JPH0954236A - 視線検出機能付カメラ - Google Patents

視線検出機能付カメラ

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JPH0954236A
JPH0954236A JP23212195A JP23212195A JPH0954236A JP H0954236 A JPH0954236 A JP H0954236A JP 23212195 A JP23212195 A JP 23212195A JP 23212195 A JP23212195 A JP 23212195A JP H0954236 A JPH0954236 A JP H0954236A
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JP
Japan
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line
sight
focus
detection
camera
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JP23212195A
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English (en)
Inventor
Akira Yamada
山田  晃
Akihiko Nagano
明彦 長野
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Publication of JPH0954236A publication Critical patent/JPH0954236A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮影者が煩雑な操作をすることなく、撮影者
の意志通りに機能する操作性の良い、自動焦点検出機能
と自動露出機能を備えた視線検出機能付カメラを提供す
る。 【解決手段】 焦点検出点を選択する第1の視線検出動
作と測光領域を選択する第2の視線検出動作を、各々独
立して行う動作制御手段100を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファインダ視野を
覗く観察者の視線を検出する視線検出手段を備えた視線
検出機能付カメラの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、観察者がファインダ視野のど
の位置を観察しているかを検出する、いわゆる視線検出
装置が種々提案されている。
【0003】例えば、特開平1−274736号公報に
おいては、赤外発光ダイオード等で撮影者の眼球を照明
し、この反射光をCCD等のイメージセンサに導き、眼
球像を結像させ、角膜の表面で発生する角膜反射像と瞳
孔中心との相対位置のずれ量を検出して眼球の回転角を
検出する装置が提案されている。
【0004】また同一出願人にて特開平3−10793
2号公報において、撮影者の視線を検知し、複数の注視
点を求め、その注視点での焦点位置情報、測光値情報の
両方を用いて、撮影の際の焦点位置、絞り値、シャッタ
秒時を決定するカメラが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
3−107932号公報に開示されている実施の形態に
おいては、注視点と判断した点での焦点位置情報とそれ
と同じ点での測光値情報を用いて、撮影の際の焦点位
置、絞り値、シャッタ秒時を決定するように構成されて
いる。この為に、ピントを合わせる被写体と適正露出と
する被写体が必ず同一でなくてはならず、撮影シーンに
よっては不適当であったり、撮影者の意志に反するとい
った問題があった。
【0006】特に複数の注視点のいずれの点にもピント
を合わせる事は可能であるが、いずれの点も適正露出と
する事は原理的に難しいため、平均値的な露出値にな
り、どちらつかずの中途半端な露出となってしまって、
本当に狙いたい主被写体の露出が適正にならないといっ
た不満が生じていた。
【0007】また、このように複数回の視線検出や焦点
検出を行い、焦点位置情報や測光情報を入力させる機能
の場合、途中で検出不能となってしまうと撮影者はどう
対処すれば良いのか分からなくなってしまいがちで、か
つ操作も煩雑であった。
【0008】(発明の目的)本発明の第1の目的は、撮
影者が煩雑な操作をすることなく、撮影者の意志通りに
機能する操作性の良い、自動焦点検出機能と自動露出機
能を備えた視線検出機能付カメラを提供することにあ
る。
【0009】本発明の第2の目的は、複数の被写体にピ
ントを合わせるとともに、撮影者の意図する主被写体に
適正の露出を与え、撮影者の意志通りに機能する、自動
焦点検出機能と自動露出機能を備えた視線検出機能付カ
メラを提供することにある。
【0010】本発明の第3の目的は、複数回の視線検出
や焦点検出を行い、焦点位置情報や測光情報を入力し
て、所定の機能を動作させる視線入力機能の操作性を向
上させることのできる視線検出機能付カメラを提供する
ことにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、請求項1及び2の本発明は、焦点検出点を選
択する視線検出動作と、測光領域を選択する視線検出動
作を、各々独立して行うようにしている。
【0012】上記第2の目的を達成するために、請求項
3及び4の本発明は、撮影者の視線位置に基づいて少な
くとも2点の焦点検出点を選択し、前記焦点検出点が被
写界深度内に入る被写界深度範囲を決定するとともに、
前記視線位置に拘らず、撮影者の新たな視線位置に基づ
いて再度少なくとも1つの測光領域を決定する制御手段
を設けている。
【0013】上記第3の目的を達成するために、請求項
5の本発明は、視線検出手段と焦点検出手段の何れかが
検出不能であれば、レリーズ操作に連動する操作部材の
状態変化に応じて再検出動作を行うようにしている。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に基づいて詳細に説明する。
【0015】図1は本発明を一眼レフカメラに適用した
際の実施の一形態を示す要部構成図、図2は図1の焦点
検出装置の原理説明図、図3は同じく一眼レフカメラの
ファインダ内の視野図である。
【0016】図1において、1は撮影レンズであり、便
宜上2枚のレンズで示したが、実際はさらに多数のレン
ズから構成されている。2はミラーで、ファインダ系に
よる被写体像の観察状態と被写体像の撮影状態に応じて
撮影光路へ斜設され或は退去される。3はサブミラー
で、主ミラー2を透過した光束をカメラボディの下方の
後述する焦点検出装置6へ向けて反射する。
【0017】4はシャッタ、5は銀塩フィルム或はCC
DやMOS型等の固体撮像素子、或は、ビディコン等の
撮像管である観光部材である。
【0018】6は焦点検出装置であり、結像面近傍に配
置された視野マスク61,フィールドレンズ62,反射
ミラー63及び66,二次結像レンズ65,絞り64,
複数のCCDから成るラインセンサ67等から構成され
ている。
【0019】本実施の形態における焦点検出装置6は、
周知の位相差方式にて焦点検出を行うものであり、図3
に示すように、観察画面内(ファインダ視野内)の複数
の領域(200〜204の5箇所)を焦点検出点とし、
これら焦点検出点の焦点検出が可能となるように構成さ
れている。
【0020】ここで、焦点検出装置6の位相差方式の焦
点検出原理について、図2にて説明する。
【0021】予定結像面近傍に配置された視野マスクは
5個の開口から成る焦点検出視野61a〜61eがあ
り、各視野に対して公知の焦点検出系一系列が構成され
ている。例えば、図2において、左端の焦点検出視野6
1aの矩形の視野マスク開口を通過した結像光束は、そ
の背後に配置された一体成形された複合フィールドレン
ズ62の左端部レンズにより変向され、一対の二次結像
レンズ65a1 ,65a2 に入射する。尚、二次結像レ
ンズ前面には不図示の絞りが置かれているものとする
(図1では64に相当)。前記二次結像レンズ65a1
を通過した光束はラインセンサ67a1 上に焦点検出視
野61aの光像を再結像する。一方、二次結像レンズ6
5a2 を通過した光束はラインセンサ67a2 上に焦点
検出視野61aの光像を再結像する。先述した二次結像
レンズ近傍の不図示の絞りは、フィールドレンズ62に
より撮影レンズ1の射出瞳位置に略結像される結果、上
記光学系によりいわゆる瞳分割焦点検出装置が構成され
ている。これを5個具備し、1体製造可能な部材を構造
的に一体化したものが図2の系である。
【0022】図1に戻って、7は撮影レンズ1の予定結
像面に配置されたピント板、8はファインダ光路変更用
のペンタプリズムである。9,10は各々観察画面内の
被写体輝度を測定するための結像レンズと測光センサで
あり、結像レンズ9はペンタプリズム8内の反射光路を
介してピント板7と測光センサ10を共役に関係付けて
いる。11はペンタプリズム8の射出後方に配置される
ファインダ視野を拡大視する接眼レンズであり、二分割
した境界面に可視光を透過し、赤外光を反射するダイク
ロイックミラー11aを備えている。
【0023】上記の主ミラー2,ピント板7,ペンタプ
リズム8,接眼レンズ11によってファインダ光学系が
構成されている。
【0024】次に、視線検出装置に関する構成について
説明する。
【0025】12は結像レンズ、14はCCD等の光電
変換素子列を二次元的に配したイメージセンサで、結像
レンズ12に関して所定の位置にある撮影者の眼球15
の瞳孔近傍と共役になるように配置されている。13a
〜13hは各々照明光源であるところの赤外発光ダイオ
ード(以下、IREDと記す)で、図4(B)に示すよ
うに接眼レンズ11の回りに配置されている。
【0026】これらと前述のダイロイックミラー11a
とによって視線検出装置が構成されている。
【0027】視線の検出方法は、先ず撮影者の眼球をI
RED(13a〜13h)の何れか選択されたIRED
で照明する。すると、眼球での反射光束が接眼レンズ1
1を通り、ダイクロイックミラー11aで反射され、結
像レンズ12によってイメージセンサ14上に結像し、
眼球像が形成される。次に、この眼球像の瞳孔中心と角
膜表面で反射したIREDの反射像との相対的なズレ量
を検出して眼球の回転角を求め、撮影者がどこを見てい
るかを、つまり視線位置を検出する。
【0028】イメージセンサ14の出力から視線位置を
求めるための具体的な処理については、既に本出願人に
よる特開平3−109029号等にて開示されている技
術を用いればよく、ここでの詳細説明は省く。
【0029】21は明るい被写体の中でも視認できる高
輝度のスーパーインポーズ用LEDで、ここから発光さ
れた光は投光用プリズム22を介し、主ミラー2で反射
されてピント板7の表示部に設けた微小プリズムアレイ
7aで垂直方向に曲げられ、ペンタプリズム8,接眼レ
ンズ11を通って撮影者の眼15に達する。
【0030】そこで、ピント板7の焦点検出領域に対応
する複数の位置(焦点検出点)にこの微小プリズムアレ
イ7aを枠状に形成し、これを各々に対応した5つのス
ーパーインポーズ用LED21(各々をLED−L1,
LED−L2,LED−C,LED−R1,LED−R
2とする)によって照明する。
【0031】これによって、図3に示したファインダ視
野から判かるように、各々の焦点検出点(マーク)20
0,201,202,203,204がファインダ視野
内で光り、焦点検出領域を表示させることができるもの
である(以下、これをスーパーインポーズ表示とい
う)。
【0032】23はファインダ視野領域を形成する視野
マスク、24はファインダ視野外に撮影情報を表示する
ためのファインダ内LCDで、照明用LED(F_LE
D)25によって照明される。
【0033】上記ファインダ内LCD24を透過した光
が三角プリズム26(図1参照)によって図3で示した
様にファインダ視野外の205の位置に導かれ、撮影者
は各種の撮影情報を知ることができる。
【0034】31は撮影レンズ1内に設けた絞り、32
は後述する絞り駆動回路111を含む絞り駆動装置、3
3はレンズ駆動用モータ、34は駆動ギヤ等から成るレ
ンズ駆動部材である。35はフォトカプラで、前記レン
ズ駆動部材34に連動するパルス板36の回転を検知し
て焦点調節回路110に伝えており、該焦点調節回路1
10は、この情報とカメラ側からのレンズ駆動量の情報
に基づいて前記レンズ駆動用モータ33を所定量駆動さ
せ、撮影レンズ1を合焦位置に移動させるようになって
いる。
【0035】37は撮影レンズ1の位置を検知し、カメ
ラから被写体までの距離情報を得る為に設けた距離情報
コード板であり、例えば至近位置から無限位置までを4
bit程度のコードパターンから成り、不図示のブラシ
接点を用いて合焦位置での被写体距離が検出できるよう
になっている。38は撮影レンズ1の焦点距離を検知す
る焦点距離情報コード板であり、不図示のブラシ接点を
用いてズーミングするレンズの動きに応じた焦点距離情
報が検出できるようになっている。37,38のいずれ
もレンズ焦点調節回路110に接続されている。39は
公知のカメラとレンズとのインターフェースとなるマウ
ント接点である。
【0036】図4(A),(B)は、上記の構成より成
る一眼レフカメラの上面と後面の概略図である。
【0037】図4において、41はレリーズ釦である。
42は外部モニタ表示装置としてのモニタ用LCDであ
り、予め決められたパターンを表示する固定セグメント
表示部42aと、可変数値表示用の7セグメント表示部
42bとから成っている。43は測光値を保持するAE
ロック釦、44は撮影モード等の選択を行うためのモー
ドダイヤルである。
【0038】44aはカメラを不作動とするロックポジ
ション、44bは本発明の特徴と成る被写界深度優先A
Eモードのポジションである。他の撮影モードは本発明
で特に関係しない為、説明を省略する。48は選択され
たポジションを示す指標である。
【0039】45は電子ダイヤルであり、回転してクリ
ックパルスを発生させることによって上記モードダイヤ
ル44で選択されたモードの中でさらに選択し得る設定
値を選択する為のものである。例えば、モードダイヤル
44にてシャッタ優先の撮影モードを選択すると、ファ
インダ内LCD24及びモニタ用LCD42には、現在
設定されているシャッタ速度が表示される。この表示を
見て、撮影者が電子ダイヤル45を回転させるとその回
転方向に従って、現在設定されているシャッタ速度が順
次変化していくように構成されている。
【0040】46は視線入力装置の機能をON/OFF
させる視線入力釦である。47は被写体の輝度を測定す
る測光モードを設定する測光モード釦で、後述の16分
割された測光センサ10の出力に応じて最適な露出値を
決定する評価測光モードと、全てのセンサ出力の平均値
を用いる平均測光モード、16分割の内の一部のセンサ
出力を用いる部分測光モードの3モードを設定可能であ
る。
【0041】図5は上記構成の一眼レフカメラに内蔵さ
れた電気的構成を示すブロック図であり、図1と同一の
ものは同一番号をつけている。図6はカメラのファイン
ダ内の測光領域の様子を説明する為の図である。
【0042】カメラ本体に内蔵されたマイクロコンピュ
ータの中央処理装置(以下、CPUと記す)100に
は、視線検出回路101,測光回路102,自動焦点検
出回路103,信号入力回路104,LCD駆動回路1
05,LED駆動回路106,シャッタ制御回路10
8,モータ制御回路109が接続されている。また、撮
影レンズ1内に配置された焦点調節回路110,絞り駆
動回路111とは、図1で示したマウント接点39を介
して信号の伝達がなされる。
【0043】CPU100に付随したEEPROM10
0aは記憶手段として撮影者が任意に設定する情報の記
憶機能を有している。
【0044】前記視線検出回路101は、イメージセン
サ14(CCD−EYE)からの眼球像の信号をA/D
変換し、この像情報をCPU100に送信する。CPU
100は視線検出に必要な眼球像の各特徴点を所定のア
ルゴリズムに従って抽出し、さらに各特徴点の位置から
撮影者の視線を算出する。
【0045】前記測光回路102は、測光センサ10か
らの信号を増幅後、対数圧縮A/D変換し、各センサの
輝度情報としてCPU100に送信する。測光センサ1
0はSPC−0〜SPC−15の16個に分割されたフ
ォトダイオードから構成され、図7に示すように観察画
面内をA0〜C15の16に分割された領域の被写体輝
度を測光するようになっている。
【0046】ここで、図3の左端焦点検出点200を含
む領域A3をSPC3で、左から2番目の焦点検出点2
01を含む領域A1をSPC−1で、以下焦点検出点2
02〜204をそれぞれ含む領域A0,A2,A4をS
PC−0,SPC−2,SPC−4で、それぞれ測光す
るようになっている。さらに、その周囲の領域B5〜B
11をSPC−5〜SPC−11で、外周部の領域C1
2〜C15をSPC−12〜SPC−15で、それぞれ
測光するようになっている。
【0047】ラインセンサ67は、前述の図3に示すよ
うに、画面内の5つの焦点検出点200〜204に対応
した5組のラインセンサCCD−L2,CCD−L1,
CCD−C,CCD−R1,CCD−R2から構成され
る公知のCCDラインセンサである。
【0048】前記自動焦点検出回路103は、上記のラ
インセンサ67から得た電圧をA/D変換し、CPU1
00に送る。
【0049】SW−1はレリーズ釦41の第1ストロー
クでONし、測光,AF等を開始させる為のスイッチ、
SW−2はレリーズ釦41の第2ストロークでONする
レリーズスイッチである。SW−AEL,SW−EYE
はAEロック釦43,視線入力釦46が押された時にO
Nするスイッチである。SW−DIAL1とSW−DI
AL2は既に説明した電子ダイヤル45内に設けられた
ダイヤルスイッチであり、信号入力回路104のアップ
ダウンカウンタに入力され、電子ダイヤル45の回転ク
リック量をカウントする。SW−M1〜M4も既に説明
したモードダイヤル44内に設けたダイヤルスイッチで
ある。
【0050】これらスイッチの状態信号が信号入力回路
104に入力され、データバスによってCPU100に
送信される。
【0051】前記LCD駆動回路105は、液晶表示素
子であるLCDを表示駆動させるための公知の構成より
成るもので、CPU100からの信号に従い、絞り値,
シャッタ秒時,設定した撮影モード等の表示をモニタ用
LCD42とファインダ内LCD24の両方に同時に表
示させることができる。
【0052】前記LED駆動回路106は、照明用LE
D(F−LED)25とスーパーインポーズ用LED2
1を点灯,点滅制御する。
【0053】前記IRED駆動回路107は、赤外発光
ダイオード(IRED1〜8)13a〜13hを状況に
応じて選択的に点灯させる。
【0054】前記シャッタ制御回路108は、通電する
と先幕を走行させるマグネットMG−1と後幕を走行さ
せるマグネットMG−2を制御し、感光部材に所定光量
を露光させる。また、前記モータ制御回路109は、フ
ィルムの巻上げ,巻戻しを行うモータM1と主ミラー2
及びシャッタ4のチャージを行うモータM2を制御する
ためのものである。これらシャッタ制御回路108とモ
ータ制御回路109によって一連のカメラのレリーズシ
ーケンスが動作する。
【0055】次に、上記視線検出装置を備えたカメラの
被写界深度優先AEの動作モードについて、図7及び図
8のフローチャートを用いて説明する。なお、図9は被
写界深度優先AEモードでのファインダ内LCD24の
表示状態を示す図である。
【0056】モードダイヤル44を回転させてカメラを
不作動状態から被写界深度優先モード44bに設定する
と、カメラの電源がONし(ステップ#101)、ステ
ップ#102に進む。なお、焦点検出点を選択するモー
ドは視線入力釦46が押され、視線位置に最も近い焦点
検出点を選択する視線入力選択モードに予め設定されて
いるものとする。
【0057】続くステップ#102において、レリーズ
釦41が押されてスイッチSW1がONしているかどう
かの状態を調べ、OFFであればONになるまで、この
検出を繰り返す。そして、該スイッチSW1がONにな
ると、被写界深度を設定する最初の1点目の被写体を入
力するシーケンスを以下に実行する。次のステップ#1
03において、視線検出回路101により公知の視線検
出方法に基づいて撮影者の視線位置を検出する。ここ
で、視線検出は全焦点検出点の中から一つの焦点検出点
を選択するために行われる。次にステップ#104に進
み、上記視線検出が成功したかどうかの判定を行い、成
功すればステップ#107に進み、不成功であればステ
ップ#105に進む。
【0058】ステップ#105では、視線検出が不成功
であったことを撮影者に伝えるためにファインダ内LC
D24の視線入力マーク24aを点滅表示する〔図9
(a)参照〕。また、最初の1点目を入力する状態であ
ることを示すため、シャッタ秒時と絞り値を表示する7
セグメントを利用して「dEP−1」と表示する〔図9
(a)参照〕。続くステップ#106において、レリー
ズ釦41から指が離れてスイッチSW1がOFFしてい
るかどうかの状態を調べ、ONであればOFFになるま
で、この検出を繰り返す。そして、該スイッチSW1が
OFFになるとステップ#102に戻る。
【0059】すなわち、ここでは視線検出動作が不成功
の時は撮影者は一度レリーズ釦41から指を離し、再度
やり直すように設定されている。
【0060】ステップ#107では、検出された視線位
置に最も近い焦点検出点を焦点検出動作を行わせる焦点
検出点として選択され、LED駆動回路106は焦点検
出点マーク200〜204のいずれかの視線選択された
焦点検出点のスーパーインポーズ用LED21を点灯さ
せ、選択点表示を行なう。続くステップ#108では、
焦点検出回路103は選択された焦点検出点での焦点検
出動作を行い、次のステップ#109にて焦点検出がで
きたかどうかを判定し、検出可能であればステップ#1
12に進み、検出不能であればステップ#110に進
む。
【0061】ステップ#110では、ファインダ内LC
D24の合焦表示マーク24bを点滅表示させてAF不
能表示を行う〔図9(b)参照〕。続くステップ#11
1において、レリーズ釦41から指が離れてスイッチS
W1がOFFしているかどうかの状態を調べ、ONであ
ればOFFになるまで、この検出を繰り返す。そして、
該スイッチSW1がOFFになるとステップ#102に
戻る。
【0062】すなわち、ここでもステップ#105〜#
106と同様に焦点検出動作が不成功の時も、撮影者は
一度レリーズ釦41から指を離し、再度やり直すように
設定されている。
【0063】ステップ#112では、焦点検出されたデ
ィフォーカス量によってCPU100は焦点調節回路1
10に信号を送って、該ディフォーカス量に応じて撮影
レンズ1を所定量だけ駆動させる。撮影レンズ1の駆動
後、ステップ#113にて合焦表示を行い、これにて被
写界深度を設定する2点の被写体の内のまず1点目被写
体が入力された事となる。続くステップ#114におい
て、レリーズ釦41から指が離れてスイッチSW1がO
FFしているかどうかの状態を調べ、ONであればOF
Fになるまで、この検出を繰り返す。
【0064】続くステップ#115からは被写界深度を
設定する2点目の被写体を入力するためのシーケンスに
入る。
【0065】ステップ#115において、レリーズ釦4
1が押されてスイッチSW1がONしているかどうかの
状態を調べ、OFFであればステップ#116に進み、
上記ステップ#114にて「SW1=OFF」が検知さ
れた時にスタートしたタイマが所定時間経過したかどう
かを判定する。所定時間経過していればステップ#10
2に戻り、最初から操作をやり直す事となる。経過して
いなければステップ#115に戻る。
【0066】また、上記ステップ#114にて「SW1
=ON」が検知されていればステップ#117に進み、
上記ステップ#103と同じく視線検出動作を行う。次
にステップ#118に進み、上記視線検出が成功したか
どうかの判定を行い、成功すればステップ#121に進
み、不成功であればステップ#119に進む。
【0067】ステップ#119では、視線検出が不成功
であったことを撮影者に伝えるためにファインダ内LC
D24の視線入力マーク24aを点滅表示する。また、
2点目を入力する状態であることを示すため、1点目と
同様にシャッタ秒時と絞り値を表示する7セグメントを
利用して「dEP−2」と表示する〔図9(c)参
照〕。続くステップ#120において、レリーズ釦41
から指が離れてスイッチSW1がOFFしているかどう
かの状態を調べ、ONであればOFFになるまで、この
検出を繰り返す。そして、該スイッチSW1がOFFに
なるとステップ#115に戻る。
【0068】すなわち、2回目の視線検出動作が不成功
の時は、撮影者は一度レリーズ釦41から指を離し、再
度2点目の入力からやり直すように設定されている。
【0069】ステップ#121では、検出された視線位
置に最も近い焦点検出点を焦点検出動作を行わせる焦点
検出点として選択され、LED駆動回路106は焦点検
出点マーク200〜204のいずれかの視線選択された
焦点検出点のスーパーインポーズ用LED21を点灯さ
せ、選択点表示を行なう。続くステップ#122におい
て、焦点検出回路103は選択された焦点検出点での焦
点検出動作を行い、次のステップ#123にて焦点検出
ができたかどうかを判定し、検出可能であればステップ
#126に進み、検出不能であればステップ#124に
進む。
【0070】ステップ#124では、ファインダ内LC
D24の合焦表示マーク24bを点滅表示させてAF不
能表示を行う〔図9(d)参照〕。続くステップ#12
5において、レリーズ釦41から指が離れてスイッチS
W1がOFFしているかどうかの状態を調べ、ONであ
ればOFFになるまで、この検出を繰り返す。そして、
該スイッチSW1がOFFになるとステップ#115に
戻る。
【0071】ステップ#126では、焦点検出されたデ
ィフォーカス量によってCPU100は焦点調節回路1
10に信号を送って、該ディフォーカス量に応じて撮影
レンズ1を所定量だけ駆動させる。撮影レンズ1の駆動
後、ステップ#127にて合焦表示を行うとともに、初
回の1点目と今回の2点目とのディフォーカス量(ピン
トのずれ量)を記憶する。
【0072】これで被写界深度を設定する2点が両方と
も入力された事となる。
【0073】続くステップ#128において、レリーズ
釦41から指が離れてスイッチSW1がOFFしている
かどうかの状態を調べ、ONであればOFFになるま
で、この検出を繰り返す。OFFされるとステップ#1
29に進む。
【0074】ステップ#129からは入力された2点が
被写界深度内に入るように、絞りと焦点位置を設定する
被写界深度優先AEの設定シーケンスに入る。
【0075】ステップ#129において、レリーズ釦4
1が押されてスイッチSW1がONしているかどうかの
状態を調べ、OFFであればステップ#130に進み、
上記ステップ#128にて「SW1=OFF」が検知さ
れた時にスタートしたタイマが所定時間経過したかどう
かを判定する。所定時間経過していればステップ#10
2に戻り、最初から操作をやり直す。経過していなけれ
ばステップ#129に戻る。
【0076】また、上記ステップ#128にて「SW1
=ON」が経理されていればステップ#131に進み、
上記ステップ#127で記憶した入力された2点間のデ
ィフォーカス量を 前方被写界深度(至近側):後方被写界深度(無限遠
側)=7:10 に内分する。
【0077】至近側に内分点を寄せてあるのは、被写界
深度を優先させた撮影の場合は主被写体が手前側にある
確率が高いと想定されるためである。
【0078】続くステップ#132にて、CPU100
は焦点調節回路110に信号を送って、内分されたディ
フォーカス量に応じた所定の駆動量だけ撮影レンズ1を
駆動させる。レンズ駆動が終了するとステップ#133
に進み、合焦表示を行う。それとともに続くステップ#
134にて、両方の被写体の像が許容錯乱円に入る絞り
値、すなわちどちらも被写界深度内となる絞り値を演算
する。
【0079】次に、その絞り値を基準とした絞り優先A
Eを行わせるべくステップ#135に進み、上記ステッ
プ#103,#117と同じく視線検出動作を行う。次
にステップ#136に進み、上記視線検出が成功したか
どうかの判定を行い、成功すればステップ#137に進
み、不成功であればステップ#144に進む。
【0080】ステップ#137では、焦点検出点を含む
領域A0〜A4(図4参照)の5つの測光領域の中で検
出された視線位置にもっとも近い測光領域を後述する露
出値演算において最も重み付けする測光領域として選択
する。それとともに、LED駆動回路106は焦点検出
点マーク200〜204のいずれかのスーパーインポー
ズ用LED21を点灯させ、測光領域A0〜A4のうち
いずれが選ばれたかを示す選択領域表示を行なう。
【0081】次にステップ#138に進み、決定された
重み付けをすべき測光領域に基づき、測光モード釦47
にて予め設定された測光モードに応じて露出値を演算す
る。ここで一例としてファインダ上で左にあるA3の測
光領域が重みづけすべき測光領域とされた時の評価測光
モード,部分測光モードでの各演算式を以下に示す。な
お、平均測光モードでは視線位置にかかわらず常に中央
に重み付けした中央重点平均測光となっている。
【0082】1)評価測光モード Be=〔A3×3+{(A1+B6+B8+B9)/4} ×2 +{(A0+A2+A4+B5
+B7+B10+B11+C12+C13+C14+C15) /11}×1 〕÷6+α 2)部分測光モード Be=〔A3×2+{ (A1+B6+B8+B9)/4}×1 〕÷3 3)平均測光モード Be=〔{(A0+A1+A2+B5)/4} ×2 +{(A3+A4+B6+B7+B8+B9
+B10+11+C12+C13+C14+C15) /12}×1 〕÷3 といった演算式に基づいて露出値を決定する。なお、上
記の式では図6で示した各測光領域における測光値をA
0〜A4,B5〜B11,C12〜C15として示して
いる。また、上記1)の評価測光モードでの「α」は、
各測光センサの出力差(輝度差)に応じてあらかじめ設
定された補正値である。
【0083】次のステップ#139にて、上記ステップ
#134にて演算された絞り値、及びその絞り値を基準
として、上記1)又は2)の演算式にて決定された露出
値Beとフィルム感度から公知のアッペクス演算にて演
算されるシャッタ秒時をファインダ内LCD24とモニ
タ用LCD42に表示させる〔図9(e)にて絞り値=
8.0,シャッタ秒時=1/125の例を示す〕。
【0084】次にステップ#140に進み、スイッチS
W1の状態を判別し、該スイッチSW1がOFFであれ
ばステップ#142へ進み、上記ステップ#140にて
「SW1=OFF」が検知された時にスタートしたタイ
マが所定時間経過したかどうかを判定する。所定時間経
過していればステップ#102に戻り、最初から操作を
やり直す。
【0085】また、上記ステップ#140にて「SW1
=ON」が検知されていればステップ#141に進み、
その条件下で露光動作を行うかどうか判別を行うべくレ
リーズスイッチSW2の状態を調べる。ここで、レリー
ズスイッチSW2がONであれば、ステップ#143に
進み、CPU100はシャッタ制御回路108,モータ
ー制御回路109,絞り駆動回路111にそれぞれ信号
を送信して、一連のレリーズシーケンスの動作を行う。
また、レリーズスイッチSW2がOFFしていればステ
ップ#140に戻る。
【0086】以上にて一連の視線入力被写界深度優先A
Eの動作シーケンスが終了したことになる。
【0087】前に帰って、ステップ#136で不成功で
あればステップ#144に進み、視線検出が不成功であ
ったことを撮影者に伝えるためにファインダ内LCD2
4の視線入力マーク24aを点滅表示する。また、ステ
ップ#134にて演算された両方の被写体が被写界深度
内に入る絞り値が「dEP 8.0」というように表示
される〔図9(f)参照〕。
【0088】続くステップ#145において、レリーズ
釦41から指が離されてスイッチSW1がOFFしてい
るかどうかの状態を調べ、ONであればOFFになるま
で、この検出を繰り返す。そして、該スイッチSW1が
OFFになるとステップ#146に進み、再度レリーズ
釦41が押されてスイッチSW1がONしているかの状
態を調べ、ONしていればステップ#135に戻る。
【0089】すなわち、ここでは視線検出動作が不成功
の時は撮影者は一度レリーズ釦41から指を離し、再
度、視線入力によって重み付けすべき測光領域を選択す
べく視線検出をやり直すように設定されている。
【0090】上記スイッチSW1がOFFのままであれ
ば、ステップ#147に進み、上記ステップ#145に
て「SW1=OFF」が検知された時にスタートしたタ
イマが所定時間経過したかどうかを判定する。所定時間
経過していればステップ#102に戻り、最初から操作
をやり直す。
【0091】上記の実施の形態によれば、視線検出装置
と複数の焦点検出点と複数の測光領域を備えたカメラに
おいて、被写界深度範囲を決定する焦点検出点を選択す
る視線検出動作と、露出演算において重み付けする測光
領域を選択する視線検出動作とを各々独立して行わせる
為、ピントを合わせる被写体と適正露出とする被写体と
を一連の撮影動作の中で任意に設定でき、撮影者の意志
通りに機能するAFシステムやAEシステムが可能とな
るといった効果がある。
【0092】また、一連の撮影動作の中で、視線検出動
作や焦点検出動作が何らかの理由でうまく検出できなか
った時にも、自然な操作で、速やかに再度検出動作を行
うようにしたので、撮影者に違和感を持たせず、撮影動
作を続けさせる事ができ、カメラの操作性を向上させる
といった効果がある。
【0093】なお、本実施の形態においては、被写界深
度範囲を決定するのに、撮影者の視線位置にあった2点
の焦点検出点のディフォーカス量で行ったが、勿論2点
以上の複数の焦点検出点のディフォーカス量で行っても
よい。
【0094】(発明と実施の形態の対応)本実施の形態
において、CPU100が本発明の動作制御手段及び制
御手段に相当し、操作部材が本発明のレリーズ釦に相当
する。
【0095】以上が実施の形態の各構成と本発明の各構
成の対応関係であるが、本発明は、これら実施の形態の
構成に限定されるものではなく、請求項で示した機能、
又は実施の形態が持つ機能が達成できる構成であればど
のようなものであっても良い事は言うまでもない。
【0096】(変形例)本実施の形態では、一眼レフカ
メラに適用した例を説明してきたが、これに限定される
ものではなく、ビデオカメラやスチルビデオカメラ等の
映像機器に適用しても良い。
【0097】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
焦点検出点を選択する第1の視線検出動作と測光領域を
選択する第2の視線検出動作を、各々独立に行わせるよ
うにしている。
【0098】よって、撮影者が煩雑な操作をすることな
く、撮影者の意志通りに機能する操作性の良い、自動焦
点検出機能と自動露出機能を備えたカメラを提供可能と
なる。
【0099】また、本発明は、撮影者の視線位置に基づ
いて少なくとも2点の焦点検出点を選択し、前記焦点検
出点が被写界深度内に入る被写界深度範囲を決定すると
もに、前記視線位置に拘らず、撮影者の新たな視線位置
に基づいて再度少なくとも1つの測光領域を決定するよ
うにしている。
【0100】よって、複数の被写体にピントを合わせる
と共に、撮影者の意図する主被写体に適正の露出を与
え、観察者の意志通りに機能する、自動焦点検出機能と
自動露出機能を備えたカメラを提供可能となる。
【0101】また、本発明は、視線検出手段と焦点検出
手段の何れかが検出不能であれば、レリーズ操作に連動
する操作部材の状態変化に応じて再検出動作を行うよう
にしている。
【0102】よって、複数回の視線検出や焦点検出を行
い、焦点位置情報や測光情報を入力して、所定の機能を
動作させる視線入力機能の操作性を向上させることが可
能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を一眼レフカメラに適用した場合の実施
の一形態を示す要部構成図である。
【図2】図1の焦点検出装置の要部を示す斜視図であ
る。
【図3】図1のカメラのファインダ視野を示す図であ
る。
【図4】図1のカメラの上面及び背面を示す図である。
【図5】図1のカメラの電気的構成の要部を示すブロッ
ク図である。
【図6】図1のカメラの測光領域について説明するため
の図である。
【図7】本発明の実施の形態における被写界深度優先A
Eモードでのカメラの動作の一部を示すフローチャート
である。
【図8】図7の動作の続きを示すフローチャートであ
る。
【図9】図7及び図8の被写界深度優先AEモード時の
動作でのファインダ内LCD24の表示状態を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 撮影レンズ 6 焦点検出装置 10 測光センサ 14 イメージセンサ 24 ファインダ内LCD 31 絞り 41 レリーズ釦 42 モニタ用LCD 44 モードダイヤル 46 視線入力釦 47 測光モード釦 100 CPU 100a EEPROM 101 視線検出回路 102 測光回路 103 焦点検出回路 110 焦点調節回路 200〜204 焦点検出点

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファインダ視野内の複数の焦点検出点中
    より任意の焦点検出点を選択する視線検出動作と、ファ
    インダ視野内の複数の測光領域中より任意の測光領域を
    選択する視線検出動作を、各々独立して行うようにした
    ことを特徴とする視線検出機能付きカメラ。
  2. 【請求項2】 被写体を観察するためのファインダ手段
    と、ファインダ視野を覗く撮影者の視線を検出する視線
    検出手段と、ファインダ視野内の複数の焦点検出点それ
    ぞれでの焦点状態を検出する焦点検出手段と、ファイン
    ダ視野内の複数の領域の輝度を測光する測光手段とを備
    えた視線検出機能付カメラにおいて、 前記焦点検出点を選択する第1の視線検出動作と前記測
    光領域を選択する第2の視線検出動作を、前記視線検出
    手段を用いて各々独立して行う動作制御手段を設けたこ
    とを特徴とする視線検出機能付カメラ。
  3. 【請求項3】 被写体を観察するためのファインダ手段
    と、ファインダ視野を覗く撮影者の視線を検出する視線
    検出手段と、ファインダ視野内の複数の焦点検出点それ
    ぞれでの焦点状態を検出する焦点検出手段と、ファイン
    ダ視野内の複数の領域の輝度を測光する測光手段とを備
    えた視線検出機能付カメラにおいて、 撮影者の視線に基づいて少なくとも2点の前記焦点検出
    点を選択し、前記焦点検出点が被写界深度内に入る被写
    界深度範囲を決定するとともに、前記視線位置に拘ら
    ず、撮影者の新たな視線に基づいて少なくとも1つの前
    記測光領域を決定する制御手段を設けたことを特徴とす
    る視線検出機能付カメラ。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記被写界深度に基づ
    いて前記カメラの絞りと撮影レンズの焦点位置を決定す
    るとともに、前記測光領域の測光値に重み付けして露出
    値を決定することを特徴とする請求項3記載の視線検出
    機能付カメラ。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記視線検出手段と前
    記焦点検出手段の何れかが検出不能であれば、レリーズ
    操作に連動する操作部材の状態変化に応じて再検出動作
    を行うことを特徴とする請求項3及び4記載の視線検出
    機能付カメラ。
JP23212195A 1995-08-18 1995-08-18 視線検出機能付カメラ Pending JPH0954236A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20100114419A (ko) * 2009-04-15 2010-10-25 삼성전자주식회사 디지털 영상 처리장치 및 그 제어방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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