JPH09171450A

JPH09171450A - 情報処理装置および表示方法

Info

Publication number: JPH09171450A
Application number: JP34938395A
Authority: JP
Inventors: Teiji Koga; 禎治古賀; Hisaya Kurami; 尚也倉見
Original assignee: Sony Corp
Current assignee: Sony Corp
Priority date: 1995-12-20
Filing date: 1995-12-20
Publication date: 1997-06-30

Abstract

(57)【要約】【課題】オンラインショッピングにおいて、商品に関
する商品情報とともに、その商品についてユーザから投
稿されてくる投稿情報を、同時に見ることができるよう
にする。【解決手段】１つのホームページには、商品の写真
や、商品の番号、商品の価格、製造会社、その他の商品
についての詳細な説明である商品情報、その商品情報に
対応する商品を注文するための注文ボタン４１、既にそ
の商品を購入したユーザが、その商品の評価や、使い勝
手、その他の感想（投稿情報）を投稿するための投稿ボ
タン４２、およびその投稿情報が表示されるフォーラム
の欄が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置およ
び表示方法に関する。特に、商品に関する商品情報とと
もに、その商品について、ユーザから投稿されてくる投
稿情報を供給するようにすることにより、例えば、オン
ラインショッピングなどにおいて、商品情報および投稿
情報を、同時に見ることができるようにした情報処理装
置および表示方法に関する。

【０００２】

【従来の技術】最近では、例えばいわゆるパソコン（パ
ーソナルコンピュータ）通信や、また、急速に普及して
きたインターネットなどを利用して、オンラインショッ
ピングなどが行われている。このオンラインショッピン
グにおいては、ユーザは、通常、画面に表示された商品
の写真、価格、その他の商品に関する情報（商品情報）
を見て、その商品を購入するかどうかを決定する。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】ところで、オンライン
ショッピングにおいては、実際に商品に触れることはで
きないため、商品の購入を考えているユーザは、その商
品を既に購入しているユーザから、商品の使い勝手、そ
の他商品に関する評価や感想を得たい場合がある。そこ
で、例えば、パソコン通信などでは、このようなユーザ
の声を反映させたり、その他ユーザが議論を行う場とし
て、フォーラムあるいは電子会議室（インターネットで
は、ネットニュース）と一般に呼ばれるコーナーが設け
られている。

【０００４】この場合、商品の購入を考えているユーザ
は、フォーラムに、その商品の使い勝手その他の評価を
求める旨のメッセージを載せておくようにする。通常
は、そのようなメッセージを見た、商品を既に購入して
いるユーザから返事がある場合が多いので、これによ
り、商品の購入を考えているユーザは、その商品を既に
購入しているユーザからの、いわば生の声を聞くことが
できる。

【０００５】しかしながら、従来においては、オンライ
ンショッピングと、フォーラムとは、別々のサービスと
して提供されているため、オンラインショッピングのサ
ービスを受けるのと同時に、フォーラムにおいて、他の
ユーザからの商品の評価を見るのは困難であった。

【０００６】従って、ユーザは、オンラインショッピン
グにおいて、購入を考えた商品があった場合に、その商
品についての他のユーザの評価を知りたいときは、一
旦、オンラインショッピングを中断し、フォーラムにお
いて、他のユーザの商品に対する評価を見る必要があ
り、面倒であった。

【０００７】さらに、フォーラムにおいては、様々なメ
ッセージが掲載されているため、ユーザは、自身が購入
を考えている商品についての評価を探さなければなら
ず、やはり面倒であった。

【０００８】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、商品の入手を考えているときに、その商
品についての他のユーザからの評価などを容易に得るこ
とができるようにするものである。

【０００９】

【課題を解決するための手段】請求項１に記載の情報処
理装置は、商品に関する商品情報を記憶している商品情
報記憶手段と、商品について、ユーザから投稿されてく
る投稿情報であって、端末装置から送信されてくるもの
を、その商品に関する商品情報と対応付けて記憶する投
稿情報記憶手段と、端末装置からの要求に応じて、商品
情報を、それと対応付けられている投稿情報とともに供
給する供給手段とを備えることを特徴とする。

【００１０】請求項５に記載の表示方法は、商品に関す
る商品情報と、その商品について、ユーザから投稿され
てくる投稿情報とを１ページで表示させることを特徴と
する。

【００１１】請求項１に記載の情報処理装置において
は、商品情報記憶手段は、商品に関する商品情報を記憶
しており、投稿情報記憶手段は、商品について、ユーザ
から投稿されてくる投稿情報であって、端末装置から送
信されてくるものを、その商品に関する商品情報と対応
付けて記憶するようになされている。供給手段は、端末
装置からの要求に応じて、商品情報を、それと対応付け
られている投稿情報とともに供給するようになされてい
る。

【００１２】請求項５に記載の表示方法においては、商
品に関する商品情報と、その商品について、ユーザから
投稿されてくる投稿情報とを１ページで表示させるよう
になされている。

【００１３】

【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例を説明す
るが、その前に、特許請求の範囲に記載の発明の各手段
と以下の実施例との対応関係を明らかにするために、各
手段の後の括弧内に、対応する実施例（但し、一例）を
付加して、本発明の特徴を記述すると、次のようにな
る。

【００１４】即ち、請求項１に記載の情報処理装置は、
複数の端末装置に接続された情報処理装置であって、商
品に関する商品情報を記憶している商品情報記憶手段
（例えば、図４２に示すホームページ記憶部５１など）
と、商品について、ユーザから投稿されてくる投稿情報
であって、端末装置から送信されてくるものを、その商
品に関する商品情報と対応付けて記憶する投稿情報記憶
手段（例えば、図４２に示す投稿情報記憶部５２など）
と、端末装置からの要求に応じて、商品情報を、それと
対応付けられている投稿情報とともに供給する供給手段
（例えば、図４２に示す情報処理部５４など）とを備え
ることを特徴とする。

【００１５】請求項４に記載の情報処理装置は、端末装
置からの要求に応じて、商品を発注する発注手段（例え
ば、図４２に示す通信処理部５５など）をさらに備える
ことを特徴とする。

【００１６】なお、勿論この記載は、各手段を上記した
ものに限定することを意味するものではない。

【００１７】図１は、本発明を適用したネットワークシ
ステムの一実施例の構成を示している。ユーザは、パー
ソナルコンピュータ（以下、適宜、パソコンという）１
（端末装置）を有し、例えばＰＳＴＮ（Public Switche
d Telephone Network）やＩＳＤＮ（Integrated Servic
e Digital Network）などの公衆網２、あるいは図示せ
ぬ専用線を介して、サービスプロバイダ（接続業者）が
有するＳＰ（ServiceProvider）サーバ３に接続されて
いる。他のユーザが有するパソコンも同様にしてＳＰサ
ーバ３に接続されている。

【００１８】ＳＰサーバ３は、インターネット４に接続
されており、インターネット４には、さらに、インフォ
メーションプロバイダ（情報提供者）が有するＩＰ（In
formation Provider）サーバ５も接続されている。イン
ターネット４においては、ＴＣＰ／ＩＰ（Transmission
Control Protocol/Internet Protocol）と呼ばれるプ
ロトコルにしたがって、コンピュータ相互間で通信を行
うようになされている。

【００１９】また、インターネット４上には、ＷＷＷが
構築されており、このＷＷＷでは、ＨＴＴＰ（Hyper Te
xt Transfer Protocol）と呼ばれるプロトコルにより、
データの転送を行い、ＨＴＭＬ（Hyper Text Markup La
nguage）で画面を記述することにより、情報の検索や表
示を、簡単に行うことができるようになされている。こ
のＷＷＷのためのユーザ側のパソコン１のアプリケーシ
ョン（ＷＷＷブラウザ）としては、例えばNetscape社の
NetScape Navigator（商標）や、NCSAのMosaic（商標）
が、また、情報提供者側のＩＰサーバ５のアプリケーシ
ョン（ＷＷＷサーバ）としては、例えばNetscape Comme
rce Server（商標）が、それぞれ知られている。各ユー
ザは、ＷＷＷブラウザを用いてＷＷＷサーバにアクセス
し、情報やサービスの提供を受けることができる。ま
た、各インフォメーションプロバイダ（情報提供者）
は、ＷＷＷサーバを用いて、ＷＷＷブラウザに情報やサ
ービスを提供することができる。

【００２０】なお、ユーザは、インターネット４に直接
接続することも可能であるが、通常は、サービスプロバ
イダと契約し、図１に示したように、公衆網２を介し
て、ＳＰサーバ３にアクセスすることで、インターネッ
ト４に接続される。

【００２１】図２は、図１のパソコン１の構成例を示し
ている。ＲＯＭ（Read Only Memry）１２は、システム
プログラムを記憶しており、ＣＰＵ（Central Processo
r Unit）１１は、このＲＯＭ１２に記憶されているシス
テムプログラムや、ＲＡＭ（Random Access Memory）１
３に展開されたプログラム（アプリケーションプログラ
ム）にしたがって各種の処理を実行するようになされて
いる。ＲＡＭ１３は、ＣＰＵ２１が各種の処理を実行す
る上において必要なプログラムやデータなどを適宜記憶
するようになされている。インターフェイス１４は、ハ
ードディスク（ＨＤ（Hard Disk））１５、光磁気ディ
スク１６、通信部１７、入力部１８、およびディスプレ
イ１９の入出力を管理するようになされている。なお、
インターフェイス１４は、バスを介して、ＣＰＵ１１，
ＲＯＭ１２、およびＲＡＭ１３とも接続されている。

【００２２】ハードディスク１５は、比較的高速にアク
セスする必要のあるデータやプログラムなどを適宜記憶
するようになされている。光磁気ディスク１６は、ハー
ドディスク１５における場合より、アクセスの速度が遅
くても差し支えのないデータやプログラムなどを適宜記
憶するようになされている。通信部１７は、公衆網２な
どを介して通信を行うための、例えばモデムなどを有
し、通信に必要な制御を行うようになされている。入力
部１８は、例えばキーボードやマウスなどにより構成さ
れ、各種の指令、その他必要な情報などを入力するとき
に操作される。ディスプレイ１９（表示装置）は、ＣＲ
ＴやＬＣＤなどにより構成され、文字や画像などの表示
を行うようになされている。

【００２３】図３は、図１のＳＰサーバ３の構成例を示
している。ＳＰサーバ３は、ＣＰＵ２１乃至ディスプレ
イ２９を有し、ＣＰＵ１１乃至ディスプレイ１９を有す
るパソコン１と基本的に同様に構成されている。但し、
パソコン１よりＳＰサーバ３の方が、より大容量で高速
のものが用いられるようになされている。なお、図示は
省略するが、図１のＩＰサーバ５も、ＳＰサーバ３と基
本的に同様に構成されている。

【００２４】本実施例においては、ユーザは、パソコン
１によりＩＰサーバ５にアクセスし、そこから情報やサ
ービスの提供を受け、必要ならば、クレジットカードや
銀行口座などから自動引き落としにより料金を支払う。
一方、ＩＰサーバ５は、種々の情報やサービスを提供す
るが、ここでは、その１つである、ＷＷＷを利用して提
供する電子エンタテイメント雑誌について説明する。

【００２５】なお、この電子エンタテイメント雑誌にお
いては、いわゆるカタログショッピングと同様の感覚
で、オンラインで商品の購入をすることができるように
なされており、従って、その料金の支払いのために、ユ
ーザのクレジットカードの番号や銀行口座の番号などが
必要となる。そこで、電子エンタテイメント雑誌の提供
を受けるためには、そのような必要な情報（上述したク
レジットカードの番号の他、ユーザの氏名や電話番号、
住所、電子メールアドレスその他）を、情報提供者側に
おいて登録するための入会手続が必要となる。この入会
手続は、所定の申込用紙を郵送することによって行うこ
ともできるが、いわゆるオンラインサインアップによっ
て行うこともできるようになされている。

【００２６】電子エンタテイメント雑誌の提供を受けよ
うとするユーザは、上述のような入会手続を行った後、
パソコン１（ＷＷＷブラウザ）を操作し、情報提供者が
提供するサービスのメニュー画面のホームページを指定
する。ＷＷＷシステムにおいては、ＵＲＬ（Uniform Re
source Locator）と呼ばれる一種のアドレスにより、イ
ンターネット４上におかれている所定の画面（ファイ
ル）の指定を行う。ＵＲＬでは、通常、ドメイン名によ
って、ＷＷＷサーバの指定が行われる。例えば、ＵＲＬ
が、http://www.sony.co.jp/sonydrive/index.htmlであ
るとき、ドメイン名は、www.sony.co.jpである。実際の
サーバへのアクセスは、ＩＰアドレスによって行われる
が、このドメイン名からＩＰアドレスを取得するサーバ
としてＤＮＳ（Domain Name Server）があり、ＷＷＷブ
ラウザは、そこに問い合わせを行う。

【００２７】なお、ＵＲＬは、ＷＷＷブラウザの画面上
の所定の欄に直接入力しても良いし、メニュー画面に対
して、ＨＴＭＬによりリンクされている画面が、パソコ
ン１のディスプレイ１９に表示されている場合には、そ
の画面の所定の部分（メニュー画面とリンクされている
部分）を、入力部１８のマウスなどでクリックすること
によっても入力することができる。

【００２８】パソコン１（ＷＷＷブラウザ）において、
ＵＲＬの入力が行われると、そのＵＲＬに対応するメニ
ュー画面の要求が、ＳＰサーバ３を介して、ＩＰサーバ
５に転送される。ＩＰサーバ５は、この要求を受信する
と、例えばＨＴＴＰの認証機能などにしたがって、その
要求が、入会手続をして登録された会員からのものであ
るかどうかを判定し、会員からのものではない場合、そ
の要求を拒絶する。

【００２９】また、要求が、会員からのものである場
合、ＩＰサーバ５（ＷＷＷサーバ）は、メニュー画面
を、インターネット４を介して、ＳＰサーバ３に転送す
る。ＳＰサーバ３は、このメニュー画面を、公衆網２を
介して、パソコン１に転送し、これにより、そのディス
プレイ１９において、例えば図４に示すような電子エン
タテイメント雑誌（ここでは、その雑誌名は、「ぷれじ
ゃん」とされている。）のメニュー画面であるホームペ
ージが表示される。

【００３０】ここで、電子エンタテイメント雑誌「ぷれ
じゃん」では、エンタテイメントに関する雑誌をそのま
ま電子化することによって提供し得る情報に加え、通常
の雑誌では提供し得ない、例えばオンラインでの商品購
入その他の後述するようなサービスも提供することがで
きるようになされている。

【００３１】即ち、電子エンタテイメント雑誌「ぷれじ
ゃん」においては、インドア系のエンタテイメント（Ｉ
ｎｄｏｏｒＥｎｔｅｒｔａｉｎｍｅｎｔ）に関する情
報として、音楽に関するもの（ＭＵＳＩＣ）、映画やビ
デオに関するもの（ＶＩＤＥＯ）、書籍に関するもの
（ＢＯＯＫ）、および雑誌に関するもの（ＭＡＧＡＺＩ
ＮＥ）が、アウトドア系のエンタテイメント（Ｏｕｔｄ
ｏｏｒＥｎｔｅｒｔａｉｎｍｅｎｔ）に関する情報と
して、旅行に関するもの（ＴＲＡＶＥＬ）、飲食店に関
するもの（ＲＥＳＴＡＵＲＡＮＴ）、イベントに関する
もの（ＥＶＥＮＴ）、およびレジャーに関するもの（レ
ジャー）が、それぞれ用意されている。

【００３２】また、会員相互のコミニュケーションの場
（ＣｏｍｍｕｎｉｃａｔｉｏｎＳｐｏｔ）として、個
人売買の場（フリーマーケット）、投稿の場（なんでも
いいたい放題）、悩みごとなどの相談の場（何でも相談
室）、および仲間を募集する場（仲間募集）が、商品購
入の場（Ｓｈｏｐｐｉｎｇ）として、個人輸入したもの
の購入の場（みんなで輸入）および贈り物の購入の場
（Ｇｉｆｔ）が、それぞれ設けられている。

【００３３】さらに、いわゆるセミプロレベルにあるも
のどうしが集まる場（ＨｏｂｂｙＳｑｕａｒｅ）なども
用意されている。

【００３４】このようなホームページ（メニュー画面）
は、図５に示すように、ディスプレイ１９にオープンさ
れたＷＷＷブラウザ３１（ウインドウ）内に表示され
る。

【００３５】図４に示したホームページが表示された状
態で、カーソル３２が、他のホームページとリンクされ
ている部分に移動されると、図５に示すＷＷＷブラウザ
３１の下部に配置されているＵＲＬ表示部３３には、そ
のリンクされているホームページのＵＲＬが表示され
る。なお、他のホームページとリンクされている部分
は、特定の色で表示されたり、あるいはボタンやアイコ
ンの形で表示されるようになされており、さらに、その
ような部分にカーソル３２が移動された場合には、カー
ソル３２の形状が、ボタンを押すことをイメージさせ
る、例えば指先のようなものに変更されるようになされ
ており、これにより、ユーザが、他のホームページとリ
ンクされている部分を容易に認識することができるよう
になされている。

【００３６】即ち、カーソル３２が、図４に示すホーム
ページの、例えば「ＢＯＯＫ」またはその左にある書籍
を型どったアイコンの部分に移動されると、この「ＢＯ
ＯＫ」に対応するホームページのＵＲＬが、ＵＲＬ表示
部３３に表示される。そして、ユーザが、その位置で、
マウスをクリックすると、ＵＲＬ表示部３３に表示され
ているＵＲＬに対するアクセス（ＩＰサーバ５に対する
アクセス）が行われる。

【００３７】即ち、この場合、パソコン１からは、「Ｂ
ＯＯＫ」に対応するホームページのＵＲＬが、公衆網２
を介して、ＳＰサーバ３に送信される。ＳＰサーバ３
は、このＵＲＬを受信すると、インターネット４を介し
て、ＷＷＷサーバであるＩＰサーバ５に、「ＢＯＯＫ」
に対応するホームページのデータの転送を要求する。Ｉ
Ｐサーバ５は、この要求を受けると、対応するホームペ
ージのデータを、インターネット４を介して、ＳＰサー
バ３に送信する。ＳＰサーバ３は、このデータを受信す
ると、パソコン１（ＷＷＷブラウザ３１）にさらに転送
する。

【００３８】なお、ＷＷＷシステムにおいては、ＨＴＭ
Ｌと呼ばれる文章形式のデータにより画面が構成される
ため、ＷＷＷブラウザ３１（パソコン１）、ＳＰサーバ
３、およびＩＰサーバ５の間では、このＨＴＭＬの文章
が授受されることになる。

【００３９】ＷＷＷブラウザ３１において、「ＢＯＯ
Ｋ」に対応するホームページのデータが受信されると、
例えば図６に示すような、書籍に関するサービス内容が
表示された画面（ホームページ）が表示される。

【００４０】この実施例では、書籍に関するサービスと
して、３つのサービス「今週の書籍Ｂｅｓｔ１０」、
「今月のおすすめ書籍」、および「バックナンバー・オ
ブ・書籍」が用意されている。そして、各サービスを表
す表示の中の右上部分には、書籍に関する投稿ができる
かどうかと、書籍の購入が可能かどうかを表す表示がな
されている。

【００４１】即ち、図６に示したホームページの「バッ
クナンバー・オブ・書籍」の下部には、投稿が可能なこ
とを表すマーク（「投稿できる」の左にあるマーク）
（正方形状のマーク）１０１と、購入が可能なことを表
すマーク（「買い物ができる」の左にあるマーク）（正
方形状のマーク）１０２が表示されており、これらが、
サービス「今週の書籍Ｂｅｓｔ１０」、「今月のおすす
め書籍」、または「バックナンバー・オブ・書籍」を表
す表示の中の右上部分に表示されている場合には、ユー
ザは、各サービスにおいて、書籍に関する投稿、あるい
は書籍の購入を行うことができる。図６の実施例では、
いずれのサービスにおいても、マーク１０１および１０
２と同一のマークが表示されているので、書籍に関する
投稿および書籍の購入の両方を行うことができるように
なされている。

【００４２】なお、図６においては、投稿が可能なこと
を表すマーク１０１と、購入が可能なことを表すマーク
１０２とを、正方形の内部の模様を異なるものにするこ
とで区別するようにしているが、これらの区別は、その
他、正方形の内部の色彩を異なるものにすることで行う
ようにしても良い。

【００４３】図６に示したホームページが表示されてい
る状態において、例えば「今週の書籍Ｂｅｓｔ１０」の
部分がクリックされると、この「今週の書籍Ｂｅｓｔ１
０」に対応するホームページのデータが、上述したよう
にして、ＩＰサーバ５からパソコン１（ＷＷＷブラウザ
３１）に転送され、これにより、ディスプレイ１９にお
いては、例えば図７および図８に示すような、書籍の売
り上げ部数のランキング表（あるいは、雑誌社や新聞社
が調査して作成する書籍の人気ランキング表など）でな
るホームページが表示される。

【００４４】なお、図７および図８は、１つのホームペ
ージを示しており、図８は、図７に続く部分である。こ
のようなホームページについては、その全体を、図５に
示したＷＷＷブラウザ３１内に一度に表示することがで
きない場合があるが、この場合、ＷＷＷブラウザ３１の
一部には、スクロールバー（図示せず）が表示されるよ
うになされており、ユーザは、このスクロールバーを操
作して、ＷＷＷブラウザ３１内の表示をスクロールさせ
ることで、最初に表示されなかった部分を見ることがで
きる。

【００４５】図７および図８に示した「今週の書籍Ｂｅ
ｓｔ１０」に対応するホームページにおけるランキング
表では、売り上げ部数のベストテンが、書籍に関する情
報としての、例えば書籍の題名や著者、出版社、価格と
ともに表示される。さらに、このランキング表において
は、書籍に対する情報提供者によるコメント、書籍の表
紙、および今回の順位（最新の順位）が前回の順位に対
してどのように変化したかを表す変動状態に対応する矢
印なども表示される。

【００４６】次に、図６に示したホームページが表示さ
れている状態において、例えば「今月のおすすめ書籍」
の部分がクリックされると、この「今月のおすすめ書
籍」に対応するホームページのデータが、上述したよう
にして、ＩＰサーバ５からパソコン１（ＷＷＷブラウザ
３１）に転送され、これにより、ディスプレイ１９にお
いては、例えば図９に示すような、情報提供者が選択し
た書籍を紹介するホームページが表示される。

【００４７】このホームページでは、書籍が、ジャンル
別に分類され、所定の冊数単位（図９の実施例では、３
冊単位）で紹介されている。なお、図９に示した表示
は、「今月のおすすめ書籍」に対応するホームページの
一部（「戦後の歴史認識」のジャンルに属するもの）で
あり、他のジャンルを紹介している部分は、上述したよ
うに、スクロールバーを操作して画面をスクロールさせ
ることで表示される。また、この「今月のおすすめ書
籍」に対応するホームページにおいては、ボタン１１１
または１１２をクリックすることによっても画面がスク
ロールされるようになされており、この場合、「戦後の
歴史認識」のジャンルの１つ前または後に配置されてい
るジャンルの画面に、いわばページめくりをするような
スクロールが行われるようになされている。

【００４８】「今月のおすすめ書籍」に対応するホーム
ページにおいては、情報提供者が推薦する書籍に関する
情報としての、例えば書籍の題名や著者、出版社、価格
が、情報提供者によるコメントおよび書籍の表紙ととも
に表示される。さらに、このホームページにおいては、
各書籍を紹介している表示の、例えば表紙の部分をクリ
ックすると、その書籍に関する詳細な情報が得られるよ
うになされている。即ち、図９に示したホームページ
の、例えば書籍「封印の昭和史」の表紙の欄をクリック
すると、この書籍「封印の昭和史」の詳細情報に対応す
るホームページのデータが、上述したようにして、ＩＰ
サーバ５からパソコン１（ＷＷＷブラウザ３１）に転送
され、これにより、ディスプレイ１９においては、例え
ば図１０に示すような、書籍「封印の昭和史」に関する
詳細な情報が表示される。

【００４９】また、図９のホームページにおいては、各
書籍を紹介している表示の、例えば著者の部分をクリッ
クすると、上述した場合と同様にして、図１１に示すよ
うな、その著者の詳細な情報についてのホームページが
表示されるようになされている。

【００５０】さらに、図９のホームページにおいては、
各書籍を紹介している表示の、例えば情報提供者による
コメントの部分をクリックすると、上述した場合と同様
にして、図１２に示すような、その書籍に関する、より
詳細なコメントが表示されたホームページが表示される
ようになされている。

【００５１】図１２に示すホームページには、書籍に対
する、情報提供者による詳細なコメントの他、「この書
籍くださいな！」ボタン、「いいたい放題もの申す！」
ボタン、および「いいたい放題」の欄が設けられてい
る。ユーザは、例えば情報提供者による詳細なコメント
や、「いいたい放題」の欄を見て、その書籍の購入を希
望する場合、「この書籍くださいな！」ボタンをクリッ
クする。

【００５２】この場合、ＩＰサーバ５からパソコン１に
は、書籍を購入するのに必要な情報を入力するためのホ
ームページのデータや、購入を確認するためのホームペ
ージのデータなどが送信される。ユーザは、そのような
ホームページを見て、必要な情報の入力などを行うこと
で、書籍の注文を行う。一方、ＩＰサーバ５側では、ユ
ーザからの書籍の注文を受けると、書店などに、例えば
ＦＡＸや、電子メールなどで、その書籍の発注書が送信
される。これにより、書店からユーザには、後日、注文
した書籍が郵送などされ、また、ユーザの銀行口座など
から、その代金の自動引き落としがなされる。

【００５３】以上のようなオンラインショッピングで書
籍を購入したユーザ、あるいは、その他の手段で書籍を
購入したユーザは、その書籍に対してコメントをしたい
とき（書籍に関する投稿をしたいとき）、「いいたい放
題もの申す！」ボタンをクリックする。この場合、ＩＰ
サーバ５からパソコン１には、図１３に示すような、書
籍に対するコメントを投稿するためのホームページが送
信され、ディスプレイ１９に表示される。

【００５４】ユーザは、「タイトル」の欄にコメントす
る書籍のタイトルなどを、「氏名」の欄に自身の氏名
を、「ＭａｉｌＡｄｄｒｅｓｓ」の欄に自身のメール
アドレスを、「内容」の欄にコメントを、入力部１８の
キーボードを操作することによって入力する。そして、
ユーザは、その入力内容を投稿する場合には、「投稿す
る」ボタンをクリックする。なお、入力内容をクリアし
たい場合には、「クリアする」ボタンをクリックするこ
とで、そのクリアが行われるようになされている。ま
た、投稿を希望しないユーザは、「戻る」ボタンをクリ
ックすることで、その１つ前のホームページ（この場
合、図１２に示したホームページ）に戻ることができる
ようになされている。

【００５５】「投稿する」ボタンがクリックされた場
合、パソコン１からＩＰサーバ５には、図１３に示した
ホームページに入力された事項（投稿情報）が送信され
る。そして、情報提供者により、必要に応じて、その内
容がチェックされ、問題がなければ、図１２に示したホ
ームページの「いいたい放題」の欄に、ユーザからの投
稿内容が反映される。

【００５６】なお、図１２においては、「いいたい放
題」の欄は２行しか設けられていないが、投稿があるご
とに、その投稿を表示するための欄（行）が付加される
ようになされている。また、図１２における「いいたい
放題」の欄は、その左から順に、各投稿に付される番号
（以下、適宜、タイトル番号という）、投稿のあった日
付、投稿者、コメントの一部からなるが、各欄をクリッ
クすることで、その欄に表示されている投稿の詳細が表
示されたホームページ（例えば、図１３に示すような形
式のもの）が表示されるようになされている。

【００５７】以上のように、ユーザは、図１２に示した
ホームページが表示された状態において、情報提供者が
提供するコメントと、実際に書籍を購入したユーザから
の投稿とから、書籍に関する情報を得ることができ、こ
れらを参考に、その書籍を購入するかどうかを決め、さ
らに、購入する場合には、オンラインで書籍を購入する
ことができる。

【００５８】次に、図４に示したホームページが表示さ
れている状態において、例えば「ＭＵＳＩＣ」の部分
（またはその左にあるグラフィック）がクリックされる
と、この「ＭＵＳＩＣ」に対応するホームページのデー
タが、上述したようにして、ＩＰサーバ５からパソコン
１（ＷＷＷブラウザ３１）に転送され、これにより、デ
ィスプレイ１９においては、例えば図１４に示すよう
な、音楽（ここでは、曲が記録されているＣＤ（Compac
t Disc））に関するサービス内容が表示された画面（ホ
ームページ）が表示される。

【００５９】この実施例では、音楽に関するサービスと
しては、４つのサービス「今週のＣＤＡｌｂｕｍＢ
ｅｓｔ１０」、「今月のおすすめＣＤ」、「今月の新譜
ＣＤ」、および「バックナンバー・オブ・ＣＤ」が用意
されている。そして、各サービスを表す表示の右上部分
には、図６において説明した書籍に関するサービスにお
ける場合と同様に、ＣＤに関する投稿ができるかどうか
と、ＣＤの購入が可能かどうかを表す表示（「投稿でき
る」、「買い物ができる」）がなされている。さらに、
このホームページには、ＣＤに記録されている曲を聴く
ことができるかどうかと、そのＣＤについて人気投票を
することができるかどうかとを表す表示（「音がきけ
る」、「人気投票できる」）もなされている。

【００６０】図１４に示したホームページが表示されて
いる状態において、例えば「今月のおすすめＣＤ」の部
分がクリックされると、この「今月のおすすめＣＤ」に
対応するホームページのデータが、上述したようにし
て、ＩＰサーバ５からパソコン１（ＷＷＷブラウザ３
１）に転送され、これにより、ディスプレイ１９におい
ては、例えば図１５に示すような、情報提供者が選択し
たＣＤ（音楽ＣＤ）を紹介するホームページが表示され
る。

【００６１】このホームページにおいても、図９で説明
した「今月のおすすめ書籍」における場合と同様の形
で、ＣＤが紹介されている。さらに、このホームページ
においては、各ＣＤを紹介している表示の部分をクリッ
クすると、そのＣＤに関する詳細な情報が得られるよう
になされている。即ち、図１５に示したホームページ
の、例えばＣＤ「ＷＩＮＮＥＲＩＮＹＯＵ」の部分
をクリックすると、このＣＤの詳細情報に対応するホー
ムページのデータが、上述したようにして、ＩＰサーバ
５からパソコン１（ＷＷＷブラウザ３１）に転送され、
これにより、ディスプレイ１９においては、例えば図１
６および図１７に示すような、ＣＤ「ＷＩＮＮＥＲＩ
ＮＹＯＵ」に関する詳細な情報が表示されたホームペ
ージが表示される。なお、図１７は、図１６に続く部分
であり、これらは、１つのホームページを構成してい
る。

【００６２】図１６および図１７に示すホームページに
は、図１２における場合と同様に、ＣＤに対する、情報
提供者による詳細なコメント（ここでは、その下部に
は、ＣＤに記録されている曲すべての曲名も表示されて
いる）、「このＣＤくださいな！」ボタン（図１２の
「この書籍くださいな！」ボタンに対応する）、「いい
たい放題もの申す！」ボタン、および「いいたい放題」
の欄が設けられており、従って、ユーザは、情報提供者
による詳細なコメントや、「いいたい放題」の欄などを
参考に、ＣＤを購入するかどうかを決めることができ
る。さらに、「いいたい放題もの申す！」ボタンを操作
することにより、上述した書籍における場合と同様に、
ＣＤに対する投稿をすることもできる。また、「このＣ
Ｄくださいな！」ボタンを操作することにより、図１２
で説明した書籍のオンラインショッピングにおける場合
と同様にして、ＣＤの購入を行うことができる。

【００６３】図１６および図１７に示すホームページに
は、さらに、音符を型どったマーク１２１および１２２
（図１６）、並びにＣＤに対する人気投票を行うための
「このアルバムに対するあなたの評価は？」欄（図１
７）が設けられている。

【００６４】マーク１２１または１２２がクリックされ
ると、パソコン１からＩＰサーバ５に対して、ＣＤに記
録されている曲のオーディオデータが要求され、これに
より、ＩＰサーバ５からパソコン１に、そのオーディオ
データが転送される。このオーディオデータは、Ｄ／Ａ
変換その他の必要な処理がなされた後、図示せぬスピー
カから出力される。従って、ユーザは、ＣＤに記録され
ている曲を実際に聴くことができる。

【００６５】なお、マーク１２１の右側の表示「Ａｕｄ
ｉｏＡＵダイジェスト版１’０” （１−２−１
０）４８５９２３ｂｙｔｅ」は、次のようなことを表
している。即ち、「ＡｕｄｉｏＡＵ」は、マーク１２
１がクリックされた場合、ＡＵ形式のオーディオデータ
が送信されていることを表し、「ダイジェスト版１’
０” （１−２−１０）」は、送信されてくるオーディ
オデータが、ＣＤの１，２、または１０曲目として記録
されている曲それぞれを、同一の時間だけ順次つなぎあ
わせて１分にしたものであることを表している（従っ
て、この場合、オーディオデータは、ＣＤの１，２、ま
たは１０曲目をそれぞれ２０秒ずつつなぎあわせたもの
となっている）。また、「４８５９２３ｂｙｔｅ」は、
オーディオデータのデータ量を表している。

【００６６】従って、マーク１２２がクリックされた場
合、ＣＤの１，２、または１０曲目として記録されてい
る曲それぞれを、２０秒ずつつなぎあわせて１分にし
た、８９８１６バイトのＷＡＶ形式のオーディオデータ
が送信されてくることになる。

【００６７】次に、このホームページによれば、ユーザ
が、ＣＤの人気投票を行うことができるようになされて
いる。即ち、このホームページで紹介されているＣＤに
ついて人気投票を行おうとするユーザは、図１７に示し
た「このアルバムに対するあなたの評価は？」欄（図１
７）における１乃至５の表示のうち、そのＣＤに対する
自身の評価に対応するものをクリックする。なお、ここ
では、例えば、大きい数字ほど、評価が高いことを表す
ものとする。

【００６８】さらに、ユーザは、それに続けて、「投票
する」ボタンをクリックする。すると、「投票する」ボ
タンをクリックするときに選択されていた評価に対応す
る数字が、パソコン１からＩＰサーバ５に転送される。
ＩＰサーバ５は、ユーザから、このような評価に対応す
る数字を受信すると、各ＣＤごとに、その集計を行い、
その集計結果を、次に説明する「今週のＣＤＡｌｂｕ
ｍＢｅｓｔ１０」（図１４）に対応するホームページ
に表示されるランキング表に反映させる。

【００６９】即ち、図１４に示したホームページが表示
されている状態において、例えば「今週のＣＤＡｌｂ
ｕｍＢｅｓｔ１０」の部分がクリックされると、この
「今週のＣＤＡｌｂｕｍＢｅｓｔ１０」に対応する
ホームページのデータが、上述したようにして、ＩＰサ
ーバ５からパソコン１（ＷＷＷブラウザ３１）に転送さ
れ、これにより、ディスプレイ１９においては、例えば
図１８および図１９に示すような、上述した投票による
順位付けがなされたＣＤのランキング表でなるホームペ
ージが表示される。なお、図１８および図１９は、１つ
のホームページを示しており、図１９は、図１８に続く
部分を示している。

【００７０】図１８および図１９に示した「今週のＣＤ
ＡｌｂｕｍＢｅｓｔ１０」に対応するホームページ
におけるランキング表では、図１７で説明したユーザの
評価に対応する数字の集計値に基づくベストテンが、Ｃ
Ｄに関する情報としての、例えばＣＤのアルバム名や歌
手、レコード会社、価格、情報提供者によるコメントな
どとともに表示される。また、このランキング表におい
ても、図７および図８に示した書籍のランキング表にお
ける場合と同様に、順位の変動状態が矢印で表示され
る。さらに、このランキング表には、「ＵｓｅｒＰｏ
ｉｎｔ」の欄に、ユーザによる評価の集計値も表示され
る。

【００７１】ここで、図７および図８に示した書籍のラ
ンキング表は、例えば出版社や書店などが発表する売り
上げ部数に基づいて作成されるが、図１８および図１９
に示すＣＤのランキング表は、ユーザからの投票に基づ
いて作成される点で、図７および図８の場合とは異な
る。

【００７２】次に、図４に示したホームページが表示さ
れている状態において、例えば「ＭＡＧＡＺＩＮＥ」の
部分（またはその左にあるグラフィック）がクリックさ
れた場合について説明する。この場合、ＩＰサーバ５か
らパソコン１（ＷＷＷブラウザ３１）に対しては、「Ｍ
ＡＧＡＺＩＮＥ」に対応するホームページのデータが、
上述したようにして転送され、これにより、ディスプレ
イ１９においては、例えば図２０および図２１に示すよ
うな、雑誌を紹介する画面（ホームページ）が表示され
る。なお、図２０および図２１は、１つのホームページ
を示しており、図２１は、図２０に続く部分を示してい
る。

【００７３】図２０および図２１に示すホームページで
は、雑誌が、例えば一般・男性向けのもの、女性向けの
もの、エンタテイメント系のものに分類され、そのタイ
トル（雑誌名）とともに、見出し「中吊り」、「表
紙」、および「目次」が表示されている。見出し「中吊
り」、「表紙」、または「目次」それぞれの部分には、
その雑誌の中吊り広告、表紙、または目次のイメージが
表示されたホームページにリンクがはられており、従っ
て、ユーザは、所望する雑誌の見出し「中吊り」、「表
紙」、または「目次」の部分をクリックするだけで、そ
の雑誌の中吊り広告、表示、または目次を見ることがで
きる。

【００７４】再び図４に戻り、このホームページが表示
されている状態において、例えば「ＨｏｂｂｙＳｑｕ
ａｒｅ」の部分がクリックされた場合について説明す
る。この場合、ＩＰサーバ５からパソコン１（ＷＷＷブ
ラウザ３１）に対しては、「ＨｏｂｂｙＳｑｕａｒ
ｅ」に対応するホームページのデータが、上述したよう
にして転送され、これにより、ディスプレイ１９におい
ては、例えば図２２に示すような、サービス内容を表す
画面（ホームページ）が表示される。なお、図２２にお
いては、アマチュアミュージシャンのための広場「ＧＲ
ＯＯＶＥＰＲＥＳＳ」と、将棋好きのための広場「将
棋」とが設けられている。また、ユーザの希望によっ
て、新たな広場を開設するために「空地」が設けられて
いる。

【００７５】図２２に示すホームページが表示されてい
る場合において、例えば「ＧＲＯＯＶＥＰＲＥＳＳ」
の部分がクリックされると、ＩＰサーバ５からパソコン
１に対しては、例えば図２３に示すような「ＧＲＯＯＶ
ＥＰＲＥＳＳ」の内容を紹介する画面が表示されたホ
ームページが送信される。

【００７６】ここで、上述したように、「Ｈｏｂｂｙ
Ｓｑｕａｒｅ」は、セミプロレベルにあるものどうしが
集まる場であることから、所定の入会手続をしなければ
参加することができないようになされている。従って、
入会（参加）を希望するユーザは、図２３に示すホーム
ページにおける「新規入会」の部分をクリックし、これ
により、ＩＰサーバ５から送信されてくるホームページ
に必要事項を入力して、入会手続を行う必要がある。

【００７７】入会手続を行ったユーザが、「サービスに
入る（入会済みの方）」の部分をクリックすると、ＩＰ
サーバ５からパソコン１に対しては、例えば図２４に示
すような「ＧＲＯＯＶＥＰＲＥＳＳ」のサービス内容
が表示されたホームページが送信される。このホームペ
ージが表示されている状態において、例えば「デモ作品
放送局」の部分がクリックされた場合、ＩＰサーバ５か
らパソコン１に対しては、例えば図２５に示すような
「デモ作品放送局」のサービス内容が表示されたホーム
ページが送信される。ここでは、ユーザが制作した作品
（曲）の応募を行ったり、そのような応募があった曲を
聴いたりすることができるようになされており、ユーザ
は、希望するサービスに対応する表示の部分をクリック
することで、そのようなサービスを受けることができ
る。

【００７８】次に、図１のネットワークシステムでは、
例えば図１２および図１３、あるいは図１６および図１
７を参照して説明したように、ユーザは、書籍やＣＤな
どの商品についてのコメント（情報提供者あるいは商品
の提供者が提供する商品についての情報）（商品情報）
と、実際に商品を購入したユーザからの投稿（投稿情
報）とを同時に見ることができ、これらを参考に、商品
を購入するかどうかを決め、さらに、購入する場合に
は、オンラインで書籍を購入することができるようにな
されているが、以下、このサービスについて、さらに説
明する。

【００７９】まず、図２６乃至図２８を参照して、上述
のサービスの概要について説明する。このサービスによ
れば、ある商品についての写真や、商品番号、その他の
商品についての説明（情報提供者あるいは商品の提供者
が提供する商品についての情報）（商品情報）が表示さ
れたホームページが、例えば図２６に示すような形で、
ＩＰサーバ５からユーザに対して提供され、ディスプレ
イ１９に表示されるようになされている。

【００８０】即ち、図２６に示す場合においては、ホー
ムページの左上には、商品の写真が配置され、その右側
には、商品の番号、並びに商品の価格、製造会社、その
他の商品についての詳細な説明が配置されている。つま
り、ホームページの上部には、情報提供者あるいは商品
の提供者が提供する商品情報が配置されている。

【００８１】そして、その下部には、商品情報に対応す
る商品を注文するための注文ボタン３１が設けられてお
り、さらにその下部には、既にその商品を購入したユー
ザが、その商品の評価や、使い勝手、その他の感想（投
稿情報）を投稿するための投稿ボタン４２が設けられて
いる。投稿ボタン４２の下部には、フォーラムの欄が設
けられており、そこには、その投稿ボタン４２を操作す
ることによって投稿された、商品情報に対応する商品に
ついての投稿情報が表示されている。

【００８２】なお、図１２や図１６で説明した書籍やＣ
Ｄについてのコメントは商品情報に、図１２や図１７に
示した「この書籍くださいな！」ボタンや「このＣＤく
ださいな！」ボタンは注文ボタン４１に、図１２や図１
６に示した「いいたい放題もの申す」ボタンは投稿ボタ
ン４２は、図１２や図１７に示した「いいたい放題」の
欄はフォーラムの欄に、それぞれ相当する。

【００８３】従って、ユーザは、商品情報と同時に、投
稿情報も見ながら、その商品を購入するかどうかを決定
することができ、さらに、この場合、ユーザは、購入を
考えている商品についての投稿情報が、どこに掲載され
ているかを探す必要もない。

【００８４】また、商品の購入を希望するユーザは、注
文ボタン４１を操作（クリック）することにより、その
商品を購入することができ、既に、その商品を購入した
ユーザは、その商品についての投稿を希望する場合に
は、投稿ボタン４２（クリック）を操作することによ
り、投稿を行うことができる。

【００８５】即ち、例えば、商品情報や投稿情報を見
て、その商品の購入を希望するユーザは、注文ボタン４
１を操作する。この場合、ＩＰサーバ５からユーザ（パ
ソコン１）には、例えば図２７に示すようなホームペー
ジが送信される。ユーザは、商品の購入を行う場合、購
入する商品の数（数量）、ユーザＩＤ（ＵＳＥＲＩ
Ｄ）、パスワード（ＰＡＳＳＷＯＲＤ）その他必要な事
項を入力し、その後、注文ボタン４３をクリックする。
注文ボタン４３がクリックされると、パソコン１からＩ
Ｐサーバ５に対して、図２７に示したホームページに入
力された事項が送信され、その後、情報提供者から、商
品の販売店に対して、ユーザが注文した商品の発注が行
われる。なお、ユーザは、商品の購入を思い直した場
合、クリアボタン４４を操作する。この場合、ディスプ
レイ１９の表示は、図２６に示したホームページに戻
る。

【００８６】また、例えば、既に商品を購入したユーザ
が、その商品についての評価などの投稿を希望する場合
には、図２６に示したホームページが表示されている状
態において、投稿ボタン４２をクリックする。この場
合、ＩＰサーバ５からユーザ（パソコン１）には、例え
ば図２８に示すようなホームページが送信される。ユー
ザは、投稿を行う場合、その投稿の内容についてのタイ
トルや、投稿の内容、その他必要な事項を入力し、その
後、投稿ボタン４５をクリックする。投稿ボタン４５が
クリックされると、パソコン１からＩＰサーバ５に対し
て、図２８に示したホームページに入力された事項（投
稿情報）が送信される。この投稿情報は、ＩＰサーバ５
で受信され、図２６に示したホームページのフォーラム
の欄に反映される。なお、ユーザは、投稿を行うことを
思い直した場合、クリアボタン４６を操作する。この場
合、ディスプレイ１９の表示は、図２６に示したホーム
ページに戻る。

【００８７】次に、図２９乃至図４１を参照して、上述
のサービスの詳細について説明する。まず、図２９は、
上述のサービスを受ける場合の、ユーザ側（パソコン
１）の操作手順を示している。ユーザは、まず最初に、
ステップＳ１において、上述した電子エンタテイメント
雑誌「ぷれじゃん」の提供サービスを受ける会員となっ
ているかどうか（入会手続を済ましているかどうか）を
判定し、会員となっていない場合には、ステップＳ２に
進み、会員登録を行う。

【００８８】即ち、ユーザは、電子エンタテイメント雑
誌「ぷれじゃん」の、いわばトップメニューとなってい
るホームページのＵＲＬをパソコン１に入力し、これに
より、そのホームページを要求する。この場合、ＩＰサ
ーバ５からは、その要求に応じて、トップメニューのホ
ームページが、パソコン１に送信され、ディスプレイ１
９に表示される。

【００８９】このトップメニュー（ホームページ）に
は、例えば入会手続を行うためのボタン（入会手続ボタ
ン）と、サービスの提供を受けるためのボタン（サービ
ス開始ボタン）などが設けられており、ユーザは、入会
手続を済ませていない場合、トップメニューの入会手続
ボタンをクリックする。これに対応して、ＩＰサーバ５
からは、入会手続を行うためのホームページが送信され
てくるので、ユーザは、そのホームページに、氏名や、
住所、電話番号、電子メールアドレス、クレジットカー
ドの番号、その他必要な事項（以下、適宜、ユーザ情報
という）を入力する。ユーザ情報は、パソコン１からＩ
Ｐサーバ５に送信され、ＩＰサーバ５は、ユーザ情報を
受信すると、ユニークなＩＤ（ＵｓｅｒＩＤ）とパス
ワード（Ｐａｓｓｗｏｒｄ）を発行する。ＩＤとパスワ
ードは、ＩＰサーバ５からパソコン１に送信され、ディ
スプレイ１９に表示されることで、ユーザに知らされ
る。

【００９０】なお、ユーザ情報は、そのユーザに発行し
たＩＤとパスワードとともに、ＩＰサーバ５において登
録される（例えば、光磁気ディスク２６などに記憶され
る）。

【００９１】以上のような入会手続が終了すると、ステ
ップＳ２からステップＳ４に進み、電子エンタテイメン
ト雑誌「ぷれじゃん」についてのサービスの提供が開始
される。即ち、上述の図４に示したホームページが、Ｉ
Ｐサーバ５からパソコン１に送信され、ディスプレイ１
９に表示される。

【００９２】一方、既に入会手続を済ませ、従って、Ｉ
Ｄとパスワードを有しているユーザは、トップメニュー
のサービス開始ボタンをクリックする。これに対応し
て、ＩＰサーバ５からは、ＩＤとパスワードが要求され
る。パソコン１（ＷＷＷブラウザ３１）は、この要求を
受信すると、ＩＤとパスワードを入力するためのウイン
ドウを開き、ユーザに、その入力を要求する。ユーザ
は、ステップＳ１からＳ３に進み、ＩＤとパスワードを
入力する。この入力されたＩＤとパスワードは、パソコ
ン１からＩＰサーバ５に送信される。そして、ＩＰサー
バ５は、パソコン１からのＩＤとパスワードとの組み合
わせが正しいかどうかを判定し、正しい場合には、図４
に示したホームページをパソコン１に送信し、ステップ
Ｓ４において、ディスプレイ１９に表示させる。

【００９３】なお、パソコン１からのＩＤとパスワード
との組み合わせが正しくない場合、ＩＰサーバ５は、サ
ービスの提供を拒否する。

【００９４】以上のようにして、図４のホームページが
表示された後は、ユーザは、上述したようなサービスの
提供を受けることができる。

【００９５】ユーザは、例えばオンラインショッピング
をする場合や、商品に関する情報を得たい場合または提
供したい場合、ステップＳ５において、図１２や、図１
６および図１７に示した、あるいは図３０および図３１
に示す商品に関する詳細な情報が表示されているホーム
ページを、上述したようにして要求し、ディスプレイに
１９に表示させる。

【００９６】ここで、図３０および図３１は、図１４に
示したホームページの「バックナンバー・オブ・ＣＤ」
をクリックして得られるホームページの中で紹介されて
いるＣＤを指定（マウスでクリック）したときに、ＩＰ
サーバ５から送信されてくる、そのＣＤの詳細が表示さ
れたホームページを示している。なお、図３０および図
３１は、１つのホームページを構成しており、図３１
は、図３０に続く部分である。また、図３０および図３
１に示すホームページは、図１２や、図１６および図１
７における場合と同様に構成されている。

【００９７】図３０および図３１に示したホームページ
が表示されている状態において、ユーザは、そこで紹介
されているＣＤを購入するかどうかを決めるためなど
に、上述したフォーラムに対応する「いいたい放題」の
欄（図３１）にある投稿情報（ユーザから投稿された情
報）の詳細を確認したいとき、図２９のステップＳ５か
ら図３２のステップＳ１１に進み、「いいたい放題」の
欄の、確認を行いたいものの最も左にあるタイトル番号
の部分をクリックする。これに対応して、ＩＰサーバ５
からパソコン１には、そのクリックされた投稿情報のす
べてが表示されたホームページが送信される。これによ
り、ステップＳ１２において、例えば図３３に示すよう
な投稿情報のすべてが記載されているホームページが、
ディスプレイ１９に表示される。なお、図３３は、図３
１の「いいたい放題」の欄のタイトル番号「０００１」
がクリックされた場合に表示されるホームページを示し
ている。

【００９８】ユーザは、図３０に示したホームページの
商品情報や、図３１または図３３に示したホームページ
の投稿情報を参照するなどした結果、そのＣＤの購入を
決めた場合、図２９のステップＳ５から図３４のステッ
プＳ２１に進み、図３０および図３１に示したホームペ
ージが表示されている状態において、注文ボタン４１に
対応する「このＣＤくださいな！」ボタン（図３１）を
クリックする。これに対応して、ＩＰサーバ５からパソ
コン１には、そのＣＤを購入するための必要事項を入力
するためのホームページが送信される。これにより、ス
テップＳ２２において、例えば図３５に示すような必要
事項を入力するためのホームページが、ディスプレイ１
９に表示される。

【００９９】なお、ユーザの氏名や、住所、電話番号な
どは、サービスの提供を開始する前に入力されたＩＤと
パスワードから、ＩＰサーバ５において認識することが
できるので、ホームページは、そのような事項が反映さ
れたもの（氏名や、住所、電話番号などが表示されたも
の）が表示される。

【０１００】そして、ステップＳ２３において、ユーザ
は、図３６に示すように、購入するＣＤの数（数量）、
ＩＤ、およびパスワードを入力し、ステップＳ２４に進
み、「注文します」ボタンをクリックする。これに対応
して、ＩＰサーバ５からパソコン１には、ユーザが入力
した事項を確認するためのホームページが送信される。
これにより、ステップＳ２５において、例えば図３７に
示すような確認を行うためのホームページが、ディスプ
レイ１９に表示される。

【０１０１】ユーザは、このホームページを見て、内容
に誤りがないかどうかを確認する。誤りがある場合に
は、「変更する」ボタンをクリックする。この場合、図
３６（図３５）に示すホームページが表示されるので、
ユーザは、再度入力をやり直す。また、図３７のホーム
ページに表示された内容に誤りがない場合、ユーザは、
「ＯＫ」ボタンをクリックする。すると、ステップＳ２
６において、図３５（図３６）に示したホームページに
入力した事項が、注文を要求する旨とともに、注文デー
タとして、パソコン１からＩＰサーバ５に送信される。

【０１０２】ＩＰサーバ５は、パソコン１から注文デー
タを正常受信すると、ステップ２７において、その正常
受信を知らせるための、例えば図３８に示すような電子
メールを、パソコン１に送信する。ユーザは、この電子
メールを見ることで、ＣＤの注文が正常に行われたこと
を確認することができる。

【０１０３】その後、ＩＰサーバ５から、例えばＣＤの
販売店に対し、注文データにしたがった発注が行われ、
ＣＤが、ユーザの元に郵送などされるとともに、その代
金が、ユーザのクレジットカードの番号に基づいて引き
落とされる。

【０１０４】ユーザは、以上のようにして商品（上述の
場合はＣＤ）を購入した後、その商品に関する情報（例
えば、評価や使い勝手など）を投稿したい場合には、図
２９のステップＳ５から図３９のステップＳ３１に進
み、図３０および図３１に示したホームページが表示さ
れている状態において、投稿ボタン４２に対応する「い
いたい放題もの申す」ボタン（図３１）をクリックす
る。これに対応して、ＩＰサーバ５からパソコン１に
は、投稿を行うためのホームページが送信される。これ
により、ステップＳ３２において、例えば図４０に示す
ような投稿を行うためのホームページが、ディスプレイ
１９に表示される。

【０１０５】なお、この場合も、ユーザの氏名や、電子
メールアドレスなどは、サービスの提供を開始する前に
入力されたＩＤとパスワードから、ＩＰサーバ５におい
て認識することができるので、ホームページは、そのよ
うな事項が反映されたもの（氏名や、電子メールアドレ
スなどが表示されたもの）が表示される。

【０１０６】そして、ステップＳ３３において、ユーザ
は、図４１に示すように、「タイトル」の欄に、投稿す
る内容を表したタイトルなどを、「内容」の欄に、商品
の評価、その他感想などを入力し、ステップＳ３４に進
み、「投稿する」ボタンをクリックする。これにより、
パソコン１からＩＰサーバ５に対し、ステップＳ３３で
入力された投稿情報が送信される。そして、ステップＳ
３４において、ＩＰサーバ５では、その投稿情報が、図
３０および図３１に示したホームページの「いいたい放
題」の欄に、追加する形で反映される。

【０１０７】以上のように、図３０および図３１に示し
たホームページにおいては、商品情報が、ユーザからの
投稿情報とともに表示されるので、ユーザは、商品情報
および投稿情報の両方を、容易に見ることができる。さ
らに、そのホームページには、「このＣＤくださいな
！」ボタン（注文ボタン４１）が設けられているので、
商品情報や投稿情報を見て、ＣＤ（商品）の購入を決め
たユーザは、そのＣＤを容易に購入することができる。
また、「いいたい放題もの申す」ボタン（投稿ボタン４
２）も設けられているので、商品を購入したユーザは、
その商品についての投稿を、容易に行うことができる。

【０１０８】次に、以上のようなサービスを提供するＩ
Ｐサーバ５について説明する。図４２は、以上のような
サービスを提供するＩＰサーバ５を機能的に表したブロ
ック図である。

【０１０９】ホームページ記憶部５１は、図２６（ある
いは、図１２、図１６および図１７、または図３０およ
び図３１など）に示した、商品情報、注文ボタン４１、
および投稿ボタン４２が１ページにされたホームページ
のデータ、さらには、上述したその他のホームページの
データを記憶している。投稿情報記憶部５２は、上述し
たように、パソコン１から送信されてくる投稿情報を、
その商品についての、ホームページ記憶部５１に記憶さ
れている商品情報（ホームページ）と対応付けて記憶す
るようになされている。会員情報記憶部５３は、上述し
た入会手続によってパソコン１から送信されてくるユー
ザの氏名や住所、電子メールアドレスその他のユーザ情
報を、そのユーザに発行したＩＤおよびパスワードと対
応付け、会員情報として記憶するようになされている。

【０１１０】情報処理部５４は、パソコン１からの要求
に応じて、ホームページデータ記憶部５１に記憶されて
いるホームページのデータを、必要ならば、それに、投
稿情報記憶部５２、または会員情報記憶部５３の記憶内
容を付加して１ページのホームページのデータにして、
パソコン１に供給するようになされている。通信処理部
５５は、情報処理部５４が出力するデータを、インター
ネット４に送信し、また、インターネット４を介して送
信されてくるデータを受信し、情報処理部５４に出力す
るようになされている。

【０１１１】なお、ホームページ記憶部５１、投稿情報
記憶部５２、および会員情報記憶部５３は、図３の光磁
気ディスク２６（またはハードディスク２５）に、情報
処理部５４は、図３のＣＰＵ２１に、通信処理部５５
は、図３の通信部２７に、それぞれ対応する。

【０１１２】次に、図４３のフローチャートを参照し
て、その動作について説明する。まず最初に、ステップ
Ｓ４０において、パソコン１から、商品情報が表示され
たホームページ（図２６などに示したようなホームペー
ジ）の要求があったかどうかが、情報処理部５４によっ
て判定される。ステップＳ４０において、商品情報が表
示されたホームページの要求がなかったと判定された場
合、ステップＳ４１に進み、他の処理が行われ、ステッ
プＳ４０に戻る。また、ステップＳ４０において、商品
情報が表示されたホームページの要求があったと判定さ
れた場合、ステップＳ４２に進み、情報処理部５４にお
いて、その要求のあったホームページがホームページ記
憶部５１から読み出される。さらに、ステップＳ４２で
は、そのホームページに表示された商品情報に、後述す
るステップＳ５０で対応付けられて投稿情報記憶部５２
に記憶されている投稿情報がある場合、その投稿情報が
ホームページに付加（反映）され、通信処理部５５を介
して、パソコン１に送信される。

【０１１３】これにより、パソコン１（ディスプレイ１
９）においては、図２６に示したような商品情報、注文
ボタン４１、投稿ボタン４２、および投稿情報が１ペー
ジにされたホームページが表示される。なお、この場
合、投稿情報は、情報処理部５４において、図２６に示
したように、いわば帯状の形に編集されて、ホームペー
ジに付加される。また、パソコン１から要求のあったホ
ームページに表示された商品情報に対応付けられている
投稿情報がない場合は、ホームページ記憶部５１から読
み出されたホームページだけが送信される。従って、こ
の場合、ホームページは、図２６に示したフォーラムの
欄がない形で表示される。

【０１１４】その後、情報処理部５４では、パソコン１
から注文ボタン４１の操作に対応するデータ（以下、適
宜、注文ボタン操作データという）が送信されてきたか
否かが、ステップＳ４３において判定される。ステップ
Ｓ４３において、注文ボタン操作データが送信されてき
たと判定された場合、即ち、ユーザによって注文ボタン
４１が操作された場合、ステップＳ４５に進み、情報処
理部５４は、図３５などに示したような注文に必要な事
項を入力するためのホームページ（注文用ホームペー
ジ）をホームページ記憶部５１から読み出し、会員情報
記憶部５３に記憶されているユーザの氏名などととも
に、通信処理部５５を介して、パソコン１に送信する。

【０１１５】これにより、パソコン１においては、図３
５に示したように、ユーザの氏名などが反映されたホー
ムページ（注文用ホームページ）が表示される。

【０１１６】その後、上述したように、ユーザによっ
て、注文用ホームページに必要な事項が入力され、パソ
コン１から注文データが送信されてくると、情報処理部
５４では、ステップＳ４６において、その注文が受け付
けられ、例えばＣＧＩのプログラムなどにしたがって処
理される。さらに、情報処理部５４では、ステップＳ４
７において、図３８に示したような確認用の電子メール
が送信される。

【０１１７】その後、ステップＳ４８に進み、情報処理
部５４において、注文の集計がとられ、通信処理部５５
に出力される。さらに、ステップＳ４８において、その
集計結果に基づいて、商品の販売店に対して、商品の発
注が行われ、ステップＳ４３に戻る。即ち、通信処理部
５５において、発注書が、例えばＦＡＸや電子メールな
どで、販売店に送信される。

【０１１８】一方、ステップＳ４３において、注文ボタ
ン操作データが送信されてきていないと判定された場
合、ステップＳ４９に進み、パソコン１から投稿ボタン
４２（図２６）の操作に対応するデータ（以下、適宜、
投稿ボタン操作データという）が送信されてきたか否か
が、情報処理部５４によって判定される。ステップＳ４
９において、投稿ボタン操作データが送信されてきたと
判定された場合、即ち、ユーザによって投稿ボタン４２
が操作された場合、上述したようにして、その後に、パ
ソコン１から送信されてくる投稿情報が、情報処理部５
４で受信される。そして、情報処理部５４では、例えば
ＣＧＩのプログラムなどにしたがって、受信された投稿
情報が、ステップＳ４２で送信したホームページに表示
されている商品情報に対応付けられて、投稿情報記憶部
５２に記憶され、ステップＳ４３に戻る。

【０１１９】なお、投稿情報記憶部５２に記憶された投
稿情報は、例えば、その投稿がされたときから所定の期
間が経過すると、投稿情報記憶部５２から削除されるよ
うになされている。

【０１２０】また、ステップＳ４９において、投稿ボタ
ン操作データが送信されてきていないと判定された場
合、ステップＳ５１に進み、その他の処理が行われ、ス
テップＳ４３に戻る。即ち、ユーザ側において、例えば
「いいたい放題」の欄（フォーラムの欄）のタイトル番
号の部分のクリックなどが行われた場合には、そのタイ
トル番号に対応する投稿情報の詳細が、投稿情報記憶部
５２から読み出され、パソコン１に送信される。

【０１２１】なお、投稿情報記憶部５２に記憶された投
稿情報は、商品のマーケティングのためのデータとして
有効利用することができる。

【０１２２】次に、図９で説明したボタン１１１または
１１２について、図４４を参照して、さらに説明する。
図４４は、図１４に示したホームページが表示されてい
る場合において、「今月のおすすめＣＤ」の部分がクリ
ックされたときに、ＩＰサーバ５から送信されてくるホ
ームページを示している。このホームページにおいて
も、図９に示した「今月のおすすめ書籍」に対応するホ
ームページにおける場合と同様に、ＣＤが、ジャンル別
に分類され、所定のアルバム数（枚数）単位（図４４の
実施例においても、図９の実施例における場合と同様に
３枚単位）で紹介されている。各ジャンルのＣＤが紹介
されている単位の右下部分には、図９で説明したボタン
１１１および１１２と同様のボタンが設けられており、
これらをクリックすることによって、図９で説明したよ
うに、画面に表示される単位が、ページめくりをするよ
うにスクロールされる。

【０１２３】即ち、例えば図４４のホームページのクリ
スマスソングのＣＤが紹介されている部分（図４４の上
半分の部分）が画面に表示されている場合において、そ
の下部にある下方向を向いているボタン（図９のボタン
１１２に対応するボタン）がクリックされると、画面の
表示は、図４４のホームページのロックのＣＤが紹介さ
れている部分（図４４の下半分の部分）に変化する。そ
して、この状態において、図４４のホームページのロッ
クのＣＤが紹介されている部分（図４４の下半分の部
分）の下部にある上方向を向いているボタン（図９のボ
タン１１１に対応するボタン）がクリックされると、画
面の表示は、再び、例えば図４４のホームページのクリ
スマスソングのＣＤが紹介されている部分（図４４の上
半分の部分）に戻る。

【０１２４】次に、図３０および図３１に示したホーム
ページについて、図４５を参照して、さらに説明する。
上述したように、図３１は、図３０に続く部分であり、
この図３０および図３１は、１つ（１ページ）のホーム
ページを表している。図４５は、その様子を示してい
る。言い換えれば、図３０には、図４５に示す１ページ
のうちの点線で囲んである範囲が示してあり、図３１に
は、その残りの範囲が示してある。

【０１２５】以上、本発明を、インターネットのＷＷＷ
を利用して提供するサービスに適用した場合について説
明したが、本発明は、インターネット以外の、例えばＣ
ＡＴＶ網や、衛星回線などを利用して提供するオンライ
ンショッピングその他に適用可能である。

【０１２６】なお、本明細書中における商品には、ＣＤ
や書籍などの物理的な物の他、例えばいわゆる金融商品
や、旅行会社が提供する旅行に関するサービスなども含
まれる。

【０１２７】また、本実施例では、本発明を、ＣＤや書
籍などを購入する場合を例に説明したが、本発明は、こ
のような有償の商品の他、無償の商品（例えば、商品カ
タログなど）についても適用可能である。

【０１２８】さらに、商品情報、注文ボタン４１、投稿
ボタン４２、およびフォーラムの欄が１ページにされた
ホームページのレイアウトは、図２６などに示したもの
に限定されるものではない。

【０１２９】

【発明の効果】請求項１に記載の情報処理装置によれ
ば、端末装置からの要求に応じて、商品情報が、それと
対応付けられている投稿情報とともに供給される。従っ
て、端末装置側において、商品情報および投稿情報の両
方を、容易に得ることができる。

【０１３０】請求項５に記載の表示方法によれば、商品
に関する商品情報と、その商品について、ユーザから投
稿されてくる投稿情報とを１ページで表示させる。従っ
て、商品情報および投稿情報の両方を、容易に得ること
ができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明を適用したネットワークシステムの一実
施例の構成を示すブロック図である。

【図２】図１のパソコン１の構成例を示すブロック図で
ある。

【図３】図１のＳＰサーバ３（ＩＰサーバ５）の構成例
を示すブロック図である。

【図４】図１のＩＰサーバ５が提供するサービスのメニ
ュー画面（ホームページ）を示す図である。

【図５】図２のディスプレイ１９の表示例を示す図であ
る。

【図６】図１のＩＰサーバ５が提供する書籍に関するサ
ービスのホームページを示す図である。

【図７】図１のＩＰサーバ５が提供する書籍に関するホ
ームページを示す図である。

【図８】図７に続く図である。

【図９】図１のＩＰサーバ５が提供する書籍に関するホ
ームページを示す図である。

【図１０】図１のＩＰサーバ５が提供する書籍に関する
ホームページを示す図である。

【図１１】図１のＩＰサーバ５が提供する書籍に関する
ホームページを示す図である。

【図１２】図１のＩＰサーバ５が提供する書籍に関する
ホームページを示す図である。

【図１３】図１のＩＰサーバ５が提供する書籍に関する
ホームページを示す図である。

【図１４】図１のＩＰサーバ５が提供する音楽に関する
ホームページを示す図である。

【図１５】図１のＩＰサーバ５が提供する音楽に関する
ホームページを示す図である。

【図１６】図１のＩＰサーバ５が提供する音楽に関する
ホームページを示す図である。

【図１７】図１６に続く図である。

【図１８】図１のＩＰサーバ５が提供する音楽に関する
ホームページを示す図である。

【図１９】図１８に続く図である。

【図２０】図１のＩＰサーバ５が提供する雑誌に関する
ホームページを示す図である。

【図２１】図２０に続く図である。

【図２２】図１のＩＰサーバ５が提供する趣味に関する
ホームページを示す図である。

【図２３】図１のＩＰサーバ５が提供する趣味に関する
ホームページを示す図である。

【図２４】図１のＩＰサーバ５が提供する趣味に関する
ホームページを示す図である。

【図２５】図１のＩＰサーバ５が提供する趣味に関する
ホームページを示す図である。

【図２６】本発明による表示例を示す図である。

【図２７】本発明による表示例を示す図である。

【図２８】本発明による表示例を示す図である。

【図２９】本発明によるサービスを受ける場合の、パソ
コン１の操作手順を説明するためのフローチャートであ
る。

【図３０】図１のＩＰサーバ５が提供する音楽に関する
ホームページを示す図である。

【図３１】図３０に続く図である。

【図３２】図２９のフローチャートに続くフローチャー
トである。

【図３３】図１のＩＰサーバ５が提供する音楽に関する
ホームページを示す図である。

【図３４】図２９のフローチャートに続くフローチャー
トである。

【図３５】図１のＩＰサーバ５が提供する音楽に関する
ホームページを示す図である。

【図３６】図１のＩＰサーバ５が提供する音楽に関する
ホームページを示す図である。

【図３７】図１のＩＰサーバ５が提供する音楽に関する
ホームページを示す図である。

【図３８】図１のＩＰサーバ５が提供する電子メールを
示す図である。

【図３９】図２９のフローチャートに続くフローチャー
トである。

【図４０】図１のＩＰサーバ５が提供する音楽に関する
ホームページを示す図である。

【図４１】図１のＩＰサーバ５が提供する音楽に関する
ホームページを示す図である。

【図４２】本発明によるサービスを提供するＩＰサーバ
５の機能を説明するためのブロック図である。

【図４３】図４２のＩＰサーバ５の動作を説明するため
のフローチャートである。

【図４４】図１のＩＰサーバ５が提供する音楽に関する
ホームページを示す図である。

【図４５】図１のＩＰサーバ５が提供する音楽に関する
ホームページを示す図である。

【符号の説明】

１パソコン２公衆網３ＳＰサーバ４インターネット５ＩＰサーバ５１ホームページ記憶部５２投稿情報記憶部５３会員情報記憶部５４情報処理部５５通信処理部

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】複数の端末装置に接続された情報処理装
置であって、商品に関する商品情報を記憶している商品情報記憶手段
と、前記商品について、ユーザから投稿されてくる投稿情報
であって、前記端末装置から送信されてくるものを、そ
の商品に関する前記商品情報と対応付けて記憶する投稿
情報記憶手段と、前記端末装置からの要求に応じて、前記商品情報を、そ
れと対応付けられている前記投稿情報とともに供給する
供給手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
【請求項２】前記供給手段は、前記投稿情報を投稿す
るための投稿ボタン、前記商品情報、およびそれと対応
付けられている前記投稿情報を、１ページにして、前記
端末装置に供給することを特徴とする請求項１に記載の
情報処理装置。
【請求項３】前記供給手段は、前記商品を注文するた
めの注文ボタン、前記商品情報、およびそれと対応付け
られている前記投稿情報を、１ページにして、前記端末
装置に供給することを特徴とする請求項１に記載の情報
処理装置。
【請求項４】前記端末装置からの要求に応じて、前記
商品を発注する発注手段をさらに備えることを特徴とす
る請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項５】情報を表示する表示装置に、前記情報を
表示させるための表示方法であって、商品に関する商品情報と、その商品について、ユーザから投稿されてくる投稿情報
とを１ページで表示させることを特徴とする表示方法。
【請求項６】前記商品情報および投稿情報に加えて、
前記投稿情報を投稿するための投稿ボタンも１ページで
表示させることを特徴とする請求項５に記載の表示方
法。
【請求項７】前記商品情報および投稿情報に加えて、
前記商品を注文するための注文ボタンも１ページで表示
させることを特徴とする請求項５に記載の表示方法。