JP2996861B2 - ラジオ受信機 - Google Patents
ラジオ受信機Info
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- Noise Elimination (AREA)
- Circuits Of Receivers In General (AREA)
- Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)
Description
にラジオのデータ多重放送システムに使用して有効なラ
ジオ受信機に関する。
送信号に選局データや番組識別データをデジタル多重化
して車両のドライバーに対して各種のサービスを提供す
るRDS(Radio Data System)が実用化されており、
今後、世界的な普及が期待される。代表的なRDSサー
ビスとしては、国や受信地域、放送局の番組名を識別す
るPI(番組識別)サービス、受信されている放送局名
をチューナーのディスプレイに表示するPS(受信局名
表示)サービス、同一内容の番組を放送している他の放
送局周波数を表示するAF(類似番組放送周波数リス
ト)サービス、交通情報の放送局を識別するTPサービ
ス等がある。
送局から送信されるRDS電波の受信電界強度が一定レ
ベル以下に低下したときに、同一プログラム放送の他の
放送局電波を受信できるようなサーチ機能をもたせてい
る。このサーチは、予め放送局から送信されるAFリス
トをメモリに記憶し、記憶されているAFリストに基づ
いて行われる。
の電波の受信電界強度が弱くなると、当該受信地域で受
信したAFリストに基づいて同一放送内容を送信してい
る他局を自動的に受信する。その際、車載メモリに記憶
されているAFリストは、当該地域で受信したAFリス
トに更新される。
けるAFサーチは、AFサーチ時、サーチ先の放送局が
RDS局かどうかを判断するため、RDSデータに含ま
れる当該PIコードデータが入力されるのを、ある一定
時間(例えば、700msec)待ち、入力PIコード
の一致判断の結果、一致していれば通常のAFサービス
動作を行ない、一致していなければ、AFサーチ前の元
の周波数に戻している。
RDSラジオ受信機のAFサービス処理は実行される。
しかしながら、従来のRDSラジオ受信機では、AFサ
ーチ時に、サーチ先の放送局がRDS局かどうかの判断
をPIコードデータの入力を待って行なっているので、
サーチ先がRDS放送局でない場合には、例えば700
msecの時間、RDS局でない放送局を受信し、音声
出力してしまう(一瞬他局状態)ことになり、ユーザに
とって音切れ等の聴覚上の問題が生ずる。
放送局の受信時の音声出力を防止し、より有効なAFサ
ービスが得られるラジオ受信機を提供することにある。
め、本発明によるラジオ受信機は、ラジオのデータ多重
放送システムのデータを受信し、復調部で得られたラジ
オのデータ多重放送システムのデータに含まれる代替周
波数リストに基づいて受信状態の良好な局へ自動的に切
り換える代替周波数サーチ動作を行なうラジオ受信機に
おいて、前記代替周波数サーチ時、前記復調部からのラ
ジオのデータ多重放送システムのデータが所定時間以上
継続しているか否かを判定し、継続していると判定した
ときに前記サーチされた局の音声を出力するとともに番
組識別コードの一致判断を行うように構成されている。
数サーチ時、復調部で得られるラジオの多重放送システ
ムのデータが所定時間以上継続しているかを判定し、継
続していると判定したときにサーチされた局の音声を出
力する。
ながら説明する。図1は、本発明によるラジオ受信機の
一実施例の動作処理手順を示すフローチャートである。
また、図2は、本実施例を実現するためのラジオ受信機
の構成ブロック図である。
信機の構成を説明すると、アンテナ1で受信された受信
信号は、フロントエンド2でIF信号に変換される。フ
ロントエンド2には、電圧制御発振器(VCO)や混合
器が内蔵され、PLL回路3と協動してマイクロコンピ
ュータ9からのコントロール信号に基づく受信周波数の
設定が行われる。変換されたIF信号は、IF検波回路
(IF/DET)4で検波された後、ボリューム回路5
で音量が調整される。
路7において、受信感度が例えば電界強度として検出さ
れ、マイクロコンピュータ9に送出される。RDSデー
タ復調回路8は、IF検波回路4からの検波信号を復調
し、得られたRDSデータをマイクロコンピュータ9に
送出する。
回路7からの感度信号と、RDSデータ復調回路8から
のRDSデータを受けて、前述RDSサービスを行う。
RAM10は、受信したRDSデータに含まれるAFリ
ストを格納するメモリであり、マイクロコンピュータ9
により読み出し、更新が行われる。
9の制御を受け、ボリューム回路5からの音声信号にミ
ュート処理を施す。ミュート回路6を通った音声信号
は、出力アンプ11で増幅された後、スピーカ12から
出力される。
よりRDS局の判定、受信周波数の設定等の処理を行
う。以下、その処理手順を図1を参照して説明する。
を出力し(ステップS1)、その周波数に放送局がある
か否かを、例えば、電界強度を検出することにより判定
する(ステップS2)。ここで、放送局がなければ、元
の周波数に戻り(ステップS6)、処理を終了し、放送
局があると判定すれば、RDSデータ復調回路8から出
力されるRDSデータの存在が予め定めた一定時間以上
継続しているか否かを判定する(ステップS3)。この
判定は、通常、70msec〜80msec程度で済
む。ここで、一定時間以上継続していなければ、受信が
不安定であるとして元の周波数に戻って(ステップS
6)、処理を終了し、一定時間以上継続していれば、安
定したRDS局であると認識して、PIコードを確定す
る(ステップS4)。続いて、元の放送局と現在の放送
局のPIコードの一致を判定し(ステップS5)、一致
していなければ、ステップS6の処理に移行し、一致し
ていれば、そのままAFサーチ処理終了とする。
たRDS局であると判定された後に、サーチ先の放送局
の受信、音声出力を行なっており、それ以前にはミュー
ト回路動作により音声は出力されない。RDS局である
と判定されると、音声は出力され、ステップS5のPI
コード一致判定の結果、PIコードが不一致のときに
は、従来と同様に本来の放送局以外の放送局が受信、音
声出力されるが、RDS局でない放送局の受信、音声出
力はなくなるので、従来と比較して大幅な改善が図られ
る。
オ受信機によれば、代替周波数サーチ時に、ラジオのデ
ータ多重放送システム局でない放送局を受信、音声出力
してしまう、いわゆる一時他局状態にある時間を従来と
比較して大幅に改善できる。
理手順を示すフローチャートである。
ブロック図である。
Claims (1)
- 【請求項1】ラジオのデータ多重放送システムのデータ
を受信し、復調部で得られたラジオのデータ多重放送シ
ステムのデータに含まれる代替周波数リストに基づいて
受信状態の良好な局へ自動的に切り換える代替周波数サ
ーチ動作を行なうラジオ受信機において、 前記代替周波数サーチ時、前記復調部からのラジオのデ
ータ多重放送システムのデータが所定時間以上継続して
いるか否かを判定し、継続していると判定したときに前
記サーチされた局の音声を出力するとともに番組識別コ
ードの一致判断を行うことを特徴とするラジオ受信機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6049799A JP2996861B2 (ja) | 1994-02-23 | 1994-02-23 | ラジオ受信機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6049799A JP2996861B2 (ja) | 1994-02-23 | 1994-02-23 | ラジオ受信機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07235887A JPH07235887A (ja) | 1995-09-05 |
JP2996861B2 true JP2996861B2 (ja) | 2000-01-11 |
Family
ID=12841201
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6049799A Expired - Fee Related JP2996861B2 (ja) | 1994-02-23 | 1994-02-23 | ラジオ受信機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2996861B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010232831A (ja) * | 2009-03-26 | 2010-10-14 | Mitsubishi Electric Corp | Rds受信機 |
-
1994
- 1994-02-23 JP JP6049799A patent/JP2996861B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07235887A (ja) | 1995-09-05 |
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