JP2005242449A - 情報収集システム,情報収集装置,及び情報収集方法 - Google Patents

情報収集システム,情報収集装置,及び情報収集方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 各種情報を効率よく収集することが可能な情報収集システム,情報収集装置,及び情報収集方法を提供する。
【解決手段】 懸賞システム100は,複数の情報通信機器110,サーバ群120,およびこれらをリンクする通信網から構成されている。サーバ群120は,Webコンテンツサーバ121,クイズサーバ122,クーポンサーバ123,個人情報管理サーバ124,購買分析サーバ125を含んでいる。懸賞システム100は,クイズを実施して,この正解を送信してきた情報通信機器110に対して個人情報の送信を促し,個人情報を送信してきた情報通信機器110に対してクーポンを提供する。
【選択図】 図1

Description

本発明は,例えば,商品・サービスに対する利用者の嗜好傾向や利用者の個人情報,その他の商品販売およびサービス提供に役立つ情報を取得することが可能な情報収集システム,情報収集装置,及び情報収集方法に関する。
従来から,商品やサービス(以下,「商品等」という)の宣伝の一環として,懸賞制度が広く利用されている。これは,消費者が自分の住所,氏名,年齢,職業などの個人情報を提示して応募すると,この消費者に賞品や賞金が譲渡される,というものである。
懸賞制度は,懸賞を実施する企業等(以下,「懸賞実施者」と言う)に主に二つの利点をもたらす。消費者が自発的に提示した個人情報を収集できる点,および,懸賞の賞品となった商品等に対する消費者の関心を客観的に評価するための情報を収集できる点である。このように収集された情報は,商品等を企画し,またこれらの宣伝方法を決定する際の重要な判断材料となる。
これまで一般的に懸賞実施者は,ポスターやマスメディア(テレビ,新聞,雑誌,等)を用いて消費者に懸賞の実施を広告していた。また,消費者は,郵便を利用して懸賞に応募していた。
これに対して,近年,懸賞実施の広告や懸賞への応募を統合的に管理する懸賞システムの導入が進んでいる。この懸賞システムは,現在急激な普及をみせている個人向け情報通信機器(例えば,携帯電話)から成るネットワークシステムをベースに開発されたものであり,このシステムにおいては,懸賞実施の広告や懸賞への応募は,電子メールを用いて行われる。懸賞実施者としては,この懸賞システムを導入することによって,より多くの消費者に対して懸賞参加を募ることが可能となると共に,懸賞によって得られる各種情報の管理・分析が容易となる。一方,消費者にとっては,今まで見逃していた懸賞への応募が可能となり,その応募も手軽に行えると言ったメリットがある。
電子メールを用いた従来の懸賞システムにおいては,消費者は,携帯電話に個人情報を入力して送信することが要求される。しかしながら,実情として,消費者の多くは,その操作に対して心理的抵抗を感じている。懸賞実施者は,個人情報の管理について万全な体勢を採っているにも関わらず,消費者は,その取り扱いや外部への漏洩を危惧するためである。これを理由に,懸賞への参加を躊躇する消費者も多い。
このように,消費者は,自らの個人情報を開示することに積極的ではなく,しかもその情報が懸賞の賞品や賞金を得るために必要とは思えないものである場合,余計に秘密にしたいと考える。具体的には,住所,郵便番号,および氏名は,賞品等を郵送してもらうために不可欠であるが,例えば電子メールのアドレスは一般的に賞品発送には無関係である。加えて,望まない宣伝目的のメール,いわゆるスパムメールに悩まされている消費者は,電子メールのアドレスの開示について慎重である。したがって,懸賞への応募を思い立った消費者であっても,電子メールのアドレスを懸賞実施者に通知しなければならないことを知ると,懸賞への応募を断念してしまうことがある。
その一方で,上述のように懸賞実施者は,自らが展開する商品等のマーケティングを検証するため,各消費者からより多くの個人情報を取得したいと考える。特に,電子メールシステムが普及している今日では,消費者の電子メールアドレスは,極めて重要な個人情報と位置づけられている。例えば,懸賞実施者は,電子メールを用いて,現在流通している商品等,若しくは今後リリースする商品等に関するアンケートを多くの消費者に配信することが可能となる。さらに,懸賞実施者は,電子メールを利用することによって,商品等の販売や利用に繋がる情報を消費者にタイムリーに提供することが可能となる。しかし,上で説明したように,従来,消費者から電子メールアドレスを含む個人情報を取得することは懸賞実施者にとって,難易度の高いものであった。
本発明は,このような問題に鑑みてなされたもので,その目的は,各種情報を効率よく収集することが可能な情報収集システム,情報収集装置,及び情報収集方法を提供することにある。
上記課題を解決するために,本発明の第1の観点によれば,少なくとも一の情報通信機器と情報収集装置から成る情報収集システムが提供される。そして,この情報収集システムにおいて,情報収集装置は,各情報通信機器に対して,問題を送信する機能と,各情報通信機器から返信された問題に対する解答の正解/不正解を判定する機能と,解答が正解である場合に,各情報通信機器に対して,所定の情報の返信を要求する機能と,各情報通信機器から所定の情報の返信があった場合に,各情報通信機器に対して,有価データを送信する機能とを有することを特徴としている。
かかる構成によれば,各情報通信機器は,情報収集装置から有価データを取得するために情報収集装置に対して所定の情報を送信する必要が生じる。ただし,情報通信機器は,情報収集装置に対して「正解」を送信しなければ,情報収集装置から所定の情報の提供を要求されない。つまり,各情報通信機器は,必ずしも有価データを取得できるとは限らない。このため,有価データの取得に希少価値が生じることになり,有価データの価値も高まる。例えば,各情報通信機器が人によって操作されるものであれば,操作する人は積極的に所定の情報を入力することになる。
情報収集装置は,登録されている被登録者に関する情報に基づいて問題を作成することが好ましい。特に,情報収集装置は,登録されている複数の被登録者の中から,情報通信機器によって選択された被登録者に関する情報に基づいて問題を作成することが好ましい。これによって,各情報通信機器には,妥当な問題が与えられることになる。
情報収集装置は,各情報通信機器による被登録者の選択履歴を管理する機能,各情報通信機器から返信された解答の判定結果の履歴を管理する機能,および各情報通信機器からのアクセス履歴を管理する機能を有することが好ましい。そして,これらの管理情報を各情報通信機器から得られた所定の情報と関連付けるようにしてもよい。
また,上記課題を解決するために,本発明の第2の観点によれば,情報収集装置が提供される。そして,この情報収集装置は,問題を外部に出力する機能と,外部から入力された問題に対する解答の正解/不正解を判定する機能と,解答が正解である場合に,所定の情報の入力を外部に要求する機能と,外部から所定の情報の入力があった場合に,外部に対して,有価データを出力する機能とを有することを特徴としている。
この情報収集装置から有価データを取得するためには,情報収集装置に対して所定の情報を入力しなければならない。しかし,情報収集装置に対して「正解」を入力しなければ,情報収集装置から所定の情報の入力を要求されない。つまり,必ずしも情報収集装置から有価データを取得できるとは限らない。このため,有価データの取得に希少価値が生じることになり,有価データの価値も高まる。例えば,情報収集装置に対する所定の情報の入力作業に人が介在する場合,その作業者は積極的に所定の情報を入力することになる。
また,上記課題を解決するために,本発明の第3の観点によれば,情報通信機器と情報収集装置による情報収集方法が提供される。この情報収集方法は,情報収集装置から情報通信機器に対して,問題を送信する段階と,情報通信機器から返信された問題に対する解答の正解/不正解を情報収集装置が判定する段階と,解答が正解である場合に,情報収集装置が情報通信機器に対して,所定の情報の返信を要求する段階と,情報通信機器から所定の情報の返信があった場合に,情報収集装置が情報通信機器に対して,有価データを送信する段階とを含むことを特徴としている。
この方法によれば,情報通信機器は,情報収集装置から有価データを取得するために情報収集装置に対して所定の情報を送信する必要が生じる。ただし,情報通信機器は,情報収集装置に対して「正解」を送信しなければ,情報収集装置から所定の情報の提供を要求されない。つまり,各情報通信機器は,必ずしも有価データを取得できるとは限らない。このため,有価データの取得に希少価値が生じることになり,有価データの価値も高まる。例えば,各情報通信機器が人によって操作されるものであれば,操作する人は積極的に所定の情報を入力することになる。
本発明によれば,有価データの価値が最大限に高められ,情報収集装置が要求する所定の情報を効率よく収集することが可能となる。
以下に添付図面を参照しながら,本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお,本明細書および図面において,実質的に同一の機能構成を有する構成要素については,同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
〈システム構成〉
図1に,本発明の実施の形態にかかる懸賞システム100(情報収集システム)の概略構成を示す。
この懸賞システム100は,複数の情報通信機器110,サーバ群120(情報収集装置),およびこれらをリンクする通信網から構成されている。なお,図1には,説明の都合上,一の情報通信機器110のみを記載している。
懸賞システム100は,懸賞実施者が自ら管理するものであってもよいし,懸賞実施者とは別個のシステム管理者が管理するものであってもよい。特に後者の場合,複数の懸賞実施者(被登録者)が懸賞システム100に加盟する(登録される)ことになり,各利用者は,複数の懸賞実施者が実施する多様な懸賞に応募することが可能となる。以下,複数の懸賞実施者が懸賞システム100に加盟している場合に即して本実施の形態を説明する。
情報通信機器110は,この懸賞システム100の利用者が所有するものであり,例えばインターネット上のWebサイトにアクセスする機能と,電子メールの送受信機能を備えている。情報通信機器110の具体例としては,携帯電話,PDA(Personal Digital Assistant),またはパーソナルコンピュータ等が挙げられる。
情報通信機器110が例えば携帯電話である場合,図1に示したように,情報通信機器110は,無線基地局130,電話回線網132,インターネット・サービス・プロバイダ(ISP)134,インターネット上に構成されたワールド・ワイド・ウェブ(WWW)136,およびISP138を介して,サーバ群120と接続される。
無線基地局130は,情報通信機器110を電話回線網(例えば,公衆電話回線網)132に接続する役割を果たす。ISP134は,情報通信機器110をWWW136に接続する。また,ISP138は,サーバ群120をWWW136に接続する。
サーバ群120は,Webコンテンツサーバ121,クイズサーバ122,クーポンサーバ123,個人情報管理サーバ124,購買分析サーバ125を含んでいる。
Webコンテンツサーバ121は,Webコンテンツを生成・保持するものであり,情報通信機器110からのリクエストに応じて,所定のWebコンテンツをそのレスポンスとして情報通信機器110に送信する。Webコンテンツサーバ121は,クイズサーバ122やクーポンサーバ123から所定のデータを受け取り,これをWebコンテンツデータに組み込んで情報通信機器110に送信する場合もある。また,Webコンテンツサーバ121は,情報通信機器110から送信されてきたデータを解析して,内容に応じて受信データの一部をクイズサーバ122やクーポンサーバ123に受け渡す機能を有する。
クイズサーバ122は,後述する利用者向けのクイズの問題と解答選択肢を保持する他,利用者が回答した内容を管理する。このクイズサーバ122は,利用者の解答が正解であるか否かの判定も行う。また,クイズサーバ122は,利用者によるクイズの選択情報や解答結果の集計情報を購買分析サーバ125に通知する機能も有する。
クーポンサーバ123は,懸賞システム100に加盟している複数の懸賞実施者それぞれが用意したクーポン(実際にはクーポンのデータ,有価データ)を保持している。また,クイズサーバ122によって利用者の解答が正解であるか否かの判定が行われたとき,クーポンサーバ123は,その判定結果に基づいて,Webコンテンツサーバ121に対して所定のクーポンデータを渡し,情報通信機器110へのダウンロードを依頼する。さらに,クーポンサーバ123は,クーポンのダウンロード状況を購買分析サーバ125に通知する機能も有する。
個人情報管理サーバ124は,情報通信機器110に利用者が入力した個人情報(所定の情報)を保管,集計する。また,個人情報管理サーバ124は,保管した個人情報を購買分析サーバ125に通知する機能も有する。
購買分析サーバ125は,クーポンサーバ123から通知された各クーポンのダウンロード状況(すなわち,利用者によるクーポンの取得状況)や個人情報管理サーバ124から通知された個人情報に基づいて,利用者が興味を示している商品やサービス等が何かを分析する機能を有する。
〈動作〉
以上のように構成された本実施の形態にかかる懸賞システム100の動作について,図2〜図6を参照しながら説明する。
図2に示すように,懸賞システム100は,情報通信機器110から発せられるリクエストに応じて,導入モードM100,クイズモードM200,個人情報取得モードM300,およびクーポン提供モードM400の各動作モード間を遷移する。図3〜図6は,各モードにおける懸賞システム100の動作フローを示している。
《導入モード》
この導入モードM100では,クイズモードM200やクーポン提供モードM400へ遷移するための選択処理が行われる。また,クイズモードM200において実施されるクイズの準備処理が行われる。以下,導入モードM200における懸賞システム100の動作をステップ毎に説明する(図3,図4参照)。
[ステップS100]
図3に示すように,懸賞に応募しようとする懸賞システム100の利用者が携帯電話などの情報通信機器110を用いてサーバ群120にアクセスすると,Webコンテンツサーバ121は,情報通信機器110に対してオープニング表示のためのデータを送信する。この結果,情報通信機器110のモニタには,オープニングイメージが表示される。なお,以下の処理中に,情報通信機器110は,処理をリセットする(ステップS100に戻る)こと,処理を中止すること,あるいは処理ステップを戻すことが可能である。この機能は,例えば,各コマンドに対応するボタン(ハードウェアボタン)を情報通信機器110に備える,または情報通信機器110のモニタに各コマンドに対応するボタン(ソフトウェアボタン)を表示させることによって実現可能である。
[ステップS102]
この利用者による懸賞応募が「初回」の場合,処理はステップS104に進み,「2回目以降」の場合,処理はステップS106に進む。ここでの分岐判断については,情報通信機器110のモニタに選択メニューを表示して,利用者に選択させるようにしてもよく,また,サーバ群120がクッキー(Cookie)等を利用して判断するようにしてもよい。
[ステップS104]
利用者は,個人の属性情報(性別,年代,職業,等)を情報通信機器110に入力する。情報通信機器110は,これらの情報をサーバ群120に対して送信する。ここでサーバ群120に送信される属性情報は,比較的匿名性の高いものに限定されるため,多くの利用者の入力が期待される。
[ステップS106]
サーバ群120に属するWebコンテンツサーバ121は,情報通信機器110に対してメニュー表示のためのデータを送信する。この結果,情報通信機器110のモニタには,メニューイメージが表示される。ここでは例えば,「1.クイズチャレンジ」と「2.クーポン発行」の二つがメインメニューとして表示され,「1.クイズチャレンジ」に対するサブメニューとして,「1a.特定の一加盟店に関する単発クイズ」,「1b.複数の加盟店に関する連続クイズ」が表示される。
[ステップS108]
利用者は,「1a.特定の一加盟店に関する単発クイズ」,「1b.複数の加盟店に関する連続クイズ」,または「2.クーポン発行」のいずれかを選択して,情報通信機器110に選択結果を入力する。情報通信機器110は,この選択結果に応じたコマンドをサーバ群120に対して送信する。
[ステップS110]
ステップS108において,「1a.特定の一加盟店に関する単発クイズ」または「1b.複数の加盟店に関する連続クイズ」が選択された場合,処理はステップS112(図4参照)に移行し,「2.クーポン発行」が選択された場合,処理はステップS400(図6参照)に移行する。
後に詳しく説明するが,本実施の形態にかかる懸賞システム100によれば,情報通信機器110を操作する利用者は,クイズモードM200においてクイズに正解することによって懸賞応募の資格を得る。換言すれば,サーバ群120は,クイズに対する正しい解答を送信してきた情報通信機器110にのみクーポン提供モードM400への移行を許可する。したがって,上記したステップS106において,情報通信機器110のモニタには当初必ずしも「2.クーポン発行」を表示させなくてもよい。例えば,クイズモードM200において,情報通信機器110からサーバ群120に対して正解データが送信され,クイズモードM200から導入モードM100に戻ってきた場合(図5から図3への参照符号Cで示したルート),または,過去にクイズに正解しており,今回改めて懸賞システム100にアクセスした場合に,情報通信機器110のモニタに「2.クーポン発行」を表示させるようにしてもよい。
[ステップS112]
ステップS108において,「1a.特定の一加盟店に関する単発クイズ」が選択された場合,処理はステップS114に移行する。対して,ステップS108において,「1b.複数の加盟店に関する連続クイズ」が選択された場合,処理はステップS200(図5参照)に移行する。
[ステップS114]
ここからステップS122までの処理において一の加盟店が選択される。後のクイズモードM200では,この選択された加盟店に関するクイズがサーバ群120に属するクイズサーバ122から出題される。
まず,このステップS114において,予め登録されている加盟店を分類するためのカテゴリ情報が,サーバ群120に属するWebコンテンツサーバ121から情報通信機器110へ送信される。これを受けた情報通信機器110のモニタには,カテゴリ一覧が表示される。例えば,懸賞システム100の加盟店が,取り扱い商品等に基づいて分類されている場合には,「アンティーク雑貨」,「スポーツ用品」,「音楽・映画メディア/書籍」等が表示される。
[ステップS116]
利用者は,いずれかのカテゴリを選択して,情報通信機器110に選択結果を入力する。情報通信機器110は,この選択結果に応じたコマンドをサーバ群120に対して送信する。
[ステップS118]
サーバ群120に属するWebコンテンツサーバ121は,ステップS116において情報通信機器110から受信したコマンドに従い,選択されたカテゴリに属する加盟店に関する情報を加盟店データベース(図示せず)から抽出して,この抽出結果を情報通信機器110に対して送信する。この結果,情報通信機器110のモニタには,ステップS116において選択されたカテゴリに属する加盟店の「店選択情報」が一覧表示される。この「店選択情報」には,利用者が一の店を選択する際に必要となる項目,例えば,加盟店の名称,所在地,電話番号,営業時間帯,主力商品等を含めることが好ましい。また,このとき情報通信機器110のモニタに表示されている文字列や画像に対して各加盟店のホームページへのリンクを設定するようにしてもよい。
[ステップS120]
利用者は,「店選択情報」の一覧からいずれかの加盟店を選択して,情報通信機器110に選択結果を入力する。情報通信機器110は,この選択結果に応じたコマンドをサーバ群120に対して送信する。
[ステップS122]
サーバ群120に属するWebコンテンツサーバ121は,ステップS120において情報通信機器110から受信したコマンドに従い,選択された加盟店に関する「店情報」を加盟店データベース(図示せず)から抽出して,この抽出結果を情報通信機器110に対して送信する。この結果,情報通信機器110のモニタには,ステップS120において選択された加盟店の「店情報」が表示される。この「店情報」には,上述の「店選択情報」と同様に,加盟店の名称等を含める他,その店が提供するクーポンとその内容紹介を含めることが好ましい。
《クイズモード》
懸賞システム100は,導入モードM100のステップS112またはステップS122の処理の後,このクイズモードM200へ移行する。本実施の形態の主たる特徴として,懸賞システム100が,後述するクーポン提供モードM400へ移行する前に,このクイズモードM200における処理動作を実施する点が挙げられる。つまり,懸賞システム100は,クイズモードM200の動作を行わなければ,クーポン提供モードM400の動作を行わない。このことを利用者の立場から言えば,利用者は,懸賞システム100が出題するクイズに正解することによってはじめて,希望する店のクーポンを取得できる,ということになる。以下,クイズモードM200における懸賞システム100の動作をステップ毎に説明する(図5参照)。
利用者は,懸賞システム100がクイズモードM200に移行したところで,クイズのエントラント(Entrant)となる。本実施の形態では,「クイズ」という用語を用いて懸賞システム100の動作を説明するが,この「クイズ」には,利用者に対して「真」または「偽」の選択を促すような,テスト,質問,なぞなぞ,ゲーム,試験等の各種問題が含まれるものとする。また,クイズの出題形式は一つのものに限定されない。例えば,単純に真偽を問う形式でもよいし,多枝選択式であってもよい。
[ステップS200]
図5に示したように,クイズモードM200では,まず,サーバ群120に属するクイズサーバ122が,保持しているいくつかの問題の中から一の問題を選定してWebコンテンツサーバ121に渡す。このときクイズサーバ122は,以下のようにして問題を選定する。前述のステップS106において「1a.特定の一加盟店に関する単発クイズ」が選択されて場合,その後のステップS114〜S120において選択した加盟店に関する問題を選出する。また,ステップS106において「1b.複数の加盟店に関する連続クイズ」が選択された場合,ランダムに選出するようにしてもよい。さらに,クイズサーバ122は,問題を決めるにあたり,ステップS104において得られた利用者属性情報を参考にしてもよい。利用者に相応するレベルの問題が出題されることになる。
Webコンテンツサーバ121は,クイズサーバ122から受け渡された問題を含むコンテンツを作成して,情報通信機器110に対して送信する。この結果,情報通信機器110のモニタには,クイズの問題が表示される。問題と共に,この問題の解答選択肢を表示させるようにしてもよい。
[ステップS202]
利用者は,情報通信機器110のモニタに表示されている問題に対する解答を情報通信機器110に入力する。情報通信機器110は,入力された解答をサーバ群120に対して送信する。
[ステップS204]
クイズサーバ122は,情報通信機器110から受け取った解答が正解か否かを判定する。正解の場合,処理はステップS206へ移行し,不正解の場合,処理はステップS214へ移行する。
[ステップS206]
クイズサーバ122は,情報通信機器110から受け取った解答が正解であると判定した場合,その旨をWebコンテンツサーバ121およびクーポンサーバ123に通知する。Webコンテンツサーバ121は,正解を表示するためのデータを情報通信機器110に対して送信する。これによって,情報通信機器110のモニタには,クイズの解答が正解であったことを意味する文字列(例えば,「正解」,「アタリ」)や画像(例えば,「○」)等が表示される。
[ステップS208]
情報通信機器110から初めてクイズサーバ122に対して正解が送信された場合,つまり,利用者が初めて懸賞システム100の提供するクイズにチャレンジして正解した場合,懸賞システム100は,個人情報取得モードM300へ遷移し,ステップS300を実行する。この個人情報取得モードM300およびステップS300の動作については,後に詳しく説明する。これに対して,過去に情報通信機器110からクイズサーバ122に対して正解が送信された実績がある場合,つまり,以前,利用者が懸賞システム100の提供するクイズにチャレンジして正解している場合,処理はステップS210へ移行する。後述するように,個人情報取得モードM300において,利用者は,情報通信機器110に対して個人情報を入力することになる。このように,過去のクイズの参加履歴(正解履歴)に応じて処理を分けている理由は,何度も同じ入力操作を利用者に要求しないようにするためである。
[ステップS210]
個人情報取得モードM300からクイズモードM200に戻ってきたとき,または,過去に個人情報取得モードM300を実行しているときには,このステップS210が実行される。
上で説明したように,ステップS206において,クイズサーバ121からクーポンサーバ123に対して,情報通信機器110から受け取った解答が正解である旨が通知される。ここでクーポンサーバ123は,この正解された問題に関係する店のクーポン情報をWebコンテンツサーバ121に与える。Webコンテンツサーバ121は,クーポンサーバ123から与えられたクーポン情報を含むコンテンツデータを作成して情報通信機器110に対して送信する。これによって,情報通信機器110のモニタには,ステップS202において正解された問題に関係する店のクーポン情報が表示される。
なお,このときモニタに表示されているクーポン情報は,クーポンの内容(例えば,利用可能な店名や有効期限)を利用者に通知するものであり,これによって利用者はクーポンの取得資格を得たことを知ることができる。実際に店において利用可能なクーポンを取得する(サーバ群120から情報通信機器110にクーポンデータがダウンロードされる)ためには,懸賞システム100が後述するクーポン提供モードM400へ移行する必要がある。
[ステップS212]
前述のステップS108において,「1b.複数の加盟店に関する連続クイズ」が選択された場合,処理はステップS200に戻り,ステップS200からステップS210までの処理が繰り返される。ここで出題される問題は,特定の店に関するものに限定されない。そして,情報通信機器110からサーバ群120に対してクイズ終了のコマンドが送信されるまで,ステップS200からステップS210までの処理を何度も繰り返すようにしてもよい。この結果,利用者は,クイズに正解する毎に,そのクイズに関係する店のクーポン取得の資格を得ることになる。
また,前述のステップS108において,「1a.特定の一加盟店に関する単発クイズ」が選択された場合であっても,その店に関する問題が複数用意されているときには,処理はステップS200に戻り,問題の数だけステップS200からステップS210までが繰り返される。
全てのクイズが実施された後,処理はステップS106(図3参照)に戻る。すなわち,懸賞システム100は,全てのクイズを実施し終えると,クイズモードM200から導入モードM100に戻る。
[ステップS214]
ステップS202において情報通信機器110からサーバ群120へ送信された解答が正解の場合,ここまで説明したステップS206からステップS212までの処理が実行されるが,これに対して解答が正解でなかった場合,ステップS214以降の処理が実行される。
クイズサーバ122は,情報通信機器110から受け取った解答が不正解であると判定した場合,その旨をWebコンテンツサーバ121およびクーポンサーバ123に通知する。Webコンテンツサーバ121は,不正解を表示するためのデータを情報通信機器110に対して送信する。これによって,情報通信機器110のモニタには,クイズの解答が不正解であったことを意味する文字列(例えば,「不正解」,「ハズレ」)や画像(例えば,「×」)等が表示される。
[ステップS216]
ステップS202において,情報通信機器110からサーバ群120へ送信された解答が一の問題に関して最初の不正解だった場合,処理はステップS218へ移行する。2度目の不正解だった場合には,処理はステップS106(図3参照)へ戻る。なお,このステップS216において判断される不正解の許可回数を増やすことによって,クイズの難易度を下げることが可能となる。
[ステップS218]
クイズサーバ122は,正しい解答が得られなかった問題のヒント情報をWebコンテンツサーバ121に受け渡す。Webコンテンツサーバ121は,このヒントを表示するためのデータを情報通信機器110に対して送信する。これによって,情報通信機器110のモニタには,ステップS200において出題された問題のヒントが表示される。このヒントは,利用者に対して正解を連想させるもの(正解を間接的に示唆するもの)であると共に,利用者を購買行動へ誘導するものであることが好ましい。例えば,「正解に係るモノが店内に置かれている」といった情報をヒントとして情報通信機器110のモニタに表示させる。これによって,利用者がこの店を訪れる可能性が高まる。
以上のように情報通信機器110のモニタにヒントが表示された後,処理はステップS202に戻る。
《個人情報取得モード》
既述したように,クイズモードM200において,クイズサーバ122が出題に対する最初の正解を取得すると,懸賞システム100は,個人情報取得モードM300へ遷移する。以下,個人情報取得モードM300における懸賞システム100の動作を詳しく説明する(図5参照)。
[ステップS300]
サーバ群120に属するWebコンテンツサーバ121は,情報通信機器110に対して,個人情報の入力画面を表示させるためのデータを送信する。この結果,情報通信機器110のモニタには,各種個人情報を入力する欄(テキストボックス,項目選択リスト,コンボボックス,等)が表示される。ここでは例えば,「氏名」,「住所」,「生年月日」,「職業」,「電話番号」,「メールアドレス」の入力欄が表示される。なお,加盟店の要求に応じて,いくつかの個人情報(例えば,「氏名」と「メールアドレス」)の入力を必須とすることが可能である。
次に,利用者は,これらの個人情報を情報通信機器110に入力することになるが,その入力を拒否するための操作をすることも可能である(例えば,「中止ボタン」を押す)。この場合,処理はステップS100に戻る。またこの場合,利用者が入力した全てのデータ(例えば,ステップS104において入力された利用者属性)は,サーバ群120から消去されることが好ましい。
利用者が所定の個人情報を情報通信機器110に入力すると,情報通信機器110は,これらの情報をサーバ群120に対して送信する。そして,個人情報はサーバ群120に属する個人情報管理サーバ124に保存される。個人情報管理サーバ124は,利用者の個人情報の登録が完了された旨をWebコンテンツサーバ121に通知する。Webコンテンツサーバ121は,登録完了を表示するためのデータを情報通信機器110に対して送信する。この結果,情報通信機器110のモニタには,例えば,「登録完了」等の文字列が表示される。
ところで,懸賞システム100において個人情報の登録が完了したということは,利用者にとって,自らがチャレンジして正解した問題に関係する店のクーポンを取得できる権利が取得できたことを意味する。したがって,情報通信機器110のモニタに,「クーポン取得可能」といった文字列を表示させるようにしてもよい。
個人情報取得モードM300における所定の処理が完了したところで,懸賞システム100は,再びクイズモードM200に戻り,上述のステップS210の処理を行う。
本実施の形態にかかる懸賞システム100は,利用者から個人情報を取得するために,その見返り(報酬)としてクーポン(有価証券等)を支給する仕組みを備えているが,クーポンと共に,または,クーポンに代えて,「景品」を利用者に与えるようにしてもよい。この場合,個人情報管理サーバ124は,利用者から取得した個人情報に含まれる利用者の識別情報(例えば,メールアドレス)を景品の支給先に設定する。このように,個人情報の取得の見返りに「景品」を用いる場合,情報通信機器110のモニタに,ステップS300の前には例えば「景品抽選会のエントリー」と表示させ,ステップS300の後には例えば「景品抽選会のエントリー完了」と表示させるようにすることが好ましい。
《クーポン提供モード》
懸賞システム100は,クイズモードM200において全てのクイズを実施し終えると,クイズモードM200から導入モードM100に戻る。このとき,情報通信機器110のモニタには,メニューとして,「1.クイズチャレンジ」と「2.クーポン発行」の二つが表示される。利用者が「2.クーポン発行」を選択して,情報通信機器110にこの選択結果を入力すると,情報通信機器110は,この選択結果に応じたコマンドをサーバ群120に対して送信する。これによって,懸賞システム100は,クーポン提供モードM400へ遷移する。以下,クーポン提供モードM400における懸賞システム100の動作をステップ毎に説明する(図6参照)。
[ステップS400]
サーバ群120に属するWebコンテンツサーバ121は,クイズサーバ122,クーポンサーバ123,および個人情報管理サーバ124と連携して,ダウンロード可能なクーポンの一覧を表示するためのコンテンツデータを作成し,これを情報通信機器110へ送信する。この結果,情報通信機器110のモニタには,ダウンロード可能なクーポンの一覧が表示される。
ここで情報通信機器110のモニタに表示されているクーポンは,懸賞システム100に加盟している全ての店のクーポンであってもよいが,クイズモードM200において利用者が正解した問題に関係する店のクーポンに限定されることがより好ましい。後者の場合,クーポンを取得するためにはクイズに正解する必要があるため,多くの利用者がクイズにチャレンジすることになる。この結果,懸賞システム100は,多くの利用者から個人情報を収集することが可能となる。
[ステップS402]
利用者は,情報通信機器110のモニタに表示されているクーポン一覧を参照して1または複数のクーポンを選択する。なお,店単位でクーポンを選択するようにしてもよい。情報通信機器110は,入力されたクーポン(または,店名)を指示するデータをサーバ群120に対して送信する。
[ステップS404]
サーバ群120に属するWebコンテンツサーバ121は,情報通信機器110から受け取ったデータに基づき,クーポンサーバ123および個人情報管理サーバ124と連携して,ダウンロード可能なクーポンの一覧を表示するためのコンテンツデータを作成する。また,Webコンテンツサーバ121は,各クーポンの提供元である店に関するアンケートをコンテンツデータの中に含ませる。そして,情報通信機器110は,このコンテンツデータを情報通信機器110へ送信する。この結果,情報通信機器110のモニタには,ダウンロード可能なクーポンの一覧とアンケートが表示される。なお,アンケートについては,懸賞システム100の加盟店が希望した場合にのみ実施されるようにしてもよい。アンケートが行われる場合,下記のステップS406の処理が実施される。
[ステップS406]
利用者は,情報通信機器110のモニタに表示されているアンケートに対する回答を情報通信機器110に入力する。情報通信機器110は,入力された回答をサーバ群120に対して送信する。ここで利用者は,アンケートへの回答を拒否することも可能である。その場合,処理は,例えばステップS100またはステップS400に戻る。
[ステップS408]
ステップS406において情報通信機器110からサーバ群120に対してアンケートの回答が送信されると,クーポンサーバ123は,ステップS402において選択された1または複数のクーポンのデータ(ディジタル化されたクーポンのデータ。以下,「クーポンデータ」という)をWebコンテンツサーバ121に与える。Webコンテンツサーバ121は,クーポンサーバ123から与えられたクーポンデータを情報通信機器110に対して送信する(クーポンのダウンロード)。この結果,情報通信機器110のモニタには,ステップS402において選択された店のクーポンデータが表示される。ここでのクーポンデータの表示形態として,例えば,英数字から成る文字列,または,3次元バーコード等の画像を採用することができる。なお,アンケートが実施されない場合には,ステップS404の後,ステップS406が実施されることなくこのステップS408が実施される。
[ステップS410]
利用者は,ステップS408において取得したクーポンに加えて,さらに別のクーポン(別の店のクーポン)を取得することも可能である。この場合,利用者の操作によって,情報通信機器110からサーバ群120へ所定のコマンドが送信される。そして,処理は,ステップS400に戻る。
サーバ群120から情報通信機器110に対して,利用者が所望する全てのクーポンデータがダウンロードされたところで,懸賞システム100の動作は終了する。
以上説明したように,本実施の形態にかかる懸賞システム100は,クイズを実施して,これに正解した場合にのみ利用者に対して個人情報の入力を促すことになる。また,個人情報を入力した利用者に対して,その見返りとしてクーポンを(場合によってはその他の景品も一緒に)提供する。この懸賞システム100によれば,利用者は,不特定多数の中からクイズによって選抜されたという満足感を得ることになり,しかも,選抜された人にのみ取得の権利が生じるクーポン等に対しても希少価値や経済的価値を見出すようになる。この結果,利用者から個人情報を収集することに関して,クーポン等は効果的なインセンティブ(Incentive)となり,より多くの利用者から個人情報を効率よく収集することが可能となる。
また,懸賞システム100に加盟している店にとっては,クイズにチャレンジしてまでもクーポンや景品を取得したいと考えている利用者から個人情報を得ることができる。このことは,各加盟店が取り扱う商品等に強い興味を示している利用者の個人情報が収集できることを意味しており,収集された個人情報は商品企画やマーケティングにおいてより有効に活用される。また,各利用者から得られるアンケートの回答についても,信頼性が高い有用な情報となる。
そして,懸賞システム100は,各加盟店に関連性の高いクイズ,例えば,取り扱い商品等,宣伝内容,店内の設備に関するクイズを出題することが好ましい。クイズの解答内容や正解率などを購買分析サーバ125において分析することによって,各加盟店の品揃えや宣伝などが,利用者にどのように受け取られ,またどの程度の訴求効果を持っているかを具体的に把握することか可能となる。特に,ステップS104において収集された利用者属性やステップS300において収集された個人情報を,ステップS202において各利用者が情報通信機器110に入力した解答結果に関連付けてサーバ群120に属する個人情報管理サーバ124に保存することによって,より詳細な分析結果が得られる。
ステップS120およびステップS402において,各店(または各クーポン)は利用者に選択されることになるが,選択された店(またはクーポン)と選択した利用者の属性との関係を集計することが好ましい。また,各店(または各クーポン)は,利用者にどのような順番で,どの時間帯に選択されたのかといった情報を集計するようにしてもよい。この集計結果から,利用者が購買行動に際してどのような経路をたどって移動するのか,また一の経路をたどる利用者がどの程度の割合で存在するのかなど,いわゆる動線分析を行うことが可能となる。しかも,これらの情報を所定期間にわたって集計することで,将来の利用者数や売上金額などを予測することも可能となる。
以上,添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが,本発明は係る例に限定されない。当業者であれば,特許請求の範囲に記載された範疇内において,各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり,それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば,一の利用者がクイズに正解すると,この利用者(実際には,情報通信機器110)に対して,クーポンに代えて,または,クーポンと共に,クイズの内容に応じたポイントが付与されるようにしてもよい。この場合,懸賞システム100は,例えば,ポイントが累積して一定量に達すると,当該利用者に対して景品抽選への参加資格が与えられる仕組みを備えることが好ましい。具体的には,クーポン提供モードM400は,ポイント提供モードとなり,ステップS106(図3参照),ステップS122(図4参照),ステップS210(図5参照),ステップS400(図6参照),ステップS404(図6参照),ステップS408(図6参照)における「クーポン」は「ポイント」に置き換えられる。
また,ステップS208(図5参照)において,それまで獲得しているポイントの累積値を基準に処理の分岐判断を行うようにしてもよい。
また,各利用者に累積付与されたポイント数を,Webサイトなどに公開することも有効である。利用者に関するポイントランキングを表示すれば,懸賞システム100にアクセスする利用者の数が増加し,結果として多くの利用者の個人情報を収集することが可能となる。また,より多くの利用者に対してポイントを与えた店のランキング,すなわちポイント配給ランキングを表示すれば,各店の宣伝に繋がることになる。
本発明は,例えば,多くの利用者から個人情報を収集すると共に,各利用者に対して加盟店の宣伝を行うシステムに適用可能である。
本発明の実施の形態にかかる懸賞システムの構成を示すブロック図である。 同実施の形態にかかる懸賞システムの動作モードを示すブロック図である。 導入モード(その1)における同実施の形態にかかる懸賞システムの動作を示すフローチャートである。 導入モード(その2)における同実施の形態にかかる懸賞システムの動作を示すフローチャートである。 クイズモードおよび個人情報取得モードにおける同実施の形態にかかる懸賞システムの動作を示すフローチャートである。 クーポン提供モードにおける同実施の形態にかかる懸賞システムの動作を示すフローチャートである。
符号の説明
100 懸賞システム
110 情報通信機器
120 サーバ群
121 Webコンテンツサーバ
122 クイズサーバ
123 クーポンサーバ
124 個人情報管理サーバ
125 購買分析サーバ

Claims (13)

  1. 少なくとも一の情報通信機器と情報収集装置から成る情報収集システムであって,
    前記情報収集装置は,
    前記各情報通信機器に対して,問題を送信する機能と,
    前記各情報通信機器から返信された前記問題に対する解答の正解/不正解を判定する機能と,
    前記解答が正解である場合に,前記各情報通信機器に対して,所定の情報の返信を要求する機能と,
    前記各情報通信機器から前記所定の情報の返信があった場合に,前記各情報通信機器に対して,有価データを送信する機能と,
    を有することを特徴とする,情報収集システム。
  2. 前記情報収集装置は,登録されている被登録者に関する情報に基づいて前記問題を作成することを特徴とする,請求項1に記載の情報収集システム。
  3. 前記情報収集装置は,登録されている複数の被登録者の中から,前記情報通信機器によって選択された被登録者に関する情報に基づいて前記問題を作成することを特徴とする,請求項1に記載の情報収集システム。
  4. 前記情報収集装置は,前記各情報通信機器による前記被登録者の選択履歴を管理する機能を有することを特徴とする,請求項3に記載の情報収集システム。
  5. 前記情報収集装置は,前記各情報通信機器から返信された解答の判定結果の履歴を管理する機能を有することを特徴とする,請求項1〜4に記載の情報収集システム。
  6. 前記情報収集装置は,前記各情報通信機器からのアクセス履歴を管理する機能を有することを特徴とする,請求項1〜5に記載の情報収集システム。
  7. 問題を外部に出力する機能と,
    外部から入力された前記問題に対する解答の正解/不正解を判定する機能と,
    前記解答が正解である場合に,所定の情報の入力を外部に要求する機能と,
    外部から前記所定の情報の入力があった場合に,外部に対して,有価データを出力する機能と,
    を有することを特徴とする,情報収集装置。
  8. 登録されている被登録者に関する情報に基づいて前記問題を作成することを特徴とする,請求項7に記載の情報収集装置。
  9. 登録されている複数の被登録者の中から,外部からの指示によって選択された被登録者に関する情報に基づいて前記問題を作成することを特徴とする,請求項7に記載の情報収集装置。
  10. 外部からの指示による前記被登録者の選択履歴を管理する機能を有することを特徴とする,請求項9に記載の情報収集装置。
  11. 外部から入力された解答の判定結果の履歴を管理する機能を有することを特徴とする,請求項7〜10に記載の情報収集装置。
  12. 外部からのアクセス履歴を管理する機能を有することを特徴とする,請求項7〜11に記載の情報収集装置。
  13. 情報通信機器と情報収集装置による情報収集方法であって,
    前記情報収集装置から前記情報通信機器に対して,問題を送信する段階と,
    前記情報通信機器から返信された前記問題に対する解答の正解/不正解を前記情報収集装置が判定する段階と,
    前記解答が正解である場合に,前記情報収集装置が前記情報通信機器に対して,所定の情報の返信を要求する段階と,
    前記情報通信機器から前記所定の情報の返信があった場合に,前記情報収集装置が前記情報通信機器に対して,有価データを送信する段階と,
    を含むことを特徴とする,情報収集方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013101575A (ja) * 2011-11-09 2013-05-23 Kenji Tanaka クーポンの配布および広告の配信のための方法、システム、サーバ装置、端末装置およびプログラム
JP2016027499A (ja) * 2015-10-13 2016-02-18 謙二 田中 クーポンの配布および広告の配信のための方法、システム、サーバ装置、端末装置およびプログラム

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