JPH1168598A - 移動体用受信装置 - Google Patents

移動体用受信装置

Info

Publication number
JPH1168598A
JPH1168598A JP22147097A JP22147097A JPH1168598A JP H1168598 A JPH1168598 A JP H1168598A JP 22147097 A JP22147097 A JP 22147097A JP 22147097 A JP22147097 A JP 22147097A JP H1168598 A JPH1168598 A JP H1168598A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
broadcast
detection
start time
data
station
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP22147097A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3756295B2 (ja
Inventor
Shigehiro Yoshida
滋弘 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP22147097A priority Critical patent/JP3756295B2/ja
Publication of JPH1168598A publication Critical patent/JPH1168598A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3756295B2 publication Critical patent/JP3756295B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Circuits Of Receivers In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 予め放送開始時間データの有無とPIデータ
をチェックして隣接する所望の放送局のネットワーク局
があるか否かを判断することにより音切れ防止を考慮し
た記録再生が良好に行える移動体用受信装置を得る。 【解決手段】 移動体の移動状態を検出する車速センサ
108と、受信信号から放送内容が同一である放送局で
あることを示すネットワーク局データを検出するネット
ワーク局データ検出手段109と、指令に基づき、受信
信号から所望放送の開始時間を示す開始時間データを検
出する開始時間データ検出手段110と、車速センサ1
08の検出とネットワーク局データ検出手段109の検
出と開始時間データ検出手段110の検出とに基づき、
所望の放送局に同調するか否かを判断し制御する同調制
御手段1111とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車等の
移動体に設けられ、記録や再生が行える移動体用受信装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】図11は例えば特公平7−38570号
公報に示された従来の受信機の概略構成図、図12は図
11の動作を示すフローチャートを示している。
【0003】図11において、1はアンテナ、2はPL
L回路から出力される電圧信号に基づいて所定の放送局
に同調して中間周波数信号を発生するフロントエンド、
3はフロントエンド2より変換された中間周波数信号を
増幅する中間周波増幅器である。
【0004】4は中間周波増幅器3から入力される中間
周波数信号を増幅するステレオ復調回路(MPX)、5
はミュート回路、6は増幅器(AMP)、7は増幅器6
により駆動されて音声を出力するスピーカ、8はRDS
データに基づいて振幅変調された57KHzの副搬送波
を通過させるバンドパスフィルタである。
【0005】9はバンドパスフィルタ出力よりRDSデ
ータを復調するとともにクロックを再生するRDSデコ
ーダ・クロック再生回路、10はRDSデコーダ・クロ
ック再生回路9により復調されたRDSデータの誤り
を、グループ毎に同期をとりながら検出し、その誤りを
訂正するグループ同期・誤り検出/訂正回路である。
【0006】11は中間周波増幅器3から出力される中
間周波数信号の信号強度を監視することにより受信局の
受信レベルを検出するシグナルメータ、12は受信信号
の周波数偏移Δfの範囲内にあるとともに信号強度が設
定レベル以上の時、受信局が存在するか否かを判定する
ステーションディテクタである。
【0007】13はRDSデータ、受信電界強度、ステ
ーションディテクト信号等に基づいて自動追従処理やオ
ートメモリ処理を行うコントローラ、14は操作部、1
5はコントローラ13から入力された受信周波数データ
に応じた電圧信号をフロントエンド2に入力して所定の
放送局に同調させるPLL回路である。
【0008】次に図12を用いて図11の動作について
説明する。操作部のオートメモリーキーの押圧により、
受信周波数を所定幅でスキャンし、受信電界強度が所定
レベル以上の放送局をサーチし、このサーチした放送局
を受信電界強度の大きさ順に並び替えて内蔵の電界強度
メモリに記憶する。次にシーク動作が完了したら、最も
受信電界強度の大きい放送局を電界強度メモリから求
め、この放送局の周波数に同調する。
【0009】また、同調した放送局がRDS局であれ
ば、PIデータを抽出してこのPIデータと同一のPI
データが既にプリセットメモリに放送局とともに記憶さ
れているかチェックし、記憶されていなければ、受信電
界強度を有する放送局とそのPIデータをプリセットメ
モリに記憶する。このようにして未登録のプリセットキ
ーがなくなるまで処理し、なくなると処理を完了する。
【0010】また、従来DE2614188号公報にも
示されているように、所望の放送内容を記録する際、受
信した信号から放送開始時間データを抽出し、この放送
開始時間データに基づいて所望の放送内容を記録するこ
とができる受信装置も考えられている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来の移動体用受信装
置は以上のように構成されているので、上記した従来の
技術では、受信電界強度とPIデータと放送開始時間デ
ータとの判断のみでしか放送局データを記憶できず、移
動体で移動中に所望の放送内容を放送する放送局の受信
エリアからはずれ、隣接する受信エリアに所望の放送内
容を放送するネットワーク局がない場合、突然受信不可
能になり、放送内容を記録している場合等、使用者にと
って利便性が非常に悪いという問題があった。
【0012】また、予め受信が途絶えることを使用者が
認識していないため、使用者が苛々することが生じると
いう問題があった。
【0013】この発明はかかる問題を解決するためにな
されたものであり、予め放送開始時間データの有無とP
Iデータをチェックして隣接する所望放送局のネットワ
ーク局があるか否かを判断することにより音切れ防止を
考慮した記録再生が良好に行える移動体用受信装置を得
ることを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる移動体
用受信装置は、移動体の移動状態を検出する移動状態検
出手段と、受信信号から放送内容が同一である放送局で
あることを示すネットワーク局データを検出するネット
ワーク局データ検出手段と、指令に基づき、受信信号か
ら所望放送の開始時間を示す開始時間データを検出する
開始時間データ検出手段と、移動状態検出手段の検出と
ネットワーク局データ検出手段の検出と開始時間データ
検出手段の検出とに基づき、所望の放送局に同調するか
否かを判断し制御する同調制御手段とを備えたものであ
る。
【0015】この発明にかかる移動体用受信装置は、受
信信号から、音声信号がディジタル信号であることを示
す識別信号を検出するディジタル信号識別手段を設け、
同調制御手段は移動状態検出手段の検出とネットワーク
局データ検出手段の検出と開始時間データ検出手段の検
出とディジタル信号識別手段とに基づき、所望の放送局
に同調する否かを判断し制御するようにしたものであ
る。
【0016】この発明にかかる移動体用受信装置は、放
送内容を記憶する記憶手段を設け、同調制御手段が所望
の放送局に同調すると判断し制御するとともに、記憶手
段に所望の放送局の放送内容を記憶させる指令が出され
た際は、同調した放送内容を記憶手段に記憶するように
したものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1は実施の形態1に係る移動体用受信
装置の構成を示す概略構成図、図2、図3、図4は受信
データに含まれる放送情報データの構造を説明する説明
図である。また、図5は図1の動作を説明するフローチ
ャート、図6は同調制御手段の説明図である。
【0018】図1において、101はアンテナ、102
はPLL回路から出力される電圧信号に基づいて所定の
放送局に同調して中間周波数信号を発生するフロントエ
ンド部、103はフロントエンド部102より変換され
た中間周波数信号IFを増幅する中間周波増幅器(IF
増幅器)である。
【0019】104は中間周波増幅器103から入力さ
れる中間周波数信号IFを増幅するステレオ復調回路部
(MPX)、105は音声出力を減衰するミュート回路
部、106は増幅器(AMP)、107は増幅器106
により駆動されて音声を出力するスピーカである。
【0020】ここで、図2を用いて送信されるデータの
構造について説明する。図2に示すように、RDS(Ra
dio Data System)放送の場合、音声データとは別に、
放送情報データとしてのディジタル信号がFM放送に重
畳されて、繰り返し送信される。この放送情報データ
は、104ビットで1グループのフォーマットを形成し
ている。
【0021】この1グループは4つのブロックから形成
され、各ブロックは26ビット毎に形成されており、各
ブロックは情報語16ビットと検査語10ビットとから
成っている。
【0022】例えば、図3に示すように、タイプ0Aと
称するグループの第1ブロックには、国名コードや番組
コード等から構成されたPIコード(Program Identifi
cation code)が、第3ブロックには、同一番組を送信
している放送局の周波数リストを示すAF(Alternativ
e Frequencies)コードが形成されており、それぞれP
Iコード、AFコードが情報語となる。
【0023】さらに、図4に示すように、タイプ1Aと
称するグループの第4ブロックにはPIN(Program It
em Number)コードが形成されている。このPINコー
ドは、番組の開始時刻を識別するコードである。
【0024】上記のようにRDS放送の放送情報データ
は構成されているが、RDS放送と同様の放送、即ち音
声データと放送情報データとが送信されるものとして、
DAB(Digital Audio Broadcasting)放送があり、こ
のDAB放送の放送情報データにも、RDS放送と同様
に、国名コード、同一番組を送信している放送局の周波
数リストコード、および番組の放送開始予定時間コード
等が含まれている。
【0025】ここで、RDS放送とDAB放送の大きな
差異点として、RDS放送は音声データがアナログで放
送情報データがディジタルであるのに対し、DAB放送
は音声データ、放送情報データともがディジタルである
だけであり、放送情報データの構造等にほとんど差異は
ない。このため、放送情報データがアナログかディジタ
ルかのどちらであるかを判別することにより、RDS放
送とDAB放送とを区別することができる。
【0026】図1において、108は移動体である自動
車(図示せず)の移動状態を検出する移動状態検出手段
である車速センサ、109は中間周波増幅器103から
出力された受信信号から放送内容が同一である放送局で
あることを示すネットワーク局データを検出するネット
ワーク局データ検出手段である。
【0027】110は指令に基づき、中間周波増幅器1
03から出力された受信信号から、所望放送の開始時間
を示す開始時間データを検出する開始時間データ検出手
段、111は制御手段であり、この制御手段111には
車速センサ108の検出とネットワーク局データ検出手
段109の検出と開始時間データ検出手段110の検出
とに基づき、所望の放送局に同調するか否かを判断し制
御する同調制御手段1111が設けられている。
【0028】112は放送周波数の選局、受信放送の記
録や再生、受信放送の番組予約をするための時刻設定等
を所定操作により行う操作手段、113は同調判断手段
1111の判断に基づき、操作手段112の操作に応
じ、制御手段111から入力された受信周波数データに
応じた電圧信号をフロントエンド部102に入力して所
定の放送局に同調させるPLL回路手段である。
【0029】次に、この実施の形態1の動作について、
図5を用いて説明する。操作手段の操作に応じて、装置
が動作し始め(ステップ500)、車速センサ108が
自動車の移動状態を検出し(ステップ501)、このス
テップ501の検出に基づき、同調制御手段1111が
自動車の移動状態を判断する(ステップ502)。
【0030】また、ステップ1002で自動車が移動し
ていると判断した場合は、ネットワーク局データ検出手
段109が中間周波増幅器103の出力した受信信号か
ら近隣のネットワーク局データを検出し(ステップ50
3)、このステップ503のネットワーク局データ検出
手段109の検出に基づき、同調制御手段1111が近
隣のネットワーク局データの有無を判断する(ステップ
504)。
【0031】次に、ステップ504で近隣のネットワー
ク局データが検出されたと判断した場合、同調制御手段
1111が操作手段112の操作により、受信放送の番
組予約情報が設定されているか否かを判断し(ステップ
505)、このステップ505で番組予約情報が設定さ
れていると判断した場合、開始時間データ検出手段11
0が中間周波増幅器103の出力した受信信号からステ
ップ505で設定された番組に関する開始時間データを
検出する(ステップ506)。
【0032】このステップ506で開始時間データが検
出されたか否かを同調制御手段1111が判断し(ステ
ップ507)、このステップ507で開始時間データが
検出された場合、所定の開始時間になる際に、ステップ
505で設定された受信放送に同調して同調制御手段1
111がミュート105を制御する(ステップ50
8)。
【0033】ここで、予定していた開始時間と受信信号
に含まれた開始時間データを実際に得た時間との関係に
ついて、図6を用いて説明する。図6において、左欄は
時間、中央欄は予定していた番組内容及びその放送開始
時間、右欄は実際に放送された番組内容及びその放送開
始時間を示したものである。
【0034】まず、スポーツ番組の開始時間の予定が1
8:00であることから、受信信号には開始時間データ
(PIN)として18:00という情報が含まれてお
り、18:00からこのスポーツ番組が受信可能な状態
になっている。
【0035】次に、スポーツ番組の終了後に放送予定の
ものは、ニュースであり、開始時間は21:00となっ
ている。これに対し、実際にはスポーツ番組の延長によ
り予定時間より30分遅れて放送が受信されている。こ
のように放送開始を示す開始時間データを受信信号から
抽出することにより、正確に所望の放送を受信できる。
【0036】ステップ508の処理の後、同調制御手段
1111がステレオ復調回路部104から出力された音
声信号を消音せずに増幅器106を介してスピーカから
出力させる(ステップ509)。このステップ508の
処理後、ステップ1001へ戻り、処理を繰り返す。
【0037】また、ステップ502で移動体の移動はな
いと判断した場合、ステップ504で近隣のネットワー
ク局データの検出はないと判断した場合、ステップ50
5で番組予約情報が設定されていないと判断した場合、
若しくはステップ507で開始時間データの検出はない
と判断した場合は、再度ステップ501へ戻り、処理を
繰り返す。
【0038】上記のように構成したことにより、移動体
の移動状態、近隣のネットワーク局データ、及び開始時
間データに基づいて、受信放送に同調するか否か判断で
きるので、移動体が移動する際で、開始時間データと近
隣のネットワーク局データとを検出しない場合は、受信
放送に同調しないため、使用者は所望の放送が予め受信
できるか否かを認識できるとともに、音切れ防止を考慮
した記録再生が良好に行え、利用者の利便性が向上す
る。
【0039】上記した実施の形態1では、移動状態検出
手段は車速センサとして説明したが、例えばGPS受信
機等の移動体の移動状態を検出できるものであればなん
でも良く、同等の効果が得られる。
【0040】実施の形態2.図7は、実施の形態2に係
る移動体受信装置を示す概略構成図、図8は図7の動作
を示すフローチャートである。図7において、図1と同
等部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
【0041】図7において、701は中間周波増幅部1
03から出力された受信信号に含まれる音声信号がディ
ジタル信号であるか否かを識別するディジタル信号識別
手段、702は同調制御手段7021を設けた制御部で
あり、同調制御手段7021は、移動状態検出手段10
8の検出とネットワーク局データ検出手段109の検出
と開始時間データ検出手段110の検出とディジタル信
号識別手段701とに基づき、所望の放送局に同調する
否かを判断し制御するものである。
【0042】次に図8を用いて図7の動作を説明する。
操作部112の操作に応じて、装置が動作し始め(ステ
ップ800)、車速センサ108が自動車の移動状態を
検出し(ステップ501)、このステップ501の検出
に基づき、同調制御手段7021が自動車の移動状態を
判断する(ステップ502)。このステップ502の処
理の後、ステップ507まで図5と同様の処理を行うの
で、その説明を省略する。
【0043】ステップ507で開始時間データが検出さ
れたと判断した場合、中間周波増幅器103の出力した
受信信号から抽出される音声信号よりディジタル信号識
別手段701がディジタル信号を検出し(ステップ80
1)、このステップ801でディジタル信号の音声信号
が検出されたか否かを同調制御手段7021が判断する
(ステップ802)。
【0044】ステップ802でディジタル信号の音声信
号が検出されたと判断した場合は、所定の開始時間にな
る際に、ステップ505で設定された受信放送に同調し
て同調制御手段7021がミュート105を制御する
(ステップ803)。このステップ803の処理によ
り、ステレオ復調回路部104から出力された音声信号
を消音せずに増幅器106を介してスピーカから出力す
る(ステップ804)。このステップ804の処理後、
ステップ501へ戻り、処理を繰り返す。
【0045】また、ステップ502で移動体の停止状態
であると判断した場合、ステップ504で近隣のネット
ワーク局データは存在しないと判断した場合、ステップ
505で番組予約情報が設定されていないと判断した場
合、ステップ507で開始時間データは存在しないと判
断した場合、若しくは、ステップ802で識別信号は存
在しないと判断した場合は、再度ステップ501へ戻
り、処理を繰り返す。
【0046】上記のように構成したことにより、受信す
る音声信号のディジタル信号か否かのタイプを利用者が
簡単に選択でき、装置が簡素化するとともに、利用者の
利便性が向上する。
【0047】なお、上記した実施の形態2では、受信し
た音声信号がディジタル信号の場合、同調するように説
明したが、操作に応じて、アナログ信号のみを受信する
ようにしたり、ディジタル信号でもアナログ信号でも受
信した放送であればなんでも同調するようにしても良く
同様の効果が得られる。
【0048】実施の形態3.図9は、実施の形態3に係
る移動体受信装置を示す概略構成図、図10は図9の動
作を示すフローチャートである。図9において、図1及
び図7と同等部分には同一符号を付し、その説明を省略
する。
【0049】図9において、901は放送内容を記憶す
る記憶手段、902は同調制御手段9021を設けた制
御部であり、同調制御手段9021は、移動状態検出手
段108の検出とネットワーク局データ検出手段109
の検出と開始時間データ検出手段110の検出とディジ
タル信号識別手段701と記憶手段901の設定状態に
基づき、所望の放送局に同調する否かを判断し制御する
ものである。
【0050】また、記憶手段901は、所望の放送局の
放送内容を記憶させる指令が出された際は、同調制御手
段9021が同調した放送内容を記憶するようにしたも
のである。
【0051】次に図10を用いて図9の動作を説明す
る。まず、操作部112の操作に応じて、装置が動作し
始め(ステップ1000)、車速センサ108が自動車
の移動状態を検出し(ステップ501)、このステップ
501の検出に基づき、同調制御手段9021が自動車
の移動状態を判断する(ステップ502)。このステッ
プ502の処理の後、ステップ802まで図8と同様の
処理を行うので、その説明を省略する。
【0052】ステップ802でディジタル信号の音声信
号が検出されたと判断した場合は、記憶手段901が記
憶するよう設定されているか否かを同調制御手段902
1が判断し(ステップ1001)、このステップ100
1で設定されていると判断した場合、所定の開始時間に
なる際に、ステップ505で設定された受信放送に同調
して同調制御手段9021がミュート105を制御する
(ステップ1002)。
【0053】このステップ1002の処理の後、ステッ
プ505の設定に基づき、ステレオ復調回路部104か
ら出力された音声信号を消音せずに、同調制御手段90
21が記憶手段901に記憶し(ステップ1003)、
このステップ1003の処理の後、ステップ501に戻
り、処理を繰り返す。
【0054】また、ステップ502で移動体の停止状態
であると判断した場合、ステップ504で近隣のネット
ワーク局データは存在しないと判断した場合、ステップ
505で番組予約情報が設定されていないと判断した場
合、ステップ507で開始時間データは存在しないと判
断した場合、ステップ802で識別信号は存在しないと
判断した場合、若しくは、ステップ1002で記憶する
よう設定されていないと判断した場合は、再度ステップ
501へ戻り、処理を繰り返す。
【0055】上記のように構成したことにより、近隣の
ネットワーク局の有無により、受信する音声信号を記憶
するか否かを判断できるので、記憶する際の音切れを防
止でき、良好な音声信号を記憶することができ、装置の
信頼性が向上する。
【0056】なお、上記した実施の形態3では、受信し
た音声信号がディジタル信号の場合、同調して記憶する
ように説明したが、操作に応じて、アナログ信号のみを
記憶するようにしたり、ディジタル信号でもアナログ信
号でも受信した放送であればなんでも同調して記憶する
ようにしても良く、同様の効果が得られる。
【0057】また、上記した実施の形態3では、ステッ
プ1003で記憶手段901に記憶し、この処理の後、
ステップ501に戻り処理を繰り返すようにしていた
が、ステップ1003で記憶手段901に記憶するとと
もに、その受信した音声信号を増幅器106を介して、
スピーカ107から出力しても良く、同様の効果が得ら
れる。
【0058】
【発明の効果】この発明は以上説明したように構成され
ているので、以下に示すような効果を奏する。
【0059】移動体の移動状態を検出する移動状態検出
手段と、受信信号から放送内容が同一である放送局であ
ることを示すネットワーク局データを検出するネットワ
ーク局データ検出手段と、指令に基づき、受信信号から
所望放送の開始時間を示す開始時間データを検出する開
始時間データ検出手段と、移動状態検出手段の検出とネ
ットワーク局データ検出手段の検出と開始時間データ検
出手段の検出とに基づき、所望の放送局に同調するか否
かを判断し制御する同調制御手段とを備えたので、移動
体の移動状態に応じた同調制御を正確に行うことがで
き、装置の信頼性が向上する。
【0060】受信信号から音声信号がディジタル信号で
あることを示す識別信号を検出するディジタル信号識別
手段を設け、同調制御手段は移動状態検出手段の検出と
ネットワーク局データ検出手段の検出と開始時間データ
検出手段の検出とディジタル信号識別手段とに基づき、
所望の放送局に同調する否かを判断し制御するようにし
たので、放送内容の選択や、同調する放送の信号品質を
選択でき、利用者の利便性が向上する。
【0061】放送内容を記憶する記憶手段を設け、同調
制御手段が所望の放送局に同調すると判断し制御すると
ともに、記憶手段に所望の放送局の放送内容を記憶させ
る指令が出された際は、同調した放送内容を記憶手段に
記憶するようにしたので、音切れ等の少ない放送記憶が
でき、装置の信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1を示す移動体用受信装
置の概略構成図である。
【図2】 図1に示す移動体用受信装置の受信データに
含まれる放送情報データの構造を説明する説明図であ
る。
【図3】 図1に示す移動体用受信装置の受信データに
含まれる放送情報データの構造を説明する説明図であ
る。
【図4】 図1に示す移動体用受信装置の受信データに
含まれる放送情報データの構造を説明する説明図であ
る。
【図5】 図1に示す移動体用受信装置の動作を示すフ
ローチャートである。
【図6】 図1に示す移動体用受信装置の開始時間を説
明する説明図である。
【図7】 本発明の実施の形態2を示す移動体用受信装
置の概略構成図である。
【図8】 図7に示す移動体用受信装置の動作を示すフ
ローチャートである。
【図9】 本発明の実施の形態3を示す移動体用受信装
置の概略構成図である。
【図10】 図9に示す移動体用受信装置の動作を示す
フローチャートである。
【図11】 従来の移動体用受信装置を示す概略構成図
である。
【図12】 従来の移動体用受信装置の動作を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
105 ミュート部 108 車速センサ 109 ネットワーク局データ検出手段 110 開始時
間検出手段 111 制御部 1111 同調制御手段 701
ディジタル信号識別手段 702 制御部 7021 同調制御手段 901
記憶手段 902 制御部 9021 同調制御手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動体の移動状態を検出する移動状態検
    出手段、 受信信号から、放送内容が同一である放送局であること
    を示すネットワーク局データを検出するネットワーク局
    データ検出手段、 指令に基づき、上記受信信号から、所望放送の開始時間
    を示す開始時間データを検出する開始時間データ検出手
    段、 上記移動状態検出手段の検出と上記ネットワーク局デー
    タ検出手段の検出と上記開始時間データ検出手段の検出
    とに基づき、所望の放送局に同調するか否かを判断し制
    御する同調制御手段、 を備えた移動体用受信装置。
  2. 【請求項2】 受信信号から音声信号がディジタル信号
    であることを示す識別信号を検出するディジタル信号識
    別手段を設け、同調制御手段は移動状態検出手段の検出
    とネットワーク局データ検出手段の検出と開始時間デー
    タ検出手段の検出と上記ディジタル信号識別手段とに基
    づき、所望の放送局に同調する否かを判断し制御するよ
    うにしたことを特徴とする請求項1に記載の移動体用受
    信装置。
  3. 【請求項3】 放送内容を記憶する記憶手段を設け、同
    調制御手段が所望の放送局に同調すると判断するととも
    に、上記記憶手段に上記所望の放送局の放送内容を記憶
    させる指令が出された際は、同調した放送内容を上記記
    憶手段に記憶するようにしたことを特徴とする請求項1
    または請求項2に記載の移動体用受信装置。
JP22147097A 1997-08-18 1997-08-18 移動体用受信装置 Expired - Fee Related JP3756295B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22147097A JP3756295B2 (ja) 1997-08-18 1997-08-18 移動体用受信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22147097A JP3756295B2 (ja) 1997-08-18 1997-08-18 移動体用受信装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1168598A true JPH1168598A (ja) 1999-03-09
JP3756295B2 JP3756295B2 (ja) 2006-03-15

Family

ID=16767227

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22147097A Expired - Fee Related JP3756295B2 (ja) 1997-08-18 1997-08-18 移動体用受信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3756295B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001298674A (ja) * 2000-04-13 2001-10-26 Sharp Corp 放送受信装置
WO2002011328A1 (fr) * 2000-07-28 2002-02-07 Sony Corporation Systeme de radiodiffusion numerique
JP2004536488A (ja) * 2001-04-03 2004-12-02 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ ユーザ嗜好及び環境特徴に基づく推薦生成方法及び装置
US6854127B1 (en) 1999-12-09 2005-02-08 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Broadcast receiving and failure resistant recording apparatus
KR100721073B1 (ko) * 1999-09-13 2007-05-23 소니 가부시끼 가이샤 반도체 장치 및 그 제조 방법
JPWO2007037040A1 (ja) * 2005-09-28 2009-04-02 三菱電機株式会社 放送受信装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100721073B1 (ko) * 1999-09-13 2007-05-23 소니 가부시끼 가이샤 반도체 장치 및 그 제조 방법
US6854127B1 (en) 1999-12-09 2005-02-08 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Broadcast receiving and failure resistant recording apparatus
JP2001298674A (ja) * 2000-04-13 2001-10-26 Sharp Corp 放送受信装置
WO2002011328A1 (fr) * 2000-07-28 2002-02-07 Sony Corporation Systeme de radiodiffusion numerique
US7475418B2 (en) 2000-07-28 2009-01-06 Sony Corporation Digital broadcasting system and method for automatically locating programs after relocation
JP2004536488A (ja) * 2001-04-03 2004-12-02 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ ユーザ嗜好及び環境特徴に基づく推薦生成方法及び装置
JP4746820B2 (ja) * 2001-04-03 2011-08-10 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ ユーザ嗜好及び環境特徴に基づく推薦生成方法及び装置
JPWO2007037040A1 (ja) * 2005-09-28 2009-04-02 三菱電機株式会社 放送受信装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3756295B2 (ja) 2006-03-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5513385A (en) Reception apparatus, signal reproducing apparatus using reception apparatus and control method thereof
JPH0677777A (ja) 受信装置
JPH1168598A (ja) 移動体用受信装置
JPH01177721A (ja) ラジオデータ受信機における受信周波数選択方法
JP2647671B2 (ja) 受信機
JP4151917B2 (ja) 移動体用受信機
JP2002344340A (ja) Rds受信機及びその受信方法
JPH05102799A (ja) Rdsラジオ受信方法
JP3279381B2 (ja) デジタルデータ多重システム
JP2569347B2 (ja) ラジオデータ受信機
JP2566333Y2 (ja) ラジオデータシステム受信機
EP0701341A2 (en) Network follow processing method and RDS receiver executing same
JPH10308651A (ja) Fm放送受信装置
JP3065442B2 (ja) デジタルデータ多重システム用受信機
JP2572457Y2 (ja) ラジオ受信機
JP2561379B2 (ja) Rdsラジオ受信機のシーク方法
JPH0738570B2 (ja) ラジオ受信機のオートメモリ方法
JP2996861B2 (ja) ラジオ受信機
JP2948137B2 (ja) 放送波多重データを利用したプリセットチャンネルメモリを有する受信機
JP3034658B2 (ja) データ多重放送受信機
JPH0738597B2 (ja) 自動追従方法
JPH1013752A (ja) 車載用テレビ受信機
JPH0548438U (ja) Rds用ラジオ受信機
JP2803724B2 (ja) 同一番組追従機能を有する受信機
JPH04126415A (ja) Rds受信機の交通情報受信方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040527

RD01 Notification of change of attorney

Effective date: 20040625

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050513

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20050614

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

RD01 Notification of change of attorney

Effective date: 20050719

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

A521 Written amendment

Effective date: 20050811

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051004

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051025

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Effective date: 20051122

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Effective date: 20051221

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 4

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100106

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110106

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees