JP2002023042A - 多点自動焦点検出装置 - Google Patents

多点自動焦点検出装置

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JP2002023042A
JP2002023042A JP2000204278A JP2000204278A JP2002023042A JP 2002023042 A JP2002023042 A JP 2002023042A JP 2000204278 A JP2000204278 A JP 2000204278A JP 2000204278 A JP2000204278 A JP 2000204278A JP 2002023042 A JP2002023042 A JP 2002023042A
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    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B13/00Viewfinders; Focusing aids for cameras; Means for focusing for cameras; Autofocus systems for cameras
    • G03B13/32Means for focusing
    • G03B13/34Power focusing
    • G03B13/36Autofocus systems
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/28Systems for automatic generation of focusing signals
    • G02B7/34Systems for automatic generation of focusing signals using different areas in a pupil plane

Abstract

(57)【要約】 【課題】 任意選択モードにおける改良されたAF撮影
方法を提供する。 【解決手段】 選択手段によって撮影者の撮影意図にし
たがって決定された焦点検出領域についてのデフォーカ
ス演算結果がNGであった場合には、該選択された領域
以外の焦点検出領域について、該選択された焦点領域に
近く且つ撮影画面中央に近い領域を優先するというアル
ゴリズムにしたがって有効領域を決定し、該有効領域の
デフォーカス量に基づいてフォーカシングを実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラなどの光学
機器に用いられる多点自動焦点装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、撮影画面内に複数の焦点検出領域
を持つ、多点自動焦点装置を備えるカメラが普及してい
る。このような、多点自動焦点装置は、例えば、撮影画
面内にH字型に配列された、いずれかの焦点検出領域を
用いてフォーカシングを実行することが可能である。
【0003】このような、複数の焦点検出領域を有する
多点自動焦点装置を備えるカメラには、一般に、撮影者
が複数の焦点検出領域の中から任意に1つの領域を選択
し、その選択された焦点検出領域でフォーカシングを実
行する任意選択モードが設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】任意選択モードは、撮
影者の意図に即した撮影を可能とする一方、撮影者が選
択した領域でのデフォーカス量の演算結果がNG、すな
わち有効なデフォーカス量が得られなかった場合には、
AF(オートフォーカス)動作ができないため、それ以
降の動作を停止させていた。このため、撮影者は選択領
域の変更その他の何らかの対処を行わなければならず、
カメラの操作が煩わしかった。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
た。すなわち、本発明は、任意選択モードにおける改良
されたAF撮影を実現する為の、多点自動焦点検出装置
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのため本発明の多点自
動焦点検出装置は、撮影画面内の分割された複数の焦点
検出領域夫々についてデフォーカス演算を行う焦点検出
手段を備える多点自動焦点検出装置であって、撮影画面
内の複数の焦点検出領域のうち、いずれか1つを焦点検
出するための領域として手動設定する為の選択手段と、
選択手段によって選択された焦点検出領域に対するデフ
ォーカス演算の結果がNGであった場合に、選択された
焦点検出領域近傍の他の焦点検出領域ほど優先させる優
先度で、デフォーカス演算が有効となる有効領域の決定
を行う決定手段とを備える。撮影者が選択手段によって
選択した焦点検出領域を用いて焦点検出手段がデフォー
カス演算を行った結果がNGであっても、決定手段が、
演算結果NGであった領域近傍の領域を優先させる優先
度に従って、撮影者の撮影意図に則した有効領域を決定
するので、撮影者はその決定したがって撮影を続行する
ことが可能である。
【0007】選択手段によって選択された領域以外の領
域のうちから有効領域を決定するための所定の優先度
は、撮影画面の中央に近い領域を優先させるアルゴリズ
ムによって、選択手段によって選択された領域に隣接す
る領域を優先させるアルゴリズムによって、又は選択さ
れた領域に近く且つ撮影画面の中央に近い領域を優先さ
せるアルゴリズムによって設定することが好ましい。
【0008】また、所定の優先度は、選択手段によって
選択された焦点検出領域毎にそれぞれ設定されることが
好ましい。
【0009】また、決定手段は、所定の優先度にしたが
う参照テーブルを有する構成とすれば、その参照テーブ
ルに基づいて撮影者の意図に即した有効領域を決定する
ことが可能である。
【0010】撮影画面は長方形であり、焦点検出領域
は、撮影画面の略中央にある中央領域と、該中央領域を
通り撮影画面の長辺及び短辺に平行な2つの直線上に夫
々複数個配置される一方、選択手段で選択された焦点検
出領域が中央領域であり、かつ中央領域がデフォーカス
演算NGであった場合には、決定手段は、中央領域に隣
接する焦点検出領域のうち前記短辺に平行な直線上にあ
る焦点検出領域を優先的に有効領域として決定する。中
央領域がデフォーカス演算NGであった場合に、撮影画
面短辺方向、すなわち通常鉛直方向となる直線上に配置
される領域が選択されるので、撮影者の意図する被写体
に合焦される可能性が増すことになる。
【0011】また、前記撮影画面が通常の使用状態にお
いて短辺が鉛直方向に該当する長方形であり、前記焦点
検出領域は、前記撮影画面の略中央にある中央領域と、
該中央領域を通り前記撮影画面の長辺及び短辺に平行な
2つの直線上に夫々複数個配置される一方、前記選択手
段で選択された焦点検出領域が前記中央領域であり、か
つ前記中央領域がデフォーカス演算NGであった場合に
は、前記決定手段は、前記中央領域に隣接する焦点検出
領域のうち前記短辺に平行な直線上の、通常の使用状態
における鉛直方向上部にある焦点検出領域を優先的に有
効領域として決定する。すなわち、中央領域がデフォー
カス演算NGであった場合に、撮影画面中央部の鉛直線
上であり且つ上方の隣接領域が選択されるので、撮影者
の意図する被写体が、例えば人物であった場合に人物の
顔に合焦させることも可能である。
【0012】撮影画面内の複数の焦点検出領域に対応す
る部分のうち、選択手段又は決定手段によって選択又は
決定されている有効領域に該当する部分を点灯表示する
表示手段が、カメラに搭載されているのが好ましい。
【0013】また、表示手段は、表示の初期状態におい
ては選択手段によって選択された焦点検出領域に対応す
る部分を点灯表示し、決定手段によっていずれかの焦点
検出領域が有効領域として決定された場合には、選択手
段によって選択された焦点検出領域に対応する部分を点
滅表示するとともに、決定手段によって決定された有効
領域に対応する部分を点灯表示するのが好ましい。
【0014】この場合、表示手段は、カメラのファイン
ダー内に表示を行うのが好ましい。
【0015】或いは、表示手段は、カメラ外装面の液晶
表示パネルに表示を行っても良い。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の多点自動焦点検
出装置を搭載したAF一眼レフカメラの制御系を表した
ブロック図である。図1のAF一眼レフカメラは、カメ
ラ本体10及びAF対応の撮影レンズ(交換レンズ)5
0から構成される。また、図1において、CPU24
は、カメラのあらゆる制御を行うCPUであるととも
に、AFユニット28からの信号に基づいてデフォーカ
ス量を演算する焦点検出手段でもあり、また、任意選択
モードにおいて選択された焦点検出領域が焦点検出不可
能であった場合に、選択された領域以外の領域から最適
な焦点検出可能領域を決定する決定手段でもある。
【0017】図1において、撮影レンズ50内の焦点調
節レンズ52を通過してカメラ本体10内に入射してく
る被写体からの光線は、その大部分がメインミラー2で
反射されペンタプリズム18で反射されてアイピース
(図示しない)から射出するとともに、測光IC12の
受光面にも導かれる。測光IC12は、例えば受光量に
応じた電圧値を対数圧縮した電気信号を生成し、周辺制
御回路14を介してCPU24に受光量に関する情報を
提供する。CPU24は、測光IC12から得られた受
光量情報、フィルム感度情報に基づいてAE演算(露出
演算)を実行し、撮影の為の適正シャッタ速度及び適正
絞り値を算出する。撮影処理時、CPU24は、周辺制
御回路14を介し、算出された適正シャッタ速度及び適
正絞り値に基づいて、露光機構20及び絞り機構22を
制御し、フィルムへの露光を行う。また、CPU24
は、周辺制御回路14を介し、撮影処理において、モー
タドライバIC16を介してミラーモータを駆動してメ
インミラー2をアップ/ダウン制御し、また、露光終了
後は、巻き上げモータ18を駆動し、フィルムを1コマ
分巻き上げる処理を行う。
【0018】一方、メインミラー2にはハーフミラー部
3が設けられており、ここを透過した光線はサブミラー
4で反射されAFユニット28に導かれる。AFユニッ
ト28は、いわゆる位相差方式の測距センサである。A
Fユニット28内部には、フィルム面と共役の位置にC
CDラインセンサが配置されており、このCCDライン
センサは、撮影画面内を複数の領域に分割した各焦点検
出領域毎に、2つのCCDセンサからなるCCDセンサ
セットを備えるように構成されている。AFユニット2
8内部では、撮影画面中の1つの焦点検出領域に対応す
る被写体光線が2つに分割され、その焦点検出領域に対
応するCCDセンサセットの各CCDセンサに夫々入射
する。各CCDセンサに入射した光線は、所定時間積分
(蓄積)され、光電変換されて電気信号としてCPU2
4に伝えられる。CPU24は、CCDセンサセットか
ら得られる信号を用い、位相差方式によって、必要な焦
点検出領域についてのデフォーカス量を算出する。な
お、図2に示すように、カメラ本体10のファインダー
内における撮影画面81は長方形であり、カメラの通常
の使用状態で長方形の撮影画面の短辺の方向が鉛直方向
であり、撮影画面81内の複数の焦点検出領域は、中央
部分の領域C、領域Cを通り撮影画面81の長辺に平行
な直線上にある領域R,RR,L,LL、及び、領域C
を通り撮影画面81の短辺に平行な直線上の、領域C上
部に該当する領域CCの6つの領域に分割及び配置され
る。
【0019】CPU24は、得られたデフォーカス量に
基づいて、焦点調節レンズ52を駆動してフォーカシン
グを行うための、AFモータ37の回転方向及び回転数
を求め、モータドライブIC36を介してAFモータ3
7を駆動する。AFモータ37の回転は、ギアブロック
38、カメラ本体10のマウント部に設けられたジョイ
ント32及び撮影レンズ50に設けられたジョイント6
2を夫々介してギアブロック54に伝えられ、それによ
り焦点調節レンズ52が光軸方向において進退駆動され
る。
【0020】また、CPU24は、AFユニット28の
CCDラインセンサから送られてくるビデオ信号をアナ
ログからデジタルに変換するA/Dコンバータ24a、
プログラムを格納したROM24b、RAM24c、タ
イマ24d及びAFモータ37の回転を電気的パルスに
変換するエンコーダ39からのパルス信号をカウントす
るカウンタ24eを備えている。EEPROM42に
は、CPU24がAF処理を行う上で必要となる各種定
数その他の情報が格納されている。
【0021】図1に示すカメラは、メインスイッチ91
をONさせることにより動作可能になる。測光スイッチ
92は、図示しないレリーズボタンを半押しすることに
よってONされる。また、レリーズスイッチ93は、レ
リーズボタンを全押しすることによってONになり、こ
のスイッチがONになることによりフィルム面への露光
が行われる。AFスイッチ94は、自動焦点モードにす
るかマニュアル焦点モードにするかを切り替えるスイッ
チであり、このスイッチがONのときに自動焦点モード
になる。セレクトスイッチ95は、撮影画面内の複数の
焦点検出領域の選択に関し、その選択をカメラに任せる
自動選択モードにするか、撮影者が望みの領域を選択し
て撮影を行うことのできる任意選択モードにするかを切
り替えるためのスイッチである。
【0022】また、CPU24は、撮影に関する様々な
情報をカメラ外装面の表示パネル26に表示すると共
に、ファインダー内表示を行うためのファインダー内表
示LCD6にも、各種の表示を行う。本実施形態におけ
るファインダー内表示は、図2及び図3の符号82で示
すようなものであり、ファインダー内表示の詳細につい
ては後述する。
【0023】撮影レンズ50内部にはレンズCPU56
が備えられている。レンズCPU56は、多数の電気接
点64及び本体側の多数の電気接点34を介して周辺制
御回路14と接続されており、撮影レンズ50に関する
情報をCPU24に転送する。レンズCPU56が転送
する情報には、例えば、撮影レンズ50の開放絞り値A
v(開放F値のアペックス換算値)、最大絞り値Av
(最小絞りF値のアペックス換算値)、Kバリューデー
タがある。なお、Kバリューとは、撮影レンズ50によ
って結像された像面を、AFモータ37を駆動して光軸
方向で単位長さ移動させた場合に、エンコーダ39が出
力するパルス数である。また、レンズCPU56は、焦
点調節レンズ52の位置を検出するために設けられた距
離スイッチ58により、焦点調節レンズ52の位置を認
識しCPU24にその情報も転送する。
【0024】図2は、ファインダー内の撮影画面81と
ファインダー内LCD表示82を表している。本実施形
態のカメラは、図のように6つの焦点検出領域(中央の
C、中央上部のCC、右側のR及びRR、左側のL及び
LL)を有し、いずれかの焦点検出領域を用いてフォー
カシングを実行することが可能である。図3には、ファ
インダー内表示82の詳細が示されている。図3におい
て、図3(a),(b)は、任意選択モードでの表示を
表す。撮影者によって任意選択モードが選択され、いず
れかの焦点検出領域が選択されると、選択された焦点検
出領域に対応する部分が点灯表示される。図3(a)
は、中央の焦点検出領域Cが選択されたときの状態を表
している。図3(b)は、後に詳述する処理により、撮
影者の選択した焦点検出領域Cでのデフォーカス演算の
結果がNGであり、焦点検出領域Rでデフォーカス演算
がOKであった場合の表示を示している。この場合、領
域Rに該当する分が点灯表示され、デフォーカス演算が
NGであった領域Cは点滅表示に変わる。
【0025】図4から図6は、図1に示すCPU24に
よって実行される図1のカメラの動作を表すフローチャ
ートである。なお、図4はカメラ動作のメイルーチンを
表し、図5は、図4のステップS122の「AF処理」
サブルーチンを詳細に表したフローチャートであり、図
6は、図5のステップS156の「デフォーカス演算」
サブルーチンを詳細に表したフローチャートである。
【0026】図1に示すカメラのメインスイッチ91が
ONされると本メインルーチンが開始され、最初に周辺
制御回路14等のカメラの各制御部分が初期化される
(S102)。その後、各制御部分への電源供給を停止
して電力消費を抑えるパワーダウン処理が行われ(S1
04)、測光スイッチ92がONされるのを待つループ
に入る(S106)。カメラのレリーズボタンが半押し
され、測光スイッチ92がONになると(S106:Y
ES)、カメラの各制御部分へ電源を供給するパワーO
N処理が実行され(S108)、VDDループに入るべ
くVDDループ時間タイマがスタートする(S11
2)。VDDループとは、一度測光スイッチ92がON
されたら電源ONの状態を維持し、所定時間ステップS
122の「AF処理」を繰返し実行する処理ループであ
る。
【0027】VDDループのための所定時間が経過する
と(S124:YES)、測光スイッチ92がONであ
る場合には(S126:YES)、再びVDDループに
入るが、OFFである場合には(S126:NO)、さ
らに電源ON状態を所定時間(パワーホールド時間)維
持するための処理が行われる(S128〜S134)。
すなわち、ステップS128以降の処理に最初に入った
場合には、パワーホールドフラグは“0”なので(S1
28:NO)、パワーホールドタイマがスタートされ
(S130)、パワーホールド中フラグが“1”にセッ
トされる(S132)。一方、パワーホールドフラグが
すでに“1”にセットされている場合には(S128:
YES)、ステップS130、S132はスキップされ
る。測光スイッチ92がOFFの状態でパワーホールド
時間が経過した場合には(S134:YES)、パワー
ホールドフラグが“0”にリセットされ(S138)、
その後ステップS104のパワーダウン処理に戻り、再
び測光スイッチ92がONされるのを待つループに入
る。
【0028】なお、撮影者は、測光スイッチ92をON
する前に、セレクトスイッチ95を用いることによって
任意選択モードを選択すると共に、どの焦点検出領域を
用いるかをあらかじめ選択しておくことができる。
【0029】ステップS106において測光スイッチ9
2がONされると、各スイッチの状態が確認され(S1
14)、レンズ通信によりレンズCPU56から撮影レ
ンズ50に関する各種の情報(開放絞り値Av、最大絞
り値Av、Kバリュー)が取得される(S116)。次
に、測光IC12による測光結果を用いて、AE演算が
行われ(S118)、演算結果の最適シャッタースピー
ド、絞り値等の表示部26へ表示される(S120)。
その後、「AF処理」が実行される(S122)。
【0030】図5は、「AF処理」の詳細を表してい
る。図5の「AF処理」では、始めに測光スイッチ92
がONであるか否かが確認され(S150)、本「AF
処理」に入ったとき測光スイッチ92がOFFとなって
いる場合(S150:NO)、AFロックフラグが
“0”にリセットされ(S182)、図2及び図3に示
したファインダー内LCD表示82の状態が初期状態に
戻される。すなわち、セレクトスイッチ95を用いて設
定したモードが、カメラ任せの自動選択モードである場
合には(S184:YES)、図3(c)に示すように
焦点検出領域の全ての部分が点灯表示される(S19
0)。一方、任意選択モードである場合には(S18
4:NO)、図3(a)に示すように、撮影者の選択し
た部分に該当する部分、この場合領域Cに該当する部分
が点灯表示される(S186)。その後、合焦表示82
fが消灯され(S188)、メインルーチンに復帰す
る。
【0031】ステップ150で、測光スイッチ92がO
Nであると判断され(S150:YES)、また、AF
ロック中であることを示すAFロックフラグが“1”で
もない場合には(S152:NO)、S154以降の処
理が実行される。なお、ステップS152でAFロック
フラグが“1”である場合には(S152:YES)、
S154以降の処理を実行することなくメインルーチン
に復帰する。S154では、AFユニット28中のCC
Dラインセンサを用いて、被写体像の光電変換出力を所
定時間蓄積(積分)する動作が実行され、積分結果がC
PU24に取り込まれ、ステップ156では、この積分
結果を用いてデフォーカス量の演算及びAF動作を行う
対象となる焦点検出領域の選択が実行される。
【0032】ステップS158における判断で、デフォ
ーカス演算が正常に終了した場合、すなわちデフォーカ
ス量が得られた場合には(S158:YES)、そのデ
フォーカス量が合焦幅以内であるか否かが確認され(S
160)、合焦幅以内である場合、すなわち合焦状態の
場合には(S160:YES)、AFロックフラグが
“1”にセットされる(S162)。
【0033】一方、デフォーカス演算結果がNGあった
場合、すなわち有効なデフォーカス量が得られなかった
場合には(S158:NO)、合焦表示82fを点滅表
示にして(S174)、メインルーチンに復帰する。ま
た、デフォーカス量が合焦幅を超えている場合には(S
160:NO)、Kバリューを用いてデフォーカス量に
応じたパルス数が求められ(S176)、求められたパ
ルス数に応じた量だけ撮影レンズが駆動される(S17
8)。
【0034】ステップ164では、自動選択モードであ
るか否かが確認され、自動選択モードである場合には
(S164:YES)、図3(d)に示すように、合焦
表示82fが点灯表示されると共に、自動選択時の所定
のアルゴリズムに従って選択された、合焦している焦点
検出領域のみが点灯表示される。図3(d)は、領域R
が点灯表示された状態を示している。
【0035】一方、任意選択モードである場合には(S
164:NO)、“隣接データ”(変数n)の値が確認
される。図6を参照して後に詳述するように、隣接デー
タnが0以外である場合には、撮影者の選択した焦点検
出領域についてのデフォーカス演算がNGであり、撮影
者の選択した焦点検出領域以外の領域がフォーカシング
のための領域として決定されたことを示している。すな
わち、隣接データnが0である場合には(S166:Y
ES)、選択した焦点検出領域の表示は点灯のままで、
隣接データnが0以外である場合には(S166:N
O)、図3(b)に示すように、撮影者の選択した焦点
検出領域はデフォーカス演算がNGであったことを示す
ために点滅表示にされ(S168)、カメラによって決
定された演算OKの領域が点灯表示される(S17
0)。なお、図3(b)は、あらかじめ撮影者が選択し
た領域が領域Cであり、この領域が点滅表示され、カメ
ラによって決定された領域Rが点灯表示された状態を表
している。合焦表示82fは、いずれの場合も点灯表示
される(S172)。
【0036】図5の「デフォーカス演算」の詳細につい
て図6を参照して詳述する。図6に示すように、デフォ
ーカス演算が開始されると、始めに自動選択モードであ
るか任意選択モードであるかの判定が行われる(S20
0)。自動選択モードである場合には(S200:YE
S)、各焦点検出領域についてデフォーカス演算が実行
され(S230)、ステップS231において、演算O
Kの領域があったかどうかが確認される。演算OKの領
域が全くない場合には、処理はステップS214に進
み、演算OKフラグが0にリセットされ、演算OKであ
った領域を格納しておくメモリ領域もクリアされる(S
216)。一方、演算OK領域があった場合には(S2
31:YES)、演算OKであった領域が抽出され(S
232)、所定の自動選出アルゴリズムにより、演算O
K領域の中から、最適の領域が1つ選択される(S23
3)。その後、ステップS218で、演算OKフラグが
1にセットされ(S218)、選択された演算OK領域
が記憶される(S220)。
【0037】ステップ200において任意選択モードで
ると判定された場合(S200:NO)、隣接データn
が0にリセットされ(S201)、撮影者の選択した焦
点検出領域に対するデフォーカス演算が実行される(S
202)。この場合において、有効なデフォーカス量が
算出され、演算結果がOKであった場合には(S20
4:YES)、演算OKフラグが“1”にセットされ
(S218)、演算OKであった焦点検出領域が記憶さ
れる(S220)。そして、「AF処理」(図5)のス
テップS158以降に処理が進み、スッテプS220に
て記憶された焦点検出領域におけるデフォーカス量に基
づいてAF動作がなされる。
【0038】一方、ステップS204で、撮影者の選択
した領域に対するデフォーカス演算結果がNGであった
場合には(S204:NO)、撮影者の選択した焦点検
出領域以外の領域であって、撮影者の選択した焦点検出
領域に近く、かつ撮影画面81の中心に近い焦点検出領
域を優先的に選択するというアルゴリズムに従って設定
された優先順位の順に、各焦点検出領域についてデフォ
ーカス演算が実行される(S206〜S212)。下記
表1は、そのアルゴリズムに従う優先順位を、表として
示したものである。なお、表1に示す領域の符号(C,
CC,R,L,RR,LL)は、図2に示した撮影画面
81内の各焦点検出領域の符号に対応している。下記表
1に相当するテーブルデータは、EEPROM42に格
納されており、CPU24は、図4のステップ102の
システムイニシャライズの際に、EEPROM42に格
納されているテーブルデータをRAM24c内の所定の
領域にコピーしておき、ステップS206〜S212の
処理においては、RAM24c内に格納されたテーブル
データを参照して焦点検出領域を適宜選択する。
【0039】
【表1】
【0040】表1において、選択領域の列は、撮影者の
選択した焦点検出領域を示し、選択領域に代えてデフォ
ーカス演算の対象とする領域として、最も優先度の高い
ものが“隣接データn=1”の列に示されており、以下
順に、“隣接データn=2”の列はその次の優先度の領
域を、“隣接データn=3”の列はその次の優先度の領
域を示している。例えば、撮影者の選択した領域が、領
域Cであった場合には、次の候補として最も優先度の高
いものは領域CCであり、その次が領域R、その次が領
域Lである。以下の説明では、撮影者があらかじめ選択
した焦点検出領域が領域Cであった場合を例にして説明
を行う。
【0041】撮影者の選択した領域Cがデフォーカス演
算NGであった場合、ステップS206では、隣接デー
タの変数nに1が加算される。したがって、ステップS
208では、最も優先度の高い隣接データn=1に対応
する領域CCに対するデフォーカス演算が行われること
になる。その結果、領域CCでデフォーカス演算がOK
であった場合には(S210:YES)、演算OKフラ
グが“1”にセットされ(S218)、演算OK領域と
して領域CCが記憶され、サブルーチンは終了する。
【0042】一方、領域CCでもデフォーカス演算がN
Gである場合には(S210:NO)、ステップ206
からステップ210の処理が再び行われる。すなわち、
隣接データnに1が加算されn=2となり、領域Rのデ
フォーカス演算が行われる。領域Rでも、デフォーカス
演算がNGであった場合には、さらに領域Lに対するデ
フォーカス演算が行われる。領域Lでもデフォーカス演
算結果がNGであった場合には(S212:YES)、
演算OKフラグが“0”にリセットされ(S214)、
また演算OK領域を格納しておくメモリ領域もクリアさ
れる(S216)。したがって、図5に示す「AF処
理」における、ステップS156の「デフォーカス演
算」以降のステップで、デフォーカス演算結果がOKで
あったか否かを知ることができ、また、そのOKであっ
た領域がどの領域であったかを知ることもできる。
【0043】なお、撮影者が選択した領域が領域Rであ
る場合は、表1に示すように、Rに隣接する領域C,C
C,RRのうち、次の候補として優先度の最も高い領域
は、撮影画面の中央部に最も近い領域である領域Cとさ
れ、続いて撮影画面中央に近い方から、領域CC、領域
RRの順で優先順位が設定される。
【0044】以上説明した優先度は、表1に示した例に
限られるものではない。例えば、表1では、撮影者の選
択した領域が、RRのように撮影画面の中で両サイド部
分に最も近い領域である場合に、次の演算対象としての
第1番目の優先度の領域が、RRに最も近い領域Rとな
っているが、「撮影画面の中心に近い方をより優先させ
る」というアルゴリズムしたがって、第1番目の優先度
の領域を領域C、第2番目の優先度の領域をRとするこ
とも可能である。この場合は、「撮影者の選択した領域
に近い」という条件よりも、「撮影画面の中心に近い」
という条件を優先させたことになる。このような変更
は、EEPROM42内の上記表1に相当するテーブル
データを書き換えるだけで良い。
【0045】或いは、選択された領域毎に、異なるアル
ゴリズムで優先度を設定しても良い。例えば、選択領域
が撮影画面の中央に近い場合には、「画面の中心に近
い」という条件にしたがって優先順位を設定し、選択領
域が撮影画面の周辺部である場合には、「撮影者の選択
した領域に近い」という条件にしたがって優先順位を設
定しても良い。
【0046】また、以上のアルゴリズムの考え方は、焦
点検出領域の数や配置が異なる様々な自動焦点検出装置
に適用することが可能である。なお、以上で述べた本発
明の多点自動焦点検出装置は、AFカメラのみでなく他
の光学機器における自動焦点検出にも適用することが可
能である。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
任意選択モードで撮影者の選択した焦点検出領域のデフ
ォーカス演算がNGであった場合でも、それに代わる撮
影者の撮影意図に最も即した領域がカメラによって自動
的に示され、撮影者は撮影をあきらめることなく、撮影
を続行することが可能となる。すなわち、撮影意図を的
確に反映できる任意選択モードにおける、撮影者の利便
性を向上させることのできる多点自動焦点装置が提供さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による多点自動焦点装置の制御系を表す
ブロック図である。
【図2】本発明の多点自動焦点装置を搭載したカメラの
ファインダー内を示す図である。
【図3】図2のファインダー内におけるファインダー内
LCD表示を示す図である。
【図4】本発明の多点自動焦点装置を搭載したカメラの
メインルーチを表すフローチャートである。
【図5】「AF処理」サブルーチンを詳細に記述したフ
ローチャートである。
【図6】「デフォーカス演算」サブルーチンを詳細に記
述したフローチャートである。
【符号の説明】
2 メインミラー 4 サブミラー 6 ファインダー内表示LCD 8 ペンタプリズム 10 カメラ本体 12 測光IC 14 周辺制御回路 24 CPU 28 AFユニット 50 撮影レンズ 52 焦点調節レンズ 56 レンズCPU 95 セレクトスイッチ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影画面内の分割された複数の焦点検出
    領域夫々についてデフォーカス演算を行う焦点検出手段
    を備える多点自動焦点検出装置であって、 前記撮影画面内の複数の焦点検出領域のうち、いずれか
    1つを焦点検出するための領域として手動設定する為の
    選択手段と、 前記選択手段によって選択された焦点検出領域に対する
    デフォーカス演算の結果がNGであった場合に、前記選
    択された焦点検出領域近傍の他の焦点検出領域ほど優先
    させる優先度で、デフォーカス演算が有効となる有効領
    域の決定を行う決定手段とを備えること、 を特徴とする多点自動焦点検出装置。
  2. 【請求項2】 前記所定の優先度は、撮影画面中央によ
    り近い領域を高い優先度とするアルゴリズムに従って設
    定されること、を特徴とする請求項1に記載の多点自動
    焦点検出装置。
  3. 【請求項3】 前記所定の優先度は、前記選択手段によ
    って選択された焦点検出領域に隣接する領域を高い優先
    度とするアルゴリズムに従って設定されること、を特徴
    とする請求項1に記載の多点自動焦点検出装置。
  4. 【請求項4】 前記所定の優先度は、前記選択手段によ
    って選択された焦点検出領域により近く、かつ、撮影画
    面中央により近い領域を高い優先度とするアルゴリズム
    に従って設定されること、を特徴とする請求項1に記載
    の多点自動焦点検出装置。
  5. 【請求項5】 前記所定の優先度は、前記選択手段によ
    って選択された焦点検出領域毎に設定されること、を特
    徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の多点
    自動焦点検出装置。
  6. 【請求項6】 前記決定手段は、前記所定の優先度に従
    う参照テーブルを有すること、を特徴とする請求項1か
    ら請求項5のいずれかに記載の多点自動焦点検出装置。
  7. 【請求項7】 前記撮影画面は長方形であり、前記焦点
    検出領域は、前記撮影画面の略中央にある中央領域と、
    該中央領域を通り前記撮影画面の長辺及び短辺に平行な
    2つの直線上に夫々複数個配置される一方、 前記選択手段で選択された焦点検出領域が前記中央領域
    であり、かつ前記中央領域がデフォーカス演算NGであ
    った場合には、前記決定手段は、前記中央領域に隣接す
    る焦点検出領域のうち前記短辺に平行な直線上にある焦
    点検出領域を優先的に有効領域として決定すること、を
    特徴とする請求項3に記載の多点自動焦点検出装置。
  8. 【請求項8】 前記撮影画面は通常の使用状態において
    短辺の方向が鉛直方向に該当する長方形であり、前記焦
    点検出領域は、前記撮影画面の略中央にある中央領域
    と、該中央領域を通り前記撮影画面の長辺及び短辺に平
    行な2つの直線上に夫々複数個配置される一方、 前記選択手段で選択された焦点検出領域が前記中央領域
    であり、かつ前記中央領域がデフォーカス演算NGであ
    った場合には、前記決定手段は、前記中央領域に隣接す
    る焦点検出領域のうち前記短辺に平行な直線上の、通常
    の使用状態における鉛直方向上部にある焦点検出領域を
    優先的に有効領域として決定すること、を特徴とする請
    求項3に記載の多点自動焦点検出装置。
  9. 【請求項9】 前記撮影画面内の複数の焦点検出領域に
    対応する部分のうち、前記選択手段又は前記決定手段に
    よって選択又は決定されている有効領域に該当する部分
    を点灯表示する表示手段をさらに備えること、を特徴と
    する請求項1から請求項8のいずれかに記載の多点自動
    焦点検出装置。
  10. 【請求項10】 前記表示手段は、表示の初期状態にお
    いては前記選択手段によって選択された焦点検出領域に
    対応する部分を点灯表示し、前記決定手段によっていず
    れかの焦点検出領域が有効領域として決定された場合に
    は、前記選択手段によって選択された、デフォーカス演
    算結果がNGの焦点検出領域に対応する部分を点滅表示
    するとともに、前記決定手段によって決定された有効領
    域に対応する部分を点灯表示すること、を特徴とする請
    求項9に記載の多点自動焦点検出装置。
  11. 【請求項11】 前記表示手段は、カメラのファインダ
    ー内に表示を行うことを特徴とする請求項9又は請求項
    10に記載の多点自動焦点検出装置。
  12. 【請求項12】 前記表示手段は、カメラ外装面の表示
    パネルに表示を行うことを特徴とする請求項9又は請求
    項10に記載の多点自動焦点検出装置。
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