JP2002135744A - ブロードバンドを利用した住宅紹介システム - Google Patents

ブロードバンドを利用した住宅紹介システム

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JP2002135744A
JP2002135744A JP2000319147A JP2000319147A JP2002135744A JP 2002135744 A JP2002135744 A JP 2002135744A JP 2000319147 A JP2000319147 A JP 2000319147A JP 2000319147 A JP2000319147 A JP 2000319147A JP 2002135744 A JP2002135744 A JP 2002135744A
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Hidehiro Takechi
英博 武市
Hiroshi Kato
博司 加藤
Yoshio Ataka
祥郎 安宅
Tomoyuki Yanaka
伴行 谷中
Kazutaka Takechi
一高 武市
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NIPPON BROADBAND COMMUNICATIONS KK
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NIPPON BROADBAND COMM KK
NIPPON BROADBAND COMMUNICATIONS KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インターネット等の双方向通信回線を利用す
る建築物紹介システムにおいて、顧客の要望に応じた商
品情報を提供することを課題とする。 【解決手段】 ユーザの端末を、ケーブルテレビ回線等
のブロードバンドを介して、商品情報を保持するサーバ
に接続するとともに、該商品情報が空間的情報を有する
ものであり、電子的情報により仮想的なモデルを構成
し、ユーザの端末操作により、視覚的に商品の空間的情
報を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は住宅紹介システムに
関する。より詳しくは、インターネット等の通信手段を
介して行われる住宅の紹介システムに関するものであ
り、購買目的の住宅の情報を、個別の消費者の要求に応
じて提供するとともに、住宅の購入を行うためのもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、住宅の紹介を行うシステムや方法
が普及している。住宅の映像を、情報媒体を通じて一方
的に発信したり、一定の住宅情報を配信するものが知ら
れている。
【0003】従来、このような住宅紹介方法としては、
テレビと電話を利用したものがある。ここでは顧客と成
り得る人々がテレビを通じて住宅を見ることができるよ
うになっている。そして、住宅に関する情報を希望する
場合は、情報提供者もしくは住宅提供者に電話をかけ、
詳細な情報の希望や、見学の予約を行うものである。
【0004】同時に、インターネットを通じて住宅を提
案する販売業者者が増加している。インターネットによ
る住宅紹介は、住宅情報が規格化されており、検索が容
易である。そして、顧客の希望に対して柔軟である。さ
らに、顧客がより詳細な情報を希望する場合には、間取
り図、方角、外観図などを閲覧できるように構成されて
いる。
【0005】通信回線を利用して、住宅情報を提供する
ものとして、例えば、特開2000−137736号公
報に示される技術が知られている。これは、利用者共通
のデータベース及び設定した利用者間のみで利用できる
データベースを記憶・管理する不動産物件管理センター
のホスト・コンピュータに通信で接続できる複数の端末
装置から構成されており、各端末装置から不動産物件の
情報に公開対象を限定するレベルを設けてを登録してホ
スト・コンピュータにアップロードするとともに、デー
タをダウンロードする際には、受け手に応じてデータを
提供し、提供された公開データと自己保有のデータとを
合体させて検索用データベースを構築するものである。
そして、検索には完成した端末装置単体のデータを用い
て行い、検索結果の表示を行うものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】インターネット等の通
信回線を利用した住宅紹介は顧客に多大な柔軟性を提供
する一方で、顧客が視覚的に確認しにくいものが多く、
配信者側において一方的に選択された視点よりの情報が
提供されるものであり、個々の顧客が要望する情報とは
ことなるものである。
【0007】さらに、インターネット等の通信回線は双
方向通信を行うものである。しかし、従来のインターネ
ット等の通信回線を利用した住宅の紹介は、配信側の用
意した選択肢のいずれかを選択するものであり、顧客
(ユーザー)は選択肢の選択権を有するだけのものであ
る。すなわち、個々の顧客の要望に対応した住宅紹介を
行うことができないものである。
【0008】住宅を見る視点は個々の顧客により異なる
ものであり、住宅のどの部分に重点をおくか等、顧客に
それぞれ対応する情報を記憶装置に入力することは効率
的ではないものである。例えば、身長の異なる顧客にお
いては、視点がことなり、住宅の外観および住宅内部の
見え方が異なるものである。さらに、従来のようなイン
ターネットによる住宅紹介は、インターネット等の通信
回線の有用性を十分利用するものではない。前述のごと
く、従来の住宅情報は一方的な配信に応じるか否かの選
択をするものであり、双方向通信であるインターネット
等の有用性を十分に生かすものではない。特開2000
−137736号公報に示される技術においても、従来
の間取りおよび価格等の情報を目的とするものであり、
双方向通信の有用性を十分に生かすものではない。この
ような従来の方法は、現地に直接行く前に、ある程度の
情報を提供するものであり、顧客に対してある程度の予
測や予想を与えることができる一方で、十分な情報は現
地に赴くまでわからないものである。すなわち、情報の
信頼性に疑問があったり、解らない情報が多すぎる面が
あり、現地において予想を覆され、結局は時間の浪費と
なる場合もある。本発明は、現在もしくは近い将来の、
コンピュータ技術および通信技術において、インターネ
ット等の通信技術を有効に利用する技術を提供するもの
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決すべ
く、本発明は次のような手段を用いる。ユーザ(顧客)
の要求は、ユーザおよび商品により変化するものであ
る。一定の商品に対してユーザが要望する情報は、個々
のユーザにより変化する。商品の情報は、空間的な間取
り、立地、形状、材質、内装等、有限であり、商品の自
体の情報に対して、ユーザの要望を作用させることによ
り、ユーザが得ようとする情報を提供することができる
ものである。すなわち、ユーザが得ようとする情報は、
一定の商品情報に、ユーザの要求を作用させることによ
り得られる写像である。このため、サーバ等(ユーザの
端末や該端末に接続されたサーバ)において、商品の情
報により、商品を仮想現実的に構成し(商品に対して様
々なシュミュレーションを可能とし)、サーバ等におい
て電子的に構成される商品に対して、ユーザの要求を作
用させ、この結果を算出して、ユーザに情報として提供
するものである。これにより、ユーザに商品についての
情報を確実に提供することができるものである。
【0010】この場合、商品の情報をユーザに伝達する
速度と、ユーザの要望を伝達する速度は、ユーザと商品
提供者とを結ぶ情報伝達経路の情報伝達速度による。従
来の電話線等による通信回線を利用することも可能であ
るが、この場合は、単位時間あたりの情報伝達量が大き
くないため、時間がかかると共に、ユーザに要求される
情報端末が高価なものになる。これは、経済性が低く、
効率も低下するものである。ここにおいて、ケーブルテ
レビの回線を利用することにより、ユーザに要求される
情報端末を安価なものにすることができると共に、情報
伝達速度を遅滞の無いものとすることができるものであ
る。ケーブルテレビの通信回線は、アナログもしくはデ
ジタルによる映像および音声情報を伝達すると共に、コ
ンピュータ等の情報端末より発信される情報も伝達する
ことが可能である。これは、ケーブルテレビの通信回線
がブロードバンド(広域帯)の通信回線であるためであ
る。
【0011】本発明においては、請求項1に記載のごと
く、商品情報を保持する複数のサーバとインターネット
等の双方向通信回線を介して接続されるユーザの端末に
より構成される住宅紹介システムであって、ユーザの端
末を、ケーブルテレビ回線等のブロードバンドを介し
て、住宅情報、外装材の情報および内装材の情報を保持
するサーバに接続するとともに、ユーザの端末にケーブ
ルテレビ回線を通じて配信される映像に連動した商品情
報を配信する。
【0012】請求項2に記載のごとく、商品情報を保持
する複数のサーバとインターネット等の双方向通信回線
を介して接続されるユーザの端末により構成される住宅
紹介システムであって、ユーザの端末を、ケーブルテレ
ビ回線等のブロードバンドを介して、住宅情報、外装材
の情報および内装材の情報を保持する単数もしくは複数
のサーバに接続するとともに、住宅情報、外装材の情報
および内装材の情報を映像作成用のサーバに配信し、該
映像作成用サーバにおいて作成された映像をユーザの端
末にケーブルテレビ回線を通じて配信する。
【0013】請求項3に記載のごとく、商品情報を保持
する複数のサーバとインターネット等の双方向通信回線
を介して接続されるユーザの端末により構成される住宅
紹介システムであって、ユーザの端末を、ケーブルテレ
ビ回線等のブロードバンドを介して、住宅情報、外装材
の情報および内装材の情報を保持する単数もしくは複数
のサーバに接続するとともに、住宅情報、外装材の情報
および内装材の情報を映像作成用のサーバに配信し、該
映像作成用サーバにおいて作成された映像をユーザの端
末にケーブルテレビ回線を通じて配信し、映像作成用サ
ーバにおいて構成される映像をユーザの端末において操
作可能とする。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図を用いて説明する。図1は端末とサーバの接続構成
を示す模式図、図2は住宅の全体構成の表示例を示す
図、図3は住宅内部構成の表示例を示す図、図4は住宅
の外観表示例を示す図、図5は住宅の後部外観表示例を
示す図、図6は住宅の正面外観表示例を示す図、図7は
仮想住宅と仮想ユーザの構成を示す図、図8は仮想住宅
の表示構成を示す図、図9は仮想住宅の内部構成表示例
を示す図、図10は仮想住宅内の表示例を示す図、図1
1は仮想住宅内に配置された家具の構成を示す図、図1
2は仮想住宅の外の風景を表示する例を示した図、図1
3は玄関ドアの選択構成を示す図、図14は玄関付近も
内装構成の一例を示す図、図15は内装を変更した場合
の例を示す図、図16は洗面所における選択構成を示す
図、図17は選択された商品詳細を表示した例を示す
図、図18は商品画像を表示する構成を示す図、図19
はアンケートの構成を示す図、図20はユーザと商品情
報提供者との通信構成を示す図。
【0015】商品情報提供者とユーザの接続構成につい
て、図1を用いて説明する。ユーザ1はそれぞれ情報端
末3を有するものであり、該情報端末3を通じて商品提
供者(もしくは商品情報提供者)に対して要望を伝達す
るものである。ユーザ1は、インターネット5により、
情報提供者である企業やメーカーに接続されるものであ
る。そして、情報提供者である企業やメーカーにおいて
ユーザ1の端末3よりの発信を受信するものとして、サ
ーバ9を用いることができるものである。ユーザ1は端
末3に接続された入力装置により、情報提供者である企
業やメーカーのサーバ9に情報を発信するものであり、
サーバ9より配信される情報もしくは端末3において計
算された結果が表示装置4に表示されるものである。表
示装置4は、視覚だけでなく聴覚や触覚により情報を示
すものを用いることが可能である。
【0016】ネット5は複数のインターネット接続業者
6・7・8により構成されており、各インターネット接
続業者は、ケーブルテレビ用回線等のブロードバンドの
回線、もしくは光ケーブル等の大容量情の報回線により
接続されているものである。そして、ユーザ1の端末3
をインターネット接続業者6とケーブルテレビ用の回線
等を用いることにより、ユーザ1と企業やメーカーのサ
ーバ9がブロードバンドの回線により接続されるもので
ある。そして、ユーザ1とサーバ9との間において、大
量の情報の交信を行うことができるものである。
【0017】なお、ユーザ1および接続業者6において
は、信号の分配器が配設されており、テレビ用の映像お
よび音声信号と、コンピュータ通信の信号を分離するも
のである。そして、分離された信号によりユーザ1の端
末3とサーバ9の通信が行われるものである。これによ
り、ケーブルテレビを利用して、テレビ番組を受信しな
がら、インターネットによる情報検索を行うことができ
るものである。さらに、テレビ番組の配信者もしくは企
業により、テレビ番組とともに、テレビ番組に同期もし
くは関連した情報を配信して、ユーザ1が端末3を操作
し、容易にテレビ番組に関連した情報を得ることも可能
である。
【0018】上記構成とは別に、ケーブルテレビ用ケー
ブルに分配器を接続し、デジタル信号を端末3にテレビ
用映像の信号を表示装置4に分配することも可能であ
る。この場合には、端末3に配信される信号は表示装置
4に対応した信号形式に変換され、表示装置4に送信さ
れる。これにより、表示装置4の種別を問うことなく、
ケーブルテレビ用の回線を通じてブロードバンドを利用
した高速通信を行うことができるものである。さらに、
テレビ用映像の周波域に商品情報のデジタル信号を含ま
せ、情報量を増大させる方法や、テレビ用映像をデジタ
ル変換し、画像用データとして端末3に配信し、該端末
3において再生し、表示装置4に表示させることも可能
である。
【0019】次に、端末3に接続した表示装置4を利用
した、住宅紹介の構成について説明する。図2乃至図6
は、表示装置4に表示される映像の一例を示すものであ
る。表示装置4に表示される映像には、複数の領域が設
定されている。領域10には住宅の映像が映し出される
ものであり、領域11には住宅の所在地周辺の地図が表
示されるものである。その他に、領域12において領域
10に表示された住宅の間取りや価格を表示することが
可能であり、領域13にはその住宅に対する説明やコメ
ントを表示することができるものである。
【0020】さらに、図3に示すごとく、住宅各階ごと
に分割した映像を領域10に表示することも可能であ
る。これは、表示装置4の表示領域において、分割を指
定する領域を構成することも可能であり、端末3に接続
した入力装置2の一定の操作を対応させておくことも可
能である。住宅はユーザの好みの視点において観察する
ことができ、図3に示す分割状態においても、住宅内の
間取りを観察することができるものである。なお、図3
に示す領域14には、間取り変更の可否等、住宅の情報
を表示することができるものである。
【0021】領域10に示されるのは、ある視点より住
宅を観察した場合の映像であり、住宅を観察する視点
は、ユーザが直接設定することができるものである。例
えば、図4乃至図6に示すごとく、住宅の周りを一回り
することも可能である。なお、住宅の映像を表示する領
域10と同時に、視点位置を表示する領域15を設け、
該領域15において、視点位置を示すことも可能であ
る。これにより、ユーザがどの位置より住宅を観察して
いるかが容易に判断されるものである。さらに、領域1
7に間取り、価格、施工業者等を表示し、領域18に
『日当たり良好』等の住宅の特徴を表示することが可能
である。また、図4乃至図5に示される植えこみ等も、
実際に存在するものの再現もしくは、ユーザの設定とす
ることが可能である。ユーザが仮想的に設定する場合
は、配置および除去を容易に行うことが可能である。住
宅周囲に配設する外構においては、門扉、塀、カーポー
トなどのエクステリアを配置したり、造園を設けたり、
四季の花々や四季の菜園を配置することもかのうであ
る。そして、これらを住宅外からはもちろん住宅内から
も、任意の視点より見ることができるものである。
【0022】表示装置4に表示される住宅は、ユーザの
任意の視点において観察することができるものである
が、ユーザが住宅内において、該住宅の内部を観察する
ことも可能である。この際、図7に示すごとく、電子情
報として仮想的に構成された住宅20内部を、同様に構
成されたユーザ21が移動するものである。仮想ユーザ
21は、ユーザにより身長、体重、握力、視力等を設定
可能に構成されている。仮想住宅20には玄関ドア23
やスライドドア24・25が配設されており、これらの
内装具や外装具は実際の商品と同様の寸法および外観を
再現するものである。これにより、仮想住宅20が実際
に表示されたような感覚を、表示装置4を見るユーザ
に、与えるものである。なお、図7に示すごとく、斜視
状態の住宅内部を仮想ユーザ21に移動させ、その仮想
ユーザ21の動きをユーザが観察することも可能であ
る。さらに、仮想ユーザ21と共に、仮想営業者を表示
し、ユーザに対して説明を行うことが可能である。仮想
営業者としては、仮想住宅が構成される仮想空間におい
て、実在の営業者の体系に応じたモデルを構成し、該モ
デルに実在する営業者の顔等の画像をテクスチャマッピ
ングにより貼りつけることにより、容易に構成すること
ができるものである。これにより、ユーザに安心感を与
えることができるものである。
【0023】住宅は電子情報として仮想的に構成される
ため、視点を自由に設定できる。図8に示すごとく、仮
想住宅20は空間的情報を有するものであり、前記領域
10に表示される映像は、仮想空間に配置したカメラ2
2の配置位置見えるものを投影するものである。すなわ
ち、空間的情報を有する仮想住宅20において、ユーザ
の操作によりカメラ22を移動させ、該カメラ22より
見られる映像を計算し、領域10に映像として表示する
ものである。仮想住宅20の情報は、住宅メーカーもし
くは施工業者等より提供される住宅の情報を利用するこ
とができるものである。住宅メーカー等が住宅の情報を
サーバの記憶装置に保持させ、該情報を基に仮想住宅2
0を構成することができるものである。玄関ドア23や
スライドドア24・25についても、同様に情報を得る
ことが可能である。また、ユーザの操作により、断面や
材質、防音性能を表示させることも可能である。例え
ば、ユーザが基礎について詳しい情報を要求した場合に
は、基礎の断面や、基礎の寸法を表示することが可能で
あり、壁内に断熱材は配設されているかを視覚的に認識
させることが可能である。
【0024】カメラ22から観察される映像は自然法則
に沿って表示されるものであるが、カメラ22の移動お
よびカメラの配置はユーザの任意の設定を行うことが可
能である。例えば、図9に示すごとく、仮想住宅20の
一階部分のみを情報より観察することも可能である。仮
想住宅20は、仮想空間に配設されるので、季節の変
化、天気の変化(雪、雨、曇り、はれ、気温、湿度)、
時間の変化(朝、昼、晩)、場所の変化(北部、南
部)、建物の向きの変化を任意に行うことも可能であ
る。なお、天気は住宅を配置する場所(地域)に関連付
られており、降雪量や、気温、湿度が地域により変化す
るものである。
【0025】次に、仮想住宅にユーザの視点(仮想空間
にユーザが存在した場合の視点)より観察する場合につ
いて説明する。仮想住宅20は内部をユーザの設定した
目線の高さにおいて観察可能に構成されている。設定に
より、歩行時の上下のゆれや、座った場合の目線位置の
低下等も行うことができるものである。図10に示すご
とく、領域10にはユーザの目線位置より見た場合の住
宅の内部が表示される。領域10の表示と同時に、視点
位置を示す領域15を表示するとともに、内装の説明を
領域18において、おこなうことも可能である。
【0026】仮想住宅20内におけるユーザの視点位置
の移動は、端末3に接続された入力装置2において設定
された操作により行うことも可能であるが、領域10に
方向を示す領域26を表示し、該領域26において指定
された方向に視線が向くと共に移動する構成をとること
ができる。これにより、住宅20内における移動を用意
に行うとともに、移動に伴う操作も容易に行うことがで
きるものである。なお、進行方向に階段がある場合に、
該進行方向を選択したときは階段を上るもしくは下るも
のである。
【0027】図11に示すごとく、住宅内には家具等も
配置されており、住宅内における家具の配置および家具
の構成についても観察することが可能となっている。椅
子やテーブル等の家具の情報は家具メーカー等により提
供されるものであり、家具メーカーの商品群よりユーザ
の好みのものを配設し、観察することができるものであ
る。領域10には、仮想ユーザ21の視点よりの映像を
表示するものであり、領域15において仮想ユーザ15
の住宅内における位置が表示されるものである。領域1
7には領域10に映し出された家具に関する価格や色な
どの情報が表示され、領域18には家具メーカーもしく
は販売業者のコメントを表示することができるものであ
る。
【0028】仮想住宅20においては、住宅の外観およ
び住宅の内部のみではなく、住宅内よりの風景も見るこ
とができるものである。図12に示すごとく、領域10
に表示される映像において、窓の外を示す領域27には
外の風景が表示されるものである。これにより、住宅内
より見た外の環境を認識することができるものである。
住宅の外の風景を表示する方法としては、住宅を配置す
る仮想空間において、住宅の周囲に、住宅の外の風景画
像(2次元画像)を配置することにより行うことができ
る。住宅の外の風景画像としては、実際に住宅の周囲を
撮影したものを電子化したものをもちいることが可能で
ある。
【0029】このほかに、サーバにおいて航空写真の画
像を電子化して保持し、該航空写真より3次元の風景を
構築することも可能である。航空写真には陰影が写され
ているため、陰影を利用して航空写真に写された町並み
や地形を擬似的に3次元に構築し、住宅周辺の町並みを
構成することができるものである。さらには、住宅建設
予定地にカメラを設置し、該カメラの映像を住宅外の映
像として、前記領域27に表示することも可能である。
この場合、カメラはネットを介してサーバもしくはユー
ザの端末に接続されており、該カメラの映像を仮想住宅
よりの風景として表示することが可能である。
【0030】なお、図12において、領域17には椅子
やテーブルの価格、サイズ、窓の価格およびサイズが表
示されるものであり、領域18には椅子等の商品に関す
るコメントもしくは景色に関するコメントを表示するこ
とができるものである。
【0031】仮想住宅においては、内装や外装等を数多
くの商品群より選択し、施工した場合の住宅を観察する
ことができるものである。屋根材においては屋根材メー
カー群により提供される商品群より選択することが可能
である。このほかに、シャッター、外壁、住宅用サッシ
ュ、玄関ドア、雨とい、照明器具、天井材、家具、床
材、内壁材、畳、建具、キッチン、浴室、洗面台、水廻
り、カーテン、空調、エクステリア、セキュリティ装置
等についても同様に選択することができるものである。
これらの商品群に関する情報は、ユーザが接続するサー
バにおいて、記憶保持されており、ユーザの希望(価
格、サイズ、色など)に応じて検索若しくは抽出可能に
設定されているものである。なお、住宅の周りに見える
風景の中に企業の広告を配置することも可能である。た
とえば、2階の窓から外をみた場合に、企業の広告塔が
みえる構成をとることも可能であり、ユーザが操作によ
り、広告塔の広告領域を指定することにより企業の情報
や、その企業のwebサイトの内容を表示することがで
きるものである。
【0032】次に、図13乃至図17を用いて商品群の
選択構成の一例について説明する。図13を用いて、玄
関ドアの選択構成の一例を示す。領域10には玄関の外
観を示す画像が表示されており、領域31・31・31
には玄関ドアの商品例が表示されるものである。領域3
1には玄関ドアを装着した映像のほかに玄関ドア自体の
映像を表示することができるものである。ユーザは入力
装置等を用いて、玄関ドアを指定するものである。指定
された玄関ドアは領域10において住宅に施工された状
態で詳細に表示される。これにより、玄関ドアを実際に
取りつけた状態に近い映像をユーザが見て、玄関ドアの
外観との相性や、色合いを認識することができるもので
ある。なお、領域17に選択された玄関ドアの情報や、
施工業者より玄関選択においてのポイントなどを表示す
ることができるものである。
【0033】さらに、図14および図15に示すごと
く、外装とともに内装をその場で変更し、観察すること
ができるものである。図14に示す住宅においては、内
装をシンプルに構成しており、階段下33にも別段なに
も構成されていない。そして、外装32として細かい外
装材が装着されるものである。図15においては、ユー
ザにより内装の変更を行った状態を示す。外装32を石
材に変更したり、階段下に棚を設けたり、天井に正面3
4を配置したり、玄関床35をタイルにしたり、玄関框
36を設けたり、ユーザの好みにより内装および外装を
容易に変更することができるものである。変更の手法と
しては、変更する部分の領域を映像上において指定した
り、端末に接続した入力装置において、対応する操作を
行うことにより可能である。また、内装材および外装材
の表示された領域を指定することにより、対応する情報
(メーカーや価格など)を画面上に表示することも可能
である。
【0034】洗面台等においても、商品群より選択する
と同時に、選択された商品を施工した状態を表示するこ
とができるものである。図16に示すごとく、表示装置
において、ユーザの希望する条件に応じた商品群が領域
41・41・41に表示され、商品群より選択された商
品を取りつけた状態を領域10に表示できるものであ
る。領域10に表示される映像は、前述のごとく視点位
置を容易に変更することができ、取りつけられた商品の
様々な角度より見ることができるものである。同時に洗
面台の配置位置や、壁紙との相性などを確認することが
できるものである。このほかにも、キッチン、バス、ト
イレの構成についても、商品群より選択して、住宅に配
置した状態を視覚的に確認することができるものであ
る。キッチンにおいては、シンク、キッチンの配置、コ
ンロ、高さ、収納スペース等を任意に選択し、視覚的に
キッチンの構成を認識することができる。バスにおいて
は、ばあスタブの配置や、バスタブの種類を変更するこ
とが可能である。といてにおいても、便座の種類や色を
選択することができるものである。
【0035】住宅および住宅に施工される部材には、空
間的情報とともに、メーカーや価格等の商品情報が負荷
されており、該当する商品が表示された領域を選択し、
指定することにより、図17に示すごとく、詳細な情報
を表示することができるものである。なお、領域17に
は領域10に表示された施工を行うのに必要となる費用
等の情報について表示することができ、領域18には施
工業者や商品提供者のコメントを表示することができる
ものである。さらに、地域による気象状況(雪・雨・湿
度・温度)など、室内環境アセスメントにより、冷暖房
(光熱費など)の算定を行ったり、断熱効果の数値化若
しくは表示色の変化による視覚化を行うことができるも
のである。
【0036】次に、図18を用いて、端末3とサーバ9
・9・・とのデータのやり取りについて説明する。仮想
的な3次元空間を表示する構成としては、主に、図18
に示すごとくデータの入力51、アプリケーションソフ
トによる処理52、シーングラフの構築等53、座標変
換・クリッピング54、光源計算55、ジオメトリセッ
トアップ56、ラスタライズ57、ディスプレイに表示
58によりなるものである。商品等の情報(データ)が
入力され、アプリケーションソフトにより、商品および
商品を装着した状態の、モデルのシーングラフ(3次元
シーンの内容を設定したデータ)を作成する。
【0037】シーングラフが作成されると、これに基づ
きジオメトリ計算がおこなわれる。これは、物体の座標
や空間の座標、視点の座標などの処理工程であり、座標
変換・クリッピング54、光源計算55が該当するもの
である。この後に、ラスタライズ処理が行われるもので
ある。ラスタライズ処理はポリゴンの中がどのような色
(輝度)に成るかを計算し、オブジェクトに影をつけた
り、スムージング処理などを行い、その情報をメモリー
に格納するものである。ラスタライズ処理には、ジオメ
トリセットアップ56、ラスタライズ57が該当するも
のである。そして、メモリーに格納されたデータがアナ
ログデータに変換され、ディスプレイ(表示装置4)に表
示されるものである。
【0038】商品のデータはメーカーもしくは施工業者
のサーバ9もしくはメーカーもしくは施工業者の情報を
配信するサーバ9内に保持されているものである。そし
て、商品のデータを、ネット5を介して該端末3に接続
した記憶装置内に導入し、上記のシーングラフの作成か
らジオメトリ処理およびラスタライズ処理に至るまでの
処理を、ユーザ1の操作する端末3において行うことも
可能である。商品自体の情報量は大量であるが、ケーブ
ルテレビ等のブロードバンドを使用することにより、円
滑なデータの導入を行うことが可能である。
【0039】別の手段としては、アプリケーションソフ
トによる処理およびジオメトリ処理、ラスタライズ処理
を、他のサーバにより行うことができるものである。ネ
ット5に画像処理を行う画像処理サーバを配置する。そ
して、ユーザは端末3の操作により、商品の情報を保持
しているサーバより、該画像処理サーバに商品データを
配信させる。そして、ユーザは端末3を介して視点の位
置などを入力もしくは操作し、画像処理サーバにおいて
画像を作成させるものである。画像処理サーバにおいて
作成された画像はネット5を介して、ユーザの端末3に
送信され、表示装置4によりユーザ1が画像を見ること
ができるものである。この場合、ユーザが利用する端末
3には、高度な処理が要求されることがなく、端末を安
価に構成することができる。さらに、アプリケーション
ソフトは画像処理サーバのみに存在するので、ユーザが
アプリケーションソフトの更新や点検をする必要がな
い。
【0040】さらには、上述の構成において、画像処理
サーバにおいて、画像データのアナログ化までを行い、
アナログ信号を、ケーブルテレビ回線を通じて、ユーザ
に提供することも可能である。この場合には、端末3の
構成を非常に簡便なものにすることができるものであ
る。なお、画像データの配信方法としては、画像データ
を一定の形式(圧縮形式等)に変換して配信することも
可能である。
【0041】次に、ユーザが希望の住宅を検索する構成
につて説明する。図19に示すようなアンケートに、建
物を建築する場所、建築面積、建物の用途等記入する。
なお、建設する建物が住宅である場合には、家族構成、
予算、家族構成員中にアレルギー症状をお持ちの方がい
らっしゃるかどうか、お年寄りがいらっしゃるかどう
か、車の保有台数、動物を飼育しているかどうか、さら
に、その動物を屋外で飼育するか、屋外で飼育するか、
建替えの際には仮住まいが必要かどうかなどの情報をア
ンケートに記載していただくものである。そして、現住
所、ホームアドレスもしくは電子メールアドレス、電話
番号、ファクシミリ番号を記載の上、インターネットの
ウェブサイトにおいて、もしくはファクシミリにより送
信してもらうものである。
【0042】これらのアンケート結果は、ユーザの情報
を保持するサーバにおいて保持されるものである。そし
て、アンケートの項目に応じて、ユーザの情報(住所、
氏名、電話番号、メールアドレス等)が分類される。こ
こにおいて、アンケートの結果によるユーザの分類を容
易に行うために、アンケートを、選択式にすることも可
能である。これにより、簡便な処理でアンケート結果に
基づいてユーザを分類することができる。
【0043】企業側が用意する商品情報も、ユーザの分
類に対応してデータベースに入力されている。そして、
入力された情報が対応するユーザに提供されるものであ
る。図20に示すごとく、ユーザのアンケート結果はネ
ットを介して商品提供者側(企業側)に伝達され、商品
提供者側において対応する商品情報がユーザに提供され
るものである。ユーザの希望に対する情報提供の方法と
しては、希望商品に相当するものであり希望価格より価
格を低くして提供することも可能であり、質的に希望商
品以上のものを希望価格で提供するなどの形式(逆オー
クション形式)により情報提供を行うことも可能であ
る。
【0044】また、商品提供者側としては、ユーザの希
望に対する情報提供として、希望の条件に対応する仮想
展示をおこなうことが可能である。これは、前述の仮想
住宅をユーザの希望に対応させ構成するものである。こ
れにより、ユーザが希望する条件の商品を仮想的に体験
することができるものである。なお、商品情報の提供が
ブロードバンドを介して行われることにより、仮想展示
場を容易に構成することができるものである。
【0045】
【発明の効果】請求項1に記載のごとく、商品情報を保
持する複数のサーバとインターネット等の双方向通信回
線を介して接続されるユーザの端末により構成される住
宅紹介システムであって、ユーザの端末を、ケーブルテ
レビ回線等のブロードバンドを介して、住宅情報、外装
材の情報および内装材の情報を保持するサーバに接続す
るとともに、ユーザの端末にケーブルテレビ回線を通じ
て配信される映像に連動した商品情報を配信するので、
ユーザにおいて、商品を選択し易く、商品情報を取り出
し易い。
【0046】請求項2に記載のごとく、商品情報を保持
する複数のサーバとインターネット等の双方向通信回線
を介して接続されるユーザの端末により構成される住宅
紹介システムであって、ユーザの端末を、ケーブルテレ
ビ回線等のブロードバンドを介して、住宅情報、外装材
の情報および内装材の情報を保持する単数もしくは複数
のサーバに接続するとともに、住宅情報、外装材の情報
および内装材の情報を映像作成用のサーバに配信し、該
映像作成用サーバにおいて作成された映像をユーザの端
末にケーブルテレビ回線を通じて配信するので、ユーザ
の端末に要求される機能を低く設定できる。
【0047】請求項3に記載のごとく、商品情報を保持
する複数のサーバとインターネット等の双方向通信回線
を介して接続されるユーザの端末により構成される住宅
紹介システムであって、ユーザの端末を、ケーブルテレ
ビ回線等のブロードバンドを介して、住宅情報、外装材
の情報および内装材の情報を保持する単数もしくは複数
のサーバに接続するとともに、住宅情報、外装材の情報
および内装材の情報を映像作成用のサーバに配信し、該
映像作成用サーバにおいて作成された映像をユーザの端
末にケーブルテレビ回線を通じて配信し、映像作成用サ
ーバにおいて構成される映像をユーザの端末において操
作可能とするので、映像をユーザが操作することが可能
であり、ユーザの希望を反映する映像情報を提供するこ
とがかのうである。
【図面の簡単な説明】
【図1】端末とサーバの接続構成を示す模式図。
【図2】住宅の全体構成の表示例を示す図。
【図3】住宅内部構成の表示例を示す図。
【図4】住宅の外観表示例を示す図。
【図5】住宅の後部外観表示例を示す図。
【図6】住宅の正面外観表示例を示す図。
【図7】仮想住宅と仮想ユーザの構成を示す図。
【図8】仮想住宅の表示構成を示す図。
【図9】仮想住宅の内部構成表示例を示す図。
【図10】仮想住宅内の表示例を示す図。
【図11】仮想住宅内に配置された家具の構成を示す
図。
【図12】仮想住宅の外の風景を表示する例を示した
図。
【図13】玄関ドアの選択構成を示す図。
【図14】玄関付近も内装構成の一例を示す図。
【図15】内装を変更した場合の例を示す図。
【図16】洗面所における選択構成を示す図。
【図17】選択された商品詳細を表示した例を示す図。
【図18】商品画像を表示する構成を示す図。
【図19】アンケートの構成を示す図。
【図20】ユーザと商品情報提供者との通信構成を示す
図。
【符号の説明】
1 ユーザ 2 入力装置 3 端末 4 表示装置 5 ネット 9 サーバ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年12月21日(2000.12.
21)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図21
【補正方法】追加
【補正内容】
【図21】
【手続補正書】
【提出日】平成12年12月21日(2000.12.
21)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 ブロードバンドを利用した住宅紹介シ
ステム
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は住宅紹介システムに
関する。より詳しくは、インターネット等の通信手段を
介して行われる住宅の紹介システムに関するものであ
り、購買目的の住宅の情報を、個別の消費者の要求に応
じて提供するとともに、住宅の購入を行うためのもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、住宅の紹介を行うシステムや方法
が普及している。住宅の映像を、情報媒体を通じて一方
的に発信したり、一定の住宅情報を配信するものが知ら
れている。
【0003】従来、このような住宅紹介方法としては、
テレビと電話を利用したものがある。ここでは顧客と成
り得る人々がテレビを通じて住宅を見ることができるよ
うになっている。そして、住宅に関する情報を希望する
場合は、情報提供者もしくは住宅提供者に電話をかけ、
詳細な情報の希望や、見学の予約を行うものである。
【0004】同時に、インターネットを通じて住宅を提
案する販売業者者が増加している。インターネットによ
る住宅紹介は、住宅情報が規格化されており、検索が容
易である。そして、顧客の希望に対して柔軟である。さ
らに、顧客がより詳細な情報を希望する場合には、間取
り図、方角、外観図などを閲覧できるように構成されて
いる。
【0005】通信回線を利用して、住宅情報を提供する
ものとして、例えば、特開2000−137736号公
報に示される技術が知られている。これは、利用者共通
のデータベース及び設定した利用者間のみで利用できる
データベースを記憶・管理する不動産物件管理センター
のホスト・コンピュータに通信で接続できる複数の端末
装置から構成されており、各端末装置から不動産物件の
情報に公開対象を限定するレベルを設けてを登録してホ
スト・コンピュータにアップロードするとともに、デー
タをダウンロードする際には、受け手に応じてデータを
提供し、提供された公開データと自己保有のデータとを
合体させて検索用データベースを構築するものである。
そして、検索には完成した端末装置単体のデータを用い
て行い、検索結果の表示を行うものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】インターネット等の通
信回線を利用した住宅紹介は顧客に多大な柔軟性を提供
する一方で、顧客が視覚的に確認しにくいものが多く、
配信者側において一方的に選択された視点よりの情報が
提供されるものであり、個々の顧客が要望する情報とは
ことなるものである。
【0007】さらに、インターネット等の通信回線は双
方向通信を行うものである。しかし、従来のインターネ
ット等の通信回線を利用した住宅の紹介は、配信側の用
意した選択肢のいずれかを選択するものであり、顧客
(ユーザー)は選択肢の選択権を有するだけのものであ
る。すなわち、個々の顧客の要望に対応した住宅紹介を
行うことができないものである。
【0008】住宅を見る視点は個々の顧客により異なる
ものであり、住宅のどの部分に重点をおくか等、顧客に
それぞれ対応する情報を記憶装置に入力することは効率
的ではないものである。例えば、身長の異なる顧客にお
いては、視点がことなり、住宅の外観および住宅内部の
見え方が異なるものである。さらに、従来のようなイン
ターネットによる住宅紹介は、インターネット等の通信
回線の有用性を十分利用するものではない。前述のごと
く、従来の住宅情報は一方的な配信に応じるか否かの選
択をするものであり、双方向通信であるインターネット
等の有用性を十分に生かすものではない。特開2000
−137736号公報に示される技術においても、従来
の間取りおよび価格等の情報を目的とするものであり、
双方向通信の有用性を十分に生かすものではない。この
ような従来の方法は、現地に直接行く前に、ある程度の
情報を提供するものであり、顧客に対してある程度の予
測や予想を与えることができる一方で、十分な情報は現
地に赴くまでわからないものである。すなわち、情報の
信頼性に疑問があったり、解らない情報が多すぎる面が
あり、現地において予想を覆され、結局は時間の浪費と
なる場合もある。本発明は、現在もしくは近い将来の、
コンピュータ技術および通信技術において、インターネ
ット等の通信技術を有効に利用する技術を提供するもの
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決すべ
く、本発明は次のような手段を用いる。ユーザ(顧客)
の要求は、ユーザおよび商品により変化するものであ
る。一定の商品に対してユーザが要望する情報は、個々
のユーザにより変化する。商品の情報は、空間的な間取
り、立地、形状、材質、内装等、有限であり、商品の自
体の情報に対して、ユーザの要望を作用させることによ
り、ユーザが得ようとする情報を提供することができる
ものである。すなわち、ユーザが得ようとする情報は、
一定の商品情報に、ユーザの要求を作用させることによ
り得られる写像である。このため、サーバ等(ユーザの
端末や該端末に接続されたサーバ)において、商品の情
報により、商品を仮想現実的に構成し(商品に対して様
々なシュミュレーションを可能とし)、サーバ等におい
て電子的に構成される商品に対して、ユーザの要求を作
用させ、この結果を算出して、ユーザに情報として提供
するものである。これにより、ユーザに商品についての
情報を確実に提供することができるものである。
【0010】この場合、商品の情報をユーザに伝達する
速度と、ユーザの要望を伝達する速度は、ユーザと商品
提供者とを結ぶ情報伝達経路の情報伝達速度による。従
来の電話線等による通信回線を利用することも可能であ
るが、この場合は、単位時間あたりの情報伝達量が大き
くないため、時間がかかると共に、ユーザに要求される
情報端末が高価なものになる。これは、経済性が低く、
効率も低下するものである。ここにおいて、ケーブルテ
レビの回線を利用することにより、ユーザに要求される
情報端末を安価なものにすることができると共に、情報
伝達速度を遅滞の無いものとすることができるものであ
る。ケーブルテレビの通信回線は、アナログもしくはデ
ジタルによる映像および音声情報を伝達すると共に、コ
ンピュータ等の情報端末より発信される情報も伝達する
ことが可能である。これは、ケーブルテレビの通信回線
がブロードバンド(広域帯)の通信回線であるためであ
る。
【0011】本発明においては、請求項1に記載のごと
く、商品情報を保持する複数のサーバとインターネット
等の双方向通信回線を介して接続されるユーザの端末に
より構成される住宅紹介システムであって、ユーザの端
末を、ケーブルテレビ回線等のブロードバンドを介し
て、住宅情報、外装材の情報および内装材の情報を保持
するサーバに接続するとともに、ユーザの端末にケーブ
ルテレビ回線を通じて配信される映像に連動した商品情
報を配信する。
【0012】請求項2に記載のごとく、商品情報を保持
する複数のサーバとインターネット等の双方向通信回線
を介して接続されるユーザの端末により構成される住宅
紹介システムであって、ユーザの端末を、ケーブルテレ
ビ回線等のブロードバンドを介して、住宅情報、外装材
の情報および内装材の情報を保持する単数もしくは複数
のサーバに接続するとともに、住宅情報、外装材の情報
および内装材の情報を映像作成用のサーバに配信し、該
映像作成用サーバにおいて作成された映像をユーザの端
末にケーブルテレビ回線を通じて配信する。
【0013】請求項3に記載のごとく、商品情報を保持
する複数のサーバとインターネット等の双方向通信回線
を介して接続されるユーザの端末により構成される住宅
紹介システムであって、ユーザの端末を、ケーブルテレ
ビ回線等のブロードバンドを介して、住宅情報、外装材
の情報および内装材の情報を保持する単数もしくは複数
のサーバに接続するとともに、住宅情報、外装材の情報
および内装材の情報を映像作成用のサーバに配信し、該
映像作成用サーバにおいて作成された映像をユーザの端
末にケーブルテレビ回線を通じて配信し、映像作成用サ
ーバにおいて構成される映像をユーザの端末において操
作可能とする。
【0014】請求項4に記載のごとく、商品情報を保持
する複数のサーバとインターネット等の双方向通信回線
を介して接続されるユーザの端末により構成される住宅
紹介システムであって、ユーザの端末を、ケーブルテレ
ビ回線等のブロードバンドを介して、広告情報、住宅情
報を保持する単数もしくは複数のサーバに接続するとと
もに、住宅情報、広告情報を映像作成用のサーバに配信
し、該映像作成用サーバにおいて作成された映像をユー
ザの端末にケーブルテレビ回線を通じて配信し、映像作
成用サーバにおいて構成される映像において、広告情報
を広告塔に表示する。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図を用いて説明する。図1は端末とサーバの接続構成
を示す模式図、図2は住宅の全体構成の表示例を示す
図、図3は住宅内部構成の表示例を示す図、図4は住宅
の外観表示例を示す図、図5は住宅の後部外観表示例を
示す図、図6は住宅の正面外観表示例を示す図、図7は
仮想住宅と仮想ユーザの構成を示す図、図8は仮想住宅
の表示構成を示す図、図9は仮想住宅の内部構成表示例
を示す図、図10は仮想住宅内の表示例を示す図、図1
1は仮想住宅内に配置された家具の構成を示す図、図1
2は仮想住宅の外の風景を表示する例を示した図、図1
3は玄関ドアの選択構成を示す図、図14は玄関付近も
内装構成の一例を示す図、図15は内装を変更した場合
の例を示す図、図16は洗面所における選択構成を示す
図、図17は選択された商品詳細を表示した例を示す
図、図18は商品画像を表示する構成を示す図、図19
はアンケートの構成を示す図、図20はユーザと商品情
報提供者との通信構成を示す図、図21は仮想住宅の外
の風景が広告塔等の広告情報である例を示した図であ
【0016】商品情報提供者とユーザの接続構成につい
て、図1を用いて説明する。ユーザ1はそれぞれ情報端
末3を有するものであり、該情報端末3を通じて商品提
供者(もしくは商品情報提供者)に対して要望を伝達す
るものである。ユーザ1は、インターネット5により、
情報提供者である企業やメーカーに接続されるものであ
る。そして、情報提供者である企業やメーカーにおいて
ユーザ1の端末3よりの発信を受信するものとして、サ
ーバ9を用いることができるものである。ユーザ1は端
末3に接続された入力装置により、情報提供者である企
業やメーカーのサーバ9に情報を発信するものであり、
サーバ9より配信される情報もしくは端末3において計
算された結果が表示装置4に表示されるものである。表
示装置4は、視覚だけでなく聴覚や触覚により情報を示
すものを用いることが可能である。
【0017】ネット5は複数のインターネット接続業者
6・7・8により構成されており、各インターネット接
続業者は、ケーブルテレビ用回線等のブロードバンドの
回線、もしくは光ケーブル等の大容量情の報回線により
接続されているものである。そして、ユーザ1の端末3
をインターネット接続業者6とケーブルテレビ用の回線
等を用いることにより、ユーザ1と企業やメーカーのサ
ーバ9がブロードバンドの回線により接続されるもので
ある。そして、ユーザ1とサーバ9との間において、大
量の情報の交信を行うことができるものである。
【0018】なお、ユーザ1および接続業者6において
は、信号の分配器が配設されており、テレビ用の映像お
よび音声信号と、コンピュータ通信の信号を分離するも
のである。そして、分離された信号によりユーザ1の端
末3とサーバ9の通信が行われるものである。これによ
り、ケーブルテレビを利用して、テレビ番組を受信しな
がら、インターネットによる情報検索を行うことができ
るものである。さらに、テレビ番組の配信者もしくは企
業により、テレビ番組とともに、テレビ番組に同期もし
くは関連した情報を配信して、ユーザ1が端末3を操作
し、容易にテレビ番組に関連した情報を得ることも可能
である。
【0019】上記構成とは別に、ケーブルテレビ用ケー
ブルに分配器を接続し、デジタル信号を端末3にテレビ
用映像の信号を表示装置4に分配することも可能であ
る。この場合には、端末3に配信される信号は表示装置
4に対応した信号形式に変換され、表示装置4に送信さ
れる。これにより、表示装置4の種別を問うことなく、
ケーブルテレビ用の回線を通じてブロードバンドを利用
した高速通信を行うことができるものである。さらに、
テレビ用映像の周波域に商品情報のデジタル信号を含ま
せ、情報量を増大させる方法や、テレビ用映像をデジタ
ル変換し、画像用データとして端末3に配信し、該端末
3において再生し、表示装置4に表示させることも可能
である。
【0020】次に、端末3に接続した表示装置4を利用
した、住宅紹介の構成について説明する。図2乃至図6
は、表示装置4に表示される映像の一例を示すものであ
る。表示装置4に表示される映像には、複数の領域が設
定されている。領域10には住宅の映像が映し出される
ものであり、領域11には住宅の所在地周辺の地図が表
示されるものである。その他に、領域12において領域
10に表示された住宅の間取りや価格を表示することが
可能であり、領域13にはその住宅に対する説明やコメ
ントを表示することができるものである。
【0021】さらに、図3に示すごとく、住宅各階ごと
に分割した映像を領域10に表示することも可能であ
る。これは、表示装置4の表示領域において、分割を指
定する領域を構成することも可能であり、端末3に接続
した入力装置2の一定の操作を対応させておくことも可
能である。住宅はユーザの好みの視点において観察する
ことができ、図3に示す分割状態においても、住宅内の
間取りを観察することができるものである。なお、図3
に示す領域14には、間取り変更の可否等、住宅の情報
を表示することができるものである。
【0022】領域10に示されるのは、ある視点より住
宅を観察した場合の映像であり、住宅を観察する視点
は、ユーザが直接設定することができるものである。例
えば、図4乃至図6に示すごとく、住宅の周りを一回り
することも可能である。なお、住宅の映像を表示する領
域10と同時に、視点位置を表示する領域15を設け、
該領域15において、視点位置を示すことも可能であ
る。これにより、ユーザがどの位置より住宅を観察して
いるかが容易に判断されるものである。さらに、領域1
7に間取り、価格、施工業者等を表示し、領域18に
『日当たり良好』等の住宅の特徴を表示することが可能
である。また、図4乃至図5に示される植えこみ等も、
実際に存在するものの再現もしくは、ユーザの設定とす
ることが可能である。ユーザが仮想的に設定する場合
は、配置および除去を容易に行うことが可能である。住
宅周囲に配設する外構においては、門扉、塀、カーポー
トなどのエクステリアを配置したり、造園を設けたり、
四季の花々や四季の菜園を配置することもかのうであ
る。そして、これらを住宅外からはもちろん住宅内から
も、任意の視点より見ることができるものである。
【0023】表示装置4に表示される住宅は、ユーザの
任意の視点において観察することができるものである
が、ユーザが住宅内において、該住宅の内部を観察する
ことも可能である。この際、図7に示すごとく、電子情
報として仮想的に構成された住宅20内部を、同様に構
成されたユーザ21が移動するものである。仮想ユーザ
21は、ユーザにより身長、体重、握力、視力等を設定
可能に構成されている。仮想住宅20には玄関ドア23
やスライドドア24・25が配設されており、これらの
内装具や外装具は実際の商品と同様の寸法および外観を
再現するものである。これにより、仮想住宅20が実際
に表示されたような感覚を、表示装置4を見るユーザ
に、与えるものである。なお、図7に示すごとく、斜視
状態の住宅内部を仮想ユーザ21に移動させ、その仮想
ユーザ21の動きをユーザが観察することも可能であ
る。さらに、仮想ユーザ21と共に、仮想営業者を表示
し、ユーザに対して説明を行うことが可能である。仮想
営業者としては、仮想住宅が構成される仮想空間におい
て、実在の営業者の体系に応じたモデルを構成し、該モ
デルに実在する営業者の顔等の画像をテクスチャマッピ
ングにより貼りつけることにより、容易に構成すること
ができるものである。これにより、ユーザに安心感を与
えることができるものである。
【0024】住宅は電子情報として仮想的に構成される
ため、視点を自由に設定できる。図8に示すごとく、仮
想住宅20は空間的情報を有するものであり、前記領域
10に表示される映像は、仮想空間に配置したカメラ2
2の配置位置見えるものを投影するものである。すなわ
ち、空間的情報を有する仮想住宅20において、ユーザ
の操作によりカメラ22を移動させ、該カメラ22より
見られる映像を計算し、領域10に映像として表示する
ものである。仮想住宅20の情報は、住宅メーカーもし
くは施工業者等より提供される住宅の情報を利用するこ
とができるものである。住宅メーカー等が住宅の情報を
サーバの記憶装置に保持させ、該情報を基に仮想住宅2
0を構成することができるものである。玄関ドア23や
スライドドア24・25についても、同様に情報を得る
ことが可能である。また、ユーザの操作により、断面や
材質、防音性能を表示させることも可能である。例え
ば、ユーザが基礎について詳しい情報を要求した場合に
は、基礎の断面や、基礎の寸法を表示することが可能で
あり、壁内に断熱材は配設されているかを視覚的に認識
させることが可能である。
【0025】カメラ22から観察される映像は自然法則
に沿って表示されるものであるが、カメラ22の移動お
よびカメラの配置はユーザの任意の設定を行うことが可
能である。例えば、図9に示すごとく、仮想住宅20の
一階部分のみを情報より観察することも可能である。仮
想住宅20は、仮想空間に配設されるので、季節の変
化、天気の変化(雪、雨、曇り、はれ、気温、湿度)、
時間の変化(朝、昼、晩)、場所の変化(北部、南
部)、建物の向きの変化を任意に行うことも可能であ
る。なお、天気は住宅を配置する場所(地域)に関連付
られており、降雪量や、気温、湿度が地域により変化す
るものである。
【0026】次に、仮想住宅にユーザの視点(仮想空間
にユーザが存在した場合の視点)より観察する場合につ
いて説明する。仮想住宅20は内部をユーザの設定した
目線の高さにおいて観察可能に構成されている。設定に
より、歩行時の上下のゆれや、座った場合の目線位置の
低下等も行うことができるものである。図10に示すご
とく、領域10にはユーザの目線位置より見た場合の住
宅の内部が表示される。領域10の表示と同時に、視点
位置を示す領域15を表示するとともに、内装の説明を
領域18において、おこなうことも可能である。
【0027】仮想住宅20内におけるユーザの視点位置
の移動は、端末3に接続された入力装置2において設定
された操作により行うことも可能であるが、領域10に
方向を示す領域26を表示し、該領域26において指定
された方向に視線が向くと共に移動する構成をとること
ができる。これにより、住宅20内における移動を用意
に行うとともに、移動に伴う操作も容易に行うことがで
きるものである。なお、進行方向に階段がある場合に、
該進行方向を選択したときは階段を上るもしくは下るも
のである。
【0028】図11に示すごとく、住宅内には家具等も
配置されており、住宅内における家具の配置および家具
の構成についても観察することが可能となっている。椅
子やテーブル等の家具の情報は家具メーカー等により提
供されるものであり、家具メーカーの商品群よりユーザ
の好みのものを配設し、観察することができるものであ
る。領域10には、仮想ユーザ21の視点よりの映像を
表示するものであり、領域15において仮想ユーザ15
の住宅内における位置が表示されるものである。領域1
7には領域10に映し出された家具に関する価格や色な
どの情報が表示され、領域18には家具メーカーもしく
は販売業者のコメントを表示することができるものであ
る。
【0029】仮想住宅20においては、住宅の外観およ
び住宅の内部のみではなく、住宅内よりの風景も見るこ
とができるものである。図12に示すごとく、領域10
に表示される映像において、窓の外を示す領域27には
外の風景が表示されるものである。これにより、住宅内
より見た外の環境を認識することができるものである。
住宅の外の風景を表示する方法としては、住宅を配置す
る仮想空間において、住宅の周囲に、住宅の外の風景画
像(2次元画像)を配置することにより行うことができ
る。住宅の外の風景画像としては、実際に住宅の周囲を
撮影したものを電子化したものをもちいることが可能で
ある。
【0030】このほかに、サーバにおいて航空写真の画
像を電子化して保持し、該航空写真より3次元の風景を
構築することも可能である。航空写真には陰影が写され
ているため、陰影を利用して航空写真に写された町並み
や地形を擬似的に3次元に構築し、住宅周辺の町並みを
構成することができるものである。さらには、住宅建設
予定地にカメラを設置し、該カメラの映像を住宅外の映
像として、前記領域27に表示することも可能である。
この場合、カメラはネットを介してサーバもしくはユー
ザの端末に接続されており、該カメラの映像を仮想住宅
よりの風景として表示することが可能である。
【0031】なお、図12において、領域17には椅子
やテーブルの価格、サイズ、窓の価格およびサイズが表
示されるものであり、領域18には椅子等の商品に関す
るコメントもしくは景色に関するコメントを表示するこ
とができるものである。
【0032】仮想住宅においては、内装や外装等を数多
くの商品群より選択し、施工した場合の住宅を観察する
ことができるものである。屋根材においては屋根材メー
カー群により提供される商品群より選択することが可能
である。このほかに、シャッター、外壁、住宅用サッシ
ュ、玄関ドア、雨とい、照明器具、天井材、家具、床
材、内壁材、畳、建具、キッチン、浴室、洗面台、水廻
り、カーテン、空調、エクステリア、セキュリティ装置
等についても同様に選択することができるものである。
これらの商品群に関する情報は、ユーザが接続するサー
バにおいて、記憶保持されており、ユーザの希望(価
格、サイズ、色など)に応じて検索若しくは抽出可能に
設定されているものである。なお、図21に示すよう
に、住宅の周りに見える風景の中に企業の広告を配置す
ることも可能である。たとえば、2階の窓から外をみた
場合に、企業の広告塔がみえる構成をとることも可能で
あり、ユーザが操作により、広告塔の広告領域を指定す
ることにより企業の情報や、その企業のwebサイトの
内容を表示することができるものである。
【0033】次に、図13乃至図17を用いて商品群の
選択構成の一例について説明する。図13を用いて、玄
関ドアの選択構成の一例を示す。領域10には玄関の外
観を示す画像が表示されており、領域31・31・31
には玄関ドアの商品例が表示されるものである。領域3
1には玄関ドアを装着した映像のほかに玄関ドア自体の
映像を表示することができるものである。ユーザは入力
装置等を用いて、玄関ドアを指定するものである。指定
された玄関ドアは領域10において住宅に施工された状
態で詳細に表示される。これにより、玄関ドアを実際に
取りつけた状態に近い映像をユーザが見て、玄関ドアの
外観との相性や、色合いを認識することができるもので
ある。なお、領域17に選択された玄関ドアの情報や、
施工業者より玄関選択においてのポイントなどを表示す
ることができるものである。
【0034】さらに、図14および図15に示すごと
く、外装とともに内装をその場で変更し、観察すること
ができるものである。図14に示す住宅においては、内
装をシンプルに構成しており、階段下33にも別段なに
も構成されていない。そして、外装32として細かい外
装材が装着されるものである。図15においては、ユー
ザにより内装の変更を行った状態を示す。外装32を石
材に変更したり、階段下に棚を設けたり、天井に正面3
4を配置したり、玄関床35をタイルにしたり、玄関框
36を設けたり、ユーザの好みにより内装および外装を
容易に変更することができるものである。変更の手法と
しては、変更する部分の領域を映像上において指定した
り、端末に接続した入力装置において、対応する操作を
行うことにより可能である。また、内装材および外装材
の表示された領域を指定することにより、対応する情報
(メーカーや価格など)を画面上に表示することも可能
である。
【0035】洗面台等においても、商品群より選択する
と同時に、選択された商品を施工した状態を表示するこ
とができるものである。図16に示すごとく、表示装置
において、ユーザの希望する条件に応じた商品群が領域
41・41・41に表示され、商品群より選択された商
品を取りつけた状態を領域10に表示できるものであ
る。領域10に表示される映像は、前述のごとく視点位
置を容易に変更することができ、取りつけられた商品の
様々な角度より見ることができるものである。同時に洗
面台の配置位置や、壁紙との相性などを確認することが
できるものである。このほかにも、キッチン、バス、ト
イレの構成についても、商品群より選択して、住宅に配
置した状態を視覚的に確認することができるものであ
る。キッチンにおいては、シンク、キッチンの配置、コ
ンロ、高さ、収納スペース等を任意に選択し、視覚的に
キッチンの構成を認識することができる。バスにおいて
は、ばあスタブの配置や、バスタブの種類を変更するこ
とが可能である。といてにおいても、便座の種類や色を
選択することができるものである。
【0036】住宅および住宅に施工される部材には、空
間的情報とともに、メーカーや価格等の商品情報が負荷
されており、該当する商品が表示された領域を選択し、
指定することにより、図17に示すごとく、詳細な情報
を表示することができるものである。なお、領域17に
は領域10に表示された施工を行うのに必要となる費用
等の情報について表示することができ、領域18には施
工業者や商品提供者のコメントを表示することができる
ものである。さらに、地域による気象状況(雪・雨・湿
度・温度)など、室内環境アセスメントにより、冷暖房
(光熱費など)の算定を行ったり、断熱効果の数値化若
しくは表示色の変化による視覚化を行うことができるも
のである。
【0037】次に、図18を用いて、端末3とサーバ9
・9・・とのデータのやり取りについて説明する。仮想
的な3次元空間を表示する構成としては、主に、図18
に示すごとくデータの入力51、アプリケーションソフ
トによる処理52、シーングラフの構築等53、座標変
換・クリッピング54、光源計算55、ジオメトリセッ
トアップ56、ラスタライズ57、ディスプレイに表示
58によりなるものである。商品等の情報(データ)が
入力され、アプリケーションソフトにより、商品および
商品を装着した状態の、モデルのシーングラフ(3次元
シーンの内容を設定したデータ)を作成する。
【0038】シーングラフが作成されると、これに基づ
きジオメトリ計算がおこなわれる。これは、物体の座標
や空間の座標、視点の座標などの処理工程であり、座標
変換・クリッピング54、光源計算55が該当するもの
である。この後に、ラスタライズ処理が行われるもので
ある。ラスタライズ処理はポリゴンの中がどのような色
(輝度)に成るかを計算し、オブジェクトに影をつけた
り、スムージング処理などを行い、その情報をメモリー
に格納するものである。ラスタライズ処理には、ジオメ
トリセットアップ56、ラスタライズ57が該当するも
のである。そして、メモリーに格納されたデータがアナ
ログデータに変換され、ディスプレイ(表示装置4)に表
示されるものである。
【0039】商品のデータはメーカーもしくは施工業者
のサーバ9もしくはメーカーもしくは施工業者の情報を
配信するサーバ9内に保持されているものである。そし
て、商品のデータを、ネット5を介して該端末3に接続
した記憶装置内に導入し、上記のシーングラフの作成か
らジオメトリ処理およびラスタライズ処理に至るまでの
処理を、ユーザ1の操作する端末3において行うことも
可能である。商品自体の情報量は大量であるが、ケーブ
ルテレビ等のブロードバンドを使用することにより、円
滑なデータの導入を行うことが可能である。
【0040】別の手段としては、アプリケーションソフ
トによる処理およびジオメトリ処理、ラスタライズ処理
を、他のサーバにより行うことができるものである。ネ
ット5に画像処理を行う画像処理サーバを配置する。そ
して、ユーザは端末3の操作により、商品の情報を保持
しているサーバより、該画像処理サーバに商品データを
配信させる。そして、ユーザは端末3を介して視点の位
置などを入力もしくは操作し、画像処理サーバにおいて
画像を作成させるものである。画像処理サーバにおいて
作成された画像はネット5を介して、ユーザの端末3に
送信され、表示装置4によりユーザ1が画像を見ること
ができるものである。この場合、ユーザが利用する端末
3には、高度な処理が要求されることがなく、端末を安
価に構成することができる。さらに、アプリケーション
ソフトは画像処理サーバのみに存在するので、ユーザが
アプリケーションソフトの更新や点検をする必要がな
い。
【0041】さらには、上述の構成において、画像処理
サーバにおいて、画像データのアナログ化までを行い、
アナログ信号を、ケーブルテレビ回線を通じて、ユーザ
に提供することも可能である。この場合には、端末3の
構成を非常に簡便なものにすることができるものであ
る。なお、画像データの配信方法としては、画像データ
を一定の形式(圧縮形式等)に変換して配信することも
可能である。
【0042】次に、ユーザが希望の住宅を検索する構成
につて説明する。図19に示すようなアンケートに、建
物を建築する場所、建築面積、建物の用途等記入する。
なお、建設する建物が住宅である場合には、家族構成、
予算、家族構成員中にアレルギー症状をお持ちの方がい
らっしゃるかどうか、お年寄りがいらっしゃるかどう
か、車の保有台数、動物を飼育しているかどうか、さら
に、その動物を屋外で飼育するか、屋外で飼育するか、
建替えの際には仮住まいが必要かどうかなどの情報をア
ンケートに記載していただくものである。そして、現住
所、ホームアドレスもしくは電子メールアドレス、電話
番号、ファクシミリ番号を記載の上、インターネットの
ウェブサイトにおいて、もしくはファクシミリにより送
信してもらうものである。
【0043】これらのアンケート結果は、ユーザの情報
を保持するサーバにおいて保持されるものである。そし
て、アンケートの項目に応じて、ユーザの情報(住所、
氏名、電話番号、メールアドレス等)が分類される。こ
こにおいて、アンケートの結果によるユーザの分類を容
易に行うために、アンケートを、選択式にすることも可
能である。これにより、簡便な処理でアンケート結果に
基づいてユーザを分類することができる。
【0044】企業側が用意する商品情報も、ユーザの分
類に対応してデータベースに入力されている。そして、
入力された情報が対応するユーザに提供されるものであ
る。図20に示すごとく、ユーザのアンケート結果はネ
ットを介して商品提供者側(企業側)に伝達され、商品
提供者側において対応する商品情報がユーザに提供され
るものである。ユーザの希望に対する情報提供の方法と
しては、希望商品に相当するものであり希望価格より価
格を低くして提供することも可能であり、質的に希望商
品以上のものを希望価格で提供するなどの形式(逆オー
クション形式)により情報提供を行うことも可能であ
る。
【0045】また、商品提供者側としては、ユーザの希
望に対する情報提供として、希望の条件に対応する仮想
展示をおこなうことが可能である。これは、前述の仮想
住宅をユーザの希望に対応させ構成するものである。こ
れにより、ユーザが希望する条件の商品を仮想的に体験
することができるものである。なお、商品情報の提供が
ブロードバンドを介して行われることにより、仮想展示
場を容易に構成することができるものである。
【0046】
【発明の効果】請求項1に記載のごとく、商品情報を保
持する複数のサーバとインターネット等の双方向通信回
線を介して接続されるユーザの端末により構成される住
宅紹介システムであって、ユーザの端末を、ケーブルテ
レビ回線等のブロードバンドを介して、住宅情報、外装
材の情報および内装材の情報を保持するサーバに接続す
るとともに、ユーザの端末にケーブルテレビ回線を通じ
て配信される映像に連動した商品情報を配信するので、
ユーザにおいて、商品を選択し易く、商品情報を取り出
し易い。
【0047】請求項2に記載のごとく、商品情報を保持
する複数のサーバとインターネット等の双方向通信回線
を介して接続されるユーザの端末により構成される住宅
紹介システムであって、ユーザの端末を、ケーブルテレ
ビ回線等のブロードバンドを介して、住宅情報、外装材
の情報および内装材の情報を保持する単数もしくは複数
のサーバに接続するとともに、住宅情報、外装材の情報
および内装材の情報を映像作成用のサーバに配信し、該
映像作成用サーバにおいて作成された映像をユーザの端
末にケーブルテレビ回線を通じて配信するので、ユーザ
の端末に要求される機能を低く設定できる。
【0048】請求項3に記載のごとく、商品情報を保持
する複数のサーバとインターネット等の双方向通信回線
を介して接続されるユーザの端末により構成される住宅
紹介システムであって、ユーザの端末を、ケーブルテレ
ビ回線等のブロードバンドを介して、住宅情報、外装材
の情報および内装材の情報を保持する単数もしくは複数
のサーバに接続するとともに、住宅情報、外装材の情報
および内装材の情報を映像作成用のサーバに配信し、該
映像作成用サーバにおいて作成された映像をユーザの端
末にケーブルテレビ回線を通じて配信し、映像作成用サ
ーバにおいて構成される映像をユーザの端末において操
作可能とするので、映像をユーザが操作することが可能
であり、ユーザの希望を反映する映像情報を提供するこ
とがかのうである。
【0049】請求項4に記載のごとく、商品情報を保持
する複数のサーバとインターネット等の双方向通信回線
を介して接続されるユーザの端末により構成される住宅
紹介システムであって、ユーザの端末を、ケーブルテレ
ビ回線等のブロードバンドを介して、広告情報、住宅情
報を保持する単数もしくは複数のサーバに接続するとと
もに、住宅情報、広告情報を映像作成用のサーバに配信
し、該映像作成用サーバにおいて作成された映像をユー
ザの端末にケーブルテレビ回線を通じて配信し、映像作
成用サーバにおいて構成される映像において、広告情報
を広告塔に表示するので、ユーザが操作により、広告塔
の広告領域を指定することにより企業の情報や、その企
業のwebサイトの内容を表示することができるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】端末とサーバの接続構成を示す模式図。
【図2】住宅の全体構成の表示例を示す図。
【図3】住宅内部構成の表示例を示す図。
【図4】住宅の外観表示例を示す図。
【図5】住宅の後部外観表示例を示す図。
【図6】住宅の正面外観表示例を示す図。
【図7】仮想住宅と仮想ユーザの構成を示す図。
【図8】仮想住宅の表示構成を示す図。
【図9】仮想住宅の内部構成表示例を示す図。
【図10】仮想住宅内の表示例を示す図。
【図11】仮想住宅内に配置された家具の構成を示す
図。
【図12】仮想住宅の外の風景を表示する例を示した
図。
【図13】玄関ドアの選択構成を示す図。
【図14】玄関付近も内装構成の一例を示す図。
【図15】内装を変更した場合の例を示す図。
【図16】洗面所における選択構成を示す図。
【図17】選択された商品詳細を表示した例を示す図。
【図18】商品画像を表示する構成を示す図。
【図19】アンケートの構成を示す図。
【図20】ユーザと商品情報提供者との通信構成を示す
図。
【図21】仮想住宅の外の風景が広告塔等の広告情報で
ある例を示した図。
【符号の説明】 1 ユーザ 2 入力装置 3 端末 4 表示装置 5 ネット 9 サーバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/16 H04N 7/16 Z (72)発明者 武市 英博 徳島市南昭和町4丁目92−45 (72)発明者 加藤 博司 豊中市新千里東町2−4 メゾン千里D− 4−701 (72)発明者 安宅 祥郎 徳島市南末広町4−30−301 (72)発明者 谷中 伴行 東京都小金井市中町33−21−202 (72)発明者 武市 一高 徳島市南昭和町4丁目92−45 Fターム(参考) 5B046 AA03 CA06 DA10 FA16 GA01 GA04 GA09 5C064 BA01 BA07 BC10 BC18 BC20 BD02 BD08

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品情報を保持する複数のサーバとイン
    ターネット等の双方向通信回線を介して接続されるユー
    ザの端末により構成される住宅紹介システムであって、
    ユーザの端末を、ケーブルテレビ回線等のブロードバン
    ドを介して、住宅情報、外装材の情報および内装材の情
    報を保持するサーバに接続するとともに、ユーザの端末
    にケーブルテレビ回線を通じて配信される映像に連動し
    た商品情報を配信することを特徴とするブロードバンド
    を利用した住宅紹介システム。
  2. 【請求項2】 商品情報を保持する複数のサーバとイン
    ターネット等の双方向通信回線を介して接続されるユー
    ザの端末により構成される住宅紹介システムであって、
    ユーザの端末を、ケーブルテレビ回線等のブロードバン
    ドを介して、住宅情報、外装材の情報および内装材の情
    報を保持する単数もしくは複数のサーバに接続するとと
    もに、住宅情報、外装材の情報および内装材の情報を映
    像作成用のサーバに配信し、該映像作成用サーバにおい
    て作成された映像をユーザの端末にケーブルテレビ回線
    を通じて配信することを特徴とするブロードバンドを利
    用した住宅紹介システム。
  3. 【請求項3】 商品情報を保持する複数のサーバとイン
    ターネット等の双方向通信回線を介して接続されるユー
    ザの端末により構成される住宅紹介システムであって、
    ユーザの端末を、ケーブルテレビ回線等のブロードバン
    ドを介して、住宅情報、外装材の情報および内装材の情
    報を保持する単数もしくは複数のサーバに接続するとと
    もに、住宅情報、外装材の情報および内装材の情報を映
    像作成用のサーバに配信し、該映像作成用サーバにおい
    て作成された映像をユーザの端末にケーブルテレビ回線
    を通じて配信し、映像作成用サーバにおいて構成される
    映像をユーザの端末において操作可能とすることを特徴
    とするブロードバンドを利用した住宅紹介システム。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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