JP4138342B2 - アンケート方法及びプログラム並びに装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、WWW(World Wide Web)等の一般のユーザに対してアンケートを実施するためのアンケート方法及びプログラム並びに装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
WWWでアンケートを実施する手法には主に以下の2通りの方式がある。
【0003】
第1の方式であるモニタ方式では、予め多数のユーザにモニタになってもらい、モニタの中からそのアンケートの目的に合致した者を選択し、回答を得る。
【0004】
アンケートの実施者は、モニタに対してアンケートに回答した回数やモニタになっている期間に応じて報酬を与える。
【0005】
このモニタ方式では、モニタを管理することでアンケートの信憑性をある程度高く維持することが可能である。
【0006】
また、調査したい目的と条件の合致したモニタを選択し、この者に対してアンケートを実施することにより、目的に合った調査を行うことが可能である。
【0007】
一方、第2の方式である懸賞方式では、あるWebサイトからアンケートサイトへのリンクを張っておき、アンケートの回答者に対して懸賞を与える。懸賞は、アンケートの回答者全員に一律に与えてもよいし、抽選等で一部の回答者に与えてもよい。
【0008】
この懸賞方式では、広く一般のWWWユーザをアンケートの回答者とすることが可能であるため、回答件数を多くすることが容易である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、モニタ方式では、モニタを獲得し、維持するための人件費及び費用がかかるため、コストが高くなる。また、コスト的な理由によってモニタ数を増やすことに限界があるため、特殊な条件に合致したモニタを選択して調査する場合、この条件に合致する適切なモニタを集めることが困難となる。
【0010】
また、懸賞方式では、上述したようにWWWの一般のユーザをアンケート対象者とするので、懸賞が魅力的であれば短期間に多数の回答を比較的低コストで得ることが可能である。しかし、懸賞目当てでアンケートに回答する者も多い。また、懸賞サイトにおける回答者の約70%は40才代の主婦であるとの統計結果もあり、調査条件に合致したユーザから回答を得ることが困難な場合がある。
【0011】
本発明は、以上のような実情に鑑みてなされたもので、条件に合致するユーザに対して、適切な内容のアンケートを実施するためのアンケート方法及びプログラム並びに装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明を実現するにあたって講じた具体的手段について以下に説明する。
【0013】
本発明は、コンピュータを利用してアンケートを実施するアンケート方法において、ネットワーク上のコンテンツに対するユーザのアクセス状況を分析し、複数のアクセス状況のパターン毎に予め設定されているアンケート生成のためのルール情報の中からアクセス状況の分析結果に対応するルール情報を抽出し、抽出されたルール情報を適用してアクセス状況の分析結果に応じたアンケート情報を生成し、生成されたアンケート情報をユーザに対して提供するアンケート方法である。
【0014】
本発明のアンケート方法を実施する機能を容易にコンピュータに実現させるために、コンピュータに、ネットワーク上のコンテンツに対するユーザのアクセス状況を分析する分析機能と、複数のアクセス状況のパターン毎に予め設定されているアンケート生成のためのルール情報の中からアクセス状況の分析結果に対応するルール情報を抽出するルール抽出機能と、抽出されたルール情報を適用してアクセス状況の分析結果に応じたアンケート情報を生成する生成機能とを実現させるためのアンケートプログラム、又はこのプログラムを記録した記録媒体を適用してもよい。
【0015】
また、本発明のアンケート方法を実施するための手段をアンケート装置に備えてもよい。
【0016】
なお、本発明において、アクセス状況の分析は、ユーザがネットワークを経由してコンテンツにアクセスした場合に記録されるアクセスログに基づいて実行されるとしてもよい。
【0017】
また、本発明において、ルール情報は、アンケートを構成するためのアンケート部品の識別情報を含み、アンケート情報は、抽出されたルール情報に含まれている識別情報で示されるアンケート部品を組み合わせて生成されるとしてもよい。
【0018】
これにより、一般のユーザの中から適切な回答者を選択することができ、この適切な回答者に適切な内容のアンケートを低コストかつ効率的に実施することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
【0020】
(第1の実施の形態)
本実施の形態においては、アクセスログに基づいてどのユーザ(ブラウザでもよい)がWebサイト上のどのコンテンツ(ここではWebページとする)にアクセスしたかを監視し、アクセス状況が所定の条件を満たすユーザに対してのみアンケートを実施するアンケート方法について説明する。
【0021】
図1は、本実施の形態に係るアンケート方法を実施するアンケートシステムを例示するブロック図である。
【0022】
アンケートシステム1は、Webサーバ2とアンケートサーバ3とを備えている。アンケートシステム1は、記録媒体4に記録されているアンケートプログラム5を読み込んで実行する。
【0023】
Webサーバ2は、アンケートを実施するWebサイトのサーバであり、ユーザ61〜6n(カスタマ、一般消費者)の操作するブラウザ71〜7nと送受信可能に接続されている。
【0024】
このWebサーバ2は、複数のWebページを備えている。各ユーザ61〜6nはそれぞれブラウザ71〜7nを操作してWebサイトを構成するWebページを閲覧する。
【0025】
Webサーバ2は、各ユーザ61〜6nからアクセスされた場合に、アクセスログをアクセスログ格納部8のアクセスログテーブル8aに格納する。
【0026】
アクセスログは、アクセスしたユーザの識別情報(ブラウザの識別情報をユーザの識別情報として利用してもよい)、アクセスされたWebページの識別情報、アクセス時間に関する時間情報などの情報を含む。
【0027】
アンケートサーバ3は、Webサーバ2と連携しつつアンケート情報の生成、回答情報13の収集を行う。アンケートサーバ3は、ページ・アイテム対応テーブル9、分析結果情報10、ルールテーブル11、アンケート部品情報12、回答情報13などの各種情報を格納する格納部14を備えている。
【0028】
本実施の形態におけるアンケートプログラム5は、Webサーバ2でアンケート提供機能15、回答受付機能16を実現し、アンケートサーバ3で分析機能17、ルール抽出機能18、アンケート生成機能19を実現する。
【0029】
表1は、アクセスログテーブル8aの例である。
【0030】
【表1】
【0031】
アクセスログテーブル8aには、アクセスしたユーザの識別情報と、アクセスされたWebページの識別情報と、時間情報とを関連付けたアクセスログが登録される。なお、ユーザの識別情報には、ユーザの操作するブラウザをクッキー等の手段により識別するための情報を利用可能である。
【0032】
表2は、ページ・アイテム対応テーブル9の例である。
【0033】
【表2】
【0034】
ここで、アイテムとは、アンケートにより調査する事柄の候補であり、例えばショッピングモールで扱う「ワイン」「家具」などの各種の商品がアイテムとなる。また、「食事」「クリーニング」などの各種サービス、「リゾート」「温泉」「東京」などの場所の名称、その他アンケートの調査対象となり得るものがアイテムとなる。
【0035】
あるWebページに、あるアイテムが掲載されている場合に、そのWebページの識別情報とアイテムの識別情報とが、関係付けされた状態でページ・アイテム対応テーブル9に登録される。
【0036】
ページ・アイテム対応テーブル9において、Webページの識別情報とアイテムの識別情報とが関係付けされることにより、Webページの種別が識別可能となる。例えば、表2におけるWebページP1は、「ワイン」に関するページであり、また「家具」に関するページでもあると識別される。
【0037】
分析機能17は、アクセスログテーブル8aに登録されているアクセスログと格納部14のページ・アイテム対応テーブル9とに基づいて分析を実行し、その結果である分析結果情報10を格納部14に格納する。
【0038】
表3は、分析結果情報10の例である。
【0039】
【表3】
【0040】
この分析結果情報10では、アクセスしたユーザの識別情報とそのユーザのアクセスしたアイテムの識別情報とアクセス回数とが関係付けされている。例えば、表3におけるユーザ「U100」は、アイテム「WINE」を「3」回アクセスし、アイテム「FURNITURE」を「4」回アクセスしている。この分析結果情報10からどのユーザがどのような事柄に関心を持っているか、どのユーザがどのような嗜好を持つかを推測可能である。
【0041】
分析機能17は、Webサーバ2があるユーザによって新たにアクセスされてアクセスログテーブル8aに新規のアクセスログが登録される度に、格納部14に格納されている分析結果情報10のうちこの新たなアクセスを行ったユーザに関する部分を読み出し、この読み出した部分を更新する。
【0042】
そして、分析機能17は、分析結果情報10の生成又は更新が行われる度に、分析結果情報10をルール抽出機能18に提供する。
【0043】
表4は、ルールテーブル11の例である。
【0044】
【表4】
【0045】
このルールテーブル11には、アイテムの識別情報とアイテムに対するアクセス回数のしきい値とからなる条件と、この条件が満たされる場合にアンケート生成に利用されるアンケート部品の識別情報とを関係付けたルール情報が設定されている。
【0046】
表4に示すルールテーブル11には、例えば、アイテム「WINE」が「2」回以上かつアイテム「FURNITURE」が「4」回以上アクセスされた場合に、アンケート部品「C2」とアンケート部品「C14」とを組み合わせてアンケート情報を生成する旨のルール情報が含まれている。
【0047】
ここでは、複数のアイテムの識別情報についてそれぞれのしきい値がルール情報に含まれている場合に、ルール情報に含まれているアイテムの識別情報の全てに対するアクセス回数がしきい値以上となることを条件としている。しかしながら、条件は各種変更できる。例えば、ルール情報に含まれているアイテムの識別情報のうち所定数のアイテムの識別情報に対するアクセス回数がしきい値以上となることを条件としてもよい。
【0048】
ルール抽出機能18は、分析機能17から分析結果情報10を受け付ける度に、ルールテーブル11に設定されているルール情報と分析結果情報10とに基づいて、ユーザのアクセス状況がルールテーブル11のルール情報の示す条件を満たすか(所定のアイテムに対するアクセス回数がしきい値以上か)否かを判定する。
【0049】
そして、ルール抽出機能18は、ルール情報の示す条件を満たすと判定されたユーザの識別情報と、その条件に対応付けされているアンケート部品の識別情報とを求め、ユーザの識別情報とアンケート部品の識別情報とをアンケート生成機能19に提供する。
【0050】
アンケート部品情報12は、図2に示すようなアンケートの構成要素となるアンケート部品の集合である。各アンケート部品は、識別情報「C1」〜「Cn」が付された状態で格納部14に格納されている。
【0051】
例えば、アンケート部品としては、アンケートを構成するための部分的な数行の質問と複数の選択肢を記載した情報を利用できる。
【0052】
アンケート生成機能19は、ルール抽出機能18から受け付けたアンケート部品の識別情報に基づいて、この識別情報で示されるアンケート部品を格納部14のアンケート部品情報12の中から読み出し、組み合わせて図3に示すようなアンケート情報20を生成し、ルール抽出機能18から受け付けたユーザの識別情報と生成されたアンケート情報20とをアンケート提供機能15に提供する。
【0053】
アンケート提供機能15は、受け付けたユーザの識別情報に基づいて、このユーザの操作するブラウザに対してアンケート情報20を提供する。
【0054】
ブラウザ71〜7nは、アンケート提供機能15から受け付けたアンケート情報20に基づいて、アンケート画面を表示する。
【0055】
回答受付機能16は、ユーザ61〜6nがブラウザ71〜7nに対してアンケートに対する回答を入力した場合に、ブラウザ71〜7nから回答情報13を受け付け、その内容をアンケートサーバ3の格納部14に格納する。
【0056】
図4は、本実施の形態に係るアンケート方法を例示するフローチャートである。なお、ここでは、ユーザ61〜6nに対してアンケートを行う場合について説明するが、ユーザ61〜6nのうち少なくとも一人に対してアンケートを実施する場合も同様である。
【0057】
まず、アクセスログテーブル8aとページ・アイテム対応テーブル9とが、分析機能17によってアクセスされる(S1)。そして、各ユーザ61〜6nのアクセス状況を示す分析結果情報10が分析機能17によって生成される(S2)。例えば、どのユーザがどのアイテムを何回アクセスしたかを示す情報が生成される。
【0058】
次に、ルールテーブル11がルール抽出機能18によってアクセスされる(S3)。そして、ルールテーブル11と分析結果情報10とに基づいて、各ユーザ61〜6nのアクセス状況に応じたルール情報がルール抽出機能18によって抽出され(S4)、ユーザ61〜6n毎にアンケート部品の識別情報が求められる(S5)。
【0059】
なお、アクセス状況に応じたルール情報が抽出されなかったユーザについては、アンケート情報が生成されずアンケートは実施されない。
【0060】
次に、ユーザ61〜6n毎に求められたアンケート部品の識別情報に基づいて、該当するアンケート部品がアンケート生成機能19によって格納部14から読み出され(S6)、ユーザ61〜6nに対するアンケート情報20が生成される(S7)。ユーザ61〜6nに対するアンケート情報20は、各ユーザ61〜6nのアクセス状況毎に応じてその内容が異なる。
【0061】
生成されたアンケート情報20は、アンケート提供機能15によってそれぞれのユーザ61〜6nの操作するブラウザ71〜7nに対して送信される(S8)。
【0062】
アンケート情報20は、ブラウザ71〜7nによって表示される。
【0063】
各ユーザ61〜6nは、ブラウザ71〜7nを利用してアンケートに対して回答する。
【0064】
各ユーザ61〜6nの回答情報13は、回答受付機能16によって受け付けられ(S9)、格納部14に格納される(S10)。
【0065】
以上説明した本実施の形態に係るアンケート方法では、アンケートの収集対象となる母集団を、あるWebサイトをアクセスした全てのユーザとすることができ、特定のモニタを用意しなくてもよい。
【0066】
したがって、モニタの獲得、維持のための費用、労力、時間を節約できる。
【0067】
また、本実施の形態に係るアンケート方法では、そのWebサイトにおける各ユーザのアクセス状況が監視され、アンケートを全てのユーザに対して実施するのではなく、予め設定されている条件に合致するユーザに対してのみその条件に対応したアンケートが実施される。すなわち、アンケートを実施したいユーザの特徴を予めWebサイトのアクセス状況に基づいて定義可能である。
【0068】
これにより、多数のユーザの中から特定の条件に合致したユーザを抽出し、この条件に合致したユーザに対してのみ効率的にアンケートを実施し、回答を得ることができ、分配すべき懸賞の費用を節約できる。
【0069】
また、アンケート用のWebページが固定的に用意されるわけではないため、懸賞サイトの一覧に本実施の形態により生成されたアンケート情報が登録される可能性が低下し、懸賞のみを目当てとするユーザがアンケートに回答することを防止でき、この結果アンケートによる調査内容の信頼性を向上させることができる。
【0070】
例えば、「ワインラック」に関するアンケートを行うために、あるショッピングモールにおいて「ワイン」と「家具」の双方に興味を持っているユーザに対してアンケートを実施したいとする。
【0071】
この場合、このショッピングモールにおける各ユーザのアクセス状況がリアルタイムで監視され、あるユーザが「ワイン」に関するWebページと「家具」に関するWebページの双方を所定回数アクセスしたことが判明した時点で、そのユーザの画面に対してアンケートを表示できる。
【0072】
このように一般的なWWWのユーザの中から所定の条件を満たす者をリアルタイムに抽出し、迅速にアンケートの回答を得ることができる。
【0073】
(第2の実施の形態)
本実施の形態においては、上記第1の実施の形態に係るアンケート方法を利用したアンケート実施サービスについて説明する。
【0074】
図5は、本実施の形態に係るアンケート実施サービスを例示するブロック図であり、図1と同一の部分については同一の符号を付している。
【0075】
各ユーザ61〜6nの操作するブラウザ71〜7nとWebサーバ2とアンケートサーバ3とは、例えばインターネットなどのようなネットワーク21を介して接続されている。Webサーバ2は、例えばサイト運営者22によって管理されている。アンケートサーバ3は、サービス提供者23によって管理されている。
【0076】
ユーザ61〜6nは、ブラウザ71〜7nを用いてネットワーク21を介してWebサーバ2で管理されているWebページをアクセスする。
【0077】
ここで、サイト運営者22が特定の特徴又は嗜好を持つユーザに対してアンケートを実施したい場合、サービス提供者23にその旨を通知する。アンケートサーバ3には、上記図1に示すアンケートシステム1の具備する各種機能15〜19が実装されている。アンケートサーバ3に実装されたアンケート提供機能15によって表示されるアンケート画面は、Webサーバ2によって表示されるWebページの画面の一部に組み込まれる形式で、ネットワークを経由してブラウザ71〜7nに転送される。Webサーバ2は、リアルタイムにアクセスログデータをアンケートサーバ3に転送し、転送されたアクセスログデータはアンケートサーバ3の格納部に格納される。
【0078】
サービス提供者23は、アンケートサーバ3を利用して特定の特徴又は嗜好を持つユーザに対して上記第1の実施の形態に係るアンケート方法を実施し、回答情報13を得る。
【0079】
アンケートの回答情報13又はその集計結果は、サービス提供者23からサイト運営者22に提供される。
【0080】
このように、サイト運営者22は、サービス提供者23の提供するアンケート実施サービスを受けることができる。
【0081】
サービス提供者23は、サイト運営者22に対してアンケート実施サービスを提供することによりサービス料金を得ることができる。
【0082】
そして、サイト運営者22は、サービス提供者23からアンケート実施サービスの提供を受けることで、自己でアンケートプログラム5を保持する必要がなく、保守、運用の面で効率的にアンケートを実施できる。
【0083】
(第3の実施の形態)
本実施の形態においては、上記第1又は第2の実施の形態の変形例について説明する。
【0084】
アンケートプログラム5により実現される各機能は、自由に組み合わせてもよく、また複数の機能に分割してもよく、配置位置を変更してもよい。例えば、アンケート提供機能15、回答受付機能16は、アンケートサーバ3において実現されてもよい。
【0085】
また、アンケートプログラム5は、複数のコンピュータ上に分散され、互いに連携しつつ動作してもよい。
【0086】
また、アンケートプログラム5は、コンピュータに、分析機能17、ルール抽出機能18、アンケート生成機能19を実現させるためのプログラムとし、アンケート提供機能15及び回答受付機能16を電子メールソフトウェアなどのような既存のソフトウェアにより実現してもよい。
【0087】
また、上記第1の実施の形態においては、Webページのアクセス回数をアクセス状況として利用し、アンケートを生成している。しかしながら、例えば複数のWebページをアクセスした場合のアクセス経路などをアクセス状況として利用し、アンケートを生成してもよい。
【0088】
また、上記第1の実施の形態においては、アクセス回数がしきい値以上か否かに基づいてアクセス状況が条件を満たすか否かを判定している。しかしながら、例えば「ワイン」に関するWebページをアクセスすると1ポイント、「ワイン」を実際に購入すると5ポイントなどのようにユーザの動作に応じて重み付けした値をカウントし、そのカウント値が所定のしきい値以上になった場合に、アクセス条件を満たすと判定してもよい。
【0089】
また、アンケートシステム1、アンケートサーバ3と同様の動作を実現する手段を備えたアンケート装置をアンケートシステム1の代わりに利用しても上記効果を得ることができる。
【0090】
【発明の効果】
以上詳記したように本発明においては、アクセス状況が設定された条件に合致するユーザに対して、その条件に応じたアンケートを実施できる。
【0091】
これにより、モニタを集める必要がなく、アンケートを容易に実施することができる。また、懸賞目的の回答を排除することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るアンケート方法を実施するアンケートシステムを例示するブロック図。
【図2】アンケート部品情報を例示するブロック図。
【図3】アンケート情報を例示するブロック図。
【図4】同実施の形態に係るアンケート方法を例示するフローチャート。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係るアンケート実施サービスを例示するブロック図。
【符号の説明】
1…アンケートシステム
2…Webサーバ
3…アンケートサーバ
4…記録媒体
5…アンケートプログラム
61〜6n…ユーザ
71〜7n…ブラウザ
8…アクセスログ格納部
8a…アクセスログテーブル
9…ページ・アイテム対応テーブル
10…分析結果情報
11…ルールテーブル
12…アンケート部品情報
13…回答情報
14…格納部
15…アンケート提供機能
16…回答受付機能
17…分析機能
18…ルール抽出機能
19…アンケート生成機能
Claims (6)
- コンピュータによるアンケート方法において、
前記コンピュータにより、コンテンツをアクセスしたユーザの識別情報とアクセスされた前記コンテンツの識別情報とを含むアクセスログを前記コンピュータの格納部に格納し、
前記コンピュータの分析機能により、前記コンピュータの格納部に格納されており前記コンテンツの識別情報とアンケート調査のアイテム候補の識別情報とを関連付けた第1テーブルと、前記コンピュータの格納部に格納されている前記アクセスログとに基づいて、前記ユーザの識別情報、前記アイテム候補の識別情報、アクセス回数とを関連付けた分析結果情報を生成し、前記コンピュータの格納部に格納し、
前記コンピュータのルール抽出手段により、前記コンピュータの格納部に格納されており前記アイテム候補の識別情報としきい値とアンケート部品の識別情報とを関連付けた第2テーブルと、前記コンピュータの格納部に格納されている分析結果情報とに基づいて、前記アイテム候補の識別情報に対するアクセス回数が前記しきい値以上の場合、前記しきい値に対応付けされているアンケート部品の識別情報を求め、
前記コンピュータのアンケート生成機能により、前記コンピュータのルール抽出機能によって求められたアンケート部品の識別情報に基づいて、前記コンピュータの格納部に格納されておりアンケートの構成要素となるアンケート部品の集合であるアンケート部品情報の中からアンケート部品を読み出し、組み合わせてアンケート情報を生成し、
前記コンピュータのアンケート提供機能により、前記ユーザの識別情報に基づいて、前記コンピュータのアンケート生成機能によって生成されたアンケート情報を、前記ユーザの操作するブラウザに提供する
ことを特徴とするアンケート方法。 - コンピュータによるアンケート方法において、
前記コンピュータにより、コンテンツをアクセスしたユーザの識別情報とアクセスされた前記コンテンツの識別情報とを含むアクセスログを前記コンピュータの格納部に格納し、
前記コンピュータの分析機能により、前記コンピュータの格納部に格納されており前記コンテンツの識別情報とアンケート調査のアイテム候補の識別情報とを関連付けた第1テーブルと、前記コンピュータの格納部に格納されている前記アクセスログとに基づいて、前記ユーザの識別情報、前記アイテム候補の識別情報、アクセスを重み付けした値をカウントしたカウント値とを関連付けた分析結果情報を生成し、前記コンピュータの格納部に格納し、
前記コンピュータのルール抽出手段により、前記コンピュータの格納部に格納されており前記アイテム候補の識別情報としきい値とアンケート部品の識別情報とを関連付けた第2テーブルと、前記コンピュータの格納部に格納されている分析結果情報とに基づいて、前記アイテム候補の識別情報に対するカウント値が前記しきい値以上の場合、前記しきい値に対応付けされているアンケート部品の識別情報を求め、
前記コンピュータのアンケート生成機能により、前記コンピュータのルール抽出機能によって求められたアンケート部品の識別情報に基づいて、前記コンピュータの格納部に格納されておりアンケートの構成要素となるアンケート部品の集合であるアンケート部品情報の中からアンケート部品を読み出し、組み合わせてアンケート情報を生成し、
前記コンピュータのアンケート提供機能により、前記ユーザの識別情報に基づいて、前記コンピュータのアンケート生成機能によって生成されたアンケート情報を、前記ユーザの操作するブラウザに提供する
ことを特徴とするアンケート方法。 - コンピュータを、
コンテンツをアクセスしたユーザの識別情報とアクセスされた前記コンテンツの識別情報とを含むアクセスログを前記コンピュータの格納部に格納する手段、
前記コンピュータの格納部に格納されており前記コンテンツの識別情報とアンケート調査のアイテム候補の識別情報とを関連付けた第1テーブルと、前記コンピュータの格納部に格納されている前記アクセスログとに基づいて、前記ユーザの識別情報、前記アイテム候補の識別情報、アクセス回数とを関連付けた分析結果情報を生成し、前記コンピュータの格納部に格納する分析手段、
前記コンピュータの格納部に格納されており前記アイテム候補の識別情報としきい値とアンケート部品の識別情報とを関連付けた第2テーブルと、前記コンピュータの格納部に格納されている分析結果情報とに基づいて、前記アイテム候補の識別情報に対するアクセス回数が前記しきい値以上の場合、前記しきい値に対応付けされているアンケート部品の識別情報を求めるルール抽出手段、
前記ルール抽出手段によって求められたアンケート部品の識別情報に基づいて、前記コンピュータの格納部に格納されておりアンケートの構成要素となるアンケート部品の集合であるアンケート部品情報の中からアンケート部品を読み出し、組み合わせてアンケート情報を生成するアンケート生成手段、
前記ユーザの識別情報に基づいて、前記アンケート生成手段によって生成されたアンケート情報を、前記ユーザの操作するブラウザに提供するアンケート提供手段
として機能させるためのアンケートプログラム。 - コンピュータを、
コンテンツをアクセスしたユーザの識別情報とアクセスされた前記コンテンツの識別情報とを含むアクセスログを前記コンピュータの格納部に格納する手段、
前記コンピュータの格納部に格納されており前記コンテンツの識別情報とアンケート調査のアイテム候補の識別情報とを関連付けた第1テーブルと、前記コンピュータの格納部に格納されている前記アクセスログとに基づいて、前記ユーザの識別情報、前記アイテム候補の識別情報、アクセスを重み付けした値をカウントしたカウント値とを関連付けた分析結果情報を生成し、前記コンピュータの格納部に格納した分析手段、
前記コンピュータの格納部に格納されており前記アイテム候補の識別情報としきい値とアンケート部品の識別情報とを関連付けた第2テーブルと、前記コンピュータの格納部に格納されている分析結果情報とに基づいて、前記アイテム候補の識別情報に対するカウント値が前記しきい値以上の場合、前記しきい値に対応付けされているアンケート部品の識別情報を求めるルール抽出手段、
前記ルール抽出手段によって求められたアンケート部品の識別情報に基づいて、前記コンピュータの格納部に格納されておりアンケートの構成要素となるアンケート部品の集合であるアンケート部品情報の中からアンケート部品を読み出し、組み合わせてアンケート情報を生成するアンケート生成手段、
前記ユーザの識別情報に基づいて、前記アンケート生成手段によって生成されたアンケート情報を、前記ユーザの操作するブラウザに提供するアンケート提供手段
として機能させるためのアンケートプログラム。 - アンケートを実施するアンケート装置において、
コンテンツをアクセスしたユーザの識別情報とアクセスされた前記コンテンツの識別情報とを含むアクセスログと、前記コンテンツの識別情報とアンケート調査のアイテム候補の識別情報とを関連付けた第1テーブルと、前記アイテム候補の識別情報としきい値とアンケート部品の識別情報とを関連付けた第2テーブルと、アンケートの構成要素となるアンケート部品の集合であるアンケート部品情報とを格納する格納手段と、
前記格納手段に格納されている前記第1テーブルと、前記格納手段に格納されている前記アクセスログとに基づいて、前記ユーザの識別情報、前記アイテム候補の識別情報、アクセス回数とを関連付けた分析結果情報を生成し、前記格納手段に格納する分析手段と、
前記格納手段に格納されている前記第2テーブルと、前記格納手段に格納されている前記分析結果情報とに基づいて、前記アイテム候補の識別情報に対するアクセス回数が前記しきい値以上の場合、前記しきい値に対応付けされているアンケート部品の識別情報を求めるルール抽出手段と、
前記ルール抽出手段によって求められたアンケート部品の識別情報に基づいて、前記格納手段に格納されている前記アンケート部品情報の中からアンケート部品を読み出し、組み合わせてアンケート情報を生成するアンケート生成手段と、
前記ユーザの識別情報に基づいて、前記アンケート生成手段によって生成されたアンケート情報を、前記ユーザの操作するブラウザに提供するアンケート提供手段と
を具備するアンケート装置。 - アンケートを実施するアンケート装置において、
コンテンツをアクセスしたユーザの識別情報とアクセスされた前記コンテンツの識別情報とを含むアクセスログと、前記コンテンツの識別情報とアンケート調査のアイテム候補の識別情報とを関連付けた第1テーブルと、前記アイテム候補の識別情報としきい値とアンケート部品の識別情報とを関連付けた第2テーブルと、アンケートの構成要素となるアンケート部品の集合であるアンケート部品情報とを格納する格納手段と、
前記格納手段に格納されている前記第1テーブルと、前記格納手段に格納されている前記アクセスログとに基づいて、前記ユーザの識別情報、前記アイテム候補の識別情報、アクセスを重み付けした値をカウントしたカウント値とを関連付けた分析結果情報を生成し、前記格納手段に格納する分析手段と、
前記格納手段に格納されている前記第2テーブルと、前記格納手段に格納されている分析結果情報とに基づいて、前記アイテム候補の識別情報に対するカウント値が前記しきい値以上の場合、前記しきい値に対応付けされているアンケート部品の識別情報を求めるルール抽出手段と、
前記ルール抽出手段によって求められたアンケート部品の識別情報に基づいて、前記格納手段に格納されている前記アンケート部品情報の中からアンケート部品を読み出し、組み合わせてアンケート情報を生成するアンケート生成手段と、
前記ユーザの識別情報に基づいて、前記アンケート生成手段によって生成されたアンケート情報を、前記ユーザの操作するブラウザに提供するアンケート提供手段と
を具備するアンケート装置。
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