JPH1193267A - カーポート等組立建物 - Google Patents

カーポート等組立建物

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JPH1193267A
JPH1193267A JP25457697A JP25457697A JPH1193267A JP H1193267 A JPH1193267 A JP H1193267A JP 25457697 A JP25457697 A JP 25457697A JP 25457697 A JP25457697 A JP 25457697A JP H1193267 A JPH1193267 A JP H1193267A
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JP
Japan
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roof
girder
fixture
carport
fixed
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JP25457697A
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English (en)
Inventor
Hidekazu Hanada
秀和 花田
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Showa Aluminum Can Corp
Original Assignee
Showa Aluminum Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カーポート等組立建物の1人施工による設置
工事において、屋根取付けのさいの高所作業を少なく
し、安全性を向上する。かつ短時間で確実に施工する。
屋根の取付けを強固なものとし、また組立て部品点数を
少なくして、コストの低減を図る。片持式タイプ、合掌
式タイプ、中屋根を有する拡張合掌式タイプのカーポー
ト等組立建物に適用される。 【解決手段】 カーポート等組立建物1 の屋根4 の支柱
側の桁6 が、複数の支柱2 の上端寄り部分にそれぞれ取
り付けられた略L字形の第1取付具11に引っ掛けられて
固定される。各支柱2 の略上端に屋根支持材3 が片持ち
状に取り付けられている。屋根4 の支柱と反対側の桁7
にフック部22を有する第2取付具21がスライド自在にか
つ屋根支持材3 と同数取り付けられており、これらの第
2取付具21を介して桁7 が、屋根支持材3 の先端部3aに
固定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、カーポート等組
立建物に関するものである。
【0002】なお、カーポート等組立建物には、複数の
支柱、各支柱の上端部に固定された屋根支持材、および
屋根を備えた片持式構造物よりなる片持式タイプのもの
と、上記片持式構造物が各支柱を外側にして左右対称状
に配置されたいわゆる合掌式タイプのものと、左右両片
持式構造物の中間にさらに中屋根が跨がって渡されたい
わゆる拡張合掌式タイプのものとがあるが、この発明
は、これらいずれのタイプのカーポート等組立建物にも
適用されるものである。
【0003】
【従来の技術】従来のカーポートは、例えば屋根と、複
数本の支柱と、各支柱の上端部分に片持ち状に取り付け
られて屋根の上方に配置された屋根支持材とを備えてい
るものが知られているが、このようなカーポートの設置
工事は、1人施工となっている場合が多かった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のカーポートの設置工事における1人施工で
は、例えば支柱に屋根を取り付けるさい、脚立の上にの
って行なう高所作業が多く、危険性を伴うとともに、作
業時間を多く必要として、能率が悪いという問題があっ
た。
【0005】この発明の目的は、上記の従来技術の問題
を解決し、カーポート等組立建物の1人施工による設置
工事において、屋根の取付け作業を、高所作業を少なく
することができて、非常に安全にかつ短時間で確実に実
施することができ、しかも屋根の取付けが強固であるう
えに、組立ての部品点数が少なくてすむ、カーポート等
組立建物を提供しようとするにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明によるカーポート等組立建物は、屋根
と、屋根の一側縁部において前後に所要間隔おきに配置
された複数本の支柱と、各支柱の略上端に片持ち状に取
り付けられかつ屋根の上方に配置された屋根支持材とを
備えているものであって、各支柱の上端寄り部分に屋根
の支柱側の桁を支持する正面よりみて略L字形の第1取
付具が取り付けられ、屋根の支柱と反対側の桁の上面
に、フック部を有する第2取付具がスライド自在に取り
付けられており、屋根の支柱側の桁が第1取付具に固定
され、屋根の反支柱側の桁が第2取付具を介して各屋根
支持材の先端部に固定されていることを特徴としてい
る。
【0007】また、この発明によるいま1つのカーポー
ト等組立建物は、各支柱の上端寄り部分に屋根の支柱側
の桁を支持する正面よりみて略L字形の第1取付具が取
り付けられ、屋根の支柱と反対側の桁に、掛止用凸縁部
が桁の全長にわたって設けられ、各屋根支持材の反支柱
側の先端部に、掛止用張出部を有する第2取付具が固定
されており、屋根の支柱側の桁が第1取付具に固定さ
れ、屋根の反支柱側の桁が第2取付具を介して各屋根支
持材の先端部に固定されていることを特徴としている。
【0008】なお上記において、支柱は、前後に所要間
隔おきに通常2〜4本配置される。
【0009】
【発明の実施の形態】つぎに、この発明の実施の形態
を、図面を参照して説明する。
【0010】なお図面は、この発明による組立建物をカ
ーポートに適用した場合を示すものである。
【0011】この明細書において、前後、左右は図1を
基準とし、前とは図1の図面紙葉の表側、後とは同裏側
をいゝ、また左とは同図左側、右とは同右側をいうもの
とする。
【0012】まず図1を参照すると、カーポート(1)
は、平面よりみて方形の屋根(4) と、屋根(4) の左側縁
部において前後に所要間隔おきに敷地(G) に立てられた
3本の支柱(2) と、各支柱(2) の上端に片持ち状に取り
付けられかつ屋根(4) の上方に配置された中空状の屋根
支持材(3) とを備えている。
【0013】各支柱(2) の上端部には、屋根支持材(3)
の端部が正面よりみて倒L字形の補強部材(40)を介して
連結されている(図2参照)。
【0014】上記屋根(4) は平面よりみて方形である
が、正面よりみて左側縁部より右側縁部に至るほど次第
に高くなるようにかつ若干ゆるい凸円弧状に湾曲してい
る。そして、屋根(4) の支柱側の桁(6) と反支柱側の桁
(7) の前後両端部にはそれぞれ梁(8)(8)が渡し止めら
れ、また前後両梁(8)(8)同士の間には3本の母屋材(9)
が所定間隔おきにかつ桁(6)(7)と平行状に渡し止めら
れ、これらの母屋材(9) と交差するように、多数の垂木
(10)が桁(6)(7)に渡されて所定間隔おきに取り付けられ
ている。さらに、これらの屋根骨組み材の上に、アクリ
ル樹脂またはポリカーボネート樹脂などよりなる所要数
の屋根板(5) が取り付けられている。
【0015】なお、カーポート(1) の構成材料は、屋根
板(5) 等一部のものを除いて、主としてアルミニウム
(アルミニウム合金を含む)押出形材製もしくはアルミ
ニウム中空押出形材製である。
【0016】図2を参照すると、各支柱(2) の上端寄り
部分に、屋根(4) の支柱側の桁(6)を支持する正面より
みて略L字形の第1取付具(11)が取り付けられている。
【0017】支柱側の桁(6) は、その左側縁に横断面円
弧形の樋部(16)が張出状に設けられるとともに、上縁部
に屋根板受部(17)が設けられ、同下端右側縁部に垂木部
材受部(18)が張出状に設けられ、かつ同下壁に内部拡大
溝(19)が、その開口部を下方に向けた状態に設けられて
いる。内部拡大溝(19)には、ナット(13)がスライド自在
に収められている。
【0018】3本の支柱(2) のそれぞれ上端寄り部分
に、正面よりみて略L字形の第1取付具(11)がボルト(1
2)(12)によって取り付けられている。ここで、略L字形
の第1取付具(11)は、支柱(2) に固定される垂直部(11
a) と、これの下端に連なる水平部(11b) と、水平部(11
b) の先端より右方上向きに傾斜した傾斜部(11c) と、
傾斜部(11c) の先端に設けられた上方折返し突部(11d)
とよりなるものであり、各固定用ボルト(12)の先端部
は、第1取付具(11)の垂直部(11a) および支柱(2) の側
壁部を貫通して、支柱(2) 内部の補強部材(40)の垂直壁
部(40a) に設けられたねじ孔(図示略)にねじ込まれて
いる。
【0019】そして、第1取付具(11)の水平部(11b) お
よび傾斜部(11c) に屋根(4) の支柱側の桁(6) が支持さ
れ、また桁(6) の垂木部材受部(18)の先端は、第1取付
具(11)の傾斜部(11c) 先端に設けられた上方折返し突部
(11d) に係り合わせられている。第1取付具(11)の傾斜
部(11c) を下から貫通するボルト(14)の先端部が、桁
(6) の内部拡大溝(19)内のナット(13)にねじ込まれて、
桁(6) が第1取付具(11)に固定されている。
【0020】つぎに図3〜図5を参照すると、屋根(4)
の反支柱側の桁(7) は、3本の屋根支持材(3) の先端部
(3a)に、それぞれ第2取付具(21)および取付補助部材(2
4)を介して取り付けられている。なお、中空状の屋根支
持材(3) は横断面略方形を有しており、その先端部(3a)
にはキャップ(28)が嵌め被せられている。
【0021】屋根(4) の反支柱側の桁(7) には、上方に
開口した内部拡大溝(20)が設けられ、これらには板ナッ
ト(23)が収められている。そして、該桁(7) の上面に、
正面よりみて略L字形の3個の第2取付具(21)が載置せ
られて、これらの取付具(21)の後方突出状の水平状基部
(21a) を上から貫通するボルト(25)の先端部が、桁(7)
の内部拡大溝(20)内の板ナット(23)のねじ孔(23a) にね
じ込まれることにより、第2取付具(12)が桁(7) にスラ
イド自在に取り付けられている。
【0022】各第2取付具(21)は、その上端に、水平部
(22a) およびこれの先端より垂下状に連なる垂下部(22
b) よりなるフック部(22)を有している。なお、板ナッ
ト(23)のねじ孔(23a) に対する取付用ボルト(25)のねじ
込みをゆるめておくことにより、第2取付具(12)が桁
(7) に対してスライド自在となされているものである
(図3参照)。
【0023】また、屋根支持材(3) の先端部(3a)を介し
て第2取付具(21)と反対側に対向するように、反略L字
形の取付補助部材(24)が配置され、各取付補助部材(24)
の水平状基部(24a) を貫通するボルト(25)の先端部が、
桁(7) の内部拡大溝(20)内の上記板ナット(23)の他方の
ねじ孔(23a) にねじ込まれることにより、取付補助部材
(24)が桁(7) にスライド自在に取り付けられている。な
お同様に、板ナット(23)のねじ孔(23a) に対する取付用
ボルト(25)のねじ込みをゆるめておくことにより、取付
補助部材(24)が桁(7) に対してスライド自在となされて
いるものである(図3参照)。
【0024】そして、第2取付具(21)と、これに対応す
る取付補助部材(24)とで、屋根支持材(3) の先端部(3a)
を挾むようにして、長いボルト(26)およびナット(27)に
よって三者を一体に結合することによって、桁(7) が、
屋根支持材(3) の先端部(3a)に、第2取付具(21)および
取付補助部材(24)を介して吊下げ状に取り付けられるも
のである。
【0025】上記カーポート(1) においては、屋根(4)
を構成する部材が、予め敷地(G) 上において組み上げら
れている。そして、この屋根(4) が取り付けられるさい
には、まず敷地(G) の3本の支柱(2) の上端にそれぞれ
片持ち状に取り付けられた中空状屋根支持材(3) の下側
に屋根(4) が配置され、この屋根(4) の支柱側の桁(6)
が持ち上げられて、桁(6) が、3本の支柱(2) の第1取
付具(11)にそれぞれ引っ掛けられる。ついで反支柱側の
桁(7) の3個の第2取付具(21)がスライドせしめられ
て、各第2取付具(21)のフック部(22)が屋根支持材(3)
の反支柱側の先端部(3a)に引っ掛けられ、屋根(4) が吊
下げ状に支持される(図3参照)。このとき、第2取付
具(21)の立上がり部(21b) は屋根支持材(3) の先端部(3
a)の後面に当接し、フック部(22)の水平部(22a) は屋根
支持材(3) の先端部(3a)の上面にのせられ、垂下部(22
b) は屋根支持材(3) の先端部(3a)の前面にわずかに掛
かり合っている。この状態で、さらに、反略L字形の取
付補助部材(24)がスライドせしめられて、これの立上が
り部(24b) が屋根支持材(3) の先端部(3a)の前面に当接
せしめる。
【0026】この屋根(4) の吊下げ状態において、まず
各第1取付具(11)の傾斜部(11c) を下から貫通するボル
ト(14)の先端部が、桁(6) の内部拡大溝(19)内のナット
(13)にねじ込まれることにより、桁(6) が3個の第1取
付具(11)を介して支柱(2) に固定される(図2参照)。
ついで各第2取付具(21)下端部の水平状基部(21a) を貫
通するボルト(25)の先端部が、桁(7) の内部拡大溝(20)
内の対応位置にある板ナット(23)の後側ねじ孔(23a) に
ねじ込まれることによって固定されるとともに、各反略
L字形の取付補助部材(24)下端部の水平状基部(24a) を
貫通するボルト(42)の先端部が、桁(7) の内部拡大溝(2
0)内の板ナット(23)の他方の前側ねじ孔(23a) にねじ込
まれることによって固定される(図4と図5参照)。
【0027】さらに、2本の長い水平ボルト(26)および
ナット(27)により、第2取付具(21)の立上がり部(21b)
、屋根支持材(3) の先端部(3a)、および取付補助部材
(24)の立上がり部(24b) の三者が一体に結合されるもの
である。
【0028】上記カーポート(1) によれば、カーポート
(1) の1人施工による設置工事において、屋根(4) の取
付け作業を、高所作業を少なくすることができて、非常
に安全にかつ短時間で確実に実施することができる。し
かも屋根(4) の取付けが非常に強固であるうえに、組立
ての部品点数が少なくてすむものである。
【0029】図6と図7は、この発明の第2実施例を示
すもので、上記第1実施例の場合と異なる点は、屋根
(4) の反支柱側の桁(7) を屋根支持材(3) の先端部(3a)
に取り付ける第2取付具(21)が、相互に対称形につくら
れかつフック部(22)を有する前後一対の取付具(21A)(21
B)によって構成されている点にある。
【0030】この第2実施例によれば、屋根(4) の取付
けのさいには、前後いずれの取付具(21A)(21B)からその
フック部(22)を屋根支持材(3) の反支柱側の先端部(3a)
に引っ掛けても良く、屋根(4) の取付け作業がより一層
簡便なものとなる。
【0031】そして、前後両取付具(21A)(21B)は、それ
らのフック部(22)(22)を屋根支持材(3) の反支柱側の先
端部(3a)上面において互いに突き合わせた状態で屋根支
持材先端部(3a)に引っ掛けられている。このとき、両フ
ック部(22)(22)の水平部(22a)(22a)と垂下部(22b)(22b)
とは屋根支持材先端部(3a)の上面にあって互いに突き合
わせられている。
【0032】2本の長い水平ボルト(26)およびナット(2
7)により、前後両取付具(21A)(21B)立上がり部(21b)(21
b)と、これらの中間の屋根支持材(3) の先端部(3a)とが
一体に結合されるものである。
【0033】この第2実施例のその他の点は、上記第1
実施例の場合と同様であり、図面において同一のものに
は同一の符号を付した。
【0034】図8は、この発明の第3実施例を示すもの
である。ここで、上記第1実施例の場合と異なる点は、
屋根(4) の反支柱側の桁(7) に、横断面鉤形の掛止用凸
縁部(31)が桁(7) の全長にわたって設けられている点、
および各屋根支持材(3) の反支柱側の先端部(3a)に固定
された第2取付具(21)の下端に、略L字形の掛止用張出
部(32)が設けられている点にある。
【0035】この第3実施例によれば、屋根(4) の取付
けのさい、まず屋根(4) の支柱側の桁(6) が3本の支柱
(2) の略L字形の第1取付具(11)にそれぞれ引っ掛けら
れる点は同じであるが、3本の屋根支持材(3) の反支柱
側の先端部(3a)には、それぞれ掛止用張出部(32)を有す
る第2取付具(21)が、2本の長い水平ボルト(26)および
ナット(図示略)により先に固定されている。ここで、
第2取付具(21)は側面よりみて略逆U字形を有し、その
下端の水平状基部(21a) に略L字形の掛止用張出部(32)
が設けられている。
【0036】そして、屋根(4) の反支柱側の桁(7) の掛
止用凸縁部(31)が、3本の屋根支持材(3) の反支柱側の
先端部(3a)に固定されている第2取付具(21)の掛止用張
出部(32)に引っ掛けられて、屋根(4) の反支柱側の桁
(7) が仮止めされる。
【0037】この状態で、まず屋根(4) の支柱側の桁
(6) が3つの第1取付具(11)に、それぞれボルト(14)お
よびナット(13)により固定され(図2参照)、ついで屋
根(4)の反支柱側の桁(7) の内部拡大溝(20)内にある3
つの板ナット(23)がスライドせしめられて、それぞれ第
2取付具(21)下端の水平状基部(21a) に対応する位置に
配せられ、これらの水平状基部(21a) を貫通するボルト
(25)の先端部が、桁(7)の内部拡大溝(20)内の板ナット
(23)のねじ孔(23a) にねじ込まれることによって、屋根
(4) の反支柱側の桁(7) が、第2取付具(21)を介して各
屋根支持材(3) の先端部(3a)にしっかりと固定されるも
のである。
【0038】この第3実施例のその他の点は、上記第1
実施例の場合と同様であるので、図面において同一のも
のには同一の符号を付した。
【0039】なお、上記実施例においては、この発明
を、複数の支柱、各支柱の上端部に固定された屋根支持
材、および屋根を備えた片持式構造物よりなる片持式タ
イプのカーポートに適用した場合について説明したが、
これに限らず、この発明は、上記片持式構造物が各支柱
を外側にして左右対称状に配置されたいわゆる合掌式タ
イプのカーポート(図示略)、あるいはまた左右両片持
式構造物の中間にさらに中屋根が跨がって渡されたいわ
ゆる拡張合掌式タイプのカーポート(図示略)にも同様
に適用されるものである。
【0040】またこの発明は、カーポートだけでなく、
その他階段の屋根、アプローチの屋根およびテラスの屋
根などの、いわゆるオープン・スペースに設置される組
立建物すべてに適用されるものである。
【0041】
【発明の効果】この発明によるカーポート等組立建物
は、各支柱の上端寄り部分に屋根の支柱側の桁を支持す
る正面よりみて略L字形の第1取付具が取り付けられ、
屋根の支柱と反対側の桁の上面に、フック部を有する第
2取付具がスライド自在に取り付けられており、屋根の
支柱側の桁が第1取付具に固定され、屋根の反支柱側の
桁が第2取付具を介して各屋根支持材の先端部に固定さ
れている。
【0042】またこの発明によるいま1つのカーポート
等組立建物は、各支柱の上端寄り部分に屋根の支柱側の
桁を支持する正面よりみて略L字形の第1取付具が取り
付けられ、屋根の支柱と反対側の桁に、掛止用凸縁部が
桁の全長にわたって設けられ、各屋根支持材の反支柱側
の先端部に、掛止用張出部を有する第2取付具が固定さ
れており、屋根の支柱側の桁が第1取付具に固定され、
屋根の反支柱側の桁が第2取付具を介して各屋根支持材
の先端部に固定されている。
【0043】従って、本発明の上記のいずれの場合にお
いても、カーポート等組立建物の1人施工による設置工
事において、屋根の取付け作業を、高所作業を少なくす
ることができて、非常に安全にかつ短時間で確実に実施
することができ、しかも屋根の取付けが強固であるうえ
に、組立ての部品点数が少なくてすみ、コストの低減を
図り得るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例を示すカーポートの斜視
図である。
【図2】同要部拡大正面図で、屋根と支柱との連結部分
を示している。
【図3】同要部拡大斜視図で、屋根の桁と屋根支持部材
の先端部とを連結する前の状態を示している。
【図4】屋根の桁と屋根支持部材の先端部との連結部分
を示す部分切欠き拡大右側面図である。
【図5】同連結部分の拡大断面図で、屋根の桁を横断す
る方向に切り欠かれている。
【図6】この発明の第2実施例を示すカーポートの屋根
の桁と屋根支持部材の先端部との連結部分を示す部分切
欠き拡大右側面図である。
【図7】同連結部分の拡大断面図で、屋根の桁を横断す
る方向に切り欠かれている。
【図8】この発明の第3実施例を示すカーポートの屋根
の桁と屋根支持部材の先端部との連結部分を示す拡大断
面図で、屋根の桁を横断する方向に切り欠かれている。
【符号の説明】
1 カーポート 2 支柱 3 屋根支持材 3b 屋根支持材の反支柱側の先端部 4 屋根 5 屋根板 6 支柱側の桁 7 反支柱側の桁 11 第1取付具 21 第2取付具 22 フック部 31 掛止用凸縁部 32 掛止用張出部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋根(4) と、屋根(4) の一側縁部におい
    て前後に所要間隔おきに配置された複数本の支柱(2)
    と、各支柱(2) の略上端に片持ち状に取り付けられかつ
    屋根(4) の上方に配置された屋根支持材(3) とを備えて
    いるカーポート等組立建物であって、各支柱(2) の上端
    寄り部分に屋根(4) の支柱側の桁(6) を支持する正面よ
    りみて略L字形の第1取付具(11)が取り付けられ、屋根
    (4) の支柱と反対側の桁(7) の上面に、フック部(22)を
    有する第2取付具(21)がスライド自在に取り付けられて
    おり、屋根(4) の支柱側の桁(6) が第1取付具(11)に固
    定され、屋根(4) の反支柱側の桁(7) が第2取付具(21)
    を介して各屋根支持材(3)の先端部(3a)に固定されてい
    る、カーポート等組立建物。
  2. 【請求項2】 屋根(4) と、屋根(4) の一側縁部におい
    て前後に所要間隔おきに配置された複数本の支柱(2)
    と、各支柱(2) の上端または上端寄り部分に片持ち状に
    取り付けられかつ屋根(4) の上方に配置された屋根支持
    材(3) とを備えているカーポート等組立建物であって、
    各支柱(2) の上端寄り部分に屋根(4) の支柱側の桁(6)
    を支持する正面よりみて略L字形の第1取付具(11)が取
    り付けられ、屋根(4) の支柱と反対側の桁(7) に、掛止
    用凸縁部(32)が桁(7) の全長にわたって設けられ、各屋
    根支持材(3) の反支柱側の先端部(3a)に、掛止用張出部
    (32)を有する第2取付具(21)が固定されており、屋根
    (4) の支柱側の桁(6) が第1取付具(11)に固定され、屋
    根(4) の反支柱側の桁(7) が第2取付具(21)を介して各
    屋根支持材(3) の先端部(3a)に固定されている、カーポ
    ート等組立建物。
JP25457697A 1997-09-19 1997-09-19 カーポート等組立建物 Withdrawn JPH1193267A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014167222A (ja) * 2013-02-28 2014-09-11 Sankyotateyama Inc 簡易構造物
JP2017128900A (ja) * 2016-01-19 2017-07-27 株式会社Lixil 屋外用構造物及び屋外用構造物の施工方法
JP2018123651A (ja) * 2017-02-03 2018-08-09 株式会社Lixil 屋根構造体

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