JP2002015031A - 住宅建築請負折衝システム - Google Patents

住宅建築請負折衝システム

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JP2002015031A JP2000197381A JP2000197381A JP2002015031A JP 2002015031 A JP2002015031 A JP 2002015031A JP 2000197381 A JP2000197381 A JP 2000197381A JP 2000197381 A JP2000197381 A JP 2000197381A JP 2002015031 A JP2002015031 A JP 2002015031A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 注文住宅の計画・建築に際して、仮想の打合
せ空間(ヴァーチャル営業所)を利用することにより、
場所的・時間的な節約と、打合せ/折衝に関する質的な
向上を図ること。 【解決手段】 打合せ/折衝サイト運営者(住宅メー
カ)装置を基点とし、顧客/業務提携側装置との間で仮
想の打合せ空間を構築し、住宅関連情報の打合せ/業務
折衝を行うシステムにおいて、顧客/業務提携側装置で
は、住宅関連情報の打合せに必要な条件を設定し、サイ
ト運営者側の装置では、設定条件に応じて仮想の打合せ
空間を構築して住宅関連情報の打合せに必要な所望の打
合せ情報を作成し、作成した打合せ情報を各打合せ毎に
随時蓄積する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、注文住宅の計画・
請負・建築のプロセスに係り、仮想の打合せ空間(ヴァ
ーチャル営業所)を利用して住宅建築に関連する打合せ
を行うことが可能な住宅建築請負折衝システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、注文住宅を計画・請負・建築する
プロセスでは、建売り・分譲住宅、規格型住宅の購入/
販売と異なり、住宅検討者(以下、顧客という)と建築
業者(以下、住宅メーカという)とが面談して住宅の設
計内容を打合せたり、業務の折衝等を行うのが必須の商
習慣となっている。
【0003】そして、具体的な打合せや折衝の段階に入
ると、顧客・住宅メーカ共に特定の場所(顧客の自宅、
展示場、営業所等)で、特定の時間を確保して打合せ/
折衝を行う必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、複数の住宅メ
ーカと打合せ/折衝するような場合には、場所的・時間
的に制約を受け、多大な時間と手間を覚悟しなければな
らない。
【0005】引越し、仮住い、融資先等の住宅メーカと
の打合せ以外の項目については、住宅メーカとの折衝と
は別途、他の関連業者との間で打合せ/折衝も必要とな
り、顧客はその都度情報を提供しなければならない。
【0006】また、住宅請負業務においては、「住宅メ
ーカと客との折衝の質を向上させる」ことが不可欠とな
っている。この場合、住宅メーカが用意している「具体
像」と、客が描く「夢」とを、言葉に頼って「Face
−to−Face」でやりとりしながら、整合・具体化
していくことは、多くの時間と労力とを費やすことにな
り、しかも、このようなやりとりには限界があった。
【0007】例えば、2世帯・3世帯住宅建設では、家
族の年齢層が広がったり、離ればなれで暮らしていたり
して、主導者(代表者)の意見が幅を利かせて折衝が進
む結果、他の者に不満が残ることになる。
【0008】その上、打合せ/折衝に関する質の向上を
図るため、複数の住宅メーカを比較したい場合には、自
ら複数の住宅メーカに情報提供を依頼することが必要と
なり、より多大な時間と手間が必要となる。
【0009】そこで、本発明の目的は、注文住宅の計画
・請負・建築に際して、仮想の打合せ空間(ヴァーチャ
ル営業所)を利用して住宅建築に関連する打合せを効率
良く行うことにより、場所的・時間的な節約を図り、ひ
いては、打合せ/折衝に関する質の向上を図ることが可
能な住宅建築請負折衝システムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、通信手段を介
して、少なくとも2つの情報処理装置の間で仮想の打合
せ空間を構築し、住宅建築に関連する打合せを行うシス
テムであって、第1の情報処理装置は、顧客側若しくは
業務提携側の装置であって、住宅建築に関連する打合せ
に必要な打合せ条件を設定する条件設定手段を具え、第
2の情報処理装置は、住宅メーカ側の装置であって、前
記設定された打合せ条件の内容に応じて仮想の打合せ空
間を構築することによって、住宅建築に関連する打合せ
に必要な所望の打合せ情報を作成する情報作成手段と、
前記仮想の打合せ空間にて作成された前記打合せ情報
を、各打合せ毎に蓄積する管理手段とを具えることによ
って、住宅建築請負折衝システムを構成する。
【0011】本発明は、通信手段を介して、住宅メーカ
側の装置と顧客側の装置との間で仮想の打合せ空間を構
築し、住宅建築に関連する打合せを行うシステムであっ
て、前記顧客側の装置は、住宅建築に関連する打合せに
必要な注文情報を設定する情報設定手段を具え、前記住
宅メーカ側の装置は、前記設定された注文情報の内容に
応じて仮想の打合せ空間を構築することによって、住宅
建築に関連する打合せに必要な所望の打合せ情報を作成
する情報作成手段と、前記打合せ情報の作成に必要なデ
ータを、前記通信手段を介して外部から収集するデータ
収集手段と、前記仮想の打合せ空間にて作成された前記
打合せ情報および前記収集されたデータを、前記顧客側
の装置との各打合せ毎に蓄積して履歴情報を構築する管
理手段とを具えることによって住宅建築請負折衝システ
ムを構成する。
【0012】本発明は、通信手段を介して、住宅メーカ
側の装置と業務提携側の装置との間で仮想の打合せ空間
を構築し、住宅メーカ側から住宅建築に関連する情報を
提供して業務折衝を行うシステムであって、前記住宅メ
ーカ側の装置は、顧客の要望を加味して作成された住宅
建築に関連する情報を、前記業務提携側の装置に提供す
る情報提供手段と、前記業務提携側の装置により設定さ
れた業務関連情報に応じて仮想の打合せ空間を構築する
ことによって、住宅建築に関連する業務折衝に必要な所
望の折衝情報を作成する情報作成手段と、前記折衝情報
の作成に必要なデータを、前記通信手段を介して外部か
ら収集するデータ収集手段と、前記仮想の打合せ空間に
て作成された前記折衝情報および前記収集されたデータ
を、前記業務提携側の装置との各折衝毎に蓄積して履歴
情報を構築する管理手段とを具え、前記業務提携側の装
置は、前記住宅メーカ側の装置から提供された前記顧客
の要望を加味して作成された住宅建築に関連する情報に
対応して、実施可能な業務に関連する業務関連情報を設
定する情報設定手段を具えることによって、住宅建築請
負折衝システムを構成する。
【0013】本発明は、通信手段を介して、住宅メーカ
側の装置を基点として、顧客側の装置および業務提携側
の装置が仮想の打合せ空間を構築し、住宅建築に関連す
る打合せ或いは業務折衝を行うシステムであって、前記
顧客側の装置は、住宅建築に関連する打合せに必要な注
文情報を設定する情報設定手段を具え、前記住宅メーカ
側の装置は、前記設定された注文情報の内容に応じて仮
想の打合せ空間を構築することによって、住宅建築に関
連する打合せに必要な所望の打合せ情報を作成する第1
の情報作成手段と、前記打合せ情報の作成に必要な第1
のデータを、前記通信手段を介して外部から収集する第
1のデータ収集手段と、前記仮想の打合せ空間にて作成
された前記打合せ情報および前記収集された第1のデー
タを、前記顧客側の装置との各打合せ毎に蓄積して第1
の履歴情報を構築する第1の管理手段と、前記業務提携
側の装置により設定された業務関連情報に応じて仮想の
打合せ空間を構築することによって、住宅建築に関連す
る業務折衝に必要な所望の折衝情報を作成する第2の情
報作成手段と、前記折衝情報の作成に必要な第2のデー
タを、前記通信手段を介して外部から収集する第2のデ
ータ収集手段と、前記仮想の打合せ空間にて作成された
前記折衝情報および前記収集された第2のデータを、前
記業務提携側の装置との各折衝毎に蓄積して第2の履歴
情報を構築する第2の管理手段とを具え、前記業務提携
側の装置は、前記住宅メーカ側の装置から提供された顧
客の要望を加味して作成された住宅建築に関連する情報
に対応して、実施可能な業務に関連する業務関連情報を
設定する情報設定手段を具えることによって、住宅建築
請負折衝システムを構成する。
【0014】ここで、前記業務提携側の装置は他の住宅
メーカを含み、当該他の住宅メーカは、前記住宅メーカ
側の装置を基点として該住宅メーカ側の装置から提供さ
れる住宅建築に関連する情報を利用することによって、
前記顧客側の装置との間で仮想の打合せ空間を構築し、
住宅建築に関連する打合せを行ってもよい。
【0015】前記顧客側の装置は他の住宅メーカを含
み、当該他の住宅メーカは、前記住宅メーカ側の装置を
基点として該住宅メーカ側の装置から提供される住宅建
築に関連する情報を利用することによって、前記業務提
携側の装置との間で仮想の打合せ空間を構築し、住宅建
築に関連する業務折衝を行ってもよい。
【0016】前記業務提携側の装置は他の住宅メーカを
含み、当該他の住宅メーカは、前記住宅メーカ側の装置
を基点として該住宅メーカ側の装置から提供される住宅
建築に関連する情報を利用することによって、当該他の
住宅メーカ以外の業務提携側の装置との間で仮想の打合
せ空間を構築し、住宅建築に関連する業務折衝を行って
もよい。
【0017】前記業務提携側の装置、又は、前記顧客側
の装置は、複数の装置から構成され、該複数の装置は、
打合せ又は業務提携を行う装置との間で仮想の打合せ空
間を各々別個に構築し、住宅建築に関連する打合せ又は
業務折衝を各々別個に行ってもよい。
【0018】前記住宅建築に関連する情報として、少な
くとも、間取り、建築配置、家具配置を含む建築計画
と、見積り、借入計画、融資先金融機関を含む資金計画
と、内外装、設備仕様を含むインテリア/エクステリア
計画と、打合せ工程、建築工程を含む家作り計画と、引
越し業者、仮住まい業者を含む住宅関連諸手続きとのい
ずれかを用いてもよい。
【0019】前記住宅メーカ側の装置は、建築工事着手
後、前記仮想の打合せ空間として構築されるヴァーチャ
ル営業所の専用ホームページへ各建築工程毎の画像を表
示する表示手段をさらに具え、前記顧客側の装置は、前
記表示された各建築工程毎の画像を取得して閲覧する閲
覧手段をさらに具えてもよい。
【0020】前記住宅メーカ側の装置は、建築工事完成
又は入居に至るまでの顧客データ並びに打合せデータ
を、前記管理手段に履歴情報として蓄積する蓄積手段
と、前記蓄積された履歴情報を建築計画記録として記憶
媒体に取得する取得手段とをさらに具えてもよい。
【0021】本発明は、通信手段を介して、顧客側若し
くは業務提携側の装置との間で仮想の打合せ空間を構築
し、住宅建築に関連する打合せを行う住宅メーカ側の装
置であって、顧客側若しくは業務提携側の装置で設定さ
れた住宅建築に関連する打合せに必要な打合せ条件を用
い、前記設定された打合せ条件の内容に応じて仮想の打
合せ空間を構築することによって、住宅建築に関連する
打合せに必要な所望の打合せ情報を作成する情報作成手
段と、前記仮想の打合せ空間にて作成された前記打合せ
情報を、各打合せ毎に蓄積する管理手段とを具えること
によって、情報処理装置を構成する。
【0022】本発明は、通信手段を介して、顧客側の装
置との間で仮想の打合せ空間を構築し、住宅建築に関連
する打合せを行う住宅メーカ側の装置であって、前記顧
客側の装置で設定された住宅建築に関連する打合せに必
要な注文情報を用い、前記設定された注文情報の内容に
応じて仮想の打合せ空間を構築することによって、住宅
建築に関連する打合せに必要な所望の打合せ情報を作成
する情報作成手段と、前記打合せ情報の作成に必要なデ
ータを、前記通信手段を介して外部から収集するデータ
収集手段と、前記仮想の打合せ空間にて作成された前記
打合せ情報および前記収集されたデータを、前記顧客側
の装置との各打合せ毎に蓄積して履歴情報を構築する管
理手段とを具えることによって、情報処理装置を構成す
る。
【0023】本発明は、通信手段を介して、業務提携側
の装置との間で仮想の打合せ空間を構築し、住宅建築に
関連する情報を提供して業務折衝を行う住宅メーカ側の
装置であって、前記住宅メーカ側の装置は、顧客の要望
を加味して作成された住宅建築に関連する情報を提供す
る情報提供手段と、前記業務提携側の装置により設定さ
れた実施可能な業務関連情報に基づいて仮想の打合せ空
間を構築することによって、住宅建築に関連する業務折
衝に必要な所望の折衝情報を作成する情報作成手段と、
前記折衝情報の作成に必要なデータを、前記通信手段を
介して外部から収集するデータ収集手段と、前記仮想の
打合せ空間にて作成された前記折衝情報および前記収集
されたデータを、前記業務提携側の装置との各折衝毎に
蓄積して履歴情報を構築する管理手段とを具えることに
よって、情報処理装置を構成する。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態を詳細に説明する。
【0025】[第1の実施の形態]まず、本発明の第1
の実施の形態を、図1〜図11に基づいて説明する。
【0026】(システム構成)まず、本システムの全体
構成の概略を、図1〜図5に基づいて説明する。
【0027】図1は、本発明に係る住宅建築請負折衝シ
ステム1の構成例を示す。
【0028】本システム1は、住宅メーカ側装置(打合
せ/折衝サイト運営者)であるサーバ装置10と、顧客
側装置としてのパーソナルコンピュータ等の端末機器か
らなるクライアント装置20と、住宅の建築等に関連す
る会社群からなる業務提携側装置としての住宅関連業者
装置300と、顧客側装置又は業務提携側装置としての
住宅メーカ群からなる他の住宅メーカ50とから構成さ
れる。
【0029】サーバ装置10と他の住宅メーカ50との
間は通信手段としてのインターネット70、サーバ装置
10とクライアント装置20との間は通信手段としての
インターネット80、サーバ装置10と住宅関連業者装
置300との間は通信手段としてのインターネット90
をそれぞれ介して接続されている。
【0030】住宅関連業者装置300には、例えば、建
築工事業者群の装置30、金融機関群の装置31、保険
会社群の装置32、引越業者群の装置33、不動産業者
群の装置34等が含まれる。装置30は、住宅建築の工
事業務を行う。装置31は、融資提案、返済シミュレー
ション、申込み受付等の金融案内業務を行う。装置32
は、火災保険、地震保険、生命保険等の保険案内業務を
行う。装置33は、引越費用、倉庫保管管理等の引越案
内業務を行う。装置34は、仮住い等の不動産案内業務
を行う。
【0031】また、サーバ装置10には、クライアント
装置20との間で住宅建築業務に関連する打合せを行う
ための仮想の打合せ空間(ヴァーチャル営業所)を構成
する顧客専用の打合せサイト100(顧客別HP、以
下、ホームページ100という)が開設されている。
【0032】同様に、サーバ装置10には、住宅関連業
者装置30との間で住宅建築業務に関連する業務の折衝
を行うための仮想の打合せ空間(ヴァーチャル営業所)
を構成する関連業者専用の折衝サイト110〜115
(業者別HP、以下、ホームページ110〜115とい
う)が開設されている。
【0033】これらホームページ110〜115のう
ち、建築工事業者サイト110は建築工事業者群の装置
30、ローンサイト111は金融機関群の装置31、保
険サイト112は保険会社群の装置32、引越しサイト
113は引越業者群の装置33、仮住いサイト114は
不動産業者群の装置34、その他サイト115はその他
の装置35とそれぞれ対応する。
【0034】(住宅メーカ側の装置)図2は、住宅メー
カ側のサーバ装置10の構成を示す。
【0035】サーバ装置10には、少なくとも、情報作
成部11と、データ収集部12と、管理部13と、情報
提供部14と、各種の処理および統括的な制御を行う処
理部15と、住宅に関連する情報、打合せ/折衝に関す
る情報、各種の画像データを入力する入力部16と、画
像データやホームページ100を含む各種の情報を表示
する表示部17と、本発明の処理に係る制御プログラム
等の各種のプログラムを記憶する領域を有する記憶部1
8と、打合せ/折衝に係るデータを蓄積する各データベ
ース(DB)19とが設けられている。なお、これら各
部は、相互に通信可能なバスBによって接続されてい
る。
【0036】情報作成部11は、各種の処理を行う他
に、予め設定された注文情報の内容に応じて顧客毎のホ
ームページ100を構築し、住宅の建築等に関連する打
合せに必要な打合せ情報を作成する機能をもつ。
【0037】また、情報作成部11は、業務提携側の各
装置30〜35により設定された業務関連情報に応じて
各業者毎のホームページ110〜115を構築し、住宅
の建築等に関連する業務折衝に必要な折衝情報を作成す
る機能をもつ。
【0038】データ収集部12は、各顧客との打合せ情
報や、各業者との業務に関する折衝情報の作成に必要な
各種のデータを、インターネット80,90をそれぞれ
介して外部装置から収集する機能をもつ。
【0039】管理部13は、各顧客との打合せ情報およ
び収集されるデータを、顧客側のクライアント装置20
との打合せ毎に随時蓄積することによって履歴情報を作
成する機能をもつ。また、管理部13は、各業者との業
務に関する折衝情報および収集されるデータを、業務提
携側の各装置30〜35との折衝毎に随時蓄積すること
によって履歴情報を作成する機能をもつ。
【0040】情報提供部14は、顧客の要望を加味して
作成された住宅の建築等に関連する情報を、インターネ
ット70を介して顧客側又は業務提携側となり得る各装
置50に提供したり、インターネット80を介して顧客
側の各装置20に提供したり、インターネット90を介
して業務提携側の各装置30〜35に提供する機能をも
つ。
【0041】データベース19は、管理部13によって
構築される各顧客との打合せ毎或いは各装置30〜35
との折衝毎にそれぞれ得られる履歴情報を随時蓄積した
り、インターネット80,90等の通信手段を介して外
部の装置から収集されるデータを保存する。
【0042】(顧客側の装置)図3は、顧客側のクライ
アント装置20の構成例を示す。
【0043】クライアント装置20には、少なくとも、
住宅に関連する情報の打合せの条件設定を行う設定部2
1と、本発明の処理に係る制御プログラムや各種のプロ
グラムを記憶する領域や、GUI(グラフィカルユーザ
インターフェース)、ブラウザ、アプリケーションプロ
グラム等を記憶する領域を有する記憶部22と、各種の
処理や統括的な制御を行う処理部23と、サーバ装置1
0側から転送される画像データやホームページ100を
閲覧可能な表示部24と、表示画面に表示された画像情
報等を出力可能な出力装置(例えば印刷可能なプリン
タ)25とが設けられている。なお、これら各部は、相
互に通信可能なバスBによって接続されている。
【0044】設定部21は、住宅の建築等に関連する情
報の打合せに必要な注文情報を設定する機能をもつ。
【0045】(業務提携側の装置)図4は、業務提携側
の装置30〜35の構成例を示す。
【0046】装置30〜35には、少なくとも、住宅に
関連する情報の折衝に関する条件設定を行う設定部36
と、各種の処理や統括的な制御を行う処理部37と、サ
ーバ装置10側のホームページ110〜115を閲覧可
能な表示部38と、画像データや各種の制御プログラム
等を記憶する記憶部39と、写真(工事関連)の画像デ
ータ等を入力する入力部40とが設けられている。これ
ら各部は、相互に通信可能なバスBによって接続されて
いる。
【0047】設定部36は、住宅メーカ側のサーバ装置
10から提供される顧客の要望を加味して作成された住
宅の建築等に関連する情報に基づいて、業務に関連する
業務関連情報を設定する機能をもつ。
【0048】(他の住宅メーカの装置)図5は、他の住
宅メーカの装置50の構成例を示す。
【0049】装置50には、少なくとも、住宅に関連す
る情報の打合せ/折衝に関する条件設定を行う設定部5
1と、各種の処理や統括的な制御を行う処理部52と、
サーバ装置10側のホームページ100やホームページ
110〜115を閲覧可能な表示部53と、画像データ
や各種の制御プログラム等を記憶する記憶部54と、写
真(工事関連)の画像データ等を入力する入力部55
と、表示画面に表示された画像情報等を出力可能な出力
装置(例えば印刷可能なプリンタ)56とが設けられて
いる。これら各部は、相互に通信可能なバスBによって
接続されている。
【0050】設定部51は、住宅の建築等に関連する情
報の打合せに必要な注文情報を設定する機能や、住宅メ
ーカ側のサーバ装置10から提供される顧客の要望を加
味して作成された住宅の建築等に関連する情報に基づい
て業務に関連する業務関連情報を設定する機能等をも
つ。
【0051】(システム動作)以下、本システムの動作
を、図6に基づいて説明する。
【0052】図6は、本発明に係る打合せ/折衝の各処
理を示すフローチャートである。
【0053】本システムの処理は、ステップS1の申込
み段階と、ステップS100の打合せ/折衝段階と、ス
テップS200の工事段階と、ステップS300の完成
後との各種処理に大別される。このような顧客、住宅メ
ーカ、関連業者における各段階内での処理は並列的に実
行される。
【0054】(申込み段階)まず、ステップS1の申込
み段階について説明する。
【0055】ステップS10では、クライアント装置2
0において、顧客が住宅の建築に関する登録/打合せの
申し込みを行う。
【0056】ステップS20では、サーバ装置10にお
いて、住宅メーカがステップS10に対応する処理を行
う。すなわち、打合せ/折衝サイト運営者である住宅メ
ーカは、サーバ装置10において、顧客からの打合せ申
し込みに応じて、打合せを行うための仮想の打合せ空間
であるヴァーチャル営業所を構築するために、打合せ専
用のホームページ100をインターネット80上に開設
する。
【0057】これと並行して、サーバ装置10におい
て、業者との業務折衝を行うための仮想の打合せ空間で
あるヴァーチャル営業所、すなわち折衝専用のホームペ
ージ110〜115をインターネット90上に開設す
る。なお、各ホームページには、セキュリティを加味し
たID(識別情報)の発行がなされる。
【0058】また、サーバ装置10のホームページ11
0〜115を通じて、関連業者の装置30〜35に顧客
情報を発信する。
【0059】さらに、サーバ装置10のホームページ1
00を通じて、顧客に対して追加情報の入力を依頼す
る。
【0060】ステップS30では、装置30〜35にお
いて、関連業者が、サーバ装置10から提供された顧客
情報を確認する。
【0061】ステップS40では、サーバ装置10にお
いて、顧客との打合せ、関連業者との業務折衝、その他
の基本となる情報の収集、プラン内容等を、各打合せ/
各折衝毎にデータベース19に随時蓄積する。
【0062】なお、ステップS10、ステップS20、
ステップS30、ステップS40の各処理は、並列的に
実行される。
【0063】(打合せ/折衝段階)次に、ステップS1
00の打合せ段階について説明する。
【0064】ステップS110では、クライアント装置
20において、顧客は、インターネット80上のホーム
ページ100を通じて住宅メーカとの間で住宅建築に必
要な打合せを行う。
【0065】打合せの内容としては、例えば、建物設計
(間取り、建物配置、家具配置等)、スケジュール(打
合せ工程、建築工程等)、資金(見積り、借入計画
等)、インテリア/エクステリア計画(内外装、設備仕
様)、諸手続き(保険、引越し、仮住い等)等がある。
【0066】ステップS120では、サーバ装置10に
おいて、住宅メーカは、顧客との間でステップS110
に対応した打合せを行う。
【0067】例えば、顧客が間取りの要望をホームペー
ジ100に記入した場合には、住宅メーカは、その要望
を受けて間取図をホームページ100に掲示する。顧客
は、その掲示された間取図を閲覧し、希望とするもので
ない場合には、間取図の変更をホームページ100上に
記入する。これにより、住宅メーカは、顧客の希望依頼
する内容の間取図に修正し、その修正した間取図をホー
ムページ100上に再度掲示する。
【0068】このように仮想の打合せ空間であるホーム
ページ100を通じて、顧客と住宅メーカとの間で、住
宅建築に関連(建築工事、資金、諸手続き等の各種の情
報)する詳細な打合せを行っていく。この仮想の打合せ
空間を利用した打合せは、顧客の希望条件を満足するま
で、時間的、場所的な制約を受けることなく、何度でも
行うことができる。
【0069】ステップS121では、住宅メーカは、既
に顧客との間で打ち合わせ済みの提案内容のうちから各
サイトに応じて、ホームページ110〜115上に掲示
する。これにより、顧客の要望する情報が関連業者側の
装置30〜35に提供されることになる。そして、住宅
メーカは、所定の業者との間で、その顧客の要望する情
報に基づいて業務内容の折衝を具体的に行っていく。
【0070】上記例では、顧客が希望する間取図をホー
ムページ110上に掲示し、住宅メーカが建築工事業者
の装置30との間で、具体的な業務の折衝を行うことに
なる。
【0071】ステップS130では、関連業者側の装置
30〜35において、業者は、住宅メーカとの間でステ
ップS121に対応した業務の折衝を行う。
【0072】すなわち、関連業者側の装置30〜35に
おいて、サーバ装置10のホームページ110〜115
に掲示された顧客の要望する提案内容を確認し、実施可
能か否かの検討を行う。もし、実施に無理がある場合に
は、その提案内容に修正又は変更を加え、その修正等を
行った回答案をサーバ装置10内のホームページ110
〜115に掲示する。
【0073】上記例では、工事業者がサーバ装置10の
ホームページ110に掲示された間取図を検討し、修正
等を行って回答案をホームページ110に掲示する。
【0074】そして、ステップS120に戻り、サーバ
装置10において、住宅メーカは、その業者からの回答
案をホームページ100上に掲示する。
【0075】さらに、ステップS110に戻り、顧客
は、ホームページ100上に掲示された回答案を再検討
する。もし、その回答案の内容に変更等がなければ、最
終的な案として業務の確認と合意が成立する。その回答
案の内容に変更等があれば、再度ステップS121に進
んで、業者との間で業務に関する折衝を再度行うことに
なる。
【0076】上記例では、業者が修正等を行った間取図
の回答案をホームページ100に掲示し、住宅メーカと
顧客との間で再度打合せを行う。そして、顧客にとって
満足のいく内容であれば最終的な案として採用し、不満
足な内容であればホームページ110を通じて住宅メー
カと業者との間で業務の折衝を再度行う。
【0077】ステップS140では、サーバ装置10の
データベース19において、上記顧客との打合せ内容、
および、業者との業務折衝内容を、打合せ毎又は折衝毎
に随時蓄積していく。
【0078】なお、ステップS110、ステップS12
0、ステップS121、ステップS130、ステップS
140の各処理は、並列的に実行される。
【0079】(工事段階)次に、ステップS200の工
事段階について説明する。
【0080】ステップS210では、建築工事業者の装
置30において、建築工事業者は、工事状況に関する連
絡事項や工程毎の写真等を作成し、ホームページ110
上に掲示する。
【0081】ステップS220では、サーバ装置10に
おいて、住宅メーカは、ホームページ110に掲示され
た写真等の工事状況を確認・閲覧した後、顧客に転送・
連絡する。すなわち、住宅メーカは、ホームページ10
0上に工事の進行状況を示す写真等を掲示し、必要に応
じて工事状況の詳細な説明等を書き込む。
【0082】ステップS230では、クライアント装置
20において、顧客は、ホームページ100上に掲示さ
れる工事状況の確認を行う。工事状況は、写真等によっ
てその進行状況を把握することができる。また、顧客
は、工事状況に関して気になる点や要望する点等があっ
た場合には、その旨の内容をホームページ100上に書
き込む。
【0083】顧客から工事状況に関する要望等があった
場合には、ステップS220に戻り、住宅メーカは、そ
の要望等に関する顧客の情報をホームページ110上に
掲示する。これにより、建築工事業者は、ホームページ
110を閲覧して、顧客の要望に応じた回答案を作成す
る。そして、その作成した回答案をホームページ110
に掲示する。これにより、顧客は、その回答案をホーム
ページ100を通じて閲覧し、工事内容が自分の希望ど
おりに進行しているか否かを確認することができる。ス
テップS240では、サーバ装置10のデータベース1
9において、工事状況に関する写真や工事説明、顧客と
住宅メーカとのやりとり、住宅メーカと建築工事業者と
のやりとり、顧客により書き込まれた要望等を逐次蓄積
していく。
【0084】なお、ステップS210、ステップS22
0、ステップS230、ステップS240の各処理は、
並列的に実行される。
【0085】(完成後)次に、ステップS300の住宅
完成後について説明する。
【0086】ステップS310では、サーバ装置10に
おいて、住宅メーカは、データベース19に蓄積された
顧客との打合せデータ、並びに、業者との業務折衝デー
タ等を、「住宅建築記録」として各顧客別に蓄積して保
存する。また、その顧客別の住宅建築記録は、別体の記
録媒体として取得することが可能である。
【0087】ステップS320では、顧客は、データベ
ース19に住宅建築記録として保存されている記録デー
タをホームページ100を通じて閲覧したり、必要に応
じてダウンロードして記録データとして取得することが
できる。また、顧客は、その取得した住宅建築記録を保
存した記録データを、別の記憶媒体に保存して住宅メー
カからの記念品として保管することができる。
【0088】(第1の実施例)次に、打合せ/折衝に関
する具体例を、図7〜図11に基づいて説明する。
【0089】図7は、住宅メーカ(打合せ/折衝サイト
運営者)と顧客との間で構築される仮想の打合せ空間
(ヴァーチャル営業所)を示す。
【0090】顧客は、クライアント装置20を操作する
ことによって、インターネット80を通じてサーバ装置
10のホームページ100上に住宅建築に関連する情報
の書き込み等を行うことができ、これにより住宅メーカ
の担当者との間で所望の打合せを行うことができる。
【0091】図8は、サーバ装置10の表示画面に表示
されるホームページ100の1例を示す。
【0092】201は、掲載履歴(見出し)の領域であ
る。
【0093】202は、住宅メーカの担当者と顧客との
双方が掲示板式に書き込みを行う領域である。例とし
て、「ご要望の通り、LDを2帖ほど広げました。玄関
の大きさも確保して下さい。」という文章を書き込む。
【0094】203は、家づくりに必要な関連項目のフ
ァイルを用意する領域である。なお、全てが整理し終わ
れば、家作り完了と表示する。
【0095】204は、間取設計図、資金計画表、建築
計画表、スケジュール表、写真画像等を掲示する領域で
ある。
【0096】図9〜図11は、ホームページ100の領
域204に掲示される画面例を示す。
【0097】図9は、資金計画表210の例を示す。
【0098】画面左側には総予算211、画面右側には
資金計画212が掲示される。総予算211には、請負
代金内訳213、諸費用214、その他の費用215等
を記入する。資金計画212には、借入計画216、自
己資金217等を記入する。
【0099】図10は、エクステリア計画表220の例
を示す。
【0100】画面上には、契約No221、担当者名2
22、家の外観図223、各種のエクステリアに関する
選択項目224〜229が掲示される。選択例(図中、
チェック印の位置)として、例えば、選択項目224は
商品名としてプレビオ・キャンバス、選択項目225は
屋根材としてコロニアル、選択項目226は外壁目地タ
イプとしてFAタイプ、選択項目227は外壁色として
クレイミックス、選択項目228は玄関タイルとしてM
AX150/11、選択項目229は外玄関灯としてH
LW6142ELをそれぞれ選択している。
【0101】なお、エクステリアに関するその他の選択
項目の例として、玄関ドア、勝手口ドア、ベランダド
ア、ベランダ屋上用手摺、物干金物、ベランダ床仕上
げ、ロール式網戸等を挙げることができる。
【0102】図11は、スケジュール表230の例を示
す。
【0103】画面左側から順に、住宅の建築計画に沿っ
て、各種の項目231、日付記入欄232、契約金や着
工金等の支払金額と内訳を記入する金額欄233等が掲
示されている。
【0104】以上説明したような各種の項目を、顧客が
クライアント装置20の画面上で選択して設定すること
により、サーバ装置10のホームページ100を通じて
住宅メーカの担当者との間で十分納得のいく打合せを簡
単に行うことができる。
【0105】[第2の実施の形態]次に、本発明の第2
の実施の形態を、図12に基づいて説明する。なお、前
述した例と同一部分については、その説明を省略し、同
一符号を付す。
【0106】(金融機関/融資申込み・審査)図12
は、打合せ/折衝サイト運営者である住宅メーカが、サ
ーバ装置10のホームページ100,111を通じて、
顧客および金融機関との間で打合せ/折衝を行う例を示
す。
【0107】例えば、顧客は、ホームページ100を通
じて住宅メーカに対して、住宅建築に関連する融資の相
談申し込みを行う。この相談申込みを受けて、住宅メー
カは、ホームページ111(ローンサイト)を通じ、顧
客からの融資相談申込みに関する顧客情報を金融機関側
の装置31に提供する。
【0108】以下、打合せ/折衝の具体的な説明を行
う。 1)住宅メーカは、建物大きさ、見積り金額等の情報を
顧客に発信し、その打合せ経過内容をデータベース19
に蓄積する。 2)顧客は、年齢、年収などの情報を住宅メーカに発信
し、その打合せ経過内容をデータベース19に蓄積す
る。 3)住宅メーカは、データベース19に蓄積された「建
物面積」、「見積り金額」、「年収などの顧客属性」等
のデータを、ホームページ111を通じて金融機関に提
供する。 4)金融機関は、装置31を通じてホームページ111
に掲示された顧客データの提案内容を閲覧し、融資が実
施可能か否かの審査を行う。 5)金融機関は、融資額、返済シュミレーション結果、
審査結果等の情報をホームページ111を通じて住宅メ
ーカに発信する。このようにして金融機関は、住宅メー
カとの間で融資に関する入札等の折衝を行う。 6)住宅メーカは、金融機関から回答のあった融資情報
をホームページ100上に掲示する。これにより、顧客
は、ホームページ100を通じて住宅メーカに対して融
資の希望申込みを行う。 7)住宅メーカは、融資の希望申込み内容をホームペー
ジ111上に掲示し、これにより、金融機関は、顧客と
別途金銭消費貸借契約の締結後、融資を実行する。
【0109】[第3の実施の形態]次に、本発明の第3
の実施の形態を、図13に基づいて説明する。なお、前
述した各例と同一部分については、その説明を省略し、
同一符号を付す。
【0110】(保険会社/保険申込み・提案)図13
は、打合せ/折衝サイト運営者である住宅メーカが、サ
ーバ装置10のホームページ100,112を通じて、
顧客および保険会社との間で打合せ/折衝を行う例を示
す。
【0111】顧客は、ホームページ100を通じて住宅
メーカに対して、住宅建築に関連する保険の相談申し込
みを行う。この相談申込みを受けて、住宅メーカは、ホ
ームページ112(保険サイト)を通じ、顧客からの保
険の相談申込みに関する顧客情報を保険会社側の装置3
2に提供する。
【0112】以下、打合せ/折衝の具体的な説明を行
う。 1)住宅メーカは、建物構造・大きさ、見積り金額等の
情報を顧客に発信し、その打合せ経過内容をデータベー
ス19に蓄積する。 2)顧客は、年齢、年収などの情報を住宅メーカに発信
し、その打合せ経過内容をデータベース19に蓄積す
る。 3)住宅メーカは、データベース19に蓄積された「建
物構造」、「建物面積」、「見積り金額」、「年収など
の顧客属性」等のデータを、ホームページ112を通じ
て保険会社に提供する。 4)保険会社は、装置32を通じてホームページ112
に掲示された顧客データの提案内容を閲覧し、提案が実
施可能か否かの審査を行う。 5)保険会社は、保険金額、ライフシミュレーション結
果等の情報をホームページ112を通じて住宅メーカに
発信する。このようにして保険会社は、住宅メーカとの
間で保険契約に関する折衝を行う。 6)住宅メーカは、保険会社から回答のあった保険契約
に関する情報をホームページ100上に掲示する。これ
により、顧客は、ホームページ100を通じて住宅メー
カに対して保険契約の希望申込みを行う。 7)住宅メーカは、保険契約の希望申込み内容をホーム
ページ112上に掲示し、これにより、保険会社は、顧
客と別途保険契約を締結する。
【0113】[第4の実施の形態]次に、本発明の第4
の実施の形態を、図14に基づいて説明する。なお、前
述した各例と同一部分については、その説明を省略し、
同一符号を付す。
【0114】(引越業者/引越し申込み・費用見積り)
図14は、打合せ/折衝サイト運営者である住宅メーカ
が、サーバ装置10のホームページ100,113を通
じて、顧客および引越業者との間で打合せ/折衝を行う
例を示す。
【0115】顧客は、ホームページ100を通じて住宅
メーカに対して、住宅建築に関連する引越しの相談申し
込みを行う。この相談申込みを受けて、住宅メーカは、
ホームページ113(引越しサイト)を通じ、顧客から
の引越しの相談申込みに関する顧客情報を引越業者側の
装置33に提供する。
【0116】以下、打合せ/折衝の具体的な説明を行
う。 1)顧客は、間取り打合せ段階で、家具リスト情報(家
具・家電の種類・サイズ等)を、ホームページ100を
通じて住宅メーカに発信する。 2)住宅メーカは、その家具・家電に関する家具リスト
情報をデータベース19に蓄積する。 3)住宅メーカは、データベース19に蓄積された家具
リスト情報を、ホームページ113を通じて引越業者に
提供する。 4)引越業者は、装置33を通じてホームページ113
に掲示された顧客の家具リスト情報等の提案内容を閲覧
し、引越しの見積りを行う。 5)引越業者は、引越し費用見積り書を、ホームページ
113を通じて住宅メーカに発信する。このようにして
引越業者は、住宅メーカとの間で引越見積りに関する入
札等の折衝を行う。 6)住宅メーカは、引越業者から回答のあった引越し費
用見積り書をホームページ100上に掲示する。これに
より、顧客は、ホームページ100を通じて住宅メーカ
に対して引越契約の希望申込みを行う。 7)住宅メーカは、引越契約の希望申込み内容をホーム
ページ113上に掲示し、これにより、引越業者は、顧
客と別途引越契約を締結する。 [第5の実施形態]次に、本発明の第5の実施の形態
を、図15に基づいて説明する。なお、前述した各例と
同一部分については、その説明を省略し、同一符号を付
す。
【0117】(不動産業者/仮住い申込み・提案)図1
5は、打合せ/折衝サイト運営者である住宅メーカが、
サーバ装置10のホームページ100,114を通じ
て、顧客および不動産業者との間で打合せ/折衝を行う
例を示す。
【0118】顧客は、ホームページ100を通じて住宅
メーカに対して、住宅建築に関連する仮住いの相談申し
込みを行う。この相談申込みを受けて、住宅メーカは、
ホームページ114(仮住いサイト)を通じ、顧客から
の仮住いの相談申込みに関する顧客情報を不動産業者側
の装置34に提供する。
【0119】以下、打合せ/折衝の具体的な説明を行
う。 1)住宅メーカは、仮住いに関する情報を顧客に発信
し、その打合せ段階で建築スケジュール、家族構成等の
情報をデータベース19に蓄積する。 2)顧客は、仮住いの希望地域などの情報を住宅メーカ
に発信し、その打合せ経過内容をデータベース19に蓄
積する。 3)住宅メーカは、データベース19に蓄積された「希
望地域」、「仮住い必要時期/建築時期」、「家族構
成」等のデータを、ホームページ114を通じて不動産
業者に提供する。 4)不動産業者は、装置34を通じてホームページ11
4に掲示された顧客データの提案内容を閲覧し、仮住い
先を検討する。 5)不動産業者は、複数の仮住い物件等の情報を、ホー
ムページ114を通じて住宅メーカに発信する。このよ
うにして不動産業者は、住宅メーカとの間で仮住い契約
に関する折衝を行う。 6)住宅メーカは、不動産業者から回答のあった複数の
仮住い物件等の情報をホームページ100上に掲示す
る。これにより、顧客は、所望の仮住い物件を選定し、
ホームページ100を通じて住宅メーカに対して仮住い
契約の希望申込みを行う。 7)住宅メーカは、仮住い契約の希望申込み内容をホー
ムページ114上に掲示し、これにより、不動産業者
は、顧客と別途仮住い契約を締結する。
【0120】[まとめ]上記本システムを構成したこと
によって、住宅メーカが邸別にホームページを開設・提
供して、住宅建設の相談の最初から竣工引渡しまで、客
の家族全員が随時・随所で存分に、各人の思い(本音)
の全部を各自の身近な端末機から入力してホームページ
に書込んで住宅建設に反映させることが可能となり、こ
れにより「打合せ/折衝の質」を飛躍的に向上させるこ
とができる。このようなシステムの処理に必要な高度な
ハードウェア部分・ソフトウェア部分の構成は住宅メー
カが負担するため、顧客側の負担を軽減することができ
る。
【0121】また、折々の打合せの仕様打合せ、質疑応
答、各種の業者(金融、保険、引越、不動産等)の支援
を得て豊富なサービス提供、工事進行の状況報告や建築
工事の画像送信が可能となる。一連の経過記録が残る等
の結果、顧客のCS(顧客満足度)と、関連業者を含む
住宅メーカの効率アップとを図ることができる。
【0122】さらに、他の住宅メーカに本システムをレ
ンタル(供与)してもよい。
【0123】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
打合せ/折衝サイト運営者(住宅メーカ)側の装置を基
点として、顧客側若しくは業務提携側の装置との間で仮
想の打合せ空間を構築し、住宅関連情報の打合せ或いは
業務折衝を行うシステムにおいて、顧客側若しくは業務
提携側の装置では、住宅関連情報の打合せに必要な条件
を設定し、サイト運営者側の装置では、その設定された
条件に応じて仮想の打合せ空間を構築して住宅関連情報
の打合せに必要な所望の打合せ情報を作成し、作成した
打合せ情報を各打合せ毎に随時蓄積するようにしたの
で、注文住宅の計画・請負・建築に際して、仮想の打合
せ空間(ヴァーチャル営業所)を利用して住宅建築に関
連する打合せを効率良く行うことが可能となり、これに
より、打合せ/折衝に係る場所的・時間的な節約を図る
ことができ、また、顧客の家族全員の各自が随時・随所
で身近な端末機を通じて自分の希望を思う存分に入力す
ることができるので、打合せ/折衝の質的な向上を図る
ことができ、さらに、打合せ/折衝の経過を随時自動的
に蓄積したので、メーカと顧客との間で後々トラブルが
発生しても証拠物件として利用でき、メーカと顧客の双
方にとって信頼性の面でも有効となものとすることがで
きる。
【0124】また、本発明によれば、通信手段を介し
て、住宅メーカ側の装置と顧客側の装置との間で仮想の
打合せ空間を構築し、住宅関連情報の打合せを行う打合
せシステムにおいて、顧客側の装置では、住宅関連情報
の打合せに必要な情報を設定し、住宅メーカ側の装置で
は、設定された情報に応じて仮想の打合せ空間を構築し
て住宅関連情報の打合せに必要な所望の打合せ情報を作
成し、作成した打合せ情報および通信手段を介して外部
から収集されたデータを、顧客側の装置との各打合せ毎
に随時蓄積して履歴情報を構築するようにしたので、上
記システムの場合と同様に、打合せ/折衝に係る場所的
・時間的な節約を図ることができ、また、顧客の家族全
員の各自が随時・随所で身近な端末機を通じて自分の希
望を思う存分に入力することができるので、打合せ/折
衝の質的な向上を図ることができ、さらに、履歴情報と
してデータを蓄積したので、メーカと顧客の双方にとっ
て信頼性の面でも有効なものとすることができる。
【0125】さらに、本発明によれば、通信手段を介し
て、住宅メーカ側の装置と業務提携側の装置との間で仮
想の打合せ空間を構築し、住宅メーカ側から住宅関連情
報を提供して業務折衝を行うシステムにおいて、住宅メ
ーカ側の装置では、顧客の要望を加味して作成された住
宅関連情報を業者側に提供し、業務提携側の装置により
設定された業務関連情報に応じて仮想の打合せ空間を構
築して住宅関連情報の業務折衝に必要な所望の折衝情報
を作成し、作成した折衝情報および通信手段を介して外
部から収集されたデータを業務提携側の装置との各折衝
毎に随時蓄積して履歴情報を構築し、業務提携側の装置
では、住宅メーカ側の装置から提供された顧客の要望を
加味して作成された住宅に関連する情報に対応して、実
施可能な業務に関連する業務関連情報を設定するように
したので、上記システムの場合と同様に、打合せ/折衝
に係る場所的・時間的な節約を図ることができ、また、
顧客の家族全員の各自が随時・随所で身近な端末機を通
じて自分の希望を思う存分に入力することができるの
で、打合せ/折衝の質的な向上を図ることができ、さら
に、履歴情報としてデータを蓄積したので、メーカと顧
客の双方にとって信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態である、住宅情報関
連システムの構成を示すブロック図である。
【図2】住宅メーカ側装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】顧客側装置の構成を示すブロック図である。
【図4】業務提携側装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図5】他の住宅メーカ側装置の構成を示すブロック図
である。
【図6】本発明に係る打合せ/折衝の処理を示すフロー
チャートである。
【図7】住宅メーカ(打合せ/折衝サイト運営者)と顧
客との間で構築される仮想の打合せ空間(ヴァーチャル
営業所)を示す説明図である。
【図8】サーバ装置の表示画面に表示されるホームペー
ジの例を示す説明図である。
【図9】資金計画表の例を示す説明図である。
【図10】エクステリア計画表の例を示す説明図であ
る。
【図11】スケジュール表の例を示す説明図である。
【図12】本発明の第2の実施の形態である、住宅メー
カと、顧客および金融機関との間で打合せ/折衝を行う
例を示す説明図である。
【図13】本発明の第3の実施の形態である、住宅メー
カと、顧客および保険会社との間で打合せ/折衝を行う
例を示す説明図である。
【図14】本発明の第4の実施の形態である、住宅メー
カと、顧客および引越業者との間で打合せ/折衝を行う
例を示す説明図である。
【図15】本発明の第5の実施の形態である、住宅メー
カと、顧客および不動産業者との間で打合せ/折衝を行
う例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 住宅建築請負折衝システム 10 住宅メーカ側のサーバ装置 11 情報作成部 12 データ収集部 13 管理部 14 情報提供部 19 データベース 20 顧客側のクライアント装置 21 設定部 30 建築工事業者装置 31 金融機関装置 32 保険会社装置 33 引越業者装置 34 不動産業者装置 35 その他業者装置 36 設定部 50 他の住宅メーカ側装置 51 打合せ/折衝設定部 70 インターネット 80 インターネット 90 インターネット 100 打合せサイト 110 住宅メーカサイト 111 ローンサイト 112 保険サイト 113 引越しサイト 114 仮住いサイト 115 その他サイト 300 住宅関連業者装置

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信手段を介して、少なくとも2つの情
    報処理装置の間で仮想の打合せ空間を構築し、住宅建築
    に関連する打合せを行うシステムであって、 第1の情報処理装置は、顧客側若しくは業務提携側の装
    置であって、 住宅建築に関連する打合せに必要な打合せ条件を設定す
    る条件設定手段を具え、 第2の情報処理装置は、住宅メーカ側の装置であって、 前記設定された打合せ条件の内容に応じて仮想の打合せ
    空間を構築することによって、住宅建築に関連する打合
    せに必要な所望の打合せ情報を作成する情報作成手段
    と、 前記仮想の打合せ空間にて作成された前記打合せ情報
    を、各打合せ毎に蓄積する管理手段とを具えたことを特
    徴とする住宅建築請負折衝システム。
  2. 【請求項2】 通信手段を介して、住宅メーカ側の装置
    と顧客側の装置との間で仮想の打合せ空間を構築し、住
    宅建築に関連する打合せを行うシステムであって、 前記顧客側の装置は、 住宅建築に関連する打合せに必要な注文情報を設定する
    情報設定手段を具え、 前記住宅メーカ側の装置は、 前記設定された注文情報の内容に応じて仮想の打合せ空
    間を構築することによって、住宅建築に関連する打合せ
    に必要な所望の打合せ情報を作成する情報作成手段と、 前記打合せ情報の作成に必要なデータを、前記通信手段
    を介して外部から収集するデータ収集手段と、 前記仮想の打合せ空間にて作成された前記打合せ情報お
    よび前記収集されたデータを、前記顧客側の装置との各
    打合せ毎に蓄積して履歴情報を構築する管理手段とを具
    えたことを特徴とする住宅建築請負折衝システム。
  3. 【請求項3】 通信手段を介して、住宅メーカ側の装置
    と業務提携側の装置との間で仮想の打合せ空間を構築
    し、住宅メーカ側から住宅建築に関連する情報を提供し
    て業務折衝を行うシステムであって、 前記住宅メーカ側の装置は、 顧客の要望を加味して作成された住宅建築に関連する情
    報を、前記業務提携側の装置に提供する情報提供手段
    と、 前記業務提携側の装置により設定された業務関連情報に
    応じて仮想の打合せ空間を構築することによって、住宅
    建築に関連する業務折衝に必要な所望の折衝情報を作成
    する情報作成手段と、 前記折衝情報の作成に必要なデータを、前記通信手段を
    介して外部から収集するデータ収集手段と、 前記仮想の打合せ空間にて作成された前記折衝情報およ
    び前記収集されたデータを、前記業務提携側の装置との
    各折衝毎に蓄積して履歴情報を構築する管理手段とを具
    え、 前記業務提携側の装置は、 前記住宅メーカ側の装置から提供された前記顧客の要望
    を加味して作成された住宅建築に関連する情報に対応し
    て、実施可能な業務に関連する業務関連情報を設定する
    情報設定手段を具えたことを特徴とする住宅建築請負折
    衝システム。
  4. 【請求項4】 通信手段を介して、住宅メーカ側の装置
    を基点として、顧客側の装置および業務提携側の装置が
    仮想の打合せ空間を構築し、住宅建築に関連する打合せ
    或いは業務折衝を行うシステムであって、 前記顧客側の装置は、 住宅建築に関連する打合せに必要な注文情報を設定する
    情報設定手段を具え、 前記住宅メーカ側の装置は、 前記設定された注文情報の内容に応じて仮想の打合せ空
    間を構築することによって、住宅建築に関連する打合せ
    に必要な所望の打合せ情報を作成する第1の情報作成手
    段と、 前記打合せ情報の作成に必要な第1のデータを、前記通
    信手段を介して外部から収集する第1のデータ収集手段
    と、 前記仮想の打合せ空間にて作成された前記打合せ情報お
    よび前記収集された第1のデータを、前記顧客側の装置
    との各打合せ毎に蓄積して第1の履歴情報を構築する第
    1の管理手段と、 前記業務提携側の装置により設定された業務関連情報に
    応じて仮想の打合せ空間を構築することによって、住宅
    建築に関連する業務折衝に必要な所望の折衝情報を作成
    する第2の情報作成手段と、 前記折衝情報の作成に必要な第2のデータを、前記通信
    手段を介して外部から収集する第2のデータ収集手段
    と、 前記仮想の打合せ空間にて作成された前記折衝情報およ
    び前記収集された第2のデータを、前記業務提携側の装
    置との各折衝毎に蓄積して第2の履歴情報を構築する第
    2の管理手段とを具え、 前記業務提携側の装置は、 前記住宅メーカ側の装置から提供された顧客の要望を加
    味して作成された住宅建築に関連する情報に対応して、
    実施可能な業務に関連する業務関連情報を設定する情報
    設定手段を具えたことを特徴とする住宅建築請負折衝シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 前記業務提携側の装置は他の住宅メーカ
    を含み、 当該他の住宅メーカは、前記住宅メーカ側の装置を基点
    として該住宅メーカ側の装置から提供される住宅建築に
    関連する情報を利用することによって、前記顧客側の装
    置との間で仮想の打合せ空間を構築し、住宅建築に関連
    する打合せを行うことを特徴とする請求項4記載の住宅
    建築請負折衝システム。
  6. 【請求項6】 前記顧客側の装置は他の住宅メーカを含
    み、 当該他の住宅メーカは、前記住宅メーカ側の装置を基点
    として該住宅メーカ側の装置から提供される住宅建築に
    関連する情報を利用することによって、前記業務提携側
    の装置との間で仮想の打合せ空間を構築し、住宅建築に
    関連する業務折衝を行うことを特徴とする請求項4記載
    の住宅建築請負折衝システム。
  7. 【請求項7】 前記業務提携側の装置は他の住宅メーカ
    を含み、 当該他の住宅メーカは、前記住宅メーカ側の装置を基点
    として該住宅メーカ側の装置から提供される住宅建築に
    関連する情報を利用することによって、当該他の住宅メ
    ーカ以外の業務提携側の装置との間で仮想の打合せ空間
    を構築し、住宅建築に関連する業務折衝を行うことを特
    徴とする請求項4記載の住宅建築請負折衝システム。
  8. 【請求項8】 前記業務提携側の装置、又は、前記顧客
    側の装置は、複数の装置から構成され、 該複数の装置は、打合せ又は業務提携を行う装置との間
    で仮想の打合せ空間を各々別個に構築し、住宅建築に関
    連する打合せ又は業務折衝を各々別個に行うことを特徴
    とする請求項1ないし7のいずれかに記載の住宅建築請
    負折衝システム。
  9. 【請求項9】 前記住宅建築に関連する情報は、 少なくとも、 間取り、建築配置、家具配置を含む建築計画と、 見積り、借入計画、融資先金融機関を含む資金計画と、 内外装、設備仕様を含むインテリア/エクステリア計画
    と、 打合せ工程、建築工程を含む家作り計画と、 引越し業者、仮住まい業者を含む住宅関連諸手続きとの
    いずれかを有することを特徴とする請求項1ないし8の
    いずれかに記載の住宅建築請負折衝システム。
  10. 【請求項10】 前記住宅メーカ側の装置は、 建築工事着手後、前記仮想の打合せ空間として構築され
    るヴァーチャル営業所の専用ホームページへ各建築工程
    毎の画像を表示する表示手段をさらに具え、 前記顧客側の装置は、 前記表示された各建築工程毎の画像を取得して閲覧する
    閲覧手段をさらに具えたことを特徴とする請求項1ない
    し9のいずれかに記載の住宅建築請負折衝システム。
  11. 【請求項11】 前記住宅メーカ側の装置は、 建築工事完成又は入居に至るまでの顧客データ並びに打
    合せデータを、前記管理手段に履歴情報として蓄積する
    蓄積手段と、 前記蓄積された履歴情報を建築計画記録として記憶媒体
    に取得する取得手段とをさらに具えたことを特徴とする
    請求項1ないし10のいずれかに記載の住宅建築請負折
    衝システム。
  12. 【請求項12】 通信手段を介して、顧客側若しくは業
    務提携側の装置との間で仮想の打合せ空間を構築し、住
    宅建築に関連する打合せを行う住宅メーカ側の装置であ
    って、 顧客側若しくは業務提携側の装置で設定された住宅建築
    に関連する打合せに必要な打合せ条件を用い、 前記設定された打合せ条件の内容に応じて仮想の打合せ
    空間を構築することによって、住宅建築に関連する打合
    せに必要な所望の打合せ情報を作成する情報作成手段
    と、 前記仮想の打合せ空間にて作成された前記打合せ情報
    を、各打合せ毎に蓄積する管理手段とを具えたことを特
    徴とする情報処理装置。
  13. 【請求項13】 通信手段を介して、顧客側の装置との
    間で仮想の打合せ空間を構築し、住宅建築に関連する打
    合せを行う住宅メーカ側の装置であって、 前記顧客側の装置で設定された住宅建築に関連する打合
    せに必要な注文情報を用い、 前記設定された注文情報の内容に応じて仮想の打合せ空
    間を構築することによって、住宅建築に関連する打合せ
    に必要な所望の打合せ情報を作成する情報作成手段と、 前記打合せ情報の作成に必要なデータを、前記通信手段
    を介して外部から収集するデータ収集手段と、 前記仮想の打合せ空間にて作成された前記打合せ情報お
    よび前記収集されたデータを、前記顧客側の装置との各
    打合せ毎に蓄積して履歴情報を構築する管理手段とを具
    えたことを特徴とする情報処理装置。
  14. 【請求項14】 通信手段を介して、業務提携側の装置
    との間で仮想の打合せ空間を構築し、住宅建築に関連す
    る情報を提供して業務折衝を行う住宅メーカ側の装置で
    あって、 前記住宅メーカ側の装置は、 顧客の要望を加味して作成された住宅建築に関連する情
    報を提供する情報提供手段と、 前記業務提携側の装置により設定された実施可能な業務
    関連情報に基づいて仮想の打合せ空間を構築することに
    よって、住宅建築に関連する業務折衝に必要な所望の折
    衝情報を作成する情報作成手段と、 前記折衝情報の作成に必要なデータを、前記通信手段を
    介して外部から収集するデータ収集手段と、 前記仮想の打合せ空間にて作成された前記折衝情報およ
    び前記収集されたデータを、前記業務提携側の装置との
    各折衝毎に蓄積して履歴情報を構築する管理手段とを具
    えたことを特徴とする情報処理装置。
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