JPH0775254B2 - リードフレームへのテープ貼着装置 - Google Patents

リードフレームへのテープ貼着装置

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JPH0775254B2
JPH0775254B2 JP16316890A JP16316890A JPH0775254B2 JP H0775254 B2 JPH0775254 B2 JP H0775254B2 JP 16316890 A JP16316890 A JP 16316890A JP 16316890 A JP16316890 A JP 16316890A JP H0775254 B2 JPH0775254 B2 JP H0775254B2
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JP
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tape
lead frame
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inner hole
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文男 佐藤
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Sumitomo Metal Mining Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はリードフレームへのテープ貼着装置に関する。
更に詳しくは、リードフレーム上のインナーリードのず
れを防止するために、該インナーリードの表面にリード
固定用のテープを貼着する装置に関するものである。
〔従来の技術〕
この種のテープ貼着装置は、特にインナーリードの長さ
が長いものや、多ピンのものなど、ワイヤーボンディン
グ等を行う際に接続不良等の悪影響を及ぼし易いインナ
ーリード内端部の左右もしくは上下方向のずれを防止す
るために、ポリイミド等の樹脂フィルムよりなるテープ
をインナーリード内端部に熱圧着等で貼着(テーピン
グ)して隣り合うインナーリードを互いに連結固定する
ものである。
特に方形のリードフレームの四周からそれぞれ中央部の
アイランド内方に向かってインナーリードが突出してい
る形状のリードフレームにおいては、リードフレームの
アイランドを中心にこれを囲むようにテーピングが行わ
れている。
このテーピングを行う場合、貼着されるポリイミドフィ
ルム等のテープはリードフレームの製造コストに占める
割合が大きく、長尺のテープを切断して貼着する場合、
その貼着される部分以外のスクラップとして廃棄される
部分は極力少なくなるようにするのが望ましく、またテ
ーピング作業は容易・迅速に行えるようにするのが望ま
しい。
第3図は従来のテープ貼着装置の一例を示すもので、長
尺のテープTをダイ1とパンチ2A・2Bとで方形リング状
に打ち抜いてリードフレームFに貼着する構成である。
即ち、長尺のテープTをダイ1の開口1A上に送り、まず
パンチ2Aで方形に打ち抜く。その打ち抜かれた部分はス
クラップとして排除する。
次に上記打ち抜き部分を上記開口1Aよりも大きい開口1B
の上方に送り、パンチ2Bで方形リング状に打ち抜く。そ
の際、パンチ2Bの四辺の数カ所に設けた吸引孔2hに負圧
を作用させることにより、上記パンチ2Bで打ち抜かれた
方形リング状のテープ片T1をパンチ2Bの下面に吸着保持
させる。
そして、その吸着保持させたままの状態で、パンチ2Bを
ダイ1の開口1B内を通してさらに押し下げ、その下側に
送り込まれたリードフレームF上に、方形リング状のテ
ープ片T1を当接させると共に、あらかじめ予熱しておい
たヒーターブロック3を下から押し上げて圧接させるこ
とにより、リング状テープ片T1をリードフレームF上に
熱圧着させるものである。図中eはアイランドを示す。
なお、上記の圧着操作が終了した後はヒーターブロック
3を下降させて、パンチ2Bの吸引孔2hに作用させていた
負圧を解除してパンチ2Bを上昇させ、リードフレームF
を1ピース分前進させて次のリードフレームに上記と同
様の要領でリング状テープ片を圧着させる。以下この動
作を繰り返して順次リードフレームにテーピングを行う
ものである。
ところが、上記のようなテーピング方法では、貼着する
リング状テープ片T1以外のスクラップとなる部分の面積
が非常に大きく、またテープ切断工程は2つのパンチ2A
・2Bを順に動作させなければならないので時間がかかる
等の不具合がある。
そこで、例えば第4図に示すようにダイ1に向かって4
方向からテープTを送り込んでパンチ2で同時に短冊状
に切断し、これを前記例と同様に吸引孔2hでパンチ下面
に吸着保持させた状態でリードフレームに当接し、下側
からヒーターブロック3を圧着させて第5図のように4
つのテープ片T1をリードフレームF上に貼着することが
知られている。
上記のようなテーピング方法によれば、テープTのスク
ラップとなる部分が全くなく、1組のダイ1とパンチ2
とで四辺のテープを同時に切断してリードフレームFに
貼着することができる。しかし、貼着した各辺のテープ
片T1の長さが短いと隣り合う辺の角部のインナーリード
lを確実に固定できないおそれがあり、逆に長いと第5
図のように角部のインナーリードl1に隣い合う2つのテ
ープ片T1・T1が貼着されるおそれがある。
上記のように1つのインナーリードl1に隣り合う2つの
テープ片が貼着されると、リードフレームとテープ片の
熱膨張差により熱圧着後のテープの収縮で上記角部のイ
ンナーリードが住々にしてずれて位置精度にバラツキを
生じ、ワイヤーボンディング等を行う際に支障を来すお
それがある。
上記の問題を解決するには、例えば第6図のように各辺
のテープ片T1の両端部を斜めに形成して角部のインナー
リードl1に2つのテープ片が貼着されないようにすれば
よい。
第7図は上記第6図のようにテープ片T1を貼着する従来
装置の概略構成を示すもので、連続するリードフレーム
Fの長手方向(X方向)2箇所にテープ片T1・T1を貼着
するダイ1X・パンチ2X・ヒーターブロック3Xと、上記と
直角方向(Y方向)2箇所にテープT1・T1を貼着するダ
イ1Y・パンチ2Y・ヒーターブロック3Yとによる2回の熱
圧着作業でテーピングを行うものである。
しかし、上記の装置は複雑であり、しかもテープに若干
のスクラップとなる部分が残ることと、熱圧着作業が2
つの各方向毎に2度必要となる等の不具合がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は上記の問題点に鑑みて提案されたもので、前記
第4図例のように1度のテーピング動作で4方向のイン
ナーリードのテーピングを同時に行なうことができ、し
かもスクラップとなる部分が全くなく、かつ各方向のイ
ンナリードに貼着したテープ片がそのインナーリードと
直角方向のインナーリードに接触しないように貼着する
ことのできるテープ貼着装置を提供することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、本発明によるリードフレ
ームへのテープ貼着装置は、以下の構成としたものであ
る。
即ち、平面略方形の内穴を有するダイと、その内穴と平
面略同形状に形成され、該内穴内に進退可能に設けたパ
ンチとを備え、上記略方形の内穴の内方に向かって互い
に直交する4方向からテープをダイ上に順次送り込み、
それ等のテープをパンチによって同時に切断してリード
フレーム上に貼着するようにしたリードフレームへのテ
ープ貼着装置において、上記ダイの内穴の4つの各側面
にテープと略等しい幅の平面略台形形状の突出部を形成
すると共に、上記内穴の4つの各側面に対応するパンチ
の4つの各側面に上記突出部と略同形状の凹部を形成し
たことを特徴とする。
〔作 用〕
上記の構成により、ダイに向かって4方向から送り込ま
れたテープは、それぞれ上記ダイとパンチに形成した4
つの突出部と凹部とで、順次同時に切断されてリードフ
レーム上に貼着されるもので、その各テープはスクラッ
プとして廃棄される部分が生ずることがなく、しかも1
回の切断・貼着動作で4方向のテープが同時に貼着され
る。また上記各テープを切断する上記4つの突出部と凹
部は、それぞれテープと略等しい幅の平面略台形形状に
形成されているので、それらの突出部と凹部で切断して
インナーリードに貼着される各テープ片は、その貼着さ
れるインナーリードと直、角方向のインナーリードには
接触しないようにして貼着することが可能となるもので
ある。
〔実施例〕
以下、図に示す実施例に基づいて本発明を具体的に説明
する。
第1図は本発明によるリードフレームへのテープ貼着装
置の一実施例を示す斜視図、第2図はその貼着装置によ
りテープを貼着したリードフレームの平面図である。
図示例の貼着装置は、前記第4図例の場合と同様にダイ
1に向かって4方向からテープTを送り込んでパンチ2
で同時に切断し、これを吸引孔2hでパンチ下面に吸着保
持させた状態でリードフレームFに当接させ、その下側
からヒーターブロック3を圧着させることにより、上記
の切断したテープ片T1を第2図のようにリードフレーム
F上に貼着する構成である。
上記ダイ1には、パンチ2が進入する平面略方形の内穴
10が形成され、その内穴10の4つの各側面には、テープ
Tと略等しい幅の平面略台形形状の突出部11が形成され
ている。また上記内穴10の4つの各側面に対応するパン
チ2の4つの各側面には、上記突出部11と略同形状の凹
部21が形成され、その凹部21と上記突出部11とで順次切
断されるテープ片T1は、中央部が一定幅の細い帯状で、
その両端部がそれぞれテープ送り方向後側にへ字形に屈
曲した形状に切断される。
そして、その切断された各テープ片T1は、第2図のよう
にそれぞれリードフレームF上の同一方向のインナーリ
ードlにのみ貼着され、方向の異なるインナーリードと
の接触が防止されるものである。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明は前記の構成であるから、
ダイ1に向かって4方向から送り込まれたテープTを、
それぞれ上記ダイ1とパンチ2に形成した4つの突出部
11と凹部21とで、順次同時に切断してリードフレームF
上に貼着できるもので、その各テープTはスクラップと
して廃棄される部分が全くなく、しかも1回の切断・貼
着動作で4方向のテープ片T1を同時に貼着できる。また
上記各テープTを切断する上記4つの突出部11と凹部21
は、それぞれテープTと略等しい幅の平面略台形形状に
形成されているので、それらの突出部と凹部とで切断し
てインナーリードlに貼着される各テープ片T1は、その
貼着されるインナーリードと直角方向のインナーリード
には接触しないようにして貼着できるから、前記従来例
のように位置ずれを生ずることがなく所期の目的をよく
達成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるリードフレームへのテープ貼着装
置の一実施例を示す斜視図、第2図はその装置によりテ
ープ片を貼着したリードフレームの平面図、第3図は従
来のテープ貼着装置の斜視図、第4図は他の従来例の同
上図、第5図はその装置によりテープ片を貼着したリー
ドフレームの平面図、第6図は他の従来例のリードフレ
ームの平面図、第7図はそのテープ貼着装置の斜視図で
ある。 1はダイ、2はパンチ、3はヒーターブロック、Fはリ
ードフレーム、lはインナーリード、Tはテープ、T1は
テープ片。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】平面略方形の内穴を有するダイと、その内
    穴と平面略同形状に形成され、該内穴内に進退可能に設
    けたパンチとを備え、上記略方形の内穴の内方に向かっ
    て互いに直交する4方向からテープをダイ上に順次送り
    込み、それ等のテープをパンチによって同時に切断して
    リードフレーム上に貼着するようにしたリードフレーム
    へのテープ貼着装置において、 上記ダイの内穴の4つの各側面にテープと略等しい幅の
    平面略台形形状の突出部を形成すると共に、上記内穴の
    4つの各側面に対応するパンチの4つの各側面に上記突
    出部と略同形状の凹部を形成したことを特徴とするリー
    ドフレームへのテープ貼着装置。
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KR100479916B1 (ko) * 1997-09-29 2005-06-16 삼성테크윈 주식회사 리드프레임테이핑장치
KR100575585B1 (ko) * 1998-12-19 2006-10-04 삼성전자주식회사 반도체집적회로소자분리장치
WO2017006785A1 (ja) * 2015-07-03 2017-01-12 東洋紡株式会社 吸着処理装置

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