JPH11504439A - リソグラフィー印刷板組成物含有酸漂白性染料 - Google Patents

リソグラフィー印刷板組成物含有酸漂白性染料

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JPH11504439A
JPH11504439A JP8533292A JP53329296A JPH11504439A JP H11504439 A JPH11504439 A JP H11504439A JP 8533292 A JP8533292 A JP 8533292A JP 53329296 A JP53329296 A JP 53329296A JP H11504439 A JPH11504439 A JP H11504439A
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ボーゲル,キム・エム
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ミネソタ・マイニング・アンド・マニュファクチャリング・カンパニー
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Abstract

(57)【要約】 安定な可視または印刷画像が板の化学線露光により得られるポジ型非現像印刷板が開示されている。可視画像は、感光層仁印刷板の露光の際に不可逆的に漂白される染料乞組み込むことにより得られる。例えば、光重合体の放射線露光の際に生成される酸を用いて本発明の染料を漂白する。生成された可視または印刷画像は、生産サイクルに有用であり、生産設定で直面する基本的な環境において安定である。

Description

【発明の詳細な説明】 リソグラフィー印刷板組成物含有酸漂白性染料 技術分野 本発明は、ポジ型非現像印刷板用途において可視画像用染料として有用な染料 に関する。 背景技術 一般的な作業の流れにおいて、印刷板は、印刷機に配置される前に露光・現像 される。露光された板は、アラインメントと整合を支援するために、可視画像( すなわち印刷画像)を示すのが望ましい。また、可視画像があると、板が露光さ れたかどうかオペレータにわかる。一般的に、印刷板の感光コーティングには、 着色剤(顔料または染料)が含まれていて、未露光の板だと全体に着色する。現 像の前は、印刷板は、通常、黄色の安全光の元で取り扱われるため、黄色の染料 では高コントラストの画像は得られない。着色剤の色相が露光の際に変われば、 板の露光された場所、そして現像後は板にコーティングがない場所を示している ことになる。 ネガ型印刷板システムにおいて、可視画像は、一般に、露光中に形成された適 切な酸化剤と相互作用するロイコ染料を用いて、露光された領域に着色した可視 画像を作成する(米国特許第5,141,842号、第4,499,304号、 第5,141,839号、第4,139,390号、第4,425,424号、 第5,030,548号、第4,598,036号、英国特許出願第2,029 ,428号、欧州特許公開第434,968号、日本特許2−058,573号 参照)。 従来のポジ型印刷板システムにおいて、露光の際、着色剤の最初の色が他の色 (つまり、無色以外)に変化して、板は露光されているが、 未だ現像されていないということを示すのが通常好ましい。このように、ポジ型 システムについて、一般的に用いられる染料は、酸指示染料である(日本特許5 −107,754号参照)。現像後、露光された領域は、アルミニウムの色によ り、灰色またはメタリックに見える。未露光領域は、プロセスの始めから終わり まで、着色剤の色のままである。 ポジ型可視画像を形成するのに通常用いられる着色剤は、露光中に形成または 生成される共反応物質があると色相の変わる顔料または染料である。公知の共反 応物質には、酸類、ラジカル類およびo−ナフトキノンジアジド類の光分解生成 物が含まれる(英国特許出願第2,038,801号、日本特許4−153,6 55号、91−042,460号、92−002,179号および5−150, 455号参照)。 安定した印刷画像は、米国特許第4,399,210号および日本特許92− 002,179号に報告されている。o−ナフトキノンジアジド類含有の感光性 組成物は、ブリリアントグリーン、エオシン、エチルバイオレット、フェノール フタレイン、キナルジンレッド、ローズベンガル、メチルオレンジおよびその他 ピラゾロン誘導体のような染料の脱色剤である光分解生成物(すなわち、遊離基 )を生成する。 ドイツ特許第2,231,247号および英国特許第1,356,086号に おいて、o−キノンジアジド化合物は、酸により色を生成する「ロイコ」染料( すなわち、色素塩基)と共に、ポジ型印刷板用途に用いられている。欧州特許公 開第123,153号においては、o−キノンジアジド化合物は、酸指示染料と 共にポジ型可視画像を生成するポジ型印刷板用途に用いられている。 日本特許89−057,777において、二硫酸塩類を用いて、退色アリール アミン類、ロイコ染料、アゾメチン染料、アントラキノン染料等と相互作用する 遊離基種を生成している。 他のやり方としては、染料を安定化ジアゾ感光性組成物と共に用いて可視画像 を作成する(米国特許第4,617,250号参照)。 ポジ型可視画像を形成するその他のやり方としては、まず板を現像し、それか ら熱と接触させて染料を受容シートから印刷板へ移す(日本特許5−053,3 09号参照)。 ポジ型非現像印刷板(すなわち、印刷機で用いる前に液体現像する必要のない 感光性物品)は、米国特許第5,102,771号および第5,225,316 号に記載されている。これらの印刷板は、(a)放射線露光の際に強酸を生成す る光開始剤、および(b)ポリマー骨格から懸垂した酸置換活性な基を有するポ リマーを含む感光性組成物を基材にコーティングすることにより作製される。 この懸垂基は、以下の式で表される。 式中、R6およびR7は、R6およびR7のうち少なくとも1つが水素であるという 条件で、それぞれHまたは炭素数1〜18のアルキル基を表し、R8は、炭素数 1〜18のアルキル基を表し、またはR6、R7およびR8のうちいずれか2つで 、炭素数3〜36の置換または非置換環を形成し、TはO、NH、Sおよび炭素 数1〜約18のアルキレン基から成る群より選択されるポリマー骨格に結合され た任意の二価の結合基を表し、1つまたはそれ以上の炭素原子が酸素、窒素、硫 黄原子またはこれらの化学的に妥当な組み合わせで置換されてもよい。これらの 組成物は、上述の感光性組成物でコーティングされた基材を含む画像生成可能物 品に用いられる。これらの物品は、画像生成可能物品が照射され、直接印刷機に 配置されるプロセスにおいて、液体洗い流し現像が不要な印刷板として用いられ る。酸−塩基指示染料(す 料(すなわち、ブロモフェニルブルーおよびエチルバイオレット)を組み込んで 露光の際に印刷画像を生成することも開示されている。 酸−塩基指示染料は、非現像ポジ型印刷板に可視画像を作成するのに用いるこ とができるが、板が通常の操作中に塩基性材料(すなわち、ソーダ溶液)と接触 すると、その画像は不安定であることが分かっていた。業界では、塩基性環境に 対して安定な可視または印刷画像を生成することのできる非現像ポジ型印刷板に 対する要望がある。この背景に対して、非現像ポジ型印刷板について、安定な可 視または印刷画像を提供することのできる染料に係わる本発明が開発された。 発明の概要 (a)放射線露光に際し強酸を生成する光開始剤、(b)ポリマー骨格から懸 垂した酸置換活性な基を有するポリマーおよび(c)前記酸により不可逆的に漂 白されることが可能な染料を含む感光性組成物でコーティングされた基材を含有 し、放射線露光に際し可視画像を提供するポジ型非現像印刷板が提供される。 他の実施形態において、本発明は、(a)放射線露光に際し強酸を生成する光 開始剤、(b)ポリマー骨格から懸垂した酸置換活性な基を有するポリマーおよ び(c)前記酸により不可逆的に漂白されることが可能で、可視画像を提供する 染料を含む感光性組成物でコーティングされた基材に照射することによりポジ型 非現像印刷板上に可視画像を形成する方法を提供する。 印刷板の放射線露光に際し酸により不可逆的に漂白されることの可能な本発明 の好ましい染料は、以下の式の群より選択される中心核を有する。 式中、Rは独立して、炭素数1〜16のアルキル、シクロアルキル、アルキルア リール、アルカノイル基、または各Rは、結合している窒素原子と合わせて5ま たは6員環を形成するのに必要な原子を表し、R1は独立して、水素、ハロゲン 、シアノまたは炭素数1〜8のアルキル、シクロアルキルまたはアルコキシ基で あり、またはRおよびR1は、結合している窒素原子と2個の炭素原子と合わせ て5または6員環を形成するのに必要な原子を表し、R2は、Arまたは炭素数 1〜16のアルキル、シクロアルキルまたはアルキルアリール基であり、Arは 置換または非置換のアリール基、好ましくは置換または非置換のフェニルまたは ナフチル基であり、Eは独立して、CN、SO23、C(O)R3およびNO2か ら成る群より選択される電子吸引基であり、R3は独立して、炭素数1〜16の アルキル、シクロアルキルまたはアルキルアリール基であり、または各R3は結 合している原子と合わせて5または6員環を形成するのに必要な原子を表す。 式中、XはNまたはCR1、R4はH、CH3、NHR2、NHC(O)R2または NR2、およびR、R1およびR2は前に定義した通りである。 式中、YはOまたはS、nは0または1であり、YがSのときはXはNであるな らば、R、R1およびXは前に定義した通りである。 式中、RおよびR1は前に定義した通りである。R5はR1、またはR5およびR1 は、結合している2個の炭素原子と合わせて5または6員の炭素環式もしくは複 素環式、非芳香族または芳香族の環を形成するのに必要な原子を表す。 式中、R、R1およびEは、前に定義した通りである。 式中、R、R1およびEは、前に定義した通りである。 本発明の酸置換活性な基を有する好ましいポリマーは以下の式で表される。 式中、R6およびR7のうち少なくとも1つは水素でなければならないという条件 で、R6およびR7はそれぞれHまたは炭素数1〜18のアルキル基を表し、R8 は炭素数1〜18のアルキル基を表し、ま たはR6、R7およびR8のいずれか2つが合わさって、炭素数3〜36の置換ま たは非置換環を形成してもよく、およびTはO、NH、Sおよび炭素数1〜約1 8を含むアルキレン基から成る群より選択されるポリマー骨格に結合された任意 の二価の結合基を表し、1つまたはそれ以上の炭素原子が酸素、窒素、硫黄原子 またはこれらの化学的に妥当な組み合わせで置換されてもよい。 「不可逆的に漂白された」という用語は、印刷板構造体において、公知の酸− 塩基指示染料(可逆染料)を用いて印刷板構造体の露光された領域が通常復色さ れる環境条件において、露光された領域に目に見える復色がない、またはわずか に目に見える復色(すなわち、初期の光学密度の50%未満)しか生じないとい う意味である。 「非現像」という用語は、感光層から照射または未照射領域を除去するのに、 液体または熱現像工程を前に必要とせずに、照射され、インクを付けられる印刷 機に配置され、印刷機で作動される感光要素を指す。 「基」という用語は、メチル、エチル、シクロヘキシル等のような純粋な炭化 水素鎖または構造体ばかりでなく、ヒドロキシ、アルコキシ、フェニル、ハロ( F、Cl、Br、I)、パーハロ、シアノ、ニトロ、アミノ、スルホニル等のよ うな業界における従来の置換基を含む鎖または構造体も指す。 一般構造を、ある式「の中心核を有する化合物」と称すときは、式の結合構造 またはその構造中の図示された原子を変えない置換基がその構造中に含まれる。 例えば、定義された2つの複素環式核の間に示されたポリメチン鎖があるところ では、恐らく、その鎖は環状基により固定され、置換基はその鎖上に位置するが 、その鎖の共役は変化せず、複素環核に示される原子は置き換わらない。「一般 式」とした式の記載は、構造のこのようなより広い置換を特に許容するものでは ない。 本発明の染料によれば、画像の方向に露光後(すなわち、マスクを通して露光 )、印刷板にポジ型可視画像を作成することができる。画像は、板の露光された 領域を位置付け、板を検査し、板スキャナと共に用いて印刷機での適したインク 付けを判断するのに適している。露光中に生成される強プロトン酸との相互作用 に際し、染料の吸収特性が変わる。板が露光の際にすぐに現像されていることが わかるように、染料は漂白される(すなわち、無色または黄色のいずれかに変化 、黄色光の下では黄色は無色に見える)のが望ましい。染料の目に見える吸収が 大幅に減る。染料が露光された領域で不可逆的に無色に漂白されるのが最も好ま しい。不可逆的に漂白される染料は、空気にさらしたり、塩基性溶液で処理して も復色しない。露光後、コーティングは、水およびソーダ溶液との接触、あるい は取り扱いにより塩基性になっているため、不可逆性であることは重要である。 この結果の塩基度により、酸−塩基指示染料の場合のように、染料の色が可逆的 に変化する場合、露光された板は復色する。また、露光後、永続的な画像を有す るのが望ましい。このように最も好ましい染料の色は、低いpHで不可逆的に変 化する。 本発明の他の態様、利点および利益は、詳細な説明、実施例および請求項より 明らかとなる。 発明の詳細な説明 本発明のポジ型非現像印刷板は、放射線露光の際に強酸を生成する光開始剤、 ポリマー骨格から懸垂した酸置換活性な基を有するポリマーおよび酸により不可 逆的に漂白されることが可能で、可視画像を形成する染料を含有する、感光性組 成物でコーティングされた基材を含む。 ポリマー骨格から懸垂した酸置換活性な基を有するポリマー類は、 ここにリファレンスとして組み込まれる米国特許第5,102,771号および 第5,225,316号に開示されている。本発明の好ましいポリマー類は、以 下の式で表される。 式中、R6およびR7は、R6およびR7のうち少なくとも1つが水素であるという 条件で、それぞれHまたは炭素数1〜18のアルキル基を表し、R8は、炭素数 1〜18のアルキル基を表し、またはR6、R7およびR8のうちいずれか2つで 、炭素数3〜36の置換または非置換環を形成し、TはO、NH、Sおよび炭素 数1〜約18のアルキレン基から成る群より選択されるポリマー骨格に結合され た任意の二価の結合基を表し、1つまたはそれ以上の炭素原子が酸素、窒素、硫 黄原子またはこれらの化学的に妥当な組み合わせで置換されてもよい。 ここで用いられる光開始剤は、放射線露光の際に強酸を生成するようなもので ある。光画像技術において、様々なオニウム化合物(すなわち、スルホニウム、 ヨードニウム、ジアゾニウム等、特にこれらのアリール誘導体)および光置換活 性なハロゲン原子を有する様々な有機化合物(すなわち、α−ハロ−p−ニトロ トルエン類、ハロメチル−s−トリアジン類、四臭化炭素等)のような多くの物 質が知られている。ただし、これらに限られるものではない。光開始剤の選択は 決定的なものではないが、最大のインク能とするために、光開始剤の水への相溶 性は限られているのが望ましい。 好ましい実施形態において、光開始剤は置換または非置換のジアリールヨード ニウム塩である。適したヨードニウム塩としては、これらに限られるものではな いが、ジフェニルヨードニウム、ジトリルヨー ドニウム、ジナフチルヨードニウム、ジ(4−クロロフェニル)ヨードニウム、 トリル(ドデシルフェニル)ヨードニウム、ナフチルフェニルヨードニウム、4 −(トリフルオロメチルフェニル)フェニルヨードニウム、4−エチルフェニル フェニルヨードニウム、ジ(4−アセチルフェニル)ヨードニウム、トリルフェ ニルヨードニウム、ジ(4−フェニルフェニル)ヨードニウム、ジ(カルボメト キシフェニル)ヨードニウム等の塩が好ましく例示される。ジフェニルヨードニ ウム塩類およびこれらの置換誘導体(すなわち、ジトリルヨードニウム、4−t −ブチルフェニルフェニルヨードニウム等)が好ましい。ヨードニウム塩類は、 室温でジフェニルヨードニウムカチオンと安定な塩を形成することのできるアニ オンで生成される。すなわち、アニオンは、約16未満のpKa、約0.7Vを 超える酸化電位を有していなければならない。好ましいアニオン類は、ヘキサフ ルオロリン酸塩、ヘキサフルオロアンチモン酸塩、ヘキサフルオロヒ酸塩のよう な錯体ハロゲン化金属アニオン類;テトラフルオロホウ酸塩およびテトラフェニ ルホウ酸塩のようなホウ酸塩類;およびp−トルエンスルホン酸塩のようなスル ホン酸塩類である。特に好ましいアニオン類は、ヘキサフルオロリン酸塩、ヘキ サフルオロアンチモン酸塩およびp−トルエンスルホン酸塩である。 本発明に有用な光分解可能な有機ハロゲン化合物は、放射線露光の際に、1つ またはそれ以上の炭素−ハロゲン結合が解離して、遊離基が形成されるようなも のである。炭素−ハロゲン結合解離エネルギーは、米国特許第3,515,55 2号によると、約40〜70kcal/molであるべきである。好ましい光分解可能な 有機ハロゲン化合物は、米国特許第3,640,718号および第3,617, 288号によると、炭素数1〜40であり、室温でガス状ではなく、約−0.9 Vを超えるポーラログラフ半波還元電位を有している。 光分解可能な有機ハロゲン化合物としては、ヘキサブロモエタン、α,α,α', α'−テトラブロモキシレン、四臭化炭素、m−ニトロ(トリブロモアセチル) ベンゼン、α,α,α−トリクロロアセトアニリド、トリクロロメチルスルホニ ルベンゼン、α,α,α−トリブロモキナルジン、ビス(ペンタクロロシクロペ ンタジエン)、トリブロモメチルキノキサリン、α,α−ジブロモ−p−ニトロ トルエン、α,α,α,α',α',α'−ヘキサクロロ−p−キシレン、ジブロ モテトラクロロエタン、ペンタブロモエタン、ジブロモジベンゾイルメタン、四 ヨウ化炭素、2,4−ビス(トリクロロメチル)−6−メチル−s−トリアジン 、2,4,6−トリス(トリクロロメチル)−s−トリアジンおよび2,4−ビ ス(トリクロロメチル)−6−(p−メトキシスチリル)−s−トリアジン等の ようなハロメチル−s−トリアジン類が例示される。 本発明で用いるヨードニウム塩類または光分解可能な有機ハロゲン化合物は、 紫外線照射または、適切に感光されるときは、可視または赤外スペクトル照射の いずれかで露光してもよい。250nm〜1200nmの範囲の波長を用いる。 本発明の感光染料として有用な化合物としては、これらに限られるものではない が、置換または非置換アントラセン類、アリールニトロン類、キサンテン類、ア ントラキノン類、置換ジアリールおよびトリアリールメタン類、メチン類、メロ シアニン類およびポリメチン類、チアゾール類、置換および非置換多環芳香族炭 化水素類およびピリリウム染料が含まれる。 本発明の感光性組成物は、通常、画像用途に用いる前に基材にコーティングさ れる。コーティングは、画像技術においてよく知られた多くの方法により行うこ とができる(例えば、溶剤鋳造、ナイフコーティング、押出し等)。 基材に塗布される感光層のコーティング重量は、特定の用途および 所望のプロセッシング要件(例えば、光源、露光時間等)により変わる。しかし 、一般的なドライコート重量は、約0.4g/m2(40mg/ft2)〜約5.4g/m2(5 00mg/ft2)、好ましくは約0.6g/m2(60mg/ft2)〜約1.1g/m2(100 mg/ft2)である。 例えば、同時係属米国出願第08/311,510号(1994年9月23日 出願)に記載されているように、非感光親水性トップコートを感光層に添加する のが好ましい。トップコートは、印刷機で除去されるまで、露光後も感光層に残 る。トップコートは、恐らく、生成される非現像ポジ型印刷板の印刷機の性能を 改善する(例えば、ロールアップ時間が短くなる)ものである。 感光性組成物がコーティングされる適した基材としては、これらに限られるも のではないが、金属または金属合金、例えば、鋼およびシリケートまたはポリア クリル酸およびその誘導体のような親油性剤で処理されたアルミニウムを含有す るアルミニウム板、シートまたはホイル;付加ポリマー(例えば、ポリ(塩化ビ ニリデン)、ポリ(塩化ビニル)、ポリ(ビニルアセテート)、ポリスチレン、 ポリイソブチレンポリマーおよびコポリマー)および直鎖縮合ポリマー(例えば 、ポリ(エチレンテレフタレート)、ポリ(ヘキサメチレンアジペート)、ポリ (ヘキサメチレンアジパミド/アジペート))を含む様々なフィルム形成合成ま たは天然ベース(例えば、セスロースアセテート、ゼラチン等)のポリマー類か らなるフィルムまたは板;紙または紙ラミネートが含まれる。アルミニウムおよ びアルミニウム合金が好ましい基材である。電気化学的に粒状化され、陽極化さ れてあるアルミニウムまたはアルミニウム合金が特に好ましい。 本発明の感光性組成物には、本発明の必須の成分と組み合わせて様々な材料を 含有させてもよい。例えば、可塑剤、コーティング助剤、抗酸化剤、界面活性剤 、帯電防止剤、ワックス、紫外線照射吸収剤お よび光沢剤を、本発明の実施に悪影響を及ぼさない限りは用いてよい。様々な材 料には、好ましくはかなりの量の官能基(例えば、遊離アミン類、アルコキシド 類、硫化物類、アミド類、ウレタン類、イミド類等)が含まれていないほうがよ い。これらは、上述したように、本発明に用いるアルコキシアルキルエーテルよ り塩基性である。 印刷板の放射線露光の際に酸により不可逆的に漂白可能な本発明の好ましい染 料は、以下の式の基から選択された中央核を有している。 式中、Rは独立して、炭素数1〜16のアルキル、シクロアルキル、アルキルア リール、アルカノイル基、または各Rは、結合している窒素原子と合わせて5ま たは6員環を形成するのに必要な原子を表し、R1は独立して、水素、ハロゲン 、シアノまたは炭素数1〜8のアルキル、シクロアルキルまたはアルコキシ基で あり、またはRおよびR1は、結合している窒素原子と2個の炭素原子と合わせ て5または6員環を形成するのに必要な原子を表し、R2は、Arまたは炭素数 1〜16のアルキル、シクロアルキルまたはアルキルアリール基であり、Arは 置換または非置換のアリール基、好ましくは置換または非置換のフェニルまたは ナフチル基であり、Eは独立して、CN、SO23、C(O)R3およびNO2か ら成る群より選択される電子吸引基であり、R3は独立して、炭素数1〜16の アルキル、シクロアルキルまたはアルキルアリール基であり、または各R3は結 合している 原子と合わせて5または6員環を形成するのに必要な原子を表す。 式中、XはNまたはCR1、R4はH、CH3、NHR2、NHC(O)R2または NR2、およびR、R1およびR2は前に定義した通りである。 YはOまたはS、nは0または1であり、YがSのときはXはNであるならば、 R、R1およびXは前に定義した通りである。 式中、RおよびR1は前に定義した通りである。R5はR1、またはR5およびR1 は、結合している2個の炭素原子と合わせて5または6員の炭素環式もしくは複 素環式、非芳香族または芳香族の環を形成するのに必要な原子を表す。 式中、R、R1およびEは、前に定義した通りである。 式中、R、R1およびEは、前に定義した通りである。 染料は、所望のレベルで感光コーティング配合に組み込むことができる。通常 、乾燥した感光コーティング重量に対して約0.1重量%〜約10重量%、好ま しくは約0.5重量%〜約5重量%、より好ま しくは約1重量%〜約2.5重量%である。 以下の実施例により、さらに本発明を説明する。ただしこれに限定されるもの ではない。 実施例 以下に挙げた材料は、特に指定しない限り、Aldrich Chemical社(ウィスコ ンシン州、ミルウォーキー)製である。1H NMR、13C NMR、赤外線分光 および融点のうち1つまたはそれ以上の技法により材料を分析し純度を測定した 。 以下の染料を調製し、非現像ポジ型印刷板用途における不可逆的に漂白可能な 染料としての有用性を評価した。 染料の調製 アゾメチン染料1、2、3の一般的な調製法 1の調製 室温でエタノール1500mL中に溶解させたN,N−ジエチル−4−ニトロ ソアニリン47.1グラムに、シアン化ベンジル31.0グラム(264mmo l、1.0eq)、続けて水酸化ナトリウムの10%水溶液35mlを加えた。 緑色が消失し、溶液が濃い黄色となった。10分後、氷900グラムを加え、氷 が溶けるまで(約1時間)混合物を攪拌した。氷を添加すると、生成物が沈殿し た。それを濾過して集め、空気乾燥して、明るいオレンジ色の固体を得た。試料 をエタノール1Lから再結晶化し、所望の生成物を得た。N,N−ジブチル−4−ニトロソアニリンの調製 Vogel's Textbook of Practical Organic Chemistry第4版、ロングマン (ロンドン)、1978年、p723の手順に従ってN,N−ジ ブチル−4−ニトロソアニリンを調製した。5cの調製 油中60wt%の水酸化ナトリウム300グラム(7.50mol、2.5eq 、活性NaH180グラム)に、アセトニトリル492グラム(630mL、1 2.0mol、4eq)、続けてトルエン680mLおよび安息香酸メチル408 グラム(370mL、3.00mol、1eq)を加えた。反応混合物を加熱し、 1.5時間後、反応温度が75℃に達した。それを2.5時間保ってから冷やし た。混合物を室温で一晩攪拌し、トルエン600mLを加え、続けて水800m Lを冷やしながら注意して加えた。反応混合物が2相になったら、トルエン層を 分離し、水性層をトルエン600mLで2回洗った。水性層を冷やしながら、1 2MのHCl約850mLで酸性化し、pHを1とした。水500mLをこの混 合物に加え、ここで、沈殿しやすい無機塩を溶解しやすくさせた。固体が沈殿し た。これを集め、水で洗って、エーテル1200mLと共に攪拌した。固体を集 め、再びエーテル500mLと共に攪拌した。これにより約250グラムの固体 が得られた。エーテル濾液を濃縮して、さらに生成物を得た。エーテル粉末(tri turations)から分離された固体をアセトン1000mL中で溶解し、濾過して濃 い茶色の不溶物質を除去した。アセトン溶液を真空内で濃縮した。濃縮したアセ トン溶液から、純粋な生成物196グラムが得られた。エーテル粉末を濃縮して さらに55グラムを得、融点86〜87℃のベンゾイルアセトニトリル計251 グラム(収量58%)が得られた。 エタノール2500mL中、ベンゾイルアセトニトリル250グラム(172 2mmol、1eq)、マロン酸ニトリル284グラム(270mL、4306 mmol、2.5eq)およびアンモニウムアセテート138グラム(1784 mmol、1.04eq)の混合物を 加熱して、1.5時間還流し、室温まで冷やした。この混合物に、冷やしながら (氷/水浴)12M塩酸190mLを滴下した。混合物を別のフラスコに入れ、 固体を生成させてフラスコを満たした。この混合物に水3300mLを攪拌しな がら加えた。固体を集め、水2リットルで洗い、エタノール1200mLで粉末 とし、融点105〜107℃の純粋な2−フェニル−1,1,3−トリシアノプ ロピレン203.3グラム(収量61%)を得た。 メタノール1100mL中、2−フェニル−1,1,3−トリシアノプロピレ ン65.3グラムの溶液(338mmol、1eq)を約25℃まで僅かに加熱 して調製した。この溶液に、メタノール260mL中、N,N−ジブチル−4− ニトロソアニリン79.2グラムの溶液(338mmol、1eq)を加えた。 数分後、固体が沈殿した。添加中に反応混合物を1時間かけてやや冷やしながら 26℃に保った。混合物を室温で1時間攪拌し、7℃で2時間攪拌した。固体を 濾過により分離し、メタノール500mLで洗い、空気乾燥して融点126〜1 28℃の3−[[4−(ジブチルアミノ)フェニル]イミノ]−2−フェニル−1 −プロペン−1,1,3−トリカルボニトリル88.5グラム(収量64%)を 得た。5aおよび5bの調製 染料5aおよび5bは、N,N−ジブチル−4−ニトロソアニリンの代わりに N,N−ジメチル−4−ニトロソアニリンおよびN,N−ジエチル−4−ニトロ ソアニリンを用いた以外は5cに記載した通りに調製した。3−(N−モルホリノ)−1−フェニル−2−ピラゾリン−5−オン 1リットルフラスコに入れたモルホリン88.5グラム(1.02mol4.4 5eq)に、酢酸300mLを徐々に加えた。発熱反応であり、固体が形成され た。酢酸をすべて添加するとほとんどこれは溶 解した。この混合物に、3−アミノ−1−フェニル−2−ピラゾリン−5−オン 40.0グラム(228.3mmol、1.0eq)を加え、加熱して一晩還流 した。混合物を室温まで冷やし、酢酸を真空内で除去し、残渣をエチルアセテー トで抽出した。有機相を塩水で2回洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を真 空内で除去して茶色の固体を得た。これを真空内で乾燥した。生成物を少量のヘ キサンでエチルアセテートから再結晶化し、所望の生成物22グラムを得た。4−[(4−ジエチルアミノフェニル)イミノ]−3−(N−モルホリノ)−1 −フェニル−2−ピラゾリン−5−オン(10) 室温でEtOH10mL中に溶解させたN,N−ジエチルアミノニトロソアニ リン0.50グラムの溶液(2.81mmol、1eq)に、3−(N−モルホ リノ)−1−フェニル−2−ピラゾリン−5−オン0.688グラム(2.81 mmol、1eq)、続けて水酸化ナトリウムの10%水溶液1.12g(2. 81mmol、1eq)を加えた。さらに、3−(N−モルホリノ)−1−フェ ニル−2−ピラゾリン−5−オン0.44グラム(1.79mmol、0.64 eq)を加え、混合物を50℃で10分攪拌し、1時間還流した。混合物を室温 まで冷やし、氷12グラムを加え、氷が溶けるまで1時間攪拌した。ガム状固体 を集め、EtOAc中で溶解し、塩水で抽出し、硫酸マグネシウムで乾燥して濾 過し、溶媒を真空内で除去した。3−t−ブチル−1−フェニル−2−ピラゾリン−5−オンの調製 J.Het.Chem.1987,24,149(メチル誘導体)の手順を修正して用いた。 酢酸60mL中、メチル4,4−ジメチル−3−オキソペンタノン20グラム (126mmol、20mL)とフェニルヒドラジン13.7グラム(126m mol、12mL)の溶液を室温で2時間攪拌し、水150mLで冷やした。ホ ワイトイエローの固体が沈殿した。これ を集め、所望の生成物23.9グラム(収量87%)を得た。 以下のピラゾリノン類は、3−t−ブチル−1−フェニル−2−ピラゾリン− 5−オンと同様の方法で調製された:1,3−ジフェニル−2−ピラゾリン−5 −オン、3−t−ブチル−1−(2,4,6−トリクロロフェニル)−2−ピラ ゾリン−5−オン、3−フェニル−1−(2,4,6−トリクロロフェニル)− 2−ピラゾリン−5−オン。ピラゾリノン染料13の調製 ピラゾリン染料を、ピラゾリノンと対応のN,N−ジアルキルp−フェニレン ジアミンとの酸化カップリングか、または対応のN,N−ジアルキル−4−ニト ロソアニリンによるピラゾリノンの濃縮のいずれかにより調製した。ピラゾリノン染料13bの調製、方法A酸化カップリング クロロホルム80mL中、3−メチル−1−フェニル−2−ピラゾリン−5− オン3.0グラムの溶液(17.3mmol、1eq)に、水50mL中、炭酸 ナトリウム2.4グラムの溶液(22.4mmol、1.3eq)を加えた。こ の混合物を、N,N−ジエチルフェニレンジアミン5.12グラム(31.2m mol、1.8eq)を入れた1Lフラスコに加えた。この混合物を激しく攪拌 し、水250mL中、フェリシアン化カリウム25.5グラム(77.5mmo l、4.5eq)と炭酸ナトリウム9.35グラム(88.3mmol、5.1 2eq)の溶液を滴下して加えた。添加は、特に温度が上がることなく約10分 間にわたって行われ、室温で30分間攪拌させた。混合物を水で2回抽出して分 離した。有機層を乾燥し、真空内で濃縮して、マゼンタ色の油を得た。この材料 をシリカゲルでクロマトグラフにかけ、所望の染料1.2グラム(収量21%) を得た。 同じく酸化カップリングにより調製された染料は、11、12、1 3aであった。ピラゾリノン染料13bの調製、方法Bニトロソ濃縮I 3L丸底三首フラスコに、3−メチル−1−フェニル−2−ピラゾリン−5− オン100.0グラム(574.0mmol、1eq)、DABCO5.795 グラム(51.66mmol、0.09eq)およびエタノール1350mLを 入れた。混合物を加熱、還流し、最後まで残っていた固体を溶解した。この混合 物に、N,N−ジエチル−4−ニトロソアニリン102.3グラム(574.0 mmol、1eq)を加えた。混合物を加熱し、30分間還流して、室温まで冷 やし、一晩攪拌した。生成物を濾過して集め、空気乾燥して融点122〜124 ℃の所望の生成物90グラム(収量47%)を得た。ピラゾリノン染料13cの調製、方法Cニトロソ濃縮II エタノール10mL中、3−t−ブチル−1−フェニル−2−ピラゾリン−5 −オン1.50グラム(6.93mmol、1eq)およびN,N−ジエチル− 4−ニトロソアニリン1.24グラム(6.93mmol、1.0eq)の混合 物を室温で攪拌した。混合物を加熱し、2時間還流して冷やした。固体が沈殿し た。これを集め、エタノールで洗った。融点111〜113℃の所望の生成物1 .67グラム(収量64%)を得た。 この方法により調製された染料は8a、b、13d−g、16、17である。3−t−ブチルイソオキサゾール−5−オンの調製 この材料は、Synthetic Communications,1993,23,2551の手順を修正して調 製された。 エタノール40mL中、塩酸ヒドロキシアミン8.8グラム(126mmol 、1eq)および10グラム(126mmol、1eq)の混合物を加熱して還 流し、メチル4,4−ジメチル−3−オキソペ ンタノエート20グラム(126mmol、1eq)を加えた。反応混合物を2 時間加熱し、室温まで一晩かけて冷やした。混合物は、沈殿物を形成した。この 混合物に、水50mLを攪拌しながら加え、沈殿物をさらに形成させた。固体を 濾過により集め、乾燥させた。融点110〜115℃の所望の生成物13.1グ ラム(収量48%)を得た。19aの調製 エタノール50ml中、3−t−ブチルイソオキサゾール−5−オン(705 mg、0.005mol)とシンナムアルデヒド(875mg、1eq)の混合物 を少しの間還流した。室温まで冷やすと、生成物がプリズムとして結晶化した。 これを集め空気乾燥して収量78%の染料を得た。 次の染料を、対応する活性メチレン化合物およびアルデヒドを用いて同様の方 法により調製した。4、6、7、9a−c、14a、b、15、18、19b− d、22、23、24、25、26、31、32、33、34、35、37、3 8、42、43、44、46。5−ブロモ−N,N−ジシクロヘキシルバルビツル酸の調製 氷酢酸300mL中、N,N−ジシクロヘキシルバルビツル酸15.0グラム (51.3mmol、1eq)に、臭素8.20グラム(4.91mL、51. 3mmol、1eq)を加えた。混合物を室温で2日間攪拌した。生成した白色 固体を濾過により集め、石油エーテルで洗い、真空内で乾燥して所望の材料を得 た。20の調製 THF30mL中、5−ブロモ−N,N−ジシクロヘキシルバルビツル酸1. 00グラム(2.69mmol、1eq)およびトリエチルアミン0.545グ ラム(5.39mmol、2eq)に、N,N−ジエチルフェニレンジアミン0 .442グラム(2.69mmol、 1eq)を加え、混合物を室温で一晩攪拌した。混合物を濾過して白色固体を除 去し、濾過物を真空内で濃縮した。残渣をエチルアセテートで希釈し、水で抽出 して、臭素で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥させ、溶媒を真空内で除去して、所 望の生成物0.6グラムを得た。27aの調製 クロロホルム500mL中、ニンヒドリン100.0g(561.3mmol 1eq)の混合物に、N,N−ジエチルフェニレンジアミン92.2g(93 .3mL、561mmol;1eq)を滴下して加えた。温度を25℃未満に保 った。反応混合物は青色に変わり、室温で一晩攪拌した。反応混合物を水で洗い 、濃縮して粗収量170.7グラムを得た。この材料を、エタノール約1400 mLから熱濾過により再結晶化し、融点138〜140℃の所望の生成物138 .8グラム(収量78%)を得た。27e、28、29および30の調製 これらの化合物は、すべて上述したのと同様の方法で調製した。27b、27cおよび27dの調製 これらの化合物は、対応するフェニレンジアミンの酸塩を用い、存在する各ア ンモニウム塩の等量に対して、反応混合物に等量の重炭酸ナトリウムを加えた以 外は、すべて27aと同様の方法で調製した。反応混合物を水で洗い、有機相を 真空内で濃縮して所望の生成物を得た。27gの調製 ニンヒドリン1.7グラム(9.5mmol;1eq)とN−(4−アミノ− 2−クロロフェニル)モルホリン2.0グラム(9.5mmol;1eq)の混 合物を塩化メチレン17mLに加え、加熱して酢酸15mLで還流し、14時間 加熱した。反応混合物を冷やして濾過した。残渣を塩化メチレンで洗った。濾過 物を、水性層が塩基性に なるまで飽和水性重炭酸ナトリウムで洗った。有機層を水で洗い、真空内で濃縮 して所望の生成物2.3グラムを得た。27fの調製 27gと同様の方法でこの物質を調製した。1−ブチル−3−シアノ−4−メチル−6−ヒドロキシ−2−ピリドンの調製 ドイツ特許第2,845,863号に記載された手順でこの物質を調製した。39の調製 エタノール50mL中、ピリドン1.0グラム(4.85mmol)と酢酸ナ トリウム6.6グラム(48.5mmol、10eq)の混合物に4−ジアゾ− N,N’−ジエチルアニリンテトラフルオロホウ酸塩1.27グラム(4.85 mmol、1eq)を加えた。ジアゾ化合物を添加すると反応混合物はすぐに青 色に変わった。混合物を室温で2時間攪拌し、水50mLを加えた。青色の固体 を集め、水で洗って乾燥した。この材料をエタノール約200mLから再結晶化 し、所望の生成物1.2グラム(収量65%)を得た。この材料は、180〜1 85℃で泡だって分解した。40の調製 化合物40を39と同様の方法で調製した。41の調製 酢酸1080mL中、1−ブチル−3−シアノ−4−メチル−6−ヒドロキシ −2−ピリドン90.0グラム(436mmol、1.0eq)の混合物に、N ,N−ジエチル−4−ニトロソアニリン87.1グラム(489mmol 1. 12eq)を加え、混合物を攪拌し、40℃まで発熱反応させ、冷やした。混合 物を一晩攪拌し、固体を濾過により集め、酢酸約200mLで洗い、石油エーテ ルで2回洗い、 空気乾燥させて、融点185〜186℃(dec)の対応するイミノ染料(120 .8グラム、収量76%)を得た。1,1−ビス(4−ジメチルアミノフェニル)エチレンの調製 THF100mL中、4,4’−ビス(ジメチルアミノ)ベンゾフェノン40 .0グラム(149mmol、1eq)の混合物に、1.4Mの臭化メチルマグ ネシウム138mLを加えた。混合物を冷やし、添加中は、温度を20℃未満に 保った。混合物を室温まで暖め、一晩攪拌した。反応混合物を冷やし、水約50 mLで冷やし、酢酸エチルで抽出した。この手順の間、ゲル状の固体が沈殿した 。これらの固体を濾過し、酢酸エチルで洗った。有機層を硫酸マグネシウムで乾 燥し、真空内で濃縮して、粗生成物26.5グラム(収量約63%)を得た。粗 生成物(26.5グラム、93.2mmol)をトルエン265mLおよび酢酸 132mLと共に攪拌した。混合物は、酢酸の添加により濃い青色に変わった。 混合物を室温で一晩攪拌し、水、飽和水性重炭酸ナトリウムおよび水で洗った。 有機層を真空内で濃縮し、融点126〜127℃(Lit.126℃)の所望の生 成物20.2グラム(収量81%)を得た。45の調製 米国特許第5,360,582号の実施例13に記載されたのと同様の方法で 化合物45を調製した。マロンアルデヒドテトラメチルアセタール(MTA)6 .16グラム(37.5mmol、1eq)およびメチレンビス(トリフルオロ メチルスルホン)10.5グラム(37.5mmol、1eq)の混合物を、無 水酢酸15.3グラム(150mmol、4eq)と共に、70℃で2時間攪拌 した。混合物が深い赤色に変わった。混合物を冷やし、1,1−ビス(4−ジメ チルアミノフェニル)エチレン10.0グラム(37.5mmol、1eq)を 加えた。混合物を一晩、室温で攪拌し、メタノール約28mL を加えた。青色の固体を集め、メタノール14mLを添加して、その固体を集め 、生成物を洗った。固体を空気乾燥させて、所望の生成物17.2グラム(収量 79%)を得た。染料の評価 ポジ型印刷板用途において可視画像を作成する使用法について、以下の方法に より、染料を評価した。各染料について、以下の一般配合で溶液を調製した。 #5巻線ロッド(R&D Specialities,ニューヨーク州、Webster)を用い て、電気化学的に粒状化され、陽極化されてあるアルミニウム基材上に溶液をコ ーティングした。コーティング後、試料を温度65〜107℃でオーブン乾燥し た。トップコート層を第1層の上に塗布したものもあった。用いたトップコート 溶液の配合は以下の通りであった。 トップコート溶液を、#5巻線ロッド(R&D Specialities,ニューヨーク州 、Webster)を用いて塗布した。コーティング後、試料を温度 ブン乾燥した。真空フレームにおいて、化学線(acrinic radiation)露光によ り、構造体を評価した。露光後、漂白した染料の着色形態へ戻る感受性を、次の A−Cの方法の少なくとも1つにより調べた。A)周囲および60℃の状態で3 日間保存、B)指で触れ、息をかける、C)pH7.5の溶液と接触させる。上 記の試験を用いた結果を表1〜6にリストしてある。方法Dでは、試料の染料を メタノール、エタノールまたは1−メトキシ−2−プロパノール中で溶解し、溶 液の色を観察している。12Mの塩酸を滴下して加え、染料の挙動を観察した。 中には、十分量の水性水酸化ナトリウムを加えて中和し、染料の復色能を観察し たものもある。 本発明の技術思想または範囲から逸脱しない限り、前述の開示からの妥当な変 形および修正は可能である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,HU,I S,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN, MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,S D,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TR,TT ,UA,UG,UZ,VN (72)発明者 ガードナー,ジェイムズ・ピー アメリカ合衆国55133−3427ミネソタ州セ ント・ポール、ポスト・オフィス・ボック ス33427 (72)発明者 ティアーズ,ジョージ・ブイ・ディ アメリカ合衆国55133−3427ミネソタ州セ ント・ポール、ポスト・オフィス・ボック ス33427 (72)発明者 ボーゲル,キム・エム アメリカ合衆国55133−3427ミネソタ州 セント・ポール、ポスト・オフィス・ボッ クス33427

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. (a)放射線露光に際し強酸を生成する光開始剤、(b)ポリマー骨格 から懸垂した酸置換活性な基を有するポリマーおよび(c)前記酸により不可逆 的に漂白されることが可能な染料を含む感光性組成物でコーティングされた基材 を含む物品であって、放射線露光に際し可視画像を提供する物品。 2. 前記染料が、以下の式 (式中、Rは独立して、炭素数1〜16のアルキル、シクロアルキル、アルキル アリールまたはアルカノイル基であり、または各Rは、結合している窒素原子と 合わせて5または6員環を形成するのに必要な原子を表し、R1は独立して、水 素、ハロゲン、シアノまたは炭素数1〜8のアルキル、シクロアルキルまたはア ルコキシ基であり、またはRおよびR1は、結合している窒素原子と2個の炭素 原子と合わせて5または6員環を形成するのに必要な原子を表し、R2は、Ar または炭素数1〜16のアルキル、シクロアルキルまたはアルキルアリール基で あり、Arは置換または非置換のアリール基であり、Eは独立して、CN、SO23、C(O)R3およびNO2から成る群より 選択される電子吸引基であり、R3は独立して、炭素数1〜16のアルキル、シ クロアルキルまたはアルキルアリール基であり、または各R3は結合している原 子と合わせて5または6員環を形成するのに必要な原子を表す。) (式中、XはNまたはCR1であり、R4はH、CH3、NHR2、NHC(O)R2 またはNR2であり、R、R1およびR2は前に定義した通りである。) (式中、YはOまたはS、nは0または1であり、YがSのときXはNであるな らば、R、R1およびXは前に定義した通りである。) (式中、RおよびR1は前に定義した通りであり、R5はR1、またはR5およびR1 は、結合している2個の炭素原子と合わせて5または6員の炭素環式もしくは 複素環式、非芳香族または芳香族の環を形成するのに必要な原子を表す。) (式中、R、R1およびEは、前に定義した通りである。)および (式中、R、R1およびEは、前に定義した通りである。) からなる群より選択される中心核を有する請求項1記載の物品。 3. 前記ポリマーが以下の式 (式中、R6およびR7のうち少なくとも1つは水素でなければならないという条 件で、R6およびR7はそれぞれHまたは炭素数1〜18のアルキル基を表し、R8 は炭素数1〜18のアルキル基を表し、またはR6、R7およびR8のいずれか2 つが炭素数3〜36の置換または非置換環を形成してもよく、およびTはO、N H、Sおよび炭素数1〜約18を含むアルキレン基から成る群より選択されるポ リマー骨格に結合された任意の二価の結合基を表し、1つまたはそれ以上の炭素 原子が酸素、窒素、硫黄原子またはこれらの化学的に妥当な組み合わせで置換さ れてもよい。) である請求項2記載の物品。 4. 前記物品がポジ型非現像印刷板である請求項3記載の物品。 5. 前記染料が、以下の式 (式中、Rは独立して、炭素数1〜16のアルキル、シクロアルキル、アルキル アリール、アルカノイル基であり、または各Rは、結合している窒素原子と合わ せて5または6員環を形成するのに必要な原子を表し、R1は独立して、水素、 ハロゲン、シアノまたは炭素数1〜8のアルキル、シクロアルキルまたはアルコ キシ基であり、またはRおよびR1は、結合している窒素原子および2個の炭素 原子と合わせて5または6員環を形成するのに必要な原子を表し、R2は、Ar または炭素数1〜16のアルキル、シクロアルキルまたはアルキルアリール基を 表し、Arは置換または非置換のアリール基であり、XはNまたはCR1であり 、およびR4はH、CH3、NHR2、NHC(O)R2またはNR2である。) である請求項3記載の物品。 6. Rがエチル、R1が水素、R2がフェニル、Xが窒素およびR4がメチル である請求項5記載の物品。 7. 前記光開始剤がジアリールヨードニウム塩である請求項3記載の物品。 8. 前記光開始剤がジフェニルまたはジトリルヨードニウムヘキサフルオロ リン酸塩である請求項7記載の物品。 9. 前記感光化合物がさらに増感剤を含む請求項7記載の物品。 10. 前記増感剤が置換または非置換アントラセンを含む請求項9記載の物 品。 11. 前記増感剤が2−エチル−9,10−ジメトキシアントラセンまたは 9,10−ジエトキシアントラセンである請求項10記載の物品。 12. 前記基材がアルミニウムシートである請求項3記載の物品。 13. 前記基材が電気化学的に粒状化され、陽極化されたアルミニウムシー トである請求項12記載の物品。 14. (1)放射線露光に際し強酸を生成する光開始剤、(2)ポリマー骨 格から懸垂した酸置換活性な基を有するポリマーおよび(3)前記酸により不可 逆的に漂白されることが可能な染料を含む感光性組成物でコーティングされた基 材を提供する工程(a)と、 前記物品を照射して、可視画像を提供する工程(b)とを含む、物品に可視画 像を形成する方法。 15. 前記染料が、以下の式 (式中、Rは独立して、炭素数1〜16のアルキル、シクロアルキル、アルキル アリール、アルカノイル基であり、または各Rは、結合している窒素原子と合わ せて5または6員環を形成するのに必要な原子を表し、R1は独立して、水素、 ハロゲン、シアノまたは炭素数1〜8のアルキル、シクロアルキルまたはアルコ キシ基であり、またはRおよびR1は、結合している窒素原子および2個の炭素 原子と合わせて5または6員環を形成するのに必要な原子を表し、R2は、Ar または炭素数1〜16のアルキル、シクロアルキルまたはアルキルアリール基を 表し、Arは置換または非置換のアリール基であり、Eは独立して、CN、SO23、C(O)R3およびNO2から成る群より選択される電子吸引基であり、R3 は独立して、炭素数1〜16の アルキル、シクロアルキルまたはアルキルアリール基であり、または各R3は結 合している原子と合わせて5または6員環を形成するのに必要な原子を表す。) (式中、XはNまたはCR1であり、R4はH、CH3、NHR2、NHC(O)R2 またはNR2であり、R、R1およびR2は前に定義した通りである。) (式中、YはOまたはS、nは0または1であり、YがSのときXはNであるな らば、R、R1およびXは前に定義した通りである。) (式中、RおよびR1は前に定義した通りであり、R5はR1、またはR5およびR1 は結合している2個の炭素原子と合わせて5または6員の炭素環式もしくは複 素環式、非芳香族または芳香族の環を形成するのに必要な原子を表す。) (式中、R、R1およびEは、前に定義した通りである。)および R、R1およびEは、前に定義した通りである。) から成る群より選択される中央核を有する請求項14記載の方法。 16. 前記ポリマーが以下の式 (式中、R6およびR7のうち少なくとも1つは水素でなければならないという条 件で、R6およびR7はそれぞれHまたは炭素数1〜18のアルキル基を表し、R8 は炭素数1〜18のアルキル基を表し、またはR6、R7およびR8のいずれか2 つが炭素数3〜36の置換または非置換環を形成してもよく、およびTはO、N H、Sおよび炭素数1〜約18を含むアルキレン基から成る群より選択されるポ リマー骨格に結合された任意の二価の結合基を表し、1つまたはそれ以上の炭素 原子が酸素、窒素、硫黄原子またはこれらの化学的に妥当な組み合わせで置換さ れてもよい。) である請求項15記載の方法。 17. 前記物品がポジ型非現像印刷板である請求項16記載の方法。 18. 前記染料が以下の式 (式中、Rは独立して、炭素数1〜16のアルキル、シクロアルキル、アルキル アリール、アルカノイル基であり、または各Rは、結合している窒素原子と合わ せて5または6員環を形成するのに必要な原子を表し、R1は独立して、水素、 ハロゲン、シアノまたは炭素数1〜8のアルキル、シクロアルキルまたはアルコ キシ基であり、またはRおよびR1は、結合している窒素原子および2個の炭素 原子と合わせて5または6員環を形成するのに必要な原子を表し、R2は、Ar または炭素数1〜16のアルキル、シクロアルキルまたはアルキルアリール基で あり、Arは置換または非置換のアリール基であり、XはNまたはCR1であり 、R4はH、CH3、NHR2、NHC(O)R2またはNR2である。) である請求項16記載の方法。 19. Rがエチル、R1が水素、R2がフェニル、Xが窒素およびR4がメチ ルである請求項18記載の方法。 20. 前記光開始剤がジアリールヨードニウム塩である請求項16記載の方 法。 21. 前記光開始剤がジフェニルまたはジトリルヨードニウムヘキサフルオ ロリン酸塩である請求項20記載の方法。 22. 前記感光化合物がさらに増感剤を含む請求項20の方法。 23. 前記増感剤が置換または非置換アントラセンを含む請求項22記載の 方法。 24. 前記増感剤が2−エチル−9,10−ジメトキシアントラセンまたは 9,10−ジエトキシアントラセンである請求項23記載の方法。 25. 前記物品がマスクを通して露光される請求項16記載の方法。 26. 前記物品がポジ型非現像印刷板である請求項16記載の方 法。 27. 前記物品が波長250nmから1200nmの化学線に露光される請 求項16記載の方法。 28. 前記基材がアルミニウムシートである請求項16記載の方法。 29. 前記基材が電気化学的に粒状化され、陽極化されたアルミニウムシー トである請求項28記載の方法。
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