JPS58162203A - 移植機 - Google Patents

移植機

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JPS58162203A
JPS58162203A JP4309582A JP4309582A JPS58162203A JP S58162203 A JPS58162203 A JP S58162203A JP 4309582 A JP4309582 A JP 4309582A JP 4309582 A JP4309582 A JP 4309582A JP S58162203 A JPS58162203 A JP S58162203A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、育苗容器によって育苗した苗を用いる移植機
に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
近年、移植作業の省略化のため、種々な自動移植機が開
発されている。自動移植機は、多数の苗を一度に供給し
、この苗を自動的に一株づつ取出し、移植機構に供給し
て定植するものである。したがって、人手により苗を一
株づつ移植機構に供給するものに比べ、数倍の作業速度
が得られる。
このよ5な自動移植機は、供給される苗集団の形状と有
機的な関連をもち、性格が規定づけられており、苗集団
の形状は自動移植機にとってきわめて重要な関連をもっ
ている。
自動移植機に供給する苗集団は、移植機の機構の簡略化
と、作動を確実にするため、何らかの定った形のものと
なっており、現在、二つの形が使用されている。
そのひとつは、田植機用として広く用いられているマッ
ト状苗であるが、これは水稲の根がからみやすく、マッ
ト状に育苗できることと、マット状の苗集団から一株づ
つ分離する際に生ずる根の切断が水稲の場合には定植後
の生育に障害とならないということの、二つの条件があ
るから使用することができるものである。
したがって、根の切断がその後の生育と収穫に悪い影響
を及ぼす北方の稲作などでは他の方式が求められるとと
もに、多くの作物では上記の二つの条件ともになく、そ
のため、自動移植機用の苗集団として水稲のマット状苗
は広く使用されてはいるが、一般的ではなく、特殊なも
のである。
他のひとつは、一般的な自動移植機用として、多くの育
苗鉢を一体化した育苗容器を用いて育苗した苗集団であ
る。この苗集団の形成には、現在、2種類の育苗容器が
実用に供されている。
牙1の育苗容器は、個々の紙筒を水溶性の接着剤で連結
して一体化したものであり、これによって生育した苗集
団は移植機構により個々に分離し、紙筒をつけたまま定
植する。
この紙筒の育苗容器を使用する場合には、定植後も紙筒
があり、発根を阻害しやすく、その後の生育に否定的影
響を与えるとともに、苗集団が乱れやすく、移植機構の
正常な作動を阻害しやすい。
また、牙2の育苗容器は、ビニールなどの合成樹脂の射
出成形により多くの育苗鉢を一体化したものであり、対
応する移植機に適応する形状をもっているとともに、剛
性をもっている。
しかし、このビニールなどの合成樹脂の射出成形による
育苗容器は、剛性をもつため、対応する移植機の機構上
の制約から長いものとすることができない。このことは
、苗集団を移植機に供給する回数を多くし、そのための
手間と、作業中断の時間を多くする。自動移植機の使用
は、圃場の単位面積当りの作業時間をきわめて少なくす
るためであり、上記のような作業中断時間は相対的に大
きなものとなり、移植作業全体としては大きなマイナス
となる。
また、上記二つの育苗容器に共通する問題は、定植する
単位面積当りに必要な育苗容器の費用がきわめて高く、
そのため、自動移植機の使用で得られた省力化による経
費の節減を大きく相殺する結果となる。
また、従来、上述の自動移植機に用いるものとは別に、
人の手作業で定植作業を行うものとして、塩化ビニール
などの合成樹脂薄板からなる育苗容器が用いられている
。しかし、従来の自動移植機ではこのような育苗容器は
用いることができない。
〔発明の目的〕
本発明は、上述の従来人の手作業用として用いられてい
た塩化ビニールなどの合成樹脂薄材からなる育苗容器を
使用し、従来の自動移植機用の育苗容器における欠点を
克服し、これに対応する移植機を提供することを目的と
するものである。
〔発明の概要〕
本発明は、可撓性を有する合成樹脂薄材によって一体に
形成され前後方向および横方向に所定間隔をおいて育苗
鉢を並設した育苗容器を用いて育苗し、この育苗容器に
よって育苗された苗を移植するものであって、 上記育苗容器を前後方向に移動可能に支持する育苗容器
支持装置と、 この育苗容器支持装置により【支持された育苗容器をそ
の育苗鉢間隔で前方に送る育苗容器送り装置と、 この育苗容器送り装置によって所定位置に送られた育苗
容器の育苗鉢の苗の根部を育苗鉢との密着から解放する
苗浮かし装置と、 この苗浮かし装置によって育苗容器の育苗鉢から密着を
解放された苗を捕捉して持上げる苗捕捉装置と、 この苗捕捉装置で捕捉されて所定位置に送られた苗を圃
場に導く苗植付は装置と、 を備えたことを特徴とするものである。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
まず、育苗容器を牙1図、副12図および牙3図につい
て説明する。
(1)は育苗容器の全体を示し、この育苗容器(1)は
、塩化ビニールなどの比較的柔軟で可撓性を有する合成
樹脂薄材によって一体に形成されている。そして、上板
(2)の下部に、上面を開口した多数の育苗鉢(3)が
前後方向および横方向に所定間隔をおいて並設されてい
る。この各育苗鉢(3)は、底面(4)を平坦とすると
ともに、側面(5)を下方に行くにしたがって幅狭とし
、各育苗鉢(3)のテーパー状の側面(5)の間に前後
方向および横方向にわたって溝(6)(力が直線状に形
成されている。この育苗容器(1)は全体が薄材のため
撓みやすいが、とくに各育苗鉢(3)間の上板(2)部
が撓みやすい。
そして、各育苗鉢(3)に±(8)を詰めるとともに播
種し、苗(9)を育成する。
なお、上記図示した育苗容器(1)は、−例として前後
方向および横方向の寸法が同一のものを示しである。こ
のように育苗容器(1)は正方形状としたものを用いる
ことにより方向性がなく、取扱いが容易となるものであ
るが、このような短いものを使用するほか、前後方向に
長くしたものも用いてもよい。また、育苗容器(1)の
各育苗鉢(3)は、そのピッチ長さに比較して深さを深
浅自由に設定することができる。
つぎに、移植機について説明する。
矛4図および矛5図は、移m機の全体を示すものである
αりは機枠で、この機枠Iの前部に三点リンク機構を介
してトラクタに連結するトラクタ連結部Q2が設けられ
ている。また、上記機枠(1υの下部に支枠(13)を
介して開溝器(I4)が設けられているとともに、機枠
(11)の後部両側に車軸a均を介して鎮圧輪σ0が軸
架されている。
上記機枠I上に自動給苗装置Gl)が設けられている。
この自動給苗装置(2Dは、育苗容器支持装置(22、
育苗容器送り装置(ハ)、育苗容器排出装置(財)、苗
浮かし装置(2S、苗捕捉装置(イ)、苗送り装置(5
)、苗植付は装置(至)を備えている。
つぎに、上記育苗容器支持装置(2匂を、牙6図、1・
7図および矛8図について説明する。
この育苗容器支持装置働は、基板Gv上に前後方向に向
って両側の側板04およびこの両側の側板Ga間に複数
個の案内板(ハ)が上記育苗容器(1)の前後方向の溝
(6)の間隔に対応する等間隔で平行にかつ同高に立設
されている。また、上記基板6υの前部に開口部(34
1が形成され、この開口部■に対応して上記各案内板(
ト)の下部に切欠部C(51が形成されている。
そして、育苗容器支持装置(ハ)上に育苗容器(1)を
供給し、各案内板(ハ)上に育苗容器(1)の前後方向
の各溝(6)を嵌合し、各案内板儲および両側の側板0
′4の上縁で各溝(6)間および両側縁部の上板(2)
を同高の同一平面上で支持する。これによって、育苗容
器(1)は前後方向移動自在に、かつ、撓みを防止され
た状態で支持される。
すなわち、上記育苗容器(1)は、可撓性に富むことか
ら、単なる台上に置くと底部がつぶれ、高さが変るよう
なことが起るが、育苗容器(1)をその各育苗鉢(3)
の底面(4)で支えるのではなく、個々の育苗鉢(3)
の列間の溝(6)において裏側を支持するととにより、
大きな可撓性をもつ育苗容器(1)を剛性をもつように
保持し、育苗容器(1)を供給した際に、育苗容器(1
)の表面の位置を正確に規制することができ、苗(9)
の分離の正常な作動を保障することができる。
つぎに、上記育苗容器送り装置(ハ)を、矛9図、矛1
0図および矛11図について説明する。
この育苗容器送り装置(ハ)は、送り板(4υを有し、
この送り板(4υは、上記育苗容器(])の全幅と対応
する長さに形成され、育苗容器(1)の横方向の溝(7
)に係脱自在に係合するようになっており、上縁部に上
記育苗容器支持装置(2功の各案内板031に対応する
位置において凹部(42が形成されている。そして、上
記送り板(4υは、上記育苗容器支持装置(221の開
口部C34)および切欠部間に臨ませられ【いる。
また、育苗容器送り装置(231は、上記送り板(4υ
の駆動機構(43を備えている。この駆動機′!5(4
3は、上記育苗容器支持装置(22の基板c31)の下
部に角棒からなる上下方向のガイド04)が設けられ、
このガイド(44Jに移動体(4!9がその上下方向の
ガイド孔0eを介して上下動自在に嵌合され、この移動
体け9にその前後方向のガイド孔(47)を介して角棒
からなる前後方向のガイド(4樽が進退自在に嵌合され
、とのガイド囮の先端に四角形状の内孔(49を有する
カム枠5Gが取付けられ、このカム枠6Gの内孔(4印
に三角形状のカム5℃が嵌合されている。なお、図示の
場合、カム枠5〔の内孔(49は正方形状に形成され、
カム51)は、カム枠5Qlの一辺を一辺とする正三角
形の各頂点を中心とし、その−辺を半径とする円弧で形
成されている。さらに、上記基板0ηの下部に支枠62
を介−て軸受曽が取付けられ、この軸受關に等速回転す
る駆動軸(2)が支架され、この駆動軸54)の先端に
上記カム51)が駆動軸(54)の軸中心とカム6υの
1頂点とを一致させた状態で直角に固着されている。
そして、上記駆動機構(43のカム枠60の前上部に上
記送り板(旬が横方向に取付けられている。
そうして、駆動機構(43の駆動により送り板(4υが
基板C31)の開口部■および各案内板(ハ)の切欠部
(至)において垂直に上昇し、送り板(4υの各凹部(
4りが各案内板(ト)を避けながら各案内板(至)の上
端面から少し突出するとともに、育苗容器(1)の横方
向の溝(7)に入り、ついで、送り板(4υが前方に所
定距離前進し、溝(力の前方の側面(5)に当接して育
苗容器(1)を所定距離送り、ついで、送り板0υが垂
直に下降して溝(力から離脱し、さらに、所定距離後方
に移動して復帰する。
このようにして、大きな可撓性を有する育苗容器(1)
を定位置に正確に順次送り出すことができる。
すなわち、剛性をもつ育苗容器であるならば、その一端
に力を加え、移送することができるが、上記育苗容器(
1)の場合、一部に力を加えることによってその部分が
移動しても、他の部分は撓み、正確な位置に移動しない
し、力を加えた部分が破損する危険が多分にある。これ
に対して、上記のよ5に、移送方向に直交する育苗容器
(1)の溝(7)に下方から送り板0υを挿入し、送り
板(4υを一列に含まれるすべての育苗容器(1)の側
面(5)に当てながら移送方向に押しながら移送し、移
送後に送り板(4υを下方に抜き去るとともに元位置に
戻し、順次送ることにより、育苗容器(1)を撓ませた
り、破損することなく送ることができる。
つぎに、上記駆動機構(43の作動な矛12図について
説明する。
(0)は三角形状のカム6υの回動中心である1頂゛点
、囚03)は三角形状のカム61)の他の2頂点、00
■■は四角形状のカム枠間の内孔0つの各頂点を示し、
この際、0A−AB−OR冨CD −DI = IP’
 = CFである。
牙12図(α)は、OB/CFな、る状態を示している
この場合、カム枠(5Gの内孔(49の上下辺EF、C
Dはカム61)の頂点CB) (0)とそれぞれ接し、
上下位置を規制される。また、カム枠5Iの左右辺DE
%CFはカムr51)の頂点囚および辺OBとそれぞれ
接し、このOBとCFの接点である働点は弧OB上の点
なる故、AG −OA −CDであり、カム枠−は(A
働点で左右位置を規制される。
カム6υが回動し、矛I2図(A)の状態になると、透
面と頂点(0)が接するとともに、辺−EFと弧ABが
点(6)で接し、また、辺DIと頂点囚が接するととも
に、辺CFと弧OBが点(0で接し、カム枠6Iの上下
左右の位置が規制される。この際、(0)点は固定点で
あるため、矛12図(α)の状態から矛12図(h)の
状態に変化l−てもカム枠−の上下位置に変化はなく、
右側への変位のみ生ずる。
さらにカム61)が回動し、牙12図(1)のようにA
n / EFの状態になると、カム枠r5■はカム61
)の頂点(0)囚(6)およびAB上の点0で規制され
、さらに右方への変位が進むが、上下位置の変動はない
この状態からさらにカム51)が回動し、牙12図(d
)の状態に進むと、カム6υとカム枠(51の内孔−と
の接点は(0) (B) (E (I)となり、カム枠
(501の右方への変位はあるが、上下の変位はない。
このように、カム6υは回動運動をしているにもかかわ
らず、カム枠5Gは左側から右方への直線運動をし、こ
の直線運動は矛I2図(−)のようにOA/DEになる
まで続く。
上記と同様に、矛12図(f)(ル)(1)(1)に示
すように、OB / CDなる状態からOA/EFなる
状態に至る間、カム枠(5Iは左右の変位がないまま下
降運動をする。
このようにして、カム51)の1回転に対し、カム枠印
は四角の軌跡を画く運動を行う。
この際、矛I2図(−1のOA/DIより矛12図Cり
のOB / CDの中間の矛12図(イ)の状態では若
干様子が異なり、カム枠61の軌跡は曲線となり、左右
方向の直線運動と上下方向の直線運動とをつなぐ。
カム枠1!5Gが最も右方向の位置に来るのは、固定点
(0と辺守が接した場合であり、最も左方向の位置に来
るのは、固定点(0)と辺CFが接した場合である。し
たがって、左右の移動量はカム61)の−辺の長さOA
に等しい。
一方、左右方向の直線運動をする長さは、(矛12図(
α)の場合の面)−(牙12図(−)の場合の而)−員
1?6730°−(i−ORcot30°)−豆coz
300−(OA貢)Ac1.t30°)=豆(caz3
0° l+co♂30°)=x OA (200130
°−1) である。したがって、曲線部分は、 OA −0ム(2CaI30°−1) =豆(2−2caz30°) =2豆(1−caz30°) である。
そして、横移動量に対する比率は、 OA であり、片側では0,18であり、実用上支障はない。
このようにして、カム枠鏝は上下2辺を育苗容器支持装
置(2りの基板6vと常に平行の状態を保ちながら上下
前後方向に移動する。すなわち、送り板(4υは基板C
l1)に対して常に直角の状態を保ちながらほぼ四角形
の軌跡を画く運動をする。したがって、直を育苗容器(
1)の育苗鉢(3)のピッチ長さに設定すれば、1列づ
つ正確に送り出すことができる。
また、育苗容器(1)の育苗鉢(3)のピッチ長さに比
べて育苗鉢(3)の深さが深く、これに対応して送り板
01)の軌跡を、横移動は小さく、上下移動は大きくし
なければならない場合には、jp18図に示すように、
カム枠−の内孔(41の横方向長さをカム6υの辺の長
さより所定長さ分<1>長くし、カム51)によりカム
枠団が最も左に寄せられたとき、カム枠6Qがそれ以上
左へ移動するのを移動体(41の端面のストッパ(至)
で防止するとともに、カム枠■が最も右に寄せられたと
き、カム枠ci〔がそれ以上有へ移動するのを防止する
ストッパ(イ)をガイド(411に設げることにより、
上下方向の移動量はOAに等しくなるとともに、横方向
の移動量は0A−1−Lなる小さな移動量となり、した
がって、(L)を育苗容器(1)の育苗鉢(3)のピッ
チに設定すればよい。
なお、実施にあたつ【、矛14図に示すように、カム6
1)は、(0)囚の)をそれぞれ中心とし、半径を(O
A +m )なる円弧と、半径(ロ)なる円弧を用いた
ものを使用しても、(0) (A) @を頂点としたも
のと全く同じ動作をする。この場合、各頂点は半径(→
なる丸みを帯び、摩耗を少なくすることができる。
また、カム枠51の平行移動のためには、2組の平行四
辺形リンク機構を組合わせて用いてもよい。
また、送り板(4υの駆動機構としては、上記カム機構
によるほか、別個の上下動機構と前後動機構とを組合わ
せてもよい。
つぎに、上記育苗容器排出装置04)を矛15図および
牙16図について説明する。
この育苗容器排出装置t24)は、上記育苗容器支持装
置(時の両側の側板国の前端外側部に前側板t8υが取
付ゆられ、この両側の前側板−の上部間に案内上板G4
が取付けられ、この案内上板−の前方に下方に向って半
円形状の折りかえし板輸が連設され、この折りかえし板
(へ)の下端に収納部((ロ)が連設されている。
そして、上記のように育苗容器(1)が育苗容器支持装
置(22の各案内板關上に支持され、育苗容器送り装置
QSの送り板(4υによって11次送られ、後述するよ
うに醒浮かし装置(ハ)によって苗(9)を浮き上らせ
、苗捕捉装置(2匂によって苗(9)を抜き取られて空
となってさらに前進すると、育苗容器(1)の上板(2
)は案内上板6′IJの下面から折りかえし板[F]陽
の内面に導かれ、育苗容器(1)はその可撓性により折
りかえし板(6鴎の内面の曲面に沿って折り曲げられ、
育苗容器(1)を供給する側に送り出され、収納部(財
)に収納される。
このようにすることにより、育苗容器支持装置(2功の
前方に必要な機構を設けることを可能にし、また、必要
な長さの育苗容器(1)を機構上の制約を受けずに供給
することを可能にする。
つぎに、上記苗浮かし装置(ホ)を牙15図および矛1
6図について説明する。
この苗浮かし装置(ハ)は、上記育苗容器支持装置(2
2の基板Gυの前端下部に支枠σηを介してガイド枠f
f21が取付けられ、このガイド枠a2にその角状のガ
イド孔σJを介して角棒からなる上下動杆σ荀が上下動
自在に設けられ、この上下動杆ff4)の上端部に支板
σQが取付ゆられ、この支板σQ上に上記各案内板端間
に臨ませた押動体σeが設けられている。
また、苗浮かし装置(ハ)は、上記押動体σeの駆動機
構σηを備えている。この駆動機構σηは、上記育苗容
器送り装置(ハ)の軸受5′5の下部に支枠σ杓を介し
て支軸−が横架され、この支軸ff1Kレバーt8Gが
その前方寄り位置で回動自在に支架され、このレバーm
の前端部がその長孔l81)を介して連結軸[F]3で
上記上下動杆(74)の下端部に連結されているととも
に、レバー−の後端部がその長孔@りを介して連結軸(
84)で上記育苗容器送り装置(ハ)の移動体(451
に回動自在に連結されている。
また、上記育苗容器支持装置(2つの前部の案内上板6
2の後部に上記各案内板(至)上に位置させて棒状の押
え体(ト)が突設されている。
そして、牙I5図に示すように、育苗容器(1)が育苗
容器支持装置(221の各案内板−に支持され、かつ、
育苗容器(1)の横方向の溝(力に育苗容器送り装置(
2濠の送り板(4υが係合している状態では、移動体(
4埼が上方に位置1−ており、したがって、レバー翰の
後端部は連結軸(財)および長孔(ハ)を介して上方に
持上げられ、前端部は支軸−を支点として下方に押下げ
られ、長孔例および連結軸部を介して上下動杆σ荀、支
板(7!19および各押動体6eは下降位置にある。こ
の状態は、送り板(4υが前方に進み、育苗容器(1)
を1ピツチ送る間続く。
ついで、送り板(411が下降して育苗容器(1)の溝
(7)から抜は出るとき、すなわち、移動体IA1が下
降すると、レバー■を介して上下動杆σ荀が上昇し、支
板σ四を介して各押動体6eが上昇し、育苗容器(1)
の1列の各育苗鉢(3)の底面(4)に突き当り、押動
する。
これによって、各育苗鉢(3)の底面(4)はその可撓
性により上方に凹み、育苗鉢(3)内にある苗(9)の
根部も押上げられ、育苗鉢(3)の内側面との密着状態
が解かれ、苗(9)を育苗鉢(3)から抜鎗去るのを容
易にする。
このように各押動体σQが各育苗鉢(3)の底面(4)
を突き上げる際、各育苗鉢(3)間に押え体(ハ)が位
置して各育苗鉢(3)の両縁の上板(2)を上方から押
え、各育苗鉢(3)が持上がるのを防止する。そして、
育苗容器(1)の1列の育苗鉢(3)は各押動体(71
19と各押え体(ハ)とで挟持された状態となり、1列
の育苗鉢(3)の苗(9)を浮き上らせる際に育苗容器
(1)が不規則な動きをするのを防止する。そして、こ
の状態は、送り板(4υが下降し、後方に復帰し、再び
上昇しはじめる間係たれる。
このようにすることにより、苗(9)の分離を容易に行
うことができる。すなわち、育苗容器(1)で苗(9)
を生育する際、育苗した個々の苗(9)が分離し難く、
分離する際には分離しやすくすることが必要である。こ
れは、育苗後苗床から育苗容器(1)を取出したり、運
搬したり、移植機に供給するとき、育苗容器(1)から
苗(9)が容易に分離すると、移植機の分1if#1J
le構の正常な作動はできなくなる。しかし、はとんど
の作物は個々の育苗鉢(3)の中で根を巻き、根部は土
を抱いて一体となり、育苗鉢(3)の側面(5)との間
の摩擦によりきわめて分離し難い状態となる。しかし、
育苗鉢(3)から苗(9)を分離する際にも、なおこの
ような結合力が存在すると、分離力により墓が切断され
たり、根部が切断されたりする。
これに対して、上記のように、育苗容器(1)の底面(
4)を押上げることにより、育苗容器(1)はその可撓
性によって底面(4)が凹み、苗(9)の根部が押上げ
られ、育苗鉢(3)の側面(5)による挟持から解ぎ放
たれ、この際、育苗鉢(3)は底部はど狭くしてくさび
形としておくことにより、かつ底部を突き上げるととも
に、上方から押え、育苗容器(1)が浮き上るのを防止
することにより、円滑に浮き上らせることができる。
つぎに、上記苗捕捉装置(26)を牙11図ないし牙2
4図について説明する。
この苗捕捉装置(ハ)は、育捕捉体(91)を有してい
る。
この苗捕捉体(91)は、矛19図、矛20図および矛
21図に示すように、側枠03に角材からなる基軸(ト
)が横架され、この基軸(9東の上下部にコ字状の溝形
材からなる摺動枠((財)(9つが摺動自在に嵌合され
、この上部の摺動枠((ロ)に複数個のコ字状の支持具
((ト)が固着され、この各支持具(ト)に下部の摺動
枠(四が抱持され、上下の摺動枠−(ト)は基軸(9I
」つて左右方向に摺動するようになつ【いる。
また、上記上下の摺動枠(941((へ)の後部に複数
個の挟持片inn (98が相対して固着され、この各
挟持片(9η(9印の挟持面にスポンジなどの軟弾性材
(99)001が接着されている。
また、上記上下の摺動枠((ロ)(951の一端部に突
片(101)(102)が突設され、この突片(] 0
1 ) (102)間にコイルスプリング(103)が
張設され、上下の摺動・枠(94) (95)は互いに
相対する各挟持片(97) (9119が基軸(ト)に
突設した突起(104)をはさんで互いに接近する方向
に常時付勢されている。
さらに、上記上下の摺動枠(94) (951の一端下
部にカム突起(105)(106)が突設され、このカ
ム突起(105)(106)に対して移動方向の前方位
置に牙1のカム(107)および矛2のカム(10B)
が配設されている。
そして、苗捕捉体(91)は後述する駆動機構により第
19図鎖線に示す駆動を画いて運動し、すなわち、上記
苗浮かし部から上昇し、前方に移動して下降し、後方に
移動して復帰する運動を行う。
この運動に際し、苗捕捉体(9ηが矛1のカム(107
)部に至ると、閉じた状態にあるカム突起(105X1
06)間の間隙に矛1のカム(107)の尖端が入り、
進行に伴って牙1のカム(107)によりカム突起(1
05)(106)の間隙が広げられて上下の摺動枠04
)(ト)が互いに反対方向に摺動し、各相対する挟持片
(9で端間が広げられ、この間に浮き上り状態にある苗
(9)の茎葉部を位置させ、これとともにカム突起(1
05)(106)が矛1のカム(10))からはずれ、
一対の摺動枠(圓(ト)がスプリング(103)の付勢
力で復帰するとともに、各挟持片(9η(981が閉じ
てこの間に位置する苗(9)の茎葉を捕捉する。ついで
、苗捕捉体(9υが上昇するとともに苗(9)を持上げ
、前方に移動し、矛2のカム(10B)部に至ると、上
記と同様にして各挟持片(資)((ト)を開き、捕捉し
ていた苗(9)を離す。
つぎに、上記苗捕捉体01)の駆動機構(109)を矛
22図、牙28図および牙24図について説明する。
上記育苗容器支持装置(24の両側の側板Eの下部に固
着した軸受(IIO)(IIN)に等速回転する駆動軸
(112)が回動自在に支架され、この駆動軸(112
)の一端部にアーム(113)の一端が固着され、この
アーム(113)の他端に取付軸(114)が固着され
、この取付軸(114)に三角形状のカム(115)が
取付軸(114)の軸中心とカム(115)の1頂点と
を一致させて固着されている。このカム(115)は四
角形状のカム枠(116)内に回動自在に嵌合されてい
るとともにカム(115)の両側面はカム枠(116)
の内底面と蓋板(11))との間に摺動自在に挟持され
【いる。また、上記カム枠(116)の一方に、ガイド
溝(118)を有するガイド枠(119)が固着され、
このガイド枠(119)のガイド溝(118)に上記軸
受(111)の延長部に突設したガイド軸(120)が
摺動自在に嵌合されている。さらに、上記カム枠(11
6)の他方に上記苗捕捉体01)の側枠(92が固着さ
れている。
なお、牙17図および矛18図に示すように、上記駆動
軸(:nz)と育苗容器送り装置(ハ)の駆動軸5優の
一端とに同歯数のスプロケットホイル(121)(12
2)が固着され、このスプロケットホイル(121)(
122)間にチェノ(123)が川は渡され、両部動軸
(財)(112)は同速度で回動するようになり【いる
そして、副駆動軸541 (112)の位相は、苗浮か
し装置(ハ)が作動して苗(9)を浮かせた状態のとき
、苗捕捉体0υが捕捉する苗(9)の列を捕捉する位置
に来るよう設定され【いる。
そして、矛22図および矛23図において、駆動軸(1
12)が回動すると、アーム(113)および取付軸(
114)を介してカム(115)が回動し、これに伴い
ガイド枠(119)のガイド溝(118)とガイド軸(
120)との嵌合により運動を規制されて、カム(11
5)の回動にしたがってカム枠(116)は矛23図の
状態から牙24図(α) (b) (O)なる状態に移
り変り、苗捕捉体(9υは牙17図に示すように扇形状
の軌跡を画く。
つぎに、上記苗送り装[(27)を矛I7図および矛1
8図について説明する。
この苗送り装置(5)は、上記育苗容器支持装置(2埠
の一側部に支持具(131)が固着され、この支持具(
131)に支枠(132)の一端が固着され、との支枠
(132)の両端に軸(133)(134)が支架され
、この軸(133)(134)にプーリ(135)(1
36)が取付けられ、とのプーリ(135)(136)
間にコンベヤベルト(13))が懸架され、このコンベ
ヤベルト(137)の外面にスポンジなどの軟弾性材(
138)が貼着されている。
上記一端の軸(134)の下端に小傘歯車(139)が
取付けられ、この小傘歯車(139)は上記苗捕捉装置
QQの駆動軸(l12)の一端に取付けた傘歯車(14
0)と噛合されている。そして、その伝導比は、駆動軸
(112)が一回転する間に、コンベヤベルト(1s?
)が1百列の長さだけ移動するように設定されている。
また、上記コンベヤベルト(13〒)の一方のプーリ(
136)の外側に軸(141)でスポンジなどのローラ
(142)が設けられているとともに、上記プーリ(1
36)とローラ(142)の下方に軸(143)で一対
のスポンジなどのローラ(144)が設けられている。
なお、牙19図、矛20図および牙21図に示すように
、上記苗捕捉体(9Bに対するJ)Iのカム(107)
は軸受(111)上に支枠(124)を介して取付けら
れているとともに、牙2のカム(10B)は苗送り装置
(5)の支枠(132)の外端部に支枠(1Z5)を介
して取付けられている。
そして、jy17図に示すように、苗(9)の列が育苗
容器送り装置(ハ)によって苗捕捉体(911で捕捉さ
れる位置に送り出され、かつ、苗浮かし装置((へ)の
作動によって、育苗容器(1)から容易に分離されるよ
5に浮き出された状態になったとき、この苗(9)の列
に対して苗捕捉体(9℃が鎖線で示すようなほぼ扇形の
軌跡を画いて移動することから苗(9)の真横から接近
し、苗(9)を捕捉後は苗(9)を真上に持上げ、苗(
9)の根部を育苗容器(1)の育苗鉢(3)から抜き去
り、苗(9)を捕捉した苗捕捉体0υは軌跡に沿って移
動し、苗送り装置(5)のコンベヤベルト(132)と
苗(9)が接する点で苗(9)をはなし、コンベヤベル
ト(13))上に供給する。苗捕捉体(91)はその後
も軌跡に沿って移動し、コンベヤベルト(137)に供
給された苗(9)の列がコンベヤベルト(137)で移
送されるのを妨害することなく、ついで、コンベヤベル
ト(137)の下部を迂回し【復帰する。
なお、矛I7図の機構全体は、移植機の機枠aυに装着
する際には、矛4図に示すように、コンペヤベルト(1
37)の表面が水平状となるように傾けて取付けられる
このようにして、育苗容器(1)から捕捉した苗(9)
を円滑に供給することができる。すなわち、育苗容器(
1)で育苗した苗(9)は、葉が広がっていたり、茎の
上部が必ずしも育苗鉢(3)の中央部に垂直に育ってい
ない場合もあり、この苗(9)を捕捉する際、上方から
苗(9)の根元に接近すると、捕捉のための挟持部が苗
(9)の葉や墓に触れて押し下げ、根元を挟持して捕捉
することを不可能にする危険性をもっている。したがっ
て、上記のように、苗(9)の広がった葉や、乱れた墓
の部分を避け、育苗容器(1)で直立する苗(9)の側
方から苗(9)の根元に接近して茎葉の下部または根部
を捕捉し、ついで、上方に移動して根部な育苗鉢(3)
から抜き取ることにより苗(9)の捕捉および抜き取り
を確実に行い、また、醒送り装置(財)のコンベヤベル
ト(13))上に移動すると同時に苗(9)を離し、そ
のまま同方向に移動して迂回し【復帰することにより、
コンベヤベルト(137)上に移載した苗(9)に接触
することなく、したがって、苗(9)を円滑に供給する
ことができる。
つぎに、上記苗植付は装置(2樽を矛4図および矛5図
につい【説明する。
上記機枠aυに開溝器α荀の上方位置において駆動軸(
151)が支架され、この駆動軸(151)に2枚の弾
性を有する円盤(152)の中央部が固着され、この2
枚の円盤(152)の前上方位置および後下方位置に機
枠αυに設けた開具(153X154)が係着されてい
る。
そして、2枚の円盤(152)は互いに接して回転し、
前上方位置で開具(153)で開かれて苗(9)を挟持
するとともに、後下方位置で開具(1,54)で再び開
かれて苗(9)を落下する。
つぎに、全体の駆動システムを矛4図および矛5図につ
いて説明する。
機枠0υがトラクタにより牽引されて進行するにしたが
い鎮圧輪(IIが地面との摩擦により回動し、これが原
動力となる。
この鎮圧輪Q6)の回動によりこれに固着したスプロケ
ットホイル(161) 、チェノ(162) 、スプロ
ケットホイル(163) 、このスプロケットホイル(
163)を固着した駆動軸(151)を介して苗植付は
装置(ハ)の円盤(15z)を回動する。
この円盤(152)の駆動軸(151)の回動によりこ
の駆動軸(151)に固着したねじり歯車(164)、
このねじり歯車(164)に噛合したねじり歯車(16
5)、このねじり歯車(165)を固着した苗送り装置
(5)の軸(134)、この軸(134)に取付けたプ
ーリ(136)ヲ介してコンベヤベルト(137)を同
行する。また、このコンベヤベルト(137)の軸(1
34)に固着した歯車(16))、この歯車(16))
に噛合した同歯数の歯車(16B)、この歯車(16B
)を固着した支軸(141)を介してローラ(142)
を回動する。さらに、軸(134)に固着したスプロケ
ットホイル(169)、チェノ(170) 、スプロケ
ットホイル(171)、このスプロケットホイル(1’
/l)を固着した軸(143)を介してローラ(144
)を回動するとともに、軸(143)に固着した歯車(
1’72)から図示しない同歯数の歯車を介してローラ
(144)と対をなす他のローラ(144)を回動し、
一対のローラ(144)を反対方向に回動する。
また、軸(,134)の端部に固着した小傘歯車(13
9)、この小傘歯車(139)と噛合した傘歯車(14
0)、この傘歯車(140)を固着した駆動軸(112
)を回動し、苗捕捉装置COを駆動する。
さらに、この苗捕捉装置(20の駆動軸(112)の回
動によりスプロケットホイル(121) 、チェノ(1
23)およびスプロケットホイル(122)を介して、
このスプロケットホイル(122)を固着した育苗容器
送り装置(2壕の駆動軸5優を回動し、育苗容器送り装
置03)を駆動し、さらに、これに連動して苗浮かし装
置(251を駆動する。
つぎに、全体の作動を説明する。
この移植機をトラクタに連結し、育苗容器(1)によっ
て育苗した苗集団を育苗容器(1)ごと自動給苗装置(
21)の育苗容器支持装置C22に供給し、トラクタで
牽引すると、開溝器α荀で圃場に植付溝を形成するとと
もに、鎮圧輪αeが回動する。
この鎮圧輪(10の回動により、伝導機構を介して育苗
容器送り装置(2壕の駆動軸(54)が回動され、育苗
容器送り装置(23)が作動されて苗(9)を1列づつ
送り出すとともに、伝導機構を介して苗浮かし装置(ハ
)が作動されて育苗容器(1)の最前列の苗(9)を育
苗容器(1)とのきつい嵌合から解き放って浮き出させ
、苗(9)を育苗容器(1)から容易に抜き出せる状態
にする。
これと同時に、鎮圧輪αQからの伝導機構を介して苗捕
捉装置Qeの駆動軸(112)が回動され、苗捕捉装置
(26)の苗捕捉体(90がほぼ扇状の軌跡を画いて運
動し、その途中で上記の状態の苗(9)を捕捉し【育苗
容器(1)から引き抜き、苗送り装置(27)のコンベ
ヤベルト(13’7)上に移送してコンベヤベルト(1
37)に苗(9)の列を供給し、この動作を繰り返す。
この際、上記駆動軸54) (112)は同じ回転をし
、コンベヤベルト(13))が1列の苗(9)を運び終
ったとき、次の列の苗(9)を供給するよう各伝導比が
設定されている。
このようにして、コンベヤベルト(13))上に苗(9
)の列が自動的K11i次供給され、このコンベヤベル
ト(137)に供給されて順次移送され、コンベヤベル
ト(13))の端部に達した各画(9)は、コンベヤベ
ルト(137)の端部とローラ(14g)との間に挟ま
れて下方に押下げられる。そして、下方に吐出された苗
(9)は直ちにその下部の一対のローラ(144)間に
挟まれ、増速されて下方に押下げられ、放出される。
このように、各画(9)はコンベヤベルト(137)の
プーリ(1315)とローラ(142)、その下部の一
対のローラ(144)に挟まれて下方に押下げられるが
、この間に苗(9)の茎葉部は左右に押し広げられた2
枚の円盤(152)の間に入り、下方の一対のローラ(
144)に挟まれて押下げられている間に2枚の円盤(
152)が閉じ、苗(9)の茎葉部を挟み込む。これに
よって、苗(9)は2枚の円盤(152)に保持される
この際、下方の一対のローラ(144)による苗(9)
の下降速度は、2枚の円盤(132)の円周速度と等し
くなるように伝導比が設定されている。
このように円盤(152)に捕捉された苗(9)は、円
盤(152)の回動にしたがって開溝器04)により圃
場に形成された植付溝の中に運ばれるとともに、直立姿
勢とされ、この状態で鎮圧輪θQの鎮圧により植付溝は
閉じられ、苗(9)の根部が土中に捕捉され、同時に円
盤(152)は開具(154)により左右に開かれ、苗
(9)の茎葉部の捕捉を解き、このようにして各画(9
)を定植する。
なお、上記実施例では、トラクタで牽引し、鎮圧輪を各
装置の駆動源としているものであるが、駆動源としては
、トラクタの動力取出装置(P、T、Ol)から導いて
もよい。また、トラクタで牽引するほか、自走装置を備
えてもよい。
また、育苗容器を長く形成した場合には、育苗容器支持
装置の案内板を前後方向に長く配置すればよい。また、
図示実施例では、育苗容器支持装置を前下方に向ってほ
ぼ45°に傾斜させているが、上方の後端部を曲線状に
して後部を水平状とじてもよい。このようにすることに
より、とくに、自走形とした場合に長尺の育苗容器を供
給するための十分な空間を得ることができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、可撓性を有する合成樹脂薄材からなる
育苗容器を使用するものであるため、圃場の単位面積当
りに必要とする育苗容器の費用が、上記従来の自動移植
機用の2種の育苗容器に比べ数分の1で済み、きわめて
経済的である。
また、紙筒の育苗容器の使用に比べると、苗を+ rt
aづつ取出すものであるため、定植後の発根を阻害する
ものもなく、苗集団の乱れの心配もない。
また、ビニールなどの射出成形の育苗容器に比べると、
大きな可撓性をもつことから、移植機に供給し、苗を分
離し、空となった部分をその可撓性を利用して処理する
こともでき、移植機の機構上から来る育苗容器の長さの
制限がなく、したがって、長い育苗容器を用いることが
でき、かつ、この長い育苗容器で育苗した大量の苗を一
度に供給することができ、移植機に苗集団を供給する手
間と、移植作業中断の時間とを著しく短縮し、移植作業
時間を著しく短縮することができる。
また、全自動給苗とすることができるため、その場合に
は搭乗作業者を不要として労働生産性を高めることがで
き、とくに、多条方式で使用する場合の労働生産性を著
しく向上することができる。
呼だ、全自動給苗のため、従来の搭乗者が各画を給苗す
る場合に比べて、さらに、1列の苗を一度に給苗する場
合に比べても、給苗速度ははるかに早くなり、作業速度
を著しく向上させ、作業能力を著しく向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
牙1図は本発明で用いる育苗容器の一例を示す斜視図、 1・2図は牙1図の育苗容器の平面図、牙3図は牙1図
の育苗容器の側面図、 牙4図は本発明の移植機の一実施例を示す側面図、 牙5図は矛4図の移植機の平面図、 矛6図は育苗容器支持装置の平面図、 1・7図は矛6図の装置の正面図、 牙8図は矛6図の装置の■−■断面図、牙9図は育苗容
器送り装置の側面図、 1110図は牙9図の装置の下面図、 牙11図は牙9図の装置のXI−M断面図、牙12図は
牙9図の装置の駆動機構の作動説明図、 矛13図は育苗容器送り装置の駆動機構の他の実施例を
示す側面図、 矛14図は育苗容器送り装置の駆動機構におけるカムの
他の実施例を示す側面図、 牙15図は育苗容器排出装置および苗浮かし装置の側面
図、 牙I6図は矛15図の装置の平面図、 牙17図は苗捕捉装置および苗送り装置の側面図、 牙1B図は、i17図の装置の平面図、牙19図は牙1
7図の苗捕捉装置の苗捕捉体部の側面図、 矛20図は矛19図の装置の平面図、 矛21図は矛19図の装置の正面図、 矛22図は、111図の苗捕捉装置の駆動機構の横断平
面図、 矛28図は矛22図の装置の側面図、 矛24図はjp23図の作動説明図である。 (1)@・育苗容器、(3)・・育苗鉢、(9)−・苗
、(財)・・育苗容器支持装置、(ハ)・・育苗容器送
り装置、(ハ)・・苗浮かし装置、06)・・苗捕捉装
置、(ハ)・・苗植付は装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)可撓性を有する合成樹脂薄材によって一体に形成
    され前後方向および横方向に所定間隔をおいて育苗鉢を
    並設した育苗容器を用いて育苗し、この育苗容器によっ
    て育苗された苗を移植するものであって、 上記育苗容器を前後方向に移動可能に支持する育苗容器
    支持装置と、 この育苗容器支持装置によって支持された育苗容器をそ
    の育苗鉢間隔で前方に送る育苗容器送り装置と、 この育苗容器送り装置によって所定位置に送られた育苗
    容器の育苗鉢の苗の根部な育苗鉢との密着から解放する
    苗浮かし装置と、 との萌浮かし装置によって育苗容器の育苗鉢から密着を
    解放された苗を捕捉して持上げる苗捕捉装置と、 この苗捕捉装置で捕捉されて所定位置に送られた苗を圃
    場に導く苗植付は装置と、 を備えたことを特徴とする移植機。
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