JP3624023B2 - 視線検出装置および視線検出装置を具備する光学機器 - Google Patents

視線検出装置および視線検出装置を具備する光学機器 Download PDF

Info

Publication number
JP3624023B2
JP3624023B2 JP17870595A JP17870595A JP3624023B2 JP 3624023 B2 JP3624023 B2 JP 3624023B2 JP 17870595 A JP17870595 A JP 17870595A JP 17870595 A JP17870595 A JP 17870595A JP 3624023 B2 JP3624023 B2 JP 3624023B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
user
correction data
line
eyeball
sight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP17870595A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0928673A (ja
Inventor
彰 明石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP17870595A priority Critical patent/JP3624023B2/ja
Publication of JPH0928673A publication Critical patent/JPH0928673A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3624023B2 publication Critical patent/JP3624023B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、使用者の視線を検出する視線検出装置およびそれを備えたカメラ等の光学機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、使用者が例えば、一眼レフカメラのファインダ面などの観察面上のどの位置を注視しているかを検出する、いわゆる視線(視軸)を検出装置は種々提案されている。
【0003】
例えば、本出願人による特開平1−241511号公報では、赤外発光ダイオード(以下、「IRED」と略記する)で照明された使用者の眼球の前眼部を、エリアセンサを用いて撮像し、その像信号を処理して使用者のファインダ上での視線座標を検出し、その結果に基づいてカメラの複数の測距(焦点検出)領域や測光領域の内の1つを選択するカメラが開示されている。
【0004】
視線座標の算出は、先ず使用者の眼球像から眼球回転角を検出し、次いでファインダ上の視線座標を算出するわけであるが、実際には眼球回転角と視線座標の対応関係は人によって異なるため、これを使用者毎に補正しなければ実用的な視線検出は行えない。この補正行為を「個人差補正」を称している。
【0005】
本出願人はこの「個人差補正」を行うための動作モードである「キャリブレーション・モード」を有するカメラを、特開平4−242630号公報で提案している。その方法の概略を以下に述べる。
【0006】
被写体を撮影する通常のカメラ動作とは別に、「キャリブレーション・モード」と称するモードをカメラに用意し、視線検出を行う際には、先ずこのモードで使用者の個人差補正データを登録してもらう。具体的には、ファインダ中の特定の2つの視標を使用者に注視してもらい、そのときの眼球回転角からその使用者の眼球回転角と視線座標の対応関係、即ち個人差補正データを取得し、これをカメラ内の不揮発性メモリ(例えば、EEPROM)に記憶、あるいは登録する。この個人差補正データは複数登録できるように構成されており、キャリブレーション・モードにおいて、使用者がその内の1つを設定することができる。簡単には、ある使用者は1番、別の使用者は2番というように、番号で設定できるようにすればよい。
【0007】
その後は通常のカメラ動作において、使用者の眼球像を取得し、それから得られる眼球回転角と設定されている個人差補正データを使って視線検出を行い、その視線結果を用いてカメラの焦点検出や露出、表示、情報入力等を制御する。
【0008】
さらに本出願人は特開平6−88936号公報において、個人差補正データを1回だけ登録するのではなく、データを追加・修正することで、より正しい個人差補正データを獲得することが可能なキャリブレーション方法を提案している。
【0009】
これらの方法によって、使用者による個人差を吸収した、実用的な視線検出が可能になったわけではあるが、視線を用いたカメラの使用に先だって、最初に使用者にキャリブレーション動作という煩わしい行為を強制している。
【0010】
この不都合に対して、本出願人は特願平5−323322号において、このキャリブレーション動作の煩わしさを軽減させる個人差補正データ獲得方法を提案した。
【0011】
その方法は、わざわざ前述のようなキャリブレーション動作を実行することなく、通常のカメラ動作、例えば自動焦点調節動作、あるいは測光動作中の使用者の視線情報から、適切に個人差補正データを獲得し、そのデータで既に記憶している過去の補正データを順次自動的に修正してゆくという方法である。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記方法では補正データが設定されている使用者と現在カメラを使用している使用者が一致していないと、現在の使用者の視線情報で、設定されている使用者の個人差補正データが勝手に修正されてしまうという不都合が新たに発生した。これを避けるには、従来のように使用者が替わる度に、キャリブレーション・モードで使用者の設定を変更しなければならず、結局使用者に対して別の煩わしさを感じさせることになる。
【0013】
また、同一の使用者であっても、例えばファインダ上で動く被写体を目で追いかけているときのように、自動的に個人差補正データを修正するには適していない状況もあり、このような場合の視線情報で補正データを修正すると、せっかくの補正データの精度を逆に低下させてしまうことも起こりうる。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために、本願の請求項1に記載した発明によれば、使用者または被験者の眼球回転角を検出する眼球回転角検出手段と、使用者または被験者の個人差を補正する補正データを記憶する記憶手段と、該眼球回転角と該補正データとから使用者または被験者の視線位置を演算する視線演算手段と、該補正データを用いて求めた使用者または被験者の視線位置が設定された位置からズレていた際には、ズレ情報を用いて該補正データを変更する変更手段と、該変更手段の作動を禁止する禁止手段とを有することにより、不用意な該変更手段の作動を禁止することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
(第1の実施例)
図1は本発明の構成を適切に表現するブロック図である。
【0016】
眼球像受光手段A1によって受光された使用者の眼球像に基づいて、眼球回転角検出手段A2は使用者の眼球回転角を検出する。この検出結果と、個人差補正データ記憶手段A3が記憶している、視線検出に関わる使用者の個人差補正データから、視線演算手段A4は使用者の視線を演算する。演算された視線情報は、自動焦点調節制御、あるいは自動露出制御等のカメラの制御手段A5に利用される。
【0017】
また、変更手段としての個人差補正データ修正手段A6は、カメラの動作状態から使用者の視線が特定の位置にあることが想定されるときには、この特定の位置座標とそのときに使用者の視線位置とのズレ量を算出して、そのズレ量から記憶手段が記憶している補正データの修正を行い、より使用者に適した補正データに近づけるように作用する。
【0018】
一方、禁止手段としての修正禁止手段A7は、後述の条件に従って、個人差補正データ修正手段A6の修正動作を適切に禁止するように機能する。
【0019】
以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
【0020】
図2は本発明の第1の実施例における視線検出装置を一眼レフカメラに適用した場合の要部を示す構成図であり、図4は図2の一眼レフカメラのファインダ視野を示す図である。
【0021】
図2において、1は撮影レンズであり、便宜上2枚のレンズ1a,1bで示したが、実際は多数のレンズから構成されている。2は主ミラーで、観察状態と撮影状態に応じた撮影光路へ斜設されあるいは退去される。3はサブミラーで、主ミラー2を透過した光束をカメラボディの下方へ向けて反射する。4はシャッタである。5は感光部材で、銀塩フィルムあるいはCCDやMOS型等の固体撮像素子あるいはビディコン等の撮像管より成っている。
【0022】
6は焦点検出装置であり、結像面近傍に配置されたフィールドレンズ6a,反射ミラー6b及び6c,2次結像レンズ6d,絞り6e,後述する複数のCCDから成るラインセンサ6f等から構成されている周知の位相差方式を採用している。同図の焦点検出装置6は、図4に示すようにファインダ視野内(観察画面内)213の複数の領域(5箇所の測距点マーク200a〜e)を焦点検出可能なように構成されている。
【0023】
7は撮影レンズ1の予定結像面に配置されたピント板、8はファインダ光路変更用のペンタプリズムである。9,10は観察画面内の被写体輝度を測定する為の結像レンズと測光センサで、結像レンズ9はペンタプリズム8内の反射光路を介してピント板7と測光センサ10を共役に関係付けている。
【0024】
11は前記ペンタプリズム8の射出面後方に配置され、撮影者の眼15によるピント板7の観察に使用される接眼レンズであり、該接眼レンズ11には例えば可視光を透過し赤外光を反射するダイクロイックミラーより成る光分割器11aが具備されている。12は受光レンズ、14はCCD等の光電素子列を2次元的に配したエリアセンサで、受光レンズ12に関して所定の位置にある撮影者の眼15の虹彩近傍と共役になるように配置されている。エリアセンサ14の詳しい回路構成については後述する。
【0025】
13(13a〜13d=IRED1〜IRED4)は各々撮影者の眼球15の照明光源であるところのIRED(赤外発光ダイオード)である。
【0026】
21は明るい被写体の中でも視認できる高輝度のスーパーインポーズ用LEDであり、該スーパーインポーズ用LED21から発光された光は投光用プリズム22,主ミラー2で反射してピント板7の表示部に設けた微小プリズムアレイ7aで垂直方向に曲げられ、ペンタダハプリズム8,接眼レンズ11を通って撮影者の眼15に達する。そこでピント板7の焦点検出領域に対応する位置にこの微小プリズムアレイ7aを枠状に形成し、これを各々に対応したスーパーインポーズ用LED21(各々をLED−L1,LED−L2,LED−C,LED−R1,LED−R2とする)によって照明する。これによって、図2に示したファインダ視野から判かるように、各々の測距点マーク200a〜eがファインダ視野内213で光り、焦点検出領域(測距点)を表示させている(以下、これをスーパーインポーズ表示という)。
【0027】
23はファインダ視野領域を形成する視野マスク、24はファインダ視野外に撮影情報を表示するためのファインダ内LCDで、照明用LED(F−LED)25によって照明されている。ファインダ内LCD24を透過した光は三角プリズム26によってファインダ内に導かれ、図4のファインダ視野外207に表示され、撮影者は該撮影情報を観察している。
【0028】
31は撮影レンズ1内に設けた絞り、32は後述の絞り駆動回路114を含む絞り駆動装置、33はレンズ駆動用モータ、34は駆動ギヤ等からなるレンズ駆動部材である。35はフォトカプラであり、レンズ駆動部材34に連動するパルス板36の回転を検知してレンズ焦点調節回路114に伝えている。レンズ焦点調節回路114は、この情報とカメラ側からのレンズ駆動量の情報に基づいてレンズ駆動用モータ33を所定量駆動させ、撮影レンズ1の合焦レンズ1aを合焦位置に移動させている。37は公知のカメラとレンズとのインターフェイスとなるマウント接点である。
【0029】
図3上記構成における一眼レフカメラの電気的構成を示すブロック図であり、図2と同じ部分は同一の番号をつけている。
【0030】
カメラ本体に内蔵されたカメラ制御手段であるところのマイコンの中央処理装置(以下、MPUと記す)100は、発振器101で作られるクロックをもとに内部の動作が行われる。
【0031】
100aはクロック制御回路で、前記発振器101で作られた源発振周波数をMPU100内の信号により、「分周しない」,「1/2に分周する」,「1/16に分周する」などしてMPU100の動作周波数を決める。EEPROM100bはフィルムカウンタやその他の撮影情報を記憶可能なメモリである。A/D変換器100cは、後述するように視線検出回路104,焦点検出回路105,、多分割測光センサ106からのアナログ信号をA/D変換する。
【0032】
MPU100には、LED駆動回路102,IRED駆動回路103,視線検出回路104,焦点検出回路105,測光回路106,シャッタ制御回路107,モータ制御回路108,フィルム走行検知回路109,スイッチセンス回路110、及び、LCD駆動回路111が接続されている。また、撮影レンズ内に配置されたレンズ制御回路112とは、図1で示したマウント接点37を介して信号の伝達がなされる。
【0033】
上記LED駆動回路102は、MPU100からの信号に従って、スーパーインポーズ用LED21を点灯させている。また、上記LED駆動回路103は、MPU100からの信号に従って、IRED13を点灯させている。
【0034】
前記視線検出回路104は、エリアセンサ14の蓄積動作と読出し動作をMPU100からの信号に従って行い、各画素の画素出力アナログ信号をMPU100に対して送る。なお、視線検出回路104の詳細は後述する。MPU100はこのアナログ信号をA/D変換器100cによりA/D変換し、それぞれの画素情報により、後述するように視線検出に必要な眼球像の各特徴点を所定のアルゴリズムに従って抽出し、さらに各特徴点の位置から撮影者の眼球の回転角を算出する。
【0035】
本実施例が適用された一眼レフレックスカメラでは、これにより撮影者のファインダ上の視線(注視点)を演算抽出し、5つの測距点200a〜eのうちから1つを選択し、その測距点で自動焦点検出を行っている。
【0036】
115はMPU100からの信号により視線検出回路104に電源を供給するレギュレータであり、視線検出動作を行うときだけ、電源を供給するように制御される。
【0037】
ラインセンサ6fは、前述の様に画面内の5つの測距点200a〜eに対応した3組のラインセンサLine−2L、Line−L、Line−C、Line−R、Line−2Rから構成される公知のCCDラインセンサである。焦点検出回路105は、MPU100の信号に従い、これらラインセンサ6fの蓄積制御と読出し制御を行って、それぞれの画素情報をMPU100に出力する。
【0038】
MPU100はこの情報をA/D変換し、周知の位相差検出法による焦点検出を行い、レンズ制御回路112と信号のやりとり行うことにより、レンズの焦点調節を行う。
【0039】
前記測光回路106は、画面内の各エリアの輝度信号として、測光センサ10からの出力をMPU100に出力する。MPU100は輝度信号A/D変換し、撮影の露出の調節を行う。
【0040】
前記シャッタ制御回路107は、MPU100からの信号に従って、シャッタ先幕(MG−1)及びシャッタ後幕(MG−2)を走行させ、露出動作を担っている。
【0041】
前記モータ制御回路108は、MPU100からの信号に従って、モータを制御することにより、主ミラー2のアップ・ダウン及びシャッタのチャージ、さらにはフィルムの給送を行っている。
【0042】
前記フィルム走行検知回路109は、フィルム給送時にフィルムが1駒分巻上げられたか否かを検知し、MPU100に信号を送る。
【0043】
SW−1は不図示のレリーズ釦の第1ストロークでONし、測光,AF,視線検出動作を開始するスイッチとなる。SW−2はレリーズ釦の第2ストロークでONし、露光動作を開始するスイッチとなる。これらスイッチSW1,SW2及びその他不図示のカメラの操作部材からの信号は、スイッチセンス回路110が検知し、MPU100に送っている。
【0044】
前記液晶表示回路111は、MPU100からの信号に従って、ファインダ内LCD24と不図示のモニタ用LCD42の表示を制御している。
【0045】
前記レンズ制御回路112は、レンズマウント接点37を介してMPU100と通信し、レンズ焦点検出回路113及び絞り制御回路114を動作させ、レンズの焦点調節と絞りを制御している。
【0046】
CPU100内には、カメラ動作を実行するプログラムを格納したROM100d、変数を記憶するためのRAM100e、上述の補正データやその他の個人差補正データを記憶するための記憶手段であるEEPROM100b(電気的消去・書き込み可能メモリ)が内蔵されている。
【0047】
視線検出用エリアセンサ14は、図2の視線検出用光学系によってセンサ面上に結像された使用者の眼球像を光電変換し、その電気信号をCPU100に伝達する。CPU100は、伝達された電気信号をA/D変換器100cでA/D変換し、その像データを順次RAM100eに格納してゆく。さらにCPU100はROM100dに格納されている所定のアルゴリズムに従って、像データを信号処理し、眼球像の各特徴点(瞳孔、角膜反射像)を抽出し、その後各特徴点の画像情報から眼球の回転角を算出する。
【0048】
スイッチセンス回路110はカメラの各種スイッチの状態をカメラに伝達する回路で、レリーズ釦の第1ストロークでオンするスイッチSw1、第2ストロークでオンするスイッチSw2や、後述の補正データの修正動作を禁止するためのスイッチSw3等がある。
【0049】
LED駆動回路102は、前述のファインダ中の焦点検出マークを照明するためのLED21を点灯、点滅制御する。IRED駆動回路103は、4個のIRED13を状況に応じて選択的に点灯させ、使用者の眼球を照明することで前述の角膜反射像を生じさせる。
【0050】
液晶駆動回路111はCPU100からの指示に従って、カメラの外側に配されている外部LCD42、ファインダ下部に配されているファインダ内LCD24に絞り値、シャッタ秒時、あるいは設定した撮影モード等を表示させることができる。
【0051】
以上の構成による本発明を実施したカメラによる撮影動作の概略を述べる。
【0052】
撮影動作に先だって、予め使用者の設定が行われているものとする。即ち、カメラを「キャリブレーション・モード」とし、操作部材(例えば、電子ダイヤル)で使用者に対応する登録データ番号を指定しておく。このように設定しておくことで、使用者自身の登録番号であれば、視線検出に際して、自分が登録した個人差補正データが使用されるので、正しい個人差補正が実行されることになる。
【0053】
図5は、第1の実施例を説明するブロック図である。図1と同じものには同一の番号を付している。第1の実施例では、修正禁止手段A7が眼球像受光手段A1からの眼球像信号に基づいて動作し、個人差補正データ修正禁止手段A6に対して、個人差補正データの修正動作を許可/禁止する。その詳細動作を図6のフローチャートで説明する。
【0054】
使用者がレリーズボタンの第1ストロークであるSw1をONする(S1)と、使用者の眼球像から使用者の視線方向を検出する(S2)。
【0055】
視線検出結果に基づいて複数ある測距点の中から1つの測距点を選択する(S3)。そして、その測距点に対して測距動作(焦点検出動作)を行い(S4)レリーズボタンの第2ストロークであるSw2が入力されるまで、前述の視線検出から測距動作までを繰り返す(S5)。Sw2が入力されると選択された測距点で合焦するように撮影レンズが駆動され(S6)、ミラーアップ、シャッター駆動等のレリーズ動作を行う(S7)。
【0056】
そして、Sw2が入力されたときの測距点の位置座標から個人差補正データを逆算して、記憶手段が記憶している個人差補正データに加味される(S8)。
【0057】
次に、サブルーチン「視線検出動作」について説明する。
【0058】
CPU100が視線検出動作を開始すると、ステップ(S10)を経て、最初に使用者の眼球をIRED13で照明して、眼球像をエリアセンサ14で受光して眼球像の入力を行う(S11)。その具体的動作はIRED駆動回路103でIRED13のうち適当なものを点灯して使用者の眼球を照明する。この状態で視線検出用エリアセンサ14を所定時間蓄積させる。蓄積後はIRED13を消灯し、CPU100はエリアセンサ14からの眼球像信号を順次、入力し、A/D変換して、さらにRAM100eに格納してゆく。
【0059】
次に、RAM100e内に格納されている眼球像信号を処理して、使用者の眼球回転角を検出する(S12)。
【0060】
ここでは詳細な説明は省略するが、以下のような処理を行っている。
【0061】
まずRAM100eに格納された眼球像信号からIREDの角膜反射像を抽出する。この像は眼球像信号の中でも高輝度の尖塔的な像として抽出可能である。
【0062】
次に瞳孔の検出を行う。瞳孔は虹彩部との輝度変化、絶対輝度の大きさで判別することができる。
【0063】
IREDの角膜反射像と瞳孔という2つの特徴のエリアセンサ上での位置が検出できると、所定の光学式に従って2つの特徴の相対位置関係から使用者の眼球回転角が算出できる。ステップ(S13)では、検出された眼球回転角と、記憶手段に記憶している個人差補正データの内、設定されている番号のデータとを用いて、視線座標を算出する。
【0064】
また、ステップ(S14)では、ステップ(S11)で入力した眼球像信号に基づいて、使用者の推定を行う。即ち、眼球像の中から虹彩、網膜等の特徴を抽出し、補正データと共に予め登録されている特徴データと比較する。
【0065】
眼球の特徴として虹彩を利用する場合を図7で説明する。
【0066】
図7(a)は一般的な人の目である。中央の瞳孔と虹彩を合わせて黒目とも呼ぶ。眼球の特徴の内、虹彩が人によって最も違いが大きく、例えば人によっては同図(b)(c)(d)のような虹彩のパターンがある。カメラ内のEEPROM100bに個人差補正データに対応して同図(b)(c)(d)のようなパターンが個人毎に登録されているとき、いま新たに入力した虹彩パターンが同図(a)の如くであったとすると、この人は同図(b)の人であることが推定できる。従って、この使用者には(b)に対応した個人差補正データが適していることになる。
【0067】
虹彩の模様を比較するには、例えば「パターン・マッチング」の手法を用いる。パターンマッチングの具体的手法は例えば、直接的に画像信号の2次元相関演算を行う手法、あるいは空間周波数分布、コントラストや平均輝度等の演算時間的に有利な特徴点だけのマッチングを行う手法などが挙げられる。また、眼鏡の有無や、カメラと眼との距離に基づいて使用者を特定することもできる。
【0068】
このパターンマッチングのためにキャリブレーションに際し、各キャリブレーション番号毎に個人差補正データのみならず、眼球像データあるいはその特徴量データも記憶しておく必要がある。
【0069】
このようにして現在の使用者が推定できれば、図6のステップ(S15)にて、設定されている使用者と現在の使用者が同じかどうか判定し、もし同じ人ならばステップ(S17)に移行し、個人差補正データの修正を許可した状態で視線検出動作を終了する。
【0070】
別人、あるいは登録されていないと判断された場合は、ステップ(S16)で個人差補正データ修正を禁止して、視線検出動作を終了する。
【0071】
次に、実際の個人差補正データ修正動作の一例を図6(c)のサブルーチン「個人差補正データ修正動作」で説明する。ステップ(S100)でサブルーチン個人差補正データ修正動作に入り、ステップ(S200)で個人差補正データ修正が禁止されているかを判定する。個人差補正データ修正が禁止されていれば、ステップ(S600)へ進み、サブルーチン個人差補正データ修正動作をリターンする。個人差補正データ修正が禁止されていない場合には、ステップ(S300)でSw2がONされたとき使用者の視線位置が測距点と一致しているかどうかを判定する。Sw2がONされたとき使用者の視線位置が測距点と一致しているときには、個人差補正データ修正動作を行う必要がないためステップ(S600)へ進み、サブルーチン個人差補正データ修正動作をリターンする。一方、Sw2がONされたとき使用者の視線位置が測距点と一致していないときには、ステップ(S400)で使用者の視線位置と測距点とのズレ量を算出し、ステップ(S500)でこのズレ量に基づいてEEPROM100bが記憶している個人差補正データを修正する。
【0072】
つまり、使用者が所望の測距点を見て、なおかつその測距点でレリーズ動作(Sw2 ON)を行ったとすれば、使用者の視線位置はその測距点の位置と一致しているはずである。したがって、Sw2がONされたときの測距点のファインダー上の位置座標と使用者の視線位置とのズレ量から個人差補正データを修正すれば、個人差補正データはより正確な値になっていく。
【0073】
(第2の実施例)
本発明の第2の実施例のブロック図とフローチャートをそれぞれ図8、9に示す。
【0074】
第2の実施例では、手動設定部材A8によって修正禁止手段A7が機能する。手動設定部材A8は、図3の回路図中におけるスイッチSw3で、例えばカメラの外部スイッチである。使用者が替わった場合などに意識的にスイッチをオンすることで、一時的に個人差補正データの修正を禁止することができる。
【0075】
その動作を図8のフローチャートで説明する。
【0076】
視線検出動作を開始して視線を算出するまでのステップ(S20)〜(S23)は図6(b)のステップ(S10)〜(S13)と同様である。
【0077】
次のステップ(S24)にて手動設定部材A8に相当する個人差補正データ修正禁止スイッチの状態を検知し、ONしていればステップ(S25)へ移行し、個人差補正データ修正動作を禁止する。
【0078】
(第3の実施例)
本発明の第3の実施例のブロック図とフローチャートをそれぞれ図10、11に示す。
【0079】
第3の実施例では、モード設定手段A9(モードSW116)によって修正禁止手段A7が機能する。モード設定手段A9は、例えばカメラの撮影モードである。本実施例では撮影モードが全自動モードに設定されているときに修正禁止手段A7が機能する。このモードは使用者があれこれと考える必要のないモードであるから、他人に撮影をしてもらう場合によく使われるモードであるため、個人差補正の個人差補正データの修正動作も禁止する。その詳細動作を図11のフローチャートで説明する。
【0080】
視線検出動作を開始して視線を算出するまでのステップ(S30)〜(S33)は図6(b)のステップ(S10)〜(S13)と同様である。
【0081】
次のステップ(S34)にて撮影モードの設定状態を判定する、モードが全自動モードならばステップ(S25)へ移行し、個人差補正データ修正動作を禁止する。
【0082】
また、モード設定手段9を自動焦点調節モードとしても良い。自動焦点調節モードには、ピントが一旦合うとそれ以降の焦点調節を止めるモード(いわゆる「ワンショット・モード」)と、いつでも焦点調節を実行するモード(いわゆる「サーボ・モード」)がある。サーボ・モードでは動いている被写体を撮影する場合が多いから、使用者の視線も定まりにくい。したがって、自動焦点調節モードがサーボ・モードのときには、視線の個人差補正データ修正動作を禁止することが有効である。
【0083】
(第4の実施例)
本発明の第4の実施例のブロック図とフローチャートをそれぞれ図12、13に示す。
【0084】
第4の実施例では、第1の実施例と同じく眼球像信号を用いて使用者を推定する。その推定に基づいて、第1の実施例のように個人差補正データ修正を禁止するのではなく、EEPROM100bに記憶されている複数の個人差補正データの中から修正すべき個人差補正データを検索する実施例である。即ち、現在の使用者の視線情報で、設定されている使用者の個人差補正データを修正しないことは上述の実施例と同様であるが、さらに一歩進んで、現在の使用者の個人差補正データが既にEEPROM100bに記憶されているならば、個人差補正データ検索手段A10にて、その人の個人差補正データを検索して、個人差補正データ修正させようとするものである。
【0085】
つまり、眼球像に基づいて記憶手段(EEPROM100b)内にある複数の個人差補正データの中から現在の使用者に適合する個人差補正データを選出して、その選出された個人差補正データに対して修正動作を行うものである。
【0086】
その動作を図13のフローチャートで説明する。
【0087】
視線検出動作を開始して視線を算出するまでのステップ(S40)〜(S44)は図6(b)のステップ(S10)〜(S14)と同様である。
【0088】
次のステップ(S45)では、現在の使用者の個人差補正データが既にEEPROM100bに記憶されているならば、その人の個人差補正データを検索し、実際の修正時にはその個人差補正データに対して修正を行う。
【0089】
具体的には、推定された使用者の使用者番号、あるいはその使用者の補正データが格納されているEEPROM100bのアドレスを指定し、実際の個人差補正データ修正時に、それらに基づいて修正動作を行えばよい。
【0090】
以上、説明した各実施例を以下にまとめる。
(1)現在の使用者の眼球像の特徴と、現在、設定されている個人差補正データとを比較し、一致したときにだけデータを修正する。
(2)手動の操作部材を用意し、そのスイッチの状態に従って、データ修正動作の許可/禁止を行う。
(3)カメラの動作モード、例えば撮影モードや自動焦点調節モードなどによって、データ修正動作の許可/禁止を行う。
(4)現在の使用者の眼球像の特徴から使用者を推定し、その使用者に対応した個人差補正データを修正する。
【0091】
説明した4つの実施例は、本発明を一眼レフカメラに適用した場合の実施例についてであるが、本発明は一眼レフに限らずレンズシャッタカメラにも応用でき、さらにビデオカメラ等の光学機器、あるいは視線検出装置を搭載したマンマシーン・インターフェース機器、身障者補助機器等にも応用できることは明らかである。
【0092】
【発明の効果】
以上説明したように、本願の請求項1に記載した発明は、使用者または被験者の眼球回転角を検出する眼球回転角検出手段と、使用者または被験者の個人差を補正する補正データを記憶する記憶手段と、該眼球回転角と該補正データとから使用者または被験者の視線位置を演算する視線演算手段と、該補正データを用いて求めた使用者または被験者の視線位置が設定された位置からズレていた際には、ズレ情報を用いて該補正データを変更する変更手段と、該変更手段の作動を禁止する禁止手段とを有することによって、該変更手段の作動が適切でない場合には該変更手段の作動を禁止することができ、視線検出動作の精度を低下させることを防止できる。
【0093】
また、本願の請求項11に記載した発明の視線検出装置は、使用者の眼球像を受光する受光手段と、使用者の眼球に関する個人差を補正する補正データを記憶する記憶手段と、該受光手段で受光した像信号から求めた使用者の眼球回転角と該補正データに基づいて、使用者の視線位置を検出する検出手段と、該受光手段で受光した現在の使用者の眼球像信号に基づいて、該記憶手段に記憶された補正データが現在の使用者に適合するか判断する判断手段と、該判断手段が該補正データが現在の使用者に適合すると判断した場合に、該記憶手段に記憶された補正データの内容を変更する変更手段とを有することによって、使用者が特別な操作をすることなくとも、該変更手段は適切な場合にしか作動せず、不用意な該変更手段の作動による視線検出装置の検出精度低下を防ぐことができる。
【0094】
本願の請求項12に記載した発明の視線検出装置は、使用者の眼球像を受光する受光手段と、使用者の眼球に関する個人差を補正する補正データおよび眼球像情報をそれぞれ複数種記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶されている複数の補正データの中から1つを選択する選択手段と、該受光手段で受光した像信号から求めた使用者の眼球回転角と該選択手段が選択した補正データに基づいて、使用者の視線を検出する検出手段と、該受光手段で受光した現在の使用者の眼球像情報に基づいて、該選択手段が選択した補正データが現在の使用者に適合するか判断する判断手段と、該判断手段が該補正データが現在の使用者に適合しないと判断した場合に、現在の使用者に適合する補正データが該記憶手段に記憶されている複数の補正データにあるかどうかを該眼球像情報に基づいて検索する検索手段と、該検索手段が現在の使用者に適合する補正データを発見した場合に、該発見した補正データの内容を変更する変更手段とを有することにより、現在の使用者と選択手段の選択した補正データが適合しない場合に、該変更手段が作動してしまうことによる視線検出装置の検出精度低下を防ぐことができるとともに、現在の使用者に適合する補正データが記憶手段内にある場合には特別な操作を行うことなく適合する補正データの内容が変更されるので、使用者に関わらず正確な視線検出が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を説明するブロック図
【図2】本発明を一眼レフカメラに適用したときの構成図
【図3】本発明を一眼レフカメラに適用したときの電気ブロック図
【図4】本発明を一眼レフカメラに適用したときのファインダー画面を示す図
【図5】本発明の第1の実施例のブロック図
【図6】本発明の第1の実施例のフローチャート
【図7】眼球の特徴を説明する図
【図8】本発明の第2の実施例のブロック図
【図9】本発明の第2の実施例のフローチャート
【図10】本発明の第3の実施例のブロック図
【図11】本発明の第3の実施例のフローチャート
【図12】本発明の第4の実施例のブロック図
【図13】本発明の第4の実施例のフローチャート
【符号の説明】
13 眼球照明用IRED
14 視線検出用エリアセンサ
23 ファインダ
100 CPU
100b EEPROM
103 IRED駆動回路
104 視線検出回路
105 焦点検出回路
110 スイッチセンス回路
116 モードSW
200a〜200e 焦点検出マーク

Claims (12)

  1. 使用者または被験者の眼球回転角を検出する眼球回転角検出手段と、
    使用者または被験者の個人差を補正する補正データを記憶する記憶手段と、
    該眼球回転角と該補正データとから使用者または被験者の視線位置を演算する視線演算手段と、
    該補正データを用いて求めた使用者または被験者の視線位置が設定された位置からズレていた際には、ズレ情報を用いて該補正データを変更する変更手段と、
    該変更手段の作動を禁止する禁止手段とを有する視線検出装置。
  2. 前記眼球光軸検出手段は使用者もしくは被験者の眼球画像を撮像する撮像手段を有し、該撮像手段の出力に基づいて前記禁止手段は前記変更手段の作動を禁止することを特徴とする請求項1記載の視線検出装置。
  3. 前記撮像手段によって撮像された使用者もしくは被験者の虹彩近傍の眼球画像によって前記禁止手段は前記変更手段の作動を禁止することを特徴とする請求項2記載の視線検出装置。
  4. 前記視線検出装置は外部操作部材を有し、該外部操作部材の操作によって前記禁止手段は前記修正手段の修正動作を禁止することを特徴とする請求項1記載の視線検出装置。
  5. 使用者または被験者の眼球回転角を検出する眼球回転角検出手段と、
    使用者または被験者の個人差を補正する補正データを記憶する記憶手段と、
    該眼球回転角と該補正データとから使用者または被験者の視線位置を演算する視線演算手段と、
    該補正データを用いて求めた使用者または被験者の視線位置が設定された位置からズレていた際には、該ズレの情報を用いて該補正データを変更する変更手段と、
    該変更手段の作動を禁止する禁止手段とを有する視線検出装置を具備する光学機器。
  6. 前記眼球回転角検出手段は使用者もしくは被験者の眼球画像を撮像する撮像手段を有し、該撮像手段の出力に基づいて前記禁止手段は前記変更手段の作動を禁止することを特徴とする請求項5記載の視線検出装置を具備する光学機器。
  7. 前記視線検出装置を有する光学機器は外部操作部材を有し、該外部操作部材の操作によって前記禁止手段は前記変更手段の作動を禁止することを特徴とする請求項5記載の視線検出装置を具備する光学機器。
  8. 前記視線検出装置を具備する光学機器は複数の動作モードを有し、該複数の動作モードのうち特定の動作モードが選択された際には、前記禁止手段が前記変更手段の作動を禁止するすることを特徴とする請求項5記載の視線検出装置を具備する光学機器。
  9. 前記撮像手段によって撮像された使用者もしくは被験者の虹彩近傍の眼球画像によって前記禁止手段は前記変更手段の作動を禁止することを特徴とする請求項5記載の視線検出装置を具備する光学機器。
  10. 前記視線検出装置を具備する光学機器は複数の焦点調節モードを有する焦点調節装置を有し、前記複数の動作モードは、該複数の焦点調節モードであり、前記特定の動作モードは合焦後も焦点調節動作を続けるモードであることを特徴とする請求項8記載の視線検出装置を具備する光学機器。
  11. 使用者の眼球像を受光する受光手段と、
    使用者の眼球に関する個人差を補正する補正データを記憶する記憶手段と、
    該受光手段で受光した像信号から求めた使用者の眼球回転角と該補正データに基づいて、使用者の視線位置を検出する検出手段と、
    該受光手段で受光した現在の使用者の眼球像情報に基づいて、該記憶手段に記憶された補正データが現在の使用者に適合するか判断する判断手段と、
    該判断手段が該補正データが現在の使用者に適合すると判断した場合に、該記憶手段に記憶された補正データの内容を変更する変更手段とを有することを特徴とする視線検出装置。
  12. 使用者の眼球像を受光する受光手段と、
    使用者の眼球に関する個人差を補正する補正データおよび眼球像情報をそれぞれ複数種記憶する記憶手段と、
    該記憶手段に記憶されている複数の補正データの中から1つを選択する選択手段と、
    該受光手段で受光した像信号から求めた使用者の眼球回転角と該選択手段が選択した補正データに基づいて、使用者の視線を検出する検出手段と、
    該受光手段で受光した現在の使用者の眼球像情報に基づいて、該選択手段が選択した補正データが現在の使用者に適合するか判断する判断手段と、
    該判断手段が該補正データが現在の使用者に適合しないと判断した場合に、現在の使用者に適合する補正データが該記憶手段に記憶されている複数の補正データにあるかどうかを該眼球像情報に基づいて検索する検索手段と、
    該検索手段が現在の使用者に適合する補正データを発見した場合に、該発見した補正データの内容を変更する変更手段とを有することを特徴とする視線検出装置。
JP17870595A 1995-07-14 1995-07-14 視線検出装置および視線検出装置を具備する光学機器 Expired - Fee Related JP3624023B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17870595A JP3624023B2 (ja) 1995-07-14 1995-07-14 視線検出装置および視線検出装置を具備する光学機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17870595A JP3624023B2 (ja) 1995-07-14 1995-07-14 視線検出装置および視線検出装置を具備する光学機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0928673A JPH0928673A (ja) 1997-02-04
JP3624023B2 true JP3624023B2 (ja) 2005-02-23

Family

ID=16053126

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17870595A Expired - Fee Related JP3624023B2 (ja) 1995-07-14 1995-07-14 視線検出装置および視線検出装置を具備する光学機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3624023B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1309399C (zh) 2000-10-25 2007-04-11 国家中药制药工程技术研究中心 复方双黄连制剂及制备方法
JP4438431B2 (ja) 2004-01-30 2010-03-24 トヨタ自動車株式会社 変速装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0928673A (ja) 1997-02-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0848272B1 (en) Camera provided with focus detecting device
US5402199A (en) Visual axis detecting apparatus
JPH05333259A (ja) 視線検出手段を有した光学装置
JPH07199042A (ja) 視線検出機能付カメラ
JP3624023B2 (ja) 視線検出装置および視線検出装置を具備する光学機器
US5576796A (en) Optical apparatus having function to detect visual axis
JP2004008323A (ja) 視線機能付光学装置
JP4054436B2 (ja) 光学装置
JP3304408B2 (ja) 視線検出装置および視線検出装置を有する機器
JP2003189136A (ja) カメラ
JP3184634B2 (ja) 視線検出装置を有する光学装置
JP3186249B2 (ja) 視線検出装置及び視線検出方法
JP3219491B2 (ja) 視線検出装置
JP3605080B2 (ja) 視線検出装置
JPH10148864A (ja) カメラの測光装置
JP3211427B2 (ja) 視線検出装置
JP3605081B2 (ja) 視線検出装置
JP3391892B2 (ja) 視線検出装置、光学装置及び視線検出方法
JP3647088B2 (ja) 視線検出手段を有するカメラ
JP2000131599A (ja) 視線選択機能を有する装置およびカメラ
JPH07323008A (ja) 視線検出装置、カメラ、及び、視線補正方法
JPH08194154A (ja) 視線検出機能付き観察装置
JP3492324B2 (ja) 光学装置
JP2001004906A (ja) 視線検出機能付き光学機器及びカメラ
JPH06125874A (ja) 視線検出装置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20041116

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20041129

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081203

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091203

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091203

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101203

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111203

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121203

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131203

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees