JP2002133240A - ネットワーク広告の閲覧促進方法 - Google Patents

ネットワーク広告の閲覧促進方法

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JP2002133240A
JP2002133240A JP2000319296A JP2000319296A JP2002133240A JP 2002133240 A JP2002133240 A JP 2002133240A JP 2000319296 A JP2000319296 A JP 2000319296A JP 2000319296 A JP2000319296 A JP 2000319296A JP 2002133240 A JP2002133240 A JP 2002133240A
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Yuji Kano
裕司 鹿野
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DIGITAL CONCEPT KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バナー広告等のネットワーク広告の閲覧を促
進し、ネットワーク広告における広告効果の向上を図る
ことができるネットワーク広告の閲覧促進方法を提供す
る。 【解決手段】 インターネット等のネットワークのウェ
ブサイトから提供されるネットワーク広告から広告サイ
トにリンク接続した視聴者に、リンク時の時間情報等に
よるくじ方式やリンク回数を積算したポイント方式によ
って、商品やサービス等を提供する。また、視聴者固有
の情報、ネットワーク広告の閲覧ページへのリンク元お
よびリンク先の属性を収集分類し、保持し、市場調査情
報として提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バナー広告等のネ
ットワーク広告の閲覧促進方法に関し、詳しくは、固定
電話網、携帯電話網、ディジタルテレビ放送網、ケーブ
ルテレビ放送網、インターネット等のコンピュータネッ
トワークのいずれかを含むネットワークのウェブ(We
b)サイト上で表示または放送されるネットワーク広告
の閲覧を促進して広告宣伝効果を向上させるための方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、インターネットのホームペー
ジ上にバナー広告と呼ばれる広告形態が、インターネッ
トを利用した広告手法として広く行われている。このバ
ナー広告は、ウェブサイトの視聴者がバナー広告内のク
リックポイントをクリックすることにより、リンクされ
ている広告主のウェブサイトを表示するようにしてい
る。バナー広告を掲載するためには、広告主がバナー広
告主催者との間でバナー広告掲載に関する契約を行い、
主催者は、広告主から所定の広告掲載料を収入として得
るようなシステムとなっている。
【0003】広告掲載料の算出方法としては、バナー広
告の画像が表示された回数に応じて課金する方法(イン
プレッション保証型)、実際に視聴者がクリックポイン
トをクリックした回数に応じて課金する方法(クリック
保証型)、広告主のウェブサイトで実際に成約に至った
件数に応じて課金する方法(成果保証型)等、様々な方
法で行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、最近の米国に
おける調査では、バナー広告の大半は、その掲載期間が
短く、かつ、広告を目にする利用者数は極めて限定的と
なっているとの報告がある。この報告は、過去1年間に
おける主要ウェブサイトに掲載されたバナー広告の状況
を調査したものであって、バナー広告の掲載期間は平均
3週間であり、多くはそれ以下の短期間であったという
ものであり、さらに、バナー広告の利用率は、ウェブサ
イト利用者全体に対して0.01%にも満たないとして
いる。
【0005】一方、日本国内における調査では、インタ
ーネット広告の市場は、2,3年後には1000億円以
上、4,5年後には2000億円程度にまで拡大し、ラ
ジオ広告を抜くとの予測が報告されている。すなわち、
インターネット利用人口の急増を背景に、ネット広告市
場は拡大し、パソコンだけでなく携帯電話向けの動画配
信等、広告のバリエーションを広げ、これが市場の追風
となっているという。ところが、日本においても、ネッ
ト広告(バナー広告)のクリック率の低下傾向が懸念さ
れており、広告主だけでなく、広告主催者においても、
インターネット視聴者の特性に合わせた広告配信やバナ
ー広告の見せ方を工夫する必要が出てきている。さら
に、バナー広告を単なる販売促進の道具ではなく、ブラ
ンド育成の武器として活用する企業が増大するであろう
ことも、長期的なバナー広告の成長に欠かせない条件で
ある。
【0006】そこで本発明は、バナー広告等の広告サイ
トにリンク接続した視聴者に商品やサービス等の懸賞を
提供することによってバナー広告等ネットワーク広告の
閲覧を促進し、ネットワーク広告における広告効果の向
上を図ることができるネットワーク広告の閲覧促進方法
を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のネットワーク広告の閲覧促進方法は、固定
電話網、携帯電話網、ディジタルテレビ放送網、ケーブ
ルテレビ放送網、コンピュータネットワークのいずれか
一つを含むネットワークのウェブサイト上に広告・宣伝
を目的として表示または放送されるネットワーク広告に
対する視聴者の閲覧を促進するための方法であって、前
記ネットワーク広告に対する視聴者毎の閲覧状態を監視
し、閲覧回数、閲覧時刻、視聴者固有の情報のいずれか
または組み合わせによって応募番号を生成し、その生成
前または生成後に設定した当選番号との比較により、当
落または当選順位を決定し、その決定に応じた懸賞を付
すことを特徴としている。また、前記視聴者が予めメー
ルアドレスをネットワーク広告主催者に登録した懸賞応
募資格者であるか否かをさらに判定し、懸賞応募資格の
有無に応じて当落または当選順位を決定することを特徴
としている。さらに、ネットワーク広告の閲覧ページ内
に設けられた設問に対する視聴者の回答の有無、回答回
数、回答時刻のいずれかをさらに判定し、その判定結果
に応じて当落または当選順位を決定することを特徴とし
ている。
【0008】また、前記懸賞の付与は、ネットワーク広
告主催者から登録済み視聴者に送信されたクリック型メ
ール・サービスに対する視聴者の返信操作も、前記ネッ
トワーク広告の閲覧と同等として扱うことを特徴として
いる。また、前記視聴者固有の情報として、視聴者の電
話番号、接続経由を具体化する機器番号(IPアドレ
ス、DNSアドレスなど)、住所等の情報を用いること
を特徴としている。また、前記懸賞は、ネットワーク広
告の閲覧回数をポイントに換算し、該ポイントの加算数
に応じて行われるポイント加算商品提供、ポイント加算
情報提供、ポイント加算割引サービス提供等のポイント
加算行為によるサービスの提供であることを特徴として
いる。また、前記懸賞の当落または当選順位の情報は、
ネットワーク広告の閲覧ページ内に表示または視聴者に
対してメールによって告知することを特徴としている。
また、クリック型メール・サービスの中に、英字、数
字、記号、漢字、言葉等の当選を予測するために用いる
ユニークな言語を含む予測情報を組み入れることを特徴
としている。予測サービスとは、英字、数字、記号、漢
字、言葉等の当選を予測するために用いるユニークな言
語を含み、いわゆるヒントに相当する情報(文字または
絵柄等の組み合わせ)を提示することである。また、前
記視聴者固有の情報、ネットワーク広告の閲覧ページへ
のリンク元およびリンク先の属性を収集分類し、保持す
ることを特徴とする。なお、本発明において、閲覧と
は、ネットワーク広告のページまたはチャンネルで提供
されているネットワーク広告を見るまたは聞くという意
味である。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のネットワーク広
告の閲覧促進方法を実施するネットワーク環境を示すシ
ステム構成図である。この実施形態では、インターネッ
トのウェブサイトから提供されるバナー広告の閲覧を促
進する場合の例を示している。図1において、インター
ネット10に対し、WWWサーバ11、メールサーバ1
2、DNSサーバ(Domain Name System;ドメイン名解
決システム)13、広告サーバ(A)14〜(C)1
6、ユーザコンピュータ17、18およびインターネッ
トに接続可能な携帯電話機が接続された構成になってい
る。このような構成において、ユーザコンピュータ1
7,18および携帯電話機19の使用者はWWWサーバ
11が提供する所望のウェブサイトにインターネット1
0を通じてアクセスし、当該ウェブサイトのホームペー
ジ上の情報を閲覧または視聴することができる。また、
ホームページに表示されたバナー広告等をマウスクリッ
ク操作することにより、そのクリック位置に対応付けて
定義されているリンク先の広告サーバ(14〜16のい
ずれか)上におけるバナー広告主または主催者のページ
(広告サイト)にアクセスし、バナー広告の詳細を閲覧
することができる。また、メールサーバ12を介してユ
ーザコンピュータ17,18および携帯電話機19、W
WWサーバ11、広告サーバ14〜16相互間で電子メ
ールを送受することができる。なお、図1では固定電話
網、ディジタルテレビ放送網、ケーブルテレビ放送網に
ついては図示していないが、これらのネットワークにお
けるユーザ端末もインターネット10にアクセスし、バ
ナー広告を閲覧することができる。固定電話網における
ユーザ端末とは、家庭または事務所等に設置される電話
機である。また、ディジタルテレビ放送網、ケーブルテ
レビ放送網におけるユーザ端末とは、ディジタルテレビ
またはアナログテレビである。いずれのユーザ端末もI
Pアドレス等のネットワーク固有のアドレス情報または
番号が割り当てられている。
【0010】図2は、本実施形態のバナー広告の閲覧促
進方法を実現する手順の一実施形態を示すフローチャー
トであり、図3はバナー広告の説明図である。まず、図
3に示すように、バナー広告32は、通常、携帯電話
網、ディジタルテレビ放送網、インターネットを含む各
種ネットワークのウェブサイト画面31の上部等に横長
等の状態で表示され、会社名や閲覧を促進するキャッチ
フレーズ33等と共に、広告主のウェブサイト(広告サ
イト)35にリンクするクリックポイント34が設けら
れている。
【0011】本発明は、このようなバナー広告32の閲
覧を促進するため、該バナー広告32の視聴者に対して
広告主あるいはバナー広告主催者が懸賞を付すものであ
る。懸賞を付す方法としては、種々の方法が考えられる
が、例えば、クリックポイント34をマウスクリックし
て広告サイト35にリンクしたとき(アクセス時刻)の
時刻情報、視聴者のIPアドレス、DNSアドレス、電
話番号のような数字を含む情報に基づいて「くじ方式」
で当選者を決定することができる。
【0012】以下、懸賞の当選者を決定するまでの手順
を詳細に説明する。なお、以下では、説明を簡単にする
ために、WWWサーバ11には一つのウェブサイトのみ
が構築され、また広告サーバ(A)14〜(C)16に
も一つの広告サイトのみが構築されているものとする。
図2のフローチャートに示すように、例えばユーザコン
ピュータ17がWWWサーバ11に構築されたウェブサ
イトのURL(Uniform Resource Locator)をインターネ
ット10に送信すると、該当するウェブサイト画面デー
タがWWWサーバ11からユーザコンピュータ17に送
られ、ユーザコンピュータ17の表示画面に、図3のよ
うなバナー広告32を含むウェブサイト画面31として
表示される(ステップ21)。このとき、WWWサーバ
11は、今回のアクセス日時(Time Stamp)を記録した
「クッキー」と呼ばれる約4Kバイト程度のテキストフ
ァイルをウェブサイト画面データに対して付加して送信
する。ユーザコンピュータ17はこのクッキーを内部メ
モリに保存し、再び同じウェブサイトにアクセスした際
にWWWサーバ11に渡す。クッキーを受け取ったWW
Wサーバ11では、このクッキーの内容を解析すること
により、ユーザコンピュータ17の前回のアクセス日時
等を知ることができる。WWWサーバ11からユーザコ
ンピュータ17に渡すクッキーには、今回のアクセス日
時のほかに、累計訪問回数(累計アクセス回数)、前回
購入金額、累計購入金額、アンケートに対する回答の有
無及び回答回数などの情報を含めることができる。例え
ば、ユーザコンピュータ17が最初にWWWサーバ11
のウェブサイトにアクセスした際には、今回のアクセス
日時のみを記録したクッキーを送信するが、2回目のア
クセスの際には、2回目のアクセス日時の他に、累計訪
問回数=2の情報を組み入れたクッキーを送信する。ま
た、ユーザがアンケート入力画面でアンケートに対する
回答を行った場合には、その回答の入力終了後に、アン
ケート回答回数=1の情報をさらに組み入れて送信す
る。ユーザコンピュータ17は、同じウェブサイトにア
クセスする際に、内部メモリに保存したクッキーをウェ
ブサイトへのURLと共に送信する。ウェブサイトで
は、受信したクッキーによって、ユーザコンピュータ1
7の過去のアクセス回数やアンケート回答回数を知るこ
とができる。なお、どのような情報を含めるかは、クッ
キーの収納データ量の範囲内でウェブサイト管理者によ
って自由に決定することができる。このクッキーについ
ては、広告サーバ(A)14〜(c)16も同様であ
る。
【0013】バナー広告32を含むウェブサイト画面3
1が表示された状態で、ユーザコンピュータ17はバナ
ー広告32の表示範囲でのマウスクリック操作を監視し
ている(ステップ22)。ユーザコンピュータ17は、
バナー広告32の表示範囲でのマウスクリック操作が行
われたことを検出したならば、その表示範囲にリンク先
のURLがHTMLソースに定義されているか否かを判
定し(ステップ23)、定義されていなければ、ステッ
プ22に戻る。しかし、リンク先のURLが定義されて
いた場合には、その定義されたURLをインターネット
10に送信し、広告サーバ(A)14の広告サイト35
にアクセスする。
【0014】広告サーバ(A)14は、ユーザコンピュ
ータ17からのアクセスに対し、ユーザコンピュータ1
7から受信したIPヘッダの内容を調べ、ユーザコンピ
ュータ17のアクセス日時(タイムスタンプ)、IPア
ドレス、経路情報、DNSアドレスを取得する。さら
に、添付されているクッキーの内容を解析し、ユーザ固
有情報であるユーザ名、電話番号、当該サイトへの前回
訪問日時、訪問回数、アンケートへの回答回数などの情
報を取得する(ステップ24)。なお、ユーザ名や電話
番号については、事前にアンケート等への回答内容に従
ってウェブサイトがクッキーに組み入れたものである。
前回訪問日時、訪問回数、アンケート回答回数のデータ
が存在しない場合には、初めての訪問ということにな
る。また、訪問回数は「1」以上であるが、アンケート
回数が「0」の場合には、アンケートに対する回答が
「0」回であることになる。広告サーバ(A)14は、
このようなユーザ固有の情報及び前回訪問日時等の懸賞
付与に関与する情報を取得したならば、それらの情報を
組み込んだクッキーを生成し、広告サイト35の画面デ
ータに付加してユーザコンピュータ17に送信する。こ
の場合、前回訪問日時は今回訪問日時に更新し、累計訪
問回数の情報については値を「+1」しておく。
【0015】ユーザコンピュータ17は、広告サイト3
5の画面データによってその画面を表示する(ステップ
25)。これに対し、広告サーバ(A)14は、ステッ
プ24で取得したユーザ固有の情報及び前回訪問日時等
の懸賞付与に関与する情報に基づき、懸賞付与のための
応募番号NAを算出する(ステップ26)。そして、こ
の応募番号NAと予め設定した当選番号NBとを比較し
(ステップ27)、番号が一致した場合は当選処理を行
い(ステップ28)、番号が異なっていた場合は、落選
処理を行う(ステップ29)。そして、その当落の結果
を電子メールによってユーザコンピュータ17に通知す
る。あるいは図3に示すように、広告サイト35の画面
の一部に設けた懸賞当選者の表示欄36に当選者のみを
表示する。
【0016】例えば、訪問日時といった時刻情報の
「秒」の数値だけを用いて当落を決定する場合は、予め
「0」〜「9」の中の適当な数値を当選番号NBとして
設定しておくことにより、広告サイトへのアクセス時の
時刻情報の中で、秒の数値の「1」の位だけを応募番号
NAとし、この応募番号NAを前記当選番号NBと比較
して当落を決定することができる。例えば、「1」を当
選番号NAとしたときには、広告サイトへのアクセス日
時の「秒」が、01秒、11秒、21秒・・・51秒の
ときに当選となる。この場合の当選率は1/10とな
る。
【0017】また、「00」〜「59」の間の適当な二
桁を当選番号としておけば、アクセス日時の秒の数値そ
のものを応募番号NAとして当落を決定することがで
き、当選番号NBを一つ以上設定しておくことにより、
1/60から59/60までの任意の当選率で当落を決
定することができる。このとき、当選番号の中に1等、
2等のようなランク(当選順位)を付けておくこともで
きる。
【0018】さらに、「分」の情報、「時」の情報、
「日」の情報までも加えて当選番号NBを決定すること
により、任意の当選率を選択することができるととも
に、価値の異なる賞品を用意して当選番号のランク付を
行うこともできる。また、アクセス日時の情報ではな
く、IPアドレス、DNSアドレス、携帯電話機を含む
視聴者の電話番号、接続経由を具体化する機器番号(接
続経路中のサーバ等の機器番号)、住所等のような視聴
者固有の情報に基づいて当落や当選順位を決定すること
もでき、これらと時刻情報との組み合わせで当落を決定
することができる。加えて、アクセス日時の情報、IP
アドレス、DNSアドレス、電話番号等における数値要
素の一部あるいは全部を用いて特定の法則で加減乗除を
行うことにより、任意の桁数の応募番号NAを算出する
ことができる。
【0019】一方、視聴者への当落の通知、すなわち当
選処理や落選処理は、広告主のウェブサイトに図3のよ
うに即時に表示し、当選者がその場で氏名、住所、電話
番号、メールアドレス等の必要事項を入力することによ
って賞品受取り資格を得るようにすることができ、これ
らの事項に基づいて広告主あるいはバナー広告主催者が
賞品の発送を行うようにすることができる。
【0020】また、視聴者が予めメールアドレス等の必
要事項を広告主あるいはバナー広告主催者に対して登録
しておくことにより、前述のようにして決定した応募番
号NAをメールにて視聴者に送信し、視聴者が予め発表
した当選番号あるいは後日発表される当選番号を前記広
告サイト内あるいはそこからのリンク先に表示してお
き、視聴者がこれらを比較し、応募番号NAが当選して
いた場合に、当選者が広告主等に当選したことをメール
等で登録することにより、賞品授与資格を得るようにす
ることもできる。さらに、広告主等が視聴者に当落を通
知するようにしてもよい。また、賞品の種類によって
は、当選者に賞品を発送することによって当選発表に代
えることもできる。さらに、割引券や招待券等を当選者
が広告サイトからダウンロードしたり、プリントアウト
したりして利用するようにしてもよい。
【0021】さらに、商品提供の別の形態例として、バ
ナー広告から広告サイトへのリンク回数に応じて賞品を
提供することもできる。この場合も、視聴者がメールア
ドレス等の必要事項を予め登録しておくことにより、リ
ンク回数をメール等で視聴者に通知することができる。
また、賞品は、リンク回数に応じて設定されたポイント
を積算した累計ポイントに応じて複数種類設定すること
ができ、例えば累計ポイントが50ポイントならAとい
う賞品、100ポイントならばBという賞品というよう
に任意に設定することができる。さらに、ポイントの付
与は、前記リンク回数だけでなく、閲覧時間、該広告サ
イトから他のサイトへのリンク数、接続ポイントにより
サーバ設置場所と接続ユーザ(視聴者)との間の経路距
離等を考慮して適当なポイントを付与することもでき
る。
【0022】加えて、広告サイト内にアンケートのよう
な設問が設けられている場合は、設問に回答したときの
時刻情報、回答回数に応じて賞品を付与することもで
き、バナー広告からのリンクサイトが物販を目的とした
サイトの場合や、有料サイトへのリンクを目的としたサ
イトの場合は、物品購入実績や有料サイトへのリンク状
況をポイントとして加算することもできる。さらに、前
記くじ方式と上記ポイント方式とを組み合わせることも
可能である。
【0023】また、懸賞として、一般的な商品、物品の
提供だけでなく、情報提供、割引サービス等の各種サー
ビスの提供あるいは賞金の授与も行うことができる。さ
らに、前記応募番号NAの決定や累計ポイントの加算
に、バナー広告主催者から登録済み視聴者に送信された
クリック型メール・サービスに対する視聴者の返信操作
も、前記バナー広告の閲覧と同等として含めておくこと
もできる。また、このメール・サービスの中に、英字、
数字、記号、漢字、言葉等の当選を予測するために用い
るユニークな言語を含む予測サービスを組み入れておく
ことにより、これを当落や当選順位の判定に利用するこ
とができる。
【0024】また、視聴者が予めメールアドレスをバナ
ー広告主催者に登録した懸賞応募資格者であるか否かを
さらに判定し、懸賞応募資格の有無に応じて当落または
当選順位を決定することができる。また、バナー広告の
閲覧ページ内に設けられた設問に対する視聴者の回答の
有無、回答回数、回答時刻のいずれかを判定し、その判
定結果に応じて当落または当選順位を決定することがで
きる。
【0025】図4は、視聴者が予めメールアドレスをバ
ナー広告主催者に登録した懸賞応募資格者であるか否か
をさらに判定し、懸賞応募資格の有無に応じて当落また
は当選順位を決定する場合の手順を付加した手順を示す
フローチャートであり、図2の広告サーバ(A)14に
おけるステップ24以降の処理を変更したものであり、
図2と同一処理は同一符号で示している。図4におい
て、広告サーバ(A)14は、ステップ24でユーザ固
有の情報及び前回訪問日時等の懸賞付与に関与する情報
を取得したならば、ユーザのメールアドレスの登録の有
無を判定する(ステップ41)。すなわち、WWWサー
バ11の広告サイトには、例えば図5に示すように、I
Pアドレス51、DNSアドレス52、メールアドレス
53、ユーザ名54、アンケート回答回数55、前回訪
問日時56、累計訪問回数57、前回購入金額58、累
計購入金額59、電話番号等のデータ項目からなる応募
資格登録者データベースDB1が用意されている。そこ
で、ステップ24でユーザ固有情報を取得したならば、
例えばIPアドレスを検索キーとして応募資格登録者デ
ータベースDB1を検索し、そのIPアドレスのレコー
ドが存在するか否かを調べ、存在している場合および存
在していない場合であっても、メールアドレス53が登
録されているか否かを判定する。メールアドレス53が
既に登録されていた場合には、応募資格者として懸賞付
与のための応募番号NAを算出する(ステップ26)。
しかし、メールアドレス53が登録されていなかった場
合には、応募資格無しとして落選処理を行う(ステップ
42)。
【0026】なお、メールアドレスの登録処理は、その
ための専用の画面に遷移して行う。また、アンケートに
ついても専用の画面に遷移して行う。アンケートに対す
る回答が終了した場合には、累計の回数をアンケート回
答回数55に記録しておき、またクッキーに組み込んで
ユーザコンピュータ17に送信する。これは、前回購入
金額58、累計購入金額59についても同様である。こ
こで、クッキーはユーザコンピュータ内に保存可能な数
が制限されており、所定期間経過後には古い時刻のもの
から削除される。削除されると、広告サイトへの訪問回
数等が把握できなくなる。しかし、応募資格者データベ
ースDB1に記録しておくことにより、ユーザ毎の経歴
を把握し、それに基づいて応募番号の算出を行うことが
できる。
【0027】また、IPヘッダ内のIPオプション項目
によって接続経路が判明するので、広告サーバの設置場
所とユーザコンピュータ間の接続経路距離(マイル)に
よって懸賞の内容や順位またはサービスポイントを変え
るようにすることもできる。さらに、視聴者固有の情
報、ネットワーク広告の閲覧ページへのリンク元および
リンク先の属性を収集分類し、データベースに保持して
おくことにより、バナー広告の閲覧状況からユーザの動
向などの市場調査に利用することができる。
【0028】ディジタルテレビ放送網やケーブルテレビ
放送網では、バナー広告に相当する広告チャンネルに接
続した時の接続開始時刻と接続終了時刻の情報を収集す
ることにより、視聴率を把握することができる。また、
固定電話網におけるユーザ端末である電話機に液晶表示
装置などを具備させ、この表示装置と受話器とを利用
し、画像と音声の組み合わせにより、ネットワーク広告
を行う場合も、当該ネットワーク広告の閲覧状況を把握
することができる。電話機の場合、ネットワーク広告の
提供先の番号に切り替えた後は、通話料を割り引くなど
のユーザサービスを行うようにしてもよい。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のネットワ
ーク広告の閲覧促進方法によれば、ネットワーク広告か
ら広告サイトへのリンクを行った視聴者に各種物品やサ
ービス等の懸賞を付すことにより、バナー広告の閲覧を
促進することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のネットワーク広告の閲覧促進方法を
実施するネットワーク環境を示すシステム構成図であ
る。
【図2】 当選者決定手順の一例を示すフローチャート
である。
【図3】 バナー広告とその広告サイトの画面の一例を
示す説明図である。
【図4】 当選者決定手順の他の例を示すフローチャー
トである。
【図5】 当選者決定に関与する応募資格登録者データ
ベースのデータ項目の例を示す図である。
【符号の説明】
11 WWWサーバ 12 メールサーバ 14 広告サーバ(A) 15 広告サーバ(B) 16 広告サーバ(C) 17,18 ユーザコンピュータ 19 携帯電話機 31 ウェブサイト画面 32 バナー広告 35 広告サイト DB1 応募資格登録者データベース

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定電話網、携帯電話網、ディジタルテ
    レビ放送網、ケーブルテレビ放送網、コンピュータネッ
    トワークのいずれか一つを含むネットワークのウェブサ
    イト上に広告・宣伝を目的として表示または放送される
    ネットワーク広告に対する視聴者の閲覧を促進するため
    の方法であって、 前記ネットワーク広告に対する視聴者毎の閲覧状態を監
    視し、閲覧回数、閲覧時刻、視聴者固有の情報のいずれ
    かまたは組み合わせによって応募番号を生成し、その生
    成前または生成後に設定した当選番号との比較により、
    当落または当選順位を決定し、その決定に応じた懸賞を
    付すことを特徴とするネットワーク広告の閲覧促進方
    法。
  2. 【請求項2】 前記視聴者が予めメールアドレスをネッ
    トワーク広告主催者に登録した懸賞応募資格者であるか
    否かをさらに判定し、懸賞応募資格の有無に応じて当落
    または当選順位を決定することを特徴とする請求項1記
    載のネットワーク広告の閲覧促進方法。
  3. 【請求項3】 ネットワーク広告の閲覧ページ内に設け
    られた設問に対する視聴者の回答の有無、回答回数、回
    答時刻のいずれかをさらに判定し、その判定結果に応じ
    て当落または当選順位を決定することを特徴とする請求
    項1または2に記載のネットワーク広告の閲覧促進方
    法。
  4. 【請求項4】 前記懸賞の付与は、ネットワーク広告主
    催者から登録済み視聴者に送信されたクリック型メール
    ・サービスに対する視聴者の返信操作も、前記ネットワ
    ーク広告の閲覧と同等として扱うことを特徴とする請求
    項1〜3のいずれかに記載のネットワーク広告の閲覧促
    進方法。
  5. 【請求項5】 前記視聴者固有の情報として、視聴者の
    電話番号、接続経由を具体化する機器番号、住所等の情
    報を用いることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに
    記載のネットワーク広告の閲覧促進方法。
  6. 【請求項6】 前記懸賞は、ネットワーク広告の閲覧回
    数をポイントに換算し、該ポイントの加算数に応じて行
    われるポイント加算商品提供、ポイント加算情報提供、
    ポイント加算割引サービス提供等のポイント加算行為に
    よるサービスの提供であることを特徴とする請求項1〜
    5のいずれかに記載のネットワーク広告の閲覧促進方
    法。
  7. 【請求項7】 前記懸賞の当落または当選順位の情報
    は、ネットワーク広告の閲覧ページ内に表示することを
    特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のネットワー
    ク広告の閲覧促進方法。
  8. 【請求項8】 前記懸賞の当落または当選順位の情報
    は、視聴者に対してメールによって告知することを特徴
    とする請求項1〜6のいずれかに記載のネットワーク広
    告の閲覧促進方法。
  9. 【請求項9】 前記メール・サービスの中に、英字、数
    字、記号、漢字、言葉等の当選を予測するために用いる
    ユニークな言語を含む予測情報を組み入れることを特徴
    とする請求項4記載のネットワーク広告の閲覧促進方
    法。
  10. 【請求項10】 前記視聴者固有の情報、ネットワーク
    広告の閲覧ページへのリンク元およびリンク先の属性を
    収集分類し、保持することを特徴とする請求項1〜9の
    いずれかに記載のネットワーク広告の閲覧促進方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005529408A (ja) * 2002-06-04 2005-09-29 クラリア コーポレイション コンピュータシステムにおいて提示されたメッセージの出所の識別
JP2006222574A (ja) * 2005-02-08 2006-08-24 Mitsubishi Electric Corp デジタル放送受信端末
JP2006277657A (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Seiko Epson Corp Web情報提供システム、および同システムにおけるポイント管理方法、ならびにプログラム、記録媒体
JP2007066287A (ja) * 2005-08-05 2007-03-15 Yafoo Japan Corp 災害情報出力プログラム、災害情報出力装置、および、災害情報出力方法

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