JP2002140489A - 感動共感システム - Google Patents

感動共感システム

Info

Publication number
JP2002140489A
JP2002140489A JP2000335577A JP2000335577A JP2002140489A JP 2002140489 A JP2002140489 A JP 2002140489A JP 2000335577 A JP2000335577 A JP 2000335577A JP 2000335577 A JP2000335577 A JP 2000335577A JP 2002140489 A JP2002140489 A JP 2002140489A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
evaluation
work
internet
participant
publishing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000335577A
Other languages
English (en)
Inventor
Kikuo Yoda
規矩男 與田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OYOMISHA KK
Original Assignee
OYOMISHA KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by OYOMISHA KK filed Critical OYOMISHA KK
Priority to JP2000335577A priority Critical patent/JP2002140489A/ja
Publication of JP2002140489A publication Critical patent/JP2002140489A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ネット体験にまつわる感動体験に関する著作
物を、手間とコストを掛けることなく大勢の人に伝える
ことができ、その内容に関する感動の共感深度を客観的
に把握することができると共に、出版にかかるコストを
賄う心配や、出版するのに要求される著作量を確保する
心配をすることなく出版することが可能な、感動共感シ
ステムを提供しようとするものである。 【構成】 公表手段、閲覧手段、評価手段、評価集計手
段、および出版指示手段で構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は感動共感システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】今日のように、マスコミが発達した時代
においては、特に、人々は人生のさまざまな場面で感動
する機会に多く遭遇している。例えば、オリンピックの
テレビ画面、映画や本、友人の結婚式等である。ところ
が、近年におけるコンピュータやパソコン、通信システ
ムに関する技術の進歩にはめざましいものがあり、その
過程で生まれたインターネットは想像をはるかに越える
スピードで拡大しているが、このインターネットが、新
たな感動の機会を提供する場となっている。即ち、例え
ば、今まで手紙や電話等でしかできなかった遠隔地に住
む人やたくさんの人との電子メール交換、会話のなかっ
た親子が電子メールのおかげで毎日対話を行なっている
事実、結婚式やペット等のリアルタイムでの画像の受
信、絵メールの交換、世界中の知らない人との突然の対
話等、ネットを通じてしか味わうことのできない感動
が、新たなジャンルとして登場してきている。このよう
な感動の場面は、それに遭遇した人のみが、その感動を
享受しているに過ぎないのが現状である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような、ネット
を通じた新しいジャンルの感動の場面に遭遇した人が、
その感動を他の人に伝えようと思ってその場面を表現し
た著作物を作成してみても、電子メールの送付では大勢
に送るには限界がある。また、インターネット上で公開
しようとすれば、ホームページを開設する必要があり、
手間とコストがかかる。また、この著作物を出版しよう
としても、出版にかかるコストを賄うのは困難であるこ
とが多く、また、出版するのに要求される著作量を確保
できないのが通常である。また、それ以前に、この著作
物が、果たして他の人を感動させることができるか否
か、一般的には明白ではなく、不安が残る。そこで、こ
の発明は、このような問題に対処するためになされたも
のであって、ネット体験にまつわる感動体験に関する著
作物を、手間とコストを掛けることなく大勢の人に伝え
ることができ、その内容に関する感動の共感深度を客観
的に把握することができると共に、出版にかかるコスト
を賄う心配や、出版するのに要求される著作量を確保す
る心配をすることなく出版することが可能な、感動共感
システムを提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、インターネッ
ト等のネットワーク上で体験された感動体験を、ネット
ワークを用いて更に広く紹介して、多くの人に感動を得
る機会を与えると共に、その感動の程度を客観的な方法
で測定して、レベルの高いものを出版に結び付けようと
するものである。本発明の発明者は、感動の程度を客観
的に測定する方法として、この著作物の閲覧者に持ち点
を与えて、複数の著作物の中から持ち点の全部または一
部を投票させ、その結果を集計して判断する方法を思い
ついた。即ち、閲覧者に予め定めた一定の投票持ち点を
付与し、感動した程度が飛び抜けて大きい場合は一つの
著作物に集中して、そうでない場合は複数の著作物に分
散して感動した程度に応じて、投票持ち点を投票させ、
その結果を集計するものである。この発明は、このよう
な方法を採用したものである。尚、本発明において、著
作物とは、感動体験を文章や絵、絵文字などの表現方法
を用いて表現されたものを言い、共感深度とは、著作物
を閲覧した人が感動した程度を表す。
【0005】本発明の感動共感システムは、具体的に
は、下記のような方法である。即ち、感動者がネット体
験にまつわる感動体験に関する著作物を、ネット上で応
募することにより公表できる公表手段と、異なる前記感
動者によって公表された複数の前記著作物を、同条件で
ネット参画者に閲覧させる閲覧手段と、前記ネット参画
者が前記閲覧手段を通じて前記著作物を閲覧して得た共
感深度を、対外的に客観的な方法により評価する評価手
段と、前記評価手段による評価を前記ネット参画者に対
して要請すると共に、その結果を集計して総合評価する
評価集計手段と、前記評価集計手段による総合評価の高
い前記著作物を、書籍として出版するための指示を行な
う出版指示手段と、でなる感動共感システムである。
【0006】図1のAの部分は、上記の本発明の感動共
感システムの構成を、その構成要素である各手段間の媒
介要素と共に表した構成説明図である。尚、図1のすべ
ての手段は、インターネットなどのネットワーク上に設
けられる。図1のAにおいて、本発明の感動共感システ
ムは、公表手段1、閲覧手段2、評価手段3、評価集計
手段4、および出版指示手段5で構成される。
【0007】次に、本発明の感動共感システムの動作に
ついて、図1のAの部分を参照しながら説明する。イン
ターネット等のネットワーク上で感動体験を得た感動者
11は、この感動体験を表現した著作物1aを、ネット
ワーク上に設けられた公表手段1に応募することによ
り、ネットワーク上に公表できる。公表手段1として
は、例えば、インターネット上に開設されている感動体
験の募集用のホームページへ向けて、電子メールで送付
する等により、ホームページ上に掲載される等が考えら
れる。この公表された著作物1bを同じくネットワーク
上に設けられた閲覧手段2により、ネット参画者12が
閲覧を行なう。閲覧手段2としては、上記のホームペー
ジをネット参画者12のパソコンのブラウザを用いてア
クセスすることにより行なう等が考えられる。ネット参
画者12の閲覧の結果、このネット参画者12が、評価
手段3によりその共感深度を対外的に客観的な方法によ
り評価する。対外的に客観的な方法により評価すると
は、例えば、前述したように、閲覧者に持ち点を与え
て、複数の著作物の中から持ち点の全部または一部を投
票する等の方法で評価することである。つまり、閲覧者
に、予め定められた一定の投票持ち点を付与し、感動し
た程度が飛び抜けて大きい場合は一つの著作物に集中し
て、そうでない場合は複数の著作物に分散して感動した
程度に応じて、投票持ち点を投票することで評価する。
この評価方法では、持ち点は数字で表されるので、対外
的には客観的な方法ということができる。評価手段3と
しては、例えば、上記の例では、評価用のホームページ
を設けて、その中で上述の持ち点の投票を受付ける等が
考えられる。
【0008】このネット参画者12の評価の結果を、評
価集計手段4が集計して総合評価を行なう。即ち、例え
ば、上記の例では、投票された持ち点を個々の著作物毎
に集計する。そして総合評価の結果、上位にランクされ
た著作物を抽出する。評価集計手段4としては、例え
ば、上記の例では、評価手段3により評価が行なわれる
と、これに連動して自動的に集計を行なう等が考えられ
る。この総合評価は、対外的に客観的な評価を集計した
ものであるから、対外的に客観的である。尚、この評価
集計手段4は、ネットワーク上でネット参画者12に対
して、公表された著作物1bの閲覧手段2による評価を
呼びかける要請も行なう。評価集計手段4により抽出さ
れた著作物1aは、出版指示手段5により出版指示が行
なわれる。この指示に基づいて、本発明の感動共感シス
テムの運用機関等により、出版5aが行なわれる。
【0009】上記の本発明の感動共感システムでは、イ
ンターネット等のネットワーク上で感動体験を得た感動
者11が、この感動体験を表現した著作物1aを、ネッ
トワーク上に設けられた公表手段1に応募することによ
り、ネットワーク上に公表できるので、手間とコストを
掛けることなく大勢の人に伝えることができる。また、
感動体験を表現した著作物1aを閲覧したネット参画者
12が、評価手段3によりその共感深度を対外的に客観
的な方法により評価すると共に、この評価を評価集計手
段4により集計した総合評価も対外的に客観的であるか
ら、著作物の内容に関する感動の共感深度を客観的に把
握することができる。また、評価集計手段4が、抽出し
た総合評価上位にランクされた著作物に対し、出版指示
手段5が出版指示を行なうので、この出版指示を、本発
明の感動共感システムを運用する機関等が引き受けるこ
とにより、客観的に上位に評価されたネット体験にまつ
わる感動体験に関する著作物を、その感動者が、出版に
かかるコストを賄う心配や、出版するのに要求される著
作量を確保する心配をすることなく出版することが可能
となる。
【0010】上記のシステムに、出版指示手段5の指示
により出版された出版物の、ネットワーク上での販売、
および、その販売で得た利益の一部を、出版された著作
物を公表した感動者に還元する手段を付加してもよい。
即ち、上記の本発明の感動共感システムに、前記出版指
示手段の指示に基づいて出版された前記書籍を前記ネッ
トワーク上で販売するネット販売手段と、前記出版され
た前記著作物を公表した前記感動者に対して、その前記
著作物の前記評価集計手段による総合評価に応じて、前
記販売で得られた利益の一部を、著作権料としてキャッ
シュバックすることを指示する感動者キャッシュバック
指示手段とを追加したシステムとする。
【0011】図1のBの部分が、このシステムで追加し
た部分である。即ち、このシステムでは、出版指示手段
5の指示により出版された出版物を、インターネット等
のネットワーク上に設けられたネット販売手段6により
販売すると共に、この販売で得られた販売利益6aの一
部を、出版された著作物1aの公表者である感動者11
に対して、その著作物1aの評価集計手段4による総合
評価に応じて、著作権料としてキャッシュバック7aす
る指示を感動者キャッシュバック指示手段7が行なう。
【0012】このシステムでは、ネット販売手段6によ
る販売で得られた販売利益6aの一部を、客観的な総合
評価に基づいて、販売された出版物の著作物の公表者で
ある感動者11に還元するので、この還元は、ネットワ
ーク上で体験された感動体験を、ネットワークを用いて
更に多くの人に与えることを促進するために、感動者1
1に対する励みになるのみならず、不公平に陥ることな
く感動者11の応募に報いることができる。
【0013】また、上記のシステムに、出版物の販売で
得られた利益の一部を、出版された著作物を評価したネ
ット参画者に還元する手段を付加してもよい。即ち、上
記の本発明の感動共感システムに、前記出版された前記
著作物を評価した前記ネット参画者に対して、その著作
物の前記総合評価を基礎として、前記評価手段によるそ
のネット参画者の評価に応じて、前記販売で得られた利
益の一部をキャッシュバックすることを指示する参画者
キャッシュバック指示手段を追加したシステムとする。
【0014】図1のCの部分が、このシステムで追加し
た部分である。即ち、このシステムでは、出版物の販売
で得られた販売利益6aの一部を、出版された著作物1
aを評価したネット参画者12に対して、その著作物1
aの評価集計手段4による総合評価を基礎として、その
著作物1aの、評価手段3によるそのネット参画者12
の評価に応じて、キャッシュバック7aする指示を感動
者キャッシュバック指示手段7が行なう。
【0015】このシステムでは、ネット販売手段6によ
る販売で得られた販売利益6aの一部を、出版された著
作物1aを評価したネット参画者12に対して、その著
作物1aの評価集計手段4による総合評価を基礎とし
て、その著作物1aの、評価手段3によるそのネット参
画者12の評価のレベルに基づいて、そのネット参画者
12に還元するので、この還元は、ネットワーク上で体
験された感動体験を、ネットワークを用いて更に多くの
人に与えることを促進するために、ネット参画者12に
対する励みになるのみならず、不公平に陥ることなくネ
ット参画者12の評価に報いることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施例につき、図面
に基づき詳しく説明する。本実施例の感動共感システム
は、インターネット上で体験された感動体験を、インタ
ーネットを用いて更に広く紹介して、多くの人に感動を
得る機会を与えると共に、その感動の程度を客観的な方
法で測定して、レベルの高いものを出版に結び付けよう
とするものである。図2は、本実施例のシステムに用い
られるシステムの構成を示した構成図である。図2にお
いて、感動作品収集センタ21には、センタサーバ22
が備えられ、このセンタサーバ22と投稿者端末または
参画者端末25とが、インターネット24を介して接続
されている。センタサーバ22には、インターネット上
のWebサイトとして必要なハードウエアや、Webサ
ーバ22a、メールサーバ22b等のソフトウエアが備
えられているほか、感動作品収集センタ21の担当者が
操作する管理者端末23が接続されている。また、投稿
者端末または参画者端末25には、センタサーバ22の
Webサーバ22aやメールサーバ22bへのアクセス
を行なうために必要なハードウエアや、ブラウザ、メー
ラ等のソフトウエアが備えられている。
【0017】図3は、Webサーバ22aに設けられて
いる感動作品収集センタの「感動ひろば」と題するWe
bページの構成図である。図3において、このWebペ
ージは、このWebページの目次を示した「感動ひろ
ば」トップページ31、「感動ひろば」説明ページ3
2、感動作品公開ページ33、感動作品投票ページ3
4、感動作品投票結果表示ページ35、出版内容指示ペ
ージ36、出版物販売ページ37、および、投稿者およ
び閲覧者へのキャッシュバック指示ページ38で構成さ
れている。これらの各ページには、関連する処理を行な
うため、必要に応じてCGI(Common Gateway Interfac
e)プログラム等が備えられている。
【0018】次に、本実施例の感動共感システムの動作
について説明する。感動作品収集センタ21は、上述し
たように、インターネット上で体験された感動体験を表
現した著作物である感動作品を、インターネットで募集
すると共に、更に広く紹介して多くの人に感動を得る機
会を与えるために、この感動作品をインターネット上で
公開し、その感動の程度を客観的な方法で測定すべく、
この感動体験に対する感動した程度を、この感動作品の
閲覧者に投票して評価してもらい、この評価レベルの高
いものを出版するため、「感動ひろば」と題するWeb
ページをインターネット24上に開設している。そし
て、上記の説明を、「感動ひろば」説明ページ32で行
っている。
【0019】図4は、本実施例のシステムの動作を示し
たフローチャートである。図中、S数字はステップ番号
を表す。図4において、センタサーバ22が感動作品の
投稿の募集を行なうと(S1)、この募集に対して、イ
ンターネット上で感動体験をした人が、感動体験に関す
る感動作品を、投稿者端末25から、電子メールによ
り、インターネット24を介してセンタサーバ22へ送
信して投稿することができ、センタサーバ22がこれを
受付ける(S2)。このようにして、複数の感動作品が
受付けられ、センタサーバ22は、これらの感動作品を
感動作品公開ページ33を通じてインターネット上で公
開する(S3)。この公開された感動作品を、閲覧者端
末25から感動作品公開ページ33にアクセスすること
により、誰でも閲覧者として閲覧することができる。こ
のような感動作品が一定数集まった段階で、感動作品に
対する感動の程度を客観的に測定するために、感動作品
収集センタ21の担当者が、管理者端末23の操作を行
なう等により、「感動ひろば」説明ページ32に感動作
品に対する投票実施を表示する等して、一定の期間を設
けて閲覧者による持ち点投票を行なう(S4)。
【0020】そこで、閲覧者端末25からセンタサーバ
22にアクセスして、「感動ひろば」説明ページ32に
より、その趣旨を知った閲覧者が、感動作品投票ページ
34にアクセスすることにより、その閲覧者の感動の程
度に応じて投票することができる。この投票は、次のよ
うな仕組である。閲覧者に持ち点を与えて、複数の感動
作品の中から持ち点の全部または一部を投票する。つま
り、閲覧者に、予め定められた一定の投票持ち点を付与
し、感動した程度が飛び抜けて大きい場合は1つの感動
作品に集中して、そうでない場合は複数の感動作品に分
散して感動した程度に応じて、投票持ち点を投票する。
この方法では、持ち点は数字で表されるので、対外的に
は客観的な方法ということができる。例えば、閲覧者1
人あたりの持ち点を10点として、感動作品がJ、K、
L、M、Nの5つ公開されているとする。甲閲覧者が、
Kの感動作品に飛び抜けて感動したとすると、この場
合、甲閲覧者は、Kに10点を投票する。また、乙閲覧
者が、飛び抜けて感動した感動作品はなく、K、L、M
に感動したとして、その程度を、5対3対2とすると、
この場合、乙閲覧者は、Kに5点、Lに3点、Mに2点
を投票する。同様にして、丙閲覧者が、L、M、Nに、
7対1対2で感動したとすると、この場合、丙閲覧者
は、Lに7点、Mに1点、Nに2点を投票する。図5は
この様子を示している。尚、この投票の仕組の説明は、
「感動ひろば」説明ページ32に掲載されている。
【0021】持ち点投票のための一定の期間の満了の
後、上記のようにして複数の閲覧者により投票された結
果を、感動作品収集センタ21の担当者が、管理者端末
23の操作を行なう等により、感動作品投票ページ34
のCGIプログラム等を実行させて、集計すると共に、
上位にランクされた感動作品を抽出する(S5)。例え
ば、上記の例において、甲閲覧者と乙閲覧者による持ち
点投票の結果は、Jが0点、Kが15点、Lが10点、
Mが3点、そして、Nが2点である。この集計結果は、
感動作品投票結果表示ページ35で表示される。図5
は、この集計結果も示している。そして、例えば、10
点以上のKとLを上位にランクされた感動作品として抽
出するとすると、この抽出された感動作品KとLが、出
版すべき内容として、出版内容指示ページ36により表
示される。この表示により、感動作品収集センタ21
は、KとLの感動作品の出版を行なう(S6)。そして
この出版物を、出版物販売ページ37を通してインター
ネット24上で販売する(S7)。
【0022】そして、インターネット24上で体験した
感動体験を、インターネット24を用いて更に広く紹介
して、多くの人に感動を得る機会を与えることを促進す
るための励みとするために、感動作品収集センタ21
が、この販売で得られた利益の一部を、上位にランクさ
れ出版された感動作品の投稿者および、この感動作品へ
の投票者にキャッシュバックする。このキャッシュバッ
クの指示は、投稿者および閲覧者へのキャッシュバック
指示ページ38により行なわれる。このキャッシュバッ
クは投稿者と閲覧者とに分けて行なわれ(S8、S
9)、それは、次のような仕組で行われる。
【0023】まず、出版された感動作品の投稿者に対し
ては、不公平とならないように、その感動作品に対する
投票持ち点の投票の集計結果に応じて、著作権料として
出版物の販売利益の一部をキャッシュバックする。例え
ば、上記の例において、抽出された感動作品が、KとL
であるので、Kの投稿者と、Lの投稿者とにキャッシュ
バックするが、それぞれの投稿者のキャッシュバック額
の、キャッシュバック全額に対する割合は、抽出された
感動作品の全てが取得した合計点数を分母とし、分子を
それぞれの投稿者の感動作品が取得した合計点数とした
分数で表わされる割合とする。具体的には、Kに投票さ
れた合計投票持ち点15点と、Lに投票された合計投票
持ち点10点の合計点25点を分母とし、分子が、Kの
投稿者に対しては、Kに投票された合計投票持ち点15
点、Lの投稿者に対しては、Lに投票された合計投票持
ち点10点とした分数で表わされる割合とする。即ち、
Kの投稿者に対しては、15/25、つまり3/5、L
の投稿者社に対しては、10/25、つまり2/5とな
る。図6は、これを示したものである。
【0024】次に、出版された感動作品へ投票した閲覧
者に対しては、同じく不公平とならないように、その感
動作品に対する投票持ち点の投票の集計結果を基礎とし
て、その感動作品に対する閲覧者の投票した投票持ち点
に応じて、出版物の販売利益の一部をキャッシュバック
する。例えば、上記の例において、Kについては、甲と
乙とが投票しているから、甲と乙とにキャッシュバック
するが、それぞれの閲覧者のキャッシュバック額の、キ
ャッシュバック全額に対する割合は、Kに対する、即
ち、Kの投稿者に対するキャッシュバックの割合、つま
り、3/5を基礎の割合とし、この基礎の割合に、Kが
取得した合計点数を分母とし、分子をそれぞれの閲覧者
が投票した点数とした分数で表わされる分数を乗じて求
められる割合とする。具体的には、Kについては、基礎
の割合3/5に、Kが取得した合計点数15点を分母と
し、分子が、甲に対しては、甲が投票した投票持ち点1
0点、乙に対しては、乙が投票した投票持ち点5点とし
た分数を乗じて求められる割合とする。即ち、甲に対し
ては、3/5に10/15を乗じた30/75、つまり
2/5、乙に対しては、3/5に5/15を乗じた15
/75、つまり1/5となる。同様にして、Lについて
は、乙と丙とが投票しているから、乙と丙とにキャッシ
ュバックするが、それぞれの閲覧者の額の、キャッシュ
バック全額に対する割合は、乙に対しては、2/5に3
/10を乗じた6/50、つまり3/25、丙に対して
は、2/5に7/10を乗じた14/50、つまり7/
25となる。そして乙は、KとLの両方に投票している
から、1/5に3/25を加えた8/25となる。この
結果、甲に対しては、2/5、乙に対しては、8/2
5、丙に対しては、7/25となる。図7は、これを示
したものである。
【0025】本実施例の感動共感システムによれば、イ
ンターネット24上で感動体験を得た人が、投稿者とし
てこの感動体験を表現した感動作品を、インターネット
24上に設けられたセンタサーバ22へ送信して投稿す
ることにより、インターネット24上に公開できるの
で、手間とコストを掛けることなく大勢の人に伝えるこ
とができる。また、感動作品を閲覧した閲覧者が、投票
持ち点を感動の程度に応じて共感深度として投票すると
共に、この投票の結果を集計するという対外的に客観的
な方法で、感動作品の評価を行なうので、感動作品の内
容に関する感動の共感深度を客観的に把握することがで
きる。また、抽出した評価上位にランクされた感動作品
に対し、出版指示が行われ、この出版指示により、感動
作品収集センタ21がその出版を引き受けることによ
り、客観的に上位に評価されたネット体験にまつわる感
動作品を、その投稿者が、出版にかかるコストを賄う心
配や、出版するのに要求される著作量を確保する心配を
することなく出版することが可能となる。
【0026】また、出版による販売利益の一部を上位に
ランクされ出版された感動作品の投稿者および、この感
動作品への投票者にキャッシュバックするので、このキ
ャッシュバックにより、インターネット上で体験された
感動体験を、インターネットを用いて更に多くの人に与
えることを促進するため、感動作品の投稿者や投票者に
対する励みになるのみならず、不公平に陥ることなく、
これらの投稿者や投票者の評価に報いることができる。
【0027】上記の本実施例の感動共感システムでは、
感動作品の投稿、閲覧、投票による評価、出版、および
投稿者と閲覧者へのキャッシュバックを行っているが、
感動共感システムとして、閲覧者へのキャッシュバック
を除いたシステム、あるいは、投稿者と閲覧者へのキャ
ッシュバックを除いたシステムを構成することも可能で
ある。また、感動作品の投稿、閲覧および投票による評
価のみのシステムとして、感動作品の公開と共に、広告
を表示し、この広告による収入の一部を、投稿者と閲覧
者へのキャッシュバックに使用するシステムも考えられ
る。
【0028】
【発明の効果】請求項1記載の感動共感システムによれ
ば、インターネット等のネットワーク上で感動体験を得
た感動者が、この感動体験を表現した著作物を、ネット
ワーク上に設けられた公表手段に応募することにより、
ネットワーク上に公表できるので、手間とコストを掛け
ることなく大勢の人に伝えることができる。また、感動
体験を表現した著作物を閲覧したネット参画者が、評価
手段によりその共感深度を対外的に客観的な方法により
評価すると共に、この評価を評価集計手段により集計し
た総合評価も対外的に客観的であるから、著作物の内容
に関する感動の共感深度を客観的に把握することができ
る。また、評価集計手段が、抽出した総合評価上位にラ
ンクされた著作物に対し、出版指示手段5が出版指示を
行なうので、この出版指示を、本発明の感動共感システ
ムを運用する機関等が引き受けることにより、客観的に
上位に評価されたネット体験にまつわる感動体験に関す
る著作物を、その感動者が、出版にかかるコストを賄う
心配や、出版するのに要求される著作量を確保する心配
をすることなく出版することが可能となる。
【0029】請求項2記載の感動共感システムによれ
ば、ネット販売手段による販売で得られた販売利益の一
部を、客観的な総合評価に基づいて、販売された出版物
の著作物の公表者である感動者に還元するので、この還
元により、ネットワーク上で体験された感動体験を、ネ
ットワークを用いて更に多くの人に与えることを促進す
るために、感動者に対する励みになるのみならず、不公
平に陥ることなく感動者の応募に報いることができる。
【0030】請求項3記載の感動共感システムによれ
ば、ネット販売手段による販売で得られた販売利益の一
部を、出版された著作物を評価したネット参画者に対し
て、その著作物の評価集計手段による総合評価を基礎と
して、その著作物の、評価手段によるそのネット参画者
の評価のレベルに基づいて、そのネット参画者に還元す
るので、この還元により、ネットワーク上で体験された
感動体験を、ネットワークを用いて更に多くの人に与え
ることを促進するために、ネット参画者に対する励みに
なるのみならず、不公平に陥ることなくネット参画者の
評価に報いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の感動共感システムの構成説明図
【図2】本実施例の感動共感システムの構成図
【図3】本実施例の感動共感システムのWebページの
構成図
【図4】本実施例の感動共感システムの動作を示したフ
ローチャート
【図5】本実施例の感動共感システムの持ち点投票の結
果の例
【図6】本実施例の感動共感システムの投稿者へのキャ
ッシュバック割合の例
【図7】本実施例の感動共感システムの閲覧者へのキャ
ッシュバック割合の例
【符号の説明】
1 公表手段 1a 著作物 1b 公表された著作物 2 閲覧手段 2a 共感深度 3 評価手段 3a 評価 4 評価集計手段 4a 総合評価 5 出版指示手段 5a 出版 6 ネット販売手段 6a 販売利益 7 感動者キャッシュバック指示手段 7a キャッシュバック 8 参画者キャッシュバック指示手段 8a キャッシュバック 11 感動者 12 ネット参画者 21 感動作品収集センタ 22 センタサーバ 22a Webサーバ 22b メールサーバ 23 管理者端末 24 インターネット 25 投稿者端末または閲覧者端末 31 「感動ひろば」トップページ 32 「感動ひろば」説明ページ 33 感動作品公開ページ 34 感動作品投票ページ 35 感動作品投票結果表示ページ 36 出版内容指示ページ 37 出版物販売ページ 38 投稿者および閲覧者へのキャッシュバック指示ペ
ージ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 504 G06F 17/60 504

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感動者がネット体験にまつわる感動体験
    に関する著作物を、ネット上で応募することにより公表
    できる公表手段と、 異なる前記感動者によって公表された複数の前記著作物
    を、同条件でネット参画者に閲覧させる閲覧手段と、 前記ネット参画者が前記閲覧手段を通じて前記著作物を
    閲覧して得た共感深度を、対外的に客観的な方法により
    評価する評価手段と、 前記評価手段による評価を前記ネット参画者に対して要
    請すると共に、その結果を集計して総合評価する評価集
    計手段と、 前記評価集計手段による総合評価の高い前記著作物を、
    書籍として出版するための指示を行なう出版指示手段
    と、 でなる感動共感システム。
  2. 【請求項2】 前記出版指示手段の指示に基づいて出版
    された前記書籍を前記ネットワーク上で販売するネット
    販売手段と、 前記出版された前記著作物を公表した前記感動者に対し
    て、その著作物の前記評価集計手段による総合評価に応
    じて、前記販売で得られた利益の一部を、著作権料とし
    てキャッシュバックすることを指示する感動者キャッシ
    ュバック指示手段とを設けてなる請求項1記載の感動共
    感システム。
  3. 【請求項3】 前記出版された前記著作物を評価した前
    記ネット参画者に対して、その著作物の前記総合評価を
    基礎として、前記評価手段によるそのネット参画者の評
    価に応じて、前記販売で得られた利益の一部をキャッシ
    ュバックすることを指示する参画者キャッシュバック指
    示手段を設けてなる請求項2記載の感動共感システム。
JP2000335577A 2000-11-02 2000-11-02 感動共感システム Pending JP2002140489A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000335577A JP2002140489A (ja) 2000-11-02 2000-11-02 感動共感システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000335577A JP2002140489A (ja) 2000-11-02 2000-11-02 感動共感システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002140489A true JP2002140489A (ja) 2002-05-17

Family

ID=18811297

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000335577A Pending JP2002140489A (ja) 2000-11-02 2000-11-02 感動共感システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002140489A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005157700A (ja) * 2003-11-26 2005-06-16 Chugoku Electric Power Co Inc:The ノウハウ情報の利用方法
JP2008276512A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Kansai Electric Power Co Inc:The 共感度判定方法、及びシステム
JP7471578B2 (ja) 2020-04-14 2024-04-22 グリー株式会社 サーバ、通信端末及び広告提供方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09171450A (ja) * 1995-12-20 1997-06-30 Sony Corp 情報処理装置および表示方法
JPH11353308A (ja) * 1998-06-10 1999-12-24 Bunichi Matsuzaki 人物史本製作方法
JP2000040100A (ja) * 1998-07-24 2000-02-08 Mitsubishi Electric Corp 購買情報管理システム
JP2000112924A (ja) * 1998-09-30 2000-04-21 Oki Electric Ind Co Ltd 投票方式による評価支援方法およびシステム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09171450A (ja) * 1995-12-20 1997-06-30 Sony Corp 情報処理装置および表示方法
JPH11353308A (ja) * 1998-06-10 1999-12-24 Bunichi Matsuzaki 人物史本製作方法
JP2000040100A (ja) * 1998-07-24 2000-02-08 Mitsubishi Electric Corp 購買情報管理システム
JP2000112924A (ja) * 1998-09-30 2000-04-21 Oki Electric Ind Co Ltd 投票方式による評価支援方法およびシステム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005157700A (ja) * 2003-11-26 2005-06-16 Chugoku Electric Power Co Inc:The ノウハウ情報の利用方法
JP2008276512A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Kansai Electric Power Co Inc:The 共感度判定方法、及びシステム
JP7471578B2 (ja) 2020-04-14 2024-04-22 グリー株式会社 サーバ、通信端末及び広告提供方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Warnick Rhetoric online: Persuasion and politics on the World Wide Web
Kapczynski The cost of price: Why and how to get beyond intellectual property internalism
US9015589B2 (en) Virtual community for incentivized viewing of multimedia content
US8788334B2 (en) Online marketing platform
TW201227574A (en) Non-gaming on-line achievement awards
CN102232223A (zh) 多媒体内容观看确认
WO2014165453A1 (en) Offering vetted services of an originator/subject matter expert
EP2162856A1 (en) Online marketing platform
Nam Understanding the motivation to use web portals
JP2003187143A (ja) 宣伝システムおよびコンピュータプログラム
US9602878B2 (en) System and method for facilitating virtual competitions
Fernandez The right of publicity on the Internet
JP2002140489A (ja) 感動共感システム
US20150074268A1 (en) Mediacard systems and methods
Hu What matters customer engagement in live streaming e-commerce platform?(The Impact of celebrity live streamer endorser effectiveness and social support)
JP3070802U (ja) キャラクタ―・バンク装置
JP2011086080A (ja) アフィリエイト広告におけるバナー広告掲載ホームページの管理方法
JP2001344520A (ja) ネットワーク上での商品・サービス・広告情報の提供方法及びこの方法を用いた情報提供システム
JP7260721B1 (ja) チップを提供するための電子商取引管理システム
Perez et al. Is There a Community of French Fitness Influencers on YouTube? A Social Network Analysis Approach to YouTube Engagement
JP2002373239A (ja) インターネットに接続可能な携帯電話・携帯情報端末機器やパソコンなどを利用したアンケートシステム。
JP2001084302A (ja) 設問形式を用いた広告システム
JP2001160046A (ja) キャラクター・バンク・システム
Giannoulopoulos et al. “The Greek Steelbook (TGS)” The Home of Steelbook Presentations
JP2021179783A (ja) 広告代替コンテンツ表示システム