JP2007248539A - 撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】姿勢検出手段の検出結果に応じて、音声出力変更する音声出力変更手段を備えることにより、カメラの水平出しを容易に行うことができるとともに、さらにファインダを覗きながらもカメラの水平状態を確認でき、LCDの電源をオフした状態でもユーザは音声を聞くことによって傾きを認識する撮像装置(カメラ)を提供する。
【解決手段】被写体像を撮像する撮像手段を有する撮像装置において、その姿勢を検出する姿勢検出手段86と、音声を出力する音声出力手段83、84、85を有し、前記姿勢検出手段86の検出結果に応じて、出力する音声を変更する音声変更手段65を備えた。
【選択図】図4
【解決手段】被写体像を撮像する撮像手段を有する撮像装置において、その姿勢を検出する姿勢検出手段86と、音声を出力する音声出力手段83、84、85を有し、前記姿勢検出手段86の検出結果に応じて、出力する音声を変更する音声変更手段65を備えた。
【選択図】図4
Description
本発明は、電子画像を撮像・再生する撮像装置に関するものである。
被写体像を撮像する撮像手段を有する撮像装置においては、従来から、この撮像装置(カメラ)の傾き具合を把握して、カメラの水平出しを容易に行い、さらにファインダを覗きながらも撮像装置の水平状態を確認できる構成を有することが望まれている。
かかる要望を満足させ、カメラの水平出しを容易にすることを目的とする構成を有する撮像装置は従来から種々提案されかつ一般に知られている(例えば、特許文献1参照)。
かかる要望を満足させ、カメラの水平出しを容易にすることを目的とする構成を有する撮像装置は従来から種々提案されかつ一般に知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、液晶モニタの画面にカメラ自体の水平線を示す水平基準線と姿勢検出装置から得られた角度データに応じて水平撮影補助線を表示し、両者の差異をみることでカメラの傾き具合を把握する方法が開示されている。
さらに述べれば、特許文献1では、カメラ自体の水平線を示す水平基準線と姿勢検出装置から得られた角度データに応じて水平撮影補助線を表示し、両者の差異からカメラの傾き度合いを推測し、カメラが水平に達した時には、2本の線を1本の直線として表示する方法が示されている。
特開2002−271654公報
さらに述べれば、特許文献1では、カメラ自体の水平線を示す水平基準線と姿勢検出装置から得られた角度データに応じて水平撮影補助線を表示し、両者の差異からカメラの傾き度合いを推測し、カメラが水平に達した時には、2本の線を1本の直線として表示する方法が示されている。
しかしながら、2本の直線を1本に合わせるという方法は、厳密に水平を合わせる場合には有効であるが、2本の直線が一致するのは一点でしかなく正確に一致させるのは難しく、また一般的な撮影においては、そこまでの精度を必要としない。また、画像確認用のLCD画面に姿勢検出結果を表示するとファインダを覗いた場合には、その結果を見ることができないという問題もある。
本発明は、上述した実情を考慮してなされたもので、姿勢検出手段の検出結果に応じて、音声出力変更する音声出力変更手段を備えることにより、カメラの水平出しを容易に行うことができるとともに、さらにファインダを覗きながらもカメラの水平状態を確認でき、LCDの電源をオフした状態でもユーザは音声を聞くことによって傾きを認識する撮像装置(カメラ)を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、被写体像を撮像する撮像手段を有する撮像装置において、該撮像装置の姿勢を検出する姿勢検出手段と、音声を出力する音声出力手段と、前記姿勢検出手段の検出結果に応じて、前記音声出力手段から出力する音声を変更する音声変更手段と、を備えたことを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、前記音声変更手段は、前記音声出力手段から出力する音声の周期を変化させることを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、前記音声変更手段は、前記音声出力手段から出力する音声の波長を変化させることを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、前記音声変更手段は、前記音声出力手段から出力する音声の周期を変化させることを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、前記音声変更手段は、前記音声出力手段から出力する音声の波長を変化させることを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、前記音声出力手段から出力する音声は、ブザー音であることを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、前記音声出力手段から出力する音声は、傾き角度の数字情報であることを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、前記音声出力手段から出力する音声は、傾き方向を示すボイス音であることを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、前記音声出力手段から出力する音声は、傾き角度の数字情報であることを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、前記音声出力手段から出力する音声は、傾き方向を示すボイス音であることを特徴とする。
本発明によれば、姿勢検出手段の検出結果に応じて、音声出力変更する音声出力変更手段を備えていることにより、画像確認用などのLCDを備えていない撮像装置やLCDの電源をオフした状態でもユーザは音声を聞くことで、カメラの傾きを認識することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の実施の形態に係るカメラ装置としてのデジタルカメラを示す正面図である。図2は図1のデジタルカメラの上面図である。図3は図1のデジタルカメラの背面図である。
図1乃至図3を参照して、デジタルカメラ1の正面2の中央には撮影光を入射させる鏡胴ユニット3が設けられ、この鏡胴ユニット3の上方には、被写体に向けて光を発するストロボ発光部4と、オートフォーカス(AF)の際に被写体との距離を測定するための測距ユニット5と、ユーザが目視によって撮影範囲等を確認するための光学ファインダ6とが設けられている。
図1乃至図3を参照して、デジタルカメラ1の正面2の中央には撮影光を入射させる鏡胴ユニット3が設けられ、この鏡胴ユニット3の上方には、被写体に向けて光を発するストロボ発光部4と、オートフォーカス(AF)の際に被写体との距離を測定するための測距ユニット5と、ユーザが目視によって撮影範囲等を確認するための光学ファインダ6とが設けられている。
また、光学ファインダ6の下方には、図示を略すリモコンからの光信号を受光するリモコン受光部7が設けられている。デジタルカメラ1の上面8には、レリーズボタン9と、撮影モードを切り換えるためのモードダイヤル10と、撮影可能枚数等を表示するサブLCD11とが設けられている。
また、デジタルカメラ1の背面には撮影した画像等を表示するLCD13と、撮影時のAF状態を示すAF−LED14と、ストロボ充電状態を示すストロボLED15と、電源のオン/オフを切り換えるための電源スイッチ16と、動作指示や各種設定等を外部から行うための操作ボタンユニット17とが設けられ、操作ボタンユニット17はズームの設定を行うためのズームボタン18を備えている。
また、デジタルカメラ1の背面には撮影した画像等を表示するLCD13と、撮影時のAF状態を示すAF−LED14と、ストロボ充電状態を示すストロボLED15と、電源のオン/オフを切り換えるための電源スイッチ16と、動作指示や各種設定等を外部から行うための操作ボタンユニット17とが設けられ、操作ボタンユニット17はズームの設定を行うためのズームボタン18を備えている。
AF−LED14及びストロボLED15は外部拡張メモリ21(図2参照)がアクセス中であることを示す等の別の表示用途にも用いられる。なお、レリーズボタン9と、モードダイヤル10と、電源スイッチ16と、操作ボタンユニット17とをまとめて操作部19とする。
さらに、デジタルカメラ1の側面20にはメモリカード等の外部拡張メモリ21(図2参照)が取り外し可能に装着される外部拡張メモリ装着部22が設けられている。また、デジタルカメラ1は内部に電池23(図2参照)が取り外し可能にセットされる電池装填部(図示せず)を備えている。
さらに、デジタルカメラ1の側面20にはメモリカード等の外部拡張メモリ21(図2参照)が取り外し可能に装着される外部拡張メモリ装着部22が設けられている。また、デジタルカメラ1は内部に電池23(図2参照)が取り外し可能にセットされる電池装填部(図示せず)を備えている。
図4はデジタルカメラの概略構成を示すブロック図である。図1乃至図4を参照して、鏡胴ユニット3は、被写体の光学画像を取り込む被駆動部材としてのズームレンズ30及びモータとしてのズーム駆動モータ31を備えたズーム光学系32と、フォーカスレンズ33及びフォーカス駆動モータ34を備えたフォーカス光学系35とから概略構成されている。
鏡胴ユニット3は、さらに、絞り36及び絞りモータ37を備えた絞りユニット38と、メカシャッタ39及びメカシャッタモータ40を備えたメカシャッタユニット41と、これらのズーム駆動モータ31、フォーカス駆動モータ34、絞りモータ37、メカシャッタモータ40等の直流モータ43を駆動するモータドライバ42とから概略構成されている。
鏡胴ユニット3は、さらに、絞り36及び絞りモータ37を備えた絞りユニット38と、メカシャッタ39及びメカシャッタモータ40を備えたメカシャッタユニット41と、これらのズーム駆動モータ31、フォーカス駆動モータ34、絞りモータ37、メカシャッタモータ40等の直流モータ43を駆動するモータドライバ42とから概略構成されている。
CCD45は鏡胴ユニット3から取り込んだ光学画像を光電変換する(アナログ信号変換する)固体撮像素子である。また、F/E(フロントエンド)−IC46は、画像ノイズ除去用の相関二重サンプリング(Correlated Double Sampling)を行うCDS47と、利得調整を行うAGC(Auto Gain Controller、自動利得調整器)48と、デジタル信号変換を行うA/D変換器49と、後述のシステムコントローラ50のCCD1信号処理ブロック51から垂直同期信号(VD信号)及び水平同期信号(HD信号)を受けて駆動タイミング信号を生成するTG(Timing Generator、タイミング発生器)52とを備えている。
制御手段としてのシステムコントローラ50は、CCD45からF/E−IC46を経由して入力されたデジタル画像データにホワイトバランス設定やガンマ設定を行うとともに上述したようにVD信号及びHD信号を出力するCCD1信号処理ブロック51と、フィルタリング処理により輝度データ・色差データへの変換を行うCCD2信号処理ブロック53とを備えている。
システムコントローラ50は、また、リモコン受光部7や操作部19から入力される信号に基づいて後述のROM65に格納された制御プログラムに従いモータドライバ42やCCD45等のデジタルカメラ1の各部の動作を制御するCPUブロック54と、この制御に必要なデータ等を一時的に保存するローカルSRAM55とを備えている。
システムコントローラ50は、また、リモコン受光部7や操作部19から入力される信号に基づいて後述のROM65に格納された制御プログラムに従いモータドライバ42やCCD45等のデジタルカメラ1の各部の動作を制御するCPUブロック54と、この制御に必要なデータ等を一時的に保存するローカルSRAM55とを備えている。
システムコントローラ50は、さらに、PC(パソコン)等の外部機器とUSB通信を行うUSBブロック56と、PC等の外部機器とシリアル通信を行うシリアルブロック57と、JPEG圧縮・伸張を行うJPEG−CODEC(ジェイペグ−コーデック)ブロック58と、画像データのサイズを補間処理により拡大/縮小するリサイズブロック59と、画像データをLCD13やTV等の外部表示機器に表示するためのビデオ信号に変換するTV信号表示ブロック60と、撮影された画像データを記録するメモリカード等の外部拡張メモリ21の制御を行う外部拡張メモリブロック61とを備えている。
ROM65には、CPUブロック54において解読可能なコードで記述された制御プログラムやCPUブロック54の制御に必要なデータ等が格納されている。
デジタルカメラ1の電源が電源スイッチ16(図3)の操作によってオン状態になると、ROM65に格納された制御プログラムは図示してないメインメモリにロードされ、CPUブロック54はその制御プログラムに従ってデジタルカメラ1の各部の動作を制御するとともに、制御に必要なデータを一時的にRAM66及びローカルSRAM55に保存する。
なお、ROM65として、書き換え可能なフラッシュROMを用いれば、制御プログラムや制御に必要なパラメータ等を変更することが可能となり、機能のバージョンアップを容易に行うことが可能となる。SDRAM67は、システムコントローラ50において各種処理が施される際の画像データを一時的に保存する。
デジタルカメラ1の電源が電源スイッチ16(図3)の操作によってオン状態になると、ROM65に格納された制御プログラムは図示してないメインメモリにロードされ、CPUブロック54はその制御プログラムに従ってデジタルカメラ1の各部の動作を制御するとともに、制御に必要なデータを一時的にRAM66及びローカルSRAM55に保存する。
なお、ROM65として、書き換え可能なフラッシュROMを用いれば、制御プログラムや制御に必要なパラメータ等を変更することが可能となり、機能のバージョンアップを容易に行うことが可能となる。SDRAM67は、システムコントローラ50において各種処理が施される際の画像データを一時的に保存する。
保存される画像データは、例えば、CCD45からF/E−IC46を経由して取り込まれCCD1信号処理ブロック51でホワイトバランス設定及びガンマ設定が行われた状態の「RAW−RGB画像データ」やCCD2信号処理ブロック53で輝度データ・色差データへの変換が行われた状態の「YUV画像データ」、JPEG−CODECブロック58でJPEG圧縮等が行われた状態の「JPEG画像データ」等である。
内蔵メモリ68は、外部拡張メモリ装着部22(図1)にメモリカード等の外部拡張メモリ21が装着されていない場合でも、撮影した画像データを記憶できるようになっている。
内蔵メモリ68は、外部拡張メモリ装着部22(図1)にメモリカード等の外部拡張メモリ21が装着されていない場合でも、撮影した画像データを記憶できるようになっている。
LCDドライバ69はLCD13を駆動するとともに、TV信号表示ブロック60から出力されたビデオ信号をLCD13に表示するための信号に変換するようになっている。
これによって、LCD13では、ユーザが撮影前に被写体の状態を監視したり、撮影した画像を確認したり、外部拡張メモリ21や内蔵メモリ68に記録された画像データを見たりすることができるようになっている。
ビデオAMP70はTV信号表示ブロック60から出力されたビデオ信号を75Ωインピーダンス変換するアンプであり、ビデオジャック71はTVなどの外部表示機器と接続するためのジャックである。USBコネクタ72はPC等の外部機器とUSB接続を行うためのコネクタである。
これによって、LCD13では、ユーザが撮影前に被写体の状態を監視したり、撮影した画像を確認したり、外部拡張メモリ21や内蔵メモリ68に記録された画像データを見たりすることができるようになっている。
ビデオAMP70はTV信号表示ブロック60から出力されたビデオ信号を75Ωインピーダンス変換するアンプであり、ビデオジャック71はTVなどの外部表示機器と接続するためのジャックである。USBコネクタ72はPC等の外部機器とUSB接続を行うためのコネクタである。
シリアルドライバ回路73はPC等の外部機器とシリアル通信を行うためにシリアルブロック57の出力信号を電圧変換する回路であり、RS−232Cコネクタ74はPC等の外部機器とシリアル接続を行うためのコネクタである。
サブCPU75は、ROMやRAM等をワンチップに内蔵したCPUであり、リモコン受光部7や操作部19からの出力信号をユーザの操作情報としてCPUブロック54に出力するとともに、このCPUブロック54から出力されたデジタルカメラ1の状態をサブLCD11、AF−LED14、ストロボLED15、ブザー76等に対する制御信号に変換して出力するようになっている。LCDドライバ77は、サブCPU75からの出力信号に基づいてサブLCD11を駆動するドライブ回路である。
サブCPU75は、ROMやRAM等をワンチップに内蔵したCPUであり、リモコン受光部7や操作部19からの出力信号をユーザの操作情報としてCPUブロック54に出力するとともに、このCPUブロック54から出力されたデジタルカメラ1の状態をサブLCD11、AF−LED14、ストロボLED15、ブザー76等に対する制御信号に変換して出力するようになっている。LCDドライバ77は、サブCPU75からの出力信号に基づいてサブLCD11を駆動するドライブ回路である。
音声記録ユニットは、ユーザが音声信号を入力するマイク79と、入力された音声信号を増幅するマイクAMP80と、増幅された音声信号を記録する音声記録回路81とを備えている。
また、音声再生ユニットは、記録された音声信号を後述するスピーカ83から出力するための信号に変換する音声再生回路84と、変換された音声信号を増幅しスピーカ83を駆動するためのオーディオAMP85と、増幅された音声信号を出力するスピーカ83とを備えている。
また、音声再生ユニットは、記録された音声信号を後述するスピーカ83から出力するための信号に変換する音声再生回路84と、変換された音声信号を増幅しスピーカ83を駆動するためのオーディオAMP85と、増幅された音声信号を出力するスピーカ83とを備えている。
上述のように構成されたデジタルカメラ1において、本発明について説明する。本発明では、さらにカメラの姿勢を検出する姿勢検出部86と姿勢検出した結果をシステムコントローラ50内の汎用GIO87から入力し、CPUブロック54にてカメラの傾き角度を計算する。姿勢検出部86は、例えば、ジャイロセンサ、重力センサ(Gセンサ)などを用いる。
姿勢検出部86には検出する方向で1軸、2軸、3軸のものがあり、2軸の場合、カメラの光学系に対して垂直方向の姿勢変化を検出することができ、3軸の場合、2軸の検出範囲に加え、カメラ1の光学系に対して仰角方向の姿勢変化を検出することができる。
姿勢検出部86には検出する方向で1軸、2軸、3軸のものがあり、2軸の場合、カメラの光学系に対して垂直方向の姿勢変化を検出することができ、3軸の場合、2軸の検出範囲に加え、カメラ1の光学系に対して仰角方向の姿勢変化を検出することができる。
計算されたカメラの傾き角度dに応じて、以下の実施の形態に従ってスピーカ83あるいはブザー76から音声出力を行う。図4には、さらに、DC/DCコンバータ88、ストロボ回路89が示してある。
図5は本発明による姿勢検出手段の検出結果に応じて、出力する音声を変更する音声変更手段における音声の周期を変更した場合の第1の実施の形態を示す波形図である。出力する音声には、ブザー音を用いた場合において説明を行う。
図5は本発明による姿勢検出手段の検出結果に応じて、出力する音声を変更する音声変更手段における音声の周期を変更した場合の第1の実施の形態を示す波形図である。出力する音声には、ブザー音を用いた場合において説明を行う。
図4及び図5を参照して、姿勢検出部86で検出した検出信号は、システムコントローラ50の汎用GIO87に送られる。CPUブロック54は、姿勢検出部86からの検出信号に基づいてカメラ(撮像装置)1の傾き角度d(図5)を計算する。
ROM65内には、図5に示すように、カメラ1の傾き角度dの絶対値に対して複数の基準値(S1、S2、S3)とそれに対応したパターンA、Bの2種類の周期(それぞれ、T1、T2、T1<T2)を予め保持する。|d|が0<d<S1の時は、カメラ1が水平の領域であることを示し、|d|が大きくなるにつれて、カメラの傾きが大きくなる。
ROM65内には、図5に示すように、カメラ1の傾き角度dの絶対値に対して複数の基準値(S1、S2、S3)とそれに対応したパターンA、Bの2種類の周期(それぞれ、T1、T2、T1<T2)を予め保持する。|d|が0<d<S1の時は、カメラ1が水平の領域であることを示し、|d|が大きくなるにつれて、カメラの傾きが大きくなる。
また、基準値S1、S2、S3の設定範囲でパターンA、Bの周期を割り当てる。(図5では、パターンAの範囲がS1<|d|<S2、パターンBの範囲がS2<|d|<S3)、さらに、0<|d|<S1の範囲では連続的に音声が出力され、S3<dでは音声を出力しない。
例えば、ユーザがカメラ1を構えた時に音声が出力されなければ、カメラ1が大きく傾いている場合である。そして、ユーザはカメラ1の水平出しを行いたい場合には、カメラ1を音声が出力される方向に傾けていく。
例えば、ユーザがカメラ1を構えた時に音声が出力されなければ、カメラ1が大きく傾いている場合である。そして、ユーザはカメラ1の水平出しを行いたい場合には、カメラ1を音声が出力される方向に傾けていく。
カメラ1の傾き角度dに応じて、S2<|d|<S3の範囲でパターンBの遅い周期で音声出力を開始し、水平位置に近づいてくると、S1<|d|<S2の範囲でパターンAの早い周期の音声出力に変更する。
そして、水平位置では、連続的に音声を出力し、カメラ1が水平になったことをユーザに知らせる。逆に、水平位置からカメラ1の傾き角度dが外れる場合には、水平に合わせる時と逆で音声出力の周期を遅いパターンにしていき、水平位置から外れている度合いをユーザに知らせる。
そして、水平位置では、連続的に音声を出力し、カメラ1が水平になったことをユーザに知らせる。逆に、水平位置からカメラ1の傾き角度dが外れる場合には、水平に合わせる時と逆で音声出力の周期を遅いパターンにしていき、水平位置から外れている度合いをユーザに知らせる。
姿勢検出部(姿勢検出手段)86の検出結果に応じて、音声出力変更する汎用GIO(音声出力変更手段)87を備えていることにより、画像確認用などのLCDを備えていない撮像装置やLCDの電源をオフした状態でもユーザは音声を聞くことで、カメラ1の傾きを認識することができる。
このように、カメラ1の傾き角度dによって出力する音声の周期を変化させているので、ユーザは音声の間隔を聞き分けることで、カメラ1の傾きを認識することができ、カメラ1の水平出しを容易に行うことができる。
このように、カメラ1の傾き角度dによって出力する音声の周期を変化させているので、ユーザは音声の間隔を聞き分けることで、カメラ1の傾きを認識することができ、カメラ1の水平出しを容易に行うことができる。
図6は本発明による姿勢検出手段の検出結果に応じて、出力する音声を変更する音声変更手段における音声の波長を変更した場合の第2の実施の形態を示す波形図である。この第2の実施の形態では音声の波長を変更した場合を示している。出力する音声にブザー音を用いた場合について説明を行う。
図4及び図6を参照して、姿勢検出部86で検出した検出信号は、システムコントローラ50の汎用GIO87に送られる。CPUブロック54は、姿勢検出部86からの検出信号に基づいてカメラ1の傾き角度dを計算する。
ROM65内には、カメラ1の傾き角度dの絶対値に対して複数の基準値(S1、S2)とそれに対応したパターンA、B、Cの3種類の波長(それぞれ、λ1、λ2、λ3、λ1>λ2>λ3)を予め保持する。
図4及び図6を参照して、姿勢検出部86で検出した検出信号は、システムコントローラ50の汎用GIO87に送られる。CPUブロック54は、姿勢検出部86からの検出信号に基づいてカメラ1の傾き角度dを計算する。
ROM65内には、カメラ1の傾き角度dの絶対値に対して複数の基準値(S1、S2)とそれに対応したパターンA、B、Cの3種類の波長(それぞれ、λ1、λ2、λ3、λ1>λ2>λ3)を予め保持する。
|d|が0<d<S1の時は、カメラ1が水平の領域であることを示し、|d|が大きくなるにつれて、カメラの傾き角度dが大きくなる。また、基準値の設定範囲でパターンA、B、Cの周期を割り当てる。例えば、図6では、パターンAの範囲が0<|d|<S1、パターンBの範囲がS1<|d|<S2、パターンCの範囲がS2<|d|とする。
例えば、ユーザがカメラ1を構えた時に低い波長の音が出力されていれば、カメラ1が大きく傾いている場合である。そして、ユーザはカメラ1の水平出しを行いたい場合には、出力される音声の波長が高くなる方向にカメラを傾けていく。
例えば、ユーザがカメラ1を構えた時に低い波長の音が出力されていれば、カメラ1が大きく傾いている場合である。そして、ユーザはカメラ1の水平出しを行いたい場合には、出力される音声の波長が高くなる方向にカメラを傾けていく。
カメラ1の傾き角度dに応じて、|d|<S2の範囲ではパターンCの低い波長の音声出力をし、水平位置に近づいてくると、S1<|d|<S2の範囲でパターンBの中間の波長の音声出力に変更する。
そして、水平位置では、パターンAの高い波長の音声を出力し、カメラが水平になったことをユーザに知らせる。逆に、水平位置からカメラの傾き角度dが外れる場合には、水平に合わせる時と逆で音声出力の波長を低くしていき、水平位置から外れている度合いをユーザに知らせる。
このように、カメラ1の傾き角度dによって出力する音声の波長を変化させているので、ユーザは音声の高低を聞き分けることで、カメラ1の傾きを認識することができ、カメラ1の水平出しを容易に行うことができる。また、出力する音声がブザー音であるので、スピーカや音声ICなどを用いずに低コストで回路を組むことができる。
そして、水平位置では、パターンAの高い波長の音声を出力し、カメラが水平になったことをユーザに知らせる。逆に、水平位置からカメラの傾き角度dが外れる場合には、水平に合わせる時と逆で音声出力の波長を低くしていき、水平位置から外れている度合いをユーザに知らせる。
このように、カメラ1の傾き角度dによって出力する音声の波長を変化させているので、ユーザは音声の高低を聞き分けることで、カメラ1の傾きを認識することができ、カメラ1の水平出しを容易に行うことができる。また、出力する音声がブザー音であるので、スピーカや音声ICなどを用いずに低コストで回路を組むことができる。
出力する音声がブザー音以外を第3の実施形態として説明する。姿勢検出部86で検出した検出信号は、システムコントローラ50の汎用GIO87に送られる。CPUブロック54は、姿勢検出部86からの検出信号に基づいて、カメラ1の傾き方向とカメラ1の傾き角度dを計算する。
カメラ1の傾き方向に関しては、「右」、「左」でカメラ1の光学系に対して垂直方向(以下、垂直方向)の姿勢変化に対して表現でき、「前」、「後」を加えることで光学系に対して仰角方向(以下、仰角方向)の姿勢変化も表現することができる。
カメラ1の傾き方向に関しては、「右」、「左」でカメラ1の光学系に対して垂直方向(以下、垂直方向)の姿勢変化に対して表現でき、「前」、「後」を加えることで光学系に対して仰角方向(以下、仰角方向)の姿勢変化も表現することができる。
カメラ1の傾き角度dに関しては、カメラ1の正確な傾き角度dを出力してもよいし、あるいは15度単位で近い角度を出力してもよい。例えば、カメラ1が右方向に38度傾いていた場合、正確な傾きの場合は「右、38度」、15度単位の場合には「右、30度」と音声を出力する。
さらに、垂直方向と仰角方向の両方の傾きがあった場合には、「右、*度、前、#度」と音声を出力すればよい。その他にも実際の角度ではなく、「右にもう少し上げる」、「後ろにもう少し倒す」など水平に合わせるためにカメラ1をどのように動かせばよいかのアドバイスを音声として出力してもよい。
さらに、垂直方向と仰角方向の両方の傾きがあった場合には、「右、*度、前、#度」と音声を出力すればよい。その他にも実際の角度ではなく、「右にもう少し上げる」、「後ろにもう少し倒す」など水平に合わせるためにカメラ1をどのように動かせばよいかのアドバイスを音声として出力してもよい。
出力する音声に傾き角度dを加えることで、ユーザは具体的な傾きを知ることができ、より細かくカメラ1の水平出しを行うことができる。また、出力する音声に傾き方向を加えることで、カメラ1の光学系に対して垂直方向と仰角方向の両方の姿勢変化を表現することができ、カメラ1がどんな角度に傾いていても音声によって水平に合わせることができる。
1 撮像装置(カメラ)、3 鏡胴ユニット、50 システムコントローラ、54 CPUブロック、65 ROM(音声変更手段)、76 ブザー、83 音声出力手段(スピーカ)、84 音声出力手段(音声再生回路)、85 音声出力手段(オーディオAMP)、86 姿勢検出手段(姿勢検出部)、87 汎用GIO、d カメラ1の傾き角度、A パターン、B パターン、S1 基準値、S2 基準値、S3 基準値
Claims (6)
- 被写体像を撮像する撮像手段を有する撮像装置において、該撮像装置の姿勢を検出する姿勢検出手段と、音声を出力する音声出力手段と、前記姿勢検出手段の検出結果に応じて、前記音声出力手段から出力する音声を変更する音声変更手段と、を備えたことを特徴とする撮像装置。
- 前記音声変更手段は、前記音声出力手段から出力する音声の周期を変化させることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
- 前記音声変更手段は、前記音声出力手段から出力する音声の波長を変化させることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
- 前記音声出力手段から出力する音声は、ブザー音であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の撮像装置。
- 前記音声出力手段から出力する音声は、傾き角度の数字情報であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載の撮像装置。
- 前記音声出力手段から出力する音声は、傾き方向を示すボイス音であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載の撮像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006068408A JP2007248539A (ja) | 2006-03-13 | 2006-03-13 | 撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006068408A JP2007248539A (ja) | 2006-03-13 | 2006-03-13 | 撮像装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007248539A true JP2007248539A (ja) | 2007-09-27 |
Family
ID=38592952
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006068408A Pending JP2007248539A (ja) | 2006-03-13 | 2006-03-13 | 撮像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007248539A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009122628A (ja) * | 2007-10-26 | 2009-06-04 | Ricoh Co Ltd | 撮像装置及び撮像方法 |
JP2014103685A (ja) * | 2014-01-10 | 2014-06-05 | Olympus Imaging Corp | 情報伝達システム |
-
2006
- 2006-03-13 JP JP2006068408A patent/JP2007248539A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009122628A (ja) * | 2007-10-26 | 2009-06-04 | Ricoh Co Ltd | 撮像装置及び撮像方法 |
JP2014103685A (ja) * | 2014-01-10 | 2014-06-05 | Olympus Imaging Corp | 情報伝達システム |
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