JP2001306944A - 通信ウエブを利用した住宅向け営業支援システム - Google Patents

通信ウエブを利用した住宅向け営業支援システム

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JP2001306944A
JP2001306944A JP2000123939A JP2000123939A JP2001306944A JP 2001306944 A JP2001306944 A JP 2001306944A JP 2000123939 A JP2000123939 A JP 2000123939A JP 2000123939 A JP2000123939 A JP 2000123939A JP 2001306944 A JP2001306944 A JP 2001306944A
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JP2000123939A
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Ryosuke Mitaka
良介 三高
Osao Hamada
長生 濱田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】顧客のニーズやその他の基礎情報が正確に、迅
速に、顧客から直接に、または顧客の依頼を受けた住宅
関連業者から住宅建材メーカーに伝えられ、工事を請け
負う業者は、完成予想画像だけではなく、建材の施工指
示などの情報も入手できる、通信ウエブを利用した住宅
向け営業支援システムを提供する。 【解決手段】サービスサーバAは、一般顧客および住宅
関連業者のいずれかの通信端末機B、Cより、新築また
は増改築の対象となる住宅の図面1eおよび住宅を撮影
した画像1aの少なくともいずれかを含む基礎情報1を
受信し、その基礎情報1を基にして生成した住宅の3次
元画像データより生成した新築または増改築を行った場
合の完成予想画像2aと、費用、工期を特定した見積情
報2bとを含む提案情報2を、一般顧客に紹介する住宅
関連業者または基礎情報の提供を受けた住宅関連業者に
配信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】代理店や工務店等のリクエス
トに応答して、新築または増改築を行った場合の完成予
想画像を少なくとも含む提案情報を配信するようにした
通信ウエブを利用した住宅向け営業支援システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、住宅の新築、増改築においては、
(1)施主(顧客)は、そのニーズを工務店や設計事務
所に伝え、(2)当該工務店等は、概略設計を行って完
成予想図や建築図面を作成し、工期、費用見積りを行
い、(3)当該工務店等は、これを受注し、(4)最終
的な設計図面を作成し、施工する、といった流れで営業
活動が行われていた。
【0003】住宅関連業者は、顧客のニーズを十分に取
り入れ、利用可能な住宅建材を商品カタログから選び出
し、これらに基づき建築図面を作成し、これを顧客に提
示し、顧客が納得いかない場合は、さらに建材選びと図
面作成の繰り返しの結果、最終的な建築図面と見積書を
顧客に提示していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、業者は、顧
客のニーズを実現できる建材を容易に見つけられるとは
限らないため、施工まで必要以上の時間を要したり、正
確な完成予想図が作成できなかったり、また、詳細な建
材の情報を知らないまま建材メーカーに発注したため、
工事の施工後、建材の加工費用が発生して見積費用と大
きく乖離してしまうといった問題点があった。
【0005】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであり、その目的は、顧客のニーズやその他の基
礎情報が正確に、迅速に、顧客から直接に、または顧客
の依頼を受けた住宅関連業者から住宅建材メーカーに伝
えられ、工事を請け負う業者は、完成予想画像や建材の
見積情報だけではなく、建材の施工指示などの情報も入
手できる、通信ウエブを利用した住宅向け営業支援シス
テムを提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の通信ウエブを利用した住宅向け営業
支援システムは、インターネットなどの通信ネットワー
ク上にサービスサーバを設け、前記サービスサーバは、
代理店、工務店、総合建設会社などの住宅関連業者の通
信端末機に、一般顧客の住宅の新築または増改築に関す
る提案情報を提供する住宅向け営業支援システムであっ
て、前記サービスサーバは、一般顧客および前記住宅関
連業者のいずれかの通信端末機より、新築または増改築
の対象となる住宅の図面および住宅を撮影した画像の少
なくともいずれかを含む基礎情報を受信し、その基礎情
報を基にして生成した住宅の3次元画像データより生成
した新築または増改築を行った場合の完成予想画像と、
費用、工期を特定した見積情報とを含む提案情報を、一
般顧客に紹介する住宅関連業者または前記基礎情報の提
供を受けた住宅関連業者の通信端末機に配信するように
している。
【0007】すなわち、新築または増改築に関する基礎
情報が施主となる顧客の通信端末機から送られてきた場
合、施主の依頼を受けた業者の通信端末機から送られて
きた場合のいずれであっても、サービスサーバはこれら
の基礎情報に基づき完成予想画像を生成し、提案情報と
して業者に提供するようにしている。
【0008】請求項2では、請求項1において、前記一
般顧客の通信端末機よりアクセスを受け付けた場合に
は、一般顧客の通信端末機から送信された一般顧客の希
望する新築または増改築の基礎情報に基づき選定した請
け負い可能な業者の通信端末機に、新築または増改築を
行った場合の完成予想画像を含む提案情報を送信し、前
記請け負い可能な業者より請け負い内容についての費
用、工期を含む請け負い情報を受信し、好適な請け負い
情報を提出した業者を前記一般顧客に紹介する住宅関連
業者とすることを特徴としている。
【0009】請求項3では、請求項1、2のいずれかに
おいて、前記一般顧客の通信端末機よりアクセスを受け
付けた場合において、一般顧客の通信端末機から送信さ
れた一般顧客の希望する新築または増改築の基礎情報に
基づき、請け負い可能な業者の通信端末機に、基礎情報
の追加を要求し、この請け負い可能な業者が新築または
増改築の対象となる住宅の図面および住宅を撮影した画
像の少なくともいずれかを含んだ基礎情報を作成して、
前記サービスサーバに送信するようにしている。
【0010】請求項4では、上記基礎情報に、新築また
は増改築の施主となる顧客の情報を含み、請求項5で
は、基礎情報に、住宅工事に必要な建材の指定情報を含
み、請求項6では、基礎情報に、建材の加工に必要な設
計情報を含ませるようにしている。
【0011】請求項7では、上記基礎情報に、対象とな
る住宅の部屋数、間取り、外観等の建築計画情報を含ま
せるようにしている。
【0012】請求項8では、上記サービスサーバまたは
これとリンクされている提携サーバにより、発注が行え
る電子カタログ情報の配信ができるようにしている。
【0013】請求項9では、上記サービスサーバは、上
記通信端末機よりの発注情報の受信をできることとして
いる。
【0014】請求項10では、上記発注情報を受信した
後、上記サービスサーバは、住宅関連業者によって発注
を受け付けた施工工事に対する施工指示情報を配信して
いる。
【0015】請求項11では、上記発注情報を受信した
後、上記サービスサーバは、住宅関連業者によって発注
を受け付けた施工工事に必要な設備機器、付属部品の情
報を配信している。
【0016】請求項12では、上記発注情報と上記設計
情報に基づき建材加工用データを作成し、この建材加工
用データに基づき建材を加工したうえで、住宅関連業者
に提供する。
【0017】請求項13では、上記提案情報の内、大容
量のデータであって、かつ共用性の高いデータ(商品の
CADデータ等)を、別途記録メディアを用いて配送す
る。
【0018】請求項14では、上記サービスサーバに
は、上記建材の指定情報または発注情報に基づいて、各
建材について、指定または発注の多い仕様や外観等の指
定傾向データを蓄積し、建材の生産部門あるいは企画設
計部門へ市場動向情報として提供可能な市場動向データ
ベースを備える。
【0019】請求項15では、上記サービスサーバに
は、請け負い業者別に、新築または増改築の請け負い内
容データを含む履歴データを順次、蓄積する、請け負い
業者別履歴管理データベースを備える。
【0020】請求項16では、前記一般顧客に紹介する
住宅関連業者を選定するにあたり、前記請け負い業者別
履歴管理データベースを検索し、好適な業者を選定す
る。
【0021】請求項17では、上記3次元画像データ
が、上記複数の建築図面の対応点情報から幾何的条件に
基づいて生成され、請求項18では、3次元画像データ
が、住宅を撮影した複数の2次元画像の対応点情報から
幾何的条件に基づいて生成され、請求項19では、3次
元画像データが、住宅を撮影した複数の2次元画像の対
応点情報に、住宅の所定の位置、寸法の測定値または規
格値を補充し、これらの幾何的条件に基づいて生成され
る。
【0022】請求項20では、上記完成予想画像が、上
記基礎情報を基に生成された3次元画像データに、増改
築などの修正を加え、顧客の住宅の完成予想形状および
外観を生成した2次元画像または3次元画像である。
【0023】請求項21では、上記完成予想画像が、上
記通信端末機で、対象および背景の外観表現の変更、ま
たは観察視点の変更を可能にして閲覧可能な形態に変換
した情報であることを特徴とする。
【0024】請求項22では、上記通信端末機にて、上
記3次元画像データの修正を可能にして、修正後の3次
元画像を確認できるようにしている。
【0025】請求項23では、上記3次元画像データの
修正に基づき、設計仕様または施工仕様の変更を行うこ
とができるようにしている。
【0026】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面とともに説明する。
【0027】図1は、本発明のシステム構成の一例を示
す図である。通信ウエブを利用した住宅向け営業支援シ
ステム10は、住宅建材メーカー等に設置されるサービ
スサーバAと、工務店や代理店などの住宅関連業者に設
置される通信端末機Bとが、インターネットL等の通信
網を介して接続可能な状態で構成されている。
【0028】また、図3でも説明するが、サービスサー
バAは、通信端末機Bから必要な基礎情報として住宅の
建築図面1eを含む情報を受信し、その後、建築図面1
eに基づき3次元画像2aを生成し、提案情報として該
通信端末機Bに送信する。
【0029】また、図2は、本発明のシステム構成の他
例を示す図である。サービスサーバAには、さらに顧客
の通信端末機Cが接続可能な構成となっている。
【0030】増改築などの場合に、通信端末機Cから顧
客がデジタルカメラやビデオ等で撮影した連続画像1a
を含む基礎情報がサービスサーバAに送信され、サービ
スサーバAはこれに基づき3次元画像2aを生成し、顧
客に紹介する請け負い可能な業者の通信端末機Bに配信
するようにしている。
【0031】顧客に紹介する業者は複数であってもよ
く、この場合には、さらにこれらの業者に請け負い情報
を提出してもらい、好適な業者を選択するようにするこ
ともできる。
【0032】また、顧客からの基礎情報が不十分な場合
など、例えば顧客の撮影した画像が鮮明でないような場
合には、顧客に紹介する業者に基礎情報の追加を要求
し、建築図面1eなどを含む基礎情報をサービスサーバ
Aに送信するようにしてもらえることもできる。
【0033】図2の例では、増改築のように、顧客が簡
単に対象となる住宅の撮影ができる場合などに適用で
き、図1の例では、新築や増改築の図面がある場合など
に適用できる。
【0034】なお、図1の場合であっても、建築図面1
eに代えて住宅の連続画像1aを、業者の通信端末機B
からサービスサーバAに送信するようにしてもよい。
【0035】図3は、本発明に記載の住宅向け営業支援
システムにおける、情報の流れを示すフローチャートで
ある。図において、通信端末機Bから入力された基礎情
報1は、インターネットLを経由してサービスサーバA
に取り込まれる。
【0036】ここで、基礎情報1は、部屋数や間取り等
の建築計画、住宅の連続写真画像1a、建築図面1e、
住宅工事に必要な建材の指定情報1b、発注情報1c、
建材の加工に必要な設計情報1d、該住宅の施主となる
顧客の情報等で構成される。サービスサーバAは、フォ
トレタッチや3次元形状復元処理(デジタルカメラやビ
デオ撮影画像による3次元モデル作成)などの現場画像
生成技術3で生成された2次元画像や3次元画像の完成
予想画像2aと、価格・見積情報2b、必要な建材の施
工指示情報2c、発注も可能な電子カタログ2d等の付
帯情報とで構成される提案情報2を、代理店等の通信端
末機Bに配信する。
【0037】サービスサーバAと通信端末機Bとの間
で、上記の情報のやりとりを繰り返し、工事案が具体化
してゆき、顧客を満足させる住宅の完成予想画像2aが
出来上がる。
【0038】このように、住宅の新築または増改築に関
する情報のやりとりが、施主となる顧客、住宅関連業
者、住宅建材メーカーの三者間相互で事務所等に行き来
することなく、全てインターネットL上で行われるた
め、工事施工までの時間が短縮できる。
【0039】また、サービスサーバAでは、基礎情報1
に基づき、市場動向データベース4や請け負い業者別履
歴管理データベース5を登録、更新し、市場動向調査、
業者管理を行っている。
【0040】市場動向データベース4は、建材、部材の
指定情報または発注情報に基づき、各建材について、指
定または発注の多い仕様や外観等の指定傾向データを蓄
積して、建材の生産部門や企画設計部門に提供され、生
産計画の立案や新商品の企画設計をする上での基礎デー
タとして重要な役割を果たしている。また、請け負い業
者別履歴管理データベース5は、請け負い業者別に、新
築または増改築の請け負い内容データを含む履歴データ
を順次、蓄積することで、請け負い業者の得意分野や、
請け負い価格、工期および採用する建材の情報などが提
供でき、引き合いのある件名に対し好適な業者の選定に
利用できる。また、顧客へ業者紹介する際の判断情報に
止まらず、建材受注の将来展望を予測したり、市場動向
データベース4と合わせて市場調査を行う材料となり得
る。
【0041】通信端末機Bから送信される基礎情報1
は、サービスサーバAが提供する各種画面に基づいて送
信されるものであり、これを受けて提案情報2が配信さ
れる。この提案情報2は、1回または複数回に分けられ
て送られてくる基礎情報1を基に、サービスサーバAと
連携したCADシステム等において上記現場画像生成技
術3を駆使して完成予想画像2aを生成したのち、電子
メールあるいはWebにより配信されるものであるが、
基礎情報1を受信の都度、自動的に生成し、リアルタイ
ムに配信するようにしてもよい。
【0042】図4は、建材の発注情報1cを入力するた
めの画面の一例である。本図は、建材を発注する場合の
例であるが、顧客から相談を受けた初期の段階で費用問
い合わせをする場合などの指定情報1bにも、同等の画
面を準備して、提供している。
【0043】このように、Web上での問合せに対し
て、Webでリアルタイムに提案情報2を提供すれば、
業者側も顧客に対して、迅速な見積提供が可能になる。
【0044】また、より具体的な問合せについては、電
子メールで建材の加工に必要な設計情報1dの問合せを
送信することもできる。例えば、「外装材施工の位置決
め基準はどこにするか」などの情報についても、提供画
面から容易に問合せできるように、電子メールのリンク
が施されている。
【0045】また、建材の発注は、サービスサーバAま
たはサービスサーバAとリンクされている提携サーバが
提供する電子カタログ2dからも行うことができる。図
5は、電子カタログ画面例を示す図である。電子カタロ
グ2dで発注できるようにしていることで、メーカーに
とって早期の受注が見込める。業者にとっても詳細な情
報を数多く入手できるほか、リンクによって関連ある商
品を調べることも容易にできる。
【0046】次に、サービスサーバAが基礎情報1に基
づいて生成する提案情報2を構成する、完成予想画像2
a、見積情報2b、施工指示情報2c等を、図1、2及
び図6〜8とともに説明する。
【0047】完成予想画像2aは、顧客や代理店の営業
担当者などが、デジタルカメラやビデオカメラなどを用
い撮影した住宅の連続画像1aを、対応点情報から幾何
的条件に基づいて3次元形状復元処理して生成した3次
元画像データに、増改築部分などの修正を加えた3次元
画像データにより生成される。図1、2の画像2aは、
修正を加えた3次元画像データを線画表示したものであ
るが、画像は線画表示に限定されるものではなく、入力
画像から読み込んだ模様を貼り付けて生成したテクスチ
ャマップ画像であってもよい(不図示)。
【0048】また、撮影画像1aだけに限らず、複数の
建築図面1eの対応点情報から同様の方法で3次元画像
データを作成してもよい。
【0049】修正を加えた3次元画像データから2次元
画像を生成して、見やすくレイアウトした提案ボードの
形態で提供してもよい。この完成予想画像2aの一例を
図6に示す。
【0050】また、顧客の立場でより具体的に設計を行
いたい業者の設計担当者などには、3次元画像データ
の、観察する位置の視点や朝、昼、夕方、夜などの照明
条件、また庭木や道路などの周辺環境やインテリア、エ
クステリア、人、車、ペットなどの配置等の表現条件、
を自由に変更可能にして、顧客が所望する住宅および環
境の仮想現実化を可能にし、閲覧可能なVRML形式
(3次元グラフィックスを保存するためのファイル形
式)等や専用のフォーマットの形態で提供できる。
【0051】設計者側は、これをVRMLビューア(3
次元表示ソフト)や専用アプリケーションなどで、住宅
の外観形状をさまざまな方向から観察したり、時間帯や
照明装置による外観の違いを検証したり、周囲の景色と
のマッチングを確認したり、住宅外部および内部の任意
の場所を仮想現実の中で見て回るウォークスルーシミュ
レーションを行ったりすることができ、臨場感あふれる
3次元空間を体験することができる。これにより、完成
時の状況がより実際の状態に近い形で確認でき、顧客に
対して効果的に建築計画案を提示することができる。
【0052】また、図6の提案ボード30には、完成予
想画像2aだけではなく、必要な商品の情報2eも表示
させている。図で示すように、商品、サービスの情報を
完成予想画像2aと同一の画面に掲載してもよいし、商
品情報画面(不図示)にリンクさせてもよい。このよう
にして、業者側は、完成予想の外観だけではなく使用し
得る商品の詳細な情報を知ることができる。
【0053】顧客の要望が増改築である場合には、現物
の住宅が必ず存在するため、建材メーカーが顧客を訪問
することなく、顧客あるいは工事業者が連続画像1aを
提供するだけで容易に3次元の完成予想画像2aが生成
できる。また、新築や改築であっても、住宅の四面図な
どの建築図面1eを基にして、同様に3次元の完成予想
画像2aが生成できる。
【0054】ここで、対応点情報に基づく3次元形状復
元処理として、単眼視による2次元連続画像1aから3
次元形状を復元する処理の一例を示す。
【0055】当該処理は、「画像とは3次元の物体をカ
メラにより2次元に投影したもの」であり、当該2次元
に投影された画像は「物体の形状そのもの」と「カメラ
が当該物体を撮影したときの方向・姿勢」の2つの要素
で決定されることに着目し、因子分解法により複数の画
像から撮影された物体の形状と撮影時のカメラ姿勢を推
定するものである。
【0056】具体的には、物体の同一部分が動画像の各
フレームにおいてどの位置に見えているかを画像上の座
標で記述した特徴点行列を作成し、これを上記因子分解
法によって解析することにより物体の3次元形状を表す
形状行列とカメラ姿勢行列を抽出することができる。
【0057】この処理によれば、カメラレンズの光学特
性や撮影位置・姿勢を予め計測する必要がないため、顧
客や業者が手持ちのデジタルカメラ・ビデオカメラ等で
任意の方向から撮影した2枚以上の画像があれば物体の
形状を抽出することができ、モデリング作業時間を大幅
に短縮することが可能である。
【0058】また、完成予想画像2aは、この3次元形
状復元処理された3次元画像データに基づき、増改築部
分等の修正を加え、顧客の所望する住宅の完成予想形状
および外観を生成した3次元画像データにより生成でき
る。
【0059】また、対応点情報が精度的に不足する場合
などでは、業者が現地に出向き、測定器を用いた計測に
よる住宅の所定の位置、寸法、または規格で定められた
値を補充したのち、これを幾何的条件に基づいて、3次
元画像データを生成することにより、さらに精度の高い
データを生成することができる。
【0060】対応点情報に基づく3次元形状復元処理
は、撮影による連続画像1aによるものばかりではな
く、複数の建築図面1eからも行うことができる。この
方法は、現状で住宅が存在しない新築の場合や、従来の
住宅とは異なる形状の住宅に改築する場合などで用いら
れる。
【0061】3次元の完成予想画像2aを生成する方法
は上記の手法に限定されず、通常の建設CADやCGソ
フトなど、幾何的条件を対話的に入力する普通のモデリ
ングソフトによって生成する方法もある。
【0062】この方法は、たとえば一般顧客からサービ
スサーバへの初期の問い合わせの段階において、一般顧
客の通信端末機Cから間取り図と建材の指定情報だけと
いった限られた基礎情報のみを受信し、大まかな完成予
想図を生成して、工事請負可能な住宅関連業者を選定す
るための複数の住宅関連業者に対する問い合わせ情報と
して、当該業者の通信端末機Bに配信する場合などに用
いられる。
【0063】このようにサービスサーバA内で生成され
た3次元画像などの完成予想画像2aは、業者の通信端
末機Bに配信される。
【0064】こうして完成予想画像2aが配信された通
信端末機B側では、直接3次元画像データを修正し、さ
らに修正後の3次元画像2aを確認することもできる。
このようにして、さらに完成予想画像2aの精度が高ま
り、仕様変更も容易に行うことができる。
【0065】図7は、増改築に関する費用の見積情報2
bとして提示する画面の一例を示す図である。図のよう
に、見積画面40は、部材積算書41(建築業界では一
般的に材料費だけの見積については積算書と呼ぶ)と、
その内訳書42で主に構成され、業者の通信端末機Bに
提供される。この見積情報2bは、代理店からの部材指
定情報1bに基づいて作成され、提示される。
【0066】業者側では上記部材積算書41と内訳書4
2を受信した後、自社で当該工事を請け負った場合の工
賃や付帯設備費用(足場の消耗品費用など)を加えて最
終的な見積書を作成し、顧客に対して提示する。
【0067】図8は、サービスサーバAが提供する施工
指示情報2cの一例として屋根瓦の施工指示書の例を示
す図である。従来、このような施工指示書は全ての品番
についての施工指示書をひとまとめにした冊子が業者に
配布されていたが、図8のように発注のあった品番につ
いての施工上の細かな指示書のみを通信ネットワークを
用いて工事業者に提示することで、業者側では施工する
建材の品番によって細かく分類された大量の施工指示書
の中から該当する品番の施工指示書を検索する必要がな
くなり、業務が効率化される。
【0068】図には示していないが、この施工指示情報
とともに、施工に必要な工具や資材などの設備機器・付
属部品に関する情報も、業者の通信端末機Bに送信して
いる。これにより、施工業者は施工準備作業を効率よく
実施できる。
【0069】なお、業者からの発注情報と設計情報が具
体的なものであれば、建材にあらかじめ必要な前加工を
施した上で業者に提供することもできる。その結果、業
者側は現場での加工を行う必要がなく、迅速に工事を開
始することができるほか、現場での建築廃材の発生を最
小限にすることができる。
【0070】これまでに記載した提案情報は、すべてイ
ンターネットLを通じて通信端末機Bに送信されるもの
ばかりではなく、CD−ROM等で配送してもよい。特
に大容量で共用性の高いCADデータのように、通信速
度やセキュリティ上の問題などの理由でネットワークに
よる配信が適切でない場合に効果的である。
【0071】
【発明の効果】以上の説明からも理解できるように、請
求項1に記載の通信ウエブを利用した住宅向け営業支援
システムは、通信ネットワークを介して、住宅建材メー
カーが直接顧客または代理店等の業者を経由して基礎と
なる情報を受け取り、また、通信ネットワークを介し
て、3次元画像データより生成した完成予想画像、見積
情報を含む提案情報を業者に提供しているため、住宅建
材メーカーは、確実に顧客のニーズが収集でき、迅速な
代理店への情報提供ができる。
【0072】特に、完成予想画像によって、業者の担当
者は、完成予想図を現実感のある画面で閲覧することが
でき、顧客に対してこれを提示することにより、顧客と
の商談を迅速に行うことが可能となり、顧客満足度と業
績の向上につながる。見積情報によって、業者は、顧客
に提示する見積のうち少なくとも材料費に関しては、こ
れを基礎にすることができ、効率のよい見積作成が実現
できる。業者を紹介する住宅建材メーカー等にとって
も、該メーカー製商品の受注増が見込めるメリットがあ
る。
【0073】請求項2によれば、顧客からの基礎情報に
基づき選定した業者に対して提案情報を送信し、業者か
らは、これに対する請け負い情報を送信してもらい、そ
の請け負い条件等を見て好適な業者を選んでいるため、
顧客の要望を十分に満たすような業者を紹介することが
できる。
【0074】請求項3によれば、顧客からの基礎情報に
加えて、業者を介することによって住宅図面などの基礎
情報をも要求しているので、より多くの基礎情報が収集
でき、完成予想画像も精度の高いものが作成できる。
【0075】請求項4によれば、業者から、施主となる
顧客の個人情報が提供されるので、施主の要望や家族状
況を加味した上で、提案情報を提供することができる。
【0076】請求項5によれば、業者が顧客の要望に応
じて、容易に建材の価格問合せをすることができるた
め、見積のやり直しで全く異なる建材を使用するときな
ど、手間をかけずに、顧客に対して迅速に見積提供がで
きる。
【0077】請求項6によれば、外装材施工の位置決め
基準情報や住宅各部の矩計図(かなばかりず:住宅の部
分的な詳細設計図)などを用いて建材の加工に必要な設
計問合せができるため、メーカーにとっては、業者に対
する施工指示書の作成の重要な基礎データとなる。
【0078】請求項7によれば、特に新築の場合に、顧
客から相談を受けた業者が図面もまだ作成できないよう
な初期の段階においては、顧客から聞き出した部屋数、
間取り、外観等の建築計画情報だけでも、完成予想画像
などを含む提案情報が提示できるため、業者にとって
は、初期の段階から顧客に対して従来に比べてはるかに
具体的な提案ができるメリットがある。
【0079】請求項8によれば、電子カタログによる商
品情報の配信と、当該カタログから直接発注できる機能
を具備しているため、メーカーにとって早期の受注が見
込める。また、業者にとっても詳細な情報を入手できる
ほか、リンクによって関連ある商品を調べることも容易
にできる。
【0080】請求項9によれば、所定のフォームで容易
に発注でき、かつ即座に金額を知ることができるので、
業者にとっても便利であるばかりではなく、メーカーに
とっても早い時期に受注が見込める。
【0081】請求項10によれば、業者に対して納品す
る商品の施工指示情報を送信しているので、業者側で大
量の施工指示書から該当する型番の施工指示書を探す必
要がなく、また、視覚的に捉えやすい図面等で施工指示
を説明すれば、業者に対して伝わりやすく、現場でのト
ラブルを未然に防ぐことができる。
【0082】請求項11によれば、施工指示情報ととも
に、施工に必要な工具や資材などの設備機器・付属部品
に関する情報も、業者に提供しているので、施工業者は
施工準備作業を効率よく実施できる。
【0083】請求項12によれば、業者からの発注情報
と設計情報が具体的なものであれば、建材を標準寸法の
まま提供し業者側で加工するのではなく、建材をあらか
じめメーカー側で加工した上で業者に提供することがで
きる。その結果、業者側は現場での加工を行う必要がな
く、迅速に工事を開始することができるほか、現場での
建築廃材の発生を最小限にすることができる。
【0084】請求項13によれば、提案情報は記録媒体
でも配送できるようにしているため、大容量で共用性の
高いCADデータのように、通信速度やセキュリティ上
の問題などの理由でネットワークによる配信が適切でな
い場合に効果的である。
【0085】請求項14〜16によれば、サービスサー
バに、市場動向データベースと請け負い業者別履歴管理
データベースを備えているため、市場動向データベース
は、建材の生産部門や企画設計部門に提供され、商品開
発をする上での重要な役割を果たし、また請け負い業者
別履歴管理データベースは、顧客へ業者紹介する際の判
断情報に止まらず、建材受注の将来展望を予測したり、
市場動向データベースと合わせて市場調査を行う材料と
なり得る。
【0086】請求項17〜19によれば、建築図面や撮
影による連続画像の対応点情報から3次元形状復元処理
して3次元画像が生成できるため、従来のように建築C
AD等で3次元形状をモデリングする場合に比べて、完
成予想画像の生成時間を大幅に短縮することが可能であ
る。
【0087】特に請求項17によれば、建築図面を利用
できるので、住宅関連業者が3次元画像の生成のために
測量を実施したり顧客の住宅を撮影する等の準備をする
ことがなく、従来の設計手順を変える必要もない。
【0088】請求項18によれば、特に増改築の場合、
デジタルカメラ・ビデオカメラ等で任意の方向から撮影
した2枚以上の画像があれば物体の形状を抽出すること
ができるので、顧客がすでにサービスサーバに撮影画像
を提供していれば、業者が図面を作成することなく完成
予想画像が生成できる。
【0089】請求項19によれば、対応点情報に、計測
による住宅の所定の位置、寸法または規格値を補充した
のち、これを幾何的条件に基づいて、3次元画像データ
を生成することができるので、さらに精度の高いデータ
を生成することができる。
【0090】請求項20によれば、生成した3次元画像
データに希望する増改築の修正を加えることができるの
で、現実的な完成予想画像が提供できる。
【0091】請求項21によれば、業者側の通信端末器
において、VRMLビューア(3次元表示ソフト)や専
用アプリケーションなどで、住宅の外観形状をさまざま
な方向から観察したり、時間帯や照明装置による外観の
違いを検証したり、周囲の景色とのマッチングを確認し
たり、住宅外部および内部の任意の場所を仮想現実の中
で見て回るウォークスルーシミュレーションが可能とな
り、完成時の状況がより実際の状態に近い形で確認で
き、顧客に対して効果的に建築計画案を提示することが
できる。
【0092】請求項22、23によれば、業者側の通信
端末機で3次元画像データを修正し、修正後の3次元画
像を確認することができるので、さらに完成予想画像の
精度が高まり、仕様変更も容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステム構成の一例を示す図である。
【図2】本発明のシステム構成の他例を示す図である。
【図3】本発明のシステムにおける情報の流れを示すフ
ローチャートである。
【図4】建材の発注情報を入力するための画面の一例を
示す図である。
【図5】発注可能な電子カタログ画面の一例を示す図で
ある。
【図6】完成予想画像の一例を示す図である。
【図7】費用見積情報を提示する画面の一例を示す図で
ある。
【図8】業者の通信端末機に提供される施工指示情報の
一例を示す図である。
【符号の説明】
10 通信ウエブを利用した住宅向け営業支援システ
ム A サービスサーバ B 住宅関連業者の通信端末機 C 顧客の通信端末機 L 通信ネットワーク 1 基礎情報 1a ビデオ等で撮影された連続画像 1b 指定情報 1c 発注情報 1d 建材の加工に必要な設計情報 1e 住宅の建築図面 2 提案情報 2a 3次元完成予想画像(完成予想図など) 2b 見積情報 2c 施工指示情報
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 13/00 354 G06F 13/00 354D 17/50 606 17/50 606Z 608 608G 680 680B Fターム(参考) 5B046 AA03 BA10 CA06 GA01 5B049 AA01 AA02 BB05 CC02 CC05 CC11 DD01 EE00 EE07 FF03 GG02 GG04 GG07 5B089 GA11 GA21 HA01 HA10 JB06 LB14

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インターネットなどの通信ネットワーク上
    にサービスサーバを設け、前記サービスサーバは、代理
    店、工務店、総合建設会社などの住宅関連業者の通信端
    末機に、一般顧客の住宅の新築または増改築に関する提
    案情報を提供する住宅向け営業支援システムであって、 前記サービスサーバは、一般顧客および前記住宅関連業
    者のいずれかの通信端末機より、新築または増改築の対
    象となる住宅の図面および住宅を撮影した画像の少なく
    ともいずれかを含む基礎情報を受信し、その基礎情報を
    基にして生成した住宅の3次元画像データより生成した
    新築または増改築を行った場合の完成予想画像と、費
    用、工期を特定した見積情報とを含む提案情報を、一般
    顧客に紹介する住宅関連業者または前記基礎情報の提供
    を受けた住宅関連業者の通信端末機に配信するようにし
    たことを特徴とする通信ウエブを利用した住宅向け営業
    支援システム。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記一般顧客の通信端末機よりアクセスを受け付けた場
    合において、一般顧客の通信端末機から送信された一般
    顧客の希望する新築または増改築の基礎情報に基づき選
    定した請け負い可能な業者の通信端末機に、新築または
    増改築を行った場合の完成予想画像を含む提案情報を送
    信し、前記請け負い可能な業者より請け負い内容につい
    ての費用、工期を含む請け負い情報を受信し、好適な請
    け負い情報を提出した業者を前記一般顧客に紹介する住
    宅関連業者とすることを特徴とする通信ウエブを利用し
    た住宅向け営業支援システム。
  3. 【請求項3】請求項1、2のいずれかにおいて、 前記一般顧客の通信端末機よりアクセスを受け付けた場
    合において、一般顧客の通信端末機から送信された一般
    顧客の希望する新築または増改築の基礎情報に基づき、
    請け負い可能な業者の通信端末機に、基礎情報の追加を
    要求し、この請け負い可能な業者が新築または増改築の
    対象となる住宅の図面および住宅を撮影した画像の少な
    くともいずれかを含んだ基礎情報を作成して、前記サー
    ビスサーバに送信することを特徴とする通信ウエブを利
    用した住宅向け営業支援システム。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれかにおいて、 上記基礎情報には、新築または増改築の施主となる顧客
    の情報を含んでいる、通信ウエブを利用した住宅向け営
    業支援システム。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれかにおいて、 上記基礎情報には、住宅工事に必要な建材の指定情報を
    含んでいる、通信ウエブを利用した住宅向け営業支援シ
    ステム。
  6. 【請求項6】請求項1〜5のいずれかにおいて、 上記基礎情報には、建材の加工に必要な設計情報を含ん
    でいる、通信ウエブを利用した住宅向け営業支援システ
    ム。
  7. 【請求項7】請求項1〜6のいずれかにおいて、 上記基礎情報には、対象となる住宅の部屋数、間取り、
    外観等の建築計画情報を含んでいる、通信ウエブを利用
    した住宅向け営業支援システム。
  8. 【請求項8】請求項1〜7のいずれかにおいて、 上記サービスサーバまたはこれとリンクされている提携
    サーバにより、発注が行える電子カタログ情報の配信が
    可能とされている、通信ウエブを利用した住宅向け営業
    支援システム。
  9. 【請求項9】請求項1〜8のいずれかにおいて、 上記サービスサーバは、上記通信端末機よりの発注情報
    の受信を可能にしてなることを特徴とする、通信ウエブ
    を利用した住宅向け営業支援システム。
  10. 【請求項10】請求項9において、 上記発注情報を受信した後、上記サービスサーバは、住
    宅関連業者によって発注を受け付けた施工工事に対する
    施工指示情報を配信することを特徴とする、通信ウエブ
    を利用した住宅向け営業支援システム。
  11. 【請求項11】請求項9において、 上記発注情報を受信した後、上記サービスサーバは、住
    宅関連業者によって発注を受け付けた施工工事に必要な
    設備機器、付属部品の情報を配信することを特徴とす
    る、通信ウエブを利用した住宅向け営業支援システム。
  12. 【請求項12】請求項9において、 上記発注情報と上記設計情報に基づき建材加工用データ
    を作成し、この建材加工用データに基づき建材を加工し
    たうえで、住宅関連業者に提供することを特徴とする、
    通信ウエブを利用した住宅向け営業支援システム。
  13. 【請求項13】請求項1〜12のいずれかにおいて、 上記提案情報の内、大容量のデータであって、かつ共用
    性の高いデータ(商品のCADデータ等)を、別途記録
    メディアを用いて配送することを特徴とする、通信ウエ
    ブを利用した住宅向け営業支援システム。
  14. 【請求項14】請求項1〜13のいずれかにおいて、 上記サービスサーバには、上記建材の指定情報または発
    注情報に基づいて、各建材について、指定または発注の
    多い仕様や外観等の指定傾向データを蓄積し、建材の生
    産部門あるいは企画設計部門へ市場動向情報として提供
    可能な市場動向データベースを備える、通信ウエブを利
    用した住宅向け営業支援システム。
  15. 【請求項15】請求項1〜14のいずれかにおいて、 上記サービスサーバには、請け負い業者別に、新築また
    は増改築の請け負い内容データを含む履歴データを順
    次、蓄積する、請け負い業者別履歴管理データベースを
    備える、通信ウエブを利用した住宅向け営業支援システ
    ム。
  16. 【請求項16】請求項15において、 前記一般顧客に紹介する住宅関連業者を選定するにあた
    り、前記請け負い業者別履歴管理データベースを検索
    し、好適な業者を選定することを特徴とする通信ウエブ
    を利用した住宅向け営業支援システム。
  17. 【請求項17】請求項1〜16のいずれかにおいて 上記3次元画像データは、上記複数の建築図面の対応点
    情報から幾何的条件に基づいて、生成されたことを特徴
    とする、通信ウエブを利用した住宅向け営業支援システ
    ム。
  18. 【請求項18】請求項1〜16のいずれかにおいて 上記3次元画像データは、住宅を撮影した複数の2次元
    画像の対応点情報から幾何的条件に基づいて、生成され
    たことを特徴とする、通信ウエブを利用した住宅向け営
    業支援システム。
  19. 【請求項19】請求項1〜16のいずれかにおいて 上記3次元画像データは、住宅を撮影した複数の2次元
    画像の対応点情報に、住宅の所定の位置、寸法の測定値
    または規格値を補充し、これらの幾何的条件に基づい
    て、生成されたことを特徴とする、通信ウエブを利用し
    た住宅向け営業支援システム。
  20. 【請求項20】請求項1〜19のいずれかにおいて 上記完成予想画像は、上記基礎情報を基に生成された3
    次元画像データに、増改築などの修正を加え、顧客の住
    宅の完成予想形状および外観を生成した2次元画像また
    は3次元画像であることを特徴とする、通信ウエブを利
    用した住宅向け営業支援システム。
  21. 【請求項21】請求項1〜20のいずれかにおいて 上記完成予想画像は、上記通信端末機で、対象および背
    景の外観表現の変更、または観察視点の変更を可能にし
    て閲覧可能な形態に変換した情報であることを特徴とす
    る通信ウエブを利用した住宅向け営業支援システム。
  22. 【請求項22】請求項1〜21のいずれかにおいて 上記通信端末機にて、上記3次元画像データの修正を可
    能にして、修正後の3次元画像を確認できるようにした
    ことを特徴とする通信ウエブを利用した住宅向け営業支
    援システム。
  23. 【請求項23】請求項22において 上記3次元画像データの修正に基づき、設計仕様または
    施工仕様の変更を行うことができるようにしたことを特
    徴とする通信ウエブを利用した住宅向け営業支援システ
    ム。
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