JP4030703B2 - レンタル記憶領域提供サービス装置およびその方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ネットワーク上で動作する複数の電子端末と該電子端末の動作をサポートするネットサーバに係り、詳しくは複数の端末とインターネット・サーバ側に備えられた端末用のレンタル外部記憶領域間のサービス提供システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、インターネット等通信回線を介して提供される各種情報やCD等記録媒体を介して提供される情報は、基本的にユーザの電子端末へダウンロードすることを前提としている。ところで、情報は多量になるなかでその記憶領域は瞬く間に飽和してしまう現状がある。そこで、外部記憶装置を用意したレンタルサービスがあるものの、単なる領域のレンタルであり各種情報の種類に対応することもなく、使いづらい面倒な方法でしかなかった。例えば、音楽と動画、写真等大容量の情報においては、情報の種類に特化した圧縮技術や最新の技術のソフトをユーザは個々に購入、管理して目的に適用して使用しなければばらない煩雑さがあった。さらに、自己の端末へダウンロードする場合、時間がかかり、特有のソフトを必要とする。また、ソフトウエアのバージョンアップにおいてもユーザが個別にインストールする煩雑さがあった。さらに、音楽専用携帯装置は携帯して移動中に音楽を聞くことが長所であるものの、記録する時間、記録できる曲数に限界があり、記録した曲の破損、誤って消去等の問題があった。さらに、端末に搭載されているOS(オペレーション・システム)に適用できるソフトウエアを自ら購入しなければならない問題もある。従来の外部記憶装置のレンタル方式は、記憶領域の単なるレンタルであり、ユーザの多目的の利用、要請に何ら応えることはできなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、インターネット上で大容量の動画を見る、音楽を聞く場合、端末の容量オーバー、外部記憶装置に記録する操作による情報の破損等の問題が内在している。ゲームソフト、電子ブック等も同様な問題を含んでいる。また、記録する件数が多くなり、管理や場所に苦慮する問題もある。これらの状況から、電子端末はできるだけコンパクトで、持ち運びでき、何処からでも、何時でも、必要なときに簡単な操作で必要な情報を利用できるシステムが求められている。音楽、電子ブック、ゲーム、ナビゲーション、予約等を情報端末1台で多目的に利用ができ、価格を安く提供することが今後の課題となる。しかし現状では、記録密度、メモリ容量、装置のスピード等一層の高度化が端末側にも要求され、高価な商品となっている。
【0004】
また、従来のインターネットを利用した広告宣伝は、広告側の一方的な意思に基づくものであり、消費者(端末)に必要な広告宣伝情報を希望するロケーションに用意する配慮はなかった。
【0005】
一方、携帯の情報端末における異機種間ネット接続の方法に関し、近年の接続手順標準化方向において明確な方向性が発表されている。例えば、次世代携帯電話(IMT−2000)において、郵政省を中心とした電波産業会及び電信電話技術委員会は連携して標準化作業を開始した。次世代携帯電話の最大の特徴は、標準化だけでなく高速通信にある。現行サービスの200倍の通信スピードが実現される。画像圧縮技術との併用で動画も可能となる。既にADSL(非対象型デジタル加入者回線)が事業開始されており、高速の通信が提供できる段階となっている。さらに、メガビット級の高速通信サービスであるSDSL(対称型高速デジタル加入者回線)が開始されようとしている。インターネット通信手順の国際的標準化の動きにもある通り、ネットの高信頼性、高速性、標準化が実現される状況にある。
【0006】
将来の方向を推測すると、一方では販売するコンピュータにできるだけ便利な機能を搭載し、多くのアプリケーション・ソフトウエアを搭載し販売する方向がある。他方、コンピュータをできるだけ安く提供するために、機能を限定し、OS(オペレーティング・システム)のみを搭載した単機能のコンピュータの二極化が想定される。
【0007】
本発明は上述した現在および将来の技術状況を考慮してなされたもので、端末の機能を単純化し、サーバ側の固有の記憶領域と端末とを自動的に接続してネットワーク上で端末に高度なサービスを提供できる、レンタル記憶領域サービス提供システムを提供することである。
【0008】
この発明は、サーバ側に準備されたアプリケーション・ソフトウエアを端末の初期起動時に該端末へ自動的にインストールできる、初期インストール方法を提供することである。
【0009】
また、この発明は、インターネットの接続作業をユーザ側の入力を要求することなく自動的に行うことができる、初期インターネット接続システムを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の初期インターネット接続装置は、端末情報を記憶する端末情報記憶領域と、ユーザ端末のインターネット接続を支援する制御プログラムとを有するサーバが、ネットワークを介して複数の端末と接続する初期インターネット接続装置であって、前記サーバへのインターネット接続機能およびオペレーション・システムを含むユーザ端末からのアクセスに応答し、該ユーザ端末の初期起動時に動作する初期基本ソフトの動作に従って送信される仮パスワードと仮登録番号のインターネット接続情報を受信し、前記端末情報記憶領域に記憶された仮パスワードと仮登録番号に基づきユーザ端末の初期起動を判定し前記ユーザ端末のインターネット接続を行う制御手段と、を含む。
【0011】
また、本発明の初期インターネット接続装置は、アプリケーション・ソフトウエアを記憶するアプリケーション記憶領域と、端末情報を記憶する端末情報記憶領域と、ユーザ端末へアプリケーション・ソフトウエアの自動インストールを支援する制御プログラムとを有するサーバが、ネットワークを介して複数の端末と接続する初期インターネット接続装置であって、前記サーバへのインターネット接続機能およびアプリケーション・ソフトウエアの自動インストール指示機能並びにオペレーション・システムを含むユーザ端末からのアクセスに応答し、該ユーザ端末の初期起動時に動作する初期基本ソフトの動作に従って送信される仮パスワードと仮登録番号のインターネット接続情報を受信し、前記端末情報記憶領域に記憶された仮パスワードと仮登録番号に基づきユーザ端末の初期起動を判定し前記ユーザ端末のインターネット接続を行い、前記アプリケーション・ソフトウエア記憶領域から該ユーザ端末へアプリケーション・ソフトウエアの自動インストールを開始する制御手段を備える。
【0012】
また、本発明のレンタル記憶領域提供サービス装置は、ユーザごとに準備されるレンタル記憶領域と、端末情報を記憶する端末情報記憶領域と、ユーザ端末のインターネット接続を支援する制御プログラムを有するサーバが、ネットワークを介して複数の端末と接続するレンタル記憶領域提供サービス装置であって、
前記サーバへのインターネット接続機能およびオペレーション・システムを含むユーザ端末からのアクセスに応答し、該ユーザ端末の初期起動時に動作する初期基本ソフトの動作に従って送信される仮パスワードと仮登録番号のインターネット接続情報を受信し、前記端末情報記憶領域に記憶された仮パスワードと仮登録番号に基づきユーザ端末の初期起動を判定し前記ユーザ端末のインターネット接続を行い、該ユーザ端末を前記レンタル記憶領域に接続する制御手段を備える。
【0013】
また、本発明のレンタル記憶領域提供サービス装置は、ユーザごとに準備されるレンタル記憶領域と、アプリケーション・ソフトウエアを記憶するアプリケーション記憶領域と、端末情報を記憶する端末情報記憶領域と、ユーザ端末へアプリケーション・ソフトウエアの自動インストールを支援する制御プログラムとを有するサーバが、ネットワークを介して複数の端末と接続するレンタル記憶領域提供サービス装置であって、前記サーバへのインターネット接続機能およびアプリケーション・ソフトウエアの自動インストール指示機能並びにオペレーション・システムを含むユーザ端末からのアクセスに応答し、該ユーザ端末の初期起動時に動作する初期基本ソフトの動作に従って送信される仮パスワードと仮登録番号のインターネット接続情報を受信し、前記端末情報記憶領域に記憶された仮パスワードと仮登録番号に基づきユーザ端末の初期起動を判定し前記ユーザ端末のインターネット接続を行い、該ユーザ端末を前記レンタル記憶領域に接続すると共に、前記アプリケーション・ソフトウエア記憶領域から該ユーザ端末へアプリケーション・ソフトウエアの自動インストールを開始する制御手段を備える
【0014】
また、本発明のユーザ端末は、ユーザごとに準備されるレンタル記憶領域と、アプリケーション・ソフトウエアを記憶するアプリケーション記憶領域と、端末情報を記憶する端末情報記憶領域と、ユーザ端末へアプリケーション・ソフトウエアの自動インストールを支援する制御プログラムとを有するサーバへネットワークを介してアクセスしレンタル記憶領域提供サービス装置を利用するユーザ端末であって、前記サーバへのインターネット接続機能と、前記アプリケーション記憶領域からのアプリケーション・ソフトウエアの自動インストール指示機能と、
オペレーション・システムとを備え、前記サーバへアクセスし、初期起動時に動作する初期基本ソフトの動作に従って仮パスワードと仮登録番号のインターネット接続情報を送信しユーザ端末の初期起動を判定させ、インターネット接続を行い、前記レンタル記憶領域に接続すると共に、前記アプリケーション・ソフトウエア記憶領域からアプリケーション・ソフトウエアの自動インストールを開始させ内部の記憶装置に記憶するレンタル記憶領域提供サービス装置を利用する。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態について、図面を用いて説明する。図1はレンタル記憶領域サービス提供システムの全体構成図である。各ユーザ端末(端末)1はインターネット2を介して、インターネット・サーバ(以下サーバ)3に接続されている。端末1の代表的な例は、パソコンや携帯電話、モバイルコンピュータ、テレビ、ゲーム機器等のインターネット接続可能機器である。サーバには、この他にハードメーカ101やソフトメーカ、参加企業102、新聞社、テレビ局等103が接続され、さらに各提供企業のホームページが接続される。ここで使用する端末とは、インターネット接続可能機器であり、その大小を問わず個人、企業等のサーバに接続される電子機器を含むが、発明の性質上、特に記憶容量の減少を意図している電子機器に好適である。
【0016】
サーバ3は、インターネットのサーバ、コンピュータセンター機能を有し、キーボード、ディスプレイ、音声入出力装置等が接続されている。さらに、音声自動認識装置、各端末とのインターネット接続に必要なプロトコル、端末とサーバ間の通信形式の変換を行う自動変換装置が用意されている。サーバ3にはハードデスク31が設けられ、基本アプリケーションソフト群を記憶する記憶領域301、ユーザサポートやユーザ全体に広告掲示するトップニュース等を表示、案内するトップニュース掲示板記憶領域302、ユーザ別に外部書斎をレンタルする外部書斎記憶領域303、ユーザ別属性情報を記憶する属性情報記憶領域304、端末情報を記憶する端末情報記憶領域305が設けられている。記憶領域301には、アプリケーションソフト(Excel、Word、各種データベースソフト、各種パッケージソフト等)、ゲームソフト等のソフトウエアが用意されている。これらのソフトウエアは、バージョンアップの都度、各々提供会社から適時送信され、所定の方法で基本アプリケーション群に更新登録される。
【0017】
図2は、属性情報記憶領域304に記憶されるユーザ属性情報の例示である。ユーザ管理番号(ID)、サーバに登録された登録年月日の他、氏名、住所、電話番号、性別、生年月日等が記録される。
【0018】
図3は、端末情報記憶領域305に記憶される端末情報の例示である。ユーザ端末情報は、メーカコード、機種IDや製造番号、その他機器仕様、アプリケーション・ソフトウエア関係情報、仮登録番号、仮パスワード、端末アダプタ情報等からなる。端末情報はサーバと端末間の環境設定、端末に適した種類のアプリケーション・ソフトウエアのインストール、インターネット接続、外部書斎記憶領域への接続を実行するために参照される。端末情報は、ハードウェアを販売する参加メーカから製造後速やかに、サーバ側に報告される。
【0019】
サーバ3には、サーバ全体をコントロールするサーバソフト及びハードデスク31を管理するハードデスク管理ソフト、新規企業、商品の登録や審査を行う登録管理ソフトウエアが記憶されている。サーバ3に備えられたCPUは、必要なソフトウエアを読み出し、各種処理を行う。
【0020】
サーバ3に登録する審査判定処理は、登録管理ソフトウエアに従い基本的な企業の確認(認証局・証明書、企業情報の評点、電話帳データ等の企業情報判定、商品が適正か?等判定)を経て登録される。登録処理内容は、売れ筋商品や特売商品、トップニュース、新商品、品切れ、予約状況等である。その他ユーザに有益な情報が多種類に渡って登録できる。特に顕著なものは、音楽や芸能、書籍等のトップテンやベストセラー等の情報も加味される。これらの広告宣伝情報収入、ソフトウエアの販売手数料収入、ハードウェア企業等からの販売促進収入等を得て、レンタルの外部書斎記憶領域303利用の各ユーザの使用料を無償とすることができる。前記アプリケーション・ソフトウエア、他のソフトにつき、独自にサーバ側からユーザへ販売、レンタル(ユーザの外部書斎記憶領域303へ記憶、ユーザ端末へのインストール、共通記憶領域のアプリケーション・ソフトウエアを利用可能にする等)できる。提供する各ソフトの利用期限を管理でき、所定の期限に至った場合は、自動的に該当ソフトを消滅できる。
【0021】
次に、電子端末とサーバの固有の外部書斎記憶領域との接続およびインターネット接続、初期インストールについて初期基本ソフトおよサーバ側の動作について図4および図5を参照して説明する。初期基本ソフトは、原則的にハードメーカにおいて、端末本体にOSと共に搭載される(図4:プロセスP1)。なお、初期基本ソフトは端末起動後に所定の方法でユーザによりインストールされても良い。基本OSは、ハード搭載にこだわることなく、ユーザ希望のOSを別途購入し、該OSに準拠した初期基本ソフトを利用しても良い。この場合は、少し面倒なインストール作業があるが、従来のインストールに比べれば簡単である。メーカにより初期基本ソフトを搭載する場合には外部書斎記憶領域およびインターネットの接続作業は全て自動的に行われる。初期基本ソフトは、各OS(WindowsやUnix、Linux等)に適合するようにそれぞれ用意され、各メーカの機種別ハードや搭載するアプリケーション・ソフトウエア毎に区別し用意される。初期基本ソフトはインターネット接続に必要なサーバ側電話番号、仮登録番号、仮パスワード等全ての情報を含む。ところで、初期基本ソフト搭載を対象とする端末は、ROMからのインストールを必要としないからソフトウエアをROM化して販売していない端末が対象となる。
【0022】
図3に示すユーザ端末情報は、事前にハードメーカに提示した初期基本ソフト(端末ごとに1仮登録番号と1仮パスワードが割当てられる)を端末にインストールする毎にサーバに報告してくる情報である(図4:プロセスP2)。一方、販売され、事前に端末にインストールされた初期基本ソフトには、メーカコードや機種ID、サーバ側受信電話番号、端末アダプタ情報自動検知ソフト、仮登録番号、仮パスワード等(図示されていない)が記憶されている。これらの情報とサーバのユーザ端末情報とから外部記憶領域のリンクが行なわれる。
【0023】
図2に示す属性情報は、各販売会社から適時インターネット等を介し、別途サーバに報告され登録される(図4:プロセスP3)。属性情報が事前に登録されていないユーザがサーバに接続してきた場合に、その都度ユーザに端末から入力させても良い。
【0024】
まず、電子端末を購入後以下の手順で立上げをする。電子端末を販売するメーカが指定する方法で、ユーザは機器をセッティング後、電源と公衆回線を「モデムやターミナルアダプタ(TA)、ルータ等」を介して、電子端末に接続する。公衆回線接続以外の通信回線接続も可能である。例えば衛星通信に接続される場合や電子端末に簡易型携帯電話(PHS)を接続(プロトコルが内臓されている)しても良い。次に、電源を入れ、端末を立上げ後(端末が通信回線に接続されていることを確認)、初期画面(電子端末に搭載されているOSの画面)において、電子端末が初めて起動されたことを初期基本ソフトは認識する。初期基本ソフトは、コンピュータに搭載されているOSが提供する画面と共に、初期画面上にアイコンを表示する(図4:プロセスP4)。
【0025】
コンピュータに搭載されたOSが立上がった後、初期基本ソフトのアイコンは、音声やキーボード、マウス等で該アイコンを所定の方法で選択するようメッセージを表示する(図5:ステップS1)。選択方式は、特に限定するものでなく、音声やキーボード、マウス、又は、タッチ認識可能な機器であればタッチ方式でも良い。所定の選択後、初期基本ソフトに記録されたサーバ側受信用電話番号(アクセスポイント電話番号)を基に、端末は自動的に電話発信し(図5:ステップS2)、サーバにインターネット接続できる。初期立上げにおいては、選択なしで自動的に初期基本ソフトを起動しても良い。端末とサーバの接続手順は、複数ある通信回線方式の一つを選択するものとし、インターネットに特定するものでなく、他の公衆回線接続や特定回線接続も可能である。次世代インターネットにおいては、公衆電話と同等な安全性と標準化が実現される方向も考慮される。さらに、ADSLやSDSLにおいて無償や低額な通信料が実現される場合においては、常時接続も実行される。
【0026】
サーバへのインターネット接続に際しては、必要な設定を他のアプリケーション・ソフトウエアのインストールに先立ち自動的に行う。この設定は、予め該端末に設定された初期基本ソフトに記録されているサーバ側電話番号、仮パスワード、仮登録番号のインターネット接続情報を利用する(図5:ステップS3)。その他、設定に必要な他の情報は、端末自身が自身の端末を診断し決定できる。この端末の自己診断は省略することもできる。設定の手順は周知の手順であり、既にAOL(アメリカ オンライン)等がインターネット自動入会ソフトとして提供している。但し、AOL等のソフトは、仮パスワード、仮登録番号を端末に入力を要求する一部手動ソフトである。IIJ(インターネット イニシアチブ ジャパン)においても同様に自動接続のサービスが実施されている。本インターネット接続プロセスではユーザに入力を要求することなく、端末の立上げから全て自動的におこなわれる。インターネット設定(図5:ステップS11)が完了し、はじめて端末はサーバにインターネット接続を行う(図5:ステップS12)。接続が完了したところで、仮パスワードについては、サーバ側から端末にメッセージで質問し、正式パスワードを端末から入力させ確定する方法が用意されている。仮登録番号は、サーバから正式登録番号「ユーザ管理番号(ID)」が決定され、端末側にメッセージ表示される(図5:ステップS13)。正式に決定した、インターネット接続に必要な情報は、サーバや端末に重ねて記憶される(図5:ステップS4、S14)。
【0027】
次に、サーバの端末情報記憶領域305に格納されているユーザ端末情報、サーバのインストール・プログラム、端末の初期基本ソフトが自動的に端末の記憶領域を所定の手順でチェック(記憶空き領域確認、OSの確認等)し、端末との所定リンク(あたかもLANと同一レベルで扱えるような、サーバと端末とのプロトコル上必要な設定等)が実行され、必要なチェックとリンクが完了する。この段階で、サーバに設定される固有のハードデスク31の外部書斎記憶領域(レンタル記憶領域)303は、端末の外部記憶領域として設定される(図5:ステップS15)。
【0028】
その後、端末の初期基本ソフトに所定の指示を行うと((図5:ステップS5)、サーバのインストール・プログラムが動作し、サーバ側に記録されているハードデスク31のアプリケーション・ソフトウエアの基本ソフト(図3に示すアプリケーションソフト;頻繁に使うソフト、例えばWord)を所定の方法で端末側に自動的にインストールする(図5:ステップS16)。この場合、基本ソフトは端末側へインストールすることなくハードデスク31に記憶された状態で利用できるように設定しても良い。例えば、ユーザ使用のアプリケーション・ソフトウエアをユーザ固有の外部書斎記憶領域にダウンロードしても良く、または複数のユーザが共通に使用する共通記憶領域に記憶された該当するアプリケーション・ソフトウエアを利用できるようにしても良い。このインストール動作は、図3に示すユーザ端末情報のアプリケーションソフト明細をインストール・プログラムが参照し、該当するアプリケーションソフトのインストールを自動的に行うことができる。通信手順に基づくサーバと該端末との所定の作業を経過し、サーバ側のインストール・プログラムにおいて、正常に終了したと判断した場合、一旦端末は自動的にシャットダウンされる。所定の時間経過後、サーバ側のプログラム指示に基づき端末は自動的に立ち上がり、インストールは完了される(図5:ステップS17)。サーバ側にてインストールが正常に終了していないと判断した場合、サーバは端末側に初期立上げをやり直すメッセージを表示する。ここでサーバのインストール・プログラムが端末を一旦シャットダウンし、自動立上げが実行される((図5:ステップS18)。自動立上げ終了をサーバが確認し、再度最初からインストールを開始できるカバー方法も用意される。端末側においての判断で、正常にインストールが終了していないと判断した場合やインストールからやり直したい場合、端末からサーバ側に初期立上げをやりなおすようメッセージを入力する。サーバの了解メッセージを受け、端末側は再度初期基本ソフトアイコンをクリックし、最初からインストールが開始されるカバー方法も用意される。このインストールは、端末の判断で随時実行できる。同様に、再度各ソフトを登録したりする場合は、初期基本ソフトをクリックし表示されたメニューを選択することで、会話型でソフト登録できる方法も用意される。
【0029】
さらに、端末のOSに準拠した形式のアプリケーション・ソフトウエアを、サーバ側のハードデスク31に用意されている基本ソフトウエア記憶領域に用意することができる。基本ソフト以外も端末の所望により端末側にインストールできる。要は端末側のハードデスク容量による。高速のADSL、SDSLを利用する様になれば、サーバ側、端末側のどちらに記憶されていようと全く意識する必要もなくなる。したがって、従来の各メーカが用意していたFDやCDのコンピュータへの添付やメーカ側の面倒な事前インストールも必要としない。メーカ側がインストールする必要があるソフトは、基本OSと本発明が提供する初期基本ソフトのみである。さらに、サーバに用意される外部書斎記憶領域は端末側の画面では、例えばWindows上においては、ローカルデスク(X)と表示しても良く、外部書斎機能をアイコンやメニューバー等で表示することができる。その他のOS、LinuxやUnix等についても所定の表示が用意される。
【0030】
次に、サーバ側に準備された外部電子書斎機能を説明する。外部書斎機能は、前述の端末に搭載された初期基本ソフトの動作に従う初期インストールに続くサーバ側の機能として連続して提供しても良く、また端末からの要請により単独で提供することができる。外部書斎機能を単独で利用する場合、ユーザはサーバの要請により端末からユーザ管理番号を送る等所定の手続きを経た後、サーバ側のソフトウェアは外部書斎記憶領域303を該端末に対して準備し、ユーザは外部書斎記憶領域をレンタルできる。
【0031】
サーバ側に設けられる外部書斎記憶領域は、端末1台(1ユーザ)に1領域の所定エリアがサーバで決定するID(ユーザ管理番号)毎に割当てられる。但し、複数の端末を所有するユーザについては、名前、電話番号、住所等を属性情報としてサーバに記録し、各端末が利用するアプリケーション・ソフトウエアを除き、原則的に1ユーザ1領域になるよう名寄せできる機能がある。さらに、端末がサーバに接続を要求した場合、サーバは端末にIDとパスワードを要求する。IDとパスワードがサーバに記録されている該端末のIDとパスワードに一致したとき端末との接続が可能となる。
【0032】
同一ユーザにより使用される複数の端末の場合、同一のレンタル記憶領域を併用して利用する。サーバ側では、端末の仕様がサーバに送られた時、周知のソフトを利用して瞬時に通信情報を認識できることから、送信情報を端末の仕様に自動変換できる機能(サーバ用配信システム)がある。このため、端末に最も適切な形式で情報を表示ができる。そこで、目的別に所有する情報端末にも対応し、音楽に特化した高位の端末や読書に対応した端末、2台目のコンピュータ、携帯電話、その他の家電端末等から何時でも、何処でも、必要なときに、必要なだけ情報を取り出し活用できる。上述のように端末とサーバ間で通信が成立した場合、端末からの通信情報を即座にサーバが認識して、端末機種(iモードやWAP、Jスカイウェブ、パソコン等)をサーバに伝達でき、端末に応じた言語(iモード(コンパクトHTML)やWAP(HDML)、Jスカイウェブ(MML)、パソコン(HTML)等)、表示方式(それぞれの機種に応じた文字サイズや画像で表示するオートレイアウト機能)に自動変換が行なわれ、端末に伝達できる。自動変換ソフトは、フレックスファウム社のサーバ用配信システム等、周知の技術を利用することができる。サーバ側の外部書斎記憶領域303における各情報は、サーバの外部書斎上に記憶されたユーザ端末情報を参照し、各端末の種類に対応するコンテンツ・データベースにより準備される。コンテンツ・データベースのどれを選択し利用するかは、各ユーザの任意である。接続後は、サーバが端末側に表示するメニューをユーザ自身で選択し、選択されたメニューに基づき要求サービスが実行される。各ユーザに割当てられた端末のIDとパスワードは、ユーザ端末情報として登録されているので、どの端末から接続要求があったかをサーバは認識できる。
【0033】
図6は、上述したサーバ3の外部書斎記憶領域303と同一ユーザが所有するメイン端末401、サブ端末402、携帯電話(端末)403とのデータ授受の概念図である。サーバ3は各端末401、402、403の各機種に対応したコンテンツ・データベースにより外部書斎記憶領域303が準備される。この例ではメイン端末401は直接サーバと通信でき、サブ端末402と携帯電話403はそれぞれ自動変換を経て通信できる。各端末401、402、403から「サーバ電話番号」により指定したサーバの外部書斎記憶領域に接続するには、サーバから要求された「ID、パスワード」の接続情報を入力する。この接続情報を記憶すれば、ワンタッチで接続できる。接続が完了すると、外部書斎記憶領域は各端末のローカルデスク(X)として動作する。
【0034】
図7はサーバ3のハードデスク31に設けられた外部書斎機能支援サービスを提供するソフトウエア群を例示している。このソフトウエアは、外部書斎の間取り登録メニュー表示プログラム501、インストール・プログラム502、広告宣伝配信代行プログラム503、金融情報管理プログラム504等が含まれる。
【0035】
間取り登録メニュー表示プログラム501は端末に外部書斎の部屋の種類を選択するメニューを表示する。間取り登録メニューは、音楽の部屋、電子ペットの部屋、電子手帳の部屋、電子アルバムの部屋等である。ユーザは、間取り登録メニューから所望の部屋を選択することにより自己の外部書斎の部屋割をレイアウトできる。レイアウトされた各部屋には、パッケージソフトが組込まれ、多岐に渡る機能が用意される。情報の種類別に特化した圧縮技術を用いて領域を効果的に利用し、解凍も短時間にできる。この結果、自身の端末へのダウンロードを簡単操作で、画期的に速く行う事ができる。新世代の高速通信を効果的に利用した効果も発揮できる。各メニューは、アイコンでもよく、メニューバーで表示してもよい。購入され登録された各部屋はユーザによって自由に変更、削除できる。他の機能のアプリケーション・ソフトウエアも目的に応じて各ユーザの外部書斎に用意することができる。外部書斎は、初期においては個人のユーザには規定容量の記憶領域(部屋)が割当てられ、順次領域が本人の申告やサーバの管理プログラムの指示に基づき拡張される。割当てられた部屋が所定の容量を上回る場合、料金が有料となる場合がある。記憶容量の大きいユーザ(企業等)は、相当の容量が割当てられることとなる。部屋割りは各ユーザの好みに応じて間取り登録メニューを選択し、所望の間取り設定できる。各部屋は、初期時は空間だけであるがユーザの所望の選択により色々な音楽を登録し、色々な電子ペットを買い登録できる。但し音楽の部屋に電子ペットを持ち込むことはできない。一例を挙げれば、音楽の部屋を所定の選択(クリック等)をした場合、初期においては空間と音楽を提供する各メーカの名前が表示される。各メーカの名前を所定の選択をした場合、各メーカのホームページを表示し、注文できる。
【0036】
インストール・プログラム502は、各端末のOSに準拠したインストール・プログラムがユーザ端末情報(メーカコード及び機種ID)を参照することによりそれぞれ端末毎に用意され、上述したアプリケーション・ソフトウエアのインストールを支援する。広告宣伝配信代行プログラム503は、提携企業からインターネットを介して送られてくる広告宣伝情報を記憶すると共に、図2に示すユーザの属性情報およびユーザの広告希望の意志を参照して外部書斎の各部屋の適正なポケットへワンツーワンの効果的な広告宣伝を用いて該部屋の種類と関連する広告情報を配信するサービスを行う。さらに、各部屋のポケットへ掲載した広告情報がアクセスされた場合は広告企業のホームページを表示し、商品購入希望、マーケッティング情報等の報告を提携企業に行う。金融管理プログラム504は、提携金融機関からの金融関連情報(口座残高、定期預金満期情報、株式情報、信託情報、保険情報等)のユーザ別更新を行う他、金融機関はユーザのパスワード等をチェックし、金融関連の該当するユーザの部屋へ直接アクセスできる。
【0037】
次に図8を参照し、各部屋に記憶されたパッケージソフトに従って動作する各部屋機能の例を説明する。
【0038】
電子音楽の部屋61については、初期において電子音楽を販売している会社のホームページが表示され注文できる。注文した電子音楽は、相手先企業から電子音楽の部屋にダウンロードされる。所有音楽メニュー(曲目)611が用意され表示される。メニューボタン1〜Nを選択すると自動的に端末側に音楽が流れる。途中で止めたい場合は、端末画面に表示されている終了ボタン612を選択すればよい。曲を買いたい場合は、表示されている販売会社ホームページ呼出ボタン613や曲名検索ボタン614、歌手名検索ボタン615、ジャンル別検索ボタン616のいずれかを選択すれば、該ホームページを呼出し、購入できる。今週のベストテン掲示板617、売れ筋情報618については、閲覧し、表示された曲目からホームページ検索でき、注文もできる。当該各ボタンのサイトは、独自に提供する場合があるが、他社サイトと契約し提供することができる。今週のベストテンや売れ筋情報コンテンツは、参加企業が更新し情報表示される。
【0039】
電子ペットの部屋62については、初期において電子ペットを販売している会社のホームページが表示され注文ができる。注文した電子ペットは、相手先企業から電子ペットの部屋にダウンロードされる。所有ペットメニュー(ユーザが個々に購入した時点で決めて登録したペット名を登録できる)621を表示できる。該メニューを選択すると特定な電子ペットを画面に表示できる。特定なペットを表示し、活動状況や生育状況を見ることができ、場合によっては、病気になったり、食事をやったりのゲームも用意される。食事の場合は、所定の時間にブザーを鳴らしまたはメッセージを表示させ、適時食事ボタンを選択し、表示された食事メニューから適切な料理を与えることができる。病気の場合は適切な薬を処方するボタン622もある。電子ペットは、当該発明が独自提供するコンテンツから購入でき、販売会社ホームページボタン623やペットの種類から検索ボタン624をクリックすることで、新たな電子ペットを注文し、所有メニューに追加できる。その他ペット情報を表示する掲示板625が用意されている。さらに特定の所有ペットにモーニングコールさせるボタン626も可能である。その他多種多彩なゲームを演出できる。
【0040】
電子手帳の部屋63については、各年度、月日、時間単位でのカレンダー631が予め用意用意されているのでユーザは該当する空白領域にスケジュール631を記入すれば良い。その他メモ欄632やアドレス帳633、健康履歴634、母子家計簿635、手帳636、遺言637も用意され、新たにユーザが作りこむ事がない様、一般的な紙媒体レイアウト見本をモデルに所定フォーマットが用意されている。
【0041】
銀行の部屋64については、初期にユーザが開設している銀行名、支店名、口座番号、銀行用パスワードを登録する必要がある。一度登録すれば口座開設登録メニュー641に表示され、別途用意した抹消手順によりユーザの意思で抹消しない限り、端末と契約している銀行から金融管理プログラム505により自動更新できる方法も用意されている。その他の機能として、銀行ホームページ呼出しボタン642、商品名から検索ボタン643、銀行通知ボタン644、ホットニュースボタン645等が用意される。商品名から検索ボタン643を選択すると、銀行の紹介するユーザにとり有益な商品の紹介がメールで届き、適時所定の方法で申し込むことができる。銀行通知ボタン644は、定期預金の満期が届いたり、普通預金の利息や自動引き落とし情報が届いたり等する銀行からのメール情報を覗くボタンである。その他ホットニュースボタン645は銀行のホットニュースを覗くボタンである。
【0042】
電子図書館の部屋65については、所有文献メニュー(文献名)651を表示できる。所有文献メニュー651を所定の方法で選択すると該当文献が端末に順次表示され、閲覧できる。その他、書店ホームページ呼出しボタン652、文献名から検索ボタン653、ベストセラー掲示板654が用意されている。
【0043】
電子アルバムの部屋66については、自身の記録したデジタル写真を所有カメラから取り込むことができる。写真を取り込むときは、各グループにユーザが付けた名前を付けることができる。各写真は、家族アルバム661、個人アルバム662に大別して分類記録できる。現在電子カメラ、ビデオ等で映写された画像をコンピュータに登録するソフトが存在するが、映写した画像に記憶しやすい名称を登録し、大容量の画像を管理することは大変複雑で初心者にとっては面倒な方法である。従って、一旦仮想領域を利用して全画像を自由に編集し、用意されたソフトで簡単に名前を付けることができる方法を用意している。写真を取込むときはグループごとにユーザが付けた名前や期日、場所、時間を付けることができ、各写真には、家族、個人に大別し、個人でも同級生、クラブ仲間等の分類記録ができる。その他動画においても同様に、目的別に分類した管理や出演しているスターの名前毎の管理、タイトル毎の管理ができるような便利なソフトを用意できる。またデジタル写真販売会社663のホームページへリンクするボタンも用意されている。
【0044】
証券の部屋(図示されていない)については、自身が購入している株券の管理メニューがあり、該メニューは銘柄ごとに表示できる。各銘柄のメニューを選択すると、時々刻々変化する株価が証券会社より情報が送信され更新・表示できる手段である。その他、証券会社が提供するサービス(株価チャートやストップ高銘柄等のニュースも表示できる。重要書類保管ボックス(図示されていない)も利用できる。該ボックスは、文章保管金庫としての機能もあり、簡単に第三者が覗くことができない工夫が用意される。例えば、覗く場合は、別途特別なパスワードを入力しないと扉が開かないようなセキュリティの工夫である。ここは,生命保健証書、定期預金証書、株券、認証局発行の鍵、証明書、印鑑等電子化された証書が保管できる。
【0045】
【発明の効果】
本発明のレンタル記憶領域提供サービス装置および方法によれば、各端末の記憶領域負担を軽減すると共に、機能別に異なる複数の端末から外部記憶領域に記憶された情報を共有でき、自己の情報を何時でも、何処からでも、さまざまな情報機器から、必要なときに必要なだけ自身の端末にダウンロードできる。
【0046】
更に、デジタルカメラやデザインやスケッチ入力可能端末から何時でも入力、記録ができ、しかも端末機能のハード限界を意識することなく記憶でき、端末から利用可能となる。音楽や電子ブックは従来の専用機器にたよる必要もなく、情報端末であれば可能となる。例えば、携帯電話で音楽を聞く場合は、音楽を聴くヘッドイヤホンを利用し、端子を携帯電話に接続することで可能となる。音色に固執するとすれば、従来の携帯電話機能を若干アップする必要があるかも知れないが、従来の単機能ウォークマン等から比し付加価値の高い端末が実現される。電子ブックであれば、携帯電話やモバイルコンピュータの画面に表示することで良い。動画においても本格的な、バックグラウンドミュージックを聞きながら、高度化した端末で鮮明な画像を楽しむこともできる。
【0047】
更に、端末毎に設定される外部記憶領域(固有のハードディスク・レンタル記憶領域)の使用料はコンピュータ製造会社や各アプリケーション提供会社、その他各種サービスを提供する会社、広告宣伝企業の負担とすることで、利用ユーザにとって無償提供が可能であり、相当な需要促進が計られ、経済的な効果を発揮できる。
【0048】
本発明の初期インストール装置および方法によれば、端末の初期立上げ時に所要のアプリケーション・ソフトウエアは自動的にインストールされる。従って、従来のようにユーザによりインストールされるべきアプリケーション・ソフトウエアを同封する必要もないし、またハードメーカにより事前にインストールする必要もない。従って、端末の所有者に煩わしい事前設定が不用となるので、端末の購入が促進され、端末を身近に、手軽に利用できることとなる。
【0049】
端末はサーバ側のハードデスクに準備されたアプリケーション・ソフトウエアをインストールまたは利用するので、アプリケーション・ソフトウエアはサーバ側にメーカから直接インストールするだけで端末に利用可能となるから、販売された即日購入、レンタルが可能である。また、煩わしいソフトの管理やインストールも解消し、サーバに代行させることができる。ユーザにサーバを介して直接販売でき、介在する記録媒体も必要ないので流通や生産のコストを大幅に低減でき、低価格なソフトを瞬く間に販売し利用できる。
【0050】
本発明の初期インターネット接続装置および方法によれば、端末の初期立上げ時に端末はインターネットに自動接続され、ユーザは入力操作を伴う従来のインターネット接続手続きを何ら要求されることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレンタル記憶領域提供サービスの概略システム構成図である。
【図2】サーバに記憶されるユーザの属性情報の例示である。
【図3】サーバ側に記憶されるユーザの端末情報の例示である。
【図4】端末の初期起動立上げまでのプロセスを説明する図である。
【図5】初期基本ソフト起動後の端末側とサーバ側の動作を説明するフローチャートである。
【図6】同一ユーザ所有の複数の端末とサーバ間の通信方式を示す概念図である。
【図7】サーバのハードデスクに用意された外部書斎機能支援サービスを提供するソフトウエア群を例示する図である。
【図8】ユーザの外部書斎記憶領域にレイアウトされた部屋の表示画面の例示図である。
【符号の説明】
1 端末
2 インターネット
3 サーバ
31 ハードデスク
301 基本アプリケーションソフト群を記憶する記憶領域
303 外部書斎記憶領域
304 属性情報記憶領域
305 端末情報記憶領域
501 登録メニュー表示プログラム
502 インストール・プログラム
503 広告宣伝配信代行プログラム
61 電子音楽の部屋
62 電子ペットの部屋
63 電子手帳の部屋
64 銀行の部屋
65 電子図書館の部屋
66 電子アルバムの部屋

Claims (7)

  1. レンタル記憶領域と、ユーザ端末毎に割当てられる仮パスワードおよび仮登録番号を含む端末情報を記憶する端末情報記憶領域と、前記ユーザ端末のインターネット接続を支援する制御プログラムを有するサーバが、通信回線を介して複数の前記ユーザ端末と接続するレンタル記憶領域提供サービス装置であって、
    初期基本ソフトに記憶された仮パスワードおよび仮登録番号のインターネット接続情報を前記ユーザ端末から前記通信回線を介して受信し、前記端末情報一致したとき前記制御プログラムが前記ユーザ端末をインターネット接続し、前記サーバが決定する正式登録番号を前記ユーザ端末側にメッセージ表示させ、前記正式登録番号を前記端末情報記憶領域およびユーザ端末側のインターネット接続情報に重ねて記憶し、前記サーバのハードディスクのレンタル記憶領域を前記正式登録番号に割当て前記ユーザ端末の外部記憶領域として設定する制御手段を備えるレンタル記憶領域提供サービス装置。
  2. 前記制御手段は、前記通信回線を介して前記ユーザ端末を前記レンタル記憶領域へ接続完了した後、前記通信回線を介して前記ユーザ端末へアプリケーション記憶領域に記憶するアプリケーション・ソフトウエアのインストールを開始し、前記アプリケーション・ソフトウエアのインストールが正常に終了したと判断した場合、前記ユーザ端末を一旦シャットダウンさせ所定の時間経過後に前記ユーザ端末を立ち上げ、前記インストールを完了させる自動インストール支援制御プログラムをさらに実行する請求項1に記載のレンタル記憶領域提供サービス装置。
  3. 前記各レンタル記憶領域は、異なる複数の種類の情報を記憶する種類別レンタル記憶領域に分割され、前記制御プログラムは前記ユーザ端末に前記通信回線を介して前記種類別レンタル記憶領域のメニューを表示し、前記ユーザ端末側から前記通信回線を介してレンタル指定された種類の前記種類別レンタル記憶領域を用意する、請求項1に記載のレンタル記憶領域提供サービス装置。
  4. 前記制御プログラムは、前記ユーザ端末から前記通信回線を介した指示により、または前記レンタル記憶領域が限界に達した場合に新たな記憶領域を獲得する、請求項1に記載のレンタル記憶領域提供サービス装置。
  5. 前記制御プログラムは、前記種類別レンタル記憶領域に各種類別の関連情報へリンクするリンク情報を記憶する、請求項3に記載のレンタル記憶領域提供サービス装置。
  6. レンタル記憶領域と、ユーザ端末毎に割当てられる仮パスワードおよび仮登録番号を含む端末情報を記憶する端末情報記憶領域と、前記ユーザ端末のインターネット接続を支援する制御プログラムを有するサーバが、通信回線を介して複数の前記ユーザ端末と接続するレンタル記憶領域提供サービス方法であって、
    初期基本ソフトに記憶された仮パスワードおよび仮登録番号のインターネット接続情報を前記ユーザ端末から前記通信回線を介して受信し、前記端末情報と一致したとき制御手段が前記制御プログラムを動作させ前記ユーザ端末をインターネット接続し、前記サーバが決定する正式登録番号を前記ユーザ端末側にメッセージ表示させ、前記正式登録番号を前記端末情報記憶領域および前記ユーザ端末に重ねて記憶し、前記サーバのハードディスクのレンタル記憶領域を前記正式登録番号に割当て前記ユーザ端末の外部記憶領域として設定するレンタル記憶領域提供サービス方法。
  7. 前記制御手段は、前記通信回線を介して前記ユーザ端末を前記レンタル記憶領域へ接続完了した後、前記通信回線を介して前記ユーザ端末へアプリケーション記憶領域に記憶するアプリケーション・ソフトウエアのインストールを開始し、前記アプリケーション・ソフトウエアのインストールが正常に終了したと判断した場合、前記ユーザ端末を一旦シャットダウンさせ所定の時間経過後に前記ユーザ端末を立ち上げ、前記インストールを完了させる自動インストール支援制御プログラムをさらに実行する請求項に記載のレンタル記憶領域提供サービス方法。
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