JPH1197205A - チップ抵抗器 - Google Patents

チップ抵抗器

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Publication number
JPH1197205A
JPH1197205A JP9273732A JP27373297A JPH1197205A JP H1197205 A JPH1197205 A JP H1197205A JP 9273732 A JP9273732 A JP 9273732A JP 27373297 A JP27373297 A JP 27373297A JP H1197205 A JPH1197205 A JP H1197205A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chip resistor
electrode
electrodes
notches
notch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9273732A
Other languages
English (en)
Inventor
Yozo Obara
陽三 小原
Masato Shimada
真人 嶋田
Katsumi Takeuchi
勝己 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hokuriku Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Hokuriku Electric Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hokuriku Electric Industry Co Ltd filed Critical Hokuriku Electric Industry Co Ltd
Priority to JP9273732A priority Critical patent/JPH1197205A/ja
Publication of JPH1197205A publication Critical patent/JPH1197205A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 隣り合う電極間における短絡等、電極形成時
の障害をなくすこと。 【解決手段】 矩形状の絶縁性基板12で形成され、こ
の基板12の両側面に複数の凹型切り欠き部18を設け
る。この凹型切り欠き部18は、少なくとも3つの面を
有し、互いに隣り合う面は鈍角で交わる台形状である。
切り欠き部18間には、凸部14が形成され、この凸部
14の表面と裏面にはそれぞれ導電性樹脂で形成された
電極16が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、大型絶縁基板上
に抵抗体を形成し、これを分割して形成されるチップ抵
抗器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般的なチップ抵抗器は、薄い平
板状の大型の絶縁基板の表面に、複数の電極及び電極間
の抵抗体を印刷等により形成する。次に凹凸金型(ピン
を備えた上金型と凹部を備えた下金型等)を使用して、
上記基板に対し所定のチップ抵抗器が得られるように切
り込み線と、この切り込み線上に設けられる貫通孔とを
形成し、各抵抗体毎に分割して、個々のチップ抵抗器を
製造していた。
【0003】また上記チップ抵抗体は、各電極部間に、
平面形状が半円形状や半だ円形状、又は特開平8−21
3218号公報に開示されているように、電極部間の両
側面には、3つの面が略直角に交わる凹型の切り欠き部
を有していた。
【0004】このチップ抵抗器において、一方の側面に
設けられた各電極は回路基板等に形成された共通電極と
はんだ接続され、他方の側面に設けられた電極は、上記
回路基板に形成された個別電極とはんだ接続されてい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術におい
て、チップ抵抗器の各電極を回路基板に設けた配線パタ
ーンの電極にはんだ付けする場合、上記チップ抵抗器が
有する電極間の切り欠き部が湾曲しているため、溶融し
たはんだがこの湾曲した切り欠き部を伝って流れ、各電
極間の短絡の原因となっていた。
【0006】また、チップ抵抗器が有する電極部間に形
成された切り欠き部の3つの面が略直角に交わる場合、
角部に不純物等が蓄積しやすく、洗浄もしにくいことか
ら、障害が起こり、チップ抵抗器に異常が生じるという
問題を有していた。特にはんだ付け用のフラックスが角
部に残りやすく、後工程での障害の原因となっていた。
【0007】そこで本発明は、従来の問題点を鑑みてな
されたものであり、隣り合う電極間における短絡等、電
極形成に伴う障害をなくしたチップ抵抗器を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記目的を
達成するために、矩形状の絶縁性基板で形成されるチッ
プ抵抗器において、この基板の両側面に複数の凹型切り
欠き部を設ける。この凹型切り欠き部は、少なくとも3
つの面を有し、互いに隣り合う面は鈍角で交わる台形状
とする。
【0009】また、矩形状の絶縁性基板の両側面に複数
の切り欠き部を形成したチップ抵抗器において、この切
り欠き部は4つ以上の面を有し、互いに隣り合う面は鈍
角で交わっている。上記チップ抵抗器の切り欠き部間に
は、凸部が形成され、この凸部の表面と裏面にはそれぞ
れ導電性樹脂で形成された電極が形成されている。これ
らの電極は、上記切り欠き部により分離されているので
短絡等の障害はない。
【0010】また矩形状の絶縁性基板で形成され、両側
面に複数の凹型切り欠き部を設けたチップ抵抗器におい
て、この凹型切り欠き部は、少なくとも3つの面を有
し、互いに隣り合う面は鋭角で交わる。
【0011】この発明のチップ抵抗器は、電極間に切り
欠き部を設けることで、はんだ付け時のフラックスの残
りくずやその他不純物による短絡を防止し、また電極近
傍に付着した上記フラックスや不純物等を洗浄除去でき
るものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施の形態につい
て図面に基づいて説明する。図1〜図5はこの発明の第
一実施形態のネットワーク抵抗器であるチップ抵抗器1
0を示し、セラミックス等の絶縁性基板12の両側面に
各々4つの凸部14を設け、この凸部14の表裏面に端
子電極16が形成されている。また凸部14間に形成さ
れた凹型切り欠き部18は、3つの面を有し、互いに隣
り合う面が鈍角で交わり、台形状の空間を形成してい
る。
【0013】この実施形態のチップ抵抗器10の製造工
程は、図2に示すように、チップ抵抗器10に設けた凸
部14の先端面20と、その周囲面に導電性樹脂22を
塗布し、さらに端子電極16と導電性樹脂22の表面を
メッキ24で被覆する。次に回路基板26に設けた配線
パターンの電極28にチップ抵抗器10の凸部14の先
端を設置し、はんだ30により固定する。凸部14の先
端に付けられたはんだ30は、図3で示された凸部14
のそれぞれA−A線、B−B線断面図である図4と図5
で示すように、表面張力により凸部14の先端周囲に盛
り上がった状態で付着し、またチップ抵抗器10と回路
基板26間にはわずかな空隙ができ、余分なはんだ30
が切り欠き部18内を伝い流れることを防止している。
【0014】この実施形態のチップ抵抗器10は、端子
電極16間に凹型の切り欠き部18を有するため、はん
だ30を目的部位である凸部14の先端に塗布しやす
く、またはんだ30の表面張力により、電極間に短絡を
引き起こすことがない。また、切り欠き部18の鈍角で
交わる面で囲まれた空間や、チップ抵抗器10と回路基
板26間にの空隙により、フラックスやその他不純物を
洗浄しやすく、電極間のショート等、はんだ付け時の故
障をなくすことができた。
【0015】図6はこの発明の第二実施形態のチップ抵
抗器31を示し、基板32の両側面に設けた切り欠き部
34は5つの面を有している。切り欠き部34間に設け
た凸部36の表裏面には端子電極38が形成され、第一
実施形態と同様の製造工程で他の回路基板にはんだ付け
される。切り欠き部34がある程度の空間を有し、凸部
36先端の幅が細いことからはんだを集中して塗布する
こととが容易で、また切り欠き部34内の各面がより大
きい角度で交わることから、付着したフラックスやその
他の不純物を残らず洗浄でき、電極間の短絡を防ぐこと
ができる。
【0016】図7はこの発明の第三実施形態のチップ抵
抗器40を示し、基板42の両側面に設けた切り欠き部
44の3つの面は、隣り合う面に対し鋭角で交わり、凸
部46の先端間は切り欠き部44の底面よりも狭く、凸
部46は先端に向け幅が広がっている。また、凸部46
の表裏面には端子電極48が形成され、他の回路基板に
形成された電極にはんだで固定される。このチップ抵抗
器40が有する凸部46先端にはんだを多く付けたとし
ても、電極面積が大きく、また表面張力により余分のは
んだが他の側面に流れにくい。
【0017】図8はこの発明の第四実施形態のチップ抵
抗器50を示し、基板52の両側面に設けた切り欠き部
54は、第一実施形態のチップ抵抗器10が有する凹型
切り欠き部18と同様の空間を形成しているが、凸部5
6の隣り合う側面は、凸部56の末端部58から先端部
60にむかって小さくなるように面取りされ、図9で示
すように凸部56の断面は8角形をなし、平行に向かい
合った凸部56の表裏面には端子電極62が形成されて
いる。直角に交わる角を面取りすることで、末端部58
に生じやすいクラック等の亀裂の発生を防ぎ、凸部56
の表裏面に形成した端子電極62の導電性を保持する。
【0018】
【発明の効果】この発明のチップ抵抗器は、少なくとも
3つの面を有し、互いに隣り合う面が鈍角で交わる切り
欠き部又は、4つ以上の面を有し、互いに隣り合う面が
鈍角で交わる切り欠き部を備えているため、はんだを目
的の部位に集中的に塗布することができ、またフラック
スやその他の不純物の付着によって生じる電極間の短絡
を防止し、品質が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のチップ抵抗器の第一実施形態を示す
斜視図である。
【図2】この発明のチップ抵抗器と回路基板を接続する
工程を示す部分平面図(a)〜(d)である。
【図3】この発明のチップ抵抗器の凸部を示す部分拡大
平面図である。
【図4】図3のA−A線断面図である。
【図5】図3のB−B線断面図である。
【図6】この発明のチップ抵抗器の第二実施形態を示す
凸部の部分拡大平面図である。
【図7】この発明のチップ抵抗器の第三実施形態を示す
凸部の部分拡大平面図である。
【図8】この発明のチップ抵抗器の第四実施形態を示す
凸部の部分拡大平面図である。
【図9】図8のC−C線断面図である。
【符号の説明】
10 チップ抵抗器 12 基板 14 凸部 16 端子電極 18 凹型切り欠き部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 矩形状の絶縁性基板の両側面に複数の凹
    型切り欠き部を形成し、この凹型切り欠き部は少なくと
    も3つの面を有し、互いに隣り合う面が鈍角で交わるチ
    ップ抵抗器。
  2. 【請求項2】 上記切り欠き部は、4つ以上の面を有
    し、互いに隣り合う面が鈍角で交わる請求項1記載のチ
    ップ抵抗器。
  3. 【請求項3】 上記基板の切り欠き部間に形成された凸
    部の表裏面に、導電性樹脂による電極を設けた請求項1
    又は2記載のチップ抵抗器。
  4. 【請求項4】 矩形状の絶縁性基板の両側面に複数の凹
    型切り欠き部を形成し、この凹型切り欠き部は少なくと
    も3つの面を有し、互いに隣り合う面が鋭角で交わるチ
    ップ抵抗器。
JP9273732A 1997-09-18 1997-09-18 チップ抵抗器 Pending JPH1197205A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9273732A JPH1197205A (ja) 1997-09-18 1997-09-18 チップ抵抗器

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JP9273732A JPH1197205A (ja) 1997-09-18 1997-09-18 チップ抵抗器

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Publication Number Publication Date
JPH1197205A true JPH1197205A (ja) 1999-04-09

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JP9273732A Pending JPH1197205A (ja) 1997-09-18 1997-09-18 チップ抵抗器

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JP (1) JPH1197205A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014072240A (ja) * 2012-09-27 2014-04-21 Rohm Co Ltd チップ部品

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014072240A (ja) * 2012-09-27 2014-04-21 Rohm Co Ltd チップ部品

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