JP2963244B2 - 電子部品用リードフレームの構造 - Google Patents

電子部品用リードフレームの構造

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寛 今井
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/0001Technical content checked by a classifier
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  • Structures Or Materials For Encapsulating Or Coating Semiconductor Devices Or Solid State Devices (AREA)
  • Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トランジスター又はI
C等の電子部品のうち、半導体チップの部分を合成樹脂
製モールド体でパッケージした電子部品の製造に際して
使用するリードフレームの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体チップの部分を合成樹脂製
モールド体にてパッケージした電子部品の製造に際して
使用するリードフレームの構造は、例えば、特開昭58
−43552号公報等に記載され、且つ、図6〜図8に
示すように、リードフレーム1に、半導体チップを搭載
するアイランド部2を一体的に造形すると共に、このア
イランド部2に向かって延びる複数本のリード端子3を
一体的に造形し、この各リード端子3の相互間にダムバ
ー4を一体的に造形することにより、前記モールド体5
の成形に際して、溶融状態の合成樹脂を、前記各ダムバ
ー4にて堰き止めるように構成する一方、前記各ダムバ
ー4を、前記モールド体5の成形後において、図7及び
図8に二点鎖線で示すように、リードフレーム1の下面
側に配設した受け刃(図示せず)に向かって上下動する
ポンチ6によって打ち抜き切除するように構成してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来のものは、前
記各ダムバー4を、前記モールド体5の成形後において
ポンチ6にて打ち抜き切除するもので、前記各ダムバー
4を前記モールド体5の側面に近接して、この各ダムバ
ー4によってモールド体5の側面を規定するように構成
すると、この各ダムバー4を、ポンチ6によって打ち抜
き切除することができず(ポンチ6がモールド体5に対
して接当するため)、従って、前記各ダムバー4は、前
記モールド体5の側面から適宜寸法(S)だけ離れた部
位に設けるように構成しなければならないから、前記モ
ールド体5の成形に際しては、このモールド体5の側面
と前記各ダムバー4との間の隙間にも溶融合成樹脂が進
入することにより、前記各リード端子3の間の部位に合
成樹脂のバリ5aが必然的に発生することになる。
【0004】また、前記各リード端子3を、モールド体
5を成形するための上下一対の金型のうち一方又は両方
に設けた溝部に嵌めるように構成した場合にも、前記各
リード端子3がモールド体5から突出する部分に合成樹
脂のバリが発生することになる。
【0005】従って、従来のものでは、.前記モール
ド体5の成形後において、各リード端子3の部分に発生
する合成樹脂のバリを除去するようにしなければなら
ず、このバリの除去に多大の手数を必要とするから、コ
ストが大幅にアップする。.前記各ダムバー4を、ポ
ンチ6等によって打ち抜き切除するに際して、このポン
チ6が、前記合成樹脂のバリに接触することになり、換
言すると、前記合成樹脂のバリの一部を、前記ポンチ6
にて同時に切断することになって、当該ポンチ6の磨耗
が増大するから、ポンチの耐久性が大幅に低下する。と
言う問題があった。
【0006】本発明は、前記合成樹脂製モールド体の成
形に際して、各リード端子の部分及びモールド体の側面
の部分に、ポンチ等の工具の耐久性を損なうことなく、
合成樹脂のバリが発生することがないようにしたリード
フレームを提供することを技術的課題とするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を達成す
るため本発明は、「合成樹脂製モールド体にてパッケー
ジされる半導体チップに対する複数本のリード端子を一
体的に造形して成るリードフレームにおいて、このリー
ドフレームのうち前記各リード端子の間の部位に支持バ
ーを一体的に造形する一方、前記各リード端子を、その
横方向に延びる細幅片を介して前記支持バーに一体的に
連接して、この各リード端子を、前記合成樹脂製モール
ド体を成形する前に前記半導体チップ向かって裏返し
状に反転するように構成し、更に、前記各支持バーに
は、前記各リード端子を裏返し状に反転したとき当該リ
ード端子の左右両側面に対して密接・接当する堰き止め
部を一体的に造形し、前記合成樹脂製モールド体を成形
する際に、この堰き止め部にて、前記合成樹脂製モール
ド体の側面を規定するように構成した。」ものである。
【0008】
【作 用】このように、リードフレームに細幅片を介
して一体的に連接した各リード端子を、合成樹脂製モー
ルド体を成形する前に、半導体チップに向かって裏返し
状に反転するように構成する一方、リードフレームに、
裏返し状に反転した各リード端子の両側面に対して密接
・接当する堰き止め部を一体的に造形し、前記合成樹脂
製モールド体を成形する際に、この堰き止め部にて、前
記合成樹脂製モールド 体の側面を規定することにより、
一対の金型にて合成樹脂製モールド体を成形するに際し
て、各リード端子を、その両側における堰き止め部と一
緒に両金型にて挟み付けるだけで、溶融合成樹脂を、前
記各リード端子の左右両側面に対して密接・接当する堰
き止め部によって、確実に堰き止めることができるか
ら、各リード端子がモールド体から突出する部分、及び
前記モールド体のうち各リード端子が突出する側面に、
前記従来のように、合成樹脂のバリが発生することを確
実に防止できる。
【0009】そして、前記各堰き止め部は、各リード端
子に一体的に連接するものではなく、単に、各リード端
子の側面に対して密接・接当するのみであるから、この
堰き止め部を備えた支持バーのうち各リード端子への細
幅片の部分を、ポンチ等により打ち抜くことによって、
各堰き止め部の各々を、前記ポンチ等を工具をモールド
体に接当することなく、各リード端子及びモールド体か
ら切除することができるのである。
【0010】
【発明の効果】従って、本発明によると、モールド体の
成形に際して、合成樹脂のバリが発生することを、前記
堰き止め部によって確実に防止できるものでありなが
ら、この堰き止め部の各々を、切除することが、その切
除を行うためのポンチ等の工具を合成樹脂製モールド体
に対して接触することなく、換言すると、前記ポンチ等
の工具が合成樹脂製モールド体に対して接触することに
よって、当該モールド体を損傷したり、或いは、ポンチ
等の工具の耐久性を低下したりすることなく、容易にで
きるのである。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面について説明す
る。
【0012】図1はリードフレームの平面図を示し、こ
の図において符号10は、適宜幅の長尺帯状のリードフ
レームであって、該リードフレーム10における左右一
対の両サイドフレーム11,12は、リードフレーム1
0の長手方向に沿って適宜ピッチの間隔で配設したセク
ションバー13にて互いに一体的に連結されており、前
記両サイドフレーム11,12の間の部位で、且つ、前
記各セクションバー13の間の部分には、半導体チップ
14を搭載するためのアイランド部15が一体的に造形
されている。
【0013】更に、前記リードフレーム10には、前記
各セクションバー13の間の部位で、且つ、前記アイラ
ンド部15の左右両側の部位に、複数本のリード端子1
6を、当該各リード端子16がリードフレーム10の長
手方向と略直角の方向に延びるようにして一体的に造形
するにおいて、前記両サイドフレーム11,12には、
前記各リード端子16の間の各々に、支持バー17を、
当該支持バー17が前記アイランド部15に向かって延
びるように一体的に造形する一方、前記各リード端子1
6を、前記支持バー及び前記セクションバー13に対し
てのみリードフレーム10の長手方向に延びる細幅片1
8を介して一体的に連接するように構成することによ
り、前記各リード端子16を、その細幅片18を捩じり
ながら前記アイランド部15に向かって裏返し状に反転
できるように構成する。
【0014】一方、前記各セクションバー13及び前記
各支持バー17には、合成樹脂製モールド体19におけ
る左右両側面19aを規定する堰き止め部20を一体的
に造形して、この堰き止め部20の先端面20aを、前
記各リード端子16を裏返し状に反転したとき当該リー
ド端子16における左右両側面16a,16bに対して
密接・接当するように構成するのである。
【0015】そして、前記リードフレーム10を、その
長手方向に移送する途中において、アイランド部15に
半導体チップ14を供給したのちダイボンディングし、
次いで、各リード端子16を、図2に矢印で示すよう
に、その細幅片18を捩じりながら前記アイランド部1
5に向かって裏返し状に反転する。
【0016】すると、この各リード端子16は、各堰き
止め部20の間の部分に嵌まり込んで、当該各リード端
子16の左右両側面に16a,16bに対して、前記各
堰き止め部20の先端面20aが密接・接当する。
【0017】この場合、他の実施例においては、各リー
ド端子19を裏返し状に反転したのち、半導体チップ1
4をダイボンディングするようにしても良い。
【0018】次いで、前記各リード端子16と前記半導
体チップ14との間を、細い金属線21にてワイヤーボ
ンディングにしたのち、前記リードフレーム10を上下
一対の金型(図示せず)にて挟み付け、この状態で、合
成樹脂製モールド体19を成形するのである。
【0019】この合成樹脂製モールド体19の成形に際
して、前記各堰き止め部20が、合成樹脂製モールド体
19における左右両側面19aを規定することに加え
て、前記各堰き止め部20の先端面20aが各リード端
子16の左右両側面16a,16bに対して密接・接当
していることにより、前記モールド体19における左右
両側面19aに合成樹脂のバリが発生することを確実に
防止できるのである。
【0020】このようにして、合成樹脂製モールド体1
9の成形が終わると、前記各支持バー17及び各セクシ
ョンバー13のうち各リード端子16への細幅片18の
部分を、図4に二点鎖線で示すように、ポンチ22等に
て打ち抜くことにより、前記各堰き止め部20の各々
を、合成樹脂製モールド体19及び各リード端子16よ
り、前記ポンチ22を前記合成樹脂製モールド体19に
対して接当することなく、切除することができるのであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるリードフレームの平面
図である。
【図2】各リード端子を裏返し状に反転している状態を
示す斜視図である。
【図3】各リード端子を裏返し状に反転した後の状態を
示す平面図である。
【図4】図3の要部を示す拡大斜視図である。
【図5】図4のV−V視断面図である。
【図6】従来におけるリードフレームの平面図である。
【図7】図6のVII −VII 視拡大断面図である。
【図8】図6の要部を示す拡大斜視図である。
【符号の説明】
10 リードフレーム 11,12 サイドフレーム 13 セクションバー 14 半導体チップ 15 アイランド部 16 リード端子 17 支持バー 18 細幅片 19 合成樹脂製モールド体 20 堰き止め部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】合成樹脂製モールド体にてパッケージされ
    る半導体チップに対する複数本のリード端子を一体的に
    造形して成るリードフレームにおいて、 このリードフレームのうち前記各リード端子の間の部位
    に支持バーを一体的に造形する一方、前記各リード端子
    を、その横方向に延びる細幅片を介して前記支持バーに
    一体的に連接して、この各リード端子を、前記合成樹脂
    製モールド体を成形する前に前記半導体チップ向かっ
    て裏返し状に反転するように構成し、更に、前記各支持
    バーには、前記各リード端子を裏返し状に反転したとき
    当該リード端子の左右両側面に対して密接・接当する堰
    き止め部を一体的に造形し、前記合成樹脂製モールド体
    を成形する際に、この堰き止め部にて、前記合成樹脂製
    モールド体の側面を規定するように構成したことを特徴
    とする電子部品用リードフレームの構造。
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WO2001092899A1 (fr) 2000-05-29 2001-12-06 Advantest Corporation Numeriseur d'echantillonnage, procede de numerisation d'echantillonnage, et dispositif de test pour circuit integre semi-conducteur avec un numeriseur d'echantillonnage.
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