JPS58138652A

JPS58138652A - 輪転印刷機のインキつぼにおけるインキべらおよびその調整装置

Info

Publication number: JPS58138652A
Application number: JP58011576A
Authority: JP
Inventors: ルデイ−ユングハンス
Original assignee: Heidelberger Druckmaschinen AG
Current assignee: Heidelberger Druckmaschinen AG
Priority date: 1982-02-03
Filing date: 1983-01-28
Publication date: 1983-08-17
Also published as: DE3203500C2; DE3203500A1; EP0085164B1; DK483A; CA1208071A; EP0085164A1; ES277341Y; ATA473482A; ES277341U; ZA829560B; DK156888C; AT386156B; DK483D0; DK156888B; DE3275638D1; JPH0329592B2; US4495864A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、複数の区域に分割された、個々に岬整可能な
舌状部を有し、そこに均し排出縁のインキ出しローラに
対する距離を調整する調整装置がとらつけられ、これら
舌状部は１つの弾性体の覆いで覆われている構造の輪転
印刷機のインキつぼにおけるインキ量らおよびその調整
装置に関する。

この技術の公知例（ＵＳ７ＰＳ　２８３７０２４）では
、薄いばね鋼のべらを用いており、スリットノ部分はゴ
ムの薄板を加硫接着している。この公知例では、ゴムの
薄板がスリット巾の広い所でインキの動圧によってイン
キ出しローラがら離れる方向に押され、したがって制御
されないインキが筋状となってインキ装置へ進入すると
いう欠点がある。さらに、ゴムの薄板とばね鋼のべらで
は磨耗度が異ることによってもインキ出しローラにおｉ
るシールの問題が起りうる。　　　′この公知例の決定
的欠点は、閉止している区域がある場合にそれらの個々
のものが調整要素によって側根、の強さでインキ出しロ
ーラに圧着されているのかを印刷工は確認することがで
きないため、磨耗の度合が大きいことを覚悟せねばなら
ないことである。この場合、インキ量らを削り直すとか
あるいは加硫接着したゴム薄板とともにこれを廃棄しな
ければならない。したがって、この公知例では部品消耗
が多く、実際の使用時における費用がかさむこととなる
。またこの公知例では均し排出縁のすべてについての基
準位置の調整を−できないたり、再現性のあるインキ量
らの調整は不可能である。

本発明の目的は、部品消耗が少く、最適のインキ量の調
整を行なうことができて、インキつぼにおいて調整装置
がインキで汚れることが避けられるようなインキ量らお
よびその調整装置を公知のものに代えて提供することで
ある。

この目的は本発明の特許請求の範囲第１項に特徴として
記すところにより解決される。

本発明によって構成されたインキ量らを用いれば、イン
キ装置に移行するインキの量を正確な再現性をもって調
整することが各々の区域において可能となる。均し排出
縁を超えて突出した薄板により調整装置の部品がインキ
で汚れることが確実に防止され、均し排出縁の磨耗は僅
かなものとなる。もし、たとえばインキ量らの間違った
使用によって薄板が損傷した場合には、この薄板は簡単
に交換でき、新品取付は後は直ちに元の零点位置の調整
を再現できる。

采発明によるインキ量らの個々の舌状部は遠隔操作によ
って極めて正確に調ｉされうるため問題なくインキ量の
遠隔調整が卆きる。インキ量らのスリットは極めて巾が
狭いため、覆いの薄板が薄（てもこれが膨出することが
ない。薄板の表面は清らかであるので、均し間隙の手前
で異物が付着することが避けられる。調整装置によって
統一的零点位置の調整が可能であるので、区域で七の調
整において過度の圧着ひいては薄板の思わぬ損傷が避け
られる。さらｋこれは遠隔操作を特徴とする特許請求の範囲第２項による有利な実施態様は極めて薄
い薄板の使用を可能にするが、その先端が曲っているこ
とにより、この薄板に沿って流下して来たインキがイン
キ出しローラへ移行させられるのでインキの滴下が確実
に防止される。

特許請求の範囲第３項ないし第５項は本発明の対象の有
利な実施形態を示すが、それらはインキ量らおよびその
調整装置の操作を容易にし、より確実に行えるようにす
る。

本発明の実施例を図面に概略的に示し、以下説明する。

第１図のオフセット印刷機の側面図において、被印刷枚
葉は公知の方法で圧胴１とザム胴２０間を通過させられ
る。ゴム胴２は版胴３と共働し、版胴３には湿し装置４
ならびにインキ装置５によってそれぞれ水ならびにイン
キが供給される。湿し装置４ならびに、インキ装置５は
新しい方式のもので、湿し手段（水）８は湿しローラ６
により、インキ９はインキ出しローラフによりそれぞれ
湿し装置４、インキ装置５へ供給される。インキ供給量
を区域に分けて調整するために、インキつぼ１０にはイ
ンキ出しローラ７と平行に複数の調整装置１１が設けら
れ、これによってインキ装置５に供給されるインキ量を
区域ごとに調整することができる。

第３図において明らかなように、インキ９は、形が板状
で、インキ出しローラフの長さ方向に伸びているインキ
量ら１２によって調整される。

機械の巾が大きい場合には複数のインキ量らを相接して
並べればよい。インキ量ら１２はその均し排出縁１３か
ら大体において図示のインキの表面までの範囲において
極めて巾の狭い間隙１４によって区域に分けられ、各区
域は巾約３０酩の舌状部となっている。インキ量ら１２
の前方部分に設けられたスリット１４は巾１１１１以下
とするが、望むらくはレーザー加工により巾約０．２露
のものとする（第３図）。インキ量ら１２はスリットの
ない部分において支持縁１５に固　　　　ｌ定されてお
り、この支持縁１５はゼル）１６によりインキつぼ１０
に固定されている。

インキ量ら１２は長さ方向、巾方向の全体が一つの弾性
体の覆いで積われており、この覆いは薄（、硬く、弾性
があり、表面が清らかな薄板１７で成っている。この薄
板１７はポリエステルあるいはポリイミｒでできている
のが好ましく、インキ量ら１２の均し排出縁１３を突出
し、その突出した部分においてインキ出しロー２７に接
線的に接し、その先端部分においてインキ出しローラ７
の方へ曲っている。これにより、制御されずに流出する
インキの滴は再びインキ出しローラ７の円筒面に移行さ
せられるのでインキ装置５の汚れが防止される。薄板１
７は交換が容易なようにその後部においてその全長にわ
たり支持線１５に固定されたアングル形の金物１８に引
掛けられている。

インキ量らの調整装置として、図示の実施例においては
調整装置１１が設けられており、これによってインキ量
ら１２の各区域の舌状部をインキ出しローラ７の円筒面
に対して正確な再現性のある間隙が形成されるように調
整することができる。す２なわち、各々の舌状部は偏心
した調整要素１９の上にあり、この調整要素１９を廻す
ことにより舌状部の位置決めが行われる。

偏心した調整要素１９は回転中心２０においてインキつ
ぼ１０にビン支持されており、接触面２１は回転中心２
０に対し偏心している。それ故、均し排出縁１３の位置
をインキ出しローラ７の円筒面に対し近づけあるいは遠
ざけることができる。可動範囲を制限するために、偏心
した接触面２１）朱隣接して領域２２があり、この部分
は調整要素１９の回転中心２０に対し一定の半径上にあ
る。この領域２２があるために均し排出縁１３がインキ
出しローラフの円筒面に、この部分で薄板１７が損傷す
るほどに圧着されることが避けられる。均し排出縁１３
の最大調整位置は常に十分な厚さの薄板が保持されるよ
うに定められる。

調整要素１９はその回転中心２０で１つのフォーク形ジ
ャーナル２３にピン支持され、このジャーナル２３はば
ね２４を介してインキっぽｌＯで支持されている。ナツ
ト２５によってこのジャーナル２３はその長さ方向に移
動でき、これによって、組立ての際に１度だけであるが
たとえば製作誤差を相殺するために回転中心２００基準
位置を変更することができる。ナツト２５はこの例では
スリーブ２６を介してインキつぼｌＯに支持されている
。これによって簡単にインキベら１２の全長にわたって
各区域のインキ出しローラ７に対する完全に一様な零点
位置調整がなされる。実際にこれを行うには、機械の組
立ての際に１回だけではあるが、覆いの薄板１７なしに
各々の均し排出縁１３をインキ出しローラフの円筒面に
対しきまった正確な距離に調整するようにする。このき
まった距離は薄板１７の厚さの約５０チに相当する。こ
のようにするために、インキベらの各区域は初期応力を
１１’ 担う。

均し排出縁１３とインキ出しローラ７との間の間隙を調
整要素１９によって調整するためにサーボモータ２７が
用いられる。このサーボモータ２７は位置表示のポテン
ショメータ２８を経て、インキつぼｌＯに支持されてい
るビゼット２９を回転させる。ビゼット２９はノ＼ンＰ
ル３０により手動で回転させることもできる。ビゼット
２９の回転によってその軸方向にねじ付きスリーブ３１
が移動し、この動きは結合リンク３２を介して調整要素
１９に伝えられ、調整要素１９は回転中心２００周りを
旋回する。インキベら１２は接触面２１上に初期応力を
担って乗っているために、この調整要素１９の動きにつ
れてインキ流出の間隙が正確に変化する。

インキベら１２の舌状部を乗せるものとして偏心した接
触面２１０代りに別の手段、例えば小さいローラを用い
ることもできる。調整要素１９は結合リンク３２とフォ
ーク形ジャーナル２３とで二重に操作されるので倒れる
ことはない。

サーボモータ２７は公知の方法により遠隔操作装置と結
びつけられ、それぞれの印刷作業に特　　　１定の定め
られた゛インキベらの調整がいつでも再現でき１゜

【図面の簡単な説明】

第１図はオフセット印刷機の側面図、第２図はインキつ
ぼの部分断面図、第３図は薄板およびインキベらの平面
図である。１・・・・・・圧胴２・・・・・・ザム胴３・・・・・・版胴４・・・・・・湿し装置５・・・・・・インキ装置６・・・・・・湿しローラ７・・・・・・インキ出しローラ８・・・・・・湿し手段９・・・・・・インキ１０・・・インキつぼ１’ｌ・・・調整装置１２・・・インキベら鳳３・・・均し排出縁１４・・・スリット１５・・・支持縁１６・・・ボルト１７・・・薄板１８・・・アングル形金物１９・・・調整要素２０・・・回転中心２１・・・接触面２２・・・領域２３・・・フォーク形ジャーナル２４・・・ばね２５・・・ナツト２６・・・スリーブ２７・・・サーボモータ２８・・・ポテンショメータ２９・・・ピゼット３０・・・ハンＰル３１・・・ねじ付スリーブ３２・・・結合リンク

Claims

【特許請求の範囲】１　均し排出縁の部分に複数の区域に分割されて個々に
調整可能な舌状部を有し、そこに均し排出縁のインキ出
しローラに対する距離を調整する調整装置がとりつけら
れ、これら舌状部は１枚の弾性体の覆いで覆われ、この
覆いは均し排出縁を超えて突出し、その突出した部分に
おし・てインキ出しローラに接線的に接している構造の
輪転印刷機のインキつぼにおけるインキベらおよびその
調整装置におい−（、舌状部の間のスリン）（１４）の巾が極めて狭（、各々
の舌状部が調整装置（１１）によって１つの統一的零点
位置を基準にして位置決めされ、そして弾性体の榎いが
その先端部分にお（・てインキ出しローラ（７）の方へ
曲っていることを特徴とするインキベらおよびその調整
装置。２、　インキベら（１２）の前方部分に設けられるスリ
ット（１４）は巾が１＊ｎより小、望ましくは０．２　
ｍの巾のもので、覆いの薄板（１７）は極めて薄いポリ
エステルあるいはポリイミドで作られていることを特徴
とする特許請求の範囲第１項に記載のインキベら。３、均し排出縁の部分に、複数の区域に分割されて個々
に調整可能な舌状部を有し、そこに均し排出縁のインキ
出しローラ２に対する距離を調整する調整装置がとりつ
けられこれら舌状部はｌ＆の弾性体の覆いで覆われ、こ
の覆いは均し排出縁を超えて突出し、その突出した部分
においてインキ出しローラに接線的に接している構造の
輪転印刷機のインキつぼにおけるインキベらおよびその
調整装置において、インキベら（１２）の各々の舌状部が、一点（２０）を
中心に旋回するようにインキっぽ（１０）Ｋピン支持さ
れた偏心した調整要素（１９）Ｋよって位置決めされ、
−整要素（五９）の回転中心（２ｏ）は統一的零点位置
なｉ＃整するために移動させうることを特徴とするイン
キ量らおよびその調整装置。４　ｇ４整賛嵩（１９）はその回転中心（２ｏ）で７オ
ーク形ジヤーナル（２３）Ｋピン支持され、このジャー
ナル（２３）ははね（２４）を介しイン＋−’）［（１
Ｇ）Ｋ支持されナツト（２５）Ｋよって位置が調整され
ることを特徴とする特許請求の範囲第１項および第３ｆ
ｆｉ載のインキ量ら調整装置。＆　インキ量ら（１２）の区域でとのＭｌのために傷心
した部分（２１）が調整装＊（１９）Ｋ設けられ、可動
範囲を制限するために、この部分（２１）は、１ｕｉａ
票（１９）の回転中心（２ｏ）Ｋ対しある一定の半径上
、′、″にある領域（２２）Ｋ整装置。