JP2012133088A - 撮像装置、撮像プログラムおよび信号処理装置 - Google Patents

撮像装置、撮像プログラムおよび信号処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】画素数の少ない撮像素子を用いて視線の精度の高い検出をすること。
【解決手段】撮像素子1bは、眼球を撮像する。特定部1dは、撮像素子1bが撮像した画像の角膜反射像の中心位置を、角膜反射像が撮像された画素を分割した領域毎の予め求めておいた光量分布に基づき特定する。
【選択図】図1

Description

本発明は撮像装置、撮像プログラムおよび信号処理装置に関する。
撮像装置の分野においては、撮像装置の撮像面(例えば、ファインダ等)を覗く観察者が、撮像面のどの方向を注視しているのかを検出する方法が知られている。観察者の視線情報を検出する方法の一例として、観察者の眼球を照明した照明光を、撮像素子(受光センサ)を用いて撮像し、角膜反射像(プルキニエ像)の位置と瞳孔の中心位置とのずれにより算出する方法が知られている。検出した視線情報は、例えば撮影レンズの自動焦点調節の機能を制御する技術等に用いられる。
特開平10−99276号公報 特開平9−68645号公報
撮像装置の口径比が十分に小さい(解像度が高い)場合は、視線の検出の精度は、撮像素子の画素数および撮像素子のサイズの大きさに依存する。従って、撮像素子のサイズが小さい撮像装置では、画素数を増加させれば視線の検出の精度を高めることができる。
しかしながら、画素数を増加させると、装置のコストが増加すると言う問題があった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、画素数の少ない撮像素子を用いて視線の精度の高い検出を図る撮像装置、撮像プログラムおよび信号処理装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、開示の撮像装置が提供される。この撮像装置は、撮像素子と、特定部とを有している。
撮像素子は、眼球を撮像する。特定部は、撮像素子が撮像した画像の角膜反射像の中心位置を、角膜反射像が撮像された画素を分割した領域毎の予め求めておいた光量分布に基づき特定する。
画素数の少ない撮像素子を用いて視線の精度の高い検出をすることができる。
第1の実施の形態の撮像装置を示す図である。 第2の実施の形態の撮像装置のハードウェアの一構成例を示す図である。 第2の実施の形態の撮像装置の機能を示すブロック図である。 撮像素子が受光した発光素子の光量分布を説明する図である。 センサFEが作成した光量分布の一例を示す図である。 ゲイン調整部のゲインの調整を説明する図である。 演算部の中心画素の決定処理を説明する図である。 演算部の角膜反射像の中心位置の特定処理を説明する図である。 テーブル格納部に格納されている光量分布のテーブルを示す図である。 光量分布作成部がグラフを作成する一例を説明する図である。 演算部の処理を示すフローチャートである。
以下、実施の形態の撮像装置を、図面を参照して詳細に説明する。
まず、実施の形態の撮像装置について説明し、その後、実施の形態をより具体的に説明する。
<第1の実施の形態>
図1は、第1の実施の形態の撮像装置を示す図である。
第1の実施の形態の撮像装置1は、発光素子1aと、撮像素子1bと、決定部1cと、特定部1dと、視線検出部1eとを有している。
発光素子1aは、観察者の眼球を撮像する際に発光する。この発光素子1aとしては特に限定されないが、例えば、可視光領域よりも長い波長である近赤外領域(例えば700nm〜1000nm程度)の光を発光するLED(Light Emitting Diode)等が挙げられる。
撮像素子1bは、発光素子1aが発光した状態の観察者の眼球を撮像する。この撮像素子1bとしては、例えば、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサやCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサ等が挙げられる。
決定部1cは、撮像素子1bが撮像した画像の、角膜反射像の中心位置を撮像した画素(中心画素)を決定する。図1では、25個の画素3のうち、斜線で示した画素3を中心画素に決定した場合を示している。
なお、中心画素の決定は、例えば決定部1cが、撮像素子1bが撮像した画像から作成した画素毎の光量を示すグラフと、角膜反射像の中心画素の識別用に用意したグラフとを比較することで決定することができる。角膜反射像の中心画素の識別用に用意したグラフは、撮像装置1の図示しない記憶部に記憶しておくことができる。
特定部1dは、撮像素子1bが撮像した画像(撮像面)の観察者の角膜反射像の中心位置を、角膜反射像が撮像された画素を分割した領域毎に予め求めておいた光量分布のグラフと、角膜反射像の光量分布との比較結果に基づいて、特定する。
本実施の形態では、特定部1dは、決定部1cが決定した画素3を複数の領域3a〜3iに分割する。そして、特定部1dは、眼球を撮像した撮像面の角膜反射像の光量分布を示すグラフと、領域3a〜3i毎の予め求めておいた、当該領域に角膜反射像の中心位置が存在すると判断可能な光量分布を示すグラフとを比較する。そして、領域3a〜3i毎に予め求めておいた光量分布のうち、角膜反射像の光量分布と最も類似度の高いグラフの領域を、角膜反射像の中心位置に特定することができる。
視線検出部1eは、特定部1dが特定した角膜反射像の中心位置と、観察者の瞳孔の中心位置の遷移(相対位置関係)とに基づいて、瞳孔の移動距離と方向(ベクトル)を算出することで、観察者の視線を検出する。
この撮像装置1によれば、特定部1dが、撮像素子1bが撮像した画像(撮像面)の観察者の角膜反射像の中心位置を、角膜反射像が撮像された画素を分割した領域3a〜3iそれぞれの予め求めておいた光量分布のグラフに基づき特定するようにした。これにより、画素数の少ない撮像素子を用いて視線の精度の高い検出を図ることができる。
なお、決定部1c、特定部1dは、撮像装置1が有するCPU(Central Processing Unit)が備える機能により実現することができる。また、撮像装置1が有する図示しない記憶領域は、撮像装置1が有するRAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)等が備えるデータ記憶領域により実現することができる。
以下、実施の形態をより具体的に説明する。
<第2の実施の形態>
図2は、第2の実施の形態の撮像装置のハードウェアの一構成例を示す図である。
撮像装置10は、CPU101によって装置全体が制御されている。CPU101には、バス108を介してRAM102と複数の周辺機器が接続されている。
RAM102は、撮像装置10の主記憶装置として使用される。RAM102には、CPU101に実行させるOS(Operating System)のプログラムやアプリケーションプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。また、RAM102には、CPU101による処理に使用する各種データが格納される。
バス108に接続されている周辺機器としては、ROM103、信号処理回路104、入力インタフェース105、ドライブ装置106、および通信インタフェース107がある。
ROM103は、データの書き込みおよび読み出しを行う。ROM103は、撮像装置10の二次記憶装置として使用される。ROM103には、OSのプログラム、アプリケーションプログラム、および各種データが格納される。
信号処理回路104には、モニタ104a、発光素子104bおよび撮像素子104cが接続されている。信号処理回路104は、CPU101からの命令に従って、画像をモニタ104aの画面に表示させる。モニタ104aとしては、CRT(Cathode Ray Tube)を用いた液晶表示装置等が挙げられる。この発光素子104bは、モニタ104aの近傍に設けられており、信号処理回路104の制御により発光する。発光素子104bとしては第1の実施の形態の発光素子1aと同様のものを用いることができる。
撮像素子104cは、例えばモニタ104aの近傍に設けられており、モニタ104aを覗く観察者の眼球を撮像できる位置に設けられている。この撮像素子104cは、いわゆるインカメラとして機能し、発光素子104bが発光した状態の眼球を撮像する。そして、撮像により得られた信号を信号処理回路104に送る。この撮像素子104cとしては、第1の実施の形態の撮像素子1bと同様のものを用いることができる。
この信号処理回路104は、所定のタイミングにて発光素子104bを発光させる。そして、撮像素子104cから受け取った信号に各種信号処理を施し、その処理結果をモニタ104aに反映させる。例えば、信号処理回路104は、撮像素子104cから受け取った信号に基づいて観察者の視線を検出する。そして、信号処理回路104は、検出した視線に基づいて、モニタ104aに表示された文字等をスクロールさせる。例えば、横書きの文書がモニタ104aに表示されている場合に、視線がモニタ104a内の下側を見ていることが検出されると、文字をスクロールさせて現在表示されている続きの文書をモニタ104aに表示させる。
入力インタフェース105には、操作キー105aが接続されている。入力インタフェース105は、操作キー105aから送られてくる信号をCPU101に送信する。なお、操作キーは、ポインティングデバイスの一例であり、他のポインティングデバイスを使用することもできる。他のポインティングデバイスとしては、タッチパネル、タブレット、タッチパッド等が挙げられる。
ドライブ装置106は、フラッシュメモリ等の持ち運び可能な記録媒体に記録されたデータの読み取りを行う。
通信インタフェース107は、ネットワーク50に接続されている。通信インタフェース107は、ネットワーク50を介して、他のコンピュータまたは通信機器との間でデータの送受信を行う。
以上のようなハードウェア構成によって、本実施の形態の処理機能を実現することができる。
このようなハードウェア構成の撮像装置10内には、以下のような機能が設けられる。
図3は、第2の実施の形態の撮像装置の機能を示すブロック図である。
撮像装置10は、信号処理回路104の一部の機能を構成する視線検出部11を有している。
視線検出部11は、発光素子104bと撮像素子104cに接続されている。この視線検出部11は、センサFE(Front End)111と、ゲイン調整部112と、発光制御部113と、演算部114と、テーブル格納部115と、光量分布作成部116と、視線特定部117とを有している。
センサFE111は、撮像素子104cが出力した信号のアンプ雑音、リセット雑音等各種雑音を除去する。
また、センサFE111は、撮像素子104cが出力した信号の画素位置に応じた光量の分布を作成する。
図4は、撮像素子が受光した発光素子の光量分布を説明する図である。
発光素子104bは、発光素子104bの種別により、光の広がり(各角度での光の強度)が変化する。図4に示すグラフは、あるLEDの光量分布を示している。縦軸が光の強度を示し、横軸が照射角度を示しており、図4では中心(0°)の強度を1としたときの各角度での強度の相対値を示している。図4に示すグラフでは、90°付近の光量が、ほぼ0になっていることが分かる。観察者の眼球を撮像したときに角膜反射像の光量は、他の部分の光量よりも多くなる。従って、撮像した画像の光量の最も多い箇所を特定することで、角膜反射像の中心位置を特定することができる。
図5は、センサFEが作成した光量分布の一例を示す図である。
図5(a)は、撮像素子104cが撮像した画像の一部を示す図である。図5(a)に示す幅A1は、撮像した瞳孔の幅を示している。また、幅A2は、2つの角膜反射像のうちの1つの角膜反射像の幅を示している。また、画素P1は、画像内での画素の大きさを示している。前述したように、観察者の眼球を撮像したときに角膜反射像の光量は、他の部分の光量よりも多くなる。従って、撮像素子104cが撮像した画像は、光量が多い部分は白く写り、光量が少ない部分は黒く写る。
図5(b)は、撮像素子104cが撮像した画像の角膜反射像が写った領域を拡大して示す図である。この画素領域は、縦方向(Y方向)7画素、横方向(X方向)7画素の計49個の画素P1を有している。
図5(c)に示す光量分布のグラフは、横軸を図5(b)に示す撮像素子104cのA−B線での各画素位置にとり、縦軸を光量にとって量子化したグラフである。前述したように、撮像素子104cが撮像した画像は、光量が多い部分は白く写り、光量が少ない部分は黒く写る。このため、受光領域の中心側の画素が受光した光量が、受光領域の辺部の画素が受光した光量よりも大きくなっている。再び図3に戻って説明する。
ゲイン調整部112は、演算部114からの指示等に従って、センサFE111により雑音が消去された信号のゲインを調整する。例えば、設計者が、所望する発光素子104bの発光量を示す光量分布のグラフをゲイン調整部112に予め記憶しておく。
図6は、ゲイン調整部のゲインの調整を説明する図である。
図6(a)、図6(b)における斜線で示したグラフは、横軸を図5(b)に示す撮像素子104cのA−B線での各画素位置にとり、縦軸を光量にとって量子化したグラフである。また、図6(a)、図6(b)における白く塗りつぶしたグラフは、ゲイン調整部112に予め記憶しておいた光量分布のグラフである。ゲイン調整部112に予め記憶しておいた光量分布のグラフは、例えば図4に示すグラフの光量分布に基づいて作成することができる。
ゲイン調整部112は、センサFE111が出力する信号の光量分布とゲイン調整部112に予め記憶しておいた光量分布とを比較する。そして、センサFE111が出力する信号の光量分布と予め記憶しておいた光量分布の差の平均二乗誤差が最小になるように、発光素子104bのゲインを調整する。例えば図6(a)に示す状態は、センサFE111が出力する信号の光量分布の各値が、予め記憶しておいた光量分布の各値よりも大きくなっている。このときゲイン調整部112は、発光素子104bの発光量を小さくするように発光制御部113に指示する。また、図6(b)に示す状態は、センサFE111が出力する信号の光量分布の各値が、予め記憶しておいた光量分布の各値よりも小さくなっている。このときゲイン調整部112は、発光素子104bの発光量を大きくするように発光制御部113に指示する。
発光制御部113は、ゲイン調整部112の指示に基づいて、発光素子104bの発光量を調整する。
なお、ゲイン調整部112および発光制御部113は、変更部の一例である。
演算部114は、角膜反射像の中心位置を特定する。なお、演算部114は、決定部および特定部の一例である。
まず、演算部114は、センサFE111が出力した光量分布と、予め作成しておいた歪みのない場合の角膜反射像の光量分布との変化を比較する。
図7は、演算部の中心画素の決定処理を説明する図である。
図7(a)は、図5(c)に示したグラフと同じグラフである。すなわち、横軸を図5(b)に示す撮像素子104cのA−B線での各画素位置にとり、縦軸を光量にとって量子化したグラフである。また、図7(b)は、図4に示すグラフの光量分布に基づいて予め作成しておいた、歪みのない場合の角膜反射像の7画素分の光量分布のグラフを示している。
演算部114は、図7(a)に示すセンサFE111が出力した光量分布と、図7(b)に示す歪みのない場合の角膜反射像の光量分布との比較により、撮像素子104cの画素P1のうち角膜反射像が撮像された画素(以下、「中心画素」と言う)を決定する。中心画素を決定する方法としては、例えば光量が最も大きい画素の位置を中心画素に決定する方法や、所定領域内における光量の重心が位置する画素を中心画素に決定する方法等が挙げられる。本実施の形態では、光量分布の比較の結果、7×7画素の中心の画素P1を中心画素に決定した場合を例に説明する。以下、中心画素に決定した画素P1を、「中心画素CP1」と言う。
中心画素を決定すると、演算部114は、中心画素CP1内の角膜反射の中心位置を、テーブル格納部115に格納されている中心画素CP1を分割した領域毎の予め求めておいた光量分布に基づき特定する。
図8は、演算部の角膜反射像の中心位置の特定処理を説明する図である。
図8は、中心画素CP1の周辺の3×3画素を図示している。中心画素CP1の位置座標を(i,j)と規定し、図8の右方向および下方向を「+」、左方向および上方向を「−」すると、中心画素CP1を取り囲む周辺の画素P1の位置座標は、図8に示すようになる。演算部114は、中心画素CP1をさらに分割した正方形状の区域(以下、「サブピクセル」と言う)を仮想的に設定する。本実施の形態では、中心画素CP1を3×3の9個のサブピクセルsP1〜sP9に分割した例を示している。なお、サブピクセルの個数は、9個には限定されない。そして、演算部114は、センサFE111が出力した光量分布を、テーブル格納部115に予め記憶されたサブピクセルsP1〜sP9それぞれの位置に角膜反射像の中心位置が存在すると判断可能な光量分布と比較する。この比較により、演算部114は、最も類似度の高い光量分布に対応するサブピクセルの位置を、角膜反射像の中心位置に特定する。
この類似度は、以下のようにして求めることができる。
まず、演算部114は、サブピクセル毎に次式(1)を演算する。
Figure 2012133088
式(1)において、v(i,j)は、センサFE111が出力した光量分布の位置座標(i,j)の中心画素CP1の階調値を示している。また、f(s,i,j)は、テーブル格納部115に予め格納された各サブピクセルの光量分布関数を示しており、sは、サブピクセルの位置を識別するパラメータである。
次に、演算部114は、最も値の小さいdel_sum(s)が、予め定めた値以下であるか否かを判断する。そして、演算部114は、予め定めた値以下ではない場合、すなわち、テーブル格納部115に予め格納された各サブピクセルの光量分布との剥離が一定以上である場合、ゲイン調整部112にゲインの調整を指示する。この処理により、発光素子104bの光量を増加させることで、del_sum(s)の値を小さくすることができる。従って、視線の検出精度を高めることができる。
演算部114は、所定時間毎に式(1)を用いて角膜反射像の中心位置を求める処理を繰り返し実行する。
テーブル格納部115は、センサFE111が出力した光量分布の比較対象となる各サブピクセルの光量分布のグラフのテーブルを格納する。なお、テーブル格納部115は、記憶部の一例である。
図9は、テーブル格納部に格納されている光量分布のグラフのテーブルを示す図である。
図9に示すテーブル115aには、サブピクセルsP1〜sP9毎にグラフが用意されている。図9では、一例としてサブピクセルsP1の光量分布のグラフG1と、サブピクセルsP2の光量分布のグラフG2と、サブピクセルsP2の光量分布のグラフG3とを示している。
各グラフは、各サブピクセルsP1〜sP9に角膜反射像の中心位置が存在すると判断可能な比較用の光量分布を示している。なお、本実施の形態では、各サブピクセルに対応する光量分布をグラフ化してテーブル115aに格納する例を示しているが、光量分布を関数によりテーブル115aに格納するようにしてもよい。以下、この関数を「光量分布関数」と言う。
光量分布作成部116は、テーブル115aの光量分布のグラフを作成する。
図10は、光量分布作成部がグラフを作成する一例を説明する図である。
まず、光量分布作成部116は、発光素子104bを発光させる。そして、発光素子104bが発した光を撮像素子104cが受光できる状態にする。そして、撮像素子104cが受光した光量の分布が撮像素子104cのダイナミックレンジ内に収まるように発光素子104bの出力を調整する。この処理により、X方向、Y方向それぞれの光量分布を取得する。
次に、光量分布作成部116は、各画素の階調値を読み取る。具体的には、例えば光量分布の中心が、受光領域の中心に存在する場合、X方向、Y方向ともに光量中心を受光領域の中心に存在する画素P1の中央に設定する。設定した状態で、光量分布作成部116が、各画素の階調値を読み取る。光量分布作成部116は、読み取った階調値に基づいて光量分布のグラフを作成し、作成した光量分布のグラフを演算部114に送る。演算部114は、受け取った光量分布のグラフを記憶しておき、この光量分布のグラフに基づいて中心画素CP1を特定する。
次に、光量分布作成部116は、サブピクセル毎の光量分布のグラフを作成する。具体的には、光量分布の中心が各サブピクセルと一致するように、X方向、Y方向の光量分布を撮像素子104cの受光領域に対して平行移動させて光量分布の中心をサブピクセルに一致させる。一致させた状態で49画素の階調値v(i,j)を読み取る。そして、この読み取り処理により取得した階調値v(i,j)に基づいて、このサブピクセルでの光量分布のグラフを作成する。
光量分布作成部116は、49画素の階調値の読み取り処理を、各サブピクセルについて行い、各サブピクセルでの光量分布のグラフを作成する。例えば1画素に設定するサブピクセルをX方向、Y方向ともに3つ設定した場合には、設定した9個のサブピクセルについて49画素の階調値の読み取り処理を行う。そして、作成した光量分布のグラフをテーブル格納部115に格納する。なお、本実施の形態では、グラフの作成に発光素子104bを使用したが、グラフの作成に使用する発光素子は、発光素子104bに限定されない。発光素子104b以外の発光素子を使用する場合は、撮像光学系の点像に基づいてグラフを作成するのが好ましい。
視線特定部117は、演算部114が求めた角膜反射像の中心位置と、瞳孔の中心位置の遷移(相対位置関係)とに基づいて、瞳孔の移動距離と方向(ベクトル)を算出することで、観察者の視線を特定する。
次に、演算部114の処理を、フローチャートを用いて説明する。
図11は、演算部の処理を示すフローチャートである。
[ステップS1] 演算部114は、角膜反射像の中心画素CP1を決定する。その後、ステップS2に遷移する。
[ステップS2] 演算部114は、中心画素CP1のサブピクセルsP1〜sP9のうち、未選択のサブピクセルの位置座標(i,j)(i=i0−1、i0、i0+1,j=j0−1、j0、j0+1)の階調値v(i,j)を取得する。その後、ステップS3に遷移する。
[ステップS3] 演算部114は、テーブル格納部115に格納されているテーブル115aを参照し、サブピクセルの位置を識別するパラメータsに対応する光量分布関数f(s、i、j)を取得する。その後、ステップS4に遷移する。
[ステップS4] 演算部114は、ステップS2にて取得した階調値v(i,j)およびステップS3にて取得した光量分布関数f(s,i,j)を、式(1)に代入することで、del_sum(s)を演算する。その後、ステップS5に遷移する。
[ステップS5] 演算部114は、サブピクセルsP1〜sP9の位置座標(i,j)全てにおいてdel_sum(s)を演算したか否かを判断する。全てにおいてdel_sum(s)を演算していない場合(ステップS5のNo)、ステップS6に遷移する。全てにおいてdel_sum(s)を演算した場合(ステップS5のYes)、ステップS7に遷移する。
[ステップS6] 演算部114は、位置のパラメータsを変更する。その後、ステップS3に遷移する。
[ステップS7] 演算部114は、del_sum(s)の最小値del_sum(smin)を選択する。その後、ステップS8に遷移する。
[ステップS8] 演算部114は、del_sum(smin)が所定値以下か否かを判断する。del_sum(smin)が所定値以下である場合(ステップS8のYes)、ステップS9に遷移する。del_sum(smin)が所定値より大きい場合(ステップS8のNo)、ステップS10に遷移する。
[ステップS9] 演算部114は、del_sum(smin)の位置sを角膜反射位置に決定する。その後、図11の処理を終了する。
[ステップS10] 演算部114は、ゲイン調整部112にゲインの調整を指示する。その後、図11の処理を終了する。
以上で、図11の処理の説明を終了する。
以上述べたように、撮像装置10によれば、演算部114が、角膜反射像の中心位置を、サブピクセル毎の予め求めておいた光量分布に基づき特定するようにした。これにより、例えば得られた角膜反射像の光量の加重平均から反射像の中心位置を算出する方法等に比べ、角膜反射像の中心位置を、より確実に特定することができる。
また、画素数の少ない撮像素子を使用しても比較的高い精度の視線を検出することができるため、画素数の多い撮像素子を使用する場合に比べ、撮像装置の製造コストを低くすることができる。
なお、本実施の形態では1つの発光素子104bを有する撮像装置10を説明したが、これに限らず、撮像装置は発光素子を2つ以上有していてもよい。そして、各発光素子で撮像した画像のうち、角膜反射像が撮像されている画像を角膜反射像の中心位置の特定に用いるようにしてもよい。これにより、例えば眼鏡等により1つの発光素子の撮像した画像に角膜反射像が撮像されてなくても、他の発光素子の撮像した画像を用いて角膜反射像の中心位置を特定することができる。
なお、本実施の形態では、光量分布作成部116がテーブル115aに格納する光量分布のグラフを作成した。しかし、テーブル115aに格納する光量分布のグラフは、例えば、ダイナミックレンジが十分確保されている場合に、撮像素子104cよりも多くの画素数を有する撮像素子によって眼球を撮像した角膜反射像の光量分布のグラフを取得することもできる。取得する光量分布はガウス分布に近似した形状となるが、発光素子と受光センサの空間的配置または環境により変化することもあり、事前に実測した分布を取得するのが好ましい。
さらに、本実施の形態では、実測により光量分布を作成したが、計算により光量分布を求めてもよい。
以上、本発明の撮像装置、撮像プログラムおよび信号処理装置を、図示の実施の形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができる。また、本発明に、他の任意の構成物や工程が付加されていてもよい。
また、本発明は、前述した各実施の形態のうちの、任意の2以上の構成(特徴)を組み合わせたものであってもよい。
なお、上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、撮像装置1、10、信号処理回路104、または視線検出部11が有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、磁気記憶装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリ等が挙げられる。磁気記憶装置には、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ等が挙げられる。光ディスクには、DVD、DVD−RAM、CD−ROM/RW等が挙げられる。光磁気記録媒体には、MO(Magneto-Optical disk)等が挙げられる。
プログラムを流通させる場合には、例えば、そのプログラムが記録されたDVD、CD−ROM等の可搬型記録媒体が販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
プログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、ネットワークを介して接続されたサーバコンピュータからプログラムが転送される毎に、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
また、上記の処理機能の少なくとも一部を、DSP(Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)等の電子回路で実現することもできる。
以上の第1〜第2の実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1) 眼球を撮像する撮像素子と、
前記撮像素子が撮像した画像の角膜反射像の中心位置を、前記角膜反射像が撮像された画素を分割した領域毎に予め求めておいた光量分布と前記角膜反射像の光量分布との比較結果に基づいて、特定する特定部と、
を有することを特徴とする撮像装置。
(付記2) 前記特定部は、前記領域毎に予め求めておいた光量分布と前記角膜反射像の光量分布とを比較した結果、前記領域毎に予め求めておいた光量分布のうち、前記角膜反射像の光量分布と最も類似度の高い光量分布の前記領域を、前記中心位置に特定することを特徴とする付記1記載の撮像装置。
(付記3) 前記眼球を撮像する際に発光する発光素子と、
前記類似度を示す値が所定値以下である場合、前記発光素子の光量を変更する変更部と、
をさらに有することを特徴とする付記2記載の撮像装置。
(付記4) 前記撮像素子が撮像した画像の、角膜反射像の中心位置を撮像した画素を決定する決定部をさらに有し、
前記特定部は、前記決定部が決定した画素を分割することを特徴とする付記1ないし3のいずれかに記載の撮像装置。
(付記5) 前記領域毎に予め求めておいた光量分布は、前記撮像素子の光量分布の中心を、前記各領域に合わせた状態で、前記撮像素子が有する全ての画素の階調値を読み取った値に基づいて作成することを特徴とする付記1ないし4のいずれかに記載の撮像装置。
(付記6) 前記領域毎の光量分布を記憶する記憶部をさらに有することを特徴とする付記1記載の撮像装置。
(付記7) コンピュータに、
眼球を撮像し、
撮像した画像の角膜反射像の中心位置を、前記角膜反射像が撮像された画素を分割した領域毎に予め求めておいた光量分布と前記角膜反射像の光量分布との比較結果に基づいて、特定する、
処理を実行させることを特徴とする撮像プログラム。
(付記8) 眼球を撮像する撮像素子が撮像した画像の角膜反射像の中心位置を、前記角膜反射像が撮像された画素を分割した領域毎に予め求めておいた光量分布と前記角膜反射像の光量分布との比較結果に基づいて、特定する特定部を有することを特徴とする信号処理回路。
1、10 撮像装置
1a、104b 発光素子
1b、104c 撮像素子
1c 決定部
1d 特定部
1e、11 視線検出部
111 センサFE
112 ゲイン調整部
113 発光制御部
114 演算部
115 テーブル格納部
116 光量分布作成部
117 視線特定部
CP1 中心画素
G1〜G3 グラフ
P1 画素

Claims (7)

  1. 眼球を撮像する撮像素子と、
    前記撮像素子が撮像した画像の角膜反射像の中心位置を、前記角膜反射像が撮像された画素を分割した領域毎に予め求めておいた光量分布と前記角膜反射像の光量分布との比較結果に基づいて、特定する特定部と、
    を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記特定部は、前記領域毎に予め求めておいた光量分布と前記角膜反射像の光量分布とを比較した結果、前記領域毎に予め求めておいた光量分布のうち、前記角膜反射像の光量分布と最も類似度の高い光量分布の前記領域を、前記中心位置に特定することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記眼球を撮像する際に発光する発光素子と、
    前記類似度を示す値が所定値以下である場合、前記発光素子の光量を変更する変更部と、
    をさらに有することを特徴とする請求項2記載の撮像装置。
  4. 前記撮像素子が撮像した画像の、角膜反射像の中心位置を撮像した画素を決定する決定部をさらに有し、
    前記特定部は、前記決定部が決定した画素を分割することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の撮像装置。
  5. 前記領域毎に予め求めておいた光量分布は、前記撮像素子の光量分布の中心を、前記各領域に合わせた状態で、前記撮像素子が有する全ての画素の階調値を読み取った値に基づいて作成することを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の撮像装置。
  6. コンピュータに、
    眼球を撮像し、
    撮像した画像の角膜反射像の中心位置を、前記角膜反射像が撮像された画素を分割した領域毎に予め求めておいた光量分布と前記角膜反射像の光量分布との比較結果に基づいて、特定する、
    処理を実行させることを特徴とする撮像プログラム。
  7. 眼球を撮像する撮像素子が撮像した画像の角膜反射像の中心位置を、前記角膜反射像が撮像された画素を分割した領域毎に予め求めておいた光量分布と前記角膜反射像の光量分布との比較結果に基づいて、特定する特定部を有することを特徴とする信号処理回路。
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