している炭酸原子は求
核試薬の攻撃をうけやすくなり、容易に高重合体を得る
事が出来るようになる。
特にニトロ基及び/又は他の電子吸引性基がハロゲンに
対してオルト及び/又はパラ位に位置する場合に、その
効果が大きい。
対してオルト及び/又はパラ位に位置する場合に、その
効果が大きい。
またニトロ基含有アリーレンイミン及び/又はアリーレ
ンエーテル繰返し単位を有する重合体の製法としては、
上記式CIF)の反応を利用して高分子形成を行わしめ
る方法の他に、ニトロ基含有アリーレンイミン及び/又
はアリーレンエーテル結合を有する二官能性単量体、例
えばジカルボン酸ジオール、ジアミン等を用いて重合体
を生成せしめる方法をとる車も出来る。
ンエーテル繰返し単位を有する重合体の製法としては、
上記式CIF)の反応を利用して高分子形成を行わしめ
る方法の他に、ニトロ基含有アリーレンイミン及び/又
はアリーレンエーテル結合を有する二官能性単量体、例
えばジカルボン酸ジオール、ジアミン等を用いて重合体
を生成せしめる方法をとる車も出来る。
ニトロ基の還元には、通常のニトロ基のアミン基への還
元に用いる方法が適用出来る。
元に用いる方法が適用出来る。
だだ、還元されるニトロ化合物が重合体であることを留
意して適当な条件を選ぶ事が必要である。
意して適当な条件を選ぶ事が必要である。
即ち、重合体を少くとも部分的に溶解しうる溶媒の共存
下に反応を行うとか、不均一系でも還元が進行する強力
な還元剤を用いるとかの配慮が必要である。
下に反応を行うとか、不均一系でも還元が進行する強力
な還元剤を用いるとかの配慮が必要である。
本発明において用いられる前記重合体は、前記一般式〔
■〕で表わされる繰返し単位の外に、主鎖に他の結合単
位、例えばスルホン、アミド(例えばカルボンアミド、
スルホンアミド、ホスホンアミド等)、原素、ウレタン
、ヒドラジド、複素環結合(勿]えばベンツオキサゾー
ル、ベンゾチアゾール、イミド、ヒダントイン、オキゾ
ール、オキサジアゾール、チアゾール、チアジアゾール
等)等の結合基を共重合成分として含有していてもよい
。
■〕で表わされる繰返し単位の外に、主鎖に他の結合単
位、例えばスルホン、アミド(例えばカルボンアミド、
スルホンアミド、ホスホンアミド等)、原素、ウレタン
、ヒドラジド、複素環結合(勿]えばベンツオキサゾー
ル、ベンゾチアゾール、イミド、ヒダントイン、オキゾ
ール、オキサジアゾール、チアゾール、チアジアゾール
等)等の結合基を共重合成分として含有していてもよい
。
また、主鎖の構成においてC1H,N、0、O,S等の
他、P、Si、B等の如き異種原子を含有していてもよ
い。
他、P、Si、B等の如き異種原子を含有していてもよ
い。
前記一般式〔■〕中のAr0例としては、下記群の芳香
族炭化水素骨核Ar’から(P+2)個の水素原子が難
脱した芳香族基をあげる事が出来る。
族炭化水素骨核Ar’から(P+2)個の水素原子が難
脱した芳香族基をあげる事が出来る。
これらのうち特にベンゼン核が好捷しい。
さらに、上記Ar’を2個以上結合した場合もArに包
含される。
含される。
その例としては、(1′)、−A;l−Aビー、
←−)−Ar’−Z −Aビー、
に)=Ar′ Z Ar1 Z Aビー、等を拳げ
ることが出来る。
ることが出来る。
これらのうち特にイ)及び(ハ)が好適である。
なお、前言千→、→(へ)中のZは炭素、酸素、硫黄、
リン、ケイ素等の少なくとも一種を含有する結合基であ
り、それは以下のもの、−5O2−、アミン基の数は原
料重合体の生成方法とイミド化反応生成物の用途を考慮
して、前記範囲内において適当な数を選択すればよい。
リン、ケイ素等の少なくとも一種を含有する結合基であ
り、それは以下のもの、−5O2−、アミン基の数は原
料重合体の生成方法とイミド化反応生成物の用途を考慮
して、前記範囲内において適当な数を選択すればよい。
R1としては水素原子又はメチル基、エチル基等の如き
低級アルキル基が用いられるが、水素原子、メチル基及
びエチル基が好適である。
低級アルキル基が用いられるが、水素原子、メチル基及
びエチル基が好適である。
XとXとが共に
の形をとる事が出車る。
−R,−R,、−Uエチレン、トリチレン等の形をとる
のが一般的である。
のが一般的である。
オζ発、明において、R中の檻拗アミノ基は必要に応じ
て導入されるものではない。
て導入されるものではない。
だだ、該アミン基が存在する場合には、環状カルボン酸
無水物基又はこれに容易に転化し得る前駆体基によって
Arに一゛換されているアミン基と同様にイミド基に変
換さねうる。
無水物基又はこれに容易に転化し得る前駆体基によって
Arに一゛換されているアミン基と同様にイミド基に変
換さねうる。
Rとしては、前記Arについて鏝明されたものと同じ基
が甲いられる(但し、(q+2)価である)。
が甲いられる(但し、(q+2)価である)。
本発明において、前症一般式〔I〕で表わされる繰返し
単位を含有する重合体のアミン基を実質的にイミド基に
転化せしめるのに用いられる化合物は、環状カルボン酸
無水物基又はこれに容易に転化し得る(前1駆体基)を
有する化合物である。
単位を含有する重合体のアミン基を実質的にイミド基に
転化せしめるのに用いられる化合物は、環状カルボン酸
無水物基又はこれに容易に転化し得る(前1駆体基)を
有する化合物である。
ここで云う前1駆体基とは加熱等によって酸無水物基を
容易に形b”y L得る基、例乏は酸無水物をアルコー
ル又は水で開環せしめた基等を意味している。
容易に形b”y L得る基、例乏は酸無水物をアルコー
ル又は水で開環せしめた基等を意味している。
環状カルボン酸無水物基を有する化合物、すなわち環状
カルボン酸無水物としては芳香族、脂肪族及び脂環族の
多価カルボン酸無水物のいづれをも用いることができる
。
カルボン酸無水物としては芳香族、脂肪族及び脂環族の
多価カルボン酸無水物のいづれをも用いることができる
。
捷だ、酸無水物基を2個以上有する化合物も使用するこ
とができる。
とができる。
更に前記前駆体基を少くとも1個有する化合物も酸年水
物基を少くとも1個有する化合物と同等に用いることが
できる。
物基を少くとも1個有する化合物と同等に用いることが
できる。
前記化合物は酸無水物基及び/又はその前1駆体基以外
の置換基、例えばカルボキシル基、カルボンごゝエステ
ル基、スルホン酸基、スルホンアミド基、ヒドロキシル
基等の如き酸無水物基に対する反応性がアミン基よりは
るかに小さく月つ該アミノ基よりも酸無水物基に対する
7・ソI・トス性の小さな置換基を有していても差支え
ない。
の置換基、例えばカルボキシル基、カルボンごゝエステ
ル基、スルホン酸基、スルホンアミド基、ヒドロキシル
基等の如き酸無水物基に対する反応性がアミン基よりは
るかに小さく月つ該アミノ基よりも酸無水物基に対する
7・ソI・トス性の小さな置換基を有していても差支え
ない。
かかる化合物の具体例としては、フタル酸無水物、コハ
ク酸無水物、無水マレイン酸、2,3−ナフタレンジカ
ルボン酸無水物、2,3−ピリジンジカルボン酸無水物
、シクロヘキサン−】、2−ジカルボン酸無水物、4−
ヒドロキシフタル酸無水物、4−アセトアミドフタル酸
無水物、トリメIJ )酸無水物、トリカルバリル酸無
水物、ピロメリト酸ジ無水物、ベンゾフェノンテトラカ
ルボン酸ジ無水物、ブタンテトラカルボン酸ジ無水物、
シクロペンタンテトラカルボン酸ジ無水物等をあげる事
が出来る。
ク酸無水物、無水マレイン酸、2,3−ナフタレンジカ
ルボン酸無水物、2,3−ピリジンジカルボン酸無水物
、シクロヘキサン−】、2−ジカルボン酸無水物、4−
ヒドロキシフタル酸無水物、4−アセトアミドフタル酸
無水物、トリメIJ )酸無水物、トリカルバリル酸無
水物、ピロメリト酸ジ無水物、ベンゾフェノンテトラカ
ルボン酸ジ無水物、ブタンテトラカルボン酸ジ無水物、
シクロペンタンテトラカルボン酸ジ無水物等をあげる事
が出来る。
前記化合物は得られる重合体の使用目的に応して適宜選
択することが出来、まだ酸無水物及び/又はその前駆体
の2種以上を同時に用いることも出来る。
択することが出来、まだ酸無水物及び/又はその前駆体
の2種以上を同時に用いることも出来る。
前記化合物(d原料として用いる前記一般式(I)で表
わされる繰返し単位を含有する重合体のアミノ基含量と
実質的に等当量使用することが好ましいが、得られる重
合体の使用目的によって適当に増減することが出来る。
わされる繰返し単位を含有する重合体のアミノ基含量と
実質的に等当量使用することが好ましいが、得られる重
合体の使用目的によって適当に増減することが出来る。
前言−一般式〔I〕で表わされる操返し単位を含有する
重合体と前記化合物との反応は、一般に該重合体を溶解
又は少くともほう潤し得る不活性有機溶媒の存在■に行
なうことが好ましい。
重合体と前記化合物との反応は、一般に該重合体を溶解
又は少くともほう潤し得る不活性有機溶媒の存在■に行
なうことが好ましい。
まだ前記化合物が溶媒として作用する場合もありうる。
かかる不活性有機溶媒としては、N〜メチルピロリドン
、N、N−ジメチルアセトアミド、ヘキナメチルホスホ
ルアミド、チトラメチル尿素等の虻きアミド系溶媒;ジ
メチルスルホキシド、テトラメチレンスルホン等の如き
スルホキシドスルホン系溶媒;テトラヒドロフラン;メ
チルエチルケトン;シクロヘキサノン;アセトニトリル
等を例示することができる。
、N、N−ジメチルアセトアミド、ヘキナメチルホスホ
ルアミド、チトラメチル尿素等の虻きアミド系溶媒;ジ
メチルスルホキシド、テトラメチレンスルホン等の如き
スルホキシドスルホン系溶媒;テトラヒドロフラン;メ
チルエチルケトン;シクロヘキサノン;アセトニトリル
等を例示することができる。
反応は、一般に常流、−250℃の範囲にて行われる。
イミド基形成反応は次式の如き、先ずアミド酸か形成さ
れ、次いで脱水閉環によってイミド基が形成される。
れ、次いで脱水閉環によってイミド基が形成される。
アミド酸の形成は常湿付近でも容易に起るが、イミド基
の形成は、加熱のみによる場合には一般に60〜300
°Cの温度が必要である。
の形成は、加熱のみによる場合には一般に60〜300
°Cの温度が必要である。
その際、水が剤中するのでそれを系外に留去しながら反
応を行う事が好ましい場合もある。
応を行う事が好ましい場合もある。
この場合、水と共沸する溶媒、例えばトルエン、ベンゼ
ン、ギシレン等を添加すると、水をスムースに溜去し得
るので好ましい。
ン、ギシレン等を添加すると、水をスムースに溜去し得
るので好ましい。
なお、イミド化を促進するだめの添加剤、例えばピリジ
ン無水酢酸、アシルイミダゾリド等を加える事が出来る
。
ン無水酢酸、アシルイミダゾリド等を加える事が出来る
。
該添加剤を添加することによって、低温でもイミド化を
行う事が出来る。
行う事が出来る。
前記化合物中の酸無水物基及び/又はその前駆体基を2
個以上有する化合物を用いる場合には反応中に生W重合
体の架橋が起り、ゲル化を起す可峠性があるので、ゲル
化物を得る目的以外は、前記一般式CI)で表わされる
繰返し単位を含有する重合体を成形し、得られた成形物
をぼう潤状態にして該酸無水物基及び/又はその前駆体
基を2個以上有する化合物を反応せしめる方法、また^
−ii駆体基を有する化合物を用い、且つ成形途中で反
応せしめて硬化膚形物を得る方法等をとることが好まし
い。
個以上有する化合物を用いる場合には反応中に生W重合
体の架橋が起り、ゲル化を起す可峠性があるので、ゲル
化物を得る目的以外は、前記一般式CI)で表わされる
繰返し単位を含有する重合体を成形し、得られた成形物
をぼう潤状態にして該酸無水物基及び/又はその前駆体
基を2個以上有する化合物を反応せしめる方法、また^
−ii駆体基を有する化合物を用い、且つ成形途中で反
応せしめて硬化膚形物を得る方法等をとることが好まし
い。
アミン基のイミド基への転化は得られる重合体の赤外吸
収スペクトル或は、NMRスペクトルを測定する事によ
って追跡出来る。
収スペクトル或は、NMRスペクトルを測定する事によ
って追跡出来る。
かくして得られるイミド基含有重合体は、鎖状のものは
一般にN−メチルピロリドン、ジメチルスルホキシド等
の如き溶媒に可溶であり、フィルム、繊維等に成型する
事が出来る。
一般にN−メチルピロリドン、ジメチルスルホキシド等
の如き溶媒に可溶であり、フィルム、繊維等に成型する
事が出来る。
本発明によって得られるイミド基含有重合体は、硬化型
をも含めて優れた耐熱性を有し面(熱性樹脂として広範
な用途に用いることができる。
をも含めて優れた耐熱性を有し面(熱性樹脂として広範
な用途に用いることができる。
特に優・れだ性質を有する硬化型の耐熱性樹脂又は分離
膜用素材として極めて有用である。
膜用素材として極めて有用である。
分離膜用素材としては、カルボキシル基又はスルホン基
等を有する酸無水物を用いることによって親水性を適当
に調節されだイミド基含有重合体を用いるのが好ましい
。
等を有する酸無水物を用いることによって親水性を適当
に調節されだイミド基含有重合体を用いるのが好ましい
。
以下に実施例をあげて本発明を詳述する。
実施例は説明のだめであってそれに限定するものではな
い。
い。
尚、実施例中、重合体の固有粘度n1nh は、特にこ
とわらない限り、N−メチルピロリドン100*lに重
合体0.5gを溶解した溶液から30℃にて測定したも
のである。
とわらない限り、N−メチルピロリドン100*lに重
合体0.5gを溶解した溶液から30℃にて測定したも
のである。
実施例 1
攪拌機、冷却管及び窒素導入管を付けて三ツロフラスコ
に乾燥ジメチルスルホキシド25m/を仕込み、続いて
無水炭酸ソーダ212g及び4,4′−ジアミノジフェ
ニルエーテル2.00gを仕込んで溶解させ、更に4,
4′−ジクロル−3,3′−ジニトロジフェニルスルホ
ン3.77gを添加シて1.00℃で2時間攪拌を続け
た。
に乾燥ジメチルスルホキシド25m/を仕込み、続いて
無水炭酸ソーダ212g及び4,4′−ジアミノジフェ
ニルエーテル2.00gを仕込んで溶解させ、更に4,
4′−ジクロル−3,3′−ジニトロジフェニルスルホ
ン3.77gを添加シて1.00℃で2時間攪拌を続け
た。
反応終了後大過剰の水に文応溶液を加えて橙赤色ポリマ
ー4.75Elを得た。
ー4.75Elを得た。
このポリマーの固有粘度は0.73であった。
該ポリマーをメタ/−ル]、 00 mlと水150m
1の混合溶媒に懸渇させ、次いでノジウムノ・イドロサ
ルファイト75gを添加し、75°Cにて1時間攪拌[
〜ながら加熱反応せしめた。
1の混合溶媒に懸渇させ、次いでノジウムノ・イドロサ
ルファイト75gを添加し、75°Cにて1時間攪拌[
〜ながら加熱反応せしめた。
反応終了後大量の水を加えて無機塩を除き、充分水洗乾
燥して灰白色ポリマー(アミン基を有するポリエーテル
イミンスルホン)4..51を得だ。
燥して灰白色ポリマー(アミン基を有するポリエーテル
イミンスルホン)4..51を得だ。
このポリマーの固有粘度は0.63であった。
以上のようにして得だアミン基を有するポリエーテルイ
ミンスルホン(以下PE15−NH2と略称する)3.
00gをN−メチルピロリドン25TLlに溶解させ、
これにトリメリット酸無水物2.919をN−メチルピ
ロリドン5mlに溶解せしめた溶液を室温にて加え、反
応溶液を油浴上で増拌しながら100℃に加熱した。
ミンスルホン(以下PE15−NH2と略称する)3.
00gをN−メチルピロリドン25TLlに溶解させ、
これにトリメリット酸無水物2.919をN−メチルピ
ロリドン5mlに溶解せしめた溶液を室温にて加え、反
応溶液を油浴上で増拌しながら100℃に加熱した。
約2時間加熱反応後大量のメタノールに反応物を加えて
イミド基含有重合体を得だ。
イミド基含有重合体を得だ。
該重合体の固有粘度は0,79であり、N−メチルピロ
リドン溶液より流延乾燥したフィルムの赤外吸収スペク
トルは、1780m’にイミド基に基ずく吸収が認めら
れた。
リドン溶液より流延乾燥したフィルムの赤外吸収スペク
トルは、1780m’にイミド基に基ずく吸収が認めら
れた。
実施例 2
実施例1の同様に従って得られたPE15−NH23,
00gをN−メチルピロリドン20m1に溶解させ、得
られたポリマー溶液に60°Cにて10m、lのN−メ
チルピロリドンにフタル酸無水物2.12.9を溶解せ
しめた溶液を加えた。
00gをN−メチルピロリドン20m1に溶解させ、得
られたポリマー溶液に60°Cにて10m、lのN−メ
チルピロリドンにフタル酸無水物2.12.9を溶解せ
しめた溶液を加えた。
反応系を油浴トにて120℃に加熱しながら2時間攪拌
を続けた。
を続けた。
反応終了後、大量のメタノールに加えてイミド基含有重
合体を得た。
合体を得た。
該重合体の固有粘度は0.75であり、N−メチルピロ
リドン溶液より流延乾燥したフィルムの赤外吸収スペク
トルは」780cfILに、イミド基カルボニルの特性
吸収が観測された。
リドン溶液より流延乾燥したフィルムの赤外吸収スペク
トルは」780cfILに、イミド基カルボニルの特性
吸収が観測された。
実施例 3
ビスフェノールAと4.4′−ジクロル−3,3′−ジ
ニトロジフェニルスルホンかう’4 ’:l) したニ
トロ基を有するポリエーテルスルホン2.80.9をメ
タノール75m1と水50m1の混合溶媒に懸11bさ
せ、次いで無水ハイドロサルファイ)25.13.9を
約20分かけて添力]1シ、その後75℃にて1時間加
熱攪拌した。
ニトロジフェニルスルホンかう’4 ’:l) したニ
トロ基を有するポリエーテルスルホン2.80.9をメ
タノール75m1と水50m1の混合溶媒に懸11bさ
せ、次いで無水ハイドロサルファイ)25.13.9を
約20分かけて添力]1シ、その後75℃にて1時間加
熱攪拌した。
反応が進むにしたがって赤橙色重合体は漸次淡黄色に変
化した。
化した。
反応終了後大過剰の水に加えて無機塩を除き、口過、充
分な水洗を行った。
分な水洗を行った。
得られた重合体は淡黄色粉末でありメタノール、アセト
ン、水−アセトン混合溶媒、N−メチルピロリドン又は
ジメチル、ンルホ片シトに白丁溶であった。
ン、水−アセトン混合溶媒、N−メチルピロリドン又は
ジメチル、ンルホ片シトに白丁溶であった。
まだ、その固有粘度は0.46であった。該重合体のN
−メチルピロリドン溶液から丈夫なフィルムが得られた
。
−メチルピロリドン溶液から丈夫なフィルムが得られた
。
該フィルムの赤外吸収スペクトルを第1図中のaとして
示すが、ニトロ基の特性吸収(1560CTL 、近傍
)は消失し、アミノ基の特性吸収が3350誦1近傍に
現われている。
示すが、ニトロ基の特性吸収(1560CTL 、近傍
)は消失し、アミノ基の特性吸収が3350誦1近傍に
現われている。
従って、この重合体はアミン基を有するポリエーテルス
ルホンである。
ルホンである。
(以下、このアミド基を有するポリエーテルヌ、ルホン
PBES−NH2と略称する。
PBES−NH2と略称する。
)PBES−NH,,2,40gをN−メチルピロリド
ン20m、lに溶解させ、1 ]−0〜120’Cに昇
温させながらフタル酸無水物i1.51を添加し、更に
140〜] 50 ’Cに昇温させ攪拌を2時間つづけ
た。
ン20m、lに溶解させ、1 ]−0〜120’Cに昇
温させながらフタル酸無水物i1.51を添加し、更に
140〜] 50 ’Cに昇温させ攪拌を2時間つづけ
た。
その際窒素を激しく吹込み、少量のN−メチルピロリド
ンと共に副生ずる水を留去させた。
ンと共に副生ずる水を留去させた。
反応修了後大量のメタノールに加えて重合体を得九この
重合体の固有粘度0.50であった。
重合体の固有粘度0.50であった。
該重合体のN−メチルピロリドン溶液より得られたフィ
ルムの赤外吸収スペクトルを第1図中のbとして示す。
ルムの赤外吸収スペクトルを第1図中のbとして示す。
該スペクトルから1780CTL にイミド基の特性吸
収が現われていると同時にアミ°ン基の吸収は消失して
いる事が認められる。
収が現われていると同時にアミ°ン基の吸収は消失して
いる事が認められる。
得られた重合体は、N−メチルピロリドン、ジメチルス
ルホキシド又はN、N−ジメチルアセトアミド等に可溶
であった。
ルホキシド又はN、N−ジメチルアセトアミド等に可溶
であった。
第1図はポリマーの赤外吸収スペクトルであり、図中の
aは実施例3におけるアミン基を有するポリニーデルス
ルホンの赤外吸収スペクトル、寸だbは実施例3におけ
るイミド基を有するポリエーテルスルホンの赤外吸収ス
ペクトルである。
aは実施例3におけるアミン基を有するポリニーデルス
ルホンの赤外吸収スペクトル、寸だbは実施例3におけ
るイミド基を有するポリエーテルスルホンの赤外吸収ス
ペクトルである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 下記一般式 〔但し、前記式中Arは(2+p )価の芳香族基、R
は(2+q )価の芳香族基、X及びX′し R1は水
素原子又は低級アルキン基)であり、pは1〜4の整数
、qはO又は1〜4の整数を示す。 〕で表わされるアミン基含有アリーレンエーテル及び/
又はアリーレンイミン繰返し単位を含有する重合体の該
アミン基を、環状カルホン酸無水物基又は該無水物基に
容易に転化し得る基を有する化合物を用いて、実質的に
イミド基に転化せしめることを特徴とするイミド基含有
芳香族系重合体の製造方法。
Priority Applications (10)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5562774A JPS5817216B2 (ja) | 1974-05-20 | 1974-05-20 | イミドキガンユウホウコウゾクケイジユウゴウタイ ノ セイゾウホウホウ |
US05/551,311 US4086209A (en) | 1974-02-21 | 1975-02-20 | Novel nitrogen-containing aromatic polymers and process for their preparation |
CA220,477A CA1084647A (en) | 1974-02-21 | 1975-02-20 | Nitrogen-containing aromatic polymers and process for their preparation |
DE2507381A DE2507381C3 (de) | 1974-02-21 | 1975-02-20 | Verfahren zur Herstellung von linearen, primäre Aminogruppen enthaltenden aromatischen Polymeren, deren weitere Umsetzung und Verwendung |
CH220475A CH636630A5 (de) | 1974-02-21 | 1975-02-21 | Verfahren zur herstellung von neuen, n-enthaltenden aromatischen polymeren. |
NLAANVRAGE7502096,A NL182150C (nl) | 1974-02-21 | 1975-02-21 | Werkwijze voor het bereiden van gesubstitueerde polyaryleeniminen alsmede daaruit vervaardigd gevormd voortbrengsel. |
BE153568A BE825792A (fr) | 1974-02-21 | 1975-02-21 | Nouveaux polymeres aromatiques contenant de l'azote et procede pour leur fabrication |
IT2054175A IT1031964B (it) | 1974-02-21 | 1975-02-21 | Polimeri aromatici azotati e procedimento per la loro preparazione |
GB7379/75A GB1504733A (en) | 1974-02-21 | 1975-02-21 | Nitrogen-containing aromatic polymers and process for their preparation |
FR7505416A FR2273031A1 (ja) | 1974-02-21 | 1975-02-21 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5562774A JPS5817216B2 (ja) | 1974-05-20 | 1974-05-20 | イミドキガンユウホウコウゾクケイジユウゴウタイ ノ セイゾウホウホウ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS50148500A JPS50148500A (ja) | 1975-11-28 |
JPS5817216B2 true JPS5817216B2 (ja) | 1983-04-05 |
Family
ID=13004008
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5562774A Expired JPS5817216B2 (ja) | 1974-02-21 | 1974-05-20 | イミドキガンユウホウコウゾクケイジユウゴウタイ ノ セイゾウホウホウ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5817216B2 (ja) |
-
1974
- 1974-05-20 JP JP5562774A patent/JPS5817216B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS50148500A (ja) | 1975-11-28 |
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