JPH1139390A - 建築コスト管理方法 - Google Patents

建築コスト管理方法

Info

Publication number
JPH1139390A
JPH1139390A JP19764197A JP19764197A JPH1139390A JP H1139390 A JPH1139390 A JP H1139390A JP 19764197 A JP19764197 A JP 19764197A JP 19764197 A JP19764197 A JP 19764197A JP H1139390 A JPH1139390 A JP H1139390A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
management method
unit price
design
building
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19764197A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Yoneda
稔 米田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP19764197A priority Critical patent/JPH1139390A/ja
Publication of JPH1139390A publication Critical patent/JPH1139390A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】建築コストの管理をインターネットを通じて行
い、積算事務所は該コスト管理を一括データ化、標準テ
ータ化して、ユーザが自己の端末で当該データを入手及
び一部変更可能に入手しうる建築コスト管理方法の提
供。 【解決手段】設計事務所1、建材業者2、専門施工業者
等3、運送業者4関係業者がそれぞれ所有する生産情報
αのデータをインターネットを通じて入手した積算事務
所6は該入手されたデータをもとに、所定グレードA,
B,C毎の建築コスト情報の販売情報βを算出し、該販
売情報βをインターネットに提供し、ユーザ15に提供
することの特徴。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、積算事務所が開設
した会員制ネットワークのインターネットを利用した建
築コストの管理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、建築コストの管理に当っては、多
くの業者が関係するため、その算出(積算)には多くの
人手と時間とを要していた。
【0003】以下、従来の建築コスト管理の問題点につ
いて説明する。 (仕上表) (1)設計者がデータを管理していて、名称が各設計者
によって異なる。 (2)主に文字情報だけであり、そこから合成単価を作
成するときには手作業によるものが多く、コンピュータ
処理ができない。 (3)「…同等品」などと曖昧な表現が多く、メーカ指
定まではしていないのが現状である。 (4)表面仕上げしか書かれておらず、下地やそれに付
随した部品が書かれていない。 (5)膨大な種類の中から建材を選ぶのは大変で、新製
品があっても使い慣れた建材を使用する傾向があり、選
択の巾が狭い。
【0004】(合成単価) (1)各物件ごとにより相違し、仕上表より手作業で興
すしている。 (2)仕上表の曖昧な表現から正確な仕上表を興すこと
はかなりの熟練を要する。 (3)図面の隅々まで見ないと、その詳細が書かれてお
らず、図面が不完全な場合は疑義が生じる。 (4)膨大で不完全な図面から短期間で正確な積算をし
なければならない。 (5)積算段階では主に予想単価である。
【0005】(複合単価) (1)同じ名称でも、ジャンルによって異なる意味の場
合がある(例:モルタル→モルタルそのもの、モルタル
を塗ること)。 (2)同じものでも名称の違うものがある(例:石膏ボ
ード→プラスターボード、PB)。似た名称でも作業す
る業者が違うものがある(例:防水モルタル→左官工事
業者、モルタル防水→防水工事業者)。 (3)材工一式での単価であり、その内訳はオープンで
ない。 (4)施工業者は曖昧な図面から見積を強いられ、追加
工事があっても請求ができない。
【0006】(材料単価)「…同等品」と言う表現で
は、何を使用してよいか分からず、現場ではできるだけ
安い材料を使用している。
【0007】(商品単価)新製品情報があっても設計者
やユーザには伝わりにくい。
【0008】(職人単価)優秀な人材がいてもユーザに
は知られない。
【0009】(CADとのリンク) (1)設計変更があった場合は、設計図作成、積算をし
直さなければならない。 (2)積算連動CADというものがあるが、図面を描き
ながら積算情報を入力していくには設計者に大変な負担
がかかり、あまり使われていない。
【0010】特に、間取り設計図の作成と各部屋、各部
位、各施工等の仕様をビルトイン方式で組入れていくに
は各専門家の熟練が必要でユーザでは建築コスト積算及
び部分修正の建築コスト修正は不可能である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
建築コスト管理方法には種々の問題があった。特に、顧
客(ユーザ)からの設計変更の要望があった場合も、そ
の部分について再度見積し直さなければならず、ユーザ
は、設計変更によりどれだけのコストダウン又はコスト
アップになるのかを即座に知ることができず、工期がそ
れだけ延長することがあった。
【0012】そこで、本発明の第1の目的は、設計図と
建築コストを連動してコンピュータに一括管理させ、ユ
ーザ側でも予め建物全体として提供された品揃えのもの
から好みのものを選択可能とし、且つ設計変更にも容易
に対応できる建築コスト管理方法を提供せんとするもの
である。
【0013】本発明の第2の目的は、建築コストの管理
をさらにインターネットを通じて行い、建築コスト管理
を一括化、標準化しうる建築コスト管理方法を提供せん
とするものである。
【0014】本発明の第3の目的は、ユーザが自己の端
末を利用し、設計情報、建築コスト情報を検索入手し、
当該建物の建築コストを即座に知ることができる建築コ
スト管理方法を提供せんとするものである。
【0015】本発明の第4の目的は、ユーザが自己の端
末を利用し、積算事務所が収集入手してデータ化した既
成設計図とこれに対応する仕上げ表を含む所望の建築設
計情報を検索入手した上で、さらに必要に応じ、自己端
末のCAD機能を利用し、積算事務所が収集保有する生
産データに基づいて部屋割り、材料変更、下請け・職人
の選定等、任意の設計変更及び選定を行い、かかる場合
の変更、選定に伴うコストの変動を自動積算しうる建築
コスト管理方法を提供せんとするものである。
【0016】本発明の第5の目的は、ユーザに対する課
金を電子マネーで行う建築コスト管理方法を提供せんと
するものである。
【0017】その他、本発明の目的は、明細書、図面、
特に特許請求範囲の各請求項の記載より自ずと明かとな
ろう。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題の解
決に当り、積算事務所がインターネットを通じ各設計事
務所、建材事務所、専門施工業者、運送業者等の関係業
者のそれぞれ所有する生産情報を入手して設計図対応の
グレード別仕上げ表から合成単価リスト及び最終建物価
格等を作成集計した販売情報をインターネットを介しユ
ーザに提供するとともにユーザ側は自己端末で入手した
当該販売情報又はユーザ側で一部修正に伴う最終建物価
格等の一部修正販売情報を基に工務店に発注する。又、
ユーザ側は、自己端末にCAD機能及び積算機能がある
場合、一部設計変更を行って建築コストの自動積算を行
う。
【0019】さらに、具体的詳細に述べれば、当該課題
解決のため、本発明が以下に上位概念から下位概念に亙
り列挙する新規な特徴的構成手法を採用することによ
り、上記目的を達成する。
【0020】即ち、本発明の第1の特徴は、建築コスト
管理方法であって、設計事務所、建材業者者、専門施工
業者等、関係業者からそれぞれ所有するデータをインタ
ーネットを通じて提供された積算事務所は該提供された
データをもとに、種々の設計図対応の建築コスト情報を
各種算出データ化してなる建築コスト管理方法の構成採
用にある。
【0021】本発明の第2の特徴は、前記本発明の第1
の特徴における関係業者が、運送業者を含んでなる建築
コスト管理方法の構成採用にある。
【0022】本発明の第3の特徴は、前記本発明の第2
の特徴における設計事務所、建材業者、専門施工業者、
運送業者等、関係業者、並びに積算事務所が、各自ホー
ムページを開設してなる建築コスト管理方法の構成採用
にある。
【0023】本発明の第4の特徴は、前記本発明の第2
又は第3の特徴における設計事務所は設計図を、建材業
者は材料単価を、専門施工業者は労務単価を少なくとも
生産情報として積算事務所に提供してなる建築コスト管
理方法の構成採用にある。
【0024】本発明の第5の特徴は、前記本発明の第
1、第2、第3又は第4の特徴における積算事務所が、
さらに、インターネット上に会員制ネットワークを開設
し、前記算出した建築コスト情報を販売情報としてユー
ザに当該インターネットを介し提供してなる建築コスト
管理方法の構成採用にある。
【0025】本発明の第6の特徴は、前記本発明の第5
の特徴における前記建築コスト情報が、標準化された複
数のグレード毎の仕上表、単価表、歩掛り計算である建
築コスト管理方法の構成採用にある。
【0026】本発明の第7の特徴は、前記本発明の第4
の特徴における設計事務所、建材業者、専門施工業者、
積算事務所が、各自の端末にCADシステムを有してな
る建築コスト管理方法の構成採用にある。
【0027】本発明の第8の特徴は、前記本発明の第5
又は第6の特徴におけるユーザが、販売情報中、所望の
情報を自己の端末より検索入手可能にしてなる建築コス
ト管理方法の構成採用にある。
【0028】本発明の第9の特徴は、前記本発明の第3
の特徴におけるユーザが、自己の端末を用いて、インタ
ーネットを介して販売情報と合せ敷地の地域情報を直接
検索入手可能とするとともに、積算事務所の端末コンピ
ュータにより、当該販売情報の設計図に対し自動集計し
た工種別内訳書、部屋別内訳書、部位別内訳書も入手し
てなる建築コスト管理方法の構成採用にある。
【0029】本発明の第10の特徴は、前記本発明の第
9の特徴におけるユーザが、自己の端末にCADシステ
ムを有してなる建築コスト管理方法の構成採用にある。
【0030】本発明の第11の特徴は、前記本発明の第
8又は第9の特徴におけるユーザが、インターネットで
入手した販売情報の設計図に対し、自己の端末により部
屋割り、材料選定等任意に設計変更し、当該設計変更と
リンクさせた仕上げ表とその合成単価リストを基に積算
事務所が予め自動集計してある設計変更後の工種別内訳
書、部屋別内訳書、部位別内訳書を前記販売情報から前
記インターネットを介して入手してなる建築コスト管理
方法の構成採用にある。
【0031】本発明の第12の特徴は、前記本発明の第
10の特徴におけるユーザが、インターネットで入手し
た販売情報の設計図に対し、自己の端末の有するCAD
システムにより、部屋割り、材料選定など、任意に設計
変更し、その後、前記インターネットを介して入手した
設計変更の積算事務所が保有する生産情報を基に仕上表
をリンクさせ、その合成単価を作成するとともに、自己
の端末コンピュータにより、工種別内訳書、部屋別内訳
書、部位別内訳書を自動集計してなる建築コスト管理方
法の構成採用にある。
【0032】本発明の第13の特徴は、前記本発明の第
6、第7、第8、第9、第10、第11又は第12の特
徴における設計図と仕上表が、各部屋、各部位の3Dモ
デリングパーツを作成表示してなる建築コスト管理方法
の構成採用にある。
【0033】本発明の第14の特徴は、前記本発明の第
13の特徴における3Dモデリングパーツが、複数組合
さって3次元表示建物の3Dモデリング情報を形成して
なる建築コスト管理方法の構成採用にある。
【0034】本発明の第15の特徴は、前記本発明の第
9、第10、第11又は第12の特徴における工種別内
訳書、部屋別内訳書、部位別内訳書が、実行予算、工程
管理を把握可能としてなる建築コスト管理方法の構成採
用にある。
【0035】本発明の第16の特徴は、前記本発明の第
11、第12、第13、第14又は第15の特徴におけ
る設計変更が、商品単価等不足の情報がある場合、該不
足情報をインターネットで再検索補充してなる建築コス
ト管理方法の構成採用にある。
【0036】本発明の第17の特徴は、前記本発明の第
5、第6、第7、第8、第9、第10、第11、第1
2、第13、第14、第15又は第16の特徴における
ユーザが、支払うべき費用を電子マネーで自動課金、精
算してなる建築コスト管理方法の構成採用にある。
【0037】本発明の第18の特徴は、前記本発明の第
5、第8又は第12の特徴における販売情報が、銀行の
貸付利率や不動産屋による不動産情報や保険業者の保険
情報を含んでなる建築コスト管理方法の構成採用にあ
る。
【0038】本発明の第19の特徴は、前記本発明の第
18の特徴における不動産情報が、近くの病院、スーパ
ー、郵便局、学校、コンビニ等の建設予定値の地域情報
を含んでなる建築コスト管理方法の構成採用にある。
【0039】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面につい
て説明する。図1は、本発明の建築コスト管理方法を実
施するためのシステムの概要図である。図示するよう
に、設計から施工に至る各業者がそれぞれ所有するデー
タベースのデータをインターネットのホームページに提
供する。業者とは、図示するように、例えば、設計事務
所1、建材業者2、専門施工業者3、運送業者4であ
る。
【0040】設計事務所1の提供するデータDB1とし
ては、基本設計図、詳細設計図、設計者名、建物の情
報、CM(コマーシャル)登録、3Dモデリング情報
(建物の立体的情報)などである。
【0041】建材業者2の提供するデータDB2として
は、材料単価などの価格情報、3Dモデリングパーツ
(部材の立体情報)などのグラフィック情報、新製品情
報、CM登録、工法マニュアルなどである。
【0042】専門施工業者3の提供するデータDB3と
しては、歩掛り情報、価格情報、地域の情報(所在
地)、新製品情報、労務単価、施工実績、CM登録、予
約情報などである。さらに、作業員のコンテスト授賞内
容、施工実績、CM登録などである。
【0043】運送業者4の提供するデータDB4として
は、運送費等である。工務店5の提供するデータDB5
としては、施工実績、地域の情報、CM登録などであ
る。
【0044】積算事務所6は、CADシステムの端末を
有し、積算機能インターネットナビゲーションソフトウ
ェアを駆使して、他の業者から提供されている情報(生
産情報α)を基に、積算、値入れ、VE、仕上表整理等
を実行しながらグレードにしたがった建築コストを算出
し、算出データ化が完了すると、仕上表、歩掛り計算、
単価表などのデータDB6として、ユーザ向けに、該建
築コスト情報(仕上表等)、その他、CM登録などをイ
ンターネット上に会員制ネットワークを開設してそのホ
ームページに販売情報βとして提供する。
【0045】尚、図において、各業者は1つずつしか描
かれていないが、実際には、複数の業者がその情報を提
供し合うこととなる。
【0046】インターネットの販売情報βには、その
他、銀行7の貸付利率や不動産屋8による不動産情報や
保険業者9による保険情報等が登録されている。不動産
情報は、インターネットの病院10,スーパー11,郵
便局12,学校13及びコンビニ14などに係る地域情
報の一つとして登録されているものを転送したものであ
る。なお、当該地域情報γはインターネットを介しユー
ザ15は自己の端末で直接入手可能である。
【0047】ここで、ユーザ15は、自己の端末より、
インターネットを介し、前記販売情報βを検索入手しう
る。ユーザ15の必要なものとしては、インターネット
接続に必要なコンピュータ、表示装置、プリンター、モ
デム等一切の機器の他、設計変更し入手した設計変更の
仕上表をリンクさせ、自己の端末でその合成単価を作成
して工程別内訳書、部屋別内訳書、部位内訳書を自動集
計する場合には所定のCADシステム(2次元作図機
能、3次元表示機能)、積算機能インターネットナビゲ
ーションソフトウエアを必要とする。
【0048】その他、ユーザ15は、インターネット
(データベース)接続に際し、事前にIDやパスワード
の登録を必要とし、検索用のソフトウエアも必要とす
る。これらパスワードや検索ソフト、CADシステム
は、積算事務所6の開設する会員制その他のシステムネ
ットワークが予め構築され、有償でユーザ15に提供さ
れる。
【0049】その他、費用の精算を電子マネーで行う場
合、ユーザ15は、電子キャッシュ(カードその他シス
テム)を必要とする。
【0050】次に、本発明の建築コスト管理方法におけ
る第1段階である設計図の作成について説明する。設計
図は設計事務所1の端末コンピュータの有するCAD機
能により設計する。
【0051】以下、図2を用いて、設計事務所1が作成
した設計図の一例、及び設計事務所1のCADシステム
の機能について説明する。
【0052】はじめに、図2中ステップI(STI)
は、設計事務所1が作成した3階建て建物の1階及び3
階部分の平面図を示したものである。同図中ステップII
(STII)は、1階平面図の拡大図である。この拡大図
は、当該階を表すキー「1」を押すことにより表示され
る。そして、図示するように、各階の各部屋には部屋番
号が付され管理され、該部屋番号情報は図面とともにリ
ストL1が表示される。そして、同図中ステップ III
(ST III)は、階キー入力後、部屋番号(例えば10
1)をキー入力すると、当該部屋番号に該当する食堂の
レイアウトが拡大表示されるとともに、当該食堂におけ
る床、巾木、壁、天井それぞれの占有面積リストL2が
表示されるようになっている(図2参照)。即ち、これ
らの数値は設計図PとともにCADとリンクしてホーム
ページに登録している。
【0053】積算事務所6では、設計事務所1で作成さ
れた設計図等のデータを基に他の建材業者2、専門施工
業者3、運送業者4などの関連業者の各データ(生産情
報α)ともども入手して、床、巾木、壁、天井それぞれ
の部位をキー入力すると、その仕上表L3が表示され
る。図3は、床、巾木、壁、天井ごとの仕上表L3の一
例である。仕上表L3は、建物のグレードA,B,Cに
よって決まる建築コスト一覧表であり、所定の積算事務
所6により作成されインターネットホームページに登録
したものをインターネットでダウンロードしてユーザ1
5は入手可能である(図ではグレードCを表示)。仕上
表L3は、工事費用を積算するにあたって必要な単なる
単価表にすぎない。
【0054】そこで、積算事務所6は、仕上表L3よ
り、当該食堂の床、巾木、壁、天井の各工事ごとの費
用、即ち合成単価を算出しリストL4を表示する。この
合成単価は、仕上表L3とCADとリンクした数量(施
工面積など)によりコンピュータが自動積算するもので
ある。即ち、合成単価は、同図中リストL4に図示する
ように、床なら床の延べ面積(69.90 m2 )に前記単価
を掛け合わせて算出される。
【0055】図示したのは、食堂床のタイル工事のみの
一例であるが、食堂の全工事の他、建物の全工事につい
て合成単価がCADとリンクした数量により自動積算さ
れる。これによって、後述するように、建築に係る全体
コストが管理できる。
【0056】ところで、データPB6中の仕上表L3に
おける単価は、複合単価、歩掛り計算、労務単価、材料
単価がその基礎となっている。そこで、これら複合単
価、歩掛り計算、労務単価、材料単価のそれぞれリスト
L5〜L8、その他、3DモデリングパーツMD1につ
いて、図4により説明する。
【0057】まず、建材業者2は、データDB2中の材
料単価リストL8(即ち、図8に示す各商品の単価リス
トL8′)及びその完成イメージである3Dモデリング
パーツMD1をホームページに登録している。そして、
専門施工業者3は、この材料単価リストL8とデータD
B3中のその職人の労務単価リストL7より歩掛り計算
をホームページに登録する。複合単価リストL5とは、
これら各専門施工業者3ごとの歩掛り計算における単価
一覧をいう。この複合単価リストL5には、各専門施工
業者3の所在地が表示されている。この複合単価リスト
L5も、インターネットホームページに登録される。
【0058】積算事務所6は、この歩掛り計算を用い
て、グレードA〜Cごとの仕上表L3を作成することと
なる。即ちグレードA〜Cは、単価(職人単価、材料単
価)によって決定される。尚、複合単価は、その根拠と
なる各歩掛り計算と一体となったものである。
【0059】そして、CADとリンクした数量と仕上表
L3により算出された各合成単価に基づき、最終的に、
工事別内訳書DT1(図5)及び集計リストL9、部屋
別内訳書DT2(図6)及び集計リストL10、部位別
内訳書DT3(図7)及び集計リストL11が、コンピ
ュータにより自動作成・出力される(図8構成図参
照)。これにより、集計リストL12、L13化された
実行予算、工程管理が把握可能となる。そして、設計図
Pと、仕上表L3(正確には商品単価)の持つ3Dモデ
リングパーツMD1により建物が3Dモデリング情報M
D2の3次元表示され(図9)、ユーザ15に提供され
る。
【0060】この3次元表示は、設計事務所1端末のC
ADシステムの有する2D→3D機能(正面図、背面
図、側面図などの2次元情報を基に、建物の3次元表示
を作成する機能)により行われるものである。以上、積
算事務所6はインターネットを通して入手した生産情報
αを販売情報βに加工してインターネットを介して会員
ユーザ15に提供する。
【0061】尚ここで、実行予算リストL12には、工
務店5の中間マージンは含まれない。よって、工務店5
の手数料は、別途ユーザ15と協議するか、予め規定を
設ける必要がある。
【0062】ユーザ15は、以上により積算事務所6で
作成された実行予算と3Dモデリング(3次元立体イメ
ージ)が自己の希望に沿う場合は、工務店5に発注す
る。気に入らない場合は、全体的又は部分的に気に入る
まで選択修正を繰り返すことができる。
【0063】ユーザ15が工務店5に発注する際(これ
はインターネットを介しても介さなくてもよい)、内訳
表DT1〜DT3を工務店5に送付すれば、工務店5
は、これにより、実行予算と工程管理を容易に把握する
ことができ、効率的な建築コスト管理を行うことができ
る。
【0064】尚、工務店5は、建築にあたり、内訳表D
T1〜DT3通り、建材業者2や専門施工業者3にイン
ターネットで発注することが可能である(図1参照)。
【0065】次に、設計事務所1が作成した設計図Pに
基づき、ユーザ15がその基本仕様に対し種々の設計変
更を任意に行い、それに基づく費用の自動積算(建築コ
スト管理)を行う方法について述べる。設計変更する理
由は、ユーザ15各位の希望や使用条件及び敷地、建築
条件(建坪率、容積率)などにより、基本仕様そのまま
使用できない場合も多いからである。
【0066】ここで、設計変更には、上記設計図(部屋
割りなど)に対するものの他、仕上表L3における使用
材料、職人等に対するものがある。以下、その操作につ
いて説明する。
【0067】図10に示すように、A,B,C各設計事
務所1A,1B,1Cからの設計図P1,P2情報がデ
ータ化され積算事務所6のインターネットに登録されて
いる。登録されうる種類としては、一般住宅、ビルディ
ング、マンション、その他の建物が含まれる。
【0068】まず、ユーザ15がインターネットに接続
して、所望の建築物の設計パターンがないかどうかなる
べく具体的なアンケート情報aを登録する。この登録
は、インターネット(JB−NET)のデータベースに
登録することができる。
【0069】すると前記予め積算事務所6により登録さ
れているもののうち、アンケート情報aに合致する設計
図P1,P2情報が絞り込まれ(この一連の操作は、イ
ンターネットサーバの機能により実行される)、ユーザ
15はその中から好みの設計図P2のタイプを検索b
し、合致する設計図P2を自己の端末にダウンロードc
する。その際、各設計事務所1のCM(コマーシャル)
が流れてくる。そして、自己端末の有するCAD機能に
より、敷地にうまく入るよう、又、地域の条例などに合
うように、さらには、自分好みの間取りに設計し直す。
【0070】ここで、ユーザ15への著作権購入d課金
は、設計事務所1から電子マネーeにより自動的に行う
ようにする。
【0071】次に行うユーザ15の操作について、図1
1について説明する。所望のグレードA〜C情報をアン
ケート情報として登録する。この登録も、インターネッ
ト(JB−NET)のデータベースに登録することがで
きる。グレードとは、例えば、木造と鉄筋コンクリート
製の違いなどである。すると予め積算事務所6A〜6C
により登録されているもののうち、アンケート情報a′
に合致するグレードA〜C情報(仕上表)が絞り込まれ
(この操作も、インターネットサーバの機能により実行
される)、ユーザ15はその中から好みのグレードCの
タイプを検索b′し、合致する仕上表L3を自己端末に
ダウンロードc′する。このとき、同時に積算事務所6
CのCMが流れてくる。そして、前記ダウンロードcし
た自動的設計図グレードCに部材(当該グレードによ
る)が割り付けられる。あるいは、自分の好きな部材を
割り付ける。仕上表L3には、合成単価、専門施工業者
3、建材業者2、製品3D情報MD1が登録されてい
る。
【0072】ここで、ユーザ15への著作権購入d′課
金は、積算事務所6Cから電子マネーe′により自動的
に行うようにする。
【0073】次に、ユーザ15の設計変更方法例、及び
これに伴うコストの自動積算について説明する。
【0074】図12は1階玄関ホールの設計変更例を示
す。玄関ホール102は、このビルディングのセールス
ポイントであるため、ユーザ15は、そのグレードを下
げたくないと考えている。しかし、できるだけコストは
抑えたい。
【0075】そこで、床面積は縮小せずに、壁の面積を
下げる方法を考えた。その方法として、ユーザ15は、
玄関ホール102を正方形(2m×2m)に近い形に変
更する事とした。変更前(巾4m×奥行1m)と床面積
(4m2 )は同じであるが、周長が変更前10mに対
し、変更後は8mとなり、同じ床面積でも周長が異なる
ことが分かる。
【0076】例えば、壁面積が100.03m2 から65.16 m
2 に縮小した場合、壁にかかる費用5,581,674 円が3,63
5,370 円となり、1,946,304 円のコストダウンが実現す
る。
【0077】このように、ユーザ15は自己端末のCA
D機能を利用して、好みの間取りへと変更を行う。そし
て、この間取り変更により、仕上げ部材の量が変わり、
この数量変更(壁面積)に連動して壁にかかるコスト
(合成単価)が自動変更・表示される。
【0078】以上は、間取り変更に伴うコストの変動例
について説明したが、次に、仕上げ方法(工法)の変更
によるコストダウン方法例について説明する(図1
3)。
【0079】外壁における仕上表L3の基本仕様はタイ
ル張りであったが、これをよりコストの安い吹き付けに
変更する。
【0080】図示するように、外壁を磁器質タイル張り
(磁器タイル下モルタル塗り)から、アクリルシン吹付
けに変更した場合、9,540,788 円のコストダウンとな
る。この一連の動作は、まず、現在自己端末ディスクに
ダウンロードした仕上表L3の合成単価(表)を使用す
る。欲しい合成単価がなければインターネットを通じて
新しく仕上表L3をダウンロードする。欲しい合成単価
が少なければ、インターネットを通じて合成単価を検索
し、必要な合成単価のみをダウンロードする。
【0081】次に専門施工業者3の選択について説明す
る(図14)。インターネットのホームページ上には、
各左官業者(ここでは床下モルタル塗り)が、その業者
地域情報ともに、そのCM情報を登録している。そし
て、仕上表L3の単価(2,026 円)の根拠(歩掛り)が
材料、人件費に分けて一覧表示される。
【0082】一方、各タイル業者もインターネットのタ
イル業者のホームページに登録している。この場合も、
接続すると、タイル業者のCM情報、業者地域情報、歩
掛り計算が流れてくるので、ヒット率が高くなる。
【0083】ユーザ15は、積算事務所6がデータ化し
て登録してある専門施工業者業者3のホームページを見
て、サービス内容や所在地など、業者の特徴をつかむこ
とができる。又、同様に専門施工業者3のホームページ
は、内訳書DT1〜DT3の項目の情報とリンクしてい
る。ユーザ15は、工種別、地域、単価等をキーとして
積算事務所6がデータ化して登録してある専門施工業者
3のホームページを検索する。好みの専門施工業者3が
あれば、その歩掛りデータをダウンロードする。
【0084】ユーザ15は、積算事務所6がデータ化登
録してあるこれらホームページの情報より、同じ質のサ
ービスであれば、安い専門施工業者3を選択することが
できる利点がある。ユーザ15は、最終的に、今後のア
フターケアーを考えて、現場近くのDタイル業者を選定
することとした。そして、ここで選択した業者が基本仕
様(仕上表)と異なる場合、この各単価により複合単価
を自動修正される。
【0085】次に建材業者2(商品)の選定に付いて説
明する(図15)。インターネットには、同様に積算事
務所6のデータ化を介して各タイルメーカがそのホーム
ページを開いている。各メーカのホームページの情報と
しては、商品のイメージ情報、単価情報(商品ごとの単
価)、施工マニュアル、3DモデリングパーツMD1、
新製品情報、CM登録などである。
【0086】前記選択したDタイル業者の歩掛りを見た
ら、タイルはAメーカの「イロハ」を使用していた。C
M情報よりBタイルメーカの「ガギグ」という新製品が
あることが判明した。「ガギグ」は抗菌コートを施して
ある上、滑らないため、Bタイルメーカの「ガギグ」を
指定することとした。
【0087】この一連の動作を説明する。まず、指定し
たタイル業者の歩掛りを見て、使用している商品を確認
する。次に、各メーカの床磁器質タイル100角をイン
ターネットで検索する。各メーカのホームぺージを見て
気に入ったタイルを選ぶ。当該タイルに関する情報を必
要に応じダウンロードする。そして、指定された商品が
標準仕様(仕上表)L3と異なる場合、タイル単価の変
化に従い、タイル業者の商品単価が修正される。
【0088】次に、職人の選択について説明する(図1
6)。指定したDタイル業者のホームページ一覧を積算
事務所6のデータ化を介して開くと、職人及びその単価
の一覧表が表示される。そして、各職人ごとに自分のホ
ームページをもっており、自己のコンテスト授賞内容等
の経歴・実績、作品例などが登録されている。
【0089】そこで、Dタイル業者の歩掛りを見ると、
一般職人(タイル工)を指定してあった。一方、Dタイ
ル業者の山田太郎氏は、数々のコンテストで賞を授賞し
ており、作品内容も気に入ったため、単価は高いが山田
太郎氏を指名することとした。この職人指名変更に伴
い、労務単価が修正される。
【0090】以上のように修正が終了すると、積算事務
所6から修正後の各数量、各単価より、自動集計された
工種別内訳書DT1、部屋別内訳書DT2、部位別内訳
書DT3を自己の端末コンピュータに入手するか、CA
D機能を有する自己の端末コンピュータより作成され
る。そして、設計図Pと3DモデリングパーツMD1を
それぞれ割り付けて、建物の3Dモデリング情報(全体
イメージ)MD3を入手するか、自己端末で完成する
(図17)。
【0091】以上の様に、各修正を行った場合でも、積
算合計額が予算と合わない、修正による3Dモデリング
情報MD3を見たら当初のイメージと違っていた、部屋
の全体比率からいって倉庫にお金をかけすぎている、最
近さらにタイルの新製品が出たらしいなど、様々な角
度、情報から再度設計変更する必要がある。
【0092】そのような場合、設計変更及びこれに伴う
コスト管理は、気に入るまで何回でも可能である。予算
とイメージが合致したら、インターネット等で工務店5
に発注することができる(図1参照)。
【0093】上記一連の建築コスト管理方法をフローチ
ャートで表すと、図18のようになる。図で点線で囲ま
れた部分がコンピュータ化される部分である。
【0094】そして、以上の説明から分かるように、当
初建築物が建設される敷地の環境調査が行われ(ST
1)、敷地環境に適合する設計図Pが描かれ(ST
2)、各設計図Pに仕上表L3(積算表)が対応づけら
れ(ST3)、仕上表L3は合成単価を含み(ST
4)、合成単価は複合単価を含み(ST5)、複合単価
は材料単価(ST6)及び労務単価(ST7)を含む。
さらに、材料単価は商品単価を含み、労務単価は職人単
価を含む。設計にあたり、これら各単価(ST4〜ST
7)が修正されると、工種別内訳書DT1、部屋別内訳
書DT2、部位別内訳書DT3、実行予算、工程管理も
コンピュータにより自動集計(修正)され(ST8)
(図8参照)当該最終集計に納得しなければ修正入れ替
え希望のST2〜ST7に戻ってやり直しをするか、納
得すれば(ST9)、工務店5に発注をする(ST1
0)。
【0095】以下、本発明の建築コスト管理方法によっ
てもたらされる利点を列挙する。 (設計図の作成) (1)予め登録された設計図Pから床、壁、天井等の各
部位の数量が自動算出できる。 (2)部屋などの大きさを変更することにより、上記数
量も連動して自動変更される。 (3)3Dデータでも描くことができ、ユーザ15が納
得のいく選択ができ、積算事務所6との食い違いが避け
られ、建物が出来上がってからイメージしたものと違う
というトラブルが避けられる。 (4)部位をキーとして持つ。同じ工種で同じ材料でも
単価が違ってくるケースがあり、部位キーは係る場合に
対処できる。例えば、左官は同じ材料を使用しても床<
壁<天井の順で単価が高くなる。 (5)階をキーとして持つこと。同じ工種で同じ材料で
も単価が違ってくるケースがある。例えば、コンクリー
トは、同じ材料を使用しても、1階と最上階ではクレー
ンを使用する違いがあり、階が高い程、単価が高くなっ
てくる。 (6)部屋及びゾーンをキーとして持つ。同じ工種で、
同等品材料でも使用する材料が違ってくるケースがあ
る。例えば、壁紙等は特別室では一般の部屋より高級品
を使用する傾向がある。
【0096】(仕上表L3とのリンク) (1)グレードA〜C別に仕上表を選ぶことができる。 (2)バリアフリー、高気密高断熱など何を目的とした
住宅なのかが把握できる。 (3)CADで算出した、部位、階、部屋などのキーと
リンクして、内訳書DT1〜DT3の数量と金額が自動
算出される。 (4)CADとリンクし、部屋及びゾーン別に集計する
ことにより、どの部屋に金をかけているかが把握でき
る。 (5)構成図(図8)に示すように、仕上表L3から商
品単価、職人単価はリンクしていて、様々な集計に使え
る。 例えば、商品の売れ筋情報等が把握出来る。また、従来
タイルメーカの競合はタイルメーカであったが床を例に
とるとユーザーはタイルかフローリングか絨毯かを選ぶ
ことから様々な競争相手が把握出来る。
【0097】(合成単価入れ替え)ユーザ15の好みに
より、壁をタイルから吹き付けに変更することができ、
それにより金額が自動算出される。
【0098】(複合単価入れ替え) (1)物件の場所により比較的近い業者を選ぶことによ
り、アフターサービスなどが受け易くなる。 (2)低価格で品質のよい業者を選択することができ
る。 (3)同じ防水工事業者でも、一般住宅と公衆浴場とで
はそれぞれ得意不得意があり、ベターな組み合わせを構
成できる。
【0099】(商品単価入れ替え) (1)同じ磁器質タイルでも色やデザインが違うものを
選択できる。 (2)同じ磁器質タイルでも様々なメーカがあり、好き
なメーカを指定できる。
【0100】(労務単価入れ替え)腕が良く信頼できる
職人を指名することができる。
【0101】(コンピュータによる集計) (1)工種別内訳書DT1、実行予算リストL12を出
力することにより発注管理がしやすい。 (2)部位別内訳書DT2、部屋別内訳書DT3を出力
することにより、上流工程でのユーザ15との打ち合わ
せがし易い。 (3)工種別内訳書DT1、部位別内訳書DT2、部屋
別内訳書DT3、実行予算リストL12、工程管理リス
トL13を出力し検討することによりCPMが実行し易
くなる。
【0102】最後に、本発明の建築コスト管理方法によ
り得られる各業界の利点を述べる。 (CADメーカ) (1)建築コスト管理のノウハウをCADメーカに提供
し、積算とCADを連動できる付加価値が付く。ノウハ
ウ提供と引き換えにイントロバックの申込書をパッケー
ジに同封できる。 (2)インターネットによるCADとデータベースの連
動でCADがPOSの役割もし、積算連動部分はかなり
の省力化が期待できる。 (3)積算に携わる人は、使いなれたCADをそのまま
使用でき、データベースが標準化の方向に向かうことが
期待できる。 (4)ワープロや表計算ソフトが一般消費者にも使われ
るようになったように、CADソフトも積算者のみでな
く、一般消費者でも操作できるようになり、CADの需
要が増える。
【0103】(建材業者) (1)JB−NETのデータベースの登録、そして建材
業者のホームページとリンクすることにより、施主や積
算者がいろいろな角度から把握することができる。 (2)データベースを各業界がいろいろな角度から分析
することにより、自然に業界標準的な規格が出来上がる
ことが期待でき、その結果、製造コストが低くなる。 (3)施工現場においても、現場ごとに施工図を書き直
す必要がなくなり、省力化につながる。 (4)輸入建材は低価格ということで進出するベンチャ
ー的企業があるが、スケールメリットがないとそのメリ
ットは生かされにくい。JB−NETとリンクすること
によりスケールメリットを得て、低価格で輸入が可能と
なる。又、スケールメリットを生かすことにより、海外
の建材を組み立てる熟練マネージャーを効率よく派遣で
きる。
【0104】(専門施工業者) (1)ホームページ作成業者を紹介し、専門施工業者ホ
ームページをJB−NETとリンクさせ、その専門施工
業者の特徴を知ってもらうことができる。従来の何人必
要かという人日計算から成果に応じた歩掛り単価を提示
することにより、新規顧客を開拓し易くなる。 (2)歩掛りに合わせた単価でも採算が採れるようにな
り、下請けではなく自立の道が開けることが期待でき
る。契約時の決定事項が厳守される。 (3)一般のユーザは、家を建てることはおよそ一生に
一度のことであるが、家を一軒建てたことで知識も付
き、リフォームの際にユーザ自らの判断により専門施工
業者を、選択し得る。
【0105】(設計業者)仕上表L3が整理されている
ため、施主のニーズにあった建材を選べ、コスト管理が
しやすくなる。設計段階で決めたことが施工段階まで伝
えられる。徐々に取引単価が見えてくるようになる。
【0106】(積算業者)繁雑だった作業から解放さ
れ、スピーディーで正確な積算が可能となる。従来の数
量拾いのみではなく低価格で品質のよい建材を組み合わ
せ、VE提案ができるようになる。
【0107】(施工業者) (1)建材が標準化してくると、以前作成した施工図を
使用することが可能となる。 (2)実行予算、工程管理をスピーディーに正確に作成
することができる。 (3)低価格でシステムを構築できる。
【0108】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ユーザ、
各関係業者ともにコスト管理が容易な建築コスト管理方
法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の建築コスト管理方法を実現するための
システムの概要を表す図である。
【図2】設計事務所により提供される設計図の一例を表
す図である。
【図3】積算事務所により提供される一グレード仕上表
及び合成単価リストの一例を表す図である。
【図4】材料単価(商品単価)、労務単価(職人単
価)、歩掛り計算、複合単価、合成単価それぞれの関連
を説明する図である。
【図5】工種別内訳書及び集計リストの一例を表す図で
ある。
【図6】部位別内訳書及び集計リストの一例を表す図で
ある。
【図7】部屋別内訳書及び集計リストの一例を表す図で
ある。
【図8】本発明の実施形態の建築コスト管理方法におけ
る設計図、仕上表リスト、合成単価リスト、複合単価リ
スト、材料単価リスト、労務単価リスト、商品単価リス
ト、職人単価リスト及びコンピュータによる集計される
工種別内訳書、部屋別内訳書、部位別内訳書、実行予算
リスト、工程管理リストの関連構成図である。
【図9】設計図及び仕上表からのモデリングパーツによ
る3Dモデリングの作成を説明する図である。
【図10】ユーザがインターネットで設計図をダウンロ
ードする手順を説明する図である。
【図11】ユーザがインターネットで所定グレードの仕
上表をダウンロードする手順を説明する図である。
【図12】1階玄関ホールの設計変更及びこれに伴う仕
上表の合成単価の自動修正を説明する図である。
【図13】タイル貼りから吹き付けに材料変更した場合
の合成単価の入れ替えを説明する図である。
【図14】インターネットのホームページに提供される
選定専門施工業者の歩掛り計算、その他の情報を表す図
である。
【図15】インターネットの選定材料業者ホームページ
による商品の選定、及びこれに伴う商品単価部分仕上業
の自動修正を説明する図である。
【図16】インターネットの専門施工業者のホームペー
ジによる職人の選定、及びこれに伴う歩掛り及び労務単
価並びに仕上表の自動修正を説明する図である。
【図17】修正後の平面図、イメージ、費用一覧表(工
種別内訳、部位別内訳、部屋別内訳)の一例を表す図で
ある。
【図18】本発明の実施形態の建築コスト管理方法を表
すフローチャートである。
【符号の説明】
α…生産情報 β…販売情報 γ…地域情報 1,1A,1B,1C…設計事務所 2…建材業者 3…専門施工業者 4…運送業者 5…工務店 6,6A,6B,6C…積算事務所 7…銀行 8…不動産屋 9…保険業者 10…病院 11…スーパー 12…郵便局 13…学校 14…コンビニ 15…ユーザ A,B,C…グレード P,P1,P2…設計図 DB1〜DB6…データ DT1…工事別内訳書(表) DT2…部屋別内訳書(表) DT3…部位別内訳書(表) L1,L2,L4〜L13…リスト L3…仕上表 MD1…3Dモデリングパーツ MD2…3Dモデリング情報 a,a′…アンケート情報 b,b′…検索 c,c′…ダウンロード d,d′…著作権購入 e,e′…電子マネー
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年5月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図12
【補正方法】変更
【補正内容】
【図12】
【手続補正10】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図13
【補正方法】変更
【補正内容】
【図13】
【手続補正11】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図14
【補正方法】変更
【補正内容】
【図14】
【手続補正12】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図15
【補正方法】変更
【補正内容】
【図15】
【手続補正13】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図16
【補正方法】変更
【補正内容】
【図16】
【手続補正14】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図17
【補正方法】変更
【補正内容】
【図17】

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建築コスト管理方法であって、 設計事務所、建材業者、専門施工業者等、関係業者から
    それぞれ所有するデータをインターネットを通じて提供
    された積算事務所は該提供されたデータをもとに、種々
    の設計図対応の建築コスト情報を各種算出データ化す
    る、 ことを特徴とする建築コスト管理方法。
  2. 【請求項2】関係業者は、 運送業者を含む、 ことを特徴とする請求項1に記載の建築コスト管理方
    法。
  3. 【請求項3】設計事務所、建材業者、専門施工業者、運
    送業者等、関係業者、並びに積算事務所は、 各自ホームページを開設してなる、 ことを特徴とする請求項2に記載の建築コスト管理方
    法。
  4. 【請求項4】設計事務所は設計図を、建材業者は材料単
    価を、専門施工業者は労務単価を、運送業者は運送費を
    少なくとも生産情報として積算事務所に提供する、 ことを特徴とする請求項2又は3に記載の建築コスト管
    理方法。
  5. 【請求項5】積算事務所は、 さらに、インターネット上に会員制ネットワークを開設
    し、前記算出した建築コスト情報を販売情報としてユー
    ザに当該インターネットを介し提供する、 ことを特徴とする請求項1、2、3又は4に記載の建築
    コスト管理方法。
  6. 【請求項6】前記建築コスト情報は、 標準化された複数のグレード毎の仕上表、単価表、歩掛
    り計算である、 ことを特徴とする請求項5に記載の建築コスト管理方
    法。
  7. 【請求項7】設計事務所、建材業者、専門施工業者、積
    算事務所は、 各自の端末にCADシステムを有する、 ことを特徴とする請求項4に記載の建築コスト管理方
    法。
  8. 【請求項8】ユーザは、 販売情報中、所望の情報を自己の端末より検索入手可能
    にしてなる、 ことを特徴とする請求項5又は6に記載の建築コスト管
    理方法。
  9. 【請求項9】ユーザは、 自己の端末を用いて、 インターネットを介して販売情報と合せ敷地の地域情報
    を直接検索入手可能とするとともに、 積算事務所の端末コンピュータにより当該販売情報の設
    計図に対し自動集計した工種別内訳書、部屋別内訳書、
    部位別内訳書も入手する、 ことを特徴とする請求項3に記載の建築コスト管理方
    法。
  10. 【請求項10】ユーザは、 自己の端末にCADシステムを有する、 ことを特徴とする請求項9に記載の建築コスト管理方
    法。
  11. 【請求項11】ユーザは、 インターネットで入手した販売情報の設計図に対し、 自己の端末により部屋割り、材料選定等任意に設計変更
    し、 当該設計変更とリンクさせた仕上げ表とその合成単価リ
    ストを基に積算事務所が予め自動集計してある設計変更
    後の工種別内訳書、部屋別内訳書、部位別内訳書を前記
    販売情報から前記インターネットを介して入手する、 ことを特徴とする請求項8又は9に記載の建築コスト管
    理方法。
  12. 【請求項12】ユーザは、 インターネットで入手した販売情報の設計図に対し、 自己の端末の有するCADシステムにより、部屋割り、
    材料選定など、任意に設計変更し、 その後、前記インターネットを介して入手した設計変更
    の積算事務所が保有する生産情報を基に仕上表をリンク
    させ、その合成単価を作成するとともに、 自己の端末コンピュータにより、工種別内訳書、部屋別
    内訳書、部位別内訳書を自動集計する、 ことを特徴とする請求項10に記載の建築コスト管理方
    法。
  13. 【請求項13】設計図と仕上表は、 各部屋、各部位の3Dモデリングパーツを作成表示す
    る、 ことを特徴とする請求項6、7、8、9、10、11又
    は12に記載の建築コスト管理方法。
  14. 【請求項14】3Dモデリングパーツは、 複数組合さって3次元表示建物の3Dモデリング情報を
    形成する、 ことを特徴とする請求項13に記載の建築コスト管理方
    法。
  15. 【請求項15】工種別内訳書、部屋別内訳書、部位別内
    訳書は、 実行予算、工程管理を把握可能としてなる、 ことを特徴とする請求項9、10、11又は12に記載
    の建築コスト管理方法。
  16. 【請求項16】設計変更は、 商品単価等不足の情報がある場合、 該不足情報をインターネットで再検索補充する、 ことを特徴とする請求項11、12、13、14又は1
    5に記載の建築コスト管理方法。
  17. 【請求項17】ユーザは、 支払うべき費用を電子マネーで自動課金、精算する、 ことを特徴とする請求項5、6、7、8、9、10、1
    1、12、13、14、15又は16に記載の建築コス
    ト管理方法。
  18. 【請求項18】販売情報は、 銀行の貸付利率や不動産屋による不動産情報や保険業者
    の保険情報を含む、 ことを特徴とする請求項5、8又は12に記載の建築コ
    スト管理方法。
  19. 【請求項19】不動産情報は、 近くの病院、スーパー、郵便局、学校、コンビニ等の建
    設予定値の地域情報を含む、 ことを特徴とする請求項17に記載の建築コスト管理方
    法。
JP19764197A 1997-07-23 1997-07-23 建築コスト管理方法 Pending JPH1139390A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19764197A JPH1139390A (ja) 1997-07-23 1997-07-23 建築コスト管理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19764197A JPH1139390A (ja) 1997-07-23 1997-07-23 建築コスト管理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1139390A true JPH1139390A (ja) 1999-02-12

Family

ID=16377876

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19764197A Pending JPH1139390A (ja) 1997-07-23 1997-07-23 建築コスト管理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1139390A (ja)

Cited By (34)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000037297A (ko) * 2000-04-17 2000-07-05 박춘성 인터넷을 이용한 구매자 중심의 견적시스템
KR20000049997A (ko) * 2000-05-10 2000-08-05 최우영 네트워크 기반의 건축 서비스 시스템 및 그 방법
KR20010007721A (ko) * 2000-07-03 2001-02-05 최성태 인터넷을 이용한 건축 적산 및 견적 제공 방법
KR20010016314A (ko) * 2000-03-30 2001-03-05 이영종 전자상거래를 이용한 주택건축업무 처리 시스템 및 방법
KR20010016348A (ko) * 2000-12-04 2001-03-05 조태영 오픈 일렉트로닉 네트워크 상에서의 실내건축 설계 의뢰와진행에 관한 시스템
JP2001134665A (ja) * 1999-11-08 2001-05-18 Hitachi Ltd 施工者選定システム
KR20010073847A (ko) * 2000-01-21 2001-08-03 박광형 건설관련 정보 제공 웹사이트의 구성 및 운영방법
JP2001216347A (ja) * 2000-01-28 2001-08-10 Koji Okada インターネットを利用した住宅の設計・積算システム
KR20010081125A (ko) * 2000-11-29 2001-08-29 백지현 인터넷 입찰 시스템을 이용한 인테리어공사 무료대행에관한 방법
KR20010091005A (ko) * 2000-04-08 2001-10-22 이재호 인터넷을 이용한 내부장식기획의 조달 및 관리 방법
JP2001297182A (ja) * 2000-04-14 2001-10-26 Matsushita Electric Works Ltd 通信ウエブを利用した住宅向け営業支援システム
JP2001306944A (ja) * 2000-04-25 2001-11-02 Matsushita Electric Works Ltd 通信ウエブを利用した住宅向け営業支援システム
JP2001319103A (ja) * 2000-05-10 2001-11-16 Daikin Ind Ltd 商品購入支援方法及び商品購入支援システム
JP2001318965A (ja) * 2000-05-10 2001-11-16 Akira Maeda 建設関連情報提供システム
JP2002015031A (ja) * 2000-06-29 2002-01-18 Asahi Kasei Corp 住宅建築請負折衝システム
JP2002015028A (ja) * 2000-06-28 2002-01-18 Kaname Kensetsu Co Ltd 建築営業支援システム
KR20020008360A (ko) * 2000-07-22 2002-01-30 이국재 건설산업 fhbm(필 하우스 베이스 모델)모델이사업모델로서의 수익창출 방법과 건설산업의 구조에미치는 영향
JP2002041888A (ja) * 2000-07-31 2002-02-08 Interior Sakuraba Co Ltd インターネット・インテリアプランニングシステム
JP2002041879A (ja) * 2000-07-31 2002-02-08 Nichiha Corp サーバー装置、クライアント装置及び記録媒体
JP2002073734A (ja) * 2000-08-31 2002-03-12 Takiron Co Ltd 土木工事の設計支援システム
JP2002092128A (ja) * 2000-09-19 2002-03-29 Toyobo Co Ltd 情報管理装置および方法、ならびに、情報作成方法
JP2002108969A (ja) * 2000-09-26 2002-04-12 Taisei Corp 住戸プラン作成支援システム
JP2002150063A (ja) * 2000-11-10 2002-05-24 Mitsubishi Electric Corp 電子的受注業務支援システム、及び機種選定情報の提供方法並びに電子的受注情報の提供方法
JP2002207786A (ja) * 2001-01-10 2002-07-26 Hirai:Kk 個別発注住宅建築方法
JP2002269400A (ja) * 2001-03-12 2002-09-20 Juken Sangyo Co Ltd オンライン受発注処理方法およびシステム
JP2002279244A (ja) * 2001-03-19 2002-09-27 Juken Sangyo Co Ltd 簡易受発注処理方法およびシステム
JP2002318947A (ja) * 2001-04-19 2002-10-31 Being:Kk ネットワークを用いた工程管理システム
KR20020094279A (ko) * 2001-06-08 2002-12-18 디자인 응도(주) 인테리어 공사 중계관리 시스템
KR20030019992A (ko) * 2001-08-28 2003-03-08 김효철 인터넷을 이용한 도면 중심의 전자결재 시스템 및 그 방법
KR100390158B1 (ko) * 2000-06-30 2003-07-04 강현구 인터넷상의 사이버 건설회사를 이용한 입찰 방법
JP2004145902A (ja) * 2004-01-13 2004-05-20 Wood One:Kk オンライン受発注処理装置
KR100441978B1 (ko) * 2001-02-02 2004-07-27 (주)새암건축 실적공사비를 이용한 건축공사비 산출 및 분석 시스템
JP2007065806A (ja) * 2005-08-29 2007-03-15 Wood One:Kk 建築見積作成処理システム
JP2008181567A (ja) * 2008-04-18 2008-08-07 Misawa Homes Co Ltd 製品発注方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0447373A (ja) * 1990-06-12 1992-02-17 Nippon Kensetsu Computer Kk 建築用cadシステム
JPH06110903A (ja) * 1991-09-24 1994-04-22 Ace Van:Kk 建築コストシステム
JPH06131378A (ja) * 1992-10-21 1994-05-13 Haabesuto Syst:Kk プレゼンテーションシステム
JPH0991337A (ja) * 1995-09-26 1997-04-04 Arayama Motohide 工事費用見積システム
JPH09170330A (ja) * 1995-12-22 1997-06-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 建物リフォームcad積算システム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0447373A (ja) * 1990-06-12 1992-02-17 Nippon Kensetsu Computer Kk 建築用cadシステム
JPH06110903A (ja) * 1991-09-24 1994-04-22 Ace Van:Kk 建築コストシステム
JPH06131378A (ja) * 1992-10-21 1994-05-13 Haabesuto Syst:Kk プレゼンテーションシステム
JPH0991337A (ja) * 1995-09-26 1997-04-04 Arayama Motohide 工事費用見積システム
JPH09170330A (ja) * 1995-12-22 1997-06-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 建物リフォームcad積算システム

Cited By (37)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001134665A (ja) * 1999-11-08 2001-05-18 Hitachi Ltd 施工者選定システム
KR20010073847A (ko) * 2000-01-21 2001-08-03 박광형 건설관련 정보 제공 웹사이트의 구성 및 운영방법
JP4599532B2 (ja) * 2000-01-28 2010-12-15 浩次 岡田 インターネットを利用した住宅の設計・積算システム
JP2001216347A (ja) * 2000-01-28 2001-08-10 Koji Okada インターネットを利用した住宅の設計・積算システム
KR20010016314A (ko) * 2000-03-30 2001-03-05 이영종 전자상거래를 이용한 주택건축업무 처리 시스템 및 방법
KR20010091005A (ko) * 2000-04-08 2001-10-22 이재호 인터넷을 이용한 내부장식기획의 조달 및 관리 방법
JP2001297182A (ja) * 2000-04-14 2001-10-26 Matsushita Electric Works Ltd 通信ウエブを利用した住宅向け営業支援システム
KR20000037297A (ko) * 2000-04-17 2000-07-05 박춘성 인터넷을 이용한 구매자 중심의 견적시스템
JP2001306944A (ja) * 2000-04-25 2001-11-02 Matsushita Electric Works Ltd 通信ウエブを利用した住宅向け営業支援システム
JP2001319103A (ja) * 2000-05-10 2001-11-16 Daikin Ind Ltd 商品購入支援方法及び商品購入支援システム
KR20000049997A (ko) * 2000-05-10 2000-08-05 최우영 네트워크 기반의 건축 서비스 시스템 및 그 방법
JP2001318965A (ja) * 2000-05-10 2001-11-16 Akira Maeda 建設関連情報提供システム
JP2002015028A (ja) * 2000-06-28 2002-01-18 Kaname Kensetsu Co Ltd 建築営業支援システム
JP4526164B2 (ja) * 2000-06-29 2010-08-18 旭化成ホームズ株式会社 住宅建築請負折衝システム
JP2002015031A (ja) * 2000-06-29 2002-01-18 Asahi Kasei Corp 住宅建築請負折衝システム
KR100390158B1 (ko) * 2000-06-30 2003-07-04 강현구 인터넷상의 사이버 건설회사를 이용한 입찰 방법
KR20010007721A (ko) * 2000-07-03 2001-02-05 최성태 인터넷을 이용한 건축 적산 및 견적 제공 방법
KR20020008360A (ko) * 2000-07-22 2002-01-30 이국재 건설산업 fhbm(필 하우스 베이스 모델)모델이사업모델로서의 수익창출 방법과 건설산업의 구조에미치는 영향
JP2002041879A (ja) * 2000-07-31 2002-02-08 Nichiha Corp サーバー装置、クライアント装置及び記録媒体
JP2002041888A (ja) * 2000-07-31 2002-02-08 Interior Sakuraba Co Ltd インターネット・インテリアプランニングシステム
JP2002073734A (ja) * 2000-08-31 2002-03-12 Takiron Co Ltd 土木工事の設計支援システム
JP2002092128A (ja) * 2000-09-19 2002-03-29 Toyobo Co Ltd 情報管理装置および方法、ならびに、情報作成方法
JP2002108969A (ja) * 2000-09-26 2002-04-12 Taisei Corp 住戸プラン作成支援システム
JP2002150063A (ja) * 2000-11-10 2002-05-24 Mitsubishi Electric Corp 電子的受注業務支援システム、及び機種選定情報の提供方法並びに電子的受注情報の提供方法
KR20010081125A (ko) * 2000-11-29 2001-08-29 백지현 인터넷 입찰 시스템을 이용한 인테리어공사 무료대행에관한 방법
KR20010016348A (ko) * 2000-12-04 2001-03-05 조태영 오픈 일렉트로닉 네트워크 상에서의 실내건축 설계 의뢰와진행에 관한 시스템
JP2002207786A (ja) * 2001-01-10 2002-07-26 Hirai:Kk 個別発注住宅建築方法
KR100441978B1 (ko) * 2001-02-02 2004-07-27 (주)새암건축 실적공사비를 이용한 건축공사비 산출 및 분석 시스템
JP2002269400A (ja) * 2001-03-12 2002-09-20 Juken Sangyo Co Ltd オンライン受発注処理方法およびシステム
JP2002279244A (ja) * 2001-03-19 2002-09-27 Juken Sangyo Co Ltd 簡易受発注処理方法およびシステム
JP2002318947A (ja) * 2001-04-19 2002-10-31 Being:Kk ネットワークを用いた工程管理システム
KR20020094279A (ko) * 2001-06-08 2002-12-18 디자인 응도(주) 인테리어 공사 중계관리 시스템
KR20030019992A (ko) * 2001-08-28 2003-03-08 김효철 인터넷을 이용한 도면 중심의 전자결재 시스템 및 그 방법
JP2004145902A (ja) * 2004-01-13 2004-05-20 Wood One:Kk オンライン受発注処理装置
JP2007065806A (ja) * 2005-08-29 2007-03-15 Wood One:Kk 建築見積作成処理システム
JP4676282B2 (ja) * 2005-08-29 2011-04-27 株式会社ウッドワン 建築見積作成処理システム
JP2008181567A (ja) * 2008-04-18 2008-08-07 Misawa Homes Co Ltd 製品発注方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH1139390A (ja) 建築コスト管理方法
US7353188B2 (en) Product selling system and method for operating the same
US7844503B2 (en) Builders on-line assistant
US7254553B2 (en) Builders on-line assistant
US20030028393A1 (en) Method and computer program for estimating project costs and time factors and facilitating management of remodeling and construction projects
TWI373735B (en) Systems, methods and computer-readable storage medium for implementing processes relating to retail sales
US7769595B2 (en) Automated pricing and/or “Green” indicating method and system
US20140214473A1 (en) Method and system for providing enhanced sales and marketing tool
US20080167971A1 (en) Automated pricing system
US20060010005A1 (en) Building construction management system
JP2002024350A (ja) 小売店舗管理システム
JP2001195491A (ja) 住空間関連商品の販売支援方法と課金方法及びそのためのシステムと記録媒体
US7076455B1 (en) Builders on-line assistant
US20150120365A1 (en) Real estate space evaluation system and method
JP2001290977A (ja) キャド−仮想現実システムを利用した電子商取引き方法、電子商取引方法及びシステム
JP6132513B2 (ja) 不動産取引支援システム
US20060155634A1 (en) Novel construction contractors bidding system and method
KR20000058784A (ko) 건축 인테리어에 관한 시뮬레이션과 이에 따른 주문제작을실행하는 방법
JP2016139240A (ja) 建築設備の資材支援システム
JP3841721B2 (ja) 建築見積システムおよび建築見積プログラム並びにそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
KR100441978B1 (ko) 실적공사비를 이용한 건축공사비 산출 및 분석 시스템
US20040073492A1 (en) Techniques for building construction and marketing
JP2005301770A (ja) 建築情報管理システムと建築情報管理プログラムと記録媒体
KR102086459B1 (ko) 건축 프로젝트 통합 관리 시스템 및 그 방법
JP2002215686A (ja) 建築見積システムおよびその処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体