JPH11352299A - 蛍光板 - Google Patents

蛍光板

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Publication number
JPH11352299A
JPH11352299A JP16387898A JP16387898A JPH11352299A JP H11352299 A JPH11352299 A JP H11352299A JP 16387898 A JP16387898 A JP 16387898A JP 16387898 A JP16387898 A JP 16387898A JP H11352299 A JPH11352299 A JP H11352299A
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JP
Japan
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image
wavelength
fluorescent
light
phosphor layer
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Application number
JP16387898A
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English (en)
Inventor
Toru Tsuchiya
徹 土屋
Masashi Hakamata
正志 袴田
恵子 ▲ねり▼石
Keiko Neriishi
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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  • Investigating, Analyzing Materials By Fluorescence Or Luminescence (AREA)
  • Conversion Of X-Rays Into Visible Images (AREA)
  • Radiography Using Non-Light Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、蛍光検出システムに用いられ、蛍
光物質によって標識された試料の画像を読み取る画像読
み取り装置の校正、検査に適した手段を提供すること
を、その課題とする。 【解決手段】 本発明によれば、この課題は、470n
mないし480nmの波長のレーザ光または530nm
ないし540nmの波長のレーザ光により励起され、均
一に蛍光を発する蛍光体を含む蛍光体層4が設けられた
蛍光板1によって解決される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、蛍光板に関するもので
あり、さらに詳細には、蛍光検出システムに用いられ、
蛍光画像を読み取る画像読み取り装置の校正や検査に使
用されるのに適した蛍光板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】放射線が照射されると、放射線のエネル
ギーを吸収して、蓄積、記録し、その後に、特定の波長
域の電磁波を用いて励起すると、照射された放射線のエ
ネルギーの量に応じた光量の輝尽光を発する特性を有す
る輝尽性蛍光体を、放射線の検出材料として用いて、被
写体を透過した放射線のエネルギーを、蓄積性蛍光体シ
ートに形成された輝尽性蛍光体層に含まれる輝尽性蛍光
体に、蓄積、記録し、しかる後に、電磁波により、輝尽
性蛍光体層を走査して、輝尽性蛍光体を励起し、輝尽性
蛍光体から放出された輝尽光を光電的に検出して、ディ
ジタル画像信号を生成し、画像処理を施して、CRTな
どの表示手段あるいは写真フイルムなどの記録材料上
に、放射線画像を生成するように構成された放射線診断
システムが知られている(たとえば、特開昭55−12
429号公報、同55−116340号公報、同55−
163472号公報、同56−11395号公報、同5
6−104645号公報など。)。
【0003】また、同様な輝尽性蛍光体を、放射線の検
出材料として用い、放射性標識を付与した物質を、生物
体に投与した後、その生物体あるいはその生物体の組織
の一部を試料とし、この試料を、輝尽性蛍光体層が形成
された蓄積性蛍光体シートと一定時間重ね合わせること
により、放射線エネルギーを輝尽性蛍光体層に含まれる
輝尽性蛍光体に、蓄積、記録し、しかる後に、電磁波に
よって、輝尽性蛍光体層を走査して、輝尽性蛍光体を励
起し、輝尽性蛍光体から放出された輝尽光を光電的に検
出して、ディジタル画像信号を生成し、画像処理を施し
て、CRTなどの表示手段上あるいは写真フイルムなど
の記録材料上に、画像を生成するように構成されたオー
トラジオグラフィシステムが知られている(たとえば、
特公平1−60784号公報、特公平1−60782号
公報、特公平4−3952号公報など)。
【0004】さらに、電子線あるいは放射線が照射され
ると、電子線あるいは放射線のエネルギーを吸収して、
蓄積、記録し、その後に、特定の波長域の電磁波を用い
て励起すると、照射された電子線あるいは放射線のエネ
ルギーの量に応じた光量の輝尽光を発する特性を有する
輝尽性蛍光体を、電子線あるいは放射線の検出材料とし
て用い、金属あるいは非金属試料などに電子線を照射
し、試料の回折像あるいは透過像などを検出して、元素
分析、試料の組成解析、試料の構造解析などをおこなっ
たり、生物体組織に電子線を照射して、生物体組織の画
像を検出する電子顕微鏡による検出システムや、放射線
を試料に照射し、得られた放射線回折像を検出して、試
料の構造解析などをおこなう放射線回折画像検出システ
ムなどが知られている(たとえば、特開昭61−517
38号公報、特開昭61−93538号公報、特開昭5
9−15843号公報など)。
【0005】これらの蓄積性蛍光体シートを画像の検出
材料として使用するシステムは、写真フイルムを用いる
場合とは異なり、現像処理という化学的処理が不必要で
あるだけでなく、得られた画像データに画像処理を施す
ことにより、所望のように、画像を再生し、あるいは、
コンピュータによる定量解析が可能になるという利点を
有している。他方、オートラジオグラフィシステムにお
ける放射性標識物質に代えて、蛍光物質を標識物質とし
て使用した蛍光検出(fluorescence) システムが知られ
ている。このシステムによれば、蛍光画像を読み取るこ
とにより、遺伝子配列、遺伝子の発現レベル、実験用マ
ウスにおける投与物質の代謝、吸収、排泄の経路、状
態、蛋白質の分離、同定、あるいは、分子量、特性の評
価などをおこなうことができ、たとえば、電気泳動させ
るべき複数のDNA断片を含む溶液中に、蛍光色素を加
えた後に、複数のDNA断片をゲル支持体上で電気泳動
させ、あるいは、蛍光色素を含有させたゲル支持体上
で、複数のDNA断片を電気泳動させ、あるいは、複数
のDNA断片を、ゲル支持体上で、電気泳動させた後
に、ゲル支持体を、蛍光色素を含んだ溶液に浸すなどし
て、電気泳動されたDNA断片を標識し、励起光によ
り、蛍光色素を励起して、生じた蛍光を検出することに
より、画像を生成し、ゲル支持体上のDNAを分布の検
出したり、あるいは、複数のDNA断片を、ゲル支持体
上で、電気泳動させた後に、DNAを変性(denaturati
on)し、次いで、サザン・ブロッティング法により、ニ
トロセルロースなどの転写支持体上に、変性DNA断片
の少なくとも一部を転写し、目的とするDNAと相補的
なDNAもしくはRNAを蛍光色素で標識して調製した
プローブと変性DNA断片とをハイブリダイズさせ、プ
ローブDNAもしくはプローブRNAと相補的なDNA
断片のみを選択的に標識し、励起光によって、蛍光色素
を励起して、生じた蛍光を検出することにより、画像を
生成し、転写支持体上の目的とするDNAの分布を検出
したりすることができる。さらに、標識物質により標識
した目的とする遺伝子を含むDNAと相補的なDNAプ
ローブを調製して、転写支持体上のDNAとハイブリダ
イズさせ、酵素を、標識物質により標識された相補的な
DNAと結合させた後、蛍光基質と接触させて、蛍光基
質を蛍光を発する蛍光物質に変化させ、励起光によっ
て、生成された蛍光物質を励起して、生じた蛍光を検出
することにより、画像を生成し、転写支持体上の目的と
するDNAの分布を検出したりすることもできる。この
蛍光検出システムは、放射性物質を使用することなく、
簡易に、遺伝子配列などを検出することができるという
利点がある。
【0006】このため、488nmの波長のレーザ光を
発するアルゴンレーザ励起光源を備え、蛍光検出システ
ムに使用可能な画像読み取り装置が提案されている。し
かしながら、蓄積性蛍光体シートを、画像の検出材料と
して用いる放射線診断システム、オートラジオグラフィ
システム、電子顕微鏡による検出システムおよび放射線
回折画像検出システムも、また、蛍光検出システムも、
いずれも、画像を担持した蓄積性蛍光体シート、ゲル支
持体あるいは転写支持体などの画像担体を、励起光によ
り走査した結果、画像担体から発する光を検出して、画
像を生成し、診断や検出などをおこなうものであるた
め、画像読み取り装置が、これらいずれのシステムにも
使用できるように構成されていることが便利であり、好
ましい。
【0007】そこで、BaFX(Xはハロゲン)系の輝
尽性蛍光体を励起可能なレーザ光を発するレーザ励起光
源を備え、オートラジオグラフィシステムに使用可能
で、蛍光検出システムに使用される蛍光物質を励起可能
な450nmの波長の光を発するLEDを備え、蛍光検
出システムにも使用可能な画像読み取り装置が提案され
ている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来、蓄積性蛍光体シ
ートを、画像の検出材料として用いる放射線診断システ
ム、オートラジオグラフィシステム、電子顕微鏡による
検出システムおよび放射線回折画像検出システムに用い
られる画像読み取り装置にあっては、蓄積性蛍光体シー
トの輝尽性蛍光体層に、放射線や電子線を一様に照射
し、あるいは、所定のパターンで、放射線や電子線を照
射し、励起光により、輝尽性蛍光体層上を走査して、輝
尽性蛍光体を励起し、輝尽光を光電的に検出して得た画
像データに基づき、画像読み取り装置の校正や検査をし
ていた。しかしながら、輝尽性蛍光体から発せられる輝
尽光の波長は励起光の波長よりも短いのに対して、蛍光
検出システムにあっては、検出すべき蛍光の波長が励起
光の波長よりも長いため、同様の方法により、画像読み
取り装置の校正や検査をすることができず、蛍光画像を
読み取ることのできる画像読み取り装置の校正や検査を
簡易におこなうことのできる手段の開発が望まれてい
た。
【0009】したがって、本発明は、蛍光検出システム
に用いられ、蛍光物質によって標識された試料の画像を
読み取る画像読み取り装置の校正、検査に適した手段を
提供することを目的とするものである。
【0010】
【発明の構成】本発明のかかる目的は、470nmない
し480nmの波長のレーザ光または530nmないし
540nmの波長のレーザ光により励起され、均一に蛍
光を発する蛍光体を含む蛍光体層が設けられた蛍光板に
よって達成される。本発明によれば、励起光を蛍光板に
形成された蛍光体層に照射し、蛍光体層に含まれる蛍光
体から発せられた蛍光を光電的に検出して、画像データ
を生成し、画像データを解析することによって、特別な
装置を要することなく、簡易に、画像読み取り装置の校
正や検査をすることが可能になる。本発明において、蛍
光体層に含まれる蛍光体としては、レーザ励起光源から
発せられるレーザ光の照射を受けた時に、蛍光を発し、
10μ秒以下の遅延残光時間を有するものであればよ
く、とくに限定されるものではないが、470nmない
し480nmの波長のレーザ光あるいは530nmない
し540nmの波長のレーザ光を励起光として使用する
蛍光検出システム用の画像読み取り装置においては、Y
AG:Ce、BaFBr0.9 0.1:Eu2+、BaAl8
13:Eu2+、BaMg2 Al6 27:Eu2+、Sr4
Al1425:Eu2+、Y3 Al3 Ga212:Ce2+
よびSrMgAl1017:Eu2+などが好ましく使用す
ることができ、これらの中では、YAG:Ceが最も好
ましい。
【0011】本発明において、好ましくは、蛍光体がバ
インダ中に分散されて、蛍光体層が形成される。本発明
において使用可能なバインダとしては、ゼラチンなどの
蛋白質、デキストランなどのポリサッカライドのような
天然高分子物質およびポリビニルブチラール、ポリ酢酸
ビニル、エチルセルロース、塩化ビニリデン・塩化ビニ
ルコポリマー、塩化ビニル・酢酸ビニルコポリマー、セ
ルロースアセテートブチレート、ポリビニルアルコー
ル、線状ポリエステル、ポリスチレン、エポキシ樹脂の
ような合成高分子物質に代表されるポリマーを挙げるこ
とができる。このようなバインダは、その分子構造、分
子量の違いなどによって、柔軟性が変化するため、その
中でも、比較的硬質なものを選択することが好ましい。
これらの中で、とくに好ましいバインダは、蛍光体層の
剛性を向上させやすいポリスチレン、エポキシ樹脂ある
いはこれらと他のポリマーとの混合物である。これらの
バインダは、架橋剤によって架橋されたものであっても
よい。
【0012】本発明において、画像担体に、標識された
試料の画像を担持させ、470nmないし480nmの
波長のレーザ光によって励起して、画像を読み取るため
に使用することのできる蛍光色素は、470ないし48
0nmの波長のレーザによって励起可能な蛍光色素であ
れば、とくに、限定されるものではない。470ないし
480nmの波長のレーザによって励起可能な蛍光色素
としては、たとえば、Fluorescein (C.I. No. 45350)
、構造式(1) で示されるFluorescein-X 、構造式(2)
で示される YOYO-1 、構造式(3) で示される TOTO-1 、
構造式(4) で示される YO-PRO-1 、構造式(5) で示され
るCy-3(登録商標)、構造式(6) で示されるNile Red、
構造式(7) で示されるBCECF 、Rhodamine 6G (C.I. No.
45160)、Acridine Orange (C.I. No. 46005) 、SYBR
Green(C2H6OS) 、Quantum Red 、R-Phycoerythrin、
Red 613 、Red 670 、Fluor X 、Fluorescein 標識アミ
ダイト、FAM 、AttoPhos、Bodipy phosphatidylcholin
e、SNAFL 、Calcium Green 、Fura Red、Fluo 3、AllPr
o、NBD phosphoethanolamine などが好ましく使用する
ことができる。また、本発明において、画像担体に、標
識された試料の画像を担持させ、530nmないし54
0nmの波長のレーザ光によって励起して、画像を読み
取るために使用することのできる蛍光色素は、530な
いし540nmの波長のレーザにより励起可能な蛍光色
素であれば、とくに、限定されるものではない。530
ないし540nmの波長のレーザにより励起可能な蛍光
色素としては、たとえば、構造式(5) で示される Cy-3
(登録商標)、Rhodamine 6G (C.I.No. 45160)、Rhoda
mine B (C.I. No. 45170 )、構造式(8) で示される Et
hidium Bromide 、構造式(9) で示されるTexas Red 、
構造式(10)で示される Propidium Iodide 、構造式(11)
で示される POPO-3 、Red 613 、Red 670 、Carboxyrho
damine (R6G)、R-Phycoerythrin 、Quantum Red 、JOE
、HEX 、Ethidium homodimer、Lissamine rhodamine B
peptide などが、好ましく使用することができる。
【0013】
【化1】
【0014】
【化2】
【0015】
【化3】
【0016】
【化4】
【0017】
【化5】
【0018】
【化6】
【0019】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて、本発
明にかかる好ましい実施態様につき、詳細に説明を加え
る。図1は、本発明の好ましい実施態様にかかる蛍光板
の略断面図である。図1に示されるように、本発明の好
ましい実施態様にかかる蛍光板1は、ポリエチレンテレ
フタレートよりなる支持体2と、アクリル系樹脂からな
る下塗り層3を介して、支持体2上に形成された蛍光体
層4と、蛍光体層4の表面に設けられた保護層5を備え
ている。蛍光体層4は、たとえば、以下のようにして形
成される。YaG:Ceの粒子50g、ポリウレタン樹
脂(デスモラック4125:住友バイエルウレタン株式
会社)の20重量%メチルエチルケトン溶液40g、ビ
スフェノールA型エポキシ樹脂(エビコート1004:
油化シェルエポキシ株式会社)2gおよびカーボンブラ
ック300mgを、メチルエチルケトンに加え、プロペ
ラミキサを用いて、分散溶解させ、カーボンブラックを
含み、バインダと蛍光体との重量比が1:5の蛍光体層
用塗布液を調製する。こうして、調製された蛍光体層用
塗布液を、支持体2上に形成されたアクリル系樹脂から
なる下塗り層3の表面に塗布し、乾燥させて、蛍光体層
4が形成される。ここに、カーボンブラックを添加して
いるのは、蛍光体層4を励起したときに発する蛍光の光
量を調整するためである。
【0020】図2は、本発明の好ましい実施態様にかか
る蛍光板1により、校正や検査される画像読み取り装置
の外観を示す略斜視図である。図2に示されるように、
画像読み取り装置8は、画像担体ユニットをセットする
サンプルステージ9を備えており、サンプルステージ9
にセットされた画像担体ユニットは、移送機構(図示せ
ず)によって、図2において、Zで示される方向に送ら
れ、画像読み取り装置8内の所定の位置に位置させら
れ、レーザ光によって走査されるように構成されてい
る。図3は、本発明の好ましい実施態様にかかる蛍光板
1により、校正や検査される画像読み取り装置の内部の
略斜視図である。図3において、画像読み取り装置は、
473nmの波長のレーザ光を発する第1のレーザ励起
光源11と633nmの波長のレーザ光を発する第2の
レーザ励起光源12を備えている。本実施態様において
は、第1のレーザ励起光源11は第二高調波生成(Seco
nd Harmonic Generation) 素子によって構成され、第2
のレーザ励起光源12はHe−Neレーザ光源により構
成されている。
【0021】第1のレーザ励起光源11により発生され
たレーザ光13は、633nmの波長の光を透過し、4
73nmの波長の光を反射するダイクロイックミラー1
4により反射されて、ビーム・エクスパンダ15に入射
する。他方、第2のレーザ励起光源12から発せられた
レーザ光13は、ダイクロイックミラー14を透過し
て、ビーム・エクスパンダ15に入射する。レーザ光1
3は、ビーム・エクスパンダ15により、そのビーム径
が正確に調整され、ポリゴンミラー16に入射する。ポ
リゴンミラー16によって偏向されたレーザ光13は、
fθレンズ17を介して、反射鏡18により反射され
て、画像担体ユニット20上に、一次元的に入射する。
fθレンズ17は、画像担体ユニット20が、レーザ光
13により、図3において、Xで示される方向に、すな
わち、主走査方向に走査するときに、つねに、均一の線
速度で、走査がなされることを保証するものである。
【0022】図2および図3に示された画像読み取り装
置は、転写支持体やゲル支持体などに記録された蛍光色
素の画像および蓄積性蛍光体シートに形成された輝尽性
蛍光体層に記録された放射線あるいは電子線の画像を読
み取ることができるように構成されており、蛍光色素の
画像を読み取る場合は、第1のレーザ励起光源11が作
動され、画像担体ユニット20は、図3の例では、ガラ
ス板21と、その上に載置され、蛍光色素によって標識
された変性DNAの電気泳動画像が記録された転写支持
体22により構成されている。また、輝尽性蛍光体層に
記録された放射線あるいは電子線の画像を読み取る場合
は、第2のレーザ励起光源12が作動され、画像担体ユ
ニット20は、図4に示されるように、一方の面に輝尽
性蛍光体層25が形成され、他方の面に磁性層(図示せ
ず)が形成された蓄積性蛍光体シート26と、一方の面
にゴム状のマグネットシート(図示せず)が貼着された
アルミニウムなどの支持板27とからなり、蓄積性蛍光
体シート26の磁性層と支持板27のマグネットシート
とが、磁力によって付着され一体化されている。
【0023】レーザ光13による主走査方向への走査と
同期して、モータ(図示せず)によって、画像担体ユニ
ット20は、図3において、Y方向に、すなわち、副走
査方向に移動され、転写支持体22あるいは輝尽性蛍光
体層25の全面が、レーザ光13によって走査されるよ
うになっている。転写支持体22あるいは輝尽性蛍光体
層25の走査線に対向するように、転写支持体22ある
いは輝尽性蛍光体層25に近接して、光ガイド30が配
置されている。光ガイド30は、その受光端部が直線状
をなし、その射出端部は、フォトマルチプライアなどの
光電変換型の光検出器31の受光面に、近接して、配置
されている。光ガイド30は、無蛍光ガラスなどを加工
して作られており、受光端部から入射した光が、その内
面で、全反射を繰り返しながら、射出端部を経て、光検
出器31の受光面に伝達されるように、その形状が定め
られている。
【0024】したがって、レーザ光13の照射により、
転写支持体22に含まれている蛍光色素が励起されて、
発光した蛍光あるいは輝尽性蛍光体層25に含まれてい
る輝尽性蛍光体が励起されて、発光した輝尽光は、光ガ
イド30に入射し、その内部で、全反射を繰り返しなが
ら、射出端部を経て、光検出器21によって受光され
る。光検出器31の前には、473nmの波長の光をカ
ットし、473nmよりも波長の長い光を透過する第1
のフィルタ32aおよび輝尽性蛍光体から発光される輝
尽光の波長域の光のみを透過し、633nmの波長の光
をカットする第2のフィルタ32bを備えたフィルタ部
材32が設けられている。転写支持体22に記録された
蛍光色素の電気泳動画像を読み取るときは、第1のフィ
ルタ32aが光検出器31の前に位置するように、フィ
ルタ部材32が移動され、他方、蓄積性蛍光体シート2
6に形成された輝尽性蛍光体層25に記録された遺伝子
中の放射性標識物質の位置情報に関する画像を読み取る
ときは、第2のフィルタ32bが光検出器31の前に位
置するように、フィルタ部材32が移動されるように構
成されている。
【0025】光検出器31によって光電的に検出された
光は、電気信号に変換され、対数変換器34によって、
対数変換された後、A/D変換器35に入力される。電
気信号は、A/D変換器35において、ディジタル信号
に変換され、ラインバッファ36に入力される。ライン
バッファ36は、走査線1ライン分の画像データを一時
的に記憶するものであり、以上のようにして、走査線1
ライン分の画像データが記憶されると、そのデータを、
ラインバッファ36の容量よりもより大きな容量を有す
る送信バッファ37に出力し、送信バッファ37は、所
定の容量の画像データが記憶されると、画像データを、
画像処理装置38に出力するように構成されている。画
像処理装置38に入力された画像データは、画像データ
記憶手段(図示せず)に記憶され、画像データ記憶手段
から読み出されて、必要に応じて、画像処理が施され、
CRT(図示せず)などの表示手段上に、可視画像とし
て、表示され、あるいは、さらに、画像解析装置39に
よって、解析される。本発明の実施態様にかかる蛍光板
1は、画像読み取り装置のリニアリティ特性を評価する
ためのリニアリティ特性評価用具に使用することがで
き、図5は、蛍光体1を用いたリニアリティ特性評価用
具の略斜視図であり、図6は、そのA−A線に沿った略
部分断面図である。
【0026】図5および図6に示されるように、リニア
リティ特性評価用具40は、ガラス板41と、スペーサ
42を介して、ガラス板41に固定されたウエッジ43
と、蛍光板1とを備えている。ウエッジ43は、ガラス
よりなる支持体44aと、ウエッジフイルム44bと、
保護層44cとを備えており、ウエッジ43の保護層4
4cと蛍光板1の保護層5が接するように配置されてい
る。本実施態様においては、ウエッジフイルム44b
は、濃度がD0 からDm にステップ状に増大するような
パターンを有している。以上のように構成された画像読
み取り装置8のリニアリティ特性を、リニアリティ特性
評価用具40により評価する時は、リニアリティ特性評
価用具40が、ガラス板41が下方を向くように、サン
プルステージ9にセットされ、移送機構によって、図2
において、Zで示される方向に送られ、画像読み取り装
置8内の所定の位置に、ウエッジフイルム44bの濃度
が、副走査方向に変化するように位置させられる。
【0027】次いで、第1のレーザ励起光源11が作動
され、ポリゴンミラー16の回転にともない、性能評価
用具40が副走査方向に移動されることによって、リニ
アリティ特性評価用具40の全面が、473nmの波長
のレーザ光13により走査される。473nmの波長の
レーザ光13は、ウエッジ43を透過して、蛍光板1の
蛍光体層4に照射され、蛍光体層4から蛍光が発せられ
る。蛍光体層4から発せられた蛍光は、ウエッジ43を
透過して、光ガイド30に入射し、光ガイド30によ
り、光検出器31に導かれる。ここに、光検出器31の
前面には、473nmよりも波長の長い光を透過する第
1のフィルタ32aが位置させられており、その結果、
励起光の波長である473nmよりも長い波長の蛍光の
みが、光検出器31によって光電的に検出され、アナロ
グ画像データが生成される。生成されたアナログ画像デ
ータは、対数変換器34によって、対数変換された後、
A/D変換器35に入力され、ディジタル画像データに
変換される。ディジタル化された画像データは、ライン
バッファ36および送信バッファ37を介して、画像処
理装置38に出力され、所定の画像処理が施されて、画
像解析装置39に出力される。
【0028】画像解析装置39は、ウエッジ43のウエ
ッジフイルム44bの各濃度ステップに対応した関心領
域を画像データ中に定義し、関心領域毎に、関心領域内
の画素の平均濃度信号レベルをSi を求め、次式にした
がって、バックグラウンドに相当するウエッジフイルム
44bの最も高い濃度Dm を透過したレーザ光13が照
射された関心領域内の画素の平均濃度信号レベルSm
差し引いて、光検出器31の出力信号Yi を求める。 Yi =Si −Sm 次いで、ウエッジ43を透過して光量が減衰されたレー
ザ光13により励起された蛍光は、ウエッジ43を透過
して、光量が減衰されて、検出されるから、次式にした
がって、光検出器31への入力光量Xi を算出する。
【0029】Xi =10**(−2Di ) 画像解析装置39は、こうして得られたlog(Yi
とlog(Xi )とをプロットして、画像読み取り装置
のリニアリティ特性を評価する。本発明の実施態様にか
かる蛍光板1は、画像読み取り装置のコントラストを評
価するためのコントラスト性能評価用具に使用すること
ができ、図7は、蛍光板1を用いた画像読み取り装置の
コントラスト性能評価用具の略斜視図であり、図8は、
そのB−B線に沿った略断面図である。図7および図8
に示されるように、コントラスト性能評価用具50は、
ガラス板51と、縞状のスリットパターンを有するニッ
ケル製のマスク52と、蛍光体1とにより構成されてい
る。
【0030】マスク52のパターンは、種々の空間周波
数でのコントラストを評価可能なように、間隔の異なる
複数の縞状スリット53のグループからなっている。画
像読み取り装置8のコントラストを、本発明の実施態様
にかかる蛍光板1を用いたコントラスト性能評価用具5
0により評価する時は、コントラスト性能評価用具50
が、ガラス板51が下方を向くように、サンプルステー
ジ9にセットされ、移送機構によって、図2において、
Zで示される方向に送られ、画像読み取り装置8内の所
定の位置に位置させられる。次いで、第1のレーザ励起
光源11が作動され、ポリゴンミラー16の回転にとも
ない、性能評価用具1が副走査方向に移動されることに
よって、性能評価用具1の全面が、473nmの波長の
レーザ光13により走査される。
【0031】473nmの波長のレーザ光13は、ニッ
ケルを透過しないため、マスク52に形成された縞状の
スリット53のパターンにしたがって、蛍光体層4に、
レーザ光13が照射され、蛍光体層4から発せられた蛍
光は、光ガイド30により、光検出器31に導かれる。
ここに、光検出器31の前面には、473nmより波長
の長い光を透過する第1のフィルタ32aが位置させら
れており、その結果、励起光の波長である473nmよ
り長い波長の蛍光のみが、光検出器31によって光電的
に検出され、アナログ画像データが生成される。生成さ
れたアナログ画像データは、対数変換器34により、対
数変換された後、A/D変換器35に入力され、ディジ
タル画像データに変換される。ディジタル化された画像
データは、ラインバッファ36および送信バッファ37
を介して、画像処理装置38に出力され、所定の画像処
理が施されて、画像解析装置39に出力される。図9
は、画像解析装置39によって生成された蛍光画像の一
次元濃度分布を示すグラフである。画像解析装置39
は、図9に示される濃度分布に基づき、次式にしたがっ
て、基準コントラストCrを求める。
【0032】基準コントラストCr={(H−L)/
2}/{(H+L)/2} 次いで、各空間周波数におけるコントラストCiを、次
式にしたがって、求める。 Ci={(Hi−Li)/2}/{(Hi+Li)/
2} さらに、各空間周波数におけるコントラスト・トランス
ファー・ファンクションCTFiを、次式にしたがっ
て、求める。 CTFi=Ci/Cr こうして、各空間周波数におけるコントラスト・トラン
スファー・ファンクションCTFiを求めることによ
り、画像読み取り装置8のコントラスト性能を評価する
ことが可能となる。
【0033】本発明の実施態様にかかる蛍光板1は、画
像読み取り装置のシエーディングを補正するシエーディ
ング補正用具に使用することができ、図10は、蛍光板
1を用いたシエーディング補正用具の略斜視図である。
図10に示されるように、シエーディング補正用具60
は、ガラス板61と、蛍光板1とを備え、蛍光板1の保
護層5がガラス板61に密着するように積層されてい
る。
【0034】画像読み取り装置8のシエーディング特性
を、本発明の実施態様にかかる蛍光板1により補正する
時は、シエーディング補正用具60が、ガラス板61が
下方を向くように、サンプルステージ9にセットされ、
移送機構によって、図2において、Zで示される方向に
送られ、画像読み取り装置8内の所定の位置に位置させ
られる。次いで、第1のレーザ励起光源11が作動さ
れ、ポリゴンミラー16の回転にともない、シエーディ
ング補正用具60が副走査方向に移動されることによ
り、シエーディング補正用具60の全面が、473nm
の波長のレーザ光13により走査される。473nmの
波長のレーザ光13が照射されると、蛍光体層4に含ま
れた蛍光体は、473nmの波長のレーザ光13により
励起可能であるため、蛍光体層4は蛍光を発し、蛍光体
層4から発せられた蛍光は、光ガイド30により、光検
出器31に導かれる。ここに、光検出器31の前面に
は、473nmよりも波長の長い光を透過する第1のフ
ィルタ32aが位置させられており、その結果、励起光
の波長である473nmよりも長い波長の蛍光のみが、
光検出器31によって光電的に検出される。
【0035】図11は、光検出器31によって光電的に
検出されて、対数変換器34によって対数変換され、A
/D変換器35によりA/D変換されて、生成された主
走査方向1走査線分のディジタルデータを示している。
図11に示されたディジタルデータは、平均化されると
ともに、スムージング処理が施され、図12に示される
ように、平均値からの差分として、シエーディング補正
用のディジタルデータが生成される。こうして生成され
たシエーディング補正用のディジタルデータは、メモリ
(図示せず)に記憶される。シエーディング補正用のデ
ィジタルデータが生成され、メモリに記憶された後に、
蛍光画像の読み取りがなされる。
【0036】まず、転写支持体22を含む画像担体ユニ
ット20が、画像読み取り装置8のサンプルステージ9
にセットされ、移送機構(図示せず)によって、図3に
おいて、Zで示される方向に送られ、画像読み取り装置
8内の所定の位置に位置させられる。次いで、第1のレ
ーザ励起光源11が作動され、473nmの波長のレー
ザ光13が発せられる。ポリゴンミラー16の回転にと
もない、転写支持体22の全面がレーザ光13によって
走査され、転写支持体22に含まれている蛍光色素が励
起されて、蛍光が発せられる。転写支持体22に含まれ
ている蛍光色素から発せられた蛍光は、光ガイド30に
より、光検出器31に導かれ、第1のフィルタ32aに
よって、励起光がカットされ、光検出器31によって、
光電的に検出され、アナログ画像データが生成される。
【0037】図13は、画像データ補正回路の一例を示
すブロックダイアグラムである。図13に示されるよう
に、画像データ補正回路は、ディジタル化されたシエー
ディング補正用のデータを記憶しているメモリ70と、
ディジタル画像データから、メモリ70に記憶されてい
るディジタル化されたシエーディング補正用のデータを
減算処理する減算器71を備えている。光検出器31に
より蛍光画像が読み取られ、ディジタル画像データが生
成されると、シエーディング補正用のディジタルデータ
がメモリ70から読み出され、減算器71に入力され
る。減算器71においては、ディジタル画像データか
ら、メモリ70から読み出されたシエーディング補正用
のディジタルデータが減算されて、シエーディング補正
がなされる。こうして、シエーディング補正がなされた
画像データは、ラインバッファ36および送信バッファ
37を介して、画像処理装置38に出力される。
【0038】本発明は、以上の実施態様に限定されるこ
となく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種
々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含
されるものであることがいうまでもない。たとえば、前
記実施態様においては、蛍光板1を、画像読み取り装置
のリニアリティ特性評価用具40、コントラスト性能評
価用具50およびシエーディング補正用具60に使用し
ているが、本発明にかかる蛍光板1は、これに限らず、
画像読み取り装置のフレア特性、バックグラウンドノイ
ズの評価などにも広く使用することができる。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、蛍光検出システムに用
いられ、蛍光物質によって標識された試料の画像を読み
取る画像読み取り装置の校正、検査に適した蛍光板を提
供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の好ましい実施態様にかかる蛍
光板の略断面図である。
【図2】図2は、本発明の好ましい実施態様にかかる蛍
光板により、校正や検査される画像読み取り装置の外観
を示す略斜視図である。
【図3】図3は、本発明の好ましい実施態様にかかる蛍
光板により、校正や検査される画像読み取り装置の内部
の略斜視図である。
【図4】図4は、画像担体ユニットの略斜視図である。
【図5】図5は、蛍光体を用いたリニアリティ特性評価
用具の略斜視図である。
【図6】図6は、図5のA−A線に沿った略部分断面図
である。
【図7】図7は、蛍光板を用いた画像読み取り装置のコ
ントラスト性能評価用具の略斜視図である。
【図8】図8は、図7のB−B線に沿った略断面図であ
る。
【図9】図9は、画像解析装置によって生成された蛍光
画像の一次元濃度分布を示すグラフである。
【図10】図10は、蛍光板を用いたシエーディング補
正用具の略斜視図である。
【図11】図11は、光検出器によって光電的に検出さ
れて、生成された主走査方向1走査線分のアナログデー
タを示すグラフである。
【図12】図12は、シエーディング補正用のアナログ
データを示すグラフである。
【図13】図13は、画像データ補正回路の一例を示す
ブロックダイアグラムである。
【符号の説明】
1 蛍光板 2 支持体 3 下塗り層 4 蛍光体層 5 保護層 8 画像読み取り装置 9 サンプルステージ 11 第1のレーザ励起光源 12 第2のレーザ励起光源 13 レーザ光 14 ダイクロイックミラー 15 ビーム・エクスパンダ 16 ポリゴンミラー 17 fθレンズ 18 反射鏡 20 画像担体ユニット 21 ガラス板 22 転写支持体 25 輝尽性蛍光体層 26 蓄積性蛍光体シート 27 支持板 30 光ガイド 31 光検出器 32 フィルタ部材 32a 第1のフィルタ 32b 第2のフィルタ 34 対数変換器 35 A/D変換器 36 ラインバッファ 37 送信バッファ 38 画像処理装置 39 画像解析装置 40 リニアリティ特性評価用具 41 ガラス板 42 スペーサ 43 ウエッジ 44a 支持体 44b ウエッジフイルム 44c 保護層44c 50 コントラスト性能評価用具 51 ガラス板 52 マスク 53 縞状スリット 60 シエーディング補正用具 61 ガラス板 70 メモリ 71 減算器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蛍光物質によって標識された試料の画像
    を読み取る画像読み取り装置の校正、検査用の蛍光板で
    あって、470nmないし480nmの波長のレーザ光
    または530nmないし540nmの波長のレーザ光に
    よって励起されて、均一に蛍光を発する蛍光体を含む蛍
    光体層が設けられたことを特徴とする蛍光板。
  2. 【請求項2】 前記蛍光体がYAG:Ce、BaFBr
    0.9 0.1:Eu2+、BaAl8 13:Eu2+、BaMg
    2 Al6 27:Eu2+、Sr4 Al1425:Eu2+、Y
    3 Al3 Ga2 12:Ce2+およびSrMgAl
    1017:Eu2+よりなる群から選ばれたことを特徴とす
    る請求項1に記載の蛍光板。
JP16387898A 1998-06-11 1998-06-11 蛍光板 Pending JPH11352299A (ja)

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