JP2766008B2 - インキ装置 - Google Patents
インキ装置Info
- Publication number
- JP2766008B2 JP2766008B2 JP1321574A JP32157489A JP2766008B2 JP 2766008 B2 JP2766008 B2 JP 2766008B2 JP 1321574 A JP1321574 A JP 1321574A JP 32157489 A JP32157489 A JP 32157489A JP 2766008 B2 JP2766008 B2 JP 2766008B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- anilox roller
- doctor blade
- chamber
- doctor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F31/00—Inking arrangements or devices
- B41F31/02—Ducts, containers, supply or metering devices
- B41F31/027—Ink rail devices for inking ink rollers
Landscapes
- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
- Electroluminescent Light Sources (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はアニロツクスローラに当て付け可能な少なく
とも１つのチヤンバ型ドクタを備えたインキ装置であつ
て、前記チヤンバ型ドクタがＵ字形の基体と、２つの側
壁と、当て付けの際に前記側壁の方向に撓む少なくとも
１つのドクタブレードとから成るインキチヤンバを有し
ている形式のものに関する。
とも１つのチヤンバ型ドクタを備えたインキ装置であつ
て、前記チヤンバ型ドクタがＵ字形の基体と、２つの側
壁と、当て付けの際に前記側壁の方向に撓む少なくとも
１つのドクタブレードとから成るインキチヤンバを有し
ている形式のものに関する。
このような形式のインキ装置は西ドイツ国特許出願第
P3832160.2号明細書、同第P3832183.1号明細書および同
第P3832216.1号明細書に記載されている。
P3832160.2号明細書、同第P3832183.1号明細書および同
第P3832216.1号明細書に記載されている。
本発明の課題はこのような形式のインキ装置を改良し
て、摩耗の生じない側方の制限壁を有し、したがつてア
ニロツクスローラのセル内に摩耗粒子が堆積し得ず、か
つ簡単に構成されているようなインキ装置を提供するこ
とである。
て、摩耗の生じない側方の制限壁を有し、したがつてア
ニロツクスローラのセル内に摩耗粒子が堆積し得ず、か
つ簡単に構成されているようなインキ装置を提供するこ
とである。
この課題を解決するために本発明の構成では、冒頭で
述べた形式のインキ装置において、1dPasよりも大きい
動的粘度を有する印刷インキを使用するために、両側壁
のそれぞれが、運転位置でアニロツクスローラと共に0.
1〜3mmのギヤツプを形成しており、ドクタブレードが両
側壁に密に圧着されており、前記側壁が前記ドクタブレ
ードのアニロツクスローラに向けられた端部の下方に斜
め面取り部を備えていて、前記ドクタブレードと共に楔
形のギヤツプを形成しており、前記ドクタブレードの側
方の両端面の前に、チヤンバ型ドクタの下方に配置され
たインキパンの方向に延びる各１つのインキ排出薄板が
配置されているようにした。
述べた形式のインキ装置において、1dPasよりも大きい
動的粘度を有する印刷インキを使用するために、両側壁
のそれぞれが、運転位置でアニロツクスローラと共に0.
1〜3mmのギヤツプを形成しており、ドクタブレードが両
側壁に密に圧着されており、前記側壁が前記ドクタブレ
ードのアニロツクスローラに向けられた端部の下方に斜
め面取り部を備えていて、前記ドクタブレードと共に楔
形のギヤツプを形成しており、前記ドクタブレードの側
方の両端面の前に、チヤンバ型ドクタの下方に配置され
たインキパンの方向に延びる各１つのインキ排出薄板が
配置されているようにした。
本発明のように構成されていると、1dPasよりも大き
い動的粘度を有する印刷インキを使用する際にチヤンバ
型ドクタに関して摩耗の有しない側方の制限壁が得られ
る。本発明によるインキ装置は第一にオフセツト印刷機
における使用に規定されている。
い動的粘度を有する印刷インキを使用する際にチヤンバ
型ドクタに関して摩耗の有しない側方の制限壁が得られ
る。本発明によるインキ装置は第一にオフセツト印刷機
における使用に規定されている。
以下に、本発明の１実施例を図面につき詳しく説明す
る。
る。
オフセツト印刷機における使用のために規定されてい
る図示の実施例において、全体的に符号１で示されたチ
ヤンバ型ドクタはＵ字形の基体２と、２つの側壁３と、
２つのドクタブレード4,5とを有している。この場合
に、両ドクタブレード4,5はそれぞれ各１つの緊締条片
6,7と、ねじ８（概略的にのみ図示する）とによつて固
定される。チヤンバ型ドクタ１の下方にはインキパン９
が設けられている。これらの部分を印刷機に固定するた
めの手段およびインキを供給するための手段は図示され
ていない。これらの手段は冒頭で述べた西ドイツ国特許
出願第P3832160.2号明細書、同第P3832183.1号明細書お
よび同第P3832216.1号明細書に記載されている。
る図示の実施例において、全体的に符号１で示されたチ
ヤンバ型ドクタはＵ字形の基体２と、２つの側壁３と、
２つのドクタブレード4,5とを有している。この場合
に、両ドクタブレード4,5はそれぞれ各１つの緊締条片
6,7と、ねじ８（概略的にのみ図示する）とによつて固
定される。チヤンバ型ドクタ１の下方にはインキパン９
が設けられている。これらの部分を印刷機に固定するた
めの手段およびインキを供給するための手段は図示され
ていない。これらの手段は冒頭で述べた西ドイツ国特許
出願第P3832160.2号明細書、同第P3832183.1号明細書お
よび同第P3832216.1号明細書に記載されている。
チヤンバ型ドクタ１は両ドクタブレード4,5でアニロ
ツクスローラ10に当て付け可能である。ドクタブレード
４がアニロツクスローラ10の矢印ａで示された回転方向
で、供給された過剰インキを掻き取るのに対して、ドク
タブレード５はチヤンバ型ドクタ１の下方と閉鎖してい
る。
ツクスローラ10に当て付け可能である。ドクタブレード
４がアニロツクスローラ10の矢印ａで示された回転方向
で、供給された過剰インキを掻き取るのに対して、ドク
タブレード５はチヤンバ型ドクタ１の下方と閉鎖してい
る。
特に第２図および第４図から判かるように、各側壁３
はアニロツクスローラ10に向けられた、より小さな壁厚
の範囲11を有しており、この範囲はアニロツクスローラ
10の方向に先細りになつていて、湾曲した小幅の面12に
より前方を制限されていると有利である。この面12はア
ニロツクスローラ10と共にギヤツプ13を形成しており、
このギヤツプの高さＡは0.1〜3mmである。この場合、ギ
ヤツプ高さが全長にわたつて一定のままである必要はな
く、むしろこのギヤツプ高さは記載した寸法の範囲内で
変化することもできる。
はアニロツクスローラ10に向けられた、より小さな壁厚
の範囲11を有しており、この範囲はアニロツクスローラ
10の方向に先細りになつていて、湾曲した小幅の面12に
より前方を制限されていると有利である。この面12はア
ニロツクスローラ10と共にギヤツプ13を形成しており、
このギヤツプの高さＡは0.1〜3mmである。この場合、ギ
ヤツプ高さが全長にわたつて一定のままである必要はな
く、むしろこのギヤツプ高さは記載した寸法の範囲内で
変化することもできる。
範囲11の内面14は直接に側壁３の内面15に続いて設け
られているが、しかし第４図に示したように前記内面15
に対して鋭角βだけ斜めに面取りされている。範囲11の
外面16は側壁３の斜めの端面17にほぼ直角に当接してい
るので、この外面16は側壁３の外面18に対して内方へず
らされていることになる。
られているが、しかし第４図に示したように前記内面15
に対して鋭角βだけ斜めに面取りされている。範囲11の
外面16は側壁３の斜めの端面17にほぼ直角に当接してい
るので、この外面16は側壁３の外面18に対して内方へず
らされていることになる。
範囲11はさらに上面に斜め面取り部19を備えており、
この斜め面取り部は側壁３の上面20と共に鋭角αを形成
している。したがつてドクタブレード４と斜め面取り部
19との間には、楔形のギヤツプ21が生じる。ドクタブレ
ード４の外端部の範囲における前記ギヤツプの最大高さ
は少なくとも0.1mmである。この斜め面取り部により、
ドクタブレード４はアニロツクスローラ10への当て付け
時に彈性的に僅かに撓むことができるようになる。
この斜め面取り部は側壁３の上面20と共に鋭角αを形成
している。したがつてドクタブレード４と斜め面取り部
19との間には、楔形のギヤツプ21が生じる。ドクタブレ
ード４の外端部の範囲における前記ギヤツプの最大高さ
は少なくとも0.1mmである。この斜め面取り部により、
ドクタブレード４はアニロツクスローラ10への当て付け
時に彈性的に僅かに撓むことができるようになる。
特に第３図に示したように、ドクタブレード４は緊締
条片６によつて基体２にも、各側壁３の上面20にも圧着
されている。ドクタブレード４は側壁３の外面18の平面
で終つており、したがつてこのドクタブレードのアニロ
ツクスローラ10に向けられた端部は範囲11を越えて外方
に突出している。他方のドクタブレード５は緊締条片７
によつて基体２と、側壁３の下面と、範囲11の下面とに
圧着される。したがつて、このドクタブレードはチヤン
バ型ドクタ１を面12にまで密に閉鎖する。このような配
置形式は、アニロツクスローラが次いで矢印ａの方向と
は逆の方向に回転するような逆転可能な印刷機に対して
も原理的に使用可能である。しかしながらこの場合に
は、両ドクタブレードのアニロツクスローラに向けられ
た端部を互いに接近する方向に延びるように配置し、そ
れぞれアニロツクスローラの回転方向とは反対の方向で
このアニロツクスローラに当て付けられた刃を使用し
て、過剰に供給されたインキを掻き取る方が有利とな
る。
条片６によつて基体２にも、各側壁３の上面20にも圧着
されている。ドクタブレード４は側壁３の外面18の平面
で終つており、したがつてこのドクタブレードのアニロ
ツクスローラ10に向けられた端部は範囲11を越えて外方
に突出している。他方のドクタブレード５は緊締条片７
によつて基体２と、側壁３の下面と、範囲11の下面とに
圧着される。したがつて、このドクタブレードはチヤン
バ型ドクタ１を面12にまで密に閉鎖する。このような配
置形式は、アニロツクスローラが次いで矢印ａの方向と
は逆の方向に回転するような逆転可能な印刷機に対して
も原理的に使用可能である。しかしながらこの場合に
は、両ドクタブレードのアニロツクスローラに向けられ
た端部を互いに接近する方向に延びるように配置し、そ
れぞれアニロツクスローラの回転方向とは反対の方向で
このアニロツクスローラに当て付けられた刃を使用し
て、過剰に供給されたインキを掻き取る方が有利とな
る。
各側壁３の外面18と、ドクタブレード４の側方の外面
とには各１つのインキ排出薄板22が接触している。この
インキ排出薄板22は一方の端部では少なくともドクタブ
レード４の端面の前まで延びていて、他方の端部ではイ
ンキパン９のすぐ上にまで延びている。この場合に、こ
のインキ排出薄板22はねじ23によつて所属する側壁３と
結合されている。インキ排出薄板22のインキパン９に向
けられた下端部24は内方に折り曲げられていると有利で
あり、これによりこのインキ排出薄板に沿つて滴り落ち
るインキは確実にインキパン９に流入するようになる。
とには各１つのインキ排出薄板22が接触している。この
インキ排出薄板22は一方の端部では少なくともドクタブ
レード４の端面の前まで延びていて、他方の端部ではイ
ンキパン９のすぐ上にまで延びている。この場合に、こ
のインキ排出薄板22はねじ23によつて所属する側壁３と
結合されている。インキ排出薄板22のインキパン９に向
けられた下端部24は内方に折り曲げられていると有利で
あり、これによりこのインキ排出薄板に沿つて滴り落ち
るインキは確実にインキパン９に流入するようになる。
範囲11には、さらにバイパス孔25を設けることができ
る。これにより、殊にジャニロツクスローラ10の回転方
向でこのアニロツクスローラに当て付けられた刃におい
てこの刃を変形させてしまい、ひいてはアニロツクスロ
ーラ10に対する不均一な当付けを生ぜしめてしまうよう
な、不都合に大きな流体力学的圧力が運転中にドクタブ
レード４に作用することを回避することができる。
る。これにより、殊にジャニロツクスローラ10の回転方
向でこのアニロツクスローラに当て付けられた刃におい
てこの刃を変形させてしまい、ひいてはアニロツクスロ
ーラ10に対する不均一な当付けを生ぜしめてしまうよう
な、不都合に大きな流体力学的圧力が運転中にドクタブ
レード４に作用することを回避することができる。
1dPas（デシパスカル秒）よりも大きい動的粘度、特
に40dPasよりも大きい動的粘度を有するインキが機械の
停止時にインキ供給装置を介してチヤンバ型ドクタに供
給され、この場合にこのチヤンバ型ドクタがアニロツク
スローラ10に当て付けられていると、まずインキはギヤ
ツプ13からも、楔形のギヤツプ21からも流出する。この
インキはインキ排出薄板22と側壁３の範囲11の外面16と
の間のインキ排出室を通つてインキパン９に滴り戻るこ
とができる。この場合、アニロツクスローラ10の停止時
に、ドクタブレード４の側壁３の範囲11を越えて突出し
た範囲ではインキによるアニロツクスローラ10の著しい
湿潤は行なわれないことが判明した。
に40dPasよりも大きい動的粘度を有するインキが機械の
停止時にインキ供給装置を介してチヤンバ型ドクタに供
給され、この場合にこのチヤンバ型ドクタがアニロツク
スローラ10に当て付けられていると、まずインキはギヤ
ツプ13からも、楔形のギヤツプ21からも流出する。この
インキはインキ排出薄板22と側壁３の範囲11の外面16と
の間のインキ排出室を通つてインキパン９に滴り戻るこ
とができる。この場合、アニロツクスローラ10の停止時
に、ドクタブレード４の側壁３の範囲11を越えて突出し
た範囲ではインキによるアニロツクスローラ10の著しい
湿潤は行なわれないことが判明した。
次にアニロツクスローラ10が矢印ａの方向で回転させ
られると、アニロツクスローラ10の表面によつてチヤン
バ型ドクタ１内のインキはこのアニロツクスローラ10の
周方向に連行される。第５図から判かるように、アニロ
ツクスローラ10のセルに流入しないインキは矢印ｂ〜ｄ
の方向に連行される。この場合に、アニロツクスローラ
10のすぐ隣りで速度は最大となる（矢印ｂ参照）。内方
へ行くに従つて速度は低下する（矢印ｃおよびｄ参
照）。それと同時に、インキ流はアニロツクスローラ10
の軸に対して平行に減少する。これにより、既に中間回
転数において、ギヤツプ13を介してインキはもはや流出
しなくなる。インキは斜め面取り部によつてドクタブレ
ード４の下に形成されたギヤツプ21を介してのみ僅かに
流出する。ギヤツプ21を通つて流出したインキは下方へ
インキパン９内に滴り落ちる。ギヤツプ21を貫流するイ
ンキにより、側壁３の範囲11の外面16がセルパターン縁
部（Satzkanten）とほぼ整合し得るまで、アニロツクス
ローラ10はインキ着けされるようになる。つまり、ギヤ
ツプ21を通つて流出するインキはアニロツクスローラ10
を運転中にこの範囲でなお良好にインキ着けし、この場
合印刷時のフルトーン密度がこの縁範囲においてはまだ
測定可能な許容差範囲内にあるのに対して、この境界部
の外部ではアニロツクスローラ10のインキ着けはもはや
実際に行なわれない。
られると、アニロツクスローラ10の表面によつてチヤン
バ型ドクタ１内のインキはこのアニロツクスローラ10の
周方向に連行される。第５図から判かるように、アニロ
ツクスローラ10のセルに流入しないインキは矢印ｂ〜ｄ
の方向に連行される。この場合に、アニロツクスローラ
10のすぐ隣りで速度は最大となる（矢印ｂ参照）。内方
へ行くに従つて速度は低下する（矢印ｃおよびｄ参
照）。それと同時に、インキ流はアニロツクスローラ10
の軸に対して平行に減少する。これにより、既に中間回
転数において、ギヤツプ13を介してインキはもはや流出
しなくなる。インキは斜め面取り部によつてドクタブレ
ード４の下に形成されたギヤツプ21を介してのみ僅かに
流出する。ギヤツプ21を通つて流出したインキは下方へ
インキパン９内に滴り落ちる。ギヤツプ21を貫流するイ
ンキにより、側壁３の範囲11の外面16がセルパターン縁
部（Satzkanten）とほぼ整合し得るまで、アニロツクス
ローラ10はインキ着けされるようになる。つまり、ギヤ
ツプ21を通つて流出するインキはアニロツクスローラ10
を運転中にこの範囲でなお良好にインキ着けし、この場
合印刷時のフルトーン密度がこの縁範囲においてはまだ
測定可能な許容差範囲内にあるのに対して、この境界部
の外部ではアニロツクスローラ10のインキ着けはもはや
実際に行なわれない。
本発明のように構成されていると、チヤンバ型ドクタ
の、接触しない側方の制限壁が得られる。したがつて、
側壁３のアニロツクスローラ10に向けられた面12は摩耗
を受けることもないし、摩耗を考慮に入れるためのばね
彈性的ないかなる調整手段をも必要としない。摩耗がな
くなるので、アニロツクスローラ10のセル内に、インキ
供給に不利な影響を及ぼす摩耗粒子は沈積し得ない。
の、接触しない側方の制限壁が得られる。したがつて、
側壁３のアニロツクスローラ10に向けられた面12は摩耗
を受けることもないし、摩耗を考慮に入れるためのばね
彈性的ないかなる調整手段をも必要としない。摩耗がな
くなるので、アニロツクスローラ10のセル内に、インキ
供給に不利な影響を及ぼす摩耗粒子は沈積し得ない。
第１図は本発明によるインキ装置の主要部分を示す側面
図、第２図は本発明によるインキ装置の側壁を分解して
示す斜視図、第３図は第１図に示したインキ装置を正面
から見た部分図、第４図は本発明によるインキ装置の側
壁を第２図とは別の方向から見て示す斜視図、第５図は
運転中のインキの流れを示す図である。 １…チヤンバ型ドクタ、２…基体、３…側壁、4,5…ド
クタブレード、6,7…緊締条片、８…ねじ、９…インキ
パン、10…アニロツクスローラ、11…範囲、12…面、13
…ギヤツプ、14,15…内面、16…外面、17…端面、18…
外面、19…斜め面取り部、20…上面、21…ギヤツプ、22
…インキ排出薄板、23…ねじ、24…下端部、25…バイパ
ス孔、Ａ…高さ、α…鋭角、β…鋭角、a,b,c,d…矢印
図、第２図は本発明によるインキ装置の側壁を分解して
示す斜視図、第３図は第１図に示したインキ装置を正面
から見た部分図、第４図は本発明によるインキ装置の側
壁を第２図とは別の方向から見て示す斜視図、第５図は
運転中のインキの流れを示す図である。 １…チヤンバ型ドクタ、２…基体、３…側壁、4,5…ド
クタブレード、6,7…緊締条片、８…ねじ、９…インキ
パン、10…アニロツクスローラ、11…範囲、12…面、13
…ギヤツプ、14,15…内面、16…外面、17…端面、18…
外面、19…斜め面取り部、20…上面、21…ギヤツプ、22
…インキ排出薄板、23…ねじ、24…下端部、25…バイパ
ス孔、Ａ…高さ、α…鋭角、β…鋭角、a,b,c,d…矢印
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B41F 31/08 B41F 31/20
Claims (6)
- 【請求項１】アニロツクスローラに当て付け可能な少な
くとも１つのチヤンバ型ドクタを備えたインキ装置であ
つて、前記チヤンバ型ドクタがＵ字形の基体と、２つの
側壁と、当て付けの際に前記側壁の方向に撓む少なくと
も１つのドクタブレードとから成るインキチヤンバを有
している形式のものにおいて、1dPasよりも大きい動的
粘度を有する印刷インキを使用するために、 両側壁（３）のそれぞれが、運転位置でアニロツクスロ
ーラ（10）と共に0.1〜3mmのギヤツプ（13）を形成して
おり、 ドクタブレード（４）が両側壁（３）に密に圧着されて
おり、 前記側壁（３）が前記ドクタブレード（４）のアニロツ
クスローラ（10）に向けられた端部の下方に斜め面取り
部（19）を備えていて、前記ドクタブレード（４）と共
に楔形のギヤツプ（21）を形成しており、 前記ドクタブレード（４）の側方の両端面の前に、チヤ
ンバ型ドクタの下方に配置されたインキパン（９）の方
向に延びる各１つのインキ排出薄板（22）が配置されて
いることを特徴とするインキ装置。 - 【請求項２】各側壁（３）が、アニロツクスローラ（1
0）に向けられた、より小さな壁厚の範囲（11）を有し
ており、該範囲が斜め面取り部（19）を備えていて、か
つ前記範囲の外面（16）が側壁（３）の残りの外面（1
8）に対して後方にずらされていて、外側でインキ排出
薄板（22）によつて制限されたインキ排出室を形成して
いる、請求項１記載のインキ装置。 - 【請求項３】楔形のギヤツプ（21）の最大高さが少なく
とも0.1mmである、請求項１記載のインキ装置。 - 【請求項４】範囲（11）がアニロツクスローラ（10）の
方向に先細りとなるように構成されている、請求項１か
ら３までのいずれか１項記載のインキ装置。 - 【請求項５】範囲（11）にバイパス孔（25）が設けられ
ている、請求項１から４までのいずれか１項記載のイン
キ装置。 - 【請求項６】40dPasよりも大きい動的粘度を有する印刷
インキの使用に規定されている、請求項１から５までの
いずれか１項記載のインキ装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE3843017.7 | 1988-12-21 | ||
| DE3843017A DE3843017C1 (ja) | 1988-12-21 | 1988-12-21 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02206553A JPH02206553A (ja) | 1990-08-16 |
| JP2766008B2 true JP2766008B2 (ja) | 1998-06-18 |
Family
ID=6369716
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1321574A Expired - Lifetime JP2766008B2 (ja) | 1988-12-21 | 1989-12-13 | インキ装置 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4982660A (ja) |
| EP (1) | EP0374710B1 (ja) |
| JP (1) | JP2766008B2 (ja) |
| CA (1) | CA2005454C (ja) |
| DE (2) | DE3843017C1 (ja) |
Families Citing this family (20)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5182989A (en) * | 1989-05-03 | 1993-02-02 | Heidelberg Druckmaschinen Ag | Sealing device |
| DE4012825A1 (de) * | 1990-04-23 | 1991-10-24 | Koenig & Bauer Ag | Kammerrakel |
| US5125341A (en) * | 1991-05-15 | 1992-06-30 | Paper Converting Machine Company | Ink unit for printing press and method |
| DE4213659C2 (de) * | 1992-04-25 | 1995-06-08 | Koenig & Bauer Ag | Kurzfarbwerk für eine Rotationsdruckmaschine |
| DE4213660C2 (de) * | 1992-04-25 | 1995-06-08 | Koenig & Bauer Ag | Kurzfarbwerk für eine Rollenrotationsdruckmaschine |
| DE9307999U1 (de) * | 1993-05-27 | 1993-07-22 | Man Roland Druckmaschinen Ag, 63069 Offenbach | Kammerrakel |
| US5425809A (en) * | 1993-06-17 | 1995-06-20 | Howard W. DeMoore | Anilox coater with brush |
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