JPH1099276A - 視線検出装置及び光学機器 - Google Patents

視線検出装置及び光学機器

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JPH1099276A
JPH1099276A JP8279922A JP27992296A JPH1099276A JP H1099276 A JPH1099276 A JP H1099276A JP 8279922 A JP8279922 A JP 8279922A JP 27992296 A JP27992296 A JP 27992296A JP H1099276 A JPH1099276 A JP H1099276A
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light
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JP8279922A
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Akihiko Nagano
明彦 長野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 最適な眼球画像を形成し、視線検出を確実に
行えるようにする。 【解決手段】 観察者の眼球画像の最低出力値、最大出
力値、若しくは、平均値が第1のしきい値よりも大きけ
れば、再び観察者の眼球を照明し、該眼球からの反射光
を受光して得られる眼球画像の出力が小さくなるように
照明手段と受光手段の少なくとも一方を制御し(#13
4→#135→#136)、又観察者の眼球画像の、最
低出力値、最大出力値、若しくは、平均値が第2のしき
い値よりも小さければ、再び観察者の眼球を照明し、該
眼球からの反射光を受光して得られる眼球画像の出力が
大きくなるように記照明手段と受光手段の少なくとも一
方を制御する(#134→#135→#137)ように
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスプレイ等を
観察する観察者の視線を検出する視線検出装置及び該視
線検出装置を有するカメラ等の光学機器の改良に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ファインダを覗く観察者の視
線を検出し、その視線情報に基づいて撮影レンズの自動
焦点調節等の機能を制御するカメラが市販されている。
【0003】この種のカメラに搭載される視線検出装置
は、観察者の眼球を赤外発光ダイオード(以下、IRE
Dと記す)で照明し、その反射光を受光光学系を介して
イメージセンサで受光して得られた眼球像を画像、演算
処理して観察者の視線情報を検出している。
【0004】観察者の視線情報は、観察者の眼球を照明
した照明光による角膜反射像の位置と瞳孔の中心位置と
のずれより算出され、その詳細については特開平2−2
64633号公報に開示されている。また、観察者の眼
球像より角膜反射像と瞳孔の位置を抽出する方法は、特
開平3−177826号公報に開示されている。
【0005】ところで、視線検出装置を搭載したカメラ
は様々な環境下で使用されるため、その環境,状況に応
じて最良の眼球画像が得られるように視線検出装置はI
REDの光量を制御したり、イメージセンサの蓄積時間
等を制御したりしている。IREDの光量及びイメージ
センサの蓄積時間の制御方法については、特開平4−2
42626号公報に開示されている。
【0006】また、最良の眼球画像が得られずに視線検
出に失敗した場合、再度最適な眼球画像が得られるよう
にIREDの光量,イメージセンサの蓄積時間及び信号
増幅率を制御する方法が特開平6−138367号公報
に開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来観
察者の視線検出に失敗した場合、視線検出の失敗回数に
応じてIREDの光量やイメージセンサの蓄積時間の制
御が行われていたため、例えば観察者の眼球を照明しす
ぎたり、蓄積時間が長かったりして視線検出が失敗した
場合に、再び同一方向への制御、つまりIREDの光量
を増やしたり、イメージセンサの蓄積時間を長くして視
線検出を行うと、再度観察者の視線の検出に失敗してし
まうという問題点があった。
【0008】(発明の目的)本発明の目的は、最適な眼
球画像を形成し、視線検出を確実に行うことのできる視
線検出装置及び光学機器を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1〜7及び18記載の本発明は、観察者の眼
球を照明する照明手段と、前記眼球からの反射光を受光
する受光手段と、該受光手段で得られた眼球画像より観
察者の視線を算出する演算処理手段とを備えた視線検出
装置において、前記演算処理手段は、観察者の視線を算
出するのに失敗した場合、観察者の眼球画像の特定出力
値に基づいて、前記照明手段と受光手段の少なくとも一
方を制御するようにしている。
【0010】更に詳述すると、前記演算処理手段は、観
察者の眼球画像の、最低出力値、最大出力値、若しく
は、平均値が第1のしきい値よりも大きければ、再び観
察者の眼球を照明し、該眼球からの反射光を受光して得
られる眼球画像の出力が小さくなるように、前記照明手
段と前記受光手段の少なくとも一方を制御し、又観察者
の眼球画像の、最低出力値、最大出力値、若しくは、平
均値が第2のしきい値よりも小さければ、再び観察者の
眼球を照明し、該眼球からの反射光を受光して得られる
眼球画像の出力が大きくなるように、前記照明手段と前
記受光手段の少なくとも一方を制御するようにしてい
る。
【0011】同じく上記目的を達成するために、請求項
8〜10及び18記載の本発明は、観察者の眼球を照明
する照明手段と、前記眼球からの反射光を受光する受光
手段と、該受光手段で得られた眼球画像より観察者の視
線を算出する演算処理手段とを備えた視線検出装置にお
いて、前記受光手段の一部はイメージセンサにより構成
され、前記演算処理手段は、観察者の視線を算出するの
に失敗した場合、前記イメージセンサの各ラインの最低
出力値を検出し、該各ラインの最低出力値の最大値と最
小値との差の値に基づいて、前記照明手段と受光手段の
少なくとも一方を制御するようにしている。
【0012】更に詳述すると、前記演算処理手段は、前
記イメージセンサの各ラインの最低出力値の最大値と最
小値との差の値が第1のしきい値よりも大きければ、再
び観察者の眼球を照明し、該眼球からの反射光を受光し
て得られる眼球画像の出力が小さくなるように、前記照
明手段と前記受光手段の少なくとも一方を制御し、又前
記イメージセンサの各ラインの最低出力値の最大値と最
小値との差の値が第2のしきい値よりも小さければ、再
び観察者の眼球を照明し、該眼球からの反射光を受光し
て得られる眼球画像の出力が大きくなるように、前記照
明手段と前記受光手段の少なくとも一方を制御するよう
にしている。
【0013】同じく上記目的を達成するために、請求項
11〜18記載の本発明は、観察者の眼球を照明する照
明手段と、前記眼球からの反射光を受光する受光手段
と、該受光手段で得られた眼球画像より観察者の視線を
算出する演算処理手段とを備えた視線検出装置におい
て、前記演算処理手段は、観察者の視線を算出するのに
失敗した場合、観察者の眼球画像の特徴点の情報に基づ
いて、前記照明手段と受光手段の少なくとも一方を制御
するようにしている。
【0014】更に詳述すると、前記演算処理手段は、観
察者の角膜反射像の候補の数、観察者の眼球画像の1組
の角膜反射像の間隔、若しくは、観察者の眼球画像の虹
彩と瞳孔の境界の候補数が第1のしきい値よりも多けれ
ば、再び観察者の眼球を照明し、該眼球からの反射光を
受光して得られる眼球画像の出力が小さくなるように、
前記照明手段と前記受光手段の少なくとも一方を制御す
るようにし、又観察者の角膜反射像の候補の数、観察者
の眼球画像の1組の角膜反射像の間隔、若しくは、観察
者の眼球画像の虹彩と瞳孔の境界の候補数が第2のしき
い値よりも少なければ、再び観察者の眼球を照明し、該
眼球からの反射光を受光して得られる眼球画像の出力が
大きくなるように、前記照明手段と前記受光手段の少な
くとも一方を制御するようにしている。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に基づいて詳細に説明する。
【0016】図1〜図6は本発明の実施の第1の形態に
係る図であり、先ず本発明の実施の第1の形態に係る視
線検出装置を有する一眼レフカメラの概略構成につい
て、図1を用いて説明する。
【0017】図1において、1は撮影レンズであり、便
宜上2枚のレンズ1a,1bで示したが、実際は多数の
レンズから構成されている。2は主ミラーで、観察状態
と撮影状態に応じて撮影光路へ斜設されあるいは退去さ
れる。3はサブミラーで、主ミラー2を透過した光束を
カメラボディの下方へ向けて反射する。4はシャッタ、
5は感光部材で、銀塩フィルムあるいはCCDやMOS
型等の固体撮像素子あるいはビディコン等の撮像管より
成っている。
【0018】6は焦点検出装置であり、結像面近傍に配
置されたフィールドレンズ6a,反射ミラー6b及び6
c,2次結像レンズ6d,絞り6e,複数のCCDから
成るラインセンサ6f等から構成されている周知の位相
差方式を採用している。同図の焦点検出装置6は、観察
画面内の複数の領域を焦点検出可能なように構成されて
いる。
【0019】7は撮影レンズ1の予定結像面に配置され
たピント板、8はファインダ光路変更手段であるペンタ
ダハプリズム、9と10は観察画面内の被写体輝度を測
定する為に結像レンズと測光センサで、結像レンズ9は
ペンタダハプリズム8内の反射光路を介してピント板7
と測光センサ10を共役に関係付けている。
【0020】11は、光分割手段であるダイクロイック
ミラー16と同様、ペンタダハプリズム8の射出面後方
に配された接眼レンズであり、観察者の眼によるピント
板7の観察に使用される。上記の光分割手段であるダイ
クロイックミラー16は、可視光を透過し赤外光を反射
する特性を有している。12は受光レンズ、14はCC
D等の光電素子列を2次元的に配したイメージセンサ
で、受光レンズ12に関して所定の位置にある観察者の
眼の虹彩近傍と共役になるように配置されている。
【0021】13a〜13dは各々観察者の眼の照明光
源であるところのIREDで、接眼レンズ11の下方に
配置されている。
【0022】21は明るい被写体の中でも視認できる高
輝度のスーパーインポーズ用LEDであり、該スーパー
インポーズ用LED21から発光された光は投光用プリ
ズム22、主ミラー2で反射してピント板7の表示部に
設けた微小プリズムアレー7aで垂直方向に曲げられ、
ペンタダハプリズム8,ダイクロイックミラー16,接
眼レンズ11を通って観察者の眼に達する。そこでピン
ト板7の焦点検出領域に対応する位置にこの微小プリズ
ムアレー7aを枠状に形成し、これを各々に対応したス
ーパーインポーズ用LED21によって照明する。これ
によって不図示の焦点検出領域(測距点)を表示させて
いる。
【0023】31は撮影レンズ1内に設けた絞り、32
は絞り駆動回路108(図2にて後述)を含む絞り駆動
装置、33はレンズ駆動回路110(図2にて後述),
レンズ駆動用モータ,駆動ギヤ等から成るレンズ駆動装
置であり、レンズ駆動回路110はカメラ側からのレン
ズ駆動量の情報に基づいてレンズ駆動用モータを所定量
駆動させ、撮影レンズ1の合焦レンズ1aを合焦位置に
移動させている。37は公知のカメラとレンズとのイン
ターフェイスとなるマウント接点である。
【0024】図2は、図1に示した一眼レフカメラのカ
メラ本体に内蔵された電気的構成のうちの要部を示すブ
ロック図である。
【0025】カメラ本体に内蔵されたマイクロコンピュ
ータの中央処理装置(以下、CPUと記す)100に
は、イメージセンサ駆動回路101,IRED駆動回路
102,測光回路103,焦点検出回路104,信号入
力回路105,LCD駆動回路106,LED駆動回路
107,絞り駆動回路108,シャッタ制御回路10
9、及び、レンズ駆動回路110が接続されている。ま
た、撮影レンズ1内に配置された絞り駆動回路108と
レンズ駆動回路110とは図1で示したマウント接点3
7を介して信号の伝達が為される。
【0026】CPU100には、記憶手段としてEEP
ROM100aが付随している。IRED駆動回路10
2は、IRED13a〜13dを点灯制御して観察者の
眼球を照明する。
【0027】イメージセンサ駆動回路101は、イメー
ジセンサ14の蓄積制御を行うとともに該イメージセン
サ14からの眼球像の出力をA/D変換し、この画像信
号をCPU100に送信する。
【0028】CPU100は眼球像を画像処理して角膜
反射像と虹彩と瞳孔の境界を抽出し、さらに角膜反射像
と瞳孔の中心位置のずれから観察者の視線情報を算出す
る。測光回路103は、測光センサ10からの出力を増
幅後、対数圧縮,A/D変換し、各イメージセンサの輝
度情報としてCPU100に送っている。
【0029】ラインセンサ6fは画面内の複数の焦点検
出領域に対応した公知のCCDラインセンサである。焦
点検出回路104はこれらラインセンサ6fから得た電
圧をA/D変換し、CPU100に送っている。
【0030】信号入力回路105は、不図示のシャッタ
レリーズボタンの第1ストローク(スイッチSW−1)
と第2ストローク(スイッチSW−2)の信号入力を検
知してCPU100にその信号を送信している。
【0031】LCD駆動回路106は、液晶表示素子L
CDを表示駆動させるための回路で、CPU100から
の信号に従い、絞り値,シャッタ秒時,設定した撮影モ
ード等の表示をファインダLCD24に表示させてい
る。LED駆動回路107は、照明用LED25とスー
パーインポーズ用LED21を点灯,点滅制御する。
【0032】絞り駆動回路108は、撮影レンズ1の絞
り31が所定の大きさになるように絞り駆動装置32を
制御している。シャッタ制御回路109は、通電すると
シャッタ幕4を走行させて、感光部材5に所定光量を露
光させる。
【0033】本発明の視線検出装置を構成する照明手段
は、観察者の眼球を照明するIRED13a〜13d、
これらIREDを駆動するIRED駆動回路102とか
ら構成されている。また、受光手段は、眼球からの反射
光を受光する接眼レンズ11,ダイクロイックミラー1
6,受光レンズ12,イメージセンサ14を制御するイ
メージセンサ駆動回路101とから構成されている。
【0034】また、演算処理手段は、CPU100,記
憶手段であるEEPROM100aとから構成されてい
る。
【0035】次に、上記視線検出装置を有したカメラの
動作について、図3のフローチャートに基づいて説明を
行う。
【0036】観察者がカメラを起動させると、CPU1
00は信号入力回路105を介して視線検出装置の動作
状態を設定するための不図示のモード選択ダイヤルの設
定状態を確認する(#100)。
【0037】モード選択ダイヤルが視線のキャリブレー
ションモードに設定されていれば(#100)、CPU
100は観察者の視線と注視目標を一致させるための視
線のキャリブレーションを実行する(#101)。視線
のキャリブレーション方法については、特開平6−34
874号公報に開示されている。
【0038】一方、モード選択ダイヤルが通常の撮影モ
ードに設定されていれば、CPU100は、視線のキャ
リブレーションを行うモードに設定されていないことを
認識し(#100)、さらに信号入力回路105を介し
てシャッタレリーズボタンの第1ストロークの状態、つ
まりスイッチSW−1の状態を確認する(#102)。
スイッチSW−1がOFF状態であれば、CPU100
は該スイッチSW−1がONされるまで待機する(#1
02)。
【0039】観察者によってスイッチSW−1がONさ
れれば(#102)、CPU100は記憶手段であるE
EPROM100aから観察者の視線のキャリブレーシ
ョンデータを読み出す(#103)。引き続き、観察者
の視線の検出が実行される(#104)。本発明の視線
検出装置の視線検出動作を示したのが図4であり、以
下、この図4のフローチャートに基づいて説明する。
【0040】まず演算処理手段であるCPU100は、
受光手段の一部を構成するセンサ駆動回路101に信号
を送ってイメージセンサ14を所定時間蓄積駆動し、観
察者の眼球像を前もって撮像する。このとき、照明手段
による観察者の眼球への照明は行われない。CPU10
0は、イメージセンサ14の出力より眼球周辺の明るさ
を測定して、本番の撮像時のイメージセンサ14の蓄積
モード,蓄積時間,IRED13の電流値を決定する
(#130)。
【0041】CPU100は照明手段であるIRED駆
動回路102にIRED制御信号を送信し、さらにIR
ED駆動回路102はIRED13を点灯させる。ま
た、このとき受光手段であるセンサ駆動回路101はイ
メージセンサ14を蓄積制御する(#131)。観察者
の眼球像がイメージセンサ14によって撮像されると
(#131)、センサ駆動回路101はイメージセンサ
14からの眼球像出力を増幅後にA/D変換し、この画
像信号をCPU100に送信する。
【0042】図5はイメージセンサ14で得られた眼球
像の説明図、図6はイメージセンサ14で得られた眼球
像の内角膜反射像が存在するラインの出力を示した図で
あり、観察者の眼球は2個のIREDで照明されている
ため、2個の角膜反射像が発生している。また、網膜の
反射率は虹彩の反射率に比較して十分小さいため、眼球
画像の中で瞳孔の出力は最低出力となる。
【0043】引き続き演算処理手段であるCPU100
は、眼球像を画像処理して角膜反射像と虹彩と瞳孔の境
界を抽出し(#132)、さらに角膜反射像と瞳孔の中
心位置のずれから観察者の視線情報を算出する(#13
3)。
【0044】このとき、観察者の視線を検出するのに成
功しなかったならば(#134)、演算処理手段である
CPU100は眼球画像の特定出力値である最低出力値
が高くなっているか低いままであるかを判定する(#1
35)。このとき眼球画像の最低出力値は、ノイズの影
響を除去するために数画素、例えば上下左右の画素を合
せた5画素の出力の平均値から求めるのが望ましい。
【0045】図6に示したように、眼球画像の最低出力
となる瞳孔の領域の出力が低い値のままで所定のしきい
値よりも大きくなければ(#135)、演算処理手段で
あるCPU100は既に撮像された眼球画像の出力が低
いために視線検出に失敗したと判定して照明手段である
IRED13の光量が大きくなるように再設定する(#
137)。尚、IRED13の光量が大きくなるように
する代わりに、イメージセンサ14の蓄積時間を長くす
る様にしても良いし、IRED13の光量とイメージセ
ンサ14の蓄積時間の両方を制御(光量を若干大きく
し、蓄積時間を若干長くするように)するようにしても
同様の効果を得ることができる。
【0046】一方、眼球画像の最低出力となる瞳孔の領
域の出力が高くて所定のしきい値よりも大きければ(#
135)、演算処理手段であるCPU100は太陽光な
どの外光によって観察者の眼球が照明され撮像された眼
球画像の出力が高くなって視線検出に失敗したと判定し
て受光手段であるイメージセンサ14の蓄積モードを外
光を除去する外光除去モードに設定する(#136)。
ここでは、眼球画像の最低出力値の大小を比較する第1
及び第2のきしい値は同一の値に設定されている。
【0047】再びイメージセンサ14の蓄積モード,蓄
積時間,IRED13の電流値が設定されると、CPU
100は照明手段であるIRED駆動回路102にIR
ED制御信号を送信し、さらにIRED駆動回路102
はIRED13を所定の光量で点灯させる。また、この
とき受光手段であるセンサ駆動回路101はイメージセ
ンサ14を所定の蓄積モードで蓄積制御する(#13
1)。観察者の眼球像がイメージセンサ14によって撮
像されると(#131)、センサ駆動回路101はイメ
ージセンサ14からの眼球像出力を増幅後にA/D変換
し、この画像信号をCPU100に送信する。
【0048】引き続き演算処理手段であるCPU100
は、眼球像を画像処理して角膜反射像と虹彩と瞳孔の境
界を抽出し(#132)、さらに角膜反射像と瞳孔の中
心位置のずれから観察者の視線情報を算出する(#13
3)。
【0049】このとき、観察者の視線を検出するのに成
功したらメインのルーチンに復帰する(#138)。
【0050】図3に戻って、演算処理手段であるCPU
100は、検出された観察者の視線情報と視線のキャリ
ブレーションデータによりピント板7上の注視点を算出
する(#105)。
【0051】さらに、CPU100は前記注視点座標よ
り最寄りの焦点検出領域を選択する(#106)。
【0052】引き続きCPU100は焦点検出回路10
4に信号を送信して観察者の視線情報に基づいて選択さ
れた焦点検出領域の焦点検出を実行する(#107)。
選択された焦点検出領域の焦点状態が合焦していなけれ
ば(#108)、CPU100はレンズ駆動回路110
に焦点調節信号を送信して撮影レンズ1のレンズ駆動を
行う(#114)。焦点調節信号に対応したレンズ駆動
が実行されると(#114)再度焦点検出が実行される
(#115)。
【0053】選択された焦点検出領域の焦点状態が合焦
していれば(#108)、CPU100はLED駆動回
路107に信号を送信してファインダ内に合焦表示を行
う(#109)。ファインダ視野内に合焦表示が行われ
るため、観察者は撮影レンズが所望の焦点検出領域にお
いて合焦していることが認識できる。
【0054】また、CPU100は測光回路103に信
号を送信して測光を行う。このとき、撮影画面内の分割
された領域の測光値に観察者の視線情報に基づいた重み
付けを行って露出値が決定される(#110)。
【0055】引き続きスイッチSW−1がONされてい
れば(#111)、シャッタレリーズボタンの第2スト
ロークの状態、つまりスイッチSW−2の状態を確認す
る(#112)。該スイッチSW−2がOFF状態であ
れば(#112)、再びスイッチSW−1の状態の確認
を行い(#111)、該スイッチSW−1がOFF状態
であれば(#111)、そのまま初期状態に戻る。
【0056】また、スイッチSW−2がONされたなら
ば(#112)、CPU100は絞り駆動回路108に
信号を送信して絞り31を所定の開口に設定するととも
に、シャッタ制御回路109に信号を送信しシャッタ幕
を走行させて撮影を行う(#113)。
【0057】カメラのシャッタレリーズ動作が終了する
と(#113)、一連の動作を終了する。
【0058】上記の実施の第1の形態において、視線の
算出に失敗した際、眼球画像の最低出力値が所定のしき
い値よりも大きくなければ、照明手段であるIRED1
3の光量が大きくなるように再設定して視線検出を行
い、一方眼球画像の最低出力値が所定のしきい値よりも
大きければ受光手段であるイメージセンサ14の蓄積モ
ードを外光を除去する外光除去モードに設定して視線検
出を行う例を示したが、眼球画像の特定出力値として、
最大出力値を検出して眼球画像の最大出力値が所定のし
きい値よりも大きくなければ、照明手段であるIRED
13の光量が大きくなるように再設定して視線検出を行
い、一方眼球画像の最大出力値が所定のしきい値よりも
大きければ、受光手段であるイメージセンサ14の蓄積
モードを外光を除去する外光除去モードに設定して視線
検出を行うことも有効である。
【0059】また、眼球画像の特定出力値として平均出
力値を検出し、眼球画像の平均出力値が所定のしきい値
よりも大きくなければ、照明手段であるIRED13の
光量が大きくなるように再設定して視線検出を行い、一
方眼球画像の平均出力値が所定のしきい値よりも大きけ
れば、受光手段であるイメージセンサ14の蓄積モード
を外光を除去する外光除去モードに設定して視線検出を
行うことも有効である。
【0060】(実施の第2の形態)図7及び図8は本発
明の実施の第2の形態に係る図であり、更に詳しくは、
図7は本実施の第2の形態における一眼レフカメラの視
線検出動作を示すフローチャートであり、図8は眼球像
の最低出力について説明する為の図である。
【0061】尚、カメラの概略図、電気的構成を示すブ
ロック図、カメラの視線検出以外の動作については、上
記実施の第1の形態と同様であるので、ここではその説
明は省略する。
【0062】観察者がカメラのシャッタレリーズボタン
の第1ストロークを行い、スイッチSW−1がONする
と、前述の様にCPU100は視線検出動作を実行する
(#104)。この視線検出動作について、図7のフロ
ーチャートに従って、以下に説明する。
【0063】まず演算処理手段であるCPU100は、
受光手段の一部を構成するセンサ駆動回路101に信号
を送ってイメージセンサ14を所定時間蓄積駆動し、観
察者の眼球像を前もって撮像する。このとき、照明手段
による観察者の眼球への照明は行われない。CPU10
0は、イメージセンサ14の出力より眼球周辺の明るさ
を測定して、本番の撮像時のイメージセンサ14の蓄積
モード,蓄積時間,IRED13の電流値を決定する
(#140)。
【0064】CPU100は照明手段であるIRED駆
動回路102にIRED制御信号を送信し、さらにIR
ED駆動回路102はIRED13を点灯させる。ま
た、このとき受光手段であるセンサ駆動回路101はイ
メージセンサ14を蓄積制御する(#141)。観察者
の眼球像がイメージセンサ14によって撮像されると
(#141)、センサ駆動回路101はイメージセンサ
14からの眼球像出力を増幅後、A/D変換しこの画像
信号をCPU100に送信する。
【0065】引き続き演算処理手段であるCPU100
は、眼球像を画像処理して角膜反射像と虹彩と瞳孔の境
界を抽出し(#142)、さらに角膜反射像と瞳孔の中
心位置のずれから観察者の視線情報を算出する(#14
3)。
【0066】このとき、観察者の視線を検出するのに成
功しなかったならば(#144)、演算処理手段である
CPU100はイメージセンサ14で撮像された眼球画
像の各ラインの最低出力を検出してその最大値と最低値
の差の出力を求める。
【0067】図8はイメージセンサ14で撮像された眼
球画像の各ラインの最低出力を示したものであり、瞳孔
の存在する部分の最低出力が小さくなり、虹彩、あるい
は、まぶたの部分の最低出力は比較的高い値となる。
【0068】眼球画像の各ラインの最低出力の最大値と
最小値との差が小さい値で所定のしきい値よりも大きく
なければ(#145)、演算処理手段であるCPU10
0は既に撮像された眼球画像の出力が低いために視線検
出に失敗したと判定して、受光手段であるイメージセン
サ14の蓄積時間が従来の1.5 倍になるように再設定す
る(#149)。尚、上記のイメージセンサ14の蓄積
時間を長くする代わりに、IREDの光量を大きくした
り、イメージセンサ14とIREDの両方を制御(光量
を若干大きくし、蓄積時間を若干長くするように)する
ようにしても同様の効果を得ることができる。
【0069】一方、眼球画像の各ラインの最低出力の最
大値と最小値との差が大きい値で所定のしきい値よりも
大きければ(#145)、演算処理手段であるCPU1
00は太陽光などの外光、あるいは照明手段であるIR
ED13によって観察者の眼球が必要以上に照明され撮
像された眼球画像の虹彩部の出力が高くなって視線検出
に失敗したと判定する。
【0070】そこで、演算手段であるCPU100は既
に照明したIRED13の光量を確認し(#146)、
IRED13の光量が大きければIRED13の光量小
さく再設定し(#147)、一方IRED13の光量が
小さければイメージセンサ14の蓄積時間を従来の0.7
倍に再設定する(#148)。ここでは、眼球画像の各
ラインの最低出力の最大値と最小値との差の大小を比較
する第1及び第2のしきい値は同一の値に設定されてい
る。
【0071】再びイメージセンサ14の蓄積モード,蓄
積時間,IRED13の電流値が設定されると、CPU
100は照明手段であるIRED駆動回路102にIR
ED制御信号を送信し、さらにIRED駆動回路102
はIRED13を所定の光量で点灯させる。また、この
とき受光手段であるセンサ駆動回路101はイメージセ
ンサ14を所定の蓄積モードで所定時間蓄積制御する
(#141)。観察者の眼球像がイメージセンサ14に
よって撮像されると(#141)、センサ駆動回路10
1はイメージセンサ14からの眼球像出力を増幅後にA
/D変換し、この画像信号をCPU100に送信する。
【0072】引き続き演算処理手段であるCPU100
は、眼球像を画像処理して角膜反射像と虹彩と瞳孔の境
界を抽出し(#142)、さらに角膜反射像と瞳孔の中
心位置のずれから観察者の視線情報を算出する(#14
3)。
【0073】このとき、観察者の視線を検出するのに成
功したら(#144)、メインのルーチンに復帰する
(#150)。
【0074】(実施の第3の形態)図9は本発明の実施
の第3の形態における一眼レフカメラの視線検出動作を
示すフローチャートである。
【0075】尚、カメラの概略図、電気的構成を示すブ
ロック図、カメラの視線検出以外の動作については、上
記実施の第1の形態と同様であるので、ここではその説
明は省略する。
【0076】観察者がカメラのシャッタレリーズボタン
の第1ストロークを行い、スイッチSW−1がONする
と、前述の様にCPU100は視線検出動作を実行する
(#104)。この視線検出動作について、図9のフロ
ーチャートに従って、以下に説明する。
【0077】まず演算処理手段であるCPU100は、
受光手段の一部を構成するセンサ駆動回路101に信号
を送ってイメージセンサ14を所定時間蓄積駆動し、観
察者の眼球像を前もって撮像する。このとき、照明手段
による観察者の眼球への照明は行われない。CPU10
0は、イメージセンサ14の出力より眼球周辺の明るさ
を測定して、本番の撮像時のイメージセンサ14の蓄積
モード,蓄積時間,IRED13の電流値を決定する
(#160)。
【0078】CPU100は照明手段であるIRED駆
動回路102にIRED制御信号を送信し、さらにIR
ED駆動回路102はIRED13を点灯させる。ま
た、このとき受光手段であるセンサ駆動回路101はイ
メージセンサ14を蓄積制御する(#161)。観察者
の眼球像がイメージセンサ14によって撮像されると
(#161)、センサ駆動回路101はイメージセンサ
14からの眼球像出力を増幅後、A/D変換しこの画像
信号をCPU100に送信する。
【0079】引き続き演算処理手段であるCPU100
は、眼球像を画像処理して角膜反射像と虹彩と瞳孔の境
界を抽出し(#162)、さらに角膜反射像と瞳孔の中
心位置のずれから観察者の視線情報を算出する(#16
3)。
【0080】このとき、観察者の視線を検出するのに成
功しなかったならば(#164)、演算処理手段である
CPU100は眼球画像の特徴点である角膜反射像の候
補数の確認を行う。演算処理手段であるCPU100に
よって眼球画像を画像処理する際、所定のしきい値を超
える出力の画素を角膜反射像とみなすようになっている
ため、所定のしきい値を超える画素がなければ角膜反射
像の候補数は0になり、逆に明るい輝点が発生して所定
のしきい値を超える画素があれば角膜反射像の候補数は
実際の角膜反射像の数よりも多くなる。
【0081】そこで、角膜反射像の候補数が2個よりも
少なければ(#165)、演算処理手段であるCPU1
00は既に撮像された眼球画像の出力が低いために視線
検出に失敗したと判定して、受光手段であるイメージセ
ンサ14の蓄積時間が従来の1.5 倍になるように再設定
する(#168)。尚、上記の様にイメージセンサ14
の蓄積時間を長くする代わりに、IREDの光量を大き
くしたり、イメージセンサ14とIREDの両方を制御
(光量を若干大きくし、蓄積時間を若干長くするよう
に)することでも同様の効果を得ることができる。
【0082】一方、角膜反射像の候補数が2個(第2の
しきい値に相当する)よりも少なくなければ(#16
5)、演算処理手段であるCPU100は角膜反射像の
候補数が3個(第1のしきい値に相当する)よりも多い
か否かを判定する。角膜反射像の数が3個よりも多けれ
ば(#166)、演算処理手段であるCPU100は太
陽光などの外光、あるいは、照明手段であるIRED1
3によって観察者の眼球が必要以上に照明されて視線検
出に失敗したと判定する。そして、イメージセンサ14
の蓄積時間を従来の0.7 倍に再設定する(#167)。
尚、ここでも上記の様にイメージセンサ14の蓄積時間
を短くする代わりに、IREDの光量を大きくしたり、
イメージセンサ14とIREDの両方を制御(光量を若
干大きくし、蓄積時間を若干短くするように)すること
でも同様の効果を得ることができる。
【0083】一方、角膜反射像の候補数が3個よりも多
くなければ(#166)、演算処理手段であるCPU1
00は眼球画像は適切に形成されていたが別の理由(例
えばまばたき)で視線検出に失敗したと判定してイメー
ジセンサ14の蓄積時間の制御は変更せず、再度同様の
動作を繰り返すことになる。
【0084】再びイメージセンサ14の蓄積モード,蓄
積時間,IRED13の電流値が設定されると、CPU
100は照明手段であるIRED駆動回路102にIR
ED制御信号を送信し、さらにIRED駆動回路102
はIRED13を所定の光量で点灯させる。また、この
とき受光手段であるセンサ駆動回路101はイメージセ
ンサ14を所定の蓄積モードで所定時間蓄積制御する
(#161)。観察者の眼球像がイメージセンサ14に
よって撮像されると(#161)、センサ駆動回路10
1はイメージセンサ14からの眼球像出力を増幅後にA
/D変換し、この画像信号をCPU100に送信する。
【0085】引き続き演算処理手段であるCPU100
は、眼球像を画像処理して角膜反射像と虹彩と瞳孔の境
界を抽出し(#162)、さらに角膜反射像と瞳孔の中
心位置のずれから観察者の視線情報を算出する(#16
3)。
【0086】このとき、観察者の視線を検出するのに成
功したら(#164)、メインのルーチンに復帰する
(#169)。
【0087】(実施の第4の形態)図10は本発明の実
施の第4の形態における一眼レフカメラの視線検出動作
を示すフローチャートである。
【0088】尚、カメラの概略図、電気的構成を示すブ
ロック図、カメラの視線検出以外の動作については、上
記実施の第1の形態と同様であるので、ここではその説
明は省略する。
【0089】観察者がカメラのシャッタレリーズボタン
の第1ストロークを行い、スイッチSW−1がONする
と、前述の様にCPU100は視線検出動作を実行する
(#104)。この視線検出動作について、図10のフ
ローチャートに従って、以下に説明する。
【0090】まず演算処理手段であるCPU100は、
受光手段の一部を構成するセンサ駆動回路101に信号
を送ってイメージセンサ14を所定時間蓄積駆動し、観
察者の眼球像を前もって撮像する。このとき、照明手段
による観察者の眼球への照明は行われない。CPU10
0は、イメージセンサ14の出力より眼球周辺の明るさ
を測定して、本番の撮像時のイメージセンサ14の蓄積
モード,蓄積時間,IRED13の電流値を決定する
(#170)。
【0091】CPU100は照明手段であるIRED駆
動回路102にIRED制御信号を送信し、さらにIR
ED駆動回路102はIRED13を点灯させる。ま
た、このとき受光手段であるセンサ駆動回路101はイ
メージセンサ14を蓄積制御する(#171)。観察者
の眼球像がイメージセンサ14によって撮像されると
(#171)、センサ駆動回路101はイメージセンサ
14からの眼球像出力を増幅後にA/D変換し、この画
像信号をCPU100に送信する。
【0092】引き続き演算処理手段であるCPU100
は、眼球像を画像処理して角膜反射像と虹彩と瞳孔の境
界を抽出し(#172)、さらに角膜反射像と瞳孔の中
心位置のずれから観察者の視線情報を算出する(#17
3)。
【0093】このとき、観察者の視線を検出するのに成
功しなかったならば(#174)、演算処理手段である
CPU100は眼球画像の特徴点である角膜反射像の間
隔の確認を行う。2個の角膜反射像の間隔によって、観
察者の眼球と視線検出装置との距離が算出される(角膜
反射像の間隔が広ければ、観察者の眼球と視線検出装置
との距離は遠い値となり、間隔が狭ければ、距離は近い
値となる)。
【0094】CPU100は、記憶手段であるEEPR
OM100aに記憶された観察者の眼球の距離情報に基
づいて照明手段であるIRED13及び受光手段である
イメージセンサ14の蓄積時間等を設定しているため、
視線検出装置に対する観察者の眼球の距離がEEPRO
M100aに記憶された観察者の眼球の距離情報が大き
く変化すると適切な眼球画像の形成ができなくなる。
【0095】そこで、検出された角膜反射像の間隔が記
憶手段であるEEPROM100aに記憶された観察者
の眼球の距離情報に基づいて設定される第2のしきい値
よりも狭ければ(#175)、演算処理手段であるCP
U100は観察者の眼球は最初に設定された距離よりも
遠くて既に撮像された眼球画像の出力が低いために視線
検出に失敗したと判定して受光手段であるイメージセン
サ14の蓄積時間が従来の1.5 倍になるように再設定す
る(#178)。尚、上記の様にイメージセンサ14の
蓄積時間を長くする代わりに、IREDの光量を大きく
したり、イメージセンサ14とIREDの両方を制御
(光量を若干大きくし、蓄積時間を若干長くするよう
に)することでも同様の効果を得ることができる。
【0096】一方、検出された角膜反射像の間隔が記憶
手段であるEEPROM100aに記憶された観察者の
眼球の距離情報に基づいて設定される第2のしきい値よ
りも狭くなければ(#175)、さらに演算処理手段で
あるCPU100aは記憶手段であるEEPROM10
0aに記憶された観察者の眼球の距離情報に基づいて設
定される第1のしきい値よりも広いか否かを判定する。
検出された角膜反射像の間隔がEEPROM100aに
記憶された観察者の眼球の距離情報に基づいて設定され
る第1のしきい値よりも広ければ(#176)、演算処
理手段であるCPU100は観察者の眼球は最初に設定
された距離よりも近くて既に撮像された眼球画像の出力
が高いために視線検出に失敗したと判定する。そして、
イメージセンサ14の蓄積時間を従来の0.7 倍に再設定
する(#177)。尚、ここでも上記の様にイメージセ
ンサ14の蓄積時間を短くする代わりに、IREDの光
量を小さくしたり、イメージセンサ14とIREDの両
方を制御(光量を若干小さくし、蓄積時間を若干短くす
るように)することでも同様の効果を得ることができ
る。
【0097】一方、検出された角膜反射像の間隔がEE
PROM100aに記憶された観察者の眼球の距離情報
に基づいて設定される第1のしきい値よりも広くなけれ
ば(#176)、演算処理手段であるCPU100は眼
球画像は適切に形成されていたが別の理由で視線検出に
失敗したと判定してイメージセンサ14の蓄積時間の制
御は変更しない。
【0098】再びイメージセンサ14の蓄積モード,蓄
積時間,IRED13の電流値が設定されると、CPU
100は照明手段であるIRED駆動回路102にIR
ED制御信号を送信し、さらにIRED駆動回路102
はIRED13を所定の光量で点灯させる。また、この
とき受光手段であるセンサ駆動回路101はイメージセ
ンサ14を所定の蓄積モードで所定時間蓄積制御する
(#171)。観察者の眼球像がイメージセンサ14に
よって撮像されると(#171)、センサ駆動回路10
1はイメージセンサ14からの眼球像出力を増幅後にA
/D変換し、この画像信号をCPU100に送信する。
【0099】引き続き演算処理手段であるCPU100
は、眼球像を画像処理して角膜反射像と虹彩と瞳孔の境
界を抽出し(#172)、さらに角膜反射像と瞳孔の中
心位置のずれから観察者の視線情報を算出する(#17
3)。
【0100】このとき、観察者の視線を検出するのに成
功したら(#174)、メインのルーチンに復帰する
(#179)。
【0101】(実施の第5の形態)図11は本発明の実
施の第5の形態における一眼レフカメラの視線検出動作
を示すフローチャートである。
【0102】尚、カメラの概略図、電気的構成を示すブ
ロック図、カメラの視線検出以外の動作については、上
記実施の第1の形態と同様であるので、ここではその説
明は省略する。
【0103】観察者がカメラのシャッタレリーズボタン
の第1ストロークを行い、スイッチSW−1がONする
と、前述の様にCPU100は視線検出動作を実行する
(#104)。この視線検出動作について、図11のフ
ローチャートに従って、以下に説明する。
【0104】まず演算処理手段であるCPU100は、
受光手段の一部を構成するセンサ駆動回路101に信号
を送ってイメージセンサ14を所定時間蓄積駆動し、観
察者の眼球像を前もって撮像する。このとき、照明手段
による観察者の眼球への照明は行われない。CPU10
0は、イメージセンサ14の出力より眼球周辺の明るさ
を測定して、本番の撮像時のイメージセンサ14の蓄積
モード,蓄積時間,IRED13の電流値を決定する
(#180)。
【0105】CPU100は照明手段であるIRED駆
動回路102にIRED制御信号を送信し、さらにIR
ED駆動回路102はIRED13を点灯させる。ま
た、このとき受光手段であるセンサ駆動回路101はイ
メージセンサ14を蓄積制御する(#181)。観察者
の眼球像がイメージセンサ14によって撮像されると
(#181)、センサ駆動回路101はイメージセンサ
14からの眼球像出力を増幅後、A/D変換しこの画像
信号をCPU100に送信する。
【0106】引き続き演算処理手段であるCPU100
は、眼球像を画像処理して角膜反射像と虹彩と瞳孔の境
界を抽出し(#182)、さらに角膜反射像と瞳孔の中
心位置のずれから観察者の視線情報を算出する(#18
3)。
【0107】このとき、観察者の視線を検出するのに成
功しなかったならば(#184)、演算処理手段である
CPU100は眼球画像の特徴点である虹彩と瞳孔の境
界の候補数の確認を行う。演算処理手段であるCPU1
00によって眼球画像を画像処理する際、隣り合う画素
の出力差が所定のしきい値を超える画素を虹彩と瞳孔の
境界とみなすようになっているため、隣り合う画素の出
力差が所定のしきい値を超える画素がなければ、虹彩と
瞳孔の境界の候補数は0になり、逆に外光によってまつ
げ等が照明され隣り合う画素の出力差が所定のしきい値
を超える画素があれば、虹彩と瞳孔の境界の候補数は実
際の虹彩と瞳孔の境界の数よりも多くなる。
【0108】そこで、虹彩と瞳孔の境界の候補数がイメ
ージセンサ14の画素数及び視線検出光学系の結像倍率
等で決まる第2のしきい値よりも少なければ(#18
5)、演算処理手段であるCPU100は既に撮像され
た眼球画像の出力が低いために視線検出に失敗したと判
定して、受光手段であるイメージセンサ14の蓄積時間
が従来の1.5 倍になるように再設定する(#188)。
【0109】一方、虹彩と瞳孔の境界の候補数が第2の
しきい値よりも少なくなれば(#185)、演算処理手
段であるCPU100は虹彩と瞳孔の境界の候補数がイ
メージセンサ14の画素数及び視線検出光学系の結像倍
率等で決まる第1のしきい値よりも多いか否かを判定す
る。虹彩と瞳孔の境界の数が第1のしきい値よりも多け
れば(#186)、演算処理手段であるCPU100は
太陽光などの外光、あるいは照明手段であるIRED1
3によって観察者の眼球が必要以上に照明されて視線検
出に失敗したと判定する。そして、イメージセンサ14
の蓄積モードを外光除去モードに設定する(#18
7)。
【0110】一方、虹彩と瞳孔の境界の候補数が第1の
しきい値よりも多くなければ(#186)、演算処理手
段であるCPU100は眼球画像は適切に形成されてい
たが別の理由で視線検出に失敗したと判定してイメージ
センサ14の蓄積時間の制御は変更しない。
【0111】再びイメージセンサ14の蓄積モード,蓄
積時間,IRED13の電流値が設定されると、CPU
100は照明手段であるIRED駆動回路102にIR
ED制御信号を送信し、さらにIRED駆動回路102
はIRED13を所定の光量で点灯させる。また、この
とき受光手段であるセンサ駆動回路101はイメージセ
ンサ14を所定の蓄積モードで所定時間蓄積制御する
(#181)。観察者の眼球像がイメージセンサ14に
よって撮像されると(#181)、センサ駆動回路10
1はイメージセンサ14からの眼球像出力を増幅後にA
/D変換し、この画像信号をCPU100に送信する。
【0112】引き続き演算処理手段であるCPU100
は、眼球像を画像処理して角膜反射像と虹彩と瞳孔の境
界を抽出し(#182)、さらに角膜反射像と瞳孔の中
心位置のずれから観察者の視線情報を算出する(#18
3)。
【0113】このとき、観察者の視線を検出するのに成
功したら(#184)、メインのルーチンに復帰する
(#189)。
【0114】上記実施の各形態の各構成と本発明の各構
成の対応関係は上述した通りであるが、本発明は、これ
ら実施の各形態の構成に限定されるものではなく、請求
項で示した機能、又は実施の形態がもつ機能が達成でき
る構成であればどのようなものであってもよいことは言
うまでもない。
【0115】(変形例)本発明は、一眼レフカメラに適
用した例を述べているが、ビデオカメラや電子スチルカ
メラ等の映像装置にも適用可能である。更には、ディス
プレイを有する機器や操作パネルを有する機器(ディス
プレイや操作パネルを注視するオペレータ等の視線検出
に用いることが可能なため)等にも適用可能である。そ
の他の光学機器や他の装置、更には構成ユニットとして
も適用することができるものである。
【0116】また、本発明は、以上の実施の各形態、又
はそれらの技術を適当に組み合わせた構成にしてもよ
い。
【0117】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
観察者の視線を算出するのに失敗した場合には、観察者
の眼球画像の特定出力値に基づいて照明手段と受光手段
の少なくとも一方を制御したり、イメージセンサの各ラ
インの最低出力値を検出し、該各ラインの最低出力値の
最大値と最小値との差の値に基づいて照明手段と受光手
段の少なくとも一方を制御するようにしたり、あるい
は、観察者の眼球画像の特徴点の情報に基づいて照明手
段と受光手段の少なくとも一方を制御するようにしてい
る為、最適な眼球画像を形成でき、視線検出を確実に行
うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の各形態に係る一眼レフカメラの
光学的配置を示す図である。
【図2】図1の一眼レフカメラの電気的構成を示すブロ
ック図である。
【図3】図1の一眼レフカメラの一連の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図4】本発明の実施の第1の形態に係る一眼レフカメ
ラの視線検出動作を示すフローチャートである。
【図5】図1のイメージセンサで得られた眼球像の説明
図である。
【図6】同じく図1のイメージセンサで得られた眼球像
のうち、角膜反射像が存在するラインの出力を示した図
である。
【図7】本発明の実施の第2の形態に係る一眼レフカメ
ラの視線検出動作を示すフローチャートである。
【図8】本発明の実施の第2の形態において眼球像の最
低出力似ついて説明する為の図である。
【図9】本発明の実施の第3の形態に係る一眼レフカメ
ラの視線検出動作を示すフローチャートである。
【図10】本発明の実施の第4の形態に係る一眼レフカ
メラの視線検出動作を示すフローチャートである。
【図11】本発明の実施の第5の形態に係る一眼レフカ
メラの視線検出動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
13a〜13d IRED 14 イメージセンサ 100 CPU 100a EEPROM 101 センサ駆動回路 102 IRED駆動回路 105 信号入力回路

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 観察者の眼球を照明する照明手段と、前
    記眼球からの反射光を受光する受光手段と、該受光手段
    で得られた眼球画像より観察者の視線を算出する演算処
    理手段とを備えた視線検出装置において、 前記演算処理手段は、観察者の視線を算出するのに失敗
    した場合、観察者の眼球画像の特定出力値に基づいて、
    前記照明手段と受光手段の少なくとも一方を制御するこ
    とを特徴とする視線検出装置。
  2. 【請求項2】 前記演算処理手段は、観察者の眼球画像
    の最低出力値が第1のしきい値よりも大きければ、再び
    観察者の眼球を照明し、該眼球からの反射光を受光して
    得られる眼球画像の出力が小さくなるように、前記照明
    手段と前記受光手段の少なくとも一方を制御することを
    特徴とする請求項1記載の視線検出装置。
  3. 【請求項3】 前記演算処理手段は、観察者の眼球画像
    の最低出力値が第2のしきい値よりも小さければ、再び
    観察者の眼球を照明し、該眼球からの反射光を受光して
    得られる眼球画像の出力が大きくなるように、前記照明
    手段と前記受光手段の少なくとも一方を制御することを
    特徴とする請求項2記載の視線検出装置。
  4. 【請求項4】 前記演算処理手段は、観察者の眼球画像
    の最大出力値が第1のしきい値よりも大きければ、再び
    観察者の眼球を照明し、該眼球からの反射光を受光して
    得られる眼球画像の出力が小さくなるように、前記照明
    手段と前記受光手段の少なくとも一方を制御することを
    特徴とする請求項1記載の視線検出装置。
  5. 【請求項5】 前記演算処理手段は、観察者の眼球画像
    の最大出力値が第2のしきい値よりも小さければ、再び
    観察者の眼球を照明し、該眼球からの反射光を受光して
    得られる眼球画像の出力が大きくなるように、前記照明
    手段と前記受光手段の少なくとも一方を制御することを
    特徴とする請求項4記載の視線検出装置。
  6. 【請求項6】 前記演算処理手段は、観察者の眼球画像
    の平均値が第1のしきい値よりも大きければ、再び観察
    者の眼球を照明し、該眼球からの反射光を受光して得ら
    れる眼球画像の出力が小さくなるように、前記照明手段
    と前記受光手段の少なくとも一方を制御することを特徴
    とする請求項1記載の視線検出装置。
  7. 【請求項7】 前記演算処理手段は、観察者の眼球画像
    の平均値が第2のしきい値よりも小さければ、再び観察
    者の眼球を照明し、該眼球からの反射光を受光して得ら
    れる眼球画像の出力が大きくなるように、前記照明手段
    と前記受光手段の少なくとも一方を制御することを特徴
    とする請求項6記載の視線検出装置。
  8. 【請求項8】 観察者の眼球を照明する照明手段と、前
    記眼球からの反射光を受光する受光手段と、該受光手段
    で得られた眼球画像より観察者の視線を算出する演算処
    理手段とを備えた視線検出装置において、 前記受光手段の一部はイメージセンサにより構成され、
    前記演算処理手段は、観察者の視線を算出するのに失敗
    した場合、前記イメージセンサの各ラインの最低出力値
    を検出し、該各ラインの最低出力値の最大値と最小値と
    の差の値に基づいて、前記照明手段と受光手段の少なく
    とも一方を制御することを特徴とする視線検出装置。
  9. 【請求項9】 前記演算処理手段は、前記イメージセン
    サの各ラインの最低出力値の最大値と最小値との差の値
    が第1のしきい値よりも大きければ、再び観察者の眼球
    を照明し、該眼球からの反射光を受光して得られる眼球
    画像の出力が小さくなるように、前記照明手段と前記受
    光手段の少なくとも一方を制御することを特徴とする請
    求項8記載の視線検出装置。
  10. 【請求項10】 前記演算処理手段は、前記イメージセ
    ンサの各ラインの最低出力値の最大値と最小値との差の
    値が第2のしきい値よりも小さければ、再び観察者の眼
    球を照明し、該眼球からの反射光を受光して得られる眼
    球画像の出力が大きくなるように、前記照明手段と前記
    受光手段の少なくとも一方を制御することを特徴とする
    請求項9記載の視線検出装置。
  11. 【請求項11】 観察者の眼球を照明する照明手段と、
    前記眼球からの反射光を受光する受光手段と、該受光手
    段で得られた眼球画像より観察者の視線を算出する演算
    処理手段とを備えた視線検出装置において、 前記演算処理手段は、観察者の視線を算出するのに失敗
    した場合、観察者の眼球画像の特徴点の情報に基づい
    て、前記照明手段と受光手段の少なくとも一方を制御す
    ることを特徴とする視線検出装置。
  12. 【請求項12】 前記演算処理手段は、観察者の角膜反
    射像の候補の数が第1のしきい値よりも多ければ、再び
    観察者の眼球を照明し、該眼球からの反射光を受光して
    得られる眼球画像の出力が小さくなるように、前記照明
    手段と前記受光手段の少なくとも一方を制御することを
    特徴とする請求項11記載の視線検出装置。
  13. 【請求項13】 前記演算処理手段は、観察者の角膜反
    射像の候補の数が第2のしきい値よりも少なければ、再
    び観察者の眼球を照明し、該眼球からの反射光を受光し
    て得られる眼球画像の出力が大きくなるように、前記照
    明手段と前記受光手段の少なくとも一方を制御すること
    を特徴とする請求項12記載の視線検出装置。
  14. 【請求項14】 前記演算処理手段は、観察者の眼球画
    像の1組の角膜反射像の間隔が第1のしきい値よりも大
    きければ、再び観察者の眼球を照明し、該眼球からの反
    射光を受光して得られる眼球画像の出力が小さくなるよ
    うに、前記照明手段と前記受光手段の少なくとも一方を
    制御することを特徴とする請求項11記載の視線検出装
    置。
  15. 【請求項15】 前記演算処理手段は、観察者の眼球画
    像の1組の角膜反射像の間隔が第2のしきい値よりも小
    さければ、再び観察者の眼球を照明し、該眼球からの反
    射光を受光して得られる眼球画像の出力が大きくなるよ
    うに、前記照明手段と前記受光手段の少なくとも一方を
    制御することを特徴とする請求項14記載の視線検出装
    置。
  16. 【請求項16】 前記演算処理手段は、観察者の眼球画
    像の虹彩と瞳孔の境界の候補数が第1のしきい値よりも
    多ければ、再び観察者の眼球を照明し、該眼球からの反
    射光を受光して得られる眼球画像の出力が小さくなるよ
    うに、前記照明手段と前記受光手段の少なくとも一方を
    制御することを特徴とする請求項11記載の視線検出装
    置。
  17. 【請求項17】 前記演算処理手段は、観察者の眼球画
    像の虹彩と瞳孔の境界の候補数が第2のしきい値よりも
    小さければ、再び観察者の眼球を照明し、該眼球からの
    反射光を受光して得られる眼球画像の出力が大きくなる
    ように、前記照明手段と前記受光手段の少なくとも一方
    を制御することを特徴とする請求項16記載の視線検出
    装置。
  18. 【請求項18】 請求項1,8又は11記載の視線検出
    装置を具備したことを特徴とする光学機器。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012133088A (ja) * 2010-12-21 2012-07-12 Fujitsu Ltd 撮像装置、撮像プログラムおよび信号処理装置

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