JP2002007639A - 取扱データベース装置 - Google Patents

取扱データベース装置

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JP2002007639A
JP2002007639A JP2000188376A JP2000188376A JP2002007639A JP 2002007639 A JP2002007639 A JP 2002007639A JP 2000188376 A JP2000188376 A JP 2000188376A JP 2000188376 A JP2000188376 A JP 2000188376A JP 2002007639 A JP2002007639 A JP 2002007639A
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Seishi Nakazawa
正始 中澤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】設計業務を省力化することが可能な取扱データ
ベース装置の提供。 【解決手段】業界単位の複数の企業(メーカー2)によ
って一堂にコンピュータ読み取り可能に登録された情報
であって、当該企業の持つ資材、材料、部品、製品、サ
ービスのいずれかについての情報である取扱情報10を
有し、当該取扱情報10は、前記資材、材料、部品、製
品、サービスのいずれかを適用対象とする法令の条文及
び規定を示す法令情報11を有してなる特徴的構成手段
の採用。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築設計など各種
の設計業務及び各種資材管理業務、その他薬事業務、サ
ービス提供業務の各種業務単位情報を一堂に会して居な
がらにして閲覧出来て資料収集を省力化することが可能
な取扱データベース装置に関し、特に、ネットワークを
用いて各種業務の遂行を省力化、迅速化、総合化、簡易
化するのに好適な取扱データベース装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】例えば、建築物を建設する場合は、様々
なプロセスを経て建設されるが、その中で設計業務は最
も重要な作業である。そして、その設計業務において必
要とされる「ノウハウ」は、広範囲な技術分野にわた
り、最新かつ高度な知識が要求される。
【0003】計画立案から実施設計完了までの過程で
は、設計する建物のデザイン及び機能性はもとより、品
質、性能、経済性、安全性及び耐久性などをも考慮しな
がら、数万点にも及ぶ多種多様な資材、材料、部品及び
製品などから、それぞれ必要とするものが選ばれ仕様が
決定される。
【0004】そして、その資材などの選択においては、
各種の建築資材メーカー及び材料メーカー等が作成した
膨大な量のカタログ資料などの中から、経験を通して最
適とするものが検索選定される。従って、設計者のレベ
ルは、クライアントの要望に応えるべく如何に限られた
時間内に膨大な量の情報検索が可能かに依処し、勢い経
験を通した記憶力の量で左右され、ランク付けされ、し
かも、情報は時代とともに常に更新を余儀なくされてい
た。
【0005】実際これらの業務をこなす人々は、一般
に、建築士又は設備士などの国家資格が必要とされる。
これらのエキスパートたちは、上述の膨大な資料の中か
ら最適な資材などを検索選択する業務を日常何気なくこ
なしているのである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来に
おいては、上述の膨大な資料の中から最適な資材などを
検索する業務については未だほとんど省力化されていな
い。巷間、建築用CADが多数開発されているが、派手
なコンピュータ・グラフィックス(CG)に注目するば
かりに、計画立案又はプレゼンテーション用のCAD
(Computer AidedDesign)が主流となっている。
【0007】したがって、設計業務の約80%を占める
実施設計の業務を省力化するためのCADは、開発され
ているとしても実際の使用に足りるものはまだないとい
ってよい状況である。
【0008】また、建築資材メーカー又は材料メーカー
などの企業は、建築物の建設に際して自社製品を採用し
てもらうために、施主又はユーザー向けに広告宣伝を行
ない、特に設計事務所又は建設会社の設計担当者に向け
ては、必要に応じて製品カタログ及び資料を作成して無
料で送付するなどの営業活動を行なわなければならな
い。
【0009】これらの建築資材メーカー及び材料メーカ
ーなどは、製品の改良、新製品の開発又は従来品の製造
中止などが発生するたびに、製品カタログ又は資料を作
成しなおさなければならず、これらの作成に膨大なコス
ト及び労力をかけなければならなかった。これは単に建
築業界に限られたことではなく他の業界でも同様であっ
た。
【0010】例えば、医療業界では、製薬会社が新薬を
開発した場合は、その薬の効能、副作用、使用方法など
を正確かつ明確に提示しなければならない。従来はこの
ような医療情報を販売員による訪問又はパンフレットの
配布などにより提示しており、多大な労力及びコストが
必要であった。また、医療情報の提示をうける医者など
においても、多数の製薬会社などから提示された多数の
類似又は非類似の薬剤が、分類整理されずに提供される
ので、その膨大な資料の中から最適な薬剤を各患者毎
に、迅速・的確に処方することは困難となっている。
【0011】一方、建築物を建設する場合は、建築基準
法などの法令及び条例に反することがないようにその建
築物の設計をする必要がある。建築基準法などの法令及
び条例は、膨大な量があり、また時代の変遷に伴って頻
繁に改正されている。従って、最新の法令及び条例に反
することなく建築物の設計をすることにも、多大な労力
な必要となり、迅速かつ安価な建築設計を妨げる要因と
なっていた。他方、医療を施す場合は、必然的に医療法
などの法令及び条例に従わなければならない。
【0012】また、各種設計業務をするにあたっては、
その業務特有のノウハウ(知識)が必要となる。しかし
ながら、各企業などがそれぞれ持っているノウハウは、
公開してよいものであっても、業界単位で分類及び整理
された形で利用可能な状態となっているものはない。こ
れも迅速かつ安価な設計を妨げる要因となっていた。
【0013】また、各種設計業務をするにあたって、技
術上の疑問点又は問題点が生じたときは、その疑問点等
を解決するために、資材製造企業の技術者に直接電話し
て教示をうけるなどしなければならず、多大な労力が必
要となった。
【0014】ここにおいて、本発明の解決すべき主要な
目的は以下の通りである。即ち、本発明の第1の目的
は、設計業務等各種業務遂行を省力化することが可能な
取扱データベース装置を提供せんとするものである。
【0015】本発明の第2の目的は、ネットワークを用
いて設計業務及び資材管理業務等各種業務遂行を省力化
することが可能な取扱データベース装置を提供せんとす
るものである。
【0016】本発明の第3の目的は、資材メーカー又は
材料メーカー、製品メーカー、サービス提供会社などに
おける製品カタログ、提供サービスカタログ及び資料の
作成労力を低減することが可能な取扱データベース装置
を提供せんとするものである。
【0017】本発明の第4の目的は、法令に反しない各
種業務作業を、簡易かつ迅速にすることが可能な取扱デ
ータベース装置を提供せんとするものである。
【0018】本発明の第5の目的は、複数の企業等がそ
れぞれ持っているノウハウを簡易かつ迅速に利用するこ
とが可能な取扱データベース装置を提供せんとするもの
である。
【0019】本発明の他の目的は、明細書、図面、特
に、特許請求の範囲における各請求項の記載から自ずと
明らかとなろう。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明装置は、上記課題
の解決に当たり、複数の企業によって一堂にコンピュー
タ読み取り可能に登録された情報であって、当該企業の
持つ資材、材料、部品、製品、サービスのいずれかにつ
いての情報である取扱情報を有し、当該取扱情報は、前
記資材、材料、部品、製品、サービスのいずれかを用い
て業務を行なう際に、居ながらにして、当該業務作業を
省力化することとなる有用な情報を有するデータベース
装置を、備えてなる構成手段を講じる特徴を有する。
【0021】更に、具体的詳細に述べると、当該課題の
解決では、本発明が次に列挙する上位概念から下位概念
にわたる新規な特徴的構成手法又は手段を採用すること
により、上記目的を達成するように為される。
【0022】即ち、本発明装置の第1の特徴は、業界単
位の複数の企業によって一堂にコンピュータ読み取り可
能に登録された情報であって、当該企業の持つ資材、材
料、部品、製品、サービスの内の1以上についての情報
である取扱情報を有し、当該取扱情報は、前記資材、材
料、部品、製品、サービスの内の1以上を適用対象とす
る法令の条文及び規定を示す法令情報を付帯情報として
有してなる取扱データベース装置の構成採用にある。
【0023】本発明装置の第2の特徴は、上記本発明装
置の第1の特徴における前記取扱情報が、ネットワーク
を介して読取り可能に登録された情報からなり、更に、
前記法令情報は、建築関係の場合は、建築基準法、消防
法、都市計画法、農業関係の場合は、農地法、農業基本
法、農業改良助成法、農業災害補償法、農薬取締法、農
産物価格安定法、農業協同組合法、農業経営基盤強化促
進法、農住組合法、農業動産信用法、薬品関係の場合
は、薬事法、食品関係の場合は、食品衛生法、金融関係
の場合は、銀行法、証券関係の場合は、証券取引法が主
に挙げられる、ものからなる取扱データベース装置の構
成採用にある。
【0024】本発明装置の第3の特徴は、上記本発明装
置の第1又は第2の特徴における前記法令情報が、当該
法令情報をなす各条文及び規定のそれぞれにつき、前記
取扱情報における前記資材、材料、部品、製品、サービ
スのうちの1以上の、当該条文及び規定の適用対象とな
るものにそれぞれリンクされている、ものからなる取扱
データベース装置の構成採用にある。
【0025】本発明装置の第4の特徴は、上記本発明装
置の第1、第2又は第3の特徴における前記付帯情報
が、前記資材、材料、部品、製品、サービスの内1以上
の各関連事項についての詳細な説明を集めたものからな
るディテールライブラリーを他に有してなる取扱データ
ベース装置の構成採用にある。
【0026】本発明装置の第5の特徴は、上記本発明装
置の第1、第2、第3又は第4の特徴における前記付帯
情報が、前記資材、材料、部品、製品、サービスの内の
1以上を用いて構築された完成品や提供コンテンツにつ
いての情報を集めたものからなる作品ライブラリーを他
に有してなる取扱データベース装置の構成採用にある。
【0027】本発明装置の第6の特徴は、上記本発明装
置の第1、第2、第3、第4又は第5の特徴における前
記付帯情報が、前記資材、材料、部品、製品、サービス
の内の1以上についての質問に対する回答となる情報を
集めたものからなる相談コーナーを他に有してなる取扱
データベース装置の構成採用にある。
【0028】本発明装置の第7の特徴は、上記本発明装
置の第6の特徴における前記相談コーナーが、前記質問
に対する回答が当該相談コーナーに含まれていない場合
に、ネットワークを介して第三者に対して当該質問に対
する回答を求め、当該第三者からネットワークを介して
送られてきた回答を前記取扱情報の一部として登録す
る、ものからなる取扱データベース装置の構成採用にあ
る。
【0029】本発明装置の第8の特徴は、上記本発明装
置の第1、第2、第3、第4、第5、第6又は第7の特
徴における前記付帯情報が、前記業界単位の複数の企業
における新製品についての情報を集めた新製品紹介コー
ナーを他に有してなる取扱データベース装置の構成採用
にある。
【0030】本発明装置の第9の特徴は、上記本発明装
置の第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7又は第
8の特徴における前記付帯情報が、前記資材、材料、部
品、製品、サービスの内の1以上の産業分野に属する雑
誌に掲載された記事を集めたネット雑誌コーナーを他に
有してなる取扱データベース装置の構成採用にある。
【0031】本発明装置の第10の特徴は、上記本発明
装置の第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7、第
8又は第9の特徴における前記付帯情報が、前記資材、
材料、部品、製品、サービスの内の1以上に関する意見
をネットワークを介して受信して、当該意見をネットワ
ークを介して閲覧可能とし、当該意見に対する意見をも
ネットワークを介して受信して、当該意見をネットワー
クを介して閲覧可能とするものからなる広場を他に有し
てなる取扱データベース装置の構成採用にある。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の実施の形態を説明する。
【0033】なお、本発明は、複数の企業又は団体によ
って一堂にコンピュータ読み取り可能に登録された情報
であって、当該企業又は団体の持つ資材、材料、部品、
製品、サービスのいずれかについての情報である取扱情
報を有し、当該取扱情報は、前記資材、材料、部品、製
品、サービスのいずれかを用いて業務を行なう際に、当
該業務を省力化することとなる有用な付帯情報(例え
ば、法令情報)を含んでなるデータベース装置を提供す
るものであるが、本実施形態例では、省力化の対象とな
る業務としてもっぱら建築設計業務を代表例として説明
するもこれ等に限定されるものではない。
【0034】図1は、本発明の実施形態例を示す概念模
式図である。図中、1は本実施形態例をなす取扱データ
ベース装置、10は取扱データベース装置1に登録され
ている取扱情報、11は取扱情報10の付帯情報10′
の一つである法令情報、12は付帯情報10′の一つで
あるディテールライブラリー、13は付帯情報10′の
一つである作品ライブラリー、14は付帯情報10′の
一つである相談コーナー、15は付帯情報10′の一つ
である新製品紹介コーナー、16は付帯情報10′の一
つであるネット雑誌コーナー、17は意見及び情報を交
換するための仮想的な場所である広場、20は取扱デー
タベース装置1における検索手続を特定する検索項目で
ある。
【0035】取扱情報10は、業界単位(例えば、建築
業界)の複数の企業によって一堂に取扱データベース装
置1に登録された情報である。また、取扱情報10は、
その企業の持つ資材、材料、部品、製品、サービス等に
ついての情報をなすものである。すなわち、従来におけ
る資材・部品カタログ、資材・部品データブック、資材
・部品の取扱説明書などからなる情報を、所定の形式で
分類して、コンピュータ読み取り可能に登録された情報
である。
【0036】ここで、取扱情報10は、ネットワークを
介してその業界の複数の企業が自ら登録したものであ
る。そして、取扱情報10は、ネットワークを介してコ
ンピュータ読み取り可能に、取扱データベース装置1に
登録されている。
【0037】本実施形態例では、建設業界に好適な取扱
データベース装置1を挙げているので、図に示すように
取扱情報10は、01仮設工事、02地業・杭打工事、03土
工事など工事の種類ごとに、複数の項目に区分けされて
いる。各項目には、工事区分a(01〜99)がそれぞれ付
されている。各工事区分aは、さらに詳細に区分けされ
ている。
【0038】図2は、工事区分aの詳細を示す部分概念
模式図である。例えば、01仮設工事は、図2に示すよう
に、仮設工事ガイダンス31、共通仮設32、直接仮設
33に区分けされている。共通仮設32及び直接仮設3
3は、更に詳細に区分けされている。
【0039】詳細に区分けされた各項目(各詳細項目)
には、その項目の工事で用いられる資材、材料、部品、
製品又はサービスなどについての情報が含まれている。
すなわち、各詳細項目に、その項目の工事で用いられる
資材、材料、部品、製品又はサービスなどについての情
報がリンクされて記録され、データベース化されてい
る。
【0040】ここで、各工事区分aの詳細項目の筆頭に
は必ず、ガイダンスが設けられている。例えば、01仮設
工事では仮設工事ガイダンス31、02地業・杭打工事で
は地業・杭打工事ガイダンス34、03土工事では土工事
ガイダンス35、04型枠・コンクリート工事では型枠・
コンクリート工事ガイダンス36、05鉄筋・鉄骨工事で
は鉄筋・鉄骨工事ガイダンス37が設けられている。各
項目の分類は、最適と思われる任意の整理区分によって
いる。
【0041】各ガイダンス31〜37は、該当する工事
区分aについて説明又は解説をするものである。具体的
には各ガイダンス31〜37は、該当する工事区分aに
ついての取扱情報で用いられている用語の定義、該当す
る工事区分aについての取扱情報の使用方法、該当する
工事区分aの分類仕様についての情報からなっている。
【0042】また、各ガイダンス31〜37は、以下に
詳細に説明するように、法令情報11、ディテールライ
ブラリー12、作品ライブラリー13、相談コーナー1
4、新製品紹介コーナー15、ネット雑誌コーナー16
及び広場17からなる付帯情報10′の各関連項目に、
それぞれリンクされている。そこで、各ガイダンス31
〜37の内容を参照することで、該当する工事区分aに
関連する法規、設計ノウハウ、完成品、提供コンテン
ツ、疑問点についての回答、新製品、最新ニュースなど
についての情報を、簡易且つ迅速に取得することが可能
となる。
【0043】これらにより、ブラウザ搭載のCAD、C
AM、パソコンによりネットワークを介して本取扱デー
タベース装置1を検索ダウンロードすることで、建築設
計をする際に、膨大な製品カタログ及び資料を手めくり
して検索する作業を自動化することが可能となり、居な
がらにして総ての情報を取得して、建築設計業務を大幅
に省力化することが可能となる。
【0044】更に、本実施形態例では、付帯情報10′
の一つとして法令情報11を備えている。法令情報11
は、付帯情報10′として各工事区分aに区分けして登
録されている資材、材料、部品、製品又はサービスなど
についての個々の情報を、適用対象とする法令の条文及
び規定を示す情報からなっている。
【0045】例えば、法令情報11としては、建築基準
法、消防法、都市計画法、建設業法等の各法律の条文か
らなるものとする。法令情報11も、ネットワークを介
して特定の企業が自ら取扱データベース装置1に登録し
たものである。そして、法律の改正があったときは、迅
速にその改正後の法律に改訂される。
【0046】法令情報11をなす各法律の各条文は、取
扱情報10における個々の情報の内で、当該条文の適用
対象となるものにそれぞれリンクされている。すなわ
ち、取扱情報10として各工事区分aに区分けして登録
されている資材、材料、部品、製品又はサービスなどに
ついての個々の情報の内で、当該条文の適用対象となる
ものにそれぞれリンクされている。
【0047】例えば、図2における仮設工事ガイダンス
31には、法令情報11において仮設工事に関して適用
される条文がリンクされている。同様に、土工事ガイダ
ンス35には、土工事に関して適用される条文がリンク
されている。
【0048】これらにより、建築設計をする際に、ネッ
トワークを介して本取扱データベース装置1の法令情報
11を用いることで、設計対象の工事区分について適用
される法令を、簡易且つ迅速に確認することが可能とな
り、法令に反しない設計を簡易且つ迅速にすることが可
能となる。
【0049】更に、本実施形態例では、付帯情報10′
の一つとしてディテールライブラリー12を備えてい
る。ディテールライブラリー12は、取扱情報10とし
て各工事区分aに区分けして登録されている資材、材
料、部品、製品又はサービスなどについての個々の情報
を、詳細に説明する情報からなる。
【0050】すなわち、ディテールライブラリー12
は、各工事区分aの資材などについての詳細な使用方法
又は設計ノウハウを集めたものである。また、その工事
区分aについての設計方法又は建築ノウハウも含まれて
いる。例えば、建築設計における防水、防火、防災、防
振、防風等についてのノウハウがディテールライブラリ
ー12に集められる。
【0051】ディテールライブラリー12をなす各建築
ノウハウなどは、その建築ノウハウの対象となる工事区
分aにそれぞれリンクされている。例えば、仮設工事に
ついての建築ノウハウは、図2における仮設工事ガイダ
ンス31にリンクされている。同様に、土工事について
の建築ノウハウは、図2における土工事ガイダンス35
にリンクされている。
【0052】これらにより、建築設計をする際に、ネッ
トワークを介して本取扱データベース装置1を用いるこ
とで、設計対象の工事についての建築ノウハウを、簡易
且つ迅速に取得することが可能となり、建築設計業務を
大幅に省力化することが可能となる。
【0053】更に、本実施形態例では、付帯情報10′
の一つとして作品ライブラリー13を備えている。作品
ライブラリー13は、取扱情報10として各工事区分a
に区分けして登録されている資材、材料、部品、製品又
はサービスなどのいずれかを用いて構築された立体図形
や写真情報による完成品を、集めたものからなる。当該
サービスの中には、施工業者や施工工事の種別や施工費
用、工期も含まれる。
【0054】すなわち、作品ライブラリー13は、完成
品についての情報を展示したものである。例えば、住
宅、橋、ビルディングなどの完成した建造物を、画像、
文字、音声などのマルチメディアで表した情報からな
る。なお、取扱情報10として登録された資材、材料な
どを全く含まない完成品や建築家等の新作・試作モデル
をも、展示してもよい。
【0055】これらにより、建築設計を始める前提とし
て、顧客がネットワークを介して本取扱データベース装
置1の作品ライブラリー13を検索することで、自分の
意に合った建築物を容易にイメージして把握することが
可能となり、顧客の意に合った建築設計を簡易且つ迅速
に実行することが可能となる。
【0056】更に、本実施形態例では、付帯情報10′
の一つとして相談コーナー14を備えている。相談コー
ナー14は、取扱情報10として各工事区分aに区分け
して登録されている資材、材料、部品、製品又はサービ
スなどのいずれかについてのお知恵拝借の質問に対する
回答となる情報を集めたものからなる。例えば、全く未
知の環境への資材、材料、部品、製品又はサービスを適
用する場合等がある。
【0057】また、相談コーナー14は、質問に対する
回答が当該相談コーナーに登録されていない場合は、ネ
ットワークを介して第三者に対して当該質問に対する回
答を求め、当該第三者からネットワークを介して送られ
てきた回答を前記付帯情報10′の一部として登録す
る、ものからなる。例えば、資材、材料、部品、製品又
はサービスに対する苦情処理、改善要求処理も含まれ
る。
【0058】その回答をする第三者としては、質問の技
術分野における専門家を予め回答者として選定してお
く。回答をその専門家に求めるときは、質問に含まれる
キーワードから技術分野を特定し、その技術分野の専門
家に自動的に、回答を求める旨の電子メールを送付す
る。
【0059】専門家は、電子メールによって回答を取扱
データベース装置1に送付する。取扱データベース装置
1は、送られてきた回答を相談コーナー14に登録する
とともに、質問者にその回答を電子メールで送付する。
なお、回答者としては、その技術分野における専門家だ
けでなく、予め登録した特定人、又は無制限にインター
ネットに接続可能な第三者としてもよい。
【0060】これらにより、建築設計をする際に、ネッ
トワークを介して本取扱データベース装置1の相談コー
ナー14を用いることで、建築設計その他に関する不明
点及び疑問点を容易且つ迅速に解消することが可能とな
る。
【0061】更に、本実施形態例では、付帯情報10′
の一つとして新製品紹介コーナー15を備えている。新
製品紹介コーナー15は、業界単位(建築業界)の複数
の企業における新製品についての情報を集めたものから
なる。
【0062】すなわち、新製品紹介コーナー15は、取
扱情報10として各工事区分aに区分けして登録されて
いる資材、材料、部品、製品又はサービスなどについて
の各企業の新製品を集めたものである。この新製品につ
いての情報も、他の取扱情報10と同様に、ネットワー
クを介してその新製品を開発した企業が自ら取扱データ
ベース装置1に登録したものである。
【0063】新製品紹介コーナー15の各新製品につい
ての情報は、取扱情報10における各工事区分aで、そ
の新製品が該当する工事にそれぞれリンクされている。
例えば、図2における仮設工事ガイダンス31には、仮
設工事において用いられる資材又は部品の新製品がリン
クされている。同様に、土工事ガイダンス35には、土
工事において用いられる資材又は部品の新製品がリンク
されている。
【0064】これらにより、建築設計をする際に、ネッ
トワークを介して本取扱データベース装置1の新製品紹
介コーナー15を用いることで、設計対象の工事区分に
ついての新製品を、簡易且つ迅速に確認することが可能
となり、新製品を十分利用した建築設計を簡易且つ迅速
に実行することが可能となる。
【0065】更に、本実施形態例では、付帯情報10′
の一つとしてネット雑誌コーナー16を備えている。ネ
ット雑誌コーナー16は、取扱情報10として各工事区
分aに区分けして登録されている資材、材料、部品、製
品又はサービスなどのいずれかの産業分野に属する雑誌
に、掲載された記事を集めたものからなる。これらの記
事は、各雑誌の出版社がネットワークを介して自ら取扱
データベース装置1に登録したものである。
【0066】ネット雑誌コーナー16の各記事は、取扱
情報10における各工事区分aで、その記事に関連性が
ある工事にそれぞれリンクされている。例えば、図2に
おける仮設工事ガイダンス31には、仮設工事に関連す
る記事がリンクされている。同様に、土工事ガイダンス
35には、土工事に関連する記事がリンクされている。
【0067】これらにより、建築設計をする際に、ネッ
トワークを介して本取扱データベース装置1のネット雑
誌コーナー16を用いることで、設計対象の工事区分に
関する技術動向、コスト動向、政策動向などの各種ニュ
ースを、簡易且つ迅速に確認することが可能となる。
【0068】更に、本実施形態例では、広場17を備え
ている。広場17は、取扱情報10として各工事区分a
に区分けして登録されている資材、材料、部品、製品又
はサービスなどに関するの情報について、又は、作品ラ
イブラリー13、新製品紹介コーナー15、ネット雑誌
コーナー16などに登録されている情報について、本取
扱データベース装置1の利用者(専門家や業者や業界関
係の人)が意見を出し合うとともに、情報を交換するた
めのものである。
【0069】すなわち、広場17は、取扱情報10とし
て各工事区分aに区分けして登録されている資材、材
料、部品、製品又はサービスなどに関する意見をネット
ワークを介して受信して、その受信した意見をネットワ
ークを介して閲覧可能とする。また、広場17は、その
閲覧可能とした意見に対する意見をもネットワークを介
して受信して、その受信した意見をもネットワークを介
して閲覧可能とする。
【0070】これらにより、建築業界の現状、建築業界
の将来あるべき姿、法改正の必要性などについて意見を
開陳することが可能となり、建築業界の健全な発展に寄
与することが可能となる。
【0071】以上のような具体的構成仕様を呈する本実
施形態の動作につき図面を参照して説明する。図1に示
す取扱データベース装置1における検索項目20は、取
扱データベース装置1での検索手続を特定するものであ
る。検索項目20は、あいまい検索21、品名検索2
2、メーカー検索23、部位検索24、法規制検索2
5、在庫検索26、納期検索27、特価検索28、代理
店・地域検索29の各項目からなっている。
【0072】あいまい検索21では、キーワードで検索
対象を指定した場合に、そのキーワードが完全に一致し
ていないものでも、所定の割合以上で一致しているもの
が取扱情報10の中にあれば、それを検索結果として表
示する。
【0073】品名検索22では、取扱情報10として各
工事区分aに区分けして登録されている資材、材料、部
品、製品又はサービスなどの品名を指定することで、そ
の品名に該当する資材などを検索結果として表示する。
【0074】メーカー検索23では、取扱情報10とし
て各工事区分aに区分けして登録されている資材、材
料、部品、製品又はサービスなどの提供メーカーの名称
を指定することで、そのメーカー製の資材などを検索結
果として表示する。
【0075】部位検索24では、取扱情報10として各
工事区分aに区分けして登録されている資材、材料、部
品又は製品などの適用部位を指定することで、該当する
部位を有する資材などを検索結果として表示する。
【0076】法規制検索25は、1)構造検索、2)仕
様検索、3)材質検索からなっている。1)構造検索で
は、建築物の構造を指定することで、その建築物の構造
について規制する法律を、法令情報11を用いて検索す
る。2)仕様検索では、建築物の仕様を指定すること
で、その建築物の仕様について規制する法律を、法令情
報11を用いて検索する。3)材質検索では、建築物の
材質を指定することで、その建築物の材質について規制
する法律を、法令情報11を用いて検索する。
【0077】在庫検索26では、取扱情報10として各
工事区分aに区分けして登録されている資材、材料、部
品又は製品などの品名及び付帯情報10′のディテール
ライブラリー12に登録されている提供メーカーの名称
を指定することで、その資材などの在庫状況を検索結果
として表示する。
【0078】納期検索27では、取扱情報10として各
工事区分aに区分けして登録されている資材、材料、部
品、製品又はサービスなどの品名及び付帯情報10′の
ディテールライブラリー12に登録されている提供メー
カーの名称を指定することで、その資材などの納期状況
を検索結果として表示する。
【0079】特価検索28では、取扱情報10として各
工事区分aに区分けして登録されている資材、材料、部
品、製品又はサービスなどの品名及び付帯情報10′の
ディテールライブラリー12に登録されている提供メー
カーの名称を指定することで、その資材などの価格を検
索結果として表示する。
【0080】代理店・地域検索29では、取扱情報10
として各工事区分aに区分けして登録されている資材、
材料、部品、製品又はサービスなどの品名及び付帯情報
10′のディテールライブラリー12に登録されている
提供メーカーの名称を指定することで、その資材などを
販売又は提供する代理店、提供地域を検索結果として表
示する。
【0081】取扱データベース装置1では、各取扱情報
10が適用される工事に対応して予め決められた数値か
らなるコード番号を用いて、当該取扱情報10をデータ
ベース化している。従って、取扱データベース装置1
は、コード番号を用いて各取扱情報10を検索する。
【0082】図3は、コード番号の一例を示す概念模式
図である。この図に示すように、コード番号は、適用区
分としての各取扱情報10(例えば、材料)が用いられ
る工事区分を示す2桁の番号と、当該材料を特定する6
桁の番号である材料CODEと、当該材料のメーカーを
示す4桁の番号であるメーカーCODEと、当該材料の
品番示す4桁の番号である品番CODEと、当該材料を
表す図面の種類を示す1桁の番号と、当該材料が新製品
であるか又は製造が中止された製品であるかなど当該材
料の製造状況及び在庫状況などを示す3桁の番号である
情報管理と、からなっている。
【0083】図4は、前記実施形態例のシステム動作を
示すブロック図である。本実施形態例は、複数のメーカ
ー2によって取扱データベース装置1に登録された取扱
情報10を、ユーザー3がネットワーク4を介して取り
込み、その取り込んだ取扱情報10を用いてユーザー3
が設計業務をすることを可能とするものである。
【0084】ここで、ユーザー3とは、設計事務所、建
材メーカー、建設会社、エンドユーザー(消費者)、学
生などが該当する。
【0085】また、取扱データベース装置1にメーカー
2が取扱情報10を登録するための前提条件として、そ
のメーカー2のメーカー名、ネットアドレス(メールア
ドレス)、工場・代理店名、住所、電話番号を取扱デー
タベース装置1の付帯情報10′のディテールライブラ
リー12に登録する必要がある。
【0086】また、取扱情報10を登録するためには、
例えば、資材名称(品名)、メーカーコード(型番)、
製作年度、仕様、寸法、材質、性能、付属品、寸法図、
説明図などの図面類、写真、価格、納期、在庫などのデ
ータを取扱データベース装置1に送信する必要がある。
【0087】取扱データベース装置1の具体的使用手続
としては、まず、各メーカー2それぞれからネットワー
ク4を介して送信された情報であって、当該メーカー2
の持つ資材、材料、部品などについての情報である取扱
情報10を、取扱データベース装置1に登録する。
【0088】ここで、取扱データベース装置1に登録さ
れる取扱情報10は、各メーカー2が自らネットワーク
4を介して取扱データベース装置1に送信したものであ
る。また、取扱データベース装置1に登録された各メー
カー2の取扱情報10は、当該各メーカー2が自らネッ
トワーク4を介して送信した情報によって、随時、変
更、修正及び追加される。
【0089】これにより、取扱データベース装置1に
は、各メーカー2の最新の取扱情報10がデータベース
化されて登録されることとなる。また、取扱データベー
ス装置1では、取扱情報10を図3に示すようなコード
番号を用いて、データベース化する。
【0090】取扱データベース装置1に登録された取扱
情報10については、ユーザー3がネットワーク4を介
して当該取扱情報10を取り込み、ユーザー3の設計業
務において用いられる。
【0091】取扱データベース装置1に、動画、静止
画、図面、音声、文字、数値又はテキストデータとして
登録された取扱情報10は、ユーザー3のコンピュータ
上で、動画、静止画、図面、音声、文字、数値又はテキ
ストデータとして利用される。
【0092】そして、ユーザー3の設計者が必要とする
取扱情報10を取扱データベース装置1の検索項目20
を用いて検索する。検索の対象となった取扱情報10
は、検索項目20によって取扱データベース装置1の取
扱情報10及び付帯情報10′から抽出され、ネットワ
ーク4を介してユーザー3の設計者のコンピュータに取
り込まれ、コンピュータ支援設計(CAD)に用いられ
る。
【0093】なお、検索項目20によって取扱データベ
ース装置1の取扱情報10及び付帯情報10′から抽出
された取扱情報10及び付帯情報10′は、コンピュー
タ支援設計(CAD)に用いずに、ユーザー3の設計者
のコンピュータに表示させるだけでもよい。
【0094】建築設計業務における実施設計の過程で
は、その建物に使われる建築資材の殆どの仕様が決定さ
れる。すなわち、基本設計により形状・デザイン・階数
・間取り・面積などの基本事項が決定されると、実施設
計では、これに合わせて、各種の実際に使用する建築資
材が検討される。
【0095】この実施設計段階においてユーザー3の設
計者は、各建築資材メーカーが持つ膨大な数に及ぶ資材
情報(取扱情報10)の中から、必要とするものを検索
しなければならない。この検索作業は、まさにコンピュ
ータが最も得意とするところである。
【0096】そこで、取扱データベース装置1で、形状
・デザイン性・品質・価格・安全性・耐久性・適法性な
ど、各メーカー2の取扱情報10及び付帯情報10′が
取扱データベース装置1に登録されていれば、ユーザー
3は必要とされる資材等の検索作業を居ながらにして極
めて簡易かつ迅速に実行することが可能となる。
【0097】そして、取扱データベース装置1で検索さ
れた製品を示す図面データが、ユーザー3がもつコンピ
ュータの実施設計画面上に表示されれば、その設計箇所
における寸法的・機能的・法的な検査を即座に実行する
ことが可能となり、また実施設計の図面化も極めて簡易
かつ迅速に実行することが可能となる。
【0098】以上、本発明の代表的な実施形態例につい
て説明したが、本発明は、必ずしも上記した事項に限定
されるものではない。本発明の目的を達し、下記する効
果を奏する範囲において、適宜変更実施可能である。例
えば、本発明は、多種多様な薬剤、医薬品について調
合、品揃え管理する薬局、病院における医薬品購入業務
などの薬事業務、各種商品販売における仕入れ業務、サ
ービス提供におけるサービス選択業務その他に適用する
ことが可能である。
【0099】その際、適用する法令及び規則も、農業関
係の場合は農地法、農業基本法、農業改良助成法、農業
災害補償法、農薬取締法、農産物価格安定法、農業協同
組合法、農業経営基盤強化促進法、農住組合法、農業動
産信用法、農地方施工法、農振地域法、農地汚染法、農
地宅地化法、農地特措法、農林物資規格法、農委法、薬
品関係の場合は薬事法、食品関係の場合は食品衛生法、
金融関係の場合は銀行法、証券関係の場合は証券取引
法、旅行関係の場合は旅行業法、旅館業法、旅券法、温
泉法、鉄営法、鉄事法、航空法、海上運送法等が例示さ
れる。
【0100】また、取扱データベース装置1に取扱情報
10及び付帯情報10′を登録する者としては、資材、
材料、部品などを製造及び販売するメーカー2に限られ
ず、例えば、建築関係の雑誌の出版社、建築関係の研究
調査機関、資材・材料・部品などを販売する小売店又は
個人であってもよい。
【0101】また、取扱データベース装置1に登録され
た取扱情報10及び付帯情報10′を利用する者として
は、建築設計事務所又は建設企業の設計部門などのユー
ザー3に限られず、例えば、建築関係の雑誌の出版社、
建築関係の研究調査機関又は建築関係にたずさわる個人
であってもよい。
【0102】また、取扱データベース装置1がユーザー
3及びメーカー2と通信するときに用いられるネットワ
ーク4としては、インターネット、イントラネット、L
AN、WAN、公衆電話回線、専用電話回線、専用通信
回線又は無線通信回線を適用することが可能である。
【0103】また、取扱データベース装置1としては、
データの集まりを表の形で表現するリレーショナルデー
タベース、又はデータの集合を手続きとデータとを一体
化したオブジェクトの集合として扱うオブジェクトデー
タベースとして構築してもよい。
【0104】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
各メーカーが持つ資材、材料、部品、製品、サービスや
サービス提供会社が持つ提供サービス、提供コンテンツ
などについての情報を取扱データベース装置に登録し、
当該取扱データベース装置に登録された情報を、ネット
ワークを介して各種業務に利用するので、各種業務にお
ける取扱品、取扱サービスの選択の際に、膨大な製品カ
タログ及び資料を手めくりして検索する作業を自動化す
ることが可能となり、居ながらにして各種業務を大幅に
省力化することが可能となる。
【0105】また、取扱データベース装置には各メーカ
ーや各種サービス提供会社から最新の取扱情報がネット
ワークを介して簡易かつ迅速に登録されるので、最新の
取扱情報を簡易かつ迅速に漏れなく各ユーザーが把握す
ることが可能となり、製造中止資材、提供中止サービス
を用いた設計、企画などを未然に回避することが可能と
なり、従来よりも各事案に適合しかつ効率的な最適業務
とすることが可能となる。
【0106】また、各メーカーや各サービス提供会社
は、自社の取扱情報やサービスをネットワークを介して
取扱データベース装置に簡易かつ迅速に登録することが
可能となるので、製本した製品・サービスカタログ・資
料の作成及びそれらの配布をする必要がなくなり、広告
及び宣伝費用を低減することが可能となるとともに、ユ
ーザーも配布物の占有場所の確保や資料館へ足を運ぶ必
要もなくなる。
【0107】また、取扱情報の一つとして、資材、材
料、部品、製品、サービスのいずれかを適用対象とする
法令情報を有するので、法令に反しない設計を、簡易か
つ迅速に実行することが可能となる。
【0108】また、取扱情報の一つとして、各メーカー
の資材、材料、部品、製品、各サービス提供会社のサー
ビスのいずれかについての詳細な使用方法又は設計ノウ
ハウを集めたディテールライブラリーを有するので、複
数のメーカーやサービス提供会社等がそれぞれ持ってい
るノウハウを簡易かつ迅速に利用することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す概念模式図である。
【図2】同上における工事区分aの詳細を示す部分概念
模式図である。
【図3】同上におけるコード番号の一例を示す概念模式
図である。
【図4】本発明の実施の形態の全体システムブロック図
である。
【符号の説明】
1…取扱データベース装置 2…メーカー 3…ユーザー 4…ネットワーク 10…取扱情報 10′…付帯情報 11…法令情報 12…ディテールライブラリー 13…作品ライブラリー 14…相談コーナー 15…新製品紹介コーナー 16…ネット雑誌コーナー 17…広場 20…検索項目 21…あいまい検索 22…品名検索 23…メーカー検索 24…部位検索 25…法規制検索 26…在庫検索 27…納期検索 28…特価検索 29…代理店・地域検索 31…仮設工事ガイダンス 32…共通仮設 33…直接仮設 34…地業・杭打工事ガイダンス 35…土工事ガイダンス 36…型枠・コンクリート工事ガイダンス 37…鉄筋・鉄骨工事ガイダンス

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】業界単位の複数の企業によって一堂にコン
    ピュータ読み取り可能に登録された情報であって、当該
    企業の持つ資材、材料、部品、製品、サービスの内の1
    以上についての情報である取扱情報を有し、 当該取扱情報は、 前記資材、材料、部品、製品、サービスの内の1以上を
    適用対象とする法令の条文及び規定を示す法令情報を付
    帯情報として有する、 ことを特徴とする取扱データベース装置。
  2. 【請求項2】前記取扱情報は、 ネットワークを介して読取り可能に登録された情報から
    なり、 更に、前記法令情報は、 建築関係の場合は、建築基準法、消防法、都市計画法、
    農業関係の場合は、農地法、農業基本法、農業改良助成
    法、農業災害補償法、農薬取締法、農産物価格安定法、
    農業協同組合法、農業経営基盤強化促進法、農住組合
    法、農業動産信用法、薬品関係の場合は、薬事法、食品
    関係の場合は、食品衛生法、金融関係の場合は、銀行
    法、証券関係の場合は、証券取引法が主に挙げられる、 ことを特徴と請求項1に記載の取扱データベース装置。
  3. 【請求項3】前記法令情報は、当該法令情報をなす各条
    文及び規定のそれぞれにつき、前記取扱情報における前
    記資材、材料、部品、製品、サービスのうちの1以上
    の、当該条文及び規定の適用対象となるものにそれぞれ
    リンクされている、ものからなる、 ことを特徴と請求項1又は2に記載の取扱データベース
    装置。
  4. 【請求項4】前記付帯情報は、 前記資材、材料、部品、製品、サービスの内1以上の各
    関連事項についての詳細な説明を集めたものからなるデ
    ィテールライブラリーを他に有する、 ことを特徴と請求項1、2又は3に記載の取扱データベ
    ース装置。
  5. 【請求項5】前記付帯情報は、 前記資材、材料、部品、製品、サービスの内の1以上を
    用いて構築された完成品や提供コンテンツについての情
    報を集めたものからなる作品ライブラリーを他に有す
    る、 ことを特徴と請求項1、2、3又は4に記載の取扱デー
    タベース装置。
  6. 【請求項6】前記付帯情報は、 前記資材、材料、部品、製品、サービスの内の1以上に
    ついての質問に対する回答となる情報を集めたものから
    なる相談コーナーを他に有する、 ことを特徴と請求項1、2、3、4又は5に記載の取扱
    データベース装置。
  7. 【請求項7】前記相談コーナーは、 前記質問に対する回答が当該相談コーナーに含まれてい
    ない場合に、 ネットワークを介して第三者に対して当該質問に対する
    回答を求め、 当該第三者からネットワークを介して送られてきた回答
    を前記取扱情報の一部として登録する、ものからなる、 ことを特徴と請求項6に記載の取扱データベース装置。
  8. 【請求項8】前記付帯情報は、 前記業界単位の複数の企業における新製品についての情
    報を集めた新製品紹介コーナーを他に有する、 ことを特徴と請求項1、2、3、4、5、6又は7に記
    載の取扱データベース装置。
  9. 【請求項9】前記付帯情報は、 前記資材、材料、部品、製品、サービスの内の1以上の
    産業分野に属する雑誌に掲載された記事を集めたネット
    雑誌コーナーを他に有する、 ことを特徴と請求項1、2、3、4、5、6、7又は8
    に記載の取扱データベース装置。
  10. 【請求項10】前記付帯情報は、 前記資材、材料、部品、製品、サービスの内の1以上に
    関する意見をネットワークを介して受信して、当該意見
    をネットワークを介して閲覧可能とし、 当該意見に対する意見をもネットワークを介して受信し
    て、当該意見をネットワークを介して閲覧可能とするも
    のからなる広場を他に有する、 ことを特徴と請求項1、2、3、4、5、6、7、8又
    は9に記載の取扱データベース装置。
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