JPH1142767A - グラビア印刷機のインキチャンバー - Google Patents

グラビア印刷機のインキチャンバー

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JPH1142767A
JPH1142767A JP20292397A JP20292397A JPH1142767A JP H1142767 A JPH1142767 A JP H1142767A JP 20292397 A JP20292397 A JP 20292397A JP 20292397 A JP20292397 A JP 20292397A JP H1142767 A JPH1142767 A JP H1142767A
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JP
Japan
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ink
plate
doctor blade
gravure
gravure printing
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Application number
JP20292397A
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English (en)
Inventor
Takahiro Imai
孝博 今井
Manabu Ishimoto
学 石本
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Toppan Inc
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Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】グラビア印刷機のインキ供給装置において、版
づまりがなく、インキ中の泡の発生がなく、即ち印刷物
の濃度低下やインキヌケあるいはドクターすじの発生の
ない、さらに有規則の遵守に容易なインキチャンバーの
提供にある。 【解決手段】回転する円柱体であるグラビア版胴10の
円周上のインキ転移部Sの直前に載置され、ドクターブ
レード12及びインキ排出口40とインキ供給口42を
備える背面板16等で密室状態を形成してなるグラビア
印刷機のインキチャンバー2であって、該ドクターブレ
ード12の先端縁12aから該インキ排出口40の先端
縁40aまでの側断面形状が直線もしくは鈍角であり、
前記ドクターブレード12とグラビア版胴の版面10a
との接線に向かって、楔型のインキ流路規制部材をイン
キチャンバー2内のドクターブレード12近傍に設けて
なるグラビア印刷機のインキチャンバー2としたもので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、グラビア版胴にイ
ンキを供給するグラビア印刷機のインキ供給装置に関す
るものであり、特に、ドクターブレードを備えたチャン
バー型インキ供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より大量のグラビア印刷において、
グラビア印刷版の凹部(セル)にインキが固化して詰ま
る(通称版づまり)現象により、印刷濃度が低下し、特
にライト部(明部)にインキが転移されないヌケという
現象が発生することが知られている。この現象を図面に
よって以下に詳細に説明する。
【0003】図4に示すように、グラビア印刷は、通常
セル(10A)をもったシリンダー状のグラビア版胴
(10)が回転しながらインキパン(8)中のグラビア
インキ(6)をセル(10A)中に保持し、余分のグラ
ビアインキ(6)をドクターブレード(12)で掻きと
る。続いて、インキ転移部(S)で被印刷シート(3
0)に転移されるが、転移されるインキ(6b)はセル
中のインキ(6a)の1/2〜3/5程度と言われてい
るように、インキ転移後セル(10A)の底に残インキ
(6c)として残ることになる。回転するグラビア版胴
(10)が再びインキパン(8)中のグラビアインキ
(6)に触れるまでの間に空気に触れるためにこの残イ
ンキ(6c)の溶剤分が蒸発し固化する。この工程(印
刷あるいはコーティング)を数千乃至数万回繰り返すこ
とにより、セル(10A)中の残インキ(6c)の蒸発
固化が進行し、すなわち新しいグラビアインキ(6)が
保持されるべき凹部が小さく(浅く)なり(この現象を
通称版づまりと言う)、その結果として、印刷濃度が低
下し、絵柄のライト部(明部)においてはインキが転移
せず、ヌケと言う現象が発生することになる。このた
め、頻繁に機械の運転を停止し、グラビア印刷版(1
0)の洗浄作業によって、セル(10A)の底に堆積固
化した残インキ(6c)を洗浄溶剤で除去しなければな
らないと言う問題があった。
【0004】また、この洗浄作業において、除去しきれ
なかった固化インキの塊や開放されたインキパン(8)
中のグラビアインキ(6)の塊などが運転中のドクター
ブレード(12)とグラビア版胴(10)の隙間に挟ま
って、ドクターすじ(印刷物に蛇行した筋汚れとなる現
象)となる問題があった。
【0005】また、ドクターブレード(12)によって
掻き落とされたインキは、インキパン(S)に落下する
際に空気の混入を招き、気泡の発生となり、この気泡が
グラビア版胴(10)のセル中のインキ(6a)に入り
込み、印刷物にインキ転移不良による白点の発生の原因
となる問題があった。
【0006】以上のような現象を防ぐための手段とし
て、従来より、沸点が高く、蒸気圧の低い溶剤をインキ
の希釈溶剤とする方法が知られているが、被印刷シート
(30)にインキが転移された後の乾燥工程において、
高沸点、低蒸気圧の溶剤が蒸発しきれず、残留溶剤とし
て印刷物あるいは塗布物の塗膜中に残り種々の問題を起
こすことになる。
【0007】また、インキ転移部(S)で被印刷シート
(30)にインキ転移後、使用しているグラビアインキ
(6)をグラビア版胴(10)に吹き付ける方式(カス
ケード方式)や回転するブラシのようなものでセル中の
固化したインキ(6c)を掻き取る方法も知られている
が、インキパン(8)内に気泡が発生し、この気泡がセ
ルの中のインキ(6a)に混入し、インキ転移不良が増
加する原因となるものであった。
【0008】上記従来のいずれの方法においても、イン
キパン(8)やグラビア版胴(10)表面のインキが外
気と触れ、開放状態であるため、特に有機溶剤の蒸発拡
散による作業環境の悪化があり、有機溶剤中毒予防規則
(労安法)の遵守に対する多大な施策を要する問題があ
った。また、外部からごみや埃ときには金属くず(切り
粉)などの異物がグラビアインキ(6)に混入し、その
結果ドクターすじの発生となる問題があった。
【0009】これらの問題点を解決するものとして、例
えば特開平8−58069号公報に提案されているチャ
ンバー型インキ供給装置がある。それは図5に示すよう
に、グラビア版胴(10)に沿って設置されたインキチ
ャンバー(2)にインキを供給するインキポンプ(図示
なし)とを備え、該インキチャンバー(2)にグラビア
版胴(10)の版面(10a)に対峙するインキ溜まり
を形成するとともに、その回転方向(P)に対して上流
部をシートプレート(52)でシールし、且つグラビア
版胴(10)の版面(10a)に付着した余分なインキ
を掻き落とすドクターブレード(12)をグラビア版胴
(10)の回転方向(P)下流部に設け、さらに、イン
キ溜まりの側端部を覆う側壁材(図示なし)とを設けた
ものである。
【0010】すなわち、ここで提案されているチャンバ
ー型インキ供給装置は、回転方向(P)の下流に位置す
るシールを兼ねたドクターブレード(12)の先端縁
(12a)がグラビア版胴(10)の円周部の接線に対
して設置され、グラビア版胴(10)の回転によりグラ
ビア版胴(10)に付着した余分なインキを掻き落とす
構造のものである。以下に、このインキ供給装置のイン
キチャンバー(2)内のインキの流れから上記問題点の
説明をする。
【0011】図5に示すように、インキチャンバー
(2)内にスリット状インキ供給口(42)から供給さ
れたインキは、グラビア版胴(10)に付着し、さらに
グラビア版胴(10)の回転に伴ってインキチャンバー
(2)内をドクターブレード(12)に向かってインキ
流A(A)の如く流れるか、直接スリット状インキ排出
口(40)へインキ流B(B)の如く分岐する。その後
インキ流A(A)は、ドクターブレード先端縁(12
a)とグラビア版胴(10)との接線で余分なインキが
掻き落とされる。この時、ドクターブレード(12)で
掻き落とされたインキは、ドクター押さえ板(13)に
沿って流れることになり、スリット状インキ排出口(4
0)からインキチャンバー(2)該にインキ流D(D)
の如く排出されるか、あるいは再びインキチャンバー
(2)内へインキ流C(C)の如く戻ることになる。
【0012】以上のようなインキ流が起こる原因は、ド
クター押さえ板(13)の形状にあり、ドクターブレー
ド(12)からドクター押さえ板(13)にかけての形
状に凹凸があり、また、ドクター押さえ板(13)その
ものの形状がスリット状インキ排出口(40)に向かっ
ていないとインキ流がインキ流C(C)の如くインキチ
ャンバー(2)内に戻ることになる。このインキ流C
(C)がグラビア版胴(10)の回転に伴って流れてく
るインキ流A(A)とぶつかり合い、ドクターブレード
先端縁(12a)付近にインキ流の渦(E)が発生し、
このインキ流の渦(F)により、インキ中の異物やイン
キの固まりがドクターブレード(12)近傍に滞留し易
くなり、この結果ドクターブレード(12)とグラビア
版胴(10)の間に噛み込みやすく、ドクターすじ発生
の原因となる問題があって、このチャンバー型インキ供
給装置では未解決であった。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる従来
技術の問題点を解決するものであり、その課題とすると
ころは、グラビア印刷機のインキ供給装置において、グ
ラビア版胴の凹部(セル)にインキが固化して詰まる現
象(通称版づまり)がなく、インキ中の泡の発生がな
く、即ち印刷または塗布物の濃度低下やインキヌケ、白
点あるいはドクターすじの発生のないグラビア印刷機の
インキチャンバーで、さらに、作業環境に関する有機溶
剤中毒予防規則(労安法)の遵守に容易なグラビア印刷
機のインキチャンバーの提供にある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に於いて上記課題
を達成するために、まず請求項1の発明では、回転する
円柱体であるグラビア版胴の円周上のインキ転移部の直
前に載置され、周面が回転方向に順に連接するシートプ
レート、シートプレート押さえ板、スリット状インキ供
給口とスリット状インキ排出口を備える背面板、ドクタ
ー押さえ板、ドクターブレードと該背面板と対向するグ
ラビア版胴の版面からなり、側面が左右側面壁からなる
略密室状態を形成してなるグラビア印刷機のインキチャ
ンバーであって、該ドクターブレードの先端縁から該ス
リット状インキ排出口の先端縁までの側断面形状が直線
もしくは鈍角であることを特徴とするグラビア印刷機の
インキチャンバーとしたものである。
【0015】また、請求項2の発明では、前記ドクター
ブレードと前記グラビア版胴の版面との接線に向かっ
て、楔型のインキ流路規制部材をインキチャンバー内の
ドクターブレード近傍に設けてなることを特徴とするグ
ラビア印刷機のインキチャンバーとしたものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
用いて詳細に説明する。図1は、本発明のグラビア印刷
機のインキ供給装置としてのインキチャンバーの一実施
例の側面図であり、図2は、その正面図である。また、
図3は、請求項2の発明を説明するインキチャンバーの
側面図である。
【0017】まず、図1に示すように、本発明のグラビ
ア印刷機のインキチャンバーは、回転する円柱体である
グラビア版胴(10)の円周上のインキ転移部(S)の
直前に載置されるもので、そのインキチャンバー(2)
の周面が、回転方向(P)に順に連接するシートプレー
ト(52)、シートプレート押さえ板(54)、スリッ
ト状インキ供給口(42)とスリット状インキ排出口
(40)を備える背面板(16)、ドクター押さえ板
(13)、ドクターブレード(12)と該背面板(1
6)と対向するグラビア版胴(10)の版面(10a)
からなり、側面が、図2に示す左右側面壁(15)から
なる略密室状態を形成してなるグラビア印刷機のインキ
チャンバー(2)であって、図1に示すように、前記ド
クターブレード(12)の先端縁(12a)から前記ス
リット状インキ排出口(40)の先端縁(40a)まで
の側断面形状が直線もしくは鈍角であることを特徴とす
るものである。
【0018】ここで、上記形状のインキチャンバー
(2)内におけるインキの動き等を説明する。まず、イ
ンキ供給元からポンプ等により、図2に示すインキ供給
管(42b)、スリット状インキ供給口(42)を経緯
して上記形状のインキチャンバー(2)内にインキが送
り込まれ、インキチャンバー(2)内を充満した後、ス
リット状インキ排出口(40)を通り排出される。この
排出されるまでの間に、インキは、図1に示すように、
シートプレート(52)の先端縁からドクターブレード
先端縁(12a)までの間でグラビア版胴(10)と接
触することで版面(10a)に付着される。
【0019】さて、上記形状のインキチャンバー(2)
において、図1に示すように、前記ドクターブレード
(12)の先端縁(12a)から前記スリット状インキ
排出口(40)の先端縁(40a)までの側断面形状が
直線と外側湾曲線からなる滑らかな鈍角を形成してるの
で、シートプレート(52)からドクターブレード(1
2)の方向へグラビア版胴(10)の回転による強力な
インキ流A(A)は、ドクターブレード(12)に当た
り再びインキチャンバー(2)内に戻るインキ流D
(D)はスムーズにスリット状インキ排出口(40)に
向かい排出されるようにすることができるものである。
【0020】このように、ドクターブレード(12)で
掻き落とされたインキをインキチャンバー(2)内に戻
さず排出することでドクターブレード(12)近傍にイ
ンキの渦が発生せずドクターブレード(12)に挟まる
異物等が格段に減少し、ドクターすじ等による印刷物の
欠陥を解消できるものである。また、上記形状のインキ
チャンバー(2)は、インキが速やかに排出されるの
で、インキチャンバー(2)内のインキの攪拌が極端に
少なくなり、インキの気泡の巻き込みも減少し印刷物の
ピンホールの発生も減少するものである。
【0021】また、請求項2の発明では、図3に示すよ
うに、上記インキチャンバー(2)の形状に加え、ドク
ターブレード(12)と版面(10a)との接線に向か
って楔型のインキ流路規制部材(14)をインキチャン
バー(2)内のドクターブレード(12)近傍に設けて
なることを特徴とするものである。
【0022】この楔型のインキ流路規制部材(14)
は、三つの側面(14a、14b、14c)から構成さ
れてなるものであり、先端をドクターブレード(12)
と版面(10a)の接線に向けて配置するものである。
【0023】この形状のインキ流路規制部材(14)を
備えることによって、インキチャンバー(2)内に導入
されたインキは、グラビア版胴(10)の回転に沿って
上昇するインキ流A(A)がインキ流路規制部材(1
4)にぶつかり、このときインキ流A(A)はドクター
ブレード(12)に向かうインキ流E(E)およびスリ
ット状インキ排出口(40)に向かうインキ流B(B)
とに分離される。このインキ流E(E)はドクターブレ
ード(12)によって掻き落とされインキ流D(D)と
なり、ドクター押さえ板(13)とドクター押さえ板
(13)側にあるインキ流路規制部材(14)の側面
(14c)で囲まれた領域を通りスリット状インキ排出
口(40)へ向かう。また、このインキ流B(B)はド
クターブレード(12)面と反対側にあるインキ流路規
制部材(14)の側面(14b)に沿って流れる方向を
変えながら直接スリット状インキ排出口(40)へ向か
い、スリット状インキ排出口(40)手前で前記のイン
キ流D(D)と再び合流する。特にこのインキ流D
(D)は、インキ流A(A)から分離したインキ流B
(B)があるために、よりスムーズにスリット状インキ
排出口(40)へと向かうようにすることができるもの
である。
【0024】このように、ドクターブレード(12)近
傍にインキの渦が発生せずドクターすじ等による印刷物
の欠陥を解消できる他に、楔型のインキ流路規制部材
(14)を備えることによって、インキがよりスムーズ
にスリット状インキ排出口(40)へ向かうので、イン
キの気泡の巻き込みもより減少し印刷物のピンホールの
発生も殆どないものとなるものである。
【0025】
【発明の効果】本発明は以上の構成であるから、下記に
示す如き効果がある。即ち、グラビア印刷機のインキ供
給装置として、密閉状のインキチャンバー(2)とした
ので、インキが直接外気に触れることがなく、作業環境
をよくし、有機溶剤中毒予防規則を容易に遵守でき、か
つグラビア版胴の凹部(セル)にインキが固化して詰ま
る現象(通称版づまり)がなく印刷または塗布物の濃度
低下とならない効果があるほかに、このインキチャンバ
ー(2)を形成しているドクターブレード(12)の先
端縁(12a)から前記スリット状インキ排出口(4
0)の先端縁(40a)までの側断面形状が直線もしく
は鈍角とするので、ドクターブレード(12)近傍にイ
ンキの渦が発生せずドクターブレード(12)に挟まる
異物等が格段に減少し、ドクターすじ等による印刷物の
欠陥を解消でき、また、インキが速やかに排出されるの
で、インキチャンバー(2)内のインキの攪拌が極端に
少なくなり、インキの気泡の巻き込みも減少し印刷物の
ピンホールの発生も減少する効果がある。
【0026】また、ドクターブレード(12)と版面
(10a)との接線に向かって楔型のインキ流路規制部
材(14)をインキチャンバー(2)内のドクターブレ
ード(12)近傍に設けることによって、インキがより
スムーズにインキ排出口(40)へ向かうので、インキ
の気泡の巻き込みもより減少し印刷物のピンホールの発
生も殆どないものとなる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のグラビア印刷機のインキチャンバーの
一実施の形態を側断面で表した説明図である。
【図2】本発明のグラビア印刷機のインキチャンバーの
一実施の形態を示す正面図である。
【図3】本発明のグラビア印刷機のインキチャンバーの
他の一実施の形態を側断面で表した説明図である。
【図4】本発明に係わる一般的なグラビア印刷での版づ
まり現象を側断面で表した説明図である。
【図5】本発明に係わる従来のインキチャンバーの一実
施の形態を側断面で表した説明図である。
【符号の説明】
A‥‥インキ流A B‥‥インキ流B C‥‥インキ流C D‥‥インキ流D E‥‥インキ流E F‥‥インキ流の渦 2‥‥インキチャンバー 6‥‥グラビアインキ 6a‥‥セル中のインキ 6b‥‥転移されたインキ 6c‥‥残インキ 8‥‥インキパン S‥‥インキ転移部 P‥‥回転方向 10‥‥グラビア版胴 10A‥‥セル 10a‥‥版面 11‥‥ドクターホルダー 12‥‥ドクターブレード 12a‥‥ドクターブレード先端縁 13‥‥ドクター押さえ板 14‥‥インキ流路規制部材 14a、14b、14c‥‥インキ流路規制部材側面 15‥‥左右側面壁 16‥‥背面板 20‥‥圧胴 30‥‥被印刷シート 40‥‥スリット状インキ排出口 40a‥‥スリット状インキ排出口先端縁 40b‥‥インキ排出管 42‥‥スリット状インキ供給口 42b‥‥インキ供給管 50‥‥シートプレートホルダー 52‥‥シートプレート 54‥‥シートプレート押さえ板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転する円柱体であるグラビア版胴の円周
    上のインキ転移部の直前に載置され、周面が回転方向に
    順に連接するシートプレート、シートプレート押さえ
    板、スリット状インキ供給口とスリット状インキ排出口
    を備える背面板、ドクター押さえ板、ドクターブレード
    と該背面板と対向するグラビア版胴の版面からなり、側
    面が左右側面壁からなる略密室状態を形成してなるグラ
    ビア印刷機のインキチャンバーであって、該ドクターブ
    レードの先端縁から該スリット状インキ排出口の先端縁
    までの側断面形状が直線もしくは鈍角であることを特徴
    とするグラビア印刷機のインキチャンバー。
  2. 【請求項2】前記ドクターブレードと版面との接線に向
    かって楔型のインキ流路規制部材をインキチャンバー内
    のドクターブレード近傍に設けてなることを特徴とする
    請求項1記載のグラビア印刷機のインキチャンバー。
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