JPH10170814A - 焦点検出装置、自動焦点調節装置及びカメラ - Google Patents

焦点検出装置、自動焦点調節装置及びカメラ

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JPH10170814A
JPH10170814A JP8346496A JP34649696A JPH10170814A JP H10170814 A JPH10170814 A JP H10170814A JP 8346496 A JP8346496 A JP 8346496A JP 34649696 A JP34649696 A JP 34649696A JP H10170814 A JPH10170814 A JP H10170814A
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focus detection
focus
area
line
sight
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JP8346496A
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Yushi Yamamoto
雄史 山本
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 焦点検出領域が狭い為に焦点検出不可能とな
ったとしても、使用者の簡単な操作により、視線入力に
より選択された焦点検出点を中心にして任意の大きさに
焦点検出領域を広げることができ、しかも、焦点検出領
域の自在な変更により、使用者の意図した焦点調節を可
能にする。 【解決手段】 視線入力手段にて選択された焦点検出点
217を中心に、焦点検出領域を決定する操作手段と、
該操作手段にて決定された焦点検出領域に対応する、焦
点検出点217、又は、焦点検出点217,210,2
18,224,216からの信号に基づいて焦点検出を
行う焦点検出手段とを設けた構成にしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の焦点検出点
それぞれに対応して配置され、焦点検出領域として用い
られる少なくとも一つの焦点検出点の表示を行う表示手
段と、前記複数の焦点検出点の中の少なくとも一つを視
線により選択する視線入力手段とを備えた焦点検出装
置、該焦点検出装置を具備した自動焦点検出装置、及
び、該自動焦点検出装置を具備したカメラの改良に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば三個の焦点検出点を有
し、その中より任意の一つを視線入力により選択可能と
するカメラが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種のカメラにおい
ては、前述した様に視線入力によって選ばれる焦点検出
点は一つであることから、例えば二人並んだ人物を撮影
しようとした場合、いわゆる中抜け状態(人物が比較的
小さく、三個の焦点検出点のいずれの該人物が位置しな
い様な状態)が生じ、適正な焦点検出ができない事があ
った。
【0004】(発明の目的)本発明の第1の目的は、焦
点検出領域が狭い為に焦点検出不可能となったとして
も、使用者の簡単な操作により、視線入力により選択さ
れた焦点検出点を中心にして任意の大きさに焦点検出領
域を広げることができ、しかも、焦点検出領域の自在な
変更により、使用者の意図した焦点調節を行うことので
きる焦点検出装置、自動焦点調節装置及びカメラを提供
しようとするものである。
【0005】本発明の第2の目的は、フォーカスモード
としてサーボモードが選択されている際には、焦点検出
対象としては動体であることが多いため、このような場
合には使用者の簡単な操作により、視線入力により選択
された焦点検出点を中心にして任意の大きさに焦点検出
領域に変更可能として、常に意図した焦点検出及び焦点
調節を行うことのできる焦点検出装置、自動焦点調節装
置及びカメラを提供しようとするものである。
【0006】本発明の第3の目的は、レンズの焦点距離
が望遠側になる程、画面内に占める焦点検出対象の割合
は大きくなるため、このような場合には使用者の簡単な
操作により、視線入力により選択された焦点検出点を中
心にして任意の大きさに焦点検出領域に変更可能とし
て、常に意図した焦点検出及び焦点調節を行うことので
きる焦点検出装置、自動焦点調節装置及びカメラを提供
しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、請求項1〜6、12及び13記載の本発明
は、複数の焦点検出点それぞれに対応して配置され、焦
点検出領域として用いられる焦点検出点の表示を行う表
示手段と、前記複数の焦点検出点の中の少なくとも一つ
を視線により選択する視線入力手段とを備えた焦点検出
装置において、前記視線入力手段にて選択された焦点検
出点を中心に、焦点検出領域を決定する操作手段と、該
操作手段にて決定された焦点検出領域に対応する焦点検
出点からの信号に基づいて焦点検出を行う焦点検出手段
とを設け、前記操作手段により、前記視線入力手段にて
選択された焦点検出点のみを焦点検出領域とする第1の
状態と、該焦点検出点を中心に、放射状に延びた位置に
ある複数の焦点検出点を、或は、左右又は上下方向に延
びた位置にある複数の焦点検出点を、焦点検出領域とす
る第2の状態の、いずれかを選択して焦点検出領域を決
定させる構成にしている。
【0008】また、上記第2の目的を達成するために、
請求項3、12及び13記載の本発明は、視線入力手段
にて選択された焦点検出点のみにより焦点検出領域とし
ていたものを、フォーカスモードがサーボモードの際に
おいては、操作手段を単に第1の状態から第2の状態へ
操作することにより、視線入力手段にて選択された焦点
検出点を中心に、放射状に延びた位置にある複数の焦点
検出点を、或は、左右又は上下方向に延びた位置にある
複数の焦点検出点を、焦点検出領域に変更し得る構成に
している。
【0009】また、上記第3の目的を達成するために、
複数の焦点検出点それぞれに対応して配置され、焦点検
出領域として用いられる焦点検出点の表示を行う表示手
段と、前記複数の焦点検出点の中の少なくとも一つを視
線により選択する視線入力手段とを備えた焦点検出装置
において、レンズの焦点距離に応じて、前記視線入力手
段にて選択された焦点検出点を中心に、焦点検出領域を
変更する焦点検出領域変更手段と、該焦点検出領域変更
手段にて決定された焦点検出領域に対応する焦点検出点
からの信号に基づいて焦点検出を行う焦点検出手段とを
設けた構成にしている。
【0010】更に詳述すると、焦点検出領域変更手段
は、レンズの焦点距離が長くなる程、視線入力手段にて
選択された焦点検出点中心に、放射状に延びる方向の焦
点検出点の数を多く用いることにより、或は、左右又は
上下に延びる方向の焦点検出点の数を多く用いることに
より、焦点検出領域を拡大するものとしている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に基づいて詳細に説明する。
【0012】図1は本発明の実施の第1の形態に係る視
線検出装置を具備した一眼レフレックスカメラの光学配
置を示す図である。
【0013】図1において、1は撮影レンズであり、便
宜上2枚のレンズ1a,1bで示したが、実際は多数の
レンズから構成されている。2は主ミラーであり、観察
状態と撮影状態に応じて撮影光路へ斜設され、あるい
は、退去される。3はサブミラーであり、前記主ミラー
2を透過した光束をカメラボディの下方へ向けて反射す
る。4はシャッタである。5は感光部材であり、銀塩フ
ィルム,CCD,MOS型等の固体撮像素子、あるい
は、ビディコン等の撮像管より成っている。
【0014】6は焦点検出装置であり、結像面近傍に配
置されたフィールドレンズ6a,反射ミラー6b及び6
c,2次結像レンズ6d,絞り6e、及び、複数のCC
D等から成るエリアセンサ6f等から構成されている周
知の位相差方式を採用している。この焦点検出装置6
は、図2に示す様に、観察画面236内の複数の領域を
焦点検出可能なように構成されている。
【0015】7は前記撮影レンズ1の予定結像面に配置
されたピント板、8はファインダ光路変更用のペンタプ
リズムである、9,10は観察画面内の被写体輝度を測
定する為の結像レンズと測光センサであり、結像レンズ
9はペンタダハプリズム8内の反射光路を介してピント
板7と測光センサ10を共役に関係付けている。
【0016】11はペンタダハプリズム8の射出面後方
に配置された接眼レンズで、光分割器11aを有してお
り、撮影者の眼15によるピント板7の観察に使用され
る。前記光分割器11aは、例えば可視光を透過し赤外
光を反射するダイクロイックミラーより成っている。1
2は受光レンズ、14は光電変換素子列を2次元的に配
したエリアセンサであり、前記受光レンズ12に関して
所定の位置にある撮影者の眼15の虹彩近傍と共役にな
るように配置されている。13a〜13dは各々撮影者
の眼15の照明光源であるところの赤外発光ダイオード
(以下、IREDと記する)である。
【0017】21は明るい被写体の中でも視認できる高
輝度のスーパーインポーズ用LEDである。このスーパ
ーインポーズ用LED21から発せられた光は、投光用
プリズム22,主ミラー2で反射してピント板7の表示
部に設けた微小プリズムアレー7aで垂直方向に曲げら
れ、ペンタダハプリズム8,接眼レンズ11を通って撮
影者の眼15に達する。そこで、ピント板7の焦点検出
点に対応する位置にこの微小プリズムアレイ7aを枠状
に形成し、これを各々に対応したスーパーインポーズ用
LED21(各々をLED−1,LED−2,・・・,
LED−34、LED−35とする)によって照明す
る。
【0018】図2に、観察者がファインダを覗いたとき
に見ることのできるファインダ視野を示す。
【0019】各々の焦点検出点201,202,・・
・,234,235がファインダ視野246内で光り、
焦点検出点(以下、実施の形態の説明では測距点と記
す)を表示させている(以下、これをスーパーインポー
ズ表示という)。
【0020】図1及び図2に共通の23は、ファインダ
視野領域を形成する視野マスクである。また、24はフ
ァインダ視野外に撮影情報を表示するためのファインダ
内LCDで、図1の照明用LED(F−LED)25に
よって照明されている。ファインダ内LCD24を透過
した光は三角プリズム26によってファインダ内に導か
れ、図2のファインダ視野外247に表示され、撮影者
は該撮影情報を観察している。
【0021】図1に戻って、31は撮影レンズ1内に設
けた絞り、32は絞り駆動回路114を含む絞り駆動装
置、33はレンズ駆動用モータ、34は駆動ギヤ等から
成るレンズ駆動部材である。35はフォトカプラであ
り、前記レンズ駆動部材34に連動するパルス板36の
回転を検知して後述のレンズ焦点調節回路に伝えてい
る。114はレンズ焦点調節回路114であり、前記フ
ォトカプラ35からの情報とカメラ側からのレンズ駆動
量の情報に基づいてレンズ駆動用モータ33を所定量駆
動させ、撮影レンズ1の合焦レンズ1aを合焦位置に移
動させている。37は公知のカメラとレンズとのインタ
ーフェースとなるマウント接点である。
【0022】図3は上記構成に一眼レフカメラに内蔵さ
れた電気的構成の要部を示すブロック図であり、図1と
同じものは同一符号を付してある。
【0023】図3において、100はカメラ本体に内蔵
されたカメラ制御手段であるところのマイクロコンピュ
ータの中央処理装置(以下、MPUと記す)であり、発
振器101で作られるクロックをもとに内部の動作を行
う。100aはクロック制御回路であり、前記発振器1
01で作られた原発振周波数をMPU100内の信号に
より、分周しない,1/2に分周する,1/16に分周
するなどして、前記MPU100の動作周波数を決め
る。100bは記憶手段であるところのEEPROMで
あり、フィルムカウンタその他の撮影情報を記憶可能で
ある。100cはA/D変換器であり、後述するように
視線検出回路104,焦点検出回路105,多分割測光
センサ106から入力されるアナログ信号をA/D変換
する。
【0024】前記MPU100には、LED駆動回路1
02,IRED駆動回路103,視線検出回路104,
焦点検出回路105,測光回路106,シャッタ制御回
路107、モータ制御回路108、フィルム走行検知回
路109、スイッチセンス回路110、及び、液晶表示
回路111が接続されている。また、撮影レンズ1内に
配置されたレンズ制御回路112とは、図1で示したマ
ウント接点37を介して信号の伝達がなされる。
【0025】前記LED駆動回路102は、MPU10
0からの信号に従ってスーパーインポーズ用LED21
を点灯させている。前記IRED駆動回路103は、M
PU100からの信号に従ってIRED13を点灯させ
ている。
【0026】前記視線検出回路104は、エリアセンサ
14の蓄積動作と読み出し動作をMPU100からの信
号に従って行い、各画素の画素出力アナログ信号をMP
U100に対して送る。MPU100はこのアナログ信
号をA/D変換器100cによりA/D変換し、このそ
れぞれの画素情報により、後述するように視線検出に必
要な眼球像の各特徴点を所定のアルゴリズムに従って抽
出し、さらに各特徴点の位置から撮影者の眼球の回転角
を算出する。
【0027】本実施の形態における一眼レフレックスカ
メラでは、これにより撮影者のファインダ上の視線(注
視点)を演算抽出し、複数の測距点201〜245のう
ちから一つを選択し、その測距点を中心に自動焦点検出
を行っている。
【0028】115はMPU100からの信号により、
前記視線検出回路104に電源を供給するレギュレータ
であり、視線検出動作を行うときだけ、電源を供給する
ように制御される。
【0029】前記エリアセンサ6fは、前述の様に画面
内の複数の測距点201〜235に対応した35組から
構成されるCCD等のエリアセンサである。その詳細
は、図4に示す様に、201a〜235aと201b〜
235bがそれぞれ対応している。前記焦点検出回路1
05は、MPU100の信号に従い、前記エリアセンサ
6fの蓄積制御と読み出し制御を行って、それぞれの画
素情報をMPU100に出力する。MPU100はこの
情報をA/D変換し、周知の位相差検出法による焦点検
出を行い、検出した焦点検出情報をレンズ制御回路11
2へ送出してレンズの焦点調節を行わせる。
【0030】前記測光回路106は、画面内の各エリア
の輝度信号として、測光センサ10からの出力をMPU
100に出力する。MPU100は輝度信号A/D変換
し、撮影の露出の調節を行う。前記シャッタ制御回路1
07は、MPU100からの信号に従って、シャッタ先
幕(マグネットMG−1を介して),シャッタ後幕(マ
グネットMG−2を介して)を走行させ、露出動作を行
う。前記モータ制御回路108は、MPU100からの
信号に従ってモータを制御することにより、主ミラー2
のアップダウン、及び、シャッタのチャージ、そしてフ
ィルムの給送を行っている。前記フィルム走行検知回路
109は、フィルム給送時にフィルムが1駒分巻き上げ
られたかを検知し、MPU100に信号を送る。
【0031】SW1は不図示のレリーズ釦の第1ストロ
ークでONし、測光,AF,視線検出動作を開始させる
為のスイッチ、SW2は不図示のレリーズ釦の第2スト
ロークでONし、露光動作を開始させる為のスイッチで
ある。このスイッチSW1,SW2、測距エリアを変更
する為のダイヤルスイッチD−SWや、測距点指定スイ
ッチ、その他不図示のカメラの操作部材の状態信号は、
スイッチセンス回路110が検知し、MPU100に送
っている。
【0032】前記液晶表示回路111は、ファインダ内
LCD24と不図示のモニタ用LCD42の表示をMP
U100からの信号に従って制御している。前記レンズ
制御回路112は、レンズマウント接点37を介してM
PU100と通信し、レンズ焦点検出回路113及び絞
り制御回路114を動作させ、レンズの焦点調節と絞り
を制御している。
【0033】次に、図5及び図6のフローチャートを用
いて、本発明を実施した一眼レフカメラの動作について
説明する。
【0034】図5において、カメラの動作が開始する
と、MPU100は、まずステップ#01にてスイッチ
検出を行い、次のステップ#02において、レリーズ釦
の第1ストロークでオンするスイッチSW1と測距点指
定スイッチの状態を調べ、いずれもオフであればステッ
プ#01に戻る。
【0035】また、上記スイッチSW1と測距点指定ス
イッチの何れか一方がオンの場合はステップ#03へ進
み、ここで視線検出を行い、P像(プルキニエ像:角膜
反射像)及び瞳孔円の中心位置を検出して視線(注視
点)を求める。そして、次のステップ#04において、
測距点指定スイッチがオンであるか否かを調べ、オンな
らばステップ#05の「測距範囲指定」ルーチンへ進
み、測距範囲を決め、オフならばステップ#06へ進
む。
【0036】ここで、上記ステップ#05において実行
される「測距範囲指定」ルーチンについて、図6のフロ
ーチャートにより説明する。
【0037】ステップ#21においては、上記ステップ
#03の視線情報により得られた測距点エリア(1点)
を測距する中心測距点とする。そして、次のステップ#
22において、上記ステップ#01で得られたスイッチ
情報の一つであるダイヤルスイッチD−SWに変化が無
かったらステップ#26へ進む。また、ダイヤルスイッ
チD−SWに変化が有ればステップ#23へ進み、ここ
では測距範囲モード(範囲モードと略記する)が0であ
るか否かを調べ、0ならばステップ#25へ進んで範囲
モードを1にセットし、一方、範囲モードが1ならばス
テップ#24へ進んで範囲モードを0にセットし、それ
ぞれステップ#26へ進む。
【0038】次のステップ#26において、範囲モード
が0ならば測距範囲縮小を意味するのでステップ#28
へ進み、測距範囲を中心測距点(視線で選択された測距
エリア)のみとしてステップ#37へ進む。また、範囲
モードが1であることを判別したならば、測距範囲拡大
を意味するのでステップ#27以降へ進み、測距エリア
の拡大処理を行う。
【0039】つまり、ステップ#27においては、上下
左右に測距エリアを1エリアづつ拡大許可をする。そし
て、次のステップ#29において、中心測距点が図2で
示す201から207までの上端か否かを調べ、そうで
なければ直ちにステップ#31へ進むが、もし中心測距
点が201から207までの上端だったならばそれ以上
に上側へ測距エリアが拡大できないので、ステップ#3
0へ進んで上側への測距エリア拡大を禁止し、ステップ
#31へ進む。
【0040】ステップ#31においては、中心測距点が
図2で示す229から235までの下端か否かを調べ、
そうでなければ直ちにステップ#33へ進が、もし中心
測距点が229から235までの下端だったならばそれ
以上に下側へ測距エリアが拡大できないので、ステップ
#32へ進んで下側への測距エリア拡大を禁止し、ステ
ップ#33へ進む。
【0041】ステップ#33においては、中心測距点が
図2で示す207,214,221,228,235の
右端か否かを調べ、そうでなければ直ちにステップ#3
5へ進み、もし中心測距点が207,214,221,
228,235の右端だったならばそれ以上に右側へ測
距エリアが拡大できないので、ステップ#34へ進んで
右側への測距エリア拡大を禁止し、ステップ#35へ進
む。
【0042】ステップ#35においては、中心測距点が
図2で示す201,208,215,222,229の
左端か否かを調べ、そうでなければ直ちにステップ#3
7へ進み、もし中心測距点が201,208,215,
222,229の左端だったならばそれ以上に左側へ測
距エリアが拡大できないので、ステップ#36へ進んで
左側への測距エリア拡大を禁止し、ステップ#37へ進
む。
【0043】ステップ#37においては、許可した測距
点すべての表示を行い、この「測距範囲指定」ルーチン
をリターンする。
【0044】図5に戻って、ステップ#06において
は、上記ステップ#05により決められた測距範囲、又
は、測距範囲モードが0の時は視線により選択された測
距点で、焦点検出動作を行う。これは、前述したように
焦点検出回路105による周知の位相差検出法によるも
のである。
【0045】次のステップ#07においては、MPU1
00は、前記焦点検出動作による焦点状態によりレンズ
制御回路112を制御することによって、レンズの焦点
調節を行う。そして、次のステップ#08において、測
光回路106からの被写体の輝度情報により露出量を決
定する。続くステップ#09においては、レリーズ釦の
第2ストロークでオンするスイッチSW2の状態を調
べ、オフであればステップ#01へ戻る。
【0046】また、スイッチSW2がオンであればステ
ップ#10へ進み、フィルムに露光させる為のレリーズ
制御を行う。具体的には、露光動作に先立って主ミラー
2をアップさせ、撮影光路より退去させる。次に、決め
られた露光量に基づく絞り量に、レンズ制御回路112
を介してレンズ内の絞り31を駆動する。そして、決め
られた露光量に基づくシャッタ開放時間(シャッタスピ
ード)になるようシャッタ制御回路107によりシャッ
タを制御し、露光を完了させる。その後、撮影光路より
退去された主ミラー2をダウンさせ、再び撮影光路へ斜
設させる。
【0047】次のステップ#11においては、フィルム
1駒巻き上げのために、モータ制御回路108によりフ
ィルム給送を開始し、フィルム走行検知回路109から
のフィルム給送完信号が来たところでフィルム給送を終
了とし、ステップ#01へ戻る。
【0048】以上の実施の第1の形態によれば、図7に
示す様に、例えば測距点指定スイッチをオンし、視線に
より217の測距点が選択された場合、ダイヤルスイッ
チD−SW変化により簡単に210,216,217,
218,224と測距範囲を切り換えることが可能とな
り、その測距範囲で焦点検出を行うことができる。
【0049】なお、本実施の形態においては、測距範囲
が視線で選択された測距エリアを中心に放射状に広がる
が、放射状でなく視線で選択された測距エリアを含む縦
方向だけの測距エリアの拡大縮小や、横方向のだけの測
距エリアの拡大縮小もできるのは、言うまでもない。
【0050】(実施の第2の形態)図8は本発明の実施
の第2の形態に係る視線検出装置を具備した一眼レフレ
ックスカメラの一連の動作を示すフローチャートであ
る。なお、該カメラの光学的配置や電気的構成、更には
測距点の数等は上記実施の第1の形態と同様であるの
で、ここではその説明は省略する。
【0051】図8において、カメラの動作が開始する
と、MPU100は、まずステップ#41にてスイッチ
検出を行い、次のステップ#42において、レリーズ釦
の第1ストロークでオンするスイッチSW1と測距点指
定スイッチの状態を調べ、いずれもオフであればステッ
プ#41に戻る。
【0052】また、上記スイッチSW1と測距点指定ス
イッチの何れか一方がオンの場合はステップ#43へ進
み、ここで視線検出を行い、P像(プルキニエ像:角膜
反射像)及び瞳孔円の中心位置を検出して視線(注視
点)を求める。そして、次のステップ#44において、
フォーカスモードがサーボモードで、測距点指定スイッ
チがオンであるか否かを調べ、そうであればステップ#
45の「測距範囲指定」ルーチンへ進み、測距範囲を決
め、そうでなければステップ#46へ進む。
【0053】次のステップ#46においては、上記ステ
ップ#45により決められた測距範囲、又は、測距範囲
モードが0の時は視線により選択された測距点で、焦点
検出動作を行う。これは、前述したように焦点検出回路
105による周知の位相差検出法によるものである。
【0054】次のステップ#47においては、MPU1
00は、前記焦点検出動作による焦点状態によりレンズ
制御回路112を制御することによって、レンズの焦点
調節を行う。そして、次のステップ#48において、測
光回路106からの被写体の輝度情報により露出量を決
定する。続くステップ#49においては、レリーズ釦の
第2ストロークでオンするスイッチSW2の状態を調
べ、オフであればステップ#41へ戻る。
【0055】また、スイッチSW2がオンであればステ
ップ#50へ進み、フィルムに露光させる為のレリーズ
制御を行う。具体的には、露光動作に先立って主ミラー
2をアップさせ、撮影光路より退去させる。次に、決め
られた露光量に基づく絞り量に、レンズ制御回路112
を介してレンズ内の絞り31を駆動する。そして、決め
られた露光量に基づくシャッタ開放時間(シャッタスピ
ード)になるようシャッタ制御回路107によりシャッ
タを制御し、露光を完了させる。その後、撮影光路より
退去された主ミラー2をダウンさせ、再び撮影光路へ斜
設させる。
【0056】次のステップ#51においては、フィルム
1駒巻き上げのために、モータ制御回路108によりフ
ィルム給送を開始し、フィルム走行検知回路109から
のフィルム給送完信号が来たところでフィルム給送を終
了とし、ステップ#41へ戻る。
【0057】以上の実施の第2の形態によれば、図7に
示す様に、例えば、フォーカスモードがサーボモード
で、測距点指定スイッチをオンし、視線により217の
測距点が選択された場合、ダイヤルスイッチD−SW変
化により簡単に210,216,217,218,22
4と測距範囲を切り換えることが可能となり、その測距
範囲で焦点検出を行うことができる。
【0058】(実施の第3の形態)図9及び図10は本
発明の実施の第2の形態に係る視線検出装置を具備した
一眼レフレックスカメラの一連の動作を示すフローチャ
ートである。なお、該カメラの光学的配置や電気的構
成、更には測距点の数等は上記実施の第1の形態と同様
であるので、ここではその説明は省略する。
【0059】図9において、カメラの動作が開始する
と、MPU100は、まずステップ#61にてスイッチ
検出を行い、次のステップ#62において、レリーズ釦
の第1ストロークでオンするスイッチSW1の状態を調
べ、いずれもオフであればステップ#61に戻る。
【0060】また、上記スイッチSW1がオンの場合は
ステップ#63へ進み、ここで視線検出を行い、P像
(プルキニエ像:角膜反射像)及び瞳孔円の中心位置を
検出して視線(注視点)を求める。そして、次のステッ
プ#64において、測距範囲を決める「測距範囲指定」
ルーチンを行う。
【0061】ここで、上記ステップ#64にて実行され
る「測距範囲指定」ルーチンについて、図10のフロー
チャートにより説明する。
【0062】ステップ#71においては、上記ステップ
#63の視線情報により得られた測距点エリア(1点)
を測距する中心測距点とする。そして、次のステップ#
72において、レンズの焦点距離情報に基づきレンズの
焦点距離が100mmより小さければ、測距範囲を中心
測距点(視線で選択された測距エリア)のみとしてステ
ップ#74へ進む。また、レンズの焦点距離が100m
mより大きければ、測距範囲拡大を意味するのでステッ
プ#73以降へ進み、測距エリアの拡大処理を行う。
【0063】つまり、ステップ#73においては、上下
左右に測距エリアを1エリアづつ拡大許可をする。そし
て、次のステップ#75において、中心測距点が図2で
示す201から207までの上端か否かを調べ、そうで
なければ直ちにステップ#77へ進むが、もし中心測距
点が201から207までの上端だったならばそれ以上
に上側へ測距エリアが拡大できないので、ステップ#7
6へ進んで上側への測距エリア拡大を禁止し、ステップ
#77へ進む。
【0064】ステップ#77においては、中心測距点が
図2で示す229から235までの下端か否かを調べ、
そうでなければ直ちにステップ#79へ進が、もし中心
測距点が229から235までの下端だったならばそれ
以上に下側へ測距エリアが拡大できないので、ステップ
#78へ進んで下側への測距エリア拡大を禁止し、ステ
ップ#79へ進む。
【0065】ステップ#79においては、中心測距点が
図2で示す207,214,221,228,235の
右端か否かを調べ、そうでなければ直ちにステップ#8
1へ進み、もし中心測距点が207,214,221,
228,235の右端だったならばそれ以上に右側へ測
距エリアが拡大できないので、ステップ#80へ進んで
右側への測距エリア拡大を禁止し、ステップ#81へ進
む。
【0066】ステップ#81においては、中心測距点が
図2で示す201,208,215,222,229の
左端か否かを調べ、そうでなければ直ちにステップ#8
3へ進み、もし中心測距点が201,208,215,
222,229の左端だったならばそれ以上に左側へ測
距エリアが拡大できないので、ステップ#82へ進んで
左側への測距エリア拡大を禁止し、ステップ#83へ進
む。
【0067】ステップ#83においては、許可した測距
点すべての表示を行い、この「測距範囲指定」ルーチン
をリターンする。
【0068】図10に戻って、ステップ#65において
は、上記ステップ#64により決められた測距範囲、又
は、視線により選択された測距点で、焦点検出動作を行
う。これは、前述したように焦点検出回路105による
周知の位相差検出法によるものである。
【0069】次のステップ#66においては、MPU1
00は、前記焦点検出動作による焦点状態によりレンズ
制御回路112を制御することによって、レンズの焦点
調節を行う。そして、次のステップ#67において、測
光回路106からの被写体の輝度情報により露出量を決
定する。続くステップ#68においては、レリーズ釦の
第2ストロークでオンするスイッチSW2の状態を調
べ、オフであればステップ#61へ戻る。
【0070】また、スイッチSW2がオンであればステ
ップ#69へ進み、フィルムに露光させる為のレリーズ
制御を行う。具体的には、露光動作に先立って主ミラー
2をアップさせ、撮影光路より退去させる。次に、決め
られた露光量に基づく絞り量に、レンズ制御回路112
を介してレンズ内の絞り31を駆動する。そして、決め
られた露光量に基づくシャッタ開放時間(シャッタスピ
ード)になるようシャッタ制御回路107によりシャッ
タを制御し、露光を完了させる。その後、撮影光路より
退去された主ミラー2をダウンさせ、再び撮影光路へ斜
設させる。
【0071】次のステップ#70においては、フィルム
1駒巻き上げのために、モータ制御回路108によりフ
ィルム給送を開始し、フィルム走行検知回路109から
のフィルム給送完信号が来たところでフィルム給送を終
了とし、ステップ#61へ戻る。
【0072】以上の実施の第3の形態によれば、例えば
レンズ焦点距離が100mmを越えた時、視線により選
択された測距点を中心に測距エリアが広がるので、被写
体が拡大された場合の測距エラーが少なくなる。
【0073】(変形例)上記実施の第1の形態では、ダ
イヤルスイッチD−SWが操作された場合、視線入力に
より選択された測距点の放射状に延びた位置にある、上
下左右それぞれ1個の測距点を選択して測距エリアを拡
大するようにしているが、2個づつ選択する構成にして
も良い。更には、選択できる範囲モードを多くし、その
モードに応じて、選択可能とする測距点数を多くできる
構成であっても良い。
【0074】また、上記実施の第3の形態では、レンズ
の焦点距離が100mmを基準に、測距エリアを拡大す
るか否かを決定するようにしているが、焦点距離が長く
なる程、撮影画面に占める被写体の大きさは大きくなる
のでより多くの測距点を用いた方が正確な情報が得られ
ることから、レンズの焦点距離情報を検出し、これに基
づいて選択する測距点数を変更することが望ましい。
【0075】また、上記実施の各形態では、焦点検出領
域を拡大するための手段として、ダイヤルスイッチD−
SWを用いた例を示しているが、これに限定されるもの
ではなく、プッシュスイッチやその他、何れのスイッチ
構造を持つものであっても良いことは云うまでもない。
【0076】また、上記の実施の各形態においては、焦
点検出点を有するカメラを例にしているが、被写体まで
の距離を測定するのに使用される測距点を多数具備し
た、測距装置、該測距装置からの情報に基づいてレンズ
位置調整を行う自動焦点調節装置、及び、該自動焦点調
節装置を具備したカメラ等であっても同様に適用できる
ものである。
【0077】本発明は、一眼レフカメラに適用した例を
述べているが、レンズシャッタカメラ、ビデオカメラ、
電子スチルカメラ等のカメラにも適用可能である。更に
は、双眼鏡や望遠鏡その他の光学装置、更には構成ユニ
ットとしても適用することができるものである。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
焦点検出領域が狭い為に焦点検出不可能となったとして
も、使用者の簡単な操作により、視線入力により選択さ
れた焦点検出点を中心にして任意の大きさに焦点検出領
域を広げることができ、しかも、焦点検出領域の自在な
変更により、使用者の意図した焦点調節を行うことがで
きる焦点検出装置、自動焦点調節装置及びカメラを提供
できるものである。
【0079】また、本発明によれば、フォーカスモード
としてサーボモードが選択されている際には、焦点検出
対象としては動体であることが多いため、このような場
合には使用者の簡単な操作により、視線入力により選択
された焦点検出点を中心にして任意の大きさに焦点検出
領域に変更可能として、常に意図した焦点検出及び焦点
調節を行うことができる焦点検出装置、自動焦点調節装
置及びカメラを提供できるものである。
【0080】また、本発明によれば、レンズの焦点距離
が望遠側になる程、画面内に占める焦点検出対象の割合
は大きくなるため、このような場合には使用者の簡単な
操作により、視線入力により選択された焦点検出点を中
心にして任意の大きさに焦点検出領域に変更可能とし
て、常に意図した焦点検出及び焦点調節を行うことがで
きる焦点検出装置、自動焦点調節装置及びカメラを提供
できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1の形態に係る一眼レフレッ
クスカメラの光学配置を示す図である。
【図2】図1のカメラのファインダ内を覗いたときに見
ることのできるファインダ視野を示す図である。
【図3】図1のカメラに内蔵された電気的構成の要部を
示すブロック図である。
【図4】図3に示すエリアセンサの詳細を示す図であ
る。
【図5】本発明の実施の第1の形態に係る一眼レフレッ
クスカメラの一連の動作を示すフローチャートである。
【図6】図5のステップ#05にて行われる測距範囲指
定時の動作を示すフローチャートである。
【図7】本発明の実施の第1の形態において視線にてエ
リアセンサ217が測距エリアの中心に選ばれた場合を
示す図である。
【図8】本発明の実施の第2の形態に係る一眼レフレッ
クスカメラの一連の動作を示すフローチャートである。
【図9】本発明の実施の第3の形態に係る一眼レフレッ
クスカメラの一連の動作を示すフローチャートである。
【図10】図9のステップ#64にて行われる測距範囲
指定時の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
6f 焦点検出用エリアセンサ 21 スーパーインポーズ用LED 100 MPU 104 視線検出回路 105 焦点検出装置 201〜245 測距点 D−SW ダイヤルスイッチ

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の焦点検出点それぞれに対応して配
    置され、焦点検出領域として用いられる焦点検出点の表
    示を行う表示手段と、前記複数の焦点検出点の中の少な
    くとも一つを視線により選択する視線入力手段とを備え
    た焦点検出装置において、前記視線入力手段にて選択さ
    れた焦点検出点を中心に、焦点検出領域を決定する操作
    手段と、該操作手段にて決定された焦点検出領域に対応
    する焦点検出点からの信号に基づいて焦点検出を行う焦
    点検出手段とを設けたことを特徴とする焦点検出装置。
  2. 【請求項2】 前記操作手段は、前記視線入力手段にて
    選択された焦点検出点のみを焦点検出領域とする第1の
    状態と、該焦点検出点を中心に複数の焦点検出点を焦点
    検出領域とする第2の状態の、いずれかを選択して焦点
    検出領域を決定させる手段であることを特徴とする請求
    項1記載の焦点検出装置。
  3. 【請求項3】 前記操作手段は、フォーカスモードがサ
    ーボモードの際に、前記視線入力手段にて選択された焦
    点検出点を中心に複数の焦点検出点を焦点検出領域とす
    る第2の状態を選択可能とする手段であることを特徴と
    する請求項2記載の焦点検出装置。
  4. 【請求項4】 前記操作手段は、前記第2の状態時に
    は、前記視線入力手段にて選択された焦点検出点を中心
    に放射状に延びた位置にある複数の焦点検出点を用いて
    焦点検出領域を決定することを特徴とする請求項3記載
    の焦点検出装置。
  5. 【請求項5】 前記操作手段は、前記第2の状態時に
    は、前記視線入力手段にて選択された焦点検出点を中心
    に左右方向に延びた位置にある複数の焦点検出点を用い
    て焦点検出領域を決定することを特徴とする請求項3記
    載の焦点検出装置。
  6. 【請求項6】 前記操作手段は、前記第2の状態時に
    は、前記視線入力手段にて選択された焦点検出点を中心
    に上下方向に延びた位置にある複数の焦点検出点を用い
    て焦点検出領域を決定することを特徴とする請求項3記
    載の焦点検出装置。
  7. 【請求項7】 複数の焦点検出点それぞれに対応して配
    置され、焦点検出領域として用いられる焦点検出点の表
    示を行う表示手段と、前記複数の焦点検出点の中の少な
    くとも一つを視線により選択する視線入力手段とを備え
    た焦点検出装置において、レンズの焦点距離に応じて、
    前記視線入力手段にて選択された焦点検出点を中心に、
    焦点検出領域を変更する焦点検出領域変更手段と、該焦
    点検出領域変更手段にて決定された焦点検出領域に対応
    する焦点検出点からの信号に基づいて焦点検出を行う焦
    点検出手段とを設けたことを特徴とする焦点検出装置。
  8. 【請求項8】 前記焦点検出領域変更手段は、レンズの
    焦点距離が長くなる程、前記視線入力手段にて選択され
    た焦点検出点中心に、多くの焦点検出点を用いて焦点検
    出領域を拡大することを特徴とする請求項7記載の焦点
    検出装置。
  9. 【請求項9】 前記焦点検出領域変更手段は、前記視線
    入力手段にて選択された焦点検出点を中心に放射状に延
    びる方向の焦点検出点の数を多く用いることにより、焦
    点検出領域を拡大することを特徴とする請求項8記載の
    焦点検出装置。
  10. 【請求項10】 前記焦点検出領域変更手段は、前記視
    線入力手段にて選択された焦点検出点を中心に左右に延
    びる方向の焦点検出点の数を多く用いることにより、焦
    点検出領域を拡大することを特徴とする請求項8記載の
    焦点検出装置。
  11. 【請求項11】 前記焦点検出領域変更手段は、前記視
    線入力手段にて選択された焦点検出点を中心に上下に延
    びる方向の焦点検出点の数を多く用いることにより、焦
    点検出領域を拡大することを特徴とする請求項8記載の
    焦点検出装置。
  12. 【請求項12】 請求項1又は7記載の焦点検出装置か
    らの情報に基づいて焦点調節を行う焦点調節手段を設け
    たことを特徴とする自動焦点調節装置。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の自動焦点調節装置を
    具備したことを特徴とするカメラ。
JP8346496A 1996-12-11 1996-12-11 焦点検出装置、自動焦点調節装置及びカメラ Pending JPH10170814A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009037152A (ja) * 2007-08-03 2009-02-19 Canon Inc 合焦制御装置及び方法
US8200081B2 (en) 2007-08-02 2012-06-12 Canon Kabushiki Kaisha Image capturing apparatus and method for controlling same
JP2015143729A (ja) * 2014-01-31 2015-08-06 キヤノン株式会社 撮像装置、撮像システム、撮像装置の制御方法、プログラム、および、記憶媒体

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