JPH11345927A - 電子部品のリードフレームからの切り離し装置 - Google Patents

電子部品のリードフレームからの切り離し装置

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JPH11345927A
JPH11345927A JP10151308A JP15130898A JPH11345927A JP H11345927 A JPH11345927 A JP H11345927A JP 10151308 A JP10151308 A JP 10151308A JP 15130898 A JP15130898 A JP 15130898A JP H11345927 A JPH11345927 A JP H11345927A
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Tetsuya Mimura
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リードフレーム1によって製造された電子部
品2を、コレット体8にて真空吸着した状態で、そのリ
ード端子4を受けカッタ体9と押さえカッタ体10とで
切断してリードフレームから切り離するに際して、前記
電子部品2を切り離すことが確実にできるようにする。 【手段】 リード端子4の切断に際して前記押さえカッ
タ体10を下降動したとき、電子部品2の下降動を前記
受けカッタ体9にて阻止し、リードフレーム1きみを押
し下げるようにして、このリードフレーム1に一体的に
設けられているダムバー兼用のセクションバー1cを、
電子部品2におけるパッケージ部5の側面から引き離
す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リードフレームを
使用して製造されるダイオード又はトランジスター等の
電子部品を、前記リードフレームから切り離して、キャ
リアテープにその長手方向に沿って適宜間隔で凹み形成
されている部品収納部に装填すると言うテーピング等に
おいて、前記電子部品をリードフレームから切り離すた
めの装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ダイオード又はトランジスター
等の電子部品の多量生産には、リードフレームを使用し
て、この多数個の電子部品のリードフレームに一体的に
連なった状態で製造し、最後に、各電子部品を、前記リ
ードフレームから切り離しながらコレット体にて真空吸
着して、キャリアテープの箇所に移動したのち、このキ
ャリアテープにおける部品収納部に装填すると言う方法
が採用されている。
【0003】また、前記各電子部品をリードフレームか
ら切り離しながらコレット体にて真空吸着するに際して
は、電子部品における複数本のリード端子のうち少なく
とも一本のリード端子を除いて他のリード端子を切断し
ておき、そして、最後に、電子部品におけるパッケージ
部をコレットにて真空吸着した状態で、当該電子部品に
おいて残っている前記少なくとも一本のリード端子を、
電子部品のうちパッケージ部の下方に配設した受けカッ
タ体と、前記一方のリード端子の上方に配設した押さえ
カッタ体とによって切断すると言うように構成されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、電子部品の複
数個を同時に製造する場合に使用するリードフレームに
は、例えば、特開平4−229642号公報等に記載さ
れているように、当該リードフレームにおける左右一対
のサイドフレームの間を一体的に連結するセクションバ
ーを、電子部品におけるパッケージ部を合成樹脂によっ
てモールド成形する場合に当該パッケージ部の左右両側
面の一部を形成するダムバーに兼用するように構成した
ものがある。
【0005】この形式のリードフレームでは、各電子部
品におけるパッケージ部を合成樹脂によってモールド成
形するときに、このパッケージ部の左右側面の一部が、
前記ダムバーを兼用する前記セクションバーに可成り強
く接着していることにより、この電子部品は、当該電子
部品における各リード端子のうち最後に残っている少な
くとも一本のリード端子を切断しただけでは、リードフ
レームから切り離すことができないから、コレットにて
リードフレームからピックアップすることができないと
言うテーピングミスが多発すると言う問題があった。
【0006】この対策として、電子部品における各リー
ド端子のうち最後に残っている少なくとも一本のリード
端子を切断する以前において、前記各電子部品の各々に
ついてそのパッケージ部をセクションバーから引き離す
工程を付加すれば良いが、このために余分の工程が必要
になって、コストのアップを招来するばかりか、電子部
品における各リード端子が曲がり変形するおそれが増大
すると言う問題があった。
【0007】本発明は、これらの問題を解消した切り離
し装置を提供することを技術的課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を達成す
るため本発明は、「リードフレームにおける電子部品の
下方に配設したリード端子切断用受けカッタ体と、前記
電子部品における各リード端子のうち最後に切断する少
なくとも一本のリード端子の上方に前記受けカッタ体に
向かって下降動するように配設したリード端子切断用押
さえカッタ体とから成る切り離し装置において、前記リ
ード端子切断用受けカッタ体を、その上面に対して前記
電子部品におけるパッケージ部の下面が接当するように
構成したことを特徴とする。」ものである。
【0009】
【発明の作用・効果】この構成において、押さえカッタ
体を、受けカッタ体に向かって下降動すると、この押さ
えカッタ体は、前記電子部品において最後に残っている
少なくとも一本のリード端子に接当することにより、リ
ードフレームの全体が下方に押し下げられる一方、この
リードフレームにおける電子部品は、そのパッケージ部
の下面で受けカッタ体の上面に接当して下方への押し下
げが停止されることになり、換言すると、前記電子部品
の押し下げを止めた状態のもとで、リードフレームの全
体を押し下げながら前記電子部品において最後に残って
いる少なくとも一本のリード端子を切断するのである。
【0010】従って、前記リードフレームが、これに一
体的に設けたセクションバーを電子部品におけるパッケ
ージ部の左右両側面を形成するダムバーに兼用した形式
のものである場合、前記押さえカッタ体の下降動に伴っ
ての電子部品の押し下げを止めた状態でのリードフレー
ム全体の押し下げにより、このリードフレームに一体的
に設けられているダムバー兼用のセクションバーを、電
子部品におけるパッケージ部から確実に引き離すことが
できるから、従来のように、パッケージ部をセクション
バーから離す工程を付加する必要がなく、リードフレー
ムにおける各電子部品を電子部品から低コストで確実に
切り離すことができる効果を有する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
について説明する。図1〜図5は、第1の実施の形態を
示し、この図において、符号1は、左右一対のサイドバ
ンド1a,1bと、その間を長手方向にそって適宜間隔
で一体的に連結するセクションバー1cとを有するリー
ドフレームを示し、このリードフレーム1には、二本の
リード端子3,4と合成樹脂製のパッケージ部5とを有
する電子部品2が、前記各セクションバー1cの間に設
けられており、この各電子部品2における二本のリード
端子3,4のうち一方のリード端子3は、一方のサイド
バンド1aに対しては切り離されているが、他方のリー
ド端子4には、他方のサイドバンド1bに対して一体的
に連なっている。つまり、この他方のリード端子4は、
切断されることなくリードフレーム1に一体的に連続し
ている。
【0012】また、前記リードフレーム1における各セ
クションバー1cの左右両側面は、前記電子部品2のパ
ッケージ部5の左右両側面に密接しており、換言する
と、前記各セクションバー1cは、各電子部品2におけ
るパッケージ部5を合成樹脂によってモールド成形する
場合に当該パッケージ部5の左右両側面の一部を形成す
るダムバーを兼用するように構成されている。
【0013】次に、符号6は、前記リードフレーム1の
側方に配設したキャリアテープを示し、このキャリアテ
ープ6には、その長手方向に沿って適宜間隔で部品収納
部7が凹み形成されている。前記リードフレーム1にお
ける一つの電子部品2のうちそのパッケージ部5の上方
には、当該一つの電子部品2を真空吸着して、前記キャ
リアテープ6における部品収納部7内まで移送したの
ち、真空吸着を解除するようにしたコレット体8が配設
されている。
【0014】また、前記リードフレーム1における一つ
の電子部品2のうちそのパッケージ部5の下方には、受
けカッタ体9が配設されている。更にまた、前記リード
フレーム1の一つの電子部品2各リード端子3,4のう
ち切断れていない他方のリード端子4の上方に、下降動
によって、前記受けカッタ体9との間で前記他方のリー
ド端子4を切断するようにした押さえカッタ体10が配
設されている。
【0015】そして、前記受けカッタ体9の上面に、前
記電子部品2におけるパッケージ部5の下面に対して接
当するように突起部11を設けるのである。この構成に
おいて、リードフレーム1の一つの電子部品2における
パッケージ部5を、コレット体にて真空吸着し、この状
態で、押さえカッタ体10を、受けカッタ体9に向かっ
て下降動すると、この押さえカッタ体10は、前記一つ
電子部品2において最後に残っている少なくとも一本の
リード端子4に接当することにより、リードフレーム1
の全体が下方に押し下げられる一方、前記一つの電子部
品2は、図4に示すように、そのパッケージ部5の下面
が受けカッタ体9の上面に設けた突起部11に接当して
下方への押し下げが停止されることになり、換言する
と、前記一つの電子部品2の押し下げを止めた状態のも
とで、リードフレーム1の全体を押し下げながら、ひい
ては、このリードフレーム1に一体的に設けられている
各セクションバー1cを図5に示すように押し下げなが
ら、前記一つの電子部品2において最後に残っている少
なくとも一本のリード端子4を切断するから、この切断
と同時に、リードフレーム1における各セクションバー
1cを、前記一つの電子部品2におけるパッケージ部5
から確実に引き離すことができるである。
【0016】次に、図6及び図7は、第2の実施の形態
を示す。この第2の実施の形態は、リードフレーム1に
おける各セクションバー1cを、その全長にわたって幅
広に形成した場合であり、この場合には、受けカッタ体
9の上面における突起部11の幅方向を、電子部品2に
おけるパッケージ部5の幅寸法を越えないように設定す
る一方、押さえカッタ体10の切断部10aにおける幅
寸法を電子部品2におけるリード端子4の幅寸法と略等
しくして、この左右両側に、前記セクションバー1cに
接当する段部分10b,10cを設けて、前記押さえカ
ッタ体10下降動に際して、その切断部10aによって
リード端子4を切断し、次いで、両側の段部分10b,
10cにてセクションバー1cを押し下げるように構成
したものであり、これにより、電子部品2をリードフレ
ーム1から切り離すことをより確実に行うことができ
る。
【0017】なお、前記実施の形態は、リードフレーム
1における各電子部品2を一個ずつキャリアテープ6に
テーピングする場合を示すしたが、本発明は、これに限
らず、リードフレーム1における各電子部品2を複数個
ずつキャリアテープ6にテーピングする場合にも適用で
きることは言うまでもない。また、本発明は、前記実施
の形態のように、二本のリード端子3,4を有する電子
部品2に限らず、三本以上のリード端子を有する電子部
品に対して同様に適用できることは勿論である。
【0018】更にまた、本発明は、受けカッタ体9の上
面に突起部11を設けることに限らず、この受けカッタ
体9の寸法の設定により、この上面に対して電子部品2
におけるパッケージ部5が接当するように構成しても良
いのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す斜視図であ
る。
【図2】図1のII−II視断面図である。
【図3】図1のIII −III 視断面図である。
【図4】前記図2の作用状態を示す図である。
【図5】前記図3の作用状態を示す図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態を示す斜視図であ
る。
【図7】図6のVII −VII 視断面図である。
【符号の説明】
1 リードフレーム 2 電子部品 3,4 電子部品のリード端子 5 電子部品のパッケージ部 6 キャリアテープ 7 部品収納部 8 コレット体 9 受けカッタ体 10 押さえカッタ体 11 突起部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リードフレームにおける電子部品の下方に
    配設したリード端子切断用受けカッタ体と、前記電子部
    品における各リード端子のうち最後に切断する少なくと
    も一本のリード端子の上方に前記受けカッタ体に向かっ
    て下降動するように配設したリード端子切断用押さえカ
    ッタ体とから成る切り離し装置において、前記リード端
    子切断用受けカッタ体を、その上面に対して前記電子部
    品におけるパッケージ部の下面が接当するように構成し
    たことを特徴とする電子部品のリードフレームからの切
    り離し装置。
JP15130898A 1998-06-01 1998-06-01 電子部品のリードフレームからの切り離し装置 Expired - Fee Related JP3614659B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE10063041A1 (de) * 2000-12-18 2002-07-04 Infineon Technologies Ag Verfahren zum Herstellen einer integrierten Schaltung
KR100961684B1 (ko) 2008-04-14 2010-06-09 주식회사 새한마이크로텍 시트형 터미널의 절단공급장치

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