JPH0270818A - 汚濁水拡散防止膜の支持装置 - Google Patents

汚濁水拡散防止膜の支持装置

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Publication number
JPH0270818A
JPH0270818A JP21836388A JP21836388A JPH0270818A JP H0270818 A JPH0270818 A JP H0270818A JP 21836388 A JP21836388 A JP 21836388A JP 21836388 A JP21836388 A JP 21836388A JP H0270818 A JPH0270818 A JP H0270818A
Authority
JP
Japan
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float
air
diffusion prevention
rubber
water diffusion
Prior art date
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Pending
Application number
JP21836388A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoaki Mori
智朗 森
Keizo Okazaki
岡崎 桂造
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
Yokohama Rubber Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0270818A publication Critical patent/JPH0270818A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、海洋・土木工事の際に発生する遊泥(シル
ト)・土砂・ベドロ等を遮断し、海水等の汚染を防止す
る汚濁水拡散防止膜の支持装置に係わり、更に詳しくは
汚濁水拡散防止膜の上縁部を支持するゴム製フロート内
のエアー抜き容易にした汚濁水拡散防止膜の支持装置に
関するものである。
〔従来の技術〕
従来、海洋・土木工事を行う場合、その工事の際に発生
する遊泥(シルト)・土砂・ベドロ等を遮断して海水等
の汚染を防止するために、フロートに支持される汚濁水
拡散防止膜(シルトフェンス)が使用されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、上記の汚濁水拡散防止膜を支持する固定式の
フロートは、発泡体により形成されていたため、常に海
面上にさらされ、あらゆる海象においても退避すること
が出来ず、従って破損したり、損傷したりして長期的な
使用には耐久性上に問題があった。
また、充気型フロートを使用したゴム製の浮沈式の汚濁
水拡散防止膜は、スパン間が100mと長(、従ってフ
ロート内のエアーを抜いて沈降させる際、フロート内に
エアー溜りが生じて円滑に沈降させることが出来ず、ハ
ンドリングも極めて悪いと言う問題があり、また浮沈機
構に主を置いているため、ゴムと補強層の製品厚が厚く
、それに伴って連結部、浮沈機構等の付属部品も多くな
って高価となる問題があり、また荒天時可沈型シルトフ
ェンスのフロートとしては、過剰品質なものとなってい
た。
〔発明の目的〕
この発明は、かかる従来の問題点に着目して案出された
もので、ゴム製フロートを沈降させる際に、フロート内
にエアー溜りを発生させることなく容易に沈降させるこ
とが出来、またフロートの製品厚さを薄(して安価に製
造出来、また沈んだフロートを引き上げる際にも機械的
に引き上げることが出来る汚濁水拡散防止膜の支持装置
を提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は上記目的を達成するため、汚濁水拡散防止膜
の上縁部を支持するゴム製フロートの両端近傍にエアー
給排気弁を設け、前記ゴム製フロートの長手方向内部に
、エアー抜き穴を備えたエアー抜きホースを内装し、前
記ゴム製フロートの上部表面に、引上げ用フックを設け
たことを要旨とするものである。
〔発明の作用〕
この発明は、上記のように構成され、ゴム製フロートを
沈降させる場合には、エアー給排気弁からフロート内の
空気を抜く一方、フロートに内装したエアー抜きホース
によりエアー溜りを残すことなく完全に排出させて、円
滑に沈降させることが出来、また沈んだ汚濁水拡散防止
膜を水面近くまで引き上げる際には、フロートに設けた
引上げ用フックにクレーン船から吊り降ろしたロープ等
を引っ掛けて吊上げることにより容易に引き上げること
が出来るのである。
〔発明の実施例〕
以下添付図面に基いて、この発明の詳細な説明する。
第1図は、この発明を実施した汚濁水拡散防止膜の支持
装置の正面図、第2図は第1図の■■矢視拡大側面図を
示し、■は汚濁水拡散防止膜、2は汚濁水拡散防止膜l
の上縁部に装着された充気式のゴム製フロートであって
、ゴム製フロート2の上面−側部には、エアー給排気弁
3が取付けられている。
前記、ゴム製フロート2内の底部側には、ゴム製フロー
ト2の長手方向に沿って、図示しないエアー抜き穴を備
えたエアー抜きホース4が内装され、ゴム製フロート2
の沈降時にゴム製フロート2内からエアーを抜く際、内
部にエアー溜りが生じないように構成しである。
また、前記ゴム゛製フロート2の両端側上面には、沈ん
だ汚濁水拡散防止膜lを水面近くまで引き上げる際に、
第3図に示すようなりレーン船5から吊り降ろしたロー
プ6等を引っ掛けて吊上げる引上げ用フック7a、7b
が取付けである。
この発明は、上記のように構成され、第3図に示すよう
に、海底Gに沈下している汚濁水拡散防止膜1を水面W
近くまで引き上げる場合、クレーン船5から吊り降ろし
たロープ6の先端に鋼材8を水平に取付け、この鋼材8
を前記引上げ用フック7a、7bに通した状態で、クレ
ーン船5に設置した図示しない捲揚げ装置により水面W
近くまで吊上げ、そしてゴム製フロート2に設けたエア
ー給排気弁3からフロート2内にエアーを送り込んで汚
濁水拡散防止膜1を支持するのである。
この汚濁水拡散防止膜1は、沈降した後、機械的に吊上
げる為に、製品の厚さを薄いものに出来、この結果、安
価に製作できて経済的である。このタイプの汚濁水拡散
防止膜1は、例えば、年に1回あるいは2回の荒天時の
みに沈めるといった言わば可法式の汚濁水拡散防止膜l
の例である。
第4図は、ゴム製フロート2を備えた汚濁水拡散防止膜
lの沈下方法の実施例を示し、9はサブフロート、IO
は汚濁水拡散防止膜1を片側より徐々に沈降させるため
に配設した複数の重量調整を行ったウェイトを示してい
る。
この実施例では、ゴム製フロート2に設けたエアー給排
気弁3からエアーを抜き、そして水圧を利用しながらゴ
ム製フロート2内のエアーを押し出すように片側より汚
濁水拡散防止膜1を沈下させ、この時、エアー抜きホー
ス4によりゴム製フロート2内のエアー溜りを防止する
と共に、ウェイト10により汚濁水拡散防止膜1の沈降
を促進させることが出来る。
なお、通常海上に設置する際には、重量調整を行った複
数のウェイ)10を片側に付けているので、サブフロー
ト9等の余剰、浮力を取付けである。
また、上記の構成は、個々の汚濁水拡散防止膜lの機能
に合わせて使用することも可能であるが、使用用途別に
汚濁水拡散防止膜1に単独で使用してもその性能を充分
に発揮させることが出来る。
〔発明の効果〕
この発明は、上記のように汚濁水拡散防止膜の上縁部を
支持するゴム製フロートの両端近傍にエアー給排気弁を
設け、前記ゴム製フロートの長手方向内部に、エアー抜
き穴を備えたエアー抜きホースを内装し、前記ゴム製フ
ロートの上部表面に、引上げ用フ・ツクを設けたので、
ゴム製フロートを沈降させる際に、フロート内にエアー
溜りを発生させることなく容易に沈降させることが出来
、またフロートの製品厚さを薄くして安価に製造出来る
ことから経済的であり、更に沈んだフロートを引き上げ
る際にも機械的に引き上げることが出来るので作業能率
を向上させることが出来る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明を実施した汚濁水拡散防止膜の支持
装置の正面図、第2図は第1図の■−■矢視拡大側面図
、第3図は汚濁水拡散防止膜を海底から水面近くまで吊
上げる方法を示す説明図、第4図は汚濁水拡散防止膜を
沈降させる方法を示す説明図である。 l・・・汚濁水拡散防止膜、2・・・ゴム製フロート、
3・・・エアー給排気弁、4・・・エアー抜きホース、
?a、7b・・・引上げ用フック。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 汚濁水拡散防止膜の上縁部を支持するゴム製フロートの
    両端近傍にエアー給排気弁を設け、前記ゴム製フロート
    の長手方向内部に、エアー抜き穴を備えたエアー抜きホ
    ースを内装し、前記ゴム製フロートの上部表面に、引上
    げ用フックを設けたことを特徴とする汚濁水拡散防止膜
    の支持装置。
JP21836388A 1988-09-02 1988-09-02 汚濁水拡散防止膜の支持装置 Pending JPH0270818A (ja)

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