JPH0214901B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は回転グラビア印刷装置に関し、より詳
細には回転グラビア印刷装置の印刷部材にインク
供給を行うインク供給アセンブリに関する。

〔従来技術、および発明が解決しようとする問題点〕

グラビア印刷装置においては、従来インク受け
マトリツクスを含む円筒形表面を有する印刷部材
がその最も下方の点においてインクの入つた槽に
浸されて印刷部材をインクで被覆し、次にインク
槽の下流にあるドクターブレードが印刷部材の表
面と係合して印刷部材の表面からインクをかき取
り、インク受けマトリツクスにインクが残つてい
るだけにする。従来のグラビア印刷装置と共に使
用されるインクは薄く、非常に流動性が大きい。
またインク槽とドクターブレードアセンブリは印
刷部材の底面の周囲に約120度の円弧を画いて位
置する。この配置は、特に印刷部材が連続する円
筒形表面を有するときには適切なものである。印
刷部材が円筒形の板の形態であるとき、部材は板
を基板上の適切な位置に固定するグリツパまたは
クランプによりほぼ円筒形の基板に固定される。
この場合、ドクターブレードがグリツパまたはク
ランプと接触しないように印刷部材が１回転する
ごとにドクターブレードを印刷部材の表面から特
上げなければならない。この場合でも、グリツパ
またはクランプは１回転ごとにインク槽の中に浸
されるため、これらはインクでおおわれ、その後
解除するのが困難であると共に非常に煩雑であ
る。また、余剰のインクはこの領域においてはド
クターブレードにより取除かれないので、印刷部
材の回転運動によりこの領域からインクが飛散し
がちである。このこともまた非常に煩雑なことで
あるが、さらに重要なのは、このために多量のイ
ンク溶剤が蒸発してしまい、溶剤が可燃性である
場合には危険を生ずる可能性があることであり、
これはまたインクの粘度を適正レベルに維持する
ためにインク槽のインクにさらに溶剤を補充する
ことが必要な装置もあるということを意味する。

我々は最近、校正刷りまたは印刷数が限定され
ているものを印刷するのに特に有用であるグラビ
ア印刷装置を開発した。この印刷装置では、印刷
部材上のインク受けマトリツクスが同じ面像の少
なくとも２色の異なる原色への色分解用の配置
（colour separations）を含み、通常は４色印刷
のための４つの異なる原色への色分解用の配置を
含む。従つて、マトリツクスの他の部分を汚さず
且つ１つの色の印刷インクの供給を他の色のイン
クで汚されずに異なる原色への色分解用の配置を
形成する同じ印刷部材の異なる部分に異なる色の
インクを塗布することが必要となる。このような
印刷装置の場合、明らかに印刷部材を異なるイン
クの種々の槽の中に浸すのは不可能であり、イン
ク供給アセンブリをすべて合わせても印刷部材の
周囲のうち限定された部分のみを占めるようにイ
ンク供給アセンブリの各々の周囲の広がりを比較
的小さくすることが望ましい。

本発明は、マトリツクスの他の部分を汚すこと
なく、１つの色の印刷インクの供給を他の色のイ
ンクで汚されることなく、異なる原色への色分解
用の配置を形成する同じ印刷部材の異なる部分に
異なる色のインクの塗布を行うことを、適切に行
うことのできる回転グラビア印刷装置を得ること
を１つの目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明においては、インク受容マトリツクスを
包含する円筒状表面と余剰のインクを印刷部材の
表面から除去するドクターブレードを包含する少
くとも１つのインク供給アセンブリとを包含する
印刷部材、および、ドクターブレード６を、印刷
部材１の表面と非接触の状態へと移動させる手
段、を包含する回転グラビア印刷装置において、
該ドクターブレード６が軸方向に延び印刷部材１
へ向つて解放するインクチヤンネル３の１つの側
を形成し、インクチヤンネルがブレード４により
インク供給側およびドレイン側に分割され、該ブ
レード４が印刷部材の軸に平行に延びる軸のまわ
りに枢支され、該枢支されたブレード４を軸のま
わりに回転させる手段１８，１９が設けられ、該
枢支されたブレード４の一方向への回転が枢支ブ
レード４とドクターブレード６の間の、インク供
給側からのインクの流れを許容し、印刷部材１の
インク受容マトリツクスをインク充満させ、枢支
ブレード４の反対方向への回転が枢支ブレード４
をドクターブレード６に対向して設置させそれに
よりインクの流れを遮断し、過剰のインクがブレ
ードを越えてインクチヤンネル３の排出側へ導び
かれるようになつていることを特徴とする回転グ
ラビア印刷装置、が提供される。

枢支ブレードはインク流路の下流に配置された
ドクターブレードと共にインク流路の片側に対す
るシールを形成しても良いが、ドクターブレード
がインク流路の下流側壁を形成し、且つ回動ブレ
ードがドクターブレードに当接してインクの供給
を遮断するための封鎖を形成するのが好ましい。
インク供給アセンブリが印刷部材の１回転ごとに
印刷部材に向つて、またこれから離れるように移
動することが好ましく、またインク流路も印刷部
材の軸に平行な軸を中心として回動されるのが好
ましい。この場合、インク供給アセンブリは、枢
支ブレードがドクターブレードと係合してインク
を遮断した後、枢支ブレードがさらに移動するこ
とによりインク流路全体がその軸を中心として回
動してインク供給アセンブリを印刷部材の表面か
ら離すように移動させるようにドクターブレード
と印刷部材の表面との間に適切な接触圧力を加え
るための弾性手段を含むのが好ましい。従つて、
回動ブレードを移動させる手段とドクターブレー
ド６を移動せる手段は多くは共通である。

インク流路が枢支ブレードの上流に押えブレー
ドを含むのが好ましく、押えブレードは印刷部材
の表面に当接するか、またはこれに近接して配置
される。インクは重力により排出口に流入させて
もよいが、印刷装置が枢支ブレードの頂点を介し
て流れて排出口へ落下する過剰のインクをすべて
吸引するための、排出口に連結された真空源を配
設するのが好ましい。排出口から流出したインク
はインク供給システムの一部を形成するインク貯
槽に戻されるのが好ましい。使用中排出口に加え
られる真空圧は空気の流れが押えブレードの頂上
縁を通過して起こるようにし、このため押えブレ
ードの頂上縁は清潔に保たれると共に、押えブレ
ードはまたインクの霧やはねがインク流路に残つ
たり、装置の他の部分を汚したりすることのない
ようにしている。インク供給アセンブリが枢動し
てドクターブレードを印刷部材の表面から取除い
たとき、押えブレードも印刷部材から離れるよう
に動くように、押えブレードはインク供給アセン
ブリの回動軸の前方に位置するのが好ましい。

印刷装置がインク供給アセンブリを１つしか含
まないとき、大気にさらされるインクの量および
露出される時間は従来のシステムに比べて大きく
底減され、そのためインク溶剤の蒸発もまたその
結果として生ずる問題も大幅に減少した。また、
飛散するインク量およびグリツパまたはクランプ
と接触するインク量もかなり減少する。この場
合、手段は印刷部材の一回転ごとに一度、グリツ
パまたはクランプがインク供給アセンブリに達す
る直前にインクを遮断し且つドクターブレードを
印刷部材と接触しないように移動させ、また一度
グリツパまたはクランプがインク供給アセンブリ
を通過したらドクターブレードを印刷部材との接
触状態に戻し且つインクの供給を回復するように
配置される。

印刷装置が２つ以上のインク供給アセンブリを
含むとき、印刷部材のインク受けマトリツクスは
２色以上の異なる原色への色分解用の配置を含
む。この場合、各インク供給アセンブリの回動ブ
レードとドクターブレードを移動させる手段は同
様に印刷部材の一回転の間にブレードを移動させ
るように配置されるが、移動イミングは各インク
供給アセンブリがそのインク供給アセンブリに含
まれるインクの原色への色分解用の配置に対応す
るインク受けマトリツクスにのみインクを塗布す
るようなものである。各インク供給アセンブリの
ドクターブレードはその原色への色分解用の配置
のインク塗布が完了すると直ちに印刷部材の表面
から取除かれるので、各々特定のインク供給アセ
ンブリと関連するドクターブレードは他の原色へ
の色分解用の配置を形成するインク受けマトリツ
クスとは接触せず、従つて汚れたり、他の原色へ
の色分解用の配置を汚したりすることは全くな
い。

〔実施例〕

本発明によるグラビア印刷装置の実施例が添付
の図面を参照しつつ説明される。

印刷装置の全体的な配置と構成は従来の平板グ
ラビア印刷装置と同様である。印刷装置の印刷部
材１は、円筒形表面にインク受けマトリツクスが
彫り刻まれ且つクランプ（図示せず）により固定
された円筒形のグラビアプレートを有する部分的
に円筒形の本体として形成される。この例と従来
の平板グラビア印刷装置との間の主な相違点はイ
ンク供給アセンブリの構成と配置にあるので、こ
の部分のみを詳細に説明する。

インク供給アセンブリはドクターブレードアセ
ンブリ２、インク流路３、枢支ブレード４および
押えブレード５を含む。ドクターブレードアセン
ブリ２は従来通りの構成であつて、互いに向つて
傾斜し且つ互いに当接する一対のばね鋼ブレード
６および７を具備する。ばね鋼ブレード６および
７はインク流路３の下流側壁にクランプされて、
この側壁を規定する。枢支ブレード４はその自由
な縁に沿つて、枢支ブレード４の１つの位置にお
いてドクターブレードの条片６を圧迫し密封状態
とする着座面８を有する。押えブレード５はナイ
ロンまたは他のプラスチツク材料から作られ、且
つドクターブレード６が印刷部材１と係合してい
るときに印刷部材の表面からの距離が実質的に１
mmとなるように配置される。押えブレード５はイ
ンク流路３の上流縁を形成する。一片のゴムまた
は他のエラストマー材料９が枢支ブレード４の上
流側とインク流路３の側面との間にはさまれて、
インク流路３の底からインクが枢支ブレード４の
上流側をつたわつて通過するのを妨げるシールを
形成している。インクは貯槽１２からポンプ１１
により流入口１０を介してインク流路３の中に吸
引される。

インク流路３はドクターブレードアセンブリ２
と共に、印刷部材１の軸に平行であるブレード４
の回動軸を中心として回転する。アーム１３はイ
ンク流路３に連結されると共に、ばね１５に加え
られる負荷を制御するためのねじ山付調節器１７
によりリンク１６に連結されたばね１５により、
印刷機の主なフレーム構造に堅く装置され且つそ
の一部を形成するフレーム１４に連結される。ば
ね１５およびアーム１３はインク流路３を付勢し
て第２図に見られるようにその軸を中心として右
回りに回転させ、ドクターブレード６を所定の圧
力で印刷部材１の表面に押圧する。枢支ブレード
４はクランクアーム１８に連結され、クランクア
ームは他端がフレーム１４に連結されている空気
圧ピストン・シリング・アセンブリ１９の一端に
連結される。空気圧ピストン・シリンダ組立体１
９の作動により枢支ブレード４が枢動する。真空
源２０により発生する真空圧は連結部２１を介し
て枢支ブレード４の上流側に加えられ、連結部２
１を通して吸引されたインクはインク貯槽１２に
返還される。空気圧ピストン・シリンダ組立体１
９の作動はドクターブレードを印刷部材から取除
くための従来のシステムにより印刷部材１の回転
と同期して行なわれ、この従来のシステムについ
ては詳細に説明しない。

印刷部材１上のグラビアプレートの先端がイン
ク供給アセンブリに近づくにつれて、空気圧ピス
トン・シリング・アセンブリ１９が作動されて、
第２図および第３図に見られるように枢支ブレー
ド４を時計方向に枢動させる。枢支ブレード４の
初期の枢動では、ドクターブレード６が印刷部材
１の表面に係合するまでばね１５の付勢によりイ
ンク流路３をその軸に中心として枢動させること
しかできない。空気圧ピストン・シリンダ組立体
１９により枢支ブレード４がさらに枢動すると、
枢支ブレード４の着座面８がドクターブレード６
の面から離れてインクをインク流路３から流入
し、印刷部材１の表面をインクであふれさせる。
第３図にこの状態の枢支ブレード４の位置を示
す。真空源２０からの真空圧は連続して枢支ブレ
ード４の上流側に加えられており、従つて枢支ブ
レード４の上縁部をつたつて流れるすべてのイン
クは真空圧により吸引されて枢支ブレード４の上
流側を下り、真空連結部２１を通つて貯槽１２に
戻る。連結部２１を介して加えられる真空圧は押
えブレード５の上縁部の上方の空気を吸引し、押
えブレード５のこの上縁部を清潔に保ち且つイン
クがインク流路３の外側へ流出するのを防ぐ。

板の端がインク供給アセンブリに近づくにつれ
て、空気圧ピストン・シリンダ組立体１９は再び
作動されて第２図および第３図に見られるように
枢支ブレード４を左回りの方向に付勢するので、
枢支ブレード４の着座面８はドクターブレード６
と結合してインク流路３からのインクの供給を遮
断する。連結部２１を介して加えられる真空は残
留しているインクが枢支ブレード４の下流側を下
りるように吸引し、空気圧ピストン・シリンダ・
アセンブリ１９およびドクターブレード６に作用
する枢支ブレード４がさらに枢動することにより
インク流路３全体がその軸を中心としてばね１５
の付勢に対して枢動する。この枢動によりドクタ
ーブレード６は印刷部材１の表面と接触しなくな
り、また連結部２１に加えられる真空がドクター
ブレード６の頂上縁の上方の空気を吸引して、こ
の空気と共にドクターブレード６の頂上縁付近の
すべてのインクを排除し、ドクターブレード６の
頂上縁を清潔に保つと共に、印刷部材１の表面の
インクの汚れを防ぐ。インク流路３が回転すると
ドクターブレード６が印刷部材１の表面から取除
かれるばかりではなく、押えブレード５も移動し
て印刷部材１の表面からさらに離れる。

インク流入口１０へのインクの流れを、インク
流入口１０とポンプ１１との間の弁か、または必
要に応じてドクターブレード６上にある枢支ブレ
ード４の着座面８の動作に加えてポンプ１１の作
動を制御することにより制御してもよい。

本発明による印刷装置の他の例は、先の英国特
許出願第8028364号（特開昭57−75859号公報）に
もとづく優先権を主張し且つ本願と同じ日に出願
されている本発明者の同時係属日本出願、出願に
より詳細に説明されている。この印刷装置におい
ては、印刷部材は４つの別個の部分的に円筒形の
グラビア印刷プレートを含み、その各々が同じ画
像の異なる色分離に対応するか、または好ましく
は印刷部材１の円筒形表画が同じ画像の４つの別
個の色分離を具備する、表面上に彫刻された１つ
のインク受けマトリツクスを有する。印刷装置は
また、各々が前述の最初の例のインク供給アセン
ブリと実質的に同一である４つのインク供給アセ
ンブリも含む。

インク供給アセンブリの作動と印刷シリンダの
回転との間の同期も我々の同時係属出願に詳細に
説明され、インク供給アセンブリは各インク供給
アセンブリがその各々の色分離にのみインクを塗
布するように配置されている。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における単一のイン
ク供給アセンブリの具体例を示す側面図、第２図
は枢支ブレードが第１の位置にあるときのインク
供給アセンブリのインク流路の断面図、第３図は
枢支ブレードが第２の位置にあるときのインク供
給アセンブリのインク流路の断面図である。 〔図中符号〕、１……印刷部材、２……ドクタ
ーブレードアセンブリ、３……インク流路、４…
…枢支ブレード、５……押えブレード、６，７…
…鋼ブレード、８……着座面、９……シール、１
０……インク流入口、１１……ポンプ、１２……
インク貯槽、１３……アーム、１５……ばね、１
６……リンク、１７……調節器、１８……クラン
クアーム、１９……空気圧ピストンシリンダアセ
ンブリ、２０……真空源、２１……真空連結部。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ インク受容マトリツクスを包含する円筒状表
   面と、余剰のインクを印刷部材の表面から除去す
   るドクターブレードを包含する少くとも１つのイ
   ンク供給アセンブリとを包含する印刷部材、およ
   び、ドクターブレード６を、印刷部材１の表面と
   非接触の状態へと移動させる手段、を包含する回
   転グラビア印刷装置において、 該ドクターブレード６が軸方向に延び印刷部材
   １へ向つて解放するインクチヤンネル３の１つの
   側を形成し、インクチヤンネルがブレード４によ
   りインク供給側およびドレイン側に分割され、 該ブレード４が印刷部材の軸に平行に延びる軸
   のまわりに枢支され、 該枢支されたブレード４を軸のまわりに回転さ
   せる手段１８，１９が設けられ、 該枢支されたブレード４の一方向への回転が枢
   支ブレード４とドクターブレード６の間の、イン
   ク供給側からのインクの流れを許容し、印刷部材
   １のインク受容マトリツクスをインク充満させ、
   枢支ブレード４の反対方向への回転が枢支ブレー
   ド４をドクターブレード６に対向して設置されそ
   れによりインクの流れを遮断し、過剰のインクが
   ブレードを越えてインクチヤンネル３の排出側へ
   導びかれるようになつていることを特徴とする回
   転グラビア印刷装置。 ２ インクチヤンネル３とドクターブレード６が
   印刷部材１の軸に平行な軸のまわりに該反対の方
   向に枢支され、ドクターブレード６が印刷部材１
   から離れるように移動させられる、 特許請求の範囲第１項記載の装置。 ３ さらに、ドクターブレード６と印刷部材１と
   の間に適切な接触圧力を加えるための弾性手段１
   ５を含み、且つ枢支ブレードがドクターブレード
   ６と係合してインクを遮断し、手段１８，１９お
   よび枢支ブレード４がさらに運動するとインク流
   路３全体が弾性手段１５に対して流路軸を中心と
   して枢動して、インク供給アセンブリを印刷部材
   １の表面から離れるように移動させる、特許請求
   の範囲第２項に記載の装置。 ４ インク流路３が枢支ブレード４の上流にある
   押えブレード５を含み、押えブレード５は印刷部
   材１の表面に当接するか、またはこれに近接して
   配置される特許請求の範囲第１項から第３項まで
   のいずれかに記載の装置。 ５ 押えブレード５が、インク供給アセンブリ３
   が枢動してドクターブレード６を印刷部材の表面
   から取除いたとき押えブレード５も印刷部材１か
   ら離れるように動くようにインク供給アセンブリ
   ３の枢動軸の前方に位置している、特許請求の範
   囲第４項に記載の装置。 ６ 排出口２１に連結されて、枢支ブレード４の
   頂点を介して排出口２１の中に滴下する過剰のイ
   ンクをすべて吸引する真空源２０も含む、特許請
   求の範囲第１項から第５項までのいずれかに記載
   の装置。 ７ 枢支されたブレード４が、レバー１８を介し
   て動作する２重動作式の流体圧作動形のピストン
   およびシリンダアセンブリ１９により両方向に回
   転させられる特許請求の範囲第１項から第６項ま
   でのいずれかに記載の装置。 ８ 単一のインク供給アセンブリが包含され、印
   刷部材がグラビアプレートであり、ブレード４が
   インクの供給を遮断し、印刷部材の一回転ごと
   に、インク受けマトリツクスの端がインク供給ア
   センブリを通過した直後で且つグラビアプレート
   １の端がインク供給アセンブリに達する直前にブ
   レード４およびドクターブレード６がグラビアプ
   レート１と接触しないように移動させられ、グラ
   ビアプレートの他端がインク供給アセンブリを通
   過した直後で且つインク受けマトリツクスの開始
   点がインク供給アセンブリに達する直前にはドク
   ターブレード６をグラビアプレートとの接触状態
   に戻すと共にブレード４を移動させてインクの供
   給を回復するように配置される、特許請求の範囲
   第１項から第７項までのいずれかに記載の装置。 ９ 回転グラビア印刷装置が２個以上のインク供
   給アセンブリを包含し、該インク供給アセンブリ
   において、印刷部材１のインク受容マトリツクス
   が２個以上の相異なる原色への色分解用の配置を
   包含し、且つ各インク供給アセンブリの枢支ブレ
   ード４およびドクターブレード６を移動させるた
   めの手段１８，１９が印刷部材の一回転ごとに一
   度ブレード４，６を移動させるように配置され、
   この移動タイミングは、各インク供給アセンブリ
   がそのインク供給アセンブリに含まれるインクの
   原色への色分解用の配置に対応するインク受けマ
   トリツクスのみにインクを供給するようなもので
   ある、特許請求の範囲第１項から第７項までのい
   ずれかに記載の装置。