JPS5815006B2 - スラリ−運搬船のスラリ−脱水装置 - Google Patents

スラリ−運搬船のスラリ−脱水装置

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Publication number
JPS5815006B2
JPS5815006B2 JP54062963A JP6296379A JPS5815006B2 JP S5815006 B2 JPS5815006 B2 JP S5815006B2 JP 54062963 A JP54062963 A JP 54062963A JP 6296379 A JP6296379 A JP 6296379A JP S5815006 B2 JPS5815006 B2 JP S5815006B2
Authority
JP
Japan
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slurry
frame
dewatering
filter
dehydration
Prior art date
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Expired
Application number
JP54062963A
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English (en)
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JPS55155712A (en
Inventor
桂豊
中井康雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Zosen Corp
Original Assignee
Hitachi Zosen Corp
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Publication date
Application filed by Hitachi Zosen Corp filed Critical Hitachi Zosen Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はスラリー運搬船のスラリー脱水装置に関するも
のである。
スラリーを速かに脱水することの必要性は種々。
の工業分野において極めて高く、その有効な対策が望ま
れているところである。
たとえば石炭等をスラリー運搬船で海上輸送する場合、
その積付け、陸揚げの効率化及び輸送コストの低減を図
るためにスラリーを脱水する必要がある。
石炭スラリー、を船艙に積付けると、当初は石炭粒がほ
ぼ均一に分散した状態にあるが、時間の経過によりその
比重差に応じて下層には大粒径のものが沈降堆積し、上
層には小粒径のものが浮上してくる。
一般的に行なわれるスラリーの脱水方法は、艙底部にフ
ィルターを設け、このフィルターを通して下方へ抜水す
るものであるが、これを前記石炭スラリーの脱水に適用
すると、脱水の進行によって上層に浮上している小径の
石炭粒が大径の石炭粒からなる下層の上面を覆い、その
内部の通水路を閉塞してしまう。
このようになると脱水効率が低下したり、極端な場合に
は脱水不能となることもあり、効果的に脱水することが
困難となる。
石炭スラリー以外のスラリーを脱水する場合にも同様の
ことがいえる。
本発明はこのような問題を解決することを目的とし、索
体を介して昇降自在に取付けられかつ底部にフィルター
を有する皿状の脱水枠と、該脱水枠に設けられた浮体と
、前記脱水枠内部に取付けられ、フィルターを通って脱
水枠内に浸入してきた水を排水する排水ポンプとを有せ
しめて構成したスラリー運搬船のスラリー脱水装置を提
供することによって、その目的を達成するものであり、
これにより、フィルターの目詰まりによる脱水効率の低
下を極力防止することができるものである。
以下その実施例を説明する。
1はスラリー運搬船の船艙、2は艙口、3は艙口蓋であ
る。
艙口蓋3内部の4つのコーナ部にはそれぞれ索体4の繰
出し巻取り用のローラ5が設けられている。
これらのローラ5はカバー6で覆われ、図外の駆動装置
に連結されて同調回転せしめられる。
ローラ5から垂下された筆体4の下端は皿状の脱水枠7
の4つのコーナ部に連結されている。
脱水枠7は矩形環状の枠材8の下部にフィルター9を展
張し、このフィルター9を補強するために格子状の金枠
10を設けてなる。
フィルター9としては金網、繊維質等の種々のものが用
いられ、該フィルター9はその中央部が下方へ張出せし
められている。
枠材8は脱水枠7の側壁として作用し、その外周に沿っ
て浮体の一例である空気膨張式の環状ブイ11が設けら
れている。
このブイ11は図外の送排気装置に接続されている。
12は排水ポンプであり、これは取付枠7内の中央部に
設置される。
排水ポンプ12の吐出管13は排水管14を介して鉛線
1の側壁上部に設けられた船内排出用ホース15に接続
されている。
以上において、積地においては、まず第1図仮想線で示
したように、索体4をローラ5に巻込んで脱水枠7を艙
口蓋3の内部へ格納した形態で該艙口蓋3を取り出し、
艙口2を開放する。
次に艙口2から石炭スラリーを鉛線1に投入して該スラ
リーを積付ける。
石炭スラリーは、時間の経過に伴なって比重の大きい大
径の石炭粒が沈降して下層S1を形成し、比重の小さい
小径の石炭粒が上層S2に浮上してくる。
すなわち上層S2は微細な石炭粒が水中に浮遊した状態
となる。
そこでローラ5を巻戻して索体4を繰出し、脱水枠7を
下降させる。
このとき併行してブイ11に給気し、これを膨張させて
から脱水枠7をスラリー水面L1に浮かべる。
脱水枠7をスラリー水面L1に浮かべてからローラ5を
索体4の繰出し勝手としておく。
この状態ではブイ11によってスラリー水の脱水枠7内
部への溢流が防止されている。
脱水枠7は皿状をしているのでスラリー水面L1に浮か
んだ状態ではフィルター9がスラリー水中に没し、それ
により内部へ該フィルター9を通して水Wのみが浸入し
、石炭粒は分離される。
次に排水ポンプ12を作動させると、前記水Wが該ポン
プ12から排水管14、ホース15を介して排水される
排水によってスラリー水位が低下するが、脱水枠12は
その自重によ、りそれに追従する。
このようにして排水を続けると、第1図一点鎖線で示し
たように、上層S2はほぼ完全に脱水され、脱水枠9が
下層S1上に着座した状態となる。
排水ポンプ12による吸水が不能になってからローラ5
に索体4を巻き込み、脱水枠7を上昇させて艙口蓋3内
部に格納する。
このとき同時にブイ11を排気し、これを収縮させる。
以上では一つの鉛線1での脱水を一つの脱水枠7を用い
て行なうものを説明したが、第3図のように一つの鉛線
16での脱水を複数の脱水枠17を用いて行なうように
することも可能である。
第3図において18はフィルター、19は枠材、20は
ブイ、21は排水ポンプ、22は索体、23はローラ、
24は艙口蓋、25は上甲板である。
本発明は以上のように実施することができ、か1かる本
発明によれば、スラリー水を常時水面付近で脱水するの
で、フィルターの目詰まりによる脱水効率の低下を極力
防止することができる。
また脱水枠は常に浮体によりスラリー水面に浮かべられ
、その自重により排水に伴なうスラリー水位の低下に追
従するので、余分な設備が不要となりかつ装置の取扱い
も容易である。
しかも脱水枠内部に取付けられる排水ポンプは、フィル
ターを通って脱水枠内に浸入してきた水を排水するもの
で、強制的にフィルターにスラリー水を通過せしめてこ
れを排水するものではないので、脱水枠のフィルターの
目詰まりを促進させるおそれがない。
なお、前記実施例では脱水枠を艙口蓋あるいは上甲板か
ら吊下げたものを説明したが、これに限らず、たとえば
別途脱水枠の吊下架台を用いてもよい。
また取付枠としては皿状のものを用いるが、ここで皿状
とは周縁部が中央部より高く構成されたもの全般を指し
、たとえば中央部にウェル部(凹入部)を設けたもので
あってもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本発明実施例を示し、第1図は縦断面
図、第2図は第1図のA−A矢視図、第3図は変形例の
縦断面図である。 1.16・・・・・・鉛線、2・・・・・・艙口、3,
24・・・・・・艙口蓋、4,22・・・・・・索体、
7,17・・・・・・脱水枠、9.18・・・・・・フ
ィルター、11,20・・・・・・ブイ(浮体)、12
.21・・・・・・排水ポンプ、14・・・・・・排水
管、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 索体を介して昇降自在に取付けられ、かつ底部にフ
    ィルターを有する皿状の脱水枠と、該脱水枠に設けられ
    た浮体と、前記脱水枠内部に取付けられ、フィルターを
    通って脱水枠内に浸入してきた水を排水する排水ポンプ
    とを有することを特徴、′とするスラリー運搬船のスラ
    リー脱水装置。
JP54062963A 1979-05-21 1979-05-21 スラリ−運搬船のスラリ−脱水装置 Expired JPS5815006B2 (ja)

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JP54062963A JPS5815006B2 (ja) 1979-05-21 1979-05-21 スラリ−運搬船のスラリ−脱水装置

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JPS55155712A JPS55155712A (en) 1980-12-04
JPS5815006B2 true JPS5815006B2 (ja) 1983-03-23

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51135695U (ja) * 1975-04-23 1976-11-02

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