JP2004318482A - 住宅販売・リフォーム総合管理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】Web上で、住宅販売主側・リフォーム請負主側、顧客相互の対話型を採用し、戸建て住宅等の提供や、リフォーム住宅を提供することができ、顧客側の負担も大幅に軽減できる住宅販売・リフォーム総合管理システムを提供する。
【解決手段】住宅販売主側・リフォーム請負主側のサーバ1と、販売員・営業員用端末3と、顧客端末10と、をネットワーク11を介して接続した住宅販売・リフォーム総合管理システムであって、サーバ1から、顧客セレクト用情報、住宅の新築・リフォーム用デジタルモデルルーム情報、新築・リフォーム用基本提案情報、顧客との間の電子ヒアリングシート、顧客との対話型電子提案情報及び新築・リフォーム住宅の積算・見積りを含む営業商談用個別情報を、顧客端末10に提供し、販売員・営業員と顧客とのWeb上での対話に基づく要望処理、提案処理を行い、顧客セレクトから受注・施工に至る新築・リフォームの総合管理を行う。
【選択図】図1
【解決手段】住宅販売主側・リフォーム請負主側のサーバ1と、販売員・営業員用端末3と、顧客端末10と、をネットワーク11を介して接続した住宅販売・リフォーム総合管理システムであって、サーバ1から、顧客セレクト用情報、住宅の新築・リフォーム用デジタルモデルルーム情報、新築・リフォーム用基本提案情報、顧客との間の電子ヒアリングシート、顧客との対話型電子提案情報及び新築・リフォーム住宅の積算・見積りを含む営業商談用個別情報を、顧客端末10に提供し、販売員・営業員と顧客とのWeb上での対話に基づく要望処理、提案処理を行い、顧客セレクトから受注・施工に至る新築・リフォームの総合管理を行う。
【選択図】図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、マンションや戸建て住宅等のような住宅の新築・リフォーム総合管理システムに関するものである。
【従来の技術】
マンションや戸建て住宅等の新規購入にあたっては、間取り等を記載した図面、カタログ等で検討するとともに、建築前又は建築中のものであれば、モデルルームを観察したり、建築予定の現地に赴き、その周辺環境を実際に観察して確認するのが一般的である。
また、マンションや戸建て住宅等のリフォームを行う場合、部屋等の壁や床の建材の種類、色等は図面上で確認したり、例えば建材の見本、カタログ等を見て発注する程度であり、リフォーム完了後の実際の状態は想像イメージでしか予想できないのが一般である。
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、モデルルームを観察しても、部屋タイプ数に限りがあり、すべての部屋タイプを実際に確認できない。また、建築予定の現地に赴くことは時間的に大きな負担であり、現実には何回も足を運ぶことは困難である。
また、リフォームを行う場合においても、リフォーム完了後の実際の内装等の状態を把握することも実際には難しい。
このように、従来においては、戸建て住宅の完成状態を、モデルルームの所在地や建築現地に行かなくても、自宅のパソコン等の画面に表示する態勢にはなっていないか、又はインターネット等を介して住宅を買う側の自宅の端末等の画面に表示される一般的なモデルルームの静止画を見る程度の状態に停まるのが現状である。
これと同様に、リフォーム完了後における発注者宅の実際のリフォーム部分である内装等の状態を、発注者宅のパソコン等の画面に表示する態勢にはなっていないか、又はインターネット等を介して発注者宅の端末等の画面に表示されるリフォーム状態の一般的なモデル状態の静止画を見る程度の状態に停まるのが現状である。
また、住宅販売主側においては高額資金を要する戸建て住宅等の提供や、リフォームの提供を行う場合、顧客側の家族全員の各人の要望を反映することが要請され、特に高齢者や子供等にとっても使用しやすい住宅、リフォームを提供することが要請される。
本発明は、従来における上記実情に鑑み開発されたものであり、インターネット等のネットワークを介するWeb上で、住宅販売主、顧客相互の対話型を採用し、顧客側の家族全員(特に高齢者や子供等)の要望を十分に反映したマンション・戸建て住宅等を提供できるとともに、Web上で、住宅のリフォームを請け負う側、顧客相互の対話型を採用し、顧客側の家族全員(特に高齢者や子供、車椅子者等)の要望を十分に反映したリフォーム住宅を提供することができ、顧客側の負担も大幅に軽減できる住宅販売・リフォーム総合管理システムを提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、請求項1記載の発明に係る住宅販売・リフォーム総合管理システムは、新築・リフォームを行う住宅販売主側・リフォーム請負主側のサーバと、住宅販売主側・リフォーム請負主側に属する販売員・営業員のための販売員・営業員用端末と、顧客側に配置される顧客端末と、をネットワークを介して接続した住宅販売・リフォーム総合管理システムであって、住宅販売主側・リフォーム請負主側のサーバから、顧客セレクト用情報、住宅の新築・リフォーム用のデジタルモデルルーム情報、新築・リフォーム用の基本提案情報、顧客との間の電子ヒアリングシート、顧客との対話型電子提案情報及び新築・リフォーム住宅の積算・見積りを含む営業商談用個別情報を、前記ネットワークを介するWeb上で顧客端末に提供し、前記販売員・営業員と顧客とのWeb上での対話に基づく要望処理、提案処理を行い、顧客セレクトから受注・施工に至る住宅の新築・リフォームの総合管理を行うようにしたことを特徴とするものである。
請求項2記載の発明に係る住宅販売・リフォーム総合管理システムは、新築・リフォームを行う住宅販売主側・リフォーム請負主側のサーバと、住宅販売主側・リフォーム請負主側に属する販売員・営業員のための販売員・営業員用端末と、住宅販売主側・リフォーム請負主側が構築した実物のモデルルームを備えるショールームに配置され、大型表示装置と組み合わせたショールーム端末と、顧客側に配置される顧客端末と、をネットワークを介して接続した住宅販売・リフォーム総合管理システムであって、住宅販売主側・リフォーム請負主側のサーバから、顧客セレクト用情報、住宅の新築・リフォーム用のデジタルモデルルーム情報、新築・リフォーム用の基本提案情報、顧客との間の電子ヒアリングシート、顧客との対話型電子提案情報及び新築・リフォーム住宅の積算・見積りを含む営業商談用個別情報を、前記ネットワークを介するWeb上で顧客端末に提供し、前記販売員と顧客とのWeb上での対話に基づく要望処理、提案処理を行い、前記ショールーム端末と組み合わせた大型表示装置に住宅の新築・リフォーム用のデジタルモデルルーム情報を表示して、顧客セレクトから受注・施工に至る住宅の新築・リフォームの総合管理を行うようにしたことを特徴とするものである。
請求項3記載の発明に係る住宅販売・リフォーム総合管理システムは、請求項1又は2記載の住宅販売・リフォーム総合管理システムにおいて、前記デジタルモデルルーム情報は、視点を上・中・下に変更して部屋等を視認可能なWeb3D表示を含むビジュアルシュミレーター情報、部屋等の天井、壁、床の建材の色を選択可能なカラーセレクト情報、住宅販売主側・リフォーム請負主側のマスタープラン、住宅のロケーション、個別住宅検索用のプライベートスペースプラン、公共施設等のパブリックデザインコンセプトからなるコンテンツ情報、部屋等の視点が変更可能な3Dビュー情報、玄関、部屋等の静止画展開情報を含むことを特徴とするものである。
請求項4記載の発明に係る住宅販売・リフォーム総合管理システムは、請求項1乃至3のいずれかに記載の住宅販売・リフォーム総合管理システムにおいて、前記販売員・営業員用端末、顧客端末は、ネットワークを介してのネットテレビ会議機能を具備していることを特徴とするものである。
本発明によれば、Web上での対面商談スペース型リフォームシステム、更には新規住宅販売用の対面商談型システムを構築できる。
すなわち、住宅販売主側・リフォーム請負主側のサーバから、顧客セレクト用情報、住宅の新築・リフォーム用のデジタルモデルルーム情報、新築・リフォーム用の基本提案情報、顧客との間の電子ヒアリングシート、顧客との対話型電子提案情報及び新築・リフォーム住宅の積算・見積りを含む営業商談用個別情報を、前記ネットワークを介するWeb上で顧客端末に提供する。
そして、販売員・営業員と顧客とのWeb上での対話に基づく要望処理、提案処理を行い、また、前記ショールーム端末と組み合わせた大型表示装置に住宅の新築・リフォーム用のデジタルモデルルーム情報を表示することによって、顧客セレクトから受注・施工に至る一連の住宅販売・リフォーム総合管理を行うことができる。
また、対話時にネットテレビ会議機能の技法を使用して販売員・営業員の顔を顧客端末のモニターに表示させ、顧客に親近感を与えながら商談を進め顧客満足度を向上させたり、リフォーム後の部屋空間等をWeb上(3D画像)でリアルに表現することで顧客に説得力のある提案を行うことができる。
更に、実体験型モデルルームにて見て触れての商品確認、明確で適正価格、完成引渡価格での表示、大型表示装置を利用した実物大のリアル画像でのイメージアップ、自動積算、見積連動、商品の発注、工事スタッフの手配を一元管理にて行い、総合的に業務効率向上、間接工数を削減し、無駄なコストを極力抑え、信頼と利益を確保し売上向上を目指すことが可能となる。
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は本発明の実施の形態の住宅販売・リフォーム総合管理システムを示すブロック図である。
実施の形態に係る住宅販売・リフォーム総合管理システム(以下「本システム」という)は、新築・リフォームを行う住宅販売主側・リフォーム請負主側の本システムのシステムプログラムの基に動作するサーバ1と、住宅販売主側・リフォーム請負主側に属する販売員(以下「営業員」も含む)のための販売員(以下「営業員」も含む)用端末3と、住宅販売主側・リフォーム請負主側が構築したショールーム(モデルルーム)7等に備えられ、例えば50インチ画面を有する大型表示装置6と組み合わせたショールーム端末5と、顧客側に配置される顧客端末10とをインターネットのようなネットワーク11を介して接続することにより構成している。
前記サーバ1は後述するような各種画像データを格納しているデータベース2を備えている。また、前記販売員(営業員)用端末3、顧客端末10は、各々ビデオカメラ4、ビデオカメラ12を備え、ネットワーク11を介してネットテレビ会議機能を具備している。
本システムは、住宅販売主側・リフォーム請負主側のサーバ1から、以下に詳述する顧客セレクト用情報、新築・リフォーム用の基本提案情報、顧客との間の電子ヒアリングシート、顧客との対話型電子提案情報及び新築・リフォーム住宅の積算・見積りを含む営業商談用個別情報等々を、前記ネットワーク11を介するWeb上で顧客端末10に提供し、前記販売員と顧客とのWeb上での対話に基づく要望処理、提案処理を行い、前記ショールーム端末5と組み合わせた大型表示装置6に住宅の新築・リフォーム用のデジタルモデルルーム情報を表示して、優良顧客セレクトから受注・施工、更にはアフターメンテナンスに至る住宅の新築・リフォームの総合管理を行うようになっている。
以下、本システムについて詳述する。
まず、図2を参照して本システム処理の流れについてリフォームを行う場合を主にして説明する。
図3は住宅販売主側・リフォーム請負主側がWeb上に提供するホームページ20の一例を示すものである。マンション等の間取り図と、特定の箇所のイメージ画像が表示され、顧客が間取り図上で居間、玄関等をクリック(又はカメラアイコンを移動)すると対応するイメージ画像が表示されるものである。
本システムは、営業行為に始まり、新築の場合は勿論、リフォームを行う自宅診断、改修提案、フィードバック要望検討、施工業者の業者セレクト、受注、受注後打ち合わせ、施工、完工、アフターサービスに至る一連の処理の流れを含むものである。
営業行為においては、優良顧客セレクトを目的としてダイレクトメール、新聞折り込みちらし、前記ネットワーク11を介する図4に示すWebサイトの提供を行い、成約の促進、スピード化を図るものである。このWebサイトでは事例写真、カラーシュミレート、問い合わせシート等が提供され、顧客の応答に基づき、有望顧客を選出する。
また、基本提案資料の電子提案化を目的として飛び込み訪問、前記ネットワーク11を介する図5に示すWebサイトの顧客への提供を行い、顧客への問い合わせ等を行う。前記ショールーム端末5に対しても、図5に示すWebサイトが提供される。また、住宅販売主側・リフォーム請負主側の営業員がノートパソコンを持参し、顧客の目の前で顧客へ提供することも可能である。
このWebサイトでは、間取り図、キッチン等のイメージ画像、事例写真、フローリング、キッチン、建具、壁、天井等を構成する建材の色選択部等が提供され、顧客の応答に基づき、概算見積りを行うことも可能となっている。
更に、リビング、トイレ、玄関等の代表的な建材をピックアップし、データベース化し、今後の処理に活用するようになっている。
リフォームを行う自宅診断では、図6に示すような電子ヒアリングシートの作成を行うべく当該住宅の写真撮影、老朽化等の修正規模チェック、修正要望ヒアリングを行う。この電子ヒアリングシートは、階数、間取り、部屋、たて、よこ、高さ等の寸法を採寸し、部屋等の3Dデータの基になる現状の間取り図を作成したり、現状の写真を撮影し取り込んだりする。
更に、電子ヒアリングシートを基に営業マン及びコーデネーター提案シートとして、キッチンタイプ、壁、床、天井、サッシ、建具のセレクト、現状の間取りからの提案間取り作成が行われる。
更に、サイバーセレクタリーとして、部屋等の3Dデータを利用した外部発注、業務依頼、社内担当依頼等が行われ、全体として提案までの時間短縮、顧客との信頼関係を深め、営業能率の向上を図るものである。
改修提案では、図7に示すような対話型電子提案システムとして、例えば、全体提案、間取り図作成、概算見積り作成等を行う。具体的には、撮影した部屋等の画像データの2Dから3Dへの展開、3Dの要素分析、リビング・バスルーム、玄関、キッチンなどの個別データの作成、住宅設備セレクト配置、建材の素材タイプセレクト、計算処理を行い、Web上に供給することも可能な図7の中央に示すようなCD−ROM画像データの作成、概算見積り書の作成、箇所別のトータルプレゼントボードの作成を行う。
フィードバック要望検討では、図8に示すように営業商談用個別電子掲示板として、要望対応提案、顧客の説得、コンペ対策、コンサルティング、見積り提出等を行う。
具体的には、販売員用端末3からネットワーク11を介して、顧客端末10に対してWeb上の個別電子掲示板を提供し、顧客とのコミュニケーションを行い、要望シート、回答シート、ビシュアルイメージを含むやりとりシートを作成する。
更に、商談打ち合わせ用個別シートとして、図9に示すように、電子掲示板に住宅販売主側(又はリフォーム請負主側)のサーバ1に備えた3次元ビジュアルツールから例えば居間等の画像をコピーし、必要なメッセージと一緒に書き込み掲載する。掲載するデータとしてはテキストデータ、画像(写真、居間等の3次元イメージ)データ、音声データ、住宅販売主(又はリフォーム請負主)のURL等である。
また、図10に示すように、販売員用端末3からはネットワーク11を介して電子掲示板にメッセージ、画像、URL等を書き込んだり、顧客端末10から電子掲示板に質問、URL等を送ったり、電子掲示板から販売員の例えば携帯電話へ営業用のメッセージ(文字情報、音声情報等)を送ったり、販売員の例えば携帯電話から電子掲示板へ回答、メッセージを送ったりする。
このようにして、本システムでは、営業行為に始まり、前記販売員と顧客とのWeb上での対話に基づく要望処理、提案処理を行い、優良顧客セレクトから受注・施工、更にはアフターメンテナンスに至る住宅の新築・リフォームの総合管理を行うものである。
次に、図11乃至図22を参照して本実施の形態のデジタルモデルルームの具体的内容を説明する。
デジタルモデルルームのメニュー(内容)は、図11に示すように、例えば3Dビジュアルシュミレーター、カラーセレクト、コンテンツ、QTVR展開、静止画展開の5種類である。
3Dビジュアルシュミレーターの事例のうち、Web3D用の事例を図12に示す。この事例では、間取り図とともにこの間取り図に含まれる各箇所(キッチン、和室等)の3Dビューが含まれ、間取り図上のカメラをマウスで左右にドラッグすると、視認対象に対する視点が移動する。また、図上のカメラの先端の矢印をマウスでドラッグすると視点が回転し、更に、3Dビュー上で特定箇所をマウスでドラッグすると視線が上下する。
また、3Dビューの下側にはマウス操作により視点の高さを高、中、低に選択する部位が設けられ、3Dビューの中の同一箇所を見る視点の高さを変更できるようにしている。これにより、通常の大人の視点の高さの他に、子供や車椅子使用者等の低い視点、身長の高い人の視点というように、顧客の種々の視点の高さの相違に幅広く対応できる。
図13はカラーセレクトの画面表示を示すものであり、Web3D用の事例の場合と同様に、間取り図とともにこの間取り図に含まれる各箇所(キッチン、和室等)の3Dビューが含まれ、視点の高さを高、中、低に選択する部位、更には天井、壁、床の建材の色を対象箇所(キッチン、リビング等)別に、例えば茶色、薄茶色、灰色等に選択するカラーセレクト部位が含まれる。
このカラーセレクトの処理により、顧客はWeb上で3Dビューを見ながら天井、壁、床等に関して建材の色を自ら好む最適のものとしてリフォーム後の状態を確認できる。
図14は住宅販売主の新規住宅(マンション)販売に関するコンテンツの内容を示すものであり、住宅販売主側・リフォーム請負主側のマスタープラン、住宅のロケーション、プライベートスペースプラン、パブリックデザインコンセプトの4種類が含まれる。
図15は住宅販売主の販売理念等を含むマスタープランの表示画面、図16は交通機関の案内等を含むロケーションの表示画面、図17は物件の個別案内等を含むプライベートスペースプランの表示画面、図18は共用施設紹介等を含むパブリックデザインコンセプトの表示画面を各々示すものである。
図19は、間取り図及び3Dビューで供給するQT(クイックタイム;登録商標)VR(ヴァーチャルリアリティ)展開の一例(キッチン・リビング)を示し、図20はQT(クウィックタイム)VR(ヴァーチャルリアリティ)展開の他例(玄関)を示すものである。これらの場合も、間取り図で各箇所(部屋等)をマウスでクリックすると視点が移動し、また3Dビューにおいてもマウスで任意の箇所をクリックすると視点が移動するものである。
図21は静止画展開の一例画面(玄関)を示し、図22は静止画展開の他例画面(リビングA1)を示すものである。静止画展開には住宅内の各箇所の静止画が多数含まれ、画面下のPrevボタン又はNextボタンをマウスでクリックすることで、各静止画を順に画面で視認できるようになっている。
次に、図23乃至図25を参照してWeb及びショールームデジタルリフォームシステムの具体的内容について説明する。
図23は、Web及びショールームデジタルリフォームシステムにおけるホームページ(リフォームポータルサイト)、リフォームWebサービス、ショールーム向けリフォームシュミレートサービスの関連を示すものであり、ホームページにはビジュアルリフォームラボが含まれ、リフォームWebサービスに連携している。
リフォームWebサービスにおいては、図23、図24に示すように、ビジュアルリフォームラボには連携して顧客に対するWeb上のリフォーム相談コーナー、デジタルリフォームD.I.Yコーナーが展開され、顧客(エンドユーザー)とのWeb上の対話に基づくコンサル情報がリフォームシュミレートサービスにフィードバックされる。また、顧客とのWeb上の対話に基づくリフォーム相談シートが作成され、ビジュアルリフォームラボに反映される。
図24に示すように、デジタルリフォームD.I.Yコーナーでは、下記に示すレベル1乃至4に区分されて、顧客の好みに応じてリフォーム用の各種試行を実行できるようになっている。
レベル1:好みのタイプにカラーセレクト(Web)
レベル2:平面間取り図作成ツール(Web2D)
レベル3:平面間取り図作成ツール(Web2D)
レベル4:部屋の立体化(Web3D)
そして、このようにして作成されたD.I.Y作成データは、リフォーム相談シート上で、顧客の住所等個別情報、改善要望等コメント、添付ファイル等とともにビジュアルリフォームラボにフィードバックされる。
更に、ビジュアルリフォームラボから顧客に対してWeb上でネットコンサルシートとして要望に対する提案や、送付データを元にしたWeb3D表示が提供される。
一方、前記エンドユーザー(顧客)近隣ショールームにおいては、図25に示すように、リフォームデジタルシミュレーションソフトに基づいて、現状、要望ヒアリング、2D試行錯誤、平面状検討、2D決定後3D化、キッチン等部品配置、3次元デザインチェック、質感検討レンダリング、素材検討箇所絞り出し、フォトリアル3Dビューによるデザイン検討、デザイン検討、部材、キッチン設備等概算見積り、提案テンプレートによるプライベートプレゼンシート作成等の処理が行われ、これに基づき個々の顧客別にリフォーム提案シートが作成され、顧客に対してリフォーム提案シートを紙媒体として手渡したり、Web上の商談打ち合わせ用個別仮設サイトとして顧客に提供される。
上述したデジタルモデルルームデータの応用例としては、販促用CD−ROMコンテンツとしてモデルルーム訪問客に前記大型表示装置6を通じて実写映像による近隣情報や物件情報等を提供したり、ファーストキャッチ用Webコンテンツとしてインターネットを通じて提供し、集客力の向上を図ったり、カタログ用CG静止画展開としてマンション等のパンフレット作成用画像として提供したりする例を挙げることができる。
更に、マンションデベロッパー向けとして、実際のモデルルーム見学後において前記大型表示装置6を通じてマンションの同一の部屋の高層階、低層階イメージ画像を表示しウォークスルーシュミレーションを実行しマンションデベロッパーの判断の指針としたりすることもできる。
以上説明した実施の形態の本システムによれば、Web上での対面商談スペース型リフォームシステム、更には新規住宅販売用の対面商談型システムを構築できる。
すなわち、例えば、リフォームを考えている顧客に対し、Web上で商品の提案、積算、見積りを行う事を前提に、インターネット等を利用して個人の顧客相手に専用ページを設け、施工前の打合せより施工中、施工後の全てのWeb利用の対話情報や現場の様子を24時間いつでも顧客主導で好きな場所、好きな時間で確認可能とすることができる。
また、必要ならば対話時にネットテレビ会議機能の技法を使用して販売員の顔を顧客端末のモニターに表示させ、顧客に親近感を与えながら商談を進め顧客満足度を向上させることもできる。
また、リフォーム後の部屋空間等をWeb上(3D画像)でリアルに表現することで顧客に説得力のある提案を行うことができる。
更に、実体験型モデルルームにて見て触れての商品確認、わかりやすく明確で適正価格、完成引渡価格での表示、前記大型表示装置6を利用した実物大のリアル画像でのイメージアップ、自動積算、見積連動、商品の発注、工事スタッフの手配を一元管理にて行い、総合的に業務効率向上、間接工数を削減し、ムダなコスト抑え、信頼と利益を確保し売上向上を目指すことが可能となる。
また、本システムによれば、何ら特別な個別のソフトがなくても、顧客側(例えば、一戸建又はマンション等の自宅をリフォームしたい人、新築の一戸建又はマンション等の不動産物件を買いたい人)は、販売業者との間で、自分の家にいながら、Web上、自在に、自分が好むリフォーム形態(例えばこの部分の壁の色はこの色が良いとか)や、購入したい建物を選択することができ、しかも、完成前・リフォーム前であるにもかかわらず、完成・リフォーム完了したかのような感覚で家の内外の施工前・施工後を、リアリティーをもって予め観察し最適な注文をすることができる。
そして、本実施の形態のような本システムによれば、わかりやすく正確な見積りが算出できる。
したがって、本システムによれば、例えば夫婦共稼ぎで販売業者との打ち合わせ時間がなく、販売業者のところまで行けないような顧客でも、自由に事前観察、注文(又はリフォーム注文)をすることができる。
また、従来においては、健常者の大人の目線でばかりリフォーム・家選び等を考えがちであったものを、本件のシステムでは、大人の目線、子供の目線、老人の目線、車椅子利用者の目線等で、家の内部を広角度目線で、リアリティーをもって予め観察できるので、家族全員の合意をもった最適な注文をすることができる。
特に、老人の目線・車椅子利用者の目線で、リアリティーをもってリフォームの完成状況等を予め観察できる(従来このような顧客が業者のところまでいって自由に交渉等することはなかなか困難であったが、本件システムではこれができる)ということは、これからの高齢化問題、バリアフリー問題に対しても、本システムによって極めて優れた成果を挙げることが期待でき、また、住宅販売主側・リフォーム請負主側にとっても社会環境に沿った営業上の宣伝効果を期待することができる。
【発明の効果】
以上詳述した本発明によれば、Web上での対面商談スペース型リフォームシステム、更には新規住宅販売用の対面商談型システムを構築でき、リフォーム住宅や新規住宅の自動積算、見積連動、商品の発注、工事スタッフの手配等を一元管理にて行い、総合的に業務効率向上、間接工数を削減し、無駄なコストを極力抑え、信頼と利益を確保し売上向上を目指すことが可能な住宅販売・リフォーム総合管理システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の住宅販売・リフォーム総合管理システムを示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態の住宅販売・リフォーム総合管理システムの処理の流れを示す説明図である。
【図3】本発明の実施の形態の住宅販売主がWeb上に提供するホームページの例を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態の優良顧客セレクト用のWebサイト画面を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態の基本提案資料の電子提案化画面を示す図である。
【図6】本発明の実施の形態の電子ヒアリングシート作成画面を示す図である。
【図7】本発明の実施の形態の対話型電子提案画面を示す図である。
【図8】本発明の実施の形態の営業型商談用個別電子掲示板の画面を示す図である。
【図9】本発明の実施の形態の商談打ち合わせ用個別サイトの画面を示す図である。
【図10】本発明の実施の形態の商談打ち合わせ用個別サイトの画面及び販売員、顧客間のWeb上での対話を示す図である。
【図11】本発明の実施の形態のデジタルモデルルームのメニュー画面を示す図である。
【図12】本発明の実施の形態のデジタルモデルルームのWeb3D画面を示す図である。
【図13】本発明の実施の形態のデジタルモデルルームのカラーセレクト画面を示す図である。
【図14】本発明の実施の形態の販売主側のコンテンツ画面を示す図である。
【図15】本発明の実施の形態のコンテンツのうちのマスタプラン画面を示す図である。
【図16】本発明の実施の形態のコンテンツのうちのロケーション画面を示す図である。
【図17】本発明の実施の形態のコンテンツのうちのプライベートプラン画面を示す図である。
【図18】本発明の実施の形態のコンテンツのうちのパブリックデザインコンセプト画面を示す図である。
【図19】本発明の実施の形態のデジタルモデルルームにおけるQTVR展開のサンプルの一例を示す図である。
【図20】本発明の実施の形態のデジタルモデルルームにおけるQTVR展開のサンプルの他例を示す図である。
【図21】本発明の実施の形態のコンテンツのうちの静止画展開画面の一例(玄関)を示す図である。
【図22】本発明の実施の形態のコンテンツのうちの静止画展開画面の他例(リビングA1)を示す図である。
【図23】本発明の実施の形態のWeb及びショールームデジタルリフォームシステムの内容を示す概略説明図である。
【図24】本発明の実施の形態のリフォームWebサービスの内容を示す概略説明図である。
【図25】本発明の実施の形態のショールーム向けリフォームシュミレートシステムの内容を示す概略説明図である。
【符号の説明】
1 サーバ
2 データベース
3 販売員(営業員)用端末
4 ビデオカメラ
5 ショールーム端末
6 大型表示装置
7 ショールーム
10 顧客端末
11 ネットワーク
12 ビデオカメラ
20 ホームページ
本発明は、マンションや戸建て住宅等のような住宅の新築・リフォーム総合管理システムに関するものである。
【従来の技術】
マンションや戸建て住宅等の新規購入にあたっては、間取り等を記載した図面、カタログ等で検討するとともに、建築前又は建築中のものであれば、モデルルームを観察したり、建築予定の現地に赴き、その周辺環境を実際に観察して確認するのが一般的である。
また、マンションや戸建て住宅等のリフォームを行う場合、部屋等の壁や床の建材の種類、色等は図面上で確認したり、例えば建材の見本、カタログ等を見て発注する程度であり、リフォーム完了後の実際の状態は想像イメージでしか予想できないのが一般である。
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、モデルルームを観察しても、部屋タイプ数に限りがあり、すべての部屋タイプを実際に確認できない。また、建築予定の現地に赴くことは時間的に大きな負担であり、現実には何回も足を運ぶことは困難である。
また、リフォームを行う場合においても、リフォーム完了後の実際の内装等の状態を把握することも実際には難しい。
このように、従来においては、戸建て住宅の完成状態を、モデルルームの所在地や建築現地に行かなくても、自宅のパソコン等の画面に表示する態勢にはなっていないか、又はインターネット等を介して住宅を買う側の自宅の端末等の画面に表示される一般的なモデルルームの静止画を見る程度の状態に停まるのが現状である。
これと同様に、リフォーム完了後における発注者宅の実際のリフォーム部分である内装等の状態を、発注者宅のパソコン等の画面に表示する態勢にはなっていないか、又はインターネット等を介して発注者宅の端末等の画面に表示されるリフォーム状態の一般的なモデル状態の静止画を見る程度の状態に停まるのが現状である。
また、住宅販売主側においては高額資金を要する戸建て住宅等の提供や、リフォームの提供を行う場合、顧客側の家族全員の各人の要望を反映することが要請され、特に高齢者や子供等にとっても使用しやすい住宅、リフォームを提供することが要請される。
本発明は、従来における上記実情に鑑み開発されたものであり、インターネット等のネットワークを介するWeb上で、住宅販売主、顧客相互の対話型を採用し、顧客側の家族全員(特に高齢者や子供等)の要望を十分に反映したマンション・戸建て住宅等を提供できるとともに、Web上で、住宅のリフォームを請け負う側、顧客相互の対話型を採用し、顧客側の家族全員(特に高齢者や子供、車椅子者等)の要望を十分に反映したリフォーム住宅を提供することができ、顧客側の負担も大幅に軽減できる住宅販売・リフォーム総合管理システムを提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、請求項1記載の発明に係る住宅販売・リフォーム総合管理システムは、新築・リフォームを行う住宅販売主側・リフォーム請負主側のサーバと、住宅販売主側・リフォーム請負主側に属する販売員・営業員のための販売員・営業員用端末と、顧客側に配置される顧客端末と、をネットワークを介して接続した住宅販売・リフォーム総合管理システムであって、住宅販売主側・リフォーム請負主側のサーバから、顧客セレクト用情報、住宅の新築・リフォーム用のデジタルモデルルーム情報、新築・リフォーム用の基本提案情報、顧客との間の電子ヒアリングシート、顧客との対話型電子提案情報及び新築・リフォーム住宅の積算・見積りを含む営業商談用個別情報を、前記ネットワークを介するWeb上で顧客端末に提供し、前記販売員・営業員と顧客とのWeb上での対話に基づく要望処理、提案処理を行い、顧客セレクトから受注・施工に至る住宅の新築・リフォームの総合管理を行うようにしたことを特徴とするものである。
請求項2記載の発明に係る住宅販売・リフォーム総合管理システムは、新築・リフォームを行う住宅販売主側・リフォーム請負主側のサーバと、住宅販売主側・リフォーム請負主側に属する販売員・営業員のための販売員・営業員用端末と、住宅販売主側・リフォーム請負主側が構築した実物のモデルルームを備えるショールームに配置され、大型表示装置と組み合わせたショールーム端末と、顧客側に配置される顧客端末と、をネットワークを介して接続した住宅販売・リフォーム総合管理システムであって、住宅販売主側・リフォーム請負主側のサーバから、顧客セレクト用情報、住宅の新築・リフォーム用のデジタルモデルルーム情報、新築・リフォーム用の基本提案情報、顧客との間の電子ヒアリングシート、顧客との対話型電子提案情報及び新築・リフォーム住宅の積算・見積りを含む営業商談用個別情報を、前記ネットワークを介するWeb上で顧客端末に提供し、前記販売員と顧客とのWeb上での対話に基づく要望処理、提案処理を行い、前記ショールーム端末と組み合わせた大型表示装置に住宅の新築・リフォーム用のデジタルモデルルーム情報を表示して、顧客セレクトから受注・施工に至る住宅の新築・リフォームの総合管理を行うようにしたことを特徴とするものである。
請求項3記載の発明に係る住宅販売・リフォーム総合管理システムは、請求項1又は2記載の住宅販売・リフォーム総合管理システムにおいて、前記デジタルモデルルーム情報は、視点を上・中・下に変更して部屋等を視認可能なWeb3D表示を含むビジュアルシュミレーター情報、部屋等の天井、壁、床の建材の色を選択可能なカラーセレクト情報、住宅販売主側・リフォーム請負主側のマスタープラン、住宅のロケーション、個別住宅検索用のプライベートスペースプラン、公共施設等のパブリックデザインコンセプトからなるコンテンツ情報、部屋等の視点が変更可能な3Dビュー情報、玄関、部屋等の静止画展開情報を含むことを特徴とするものである。
請求項4記載の発明に係る住宅販売・リフォーム総合管理システムは、請求項1乃至3のいずれかに記載の住宅販売・リフォーム総合管理システムにおいて、前記販売員・営業員用端末、顧客端末は、ネットワークを介してのネットテレビ会議機能を具備していることを特徴とするものである。
本発明によれば、Web上での対面商談スペース型リフォームシステム、更には新規住宅販売用の対面商談型システムを構築できる。
すなわち、住宅販売主側・リフォーム請負主側のサーバから、顧客セレクト用情報、住宅の新築・リフォーム用のデジタルモデルルーム情報、新築・リフォーム用の基本提案情報、顧客との間の電子ヒアリングシート、顧客との対話型電子提案情報及び新築・リフォーム住宅の積算・見積りを含む営業商談用個別情報を、前記ネットワークを介するWeb上で顧客端末に提供する。
そして、販売員・営業員と顧客とのWeb上での対話に基づく要望処理、提案処理を行い、また、前記ショールーム端末と組み合わせた大型表示装置に住宅の新築・リフォーム用のデジタルモデルルーム情報を表示することによって、顧客セレクトから受注・施工に至る一連の住宅販売・リフォーム総合管理を行うことができる。
また、対話時にネットテレビ会議機能の技法を使用して販売員・営業員の顔を顧客端末のモニターに表示させ、顧客に親近感を与えながら商談を進め顧客満足度を向上させたり、リフォーム後の部屋空間等をWeb上(3D画像)でリアルに表現することで顧客に説得力のある提案を行うことができる。
更に、実体験型モデルルームにて見て触れての商品確認、明確で適正価格、完成引渡価格での表示、大型表示装置を利用した実物大のリアル画像でのイメージアップ、自動積算、見積連動、商品の発注、工事スタッフの手配を一元管理にて行い、総合的に業務効率向上、間接工数を削減し、無駄なコストを極力抑え、信頼と利益を確保し売上向上を目指すことが可能となる。
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は本発明の実施の形態の住宅販売・リフォーム総合管理システムを示すブロック図である。
実施の形態に係る住宅販売・リフォーム総合管理システム(以下「本システム」という)は、新築・リフォームを行う住宅販売主側・リフォーム請負主側の本システムのシステムプログラムの基に動作するサーバ1と、住宅販売主側・リフォーム請負主側に属する販売員(以下「営業員」も含む)のための販売員(以下「営業員」も含む)用端末3と、住宅販売主側・リフォーム請負主側が構築したショールーム(モデルルーム)7等に備えられ、例えば50インチ画面を有する大型表示装置6と組み合わせたショールーム端末5と、顧客側に配置される顧客端末10とをインターネットのようなネットワーク11を介して接続することにより構成している。
前記サーバ1は後述するような各種画像データを格納しているデータベース2を備えている。また、前記販売員(営業員)用端末3、顧客端末10は、各々ビデオカメラ4、ビデオカメラ12を備え、ネットワーク11を介してネットテレビ会議機能を具備している。
本システムは、住宅販売主側・リフォーム請負主側のサーバ1から、以下に詳述する顧客セレクト用情報、新築・リフォーム用の基本提案情報、顧客との間の電子ヒアリングシート、顧客との対話型電子提案情報及び新築・リフォーム住宅の積算・見積りを含む営業商談用個別情報等々を、前記ネットワーク11を介するWeb上で顧客端末10に提供し、前記販売員と顧客とのWeb上での対話に基づく要望処理、提案処理を行い、前記ショールーム端末5と組み合わせた大型表示装置6に住宅の新築・リフォーム用のデジタルモデルルーム情報を表示して、優良顧客セレクトから受注・施工、更にはアフターメンテナンスに至る住宅の新築・リフォームの総合管理を行うようになっている。
以下、本システムについて詳述する。
まず、図2を参照して本システム処理の流れについてリフォームを行う場合を主にして説明する。
図3は住宅販売主側・リフォーム請負主側がWeb上に提供するホームページ20の一例を示すものである。マンション等の間取り図と、特定の箇所のイメージ画像が表示され、顧客が間取り図上で居間、玄関等をクリック(又はカメラアイコンを移動)すると対応するイメージ画像が表示されるものである。
本システムは、営業行為に始まり、新築の場合は勿論、リフォームを行う自宅診断、改修提案、フィードバック要望検討、施工業者の業者セレクト、受注、受注後打ち合わせ、施工、完工、アフターサービスに至る一連の処理の流れを含むものである。
営業行為においては、優良顧客セレクトを目的としてダイレクトメール、新聞折り込みちらし、前記ネットワーク11を介する図4に示すWebサイトの提供を行い、成約の促進、スピード化を図るものである。このWebサイトでは事例写真、カラーシュミレート、問い合わせシート等が提供され、顧客の応答に基づき、有望顧客を選出する。
また、基本提案資料の電子提案化を目的として飛び込み訪問、前記ネットワーク11を介する図5に示すWebサイトの顧客への提供を行い、顧客への問い合わせ等を行う。前記ショールーム端末5に対しても、図5に示すWebサイトが提供される。また、住宅販売主側・リフォーム請負主側の営業員がノートパソコンを持参し、顧客の目の前で顧客へ提供することも可能である。
このWebサイトでは、間取り図、キッチン等のイメージ画像、事例写真、フローリング、キッチン、建具、壁、天井等を構成する建材の色選択部等が提供され、顧客の応答に基づき、概算見積りを行うことも可能となっている。
更に、リビング、トイレ、玄関等の代表的な建材をピックアップし、データベース化し、今後の処理に活用するようになっている。
リフォームを行う自宅診断では、図6に示すような電子ヒアリングシートの作成を行うべく当該住宅の写真撮影、老朽化等の修正規模チェック、修正要望ヒアリングを行う。この電子ヒアリングシートは、階数、間取り、部屋、たて、よこ、高さ等の寸法を採寸し、部屋等の3Dデータの基になる現状の間取り図を作成したり、現状の写真を撮影し取り込んだりする。
更に、電子ヒアリングシートを基に営業マン及びコーデネーター提案シートとして、キッチンタイプ、壁、床、天井、サッシ、建具のセレクト、現状の間取りからの提案間取り作成が行われる。
更に、サイバーセレクタリーとして、部屋等の3Dデータを利用した外部発注、業務依頼、社内担当依頼等が行われ、全体として提案までの時間短縮、顧客との信頼関係を深め、営業能率の向上を図るものである。
改修提案では、図7に示すような対話型電子提案システムとして、例えば、全体提案、間取り図作成、概算見積り作成等を行う。具体的には、撮影した部屋等の画像データの2Dから3Dへの展開、3Dの要素分析、リビング・バスルーム、玄関、キッチンなどの個別データの作成、住宅設備セレクト配置、建材の素材タイプセレクト、計算処理を行い、Web上に供給することも可能な図7の中央に示すようなCD−ROM画像データの作成、概算見積り書の作成、箇所別のトータルプレゼントボードの作成を行う。
フィードバック要望検討では、図8に示すように営業商談用個別電子掲示板として、要望対応提案、顧客の説得、コンペ対策、コンサルティング、見積り提出等を行う。
具体的には、販売員用端末3からネットワーク11を介して、顧客端末10に対してWeb上の個別電子掲示板を提供し、顧客とのコミュニケーションを行い、要望シート、回答シート、ビシュアルイメージを含むやりとりシートを作成する。
更に、商談打ち合わせ用個別シートとして、図9に示すように、電子掲示板に住宅販売主側(又はリフォーム請負主側)のサーバ1に備えた3次元ビジュアルツールから例えば居間等の画像をコピーし、必要なメッセージと一緒に書き込み掲載する。掲載するデータとしてはテキストデータ、画像(写真、居間等の3次元イメージ)データ、音声データ、住宅販売主(又はリフォーム請負主)のURL等である。
また、図10に示すように、販売員用端末3からはネットワーク11を介して電子掲示板にメッセージ、画像、URL等を書き込んだり、顧客端末10から電子掲示板に質問、URL等を送ったり、電子掲示板から販売員の例えば携帯電話へ営業用のメッセージ(文字情報、音声情報等)を送ったり、販売員の例えば携帯電話から電子掲示板へ回答、メッセージを送ったりする。
このようにして、本システムでは、営業行為に始まり、前記販売員と顧客とのWeb上での対話に基づく要望処理、提案処理を行い、優良顧客セレクトから受注・施工、更にはアフターメンテナンスに至る住宅の新築・リフォームの総合管理を行うものである。
次に、図11乃至図22を参照して本実施の形態のデジタルモデルルームの具体的内容を説明する。
デジタルモデルルームのメニュー(内容)は、図11に示すように、例えば3Dビジュアルシュミレーター、カラーセレクト、コンテンツ、QTVR展開、静止画展開の5種類である。
3Dビジュアルシュミレーターの事例のうち、Web3D用の事例を図12に示す。この事例では、間取り図とともにこの間取り図に含まれる各箇所(キッチン、和室等)の3Dビューが含まれ、間取り図上のカメラをマウスで左右にドラッグすると、視認対象に対する視点が移動する。また、図上のカメラの先端の矢印をマウスでドラッグすると視点が回転し、更に、3Dビュー上で特定箇所をマウスでドラッグすると視線が上下する。
また、3Dビューの下側にはマウス操作により視点の高さを高、中、低に選択する部位が設けられ、3Dビューの中の同一箇所を見る視点の高さを変更できるようにしている。これにより、通常の大人の視点の高さの他に、子供や車椅子使用者等の低い視点、身長の高い人の視点というように、顧客の種々の視点の高さの相違に幅広く対応できる。
図13はカラーセレクトの画面表示を示すものであり、Web3D用の事例の場合と同様に、間取り図とともにこの間取り図に含まれる各箇所(キッチン、和室等)の3Dビューが含まれ、視点の高さを高、中、低に選択する部位、更には天井、壁、床の建材の色を対象箇所(キッチン、リビング等)別に、例えば茶色、薄茶色、灰色等に選択するカラーセレクト部位が含まれる。
このカラーセレクトの処理により、顧客はWeb上で3Dビューを見ながら天井、壁、床等に関して建材の色を自ら好む最適のものとしてリフォーム後の状態を確認できる。
図14は住宅販売主の新規住宅(マンション)販売に関するコンテンツの内容を示すものであり、住宅販売主側・リフォーム請負主側のマスタープラン、住宅のロケーション、プライベートスペースプラン、パブリックデザインコンセプトの4種類が含まれる。
図15は住宅販売主の販売理念等を含むマスタープランの表示画面、図16は交通機関の案内等を含むロケーションの表示画面、図17は物件の個別案内等を含むプライベートスペースプランの表示画面、図18は共用施設紹介等を含むパブリックデザインコンセプトの表示画面を各々示すものである。
図19は、間取り図及び3Dビューで供給するQT(クイックタイム;登録商標)VR(ヴァーチャルリアリティ)展開の一例(キッチン・リビング)を示し、図20はQT(クウィックタイム)VR(ヴァーチャルリアリティ)展開の他例(玄関)を示すものである。これらの場合も、間取り図で各箇所(部屋等)をマウスでクリックすると視点が移動し、また3Dビューにおいてもマウスで任意の箇所をクリックすると視点が移動するものである。
図21は静止画展開の一例画面(玄関)を示し、図22は静止画展開の他例画面(リビングA1)を示すものである。静止画展開には住宅内の各箇所の静止画が多数含まれ、画面下のPrevボタン又はNextボタンをマウスでクリックすることで、各静止画を順に画面で視認できるようになっている。
次に、図23乃至図25を参照してWeb及びショールームデジタルリフォームシステムの具体的内容について説明する。
図23は、Web及びショールームデジタルリフォームシステムにおけるホームページ(リフォームポータルサイト)、リフォームWebサービス、ショールーム向けリフォームシュミレートサービスの関連を示すものであり、ホームページにはビジュアルリフォームラボが含まれ、リフォームWebサービスに連携している。
リフォームWebサービスにおいては、図23、図24に示すように、ビジュアルリフォームラボには連携して顧客に対するWeb上のリフォーム相談コーナー、デジタルリフォームD.I.Yコーナーが展開され、顧客(エンドユーザー)とのWeb上の対話に基づくコンサル情報がリフォームシュミレートサービスにフィードバックされる。また、顧客とのWeb上の対話に基づくリフォーム相談シートが作成され、ビジュアルリフォームラボに反映される。
図24に示すように、デジタルリフォームD.I.Yコーナーでは、下記に示すレベル1乃至4に区分されて、顧客の好みに応じてリフォーム用の各種試行を実行できるようになっている。
レベル1:好みのタイプにカラーセレクト(Web)
レベル2:平面間取り図作成ツール(Web2D)
レベル3:平面間取り図作成ツール(Web2D)
レベル4:部屋の立体化(Web3D)
そして、このようにして作成されたD.I.Y作成データは、リフォーム相談シート上で、顧客の住所等個別情報、改善要望等コメント、添付ファイル等とともにビジュアルリフォームラボにフィードバックされる。
更に、ビジュアルリフォームラボから顧客に対してWeb上でネットコンサルシートとして要望に対する提案や、送付データを元にしたWeb3D表示が提供される。
一方、前記エンドユーザー(顧客)近隣ショールームにおいては、図25に示すように、リフォームデジタルシミュレーションソフトに基づいて、現状、要望ヒアリング、2D試行錯誤、平面状検討、2D決定後3D化、キッチン等部品配置、3次元デザインチェック、質感検討レンダリング、素材検討箇所絞り出し、フォトリアル3Dビューによるデザイン検討、デザイン検討、部材、キッチン設備等概算見積り、提案テンプレートによるプライベートプレゼンシート作成等の処理が行われ、これに基づき個々の顧客別にリフォーム提案シートが作成され、顧客に対してリフォーム提案シートを紙媒体として手渡したり、Web上の商談打ち合わせ用個別仮設サイトとして顧客に提供される。
上述したデジタルモデルルームデータの応用例としては、販促用CD−ROMコンテンツとしてモデルルーム訪問客に前記大型表示装置6を通じて実写映像による近隣情報や物件情報等を提供したり、ファーストキャッチ用Webコンテンツとしてインターネットを通じて提供し、集客力の向上を図ったり、カタログ用CG静止画展開としてマンション等のパンフレット作成用画像として提供したりする例を挙げることができる。
更に、マンションデベロッパー向けとして、実際のモデルルーム見学後において前記大型表示装置6を通じてマンションの同一の部屋の高層階、低層階イメージ画像を表示しウォークスルーシュミレーションを実行しマンションデベロッパーの判断の指針としたりすることもできる。
以上説明した実施の形態の本システムによれば、Web上での対面商談スペース型リフォームシステム、更には新規住宅販売用の対面商談型システムを構築できる。
すなわち、例えば、リフォームを考えている顧客に対し、Web上で商品の提案、積算、見積りを行う事を前提に、インターネット等を利用して個人の顧客相手に専用ページを設け、施工前の打合せより施工中、施工後の全てのWeb利用の対話情報や現場の様子を24時間いつでも顧客主導で好きな場所、好きな時間で確認可能とすることができる。
また、必要ならば対話時にネットテレビ会議機能の技法を使用して販売員の顔を顧客端末のモニターに表示させ、顧客に親近感を与えながら商談を進め顧客満足度を向上させることもできる。
また、リフォーム後の部屋空間等をWeb上(3D画像)でリアルに表現することで顧客に説得力のある提案を行うことができる。
更に、実体験型モデルルームにて見て触れての商品確認、わかりやすく明確で適正価格、完成引渡価格での表示、前記大型表示装置6を利用した実物大のリアル画像でのイメージアップ、自動積算、見積連動、商品の発注、工事スタッフの手配を一元管理にて行い、総合的に業務効率向上、間接工数を削減し、ムダなコスト抑え、信頼と利益を確保し売上向上を目指すことが可能となる。
また、本システムによれば、何ら特別な個別のソフトがなくても、顧客側(例えば、一戸建又はマンション等の自宅をリフォームしたい人、新築の一戸建又はマンション等の不動産物件を買いたい人)は、販売業者との間で、自分の家にいながら、Web上、自在に、自分が好むリフォーム形態(例えばこの部分の壁の色はこの色が良いとか)や、購入したい建物を選択することができ、しかも、完成前・リフォーム前であるにもかかわらず、完成・リフォーム完了したかのような感覚で家の内外の施工前・施工後を、リアリティーをもって予め観察し最適な注文をすることができる。
そして、本実施の形態のような本システムによれば、わかりやすく正確な見積りが算出できる。
したがって、本システムによれば、例えば夫婦共稼ぎで販売業者との打ち合わせ時間がなく、販売業者のところまで行けないような顧客でも、自由に事前観察、注文(又はリフォーム注文)をすることができる。
また、従来においては、健常者の大人の目線でばかりリフォーム・家選び等を考えがちであったものを、本件のシステムでは、大人の目線、子供の目線、老人の目線、車椅子利用者の目線等で、家の内部を広角度目線で、リアリティーをもって予め観察できるので、家族全員の合意をもった最適な注文をすることができる。
特に、老人の目線・車椅子利用者の目線で、リアリティーをもってリフォームの完成状況等を予め観察できる(従来このような顧客が業者のところまでいって自由に交渉等することはなかなか困難であったが、本件システムではこれができる)ということは、これからの高齢化問題、バリアフリー問題に対しても、本システムによって極めて優れた成果を挙げることが期待でき、また、住宅販売主側・リフォーム請負主側にとっても社会環境に沿った営業上の宣伝効果を期待することができる。
【発明の効果】
以上詳述した本発明によれば、Web上での対面商談スペース型リフォームシステム、更には新規住宅販売用の対面商談型システムを構築でき、リフォーム住宅や新規住宅の自動積算、見積連動、商品の発注、工事スタッフの手配等を一元管理にて行い、総合的に業務効率向上、間接工数を削減し、無駄なコストを極力抑え、信頼と利益を確保し売上向上を目指すことが可能な住宅販売・リフォーム総合管理システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の住宅販売・リフォーム総合管理システムを示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態の住宅販売・リフォーム総合管理システムの処理の流れを示す説明図である。
【図3】本発明の実施の形態の住宅販売主がWeb上に提供するホームページの例を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態の優良顧客セレクト用のWebサイト画面を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態の基本提案資料の電子提案化画面を示す図である。
【図6】本発明の実施の形態の電子ヒアリングシート作成画面を示す図である。
【図7】本発明の実施の形態の対話型電子提案画面を示す図である。
【図8】本発明の実施の形態の営業型商談用個別電子掲示板の画面を示す図である。
【図9】本発明の実施の形態の商談打ち合わせ用個別サイトの画面を示す図である。
【図10】本発明の実施の形態の商談打ち合わせ用個別サイトの画面及び販売員、顧客間のWeb上での対話を示す図である。
【図11】本発明の実施の形態のデジタルモデルルームのメニュー画面を示す図である。
【図12】本発明の実施の形態のデジタルモデルルームのWeb3D画面を示す図である。
【図13】本発明の実施の形態のデジタルモデルルームのカラーセレクト画面を示す図である。
【図14】本発明の実施の形態の販売主側のコンテンツ画面を示す図である。
【図15】本発明の実施の形態のコンテンツのうちのマスタプラン画面を示す図である。
【図16】本発明の実施の形態のコンテンツのうちのロケーション画面を示す図である。
【図17】本発明の実施の形態のコンテンツのうちのプライベートプラン画面を示す図である。
【図18】本発明の実施の形態のコンテンツのうちのパブリックデザインコンセプト画面を示す図である。
【図19】本発明の実施の形態のデジタルモデルルームにおけるQTVR展開のサンプルの一例を示す図である。
【図20】本発明の実施の形態のデジタルモデルルームにおけるQTVR展開のサンプルの他例を示す図である。
【図21】本発明の実施の形態のコンテンツのうちの静止画展開画面の一例(玄関)を示す図である。
【図22】本発明の実施の形態のコンテンツのうちの静止画展開画面の他例(リビングA1)を示す図である。
【図23】本発明の実施の形態のWeb及びショールームデジタルリフォームシステムの内容を示す概略説明図である。
【図24】本発明の実施の形態のリフォームWebサービスの内容を示す概略説明図である。
【図25】本発明の実施の形態のショールーム向けリフォームシュミレートシステムの内容を示す概略説明図である。
【符号の説明】
1 サーバ
2 データベース
3 販売員(営業員)用端末
4 ビデオカメラ
5 ショールーム端末
6 大型表示装置
7 ショールーム
10 顧客端末
11 ネットワーク
12 ビデオカメラ
20 ホームページ
Claims (4)
- 新築・リフォームを行う住宅販売主側・リフォーム請負主側のサーバと、
住宅販売主側・リフォーム請負主側に属する販売員・営業員のための販売員・営業員用端末と、
顧客側に配置される顧客端末と、
をネットワークを介して接続した住宅販売・リフォーム総合管理システムであって、
住宅販売主側・リフォーム請負主側のサーバから、顧客セレクト用情報、住宅の新築・リフォーム用のデジタルモデルルーム情報、新築・リフォーム用の基本提案情報、顧客との間の電子ヒアリングシート、顧客との対話型電子提案情報及び新築・リフォーム住宅の積算・見積りを含む営業商談用個別情報を、前記ネットワークを介するWeb上で顧客端末に提供し、前記販売員・営業員と顧客とのWeb上での対話に基づく要望処理、提案処理を行い、
顧客セレクトから受注・施工に至る住宅の新築・リフォームの総合管理を行うようにしたことを特徴とする住宅販売・リフォーム総合管理システム。 - 新築・リフォームを行う住宅販売主側・リフォーム請負主側のサーバと、
住宅販売主側・リフォーム請負主側に属する販売員・営業員のための販売員・営業員用端末と、
住宅販売主側・リフォーム請負主側が構築した実物のモデルルームを備えるショールームに配置され、大型表示装置と組み合わせたショールーム端末と、
顧客側に配置される顧客端末と、
をネットワークを介して接続した住宅販売・リフォーム総合管理システムであって、
住宅販売主側・リフォーム請負主側のサーバから、顧客セレクト用情報、住宅の新築・リフォーム用のデジタルモデルルーム情報、新築・リフォーム用の基本提案情報、顧客との間の電子ヒアリングシート、顧客との対話型電子提案情報及び新築・リフォーム住宅の積算・見積りを含む営業商談用個別情報を、前記ネットワークを介するWeb上で顧客端末に提供し、前記販売員と顧客とのWeb上での対話に基づく要望処理、提案処理を行い、前記ショールーム端末と組み合わせた大型表示装置に住宅の新築・リフォーム用のデジタルモデルルーム情報を表示して、
顧客セレクトから受注・施工に至る住宅の新築・リフォームの総合管理を行うようにしたことを特徴とする住宅販売・リフォーム総合管理システム。 - 前記デジタルモデルルーム情報は、視点を上・中・下に変更して部屋等を視認可能なWeb3D表示を含むビジュアルシュミレーター情報、部屋等の天井、壁、床の建材の色を選択可能なカラーセレクト情報、住宅販売主側・リフォーム請負主側のマスタープラン、住宅のロケーション、個別住宅検索用のプライベートスペースプラン、公共施設等のパブリックデザインコンセプトからなるコンテンツ情報、部屋等の視点が変更可能な3Dビュー情報、玄関、部屋等の静止画展開情報を含むことを特徴とする請求項1又は2記載の住宅販売・リフォーム総合管理システム。
- 前記販売員・営業員用端末、顧客端末は、ネットワークを介してのネットテレビ会議機能を具備していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の住宅販売・リフォーム総合管理システム。
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