JP2018206335A - 住宅リフォーム提案システム、住宅リフォーム提案方法、及び、住宅リフォームプラン生成方法 - Google Patents

住宅リフォーム提案システム、住宅リフォーム提案方法、及び、住宅リフォームプラン生成方法 Download PDF

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晃宏 河村
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幸穂 前田
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Abstract

【課題】住宅リフォームプランを顧客の実際の住居に適用するための業務の効率化を図ることができる住宅リフォーム提案システムを提供する。【解決手段】住宅リフォーム提案システム10は、各々が対象の空間に複数種類の商材を施工することを提案するために用いられる複数の住宅リフォームプランの中から1以上の住宅リフォームプランの選択を受け付ける受付部31と、選択された1以上の住宅リフォームプランを表示する表示部34とを備える。複数の住宅リフォームプランのそれぞれは、当該住宅リフォームプランにおいて使用される商材と対応づけられている。【選択図】図2

Description

本発明は、住宅リフォーム提案システム、住宅リフォーム提案方法、及び、住宅リフォームプラン生成方法に関する。
従来、住宅リフォームに関する技術が提案されている。特許文献1には、住宅所有者がリフォームの対象となる部分を正確に知ることを可能とし、どの部分を優先的にリフォームすべきかの判断と商品選択とを容易とする住宅リフォーム支援方式が開示されている。
特開2002−342411号公報
ところで、顧客に住宅リフォームプランが提案された後には、採用された住宅リフォームプランを顧客の実際の住居に適用するための業務が行われる。例えば、当該住宅リフォームプランにおいて使用される商材のデータを用いて施工方法の検討などの業務が行われる。
本発明は、住宅リフォームプランを顧客の実際の住居に適用するための業務の効率化を図ることができる住宅リフォーム提案システム、住宅リフォーム提案方法、及び、住宅リフォームプラン生成方法を提供する。
本発明の一態様に係る住宅リフォーム提案システムは、複数の住宅リフォームプランの中から1以上の住宅リフォームプランの選択を受け付ける受付部と、選択された1以上の住宅リフォームプランを表示する表示部とを備え、前記複数の住宅リフォームプランのそれぞれは、当該住宅リフォームプランにおいて使用される商材と対応づけられている。
本発明の一態様に係る住宅リフォーム提案方法は、複数の住宅リフォームプランの中から1以上の住宅リフォームプランの選択を受け付け、選択された1以上の住宅リフォームプランを表示し、前記複数の住宅リフォームプランのそれぞれは、当該住宅リフォームプランにおいて使用される商材と対応づけられている。
本発明の一態様に係る住宅リフォームプラン生成方法は、モデル空間に対する住宅リフォームにおいて使用候補となる商材を選択する選択ステップと、選択された前記商材が前記モデル空間に施工可能であるか否かを判定する判定ステップと、前記モデル空間に施工可能であると判定された商材を1以上含む住宅リフォームプランを生成する生成ステップとを含む。
本発明の一態様に係る住宅リフォーム提案システム、住宅リフォーム提案方法、及び、住宅リフォームプラン生成方法によれば、住宅リフォームプランを顧客の実際の住居に適用する際の業務の効率化を図ることができる。
図1は、実施の形態に係る住宅リフォーム提案システムの概要を示す図である。 図2は、実施の形態に係る住宅リフォーム提案システムの機能構成を示すブロック図である。 図3は、暮らし提案リフォームプランの詳細画面の一例を示す図である。 図4は、暮らし提案リフォームプランを活用した住宅リフォームのイメージ図である。 図5は、サーバ装置が備える記憶部内のデータ構造の一例を示す図である。 図6は、暮らし提案リフォームプランの詳細画面の表示動作のフローチャートである。 図7は、メニュー画面の一例を示す図である。 図8は、第一選択画面の一例を示す図である。 図9は、下位の第一選択画面の一例を示す図である。 図10は、最終選択画面の一例を示す図である。 図11は、第二選択画面の一例を示す図である。 図12は、第三選択画面の一例を示す図である。 図13は、第四選択画面の一例を示す図である。 図14は、静止画像がポップアップ形式で拡大表示された表示画面を示す第一の図である。 図15は、静止画像がポップアップ形式で拡大表示された表示画面を示す第二の図である。 図16は、暮らし提案シートの表示画面の一例を示す図である。 図17は、暮らし提案シートの表示画面の表示動作のフローチャートである。 図18は、標準モデルプラン選択画面の一例を示す図である。 図19は、選択済みの暮らし提案リフォームプランの詳細画面の一例を示す図である。 図20は、見積もり金額の計算アルゴリズムを説明するための図である。 図21は、標準モデルプランの詳細を表示する暮らし提案シートの表示画面の一例を示す図である。 図22は、暮らし提案シートの保存を説明するための図である。 図23は、暮らし提案シート一覧画面の一例を示す図である。 図24は、履歴の追加方法を説明するための図である。 図25は、暮らし提案シートのダウンロード、及び、暮らし提案シートの電子メール送信を説明するための図である。 図26は、電子メールアドレスの入力画像の一例を示す図である。 図27は、印刷された暮らし提案シートの一例を示す図である。 図28は、表示部の画面遷移を示す図である。 図29は、ログイン画面の一例を示す図である。 図30は、暮らし提案リフォームプランの生成方法のフローチャートである。 図31は、検索キーワード入力欄を含む第三選択画面の一例を示す図である。 図32は、検索キーワードとして「パントリー」が入力された場合の検索結果の表示画面の一例を示す図である。 図33は、カタログセットプランの表示画面の一例を示す図である。 図34は、暮らし提案リフォームプランの詳細画面のページ変更を説明するための図である。
以下、実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
なお、各図は模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付し、重複する説明は省略または簡略化される場合がある。また、以下の実施の形態においては、便宜上、画面は、表示部の表示領域の全体に表示されるものとして説明され、画像は、表示部の表示領域の一部に表示されるものとして説明される。
(実施の形態)
[住宅リフォーム提案システムの概要]
まず、実施の形態に係る住宅リフォーム提案システムの全体構成について説明する。図1は、実施の形態に係る住宅リフォーム提案システムの概要を示す図である。図2は、実施の形態に係る住宅リフォーム提案システムの機能構成を示すブロック図である。なお、図2では、情報端末30は、1つだけ図示されている。
実施の形態に係る住宅リフォーム提案システム10は、住宅リフォーム会社の営業マン等が情報端末30を用いて、あらかじめ準備された複数の暮らし提案リフォームプランを顧客に提案できるシステムである。暮らし提案リフォームプランは、住宅リフォームプランの一例である。住宅リフォーム提案システム10は、サーバ装置20と、複数の情報端末30とを備える。住宅リフォーム提案システム10が備える複数の情報端末30の数は、特に限定されない。
住宅リフォーム提案システム10において用いられる複数の暮らし提案リフォームプランのそれぞれは、パッケージ化されたコンテンツであり、住宅リフォームに用いられる具体的な商材、及び、商材の施工方法など、詳細まで検討した上で作成されている。
従来、住宅リフォーム会社の営業マンは、顧客から住宅リフォーム要求を聞きつつ、自身の経験に基づいて暮らし提案リフォームプランを提案していた。しかしながら、このような手法では、経験の浅い営業マンは十分な提案ができないなど、顧客に一定のクオリティの提案ができない場合があった。また、営業マンは、事例集、商材カタログ、及び、チラシなどの資料を顧客に提示していたが、資料の数が多いためにどこにどのような内容が記載されているかを把握しきれず、顧客への提示に時間がかかるという課題があった。
これに対し、住宅リフォーム提案システム10においては、営業マンは、顧客の住宅リフォームに対する要望をヒアリングし、情報端末30を操作する。この結果、あらかじめ準備された複数の暮らし提案リフォームプランのうち、顧客の要望に沿うと考えられる暮らし提案リフォームプランの詳細が情報端末30の表示部34に表示される。図3は、暮らし提案リフォームプランの詳細画面の一例を示す図である。つまり、住宅リフォーム提案システム10によれば、営業マンの経験の長さにかかわらず、顧客に対して一定のクオリティの提案を行うことが可能となる。また、住宅リフォーム提案システム10によれば、営業マンは、提案に際して事例集、商材カタログ、及び、チラシなどの資料を提示する必要が無いため、スマートに提案を行うことができる。
また、住宅リフォームにおいては、営業マン、設計者、及び、施工者の間における情報伝達不足が課題である。例えば、営業マンが顧客に対する提案は、理論上は実現可能であるが、設計者及び施工者の視点から現実の各種要因を考慮すると実現不可能なものであるといったケースがある。また、営業マンは、過去に実施された住宅リフォームの事例集(実例集)に基づいて住宅リフォームの提案を行うことが多い。しかしながら、このような事例集は、住宅リフォームの対象の住宅に対してカスタマイズされたものであることが多く、他の住宅に適用できないような場合があった。
これに対し、住宅リフォーム提案システム10においては、現存する商材を用いて施工方法まで考慮して標準化された複数の暮らし提案リフォームプランが提案の対象となっている。つまり、実現可能性の高い複数の暮らし提案リフォームプランが提案の対象となっているため、上記のような問題が起こりにくい。
また、住宅リフォーム提案システム10において、複数の暮らし提案リフォームプランのそれぞれは、当該暮らし提案リフォームプランにおいて使用される商材(商材のデータ)、当該商材の施工方法、図面データ、及び、3DCADデータなどと対応づけられている。住宅リフォーム提案システム10を用いた暮らし提案リフォームプランの提案後には、採用された暮らし提案リフォームプランを顧客の実際の住居に適用するために、図面の作成、及び、施工方法の検討などが行われる。このとき、設計者または施工者が、採用された暮らし提案リフォームプランに対応付けられた、商材(商材のデータ)、当該商材の施工方法、図面データ、及び、CAD(Computer Aided Design)データなどを利用することにより、業務の効率化、及び、品質の向上を図ることができる。
なお、暮らし提案リフォームプランは、例えば、1つの空間(部屋)に機能(または用途)の異なる複数種類の商材(例えば、システムキッチン及び照明器具)の施工を顧客に提案するためのプランである。図4は、暮らし提案リフォームプランを活用した住宅リフォームのイメージ図である。
図4に示されるように、顧客は、例えば、リビング、キッチン、寝室、バスルーム、トイレ、化粧室などの空間ごとに暮らし提案リフォームプランを選択する。そうすると、最終的には、暮らし提案リフォームプランの集合体として、住宅全体のリフォームプランが構成される。なお、暮らし提案リフォームプランは、1つの商材の施工を顧客に提案するものであってもよい。
以下、住宅リフォーム提案システム10が備える各装置の詳細な構成について、引き続き図1及び図2を参照しながら説明する。
[サーバ装置]
まず、サーバ装置20について説明する。サーバ装置20は、住宅リフォーム提案システム10において用いられる情報を管理する装置である。サーバ装置20は、具体的には、通信部21と、制御部22と、記憶部23とを備える。
通信部21は、情報端末30によって送信された表示画面情報の要求を受信し、かつ、要求に応じた表示画面情報を送信する。表示画面情報には、暮らし提案リフォームプランを表示するための暮らし提案リフォームプラン情報が含まれる。通信部21は、具体的には、通信回路(通信モジュール)である。
制御部22は、通信部21によって送信された要求に応じた情報を記憶部23から読み出し、読み出した情報を通信部21に送信させる。制御部22は、具体的には、プロセッサ、マイクロコンピュータ、または専用回路などによって実現される。制御部22は、プロセッサ、マイクロコンピュータ、および専用回路のうち2つ以上の組み合わせによって実現されてもよい。
記憶部23は、住宅リフォーム提案システム10において用いられる情報が記憶される記憶装置である。記憶部23は、HDD(Hard Disk Drive)、または、半導体メモリなどによって実現される。
ここで、記憶部23内のデータ構造について説明する。図5は、サーバ装置20が備える記憶部23内のデータ構造の一例を示す図である。
図5に示されるように、記憶部23には、第一データベース23a、第二データベース23b、第三データベース23c、及び、第四データベース23dが記憶されている。
第一データベース23aは、暮らし提案リフォームプラン(例えば、暮らし提案リフォームプランの詳細画面)を情報端末30の表示部34に表示するためのデータベースであり、住宅リフォーム提案システム10の動作中に使用される。第一データベース23aは、例えば、暮らし提案リフォームプラン情報を複数含む。暮らし提案リフォームプラン情報には、当該暮らし提案リフォームプラン情報を示すIDとして、暮らし提案リフォームプランIDが付与されている。
暮らし提案リフォームプラン情報には、タイトルデータ、コピーデータ、静止画像データ1〜5、及び、参考価格データなどが含まれる。タイトルデータは、暮らし提案リフォームプランのタイトルを表示するためのデータである。図3に示される暮らし提案リフォームプランの詳細画面においては、暮らし提案リフォームプランのタイトルは、「室内干しで雨の日の洗濯も安心・・」の部分である。コピーデータは、暮らし提案リフォームプランの説明文(コピー)を表示するためのデータである。図3に示される暮らし提案リフォームプランの詳細画面においては、暮らし提案リフォームプランの説明文は、「突然の雨で洗濯物が・・」の部分である。
静止画像データ1〜5は、暮らし提案リフォームプランの静止画像を表示するためのデータである。図3に示される暮らし提案リフォームプランの詳細画面には2種類の静止画像が含まれる。参考価格データは、暮らし提案リフォームプランの金額を表示するためのデータである。図3の例では、暮らし提案リフォームプランの金額は、「オプション金額」の部分である。
なお、以下の明細書中では、暮らし提案リフォームプラン情報は、単に暮らし提案リフォームプランとも表現される。
第二データベース23bは、暮らし提案リフォームプランに1対1で対応する画像情報からなるデータベースであり、例えば、CADソフトウェアの実行時に参照される。第二データベース23bには、複数の画像情報が含まれる。画像情報には、対応する暮らし提案リフォームプランの暮らし提案リフォームプランIDが付与されている。
画像情報には、当該画像情報に対応する暮らし提案リフォームプランの3D画像データ及び標準図面データが含まれる。ここでの3D画像データは、例えば、3次元CADデータであり、標準的なモデル空間に現存する商材及び造作が配置されたとした場合の3次元イメージ画像を表示するためのデータである。上述の第一データベース23aに含まれる静止画像データ1〜5は、この3次元イメージ画像をある視点から見た場合の静止画像を表示するためのデータである。つまり、暮らし提案リフォームプランの詳細画面に含まれる静止画像は、CG(Computer Graphics)であり、静止画像データ1〜5は、3次元CADデータをもとに作成されたCGを表示するためのデータである。
また、画像情報には、当該画像情報に対応する暮らし提案リフォームプランにおいて用いられる商材の個別情報、及び、造作の個別情報も含まれる。商材の個別情報には、商材IDが付与されている。なお、図5の例では、商材IDは、第三データベース23cとして記憶されている特定のメーカの商材にのみ付与されており、特定のメーカ以外の商材(他社商材)には、商材IDは付与されていない。商材は、例えば、照明器具、コンセントなどの配線器具、システムキッチン、洗面台、トイレ関連の設備、バス関連の設備、空調機器、給湯機器、及び、収納関連の設備などである。
商材の個別情報には、当該商材の3D画像データ、価格データ、工事費データ、及び、図面データ(商材図面データ及び納まり図面データ)などが含まれる。また、造作の個別情報には、当該造作の3D画像データ、及び、工事費データなどが含まれる。暮らし提案リフォームプランの参考価格データは、例えば、当該暮らし提案リフォームプランに対応する画像情報に含まれる価格データ及び工事費データの合計となる。
第三データベース23cは、商材の詳細情報からなるデータベースであり、商材の管理ソフトウェアの実行時に参照される。商材の詳細情報には、商材IDが付与されている。商材の詳細情報には、当該商材の仕様データ(仕様書)、明細データ、及び、価格データなどが含まれる。
第四データベース23dは、商材の施工方法データからなるデータベースである。施工方法は、具体的には、施工の指示書などである。施工方法データには、商材IDが付与されている。
このように、記憶部23において、複数の暮らし提案リフォームプランのそれぞれは、当該暮らし提案リフォームプランにおいて使用される商材と対応づけられている。具体的には、記憶部23には、複数の暮らし提案リフォームプラン、及び、画像情報が記憶されている。画像情報は、当該画像情報に対応する暮らし提案リフォームプランを示すIDと、当該暮らし提案リフォームプランにおいて使用される商材の画像データ及びIDとを含む。複数の暮らし提案リフォームプランのそれぞれは、画像情報によって当該暮らし提案リフォームプランにおいて使用される商材と対応づけられている。また、複数の暮らし提案リフォームプランのそれぞれは、商材の施工方法、及び、商材の図面データとも対応づけられている。
これにより、住宅リフォーム提案システム10を用いた暮らし提案リフォームプランの提案後に、採用された暮らし提案リフォームプランを顧客の実際の住居に適用するときに、設計者または施工者は、採用された暮らし提案リフォームプランにおいて使用される商材のデータ、商材の施工方法、または、商材の図面データを容易に参照することができる。したがって、業務の効率化、及び、品質の向上が図られる。
なお、住宅リフォーム提案システム10においては、複数の暮らし提案リフォームプランのそれぞれは、画像情報によって当該暮らし提案リフォームプランにおいて使用される商材と対応付けられているが、対応付けは、画像情報以外の情報によって行われていてもよい。対応付けの具体的な態様は、特に限定されない。
以上、記憶部23内のデータ構造について説明した。なお、このようなデータ構造は、一例である。例えば、サーバ装置20が備える記憶部23には、少なくとも第一データベース23aが記憶されればよく、他のデータベースについては、サーバ装置20とは別のサーバ装置が備える記憶部に記憶されてもよい。住宅リフォーム提案システム10は、例えば、第一データベース23aを有するサーバ装置20以外に3つのサーバ装置を備え、3つのサーバ装置は、それぞれ、第二データベース、第三データベース、第四データベースを有してもよい、つまり、住宅リフォーム提案システム10は、データベースごとに異なるサーバ装置を備えてもよい。また、図5におけるデータベースの区分は便宜的なものであり、一のデータベースの一部または全部が他のデータベースと統合されていてもよい。
[情報端末]
次に、情報端末30について説明する。情報端末30は、顧客に暮らし提案リフォームプランを提案するための情報端末である。情報端末30は、言い換えれば、暮らし提案リフォームプランが表示される表示端末である。情報端末30は、例えば、タブレット端末またはスマートフォンなどの携帯型の情報端末であるが、パーソナルコンピュータなどの据え置き型の情報端末であってもよい。また、情報端末30は、住宅リフォーム提案システム10の専用端末であってもよい。情報端末30は、具体的には、受付部31と、制御部32と、通信部33と、表示部34と、記憶部35とを備える。
受付部31は、顧客または営業マンなどの操作を受け付ける。受付部31は、例えば、タッチパネル、及び、ハードウェアボタンなどによって実現される。なお、以下の明細書中では、顧客または営業マンなど情報端末を操作する人を単にユーザと記載する。
制御部32は、受付部31によって受け付けられた操作に基づいて、当該操作に応じた表示画面情報の要求を通信部33に送信させる。また、通信部33によって表示画面情報が受信されると、受信された表示画面情報に基づく画面を表示部34に表示させる。制御部32は、例えば、ウェブブラウザを実行することによってこのような動作を行うが、専用のアプリケーションプログラムを実行することによってこのような動作を行ってもよい。制御部32は、プロセッサまたはマイクロコンピュータなどによって実現される。なお、上述の暮らし提案リフォームプラン情報は、表示画面情報に含まれる。
通信部33は、制御部32の制御に基づいて、表示画面情報をサーバ装置20に送信する。また、通信部33は、表示画面情報をサーバ装置20から受信する。通信部33は、具体的には、情報端末30がサーバ装置20と通信を行うための通信モジュール(通信回路)である。
なお、情報端末30及びサーバ装置20の間で行われる通信は、有線通信であってもよいし、無線通信であってもよい。通信に用いられる通信規格についても特に限定されない。
表示部34は、制御部32の制御に基づいて表示画面を表示する。表示部34は、具体的には、例えば、液晶パネルまたは有機ELパネルなどを表示デバイスとして含むディスプレイである。なお、以下の実施の形態では、表示部34が表示する表示画面及び画像は、サーバ装置20から提供される表示画面情報に基づくものである。
記憶部35は、制御部32によって実行されるウェブブラウザの実行プログラム等が記憶される記憶装置である。記憶部35は、具体的には、半導体メモリなどにより実現される。記憶部35には、通信部33によって受信された表示画面情報が記憶されてもよい。
[暮らし提案リフォームプランの詳細画面の表示動作]
住宅リフォーム提案システム10においては、上記図3に示されるような暮らし提案リフォームプランの詳細画面が表示されることにより、暮らし提案リフォームプランの提案が行われる。以下、住宅リフォーム提案システム10における暮らし提案リフォームプランの詳細画面の表示動作について説明する。図6は、住宅リフォーム提案システム10における暮らし提案リフォームプランの詳細画面の表示動作のフローチャートである。
まず、表示部34は、制御部32の制御に基づいてメニュー画面を表示する(S11)。図7は、メニュー画面の一例を示す図である。
次に、受付部31は、暮らし提案リフォームプランの選択方式の指定を受け付ける(S12)。受付部31は、具体的には、メニュー画面に対する選択方式を指定する操作を受け付ける。選択方式を指定する操作は、例えば、選択方式を示すアイコンへのタップ操作である。次に、制御部32は、指定された選択方式の判定を行う(S13)。
制御部32は、指定された選択方式が暮らしのアイデアから暮らし提案リフォームプランを選択する第一選択方式であると判定すると、表示部34に第一選択画面を表示させる(S14)。言い換えれば、表示部34は、第一選択方式の指定が受け付けられた場合に、第一選択画面を表示する。図8は、第一選択画面の一例を示す図である。
図8に示される第一選択画面は、例えば、8種類のフォルダ形のアイコンを含む。8種類のアイコンは、選択対象の暮らしを示す画像を含んでいる。選択対象の暮らしは、「趣味を満喫できる暮らし」、「人が集まる暮らし」、「ペットと過ごす暮らし」、及び、「自分だけの場所のある暮らし」である。このように、第一選択画面は、選択対象の暮らしを示す画像を1つ以上含む。選択対象の暮らしの数、及び、選択対象の暮らしの内容は、一例であり、特に限定されない。
ユーザは、このような第一選択画面を通じて、「趣味を満喫できる暮らし」、「人が集まる暮らし」、「ペットと過ごす暮らし」、及び、「自分だけの場所のある暮らし」のいずれかを指定することができる。
なお、複数の暮らし提案リフォームプランは、階層的に分類されている。したがって、第一選択画面も階層的に遷移する。例えば、第一選択画面が表示されているときに受付部31が「自分だけの場所のある暮らし」に対応するフォルダ形のアイコンへのタップ操作を受け付けると、制御部32は、図9に示されるような下位の第一選択画面を表示部34に表示させる。図9は、下位の第一選択画面の一例を示す図である。
図9に示される下位の第一選択画面は、例えば、4種類のフォルダ形のアイコンを含む。4種類のアイコンは、「ミセスコーナー」、「PCコーナー」、「書斎」、及び、「衣裳部屋」に対応している。ユーザは、図9に示される下位の第一選択画面を通じて、「ミセスコーナー」、「PCコーナー」、「書斎」、及び、「衣裳部屋」のいずれかを指定することができる。
このように、ユーザのタップ操作に応じて第一選択画面が階層的に遷移した後、最終選択画面が表示される。例えば、図9に示される下位の第一選択画面が表示されているときに、受付部31が、例えば、「ミセスコーナー」に対応するフォルダ形のアイコンへのタップ操作を受け付けると、制御部32は、図10に示されるような最終選択画面を表示部34に表示させる。図10は、最終選択画面の一例を示す図である。
最終選択画面においては、詳細表示の対象となる複数の暮らし提案リフォームプランが一覧表示されている。各暮らし提案リフォームプランを示す表示領域は、当該暮らし提案リフォームプランを示す静止画像であって、当該暮らし提案リフォームプランにおいて使用される商材が現れた画像を含む。つまり、表示部34は、暮らし提案リフォームプランを示す静止画像であって、当該暮らし提案リフォームプランにおいて使用される商材が現れた静止画像を含む最終選択画面を表示する。静止画像は、具体的には、3次元CADデータを元にしたCGである。
また、最終選択画面において、静止画像の右側には、暮らしのストーリーが文字表示されている。これにより、静止画像だけでは理解しにくい暮らしのストーリーを顧客に文字によって提示することができる。
図10の最終選択画面においては、一覧表示された複数の暮らし提案リフォームプランは、ユーザが指定した「ミセスコーナー」に対応している。なお、最終選択画面は、階層的に分類された複数の暮らし提案リフォームプランの最下層に位置する分類の数に対応して複数種類準備されている。
一方、上記ステップS13において、指定された選択方式がすまいの部位から暮らし提案リフォームプランを選択する第二選択方式であると判定されると、制御部32は、表示部34に第二選択画面を表示させる(S15)。言い換えれば、表示部34は、第二選択方式の指定が受け付けられた場合に、住宅リフォーム部位を示す画像を1つ以上含む第二選択画面を表示する。図11は、第二選択画面の一例を示す図である。
図11に示される第二選択画面は、例えば、5種類のフォルダ形のアイコンを含む。5種類のアイコンは、住宅リフォーム部位を示す画像として、キッチン、玄関、水廻り、寝室、及び、外回りに対応した画像を含む。ユーザは、このような第二選択画面を通じて、キッチン、玄関、水廻り、寝室、及び、外回りなどの住宅リフォームの対象となる部位の指定を行うことができる。
このような第二選択画面も階層的に遷移する。例えば、第二選択画面が表示されているときに受付部31が「キッチン」に対応するフォルダ形のアイコンへのタップ操作を受け付けると、制御部32は、下位の第二選択画面を表示部34に表示させる。このような画面遷移が繰り返された結果、キッチンに関する暮らし提案リフォームプランが1以上含まれる最終選択画面が表示される。
なお、ユーザが第一選択画面を通じて選択可能な暮らし提案リフォームプランと、ユーザが第二選択画面を通じて選択可能な暮らし提案リフォームプランとは、例えば、共通である。言い換えれば、表示部34は、ユーザの選択方式の指定に応じて、あらかじめ用意された複数の暮らし提案リフォームプランを当該複数の暮らし提案リフォームプランの分類方法を切り替えて提示(表示)する。しかしながら、第一選択画面及び第二選択画面のいずれかを通じてのみ選択可能な専用の暮らし提案リフォームプランがあってもよい。
さらに、上記ステップS13において、指定された選択方式がフォルダ一覧から暮らし提案リフォームプランを選択する第三選択方式であると判定されると、制御部32は、表示部34に第三選択画面を表示させる(S16)。言い換えれば、表示部34は、第三選択方式の指定が受け付けられた場合に、第三選択画面を表示する。図12は、第三選択画面の一例を示す図である。
図12に示されるように、第三選択画面は、表示部34が表示可能な複数の暮らし提案リフォームプラン(第一データベース23aに含まれる複数の暮らし提案リフォームプラン)の分類をツリー形式で示している。つまり、第三選択画面は、複数の暮らし提案リフォームプランの階層構造を直接的に示している。第三選択画面においては、具体的には、フォルダ形のアイコンがツリー状に配置されている。フォルダのアイコンをタップ操作が受付部31によって受け付けられると、制御部32は、タップ操作された位置に応じた表示画面を表示部34に表示させる。これにより、ユーザは、所望の表示画面まで素早く到達することができる。第三選択画面が指定された場合も、タップ操作の結果、最終選択画面が表示される。
なお、第三選択画面には、切替操作領域34g及び切替操作領域34hが含まれる。「暮らしのアイデアからさがす」の文字を含む切替操作領域34gへのタップ操作が受け付けられると、第三選択画面に表示されるトップフォルダが「暮らしのアイデアからさがす」フォルダになる。つまり、図12に示されるような順序でフォルダが表示される。一方、「部位からさがす」の文字を含む切替操作領域34hへのタップ操作が受け付けられると、第三選択画面に表示されるトップフォルダが「部位からさがす」フォルダになる。つまり、図12に示される「暮らしのアイデアからさがす」フォルダと、「部位からさがす」フォルダとの配置が入れ替わる。
そして、上記ステップS13において、指定された選択方式がキーワード一覧から暮らし提案リフォームプランを選択する第四選択方式であると判定されると、制御部32は、表示部34に第四選択画面を表示させる(S17)。言い換えれば、表示部34は、第四選択方式の指定が受け付けられた場合に、第四選択画面を表示する。図13は、第四選択画面の一例を示す図である。
図13に示されるように、第四選択画面は、住宅リフォームに関するキーワードに基づいて住宅リフォームプランを選択するための選択画面である。第四選択画面が指定された場合も、タップ操作の結果、最終選択画面が表示される。
なお、第四選択画面において、「おすすめパッケージ」の項目が選択されると、あらかじめサーバ20の管理者またはベテラン営業マン等により準備された暮らし提案リフォームプランが表示される。このような「おすすめパッケージ」は、提案が苦手な営業マンが営業品質を確保するために有用である。また、第四選択画面には、「神戸在住のシニア向け」のような、地域性及び年齢層などのターゲットを絞った項目が含まれていてもよい。
以上説明したようなステップS14〜S17の後、最終選択画面が表示されているときに、暮らし提案リフォームプランを指定するタップ操作が受付部31によって受け付けられると(S18)、制御部32は、暮らし提案リフォームプランの詳細画面を表示部34に表示させる(S19)。言い換えれば、受付部31は、最終選択画面を通じて、暮らし提案リフォームプランの選択を受け付ける。例えば、図10に示される最終選択画面が表示されているときに受付部31が「室内干しで雨の日も安心・・洗面+選択+物干し」に対応する領域へのタップ操作を受け付けると、制御部32は、図3に示される暮らし提案リフォームプランの詳細画面を表示部34に表示させる。
ところで、図3に示される詳細画面には、2つの静止画像が含まれている。2つの静止画像は、記憶部23に記憶された第一データベース23aに含まれる静止画像データに基づいて表示される静止画像(3次元CADデータを元にしたCG)である。2つの画像は、例えば、3次元CADデータに基づく1つの3次元イメージ画像を異なる視点から見た画像である。また、2つの画像には、例えば、当該画像に対応する暮らし提案リフォームプランに使用される、機能(または用途)複数種類の商材が現れている。この2つの静止画像へのタップ操作が受け付けられると、静止画像は、ポップアップ形式で拡大表示される。図14及び図15は、静止画像がポップアップ形式で拡大表示された表示画面を示す図である。図14では、図3の左側の静止画像が拡大表示され、図15では、図3の右側の静止画像が拡大表示されている。
以上説明したように、住宅リフォーム提案システム10は、複数の選択方式のうちのユーザによって指定された1つの選択方式に基づいて、詳細な暮らし提案リフォームプランを表示することができる。例えば、第一選択方式が指定された場合、受付部31は、顧客が住宅リフォームによって実現したい暮らしの指定を受け付け、表示部34は、受け付けられた暮らしの指定に基づいて暮らし提案リフォームプランを表示する。
これにより、住宅リフォーム提案システム10は、顧客の漠然とした要望(イメージ)に応じた暮らし提案リフォームプランを提案することができる。
なお、図3に示される詳細画面において、×印34bは、1つ前の画面に戻るためのアイコンである。×印34bが表示された領域へのタップ操作が受け付けられると、表示部34は、詳細画面から最終選択画面に画面遷移する。つまり、表示画面が1つ前の最終選択画面に戻る。×印34bを含む他の表示画面についても同様である。
また、最終選択画面のアドレスバー34aへのタップ操作が受け付けられると、表示部34は、タップ操作された階層に対応する表示画面に画面遷移する。つまり、ユーザは、所望の表示画面まで素早く戻ることができる。アドレスバーを含む他の表示画面についても同様である。
[暮らし提案シートの表示画面の表示動作]
図3に示されるような詳細画面において、ユーザが選択アイコン34cをタップ操作すると、受付部31は、このようなタップ操作を当該詳細画面に対応する暮らし提案リフォームプランの選択として受け付ける。また、ユーザは、別の暮らし提案リフォームプランの詳細画面を通じて、当該別の暮らし提案リフォームプランをさらに選択することもできる。つまり、ユーザは、暮らし提案リフォームプランを複数選択することもできる。
選択された暮らし提案リフォームプランは、暮らし提案シートに追加される。図16は、暮らし提案シートの表示画面の一例を示す図である。
図16に示される暮らし提案シートの表示画面は、ユーザによって選択された暮らし提案リフォームプランの一覧を示す一覧画面の一例である。暮らし提案シートの表示画面においては、複数の暮らし提案リフォームプランがマトリクス状に配置されているが、1行ずつ配置されるなどその他の態様で一覧表示されてもよい。
以下、暮らし提案シートの表示画面の表示動作について説明する。図17は、暮らし提案シートの表示画面の表示動作のフローチャートである。
まず、表示部34は、制御部32の制御に基づいて標準モデルプラン選択画面を表示する(S21)。図18は、標準モデルプラン選択画面の一例を示す図である。
標準モデルプランの選択は、住宅リフォームのベース金額を特定するために行われる。図18の例では、ユーザは、2つの標準モデルプランのいずれかを選択することができる。2つの標準モデルプランは、住宅リフォーム対象の面積が異なる。ベース金額は、例えば、キッチン、バス、洗面、及び洗面のいわゆる水廻り四点をリフォームする場合の合計金額であって、2つの標準モデルプランごとに異なる金額に設定されているが、ベース金額の設定方法は特に限定されない。
次に、受付部31は、標準モデルプランの指定を受け付ける(S22)。受付部31は、具体的には、標準モデルプランを指定する操作を受け付ける。標準モデルプランを指定する操作は、例えば、標準モデルプランを示す画像へのタップ操作である。
次に、制御部32は、暮らし提案リフォームプランの詳細画面の表示動作を行う(S23)。暮らし提案リフォームプランの詳細画面の表示動作の詳細は、上記図6のフローチャートの通りである。
次に、受付部31は、暮らし提案リフォームプランの選択を受け付ける(S24)。受付部31は、具体的には、暮らし提案リフォームプランの選択操作を受け付ける。暮らし提案リフォームプランの選択操作は、例えば、図3の詳細画面における選択アイコン34cへのタップ操作である。
なお、ユーザは、詳細画面を通じて暮らし提案リフォームプランの選択を解除することもできる。図19に示されるように、選択済みの暮らし提案リフォームプランの詳細画面には、選択アイコン34cに代えて解除アイコン34lが表示される。図19は、選択済みの暮らし提案リフォームプランの詳細画面の一例を示す図である。ユーザが解除アイコン34lをタップ操作すると、受付部31は、このようなタップ操作を暮らし提案リフォームプランの選択解除として受け付ける。
次に、受付部31は、暮らし提案シートの表示指示を受け付ける(S25)。受付部31は、具体的には、暮らし提案シートの表示指示操作を受け付ける。暮らし提案シートの表示指示操作は、例えば、図3の詳細画面または図19の詳細画面における暮らし提案シートの表示指示アイコン34dへのタップ操作である。
暮らし提案シートの表示指示が受け付けられると、表示部34は、制御部32の制御に基づいて暮らし提案シートの表示画面を表示する(S26)。この結果、図16に示されるような表示画面が表示される。
このように、住宅リフォーム提案システム10において、受付部31は、表示された暮らし提案リフォームプランの選択を受け付け、表示部34は、選択された暮らし提案リフォームプランの一覧を示す暮らし提案シートの表示画面を表示する。これにより、ユーザは、選択された暮らし提案リフォームプランを容易に認識することができる。
[暮らし提案シートに表示される見積もり金額]
図16に示されるように、暮らし提案シートの表示画面には、選択された暮らし提案リフォームプランを全て実施した場合の見積もり金額を示す見積もり金額情報34jが表示される。
見積もり金額は、ベース金額(ベース金額情報34k)とオプション合計金額(オプション合計金額情報34m)との合計である。見積もり金額情報34j、ベース金額情報34k、及び、オプション合計金額情報34mは、選択された1以上の暮らし提案リフォームプランを実施するための金額に関する情報の一例である。ベース金額情報34kは、第一金額情報の一例である。オプション合計金額情報34mは、第二金額情報の一例である。見積もり金額情報34jは、第三金額情報の一例である。
ベース金額情報34kは、ステップS21で選択された標準モデルプランに応じて定められるベース金額を示す。ベース金額は、標準モデルプランが2通りの中から選択される場合には、2通りの金額のいずれかとなる。ベース金額(ベース金額情報34k)は、選択された暮らし提案リフォームプランの数に応じて変動しない。
オプション合計金額情報34mは、選択された暮らし提案リフォームプランの個別金額(個別金額情報34n)の合計金額であるオプション合計金額を示す。個別金額情報34nは、選択された暮らし提案リフォームプランの金額を示す情報の一例である。図16の例のように6つの暮らし提案リフォームプランが選択されている場合、オプション合計金額は、6つの個別金額の合計となる。オプション合計金額(オプション合計金額情報34m)は、選択された暮らし提案リフォームプランの数に応じて変動する。
なお、ユーザは、暮らし提案シートの表示画面を通じて暮らし提案リフォームプランの選択を解除することもできる。図16に示されるように、暮らし提案シートの表示画面には、選択された暮らし提案リフォームプランに1対1で対応する解除操作領域34oが含まれ、ユーザが解除操作領域34oをタップ操作すると、受付部31は、このようなタップ操作を暮らし提案リフォームプランの選択解除として受け付ける。暮らし提案リフォームプランが解除されると、オプション合計金額はその分減少する。
ここで、見積もり金額の計算アルゴリズムについて説明する。図20は、見積もり金額の計算アルゴリズムを説明するための図である。
図20の(a)ベース金額を模式的に示している。図20の(b)は、「ショップのようなクローゼット」「ホームパーティを楽しむキッチン」の2つの暮らし提案リフォームプランが選択された場合の見積もり金額を示している。この場合、「ショップのようなクローゼット」の個別金額は、ベース金額に上乗せされる金額である。一方で、「ホームパーティを楽しむキッチン」の個別金額は、標準モデルプランに含まれるキッチンの金額からの差額となっている。つまり、「ホームパーティを楽しむキッチン」の個別金額は、キッチンに関する金額が重複しないように設定されている。
なお、ユーザは、暮らし提案シートの表示画面に、標準モデルプランの詳細を表示することもできる。受付部31が図16に示される表示画面が表示されているときに、「モデルプラン」の文字が付与されたタブへのタップ操作を受け付けると、表示部34は、制御部32の制御に基づいて、図21に示されるような標準モデルプランの詳細を示す暮らし提案シートの表示画面を表示する。図21は、標準モデルプランの詳細を表示する暮らし提案シートの表示画面の一例を示す図である。
以上説明したように、住宅リフォーム提案システム10は、複数の暮らし提案リフォームプランの中から1以上の暮らし提案リフォームプランの選択を受け付ける受付部31と、選択された1以上の暮らし提案リフォームプランの一覧を示す一覧画面を表示する表示部34とを備える。一覧画面には、選択された1以上の暮らし提案リフォームプランを実施するための金額に関する情報が含まれる。金額に関する情報には、選択された暮らし提案リフォームプランの数に応じて変動しない第一金額情報、選択された暮らし提案リフォームプランの数に応じて変動する第二金額情報、及び、第一金額情報及び第二金額情報を合計した第三金額情報が含まれる。一覧画面は、具体的には、暮らし提案シートの表示画面である。第一金額情報は、具体的には、ベース金額情報34kであり、第二金額情報は、具体的には、オプション合計金額情報34mであり、第三金額情報は、具体的には、見積もり金額情報34jである。
これにより、顧客は、選択した暮らし提案リフォームプランを実施した場合の金額の概算を認識することができる。
[暮らし提案シートの保存]
図16に示されるように、暮らし提案シートの表示画面には、暮らし提案シートの保存アイコン34pが含まれる。ユーザは、保存アイコン34pをタップ操作することにより、暮らし提案シートを保存することができる。図22は、暮らし提案シートの保存を説明するための図である。
図22の(a)の状態で受付部31によって保存アイコン34pへのタップ操作が受け付けられると、図22の(b)の破線枠で囲まれた部分のように、暮らし提案シートには、暮らし提案NOが付与され、暮らし提案NOを含む暮らし提案シートの内容が記憶部23に保存(記憶)される。このとき、ユーザは、顧客の名称(図21の例では、「吉田様」の文字)などのメモ情報を暮らし提案シートに含めることができる。
また、ユーザは、保存した暮らし提案シートを、暮らし提案シート一覧画面から参照または削除することができる。図23は、暮らし提案シート一覧画面の一例を示す図である。図23に示される暮らし提案シート一覧画面には、図7に示されるメニュー画面が表示されているときに、「暮らし提案を検索」の文字が表示された領域へのタップ操作が受け付けられることにより遷移する。
ここで、営業マン等は、同一の顧客に2回目の住宅リフォームの提案を行う場合、別の暮らし提案NOが付与された新たな暮らし提案シートを作成するか、1回目の暮らし提案NOが付与された暮らし提案シートに2回目の提案内容を追加するかを選択することができる。以下、1回目の暮らし提案NOが付与された暮らし提案シートに2回目の提案内容を追加することを、履歴の追加とも記載する。図24は、履歴の追加方法を説明するための図である。
まず、ユーザは、暮らし提案シート一覧画面から暮らし提案シートを呼び出す。この結果、図24の(a)に示されるように、暮らし提案シートの表示画面が表示される。次に、ユーザは、図24の(b)に示すように、履歴のリストを開き、「履歴の追加」の文字をタップ操作する。このタップ操作が受付部31によって受け付けられると、履歴が追加される。履歴が追加される場合、何度目の提案内容であるかは暮らし提案NO(例えば、T12345)に付与される枝番(−01、−02、−03・・)によって区別される。
以上説明したように、住宅リフォーム提案システム10は、複数の暮らし提案リフォームプランの中から1以上の暮らし提案リフォームプランの選択を受け付ける受付部31と、選択された1以上の暮らし提案リフォームプランの一覧を示す一覧画面を表示する表示部34と、一覧画面に対応する一覧情報が記憶される記憶部23とを備える。記憶部23には、同一の顧客に対する一覧情報の履歴が記憶される。一覧画面は、具体的には、暮らし提案シートの表示画面であり、一覧情報は、具体的には、暮らし提案シートである。
これにより、履歴が顧客に提示されれば、顧客は提案された暮らし提案リフォームプランの履歴を考慮して、最終的な住宅リフォームの内容を決定することができる。
[暮らし提案シートのダウンロード等]
ユーザは、サーバ装置20の記憶部23に保存された暮らし提案シートを情報端末30の記憶部35にダウンロードすることができる。あるいは、ユーザは、サーバ装置20の記憶部23に保存された暮らし提案シートを電子メール送信することができる。図25は、暮らし提案シートのダウンロード、及び、暮らし提案シートの電子メール送信を説明するための図である。なお、図25は、図16と同様の暮らし提案シートの表示画面を部分的に示している。
図25の(a)に示される暮らし提案シートの表示画面が表示されているときに、「ダウンロード」の文字が表示された領域がタップ操作されると、受付部31は、このタップ操作を受け付ける。そうすると、表示部34は、制御部32の制御に基づいて、図25の(b)に示されるダウンロードの設定画像34qをポップアップ形式で表示する。
ユーザは、設定画像34qを通じて、価格表示の有無、静止画像(コンテンツシート)の有無、及び、静止画像の解像度を設定することができる。
例えば、価格表示が「なし」に設定されると、暮らし提案シートの表示画面に含まれる、見積もり金額情報34j、ベース金額情報34k、及び、オプション合計金額情報34mが、ダウンロード後の暮らし提案シートには含まれなくなる。
また、静止画像(コンテンツシート)が「なし」に設定されると、暮らし提案シートの表示画面に含まれる静止画像がダウンロード後の暮らし提案シートには含まれなくなる。つまり、静止画像が「なし」に設定されると、ダウンロード後の暮らし提案シートにはテキストのみが含まれる。
また、ユーザは、設定画像34qを通じて、ダウンロード後の暮らし提案シートの解像度を「高画質」または「標準」のいずれかに設定することもできる。
設定画像34q内のOKの文字へのタップ操作が受け付けられると、制御部32は、ダウンロード処理を開始する。制御部32のダウンロード処理によれば、通信部33を介して得られる暮らし提案シートがPDFなどの所定のファイル形式で記憶部35に保存(記憶)される。
一方、図25の(a)に示される暮らし提案シートの表示画面が表示されているときに、「メールで送る」の文字が表示された領域がタップ操作されると、受付部31は、このタップ操作を受け付ける。そうすると、表示部34は、制御部32の制御に基づいて、図25の(c)に示される電子メール送信の設定画像34rをポップアップ形式で表示する。
ユーザは、設定画像34rを通じて、価格表示の有無、静止画像(コンテンツシート)の有無、及び、静止画像の解像度を設定することができる。設定画像34rを通じて設定できる内容は、上記設定画像34qを通じて設定できる内容と同様である。
なお、上記設定画像34qにおいては、価格表示「あり」、静止画像「あり」、解像度「高画質」がデフォルト設定となっているが、設定画像34rにおいては、価格表示「あり」、静止画像「なし」、解像度「標準」がデフォルト設定となっている。これにより、デフォルト設定のまま電子メール送信が行われれば、電子メールの容量の増大を抑制することができる。
設定画像34r内のOKの文字へのタップ操作が受け付けられると、制御部32は、暮らし提案シートの一時記憶の指示(指示情報)を通信部33に送信させる。一時記憶の指示が通信部21によって受信されると、制御部22は、一時記憶処理を開始し、暮らし提案シートがPDFなどの所定のファイル形式で記憶部23に一時記憶される。一時記憶された暮らし提案シートは、電子メールに添付される。なお、設定画像34r内のOKの文字へのタップ操作は、言い換えれば、暮らし提案シートを電子メールによって送信するための操作である。
一時記憶処理の後、または、一時記憶処理と並行して、表示部34は、制御部32の制御に基づいて、電子メールアドレスの入力画像を表示する。言い換えれば、表示部34は、暮らし提案シートを電子メールによって送信するための操作が受付部31によって受け付けられた場合に、メールアドレスの入力画像を表示する。図26は、電子メールアドレスの入力画像の一例を示す図である。
図26に示されるように、電子メールアドレスの入力画像は、例えば、ポップアップ形式で表示される。電子メールアドレスの入力画像においては、定型文等があらかじめ入力されている。ユーザは、顧客のメールアドレスを入力し、「送信」の文字が表示された領域をタップ操作すれば、暮らし提案シートが添付された電子メールを直ちに送信できる。なお、入力された顧客の電子メールアドレスは、制御部32が情報処理を実行することにより記憶部35または記憶部23に記憶されてもよい。
以上説明したように、住宅リフォーム提案システム10は、複数の暮らし提案リフォームプランの中から1以上の暮らし提案リフォームプランの選択を受け付ける受付部31と、選択された1以上の暮らし提案リフォームプランの一覧を示す一覧画面を表示する表示部34と、一覧画面に対応する一覧情報が記憶(ダウンロード)される記憶部35(または記憶部23)とを備える。一覧画面には、選択された1以上の暮らし提案リフォームプランを実施するための金額に関する情報が含まれる。受付部31は、さらに、一覧情報に、金額に関する情報を含めるか否かの設定を受け付ける。一覧画面は、具体的には、暮らし提案シートの表示画面であり、一覧情報は、具体的には、情報端末30にダウンロードされた暮らし提案シート(電子ファイル)である。
このように、住宅リフォーム提案システム10は、金額に関する情報が含まれない暮らし提案シートを顧客に提供することができる。金額に関する情報が含まれない暮らし提案シートが提供されれば、顧客が高額な住宅リフォームの実施を押しつけられるのではないかという圧迫感を感じてしまうことが抑制される。
以上、暮らし提案シートがメール送信またはダウンロードされる例について説明されたが、暮らし提案シートは、印刷されて顧客に手渡されてもよい。図27は、印刷された暮らし提案シートの一例を示す図である。
[画面遷移のまとめ]
以下、これまで説明した表示画面、及び、その他の表示画面を含めて、表示部34の画面遷移についてまとめて説明する。図28は、表示部34の画面遷移を示す図である。
図28に示されるように、住宅リフォーム提案システム10が立ち上がると、情報端末30の表示部34にはまずログイン画面が表示される。図29は、ログイン画面の一例を示す図である。営業マン等がログイン画面を通じて、あらかじめ登録されたユーザID及びログインパスワードを入力し、「ログイン」の文字が表示された領域をタップ操作すると、図18に示される標準モデルプラン選択画面が表示される。
標準モデルプラン選択画面を通じて標準モデルプランが選択されると、図7に示されるメニュー画面が表示される。
上述のように、メニュー画面からは、図23に示されるような暮らし提案シート一覧画面に遷移することができる。ユーザは、暮らし提案シート一覧画面を通じて、保存(登録)された暮らし提案シートを呼び出すことができる。また、ユーザは、暮らし提案シート一覧画面の検索キーワード入力欄34sにキーワードを入力することで、キーワード検索(絞り込み)を行うこともできる。キーワード検索が行われた場合、入力されたキーワードを含む1以上の暮らし提案シートを含む暮らし提案シート一覧画面が表示される。
なお、暮らし提案シート一覧画面においては、通常、ログイン画面を通じて入力されたユーザIDに対応する営業マン等が登録した暮らし提案シートのみが表示される。しかしながら、営業マン等は、暮らし提案シート一覧画面上で、「自分が登録していない提案シートも検索する」にチェックを入れることで、他の営業マン等が登録した暮らし提案シートを表示部34に表示することもできる。これにより、複数の営業マン等の間で、暮らし提案シートの共有が可能となる。
また、メニュー画面からは、図8−図9に示されるような第一選択画面、図11に示されるような第二選択画面、及び、図12に示されるような第三選択画面にも遷移することができる。上述のように、各選択画面を通じて暮らし提案リフォームプランが選択されていくと、表示部34には、図10に示されるような最終選択画面、図3及び図19に示されるような詳細画面、及び、図16に示されるような暮らし提案シートの表示画面などが表示される。
ところで、ユーザは、メニュー画面の検索キーワード入力欄34fにキーワードを入力することで、キーワード検索を行うこともできる。キーワード検索が行われた場合、入力されたキーワードを含む1以上の暮らし提案リフォームプランの一覧画面が最終選択画面として表示される。
[暮らし提案リフォームプランの表示態様の変更]
上述のように、サーバ装置20の記憶部23には、複数の暮らし提案シートが蓄積されていく。したがって、制御部22は、暮らし提案シートに含まれる暮らし提案リフォームプラン、つまり、顧客によって選択された暮らし提案リフォームプランの集計を行うことができる。制御部22は、例えば、複数の暮らし提案リフォームプランのそれぞれについて、当該リフォームプランの選択回数を特定することができる。また、制御部22は、選択回数の順位付け(例えば、選択回数が多いものが上位)を行うこともできる。
そこで、表示部34は、暮らし提案リフォームプランの選択回数の集計結果に基づいて、暮らし提案リフォームプランの表示態様を変更してもよい。例えば、選択回数が所定数よりも多い暮らし提案リフォームプランの詳細画面には、「人気です」「選ばれています」等の文字情報が重畳されてもよい。また、暮らし提案リフォームプランの詳細画面には、「第1位」「第2位」などの選択回数の順位を示す文字情報(順位情報)が含まれてもよい。
この場合、暮らし提案リフォームプランの詳細画面に対応する表示画面情報の要求を通信部21が情報端末30から受信すると、制御部22は、選択回数の集計結果に基づいて、文字情報が重畳された暮らし提案リフォームプランの詳細画面を表示するための表示画面情報を通信部21に送信させる。この結果、表示部34は、選択回数に応じた文字情報を含む暮らし提案リフォームプランの詳細画面を表示することができる。なお、このような文字情報は、最終選択画面、または、暮らし提案シートの表示画面に含まれてもよい。
また、表示部34は、暮らし提案リフォームプランの選択回数の集計結果に基づいて、最終選択画面における暮らし提案リフォームプランの表示順序を変更してもよい。表示部34は、具体的には、選択回数が多い暮らし提案リフォームプランほど、画面の上方に表示されるように表示順序が入れ替えられた最終選択画面を表示してもよい。
この場合、最終選択画面に対応する表示画面情報の要求を通信部21が情報端末30から受信すると、制御部22は、選択回数の集計結果に基づいて暮らし提案リフォームプランの配置が並べ替えられた最終選択画面を表示するための表示画面情報を通信部21に送信させる。この結果、表示部34は、選択回数が多い暮らし提案リフォームプランほど、画面の上方に表示されるように表示順序が入れ替えられた最終選択画面を表示することができる。
また、記憶部23内に営業マン等のユーザIDと営業マンの担当地域とが対応付けられた情報が記憶されていれば、制御部22は、このような情報を用いて、暮らし提案シートを登録した営業マン等の担当地域を特定することができる。つまり、制御部22は、暮らし提案シートがどの地域に住んでいる顧客に対するものかを特定することができる。
そうすると、制御部22は、地域ごとに暮らし提案リフォームプランの選択回数の集計を行うことができ、表示部34は、地域ごとに異なる態様で暮らし提案リフォームプランを表示することができる。
また、記憶部23内には、登録された暮らし提案シートと、当該暮らし提案シートの提示を受けた顧客の顧客情報(顧客の年齢、家族構成、居住地域、及び、住宅リフォームの予算など)とが対応付けられた情報が記憶されていてもよい。この場合、制御部22は、同じ属性の顧客について、選択回数の集計を行うことができる。制御部22は、例えば、年齢が40代である顧客について選択回数の集計を行うことができ、表示部34は、顧客の年齢層ごとに異なる態様で暮らし提案リフォームプランを表示することができる。
以上説明したように、住宅リフォーム提案システム10は、複数の暮らし提案リフォームプランの中から1以上の暮らし提案リフォームプランの選択を受け付ける受付部31と、暮らし提案リフォームプランの選択回数を集計する制御部22と、受付部31によって選択が受け付けられた暮らし提案リフォームプランを、当該暮らし提案リフォームプランの選択回数に応じた態様で表示する表示部34とを備える。
これにより、顧客は、選択回数の多い暮らし提案リフォームプランを認識することができ、他の顧客による選択回数を考慮して暮らし提案リフォームプランを選択することができる。
なお、制御部22は、上述の第四選択画面において、「人気コンテンツTOP20」が選択された場合に表示される暮らし提案リフォームプランを、集計した選択回数に応じて変更してもよい。
以上、選択回数に基づいて暮らし提案リフォームプランの表示態様等を変更する例について説明された。暮らし提案リフォームプランの内容、暮らし提案リフォームプランの表示順序、及び、暮らし提案リフォームプランが格納されるフォルダの階層構造は、サーバ20の管理者、または、営業マンなどによって自由に変更できてもよい。これにより、サーバ20の管理者、または、営業マン等は、暮らし提案リフォームプランの選択状況に応じて暮らし提案リフォームプランの入れ替え、及び、追加等を行うことができる。例えば、サーバ20の管理者、または、営業マン等は、人気のある暮らし提案リフォームプランを残し、人気の無い暮らし提案リフォームプランは削除するなどの対応を取ることができる。
また、住宅リフォーム提案システム10は、サーバ20の管理者、または、営業マン等が暮らし提案リフォームプランごとに公開及び非公開を設定できる構成であってもよい。例えば、一部の提案リフォームプランが時期を限定して公開されてもよい。例えば、一部の暮らし提案リフォームプランがテレビCMと連動して期間限定で公開されることなどが考えられる。
[暮らし提案リフォームプランの生成方法]
上述のように複数の暮らし提案リフォームプランのそれぞれは、住宅リフォーム事例とは異なり、パッケージ化されたコンテンツである。複数の暮らし提案リフォームプランのそれぞれは、実在の住宅内の空間(部屋)ではなく所定のモデル空間に対して、住宅リフォームに用いられる具体的な商材、及び、商材の施工方法(施工性)などを詳細まで検討した上で作成されている。以下、このような暮らし提案リフォームプランの生成方法について説明する。図30は、暮らし提案リフォームプランの生成方法のフローチャートである。
まず、モデル空間に対する仮想的な住宅リフォームにおいて使用候補となる商材が選択される(S31)。この場合の商材の選択は、暮らし提案リフォームプランのプランナーのアイデアに基づいて行われ、特定の顧客の要望に基づいて行われるのではない。モデル空間としては、生成後の暮らし提案リフォームプランが汎用性を有するように、標準的な空間が用いられる。
次に、選択された商材がモデル空間に施工可能であるか否かが判定される(S32)。具体的には、モデル空間の3次元CADデータ、商材の3次元CADデータ等を用いて施工方法等が検討される。そして、モデル空間に施工可能であると判定された商材を1以上含む暮らし提案リフォームプランが生成される(S33)。
このように生成された暮らし提案リフォームプランは、住宅リフォームの対象の住宅に対してカスタマイズされたものではなく標準化されて汎用性を有する点が住宅リフォーム事例とは異なる。したがって、このような暮らし提案リフォームプランを提案対象とする住宅リフォーム提案システム10は、実現可能性の高い提案を行うことができる。また、実現性の高い提案に基づいて施工が行われれば当該施工は容易となるため、業務の効率化、及び、品質の向上が図られる。
[変形例1]
上記実施の形態では、メニュー画面に検索キーワード入力欄34fが含まれたが、検索キーワード入力欄34fは、第一選択画面、第二選択画面、第三選択画面、または、第四選択画面に含まれてもよい。また、この場合のキーワード検索は、暮らし提案リフォームプランのタイトル及びサブタイトルのみを対象とされてもよい。図31は、検索キーワード入力欄34tを含む第三選択画面の一例である。図32は、検索キーワードとして「パントリー」が入力された場合の検索結果の表示画面の一例である。図32に示されるように、検索結果の表示画面においては、タイトル34u及びサブタイトル34vの少なくとも一方に検索キーワードである「パントリー」が含まれる暮らし提案リフォームプランが一覧表示される。
[変形例2]
また、提案対象の暮らし提案リフォームプランには、カタログセットプランが含まれてもよい。図33は、カタログセットプランの表示画面の一例を示す図である。カタログセットプランは、カタログにセットとして掲載された複数の商材を含む暮らし提案リフォームプランである。図33に示されるように、カタログセットプランの表示画面には、オプション金額とは別にセットプラン価格例が表示される。このように、住宅リフォームプラン提案システム10は、商材のカタログ的に使用されてもよい。
[変形例3]
図3に示される暮らし提案リフォームプランの詳細画面は、複数のページを含み、左右方向のスワイプ操作などの所定の操作に応じてページを変更することができる。図34は、暮らし提案リフォームプランの詳細画面のページ変更を説明するための図である。
図34の(a)に示される、暮らし提案リフォームプランの詳細画面の1ページ目は、上位図3と同様のメインページとなる。図34の(b)に示される2ページ目は、プランと構成要素を示すページとなる。図34の(c)に示される3ページ目は、4ページ目以降に示される商材及び商材図面の中目次のページである。図34の(d)に示される4ページ目以降は、当該暮らしリフォーム提案プランにおいて使用される商材の紹介及び商材の図面のページである。
[効果等]
以上説明したように、住宅リフォーム提案システム10は、顧客が住宅リフォームによって実現したい暮らしの指定を受け付ける受付部31と、受け付けられた暮らしの指定に基づいて、対象の空間に複数種類の商材を施工することを提案するための暮らし提案リフォームプランを表示する表示部34とを備える。暮らし提案リフォームプランは、住宅リフォームプランの一例である。
これにより、住宅リフォーム提案システム10は、顧客の漠然とした要望(イメージ)に応じた暮らし提案リフォームプランを提案することができる。
また、例えば、受付部31は、趣味を満喫できる暮らし、人が集まる暮らし、ペットと過ごす暮らし、及び、自分だけの場所のある暮らしの少なくとも1つの指定を受け付ける。
これにより、複数種類の暮らしの中から顧客の要望に近い暮らしが選択されれば、住宅リフォーム提案システム10は、顧客の漠然とした要望に応じた暮らし提案リフォームプランを提案することができる。
また、例えば、受付部31は、さらに、顧客が住宅リフォームによって解決したい内容の指定を受け付け、表示部34は、さらに、顧客が住宅リフォームによって解決したい内容の指定に基づいて暮らし提案リフォームプランを表示してもよい。
これにより、住宅リフォーム提案システム10は、顧客の困りごとを解決するための暮らし提案リフォームプランを提案することができる。
また、例えば、表示部34は、さらに、選択対象の暮らしを示す画像を1つ以上含む第一選択画面を表示し、受付部31は、画像の選択を、顧客が住宅リフォームによって実現したい暮らしの指定として受け付ける。
これにより、顧客によって当該顧客の漠然とした要望に近い画像が選択されれば、住宅リフォーム提案システム10は、顧客の漠然とした要望に応じた暮らし提案リフォームプランを提案することができる。
また、例えば、受付部31は、さらに、暮らし提案リフォームプランの選択方式の指定を受け付ける。選択方式には、(a)顧客が住宅リフォームによって実現したい暮らしに応じた第一選択方式、及び、(b)顧客が住宅リフォームしたい部位に応じた第二選択方式が含まれる。表示部34は、第一選択方式の指定が受け付けられた場合に、第一選択画面を表示する。
これにより、ユーザは、第一選択方式及び第二選択方式の中から選択方式を指定することができる。
また、例えば、表示部34は、第二選択方式の指定が受け付けられた場合に、住宅リフォーム部位を示す画像を1つ以上含む第二選択画面を表示する。
これにより、顧客によって当該顧客が住宅リフォームをしたい部位の画像が選択されれば、住宅リフォーム提案システム10は、顧客が住宅リフォームをしたい部位の暮らし提案リフォームプランを提案することができる。
また、例えば、選択方式には、表示部34が表示可能な複数の暮らし提案リフォームプランの分類をツリー形式で示す第三選択画面を用いた第三選択方式が含まれる。表示部34は、第三選択方式の指定が受け付けられた場合に、第三選択画面を表示する。
これにより、ユーザは、第一選択方式、第二選択方式、及び、第三選択方式の中から選択方式を指定することができる。
また、例えば、選択方式には、住宅リフォームに関するキーワードに基づいて住宅リフォームプランを選択するための第四選択画面を用いた第四選択方式が含まれる。表示部34は、第四選択方式の指定が受け付けられた場合に、第四選択画面を表示する。
これにより、ユーザは、第一選択方式、第二選択方式、第三選択方式、及び、第四選択方式の中から選択方式を指定することができる。
また、例えば、受付部31は、さらに、表示された暮らし提案リフォームプランの選択を受け付け、表示部34は、さらに、選択された暮らし提案リフォームプランの一覧を示す一覧画面を表示する。上記実施の形態では、選択された暮らし提案リフォームプランの一覧は、暮らし提案シートであり、一覧画面は、暮らし提案シートの表示画面である。
これにより、ユーザは、選択された暮らし提案リフォームプランを容易に認識することができる。
また、例えば、一覧画面は、選択された暮らし提案リフォームプランの選択を解除するための解除操作領域34o、及び、選択された暮らし提案リフォームプランの金額を示す個別金額情報34nを含む。
これにより、ユーザは、一覧画面を通じて暮らし提案リフォームプランの選択解除を行うことができる。また、ユーザは、一覧画面を通じて暮らし提案リフォームプランの金額を認識することができる。
また、例えば、受付部31は、さらに、選択された暮らし提案リフォームプランの一覧を電子メールによって送信するための操作を受け付け、表示部34は、操作が受付部31によって受け付けられた場合に、電子メールアドレスの入力画像を表示する。
これにより、電子メールアドレスの入力画像を通じて顧客の電子メールアドレスが入力されれば、選択された暮らし提案リフォームプランの一覧を顧客宛に電子メールによって送信することができる。
また、住宅リフォーム提案システム10において、コンピュータ等によって実行されるリフォーム提案方法は、顧客が住宅リフォームによって実現したい暮らしの指定を受け付け、受け付けられた暮らしの指定に基づいて、対象の空間に複数種類の商材を施工することを提案するための暮らし提案リフォームプランを表示する。
これにより、住宅リフォーム提案システム10は、顧客の漠然とした要望(イメージ)に応じた暮らし提案リフォームプランを提案することができる。
また、住宅リフォーム提案システム10は、各々が対象の空間に複数種類の商材を施工することを提案するために用いられる複数の暮らし提案リフォームプランの中から1以上の暮らし提案リフォームプランの選択を受け付ける受付部31と、選択された1以上の暮らし提案リフォームプランを表示する表示部34とを備える。複数の暮らし提案リフォームプランのそれぞれは、当該暮らし提案リフォームプランにおいて使用される商材と対応づけられている。暮らし提案リフォームプランは、住宅リフォームプランの一例である。
これにより、住宅リフォーム提案システム10を用いた暮らし提案リフォームプランの提案後に、採用された暮らし提案リフォームプランを顧客の実際の住居に適用するときに、設計者または施工者は、採用された暮らし提案リフォームプランにおいて使用される商材のデータを容易に参照することができる。したがって、業務の効率化、及び、品質の向上が図られる。
また、例えば、表示部34は、さらに、暮らし提案リフォームプランを示す画像であって、当該暮らし提案リフォームプランにおいて使用される複数種類の商材が現れた画像を含む選択画面(例えば、最終選択画面)を表示する。受付部31は、選択画面を通じて、暮らし提案リフォームプランの選択を受け付ける。
これにより、ユーザは、使用される商材の外観イメージを把握した上で、暮らし提案リフォームプランを選択することができる。
また、例えば、画像は、CGである。
これにより、ユーザは、使用される商材の外観イメージをCGによって把握した上で、暮らし提案リフォームプランを選択することができる。
また、例えば、画像は、複数種類の商材が施工されたモデル空間の3次元イメージ画像から得られるCGである。
これにより、ユーザは、複数種類の商材が施工された状態の外観イメージをCGによって把握した上で、暮らし提案リフォームプランを選択することができる。
また、例えば、住宅リフォーム提案システム10は、さらに、複数の暮らし提案リフォームプラン、及び、画像を作成するための画像情報が記憶された記憶部23を備える。画像情報は、画像情報に対応する暮らし提案リフォームプランを示すIDと、当該暮らし提案リフォームプランにおいて使用される商材の画像データ及びIDとを含み、複数の暮らし提案リフォームプランのそれぞれは、画像情報によって当該暮らし提案リフォームプランにおいて使用される商材と対応づけられている。
これにより、複数の暮らし提案リフォームプランのそれぞれを、暮らし提案リフォームプランを示す画像を作成するための画像情報を利用して商材と対応づけることができる。
また、例えば、複数の暮らし提案リフォームプランのそれぞれは、当該暮らし提案リフォームプランにおいて使用される商材、及び、当該商材の施工方法と対応づけられている。
これにより、住宅リフォーム提案システム10を用いた暮らし提案リフォームプランの提案後に、採用された暮らし提案リフォームプランを顧客の実際の住居に適用するときに、設計者または施工者は、採用された暮らし提案リフォームプランにおいて使用される商材のデータ、及び、商材の施工方法を容易に参照することができる。したがって、業務の効率化、及び、品質の向上が図られる。
また、例えば、複数の暮らし提案リフォームプランのそれぞれは、当該暮らし提案リフォームプランにおいて使用される商材、及び、当該商材の図面データと対応づけられている。
これにより、住宅リフォーム提案システム10を用いた暮らし提案リフォームプランの提案後に、採用された暮らし提案リフォームプランを顧客の実際の住居に適用するときに、設計者または施工者は、採用された暮らし提案リフォームプランにおいて使用される商材のデータ、及び、商材の図面データを容易に参照することができる。したがって、業務の効率化、及び、品質の向上が図られる。
また、住宅リフォーム提案システム10において、コンピュータ等によって実行されるリフォーム提案方法は、各々が対象の空間に複数種類の商材を施工することを提案するために用いられる複数の暮らし提案リフォームプランの中から1以上の暮らし提案リフォームプランの選択を受け付け、選択された1以上の暮らし提案リフォームプランを表示する。複数の暮らし提案リフォームプランのそれぞれは、当該暮らし提案リフォームプランにおいて使用される商材と対応づけられている。
これにより、住宅リフォーム提案システム10を用いた暮らし提案リフォームプランの提案後に、採用された暮らし提案リフォームプランを顧客の実際の住居に適用するときに、設計者または施工者は、採用された暮らし提案リフォームプランにおいて使用される商材のデータを容易に参照することができる。したがって、業務の効率化、及び、品質の向上が図られる。
また、暮らし提案リフォームプラン生成方法は、モデル空間に対する住宅リフォームにおいて使用候補となる商材を選択する選択ステップと、選択された前記商材が前記モデル空間に施工可能であるか否かを判定する判定ステップと、前記モデル空間に施工可能であると判定された商材を1以上含む暮らし提案リフォームプランを生成する生成ステップとを含む。
このように生成された暮らし提案リフォームプランを提案対象とする住宅リフォーム提案システム10は、実現可能性の高い提案を行うことができる。また、実現性の高い提案に基づいて施工が行われれば当該施工は容易となるため、業務の効率化、及び、品質の向上が図られる。
[まとめ]
以上説明したように、住宅リフォーム提案システム10は、顧客の漠然とした住宅リフォームのイメージを具現化することができるシステムである。また、上述のように、住宅リフォーム提案システム10によれば、あらかじめパッケージ化された複数の暮らし提案リフォームプランが準備されているため、住宅リフォームの提案内容の、営業マンの経験への依存性が低減される。このため、住宅リフォーム提案システム10は、全体的な営業品質及び提案品質を向上させることができ、顧客は安心安全な住宅リフォームを行うことができる。
また、住宅リフォーム提案システム10において、複数の暮らし提案リフォームプランのそれぞれは、当該暮らし提案リフォームプランにおいて使用される商材、当該商材の施工方法、図面データ、及び、3DCADデータなどと対応づけられている。住宅リフォーム提案システム10を用いた暮らし提案リフォームプランの提案後には、採用された暮らし提案リフォームプランを顧客の実際の住居に適用するために、図面の作成、及び、施工方法の検討などが行われる。このとき、設計者または施工者が、採用された暮らし提案リフォームプランに対応付けられた、商材、当該商材の施工方法、図面データ、及び、CADデータなどを利用することにより、業務の効率化、及び、施工品質の向上を図ることができる。
(その他の実施の形態)
以上、実施の形態に係る住宅リフォーム提案システムについて説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。
例えば、住宅リフォーム提案システムは、顧客への提案用途としてだけでなく、商談前の事前準備ツールとして使用されてもよい。例えば、営業マンは、顧客の既知の顧客情報に基づいて、当該顧客が興味を持ちそうな暮らし提案リフォームプランを、暮らし提案シートにまとめておく。営業マンは、自分の得意パターン、地域ごとのおすすめ暮らし提案リフォームプランなどを暮らし提案シートにまとめておくことで、複数の暮らし提案リフォームプランをパッケージとして提案しやすくなる。
また、上記実施の形態で説明された暮らし提案リフォームプランの分類は一例である。各階層に配置されるフォルダの数及びフォルダ名などは特に限定されない。
また、上記実施の形態で説明された各表示画面は、一例である。例えば、操作領域に代えてアイコンが配置されてもよいし、アイコンに代えて操作領域が配置されてもよい。また、ポップアップ形式で表示される画像が、表示部の表示領域の全体に表示画面として表示されてもよい。また、上記実施の形態で説明された静止画像は、動画像であってもよい。
また、上記実施の形態では、画面遷移などの各処理がユーザのタップ操作に基づいて行われたが、長押し操作及びスワイプ操作などのタップ操作以外の操作に基づいて各処理が行われてもよい。
また、上記実施の形態で説明したサーバ装置と情報端末との間の通信方法については特に限定されるものではない。サーバ装置と情報端末との間では、例えば、第4世代移動通信システムまたは第3世代移動通信システムを利用した無線通信が行われるが、光回線を利用した有線通信と、Wi−Fi(登録商標)などの無線通信とが組み合わされてもよい。無線通信の方式(通信規格)、及び、有線通信の方式(通信規格)は特に限定されない。
また、上記実施の形態において、特定の処理部が実行する処理を別の処理部が実行してもよい。また、複数の処理の順序が変更されてもよいし、複数の処理が並行して実行されてもよい。
また、上記実施の形態では、住宅リフォーム提案システムは、クライアントサーバシステムとして実現されているが、住宅リフォーム提案システムは、単一の装置として実現されてもよい。また、住宅リフォーム提案システムが備える構成要素の複数の装置への振り分けは、一例である。例えば、一の装置が備える構成要素を他の装置が備えてもよい。また、住宅リフォーム提案システムは、3つ以上の装置を備えてもよい。例えば、住宅リフォーム提案システムは、2つ以上のサーバ装置を備えてもよい。
また、上記実施の形態において、制御部などの構成要素は、専用のハードウェアで構成されるか、各構成要素に適したソフトウェアプログラムを実行することによって実現されてもよい。各構成要素は、CPUまたはプロセッサなどのプログラム実行部が、ハードディスクまたは半導体メモリなどの記録媒体に記録されたソフトウェアプログラムを読み出して実行することによって実現されてもよい。
また、制御部などの構成要素は、回路(または集積回路)でもよい。これらの回路は、全体として1つの回路を構成してもよいし、それぞれ別々の回路でもよい。また、これらの回路は、それぞれ、汎用的な回路でもよいし、専用の回路でもよい。
また、本発明の全般的または具体的な態様は、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラムまたはコンピュータ読み取り可能なCD−ROMなどの記録媒体で実現されてもよい。また、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラム及び記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。例えば、本発明は、コンピュータ等によって実行される住宅リフォーム提案方法として実現されてもよいし、住宅リフォーム提案方法をコンピュータに実行させるためのプログラム)として実現されてもよい。また、例えば、住宅リフォーム提案システムがウェブブラウザの実行ではなく専用のアプリケーションプログラムの実行により実現される場合、本発明は、当該専用のアプリケーションプログラムとして実現されてもよい。
その他、各実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態、または、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
10 住宅リフォーム提案システム
23 記憶部
31 受付部
34 表示部

Claims (9)

  1. 各々が対象の空間に複数種類の商材を施工することを提案するために用いられる複数の住宅リフォームプランの中から1以上の住宅リフォームプランの選択を受け付ける受付部と、
    選択された1以上の住宅リフォームプランを表示する表示部とを備え、
    前記複数の住宅リフォームプランのそれぞれは、当該住宅リフォームプランにおいて使用される商材と対応づけられている
    住宅リフォーム提案システム。
  2. 前記表示部は、さらに、住宅リフォームプランを示す画像であって、当該住宅リフォームプランにおいて使用される複数種類の商材が現れた画像を含む選択画面を表示し、
    前記受付部は、前記選択画面を通じて、前記住宅リフォームプランの選択を受け付ける
    請求項1に記載の住宅リフォーム提案システム。
  3. 前記画像は、CG(Computer Graphics)である
    請求項2に記載の住宅リフォーム提案システム。
  4. 前記画像は、前記複数種類の商材が施工されたモデル空間の3次元イメージ画像から得られるCGである
    請求項3に記載の住宅リフォーム提案システム。
  5. さらに、前記複数の住宅リフォームプラン、及び、前記画像を作成するための画像情報が記憶された記憶部を備え、
    前記画像情報は、前記画像情報に対応する住宅リフォームプランを示すIDと、当該住宅リフォームプランにおいて使用される商材の画像データ及びIDとを含み、
    前記複数の住宅リフォームプランのそれぞれは、前記画像情報によって当該住宅リフォームプランにおいて使用される商材と対応づけられている
    請求項2〜4のいずれか1項に記載の住宅リフォーム提案システム。
  6. 前記複数の住宅リフォームプランのそれぞれは、当該住宅リフォームプランにおいて使用される商材、及び、当該商材の施工方法と対応づけられている
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の住宅リフォーム提案システム。
  7. 前記複数の住宅リフォームプランのそれぞれは、当該住宅リフォームプランにおいて使用される商材、及び、当該商材の図面データと対応づけられている
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の住宅リフォーム提案システム。
  8. 各々が対象の空間に複数種類の商材を施工することを提案するために用いられる複数の住宅リフォームプランの中から1以上の住宅リフォームプランの選択を受け付け、
    選択された1以上の住宅リフォームプランを表示し、
    前記複数の住宅リフォームプランのそれぞれは、当該住宅リフォームプランにおいて使用される商材と対応づけられている
    住宅リフォーム提案方法。
  9. モデル空間に対する住宅リフォームにおいて使用候補となる商材を選択する選択ステップと、
    選択された前記商材が前記モデル空間に施工可能であるか否かを判定する判定ステップと、
    前記モデル空間に施工可能であると判定された商材を1以上含む住宅リフォームプランを生成する生成ステップとを含む
    住宅リフォームプラン生成方法。
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