JPH10294553A - 回路基板 - Google Patents

回路基板

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JPH10294553A
JPH10294553A JP10171797A JP10171797A JPH10294553A JP H10294553 A JPH10294553 A JP H10294553A JP 10171797 A JP10171797 A JP 10171797A JP 10171797 A JP10171797 A JP 10171797A JP H10294553 A JPH10294553 A JP H10294553A
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electronic component
solder
electronic components
pad
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Masaaki Masuda
雅明 増田
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TEC CORP
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/0286Programmable, customizable or modifiable circuits
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/11Printed elements for providing electric connections to or between printed circuits
    • H05K1/111Pads for surface mounting, e.g. lay-out
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • H05K3/32Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
    • H05K3/34Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
    • H05K3/341Surface mounted components
    • H05K3/3421Leaded components

Abstract

(57)【要約】 【課題】 短絡不良の発生を防止するとともに、機能が
同一で異なる大きさの電子部品を選択的に実装できるよ
うにする。 【解決手段】 絶縁基板1は、同一の機能をもち大きさ
が異なる複数種の電子部品2a,2bを選択的に実装す
る実装領域14を備え、大きさの異なる電子部品2a,
2bの共通の端子部3,4に接続されるパッド11a,
11b同士は同一の実装領域14内で互いに表面での半
田の流入が阻止されるように区分されて配列されてい
る。従って、大きな電子部品2bに対応するパッド11
bと小さな電子部品2aに対応するパッド11aとの何
れか一つのパッド11b又は11aの表面に付着する半
田が他のパッド11a又は11bの表面に流れることを
防止し、大きな電子部品2bの本体が小さな電子部品2
a用のパッド11aに載ったとしても、電子部品2bの
本体で半田を周囲に押し広げてしまうことによる短絡を
防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器に用いら
れる回路基板に関する。
【0002】
【従来の技術】まず、図4を参照して従来の回路基板に
ついて説明する。図4(a)は回路基板Aに小さな電子
部品2aを実装した状態を示す一部の平面図、同図
(b)はその一部の側面図、同図(c)は回路基板Aに
大きな電子部品2bを実装した状態示す一部の平面図、
同図(d)はその一部の側面図である。回路基板Aは、
絶縁基板1の表面に、フラットパッケージ型の電子部品
2a又は2bの両側に配列された複数の端子部3,4を
半田付けする複数の導電性のパッド5,6と、これらの
パッド5,6に接続された導電性の接続線7,8とをパ
ターニングすることにより形成されている。
【0003】パッド5,6に電子部品2a,2bの端子
部3,4を半田付けする場合には、図4(b)(d)に
示すように、予めパッド5,6の表面に半田層9を形成
し、この半田層9の上に電子部品2a,又は2bの端子
部3,4を載せ、半田層9を加熱して溶かすことにより
端子部3,4をパッド5,6に接続している。
【0004】ところで、例えば、型式番号がTL339
で知られているリニアIC等の電子部品は、用途や使用
環境が同じで同一の機能をもつものであっても、図4で
示した電子部品2a,2bのように本体の大きさが異な
るものがある。このような例は製造メーカーが異なった
場合に起き易い。この例で電子部品2a,2bは8ピン
タイプであり、1番目から8番目の端子部3,4は、電
子部品2a,2bの本体の大きさが異なっても順番が同
じもの同士は共通の端子部3,4であり、接続先は同一
である。すなわち、電子部品2aの1番目の端子部と電
子部品2bの1番目の端子部とは同一部分に接続される
ように構成されている。この場合、両側に突出する端子
部3,4の間隔は異なるが、端子部3の配列ピッチ、端
子部4の配列ピッチは同一である。このようなことは、
8ピンタイプ以外の電子部品についても言えることであ
る。
【0005】このようなことから、パッド5,6の長さ
を長くし、図4(a)(b)に示すように小さい電子部
品2aを用いる場合には端子部3,4をパッド5,6の
内側に半田付けし、図4(c)(d)に示すように大き
い電子部品2bを用いる場合には端子部3,4をパッド
5,6の外側に半田付けすることが行われている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この場合、図4(d)
に示すように、大きな電子部品2bはその本体がパッド
5,6の上部を覆い場合によってはパッド5,6に載る
ことがあるので、半田付け作業工程において、溶解した
半田層9が電子部品2bの本体に押されて広がり隣接す
るパッド5又は6や他の導電部に短絡することがある。
【0007】このことを避けるため、同一の機能をもつ
小さな電子部品2aを他のメーカーに求めても、それが
生産されていない場合には、大きな電子部品2bに合わ
せてパッド5,6の配列パターンを設計変更しなければ
ならず、生産性が低下する。
【0008】本発明はこのような点に鑑みなされたもの
で、短絡不良の発生を防止するとともに、機能が同一で
異なる大きさの電子部品を選択的に実装することができ
る回路基板を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
絶縁基板の表面に、フラットパッケージ型の電子部品の
両側に配列された複数の端子部を半田付けする複数の導
電性のパッドと、これらのパッドに接続された導電性の
接続線とをパターニングした回路基板において、前記絶
縁基板は、同一の機能をもち大きさが異なる複数種の電
子部品を選択的に実装する実装領域を備え、大きさの異
なる前記電子部品の少なくとも片側に配列された共通の
前記端子部に接続されるパッド同士は同一の前記実装領
域内で互いに表面での半田の流入がないように区分され
て配列されている。従って、大きな電子部品に対応する
パッドと小さな電子部品に対応するパッドとは区分され
ているため、大きな電子部品に対応するパッドと小さな
電子部品に対応するパッドとの何れかの一つのパッドの
表面で溶解した半田が他のパッドの表面に流れることが
ない。また、同一機能をもち大きさの異なる電子部品を
用いるようになった場合でも、配線パターンを設計変更
することがないので生産性が低下することはない。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、大きさの異なる電子部品の端子部に接続さ
れるパッド同士は分離状態で区分されている。従って、
請求項1記載の発明と同様の効果が得られる。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明において、大きさの異なる電子部品の端子部に接続さ
れるパッド同士は表面のみが溝により分離された状態で
区分されていて且つ互いに導通状態である。従って、区
分されて配列される関係にあるパッド間の半田の流入を
溝により遮断することが可能となる。また、大きさの異
なる電子部品の端子部に接続されるとともに区分されて
配列される関係にあるパッド同士は、互いに導通状態を
維持するため何れか一方から接続線に接続すればよく、
従って、接続線を高密度で配列しなくて済み、短絡に対
する信頼性を向上させることが可能となる。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項1記載の発
明において、大きさの異なる電子部品の端子部に接続さ
れるパッド同士は表面のみが半田の溶着を禁止するレジ
スト膜を間にして区分されている。従って、区分されて
配列される関係にあるパッド間の半田の流入をレジスト
膜により遮断することが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の第一の実施の形態を図1
を参照して説明する。図4において説明した部分と同一
部分については同一符号を用いて説明する。図1(a)
は回路基板Bの一部を示す平面図、同図(b)は回路基
板Bに小さな電子部品2aを実装した状態を示す一部の
平面図、同図(c)はその一部の側面図、同図(d)は
回路基板Bに大きな電子部品2bを実装した状態を示す
一部の平面図、同図(e)はその一部の側面図である。
【0014】本実施の形態における回路基板Bは、絶縁
基板1の表面に、フラットパッケージ型の電子部品2a
又は2bの左側に配列された複数の端子部3を半田付け
する複数の導電性のパッド10と、電子部品2a又は2
bの右側に配列された複数の端子部4を半田付けする複
数の導電性のパッド11a,11bと、パッド10,1
1bに接続された導電性の接続線7,8とをパターニン
グすることにより形成されている。
【0015】また、絶縁基板1は、同一の機能をもち大
きさが異なる複数種の電子部品2a,2bを選択的に実
装する実装領域14を備え、大きさの異なる電子部品2
a,2bの右側に配列された共通の端子部4に接続され
るパッド11a,11b同士は同一の実装領域14内で
互いに区分されて配列されている。「共通の端子部」の
言葉の意味は従来技術において説明した通りである。そ
して、電子部品2a,2bの共通の端子部4に接続され
るパッド11a,11b同士は一方の表面で溶解した半
田が他方の表面に流れることがないように区分されてい
ればよい。その区分の仕方は、本実施の形態では、パッ
ド11a,11bを細い繋ぎ部12により連続して形成
し、その繋ぎ部12の表面に半田の溶着を禁止するレジ
スト膜13を形成することによって区分されている。ま
た、パッド10,11aの内側端部間の間隔は小さな電
子部品2aの本体の幅よりも広く定められ、パッド1
0,11bの内側端部間の間隔は大きな電子部品2bの
本体の幅よりも広く定められている。
【0016】このような構成において、図1(b)
(c)に示すように、絶縁基板1の実装領域14に小さ
な電子部品2aを実装する場合には、パッド10,11
aの表面に半田層9を形成する。この半田層9は、クリ
ーム半田の塗布、半田メッキ等の方法により形成され
る。そして、パッド10,11aの上に電子部品2aの
端子部3,4を載せ、半田層9を加熱して溶かすことに
より端子部3,4をパッド10,11aに接続する。
【0017】この状態では、小さな電子部品2aの本体
は、パッド10,11aの間に位置してそれらの上面に
載るようなことがないので、パッド10,11aで溶解
した半田を下面で圧迫して周囲に広げてしまうことはな
い。これにより、電子部品2aの本体の下面に対応する
部分での短絡を防止することができる。具体的には、例
えば、隣接するパッド10の間、隣接するパッド11a
の間の短絡が防止される。小さな電子部品2aを実装す
る場合には、パッド11a上の半田がパッド11bに流
れても何等問題がないが、パッド11a上で溶解した半
田が隣接するパッド11bの表面に付着することはレジ
スト膜13により禁止される。
【0018】図1(d)(e)に示すように、絶縁基板
1の実装領域14に大きな電子部品2bを実装する場合
には、パッド10,11bの表面に半田層9を形成し、
前述した方法と同様の方法により端子部3,4をパッド
10,11bに接続する。
【0019】この状態では、大きな電子部品2bの本体
は、パッド10,11bの間に位置してそれらの上面に
載るようなことがないので、パッド10,11b上で溶
解した半田を圧迫して周囲に広げることはない。また、
この大きな電子部品2bの本体は、小さな電子部品2a
用のパッド11aの上面に載っていても、パッド11b
上で溶解した半田が隣接する内側のパッド11aの表面
に付着することをレジスト膜13により禁止することが
できるので、パッド11aに電子部品2bの本体の下面
で半田を圧迫して周囲に広げるようなことはない。従っ
て、大きな電子部品2bを用いても、その本体の下面付
近の短絡が防止される。具体的には、例えば、隣接する
パッド11aの間の短絡が防止される。
【0020】なお、パッド11a,11b同士は一体に
形成されているため、パッド11a,11bの何れか一
方から接続線8に接続すればよい。これにより、接続線
8を高密度で配線しなくて済み、短絡に対する信頼性を
向上させることができる。パッド10は小さな電子部品
2aと大きな電子部品2bとのどちらの端子部3にも接
続されるように共通化しているので、小さな電子部品2
aを絶縁基板1に配置した場合に、実装領域14に無駄
なスペースが少なくて済む。
【0021】次に、本発明の第二の実施の形態を図2に
基づいて説明する。前実施の形態と同一部分は同一符号
を用い説明も省略する。図2(a)は回路基板Cの一部
を示す平面図、同図(b)は回路基板Cに小さな電子部
品2aを実装した状態を示す一部の平面図、同図(c)
はその一部の側面図、同図(d)は回路基板Cに大きな
電子部品2bを実装した状態を示す一部の平面図、同図
(e)はその一部の側面図である。
【0022】本実施の形態は、前実施の形態におけるパ
ッド10に代えて、電子部品2a,2bの左側に配列さ
れた共通の端子部3に接続されるパッド10a,10b
同士を同一の実装領域14内で互いに区分して配列した
例である。
【0023】このような構成において、図2(b)
(c)に示すように、絶縁基板1の実装領域14に小さ
な電子部品2aを実装する場合には、パッド10a,1
1aの表面に半田層9を形成し、前実施の形態と同様の
方法で、端子部3,4をパッド10a,11aに接続す
る。
【0024】この状態では、小さな電子部品2aの本体
は、パッド10a,11aの間に位置しそれらの上面に
載るようなことがないので、パッド10a,11a上で
溶解した半田を圧迫して周囲に広げることはない。これ
により、電子部品2aの本体の下面付近での短絡が防止
される。具体的には、例えば、隣接するパッド10aの
間、隣接するパッド11aの間の短絡が防止される。こ
の場合も、パッド10a上の半田がパッド10bに流れ
ても何等問題がないが、パッド10a上で溶解した半田
が隣接するパッド10bの表面に付着することはレジス
ト膜13により禁止される。
【0025】図2(d)(e)に示すように、絶縁基板
1の実装領域14に大きな電子部品2bを実装する場合
には、パッド10b,11bの表面に半田層9を形成
し、端子部3,4をパッド10b,11bに接続する。
【0026】この状態では、大きな電子部品2bの本体
は、パッド10b,11bの間に位置しそれらの上面に
載るようなことがないので、パッド10b,11b上で
溶解した半田を圧迫して周囲に広げることはない。この
大きな電子部品2bの本体は、小さな電子部品2a用の
パッド10a,11aの上面に載っていても、パッド1
0b,11b上で溶解した半田が隣接する内側のパッド
10a,11aの表面に付着することをレジスト膜13
により禁止することができるので、大きな電子部品2b
の本体の下面付近での短絡が防止される。具体的には、
例えば、パッド10a同士、又はパッド11a同士が短
絡することはない。
【0027】なお、パッド10a,10b同士及びパッ
ド11a,11b同士はレジスト膜13により区分され
ているが一体に形成されているため、パッド10a,1
0bの何れか一方から接続線7に接続し、パッド11
a,11bの何れか一方から接続線8に接続すればよ
い。これにより、接続線7,8を高密度で配列しなくて
済み、短絡に対する信頼性を向上させることができる。
【0028】さらに、本発明の第三の実施の形態を図3
に基づいて説明する。図3(a)は小さな電子部品2a
の実装状態を示す一部の平面図、同図(b)は大きな電
子部品2bの実装状態を示す一部の平面図、同図(c)
は区分されて配列される関係にあるパッド10a,10
bの配列状態を拡大して示す一部の平面図である。
【0029】図2に示す実施の形態では、区分されて配
列される関係にあるパッド10a,10b同士及びパッ
ド11a,11b同士を直線上に配列したが、本実施の
形態では、小さな電子部品2aの端子部3,4が接続さ
れるパッド10a,11aに対し、大きな電子部品2b
の端子部3,4が接続されるパッド10b,11bを外
側及び端子部3,4の配列方向に位置をずらして配列さ
れている。
【0030】このとき、パッド10a,11aを結ぶ直
線と小さな電子部品2aの中心線とは直角の関係になっ
ていて、パッド10b,11bと大きな電子部品2bと
の関係も同様になっている。従って、小さな電子部品2
aを用いるときはパッド10a,11a上に、大きな電
子部品2bを用いるときはパッド10b,11b上に接
続される。この場合、パッド10a,10b同士及びパ
ッド11a,11b同士は、繋ぎ部12により連続さ
れ、その繋ぎ部12の表面には半田の付着を禁止するレ
ジスト膜13が形成されている。従って、前実施の形態
の場合と同様の効果を得ることができる。
【0031】なお、パッド10a,10b同士及びパッ
ド11a,11b同士の区分の仕方として、パッド11
a,11bを独立的に分離して設けてもよい。この場合
には、パッド10a,10b,11a,11bのそれぞ
れを接続線7又は8に接続するが、接続線7から分岐し
た分岐線(図示せず)をパッド10a,10bに接続
し、接続線8から分岐した分岐線(図示せず)をパッド
11a,11bに接続する方が接続線7,8の配列密度
に余裕がとれるので好ましい。
【0032】このように、パッド10a,10b同士及
びパッド11a,11b同士を独立的に分離して設ける
ことにより、大きな電子部品2b用のパッド10b,1
1bの表面で溶解した半田が、小さな電子部品2a用の
パッド10a,11aの表面に流れたり、逆に、小さな
電子部品2a用のパッド10a,11aの表面で溶解し
た半田が、大きな電子部品2b用のパッド10b,11
bの表面に流れることはない。
【0033】他の区分の仕方として、パッド10a,1
0b同士及びパッド11a,11b同士を、表面のみを
溝により分離して区分するようにしてもよい。これは、
図1ないし図3を参照して説明すれば、繋ぎ部12に相
当する部分に表面が凹む溝を形成することである。この
ようにすることにより、大きな電子部品2b用のパッド
10b,11bの表面で溶解した半田が、小さな電子部
品2a用のパッド10a,11aの表面に流れたり、逆
に、小さな電子部品2a用のパッド10a,11aの表
面で溶解した半田が、大きな電子部品2b用のパッド1
0b,11bの表面に流れることはない。また、パッド
10a,10b同士及びパッド11a,11b同士は表
面のみが溝により分離されているが一体に形成されてい
るため、パッド10a,10bの何れか一方から接続線
7に接続し、パッド11a,11bの何れか一方から接
続線8に接続すればよい。この実施の形態のような構成
ならば、大きな電子部品2bと小さな電子部品2aとの
大きさにあまり差がない場合でも各パッド10a,10
b,パッド11a,11bが十分な大きさで絶縁基板1
上に配置できる。
【0034】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、絶縁基板の表面
に、フラットパッケージ型の電子部品の両側に配列され
た複数の端子部を半田付けする複数の導電性のパッド
と、これらのパッドに接続された導電性の接続線とをパ
ターニングした回路基板において、絶縁基板は、同一の
機能をもち大きさが異なる複数種の電子部品を選択的に
実装する実装領域を備え、大きさの異なる電子部品の少
なくとも片側に配列された共通の端子部に接続されるパ
ッド同士は同一の実装領域内で互いに表面での半田の流
入がないように区分されて配列されているので、大きな
電子部品に対応するパッドと小さな電子部品に対応する
パッドとの何れか一つのパッド表面に付着する半田が他
のパッドの表面に流れることを防止することができる。
これにより、大きな電子部品の本体が小さな電子部品用
のパッドに載っていても、その部分には電子部品の本体
によって圧迫されて周囲に広げられるような半田が存在
しないので、短絡を防止することができる。また、同一
機能をもち大きさの異なる電子部品を用いるようになっ
た場合でも、配線パターンを設計変更することがないの
で生産性が低下することはない。
【0035】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、大きさの異なる電子部品の端子部に接続さ
れるパッド同士は分離状態で区分されている。従って、
請求項1記載の発明と同様の効果を得ることができる。
【0036】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明において、大きさの異なる電子部品の端子部に接続さ
れるパッド同士は表面のみが溝により分離された状態で
区分されていて且つ互いに導通状態である。従って、区
分されて配列される関係にあるパッド間の半田の流入を
溝により遮断することができる。また、大きさの異なる
電子部品の端子部に接続されるとともに区分されて配列
される関係にあるパッド同士は、互いに導通状態を維持
するため何れか一方から接続線に接続すればよく、従っ
て、接続線を高密度で配列しなくて済み、短絡に対する
信頼性を向上させることができる。
【0037】請求項4記載の発明は、請求項1記載の発
明において、大きさの異なる電子部品の端子部に接続さ
れるパッド同士は表面のみが半田の溶着を禁止するレジ
スト膜を間にして区分されているので、区分されて配列
される関係にあるパッド間の半田の流入をレジスト膜に
より遮断することができる。また、大きさの異なる電子
部品の端子部に接続されるとともに区分されて配列され
る関係にあるパッド同士は、互いに導通状態を維持する
ため何れか一方を接続線に接続すればよく、従って、接
続線を高密度で配列しなくて済み、短絡に対する信頼性
を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態を示すもので、
(a)は回路基板の一部を示す平面図、(b)は回路基
板に小さな電子部品を実装した状態を示す一部の平面
図、(c)はその一部の側面図、(d)は回路基板に大
きな電子部品を実装した状態を示す一部の平面図、
(e)はその一部の側面図である。
【図2】本発明の第二の実施の形態を示すもので、
(a)は回路基板の一部を示す平面図、(b)は回路基
板に小さな電子部品を実装した状態を示す一部の平面
図、(c)はその一部の側面図、(d)は回路基板に大
きな電子部品を実装した状態を示す一部の平面図、
(e)はその一部の側面図である。
【図3】本発明の第三の実施の形態を示すもので、
(a)は小さな電子部品の実装状態を示す一部の平面
図、(b)は大きな電子部品の実装状態を示す一部の平
面図、(c)は区分されて配列される関係にあるパッド
の配列状態を拡大して示す一部の平面図である。
【図4】従来技術を示すもので、(a)は回路基板に小
さな電子部品を実装した状態を示す一部の平面図、
(b)はその一部の側面図、(c)は回路基板に大きな
電子部品を実装した状態示す一部の平面図、(d)はそ
の一部の側面図である。
【符号の説明】
1 絶縁基板 2a,2b 電子部品 3,4 端子部 7,8 接続線 10 パッド 10a,10b 区分されて配列される関係にある
パッド 11a,10b 区分されて配列される関係にある
パッド 13 レジスト膜 14 実装領域

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁基板の表面に、フラットパッケージ
    型の電子部品の両側に配列された複数の端子部を半田付
    けする複数の導電性のパッドと、これらのパッドに接続
    された導電性の接続線とをパターニングした回路基板に
    おいて、前記絶縁基板は、同一の機能をもち大きさが異
    なる複数種の前記電子部品を選択的に実装する実装領域
    を備え、大きさの異なる前記電子部品の少なくとも片側
    に配列された共通の前記端子部に接続されるパッド同士
    は同一の前記実装領域内で互いに表面での半田の流入が
    ないように区分されて配列されていることを特徴とする
    回路基板。
  2. 【請求項2】 大きさの異なる電子部品の端子部に接続
    されるパッド同士は分離状態で区分されていることを特
    徴とする請求項1記載の回路基板。
  3. 【請求項3】 大きさの異なる電子部品の端子部に接続
    されるパッド同士は表面のみが溝により分離された状態
    で区分されていて且つ互いに導通状態であることを特徴
    とする請求項1記載の回路基板。
  4. 【請求項4】 大きさの異なる電子部品の端子部に接続
    されるパッド同士は表面のみが半田の溶着を禁止するレ
    ジスト膜を間にして区分されていることを特徴とする請
    求項1記載の回路基板。
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