JP2009122628A - 撮像装置及び撮像方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 焦点が自動的に定められるデジタルカメラ1であって、被写体像を撮像するための鏡胴ユニット62と、AFターゲット枠が表示されるLCDモニタ15と、上記デジタルカメラ1又は上記鏡胴ユニット62の傾斜状態を検出する加速度センサ111と、を備え、上記傾斜状態が上記AFターゲット枠の表示状態を変えることで上記LCDモニタ15に表示される。これにより、ファインダやLCDモニタ15内の被写体を見づらくすることがなく、かつ、省スペース性、省電力性、及び、低コスト性に優れた姿勢検知を行うことができる。
【選択図】図3
Description
このため、建築物の撮影やパノラマ撮影等のように正確なフレーミングを必要とする場合、撮像装置が不本意に傾いていることに気付かずに撮影を行ってしまうことがあった。
また、カメラ本体に機械的な振動を伝達させるための振動手段を設け、振動によって撮影者に傾斜状態を通知する撮像装置が提案されている(特許文献2参照)。
また、本発明においては特に限定されないが、上記表示状態の変化は、焦点が定まった後に行われることが好ましい。
また、本発明においては特に限定されないが、上記姿勢の検出は焦点が定まった後に行われ、上記表示状態の変化は上記姿勢の検出後に行われることが好ましい。
また、本発明においては特に限定されないが、上記撮像装置が、角度ずれ量の許容範囲を任意に設定可能である角度ずれ量の許容範囲設定手段をさらに備えることが好ましい。
また、本発明においては特に限定されないが、上記角度ずれ量が上記角度ずれ量の許容範囲を超える場合に、上記通知手段が操作者に通知を行うことが好ましい。
また、本発明においては特に限定されないが、第3の操作により上記画像データ及び上記傾斜情報が上記記憶手段に記憶されるとともに、自動的に上記画像が上記傾斜情報とともに上記表示部に表示されることが好ましい。
また、本発明においては特に限定されないが、上記画像が上記表示部に表示されない場合においても、上記傾斜情報をもとに上記音声出力手段が音声出力を発生することが好ましい。
まず、本発明の実施形態にかかる撮像装置の一例であるデジタルスチルカメラの外観について説明する。本実施形態の撮像装置は、LCDモニタを用いて被写体を確認して撮影を行うデジタルスチルカメラである。
デジタルカメラ(以下、「カメラ本体」という場合もある。)1は、上面側に、撮影時に押下するシャッターボタン(以下、「レリーズボタン」という。)2、電源ボタン3、各種モードを切り換えるモードダイヤル4、シフトダイヤル5、必要時にポップアップする収納型のフラッシュ部6、外部フラッシュや外付け光学ファインダを取り付けるアクセサリシュー7を有する。カメラ本体の前面側には撮影レンズ8が組み込まれている。ここでいう「撮像レンズ」とは、後述する鏡胴ユニット62に含まれる複数のレンズの総称である。カメラ本体1の背面側には、ズームボタン9、メニューカーソル指示ボタン類および選択指示ボタン(以下、「操作キーユニット」という。)10、再生ボタン11、削除/セルフタイマーボタン12、被写体の画像を表示したりモード情報を表示したりする例えばLCDパネル等の電子ビューパネルであるモニタ画面15、そのモニタ画面15の表示切り替え処理に適用する切り替えボタン14、被写体に対する焦点制御が完了し、焦点が合ったことの確認ランプとして機能し、また、ストロボの充電期間であることを点灯表示する合焦確認・ストロボ充電確認共用発光ダイオード16が配置されている。カメラ本体1の側面には、AV端子口とUSB端子口(外部接続端子口)を被う端子蓋17が配置され、また、カメラ本体1の底面には、バッテリ挿入口と画像記録用メモリカード挿入口を被う電池蓋18が設けられている。
図3において、デジタルカメラ本体1は、各種レンズ及びモータを有する鏡胴ユニット62と、カメラ本体1に内蔵されているCCD101と、撮像データの各種調整を行うフロントエンドIC102と、カメラ本体1全体の制御やデータ処理に中心的な役割を果たすデジタルスチルカメラプロセッサ(以下、「プロセッサ」という場合もある。)104と、画像データに各種処理を施す際に、画像データを一時的に保存するSDRAM103と、内蔵メモリ107と、ROM108と、を備えている。
具体的には、鏡胴ユニット62は、被写体の光学画像を取り込むズーム(ZOOM)レンズ62−1a及びズーム駆動モータ62−1bからなるズーム光学系62−1と、フォーカス(FOCUS)レンズ62−2a及びフォーカス駆動モータ62−2bからなるフォーカス光学系62−2と、絞り62−3a及び絞りモータ62−3bからなる絞りユニット62−3と、メカシャッタ62−4a及びメカシャッタモータ62−4bからなるメカシャッタユニット42−4と、各モータの駆動制御を行うモータドライバ62−5と、を有する。
フロントエンドIC102は、CCD20から送られたデータに各種調整を加えるための装置であり、画像ノイズ除去用相関二重サンプリングを行うCDS102−1、利得調整を行うAGC102−2、アナログ信号をデジタル信号に変換するA/D102−3を有する。また、フロントエンドIC102は、TG(駆動タイミング信号発生部)102−4を有する。TG102−4は、プロセッサ104内にあるCCD1信号処理ブロック104−1から垂直同期信号(以下、「VD」という。)と水平同期信号(以下、「HD」という。)が供給され、CPUブロック104−3によって制御される。
SDRAM103は、前述したプロセッサ104で画像データに各種処理を施す際に、画像データを一時的に保存する。保存される画像データは、例えば、CCD26から、フロントエンドIC102を経由して取り込んで、CCD1信号処理ブロック104−1でホワイトバランス設定、ガンマ設定が行われた状態の「RAW−RGB画像データ」やCCD2制御ブロック104−2で輝度データ・色差データ変換が行われた状態の「YUV画像データ」、JPEG
CODECブロック104−7で、JPEG圧縮された「JPEG画像データ」などである。
ROM108は、プロセッサ104内にあるCPUブロック104−3にて解読可能なコードで記述された制御プログラムや、制御するためのパラメータを格納している。
デジタルカメラ1の電源がオン状態になると、制御プログラムは不図示のメインメモリにロードされる。そして、CPUブロック104−3がその制御プログラムに従って装置各部の動作を制御するとともに、制御に必要なデータ等を、一時的に、プロセッサ104内にあるLocal SRAM104−4に保存する。
そして、各種処理が行われた後の最終的な画像データは、装置内部に設けられた内蔵メモリ107に保存されるか、又は、メモリカードスロットに挿入された、着脱可能な外部記録媒体であるメモリカードに保存される。
この加速度センサ111により検出された加速度データは、I2Cブロック104−11に送信され、CPUブロック104−3が認識できるシリアル信号へと変換される。そして、I2Cブロック104−11において生成される加速度データを含むシリアル信号が、CPUブロック104−3へ送られることで、加速度センサ111とCPUブロック104−11との間でシリアル通信が行われる。
次に、加速度センサのデータを、I2Cブロック104−11を経てCPUブロック104−3が取得し、角度(θ)を算出する。角度算出後は、50msの時間を置いて、再度加速度センサのデータ取得ステップに戻り、以上の動作を繰り返す。
加速度センサの、X軸出力をx、Y軸出力をy、温度出力をtとしたとき、重力ゼロでの出力g(t)、XとYの重力の比R、検出角θはそれぞれ以下の式で得ることができる。
g(t)=2048+0.4*t
R(x,y,t)=(y−g(t))/(x−g(t))
θ=180/π*arctan(R(x,y,t))−θ0
0<θ<360の範囲でθは2つの候補が出てきてしまうので、x−g(t)が正負どちらなのかを判定し、θを決定する。θが+90度近傍であれば、θ0ではなく、θ90を用いて、
θ=180/π*arctan(R(x,y,t))−θ90
の式でθを再計算する。θが−90度近傍であればθ0ではなく、θ270を用いて、
θ=180/π*arctan(R(x,y,t))−θ270
の式により、θを再計算する。
ここで、θ0は、カメラ水平(0度)でのCCDと加速度(G)センサの相対ロール角である。また、θ90は、カメラ縦(+90°:上向き)でのCCDとGセンサの相対ロール角である。また、θ270は、カメラ縦(−90°:下向き)でのCCDと加速度(G)センサの相対ロール角である。
図5は、本発明の実施例1における水平度表示制御を表すフローチャート、図8は、本発明の各種実施形態におけるAF表示枠の例と、この表示枠を用いたカメラ本体1の傾き表示の各種態様を示す。
検出角度(θ)がθ≧+0.5°の場合はAFターゲット表示の左枠部を赤表示にて表示する(図8(1)−c参照)。
検出角度(θ)が−0.5°<θ<+0.5°の場合は、AFターゲット表示の枠全部を緑表示にて表示する(図8(1)−a参照)。
この図8(1)−a〜cの動作は、0.2秒間隔で繰り返される。
また、本実施例ではAFターゲット枠を変色させることでデジタルカメラ1の姿勢情報を示したが、本発明においてはそれに限らず、例えばAFターゲット枠を点滅させることで姿勢情報を示しても良い。以下、AFターゲット枠を点滅させる姿勢情報の表示方式について説明を行う。
検出角度(θ)がθ≧+0.5°の場合はAFターゲット表示の左枠部を点滅表示にて表示する(図8(3)−c参照)。
検出角度(θ)が−0.5°<θ<+0.5°の場合は、AFターゲット表示の枠全部を点灯表示にて表示する(図8(3)−a参照)。
この図8(2)−a〜cの動作は、0.2秒間隔で繰り返される。
なお、検出角度(θ)がθ≦−0.5°の場合にAFターゲット部の右枠部を点滅表示としたが、左枠部を点滅表示とし、同様に、検出角度(θ)がθ≧+0.5°の場合は右枠部を点滅表示としてもかまわない。
図7は、本発明の実施例1に係る撮像動作全体の制御を示すフローチャートである。まず、レリーズ半押し判定にて、レリーズが半押しされているかどうかが判定される。レリーズが半押しされている場合は、AE処理を行う。ここでは、測光結果をもとに、画像記録時に使用するシャッタスピード、絞り開口、ISO感度値を決定する。
AF処理の後は、角度検出定期処理が開始される。ここでは、図4を用いて説明したように、加速度センサの電源がONとなり、定期的に加速度センサのデータを取得し、角度算出が行われる。
次に、レリーズ全押し判定が行われる。レリーズボタン2が半押しの状態から更に押し込まれ、全押しされた場合は、角度検出定期処理が停止するとともに、加速度センサ111の電源供給も停止する。そして、記録処理が実行される。
そのため、LCDモニタ内に新たな表示を追加する必要がなく、モニタに表示される被写体の視認性を損なうことがない。また、LCDモニタやファインダ内の表示でカメラ本体の傾きないしは姿勢を認識することができるため、ユーザーは撮影時にモニタやファインダに表示されている被写体から目を離す必要がない。さらに、外部に新たな部材を設ける必要がないため、デジタルカメラの小型化を妨げることがない。また、モータ等の駆動部を追加することもないため、消費電力及び製造コストを低く抑えることができる。
図9は、本発明の実施例2における通知音制御を示すフローチャートである。
検出角度(θ)が−0.5°<θ<+0.5°の場合は、通知音用の音声データを音声ブロック104−12から出力し、通知音を発する。上記以外の検出角度(θ)の場合は、通知音は発しない。この一連の動作は、0.5秒間隔で繰り返される。
検出角度(θ)が−2°<θ<+2°の場合は、通知音用の音声データの音量が「中1」に設定され、音声ブロック104−12から音量データが出力され、「中1」の音量での通知が実行される。
検出角度(θ)が−10°<θ<+10°の場合は、通知音用の音声データの音量が「小」に設定され、音声ブロック104−12から音量データが出力され、「小」の音量での通知が実行される。
検出角度(θ)が−10°以下または、+10°以上の場合は、通知は実行されない。
検出角度(θ)が−2°<θ<+2°の場合は、「中1」の周波数の音声データが音声ブロック(104−12)から出力され、通知が実行される。
検出角度(θ)が−5°<θ<+5°の場合は、「中2」の周波数の音声データが音声ブロック(104−12)から出力され、通知が実行される。
検出角度(θ)が−10°<θ<+10°の場合は、「低」の周波数の音声データが音声ブロック(104−12)から出力され、通知が実行される。
検出角度(θ)が−10°以下または、+10°以上の場合は、通知は行わない。
図12は、本発明の実施例5における通知音制御を示すフローチャートである。実施例5においては、通知音の通知間隔が4段階に分けられ、検出角度に応じて通知間隔を切り替える制御が行われている。
検出角度(θ)が−0.5°<θ<+0.5°の場合は、通知音の通知間隔が0.25秒となり、0.25秒経過後、通知音用の音声データが音声ブロック104−12から出力され、通知が実行される。
検出角度(θ)が−5°<θ<+5°の場合は、通知音の通知間隔が0.75秒となり、0.75秒経過後、通知音用の音声データが音声ブロック104−12から出力され、通知音が実行される。
検出角度(θ)が−10°以下または、+10°以上の場合は、通知は行わない。
図13は、本発明の実施例6における許容傾斜角度選択画面を示す図である。
次に、操作キーユニット10を操作し、許容傾斜角度を選択設定する。選択されている角度が他の角度とは異なる色で表示される。この例では、選択可能な角度は、5度/10度/30度/60度となっている。OFFを選択すると、音による通知自体を行わないものとする。図13において選択されている許容傾斜角度は5度である。
図14は、本発明の実施例6及び後述の実施例7における通知音制御を示すフローチャートである。ここで、基準となる角度(β)は水平である0°となっている。まず、許容傾斜角度選択画面で選択した許容傾斜角度が判定される。選択されている許容傾斜角度がOFFの場合は、音による通知自体を行わずにこのフローを終了する。選択されている許容傾斜角度がOFF以外の場合は、これを許容傾斜角度(α)とする。
検出角度(θ)が
−α<θ<+α
でない場合は、通知音用の音声データが音声ブロック104−12から出力され、通知音出力が実行される。
また、基準となる角度(β)が0°以外だった場合、角度判定式は
−α<θ−|β|<+α
となる。
なお、本実施例において通知音出力間隔は1秒であるとしたが、通知音出力間隔はこれに限られることはなく、他の時間にしてもよい。
図15は、本発明の実施例7における許容傾斜角度任意設定画面を示す図である。
なお、本実施例において許容傾斜角度は1度刻みに選択可能としたが、本発明においてはこれに限らず、2度、5度、又は10度刻み等でも良い。
図16は、本発明の実施例8における基準の角度となるカメラ姿勢角度選択画面を示す図である。
まず、撮影者は操作キーユニット10を操作し、カメラのモニタ15に、基準の角度である撮影者の目標のカメラ姿勢角度設定画面を表示させる。
そして、図4の加速度センサフローで定期的に検出している角度(θ)に基づいて角度判定を行う。カメラ姿勢角度の選択が水平の場合は(β)が0°であるので、検出角度(θ)が
−α<θ<+α
でない場合は、傾斜状態通知用の音声出力が実行される。
−α<θ+90°<+α
でない場合は、傾斜状態通知用の音声出力が実行される。
次に、通知間隔判定にて、前回通知音出力から1秒経過したか否かが判定される。1秒経過後は、再び検出角度が、許容傾斜角度以内か否かの判定を繰り返す。
さらに、本実施例においては姿勢情報の通知を音声によって行ったが、本発明においてはそれに限られない。上述した実施例1のように、AFターゲット枠の表示状態を変化させるなど、視覚的手段を用いて行っても良い。
図18は、本発明の実施例9における撮影と、画像データ及び角度情報の保存を示すフローチャートである。まず、レリーズボタン1が半押しされると(第一レリーズ)、図18のフローの動作が開始される。
AE、AF、及び、AWBの一連の動作が完了したら、次に、レリーズボタンが最終段階まで押しされて第二レリーズが行われることにより、被写体の撮影が行われる。この第二レリーズが行われると同時に、定期的に算出している角度情報の積算が開始される。
また、上述したRAW RGB画像データは、YUV変換、及び、JPEG圧縮する信号処理を経て、SDRAM103内に格納される。
図19は、本発明の実施例9において記録保存した画像ファイルを再生表示するとともに、角度情報を表示する様子を示すフローチャートである。図20は本発明の実施例9における平均角度情報を示すインジケータを示す。
図19において、まず、再生ボタン11が操作されると、メモリ内に保存されている再生可能な画像ファイルが、DOS情報を元に検索される。次に、再生可能なファイルがあった場合は、画像データがJPEG伸張され、LCDモニタ15に表示するための画像再生処理が行われ、表示される。
また、その際に、ファイル内に平均角度情報があれば、その角度もLCDモニタ15に表示される。角度表示は数値であっても、図20に示すようなインジケータ表示であっても良い。図20において目盛は角度を示しており、角度情報はポイントで示されている。
図21は、本発明の実施例10において撮影した画像ファイルを表示するとともに、角度情報を表示する様子を示すフローチャートである。
次に、第二レリーズ操作がされ、ファイル化処理が行われると、自動的にSDRAM内に残っている画像データが一定時間LCDモニタ15上に表示される。また、この時、平均角度情報も同時にLCDモニタ15上に表示される。
このように、本実施例では、撮影された画像データが撮影者の再生操作によりモニタ上に再生される際に、撮影時点での角度情報がモニタに同時表示される。これにより、撮影時に、モニタなどに表示される被写体の視認性を損なうことなく、撮影者に角度情報の表示を行うことができる。
図22は、本発明の実施例9及び10において音声出力が併用される場合の音声出力制御を示すフローチャートである。
これにより、撮影時に被写体を見難くすることなく、撮影者に角度情報の表示を行うことができる。
図23は、本発明の実施例10の別の態様を示すフローチャートである。
これにより、撮影時にモニタなどに表示される被写体像の視認性を損なうことなく、撮影者に角度情報の表示を行うことができる。
こうすることで、撮影時に、モニタなどによる被写体像の視認性を損なうことなく、撮影者に角度情報の表示を行うことができる。
上記マルチAFターゲットの一つは、焦点検出領域の右枠と左枠からなり、この右枠のみを赤表示または点滅させ、あるいは左枠のみを赤表示または点滅させ、さらには左右の全枠を緑表示または全表示させるかで、撮像装置の傾斜状態を表示するようになっている。以下、それぞれの例をより具体的に説明する。
2…シャッターボタン(レリーズボタン)
8…撮影レンズ
9…ズームボタン
15…モニタ画面
24…傾き検出部
26…撮像素子
51…大きな円
52、53…小円
62…鏡胴ユニット
62−1…ZOOM光学系
62−1a…ZOOMレンズ
62−1b…ZOOMモータ
62−2…FOCUS光学系
62−2a…FOCUSレンズ
62−2b…FOCUSモータ
62−5…モータドライバ
63…メイン回路基板
64…撮像素子回路基板
65…傾き検出配線基板
66…信号処理用の電気部品
67…傾き検出センサ(加速度センサ)
102…フロントエンドIC
103…SDRAM
104…デジタルスチルカメラプロセッサ(プロセッサ)
104−3…CPUブロック
104−11…I2Cブロック
107…内蔵メモリ
108…ROM
Claims (22)
- 焦点が自動的に定められる撮像装置であって、
被写体像を撮像するための撮像手段と、
焦点検出枠が表示される焦点検出枠表示手段と、
上記撮像装置本体又は上記撮像手段の傾斜状態を検出する角度検出手段と、を備え、
上記角度検出手段で検出される傾斜状態が上記焦点検出枠表示手段に表示される撮像装置。 - 上記角度検出手段により検出される上記撮像装置本体又は上記撮像手段の姿勢に応じて上記焦点検出枠の表示状態を変化させる表示制御手段をさらに備えた請求項1記載の撮像装置。
- 上記表示状態の変化は、焦点が定まった後に行われる請求項2記載の撮像装置。
- 上記姿勢の検出は焦点が定まった後に行われ、
上記表示状態の変化は上記姿勢の検出後に行われる請求項2記載の撮像装置。 - 被写体像を撮像するための撮像手段を備えた撮像装置であって、
上記撮像装置本体又は上記撮像手段の傾斜状態を検出する角度検出手段と、
音声出力を行う音声出力手段と、
上記角度検出手段で検出される傾斜状態に基づいて、上記音声出力手段の上記音声出力を変化させる音声制御手段と、
を備える撮像装置。 - 上記傾斜状態が水平状態である場合に、上記音声制御手段が上記音声出力手段に音声出力を行わせる請求項5記載の撮像装置。
- 被写体像を撮像するための撮像手段を備えた撮像装置であって、
上記撮像装置本体又は上記撮像手段の傾斜状態を検出する角度検出手段と、
上記角度検出手段で検出される傾斜状態の基準角度に対する角度ずれ量を検出する角度ずれ量検出手段と、
上記角度ずれ量に基づいて操作者に通知を行う通知手段と、
を備える撮像装置。 - 上記撮像装置が、予め設定されている複数の角度ずれ量の許容範囲候補から角度ずれ量の許容範囲を選択する角度ずれ量の許容範囲選択手段をさらに備える請求項7記載の撮像装置。
- 上記撮像装置が、角度ずれ量の許容範囲を任意に設定可能である角度ずれ量の許容範囲設定手段をさらに備える請求項7記載の撮像装置。
- 上記角度ずれ量が上記角度ずれ量の許容範囲を超える場合に、上記通知手段が操作者に通知を行う請求項8又は9記載の撮像装置。
- 被写体像を撮像するための撮像手段を備えた撮像装置であって、
上記撮像装置本体又は上記撮像手段の傾斜状態を検出する角度検出手段と、
上記角度検出手段で検出される傾斜状態の基準角度に対する角度ずれ量を検出する角度ずれ量検出手段と、
上記基準角度を変更可能な基準角度変更手段と、
上記角度ずれ量が角度ずれ量の許容範囲を超える場合に、操作者に通知を行う通知手段と、
を備える撮像装置。 - 上記基準角度が水平又は垂直である請求項11記載の撮像装置。
- 被写体像を撮像するための撮像手段を備えた撮像装置であって、
上記撮像装置本体又は上記撮像手段の傾斜状態を検出する角度検出手段と、
撮像した画像データ及び上記傾斜状態を示す傾斜情報を記憶する記憶手段と、
上気記憶手段に記憶された上記画像データが画像として表示される表示部と、
を備える撮像装置。 - 第1の操作により上記画像データ及び上記傾斜情報が上記記憶手段に記憶された後に、第2の操作により上記記憶手段に記憶された上記画像データとともに上記傾斜情報が上記表示部に表示される請求項13記載の撮像装置。
- 第3の操作により上記画像データ及び上記傾斜情報が上記記憶手段に記憶されるとともに、自動的に上記画像が上記傾斜情報とともに上記表示部に表示される請求項13記載の撮像装置。
- 上記撮像装置が音声出力を行う音声出力手段をさらに備え、上記表示部に上記画像と上記傾斜情報が表示されるとともに、上記傾斜情報をもとに上記音声出力手段が音声出力を発生する請求項13〜15のいずれか一項に記載の撮像装置。
- 上記画像が上記表示部に表示されない場合においても、上記傾斜情報をもとに上記音声出力手段が音声出力を発生する請求項16記載の撮像装置。
- 被写体像を撮像するための撮像手段を備え、焦点合わせが自動的に行われる撮像装置を用いて実行される撮像方法であって、
被写体像を撮像する撮像ステップと、
焦点検出枠を表示手段に表示する焦点検出枠表示ステップと、
上記撮像手段又は上記撮像装置の傾斜状態を検出する角度検出ステップと、
上記角度検出ステップで検出される傾斜状態を上記表示手段に表示する角度表示ステップと、
を備える撮像方法。 - 被写体像を撮像する撮像手段及び音声出力を行う音声出力手段を備えた撮像装置を用いて実行される撮像方法であって、
上記撮像手段又は上記撮像装置の傾斜状態を検出する角度検出ステップと、
上記角度検出ステップで検出される傾斜状態に基づいて上記音声出力を変化させる音声出力制御ステップと、
を備える撮像方法。 - 被写体像を撮像するための撮像手段を備えた撮像装置を用いて実行される撮像方法であって、
上記撮像装置本体又は上記撮像手段の傾斜状態を検出する角度検出ステップと、
上記角度検出ステップで検出される傾斜状態の基準角度に対する角度ずれ量を検出する角度ずれ量検出ステップと、
上記角度ずれ量に基づいて操作者に通知を行う通知ステップと、
を備えた撮像方法。 - 被写体像を撮像するための撮像手段を備えた撮像装置を用いて実行される撮像方法であって、
上記撮像装置本体又は上記撮像手段の傾斜状態を検出する角度検出ステップと、
上記角度検出ステップで検出される傾斜状態の基準角度に対する角度ずれ量を検出する角度ずれ量検出ステップと、
上記基準角度を変更可能な基準角度変更ステップと、
上記傾斜状態が角度ずれ量の許容範囲を超える場合に、操作者に通知を行う通知ステップと、
を備えた撮像方法。 - 被写体像を撮像するための撮像手段を備えた撮像装置を用いて実行される撮像方法であって、
上記撮像装置本体又は上記撮像手段の傾斜状態を検出する角度検出ステップと、
撮像した画像データ及び上記傾斜状態を示す傾斜情報を記憶する記憶ステップと、
上気記憶手段に記憶された画像データを画像として表示する表示ステップと、
を備えた撮像方法。
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