JPH10148864A - カメラの測光装置 - Google Patents

カメラの測光装置

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JPH10148864A
JPH10148864A JP8318568A JP31856896A JPH10148864A JP H10148864 A JPH10148864 A JP H10148864A JP 8318568 A JP8318568 A JP 8318568A JP 31856896 A JP31856896 A JP 31856896A JP H10148864 A JPH10148864 A JP H10148864A
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small area
photometric
group
camera
line
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JP8318568A
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English (en)
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Yoshiaki Irie
良昭 入江
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 主被写体が撮影画面の中央から外れていて
も、該主被写体を中心とした撮影画面全体を考慮した最
適な露出を与える。 【解決手段】 外部操作等により選択された小領域が、
撮影画面の中央近傍に位置する第1の小領域群に属する
か、前記第1の小領域群の外側にある第2の小領域群の
何れに属するかに応じて異なる測光演算を行い、露出値
を決定する測光演算手段(#202→#203→#20
4→#207、又は、#202→#205→#206→
#207)とを設けた構成にしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮影画面内を複数
の小領域に分割し、それぞれの小領域毎の輝度を検出す
る受光手段を有するカメラの測光装置の改良に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来より、被写界を複数の領域に分割
し、それぞれの領域毎の輝度信号を出力し、これら複数
の輝度信号を用いて、撮影画面に適正露出を与えるよう
にした測光装置が種々提案されている。
【0003】例えば本願出願人は、特開平3−2238
21号公報において、被写界を複数の領域に分割して、
それぞれの領域毎の輝度を検出し、同被写界を複数独立
に焦点検出可能な焦点検出手段における焦点検出領域の
選択に応じて、前記複数の測光領域を前記焦点検出領域
を中心とした同心円状にグループ化し、これらグループ
化された領域の平均輝度に重み付けを変えて、被写界全
体の測光値を演算するカメラを提案している。
【0004】また、特開平5−53169号公報におい
ては、被写界における被写体位置が撮影者の視線の検出
等によって入力され、測光用のCCD(半導体位置検出
器)等のイメージセンサの多数の画素は、前記被写体位
置に対応して柔軟に変化する分割パターンに従って複数
のパターンにグループ化され、これら各グループの平均
輝度に重み付けを行って測光値を求める測光装置の提案
もなされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、被写
界を最適な露光量で撮影するために、被写界から多くの
輝度情報を得るべく測光センサは多分割化の傾向にあ
る。例えば、上記特開平5−53169号公報のよう
に、CCDの様なエリアセンサを用いることで、被写体
に最適な分割測光パターンを得ることが可能である。
【0006】しかしながら、エリアセンサは電荷蓄積型
センサであるために低輝度時での応答性の問題があり、
またその価格が高価であることからも測光装置として
は、通常フォトダイオードタイプの測光センサが広く用
いられている。
【0007】一方、このフォトダイオードタイプのセン
サにとって、センサ部の分割数を多くするということ
は、分割された各測光小領域の受光面積が少なくなり、
結果的に測光センサの低輝度での測光能力の低下を招く
ことを意味している。
【0008】従って、1画素が微小な大きさのセンサの
集合体から成るエリアセンサを任意の多数の細かい分割
パターンを形成できる測光センサとして用いるよりも、
ある程度の大きさと数を持った分割センサを用いる方
が、前記低輝度測光能力、さらには測光演算処理能力的
見地から、一般的に使い易いセンサと言うことができ
る。
【0009】また、被写界の中央近傍領域に主被写体が
存在している場合には撮影状況に応じて最適な露出値を
演算する測光装置が種々提案されているが、比較的少な
い領域を分割する測光センサにおいて、分割された領域
の内で、中央近傍から外れた領域に主被写体がある場合
においては、精度の良い分割測光が困難となる。例え
ば、前述の従来例においては、主被写体を中心とした同
心円状にグループ化するために、比較的少ない測光領域
分割数では中央近傍の小領域しか選択できなくなってし
まう。つまり、撮影者は主被写体の位置が撮影画面の中
央近傍に配置されるようにカメラの撮影構図を決めなけ
ればならないという問題があった。
【0010】(発明の目的)本発明の第1の目的は、主
被写体が撮影画面の中央から外れていても、該主被写体
を中心とした撮影画面全体を考慮した最適な露出を与え
ることのできるカメラの測光装置を提供することにあ
る。
【0011】本発明の第2の目的は、逆光シーンを考慮
しつつ、上記第1の目的を達成することのできるカメラ
の測光装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、請求項1〜6記載の本発明は、撮影画面内を
複数の小領域に分割し、それぞれの小領域毎の輝度を検
出する受光手段を有するカメラの測光装置において、前
記複数の小領域の一つを選択する小領域選択手段と、前
記複数の小領域を、前記撮影画面の中央近傍に位置する
第1の小領域群と該第1の小領域群の外部に位置する第
2の小領域群に大別し、前記小領域選択手段によって選
択された小領域が前記第1の小領域群と前記第2の小領
域群の何れに属するかに応じて異なる測光演算を行い、
露出値を決定する測光演算手段とを設けた構成にしてい
る。
【0013】具体的には、前記選択された小領域を中心
とした少なくとも一つの小領域から成るグループを複数
個作成するグループ化手段を有し、前記選択された小領
域が前記第1の小領域群にある時の前記選択された小領
域を含むグループの重み付けよりも、前記第2の小領域
群にある時の前記選択された小領域を含むグループの重
み付けの方を大きくし、更には前記選択された小領域が
前記第1の小領域群にある時の前記選択された小領域を
含むグループの重み付けを、前記第2の小領域群にある
時の前記選択された小領域を含むグループの重み付けよ
りも大きくするようにしている。
【0014】上記第2の目的を達成するために、請求項
4記載の本発明は、グループ化手段によって得られる複
数のグループそれぞれの平均輝度を求め、これら平均輝
度の差を考慮して測光演算を行うようにしている。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に基づいて詳細に説明する。
【0016】図1は本発明の実施の第1の形態に関わる
一眼レフカメラの光学系の配置図であり、同図におい
て、1は撮影レンズであり、便宜上2枚レンズで示した
が、実際はさらに多数のレンズから構成されている。2
は主ミラーで、ファインダ系観察状態と撮影状態に応じ
て撮影光路へ斜設され、あるいは退去される。3はサブ
ミラーで、前記主ミラー2を透過した光束をカメラボデ
ィの下方へ向けて反射する。4はシャッタである。5は
感光部材で、銀塩フィルムあるいはCCDやMOS型等
の固体撮像素子あるいはビディコン等の撮像管より成り
立っている。
【0017】6は焦点検出装置であり、結像面近傍に配
置されたフィールドレンズ6a,反射ミラー6b及び6
c,2次結像レンズ6d,絞り6e,複数のCCDから
成るラインセンサ6f等から構成されている。
【0018】本実施の形態における焦点検出装置6は、
周知の位相差方式を用いており、図7に示す様に、被写
界内の複数の焦点検出領域(以下、測距点とも記す。7
0〜84で示される15カ所)を焦点検出可能なように
構成されている。
【0019】7は撮影レンズ1の予定結像面に配置され
たピント板、8はファインダ光路変更用のペンタプリズ
ムである。9,10はそれぞれ観察画面内の各々被写体
輝度を測定するための結像レンズと測光センサで、結像
レンズ9はペンタプリズム8内の反射光路を介してピン
ト板7と測光センサ10を共役に関係付けている。
【0020】ここで測光センサ10は、図6に示す様
に、撮影画面内を50〜68までの19個の領域に分割
して、各々の小領域の輝度を検出することが可能な、S
0〜S18の19個の小領域(以下、測光小領域と記
す)から成る19分割センサである。尚、図6及び図7
に示す様に、上記測距点70〜84は、各々測光小領域
50(S0)〜74(S14)に属している。
【0021】11はペンタプリズム8の射出面後方に配
置された接眼レンズで、光分割器11aを備えており、
撮影者の眼15によるピント板7の観察に使用される。
前記光分割器11aは、例えば可視光を透過し赤外光を
反射するダイクロイックミラーより成っている。
【0022】上記の主ミラー2,ピント板7,ペンタプ
リズム8、及び、接眼レンズ11によってファインダ光
学系が構成されている。
【0023】12は結像レンズ、14は縦横それぞれ
「60×80」画素から成るCCD等のイメージセンサ
で、前記結像レンズ12に関して所定の位置にある撮影
者の眼球15の瞳孔近傍と共役になるように配置されて
いる。13a,13bは照明光源であるところの赤外発
光ダイオード(以下、IREDと記す)で、接眼レンズ
11下部に配置されている。
【0024】これらと前述のダイクロイックミラー11
aとによって、視線検出装置が構成されている。
【0025】21は明るい被写体の中でも視認できる高
輝度LED、さらに22は測距点の位置をパターン化し
たLCD(以下、SI−LCDと記す)で、測距点選択
がなされた位置に相当するLCDパターンのみが透過状
態となり、LCD後方のLED21から発せられた光は
SI−LCDの前記透過パターンを通過し、投光レンズ
23,ライトガイドプリズム24を通じてピント板7に
結像し、接眼レンズ11を通して撮影者は測距点(マー
ク)を目視することができる。つまり、図7に示したフ
ァインダ視野図から分かるように、各々の測距点(マー
ク)70〜84がファインダ視野内で光り、測距点を表
示させることができるものである(以下、これをスーパ
ーインポーズ表示という)。
【0026】図7において、左右の測距点マーク73,
74の内部には、ドットマーク73’,74’が刻印さ
れており、これは眼球の個人差による視線の検出誤差を
補正するための視線補正データを採取する(キャリブレ
ーションと称されている)際の視標を示すものである。
【0027】ここで、51はシャッタ速度表示部、52
は絞り値表示を行うセグメント表示部、50は視線入力
状態であることを示す視線入力マーク、53は撮影レン
ズ1の合焦状態を示す合焦マークである。25はファイ
ンダ視野外に撮影情報を表示するためのファインダ内L
CD(以下、F−LCDと記す)で、照明用LED26
によって照明される。
【0028】上記F−LCD25を透過した光は三角プ
リズム27によって、図7に示したようにファインダ視
野外に導かれ、撮影者は各種の撮影情報を知ることがで
きる。
【0029】図1に戻って、31は撮影レンズ1内に設
けた絞り、32は後述する絞り駆動回路111を含む絞
り駆動装置、33はレンズ駆動用モータ、34は駆動ギ
ヤ等から成るレンズ駆動部材である。35はフォトカプ
ラで、レンズ駆動部材34に連動するパルス板36の回
転を検知してレンズ焦点調節回路110に伝えており、
該焦点調節回路110は、この情報とカメラ側からのレ
ンズ駆動量の情報に基づいて前記レンズ駆動用モータを
所定量駆動させ、撮影レンズ1を合焦位置に移動させる
ようになっている。37は公知のカメラとレンズとのイ
ンターフェイスとなるマウント接点である。
【0030】図2は、上記構成の一眼レフカメラに内蔵
された電気的構成を示すブロック図であり、図1と同一
のものは同一番号を付ける。
【0031】カメラ本体に内蔵されたマイクロコンピュ
ータの中央処理装置(以下、CPUと記す)100に
は、視線検出回路101,測光回路102,自動焦点検
出回路103,信号入力回路104,LCD駆動回路1
05,LED駆動回路106,IRED駆動回路10
7,シャッタ制御回路108、及び、モータ制御回路1
09が接続されている。また、撮影レンズ内に配置され
た焦点調節回路110,絞り駆動回路111とは、図3
で示したマウント接点37を介して信号の伝達がなされ
る。CPU100に付随したEEPROM100aは、
視線の個人差を補正する視線補正データの記憶機能を有
している。
【0032】前記視線検出回路101は、イメージセン
サ14(CCD−EYE)からの眼球像の出力をA/D
変換し、この像情報をCPU100に送信する。CPU
100は公知である視線検出に必要な眼球像の各特徴点
を所定のアルゴリズムに従って抽出し、さらに各特徴点
の位置から撮影者の視線を算出する。前記測光回路10
2は、前記測光センサ10から送られてくる19個の小
領域の輝度信号を増幅後、対数圧縮,A/D変換し、各
センサの輝度情報としてCPU100に送信する。
【0033】前記ラインセンサ6fは、ファインダ画面
内の15個の測距点70〜84に対応した15組のライ
ンセンサCCD−0,CCD−1,……,CCD−14
によって構成される公知のラインセンサであり、前記自
動焦点検出回路103は、これらラインセンサ6fから
得た電圧をA/D変換し、CPU100に送る。
【0034】SW−1はレリーズ釦の第1ストロークで
ONし、測光,AF,視線検出動作を開始する為のスイ
ッチ、SW−2はレリーズ釦の第2ストロークでONす
るレリーズスイッチ、SW−DIAL1とSW−DIA
L2は不図示の電子ダイヤル内に設けたダイヤルスイッ
チで、信号入力回路104のアップダウンカウンタに入
力され、電子ダイヤルの回転クリック量をカウントす
る。
【0035】これらスイッチの信号が信号入力回路10
4に入力され、データーバスによってCPU100に送
信される。
【0036】前記LCD駆動回路105は液晶表示素子
LCDを表示駆動させる為の公知回路であり、CPU1
00からの信号に従い、絞り値,シャッタ秒時,設定し
た撮影モード等の表示を外部モニタ用LCDとファイン
ダ内LCD(F−LCD)25、及び、スーパーインポ
ーズ用のSI−LCDを同時に制御し、表示させること
ができる。前記LED駆動回路106は、照明用LED
(F−LED)26とスーパーインポーズ用LED21
(SI−LED)を点灯,点滅制御する。前記IRED
駆動回路107は、IRED13a,13bを点灯させ
る。
【0037】前記シャッタ制御回路108は、通電する
と先幕を走行させるマグネットMG−1と後幕を走行さ
せるマグネットMG−2を制御し、感光部材に所定光量
を露光させる。前記モータ制御回路109は、フィルム
の巻き上げ,巻き戻しを行うモータM1と主ミラー2及
びシャッタ4のチャージを行うモータM2を制御するた
めのものである。上記シャッタ制御回路108とモータ
制御回路109によって、一連のカメラのレリーズ動作
が実行される。
【0038】次に、上記の一眼レフカメラの全体の動作
について、図3のフローチャートを用いて説明する。
【0039】カメラを不作動状態から所定の撮影モード
に設定すると(この実施の形態では、シャッタ優先AE
に設定された場合をもとに説明する)、カメラの電源が
ONされ(ステップ#100)、カメラはレリーズ釦が
押し込まれてスイッチSW1がONされるまで待機する
(ステップ#101)。その後、レリーズ釦が押し込ま
れてスイッチSW1がONされたことを信号入力回路1
04が検知すると、CPU100はカメラに装着された
レンズとの間で相互通信を行い(ステップ#102)、
カメラが測光やAFを実行するのに必要なレンズ情報、
例えば、撮影レンズの開放Fナンバー,ベストピント位
置等の情報がレンズ側よりカメラのメモリに転送され
る。
【0040】次に、不図示の視線モード設定ダイヤルに
て、カメラが視線検出実行状態,視線検出禁止状態,キ
ャリブレーション状態のいずれの状態に設定されている
のかを判別する(ステップ#103)。この結果、視線
検出実行状態に設定されていたら直ちに視線検出回路1
01は視線検出動作を実行する(ステップ#106)。
尚、この視線検出動作の詳細については、図5を用いて
後述する。また、不図示の視線モード設定ダイヤルにて
視線検出禁止モードに設定されていたら、視線検出は実
行せずに、すなわち視線情報を用いずに測距点自動選択
サブルーチン(ステップ#104)によって特定の測距
点を選択する。測距点自動選択のアルゴリズムとしては
いくつかの方法が考えられるが、多点AFカメラでは公
知となっている中央測距点に重み付けを置いた近点優先
アルゴリズムが有効である。
【0041】また、不図示の視線モード設定ダイヤルに
てキャリブレーション状態に設定されていたならば、キ
ャリブレーション動作を実行する(ステップ#10
5)。視線のキャリブレーション方法については、撮影
者がファインダ視野内の測距点のドットマーク右端7
4’、左端73’をそれぞれ一定時間固視することで行
い、そこから得られた眼球像データから視線補正データ
を採取するというもので、詳細は本発明とは特に関係が
無いため省略する。
【0042】上記ステップ#106で視線検出動作を実
行した後は、検出した視線情報は成功であったか否かの
判定を行う(ステップ#107)。ここでの判定条件
は、角膜反射像であるプルキンエ像及び瞳孔中心位置の
信頼性及び眼球の回転角等である。この結果、視線検出
不成功であるならばファインダ内表示の視線マーク50
を点滅させ、ステップ#104の「測距点自動選択サブ
ルーチン」に進む。また、視線検出が成功ならば、CP
U100は視線マーク50を点灯して、該注視点座標に
近接した測距点を選択する。そして、上記ステップ#1
06の視線検出動作、あるいは、ステップ#104の測
距点自動選択サブルーチンを介して測距点を確定する
(ステップ#108)。
【0043】また、本フローチャートには敢えて記載し
ていないが、不図示の測距点選択スイッチをONさせる
ことで、測距点選択手動入力モードに入り、撮影者がダ
イヤル操作で測距点の任意選択が可能である。
【0044】次に、確定された測距点において、自動焦
点検出回路103は焦点検出演算を行い、上記選択され
た測距点が測距可能であるか否かを判定し(ステップ#
109)、不能であればCPU100はLCD駆動回路
105に信号を送ってファインダ内LCD24の合焦マ
ーク53を点滅させ、測距が不能(NG)であることを
撮影者に警告し、一方、測距が可能であり、所定のアル
ゴリズムで選択された測距点の焦点調節状態が合焦でな
ければ、CPU100はレンズ焦点調節回路110に信
号を送って所定量撮影レンズ1を駆動させる(ステップ
#110)。
【0045】レンズ駆動後、撮影レンズ1が合焦してい
るか否かの判定を行う(ステップ#111)。所定の測
距点において撮影レンズ1が合焦していたならば、CP
U100はLCD駆動回路105に信号を送ってファイ
ンダ内LCD24の合焦マーク53を点灯させるととも
に、LED駆動回路106にも信号を送って合焦してい
る測距点に対応したスーパーインポーズ用LED21を
点灯させ、該測距点を光らせることで合焦表示させる。
【0046】また同時に、CPU100は測光回路10
2に信号を送信して測光を行わせる(ステップ#11
2)。この時、合焦した測距点を含む測光領域に重み付
けを行った測光演算がなされる。この測光演算の詳細は
図4を用いて後述する。本実施の形態の場合、上記測光
演算結果としてセグメントと小数点を用いて絞り値(F
5.6 )52を表示している。
【0047】次に、撮影者が該測距点位置でのピント状
態と測光値を容認しているか否かの判定をスイッチSW
1のON,OFFで判定し(ステップ#113)、さら
にレリーズ釦が押し込まれてスイッチSW2がONされ
ているかどうかの判定を行い(ステップ#114)、ス
イッチSW2がOFF状態であれば、再びスイッチSW
1の状態の確認を行う(ステップ#114→#11
3)。
【0048】また、スイッチSW2がONされたなら
ば、CPU100はシャッタ制御回路108,モータ制
御回路109,絞り駆動回路111にそれぞれ信号を送
信し、一連のシャッタレリーズ動作(撮影動作)を実行
する(ステップ#115)。
【0049】この撮影動作について更に詳述すると、ま
ず、モータM2に通電して主ミラー2をアップさせ、絞
り31を絞り込んだ後、マグネットMG1に通電してシ
ャッタ4の先幕を開放する。絞り31の絞り値及びシャ
ッタ4のシャッタスピードは、前記測光回路102にて
検知された露出値とフィルム5の感度から決定される。
所定のシャッタ秒時(1/125秒)経過後はマグネッ
トMG2に通電し、シャッタ4の後幕を閉じる。フィル
ム5への露光が終了すると、前記モータM2に再度通電
し、ミラーダウン,シャッタチャージを行うと共にモー
タM1に通電し、フィルムの駒送りを行い、一連のシャ
ッタレリーズ動作を終了する。
【0050】その後カメラは再びスイッチSW1がON
されるまで待機する(ステップ#101へリターン)。
【0051】また、カメラのシャッタレリーズ動作以外
の一連の動作中にモードダイヤル(不図示)によってモ
ードが変更され、視線のキャリブレーションモードに設
定されたことを信号入力回路104が検知すると、CP
U100はカメラの動作を一時停止し、視線検出回路1
01に送信して視線のキャリブレーション(ステップ#
105)が可能な状態に設定する。
【0052】ここで、本発明の主たる内容の一例である
上記カメラのシーケンス中の測光演算(ステップ#11
2)の詳細について、図4のフローチャートを用いて説
明する。
【0053】CPU100は測光演算を実行するのに先
駆けて、まず最初に測光センサ10の測光回路から送ら
れて来る前記19個(図6参照)の分割センサ出力(被
写体輝度信号)を取り込んで出力のA/D変換を行う
(ステップ#200)。
【0054】次に、前記ステップ#102のレンズ通信
で得られた撮影レンズ1のレンズ情報である開放Fナン
バー,周辺光量落ち等のデータを用いて、前記A/D変
換された分割センサ出力に補正を行い、撮影被写体の正
しい輝度信号に変換する。以降、これら各測光小領域S
0〜S18の補正後の輝度信号をD0〜D18とする
(ステップ#201)。ここで、S0〜S14の各測光
小領域においては、撮影画面の中央近傍に配置されてい
るS0〜S4のセンサ群を測光領域、該測光領域を
取り囲んでいるセンサ群S5〜S14を測光領域と定
義している。
【0055】この時、前記ステップ#108にて撮影者
の視線検出等の結果により測距点70〜84のうちの一
つを確定し、該確定した測距点が測距点70〜84に対
応している測光センサの測光小領域S0〜S14のうち
のどの領域に属しているかを確定する。さらに確定した
該測距点が前記測光領域、あるいは、測光領域のい
ずれかに属しているかの判定を行う(ステップ#20
2)。
【0056】一例として、測距点71が測距すべき位置
として確定した場合について説明すると、上記判定によ
り測距点71は測光領域にあると判定される。
【0057】次に、測光センサの小領域S0〜S18は
測光演算を行うためにグループAを中心とした同心円状
にA,B,Cの3つのグループに大別する。まず、上記
測距点71に対応する測光小領域S1をAグループに、
続いて測光小領域S1を取り囲む測光小領域に当たるS
0,S3,S7,S8をBグループに、そして他のS
9,S10,S11,S12,S13,S14,S1
5,S16,S17,S18をCグループに、それぞれ
設定する(ステップ#203)。
【0058】次に、各測光小領域の面積を考慮して上記
A,B,C各グループの重み付けを行う。ここで、各測
光小領域の概略面積比は、以下の通りである。
【0059】S0,S1,S2,S3,S4:S5,S
6,S7,S8,S9,S10:S11,S12,S1
3,S14:S15,S16,S17,S18=3:
2:4:12これより,上記各グループの平均輝度:D
A 〜DC は、以下のように求めることができる。
【0060】 DA =D1 ……(1) DB ={2(D0+D3)+3(D7+D8)}/10 ……(2) DC ={(D9+D10)+2(D11+D12+D13+D14) +6(D15+D16+D17+D18)}/34 …(3) ここで、D0〜D18はそれぞれ測光小領域S0〜S1
8に対応した測光出力(輝度)である。さらに、主被写
体位置がAグループにあると考えられるため、Aを重視
した重み付けを「A:B:C=3:2:1」とすること
で、主被写体を重視した測光を行うことができる(ステ
ップ#204)。
【0061】以上のことより、主被写体を重視した測光
値(露出値)Dを以下の式で得ることができる(ステッ
プ#207)。
【0062】 D=(3DA +2DB +DC )/6 (単位:BV) ……(4) 以上の(1)〜(4)の測光計算式は、前記測距点選択
により測距点70〜74のうちのいずれが選択された場
合でも、つまり、測距点が測光領域に属していれば、
同様の計算を行うことで測光値を求めることが可能であ
る。
【0063】一方、ステップ#202にて、上記ステッ
プ#108で確定した測距点が測光領域に属している
場合、例えば測距点76が確定している場合について説
明する。
【0064】この場合、測距点76は上記測光小領域S
7、つまり測光領域に属しているので、AとBの2つ
のグループに大別する(ステップ#205)。これは上
記測光領域に測距点が属している場合と異なり、グル
ープAを中心として同心円の3つのグループを形成でき
ないためである。
【0065】そこで、上記測距点が測光領域に属して
いる場合と比較して、グループA,Bの比率をよりAを
高くすることで、より主被写体領域に重点をおいた測光
を行うものである。
【0066】上記測光小領域の面積比を考慮して、グル
ープA,Bの平均輝度は以下の通りである。
【0067】 DA =D7 ……(5) DB ={3(S0+S1+S2+S3+S4)+2(S5+S6+S8 +S9+S10)+4(S11+S12+S13+S14) +12(S15+S16+S17+S18)}/89 ……(6) さらに、「A:B=2:1」の重み付けとして(ステッ
プ#206)、測光値(露出値)Dを以下の式で得るこ
とができる(ステップ#207)。
【0068】 D=(2DA +DB )/3 (単位:BV) ……(7) 以上の測光計算式は、前記測距点選択により測距点75
〜84のうちのいずれが選択された場合でも、つまり、
測距点が測光領域に属していれば、同様の計算を行う
ことで測光値を求めることが可能である。
【0069】上記の測光値が得られた後は、図3のメイ
ンルーチンへリターン(ステップ#113)する。
【0070】次に、上記ステップ#106にて実行され
る視線検出動作について、図5のフローチャートを用い
て説明する。
【0071】まず、図3のステップ#103にて視線検
出モードが視線検出ONに設定されていたならば、視線
検出回路101はカメラが現在どのキャリブレーション
データナンバーに設定されているかを認識する(ステッ
プ#300)。次いで、視線検出回路101は、プリ蓄
積と呼ばれる一定時間の蓄積をイメージセンサ14(以
下、CCD−EYEと記す)に実行させ、IRED13
の照射無しの状態での撮影者の眼球近傍の画像を取り込
む(ステップ#301)。そして、前記ステップ#20
1で得られた画像信号強度に基づいてCCD−EYEの
本蓄積(実際に視線位置を求めるための画像を得るため
の蓄積)時に行う蓄積時間を決定する(ステップ#30
2)。
【0072】CCD−EYE蓄積時間及びIRED13
の照明パワーが設定されると、CPU100はIRED
駆動回路107を介してIRED13を所定のパワーで
点灯させるとともに、視線検出回路101はCCD−E
YEの蓄積を開始する(ステップ#303)。CCD−
EYEは先に設定された蓄積時間に従って蓄積動作を終
了し、それとともにIREDも消灯される。
【0073】次に、CCD−EYEにて蓄積された像信
号が視線検出回路101にて順次読み出され、CPU1
00は視線検出回路101からの像信号をA/D変換し
た後にメモリに記憶し、視線検出処理を行う(ステップ
#304)。
【0074】上記視線検出処理を終了するとメインルー
チンへ戻り、視線検出処理で得られた撮影者のピント板
上の視線位置に対して最も近い測距点が選択される(ス
テップ#108)。
【0075】ここで、簡単に視線検出処理について説明
を行う。
【0076】図8(A)は、CCD−EYEの眼球像信
号を画像化したもので、眼球15の角膜において、IR
ED13の発光によってプルキンエ像(角膜反射像)1
9が発生する。また、17は虹彩、18は瞳孔である。
これらの像信号においてプルキンエ像19を含んだX−
X’ラインの像信号を表したのが図8(B)であり、同
図において、縦軸はCCD−EYEのアナログ信号をデ
ジタル信号化した値で、最大256カウントとなり、横
軸は図8(A)の水平方向の画素数80個のデータがあ
ることを意味している。
【0077】CPU100において、眼球の照明に使用
された一組のIRED13の虚像であるプルキンエ像1
9の位置が検出される。図8(B)からも分かる通り、
プルキンエ像19は光強度の強い輝点として現れるた
め、光強度に対する所定のしきい値を設け、該しきい値
を越える光強度のものをプルキンエ像19とすることに
より、検出可能である。また瞳孔の中心位置は瞳孔18
と虹彩17の境界点を複数検出し、各境界点を基に円の
最小二乗近似を行うことにより算出される。これらプル
キンエ像位置と瞳孔中心位置とから眼球の回転角度θが
求まり、さらに二つのプルキンエ像19の間隔からカメ
ラの接眼レンズ11と撮影者の眼球15との距離が算出
され、CCD−EYEに投影された眼球像の結像倍率β
を得ることができる。
【0078】以上のことから、眼球の回転角度θと結像
倍率β、さらにキャリブレーションで得られた個人差補
正情報を用いて、撮影者の視線方向のピント板7上の位
置座標を求めることができる。
【0079】(実施の第2の形態)図9は本発明の実施
の第2の形態に関わる一眼レフカメラの測光演算時の動
作(実施の第1の形態での図4に相当する)を示すフロ
ーチャートである。なお、カメラの構成はその他の動作
は上記実施の第1の形態と同様であるので、このではそ
の説明は割愛する。
【0080】まず、上記実施の第1の形態と同様、測距
点71が図3のステップ#108で確定すると、領域判
定を行い(ステップ#402)、前記(1),(2),
(3)式より、それぞれの平均輝度値DA ,DB ,DC
を得る(ステップ#403)。次に、A,B,Cの各領
域の輝度差(DB −DA )及び(DC −DB )を計算
し、主被写体に対する逆光の度合いを算出する。
【0081】これら(DB −DA )及び(DC −DB )
の値を用いて、図10(A)に示す露出補正値αを求め
る。図10(A)は、横軸に(DB −DA )の値、縦軸
に(DC −DB )の値をとっており、これらの値を満足
する領域の補正量をαとして求めることができる。
【0082】例えば、被写体シーンが「(DB −DA )
=+1.2 段(絶対輝度BV)」、及び「(DC −DB )
=+1.5 段」の輝度分布を示した場合は、αは「+1.0
段」の露出補正値として求めることができる。
【0083】因みに、図10(A)は主被写体の逆光の
度合いが強いとそれだけ露光量を多く(露出オーバー)
する補正値αが得られるようになっており、その量は多
くの実写によって決定されたものである(ステップ#4
04)。
【0084】続いて、前記(1),(2),(3)式よ
り求まったA,B,Cそれぞれのグループの平均輝度値
DA ,DB ,DC に重み付けを行い(ステップ#40
5)、主被写体に対する適正な露光量を与える露出値を
算出する(ステップ#409)。以下にその式を示す。
【0085】 D=(5DA +4DB +3DC )/12+α (単位:BV) …(8) 上式は前記実施の第1の形態における(4)式に対して
主被写体位置に相当する測光領域グループAの重み付け
は低く設定しており、これは補正量αで露出値を補正す
るという考えに基づいているためである。
【0086】一方、ステップ#402にて、上記ステッ
プ#108で確定した測距点が測光領域に属している
場合、例えば測距点76が確定している場合には、上記
実施の第1の形態と同様測光小領域は、AとBの2つの
グループに大別し、前記(5),(6)式より、グルー
プ平均輝度DA 及びDB を同様に求める(ステップ#4
06)。
【0087】次に、(DB −DA )を算出し、図10
(B)に示す露出補正値αを求める。図10(B)は、
横軸に(DB −DA )を、縦軸に補正値αを、それぞれ
とってあり、(DB −DA )より一意的に補正量αを求
めることができる。
【0088】例えば、「(DB −DA )=+1.5 段」の
ときは、「α=+1.0 段」を得る(ステップ#40
7)。
【0089】上記の様にして補正量αが求まると、DA
,DB に対する重み付けを行い(ステップ#40
8)、以下に示す式で露出値を算出する(ステップ#4
09)。
【0090】 D=(3DA +2DB )/5+α ……(9) 上記(9)式は、露出補正値αが(DB −DA )のみに
よって決まるため、情報量の不足を補うためにグループ
Aの重み付けを上記(8)式より高く設定している。
【0091】(変形例)本発明は、一眼レフカメラに適
用した例を述べているが、レンズシャッタカメラや電子
スチルカメラ等にも適用可能である。
【0092】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
外部操作等により選択された小領域が撮影画面の中央近
傍に位置する第1の小領域群にある時の、前記選択され
た小領域を含むグループの重み付けよりも、前記第1の
小領域群の外側に位置する第2の小領域群にある時の前
記選択された小領域を含むグループの重み付けの方を大
きくするようにしている為、主被写体が撮影画面の中央
から外れていても、該主被写体を中心とした撮影画面全
体を考慮した最適な露出を与えることが可能となる。
【0093】また、本発明は、グループ化手段によって
得られる複数のグループそれぞれの平均輝度を求め、こ
れら平均輝度の差に基づいて測光演算を行うようにして
いる為、主被写体位置が撮影画面の中央から外れていて
も、更には逆光シーンであったとしても、該主被写体を
中心とした撮影画面全体を考慮した最適な露出を与える
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1の形態に係るカメラの光学
系配置図である。
【図2】図1のカメラの電気的構成を示すブロック図で
ある。
【図3】図1のカメラの一連の動作を示すフローチャー
トである。
【図4】図3の測光動作の詳細を示すフローチャートで
ある。
【図5】図3の視線検出動作の詳細を示すフローチャー
トである。
【図6】本発明の実施の第1の形態に係る分割測光セン
サを示す図である。
【図7】図1のカメラのファインダ視野を示す図であ
る。
【図8】撮影者の眼球像及び該眼球像のラインX−X’
における出力状態を示す図である。
【図9】本発明の実施の第2の形態に係るカメラの測光
動作の詳細を示すフローチャートである。
【図10】本発明の実施の第2の形態に係るカメラの露
出補正値の設定に関する図である。
【符号の説明】
6f イメージセンサ 10 測光センサ 70〜84 測距点マーク 100 CPU 101 視線検出回路 102 測光回路 103 焦点検出回路 S0〜S18 測光小領域

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影画面内を複数の小領域に分割し、そ
    れぞれの小領域毎の輝度を検出する受光手段を有するカ
    メラの測光装置において、前記複数の小領域の一つを選
    択する小領域選択手段と、前記複数の小領域を、前記撮
    影画面の中央近傍に位置する第1の小領域群と該第1の
    小領域群の外部に位置する第2の小領域群に大別し、前
    記小領域選択手段によって選択された小領域が前記第1
    の小領域群と前記第2の小領域群の何れに属するかに応
    じて異なる測光演算を行い、露出値を決定する測光演算
    手段とを設けたことを特徴とするカメラの測光装置。
  2. 【請求項2】 前記測光演算手段は、前記選択された小
    領域を中心とした少なくとも一つの小領域から成るグル
    ープを複数個作成するグループ化手段を有し、前記選択
    された小領域が前記第1の小領域群にある時の前記選択
    された小領域を含むグループの重み付けと前記第2の小
    領域群にある時の前記選択された小領域を含むグループ
    の重み付けを異ならせることによって測光演算を行い、
    カメラの露出値を決定することを特徴とする請求項1記
    載のカメラの測光装置。
  3. 【請求項3】 前記測光演算手段は、前記選択された小
    領域が前記第1の小領域群にある時の前記選択された小
    領域を含むグループの重み付けを、前記第2の小領域群
    にある時の前記選択された小領域を含むグループの重み
    付けよりも大きくすることを特徴とする請求項2記載の
    カメラの測光装置。
  4. 【請求項4】 前記測光演算手段は、グループ化手段に
    よって得られる複数のグループのうち、前記選択された
    小領域を含むグループの重み付けを、その他のグループ
    の重み付けよりも大きくすることを特徴とする請求項2
    又は3記載のカメラの測光装置。
  5. 【請求項5】 前記測光演算手段は、前記グループ化手
    段によって得られる複数のグループそれぞれの平均輝度
    を求め、これら平均輝度の差に基づいて測光演算を行う
    ことを特徴とする請求項2,3又4記載のカメラの測光
    装置。
  6. 【請求項6】 前記小領域選択手段は、カメラ本体の操
    作部材からの信号と撮影者の視線位置を検出する視線検
    出手段からの信号のうちの、何れかの信号に基づいて前
    記小領域を選択することを特徴とする請求項1,2,
    3,4又は5記載のカメラの測光装置。
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Cited By (4)

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