JP2001084302A - 設問形式を用いた広告システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 クイズを解く楽しみと賞品を得る楽しみをユ
ーザに与えると共に、広告出稿者のウェブサイトを見る
ことについて必然性を持たせて確実に広告効果を揚げる
ことができ、また、単に何人のユーザが訪れたかだけで
なく、訪れたユーザの汎用個人情報を広告出稿者に提供
できる広告システムを提供する。 【解決手段】 ウェブページ上に設問を出題表示し、ユ
ーザの回答データおよび個人情報データを記録する。応
募期限経過後、正解者を選別し、正解者の中から当選者
を無作為抽出して電子メールで通知する。設問にはその
ヒントを提供する広告出稿者のウェブサイトにリンクす
るヒントボタンが設けられ、ユーザが設問に回答するた
めに必然的に広告出稿者サーバのウェブサイトを見に行
くようになっている。ヒントボタンをクリックしたユー
ザの汎用個人情報データがそのクリック回数と共に広告
出稿者サーバへ通知される。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明はインターネットウェ
ブサイトにおいて広告を行うためのシステムに関し、特
に、設問形式のウェブサイトで効果的に広告を行うため
のシステムに関する。

【０００２】

【従来の技術】インターネットウェブサイトにおける広
告としては、バナー広告をウェブページに設け、そのバ
ナーをクリックすることにより、広告出稿者のサーバに
ユーザを導いて広告を行う手段が知られている。

【０００３】このような広告手段では、ユーザの関心を
引くように魅力あるバナーをウェブ上に表示させること
で行われているが、相対的に必然性に乏しいためにユー
ザにバナーをクリックして貰うことが困難なものであっ
た。また、より魅力あるバナーにするために、動画や音
楽等のようなより複雑な形体でバナー広告が行われてい
るが、希望するウェブサイトへのアクセスに余分な時間
が掛かってしまうために、ユーザに嫌われているのが現
状でる。加えて、バナーのクリック回数によってウェブ
管理サーバに支払われる広告料が決定されるため、一部
のウェブでは、そのウェブのバナーであるのか、広告出
稿者のサーバにアクセスするバナーであるのかが解り難
い形でバナーを並べることによって、クリック回数の増
加（すなわち、広告収入の増加）を図ろうとするものま
であるため、ユーザのバナーに対する嫌悪感や猜疑心を
招き、広告効果を上げ難くしている。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、クイ
ズを解く楽しみと賞品を得る楽しみをユーザに与えるこ
とができると共に、広告出稿者のサーバにリンクしたヒ
ントボタンをクリックして広告出稿者のウェブサイトを
見ることに関して必然性を持たせることにより、確実に
広告効果を揚げることができるシステムを提供すること
にある。

【０００５】本発明の別の目的は、広告出稿者にとっ
て、単に何人のユーザが自分のウェブサイトを訪れたか
だけでなく、ウェブサイトを見たユーザの年齢、性別、
職業等のような汎用個人情報をも得ることのできるシス
テムを提供することにある。

【０００６】

【課題を解決するための手段】本発明による設問形式を
用いた広告システムは、インターネットを介したユーザ
パソコンからのアクセスに対応してウェブページ上に回
答欄を備えた設問を表示するための設問データベース
と、ユーザパソコンから回答欄に入力された回答データ
および回答するユーザの汎用個人情報データを含む個人
情報データを記録するための回答情報データベースと、
回答情報データベースに記録された回答データと正解デ
ータとを比較して正解の回答データを選別するための回
答選別器と、正解の回答データを入力したユーザの中か
ら当選者を無作為に抽出するための無作為抽出器と、電
子メールにより全回答者または当選者に当選者リストま
たは当選通知を通知するための当選通知器とから構成さ
れる。ウェブページ上に表示される設問にはその設問の
答えまたはヒントを提供する広告出稿者サーバのウェブ
サイトにアクセスさせるためのヒントボタンが設けられ
ている。

【０００７】ここにおいて、ウェブページ上に表示され
る設問の内容は、少なくともユーザが質問に回答する形
式を備えたものであればどのような内容でもよい。その
ため、問題を表示してその答えを解答させるクイズやパ
ズルのような問題だけでなく、例えば、「車体の色は何
色が好きですか？」とか、「大きさは手頃と思いますか
？」等のような種々のアンケート（好ましくは、広告出
稿者のウェブサイトを見ることによって回答できるも
の）を含むことができる。また、ウェブページ上に表示
されるヒントボタンは、それをクリックすることにより
ユーザを広告出稿者のウェブサイトに導くことができる
形式のものであればどのようなものでも使用でき、例え
ば、広告出稿者のウェブサイトにリンクさせたバナーや
アイコン、広告出稿者のバナー広告、広告出稿者のウェ
ブサイトのＵＲＬ等を使用することができる。

【０００８】設問提供サーバは、インターネットを介し
たユーザパソコンからのアクセスに応じて設問データベ
ースから出題設定してウェブページ上に設問を出題表示
する。表示された設問に対するユーザパソコンからの回
答データおよび回答するユーザの汎用個人情報データを
含む個人情報データは回答情報データベースにそれぞれ
記録される。応募期限が経過した後、設問提供サーバは
回答情報データベースに記録された回答データを正解デ
ータと照合して正解者を選別し、該正解者の中から当選
者の無作為抽出を行う。全回答者または当選者に対して
は当選者リストまたは当選通知を電子メールにより通知
する。ウェブページ上に出題表示される設問には該設問
の答えまたはヒントを提供する広告出稿者サーバのウェ
ブサイトにアクセスさせるためのヒントボタンが設けら
れているため、ユーザが設問に回答するためには必然的
に広告出稿者サーバのウェブサイトを見に行くことにな
る。

【０００９】本発明による設問形式を用いた広告システ
ムは、回答情報データベースに設問中のヒントボタンが
クリックされたことを示すクリック情報データを個人情
報データの一つとして記録し、該クリック情報データに
基づいてそのクリック回数およびクリックしたユーザの
汎用個人情報データを当該ヒントボタンの広告出稿者サ
ーバへ通知するためのクリック情報通知器を更に備える
こともできる。

【００１０】設問中のヒントボタンをクリックしたこと
を示すクリック情報データを個人情報データの一つとし
て回答情報データベースに記録し、記録されたクリック
情報データに基づいてそのクリック回数およびクリック
したユーザの汎用個人情報データを当該ヒントボタンの
広告出稿者サーバへ通知するため、広告出稿者にとっ
て、単に何人が自分のウェブサイトを訪れたかを知るだ
けでなく、ユーザの年齢、性別、職業等のような汎用個
人情報を得ることができる。

【００１１】

【発明の実施の形態】本発明の実施例による設問形式を
用いた広告システムは、図１および２に示すように、イ
ンターネット１を介したユーザパソコン２からのアクセ
スに応じてウェブページ上に設問を表示するための設問
データベース３と、ユーザパソコン２から入力された回
答データおよび回答するユーザの個人情報データを記録
するための回答情報データベース４と、回答情報データ
ベース４に記録された回答データを正解データと比較し
て正解の回答データを選別するための回答選別器５と、
正解の回答データを入力したユーザの中から当選者を無
作為に抽出するための無作為抽出器６と、電子メールに
より全回答者または当選者に当選者リストまたは当選通
知を通知するための当選通知器７と、後述するヒントボ
タンのクリック情報データに基づくデータを当該ヒント
ボタンに対応する広告出稿者サーバへ通知するためのク
リック情報通知器８とから構成される。

【００１２】ウェブページは、設問を表示するための設
問欄と、ユーザが設問の回答を入力するための回答欄
と、回答するユーザの個人情報を入力するための入力欄
とを有している。設問欄、回答欄および個人欄の位置関
係や各々の態様等については設問の数や内容や種類等に
応じて適宜に選定することができる。一方、少なくとも
１つの設問は一般常識では解けない内容または回答でき
ない内容、より具体的には、広告出稿者サーバ９のウェ
ブサイトを見ることによって初めて解いたり回答したり
することができるような内容で作成される。そして、こ
のような内容の設問を掲載した設問欄またはその近傍に
は答えまたはヒントを提供する広告出稿者サーバのウェ
ブサイトにアクセスさせるためのヒントボタンが配置さ
れている。個人欄は、ユーザの名前、住所、電子メール
アドレス、電話番号等のような当選通知を出したり、賞
品を送ったりするのに必要な特定個人情報の他に、年
齢、性別、職業等のような回答者の傾向を把握するのに
必要な汎用個人情報を含む個人情報を入力するように構
成されている。

【００１３】図３に示すように、インターネット１を介
してユーザパソコン２から設問提供サーバ１０のウェブ
サイトにアクセスがあると（Ｓ１−１）、設問提供サー
バ１０はクッキー設定を要求し（Ｓ１−２）、ユーザパ
ソコン２はクッキー設定に応答する（Ｓ１−３）。設問
提供サーバはクッキーを取得すると（Ｓ１−４）、設問
データベース３から出題設定して（Ｓ１−５）ウェブペ
ージ上に設問を出題表示する（Ｓ１−６）。ユーザは、
表示された設問に対し、ユーザパソコン２から回答を行
うが、設問が広告出稿者サーバ９のウェブサイトを見る
ことによって初めて解いたり回答したりすることができ
るような内容の場合、ユーザは設問欄に設けられたヒン
トボタンをクリックすることによって広告出稿者サーバ
のウェブサイトにアクセスし（Ｓ１−７）、答えまたは
ヒントを入手（Ｓ１−８）すると、元に戻って回答欄に
回答データを書き込む（Ｓ１−９）。ユーザがヒントボ
タンをクリックしたとき（Ｓ１−７）、設問提供サーバ
１０はそれをクリック情報データとして記録する（Ｓ１
−１０）。出題設定（Ｓ１−５）から回答データ入力
（Ｓ１−９）までの作業を最終問題まで繰り返してすべ
ての設問に対するユーザの回答作業が終了すると、ユー
ザは入力欄に個人情報データを書き込み（Ｓ１−１
１）、回答データおよび個人情報データを回答情報デー
タベース４に登録する（Ｓ１−１２）。

【００１４】応募期間が経過すると、図４に示すよう
に、設問提供サーバ１０のウェブ管理者１０ａは回答選
別器５に抽選処理を行うよう指示し（Ｓ２−１）、回答
選別器５は回答情報データベース４に記録された回答デ
ータを正解データと照合して正解者を選別する（Ｓ２−
２）。この正解者の中から無作為抽出器６よって当選者
を無作為に抽出し（Ｓ２−３）、当選通知器７より当選
者に対して当選通知および／または全回答者に対して当
選者リストを作成して（Ｓ２−４）電子メールで通知す
る（Ｓ２−５）。当選したおよび／または通知を受けた
ユーザは、設問提供サーバの当選者リストランキングに
アクセスし（Ｓ２−６）、当選者であることの確認、景
品入手方法の指定等を行って景品を入手する。

【００１５】前述の設問に回答するためにユーザがヒン
トボタンをクリックしたとき、図５に示すように、どの
ユーザがどのヒントボタンをクリックしたかについての
クリック情報データが個人情報データの一つとして回答
情報データベース４に記録される（Ｓ３−１）。クリッ
ク情報データは定期的に集計され（Ｓ３−２）、広告出
稿者サーバ９へマーケティングデータとして通知される
（Ｓ３−３）。このマーケティングデータは、該当する
ヒントボタンのクリック回数とその日時とクリックした
ユーザの汎用個人情報とから構成されており、これによ
り、広告出稿者はクリック回数に応じた広告掲載料を設
問提供サーバへ支払う一方、どのようなユーザ層が自分
のウェブサイトを訪れたかを知ることができるため、マ
ーケティングに利用することができる。

【００１６】図６〜１１は、それぞれ、上述した広告シ
ステムにおける回答処理、回答登録処理、会員登録処
理、正解者抽出処理、当選者抽出処理、クリック情報処
理についての実際的なフローチャートである。

【００１７】回答処理Ｐ１は、図６に示すように、ま
ず、設問提供サーバ１０のウェブページにウェブ設問開
始画面Ｐ１−１を表示し、「設問に回答するか？」の問
合せＰ１−２を行う。このとき、ユーザが「Ｎｏ」を選
択するとウェブ設問終了画面Ｐ１−２−１に移行して設
問提供サービスを終了する。一方、「Ｙｅｓ」が選択さ
れると、クッキーの設定Ｐ１−３が行われた後、「最後
の問題か？」の切替えＰ１−４に移行する。通常、この
ときはユーザにとって最初の問題であるので「Ｎｏ」と
なり、出題設定Ｐ１−５が行われ、ウェブ設問回答画面
Ｐ１−６に移行する。ウェブ設問回答画面での回答が行
われると、問合せＰ１−４に戻る。この問合せＰ１−４
からウェブ設問回答画面Ｐ１−６までのシーケンスは、
最後の問題に対して回答が行われるまで繰り返される。
ここにおいて、出題設定Ｐ１−５が行われるとき、その
設問に関するヒントまたは答えがある場合、それを提供
する広告出稿者のウェブサイトにアクセスするためのヒ
ントボタンがウェブ設問回答画面Ｐ１−６に表示される
ことに留意されたい。ユーザは、ヒントを必要とすると
き、このヒントボタンをクリックして広告出稿者のウェ
ブサイトを訪れ、ヒントを入手した（Ｐ１−７）後にウ
ェブ設問回答画面Ｐ１−６に戻って回答作業を続行する
ことになる。最後の問題に対する回答が行われると、問
合せＰ１−４で「Ｙｅｓ」となって回答登録処理Ｐ２に
移行する。

【００１８】回答登録処理Ｐ２は、図７に示すように、
まず、回答者データベース登録説明画面Ｐ２−１を表示
して、「回答者データベースに登録するか？」の問合せ
Ｐ２−２を行う。ここで「Ｎｏ」が選択されると、ウェ
ブ設問終了画面Ｐ２−２−１に移行して設問提供サービ
スを終了する。「Ｙｅｓ」が選択されると、回答者デー
タベース登録画面Ｐ２−３を表示し、「登録済の会員か
？」の問合せＰ２−４を行う。ユーザが会員である場
合、「Ｙｅｓ」が選択されるので会員ＩＤ入力画面Ｐ２
−５を表示する。ＩＤおよびパスワードが入力される
と、会員データベースを参照する（Ｐ２−６−１）こと
によって会員ＩＤ／パスワードの確認（Ｐ２−６）が行
われ、「ＩＤ／パスワードは正しいか？」の切替えＰ２
−７に移行する。切替えＰ２−７において「ＮＧ」と判
断された場合、会員ＩＤ入力画面Ｐ２−５に戻り、ＩＤ
およびパスワードの再入力、確認が繰り返される。切替
えＰ２−７で「ＯＫ」と判断されると、登録会員データ
ベースに回答を登録（Ｐ２−８）した後、Ｔｈａｎｋｓ
画面（終了）Ｐ２−９を表示して設問提供サービスを終
了する。一方、非会員の場合、問合せＰ２−４において
「Ｎｏ」が選択されるので会員登録処理Ｐ３に移行す
る。

【００１９】会員登録処理Ｐ３は、図８に示すように、
「会員登録するか？」の問合せＰ３−１を行い、「Ｙｅ
ｓ」が選択されると、会員登録情報入力画面Ｐ３−２を
表示し、必要事項を会員データベースに登録（Ｐ３−
３）した後、登録会員データベースに回答を登録し（Ｐ
２−８）、Ｔｈａｎｋｓ画面（終了）Ｐ２−９を表示し
て設問提供サービスを終了する。問合せＰ３−１で「Ｎ
ｏ」が選択されると、非会員データベース登録画面Ｐ３
−２−１を表示して必要事項の入力を求め、それらが終
了すると、非会員データベースに回答を登録（Ｐ２−８
−１）した後、Ｔｈａｎｋｓ画面（終了）Ｐ２−９を表
示して設問提供サービスを終了する。

【００２０】正解者抽出処理Ｐ４は、図９に示すよう
に、ウェブ管理者画面Ｐ４−１で正解抽出条件の入力を
行い（Ｐ４−２）、正解抽出条件に従って登録会員およ
び非会員回答データベースＰ４−３−１およびＰ４−４
−１の中から正解者をそれぞれ選別して抽出する（Ｐ４
−３およびＰ４−４）。次いで、これらの正解者につい
てのデータを正解者抽出データベースに書込んだ（Ｐ４
−５）後、当選者抽出処理Ｐ５に入る。

【００２１】当選者抽出処理Ｐ５は、図１０に示すよう
に、抽選条件入力画面Ｐ５−１で抽選条件を入力し（Ｐ
５−２）、正解者抽出データベースＰ５−３−１に記録
されている全正解者の中から抽選条件に従って当選者を
無作為に抽出し（Ｐ５−３）、その抽選結果を当選者リ
スト、ランキングリスト、メール告知用リスト等の形態
で作成し（Ｐ５−４）、ウェブページ上で告知する（Ｐ
５−５−１）と共に、当選者に電子メールで当選通知を
送る（Ｐ５−５）。

【００２２】前述した設問のヒントまたは答えを入手す
るためにヒントボタンをクリックした場合、登録会員お
よび非会員回答データベースに回答を登録するときに
（Ｐ２−８およびＰ２−８−１）、どのヒントボタンを
何回クリックしたか等のクリック情報データが一緒に登
録され、このクリック情報データは、以下のようなクリ
ック情報処理Ｐ６が施される。

【００２３】図１１に示すように、クリック情報処理画
面Ｐ６−１からクリック情報処理条件を入力（Ｐ６−
２）すると、クリック情報処理条件に合致したクリック
情報データおよびそれに対応する回答者の汎用個人情
報、例えば、年齢、性別、職業等、が登録会員および非
会員回答データベースからそれぞれ抽出され（Ｐ６−３
およびＰ６−３−１）、抽出されたクリック情報データ
および汎用個人情報は、広告出稿者へ通知され（Ｐ６−
４）、マーケティング情報として利用される。

【００２４】

【発明の効果】本発明によれば、設問のウェブサイトを
提供することにより、ユーザはインターネットを利用し
てクイズを解いたり、アンケートに回答するという楽し
みを得ることができると共に、景品を入手することがで
きるという楽しみをも併せ持つことができ、一方、ウェ
ブサイトで広告を行う広告出稿者は、ウェブページ上に
表示される設問にその設問の答えまたはヒントを提供す
る広告出稿者サーバのウェブサイトにアクセスさせるた
めのヒントボタンを設けることにより、ユーザが広告出
稿者サーバのウェブサイトをアクセスする必然性を備
え、それにより、ユーザに対する広告効果を高めること
ができる。

【００２５】また、景品を手に入れるために回答者は必
ず自分の個人情報を設問提供サーバに登録するため、広
告出稿者は、自分のサーバにリンクしたヒントボタンを
クリックした回数を知るだけでなく、クリックしたユー
ザの汎用個人情報をも知ることができ、それにより、広
告効果をより具体的に知ることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明の実施例による広告システムの概要を
説明するための図である。

【図２】 本発明の実施例による広告システムの構成を
模式的に示す図である。

【図３】 図１の広告システムにおける設問‐回答に関
する流れを説明するためのフローチャートである。

【図４】 図１の広告システムにおける抽選に関する流
れを説明するための別のフローチャートである。

【図５】 図１の広告システムにおけるクリック情報に
関する流れを説明するための別のフローチャートであ
る。

【図６】 図１の広告システムにおける回答処理につい
てのより実際的なフローチャートである。

【図７】 図１の広告システムにおける回答登録処理に
ついてのより実際的なフローチャートである。

【図８】 図１の広告システムにおける会員登録処理に
ついてのより実際的なフローチャートである。

【図９】 図１の広告システムにおける正解者抽出処理
についてのより実際的なフローチャートである。

【図１０】 図１の広告システムにおける当選者抽出処
理についてのより実際的なフローチャートである。

【図１１】 図１の広告システムにおけるクリック情報
処理についてのより実際的なフローチャートである。

【符号の説明】

１ インターネット ２ ユーザパソコン ３ 設問データベース ４ 回答情報データベース ５ 回答選別器 ６ 無作為抽出器 ７ 当選通知器 ８ クリック情報通知器 ９ 広告出稿者サーバ １０ 設問提供サーバ

─────────────────────────────────────────────────────

【手続補正書】

【提出日】平成１１年１１月２４日（１９９９．１１．
２４）

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】請求項１

【補正方法】変更

【補正内容】

【手続補正２】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】０００６

【補正方法】変更

【補正内容】

【０００６】

【課題を解決するための手段】本発明による設問形式を
用いた広告システムは、インターネットを介したユーザ
パソコンからのアクセスに対応してウェブページ上に回
答欄を備えた設問を表示するための設問データベース
と、ユーザパソコンから回答欄に入力された回答データ
および回答するユーザの汎用個人情報データを含む個人
情報データを記録するための回答情報データベースと、
回答情報データベースに記録された回答データと正解デ
ータとを比較して正解の回答データを選別するための回
答選別器と、正解の回答データを入力したユーザの中か
ら当選者を無作為に抽出するための無作為抽出器と、電
子メールにより全回答者または当選者に当選者リストま
たは当選通知を通知するか或いはまた当選者リストをウ
ェブページ上に発表するための当選通知器とから構成さ
れる。ウェブページ上に表示される設問にはその設問の
答えまたはヒントを提供する広告出稿者サーバのウェブ
サイトにアクセスさせるためのヒントボタンが設けられ
ている。

【手続補正３】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】００１１

【補正方法】変更

【補正内容】

【００１１】

【発明の実施の形態】本発明の実施例による設問形式を
用いた広告システムは、図１および２に示すように、イ
ンターネット１を介したユーザパソコン２からのアクセ
スに応じてウェブページ上に設問を表示するための設問
データベース３と、ユーザパソコン２から入力された回
答データおよび回答するユーザの個人情報データを記録
するための回答情報データベース４と、回答情報データ
ベース４に記録された回答データを正解データと比較し
て正解の回答データを選別するための回答選別器５と、
正解の回答データを入力したユーザの中から当選者を無
作為に抽出するための無作為抽出器６と、電子メールに
より全回答者または当選者に当選者リストまたは当選通
知を通知するか或いはまた当選者リストをウェブページ
上に発表するための当選通知器７と、後述するヒントボ
タンのクリック情報データに基づくデータを当該ヒント
ボタンに対応する広告出稿者サーバへ通知するためのク
リック情報通知器８とから構成される。

【手続補正４】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】００１４

【補正方法】変更

【補正内容】

【００１４】応募期間が経過すると、図４に示すよう
に、設問提供サーバ１０のウェブ管理者１０ａは回答選
別器５に抽選処理を行うよう指示し（Ｓ２−１）、回答
選別器５は回答情報データベース４に記録された回答デ
ータを正解データと照合して正解者を選別する（Ｓ２−
２）。この正解者の中から無作為抽出器６よって当選者
を無作為に抽出し（Ｓ２−３）、当選通知器７より当選
者に対して当選通知および／または全回答者に対して当
選者リストを作成して（Ｓ２−４）電子メールで通知す
る（Ｓ２−５）。ここにおいて、当選者への通知は、当
選者リストをウェブページ上に発表することによっても
行えることは容易に理解されよう。当選したおよび／ま
たは通知を受けたユーザは、設問提供サーバの当選者リ
ストランキングにアクセスし（Ｓ２−６）、当選者であ
ることの確認、景品入手方法の指定等を行って景品を入
手する。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｇ０６Ｆ 15/40 ３１０Ｃ ３７０Ｚ Ｆターム(参考） 5B049 BB38 BB49 CC01 CC02 DD05 EE05 FF03 FF04 FF09 GG04 GG07 GG09 5B075 KK03 KK07 KK13 KK33 KK37 ND03 ND20 PP03 PP13 PP30 PQ02 PQ20 UU24 UU40 5B089 GA11 GA21 HA10 JA22 JA31 JA38 JB22 KC32 LA09 LA18 LB14

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 インターネットを介したユーザパソコン
   からのアクセスに対応してウェブページ上に回答欄を備
   えた設問を表示するための設問データベースと、ユーザ
   パソコンから回答欄に入力された回答データおよび回答
   するユーザの汎用個人情報データを含む個人情報データ
   を記録するための回答情報データベースと、回答情報デ
   ータベースに記録された回答データを正解データと比較
   して正解の回答データを選別するための回答選別器と、
   正解の回答データを入力したユーザの中から当選者を無
   作為に抽出するための無作為抽出器と、電子メールによ
   り全回答者または当選者に当選者リストまたは当選通知
   を通知するための当選通知器とから構成され、前記ウェ
   ブページ上に表示される設問には該設問の答えまたはヒ
   ントを提供する広告出稿者サーバのウェブサイトにアク
   セスさせるためのヒントボタンが設けられていることを
   特徴とする設問形式を用いた広告システム。
2. 【請求項２】 回答情報データベースには設問中のヒン
   トボタンをクリックしたことを示すクリック情報データ
   が個人情報データの一つとして記録され、該クリック情
   報データに基づいてそのクリック回数およびクリックし
   たユーザの汎用個人情報データを当該ヒントボタンの広
   告出稿者サーバへ通知するためのクリック情報通知器を
   更に備えていることを特徴とする請求項１記載の設問形
   式を用いた広告システム。
3. 【請求項３】 インターネットを介したユーザパソコン
   からのアクセスに応じて設問提供サーバが設問データベ
   ースから出題設定してウェブページ上に設問を出題表示
   し、該表示された設問に対するユーザパソコンからの回
   答データおよび回答するユーザの汎用個人情報データを
   含む個人情報データを回答情報データベースにそれぞれ
   記録し、応募期限が経過した後、設問提供サーバは回答
   情報データベースに記録された回答データを正解データ
   と照合して正解者を選別し、該正解者の中から当選者の
   無作為抽出を行い、全回答者または当選者に対して当選
   者リストまたは当選通知を電子メールにより通知するシ
   ステムであって、前記ウェブページ上に出題表示される
   設問に設けられたヒントボタンをクリックすることによ
   り広告出稿者サーバのウェブサイトにアクセスさせ、そ
   こにおいて該設問の答えまたはヒントを入手できること
   を特徴とする設問形式を用いた広告システム。
4. 【請求項４】 設問中のヒントボタンをクリックしたこ
   とを示すクリック情報データが個人情報データの一つと
   して回答情報データベースに記録され、設問提供サーバ
   は記録されたクリック情報データに基づいてそのクリッ
   ク回数およびクリックしたユーザの汎用個人情報データ
   を当該ヒントボタンの広告出稿者サーバへ通知すること
   を特徴とする請求項３記載の設問形式を用いた広告シス
   テム。