JP2000163591A - 画像解析装置 - Google Patents

画像解析装置

Info

Publication number
JP2000163591A
JP2000163591A JP10353873A JP35387398A JP2000163591A JP 2000163591 A JP2000163591 A JP 2000163591A JP 10353873 A JP10353873 A JP 10353873A JP 35387398 A JP35387398 A JP 35387398A JP 2000163591 A JP2000163591 A JP 2000163591A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
data
region
interest
image data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10353873A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Matsushita
昌弘 松下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP10353873A priority Critical patent/JP2000163591A/ja
Publication of JP2000163591A publication Critical patent/JP2000163591A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】定量解析が可能な画像領域の濃度プロファイル
を生成して、定量解析を実行することのできる画像解析
装置を提供すること。 【解決手段】画像中の関心領域に対応する画像データの
濃度のプロファイルデータを生成するプロファイルデー
タ生成手段86と、生成されたプロファイルデータを記
憶するプロファイルデータ記憶手段88と、プロファイ
ルデータ記憶手段に記憶された関心領域に対応する画像
データの濃度のプロファイルデータと関心領域設定手段
により新たに設定された関心領域に対応し、プロファイ
ルデータ生成手段により生成された画像データの濃度の
プロファイルデータとを演算処理するプロファイルデー
タ間演算手段90とを備えた画像解析装置によって解決
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像解析装置に関する
ものであり、さらに詳細には、簡易に、かつ、所望のよ
うに、定量解析が可能な画像領域の濃度プロファイルを
生成して、定量解析を実行することのできる画像解析装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】放射線が照射されると、放射線のエネル
ギーを吸収して、蓄積、記録し、その後に、特定の波長
域の電磁波を用いて励起すると、照射された放射線のエ
ネルギーの量に応じた光量の輝尽光を発する特性を有す
る輝尽性蛍光体を、放射線の検出材料として用いて、被
写体を透過した放射線のエネルギーを、蓄積性蛍光体シ
ートに形成された輝尽性蛍光体層に含まれる輝尽性蛍光
体に、蓄積、記録し、しかる後に、電磁波により、輝尽
性蛍光体層を走査して、輝尽性蛍光体を励起し、輝尽性
蛍光体から放出された輝尽光を光電的に検出して、ディ
ジタル画像信号を生成し、画像処理を施して、CRTな
どの表示手段あるいは写真フイルムなどの記録材料上
に、放射線画像を生成するように構成された放射線診断
システムが知られている(たとえば、特開昭55−12
429号公報、同55−116340号公報、同55−
163472号公報、同56−11395号公報、同5
6−104645号公報など。)。
【0003】また、同様な輝尽性蛍光体を、放射線の検
出材料として用い、放射性標識を付与した物質を、生物
体に投与した後、その生物体あるいはその生物体の組織
の一部を試料とし、この試料を、輝尽性蛍光体層が形成
された蓄積性蛍光体シートと一定時間重ね合わせること
により、放射線エネルギーを輝尽性蛍光体層に含まれる
輝尽性蛍光体に、蓄積、記録し、しかる後に、電磁波に
よって、輝尽性蛍光体層を走査して、輝尽性蛍光体を励
起し、輝尽性蛍光体から放出された輝尽光を光電的に検
出して、ディジタル画像信号を生成し、画像処理を施し
て、CRTなどの表示手段上あるいは写真フイルムなど
の記録材料上に、画像を生成するように構成されたオー
トラジオグラフィシステムが知られている(たとえば、
特公平1−60784号公報、特公平1−60782号
公報、特公平4−3952号公報など)。
【0004】さらに、光が照射されると、そのエネルギ
ーを吸収して、蓄積、記録し、その後に、特定の波長域
の電磁波を用いて励起すると、照射された光のエネルギ
ーの量に応じた光量の輝尽光を発する特性を有する輝尽
性蛍光体を、光の検出材料として用い、蛋白質、核酸配
列などの固定された高分子を、化学発光物質と接触し
て、化学発光を生じさせる標識物質により、選択的に標
識し、標識物質によって選択的に標識された高分子と、
化学発光物質とを接触させて、化学発光物質と標識物質
との接触によって生ずる可視光波長域の化学発光を、蓄
積性蛍光体シートに設けられた輝尽性蛍光体層に、蓄
積、記録し、しかる後に、電磁波により、輝尽性蛍光体
層を走査して、輝尽性蛍光体を励起し、輝尽性蛍光体か
ら放出された輝尽光を光電的に検出して、ディジタル画
像信号を生成し、画像処理を施して、CRTなどの表示
手段あるいは写真フイルムなどの記録材料上に、放射線
画像を再生して、遺伝子情報などの高分子に関する情報
を得るようにした化学発光検出システムが知られている
(たとえば、米国特許第5,028,793号、英国特
許出願公開GB第2,246,197Aなど。)。
【0005】また、電子線あるいは放射線が照射される
と、電子線あるいは放射線のエネルギーを吸収して、蓄
積、記録し、その後に、特定の波長域の電磁波を用いて
励起すると、照射された電子線あるいは放射線のエネル
ギーの量に応じた光量の輝尽光を発する特性を有する輝
尽性蛍光体を、電子線あるいは放射線の検出材料として
用い、金属あるいは非金属試料などに電子線を照射し、
試料の回折像あるいは透過像などを検出して、元素分
析、試料の組成解析、試料の構造解析などをおこなった
り、生物体組織に電子線を照射して、生物体組織の画像
を検出する電子顕微鏡による検出システムや、放射線を
試料に照射し、得られた放射線回折像を検出して、試料
の構造解析などをおこなう放射線回折画像検出システム
などが知られている(たとえば、特開昭61−5173
8号公報、特開昭61−93538号公報、特開昭59
−15843号公報など)。
【0006】これらの蓄積性蛍光体シートを画像の検出
材料として使用するシステムは、写真フイルムを用いる
場合とは異なり、現像処理という化学的処理が不必要で
あるだけでなく、得られた画像データに画像処理を施す
ことにより、所望のように、画像を再生し、あるいは、
コンピュータによる定量解析が可能になるという利点を
有している。他方、オートラジオグラフィシステムにお
ける放射性標識物質に代えて、蛍光物質を標識物質とし
て使用した蛍光検出(fluorescence) システムが知られ
ている。このシステムによれば、蛍光画像の読み取るこ
とにより、遺伝子配列、遺伝子の発現レベル、実験用マ
ウスにおける投与物質の代謝、吸収、排泄の経路、状
態、蛋白質の分離、同定、あるいは、分子量、特性の評
価などをおこなうことができ、たとえば、電気泳動させ
るべき複数のDNA断片を含む溶液中に、蛍光色素を加
えた後に、複数のDNA断片をゲル支持体上で電気泳動
させ、あるいは、蛍光色素を含有させたゲル支持体上
で、複数のDNA断片を電気泳動させ、あるいは、複数
のDNA断片を、ゲル支持体上で、電気泳動させた後
に、ゲル支持体を蛍光色素を含んだ溶液に浸すなどし
て、電気泳動されたDNA断片を標識し、励起光によ
り、蛍光色素を励起して、生じた蛍光を検出することに
よって、画像を生成し、ゲル支持体上のDNAを分布を
検出したり、あるいは、複数のDNA断片を、ゲル支持
体上で、電気泳動させた後に、DNAを変性(denatura
tion)し、次いで、サザン・ブロッティング法により、
ニトロセルロースなどの転写支持体上に、変性DNA断
片の少なくとも一部を転写し、目的とするDNAと相補
的なDNAもしくはRNAを蛍光色素で標識して調製し
たプローブと変性DNA断片とをハイブリダイズさせ、
プローブDNAもしくはプローブRNAと相補的なDN
A断片のみを選択的に標識し、励起光によって、蛍光色
素を励起して、生じた蛍光を検出することにより、画像
を生成し、転写支持体上の目的とするDNAを分布を検
出したりすることができる。さらに、標識物質により標
識した目的とする遺伝子を含むDNAと相補的なDNA
プローブを調製して、転写支持体上のDNAとハイブリ
ダイズさせ、酵素を、標識物質により標識された相補的
なDNAと結合させた後、蛍光基質と接触させて、蛍光
基質を蛍光を発する蛍光物質に変化させ、励起光によっ
て、生成された蛍光物質を励起して、生じた蛍光を検出
することにより、画像を生成し、転写支持体上の目的と
するDNAの分布を検出したりすることもできる。この
蛍光検出システムは、放射性物質を使用することなく、
簡易に、遺伝子配列などを検出することができるという
利点がある。
【0007】これらのシステムにおいては、定量解析を
おこなうために、得られた画像中の特定の画像領域の濃
度プロファイルを生成する必要のある場合がある。すな
わち、電気泳動法によりDNAの塩基配列を決定するに
は、目的とする遺伝子を含むDNA断片を含む複数の試
料を、ゲル支持媒体上に、等間隔で、滴下して、電気泳
動をおこなうことにより、分離展開し、アルカリ処理に
より変性して、一本鎖のDNAとした後、公知のサザン
・ブロット・ハイブリダイゼーション法により、フイル
タ上に固定し、目的とする遺伝子のDNAと相補的な標
識化されたDNAあるいはRNAとハイブリダイズさせ
て、目的とする遺伝子を含むDNA断片に標識を付与
し、標識物質の分布を画像化して、DNAの塩基配列を
決定するようにしている。このとき、分子量の小さいD
NAほど、電気泳動による移動量が大きいため、各試料
に対応する画像は、一次元的に、すなわち、レーン状に
展開されたものとなり、電気泳動により得られる画像
は、複数の等間隔で互いに平行なレーン状の画像を含ん
でいる。電気泳動法によりDNAの塩基配列を決定する
場合には、こうして得られた画像中のレーン状の画像領
域の濃度プロファイルを求めることが必要とされること
がある。
【0008】また、薬物代謝研究の分野において、しば
しば用いられている薄層クロマトグラフィー(TLC:
Thin Layer Chromatography)においては、実験動物に標
識物質で標識した薬物を投与し、その薬物が体内で変化
した場合の成分を分析するため、薬物投与後、所定時間
経過毎に、実験動物の特定の部位より採取した尿、血
液、組織などの試料に所定の処理を施し、それを、ガラ
ス板の上にシリカゲルの粉を塗布したTLCプレート上
の所定の位置に、等間隔で、滴下し、これを展開溶媒に
浸して、クロマトグラフィー展開して、TLCプレート
上に、試料中の成分ごとに分離されたスポットが形成し
ている。その結果、所定時間毎に採取した試料は、一次
元的に、すなわち、レーン状に展開されるため、得られ
る画像は、複数の等間隔で互いに平行なレーン状の画像
を含むものとなる。この場合にも、たとえば、時間的
に、どのように薬物が代謝されたかを知るために、こう
して得られた画像中のレーン状の画像領域の濃度プロフ
ァイルを求めることが必要とされる場合がある。
【0009】さらに、電子顕微鏡により、金属や非金属
の試料の回折画像や透過画像を生成して、試料の構造解
析をしたり、あるいは、生物体組織の電子顕微鏡画像を
生成して、生物体組織を観察する場合にも、画像中の特
定の画像領域を指定して、濃度プロファイルを求めるこ
とが、しばしばおこなわれている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに、表示手段上に表示された画像中の特定の画像領域
を指定して、濃度プロファイルを求め、定量解析をする
場合には、たとえば、前述した被写体の放射線診断シス
テム、オートラジオグラフィ検出システムなどの蓄積性
蛍光体シートを画像の検出材料として使用するシステム
においては、蓄積性蛍光体シートが環境放射線などによ
り露光されて、再生された画像中に、この環境放射線な
どに起因するバックグラウンドノイズが生成され、蛍光
検出システムにおいても、蛍光物質から発せられた蛍光
以外の光が検出されて、バックグラウンドノイズが生成
されることが不可避であるため、バックグラウンドノイ
ズの影響を除去することが必要である。
【0011】従来は、このようなバックグラウンドノイ
ズの影響を除去して、定量解析を実行するため、ユーザ
ーが、画像が表示されたCRTの画面を観察しながら、
バックグラウンドと思われる領域内に離散的に数点の画
素を選択し、これらの濃度信号レベルに基づいて、濃度
プロファイルを生成し、あらかじめ、定量解析すべき画
像領域の濃度プロファイルから差し引くことによって、
バックグラウンドノイズの影響を除去し、あるいは、定
量解析後に、バックグラウンドノイズに対応する濃度プ
ロファイルの定量値を差し引いて、バックグラウンドノ
イズの影響を除去していた。しかしながら、このよう
に、画像が表示されたCRTの画面を観察しながら、バ
ックグラウンドと思われる領域内に離散的に数点の画素
を選択し、これらの濃度信号レベルに基づいて、濃度プ
ロファイルを生成することは、きわめて煩雑であり、ま
た、習熟していないユーザーに、画像が表示されたCR
Tの画面を観察しながら、正しくバックグラウンドと思
われる領域を選択させることは困難であるという問題が
あった。
【0012】したがって、本発明は、簡易に、かつ、所
望のように、定量解析が可能な画像領域の濃度プロファ
イルを生成して、定量解析を実行することのできる画像
解析装置を提供することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明のかかる目的は、
画像データを記憶する画像データ記憶手段と、図形デー
タを記憶する図形データ記憶手段と、前記画像データ記
憶手段に記憶された画像データおよび前記図形データ記
憶手段に記憶された図形データの少なくとも一部を、二
次元的に展開して、一時的に記憶するメモリ手段と、前
記メモリ手段に二次元的に展開して、一時的に記憶され
た画像データおよび図形データに基づいて、表示手段上
に画像および図形を表示する画像表示手段と、前記図形
データ記憶手段に記憶された図形データを用いて、前記
画像中に関心領域を画定する関心領域設定手段とを備え
た画像解析装置において、前記関心領域設定手段により
設定された画像中の関心領域に対応する画像データの濃
度のプロファイルデータを生成するプロファイルデータ
生成手段と、前記プロファイルデータ生成手段により生
成されたプロファイルデータを記憶するプロファイルデ
ータ記憶手段と、前記プロファイルデータ記憶手段に記
憶された前記関心領域に対応する画像データの濃度のプ
ロファイルデータと前記関心領域設定手段により新たに
設定された関心領域に対応し、前記プロファイルデータ
生成手段により生成された画像データの濃度のプロファ
イルデータとを演算処理するプロファイルデータ間演算
手段とを備えた画像解析装置によって達成される。
【0014】本発明によれば、関心領域設定手段により
設定された画像中の関心領域に対応し、プロファイルデ
ータ生成手段によって生成された画像データの濃度のプ
ロファイルデータをプロファイルデータ記憶手段に記憶
させておき、画像中のバックグラウンドを形成している
領域に、新たに設定された関心領域に対応する画像デー
タの濃度のプロファイルデータを、プロファイルデータ
生成手段により生成させ、プロファイルデータ記憶手段
に記憶されているプロファイルデータから差し引くだけ
で、バックグラウンドノイズの影響が除去された関心領
域に対応する画像データの濃度のプロファイルデータを
生成することができ、関心領域の定量解析が可能な濃度
のプロファイルを、簡易に、かつ、所望のように、生成
することが可能となる。ことに、蓄積性蛍光体シートを
検出材料として用いた画像生成システムにおいては、バ
ックグラウンドノイズは環境放射線に起因しており、ほ
ぼ一様であるので、容易に、かつ、精度よく、バックグ
ラウンドを形成している領域に関心領域を生成して、バ
ックグラウンドノイズの影響が除去された関心領域に対
応する画像データの濃度のプロファイルデータを生成す
ることができる。また、たとえば、複数のレーンを含む
遺伝子の画像中のあるレーンを関心領域として設定し、
バックグラウンドではなく、他のレーンを新たな関心領
域として設定して、それぞれの関心領域に対応する画像
データの濃度のプロファイルデータを演算処理すること
により、簡易に、かつ、所望のように、定量解析を実行
することが可能になる。
【0015】本発明の好ましい実施態様においては、さ
らに、指示信号を入力する入力手段と、前記関心領域設
定手段により設定された関心領域を画定するために用い
た図形データを記憶する図形データ設定手段とを備え、
前記入力手段に関心領域を画定している図形をコピーす
る旨の指示信号およびコピーする位置を示す位置信号が
入力されたときに、前記関心領域設定手段が、前記図形
データ設定手段から、コピーすべき関心領域を画定する
ために用いた図形データを読み出し、前記位置信号にし
たがって、前記関心領域を画定している図形をコピーし
て、新たに関心領域を設定可能に構成されている。本発
明の好ましい実施態様によれば、コピー機能を用いて、
新たな関心領域を設定することができるから、より簡易
に、かつ、所望のように、定量解析が可能な画像領域の
濃度プロファイルを生成して、定量解析を実行すること
が可能となる。
【0016】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記画像データが、蓄積性蛍光体シートを用いて生
成されている。本発明のさらに好ましい実施態様におい
ては、前記画像データが、オートラジオグラフィ画像デ
ータ、放射線回折画像データ、電子顕微鏡画像データ、
化学発光画像データおよび蛍光画像データよりなる群か
ら選ばれる画像データにより構成されている。本発明に
おいて、オートラジオグラフィ画像、放射線回折画像ま
たは電子顕微鏡画像を生成するために使用することので
きる輝尽性蛍光体としては、放射線または電子線のエネ
ルギーを蓄積可能で、電磁波によって励起され、蓄積し
ている放射線または電子線のエネルギーを光の形で放出
可能なものであればよく、とくに限定されるものではな
いが、可視光波長域の光によって励起可能であるものが
好ましい。具体的には、たとえば、特開昭55−121
45号公報に開示されたアルカリ土類金属弗化ハロゲン
化物系蛍光体(Ba1-x,2+ x )FX:yA(ここに、
2+はMg、Ca、Sr、ZnおよびCdからなる群よ
り選ばれる少なくとも一種のアルカリ土類金属元素、X
はCl、BrおよびIからなる群より選ばれる少なくと
も一種のハロゲン、AはEu、Tb、Ce、Tm、D
y、Pr、He、Nd、YbおよびErからなる群より
選ばれる少なくとも一種の3価金属元素、xは0≦x≦
0.6、yは0≦y≦0.2である。)、特開平2−2
76997号公報に開示されたアルカリ土類金属弗化ハ
ロゲン化物系蛍光体SrFX:Z(ここに、XはCl、
BrおよびIからなる群より選ばれる少なくとも一種の
ハロゲン、ZはEuまたはCeである。)、特開昭59
−56479号公報に開示されたユーロピウム付活複合
ハロゲン物系蛍光体BaFX・xNaX’:aEu
2+(ここに、XおよびX’はいずれも、Cl、Brおよ
びIからなる群より選ばれる少なくとも一種のハロゲン
であり、xは0<x≦2、aは0<a≦0.2であ
る。)、特開昭58−69281号公報に開示されたセ
リウム付活三価金属オキシハロゲン物系蛍光体であるM
OX:xCe(ここに、MはPr、Nd、Pm、Sm、
Eu、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、YbおよびBi
からなる群より選ばれる少なくとも一種の三価金属元
素、XはBrおよびIのうちの一方あるいは双方、x
は、0<x<0.1である。)、特開昭60−1011
79号公報および同60−90288号公報に開示され
たセリウム付活希土類オキシハロゲン物系蛍光体である
LnOX:xCe(ここに、LnはY、La、Gdおよ
びLuからなる群より選ばれる少なくとも一種の希土類
元素、XはCl、BrおよびIからなる群より選ばれる
少なくとも一種のハロゲン、xは、0<x≦0.1であ
る。)および特開昭59−75200号公報に開示され
たユーロピウム付活複合ハロゲン物系蛍光体MIIFX・
aMI X’・bM'II '' 2 ・cMIII ''' 3 ・x
A:yEu2+(ここに、MIIはBa、SrおよびCaか
らなる群より選ばれる少なくとも一種のアルカリ土類金
属元素、MI はLi、Na、K、RbおよびCsからな
る群より選ばれる少なくとも一種のアルカリ金属元素、
M' IIはBeおよびMgからなる群より選ばれる少なく
とも一種の二価金属元素、MIII はAl、Ga、Inお
よびTlからなる群より選ばれる少なくとも一種の三価
金属元素、Aは少なくとも一種の金属酸化物、XはC
l、BrおよびIからなる群より選ばれる少なくとも一
種のハロゲン、X’、X''およびX''' はF、Cl、B
rおよびIからなる群より選ばれる少なくとも一種のハ
ロゲンであり、aは、0≦a≦2、bは、0≦b≦10
-2、cは、0≦c≦10-2で、かつ、a+b+c≧10
-2であり、xは、0<x≦0.5で、yは、0<y≦
0.2である。)が、好ましく使用し得る。
【0017】本発明において、化学発光画像を生成する
ために、使用することのできる輝尽性蛍光体としては、
可視光波長域の光のエネルギーを蓄積可能で、電磁波に
よって励起され、蓄積している可視光波長域の光のエネ
ルギーを光の形で放出可能なものであればよく、とくに
限定されるものではないが、可視光波長域の光によって
励起可能であるものが好ましい。具体的には、たとえ
ば、特開平4−232864号公報に開示された金属ハ
ロリン酸塩系蛍光体、希土類元素付活蛍光体、アルミン
酸塩系蛍光体、珪酸塩系蛍光体、フッ化物系蛍光体が、
好ましく使用し得る。
【0018】
【発明の好ましい実施の形態】以下、添付図面に基づい
て、本発明にかかる好ましい実施態様につき、詳細に説
明を加える。図1は、本発明の実施態様にかかるオート
ラジオグラフィ画像解析装置によって解析すべき画像デ
ータを生成する画像読み取り装置の一例を示す略斜視図
である。図1において、蓄積性蛍光体シート1には、試
料(図示せず)に含まれる放射性標識物質の位置情報
が、放射線エネルギーの形で、蓄積されている。ここ
に、放射性標識物質の位置情報とは、試料中における放
射性標識物質もしくはその集合体の位置を中心とした各
種の情報、たとえば、試料中に存在する放射性標識物質
の集合体の存在位置と形状、その位置における放射性標
識物質の濃度、分布などからなる情報の一つもしくは任
意の組み合わせとして得られる各種の情報を意味するも
のである。
【0019】本実施態様においては、サザン・ブロット
・ハイブリタイゼーション法を利用した遺伝子中の放射
性標識物質のオートラジオグラフィ画像が、蓄積性蛍光
体シート1に蓄積記録されている。こうして試料中の放
射性標識物質の位置情報が蓄積記録された蓄積性蛍光体
シート1を、レーザ光2により、走査して、励起し、輝
尽光を発生させる。レーザ光2は、レーザ光源3により
発生され、フィルタ4を通過することにより、レーザ光
2による励起によって蓄積性蛍光体シート1から発生す
る輝尽光の波長領域に対応する波長領域の部分がカット
される。次いで、レーザ光2は、ビーム・エクスパンダ
5により、そのビーム径が正確に調整され、ガルバノミ
ラー等の光偏向器6に入射する。光偏向器6によって偏
向されたレーザ光2は、fθレンズ7を介して、平面反
射鏡8により反射され、蓄積性蛍光体シート1上に、一
次元的に入射する。fθレンズ7は、蓄積性蛍光体シー
ト1上を、レーザ光2により走査するときに、つねに、
均一のビーム速度で、走査がなされることを保証するも
のである。
【0020】このようなレーザ光2による走査と同期し
て、蓄積性蛍光体シート1は、図1において、矢印の方
向に移動され、その全面が、レーザ光2によって走査さ
れるようになっている。蓄積性蛍光体シート1は、レー
ザ光2が照射されると、蓄積記録していた放射線エネル
ギーに比例する光量の輝尽光を発光し、発光した輝尽光
は、導光性シート9に入射する。導光性シート9は、そ
の受光端部が直線状をなし、蓄積性蛍光体シート1上の
走査線に対向するように近接して配置され、また、その
射出端部は、円環状をなし、フォトマルチプライアなど
の光電変換型の光検出器10の受光面に接続されてい
る。この導光性シート9は、アクリル系合成樹脂などの
透明な熱可塑性樹脂シートを加工して作られており、受
光端部から入射した光が、その内面で、全反射を繰り返
しながら、射出端部を経て、光検出器10の受光面に伝
達されるように、その形状が定められている。
【0021】したがって、レーザ光2の照射に応じて、
蓄積性蛍光体シート1から発光した輝尽光は、導光性シ
ート9に入射し、その内部で、全反射を繰り返しなが
ら、射出端部を経て、光検出器10によって受光され
る。光検出器10の受光面には、蓄積性蛍光体シート1
から発光される輝尽光の波長領域の光のみを透過し、レ
ーザ光2の波長領域の光をカットするフィルタが貼着さ
れており、光検出器10は、蓄積性蛍光体シート1から
発光された輝尽光のみを光電的に検出するように構成さ
れている。光検出器10によって光電的に検出された輝
尽光は、電気信号に変換され、所定の増幅率を有する増
幅器11によって、所定のレベルの電気信号に増幅され
た後、A/D変換器12に入力される。電気信号は、A
/D変換器12において、信号変動幅に適したスケール
ファクタで、ディジタル信号に変換され、ラインバッフ
ァ13に入力される。ラインバッファ13は、走査線1
列分の画像データを一時的に記憶するものであり、以上
のようにして、走査線1列分の画像データが記憶される
と、そのデータを、ラインバッファ13の容量よりもよ
り大きな容量を有する送信バッファ14に出力し、送信
バッファ14は、所定の容量の画像データが記憶される
と、画像データを、オートラジオグラフィ画像解析装置
に出力するように構成されている。
【0022】図2は、本発明の実施態様にかかるオート
ラジオグラフィ画像解析装置および画像読み取り装置の
ブロックダイアグラムである。図2において、オートラ
ジオグラフィ画像解析装置30は、蓄積性蛍光体シート
1に蓄積記録され、画像読み取り装置20により読み取
られて、ディジタル信号に変換された試料に含まれる放
射性標識物質の位置情報を含む画像データを受け、濃
度、色調、コントラストなどが適正で、観察解析特性に
優れた可視画像を再生し得るように、データ処理を施す
データ処理手段60と、画像読み取り装置20からデー
タ処理手段60に入力され、データ処理が施された画像
データを記憶する画像データ記憶手段40と、試料に含
まれる放射性標識物質の位置情報を含む画像データを画
像として再生するCRT50を備えている。
【0023】画像読み取り装置20の送信バッファ14
に、一時的に記憶された画像データは、オートラジオグ
ラフィ画像解析装置30のデータ処理手段60の受信バ
ッファ62に入力されて、一時的に記憶され、受信バッ
ファ62内に、所定量の画像データが記憶されると、記
憶された画像データが、画像データ記憶手段40の画像
データ一時記憶部41に出力され、記憶される。このよ
うにして、画像読み取り装置20の送信バッファ14か
ら、データ処理手段60の受信バッファ62に送られ、
一時的に記憶された画像データは、さらに、受信バッフ
ァ62から、画像データ記憶手段40の画像データ一時
記憶部41に送られて、記憶される。こうして、蓄積性
蛍光体シート1の全面を、レーザ光2によって走査して
得られた画像データが、画像データ記憶手段40の画像
データ一時記憶部41に記憶されると、データ処理手段
60のデータ処理部64は、画像データ一時記憶部41
から画像データを読み出し、データ処理手段60の一時
メモリ66に記憶して、必要なデータ処理を施した後、
このような画像データのみを、画像データ記憶手段40
の画像データ記憶部42に記憶させる。しかる後、デー
タ処理部64は、画像データ一時記憶部41に記憶され
ている画像データを消去する。
【0024】画像データ記憶手段40の画像データ記憶
部42に記憶された画像データは、ユーザーが、画像を
観察解析するために、データ処理部64によって、読み
出されて、CRT50の画面上に表示されるようになっ
ている。図3は、データ処理手段60のブロックダイア
グラムである。図3において、データ処理手段60は、
画像読み取り装置20の送信バッファ14から、画像デ
ータを受け取る受信バッファ62、データ処理を実行す
るデータ処理部64および画像データを一時的に記憶す
る一時メモリ66を備えている。一時メモリ66は、画
像データを、二次元的に展開して、一時的に記憶するよ
うに構成されている。データ処理手段60は、さらに、
一時メモリ66に一時的に記憶された画像データの中か
ら、画像データの一部を選択する画像データ選択部68
と、画像データ選択部68により選択された画像データ
を拡大あるいは縮小する画像データ拡大/縮小部70
と、画像データ拡大/縮小部70により拡大あるいは縮
小された画像データを、二次元的に展開して、一時的に
記憶する拡大/縮小画像データ記憶部72と、CRT5
0の画面上に表示すべき種々の図形データを記憶する図
形データ記憶部74と、図形データ記憶部74に記憶さ
れた図形データの中から、所定の図形データを選択し、
拡大/縮小画像データ記憶部72に二次元的に展開され
て、一時的に記憶された画像データに重ね合わせるため
に、位置およびサイズを指定する図形データ設定部76
と、拡大/縮小画像データ記憶部72に一時的に記憶さ
れた画像データと、図形データ設定部76によって選択
され、CRT50の画面上に表示すべき図形データとを
合成するデータ合成部78と、データ合成部78によっ
て合成された画像データおよび図形データを、二次元的
に展開して、一時的に記憶する合成データ記憶部80
と、合成データ記憶部80に一時的に記憶された画像デ
ータおよび図形データの中から、所定のデータ領域を選
択するデータ領域選択部82と、データ領域選択部82
によって選択された画像データおよび図形データのデー
タ領域内のデータを、二次元的に展開して、一時的に記
憶するウインドメモリ84と、ウインドメモリ84内に
生成された所定の図形によって囲まれた画像データの画
像の濃度に対応する濃度プロファイルデータを生成し、
ウインドメモリ84に書き込み可能なプロファイルデー
タ生成部86と、プロファイルデータ生成部86により
生成されたプロファイルデータを記憶するプロファイル
データ記憶部88と、プロファイルデータ間での演算を
おこなうプロファイルデータ間演算部90と、ウインド
メモリ84に記憶された画像データおよび図形データな
らびにプロファイルデータ生成部86によって生成され
たプロファイルデータおよびプロファイルデータ間演算
部90によって補正された演算結果を、CRT50の画
面上に表示する画像表示部92を備えている。
【0025】画像データ選択部68には、選択画像デー
タ決定手段100からの画像データ選択信号が入力さ
れ、画像データ拡大/縮小部70には、画像データ倍率
決定手段102からの拡大/縮小信号が入力される。さ
らに、図形データ設定部76には、図形データ表示手段
104からの図形データ表示信号が入力され、データ合
成部78には、データ合成指示手段106から、どの図
形データを選択し、どのように、画像データと図形デー
タを合成して、CRT50の画面上に表示するかを決定
するデータ合成信号が入力される。また、データ領域選
択部82には、データ領域指定手段108からのデータ
領域指定信号が入力される。さらに、プロファイルデー
タ生成部86には、プロファイルデータ生成指示手段1
10からのプロファイルデータ生成信号が、プロファイ
ルデータ記憶部88には、プロファイルデータ記憶指示
手段112からのプロファイルデータ記憶信号が、プロ
ファイルデータ間演算部90には、プロファイルデータ
間演算指示手段114からのプロファイルデータ間演算
指示信号が、それぞれ、入力される。また、画像表示部
92には、画像表示指示手段116からの画像表示指示
信号が入力される。
【0026】ここに、本実施態様においては、選択画像
データ決定手段100、画像データ倍率決定手段10
2、図形データ表示手段104、データ合成指示手段1
06、データ領域指定手段108、プロファイルデータ
生成指示手段110、モード設定手段112、プロファ
イルデータ記憶指示手段112、プロファイルデータ間
演算指示手段114および画像表示指示手段116は、
マウス(図示せず)によって操作可能に構成されてい
る。以上のように構成された本発明の実施態様にかかる
画像解析装置は、以下のようにして、画像データ記憶手
段40に記憶された画像データおよび図形データ記憶手
段74に記憶された図形データに基づいて、画像ととも
に、所望の図形を、CRT50の画面上に表示する。
【0027】まず、画像データ記憶部42に記憶された
画像データが、一時メモリ66に、二次元的に展開され
て、記憶される。次いで、選択画像データ決定手段90
が操作されて、一時メモリ66に二次元的に展開され
て、記憶された画像データの一部が選択され、画像デー
タ選択部68に、二次元的に展開されて、記憶される。
その後、画像データ選択部68に二次元的に展開され
て、記憶された画像データは、拡大も縮小もされること
なく、拡大/縮小画像データ記憶部72に、二次元的に
展開されて、記憶され、さらに、図形データが合成され
ることなく、合成データ記憶部82に、二次元的に展開
されて、記憶される。合成データ記憶部82に二次元的
に展開されて、記憶された画像データは、ウインドメモ
リ84に、二次元的に展開されて、記憶され、画像表示
指示手段116が操作されることによって、CRT50
の画面上に、画像として表示される。
【0028】ユーザーは、CRT50の画面上に表示さ
れた画像を観察し、必要に応じて、画像データ倍率決定
手段92を操作して、画像データ拡大/縮小部70によ
り、画像データ選択部68に二次元的に展開されて、記
憶された画像データが拡大あるいは縮小し、画像データ
を、拡大/縮小画像データ記憶部72に、二次元的に展
開して、記憶させる。次いで、拡大/縮小画像データ記
憶部72に二次元的に展開されて、記憶された画像デー
タは、データ合成部78により読み出され、合成データ
記憶部82に、二次元的に展開されて、記憶される。そ
の後、ユーザーが、データ領域指定手段98を操作し
て、合成データ記憶部82に二次元的に展開されて、記
憶された画像データの一部の領域を指定すると、指定さ
れた画像データが、ウインドメモリ84に送られて、二
次元的に展開されて、記憶され、画像表示指示手段11
6が操作されると、画像表示部86により、CRT50
の画面上に、画像として表示される。
【0029】サザン・ブロット・ハイブリタイゼーショ
ン法を利用した遺伝子の放射性標識物質のオートラジオ
グラフィ画像は、複数のレーンを有し、各レーン内に
は、一次元的に分布された複数のスポット画像領域が形
成されている。かかるオートラジオグラフ検出システム
においては、しばしば、図形を用いて、画像領域を画定
し、濃度のプロファイルを求めて、画像の定量解析がな
される。特定のレーン200の所望の画像領域内の濃度
のプロファイルを求めるため、図形を用いて、CRT5
0の画面上に表示された画像中の画像領域を画定する場
合には、ユーザーは、まず、マウスを用いて、データ合
成指示手段96を操作して、画像データと図形データの
合成を指示する。次いで、CRT50の画面上に表示さ
れた画像を観察しながら、所望の画像領域が画定される
ように、マウスを操作すると、図形データ表示手段94
が操作され、マウスの操作に応じた位置情報を含む図形
データ表示信号が図形データ設定部76に入力される。
図形データ設定部76は、入力された位置情報に対応す
る図形デーをが、図形データ記憶部74から読み出し、
画像データ中における所望の図形に対応する図形データ
の座標データを記憶する。次いで、図形データがデータ
合成部78に読み出されて、拡大/縮小画像データ記憶
部72に二次元的に展開され、記憶された画像データと
合成されて、合成データ記憶部82に、二次元的に展開
されて、記憶され、ウインドメモリ84を経て、CRT
50の画面上に表示された画像上に、図形データに基づ
いて、図形が表示される。
【0030】図4は、こうして、画像上に、図形データ
に基づいて、図形が表示され、関心領域Aが設定された
CRT50の画面を示している。こうして表示された図
形により囲まれた画像領域、すなわち、関心領域A内の
濃度プロファイルを求める時は、ユーザーは、プロファ
イルデータ生成指示手段110を操作し、プロファイル
データ生成部86に、プロファイルデータ生成信号を入
力して、図形によって囲まれた画像領域の画素毎の濃度
レベルを積算させて、濃度プロファイルデータを生成さ
せる。生成された濃度プロファイルデータは、ウインド
メモリ84に出力され、一時的に記憶された後、濃度プ
ロファイルとして、CRT50の画面上に表示される。
図5は、こうして、生成されて、CRT50の画面上に
表示された濃度プロファイルを示している。
【0031】一般に、オートラジオグラフィ画像を蓄積
性蛍光体シート1に蓄積記録する際には、蓄積性蛍光体
シート1に、環境放射線などが不可避的に蓄積記録さ
れ、この蓄積記録された環境放射線などのエネルギが画
像中にバックグラウンドノイズを形成する。したがっ
て、以上のようにして、生成され、CRT50の画面上
に表示された濃度プロファイルは、不可避的に、環境放
射線などに起因するバックグラウンドノイズを含んでお
り、したがって、定量解析をおこなうためには、このバ
ックグラウンドノイズの影響を除去することが必要不可
欠である。そこで、本実施態様にかかるオートラジオグ
ラフィ画像解析装置30は、濃度プロファイルを生成し
た関心領域Aを画定するのに用いたのと同じ図形を用
い、画像中のバックグラウンドを形成していると考えら
れる部分に、関心領域Aと同じ向きの関心領域Bを生成
し、関心領域Bの濃度プロファイルを算出して、関心領
域Aの濃度プロファイルから差し引くことにより、簡易
に、バックグラウンドノイズの影響を簡易に取り除い
て、関心領域A内の濃度プロファイルを生成し、定量解
析が可能なように構成されている。
【0032】すなわち、バックグラウンドノイズの影響
を除去しようとするときは、ユーザーは、まず、プロフ
ァイルデータ記憶指示手段112にプロファイルデータ
記憶指示信号を入力して、ファイルデータ生成部86に
より生成された関心領域Aのプロファイルデータを、プ
ロファイルデータ記憶部88に記憶させる。次いで、ユ
ーザーは、データ合成手段96を操作して、画像データ
と図形データの合成を指示し、マウスを用いて、関心領
域Aを特定した後、図性データ表示手段94にコピー信
号を入力する。さらに、ユーザーは、CRT50の画面
上に表示された画像内のバックグラウンドを形成してい
ると考えられる画像領域内の所定の画素に、マウスのポ
インタを合わせて、マウスのボタンをクリックする。そ
の結果、図性データ表示手段94が操作され、コピー信
号と、CRT50の画面上に表示された画像内のユーザ
ーがマウスのボタンをクリックした画素の座標に対応す
る位置情報が、図形データ設定部76に入力される。図
形データ設定部76は、コピー信号にしたがって、関心
領域Aを生成した際に記憶した図形データを読み出し
て、入力された位置情報とともに、データ合成部78に
出力する。データ合成部78に出力された図形データ
は、位置情報にしたがって、拡大/縮小画像データ記憶
部72に二次元的に展開され、記憶された画像データと
合成されて、合成データ記憶部82に、二次元的に展開
されて、記憶され、ウインドメモリ84を経て、CRT
50の画面上に表示された画像上に、図形データに基づ
いて、図形が表示される。図6は、こうして、画像上
に、図形データに基づいて、図形が表示され、関心領域
Aに加えて、関心領域Bが設定されたCRT50の画面
を示している。
【0033】ユーザーは、さらに、プロファイルデータ
生成信号を、プロファイルデータ生成指示手段110に
出力して、プロファイルデータ生成部86に、関心領域
Bの濃度プロファイルデータを生成させる。生成された
関心領域Bの濃度プロファイルデータは、ウインドメモ
リ84に出力され、一時的に記憶された後、濃度プロフ
ァイルとして、CRT50の画面上に表示される。図7
は、こうして、生成されて、CRT50の画面上に表示
された関心領域Bの濃度プロファイルを示している。図
7に示されるように、関心領域Bの濃度プロファイル
は、ほぼ一様であり、画像中のバックグラウンドノイズ
の濃度プロファイルに相当している。ユーザーが、プロ
ファイルデータ間演算指示手段114にプロファイルデ
ータ間演算指示信号を入力すると、プロファイルデータ
間演算部90は、プロファイルデータ記憶部88に記憶
されている関心領域Aの濃度プロファイルデータを読み
出し、関心領域Aの濃度プロファイルデータから関心領
域Bの濃度プロファイルデータを差し引く。その結果、
バックグラウンドノイズの影響が除去された関心領域A
の濃度プロファイルデータが得られる。
【0034】こうして、バックグラウンドノイズの影響
が除去された関心領域Aの濃度プロファイルデータが得
られると、ユーザーは、関心領域Aの濃度プロファイル
データを、再度、CRT50の画面上に表示させた後、
あるいは、表示させることなく、関心領域Aの定量解析
を実行する。また、本実施態様にかかるオートラジオグ
ラフィ画像解析装置30によれば、さらに、サザン・ブ
ロット・ハイブリタイゼーション法を利用した遺伝子の
放射性標識物質のオートラジオグラフィ画像内の複数の
レーンを、簡易に、関心領域として画定し、それぞれの
濃度プロファイルデータを生成して、レーン間、すなわ
ち、関心領域間の定量解析を実行することができる。す
なわち、図4において、さらに、関心領域Aに加えて、
別のレーン210を関心領域Cとして画定し、関心領域
Aおよび関心領域Cにより画定されたレーン間の定量解
析を実行するときは、ユーザーは、関心領域Bを生成し
たのと全く同様にして、プロファイルデータ記憶指示手
段112にプロファイルデータ記憶指示信号を入力し
て、ファイルデータ生成部86により生成された関心領
域Aのプロファイルデータを、プロファイルデータ記憶
部88に記憶させた後、データ合成手段96を操作し
て、画像データと図形データの合成を指示し、マウスを
用いて、関心領域Aを特定して、図性データ表示手段9
4にコピー信号を入力する。さらに、ユーザーは、CR
T50の画面上に表示された画像中のレーン210のレ
ーン200に対応する画素に、マウスのポインタを合わ
せて、マウスのボタンをクリックする。その結果、図性
データ表示手段94が操作され、コピー信号と、CRT
50の画面上に表示された画像中のユーザーがマウスの
ボタンをクリックした画素の座標に対応する位置情報
が、図形データ設定部76に入力される。図形データ設
定部76は、コピー信号にしたがって、関心領域Aを生
成した際に記憶した図形データを読み出して、入力され
た位置情報とともに、データ合成部78に出力する。デ
ータ合成部78に出力された図形データは、位置情報に
したがって、拡大/縮小画像データ記憶部72に二次元
的に展開され、記憶された画像データと合成されて、合
成データ記憶部82に、二次元的に展開されて、記憶さ
れ、ウインドメモリ84を経て、CRT50の画面上に
表示された画像上に、図形データに基づいて、図形が表
示される。図8は、こうして、画像上に、図形データに
基づいて、図形が表示され、レーン200を画定する関
心領域Aに加えて、レーン210を画定する関心領域C
が設定されたCRT50の画面を示している。
【0035】さらに、ユーザーは、関心領域Bの濃度プ
ロファイルデータを生成したのと全く同様にして、関心
領域Cの濃度プロファイルデータを生成し、関心領域A
の濃度プロファイルデータとの間で演算を実行し、レー
ン200とレーン210との間の定量解析を実行するこ
とができる。本実施態様によれば、バックグラウンドを
形成していると考えられる画像中の領域の画素を指定
し、関心領域Aを画定したのに用いた図形と同じ図形を
コピーして、バックグラウンドを形成している関心領域
Bを画定し、関心領域Aの濃度プロファイルデータか
ら、関心領域Bの濃度プロファイルデータを差し引く操
作のみで、バックグラウンドノイズの影響が除去された
関心領域の濃度プロファイルを求めることができ、きわ
めて簡易に、バックグラウンドノイズの影響が除去し
て、所望の画像領域の濃度プロファイルを求めることが
可能になる。ことに、蓄積性蛍光体シート1を検出材料
として用いたオートラジオグラフィ検出システムにおい
ては、バックグラウンドノイズは環境放射線が蓄積性蛍
光体シート1に蓄積記録された結果、生成されるもので
あり、ほぼ一様にバックグラウンドノイズが生成される
ため、関心領域Bをきわめて容易に決定することがで
き、便利である。さらに、本実施態様によれば、画像内
の複数のレーンを、簡易に、関心領域として画定し、そ
れぞれの濃度プロファイルデータを生成して、レーン
間、すなわち、関心領域間の定量解析を実行することが
可能となる。
【0036】本発明は、以上の実施態様に限定されるこ
となく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種
々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含
されるものであることがいうまでもない。たとえば、前
記実施態様においては、サザン・ブロット・ハイブリタ
イゼーション法を利用した遺伝子中の放射性標識物質の
オートラジオグラフィ画像の濃度プロファイルを求め、
バックグラウンドノイズの影響を除去する場合および複
数のレーン間演算、すなわち関心領域間演算を実行する
場合につき、説明を加えたが、本発明は、かかるオート
ラジオグラフィに限定されることなく、たとえば、蛋白
質の薄層クロマトグラフィ(TLC)により生成された
オートラジオグラフィ画像、ポリアクリルアミドゲル電
気泳動法によって、蛋白質の分離、同定、あるいは、分
子量、特性の評価などをおこなうオートラジオグラフィ
画像、マウスなどの実験動物における投与物質の代謝、
吸収、排泄の経路、状態などを研究するためのオートラ
ジオグラフィ画像などのオートラジオグラフィ画像の濃
度プロファイルを求め、あるいは、関心領域間演算を実
行する場合はもとより、サザン・ブロット・ハイブリダ
イゼーション法を用いた遺伝子の化学発光画像、蛋白質
の薄層クロマトグラフィにより生成された化学発光画
像、ポリアクリルアミドゲル電気泳動法によって、蛋白
質の分離、同定、あるいは、分子量、特性の評価などを
おこなうための化学発光画像などの化学発光法を利用し
た化学発光画像の濃度プロファイルを求め、あるいは、
関心領域間演算を実行する場合にも、電子顕微鏡を用い
て生成された金属または非金属試料の電子線透過画像や
電子線回折画像、生物体組織などの電子顕微鏡画像、金
属あるいは非金属試料などの放射線回折画像、さらに
は、蛍光画像の濃度プロファイルを求め、あるいは、関
心領域間演算を実行する場合にも、広く適用することが
できる。
【0037】また、前記実施態様においては、矩形状の
関心領域を用いているが、関心領域は矩形状のものにか
ぎらず、直線状、折れ線状、曲線状の関心領域を用いる
こともできる。さらに、前記実施態様においては、関心
領域をコピーしているが、関心領域を移動させて、別の
画像領域を関心領域として、画定することもできる。ま
た、前記実施態様においては、蓄積性蛍光体シート1を
用いて、試料中の放射性標識物質の位置情報を電気信号
に変換して得た画像データを、CRT50の画面上に、
可視画像として表示しているが、蓄積性蛍光体シート1
に代えて、写真フィルムを用いて、一旦、可視画像を形
成し、この可視画像を光電的に読み取り、電気信号に変
換した画像データに対して、同様の処理をおこなうこと
も可能である。
【0038】さらに、本発明において、手段とは、必ず
しも物理的手段を意味するものではなく、各手段の機能
が、ソフトウエアにより実現される場合も包含する。ま
た、一つの手段の機能が二以上の物理的手段により実現
されても、二以上の手段の機能が一つの物理的手段によ
り実現されてもよい。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、簡易に、かつ、所望の
ように、定量解析が可能な画像領域の濃度プロファイル
を生成して、定量解析を実行することのできる画像解析
装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施態様にかかるオートラジ
オグラフィ画像解析装置によって解析すべき画像データ
を生成する画像読み取り装置の一例を示す略斜視図であ
る。
【図2】図2は、本発明の実施態様にかかるオートラジ
オグラフィ画像解析装置および画像読み取り装置のブロ
ックダイアグラムである。
【図3】図3は、データ処理手段のブロックダイアグラ
ムである。
【図4】図4は、画像上に、関心領域Aが設定されたC
RTの画面を示す中間調画像である。
【図5】図5は、関心領域Aの濃度プロファイルが表示
されたCRTの画面を示す図面である。
【図6】図6は、画像上に、関心領域Aに加えて、関心
領域Bが設定されたCRTの画面を示す中間調画像であ
る。
【図7】図7は、関心領域Bの濃度プロファイルが表示
されたCRTの画面を示す図面である。
【図8】図8は、画像上に、複数のレーンを画定する関
心領域およびCが設定されたCRT50の画面を示して
いる。
【符号の説明】
1 蓄積性蛍光体シート 2 レーザ光 3 レーザ光源 4 フィルタ 5 ビーム・エクスパンダ 6 光偏向器 7 fθレンズ 8 平面反射鏡 9 導光性シート 10 光検出器 11 増幅器 12 A/D変換器 13 ラインバッファ 14 送信バッファ 20 画像読み取り装置 30 オートラジオグラフィ画像解析装置 40 画像データ記憶手段 41 画像データ一時記憶部 42 画像データ記憶部 50 CRT 60 データ処理手段 62 受信バッファ 64 データ処理部 66 一時メモリ 68 画像データ選択部 70 画像データ拡大/縮小部 72 拡大/縮小画像データ記憶部 74 図形データ記憶部 78 データ合成部 80 合成画像データ記憶部 82 データ領域選択部 84 ウインドメモリ 86 プロファイルデータ生成部 88 プロファイルデータ記憶部 90 プロファイルデータ間演算部 92 画像表示部 100 選択画像データ決定手段 102 画像データ倍率決定手段 104 図形データ選択手段 106 データ合成指示手段 110 プロファイルデータ生成指示手段 112 プロファイルデータ記憶指示手段 114 プロファイルデータ間演算指示手段 116 画像表示指示手段 200 レーン 210 レーン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを記憶する画像データ記憶手
    段と、図形データを記憶する図形データ記憶手段と、前
    記画像データ記憶手段に記憶された画像データおよび前
    記図形データ記憶手段に記憶された図形データの少なく
    とも一部を、二次元的に展開して、一時的に記憶するメ
    モリ手段と、前記メモリ手段に二次元的に展開して、一
    時的に記憶された画像データおよび図形データに基づい
    て、表示手段上に画像および図形を表示する画像表示手
    段と、前記図形データ記憶手段に記憶された図形データ
    を用いて、前記画像中に関心領域を画定する関心領域設
    定手段とを備えた画像解析装置において、前記関心領域
    設定手段により設定された画像中の関心領域に対応する
    画像データの濃度のプロファイルデータを生成するプロ
    ファイルデータ生成手段と、前記プロファイルデータ生
    成手段により生成されたプロファイルデータを記憶する
    プロファイルデータ記憶手段と、前記プロファイルデー
    タ記憶手段に記憶された前記関心領域に対応する画像デ
    ータの濃度のプロファイルデータと前記関心領域設定手
    段により新たに設定された関心領域に対応し、前記プロ
    ファイルデータ生成手段により生成された画像データの
    濃度のプロファイルデータとを演算処理するプロファイ
    ルデータ間演算手段とを備えたことを特徴とする画像解
    析装置。
  2. 【請求項2】 さらに、指示信号を入力する入力手段
    と、前記関心領域設定手段により設定された関心領域を
    画定するために用いた図形データを記憶する図形データ
    設定手段とを備え、前記入力手段に関心領域を画定して
    いる図形をコピーする旨の指示信号およびコピーする位
    置を示す位置信号が入力されたときに、前記関心領域設
    定手段が、前記図形データ設定手段から、コピーすべき
    関心領域を画定するために用いた図形データを読み出
    し、前記位置信号にしたがって、前記関心領域を画定し
    ている図形をコピーして、新たに関心領域を設定可能に
    構成されたことを特徴とする請求項1に記載の画像解析
    装置。
  3. 【請求項3】 前記画像データが、蓄積性蛍光体シート
    を用いて生成されたものであることを特徴とする請求項
    1または2に記載の画像解析装置。
  4. 【請求項4】 前記画像データが、オートラジオグラフ
    ィ画像データ、放射線回折画像データ、電子顕微鏡画像
    データ、化学発光画像データおよび蛍光画像データより
    なる群から選ばれる画像データにより構成されたことを
    特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の画
    像解析装置。
JP10353873A 1998-11-27 1998-11-27 画像解析装置 Pending JP2000163591A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10353873A JP2000163591A (ja) 1998-11-27 1998-11-27 画像解析装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10353873A JP2000163591A (ja) 1998-11-27 1998-11-27 画像解析装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000163591A true JP2000163591A (ja) 2000-06-16

Family

ID=18433806

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10353873A Pending JP2000163591A (ja) 1998-11-27 1998-11-27 画像解析装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000163591A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012233774A (ja) * 2011-04-28 2012-11-29 Yamazen Corp 分取液体クロマトグラフ装置
JP2020020725A (ja) * 2018-08-03 2020-02-06 株式会社島津製作所 電気泳動分離データ解析装置、電気泳動分離データ解析方法及びその解析方法をコンピュータに実施させるためのコンピュータプログラム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012233774A (ja) * 2011-04-28 2012-11-29 Yamazen Corp 分取液体クロマトグラフ装置
JP2020020725A (ja) * 2018-08-03 2020-02-06 株式会社島津製作所 電気泳動分離データ解析装置、電気泳動分離データ解析方法及びその解析方法をコンピュータに実施させるためのコンピュータプログラム
US11379974B2 (en) 2018-08-03 2022-07-05 Shimadzu Corporation Electrophoretic separation date analyzing apparatus, electrophoretic separation data analyzing method, and computer program for causing a computer to execute the analyzing method
JP7167531B2 (ja) 2018-08-03 2022-11-09 株式会社島津製作所 電気泳動分離データ解析装置、電気泳動分離データ解析方法及びその解析方法をコンピュータに実施させるためのコンピュータプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH1021373A (ja) 画像解析装置
JP2001283190A (ja) 画像処理装置
JP3851699B2 (ja) 画像解析装置
JP3897272B2 (ja) 画像解析装置
JP3550203B2 (ja) 画像解析装置
JPH11265033A (ja) 画像記録・読み取りシステム
JP2000163591A (ja) 画像解析装置
JPH11283019A (ja) 画像解析装置
JPH1051639A (ja) 画像処理装置
JPH1049653A (ja) 画像表示装置
JPH0814862A (ja) 画像解析装置
US6256405B1 (en) Image forming apparatus
JP3571801B2 (ja) 画像解析装置
JP3713302B2 (ja) 画像形成装置
US5831275A (en) Image forming apparatus
JPH0843538A (ja) 画像解析装置
JP3330246B2 (ja) 画像解析装置
JP2001216497A (ja) 画像解析装置
EP0677823B1 (en) Image analyzing apparatus
JP2001291104A (ja) 画像処理装置
JPH08161459A (ja) 画像表示装置
JPH09190540A (ja) 画像形成装置
JPH09212674A (ja) 画像形成装置
JP2000013629A (ja) 画像処理装置
JPH09212625A (ja) 画像処理装置