JP6297739B1 - 物件情報提供サーバ - Google Patents

物件情報提供サーバ Download PDF

Info

Publication number
JP6297739B1
JP6297739B1 JP2017204568A JP2017204568A JP6297739B1 JP 6297739 B1 JP6297739 B1 JP 6297739B1 JP 2017204568 A JP2017204568 A JP 2017204568A JP 2017204568 A JP2017204568 A JP 2017204568A JP 6297739 B1 JP6297739 B1 JP 6297739B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
property
user terminal
moving image
virtual relay
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017204568A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019079192A (ja
Inventor
左右田 稔
稔 左右田
Original Assignee
東建コーポレーション株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 東建コーポレーション株式会社 filed Critical 東建コーポレーション株式会社
Priority to JP2017204568A priority Critical patent/JP6297739B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6297739B1 publication Critical patent/JP6297739B1/ja
Publication of JP2019079192A publication Critical patent/JP2019079192A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】賃貸物件の選定を効率良く行うことが可能な物件情報提供サーバを提供する。【解決手段】本発明の物件情報提供サーバ12にユーザ端末10を接続すれば、所望の物件内で仮想の中継カメラをユーザ端末10の遠隔操作にて移動するようにして、物件内をユーザ端末10のモニタ10M越しに内覧者目線で移動しながら見ることができる。これにより、物件情報提供サーバ12が提供する物件情報からイメージされる物件と実物との差を小さくして無駄な内覧を減らすことができ、賃貸物件の選定を効率良く行うことが可能になる。【選択図】図3

Description

本発明は、インターネットなどの通信ネットワークを介して賃貸物件の情報を提供する物件情報提供サーバに関する。
従来、この種の物件情報提供サーバとして、間取り図や物件内の写真を物件情報として提供するものが知られている(例えば、非特許文献1参照)。
株式会社LIFULL「ライフルホームズ」、平成29年9月19日検索、インターネット<URL:http://www.homes.co.jp/>
しかしながら、上述した写真等の物件情報に基づいて賃貸契約を検討する物件を絞り込み、実際に内覧してみると、物件情報によるイメージと実物とが大きく異なることがあり、このため賃貸物件の選定に手間がかかるという問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、賃貸物件の選定を効率良く行うことが可能な物件情報提供サーバの提供を目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1の発明は、複数の物件の物件情報を記憶し、通信ネットワークを介して接続されるユーザ端末の要求に応じて任意の前記物件情報を提供する物件情報提供サーバにおいて、前記物件毎に内部の複数位置で撮影された複数のパノラマ画像を記憶するデータ記憶手段と、前記ユーザ端末に指定された前記物件の内部に仮想の中継カメラが位置しているとしたら映し出される仮想中継画像を、前記データ記憶手段の前記パノラマ画像から生成して前記ユーザ端末のモニタに表示させると共に、前記ユーザ端末の操作により指定される前記仮想の中継カメラの位置及び向きに応じて、前記仮想中継画像を変更する仮想中継画像提供手段と、前記ユーザ端末の操作により指定される前記仮想の中継カメラの移動方向に応じて、その移動方向に並ぶ複数の位置の前記パノラマ画像から複数の前記仮想中継画像を生成して前記ユーザ端末の前記モニタに順次切り替えて表示させる中継移動画像提供手段と、を備え、前記データ記憶手段には、同一の建物の複数の部屋である複数の物件に対し、それらを代表する一物件の内部を撮影した共通の物件内のパノラマ画像と、前記複数の物件のそれぞれから外を撮影した異なる外の景色のパノラマ画像と、が記憶され、前記仮想中継画像提供手段は、前記同一の建物の複数の物件から任意の物件が選択されたときに、その選択物件の前記外の景色のパノラマ画像と、前記選択物件と他の物件とに共通する前記物件内のパノラマ画像とを組み合わせて使用する物件情報提供サーバである。
請求項2の発明は、前記仮想の中継カメラが移動可能な位置の一部が動画発動位置として前記データ記憶手段に記憶されると共に、前記動画発動位置の前記仮想中継画像を発端とする動画が予め作成されて発動動画として前記データ記憶手段に記憶され、前記ユーザ端末の操作に応じて前記動画発動位置に前記仮想の中継カメラが移動したことをトリガにして、前記ユーザ端末の操作を無効化して前記発動動画を前記ユーザ端末の前記モニタに表示させる発動動画提供手段と、前記ユーザ端末の操作に応じて、前記発動動画提供手段の作動を禁止したフリーモードと、前記発動動画提供手段の作動を許容したアシストモードと、を含む複数のモードから何れか1つのモードを選択するモード切替手段とが備えられている請求項1に記載の物件情報提供サーバである。
請求項3の発明は、前記発動動画にコメント文又はコメント音声が付加されている請求項2に記載の物件情報提供サーバである。
請求項4の発明は、前記ユーザ端末の操作に応じて前記仮想の中継カメラの高さを変更するカメラ高さ変更手段とを備える請求項1乃至3の何れか1の請求項に記載の件情報提供サーバである。
請求項の発明は、前記パノラマ画像に含まれる画像の一部が特別ズームアップ部位として予め設定されると共に、前記特別ズームアップ部位をズームアップする動画が予め作成されてズームアップ動画として前記データ記憶手段に記憶され、前記ユーザ端末の操作に応じた前記仮想中継画像に前記特別ズームアップ部位が含まれることを条件にして前記ユーザ端末の操作を無効化し、前記ズームアップ動画を前記ユーザ端末の前記モニタに表示させるズームアップ動画提供手段を備える請求項1乃至の何れか1の請求項に記載の物件情報提供サーバである。
請求項の発明は、前記ズームアップ動画提供手段は、前記特別ズームアップ部位が前記モニタの縁部に位置していることを条件にして作動し、前記ズームアップ動画は、前記特別ズームアップ部位を前記仮想中継画像の略中央に移動してズームアップする動画になっている請求項記載の物件情報提供サーバである。
請求項の発明は、前記仮想中継画像提供手段は、内覧者と不動産会社の内覧アシスタントとを想起させる画像を前記仮想中継画像に重ねて前記モニタに表示させる請求項1乃至の何れか1の請求項に記載の物件情報提供サーバである。
請求項1の物件情報提供サーバにユーザ端末を接続すれば、所望の物件内で仮想の中継カメラをユーザ端末の遠隔操作にて移動するようにして、物件内をモニタ越しに内覧者目線で移動しながら見ることができる。これにより、物件情報提供サーバが提供する物件情報からイメージされる物件と実物との差を小さくして無駄な内覧を減らすことができ、賃貸物件の選定を効率良く行うことが可能になる。また、物件の外の景色のパノラマ画像により物件のイメージと実物との差をより一層近づけることができる。
請求項2の発明によれば、ユーザ端末の操作によって物件内を任意に移動しながらも、物件内に設定された動画発動位置に移動したときに、ユーザ端末の操作が無効になり発動動画がユーザ端末のモニタに表示される。これにより、物件のアピールポイントをユーザが見落とさずに済む。また、その発動動画にコメント文又はコメント音声を付加すれば(請求項3の発明)、物件のアピールポイントをユーザに容易に理解させることが可能になる。
請求項4の発明によれば、ユーザ端末の操作に応じて仮想の中継カメラの高さを変更することができ、車椅子を利用している身障者や、極めて背が高い人の視線に合わせた好適な仮想中継画像を提供することができる。
請求項の発明によれば、ユーザ端末の操作によって物件内を任意に移動しながらも、モニタに表示されている仮想中継画像に特別ズームアップ部位が含まれたときに、ユーザ端末の操作が無効になり、特別ズームアップ部位をズームアップするズームアップ動画がモニタに表示される。これにより、物件のアピールポイントをユーザが見落とさずに済む。その際、特別ズームアップ部位がモニタの縁部に位置していることを条件にしてズームアップ動画が表示されて、特別ズームアップ部位が仮想中継画像の略中央に移動してズームアップされるようにすれば、アピール効果が増す(請求項の発明)。
請求項の発明のように、内覧者と不動産会社の内覧アシスタントとを想起させる画像を仮想中継画像に重ねてモニタに表示すれば、内覧の実感が増す。

本発明の第1実施形態に係る物件情報提供サーバの概念図 基本情報画面の概略図 内覧情報画面の概略図 内覧情報画面の概略図 内覧情報画面の概略図 コンピュータシステムの概念図 (A)物件ファイルの概念図、(B)特殊画像ファイルの概念図 間取の概略図 パノラマ画像の撮影方法を示す概念図 パノラマ画像の概念図 間取の概略図 編集画面の概略図 データ通信の流れを示すフローチャート データ通信の流れを示すフローチャート データ処理部の構成を示すブロック図 パノラマ画像の概念図 第2実施形態に係る特殊画像ファイルの概念図 他の実施形態に係る内覧情報画面の概略図
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態を図1〜図16に基づいて説明する。図1には、本発明に係る物件情報提供サーバ12に通信ネットワーク11を介してユーザ端末10を接続してなる賃貸物件検索システム9の全体的な構成が示されている。また、この賃貸物件検索システム9は、例えば、WWW(World Wide Web)技術を用いて実現したものである。
ユーザ端末10は、通信ネットワーク11に接続可能な、例えば、携帯電話、スマートフォン、パソコン、携帯型端末機(Personal Digital Assistant)等であって、WWWブラウザを搭載している。
通信ネットワーク11は、例えば、インターネット、ローカルエリア通信ネットワーク(LAN)、ワイドエリア通信ネットワーク(WAN)、公衆交換電話網等、又は、それらを組み合わせてなる。なお、通信ネットワーク11は、有線、無線を問わない。
物件情報提供サーバ12の構成に関しては後に詳説することにして、先ずは物件情報提供サーバ12に接続したユーザ端末10で得られる物件情報について説明する。なお、本実施形態における「賃貸物件」とは、その賃貸物件の貸し主が、不動産業者に賃貸契約の締結の代行を依頼している物件をいい、例えば、集合住宅の複数の部屋のそれぞれが別個に賃貸契約されるように不動産業者に依頼している場合には、1つの部屋が1つの賃貸物件を意味する。また、以下の本実施形態の説明において、単に「物件」と表記する場合があるが、それは「賃貸物件」を意味するものとする。
物件情報提供サーバ12のURLは物件検索サイトとして登録されていて、任意のユーザ端末10にて例えば汎用検索エンジンを利用してその物件検索サイトをヒットさせることができる。そして、ヒットしたその物件検索サイトをクリックすることで、任意のユーザ端末10が物件情報提供サーバ12に通信可能な状態に接続される。すると、ユーザ端末10のモニタ10Mに物件情報提供サーバ12が提供する図示しないメイン検索画面が表示され、そこで、地域、家賃等の検索条件を入力して検索実行ボタンをオンすると、検索条件を満たす物件の検索結果リストがモニタ10Mに表示される。そして、その検索結果リストから任意の物件をユーザ端末10にて選択すると、図2に例示した基本情報画面G1がモニタ10Mに表示される。
基本情報画面G1には、物件の建物名、所在地、賃料等の諸元データD1と、写真D2、間取図D3(「まどりずD3」と読む)等が含まれる。また、写真D2をクリックすると、外観、内部、駐車場等と写真内容が切り替わる。ここで、従来の物件情報提供サーバが提供する物件検索サイトであれば、この基本情報画面G1に表示されるような物件情報だけで物件検索サイトを利用した絞り込みが終了し、そこで絞り込んだ物件リストを、例えば不動産会社に連絡して実際に物件を内覧する段階に移行する。
これに対し、本実施形態の物件情報提供サーバ12が提供する物件検索サイトでは、基本情報画面G1の物件情報にて絞り込みを行ってから実際の内覧を行う前に更に深い検討を行うことができる。具体的には、基本情報画面G1には、自由内覧ボタンB1とアシスト付内覧ボタンB2と内覧動画ボタンB3とが設けられている。そこで、自由内覧ボタンB1をオンすると、図3に示した内覧情報画面G2がモニタ10Mに表示される。なお、自由内覧ボタンB1がオンされた場合を、以下「フリーモード」ということとする。
内覧画面G2には、画像表示部26と、現在位置表示部27、コメントボックス28とが設けられている。画像表示部26には、物件内を中継カメラが撮影しているLive映像のような画像が表示される。換言すれば、物件検索サイトのユーザが、物件を内覧したときの視覚情報に近い画像が画像表示部26に表示される。後に説明するように画像表示部26の画像は、中継カメラのLive映像ではないのでこれを、以下、「仮想中継画像」ということとし、「仮想中継画像」がLive映像であるとすると物件内に配置されていると見なすことができるカメラを、以下、「仮想中継カメラ」ということとする。
現在位置表示部27には、物件の間取図D3に、例えば、矢印形状のポインタPと内覧ラインLと内覧ポイントSとが重ねて表示されている。内覧ラインL及び内覧ポイントSは、物件内において仮想中継カメラを移動することが可能な位置を示す。また、間取図D3上のポインタPの位置は、仮想中継カメラの現在位置を示し、ポインタPの矢印の向きは仮想中継カメラの向きを示す。
なお、図3に示した内覧画面G2では、間取図D3の玄関が、現在位置表示部27の下側に配置されているが、その上下を逆転させて玄関を現在位置表示部27の上側に配置して表示してもよい。また、上記内覧ポイントSは設定されていなくてもよく、内覧ポイントSが設定されている物件とされていない物件とが混在していてもよい。
コメントボックス28には、内覧画面G2の操作案内や物件案内等のコメントが表示される。例えば、内覧画面G2が開いた直後には、コメントボックス28に、「マウスかタッチパネルで、映像内の矢印をクリックして物件内を進んで下さい。また、画面をドラッグして見る向きを変えたり、スクロールしてズーム変更もできます。左の間取図上の位置を選んで移動することも可能です。」という操作案内のコメント文が表示される。
また、内覧画面G2が開いた直後には、画像表示部26には、例えば、図3に示すように物件の玄関内か又は玄関前にポインタP(仮想中継カメラ)が配置され、その場所での仮想中継画像が表示される。そこで、コメントボックス28の前述のコメント文に従って画像表示部26の仮想中継画像をドラッグすると、上下左右の任意の方向に仮想中継カメラを向けた仮想中継画像に変化する。従って、玄関前にポインタPが配置されている場合には、玄関前の外の景色を見渡すことができる。
画像表示部26には、仮想中継画像に重ねて操作用矢印26Aが表示されているので、操作用矢印26Aをクリックすると、その操作用矢印26Aが指す方向に仮想中継カメラを移動したときの動画のような中継移動画像が表示されてから、例えば、図4に示すように所定距離だけ進んだ位置の仮想中継画像に切り替わる。このとき、現在位置表示部27のポインタPの位置も連動して内覧ラインLの上を移動する。これらにより、物件内を移動した感覚を得ることができる。なお、操作用矢印26Aが表示されていない場合は、仮想中継画像をドラッグして向きを変えることで操作用矢印26Aが現れる。
現在位置表示部27の内覧ラインL上の任意の点又は内覧ポイントSを選択することで、それら選択された位置の仮想中継カメラを瞬間移動させて仮想中継画像を切り替えることもできる。また、図4に示すように、間取図D3上の窓又はその近傍に内覧ポイントSが設定されている場合には、窓の外の景色を方向を変えながら見ることができる。間取図D3上のテラスに内覧ポイントSが設定されている場合も同様である。さらには、マウスのスクロールボタンをスクロール操作するか、タッチパネルで仮想中継画像上の2点を触って拡げる操作をすれば、仮想中継画像の一部を拡大して(即ち、ズームアップして)見ることもできる。
間取図D3上に設定されたコメント発動位置SP1にポインタPが位置したときには、コメントボックス28にコメント文が表示される。コメント文としては、物件の各箇所又は各部位をアピールするもの(例えば、システムキッチン、証明器具、洗面所等)が考えられる。なお、コメントボックス28にコメント文が表示されるときに、それと合わせたコメント音声がスピーカから出力されるようにしてもよい。また、コメント文を表示せずにコメント音声のみが出力されるようにしてもよい。また、基本情報画面G1から内覧画面G2に切り替わったときにコメントボックス28に表示されるコメント文も、ポインタPの初期位置をコメント発動位置SP1として発動したものである。
物件によっては、図5に示すように、内覧画面G2に、1つ又は複数の視線高さ変更ボタン28Bと、視線高さを標準に戻す視線高さリセットボタン28Cとが表示される。
そして、そのカメラ高さ変更ボタン28Bの操作により、仮想中継カメラの高さを標準(例えば、床上150〜170[cm])より低い位置(例えば、90〜100[cm])又は高い位置(例えば、190〜200[cm])に変更した仮想中継画像が画像表示部26に表示される。これにより、例えば、車椅子を利用している身障者や、極めて背が高い人の視線に合わせた仮想中継画像を提供することができる。
このように自由内覧ボタンB1が選択されてフリーモードになった場合は、ユーザ端末10にて仮想カメラを自由に操作して物件内を見学することができる。なお、内覧画面G2に備えられた図示しない終了ボタンをオンすることで、フリーモードを抜けて基本情報画面G1に戻ることができる。後述するアシストモード、自動案内モードに関しても同様である。
基本情報画面G1にてアシスト付内覧ボタンB2をオンした場合(以下、これを「アシストモード」という)も、前述のフリーモードの場合と同様に、図5に示すような内覧画面G2が表示される。そして、コメントボックス28に、例えば不動産会社の内覧アシスタントをイメージさせるキャラクタ画像28Gと共に、「ご希望の物件に到着しました。先ずは、ご自由に物件内をご覧下さい。マウスかタッチパネルで、映像内の矢印をクリックして物件内を進むことができます。また、画面をドラッグして見る向きを変えたり、スクロールしてズーム変更もできます。左の間取り図上の位置を選んで移動することも可能です。」というコメント文が表示される。
アシストモードでもフリーモードと同じように、ユーザ端末10にて仮想中継カメラを操作して物件内の所望の箇所の仮想中継画像を画像表示部26にて見ることができる。しかしながら、その操作により物件内に予め設定された動画発動位置SP2にポインタP(仮想中継カメラ)が最初に移動したときには、ユーザ端末10の操作を行うことができなくなる。即ち、ユーザ端末10の操作が無効化される。そして、例えばキャラクタ画像28Gが再登場して、例えば「お客様。是非、こちらをご覧下さい。」というコメント文が表示され、ユーザ端末10の操作とは無関係に強制的(自動的)にポインタPが予め設定された方向に進んでそれに連動して画像表示部26の仮想中継画像も変化して表示される。即ち、予め用意された仮想中継画像の動画(これを、「発動動画」という)が画像表示部26に表示される。その発動動画が表示されている間に、発動動画に合わせたコメント文又はコメント音声が出力されることもある。そして、発動動画の表示終了後に、「有り難うございました。また、自由に物件内をご覧下さい。」というコメント文が表示され、発動動画の表示終了時のポインタPの位置SP3(以下、「動画終了位置SP3」という)から再び自由に仮想中継カメラを移動することが可能になる。また、アシストモードを終了して再始動しない限り、再度、動画発動位置SP2に移動しても発動動画が発動しない。
より具体的な一例としては、例えば、ユーザ端末10の操作によりポインタPが図5に示した物件のリビング中央の動画発動位置SP2まで移動されるとユーザ端末10の操作が不可能になり、ポインタPが動画発動位置SP2から窓の近くまで進み、そこから戻って今度はテラス外の動画終了位置SP3進む。その間、ポインタPの移動に連動して発動動画が表示され、「このすばらしい外の景色をご覧ください。」等のコメント文が表示される。そして、発動動画終了後に動画終了位置SP3から再び仮想中継カメラの自由な移動操作が可能になる。
このようにアシスト付内覧ボタンB2が選択されてアシストモードになった場合には、ユーザ端末10にて仮想カメラを自由に操作して物件内を見学することができると共に、一部でユーザ端末10の操作が制限されて物件のアピールポイントを容易かつ迅速に確認することができる。
基本情報画面G1にて内覧動画ボタンB3が選択された場合(以下、これを「自動案内モード」という)は、前述の内覧画面G2が表示され、画像表示部26にて動画が再生される。その動画は、前述のアシストモードの発動動画を、物件内全体に展開したものになっている。
次に、上述したように物件情報を提供する物件情報提供サーバ12の構成について説明する。物件情報提供サーバ12は、図6に示された汎用的なコンピュータシステム13が所定のアプリケーションソフトウェアを実行することによって構成される。具体的には、コンピュータシステム13は、CPU、ROM,RAMを有した主制御部13Aと、例えばハードディスク、ソリッドステートドライブ(SSD)等からなるデータ記憶部13Bと、通信ネットワーク11に接続された通信制御部13Cとを接続して備える。そして、データ記憶部13Bにインストールされたアプリケーションプログラムを主制御部13Aが実行することで、コンピュータシステム13が、図1に示したWWWサーバ21、データ処理部22、データベースサーバ23等として機能して、それらWWWサーバ21等から物件情報提供サーバ12が構成される。
データ記憶部13Bには、データベースサーバ23のデータベース管理システム(DBMS:DataBase Management System)にて管理されるデータベース15が記憶されている。そのデータベース15には、例えば、物件ファイル17と、通常画像ファイル18と、第2ホルダ19Fに纏められた複数の特殊画像ファイル19(図7(B)参照)と、マップファイル20等が含まれる。
物件ファイル17は、図7(A)に示すように、複数のレコード17Zからなり、物件毎の識別番号である「物件コード」、「物件名」、「住所」、「郵便番号」、「間取り」、「家賃」等のデータを格納するフィールド(属性)に加え、関連する特殊画像ファイル19のファイル名を格納するフィールド(図7(A)の「第1ファイル」)とを備えている。
通常画像ファイル18は、データ構造は図示しないが、複数のレコードからなり、物件ファイル17と共通する「物件コード」と、基本情報画面G1の表示に使用する物件の写真D2及び間取図D3の画像データとがそれぞれ格納されるフィールドを備えている。よって、物件情報提供サーバ12は、物件ファイル17及び通常画像ファイル18だけを利用して前述の物件検索から基本情報画面G1の表示までの従来と同様の物件情報の提供を行うことができる。換言すれば、既存の物件情報提供サーバに特殊画像ファイル19、マップファイル等を追加して本発明の物件情報提供サーバ12に改造することができる。このように物件ファイル17及び通常画像ファイル18に関しては、従来のもとの同様であるので詳細な説明は割愛し、特殊画像ファイル19及びマップファイル20について詳説する。
マップファイル20は、データ構造は図示しないが、複数のレコードからなり、物件ファイル17及び通常画像ファイル18と共通する「物件コード」と、第1レイヤーデータと第2レイヤーデータと自動動画データとがそれぞれ格納されるフィールドを備えている。第1レイヤーデータは、通常画像ファイル18に記憶されている間取図D3の画像データに基づいて作成され、第1レイヤーの2次元平面上で、間取図D3を物件の実物大の大きさにして表示するためのものである。また、その間取図D3は、所定ルールに基づいて第1レイヤーの2次元座標の座標軸に合わせて配置されている。
具体的には、例えば、図8に示すように、間取図D3における玄関口の左右方向の中央位置が、第1レイヤーの2次元座標の原点に重ねられ、玄関口の開口面と直交して物件内に向く方向がY軸の+方向となるように第1レイヤーデータが設定さている。なお、Y軸を原点を中心にして時計回り方向に90度回転させた方向が、第1レイヤーの2次元座標におけるX軸の+方向となる。この第1レイヤーが所定の尺度に縮小されて現在位置表示部27に表示されることで、その現在位置表示部27に間取図D3(図3参照)が表示される。また、第2レイヤーデータは、現在位置表示部27に内覧ラインLと内覧ポイントSとを表示するためのものである。また、自動動画データは、自動案内モードで画像表示部26に動画を表示するためのものである。これら第2レイヤーデータと自動動画データは、後述する特殊画像ファイル19の編集時に併せて作成されている。
特殊画像ファイル19は、各物件毎に設けられ、物件内の複数の位置に対応する複数のレコード19Z(以下、「画像レコード19Z」という)で構成され、それら各位置を特定するX座標データと、Y座標データと、各位置におけるパノラマ画像データPM1とが格納されるフィールドを備えている。それらに加え、内覧画面G2の表示を制御するための第1判別データHDと、コメント発動位置SP1、動画発動位置SP2及び動画終了位置SP3の各位置データと、コメント文データCD1、発動動画データMV1等とを格納するフィールドを備えている。
なお、図7(B)では、パノラマ画像データPM1、コメント文データCD1、発動動画データMV1等は、表記を簡素化するためにファイル名として示されているが、同図に示すように、各パノラマ画像データPM1等をデータファイルにして特殊画像ファイル19とは別に記憶してリンクさせてもよい。
特殊画像ファイル19は、図9に示したパノラマ撮影装置99を使用して作成される。そのパノラマ撮影装置99は、図示しない複数のカメラを備えて、真下を除いた略全方位を同時に撮影してパノラマ撮影装置99を中心とする全方位の写真であるパノラマ画像29を撮影する。図10には、そのパノラマ画像29を鉛直軸回りに展開した状態のイメージ図が示されている。
また、パノラマ撮影装置99は、図示しないGPS及び加速度センサを搭載していて現在位置データを取得可能であると共に、複数のカメラのうちの基準カメラのレンズの中心軸である基準水平軸が、どの方向でどの向きになっているかの現在向きデータを取得可能になっている。そして、パノラマ画像29を撮影する度に、パノラマ画像データPM1と現在位置データと現在向きデータとをセットにしたパノラマセットデータがメモリに取り込まれる。
このパノラマ撮影装置99を使用して以下のようにして各物件に係るパノラマセットデータが取得される。即ち、実際の物件にパノラマ撮影装置99を持ち込み、パノラマ撮影装置99の基準カメラの高さ位置を予め設定された標準高さ(例えば、床上150〜170[cm])に設定し、座標基準データの設定を行う。具体的には、例えば、パノラマ撮影装置99を物件の玄関口の左右方向の中央に配置し、基準カメラを物件内に向け、基準水平軸を玄関口の開口面に直交した水平方向に合わせる。そのために、例えば、基準カメラが捉える映像が、玄関口に対向する物件内の壁面の画像になるように合わせればよい。そして、データ取得ボタンをオンすると、例えば、玄関口の中央を原点とし、玄関口の開口面と直交して物件内に向く方向がY軸の+方向、そのY軸を原点を通過する鉛直軸に対して時計回り方向に90度回転させた方向がX軸の+方向となる座標基準データがメモリに取り込まれる。
次いで、パノラマ撮影装置99が、後述する限界離間距離Ls(例えば、30[cm])より短い一定距離(例えば、20[cm])を移動する毎に自動的に撮影が行われるオートモードにセットし、パノラマ撮影装置99を物件の内部で移動しながら連写を行う。これにより、物件内を一定距離移動する毎にパノラマセットデータが取得されていく。また、パノラマ撮影装置99を原点から玄関口の外に移動したり、テラスの外に移動したりして物件外のパノラマセットデータ(本発明の「外画像」に相当する)を取得する。さらには、マニュアルモードに切り替えて、例えば、パノラマ撮影装置99をトイレ内や窓に隣接する位置やテラス等に配置してパノラマセットデータ群を取得する。
また、所定の物件に関しては、基準カメラの高さ位置を標準高さより低い位置(例えば、床上90〜100[cm])や高い位置(例えば、床上190〜200[cm])に設定して、標準高さの場合と同様にパノラマセットデータ群を追加して取得する。そして、上記した各パノラマセットデータ群に、座標基準データと、撮影時のパノラマ撮影装置99の高さデータと、撮影を行った物件の物件コードとを加えた中間ファイルが物件毎に作成される。
また、間取りが同じ複数の物件に関しては、窓やテラス等から見える物件毎に異なる物件の外側に係るパノラマセットデータのみを取得して中間ファイルが作成される。
中間ファイルは、例えばパソコン等で起動されるデータ変換ソフトにて特殊画像ファイル19に変換される。具体的には、データ変換ソフトは、実際の物件上におけるパノラマ撮影装置99の撮影位置を特定している中間ファイルの現在位置データを、中間ファイルの座標基準データに基づいて、前述の第1レイヤーの間取図D3上の位置データに変換する。また、このデータ変換ソフトは、中間ファイルの現在向きデータに基づいてパノラマ画像データPM1を、前述の基準カメラが地球を基準にして常に同じ向きになっていた場合に撮られるパノラマ画像データPM1に変換する。そして、これら位置データとパノラマ画像データPM1とを、図7(B)に示したX,Yの位置データとパノラマ画像データPM1とする画像レコード19Z群からなる特殊画像ファイル19が生成される。
なお、図11には、撮影位置がドットdt1、dt2,dt3,・・・(以下、適宜これらを纏めて「ドットdt」と表記する)として示されると共に、前述の図10に示した帯状のパノラマ画像が円筒状に丸められたイメージで、対応するドットdtに重ねて示されている。
なお、パノラマ画像は、図9(A)に示したパノラマ撮影装置99による撮影方法からも分かるように円筒ではなく実際には球殻を内側から見た状態になる。説明の簡素化のために、本実施形態では、パノラマ画像は、上記したように円筒状から展開された帯状のイメージ(図10参照)のものとして説明を続けるが、実際には、パノラマ画像は、図9(A)及び図9(B)に示すように、上下方向で例えば4つ、周方向で例えば8つの計32の領域に分けられて各領域毎にファイル化されている。そして、ユーザ端末10の操作により向けられる中継カメラの方向は、32の領域の何れに割り当てられて処理される。
上述の如く生成された特殊画像ファイル19は、物件情報提供サーバ12に接続された編集用端末10E(図1参照)にて編集することができる。物件情報提供サーバ12に、一般的な通信端末を接続して特別なパスワードを入力することによって編集用端末10Eにすることができる。編集用端末10Eを通して物件情報提供サーバ12に特殊画像ファイル19を送信すると、それがデータベース15に取り込まれる。そして、その特殊画像ファイル19に基づいて、図12に示すように、編集用端末10Eのモニタ10Fに、前述した内覧情報画面G2(図3参照)と同様の画像表示部26、現在位置表示部27、コメントボックス28を有した編集画面G3が表示され、前述したフリーモードでのユーザ端末10による操作を含んだ編集操作が可能になる。
具体的には、特殊画像ファイル19の各画像レコード19Zにおける位置データに基づいたドットdtが、第1レイヤーと同じ2次元座標を有する第3レイヤー上に付されて第1レイヤーの間取図D3と重ね合わされ、編集画面G3の現在位置表示部27に表示される。その際、ポインタPは、原点に重ねて物件内を向いた状態に表示され、画像表示部26には、それに合わせた仮想中継画像が表示される。
この状態で編集画面G3で第1編集モードを選択すると、現在位置表示部27において不要なドットdt群を選択して削除することができ、削除されたドットdtに対応する画像レコード19Z群が特殊画像ファイル19から削除される。そして、この処理を繰り返して現在位置表示部27に残ったドットdt群を利用し、ドットdt同士を繋ぐ内覧ラインLとドットdtをマーキングする内覧ポイントSとを描いて保存することで第2レイヤーデータが完成する。ここで、内覧ラインLは、ドットdt同士の間の距離が、予め定められた限界離間距離Ls(例えば、30[cm])以内もの同士に限って描くことができるように制限される。なお、内覧ラインLと内覧ポイントSとは、編集用にドットdtが透けて見える薄さに表示される。
なお、パノラマ撮影装置99の高さが標準と異なる追加の中継データを有する物件においては、それら追加の画像レコード19Zを同様にして作成・編集し、標準高さである画像レコード19Zと共に特殊画像ファイル19に纏めて格納すればよい。また、間取りが同じ別の物件の第1及び第2のレイヤーデータはコピーして作成することができる。さらに、間取りが同じ別の物件の特殊画像ファイル19は、物件の外側の画像が映り込んだパノラマ画像データPM1群のみを差し替えて、それ以外はコピーして作成することができる。
次いで、編集画面G3で第2編集モードを選択すると、任意のドットdtを選択してコメントボックス28へのコメント文の入力が可能になる。また、そのコメント入力と併せて、そのコメントを前述のフリーモードでのみ表示するか、アシストモードでのみ表示するか、両モードで表示するかを判別する第1判別データHDの入力も可能になる。そこで、コメント文及び第1判別データHDを入力して保存することで、選択されたドットdtに対応する画像レコード19Zのコメント発動位置SP1、コメント文データCD1及び第1判別データHDの各フィールドにデータが格納される。
次いで、編集画面G3で第3編集モードを選択すると、ユーザ端末10の操作無効化の動画発動位置SP2の設定が可能になる。そこで、任意のドットdtを動画発動位置SP2として選択し、その後、前述したユーザ端末10によるフリーモードでの操作と同様に物件内を内覧するように仮想中継画像を変更して、操作終了ボタン(図示せず)を入力すると、コメント発動位置SP1の位置データと操作終了時の現在位置である動画終了位置SP3の位置データと、動画発動位置SP2から動画終了位置SP3に移動するまでの間に画像表示部26及び現在位置表示部27に表示された動画のデータ(以下、これを「発動動画データ」という)が、図7(B)に示された画像レコード19Zの動画発動位置SP2、動画終了位置SP3、発動動画データMV1の各フィールドに格納される。また、物件情報提供サーバ12が提供する図示しない動画編集画面を使用して、発動動画データMV1を、一般的なビデオ動画編集のように送り速度を変更したり、音声や動画にコメントや画像を差し入れたりすることができ、その際に、コメントボックス28に表示するコメントも入力することができる。
次いで、編集画面G3で第4編集モードを選択すると、自動案内モードで画像表示部26に表示される動画のデータ(これを「自動動画データ」という)を、上述の第3編集モードにおける発動動画データMV1と同一の処理にて作成及び編集することができ、その自動動画データがマップファイル20に格納される。以上の処理により、特殊画像ファイル19及びマップファイル20が作成される。
図15には、ユーザ端末10による内覧情報画面G2に対する操作信号を処理するためのデータ処理部22の構成が示されている。データ処理部22は、データ受信部50で、ユーザ端末10の動作信号を受け取り、その操作信号が操作用矢印26Aを操作したものか、画像表示部26の仮想中継画像をグリッドして回転操作したものか、現在位置表示部27の任意の位置を選択したものかを操作解析部51で判別する。
データ処理部22のポイント検出部52は、取得した操作信号が操作用矢印26Aの操作信号である場合には、現在位置から内覧ラインLに沿って操作用矢印26Aの方向に予め設定された規定移動距離(例えば、1[m])を移動したものとして移動軌跡を演算し、その移動軌跡に含まれる撮影ポイント(前述のドットdt)を有した複数の画像レコード19Zを検出する。ここで、内覧ラインL上のドットdt同士の間隔は、前述したように大きくても限界離間距離Ls(例えば、30[cm])であり、規定移動距離は限界離間距離の複数倍以上であるから、操作用矢印26Aが操作された場合には必ず複数の画像レコード19Zが検出される。また、ポイント検出部52が取得した操作信号が操作用矢印26Aの操作信号以外である場合には、現在位置又は選択された位置の1つの画像レコード19Zが検出される。
データ処理部22のポイント判別部53は、アシストモードである場合に限り、ポイント検出部52にて検出された画像レコード19Zに、内覧ポイントSP2が含まれているか否かを判別する。また、アシストモードが継続している間は、一度、内覧ポイントSP2が含まれていると判別したら、再度、内覧ポイントSP2が含まれていると判別しないようにフラグにて管理する。また、フリーモードである場合は、内覧ポイントSP2が含まれていても、含まれていないと判別する。
データ処理部22のカメラ動画生成部54は、ポイント判別部53にて内覧ポイントSP2が含まれていないと判別された場合には、ポイント検出部52にて検出された全ての画像レコード19Zを使用してカメラ動画と最終コマ画像を生成し、含まれていると判別された場合には、ポイント検出部52にて検出された画像レコード19Zのうち現在位置の画像レコード19Zから内覧ポイントSP2を含む画像レコード19Zまでの画像レコード19Zを使用してカメラ動画と最終コマ画像を生成する。
また、カメラ動画生成部54は、使用可能な画像レコード19Zが内覧ラインL上の複数の画像レコード19Zである場合には、それら複数の画像レコード19Zの複数のパノラマ画像29から操作用矢印26Aの方向の一定範囲の画像をコマ画像29B(図16参照)として切り取る。そして、それら全てのコマ画像29Bが、所定表示時間(例えば、0.2〜0.5[秒])内に一定間隔で、順次、画像表示部26に表示されるようにカメラ動画を生成すると共に、カメラ動画の最後のコマ画像29Bを最終コマ画像に設定する。
使用可能な画像レコード19Zが、現在位置表示部27上で選択された1つの画像レコード19Zである場合は、その画像レコード19Zから生成した同じコマ画像29Bの2つからカメラ動画を生成して、そのコマ画像29Bを最終コマ画像に設定する。
使用可能な画像レコード19Zが、グリッド操作された1つの画像レコード19Zである場合には、その画像レコード19Zのパノラマ画像29から当所の方向からグリッド操作による変更後の方向までの間で所定複数に分割して、複数のコマ画像29Bを切り取る。そして、それら全てのコマ画像29Bが、所定表示時間内に一定間隔で、順次、画像表示部26に表示されるようにカメラ動画を生成すると共に、カメラ動画の最後のコマ画像29Bを最終コマ画像に設定する。
データ処理部22のポインタ動画生成部55は、上記カメラ動画に連動して現在位置表示部27のポインタPが移動及び向きを変えるようにポインタ動画を生成する。
データ処理部22の発動動画データ取込部56は、上記したポイント判別部53で内覧ポイントSP2を含む画像レコード19Zを検出した場合に、その画像レコード19Zの発動動画データMV1と動画終了位置SP3とを取り込む。
データ処理部22のコメントデータ取込部57は、上記したポイント判別部53でコメント発動位置SP1を含む画像レコード19Zを検出した場合に、その又はそれら画像レコード19Zのコメント文データCD1を取り込む。
データ処理部22のデータ結合部58は、発動動画データMV1が取り込まれている場合には、カメラ動画のデータに発動動画データMV1のデータを結合して動画出力データを生成し、最終コマ画像を動画終了位置SP3に置き換える。一方、発動動画データMV1が取り込まれていない場合には、カメラ動画のデータを動画出力データとする。また、コメント文データCD1が取り込まれている場合には、動画出力データに結合する。そして、動画出力データに基づく動画がユーザ端末10の内覧情報画面G2に表示されている間は、ユーザ端末10の操作を無効にする制御信号を付加し、データ送信部59にてユーザ端末10に送信する。なお、自動案内モードになっている間は、データ処理部22は、マップファイル20の自動動画データを取り込んで動画出力データとしてユーザ端末10に送信する。
以上の処理により、発動動画データMV1を含む動画出力データが送信されたユーザ端末10では、発動動画データMV1が表示される長時間(数秒〜数十[秒])に亘りユーザ端末10の操作が無効となり、発動動画データMV1を含まない動画出力データが送信されたユーザ端末10では、極めて短い期間(例えば、0.2〜0.5[秒])に限りユーザ端末10の操作が無効となる。これにより、ユーザは発動動画データMV1が表示されない間は、実質的に自由にユーザ端末10の操作を行って仮想中継カメラの位置・向きを変更することができ、発動動画データMV1が表示されている間は、ユーザ端末10の操作が制限される。
図13及び図14には、ユーザ端末10と物件情報提供サーバ12との間におけるデータ通信の流れが例示されている。
図13に示すように、ユーザ端末10が物件情報提供サーバ12に接続されると(S10)、物件情報提供サーバ12のデータ処理部22がデータ記憶部13Bからメイン検索画面のデータを取得してユーザ端末10に送信し(S11),それに対してユーザ端末10にて検索条件を入力すると(S12)、データ処理部22がデータベース15の物件ファイル17(図7(A)参照)に基づいて検索条件に合致した物件リストを生成してユーザ端末10に送信する(S13)。そして、ユーザ端末10にて物件リストから任意の物件が選択されると(S14)、データ処理部22は、その物件に係る基本情報画面G1のデータを、物件ファイル17と通常画像ファイル18とに基づいて生成してユーザ端末10に送信する(S15)。その基本情報画面G1のうち、例えば、ユーザ端末10にて自由内覧ボタンB1又はアシスト付内覧ボタンB2が選択されると(S16)、データ処理部22は、内覧画面G2を、特殊画像ファイル19とマップファイル20とに基づいて生成してユーザ端末10に送信する(S17)。
そして、図14に示すように、ユーザ端末10のマウス又はタッチパネルによる内覧情報画面G2に対する操作が行われ度に(S18,S20,・・・)に、それに応じて物件情報提供サーバ12のデータ処理部22が上述した動画出力データを生成してユーザ端末10に送信する(S19,21・・・)。
また、ユーザ端末10にて内覧情報画面G2で図示しない終了ボタンがオンされると(S22)、物件情報提供サーバ12は、上述のステップS15にて先に送信した基本情報画面G1のデータを再送信する(S23)。また、内覧動画ボタンB3が選択されたときには、物件情報提供サーバ12から自動動画データが動画出力データとしてユーザ端末10に送信される。
以上説明してきたように、本実施形態の物件情報提供サーバ12にユーザ端末10を接続すれば、所望の物件内で仮想の中継カメラをユーザ端末10の遠隔操作にて移動するようにして、物件内をユーザ端末10のモニタ10M越しに内覧者目線で移動しながら見ることができる。これにより、物件情報提供サーバ12が提供する物件情報からイメージされる物件と実物との差を小さくして無駄な内覧を減らすことができ、賃貸物件の選定を効率良く行うことが可能になる。また、ユーザ端末10の操作によって物件内を任意に移動しながらも、物件内に設定された動画発動位置SP2に移動したときに、ユーザ端末10の操作が無効になり発動動画がユーザ端末10のモニタ10Mに表示されるので、物件のアピールポイントをユーザが見落とさずに済み、この点においても賃貸物件の選定を効率良く行うことが可能になる。また、発動動画にはコメント文やコメント音声が付されることもあり、それらにより物件のアピールポイントを理解が容易になる。
さらには、物件の外を写した画像も見ることができるので、物件のイメージと実物との差をより一層近づけることができる。しかも、同じ建物の異なる部屋である複数の物件に対しは、物件毎に異なる画像が提供されるので、同じ建物でも部屋単位で細かい検討が容易になる。また、ユーザ端末10による自由な操作で物件内をモニタ10M越しに見学しているときには、物件内に設定されたコメント発動位置SP1に移動したときには、コメント文又はコメント音声が提供されるので、この点においても物件のアピールポイントをユーザが見落とさずに済む。
[第2実施形態]
本実施形態は、図17に示されており、画像表示部26の仮想中継画像中に予め設定された特別ズームアップ部位が表示されると、ユーザ端末10の操作が無効化され、ズームアップ動画が発動されるようになっている。具体的には、編集用端末10Eの編集画面G3に、第5編集モードの選択ボタンが設けられ、そのボタンを選択すると、特別ズームアップ部位の設定が可能になる。
具体的には、例えば、所定の部屋のエアコン室内機を特別ズームアップ部位に設定したい場合には、エアコン室内機が映り込んでいる複数のパノラマ画像を有した画像レコード19Zのうちの任意の1つ又は複数の画像レコード19Zを選択する。すると、画像レコード19Zに備えた第1予備フィールド(図17参照)に、特別ズームアップ部位を含んでいることを意味するズームアップ発動識別子SP4が格納される。そして、ズームアップ発動識別子SP4が付された画像レコード19Zのパノラマ画像に映り込んでいるエアコン室内機の例えば中心部を動画発動ポイントSP5として選択する。すると、パノラマ画像における動画発動ポイントSP5の位置データが、画像レコード19Zの第2予備フィールドに格納される。そして、発動動画データMV1の場合と同様にして部屋のエアコン室内機をズームアップするズームアップ動画MV2を作成して画像レコード19Zの第3予備フィールドに格納することができる。
データ処理部22は、動画発動位置SP2を有無の判別と同様にしてポイント判別部53がズームアップ発動識別子SP4の有無を判別し、発動動画データ取込部56が動画発動ポイントSP5の位置データとズームアップ動画MV2とを取り込む。そして、ユーザ端末10の操作に応じて作成される仮想中継画像に動画発動ポイントSP5が含まれた場合にズームアップ動画MV2をユーザ端末10のモニタ10Mに表示させ、その間、ユーザ端末10の操作を無効にする。
以上のように、仮想中継画像に特別ズームアップ部位が表示されたことを条件として、ユーザ端末10のモニタ10Mにズームアップ動画が表示されるので、ユーザは物件のアピールポイントを見落とさずに済み、賃貸物件の選定を効率良く行うことが可能になる。
なお、上記構成では、データ処理部22は、動画発動ポイントSP5が仮想中継画像の何れかの場所に位置していてもズームアップ動画MV2が発動されるが、例えば、仮想中継画像の縁部に動画発動ポイントSP5が位置していることを条件にしてズームアップ動画MV2が発動されるようにしてもよい。そのようにすれば、例えば、仮想中継画像の中央寄り位置に表示されていた特別ズームアップ部位(例えば、エアコン室内機)が、ユーザ端末10の操作により画像表示部26からフレームアウトしそうなったら、ズームアップ動画MV2が発動して、特別ズームアップ部位が画像表示部26の仮想中継画像の中央に移動してズームアップされる。
[他の実施形態]
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)第1実施形態及び第2実施形態では、ユーザの視点から見た仮想中継画像が画像表示部26に映し出されていたが、図18に示すように、ユーザ(即ち、内覧者)を表す人物66Wを映し出し、この人物66Wを操作する構成にしてもよい。また、人物66Wと共に、不動産会社の内覧アシスタントを表す人物を映し出してもよい。
(2)第1実施形態及び第2実施形態では、発動動画データを予め作成していたが、ユーザ操作に応じて随時作成してもよい。
9 賃貸物件検索システム
10 ユーザ端末
11 通信ネットワーク
12 物件情報提供サーバ
19 特殊画像ファイル(データ記憶手段)
22 データ処理部
54 カメラ動画生成部(仮想中継画像提供手段、中継移動画像提供手段)
56 発動動画データ取込部(発動動画提供手段、ズームアップ動画提供手段)
57 コメントデータ取込部(コメント提供手段)
B1 自由内覧ボタン
B2 アシスト付内覧ボタン
B3 内覧動画ボタン
G1 基本情報画面
G2 内覧画面

Claims (7)

  1. 複数の物件の物件情報を記憶し、通信ネットワークを介して接続されるユーザ端末の要求に応じて任意の前記物件情報を提供する物件情報提供サーバにおいて、
    前記物件毎に内部の複数位置で撮影された複数のパノラマ画像を記憶するデータ記憶手段と、
    前記ユーザ端末に指定された前記物件の内部に仮想の中継カメラが位置しているとしたら映し出される仮想中継画像を、前記データ記憶手段の前記パノラマ画像から生成して前記ユーザ端末のモニタに表示させると共に、前記ユーザ端末の操作により指定される前記仮想の中継カメラの位置及び向きに応じて、前記仮想中継画像を変更する仮想中継画像提供手段と、
    前記ユーザ端末の操作により指定される前記仮想の中継カメラの移動方向に応じて、その移動方向に並ぶ複数の位置の前記パノラマ画像から複数の前記仮想中継画像を生成して前記ユーザ端末の前記モニタに順次切り替えて表示させる中継移動画像提供手段と、を備え
    前記データ記憶手段には、同一の建物の複数の部屋である複数の物件に対し、それらを代表する一物件の内部を撮影した共通の物件内のパノラマ画像と、前記複数の物件のそれぞれから外を撮影した異なる外の景色のパノラマ画像と、が記憶され、
    前記仮想中継画像提供手段は、前記同一の建物の複数の物件から任意の物件が選択されたときに、その選択物件の前記外の景色のパノラマ画像と、前記選択物件と他の物件とに共通する前記物件内のパノラマ画像とを組み合わせて使用する物件情報提供サーバ。
  2. 前記仮想の中継カメラが移動可能な位置の一部が動画発動位置として前記データ記憶手段に記憶されると共に、前記動画発動位置の前記仮想中継画像を発端とする動画が予め作成されて発動動画として前記データ記憶手段に記憶され、
    前記ユーザ端末の操作に応じて前記動画発動位置に前記仮想の中継カメラが移動したことをトリガにして、前記ユーザ端末の操作を無効化して前記発動動画を前記ユーザ端末の前記モニタに表示させる発動動画提供手段と、
    前記ユーザ端末の操作に応じて、前記発動動画提供手段の作動を禁止したフリーモードと、前記発動動画提供手段の作動を許容したアシストモードと、を含む複数のモードから何れか1つのモードを選択するモード切替手段とが備えられている請求項1に記載の物件情報提供サーバ。
  3. 前記発動動画にコメント文又はコメント音声が付加されている請求項2に記載の物件情報提供サーバ。
  4. 前記ユーザ端末の操作に応じて前記仮想の中継カメラの高さを変更するカメラ高さ変更手段とを備える請求項1乃至3の何れか1の請求項に記載の件情報提供サーバ。
  5. 前記パノラマ画像に含まれる画像の一部が特別ズームアップ部位として予め設定されると共に、前記特別ズームアップ部位をズームアップする動画が予め作成されてズームアップ動画として前記データ記憶手段に記憶され、
    前記ユーザ端末の操作に応じた前記仮想中継画像に前記特別ズームアップ部位が含まれることを条件にして前記ユーザ端末の操作を無効化し、前記ズームアップ動画を前記ユーザ端末の前記モニタに表示させるズームアップ動画提供手段を備える請求項1乃至4の何れか1の請求項に記載の物件情報提供サーバ。
  6. 前記ズームアップ動画提供手段は、前記特別ズームアップ部位が前記モニタの縁部に位置していることを条件にして作動し、
    前記ズームアップ動画は、前記特別ズームアップ部位を前記仮想中継画像の略中央に移動してズームアップする動画になっている請求項5に記載の物件情報提供サーバ。
  7. 前記仮想中継画像提供手段は、内覧者と不動産会社の内覧アシスタントとを想起させる画像を前記仮想中継画像に重ねて前記モニタに表示させる請求項1乃至6の何れか1の請求項に記載の物件情報提供サーバ。
JP2017204568A 2017-10-23 2017-10-23 物件情報提供サーバ Active JP6297739B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017204568A JP6297739B1 (ja) 2017-10-23 2017-10-23 物件情報提供サーバ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017204568A JP6297739B1 (ja) 2017-10-23 2017-10-23 物件情報提供サーバ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6297739B1 true JP6297739B1 (ja) 2018-03-20
JP2019079192A JP2019079192A (ja) 2019-05-23

Family

ID=61629114

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017204568A Active JP6297739B1 (ja) 2017-10-23 2017-10-23 物件情報提供サーバ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6297739B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020087287A (ja) * 2018-11-30 2020-06-04 株式会社リコー 情報処理システム、情報処理装置、及びプログラム

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10334268A (ja) * 1997-05-14 1998-12-18 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 動画を表示、制御するための方法およびシステム
JP2001236418A (ja) * 2000-02-22 2001-08-31 Matsushita Electric Works Ltd インターネット住空間vrシステムを用いたビジネス方法とそのための記録媒体
JP2002041623A (ja) * 2000-07-28 2002-02-08 Trinity Solution:Kk 不動産物件掲載ならびに閲覧方法、およびそのシステム、同方法がプログラムされ記録された記録媒体
JP2002135744A (ja) * 2000-10-19 2002-05-10 Nippon Broadband Communications Kk ブロードバンドを利用した住宅紹介システム
JP2004318482A (ja) * 2003-04-16 2004-11-11 Toplan:Kk 住宅販売・リフォーム総合管理システム
JP2005352885A (ja) * 2004-06-11 2005-12-22 Comfortsophy Kk 不動産情報検索装置、不動産情報検索プログラムおよび不動産情報検索方法
JP2016110639A (ja) * 2014-12-05 2016-06-20 株式会社リコー サービスシステム、情報処理装置、サービス提供方法
JP2016194783A (ja) * 2015-03-31 2016-11-17 株式会社リコー 画像管理システム、通信端末、通信システム、画像管理方法、及びプログラム
JP2017526030A (ja) * 2014-06-02 2017-09-07 アプラブ ソシエテ ア レスポンサビリテ リミテApelab Sarl 仮想環境内の相互作用を提供するための方法とシステム

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10334268A (ja) * 1997-05-14 1998-12-18 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 動画を表示、制御するための方法およびシステム
JP2001236418A (ja) * 2000-02-22 2001-08-31 Matsushita Electric Works Ltd インターネット住空間vrシステムを用いたビジネス方法とそのための記録媒体
JP2002041623A (ja) * 2000-07-28 2002-02-08 Trinity Solution:Kk 不動産物件掲載ならびに閲覧方法、およびそのシステム、同方法がプログラムされ記録された記録媒体
JP2002135744A (ja) * 2000-10-19 2002-05-10 Nippon Broadband Communications Kk ブロードバンドを利用した住宅紹介システム
JP2004318482A (ja) * 2003-04-16 2004-11-11 Toplan:Kk 住宅販売・リフォーム総合管理システム
JP2005352885A (ja) * 2004-06-11 2005-12-22 Comfortsophy Kk 不動産情報検索装置、不動産情報検索プログラムおよび不動産情報検索方法
JP2017526030A (ja) * 2014-06-02 2017-09-07 アプラブ ソシエテ ア レスポンサビリテ リミテApelab Sarl 仮想環境内の相互作用を提供するための方法とシステム
JP2016110639A (ja) * 2014-12-05 2016-06-20 株式会社リコー サービスシステム、情報処理装置、サービス提供方法
JP2016194783A (ja) * 2015-03-31 2016-11-17 株式会社リコー 画像管理システム、通信端末、通信システム、画像管理方法、及びプログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020087287A (ja) * 2018-11-30 2020-06-04 株式会社リコー 情報処理システム、情報処理装置、及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019079192A (ja) 2019-05-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4928275B2 (ja) カメラ制御装置及びその制御方法
KR101690955B1 (ko) 증강 현실을 이용한 영상 데이터 생성 방법 및 재생 방법, 그리고 이를 이용한 촬영 장치
JP6226538B2 (ja) 表示制御装置、表示制御方法、およびプログラム
JP5910447B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラム
JP4414708B2 (ja) 動画表示用パーソナルコンピュータ、データ表示システム、動画表示方法、動画表示プログラムおよび記録媒体
JP2018117312A (ja) 映像配信システム、ユーザ端末装置および映像配信方法
JP5966834B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラム
JP2013210989A (ja) 画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラム
TW201218769A (en) 3D digital image monitor system and method
JP6132811B2 (ja) プログラム及び情報処理装置
WO2022004153A1 (ja) 画像情報生成装置、方法およびプログラム
JP6297739B1 (ja) 物件情報提供サーバ
WO2013129188A1 (ja) 画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラム
JP2017092808A (ja) 画像監視システム
US20230308762A1 (en) Display terminal, information processing system, communication system, displaying method, information processing method, communication method, and recording medium
JP6617547B2 (ja) 画像管理システム、画像管理方法、プログラム
JP2015139001A (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
JP2009116500A (ja) 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、情報処理装置の制御プログラム、カメラ、カメラの制御方法、カメラの制御プログラム
JP2021099603A (ja) 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
JP5920152B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラム
JP7077585B2 (ja) 情報処理システム、情報処理装置およびプログラム
JP5910446B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラム
JP2016119620A (ja) 指向性制御システム及び指向性制御方法
JP5983259B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラム
JP2013211821A (ja) 画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171023

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20171023

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20171113

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171212

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180124

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180220

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180221

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6297739

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250