JP3113615B2 - カーポート - Google Patents
カーポートInfo
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- JP3113615B2 JP3113615B2 JP09188990A JP18899097A JP3113615B2 JP 3113615 B2 JP3113615 B2 JP 3113615B2 JP 09188990 A JP09188990 A JP 09188990A JP 18899097 A JP18899097 A JP 18899097A JP 3113615 B2 JP3113615 B2 JP 3113615B2
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- Japan
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- roof
- carport
- screw
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- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、片持ちタイプのカ
ーポートにおいて、その梁と屋根との間にアタッチメン
トを介在させることにより柱と梁はそのまま兼用し、屋
根の形態や意匠を変更することができるカーポートに関
するものである。
ーポートにおいて、その梁と屋根との間にアタッチメン
トを介在させることにより柱と梁はそのまま兼用し、屋
根の形態や意匠を変更することができるカーポートに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】片持ちタイプのカーポートでは、屋根が
その外周枠の部分で支柱に支持される両持タイプのカー
ポートや、上吊りタイプのカーポートと異なり、屋根
が、外周枠ではなくその母屋の部分で、梁に支持されて
いる。具体的には、梁は、接合金具などを用いて支柱の
上端に片持状態に固定され、屋根は、梁に直交して延び
る母屋を梁の上面にねじ止めすることで、梁に載置固定
されている。例えば、母屋に、予めタッピングビスが挿
通する貫通孔を形成すると共に、これに対応して梁に、
予めタッピングビス用の下孔を形成し、現場において、
タッピングビスにより屋根の母屋を梁に取り付けるよう
にしている。
その外周枠の部分で支柱に支持される両持タイプのカー
ポートや、上吊りタイプのカーポートと異なり、屋根
が、外周枠ではなくその母屋の部分で、梁に支持されて
いる。具体的には、梁は、接合金具などを用いて支柱の
上端に片持状態に固定され、屋根は、梁に直交して延び
る母屋を梁の上面にねじ止めすることで、梁に載置固定
されている。例えば、母屋に、予めタッピングビスが挿
通する貫通孔を形成すると共に、これに対応して梁に、
予めタッピングビス用の下孔を形成し、現場において、
タッピングビスにより屋根の母屋を梁に取り付けるよう
にしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種のカ
ーポートにおける屋根葺き材として、一般的なアクリル
パネルなどの透光性のパネルを用いるもの、アルミニウ
ム板などの遮光・遮熱性の部材を用いるもの、或いは塩
化ビニル製の波板を用いるものなどの各種のものがあ
る。そして、アクリルパネルを用いる屋根は標準仕様と
して位置づけられ、アルミニウム板や波板などを用いる
屋根は特別仕様として位置づけられている。このように
屋根葺き材が異なると、各種屋根葺き材の剛性や形状に
対応して、屋根における母屋の配設ピッチも異なるもの
となる。このため、これに対応して、梁の上面に形成す
る下孔などのねじ用の取付孔のピッチが異なるものとな
り、屋根葺き材別の屋根の各種仕様に対し、専用の梁を
用意しておく必要がある。また、屋根葺き材は同一で
も、屋根が一般地域仕様か積雪地域仕様かによっても母
屋の配設ピッチが相違するため、同様の問題が生ずる。
ーポートにおける屋根葺き材として、一般的なアクリル
パネルなどの透光性のパネルを用いるもの、アルミニウ
ム板などの遮光・遮熱性の部材を用いるもの、或いは塩
化ビニル製の波板を用いるものなどの各種のものがあ
る。そして、アクリルパネルを用いる屋根は標準仕様と
して位置づけられ、アルミニウム板や波板などを用いる
屋根は特別仕様として位置づけられている。このように
屋根葺き材が異なると、各種屋根葺き材の剛性や形状に
対応して、屋根における母屋の配設ピッチも異なるもの
となる。このため、これに対応して、梁の上面に形成す
る下孔などのねじ用の取付孔のピッチが異なるものとな
り、屋根葺き材別の屋根の各種仕様に対し、専用の梁を
用意しておく必要がある。また、屋根葺き材は同一で
も、屋根が一般地域仕様か積雪地域仕様かによっても母
屋の配設ピッチが相違するため、同様の問題が生ずる。
【0004】したがって、従来の片持ちのカーポートで
は、支柱以外は、単に屋根葺き材が異なるだけで、梁ま
で専用部品とせざるを得ず、コスト高になる問題があっ
た。もっとも、現場合わせにより、梁の上面に母屋のね
じ用の取付孔を穿孔することも可能である。しかし、現
場において、多数の取付孔を精度良く形成することは極
めて難しく、且つ手間がかかるものとなる。
は、支柱以外は、単に屋根葺き材が異なるだけで、梁ま
で専用部品とせざるを得ず、コスト高になる問題があっ
た。もっとも、現場合わせにより、梁の上面に母屋のね
じ用の取付孔を穿孔することも可能である。しかし、現
場において、多数の取付孔を精度良く形成することは極
めて難しく、且つ手間がかかるものとなる。
【0005】本発明は、例えば屋根葺き材が異なる屋
根、厳密には母屋の本数や位置が異なる屋根に対し、そ
の意匠性を損なうことなく、支柱および梁を汎用的なも
のとすることができるカーポートを提供することをその
目的としている。
根、厳密には母屋の本数や位置が異なる屋根に対し、そ
の意匠性を損なうことなく、支柱および梁を汎用的なも
のとすることができるカーポートを提供することをその
目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のカーポートは、
支柱に片持ちで支持されると共に上面に任意仕様の屋根
を載置固定可能な梁に、当該任意仕様と異なる仕様の屋
根を載置固定するために、当該梁と当該屋根との間にア
タッチメントを介在させてなるカーポートであって、ア
タッチメントの下面には、前記任意仕様の屋根の母屋の
位置に合致させて前記梁の上面に形成した複数のねじ用
取付孔に対応する複数のねじ用貫通孔が形成され、上面
には、任意仕様と異なる仕様の屋根の母屋の位置に合致
させて異なる仕様の屋根を固定するための複数のねじ用
取付孔が形成されていることを特徴とする。
支柱に片持ちで支持されると共に上面に任意仕様の屋根
を載置固定可能な梁に、当該任意仕様と異なる仕様の屋
根を載置固定するために、当該梁と当該屋根との間にア
タッチメントを介在させてなるカーポートであって、ア
タッチメントの下面には、前記任意仕様の屋根の母屋の
位置に合致させて前記梁の上面に形成した複数のねじ用
取付孔に対応する複数のねじ用貫通孔が形成され、上面
には、任意仕様と異なる仕様の屋根の母屋の位置に合致
させて異なる仕様の屋根を固定するための複数のねじ用
取付孔が形成されていることを特徴とする。
【0007】この構成によれば、アタッチメントの下面
に、梁の複数のねじ用取付孔に対応する複数のねじ用貫
通孔が形成されているため、この複数のねじ用貫通孔を
介して、このアタッチメント自体を、任意仕様の屋根を
載置固定可能な梁に取り付けることができる。また、上
面に、任意仕様と異なる仕様の屋根を固定するための複
数のねじ用取付孔が形成されているため、このねじ用取
付孔を介して、梁に取り付けた上記のアタッチメント
に、任意仕様と異なる仕様の屋根を固定することができ
る。すなわち、支柱および梁は、屋根が任意仕様と異な
る仕様であっても、任意仕様と同一のものを用いること
ができる。
に、梁の複数のねじ用取付孔に対応する複数のねじ用貫
通孔が形成されているため、この複数のねじ用貫通孔を
介して、このアタッチメント自体を、任意仕様の屋根を
載置固定可能な梁に取り付けることができる。また、上
面に、任意仕様と異なる仕様の屋根を固定するための複
数のねじ用取付孔が形成されているため、このねじ用取
付孔を介して、梁に取り付けた上記のアタッチメント
に、任意仕様と異なる仕様の屋根を固定することができ
る。すなわち、支柱および梁は、屋根が任意仕様と異な
る仕様であっても、任意仕様と同一のものを用いること
ができる。
【0008】この場合、アタッチメントは梁の上面と略
同一幅で且つ略同一長さに形成されていることが好まし
い。
同一幅で且つ略同一長さに形成されていることが好まし
い。
【0009】この構成によれば、アタッチメントの有無
の相違は、形態上、梁の丈がこのアタッチメントの高さ
分、高くなるだけであり、カーポート全体の意匠性を損
なうことがない。
の相違は、形態上、梁の丈がこのアタッチメントの高さ
分、高くなるだけであり、カーポート全体の意匠性を損
なうことがない。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面に基いて、本発
明の一実施形態に係るカーポートとアタッチメントを用
いた組立方法について説明する。このカーポート用アタ
ッチメントは、片持ちタイプのカーポートに用いるもの
であり、片持ちタイプのカーポートは、例えばその屋根
の屋根葺き材の種別により屋根の仕様が大別される。こ
こでは、屋根葺き材として、アクリルパネルなどの透光
性のパネルを用いるものを標準仕様とし、アルミニウム
板などの遮光・遮熱性のパネルを用いるものを特別仕様
(X)とし、塩化ビニルなどの波板を用いるものを特別
仕様(Y)として、説明を進める。なお、この場合の仕
様の相違は、屋根葺き材の相違に基づいて屋根毎の母屋
の本数や位置が異なることを前提としている。
明の一実施形態に係るカーポートとアタッチメントを用
いた組立方法について説明する。このカーポート用アタ
ッチメントは、片持ちタイプのカーポートに用いるもの
であり、片持ちタイプのカーポートは、例えばその屋根
の屋根葺き材の種別により屋根の仕様が大別される。こ
こでは、屋根葺き材として、アクリルパネルなどの透光
性のパネルを用いるものを標準仕様とし、アルミニウム
板などの遮光・遮熱性のパネルを用いるものを特別仕様
(X)とし、塩化ビニルなどの波板を用いるものを特別
仕様(Y)として、説明を進める。なお、この場合の仕
様の相違は、屋根葺き材の相違に基づいて屋根毎の母屋
の本数や位置が異なることを前提としている。
【0011】図1はカーポートの商品展開例を示してい
る。同図に示すように、この商品群では、支柱1および
梁2を共用部品として、これに標準仕様の屋根3aを載
置した標準カーポートAと、これにアタッチメント4を
介して特別仕様(X)の屋根3bを載置した遮熱カーポ
ートBおよび特別仕様(Y)の屋根3cを載置した波板
カーポートCとで、商品展開が為されている。標準カー
ポートAでは、屋根3aが母屋5aの部分で直接、梁2
に固定され、遮熱カーポートBおよび波板カーポートC
では、屋根3b,3cが母屋部5bおよび母屋5cの部
分でアタッチメント4を介して、それぞれ梁2に固定さ
れている。なお、これら各種のカーポートA,B,C
は、各屋根3a,3b,3cが前後方向においてわずか
に湾曲したアールタイプの商品群であるが、この他に屋
根が平坦なフラットタイプの商品群があり、この商品群
も上記と同様に商品展開が為される。
る。同図に示すように、この商品群では、支柱1および
梁2を共用部品として、これに標準仕様の屋根3aを載
置した標準カーポートAと、これにアタッチメント4を
介して特別仕様(X)の屋根3bを載置した遮熱カーポ
ートBおよび特別仕様(Y)の屋根3cを載置した波板
カーポートCとで、商品展開が為されている。標準カー
ポートAでは、屋根3aが母屋5aの部分で直接、梁2
に固定され、遮熱カーポートBおよび波板カーポートC
では、屋根3b,3cが母屋部5bおよび母屋5cの部
分でアタッチメント4を介して、それぞれ梁2に固定さ
れている。なお、これら各種のカーポートA,B,C
は、各屋根3a,3b,3cが前後方向においてわずか
に湾曲したアールタイプの商品群であるが、この他に屋
根が平坦なフラットタイプの商品群があり、この商品群
も上記と同様に商品展開が為される。
【0012】ここで、標準カーポートA、遮熱カーポー
トBおよび波板カーポートCの構造について、順に追っ
て説明する。図1、図2および図3に示すように、標準
カーポートAは、前後方向に片流れの屋根3aと、左右
一対の支柱1,1と、各支柱1の上端から前方に延び屋
根3aを支持する左右一対の梁2,2とで、主構造部が
構成されている。屋根3aは、四周を構成する前枠6、
後枠7および両側枠8,8と、両側枠8,8間に掛け渡
した複数本の母屋5aとで、小屋組が構成されている。
また、この小屋組に、前枠6および後枠7間に掛け渡し
た複数本の屋根葺き材押え9および押え受け10を介し
て、複数枚の屋根葺き材11aが取り付けられている。
なお、図中の符号12は、屋根の雨水を地表に導く縦樋
である。
トBおよび波板カーポートCの構造について、順に追っ
て説明する。図1、図2および図3に示すように、標準
カーポートAは、前後方向に片流れの屋根3aと、左右
一対の支柱1,1と、各支柱1の上端から前方に延び屋
根3aを支持する左右一対の梁2,2とで、主構造部が
構成されている。屋根3aは、四周を構成する前枠6、
後枠7および両側枠8,8と、両側枠8,8間に掛け渡
した複数本の母屋5aとで、小屋組が構成されている。
また、この小屋組に、前枠6および後枠7間に掛け渡し
た複数本の屋根葺き材押え9および押え受け10を介し
て、複数枚の屋根葺き材11aが取り付けられている。
なお、図中の符号12は、屋根の雨水を地表に導く縦樋
である。
【0013】各支柱1とこれに支持された梁2とは、そ
れぞれ中空に形成され、支柱1の上端部と梁2の基端部
との接合部分に内包した接合金具13により、梁2が支
柱1に強固に支持されている。また、屋根3aは、その
複数本の母屋5aと、前枠6および後枠7とで梁2に支
持されており、複数本の母屋5a、前枠6および後枠7
は等間隔に配設されている。前枠6および後枠7は、そ
の前部或いは後部の見えがかり部分が母屋5aと異なる
形状となっているが、屋根葺き材12を支持する構造材
として母屋5aと同様の機能を有している。
れぞれ中空に形成され、支柱1の上端部と梁2の基端部
との接合部分に内包した接合金具13により、梁2が支
柱1に強固に支持されている。また、屋根3aは、その
複数本の母屋5aと、前枠6および後枠7とで梁2に支
持されており、複数本の母屋5a、前枠6および後枠7
は等間隔に配設されている。前枠6および後枠7は、そ
の前部或いは後部の見えがかり部分が母屋5aと異なる
形状となっているが、屋根葺き材12を支持する構造材
として母屋5aと同様の機能を有している。
【0014】母屋3aは、主要部を構成する中空部21
と、中空部21の上端から上方に延設した逆「L」字状
の受け片22と、中空部21の下端から側方に延設した
取付片23とで、一体に形成されている。取付片23に
は、梁2の位置に対応して、各2個のねじ用貫通孔24
が形成されており、また梁2の上面にはこのねじ用貫通
孔24に対応して、2個のねじ用取付孔31が形成され
ている。この場合の固定ねじ14は、タッピングビスで
構成されており、タッピングビスに対応して、各ねじ用
貫通孔24はタッピングビスより太径のいわゆるばか孔
で構成され、各ねじ用取付孔31はタッピングビスより
細径のいわゆる下孔で構成されている。なお、各ねじ用
貫通孔24および各ねじ用取付孔31は、工場で予め穿
孔される。
と、中空部21の上端から上方に延設した逆「L」字状
の受け片22と、中空部21の下端から側方に延設した
取付片23とで、一体に形成されている。取付片23に
は、梁2の位置に対応して、各2個のねじ用貫通孔24
が形成されており、また梁2の上面にはこのねじ用貫通
孔24に対応して、2個のねじ用取付孔31が形成され
ている。この場合の固定ねじ14は、タッピングビスで
構成されており、タッピングビスに対応して、各ねじ用
貫通孔24はタッピングビスより太径のいわゆるばか孔
で構成され、各ねじ用取付孔31はタッピングビスより
細径のいわゆる下孔で構成されている。なお、各ねじ用
貫通孔24および各ねじ用取付孔31は、工場で予め穿
孔される。
【0015】同様に、前枠6および後枠7にも取付片2
3がそれぞれ一体に形成され、かつ取付片23には梁2
の位置に対応して、各2個のねじ用貫通孔24が形成さ
れている。すなわち、梁2の上面には、母屋5aおよび
前・後枠6,7の取付位置(厳密には、各ねじ用貫通孔
24の位置)に対応して、前後方向(長手方向)に等間
隔に配置した各2個のねじ用取付孔31が形成されてお
り、これに母屋5aおよび前・後枠6,7のそれぞれの
ねじ用貫通孔24を合致させて固定ねじ14をねじ込む
ことにより、母屋5aおよび前・後枠6,7、ひいては
屋根3aが梁2に固定される。
3がそれぞれ一体に形成され、かつ取付片23には梁2
の位置に対応して、各2個のねじ用貫通孔24が形成さ
れている。すなわち、梁2の上面には、母屋5aおよび
前・後枠6,7の取付位置(厳密には、各ねじ用貫通孔
24の位置)に対応して、前後方向(長手方向)に等間
隔に配置した各2個のねじ用取付孔31が形成されてお
り、これに母屋5aおよび前・後枠6,7のそれぞれの
ねじ用貫通孔24を合致させて固定ねじ14をねじ込む
ことにより、母屋5aおよび前・後枠6,7、ひいては
屋根3aが梁2に固定される。
【0016】次に、図1および図4を参照して、遮熱カ
ーポートBについて説明する。この遮熱カーポートBで
は、屋根葺き材と母屋とを一体に形成した複数枚の屋根
材11bが用いられると共に、この複数枚の屋根材11
bと前枠6および後枠7が、アタッチメント4を介して
梁2に固定されている。屋根材11bは、アルミニウム
の形材などで構成され、屋根3bの長さ方向(左右方
向)の寸法とほぼ同寸法の長さを有しており、屋根材1
1b同士は、前後方向において相互に掛け止めされると
共に、最前部の屋根材11bの前端部は前枠6に、最後
部の屋根材11bの後端部は後枠7にそれぞれ掛け止め
されている。
ーポートBについて説明する。この遮熱カーポートBで
は、屋根葺き材と母屋とを一体に形成した複数枚の屋根
材11bが用いられると共に、この複数枚の屋根材11
bと前枠6および後枠7が、アタッチメント4を介して
梁2に固定されている。屋根材11bは、アルミニウム
の形材などで構成され、屋根3bの長さ方向(左右方
向)の寸法とほぼ同寸法の長さを有しており、屋根材1
1b同士は、前後方向において相互に掛け止めされると
共に、最前部の屋根材11bの前端部は前枠6に、最後
部の屋根材11bの後端部は後枠7にそれぞれ掛け止め
されている。
【0017】具体的には、屋根材11bは、断面方向に
おいて屋根葺き部41と、屋根葺き部41の一方の端部
に形成した母屋部5bと、他方の端部に形成した掛止め
部42とで一体に形成されている。母屋部5bには、隣
接する屋根材11bの掛止め部42が係合する掛止め受
け部43が形成されており、この掛止め受け部43に掛
止め部42を係合し、複数枚の屋根材11bを並べてゆ
くことにより、屋根3bが葺かれることになる。また、
最前部の屋根材11bと前枠6とは、この屋根材11b
の掛止め部42を前枠6に形成した掛止め受け部43に
掛止めすることで、係合している。さらに、最後部の屋
根材11bは母屋部5bが無く、屋根葺き部41の端を
下側に折曲げた構造になっており、最後部の屋根材11
bと後枠7とは、この屋根材11bの折曲げ部44を後
枠7に引っ掛けてねじ止めすることにより、係合してい
る。このように、遮熱カーポートBの屋根3bは、屋根
葺き材押えが無く、複数枚の屋根材11b、前枠6、枠
桁7および両側枠8とで構成されている。
おいて屋根葺き部41と、屋根葺き部41の一方の端部
に形成した母屋部5bと、他方の端部に形成した掛止め
部42とで一体に形成されている。母屋部5bには、隣
接する屋根材11bの掛止め部42が係合する掛止め受
け部43が形成されており、この掛止め受け部43に掛
止め部42を係合し、複数枚の屋根材11bを並べてゆ
くことにより、屋根3bが葺かれることになる。また、
最前部の屋根材11bと前枠6とは、この屋根材11b
の掛止め部42を前枠6に形成した掛止め受け部43に
掛止めすることで、係合している。さらに、最後部の屋
根材11bは母屋部5bが無く、屋根葺き部41の端を
下側に折曲げた構造になっており、最後部の屋根材11
bと後枠7とは、この屋根材11bの折曲げ部44を後
枠7に引っ掛けてねじ止めすることにより、係合してい
る。このように、遮熱カーポートBの屋根3bは、屋根
葺き材押えが無く、複数枚の屋根材11b、前枠6、枠
桁7および両側枠8とで構成されている。
【0018】そして、各屋根材11bの母屋部5bに
は、その底板の部分に、梁の位置に対応して、各2個の
ねじ用貫通孔(ばか孔)45が形成されており、またこ
れに対応して、アタッチメント4の上面には、後述する
2個のねじ用取付孔(下孔)53が形成されている。
は、その底板の部分に、梁の位置に対応して、各2個の
ねじ用貫通孔(ばか孔)45が形成されており、またこ
れに対応して、アタッチメント4の上面には、後述する
2個のねじ用取付孔(下孔)53が形成されている。
【0019】アタッチメント4は、図5に示すように、
左右一対の中空部51,51と、両中空部51を上端間
で連結する連結部52とで一体に形成されている。アタ
ッチメント4の幅は、梁2の幅とほぼ同幅に形成され、
また長さも梁2の上面の長さとほぼ同長に形成されてい
る。また、アタッチメント4は、梁2と同様にアルミニ
ウムの形材で形成され、かつ同一の色彩に仕上げられて
いる。そして、上記の各2個のねじ用取付孔53は、こ
の一対の中空部51の上板51aに形成されている。ま
た、一対の中空部51の下板51bには、梁2に形成し
た2個を1組とする上記複数個のねじ用取付孔31に合
致させて、複数個のねじ用貫通孔54が形成されてい
る。すなわち、アタッチメント4の下面には、梁2に形
成したねじ用取付孔(下孔)31に対応するねじ用貫通
孔(ばか孔)54が形成され、上面には、母屋部5bに
形成したねじ用貫通孔(ばか孔)45に対応するねじ用
取付孔(下孔)53が形成されている。
左右一対の中空部51,51と、両中空部51を上端間
で連結する連結部52とで一体に形成されている。アタ
ッチメント4の幅は、梁2の幅とほぼ同幅に形成され、
また長さも梁2の上面の長さとほぼ同長に形成されてい
る。また、アタッチメント4は、梁2と同様にアルミニ
ウムの形材で形成され、かつ同一の色彩に仕上げられて
いる。そして、上記の各2個のねじ用取付孔53は、こ
の一対の中空部51の上板51aに形成されている。ま
た、一対の中空部51の下板51bには、梁2に形成し
た2個を1組とする上記複数個のねじ用取付孔31に合
致させて、複数個のねじ用貫通孔54が形成されてい
る。すなわち、アタッチメント4の下面には、梁2に形
成したねじ用取付孔(下孔)31に対応するねじ用貫通
孔(ばか孔)54が形成され、上面には、母屋部5bに
形成したねじ用貫通孔(ばか孔)45に対応するねじ用
取付孔(下孔)53が形成されている。
【0020】これにより、アタッチメント4は、梁2の
ねじ用取付孔31を利用して、ねじ用貫通孔54からこ
のねじ用取付孔31にねじ込んだ固定ねじ14により、
梁2に固定され、また各屋根材11bは、そのねじ用貫
通孔45からアタッチメント4のねじ用取付孔53にね
じ込んだ固定ねじ14により、アタッチメント4に固定
されている。すなわち、屋根3bがアタッチメント4を
介して梁2に固定されている。なお、アタッチメント4
の下板51bに形成した各ねじ用貫通孔54の直上部に
位置する上板51aの部分には、固定ねじ14をねじ込
む工具のための挿通孔55が形成されている。
ねじ用取付孔31を利用して、ねじ用貫通孔54からこ
のねじ用取付孔31にねじ込んだ固定ねじ14により、
梁2に固定され、また各屋根材11bは、そのねじ用貫
通孔45からアタッチメント4のねじ用取付孔53にね
じ込んだ固定ねじ14により、アタッチメント4に固定
されている。すなわち、屋根3bがアタッチメント4を
介して梁2に固定されている。なお、アタッチメント4
の下板51bに形成した各ねじ用貫通孔54の直上部に
位置する上板51aの部分には、固定ねじ14をねじ込
む工具のための挿通孔55が形成されている。
【0021】次に、図1および図6を参照して、波板カ
ーポートCについて説明する。この波板カーポートC
は、上記の標準カーポートAと基本構造はほぼ同一であ
るが、屋根葺き材11cに波板を用いているため、これ
を支持する前枠6および後枠7の形状がわずかに異なる
と共に、各母屋5cの上端部の構造およびその配設ピッ
チが異なっている。屋根葺き材11cの長さは、屋根3
cの前後方向の長さとほぼ同長に形成され、これを複数
枚、左右方向に端部を重ね合わせながら母屋5cに取り
付けることにより、屋根3cが葺かれている。
ーポートCについて説明する。この波板カーポートC
は、上記の標準カーポートAと基本構造はほぼ同一であ
るが、屋根葺き材11cに波板を用いているため、これ
を支持する前枠6および後枠7の形状がわずかに異なる
と共に、各母屋5cの上端部の構造およびその配設ピッ
チが異なっている。屋根葺き材11cの長さは、屋根3
cの前後方向の長さとほぼ同長に形成され、これを複数
枚、左右方向に端部を重ね合わせながら母屋5cに取り
付けることにより、屋根3cが葺かれている。
【0022】各母屋5cの上端部は、上板部分の半部が
開放され、残った半部が内側に折曲げられており、この
折曲げ部61に屋根葺き材11cを固定するフック62
が掛け止めされている。フック62にはパッキン63が
組み込まれており、屋根葺き材11cに形成した小孔か
らフック62を差込み、パッキン63を屋根葺き材11
cに押し付けるながらこれを回転させ、折曲げ部61に
掛け止めする。
開放され、残った半部が内側に折曲げられており、この
折曲げ部61に屋根葺き材11cを固定するフック62
が掛け止めされている。フック62にはパッキン63が
組み込まれており、屋根葺き材11cに形成した小孔か
らフック62を差込み、パッキン63を屋根葺き材11
cに押し付けるながらこれを回転させ、折曲げ部61に
掛け止めする。
【0023】標準カーポートAの場合と同様に、各母屋
5cには取付片64が形成され、取付片64には、アタ
ッチメント4の位置に対応して、各2個のねじ用貫通孔
65が形成されている。そして、アタッチメント4に
は、遮熱カーポートBの場合と同様に、下面に、梁2に
形成したねじ用取付孔(下孔)31に対応するねじ用貫
通孔(ばか孔)54が形成され、上面には、母屋5cに
形成したねじ用貫通孔(ばか孔)65に対応するねじ用
取付孔(下孔)53が形成されている。
5cには取付片64が形成され、取付片64には、アタ
ッチメント4の位置に対応して、各2個のねじ用貫通孔
65が形成されている。そして、アタッチメント4に
は、遮熱カーポートBの場合と同様に、下面に、梁2に
形成したねじ用取付孔(下孔)31に対応するねじ用貫
通孔(ばか孔)54が形成され、上面には、母屋5cに
形成したねじ用貫通孔(ばか孔)65に対応するねじ用
取付孔(下孔)53が形成されている。
【0024】以上のように本実施形態によれば、標準仕
様の屋根3aに対し、特別仕様(X)および特別仕様
(Y)の屋根3b,3cでは母屋と梁とのねじ用貫通孔
又はねじ用取付孔を合致させるためのアタッチメント4
を介して、梁2に固定するようにしているため、このカ
ーポートA,B,C群においては、支柱1はもとより梁
2(および接続金具13)も共用部品することができ
る。したがって、製品コストを削減することができる。
また、アタッチメント4は、梁2に比して十分に薄手に
形成され、且つこれと同一の平面形状、同一の材料、同
一のデザインに仕上げられているため、一切目立つこと
がなく、これらカーポートA,B,Cのデザインを損な
うことがない。
様の屋根3aに対し、特別仕様(X)および特別仕様
(Y)の屋根3b,3cでは母屋と梁とのねじ用貫通孔
又はねじ用取付孔を合致させるためのアタッチメント4
を介して、梁2に固定するようにしているため、このカ
ーポートA,B,C群においては、支柱1はもとより梁
2(および接続金具13)も共用部品することができ
る。したがって、製品コストを削減することができる。
また、アタッチメント4は、梁2に比して十分に薄手に
形成され、且つこれと同一の平面形状、同一の材料、同
一のデザインに仕上げられているため、一切目立つこと
がなく、これらカーポートA,B,Cのデザインを損な
うことがない。
【0025】なお、本実施形態に挙げた商品群は、屋根
葺き材の相違に基づくものであるが、例えば母屋の断面
形状の大小(各母屋の強度)に基づいて、或いは一般地
域用/積雪地域用などの相違に基づいて、母屋の配設ピ
ッチが異なるものも、商品群に含ませることは可能であ
る。また、アタッチメントの形状は、上記のねじ用の各
種の孔が形成できればよく、実施形態に限定されるもの
ではない。また、固定ねじも実施形態のようなタッピン
グビスの他、ボルトとナットの組合わせ、ボルトと裏板
の組合わせなどでもよい。
葺き材の相違に基づくものであるが、例えば母屋の断面
形状の大小(各母屋の強度)に基づいて、或いは一般地
域用/積雪地域用などの相違に基づいて、母屋の配設ピ
ッチが異なるものも、商品群に含ませることは可能であ
る。また、アタッチメントの形状は、上記のねじ用の各
種の孔が形成できればよく、実施形態に限定されるもの
ではない。また、固定ねじも実施形態のようなタッピン
グビスの他、ボルトとナットの組合わせ、ボルトと裏板
の組合わせなどでもよい。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明のカーポートによれ
ば、アタッチメントを適宜用いることにより、例えば屋
根葺き材が異なる屋根、厳密には母屋の位置が異なる屋
根に対し、その意匠性を損なうことなく、支柱および梁
を汎用的なものとすることができ、このアタッチメント
を適用可能な一定のカーポート群のコストを削減するこ
とができる。
ば、アタッチメントを適宜用いることにより、例えば屋
根葺き材が異なる屋根、厳密には母屋の位置が異なる屋
根に対し、その意匠性を損なうことなく、支柱および梁
を汎用的なものとすることができ、このアタッチメント
を適用可能な一定のカーポート群のコストを削減するこ
とができる。
【図1】本発明の一実施形態に係るアタッチメントを用
いて構成するカーポート商品群の商品展開説明図であ
る。
いて構成するカーポート商品群の商品展開説明図であ
る。
【図2】カーポート商品群における標準カーポートの切
断側面図である。
断側面図である。
【図3】カーポート商品群における標準カーポートの切
断正面図である。
断正面図である。
【図4】カーポート商品群における遮熱カーポートの切
断側面図である。
断側面図である。
【図5】アタッチメントの斜視図である。
【図6】カーポート商品群における波板カーポートの切
断側面図である。
断側面図である。
A 標準カーポート、B 遮熱カーポート、C 波板カ
ーポート、1 支柱、2 梁、3a 屋根、3b 屋
根、3c 屋根、4 アタッチメント、5a 母屋、5
b 母屋部、5c 母屋、14 固定ねじ、24 ねじ
用貫通孔、31ねじ用取付孔、45 ねじ用貫通孔、5
3 ねじ用取付孔、54 ねじ用貫通孔、65 ねじ用
貫通孔
ーポート、1 支柱、2 梁、3a 屋根、3b 屋
根、3c 屋根、4 アタッチメント、5a 母屋、5
b 母屋部、5c 母屋、14 固定ねじ、24 ねじ
用貫通孔、31ねじ用取付孔、45 ねじ用貫通孔、5
3 ねじ用取付孔、54 ねじ用貫通孔、65 ねじ用
貫通孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04H 6/02 E04B 1/343
Claims (2)
- 【請求項1】 支柱に片持ちで支持されると共に上面に
任意仕様の屋根を載置固定可能な梁に、当該任意仕様と
異なる仕様の屋根を載置固定するために、当該梁と当該
屋根との間にアタッチメントを介在させてなるカーポー
トであって、該アタッチメントの下面には、前記任意仕
様の屋根の母屋の位置に合致させて前記梁の上面に形成
した複数のねじ用取付孔に対応する複数のねじ用貫通孔
が形成され、 上面には、前記任意仕様と異なる仕様の屋根の母屋の位
置に合致させて当該異なる仕様の屋根を固定するための
複数のねじ用取付孔が形成されていることを特徴とする
カーポート。 - 【請求項2】 前記アタッチメントは梁の上面と略同一
幅で且つ略同一長さに形成されていることを特徴とする
請求項1に記載のカーポート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09188990A JP3113615B2 (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | カーポート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09188990A JP3113615B2 (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | カーポート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1122220A JPH1122220A (ja) | 1999-01-26 |
JP3113615B2 true JP3113615B2 (ja) | 2000-12-04 |
Family
ID=16233459
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09188990A Expired - Fee Related JP3113615B2 (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | カーポート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3113615B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009162023A (ja) * | 2008-01-09 | 2009-07-23 | Shin Nikkei Co Ltd | カーポート |
-
1997
- 1997-06-30 JP JP09188990A patent/JP3113615B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1122220A (ja) | 1999-01-26 |
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Legal Events
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