JPH11352570A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JPH11352570A
JPH11352570A JP15911298A JP15911298A JPH11352570A JP H11352570 A JPH11352570 A JP H11352570A JP 15911298 A JP15911298 A JP 15911298A JP 15911298 A JP15911298 A JP 15911298A JP H11352570 A JPH11352570 A JP H11352570A
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JP
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display
posture
attitude
camera
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Pending
Application number
JP15911298A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Tamura
浩二 田村
Shintaro Oshima
慎太郎 大嶋
Itaru Otani
格 大谷
Takeshi Tokura
剛 戸倉
Yuji Nikaido
裕二 二階堂
Nobuyuki Inoue
信之 井上
Shoji Kaihara
昇二 海原
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • Focusing (AREA)
  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
  • Accessories Of Cameras (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カメラ姿勢の確認時に撮影者が被写体から目
を離す必要がある。 【解決手段】 被写体像を観察するための光学式ファイ
ンダーと、ファインダー視野内に情報をスーパーインポ
ーズ表示するファインダー内表示手段22と、カメラ本
体の撮影レンズの光軸回りでの姿勢を検出する回転姿勢
検出手段と、この回転姿勢検出手段による検出姿勢に基
づく姿勢情報をファインダー内表示手段に表示させる制
御手段とを設けてカメラを構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラの姿勢を表
示する表示手段を備えたカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】写真撮影の際にフレーミングする場合、
従来はファインダー視野枠と被写体とを感覚的に比較し
て行っていた。このため、建築物の撮影やパノラマ撮影
等、正確なフレーミングを必要とする場合、不本意に傾
いていることに気付かないで撮影してしまうことがあ
り、実際に出来上がった写真が傾いていて見苦しく、不
体裁となることがあった。
【0003】これを解決するために、従来、カメラ本体
の姿勢(傾き)を検出する姿勢検出手段を内蔵し、この
検出結果をファインダー外部に表示してカメラの傾きの
程度を撮影者に知らせるカメラが知られている。
【0004】例えば、特開平5−045711号公報に
て提案のカメラでは、姿勢検出手段からの検出結果をフ
ァインダー視野外に設けられた傾斜角を表示するための
専用の表示部材に表示し、傾きの程度を確認できるよう
にしている。また、特開平7−248528号公報にて
提案のカメラでは、姿勢検出手段からの検出結果を、フ
ァインダー視野外に設けられたカメラの露出情報を表示
するための露出情報表示手段又はカメラの合焦状態を表
示する合焦状態表示手段を兼用して表示することで、専
用の表示手段を用いることなく傾き程度を確認できるよ
うにしている。さらに、特開平8−279935号公報
にて提案のビデオカメラでは、電子ビューファインダー
の画面内に姿勢検出手段からの検出結果をモニター画面
の画像に重ねて表示する所謂スーパーインポーズ表示を
することで、傾きの程度を確認できるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記特
開平5−045711号公報および特開平7−2485
28号公報にて提案のカメラでは、姿勢を表示する手段
がファインダー視野外に設けられていたため、傾き程度
を確認するにはファインダー視野(被写体)から視線を
外さなければならず、煩わしいという欠点があった。し
かも、表示方法がバーグラフやドットで、基準姿勢(水
平姿勢)に対するズレ量として表示されているため、視
覚的にカメラの傾きを捉えることが難しいという問題が
あった。
【0006】また、特開平8−279935号公報にて
提案のビデオカメラでは、電子ビューファインダーを利
用してモニター画面の画像に傾き程度を重ねて表示する
ことにより専用の表示手段を必要とせずに被写体と同時
に傾き程度を確認できるが、これは電子ビューファイン
ダーを用いるがゆえに実現できるものであり、光学式フ
ァインダーを搭載する銀塩カメラにおいては、実現が難
しい。
【0007】そこで本発明は、姿勢表示のための専用の
表示手段を用いることなく、且つ被写体から視線を外す
ことなくカメラ本体の傾き程度を視覚的に捉えることが
できるようにしたカメラを提供することを目的としてい
る。
【0008】また、本願発明では、姿勢表示が撮影の邪
魔にならないようにしたカメラを提供することも目的と
している。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本願第1の発明のカメラには、被写体像を観察す
るための光学式ファインダーと、ファインダー視野内に
情報をスーパーインポーズ表示するファインダー内表示
手段と、カメラ本体の撮影レンズの光軸回りでの姿勢を
検出する回転姿勢検出手段と、この回転姿勢検出手段に
よる検出姿勢に基づく姿勢情報をファインダー内表示手
段に表示させる制御手段とを設けている。
【0010】なお、ファインダー内表示手段において、
焦点検出領域情報を表示するための表示部とは別に姿勢
情報を表示するための表示部を設けてもよいし、焦点検
出領域情報を表示する表示部を姿勢情報を表示するため
の表示部として兼用してもよい。
【0011】また、回転姿勢検出手段による検出姿勢が
水平姿勢等の基準姿勢であるときとこの基準姿勢から回
転した姿勢であるときとで、ファインダー内表示手段に
おける姿勢情報の表示形態を異ならせる(例えば、点灯
と点滅とを切り換えたり、表示輝度を変更したりする)
ようにしてもよいし、点灯表示と消灯とを切り換えるよ
うにしてもよい。
【0012】また、本願第2の発明では、被写体像を観
察するための光学式ファインダーと、ファインダー視野
内に情報をスーパーインポーズ表示するファインダー内
表示手段と、カメラ本体の撮影レンズの光軸回りでの姿
勢を検出する回転姿勢検出手段と、この回転姿勢検出手
段による検出姿勢に基づく姿勢情報をファインダー内表
示手段に表示させる制御手段とを有するカメラにおい
て、制御手段に、ファインダー内表示手段に姿勢情報を
表示させた後、カメラ動作に関する操作がなされたとき
又は所定時間が経過したときに、姿勢情報の表示形態を
変更させたり(例えば、表示輝度を低くさせる)、姿勢
情報の表示を消灯させたりするようにしている。
【0013】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1には、本発
明の第1実施形態であるカメラの外観図を示している。
図1(a)は正面図、図1(b)は背面図である。
【0014】図1(a)において、1はカメラ本体、2
は撮影レンズ、3は第1ストローク操作(半押し操作)
によって測光動作や焦点検出動作を開始させ、第2スト
ローク操作(全押し操作)によってレリーズ動作を開始
させるためのレリーズボタンである。4はカメラの撮影
モードや露出値等を設定したり焦点検出領域を選択した
りするための第1ダイヤルである。
【0015】5はカメラの撮影レンズ光軸周りでのカメ
ラ本体1の回転傾斜角(姿勢)を検出するための角度セ
ンサーであり、カメラ本体1内に取り付けられている。
この角度センサー5は、例えば特開平7−027505
号公報にて提案されているように、静電容量の変化量に
より回転傾斜角を検出する無接触静電容量式センサーを
用いている。
【0016】図1(b)において、6は被写体を観察す
るための光学式ファインダー部、7は第1ダイヤル4と
同様に、露出値等を設定したり焦点検出領域を選択した
りするための第2ダイヤル、8は焦点検出領域を選択す
るモードに入るためのスイッチである。
【0017】9は角度センサー5を作動させるための姿
勢表示スイッチである。この姿勢表示スイッチ9は、撮
影者がファインダーを覗いた状態でもカメラをグリップ
した親指を僅かに動かすだけで容易に操作可能な位置に
配置されている。
【0018】ここで、焦点検出領域の選択モードとして
は、自動選択AF(カメラが撮影の状況に応じて自動的
に選択する)モード、任意選択AF(撮影者が焦点検出
動作を行わせたい焦点検出領域を第1ダイヤル4や第2
ダイヤル7により任意に選択する)モード、視線入力A
F(撮影者の瞳孔像と光源の虚像の位置関係から視線方
向を検出し、その視線方向に対応した焦点検出領域を自
動的に選択する)モードとがあり、不示図の操作部材に
よって選択することができる。
【0019】図2には、上記カメラの光学レイアウトを
示している。図中、X0は撮影レンズ20から撮影者の
眼球21に至るファインダー光束の光軸を、X1は後述
する姿勢表示および焦点検出領域表示を行うための表示
部材22から眼球21に至る表示用光束の光軸を、X2
は光源23からセンサー24に至る視線検出用光束の光
軸を示す。
【0020】ここで図2を用いてファインダー光学系の
基本的な動作を説明する。撮影レンズ20を通った被写
体からの光束は、QRミラー25を介してピント板26
上に結像する。ピント板26上の像は、コンデンサレン
ズ27、ペンタプリズム28およびファインダー光軸X
0と表示用光軸X1と視線検出用光軸X2とを合成・分
離するためのダイクロイックミラーからなるミラー2
9、さらに接眼レンズ30を介して観察者の眼球21に
達して観察される。また、QRミラー25は撮影時は撮
影光路から待避し、撮影レンズ20を通った被写体から
の光束が撮影画面Sに結像される。
【0021】次に、ファインダー像に重ねられるスーパ
ーインポーズ表示のための表示光学系の基本動作を説明
する。LEDからなる光源31から発せられた光束は、
集光レンズ32に入射する。集光レンズ32は、光源3
1と撮影者の瞳孔を共役な結像関係にして、表示光束が
観察者の瞳孔へ効率よく入射するための所謂コンデンサ
レンズの働きをする。なお、レンズの薄型化と装置の小
型化のため、集光レンズ32にはフレネルレンズが用い
られている。
【0022】集光レンズ32によって集光された光は、
スーパーインポーズ表示時の視認性を高めるための光拡
散特性を有するシート33を透過し、表示部材22に入
射する。この表示部材22は透過型液晶パネルによって
構成されており、予め焦点検出領域枠や角度指標等、フ
ァインダー像に重ねられる任意の形状のセグメントが形
成されている。このため、ファインダー像に重ねたいセ
グメント領域を光透過状態とし、他のセグメント領域を
遮光状態とすることにより、ファインダー像に重ねたい
セグメント領域のみを点灯又は点滅表示することができ
る。
【0023】表示部材22を透過した光束は、投影レン
ズ34および表示用光軸X1と視線検出用光軸X2を分
離するためのダイクロイックミラーからなるミラー35
を介して投影レンズ36によって集光され、ダイクロイ
ックミラー29によってファインダー像と合成され、接
眼レンズ30を介して観察者の眼球21に達し観察され
る。
【0024】次に、視線検出光学系の基本的な動作を説
明する。本実施形態のカメラでは、従来一眼レフカメラ
等に用いられている光源の角膜反射による反射像と瞳孔
の関係から視線を検出する方法を用いている。すなわ
ち、LEDからなる光源23を発した光束は、視線方向
の検出対象である眼球21を照射する。照明された眼球
像(角膜反射による虚像)は接眼レンズ30を透過して
ミラー29で反射され、投影レンズ36およびミラー3
5を透過し、結像レンズ37によってセンサー24上に
結像される。
【0025】センサー24上には眼球像と光源23の角
膜反射による虚像とが形成され、これらの位置関係から
所定のアルゴリズムで視線方向が検出される。
【0026】図3には、上記カメラの姿勢表示のための
制御回路(制御手段)の構成を示している。41はMP
Uであり、内部にCPU、ROM、RAM、A/D変換
器等を有している。MPU41は、ROMに格納された
プログラムに従ってカメラ本体1内の周辺回路と通信を
行い、各部の動作を制御する。このMPU41には、上
述した角度センサー5と、姿勢表示スイッチ9と、レリ
ーズボタン3の第1ストローク操作によってオンして測
光および焦点検出動作を開始させる測光・焦点検出動作
スイッチ10と、レリーズボタン3の第2ストローク操
作によってオンしてレリーズ動作を開始ざるレリーズス
イッチ11とが接続されている。
【0027】角度センサー5は姿勢表示スイッチ9がO
Nすることによって作動し、傾きに応じた検出信号をM
PU41に出力する。この検出信号はMPU41の内部
のA/D変換器により姿勢を表す姿勢信号としてデジタ
ル信号に変換され、表示回路42に入力される。表示回
路42は入力された信号の値に応じて、ファインダー視
野内にカメラの姿勢表示を行う表示部材22を制御し、
スーパインポーズ表示を行う。
【0028】次に上記カメラの姿勢表示動作について図
4のフローチャートおよび図5のタイムチャートを用い
て説明する。
【0029】ステップ(以下、Sと略す)101で姿勢
表示スイッチ9がオンされたことを確認すると、姿勢表
示タイマーがスタートし(S102)、同時に角度セン
サー5が作動する(S103)。
【0030】次にS104で角度センサー5の出力に応
じた表示パターンを表示部材22に表示させる。これに
より、表示部材22の表示が、表示光学系によりファイ
ンダー視野内にスーパーインポーズ表示される。
【0031】続いてS105では、測光・焦点検出動作
スイッチ10がオンか否かを判定し、オンの時はS10
7に進み、オフの時はS106へ進む。
【0032】S106では姿勢表示タイマーが終了した
か否かを判定し、終了した場合はS109へ進み、姿勢
表示を消灯してフローを終了する。タイマーが終了して
いない場合は再びS105に戻り、S105,106を
繰り返す。
【0033】S107ではレリーズスイッチ11がオン
か否かを判定し、オンの場合はS109へ進んで、姿勢
表示を消灯してフローを終了する。オフの場合はS10
8へ進み、姿勢表示タイマーが終了したか否かを判定
し、終了した場合はS109へ進み、姿勢表示を消灯し
てフローを終了する。タイマーが終了していない場合は
S107に戻り、ステップ107,108を繰り返す。
【0034】このように、本実施形態では、姿勢表示を
行った後、レリーズスイッチ11をオンしたり姿勢表示
タイマーのカウントが終了したりすることにより姿勢表
示を消灯するようにしているので、レリーズスイッチ1
1をオンした以降、すなわち撮影動作が行われる際に、
ファインダー内の姿勢表示が撮影者に煩わしさを感じさ
せることがない。
【0035】図6には、スーパーインポーズ表示のため
の表示セグメントが形成された液晶パネルからなる表示
部材22を詳細に示している。この表示部材22には、
被写体に対する合焦状態を検出するための不示図のAF
センサーの焦点検出領域と対応した複数の焦点検出領域
枠セグメントA1〜E7と、角度センサー5からの出力
結果に基づいたカメラ本体1の姿勢情報を表示する角度
指標セグメントF1〜F9とが形成されている。
【0036】スーパーインポーズ表示時には、表示回路
42から不示図のフレキシブルプリント基板および異方
性導伝ゴムを介してコネクト部2201に伝達された信
号により、前述した選択手段により選択された焦点検出
領域に対応した焦点検出領域枠セグメントと角度センサ
ー5の出力結果に対応した角度指標セグメントとが光源
31からの光束を透過可能な状態とされ、他のセグメン
トが遮光状態にされることにより、選択された焦点検出
領域とカメラ本体1の姿勢情報(傾き)とがファインダ
ー上に表示される。
【0037】ここで、角度指標セグメントF1〜F9は
焦点検出領域枠セグメントA1〜E7を挟んで左右で対
となっている。F1はカメラ本体1の傾きが0°である
ことを表示するためのセグメント、F2はカメラ本体1
の傾きが反時計回りに5°であることを表示するための
セグメント、以下同様に、F3は反時計回りに10°、
F4は反時計回りに15°、F5は反時計回りに20
°、F6は時計回りに5°、F7は時計回りに10°、
F8は時計回りに15°、F9は時計回りに20°であ
ることを表示するためのセグメントである。
【0038】また、角度指標セグメントの角度ピッチは
5の倍数であるが、角度センサー5からの出力が5の倍
数の値でない場合は、各セグメントは表示角度±2°の
範囲で点灯するようになっている。例えば角度センサー
5の出力が反時計回りに7°傾いたことを示す場合は、
角度指標セグメントF2(5°)が点灯し、反時計回り
に8°傾いたことを示す場合は、角度指標セグメントF
3(10°)が点灯する。
【0039】なお、本実施形態では、角度指標セグメン
トの角度ピッチおよび角度範囲を5°ピッチおよび20
°迄としているが、角度センサーの分解能力および液晶
パネルのセグメント形成能力によって適宜選択可能であ
る。また、本実施形態では、焦点検出領域枠セグメント
がA1〜E7の45点の場合について説明したが、本発
明がこれに限定されるものでない。
【0040】図7には、姿勢表示がファインダー視野内
にスーパーインポーズ表示された状態を示している。図
7(a)は表示部材22に形成される複数の焦点検出領
域枠セグメントA1〜E7および角度指標セグメントF
1〜F9が全て点灯した状態(光源31の光束が表示部
材22に形成される上記セグメントを透過してファイン
ダー視野内に表示された状態)を示している。50はフ
ァインダー視野内の視野枠、51,52はピント板26
上に描かれている焦点検出領域およびスポット測光エリ
ア、53,54は例えば露出値情報や撮影枚数等、カメ
ラの撮影情報を表示するための情報表示部である。
【0041】図7(b)は、カメラ若しくは撮影者によ
り焦点検出領域枠セグメントC6に対応した焦点検出領
域が選択され、カメラ本体1の傾きが0°(基準姿勢)
である状態を示す。この状態のときは、角度指標セグメ
ントF1が点灯表示されることにより、カメラが基準姿
勢であることを確認できる。
【0042】図7(c)は、焦点検出領域枠セグメント
C6に対応した焦点検出領域が選択され、カメラ本体1
が反時計回りに5°傾いた状態を示している。この状態
のときは、基準位置を示す角度指標セグメントF1と反
時計回り5°の傾きに対応した角度指標セグメントF2
の2つの角度指標セグメントが点灯表示され、これによ
って撮影者はカメラ本体1が傾いていることを容易に察
知できると同時に、被写体に対する傾きの程度をも視覚
的に確認できる。しかも、傾きを示す角度指標セグメン
トF2〜F9は常に重力方向に対し垂直に表示されるた
め、傾きを修正する場合は、基準姿勢状態を示す角度指
標セグメントF1を点灯しているセグメント(F2〜F
9)の方向に移動させるようにカメラ本体1を回転させ
ればよいことが視覚的に容易に判断できる。
【0043】したがって、本実施形態のカメラによれ
ば、不本意にカメラが傾いていることに気付かないで撮
影してしまうことを防止することができ、建築物の撮影
やパノラマ撮影等、正確なフレーミングを必要とする撮
影においても失敗のない撮影が可能となる。
【0044】また、傾き表示を利用して、意図的に被写
体が傾いた撮影も容易にできるため、映像表現の幅を広
げることも可能になる。
【0045】(第2実施形態)図8には、本発明の第2
実施形態であるカメラの表示部材を示している。この表
示部材122も、第1実施形態と同様にスーパーインポ
ーズ表示のための表示セグメントが形成された液晶パネ
ルから構成されている。但し、本実施形態では、第1実
施形態で姿勢表示として用いた専用の角度指標セグメン
トF1〜F9をなくし、表示部材122に形成された焦
点検出領域枠セグメントC1〜C11を姿勢表示セグメ
ントして兼用している。なお、カメラの全体構成および
制御回路の構成は第1実施形態と同じである。
【0046】表示部材122には、被写体に対する合焦
状態を検出するための不示図のAFセンサーの焦点検出
領域に対応した複数の焦点検出領域枠セグメントA1〜
E7のみが形成されている。焦点検出領域枠の表示時に
は、表示回路42から不示図のフレキシブルプリント基
板および異方性導伝ゴムを介してコネクト部2201に
伝達された信号により、選択手段によって選択された焦
点検出領域に対応した焦点検出領域枠セグメントが光源
31からの光束を透過可能な状態になり、他のセグメン
トが遮光状態になることにより、ファインダー上に選択
された焦点検出領域が表示される。
【0047】また、カメラ本体1の姿勢表示時には、同
様にコネクト部2201に伝達された信号により、焦点
検出領域枠セグメントC1〜C11が光源31からの光
束を透過可能な状態になり、他のセグメントが遮光状態
になることにより、ファインダー上にカメラ本体1が傾
いているか否かが表示される。
【0048】ここで、本実施形態のカメラにおける姿勢
表示動作を図9のフローチャートを用いて説明する。
【0049】ステップ(以下、Sと略す)201で姿勢
表示スイッチ9がオンされたことを確認すると、姿勢表
示タイマーがスタートし(S202)、同時に角度セン
サー5が作動する(S203)。S204で角度センサ
ー5の出力が0°(基準姿勢)か否かを判定し、0°の
場合はS205に進んで、カメラ本体1が傾いていない
ことを表示するために焦点検出領域枠セグメントC1〜
C11を点灯表示すさせる。0°でない場合はS206
に進み、カメラ本体1が傾いていることを表示するため
に焦点検出領域枠セグメントC1〜C11を点滅表示さ
せる。
【0050】S207では測光・焦点検出動作スイッチ
10がオンか否かを判定し、オンの時はS209に進
み、オフの時はS208へ進む。
【0051】S208では姿勢表示タイマーが終了した
か否かを判定し、終了した場合はS211へ進んで姿勢
表示を消灯させてフローを終了する。タイマーが終了し
ていない場合は再びS207に戻り、S207,208
を繰り返す。
【0052】S209ではレリーズスイッチ3がオン
(カメラ動作に関する操作がなされた)か否かを判定
し、オンの場合はS211へ進んで姿勢表示を消灯して
フローを終了する。オフの場合はS210へ進み、姿勢
表示タイマーが終了したか否かを判定する。終了した場
合はS211へ進み、姿勢表示を消灯してフローを終了
する。タイマーが終了していない場合はS209に戻
り、S209,210を繰り返す。
【0053】このように、本実施形態でも、姿勢表示を
行った後、レリーズスイッチ11をオンしたり姿勢表示
タイマーのカウントが終了したりすることにより姿勢表
示を消灯するようにしているので、レリーズスイッチ1
1をオンした以降、すなわち撮影動作が行われる際に、
ファインダー内の姿勢表示が撮影者に煩わしさを感じさ
せることがない。
【0054】図10には、姿勢表示がファインダー視野
内にスーパーインポーズ表示された状態を示している。
図10(a)はカメラ本体1の傾きが0°(基準姿勢)
である状態を示している。角度センサー5からの検出結
果よりカメラ本体1の傾きが0°の場合は、焦点検出領
域枠セグメントA1〜E7の内、中央列の焦点検出領域
枠セグメントC1〜C11が点灯表示される。
【0055】図10(b)はカメラ本体1が反時計回り
に5°傾いた状態を示している。この場合、焦点検出領
域枠セグメントC1〜C11が点滅表示される。このよ
うに焦点検出領域枠セグメントC1〜C11が点灯状態
となったり点滅状態となったりすることにより、撮影者
はカメラ本体1が傾いていないか傾いているかを容易に
察知できると同時に、被写体と焦点検出領域枠C1〜C
11の相対関係から被写体に対する傾きの程度を視覚的
に確認できる。
【0056】したがって、本実施形態のカメラによれ
ば、不本意にカメラが傾いていることに気付かないで撮
影してしまうことを防止することができ、建築物の撮影
やパノラマ撮影等、正確なフレーミングを必要とする撮
影においても失敗のない撮影が可能となる。
【0057】また、傾き表示を利用して、意図的に被写
体が傾いた撮影も容易にできるため、映像表現の幅を広
げることも可能になる。
【0058】なお、本実施形態では、焦点検出領域枠セ
グメントがA1〜E7の45点の場合について説明した
が、本発明がこれに限定されるものでない。
【0059】また、本実施形態では、カメラ本体1が傾
いていないときに姿勢表示を点灯させ、傾いているとき
に点滅させるようにしたが、これを逆にしたり、カメラ
本体1が傾いていないときに姿勢表示を点灯させ、傾い
ているときに消灯させるようにしてもよい。
【0060】さらに、カメラ本体1が傾いていないとき
は姿勢表示を点灯させ、カメラ本体1が傾いたときは傾
いていないときの表示輝度よりも低い輝度での点灯によ
り姿勢表示を行うようにしてもよい。
【0061】(第3実施形態)図11および図12は、
本発明の第3実施形態であるカメラの姿勢表示動作のフ
ローチャートおよびタイムチャートを示している。な
お、本実施形態のフローチャートは、第1実施形態のカ
メラに、第1実施形態にて説明したフローに代えて用い
られるものである。
【0062】ステップ(以下、Sと略す)301で姿勢
表示スイッチ9がオンされたことを確認すると、姿勢表
示タイマーがスタートし(S302)、同時に角度セン
サー5が作動する(S303)。
【0063】次にS304で角度センサー5の出力に応
じた表示パターンを表示部材22に表示させる。これに
より、表示部材22の表示が、表示光学系によりファイ
ンダー視野内にスーパーインポーズ表示される。
【0064】続いてS305では、測光・焦点検出動作
スイッチ10がオンか否かを判定し、オンの時はS30
6に進み、姿勢表示を消灯してフローを終了する。オフ
の時はS307へ進み、姿勢表示タイマーが終了したか
否かを判定する。終了した場合はS306へ進み、姿勢
表示を消灯してフローを終了する。タイマーが終了して
いない場合は再びS305に戻り、S305,307を
繰り返す。
【0065】このように、本実施形態では、姿勢表示を
行った後、測光・焦点検出動作スイッチ10をオンする
ことにより姿勢表示を消灯するようにしているので、測
光・焦点検出動作から撮影動作が行われる際に、ファイ
ンダー内の姿勢表示が撮影者に煩わしさを感じさせるこ
とがない。
【0066】(第4実施形態)図13および図14は、
本発明の第4実施形態であるカメラの姿勢表示動作のフ
ローチャートおよびタイムチャートを示している。な
お、本実施形態のフローチャートは、第1実施形態のカ
メラに、第1実施形態にて説明したフローに代えて用い
られるものである。
【0067】第3実施形態では、ファインダー視野内の
煩わしさ解消のため測光・焦点検出動作スイッチ10が
オンされたり姿勢表示タイマーのカウントが終了したり
したときに姿勢表示を消灯したが、本実施形態では、測
光・焦点検出スイッチ10のオン後も姿勢表示を消灯せ
ずに、煩わしくない程度にファインダー視野内に低輝度
で表示するようにしている。
【0068】ステップ(以下、Sと略す)401で姿勢
表示スイッチ9がオンされたことを確認すると、姿勢表
示タイマーがスタートし(S402)、同時に角度セン
サー5が作動する。S403では、センサー5の出力に
基づき姿勢表示信号を出力し、この姿勢表示信号の出力
に応じた表示パターンを表示部材22に表示させる。こ
れにより、表示光学系によりファインダー視野内に姿勢
情報がスーパーインポーズ表示される。
【0069】次に、S405では測光・焦点検出動作ス
イッチ10がオンか否かを判定する。オンの時はS40
6へ進み、オフの時はS407へ進む。
【0070】S406では、表示部材22によるファイ
ンダー内での姿勢表示の輝度を低下させる。これによ
り、測光・焦点検出動作スイッチ10がオンされた以降
におけるファインダー内表示の煩わしさが解消される。
例えば、図9に示すように、姿勢表示の輝度を当初の約
1/2に低下させるようにすればよい。
【0071】次に、S407では姿勢表示タイマーt1
が終了しているか否かを判定し、終了している場合はS
406へ進み、姿勢表示の輝度を前述のように低下させ
る。タイマーが終了していない場合は再びS405に戻
り、S405,407を繰り返す。
【0072】続いてS408では、レリーズスイッチ1
1がオンか否かを判定する。オンの場合はS411へ進
み、姿勢表示を消灯してフローを終了する。オフの場合
はS409へ進む。
【0073】S409では姿勢表示スイッチ9がオンか
否かを判定する。オンのときはS402〜404に戻っ
て、姿勢表示の輝度を上記低輝度状態から高輝度状態
(初期状態)に戻す。姿勢表示スイッチ9がオフのとき
はS410へ進む。
【0074】S410では姿勢表示タイマーt2が終了
しているか否かを判定し、終了している場合はS411
へ進み、姿勢表示を消灯してフローを終了する。タイマ
ーが終了していない場合は再びS408に戻って、S4
08以降のフローを繰り返す。
【0075】なお、本実施形態では、カメラ姿勢を高輝
度で表示した後、測光・焦点検出動作スイッチ10がオ
ンされたりタイマーt1のカウントが終了したりしたと
きに輝度を低下させるようにした場合について説明した
が、輝度低下にかかわるスイッチはこれに限定されるも
のではない。
【0076】また、本実施形態では、姿勢表示の輝度を
初期状態に対して約1/2に低下させる場合について説
明したが、輝度低下の度合いはこれに限定されるもので
はない。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように、本願第1の発明に
よれば、カメラ本体の姿勢情報をファインダー内にスー
パーインポーズ表示するようにしたので、被写体から視
線を外すことなくカメラが傾いていること、さらにはそ
の傾きの程度を撮影者に視覚的に認識させることができ
る。しかも、カメラ姿勢が基準姿勢であるときと基準姿
勢から回転した(傾いた)姿勢であるときとで、姿勢情
報の表示形態を異ならせるようにすれば、より明確かつ
瞬時にカメラが傾いていることを撮影者に認識させるこ
とができる。
【0078】なお、ファインダー内表示手段に焦点検出
領域を表示するための表示部とは別に姿勢情報を表示す
るための表示部を設ければ、姿勢情報を確実に撮影者に
提供することができる一方、焦点検出領域を表示するた
めの表示部を姿勢情報を表示するための表示部としても
兼用するようにすれば、表示手段の大型化や表示セグメ
ントの増加による信号ラインの複雑化を防止することが
できる。
【0079】また、本願第2の発明によれば、ファイン
ダー内に姿勢情報をスーパーインポーズ表示させた後、
カメラ動作に関する操作がなされたときや所定時間が経
過したときに、表示を低輝度にする等、姿勢情報の表示
形態を変更したり、姿勢情報の表示を消灯させたりする
ようにしているので、フレーミング決定後のファインダ
ー観察時の煩わしさを解消することができ、撮影者を撮
影操作(ピント合わせや確認等)に専念させることがで
きる、また、電力の省力化を図ることも可能である。
【0080】なお、姿勢表示の輝度を低下させるように
した場合、撮影が終了するまでカメラの姿勢の確認や修
正を行うことも可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態であるカメラの外観図。
【図2】上記カメラの光学レイアウト図。
【図3】上記カメラの姿勢表示制御回路の構成を示すブ
ロック図。
【図4】上記カメラの姿勢表示動作の制御フローチャー
ト。
【図5】上記カメラの姿勢表示動作のタイムチャート。
【図6】上記カメラのスーパーインポーズ表示用表示部
材を示す図。
【図7】上記表示部材の動作説明図。
【図8】本発明の第2実施形態であるカメラのスーパー
インポーズ表示用表示部材を示す図。
【図9】上記第2実施形態のカメラの姿勢表示動作の制
御フローチャート。
【図10】上記第2実施形態の表示部材の動作説明図。
【図11】本発明の第3実施形態であるカメラの姿勢表
示動作の制御フローチャート。
【図12】上記第3実施形態のカメラの姿勢表示動作の
タイムチャート。
【図13】本発明の第4実施形態であるカメラの姿勢表
示動作の制御フローチャート。
【図14】上記第4実施形態のカメラの姿勢表示動作の
タイムチャート。
【符号の説明】
X0…ファインダー光学系光軸 X1…表示光学系光軸 X2…視線検出系光軸 1…カメラ本体 3…レリーズボタン 5…角度センサー 9…姿勢表示スイッチ 10…測光・焦点検出動作スイッチ 11…レリーズスイッチ 22…表示部材 A1〜E7…焦点検出領域枠セグメント F1〜F9…角度指標セグメント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 戸倉 剛 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 二階堂 裕二 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 井上 信之 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 海原 昇二 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体像を観察するための光学式ファイ
    ンダーと、 ファインダー視野内に情報をスーパーインポーズ表示す
    るファインダー内表示手段と、 カメラ本体の撮影レンズの光軸回りでの姿勢を検出する
    回転姿勢検出手段と、 この回転姿勢検出手段による検出姿勢に基づく姿勢情報
    を前記ファインダー内表示手段に表示させる制御手段と
    を有することを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 前記ファインダー内表示手段が、焦点検
    出領域情報を表示するための表示部とは別に姿勢情報を
    表示するための表示部を有することを特徴とする請求項
    1に記載のカメラ。
  3. 【請求項3】 前記姿勢情報を表示するための表示部
    が、前記焦点検出領域情報を表示するための表示部の外
    側に放射状に延びて配置されていることを特徴とする請
    求項2に記載のカメラ。
  4. 【請求項4】 前記ファインダー内表示手段が、焦点検
    出領域情報を表示する表示部を有しており、 この表示部を前記姿勢情報を表示するための表示部とし
    て兼用することを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
  5. 【請求項5】 前記ファインダー内表示手段が、焦点検
    出領域情報を表示する表示部を複数有しており、 これら表示部のうち少なくとも一部を前記姿勢情報を表
    示するための表示部として兼用することを特徴とする請
    求項1に記載のカメラ。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記回転姿勢検出手段
    による検出姿勢が基準姿勢であるときと前記基準姿勢か
    ら回転した姿勢であるときとで前記ファインダー内表示
    手段における姿勢情報の表示形態を異ならせることを特
    徴とする請求項1から5に記載のカメラ。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、前記回転姿勢検出手段
    による検出姿勢が基準姿勢であるときは姿勢情報を点灯
    および点滅のうち一方にて表示させ、前記基準姿勢から
    回転した姿勢であるときは姿勢情報を点灯および点滅の
    うち他方にて表示させることを特徴とする請求項6に記
    載のカメラ。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は、前記回転姿勢検出手段
    による検出姿勢が基準姿勢であるときは姿勢情報を所定
    輝度にて点灯表示させ、前記基準姿勢から回転した姿勢
    であるときは姿勢情報を前記所定輝度とは異なる輝度に
    て点灯表示させることを特徴とする請求項6に記載のカ
    メラ。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は、前記回転姿勢検出手段
    による検出姿勢が基準姿勢であるときは姿勢情報を点灯
    表示させ、前記基準姿勢から回転した姿勢であるときは
    姿勢情報の表示を消灯させることを特徴とする請求項1
    から5のいずれかに記載のカメラ。
  10. 【請求項10】 被写体像を観察するための光学式ファ
    インダーと、ファインダー視野内に情報をスーパーイン
    ポーズ表示するファインダー内表示手段と、カメラ本体
    の撮影レンズの光軸回りでの姿勢を検出する回転姿勢検
    出手段と、この回転姿勢検出手段による検出姿勢に基づ
    く姿勢情報を前記ファインダー内表示手段に表示させる
    制御手段とを有するカメラにおいて、 前記制御手段は、前記ファインダー内表示手段に姿勢情
    報を表示させた後、カメラ動作に関する操作がなされた
    ときに姿勢情報の表示形態を変更することを特徴とする
    カメラ。
  11. 【請求項11】 前記制御手段は、前記ファインダー内
    表示手段に姿勢情報を所定輝度にて点灯表示させた後、
    カメラ動作に関する操作がなされたときに、姿勢情報を
    前記所定輝度より低い輝度にて点灯表示させることを特
    徴とする請求項10に記載のカメラ。
  12. 【請求項12】 被写体像を観察するための光学式ファ
    インダーと、ファインダー視野内に情報をスーパーイン
    ポーズ表示するファインダー内表示手段と、カメラ本体
    の撮影レンズの光軸回りでの姿勢を検出する回転姿勢検
    出手段と、この回転姿勢検出手段による検出姿勢に基づ
    く姿勢情報を前記ファインダー内表示手段に表示させる
    制御手段とを有するカメラにおいて、 前記制御手段は、前記ファインダー内表示手段に姿勢情
    報を表示させた後、カメラ動作に関する操作がなされた
    ときに、姿勢情報の表示を消灯させることを特徴とする
    カメラ。
  13. 【請求項13】 前記カメラ動作に関する操作が、測光
    又は焦点検出領域動作を開始させるための操作であるこ
    とを特徴とする請求項10から12のいずれかに記載の
    カメラ。
  14. 【請求項14】 被写体像を観察するための光学式ファ
    インダーと、ファインダー視野内に情報をスーパーイン
    ポーズ表示するファインダー内表示手段と、カメラ本体
    の撮影レンズの光軸回りでの姿勢を検出する回転姿勢検
    出手段と、この回転姿勢検出手段による検出姿勢に基づ
    く姿勢情報を前記ファインダー内表示手段に表示させる
    制御手段とを有するカメラにおいて、 前記制御手段は、前記ファインダー内表示手段に姿勢情
    報を表示させた後、所定時間が経過したときに、姿勢情
    報の表示形態を変更することを特徴とするカメラ。
  15. 【請求項15】 前記制御手段は、前記ファインダー内
    表示手段に姿勢情報を所定輝度にて点灯表示させた後、
    前記所定時間が経過したときに、姿勢情報を前記所定輝
    度より低い輝度にて点灯表示させることを特徴とする請
    求項14に記載のカメラ。
  16. 【請求項16】 被写体像を観察するための光学式ファ
    インダーと、ファインダー視野内に情報をスーパーイン
    ポーズ表示するファインダー内表示手段と、カメラ本体
    の撮影レンズの光軸回りでの姿勢を検出する回転姿勢検
    出手段と、この回転姿勢検出手段による検出姿勢に基づ
    く姿勢情報を前記ファインダー内表示手段に表示させる
    制御手段とを有するカメラにおいて、 前記制御手段は、前記ファインダー内表示手段に姿勢情
    報を点灯表示させた後、前記所定時間が経過したとき
    に、姿勢情報の表示を消灯させることを特徴とする請求
    項14に記載のカメラ。
JP15911298A 1998-06-08 1998-06-08 カメラ Pending JPH11352570A (ja)

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