JP3267356B2 - 玄関ポーチ - Google Patents

玄関ポーチ

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JP3267356B2
JP3267356B2 JP31708592A JP31708592A JP3267356B2 JP 3267356 B2 JP3267356 B2 JP 3267356B2 JP 31708592 A JP31708592 A JP 31708592A JP 31708592 A JP31708592 A JP 31708592A JP 3267356 B2 JP3267356 B2 JP 3267356B2
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roof
entrance
eaves
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rafters
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一志 牧田
雅人 内田
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建物の屋根本体の軒先
に連続する屋根を備えた玄関ポーチに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ユニット建物における玄関ポーチ
として、例えば実公昭57−23602号の公報に記載
されたものが知られている。これは水平の屋根を備えた
玄関ポーチである。また、屋根本体の軒先に連続する屋
根を備えた玄関ポーチとしては、例えば図3に示すよう
なものが知られている。これは、屋根21の垂木22の
一部を軒先側へ延長させ、その先端側に鼻先材23を渡
して玄関屋根24を構成し、これを2本の柱25で支持
したものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の玄関ポーチ
においては、屋根本体の部材を変更して玄関屋根を構成
するものであり、この結果、屋根ユニットの種類が増大
するという問題点がある。また、屋根ユニットに垂木の
張り出した部分ができるので輸送時に破損されやすい難
点がある。
【0004】従って、本発明は、屋根本体に拘りなく自
由に大きさを設定することができ、また屋根本体への影
響を最小限にして屋根本体に連続させることができる玄
関屋根を備えた玄関ポーチを提供することを課題として
いる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明においては、上記
課題を解決するため、建物の軒先に連続する傾斜屋根を
備えた玄関ポーチであって、玄関屋根パネルと2本の柱
とからなり、玄関屋根パネルは、相互に平行に間隔をお
いて配置された複数の垂木と、この垂木と直交方向に平
行に間隔をおいて配置された少なくとも2本の梁とを結
合して構成された矩形の枠体と、この枠体の上面に張ら
れた屋根板とからなり、軒先側に配置される一方の前記
は底面が略水平とされ、この梁の両側部において設置
時に鉛直方向に下方へ突出するように植え付けられた接
続ボルトとを有し、他方の前記梁は、屋根本体の軒先に
固着された軒梁に接合可能に配置され、前記2本の柱は
前記接続ボルトに接続可能な接続部を上端に備えて玄関
ポーチを構成した。
【0006】
【作用】本発明の玄関ポーチにおいては、枠体と、屋根
板と、接続ボルトとを具備させて玄関屋根パネルを構成
したので、これを工場において通常の屋根ユニットと同
様の部材を用いて製作することができる。従って、屋根
本体に、垂木が突出した玄関屋根部を設ける必要がな
く、輸送上の問題が解消する。玄関屋根パネルは、一端
側を屋根本体の軒先部に釘等を用いて固定し、他端側の
接続ボルトを2本の柱の上端に接続して支持する。玄関
屋根パネルは、基本的には屋根本体と無関係に自由にそ
の大きさを設定することができ、設計の自由度が増大す
る。また、屋根が建物の軒先に連続する傾斜屋根であり
ながら、軒先側に配置される一方の梁の底面が略水平と
されているので、接続ボルトに接続可能な接続部を上端
に備えた2本の柱の上端に安定して載置され、ボルトの
螺合等の接続施工が 安全かつ確実に行われる。
【0007】
【実施例】図面を参照して本発明の一実施例を説明す
る。図1は本発明に係る玄関ポーチの断面図、図2は屋
根パネルの底面図である。図において、玄関屋根パネル
1は、枠体2と、屋根板3と、接続ボルト4とを具備し
ている。
【0008】枠体2は、矩形で、相互に平行に間隔をお
いて配置された複数の垂木5と、この垂木と直交方向に
互いに平行に間隔をおいて配置された2本の梁6,7と
を結合して構成されている。この枠体2の上面には、屋
根板3が張られている。ポーチ屋根の軒先側に配置され
る一方の梁6の底面は図1に示すように水平であり、そ
両側部には、一対の接続ボルト4が設けられている。
接続ボルト4は、玄関屋根パネル1を屋根本体31に接
続して設置したときに鉛直方向に下方へ突出するように
植え付けられている。
【0009】他方の梁7は、屋根本体31の軒先に固着
された軒梁32に接合可能に配置されている。即ち、梁
7は、軒梁32に接合され、釘8等を用いて屋根本体3
1に固着される。玄関屋根パネル1を支持する2本の柱
9は、上端にボルト受け金具10を備え、設置時にこの
ボルト受け金具10に玄関屋根パネル1の接続ボルト4
を受け入れ、ナットにより固着される。
【0010】軒天井板11は、玄関屋根パネル1を屋根
本体31に接続した後、玄関屋根パネル1と屋根本体3
1に連続するように取付けられる。この実施例の玄関ポ
ーチにおいては、玄関屋根パネル1が、枠体2と、屋根
板3と、接続ボルト4とを具備して構成される。玄関屋
根パネル1は、工場において通常の屋根ユニットと同様
の部材を用いて製作され、建築現場へ搬送される。パネ
ルであるから輸送は容易である。従って、従来のよう
に、屋根本体に、垂木が突出した玄関屋根部を設ける必
要がない。このため、突出した玄関屋根部が邪魔になら
ず、またウイークポイントにならないので輸送上の問題
が解消する。しかして、玄関屋根パネル1は、一端側を
屋根本体31の軒先部に釘9等を用いて固定され、他端
側の接続ボルト4を2本の柱9の上端に接続して支持さ
れる。玄関屋根パネル1は、基本的には屋根本体31と
無関係に、自由にその大きさを設定することができ、設
計の自由度が増大する。
【0011】なお、当然のことではあるが、本発明は上
記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸
脱しない範囲でなされる各種の設計変更等も本発明の範
囲に含まれる。例えば、玄関屋根パネル1の梁は必要に
応じてさらに追加的に設けることができるし、玄関屋根
パネル1の梁7を、屋根本体31の軒梁32に接続する
のに、釘の他に追加的に、補強用の取付け金具等を用い
ることができる。
【0012】
【発明の効果】以上のように、本発明においては、相互
に平行に間隔をおいて配置された複数の垂木と、この垂
木と直交方向に平行に間隔をおいて配置された少なくと
も2本の梁とを結合して構成された矩形の枠体と、この
枠体の上面に張られた屋根板と、軒先側に配置される一
方の梁の両側部において設置時に鉛直方向に下方へ突出
するように植え付けられた接続ボルトとを有し、他方の
梁は、屋根の軒先に固着された軒梁に接合可能に配置さ
れている玄関屋根パネルと、接続ボルトに接続可能な接
続部を上端に備えた2本の柱とを具備させて玄関ポーチ
を構成したため、屋根本体に拘りなく自由に大きさを設
定することができ、また屋根本体への影響を最小限にし
て屋根本体に連続させることができる玄関屋根を備えた
玄関ポーチを提供することができる。また、屋根が建物
の軒先に連続する傾斜屋根でありながら、軒先側に配置
される一方の梁の底面が略水平とされているので、接続
ボルトに接続可能な接続部を上端に備えた2本の柱の上
端に安定して載置され、ボルトの螺合等の接続施工が安
全かつ確実に行われるものとなっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る玄関ポーチの断面図である。
【図2】屋根パネルの底面図である。
【図3】従来の玄関ポーチ部の斜視図である。
【符号の説明】
1 玄関屋根パネル 2 枠体 3 屋根板 4 接続ボルト 5 垂木 6 梁 7 梁 9 柱 10 ボルト受け金具 31 屋根本体 32 軒梁

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の軒先に連続する傾斜屋根を備えた
    玄関ポーチであって、玄関屋根パネルと2本の柱とから
    なり、玄関屋根パネルは、相互に平行に間隔をおいて配
    置された複数の垂木と、この垂木と直交方向に平行に間
    隔をおいて配置された少なくとも2本の梁とを結合して
    構成された矩形の枠体と、この枠体の上面に張られた屋
    根板とからなり、軒先側に配置される一方の前記梁は底
    面が略水平とされ、この梁の両側部において設置時に鉛
    直方向に下方へ突出するように植え付けられた接続ボル
    トとを有し、他方の前記梁は、屋根本体の軒先に固着さ
    れた軒梁に接合可能に配置され、前記2本の柱は前記接
    続ボルトに接続可能な接続部を上端に備えたことを特徴
    とする玄関ポーチ。
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