JPH08271784A - 視線検出機能付き光学機器 - Google Patents

視線検出機能付き光学機器

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JPH08271784A
JPH08271784A JP7095969A JP9596995A JPH08271784A JP H08271784 A JPH08271784 A JP H08271784A JP 7095969 A JP7095969 A JP 7095969A JP 9596995 A JP9596995 A JP 9596995A JP H08271784 A JPH08271784 A JP H08271784A
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JP
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focus detection
line
sight
focus
distance measuring
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JP7095969A
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Akira Akashi
彰 明石
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Original Assignee
Canon Inc
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    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/28Systems for automatic generation of focusing signals
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B23/00Telescopes, e.g. binoculars; Periscopes; Instruments for viewing the inside of hollow bodies; Viewfinders; Optical aiming or sighting devices
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/0093Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00 with means for monitoring data relating to the user, e.g. head-tracking, eye-tracking
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B2213/00Viewfinders; Focusing aids for cameras; Means for focusing for cameras; Autofocus systems for cameras
    • G03B2213/02Viewfinders
    • G03B2213/025Sightline detection

Abstract

(57)【要約】 【目的】 観察者の無意識な視線に即応して焦点検出領
域が切り替わることを防ぎ、動体である焦点検出対象に
常に焦点を合わせた制御を行う。 【構成】 視線検出結果と複数の領域の過去の焦点状態
の変化に基づいて、複数の領域中より少なくとも一つを
選択する選択手段100を設け、サーボAF動作におい
て、視線検出結果で選ばれた領域の現状の信頼性のみに
依存するのではなく、その領域の過去の焦点状態の連続
性をも考慮して複数の領域の少なくとも一つを選択し、
その領域に焦点調節の制御を切り替えるようにしてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画面を覗く観察者の視
線を検出する視線検出手段を具備したカメラ等の視線検
出機能付き光学機器の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、画面内の複数の領域の焦点状
態を検出し、その結果に基づいて撮影レンズの焦点調節
を行う、いわゆる「多点AFカメラ」は周知である。画
面内の焦点検出可能な複数領域は「測距点」とも称す
る。
【0003】また、動いている被写体に対して撮影時の
レリーズタイムラグを考慮して正しく焦点調節するAF
方式は「動体予測サーボAF」と称し、本願出願人によ
る特開平1−107224号公報,特開平1−1344
10号公報,特開平1−288815号公報等に詳しく
開示されている。
【0004】上記多点AFに動体予測サーボを適用した
「多点・動体予測サーボAF」のカメラも種々提案され
ており、例えば、本願出願人による特開平1−2888
16号公報等に開示されている。
【0005】さらに、使用者がカメラのファインダ面の
どの位置を注視しているかを検出する、いわゆる視線検
出装置を備えたカメラも種々提案されている。
【0006】例えば、本願出願人による特開平1−24
1511号公報では、赤外発光ダイオード(以下、IR
EDと略す)で照明された使用者の眼球の前眼部を、エ
リアセンサを用いて撮像し、その像信号を処理して使用
者のファインダ上での視線座標を検出し、その結果に基
づいて多点AFカメラの複数の測距点や測光領域の内の
1つを選択するカメラが開示されている。
【0007】上記した多点・動体予測サーボAFの焦点
検出領域(測距点)選択に、視線検出結果を適用した技
術としては、例えば本願出願人による特開平6−138
378号公報等に開示されており、同公報によれば、視
線検出結果と焦点検出結果の確からしさ、いわゆる信頼
性に基づいて測距点の選択を行って動体予測AFを実行
するものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、カメラの使
用者の視線は必ずしもファインダ内の主被写体のみを注
視しているわけでなく、ファインダ内を少なからず揺動
しているものである。
【0009】しかしながら、前記のような方法の場合、
測距点選択が視線検出結果の信頼性に依存しているた
め、視線で選んだ測距点の信頼性が高ければ、仮にその
測距点に本来の主被写体が存在していなくても、容易に
その測距点が選択されてしまい、主被写体にピントが合
わないといった不都合が生じる。
【0010】(発明の目的)本発明の目的は、観察者の
無意識な視線に即応して焦点検出領域が切り替わること
を防ぎ、動体である焦点検出対象に常に焦点を合わせた
制御を行うことのできる視線検出機能付き光学機器を提
供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1〜4記載の本発明は、視線検出結果と複数
の領域の過去の焦点状態の変化に基づいて、複数の領域
中より少なくとも一つを選択する選択手段を設け、視線
検出手段,焦点検出手段,選択手段,演算手段、及び、
駆動手段を繰り返し動作させる、いわゆるサーボAF動
作において、視線検出結果で選ばれた領域の現状の信頼
性のみに依存するのではなく、その領域の過去の焦点状
態の連続性をも考慮して複数の領域中より少なくとも一
つを選択し、その領域に焦点調節の制御を切り替えるよ
うにしている。
【0012】更に、上記焦点検出結果の信頼性が低いよ
うな場合には、該焦点検出結果よりも過去複数回の視線
検出結果を優先して、複数の領域のうちから少なくとも
一つを選択し、その領域に焦点調節の制御を切り替える
ようにしている。
【0013】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。
【0014】図2は本発明の一実施例に係る視線検出機
能付カメラの要部を示す光学配置図であり、ここでは一
眼レフカメラに適用した場合を示している。
【0015】同図において、1は撮影レンズで、便宜上
2枚のレンズで示したが、実際にはさらに多数のレンズ
から構成されている。2は主ミラーで、撮影光路へ斜接
あるいは退去することで、ファインダ系による被写体像
の観察状態と撮影状態を切換える。3はサブミラーで、
主ミラー2を透過した光束の一部をカメラボディの下方
の焦点検出ユニット6へ向けて反射する。4はシャッ
タ、5は感光部材で、銀塩フィルム以外にもCCDやM
OS型等の固体撮像素子あるいはビディコン等の撮像管
を用いても良い。
【0016】6は焦点検出ユニットであり、結像面近傍
に配置されたフィールドレンズ6a,反射ミラー6b及
び6c,二次光学系6d,絞り6e,ラインセンサ6f
等から構成されている。この実施例における焦点検出装
置は周知の位相差検出方式を用いており、画面内の異な
る3つの領域の焦点状態を検出することが可能である。
【0017】その構成を図3に示す。
【0018】サブミラー3で反射された被写体からの光
束は、図3中の視野マスクMSKの近傍に結像する。こ
の視野マスクMSKは画面内の焦点検出領域を決定する
遮光部材で、中央に十字形の開口部と両側には縦長の開
口部を2つ有している。
【0019】フィールドレンズ6aを成す3つのレンズ
は、それぞれ視野マスクMSKの3つの開口部に対応し
ている。そして、該フィールドレンズ6aの後方には絞
り6eが配され、中央部には上下に一対ずつ計4つの開
口部が、また左右の周辺部には一対2つの開口部がそれ
ぞれ設けられている。又、フィールドレンズ6aは絞り
6eの各開口部を撮影レンズ1の射出瞳付近に結像する
作用を有している。
【0020】絞り6eの後方には二次光学系6dがあ
り、4対計8つのレンズから成り、それぞれのレンズは
絞り6eの各開口部に対応している。
【0021】視野マスク23,フィールドレンズ6a,
絞り6e,二次光学系6dを通過した各光束は、焦点検
出用センサ6f上の4対8つのセンサ列上に結像する。
そして、各センサ列対上の像を光電変換し、4対の像信
号の相対位置変位を検出することで、画面上の中央部縦
横2方向1カ所、周辺2カ所計3カ所の領域の焦点状態
を検出することができる。
【0022】本実施例では、以下、中央の焦点検出領域
を「中央測距点」、周辺2カ所の焦点検出領域をそれぞ
れ「右測距点」,「左測距点」、さらに周辺を合せて
「周辺測距点」と称することがある。中央測距点は縦横
2方向のうち、検出結果の信頼性の高い方を結果で代表
する。
【0023】このような焦点検出系の詳細は、例えば本
願出願人による特開平3−211538号公報等に詳し
く述べているので、これ以上の説明は省略する。
【0024】図2に戻って、7,8は周知のピント板と
ペンタプリズム、9,10は各々観察画面内の被写体輝
度を測定するための結像レンズと測光センサである。結
像レンズ9はペンタプリズム8内の反射光路を介してピ
ント板7と測光センサ10を共役に関係付けている。
【0025】次に、ペンタプリズム8の射出面後方には
光分割器11aを備えた接眼レンズ11が配され、撮影
者眼15によるピント板7の観察に使用される。光分割
器11aは、例えば可視光を透過し赤外光を反射するダ
イクロイックミラーより成っている。
【0026】12は受光レンズ、14はCCD等の光電
素子を2次元的に配したエリアセンサであり、前記受光
レンズ12に関して所定の位置にある使用者眼15の瞳
孔近傍と共役になるように配置されている。13a〜1
3fは各々照明光源であるところの6つのIREDであ
る。
【0027】前記接眼レンズ11,受光レンズ12,I
RED13a〜13f,エリアセンサ14が後述のCP
U100と共に本実施例における視線検出手段の構成要
素を成す。
【0028】21はファインダ・スーパーインポーズ用
LEDで、発光された光は投光用プリズム22を介し、
主ミラー2で反射してピント板7の表示部に設けた微小
プリズム群7aで垂直方向に曲げられ、ペンタプリズム
8,接眼レンズ11を通って使用者眼15に達する。そ
こでピント板7上の複数の焦点検出領域に対応する位置
に、この微小プリズム群7aを枠状に形成し、これを各
々に対応した3つのスーパーインポーズ用LED21に
よって照明する。これによって後述の3つの測距点マー
クがファインダ視野内で光り、焦点検出領域(測距点)
を表示させることができるものである。
【0029】23はファインダ視野領域を形成するマス
ク、24はファインダ視野外に撮影情報を表示するため
のファインダ下部LCDで、照明用LED25によって
後方から照明されている。
【0030】前記LCD24を透過した光は、三角プリ
ズム26によってファインダ視野内に導かれ、後述の図
4の24で示したようにファインダ視野下部に表示さ
れ、使用者は撮影情報を知ることができる。
【0031】図4にファインダ視野を示す。
【0032】ファインダ視野マスク23で制限されたピ
ント板上の撮影視野7内に3つの焦点検出領域(測距
点)マーク7C,7R,7Lがある。これらの測距点マ
ークは前述のようにピント板上に形成された微小プリズ
ムであり、スーパーインポーズ用LED21で照明され
る。
【0033】ファインダ下部にはLCD24があり、カ
メラの焦点検出装置の合焦表示や、ストロボ充電完了表
示,7セグメント表示から成るシャッタ(Tv)値,絞
り(Av)値,そして視線マークなどが配されている。
【0034】再び図2に戻って、31は撮影レンズ内に
設けた絞り、32は絞り駆動装置、33はレンズ駆動用
モータ、34は駆動ギヤ等から成るレンズ駆動部材であ
る。35はフォトインタラプタで、レンズ駆動部材34
で連動するパルス板36の回転を検知して焦点光学系駆
動回路40に伝えており、該焦点光学系駆動回路40
は、この情報とカメラ側から送られるレンズ駆動量の情
報に基づいてレンズ駆動用モータを所定量駆動し、撮影
レンズ1を合焦位置に移動させるようになっている。3
7は公知のカメラとレンズとのインターフェースとなる
マウント接点である。
【0035】図1は、上記構成のカメラの電気的構成を
示すブロック図であり、図2と同一の要素は同一の番号
を付している。
【0036】マイクロコンピュータ(以下、CPUと記
す)100には、視線検出用エリアセンサ14,測光用
センサ10,焦点検出用センサ6f,信号入力回路10
4,LCD駆動回路105,LED駆動回路106,I
RED駆動回路107,シャッタ制御回路108,モー
タ駆動回路109が接続されている。また、撮影レンズ
とはレンズ通信回路102を経由して、図2で示したマ
ウント接点37を介して焦点調節情報や絞り制御情報等
の信号の伝達がなされる。
【0037】前記測光用センサ10,シャッタ制御回路
108,モータ駆動回路109,レンズ通信回路102
の詳細は、本発明に直接関係がないので、これ以上の説
明は省略する。
【0038】CPU100内には、カメラ動作を制御す
るプログラムを格納したROM、変数を記憶するための
PAM、諸パラメ−タを記憶するためのEEPROM
(電気的消去・書込み可能メモリ)が内蔵されている。
【0039】視線検出用エリアセンサ14は、視線検出
用光学系(図2の接眼レンズ11,受光レンズ12)に
よってセンサ面上に結像された使用者の眼球像を光電変
換し、その電気信号をCPU100に伝達する。CPU
100は、伝達された電気信号をA/D変換し、その像
データをRAMに格納してゆく。さらにCPU100は
ROMに格納されている所定のアルゴルズムに従ってデ
ータを信号処理し、使用者の視線を算出する。
【0040】信号入力回路104は、カメラの各種スイ
ッチ114の状態をカメラに伝達する回路で、スイッチ
114には不図示のレリーズ釦の第1,第2ストロ−ク
でオンするスイッチや、カメラの種々の状態を設定する
ためのスイッチ等がある。
【0041】LED駆動回路106は、前述のスーパー
インポーズ用LED21,ファインダ照明用LED25
を制御する。IRED駆動回路107は、視線検出用の
IRED13a〜13fを制御する。
【0042】LCD駆動回路105はCPU100から
の指示に従って、カメラの外側に配されている不図示の
外部LCD42,ファインダ下部に配されているLCD
24に絞り値,シャッタ秒時、あるいは設定した撮影モ
−ド等を表示させることができる。
【0043】以上の構成から成るカメラの動作を、図8
以降のフローチャートに基づいて説明する。
【0044】レリーズ釦をオンすることで、該カメラは
一連の動作を開始する。
【0045】図8のステップ10(図8等のフローでは
S10と記す)を経て、CPU100は先ずステップ1
1で測光動作を実行する。次に、ステップ12で視線検
出動作を実行し、使用者の視線を検出する。
【0046】ここでの具体的な視線検出動作は本願出願
人による特開平6−88936号公報,特開平6−12
5874号公報に詳しく開示しているので、詳細な説明
は省略するが、凡その動作は次のように行う。
【0047】IRED駆動回路107でIRED13a
〜13fのうち適切なものを点灯して使用者の眼球を照
明する。この状態で視線検出用エリアセンサ14を所定
時間蓄積させる。蓄積後は選択IREDを消灯し、CP
U100はエリアセンサ14から眼球像信号を順次入
力,A/D変換,RAM格納してゆく。その後、RAM
内に格納されている眼球像信号を公知例の方法で処理し
て、使用者の眼球回転角を検出する。検出された眼球回
転角と、記憶手段(EEPROM)に記憶している個人
差補正データを用いて個人差補正を行い、使用者の視
線、すなわちファインダ上での視線座標を算出する。
【0048】視線情報が得られると、あるいは視線検出
が失敗しても、次のステップ13で多点AFの複数の測
距点の内の1つを選択して、サーボAFを制御するため
のサブルーチン「サーボAF制御」を実行する。
【0049】サブルーチン「サーボAF制御」について
は後で詳述するが、同サブルーチンで撮影レンズの駆動
量が決定されると、次のステップ14にて、レンズ駆動
を実行する。
【0050】図8のフローチャートは、サーボAF制御
を行う場合について説明しているものであるから、次の
ステップ15でカメラのレリーズ釦の状態を検知し、未
だオンのままであったら、再びステップ11以降の動作
を繰返すためにステップ11に分岐する。
【0051】一方、既にレリーズ釦がオフになっていれ
ば、ステップ17でサーボAF動作を終了する。
【0052】図9は、サーボAF動作を制御するための
サブルーチン「サーボAF制御」のフローチャートであ
る。
【0053】図8のステップ13で本サブルーチンがコ
ールされると、ステップ20を経て、ステップ21にて
3つの測距点の焦点検出を実行する。尚、焦点検出の具
体的方法は、本願出願人による特開平3−211538
号公報、より詳しくは特開昭63−216905号公報
等に開示しているので、ここでの詳細な説明は省略す
る。
【0054】次のステップ22では、上記ステップ12
の視線検出が成功したか否かを判定し、視線検出が失敗
ならば、ステップ23で予測サーボ制御が可能な状態か
どうかを判断する。
【0055】この予測サーボAFは、特開平1−107
224号公報等にも述べているように、過去複数回の連
続した焦点状態に基づいて被写体の今後の像面移動量を
予測して、レンズ駆動を行う方法である。例えば、近づ
いてくる被写体の像面移動量は、図6に示した曲線dの
ように表される。
【0056】従って、レリーズ釦をオンしてから最初の
焦点検出時や過去に焦点検出が不能であったりすると、
像面移動量の今後の変化を予測する情報が不足となり、
予測サーボが実行できない。その様な判断をステップ2
3で行う。
【0057】さて、ステップ23での判断で予測サーボ
が不能であると判断されると、ステップ24へ移行し、
サブルーチン「通常サーボでの測距点選択」を実行す
る。また、予測サーボが可能であると判断したときには
ステップ25へ移行し、サブルーチン「予測サーボでの
測距点選択」を実行する。
【0058】一方、上記ステップ22で視線検出が成功
し、使用者の視線を求めることができた場合は、その視
線情報を用いたサーボAFを実行すべくサブルーチン
「視線予測サーボでの測距点選択」を実行する。
【0059】サーボAFにおける測距点を選択するため
の各サブルーチン「通常サーボでの測距点選択」,「予
測サーボでの測距点選択」,「視線予測サーボでの測距
点選択」については後述するが、それぞれのサブルーチ
ンで測距点が選択されると、ステップ27、あるいは、
ステップ28で選択された測距点の焦点情報に基づいて
撮影レンズの駆動量を計算する。特にステップ28の予
測サーボの場合は、過去複数回の焦点情報に基づいて今
後の被写体の移動を予測してレンズ駆動量を計算する必
要がある。この計算の具体的内容は、特開平1−107
224号公報等に詳述している。
【0060】上記ステップ27、あるいは、ステップ2
8でのレンズ駆動量の計算が終了すると、ステップ29
で「サーボAF制御」サブルーチンを終了する。
【0061】図10に、図9のステップ27における
「通常サーボでの測距点選択」サブルーチンのフローチ
ャートを示す。
【0062】ステップ30を経て、ステップ31でAF
が初回目かどうかを判断し、初回目でなければ次のステ
ップ32で、前回の選択測距点Xが今回の焦点検出でO
K(焦点検出可能)かどうかを判断する。この判断は、
一般には像信号のコントラストや、位相差検出方式での
相関演算過程で得られる相関量等に基づいて為される。
測距点Xの焦点検出が今回OKならば、ステップ35で
今回の選択測距点を測距点Xと決定する。
【0063】上記ステップ31でAF初回目、あるい
は、ステップ32で前回の測距点Xが今回の焦点検出で
OKでないと判断された場合は、今回の測距点を決定す
る拠所がないので、ステップ33以降のフローでサーボ
AFとしての最も妥当な測距点を選択する。
【0064】即ち、ステップ33で中央測距点が焦点検
出OKならばステップ37へ移行し、中央測距点に決定
する。
【0065】中央測距点は焦点検出できなかった場合
は、ステップ33で中央を除く2つの周辺測距点が焦点
検出OKかどうかを判断し、周辺測距点も焦点検出でき
なかった場合は、他に選択方法がないので、ステップ3
7で中央測距点に決定する。
【0066】周辺測距点が焦点検出OKであれば、ステ
ップ36へ移行し、焦点検出OKな周辺測距点の内の至
近側の被写体を捉えている測距点を選択測距点として決
定する。それには、各測距点の検出デフォーカス量のう
ち、最も後ピンを呈している測距点を選べば良い。
【0067】以上、通常サーボでの測距点選択を簡単に
まとめると、 (1)前回の選択測距点が今回焦点検出OKならば、そ
の測距点を今回も選択する。 (2)前回の選択測距点が今回選択できなければ、主被
写体の存在確率の最も高い中央測距点を選択する。 (3)中央測距点が選択できなければ、至近側の被写体
が存在している測距点を選択する。 (4)今回すべての測距点が焦点検出できなければ、一
応中央測距点を選択しておく。 となる。
【0068】次に、図9のステップ25における「予測
サーボでの測距点選択」サブルーチンについて、図11
のフローチャートで説明する。
【0069】ステップ40を経て、ステップ41では
「通常サーボでの測距点選択」と同様に前回の選択測距
点Xの今回の焦点検出状態を判断する。測距点Xが今回
焦点検出OKならば、次のステップ42にて、測距点X
の像面移動量の連続性を判定する。
【0070】ここで、像面移動量の連続性について、図
6を用いて説明する。
【0071】被写体が動体の場合、その像面移動量は図
6の曲線dのように滑らかに変化する。像面移動速度は
単位時間当りの移動量、即ちこの曲線の勾配である。
【0072】焦点検出動作において、1つの測距点が同
一の被写体を捉えている場合は、その測距点が観測する
像面移動量は図6の曲線dの如く滑らかになる。
【0073】ところが、同一の被写体は複数の測距点の
間を行き来すると、像面移動量の曲線は不連続となる。
図5はその様子を模式的に示したものである。
【0074】図5(A)は、ファインダ7中で被写体Q
(例えば車)を右測距点7Rで捉え、中央測距点7C,
左測距点7Lは背景を捉えている状態を表している。こ
の状態でAFを継続し、時刻taで図5(B)のように
被写体Qの位置が右測距点7Rから左測距点7Lへ移っ
たとする。このような状況で、各測距点が観測する像面
移動量の変化を図7に示す。
【0075】図7の曲線dR,dC,dLが、それぞれ
右,中央,左測距点の観測した像面移動量である。時刻
taまでは、被写体Qを捉えているのは右測距点のみで
あるから、dRのみが滑らかに単調増加している。中
央,左測距点は道路などの背景を捉えているので、像面
移動量dC,dLにはほとんど変化がない。
【0076】時刻taで被写体Qが右測距点から左測距
点に移ると、時刻taを境に像面移動量dRとdLが図
7のようになり、被写体Q自身の像面移動量は、時刻t
a以前ではdR、時刻ta以後ではdLというように入
れ替わることになる。
【0077】図11のステップ42では、このような像
面移動量の連続性を判断を行う。具体的には、前回まで
の選択測距点の像面移動速度と今回の候補となっている
測距点の像面移動速度を比較し、それが大きく変化して
いなければ連続性があると判断する。
【0078】実際には焦点検出動作は所定の時間間隔に
て実行されるから、離散的な時刻t(i) における像面移
動量をd(i) とすると、時刻t(i) での像面移動速度v
(i)は、 v(i) =[d(i) −d(i-1) ]/[t(i) −t(i-1) ] と表現できる。
【0079】そして、連続性の変化の判断は、速度の差
に注目し、 |v(i) −v(i-1) |<vth →連続性あり とするか、あるいは速度の比に注目し、 vthr1<v(i) /v(i-1) <vthr2 →連続性あり とすれば良い。何れにしろ、対象とする被写体は動体で
あることを前提としているので、像面移動量そのもので
はなく、移動速度に着目することが望ましい。
【0080】さて、図7の場合、時刻ta以前では、前
回選択測距点が右測距点で、その像面移動量はdRであ
り、今回の候補となる測距点が前回と同様右測距点であ
るから、前回と今回の像面移動速度の変化は小さく、連
続性はあると判断される。
【0081】ところが、時刻taの時点で、taをまた
がって連続性を判断すると、前回は右測距点で像面移動
量はdR、今回の候補は右測距点であるから、像面移動
速度は大きく変化し、この場合は連続性はないと判断さ
れる。
【0082】図11に戻って、例えば図7の場合の時刻
ta以前のように、測距点X(図7の場合は右測距点)
に連続性があると判断されると、ステップ43で測距点
Xを今回の選択測距点として決定する。
【0083】上記ステップ41で測距点Xが焦点検出で
きない、あるいは、上記ステ42で測距点Xの連続性が
ないと判断されたときは、測距点Xを今回選択すること
ができないので、ステップ44へ移行し、像面移動量の
連続性の観点から、前回の選択測距点と今回の移動速度
が、上記した連続性の判断尺度に最も合致する測距点を
探す。
【0084】具体的には、測距点X以外の測距点のう
ち、 |vY(i) −vX(i-1) |が最小 あるいは、 vY(i) −vX(i-1) が最も1に近い となる測距点Yを検索する。但し、vX(i-1) は前回の
測距点Xの前回の像面移動速度、vY(i) は測距点Yの
今回の像面移動速度である。
【0085】図7の例では、右測距点の像面移動量dR
は時刻taで不連続となるが、ta以降では左測距点の
像面移動量dLがdRに対して連続しており、ステップ
44ではそのような測距点を検索することができる。
【0086】さて、このように検索した測距点Yをステ
ップ45にて、上記ステップ42と同様に連続性の判断
を行う。なお、ステップ42との相違は、比較する測距
点が異なる測距点であるということである。
【0087】式に表せば、 |vY(i) −vX(i-1) |<vth →連続性あり あるいは、 vthr1<vY(i) /vX(i-1) <vthr2 →連続性あ
り となる。
【0088】ステップ45で測距点Yに連続性ありと判
断されたときには、次のステップ46で今回の選択測距
点を測距点Yに決定する。
【0089】ステップ43、あるいは、ステップ46で
今回の選択測距点が決定されると、ステップ48でサブ
ルーチン「予測サーボでの測距点選択」を終了する。
【0090】上記ステップ45で、像面移動量の連続性
の観点から新たな測距点が見出せなかった場合は、ステ
ップ47で予測サーボを不可とし、端子Aを経て、図1
1のサブルーチン「通常サーボでの測距点選択」のフロ
ーチャートでのステップ33へ分岐し、予測サーボでな
い測距点選択を行うことになる。
【0091】以上、予測サーボでの測距点選択を簡単に
まとめると、 (1)前回の選択測距点が今回焦点検出OKで、その像
面移動量に連続性があれば、その測距点を今回も選択す
る。 (2)前回の選択測距点が今回選択できなければ、像面
移動量の連続性のある測距点を選択する。 (3)今回像面移動量の連続性のある測距点が見出せな
ければ、予測サーボを不可とし、通常サーボとして妥当
な測距点を選択する。 となる。
【0092】しかし、現実には主被写体が存在する測距
点以外の測距点にも、ある程度像面移動量の連続性が観
測される場合があり、像面移動速度の変化だけでは、い
つも都合よく最適な測距点に切り替えることができると
は限らない。そういう場合には視線情報による測距点選
択の支援が有効となる。
【0093】「視線予測サーボでの測距点選択」サブル
ーチンについて、図12のフローチャートで説明する。
【0094】ステップ50を経て、ステップ51では今
回視線で選択した測距点Xの焦点検出状態を判断する。
この測距点Xはファインダ上での使用者の視線座標最も
近い位置にある測距点である。測距点Xが今回焦点検出
OKならば、次のステップ52で、サブルーチン「予測
サーボでの測距点選択」のステップ42と同様に測距点
Xの像面移動量の連続性を判定する。
【0095】測距点Xに連続性があると判断されると、
ステップ53で測距点Xを今回の選択測距点として決定
する。
【0096】上記ステップ51で測距点Xが焦点検出で
きない、あるいは、ステップ52で測距点Xの連続性が
ないと判断されたときは、ステップ54へ移行する。そ
して、このステップ54では、測距点Xの「注視カウン
ト」を1アップする。同時に測距点X以外の測距点の
「注視カウント」はクリアする。
【0097】各測距点毎に用意されている「注視カウン
ト」は、使用者がその測距点を連続して何回注視してい
るかを表すカウントである。
【0098】そして、次のステップ55で測距点Xの注
視カウントが所定値以上に達したかどうかを調べ、所定
値以上であればステップ56へ移行し、予測サーボを不
可としてステップ53で測距点Xを選択する。
【0099】測距点Xは焦点検出情報に基づく判断では
今回選択することができないが、使用者がその測距点を
何回も注視しているという事実を尊重し、予測サーボを
不可としてまでもその測距点を選択するわけである。
【0100】上記ステップ55において、測距点Xの注
視カウントが所定値未満であれば、端子Bを経て、サブ
ルーチン「予測サーボの測距点選択」のステップ44へ
分岐し、視線に基かない測距点選択を実行する。
【0101】以上、視線予測サーボでの測距点選択を簡
単にまとめると、 (1)視線による選択測距点が今回焦点検出OKで、そ
の像面移動量に連続性があれば、その測距点を今回も選
択する。 (2)視線による選択測距点が今回選択できなければ、
像面移動量の連続性のある測距点を選択する。 (3)但し、使用者が繰返して同じ測距点を注視してい
る場合は、主被写体が切替わったものと考え、その測距
点を選択し、予測サーボを不可とする。 となる。
【0102】このような制御を行うことで、図5,図7
の事例のように、サーボAF中に主被写体Qが画面内を
移動しても、測距点を適切に切替えてサーボAFを継続
することができる。
【0103】図5中のマークEPは、使用者の画面内の
視線座標を表現している。
【0104】図5(A)では、使用者が被写体Qを注視
し、それに伴って右測距点が選択され、サーボAFが実
行される。
【0105】図5(B)で被写体Qが画面の左方に移動
したとすると、図7のように滑らかに像面移動量が変化
している場合は、サブルーチン「予測サーボでの測距点
選択」で説明したように、焦点情報だけでも左測距点に
切替えることが可能であるが、現実に観測される像面移
動量はかなり誤差を含み、切り替えが正しく行われない
ことが多い。このような場合、図5(B)のマークEP
のように、使用者の視線が主被写体を注視していれば、
上述の制御に従って測距点を左に切替えることが可能と
なる。
【0106】本実施例によれば、サーボAF動作におい
て、視線で選ばれた測距点の現状の信頼性のみに依存す
るのではなく、その測距点の過去の焦点状態の変化を調
べ、その測距点において正に動体として焦点状態が推移
しているならば、使用者の視線は動体である主被写体を
注視しているものと判断し、その測距点に焦点調節の制
御を切替えるようにしたので、使用者の無意識な視線に
即応して測距点が切替わることがなくなり、より被写体
追従性の優れたサーボAFが可能となる。
【0107】(変形例)本実施例の焦点検出系は、図3
に示した様な画面内の3つの領域の焦点を検出すること
が可能な位相差検出方式の系であるが、本発明は勿論こ
の焦点検出系に限定されるものではなく、左右に3つ以
上の焦点検出領域を有する系や、画面の上下方向にも焦
点検出領域を有する系、あるいは、コントラスト検出方
式の系であっても本発明は有効である。
【0108】また、上述の実施例では、測距点を選択す
る拠所としての像面移動量の連続性の判断は、いわゆる
「動体予測サーボAF」時のみに行うようにしている
が、通常の「サーボAF」時にも判断するようにしても
良い。
【0109】また、像面移動量の連続性を判断する尺度
として、移動速度の差や比に着目した演算式を上述した
が、演算式はこれに限定されるわけではなく、連続性を
判断できる尺度であればどのような尺度でも良い。
【0110】また、本発明は、一眼レフカメラに適用し
た場合を述べているが、レンズシャッタカメラ,ビデオ
カメラ等のカメラにも適用可能である。更には、カメラ
以外の、視線検出機能と焦点検出機能を具備した光学機
器にも適用可能である。
【0111】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
視線検出手段,焦点検出手段,選択手段,演算手段、及
び、駆動手段を繰り返し動作させる、いわゆるサーボA
F動作において、視線検出結果で選ばれた領域の現状の
信頼性のみに依存するのではなく、その領域の過去の焦
点状態の連続性をも考慮して複数の領域中より少なくと
も一つを選択し、その領域に焦点調節の制御を切り替え
るようにしている。
【0112】よって、観察者の無意識な視線に即応して
焦点検出領域が切り替わることを防ぎ、動体である焦点
検出対象に常に焦点を合わせた制御を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における視線検出機能付カメ
ラの要部を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例における視線検出機能付カメ
ラの要部を示す光学配置図である。
【図3】本発明の一実施例における視線検出機能付カメ
ラに具備された焦点検出装置の光学的配置を示す斜視図
である。
【図4】本発明の一実施例における視線検出機能付カメ
ラでのファインダ内を示す図である。
【図5】本発明の一実施例においてファインダ視野の一
例を示す図である。
【図6】本発明の一実施例において被写体の像面移動量
について説明する為の図である。
【図7】同じく本発明の一実施例において被写体の像面
移動量について説明する為の図である。
【図8】本発明の一実施例における視線検出機能付カメ
ラの一連の動作を示すフローチャートである。
【図9】図8の「サーボAF制御」時の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図10】図9の「通常サーボでの測距点選択」時の動
作を示すフローチャートである。
【図11】図9の「予測サーボでの測距点選択」時の動
作を示すフローチャートである。
【図12】図9の「視線予測サーボでの測距点選択」時
の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 撮影レンズ 6f 焦点検出用センサ 11 接眼レンズ 12 受光レンズ 13a〜13f IRED 14 視線検出用エリアセンサ 33 レンズ駆動用モータ 34 レンズ駆動部材 100 CPU 107 IRED駆動回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 観察者の視線を検出する視線検出手段
    と、画面内の複数の領域の焦点状態を検出する焦点検出
    手段と、視線検出結果と複数の領域の過去の焦点状態の
    変化に基づいて、複数の領域中より少なくとも一つを選
    択する選択手段と、選択された領域の焦点状態から結像
    レンズの駆動量を演算する演算手段と、前記結像レンズ
    を駆動する駆動手段と、前記視線検出手段,前記焦点検
    出手段,前記選択手段,前記演算手段、及び、前記駆動
    手段を繰り返し動作させる制御手段とを備えた視線検出
    機能付き光学機器。
  2. 【請求項2】 前記選択手段は、視線検出結果で選ばれ
    た領域の過去の焦点状態の連続性に基づいて、複数の領
    域中より少なくとも一つを選択する手段であることを特
    徴とする請求項1記載の視線検出機能付き光学機器。
  3. 【請求項3】 前記選択手段は、焦点検出の結果よりも
    過去複数回の視線検出結果を優先して、複数の領域中よ
    り少なくとも一つを選択する手段であることを特徴とす
    る請求項1又は2記載の視線検出機能付き光学機器。
  4. 【請求項4】 前記演算手段は、選択された領域の過去
    複数回の焦点状態の変化に基づいて、焦点検出対象の移
    動を考慮したレンズ駆動量を演算する手段であることを
    特徴とする請求項2記載の視線検出機能付き光学機器。
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