JPH1170028A - 車両用座席用蝶番機構およびそのような機構付きの車両用座席 - Google Patents

車両用座席用蝶番機構およびそのような機構付きの車両用座席

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JPH1170028A
JPH1170028A JP10203093A JP20309398A JPH1170028A JP H1170028 A JPH1170028 A JP H1170028A JP 10203093 A JP10203093 A JP 10203093A JP 20309398 A JP20309398 A JP 20309398A JP H1170028 A JPH1170028 A JP H1170028A
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JP
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lock
plate
hinge mechanism
side plate
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Application number
JP10203093A
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English (en)
Inventor
Jean Romain Benoit
ブノワ ジャン−ロマン
Yann Reubeuze
ルーブーズ ヤン
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Faurecia Sieges dAutomobile SAS
Original Assignee
Bertrand Faure Equipements SA
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Publication date
Application filed by Bertrand Faure Equipements SA filed Critical Bertrand Faure Equipements SA
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Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/02Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
    • B60N2/22Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable
    • B60N2/235Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable by gear-pawl type mechanisms
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    • B60N2/2358Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable by gear-pawl type mechanisms with internal pawls and provided with memory locks
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/02Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 背もたれが前方に倒れた後に起きる際に、最
後に調節した背もたれ位置に自動的にロックし戻すこと
ができ、しかも従来品と同等の強度を有する車両座席用
蝶番機構を提供する。 【解決手段】 蝶番機構が、固定側面プレート(11)
ならびにカムの制御下に歯付きスラグ(23)によって
固定側面プレートに対して動くのを防ぐことができる回
転可能な側面プレートを有している。2つの側面プレー
ト間には、放射方向間隙を有する円形ガイド(40,4
4)があって、該間隙はスラグを受け入れて、それらス
ラグが放射方向間隙から離脱したら引っ込み位置に保持
する。スラグを前記間隙から離脱させる制御プレート
(36)を動作させることによって、円形ガイドが回転
可能な側面プレートに対して動くのを防ぐことができ
る。そうして回転可能な側面プレートは、一方向に自由
に回ることができ、次に反対方向に自由に回るようにな
ってから、円形ガイドの放射方向間隙がスラグと重なる
位置に戻った時点で、それの最初の角度位置に再度ロッ
クされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用座席用蝶番
機構およびそのような機構付きの車両用座席に関する。
【0002】詳細には本発明は、座席プロパーおよびそ
の座席プロパーに対して回転可能な背もたれを有してな
る車両用座席に適合する蝶番機構であって、 ・第1および第2の側面プレートを有し、該プレートの
一方は座席プロパーに固定され他方は背もたれに固定さ
れ;該両側面プレートは回転軸で互いに対して回転する
ように取り付けられており;第2の側面プレートは、回
転軸を中心とする円の少なくとも円弧上に延びて放射方
向で内側に向いている歯列に永久的に固定されており; ・少なくとも、前記第2の側面プレートの歯と共動する
のに好適な歯列が設けられた1以上のロックスラグを有
し;該ロックスラグは第1の側面プレートに固定された
ガイドによって放射方向にスライドしてガイドされて、
ロックスラグにおける歯が第2の側面プレートの歯と共
動して当該機構をロックする係合位置と、ロックスラグ
の歯が第2の側面プレートの歯と共動しない引っ込み位
置との間でスライドし;前記ロックスラグが、第2の側
面プレートに向かって軸方向に突出した第1のペグをさ
らに有しており; ・前記ロックスラグのスライドを制御するためのロック
カムを有し、該ロックカムは休止位置方向に弾性手段に
よって押し出されており;該休止位置において該ロック
カムは、前記ロックスラグをその係合位置に置くように
なっており; ・前記ロックカムをその休止位置からそれの作動位置方
向へ移動させるための第1の制御部材を有し、該作動位
置では、前記ロックカムが前記ロックスラグをそれの引
っ込み位置方向にスライドさせることができ; ・ロックカムがその休止位置から作動位置へと通る際
に、ロックスラグをそれの係合位置から引っ込み位置ま
で移動させるための手段を有し; ・第2の側面プレートと機械的に連係しており、第1の
ペグと共動することで、前記ロックスラグが前記円形ガ
イドに対して所定範囲の角度位置にある場合に、該第1
のスラグを確実にその引っ込み位置に保持する円形ガイ
ドを有し、該円形ガイドは、前記ロックスラグが前記所
定範囲の角度位置にない時に、前記第1のペグが係合し
て、前記ロックスラグをそれの係合位置まで放射方向で
外側方向にスライドさせることができる1以上の間隙を
有している機構に関するものである。
【0003】
【従来の技術】明細書EP−A−0770514号に
は、そのような蝶番の例が記載されており、背もたれが
前方に倒れている時に制御部材が外れた後であっても、
その蝶番機構はロック解除されない状態であって、例え
ば問題の機構が2ドア自動車の前部座席に取り付けられ
たものである場合に、車両の後部座席に行くことができ
る。その後、背もたれが起きると、ペグが円形ガイドの
相当する間隙と重なったら、前記機構が自動的に再度ロ
ックされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記明細書に記載の機
構は十分満足できるものであるが、前記背もたれの事前
の調節位置とは無関係に、前方に倒れた後に起きあがる
際、背もたれの同じ角度位置にロックするという欠点を
その機構は持っている。
【0005】従って座席の使用者は、背もたれが前方に
倒れた後に起きる都度、背もたれの傾斜を再度調節しな
ければならない。
【0006】さらに、明細書EP−A−0694434
号には、歯付きスラグを有する蝶番機構であって、以前
調節された位置に再度自動的にロックする機構が記載さ
れている。背もたれの傾斜を調節する機能を有するその
機構の歯付きスラグは歯列に係合しており、その歯列は
第2の側面プレートに対して移動可能であって、他の歯
付きスラグを介して第2の側面プレートに固定すること
ができる。
【0007】そのような状況下では、2段階の歯付きス
ラグを介して2つの側面プレートは互いに連結され、そ
れによって蝶番の機械的強度が低下する傾向があるか、
あるいは高い機械的強度を得るには蝶番機構を重くし、
経費を多く費やす必要がある。
【0008】従って本発明の目的は、明細書EP−A−
0770514号に記載の種類の蝶番機構であるが、背
もたれが前方に倒れた後に起きる際に、最後に調節した
背もたれ位置に自動的にロックし戻すことができ、しか
も明細書EP−A−0770514号の機構と同等の強
度を持った蝶番機構を提案することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】それに関して本発明によ
れば、問題の種類の蝶番機構は、 ・第1および第2の側面プレートに対してピボットで取
り付けられて、回転軸で回転する「記憶」装置に属する
リムによって円形ガイドが形成されており; ・該円形ガイドの間隙が放射方向ガイドを形成してお
り;該ガイドにおいて、第1のペグを、円周方向には実
質的に動かないようにしながら、放射方向にスライドさ
せることができ; ・記憶装置がさらに、「記憶」プレートおよび「記憶」
スラグを有し;該スラグは、前記記憶スラグが前記第2
の側面プレートと共動することで記憶プレートが前記第
2の側面プレートに対して動くのを防止する係合位置
と、前記記憶スラグが第2の側面プレートと共動せず
に、記憶プレートを前記第2の側面プレートに対して自
由に回転させることができる引っ込み位置との間にて記
憶プレート上で放射方向にスライドするように取り付け
られており; ・制御プレートが回転軸で回転するよう取り付けられて
いて、第1の側面プレートに対して固定されている休止
位置と動作位置との間で回転し;前記制御プレートは、
それの休止位置方向に弾性的に押し出されていて、第2
の制御部材によって動作位置に移動させることができ;
前記制御プレートの形状は、ロックスラグを放射方向で
内側に移動させて、制御プレートがその動作位置にある
時に第1のペグが放射方向ガイドから離脱してその円形
ガイドに対してスライドできる「離脱」位置まで行くこ
とができるものとなっており;制御プレートが一定量の
角度間隔でロックカムに連結されていることで、前記制
御プレートがその休止位置に留まり、しかもロックカム
が第1の制御部材によって、その休止位置から動作位置
まで移動し、さらに前記制御プレートが第2の制御部材
によって、それの休止位置から動作位置まで移動する時
に、前記制御プレートがロックカムをそれの動作位置ま
で同伴し;制御プレートの移動がロックスラグの移動を
伴わないある一定量の角度ロストモーション後に、制御
プレートがそれの休止位置から動作位置まで移動する
際、ロックスラグをそれの係合位置から離脱位置まで同
伴するための手段が設けられており; ・制御プレートが「記憶」カムに固定されており、該カ
ムは記憶スラグと共動して、前記制御プレートがその休
止位置にある時に、前記記憶スラグをその引っ込み位置
に置き、制御プレートの角度ロストモーション時に、前
記記憶スラグをそれの係合位置に移動させることがで
き; ・記憶スラグはそれの係合位置に向かって弾性的に押し
出されていることを特徴とする。
【0010】以上の配置によって、座席の使用者が背も
たれの傾斜を調節したい場合、使用者は第1の制御部材
を操作することで、従来のようにロックスラグを解除
し、そのスラグが次に、記憶プレートを該プレートが有
する記憶スラグとともに保持する。
【0011】それとは対照的に、座席の使用者が背もた
れをできるだけ前方に倒して、特に車両の後部座席に行
きたい場合、使用者は第2の制御部材を操作すること
で、ロックスラグを外すだけでなく、前記スラグの第1
のペグを放射方向ガイドから離脱させることができるよ
うにする。同時に、記憶スラグが第2の側面プレートと
係合して、記憶プレートを背もたれの最後の調節位置に
相当する位置にロックする。
【0012】背もたれを前方に倒すと、記憶装置に属す
る円形ガイドがロックスラグの第1のペグに対してスラ
イドし、第2の制御部材が解除された後であっても、前
記ロックスラグはその引っ込み位置に保持される。
【0013】その後、背もたれを再度立てて後方に倒す
と、前記第1のペグがそれの放射方向ガイドと重なって
係合するまで、円形ガイドが再度、第1のペグに対して
スライドして、そこで係合することで、ロックスラグが
第2の側面プレートの歯との係合に戻る。次に背もたれ
は、使用者が最初に調節した位置に再度ロックされる。
【0014】本発明の好ましい実施態様においては、以
下の配置の1以上を使用することも可能である。
【0015】・制御プレートが停止部材を有し;該停止
部材はロックスラグと共動して、前記制御プレートがそ
の休止位置にある限り、ロックスラグがそれの離脱位置
へと動くのを防止するようになっている。
【0016】・バネが記憶プレートに取り付けられて、
記憶スラグをそれの係合位置方向に押し出すようになっ
ている。
【0017】・ロックカムが剛性プレートに固定されて
おり、該剛性プレートは前記カムとロックスラグの少な
くとも一部と重なる第2の側面プレートとの間で放射方
向に延びており;ロックスラグが、第2の側面プレート
の方へ軸方向に突出し、前記プレートに形成された切欠
部に進入する第2のペグを有しており;前記切欠部がカ
ミング縁部によって放射方向で外側に規定されており、
該縁部は第2のペグと共動して、ロックカムが第1の制
御部材によってそれの動作位置まで移動する時には、ロ
ックスラグの引っ込み位置の方へ、制御プレートが第2
の制御部材によってそれの動作位置に移動する時には、
ロックスラグの離脱位置の方へ、ロックスラグを放射方
向で内側に移動させるようになっている。
【0018】・制御プレートが1以上の駆動フィンガー
を有し、該フィンガーは第1の側面プレートの方で剛性
プレートの切欠部に軸方向で進入し;そうして前記駆動
フィンガーは、上記角度間隔を有するロックカムに制御
プレートを連結するようになっている。
【0019】・ロックスラグの第2のペグが駆動フィン
ガーに当接するような形で、制御プレートがその休止位
置にある時には、前記第2のペグの内側で放射方向に、
駆動フィンガーがロックスラグの第2のペグと重なって
配置されていることで、制御プレートがそれの休止位置
にある限り、ロックスラグがそれの離脱位置の方へ放射
方向で内側に動くのを防止するようになっている。
【0020】・駆動フィンガーが、ロックスラグが離脱
位置にある時にはロックスラグの第2のペグに対して角
度的に当接し、第2の制御部材が離れると、制御プレー
トとロックカムがそれらの個々の休止位置方向に戻るの
を防止するよう配置されている。
【0021】・ロックカムに固定された要素が設けられ
ていて、スラグがそれの離脱位置にあって、第2の制御
部材が解除されている時にはロックスラグに角度的に当
接することで、前記ロックカムがそれの休止位置方向に
戻るのを防止するようになっている。
【0022】・カム手段が設けられていて、スラグがそ
れの離脱位置にあって、第2の制御部材が解除されてい
る時にはロックスラグを放射方向で外側に押し出すこと
で、背もたれが前方に倒れた後に起きる際に、前記スラ
グの第1のペグがそれの放射方向ガイドに係合できるよ
うになっている。
【0023】・記憶スラグがプレート形状であり、該プ
レートは記憶プレートと共通の放射面に延長しており;
円形ガイドは、記憶スラグに固定された第1の部分と、
該第1の部分に対して角度的に余角であって記憶プレー
トに固定されている第2の部分の両方を有し;記憶スラ
グがそれの係合位置にある時には、円形ガイドの前記第
1および第2の部分が回転軸から等距離にある。
【0024】・円形ガイドが、前記円形ガイドの間隙
で、該間隙の片側のみから、放射方向で内側に突出した
支持部を有することで、ロックスラグがそれの離脱位置
にある時には、第2の側面プレートが第1の角度方向に
回転し、それからロックスラグの第1のペグが円形ガイ
ドの前記支持部に当たるまで、反対方向である第2の角
度方向に回転することができ、その後、前記第1のペグ
は再度その放射方向ガイドに係合することができる。
【0025】・バネが、制御プレートの休止位置に相当
する位置方向に、第2の制御部材を押し出している。
【0026】・記憶スラグが歯列を有し;該歯列は、前
記記憶スラグがそれの係合位置にある時に、第2の側面
プレートに属する相補的歯列と共動するようになってい
る。本発明はさらに、座席プロパーと上記で定義したよ
うな1以上の蝶番機構によって該座席プロパーにピボッ
トで取り付けられた背もたれとを有してなる車両用座席
であって、蝶番の第1および第2の側面プレートの一方
が座席プロパーに固定され、他方が背もたれに固定され
ている座席を提供するものでもある。
【0027】有利には背もたれは、座席のいずれかの側
に配置された2つの蝶番機構、すなわち一方が座席プロ
パーに固定され他方が背もたれに固定された第1および
第2の側面プレートを有する前記で定義の第1の蝶番機
構と、第2の蝶番機構によって、座席プロパーに取り付
けられており、該第2の蝶番機構は、 ・第1および第2の側面プレートを有し;一方は座席プ
ロパーに固定され、他方は背もたれに固定されており;
該側面プレートは、上記回転軸で互いに対して回転する
ように取り付けられており;第2の蝶番機構の第2の側
面プレートは、回転軸を中心とする円の少なくとも円弧
に並び、放射方向で内側に向いた歯を有する歯列に永久
的に固定されており; ・少なくとも、第2の蝶番機構の第2の側面プレートの
歯と共動するのに好適な歯列が設けられたロックスラグ
が設けられ;該ロックスラグは、第2の蝶番機構のロッ
クスラグの歯が第2の蝶番機構の第2の側面プレートの
歯と共動して前記第2の蝶番機構をロックする係合位置
と、ロックスラグが第2の側面プレートの第1の歯と共
動しない引っ込み位置との間で、第2の蝶番機構の第1
の側面プレートに対して放射方向にスライドするようガ
イドされ; ・第2の蝶番機構のロックスラグのスライドを制御する
ためのロックカムを有し;該ロックカムは、剛性連結棒
によって第1の蝶番機構のロックカムに連結され、弾性
手段によって休止位置の方に押し出されており、その場
合、第2の蝶番機構の前記ロックカムが第2の蝶番機構
のロックスラグをその係合位置に置き;前記休止位置
は、第1の蝶番機構のロックカムの休止位置に相当し; ・第2の蝶番機構のロックカムが、それの休止位置か
ら、第1の蝶番機構のロックカムの動作位置に相当する
動作位置まで動く時、第2の蝶番機構のロックスラグを
それの係合位置からそれの引っ込み位置まで移動させる
手段を有する。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明の他の特徴および利点は、
実施例(ただし、本発明を限定するものではない)によ
って、さらには添付の図面を参照しながら示される1実
施態様についての以下の記載から明らかになる。図面に
おいて、 ・図1および図2はそれぞれ、本発明の1実施態様を構
成する車両用座席の側面図および背面図である。
【0029】・図3は、背もたれを図1および2の座席
の座席プロパーにつなぐ第1および第2の蝶番を示す縦
断面図である。
【0030】・図4は、図3の矢印IV方向での詳細図
である。
【0031】・図5〜7は、各種組立段階での図1およ
び図2の座席の第1の蝶番機構を示す斜視図である。
【0032】・図8〜11は、第1の蝶番機構の各種部
分を示す詳細斜視図である。
【0033】・図12は、背もたれの傾斜の調節時にお
ける第1の蝶番機構を示す、図3のA−A線での断面図
である。
【0034】・図13および図14はそれぞれ、背もた
れの前方への倒れ込みを制御する制御部材が動作し始め
た時の第1の蝶番機構を示す、図3の線A−AおよびB
−Bでの断面図である。
【0035】・図15および図16はそれぞれ、背もた
れの前方への倒れ込みを制御する制御部材が動作し始め
た時であるが、図13および14に示した段階より後の
段階での第1の蝶番機構を示す、線A−AおよびC−C
での断面図である。
【0036】・図17は、背もたれの前方への倒れ込み
を制御する制御部材の動作終了後の第1の蝶番機構を示
す、図3の線A−Aでの図である。
【0037】・図18および19はそれぞれ、背もたれ
が前方に倒れている時の第1の蝶番機構を示す図3の線
A−AおよびC−Cでの断面図である。
【0038】これらの図面において、同じ参照符号は同
一または類似の要素を示すものである。
【0039】
【実施例】図1および2に線図で示したように、本発明
は車両用座席1に関するものであり、特には自動車の前
部座席に関するものであって、その座席は第1に車両の
床3に取り付けられた座席プロパー2と、第2に横方向
水平軸X周囲で座席プロパー2にピボットで取り付けら
れた背もたれ4を有する。
【0040】より正確には、ここで示す実施例において
は、背もたれの強度部材4aは、第1および第2の蝶番
機構5および6を介して、座席のいずれか側で、座席プ
ロパーの強度部材2aとつながっている。それらの蝶番
機構は、座席の片側にある1個のハンドル7によって制
御され、座席に対して水平方向で横方向に延びる剛性連
結棒8によって互いにつながっている。
【0041】座席の搭乗者がハンドルを操作して、それ
を角度方向7aに回すと、蝶番機構5および6の両方が
同時にロック解除される。次に搭乗者は、例えば背もた
れを後方に押して前記背もたれに直接作用を加えること
によって、あるいは逆に、座席のパッドの下に隠されて
いる1以上のバネ(不図示)の効果によって、背もたれ
が自由に動けるようにすることで直接働きかけること
で、背もたれ4の傾斜を調節することができる。
【0042】例えば背もたれの片側にあって、具体的に
はケーブル10を介して蝶番機構5に連結されていても
良いハンドル9を操作することで、図1の一点鎖線によ
って示した位置へと、背もたれ4を完全に前方に倒すこ
ともできる。
【0043】図3に詳細に示したように、2個の蝶番5
および6はそれぞれ、 ・座席プロパーの強度部材2aに固定された個々の固定
金属側面プレート11および12; ・座席プロパーの強度部材4aに固定された個々の可動
型金属側面プレート13および14; ・固定側面プレートおよび可動型側面プレートの周囲に
かしめられ、それらと共動して閉じた円形ボックスを規
定する個々の金属リング15および16; ・相当するボックス内にあり、2つのハンドル7および
9のいずれも作動していない限り、可動型側面プレート
を相当する固定側面プレートに対してロックするように
する個々のロック装置17および18を有している。
【0044】ハンドル7は好ましくは連結棒8に固定さ
れていることで、ロック装置17および18の両方を直
接駆動するが、ハンドル9は好ましくは、ケーブル10
(図4にあるようなもの)によってレバーアーム19に
連結され、そのアームはチューブ20に固定され、該チ
ューブは連結棒8を囲み、以下に説明するようにロック
装置17のみを制御する。
【0045】有利にはレバー19は、このレバー19と
背もたれの強度部材4aの間に取り付けられたバネ21
によって上記方向7aとは反対の角度方向7bに押し出
され;該バネ21は通常は、レバー17を支持部22に
当たるように保持しており、該支持部は背もたれの強度
部材4aに固定されている。
【0046】図5および図6に示したように、第1の蝶
番機構5は従来のように、 ・3つの金属ロックスラグ23を有し、それらは互いに
120°で配置され、それぞれ外側に向いた歯列24を
持ち、該歯列は可動型側面プレート13に形成された内
向きの円形歯列25に係合し;各スラグは、スラグの歯
24が可動型側面プレートの歯25と共動して機構をロ
ックする係合位置とスラグ23が可動型側面プレートの
歯25と共動しない引っ込み位置との間に固定された側
面プレート11に固定されたガイド26に放射方向でス
ライドするよう取り付けられており;各スラグ23は、
可動型プレート13の方へ軸方向で突出している第1お
よび第2のペグ27および28も有しており;それら2
つのペグ27および28は例えば、ペグ27の内側に放
射方向で配置されているペグ28と放射方向で並んでお
り; ・連結棒8およびハンドル7に固定された金属「ロッ
ク」カム29を有し、該カムはスラグ23のスライドを
制御する機能を有しており; ・固定側面プレート11に取り付けられ、休止位置方向
にカム29を押し出すバネ30を有し;その位置ではバ
ネによってスラグ23はその係合位置に置かれ;前記カ
ムは、特にハンドル7からの駆動力下に、角度方向7a
で回転して「動作」位置方向に行くことができ、その位
置では、該カムによってスラグ23はその引っ込み位置
方向にスライドすることで、蝶番機構5を解除すること
ができる。
【0047】図7に示したように、カム29も剛性金属
プレート31に固定されており、該プレートは前記カム
と可動型側面プレート13との間で放射方向に延びてお
り、部分的に3つのスラグ23全てと重なっている。
【0048】3つの切欠部32がプレート31に形成さ
れており、該切欠部はスラグ23のペグ28を受け入
れ;各ペグ28は、相当する切欠部の放射方向で外側に
よって規定されるカミング縁部33と共動する。
【0049】各切欠部のカミング縁部33は一端で、1
以上の傾斜部分を有する傾斜部34を有し;該傾斜部3
4は、カム29が7aの方向に回転する時に相当するペ
グ28と共動して、相当するスラグ23を放射方向で内
側に移動させるように配置されている。
【0050】切欠部32の一つの放射方向で内側部分
は、傾斜部34を含む前記切欠部32の末端で(すなわ
ち、方向7aに対して切欠部の上流側末端で)切り込み
35によって角度的に延長している。
【0051】図8および図9に示したように、蝶番機構
5のロック装置15には、金属製制御プレート36もあ
り、該プレートはチューブ20に固定されており、連結
棒8が間隔を設けてそれを通ることができるようにして
おり(図3参照);前記制御プレートは、プレート31
と可動型側面プレート13との間で蝶番機構5の中心で
放射方向に延びている。
【0052】制御プレート36には、駆動フィンガー3
7などの支持部材があり、そのフィンガーは固定側面プ
レート11の方へ軸方向に突出しており、切欠部32の
放射方向で内側部分に進入し、7aの方向にはほとんど
角度間隔を残さず、切り込み35の方と反対の方向には
相対的に大きい角度間隔を持っている。この制御フィン
ガーはリム形状であり、該リムは通常は、同じ切欠部3
2に係合するペグ28に対応して、ペグの放射方向で内
側に位置している。
【0053】さらに、制御プレート36には1以上のカ
ミング縁部38があり、それは放射方向で外側に突出し
ていて、以下では「記憶」カムと称する。
【0054】最後に、図8、10および11に示したよ
うに、ロック装置15には記憶装置39もあり、該記憶
装置は制御プレート36と同じ放射面に延びており、 ・金属製記憶プレート40を有し;該プレートは、円形
アーチ形の外形および切欠部を有していることで、実質
的にU字形となっていて、放射方向で外側に開口してい
る縁部の平行なガイド収納部41を規定しており;該記
憶プレートはさらに、前記プレート40の全円周にわた
って固定側面プレート11の方へ軸方向で突出している
外側リム42も有し;該リム42は、制御プレートの駆
動フィンガー37が入る切欠部32には対応していない
2個のスラグ23のペグ27と実質的に角度間隔を持た
ずに係合している放射方向ガイドを形成する2つの間隙
43を有し、; ・金属記憶スラグ44を有し;該スラグは、プレート4
0と同じ放射面に延び、該プレートのガイド41で放射
方向にスライドするように取り付けられており;記憶ス
ラグは、可動型側面プレート13に形成された別の内向
き歯列46と係合するようになっている外側歯列45を
有し(図6参照);記憶スラグ44はさらに円形の外側
リム47をも有し、該リムは歯45を有して、記憶スラ
グの歯45が可動型側面プレートの歯46と係合してい
る時には記憶プレートの円形リム42の角度延長部とし
て配置されており;該リム47は間隙48を有し、該間
隙は放射方向ガイドを形成しており、該ガイドにおいて
は通常は、実質的に角度間隔なしで、制御プレートの駆
動フィンガー37と重なって配置されているペグ27と
の係合があり;前記ガイド48は一部、放射方向で内側
に突出した支持部7aによって、方向7aとは反応の方
向で規定されており;記憶スラグ44は中央凹部49を
有し、該凹部は制御プレート36を受け入れるものであ
って、放射方向で内側に突出し前記制御プレートの記憶
カム38と共動するようになっている突出部50を含む
ものであり; ・バネ51を有し;該バネは、記憶プレートに取り付け
られ、前記スラグの歯が可動型側面プレートの歯46に
係合する位置の方へ放射方向で外側に記憶スラグ44を
押し出すものである(記憶スラグ40は、該スラグでの
制御プレート36のカミング動作によって戻るようにす
ることができ、その場合はバネ51を省略することがで
きる)。
【0055】さらに図3に示したように、第2のロック
機構16のロック装置18は、先行技術で公知のものと
同じ種類の装置であり、 ・上記のものと同一または類似の3つのロックスラグ5
2(図3にはそのうちの1個のみを示してある)を有
し;各ロックスラグには、可動型側面プレート14の円
形で内向きの歯列54と共動するのに好適な外向き歯列
53が設けられ;前記ロックスラグ52はそれぞれ、上
記ガイド26と類似の個々のガイドによって放射方向に
スライドするようガイドされ、該ガイドは固定側面プレ
ート12に固定されていることで、スラグ52を、それ
が歯54と噛み合う係合位置と該歯54と共動しない引
っ込み位置との間でスライドできるようになっており;
該スラグはさらに、上記ペグ28と類似の1以上のペグ
44を有し; ・連結棒8に固定されていることでスラグ52のスライ
ドを制御する、上記のカム29と類似のロックカムを有
し; ・固定側面プレート12に取り付けられ、前記カムがス
ラグ52をその係合位置に置く休止位置の方へカム56
を押し出す、上記のバネ30と類似のバネ57を有し;
2つのカム29および56の休止位置は互いに対応して
おり;カム56は、動作方向7aで動作位置まで、カム
29によって移動することができ、その動作位置では前
記カム56によって、スラグ52を放射方向で内側にそ
の引っ込み位置へとスライドさせることができ; ・前記プレート31と類似した、カム56に固定された
剛性プレート58を有し;該プレート58は、スラグの
ペグ55がそれぞれ係合する3つの切欠部59を有し;
各切欠部59は、カミング縁部によって放射方向で外側
に規定されており、該縁部は相当するペグ55に作用し
て、カム56がそれの動作位置の方へ回転する時に放射
方向で内側に移動することで、スラグ52をそれの引っ
込み位置の方へ移動させる。
【0056】上記の装置は以下のように動作する。
【0057】両方の蝶番機構5および6が休止位置にあ
り、背もたれ4がそれの起きあがり位置にある時、両方
の機構のロックカム29および56は休止位置にあり、
それらはロックスラグ23および52をその係合位置に
保持することで、両方の蝶番機構が背もたれ4を座席プ
ロパー2に対してロックしている。
【0058】さらにその位置では、バネ21がレバー1
9を支持部22に押圧された状態で保持することで、チ
ューブ20およびレバー19に固定された制御プレート
36を休止位置に置き、そこで前記制御プレートの記憶
カム38が記憶スラグ44上の突出部50と共動して、
前記スラグを、それが対応する歯46と共動しない引っ
込み位置に保持する。
【0059】この休止位置から開始して、使用者が背も
たれ4の傾斜を調節しようとする時、使用者がハンドル
を7aの方向に動かすことで、両方のロックカム29お
よび56をその動作位置へと同伴して、ロックスラグ2
3および52が、プレート31および58によってその
引っ込み位置に移動する。従って、両方の蝶番機構6が
ロック解除され、それによって使用者は、背もたれを直
接動かすことで背もたれ4の傾斜を調節することができ
る。
【0060】さらに図12に示したように、制御プレー
ト36は静止した状態のままであることから、前記制御
プレートの駆動フィンガー37は、プレート31の切欠
部32に係合したペグ28に当たったままである。従っ
て、ペグ28は放射方向で内側にて駆動フィンガー37
と当接するようになり、そうして相当するスラグ23の
移動が制限される。
【0061】そうして、スラグのペグ27は、放射方向
ガイド48に係合した状態のままとなって、記憶スラグ
の機能を果たす。
【0062】さらに、上記ペグ28の行程が中断される
ことから、ペグ28は支持部を形成して、プレート31
およびカム29が、各種ペグ28が相当する傾斜部34
の末端にある角度位置へ移動するのが防止され、それに
よって、他の2つのロックスラグ23のペグ27もその
個々の放射方向ガイド43に留まる。
【0063】使用者が背もたれの傾斜を調節すると、ペ
グ27は、記憶装置39が固定側面プレート11に対し
て移動するのを防止することで記憶装置を保持し、しか
も可動型側面プレート13は回転する。
【0064】それとは対照的に、背もたれを前方に倒し
て、例えば車両が2ドアの場合に車両の後部座席に行き
たい時、ハンドル9を動かすことでレバー19をチュー
ブ20と共に回転させることによって、制御プレート3
6を角度方向7aに回転させる。
【0065】次に、図13および14に示したように、
制御プレート36が最初に一定の角度行程を移動し、そ
の際に制御フィンガー37は相当する切欠部32の内側
で角度方向7aに移動して、上記切り込み35から離れ
た位置にある前記切欠部の末端60に当接するようにな
る。
【0066】同時に、制御プレートの記憶カム38が、
記憶スラグ44(図14)の突出部50に作用しなくな
ることで、上記バネ51からの駆動力下に、前記スラグ
の歯45が可動型プレート13の歯46と係合するよう
になる。
【0067】図15および16に示したように、制御プ
レート36が回転し続けるに連れて、該制御プレートの
駆動フィンガー37がプレート31およびロックカム2
9を角度方向7aの方へ移動させることで、ロックスラ
グ23が切欠部32の傾斜部34と該スラグのペグ28
との間で共動することによって、放射方向で内側にスラ
イドする。
【0068】そうして、ロックカム56が連結棒8を介
してロックカム29に連結することから、ロックスラグ
23が可動型側面プレート13の歯25と係合しなくな
り、同様に蝶番機構6のロックスラグ52が相当する可
動型側面プレート14の歯54と係合しなくなる。
【0069】そうではあっても、その位置では、背もた
れ4は記憶スラグ44によって、動かないようになって
いる。
【0070】ハンドル9の行程が終わって初めて、図1
7に示したように、ロックスラグ23のペグ27がその
放射方向ガイド43および48を離れるだけ、制御プレ
ート36、プレート31およびロックカム29が回転し
たところで、背もたれ4が解除される。
【0071】この動きの際、駆動フィンガー37は方向
7aに移動することで、前記プレート31の傾斜部34
が該傾斜部34の末端までペグ28を同伴できることか
ら、駆動フィンガー37はもはや、プレート31と同じ
切欠部32に係合したペグ28を妨害しない。
【0072】次に背もたれ4を、使用者からの駆動力下
に、あるいはより一般的には該背もたれ内のバネの効果
によって前方に回転させて、可動型側面プレート13お
よび14をここで述べた実施例では方向7aとは反対の
方向7bに回転させて、側面プレート13が記憶装置3
9を同伴するようにすることができる。
【0073】その状況では、図18および19に示した
ように、使用者がハンドル9を離した場合であっても、
ロックスラグ23のペグ27がリム42および47の内
側部分に当たっていることで、ロックスラグ23が可動
型側面プレート13の歯25との係合に戻らないように
なっている。
【0074】さらに、ハンドル9を離した後、制御プレ
ート36、プレート31、カム29、連結棒8、カム5
6およびプレート58が角度方向7bにわずかに逆戻り
する。しかしながらその逆転運動は、相当するペグ28
への駆動フィンガー37の当接および/または相当する
切欠部32の内側縁部に形成された突出部61への他の
2つのペグ28の当接によって停止する。
【0075】背もたれがそれの最初の位置に戻っていな
い限り、この逆転運動はそのように限られていることか
ら、蝶番機構6のロックスラグ52自体が、相当する可
動型側面プレート上の歯54との係合に戻らないように
なっている。
【0076】それとは対照的に、背もたれ4が前方に倒
れた後に起きあがることで、上記の実施例において、可
動型側面プレート13および14を角度方向7aに回転
させる際、放射方向ガイド43および48は戻ってロッ
クスラグ23に属するペグ27と重なり、記憶装置に属
する支持部47aは相当するペグ27と接触するように
なる。次にペグ27が再度その放射方向ガイド43およ
び47と係合することで、突出部61および/または駆
動フィンガー37の末端のカミング効果で、ロックスラ
グ23がロック位置に戻る。
【0077】次に制御プレート36は、プレート31、
カム29、連結棒8、カム56およびプレート58と同
様に、それの休止位置に戻れるようになる。次に、蝶番
機構6のロックスラグ52は相当する歯54との係合に
戻り、記憶カム38もやはり、記憶スラグ44の突出部
50に作用して、前記スラグを引っ込み位置に戻す。
【0078】そうして座席1は再度、その開始位置に戻
り、背もたれ4の傾斜は使用者が最後に調節したものと
なる。
【0079】
【発明の効果】本発明の車両座席用蝶番機構は、背もた
れが前方に倒れた後に起きる際に、最後に調節した背も
たれ位置に自動的にロックすることができ,しかも従来
品と同等の強度を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施態様を構成する車両用座席の側
面図および背面図である。
【図2】本発明の1実施態様を構成する車両用座席の側
面図および背面図である。
【図3】背もたれを図1および2の座席の座席プロパー
につなぐ第1および第2の蝶番を示す縦断面図である。
【図4】図3の矢印IV方向での詳細図である。
【図5】各種組立段階での図1および図2の座席の第1
の蝶番機構を示す斜視図である。
【図6】各種組立段階での図1および図2の座席の第1
の蝶番機構を示す斜視図である。
【図7】各種組立段階での図1および図2の座席の第1
の蝶番機構を示す斜視図である。
【図8】第1の蝶番機構の部分を示す詳細斜視図であ
る。
【図9】第1の蝶番機構の部分を示す詳細斜視図であ
る。
【図10】第1の蝶番機構の部分を示す詳細斜視図であ
る。
【図11】第1の蝶番機構の部分を示す詳細斜視図であ
る。
【図12】背もたれの傾斜の調節時における第1の蝶番
機構を示す、図3のA−A線での断面図である。
【図13】背もたれの前方への倒れ込みを制御する制御
部材が動作し始めた時の第1の蝶番機構を示す、図3の
線A−AおよびB−Bでの断面図である。
【図14】背もたれの前方への倒れ込みを制御する制御
部材が動作し始めた時の第1の蝶番機構を示す、図3の
線A−AおよびB−Bでの断面図である。
【図15】背もたれの前方への倒れ込みを制御する制御
部材が動作し始めた時であるが、図13および14に示
した段階より後の段階での第1の蝶番機構を示す、線A
−AおよびC−Cでの断面図である。
【図16】背もたれの前方への倒れ込みを制御する制御
部材が動作し始めた時であるが、図13および14に示
した段階より後の段階での第1の蝶番機構を示す、線A
−AおよびC−Cでの断面図である。
【図17】背もたれの前方への倒れ込みを制御する制御
部材の動作終了後の第1の蝶番機構を示す、図3の線A
−Aでの図である。
【図18】背もたれが前方に倒れている時の第1の蝶番
機構を示す図3の線A−AおよびC−Cでの断面図であ
る。
【図19】背もたれが前方に倒れている時の第1の蝶番
機構を示す図3の線A−AおよびC−Cでの断面図であ
る。
【符号の説明】
2 座席プロパー 4 背もたれ 5 第1の蝶番機構 6 第2の蝶番機構 7 第1の制御部材 7b 第1の角度方向 11、12 第1の側面プレート 13、14 第2の側面プレート 19 第2の制御部材 21 スプリング 23 ロックスラグ 24 ロックスラグの歯 25 第2の側面プレートの歯 27 第1のペグ 28 第2のペグ 29 ロックカム 30 弾性手段 31 移動手段(剛性プレート) 32 切欠部 33 カミング縁部 36 制御プレート 37 停止部材(駆動フィンガー、カム手段) 38 記憶カム 39 記憶装置 40 記憶プレート 42、47 円形ガイド 47a 支持部 43、48 間隙(放射方向ガイド) 44 記憶スラグ 46 相補的歯列 47 第1の部分 51 バネ 52 ロックスラグ 53 第2の蝶番機構のロックスラグの歯 54 第2の側面プレートの歯 56 ロックカム 58 移動手段 61 要素 X 回転軸
フロントページの続き (72)発明者 ヤン ルーブーズ フランス国 61100 ランディグ ロティ スマン デ クァートル ヴァン (番地 なし)

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 座席プロパー(2)およびその座席プロ
    パーに対して回転可能な背もたれ(4)を有してなる車
    両用座席に適合する蝶番機構であって、 ・第1および第2の側面プレート(11,13)を有
    し、該プレートの一方は座席プロパー(2)に固定され
    他方は背もたれ(4)に固定され;該両側面プレートは
    回転軸(X)で互いに対して回転するように取り付けら
    れており;第2の側面プレート(13)は、回転軸
    (X)を中心とする円の少なくとも円弧上に延びて放射
    方向で内側に向いている歯列(25)に永久的に固定さ
    れており; ・少なくとも、前記第2の側面プレートの歯(25)と
    共動するのに好適な歯列(24)が設けられた1以上の
    ロックスラグ(23)を有し;該ロックスラグは第1の
    側面プレートに固定されたガイド(26)によって放射
    方向にスライドしてガイドされて、ロックスラグにおけ
    る歯(24)が第2の側面プレートの歯(25)と共動
    して当該機構をロックする係合位置と、ロックスラグの
    歯が第2の側面プレートの歯と共動しない引っ込み位置
    との間でスライドし;前記ロックスラグが、第2の側面
    プレート(13)に向かって軸方向に突出した第1のペ
    グ(27)をさらに有しており; ・前記ロックスラグ(23)のスライドを制御するため
    のロックカム(29)を有し、該ロックカムは休止位置
    方向に弾性手段(30)によって押し出されており;該
    休止位置において該ロックカムは、前記ロックスラグを
    その係合位置に置くようになっており; ・前記ロックカム(29)をその休止位置からそれの作
    動位置方向へ移動させるための第1の制御部材(7)を
    有し、該作動位置では、前記ロックカムが前記ロックス
    ラグ(23)をそれの引っ込み位置方向にスライドさせ
    ることができ; ・ロックカム(29)がその休止位置から作動位置へと
    通る際に、ロックスラグ(23)をそれの係合位置から
    引っ込み位置まで移動させるための手段(31)を有
    し; ・第2の側面プレート(13)と機械的に連係してお
    り、第1のペグ(27)と共動することで、前記ロック
    スラグ(23)が前記円形ガイドに対して所定範囲の角
    度位置にある場合に、該第1のスラグを確実にその引っ
    込み位置に保持する円形ガイド(42,47)を有し、
    該円形ガイドは、前記ロックスラグが前記所定範囲の角
    度位置にない時に、前記第1のペグが係合して、前記ロ
    ックスラグをそれの係合位置まで放射方向で外側方向に
    スライドさせることができる1以上の間隙(43,4
    8)を有している機構において、 ・第1および第2の側面プレート(11,13)に対し
    てピボットで取り付けられて、回転軸で回転する「記
    憶」装置(39)に属するリム(42,47)によって
    円形ガイドが形成されており; ・該円形ガイドの間隙が放射方向ガイド(43,48)
    を形成しており;該ガイドにおいて、第1のペグ(2
    7)を、円周方向には実質的に動かないようにしなが
    ら、放射方向にスライドさせることができ; ・記憶装置(39)がさらに、「記憶」プレート(4
    0)および「記憶」スラグ(44)を有し;該スラグ
    は、前記記憶スラグ(44)が前記第2の側面プレート
    (13)と共動することで記憶プレート(40)が前記
    第2の側面プレートに対して動くのを防止する係合位置
    と、前記記憶スラグが第2の側面プレートと共動せず
    に、記憶プレートを前記第2の側面プレートに対して自
    由に回転させることができる引っ込み位置との間にて記
    憶プレート上で放射方向にスライドするように取り付け
    られており; ・制御プレート(36)が回転軸(X)で回転するよう
    取り付けられていて、第1の側面プレート(11)に対
    して固定されている休止位置と動作位置との間で回転
    し;前記制御プレート(36)は、それの休止位置方向
    に弾性的に押し出されていて、第2の制御部材(19)
    によって動作位置に移動させることができ;前記制御プ
    レートの形状は、ロックスラグ(23)を放射方向で内
    側に移動させて、制御プレートがその動作位置にある時
    に第1のペグが放射方向ガイド(43,48)から離脱
    してその円形ガイドに対してスライドできる「離脱」位
    置まで行くことができるものとなっており;制御プレー
    ト(36)が一定量の角度間隔でロックカム(29)に
    連結されていることで、前記制御プレートがその休止位
    置に留まり、しかもロックカムが第1の制御部材によっ
    て、その休止位置から動作位置まで移動し、さらに前記
    制御プレートが第2の制御部材によって、それの休止位
    置から動作位置まで移動する時に、前記制御プレートが
    ロックカムをそれの動作位置まで同伴し;制御プレート
    の移動がロックスラグの移動を伴わないある一定量の角
    度ロストモーション後に、制御プレート(36)がそれ
    の休止位置から動作位置まで移動する際、ロックスラグ
    (23)をそれの係合位置から離脱位置まで同伴するた
    めに手段(31)が設けられており; ・制御プレート(36)が「記憶」カム(38)に固定
    されており、該カムは記憶スラグ(44)と共動して、
    前記制御プレートがその休止位置にある時に、前記記憶
    スラグをその引っ込み位置に置き、制御プレートの角度
    ロストモーション時に、前記記憶スラグをそれの係合位
    置に移動させることができ; ・記憶スラグはそれの係合位置に向かって弾性的に押し
    出されていることを特徴とする機構。
  2. 【請求項2】 制御プレート(36)が停止部材(3
    7)を有し;該停止部材はロックスラグ(23)と共動
    して、前記制御プレートがその休止位置にある限り、ロ
    ックスラグがそれの離脱位置へと動くのを防止するよう
    になっている請求項1記載の蝶番機構。
  3. 【請求項3】 バネ(51)が記憶プレート(40)に
    取り付けられて、記憶スラグ(44)をそれの係合位置
    方向に押し出すようになっている請求項1または2記載
    の蝶番機構。
  4. 【請求項4】 ロックカム(29)が剛性プレート(3
    1)に固定されており、該剛性プレートは前記カムとロ
    ックスラグ(23)の少なくとも一部と重なる第2の側
    面プレート(13)との間で放射方向に延びており;ロ
    ックスラグが、第2の側面プレートの方へ軸方向に突出
    し、前記プレートに形成された切欠部(32)に進入す
    る第2のペグ(28)を有しており;前記切欠部がカミ
    ング縁部(33)によって放射方向で外側に規定されて
    おり、該縁部は第2のペグ(28)と共動して、ロック
    カム(29)が第1の制御部材(7)によってそれの動
    作位置まで移動する時には、ロックスラグの引っ込み位
    置の方へ、制御プレート(36)が第2の制御部材(1
    9)によってそれの動作位置に移動する時には、ロック
    スラグの離脱位置の方へ、ロックスラグ(23)を放射
    方向で内側に移動させるようになっている請求項1ない
    し3のいずれかに記載の蝶番機構。
  5. 【請求項5】 制御プレート(36)が1以上の駆動フ
    ィンガー(37)を有し、該フィンガーは第1の側面プ
    レート(11)の方で剛性プレートの切欠部(32)に
    軸方向で進入し;そうして前記駆動フィンガーは、上記
    角度間隔を有するロックカム(29)に制御プレートを
    連結するようになっている請求項4記載の蝶番機構。
  6. 【請求項6】 ロックスラグの第2のペグが駆動フィン
    ガーに当接するような形で、制御プレート(36)がそ
    の休止位置にある時には、前記第2のペグの内側で放射
    方向に、駆動フィンガー(37)がロックスラグの第2
    のペグ(28)と重なって配置されていることで、制御
    プレートがそれの休止位置にある限り、ロックスラグ
    (23)がそれの離脱位置の方へ放射方向で内側に動く
    のを防止するようになっている請求項5記載の蝶番機
    構。
  7. 【請求項7】 駆動フィンガー(37)が、ロックスラ
    グ(23)が離脱位置にある時にはロックスラグの第2
    のペグ(28)に対して角度的に当接し、第2の制御部
    材(19)が離れると、制御プレートとロックカムがそ
    れらの個々の休止位置方向に戻るのを防止するよう配置
    されている請求項5または6記載の蝶番機構。
  8. 【請求項8】 ロックカムに固定された要素(61)が
    設けられていて、スラグがそれの離脱位置にあって、第
    2の制御部材(19)が解除されている時にはロックス
    ラグ(23)に角度的に当接することで、前記ロックカ
    ムがそれの休止位置方向に戻るのを防止するようになっ
    ている請求項1ないし7のいずれかに記載の蝶番機構。
  9. 【請求項9】 カム手段(37,61)が設けられてい
    て、スラグがそれの離脱位置にあって、第2の制御部材
    (19)が解除されている時にはロックスラグ(23)
    を放射方向で外側に押し出すことで、背もたれが前方に
    倒れた後に起きる際に、前記スラグの第1のペグ(2
    7)がそれの放射方向ガイド(43,48)に係合でき
    るようになっている請求項7または8記載の蝶番機構。
  10. 【請求項10】 記憶スラグ(44)がプレート形状で
    あり、該プレートは記憶プレート(40)と共通の放射
    面に延長しており;円形ガイドは、記憶スラグに固定さ
    れた第1の部分(47)と、該第1の部分に対して角度
    的に余角であって記憶プレート(40)に固定されてい
    る第2の部分の両方を有し;記憶スラグ(44)がそれ
    の係合位置にある時には、円形ガイドの前記第1および
    第2の部分が回転軸(X)から等距離にある請求項1な
    いし9のいずれかに記載の蝶番機構。
  11. 【請求項11】 円形ガイド(42,47)が、前記円
    形ガイドの間隙(48)で、該間隙の片側のみから、放
    射方向で内側に突出した支持部(47a)を有すること
    で、ロックスラグ(23)がそれの離脱位置にある時に
    は、第2の側面プレート(13)が第1の角度方向(7
    b)に回転し、それからロックスラグの第1のペグ(2
    7)が円形ガイドの前記支持部(47a)に当たるま
    で、反対方向である第2の角度方向(7a)に回転する
    ことができ、その後、前記第1のペグは再度その放射方
    向ガイド(48)に係合することができる請求項1ない
    し10のいずれかに記載の蝶番機構。
  12. 【請求項12】 バネ(21)が、制御プレート(3
    6)の休止位置に相当する位置方向に、第2の制御部材
    (19)を押し出している請求項1ないし11のいずれ
    かに記載の蝶番機構。
  13. 【請求項13】 記憶スラグ(44)が歯列(45)を
    有し;該歯列は、前記記憶スラグがそれの係合位置にあ
    る時に、第2の側面プレート(13)に属する相補的歯
    列(46)と共動するようになっている請求項1ないし
    12のいずれかに記載の蝶番機構。
  14. 【請求項14】 座席プロパー(2)と請求項1ないし
    13のいずれかに記載の1以上の蝶番機構(5)によっ
    て該座席プロパーにピボットで取り付けられた背もたれ
    とを有してなる車両用座席であって、蝶番の第1および
    第2の側面プレート(11,13)の一方が座席プロパ
    ー(2)に固定され、他方が背もたれ(4)に固定され
    ている車両用座席。
  15. 【請求項15】 座席プロパー(2)ならびに座席のい
    ずれかの側に配置された2つの蝶番機構(5,6)によ
    って座席プロパー上に回転するよう取り付けられている
    背もたれ(4)を有してなり;該蝶番機構が、第1およ
    び第2の側面プレート(11,13)の一方が座席プロ
    パー(2)に固定され他方が背もたれ(4)に固定され
    た請求項1ないし13のいずれかに記載の第1の蝶番機
    構(5)と第2の蝶番機構(6)とを有しており;該第
    2の蝶番機構が、 ・第1および第2の側面プレート(12,14)を有
    し;一方は座席プロパー(2)に固定され、他方は背も
    たれ(4)に固定されており;該側面プレートは、上記
    回転軸(X)で互いに対して回転するように取り付けら
    れており;第2の蝶番機構の第2の側面プレート(1
    4)は、回転軸(X)を中心とする円の少なくとも円弧
    に並び、放射方向で内側に向いた歯を有する歯列(5
    4)に永久的に固定されており; ・少なくとも、第2の蝶番機構の第2の側面プレートの
    歯(54)と共動するのに好適な歯列(53)が設けら
    れたロックスラグ(52)が設けられ;該ロックスラグ
    は、第2の蝶番機構のロックスラグの歯(53)が第2
    の蝶番機構の第2の側面プレートの歯(54)と共動し
    て前記第2の蝶番機構をロックする係合位置と、ロック
    スラグが第2の側面プレートの第1の歯と共動しない引
    っ込み位置との間で、第2の蝶番機構の第1の側面プレ
    ート(12)に対して放射方向にスライドするようガイ
    ドされ; ・第2の蝶番機構のロックスラグ(52)のスライドを
    制御するためのロックカム(56)を有し;該ロックカ
    ムは、剛性連結棒(8)によって第1の蝶番機構のロッ
    クカム(29)に連結され、弾性手段(57)によって
    休止位置の方に押し出されており、その場合、第2の蝶
    番機構の前記ロックカムが第2の蝶番機構のロックスラ
    グ(52)をその係合位置に置き;前記休止位置は、第
    1の蝶番機構のロックカムの休止位置に相当し; ・第2の蝶番機構のロックカム(56)が、それの休止
    位置から、第1の蝶番機構のロックカム(29)の動作
    位置に相当する動作位置まで動く時、第2の蝶番機構の
    ロックスラグ(52)をそれの係合位置からそれの引っ
    込み位置まで移動させる手段(58)を有する車両用座
    席。
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